JP2014091134A - レーザ加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト上昇を抑制しながらも、薄いワークに対しても適切にスクライブや割断などの加工を施す。
【解決手段】レーザ加工装置は、ワークWを支持するワーク支持部と、ワーク支持部に支持されたワークの表面に向けてレーザ光を照射するレーザ照射部と、レーザ照射部とワークとを相対移動させる搬送部と、レーザ照射部に対するワークの移動方向前方側に設けられ、レーザ光が照射されたワークの表面に冷却媒体を噴射する噴射部と、噴射部から噴射された冷却媒体によって冷却されるワークの冷却領域Bであるワークの表面の反対側に位置する、ワークの裏面Sbに回転接触する第1ローラ6と、ワークの冷却領域を挟んで少なくとも一対設けられ、ワークの表面に回転接触するとともに、第1ローラとの間でワークを挟持する第2ローラ7と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワークにスクライブや割断などの加工を施すレーザ加工装置に関する。
従来、ガラス板などのワークを分割する前処理などにおいて、レーザ照射によって表面に溝(スクライブライン)を形成するスクライブ加工が用いられることがある。スクライブ加工では、ワークの厚さ方向の内側にレーザ光を集光させて加熱し、レーザの照射面をミストなどで冷却する。これにより、加熱部位では膨張によって圧縮応力が作用するとともに、レーザの照射面では収縮によって引張応力が作用することから、照射面においてぜい性破壊が生じる。そして、ワーク表面におけるレーザ光の照射部位が、ワークに対し相対移動すると共に、当該レーザ光の照射部位が順次冷却されることでスクライブラインが形成される。また、ワークが薄い場合、ワークが割断される。
しかし、ワークの厚みが薄すぎると、レーザの照射面を冷却する前に、当該照射面と逆側の面まで熱が伝わってしまう。そのため、ワークの冷却時に、照射面と、その逆側の面との温度差によってワーク全体に反りが生じてしまう。ワーク全体に反りが生じると、照射面に生じる引張応力が緩和するため、ぜい性破壊が生じずに、スクライブラインが形成されない場合がある。そこで、例えば、特許文献1に記載の加工装置のように、基台上にビーム加工ラインに沿って延伸する複数の桟(突起)を形成し、ワークにおけるレーザ照射の近傍の部位を真空ポンプ等で基台側に吸引して、熱変形によるワークの反りの抑制を図ることが考えられる。
特許第3388129号
しかしながら、ワークにレーザを照射した直後に、レーザの照射面にミストを噴射するレーザ加工装置においては、噴射されたミストが飛散する。そのため、特許文献1に記載の加工装置のように、レーザを照射する部位におけるワークの熱変形を確実に抑制すべく、ワークを吸引する吸引孔を多数設けると、飛散したミストが吸引孔から吸引されてしまう。したがって、レーザ加工装置にさまざまな防水対策を施さなければならず、装置が大掛かりになってコストが上昇してしまうという課題がある。
本発明の目的は、コスト上昇を抑制しながらも、薄いワークに対しても適切にスクライブや割断などの加工を施すことが可能なレーザ加工装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のレーザ加工装置は、ワークを支持するワーク支持部と、前記ワーク支持部に支持された前記ワークの表面に向けてレーザ光を照射するレーザ照射部と、前記レーザ照射部と前記ワークとを相対移動させる搬送部と、前記レーザ照射部に対する前記ワークの移動方向前方側に設けられ、前記レーザ光が照射された前記ワークの表面に冷却媒体を噴射する噴射部と、前記噴射部から噴射された冷却媒体によって冷却される前記ワークの冷却領域である前記ワークの表面の反対側に位置する、ワークの裏面に回転接触する第1ローラと、前記ワークにおける冷却領域を挟んで少なくとも一対設けられ、前記ワークの表面に回転接触するとともに、前記第1ローラとの間で前記ワークを挟持する第2ローラと、を備えたことを特徴とする。
前記第1ローラは、外周面の一部を、前記ワーク支持部によって支持される前記ワークの裏面よりも前記噴射部側に突出させており、前記第1ローラと回転接触するワークの冷却領域を、当該ワークの他の部位よりも前記噴射部側に膨らませてもよい。
前記ワーク支持部は、前記ワークの裏面に面接触して当該ワークを支持するとともに、当該ワークによって閉塞される貫通孔が形成された基台を備え、前記第1ローラは、前記基台の貫通孔内に配置されていてもよい。
前記第1ローラは、前記基台に対して着脱自在に設けられていてもよい。
前記第1ローラは、前記貫通孔の貫通方向に移動可能に設けられていてもよい。
前記レーザ照射部、前記噴射部、前記第1ローラおよび前記第2ローラの相対位置は固定されており、前記搬送部は、前記レーザ照射部、前記噴射部、前記第1ローラおよび前記第2ローラを、前記ワークに対して一体的に移動させるか、もしくは、前記ワークを、前記レーザ照射部、前記噴射部、前記第1ローラおよび前記第2ローラに対して移動させてもよい。
本発明によれば、コスト上昇を抑制しながらも、薄いワークに対しても適切にスクライブや割断などの加工を施すことができる。
レーザ加工装置の概略斜視図である。 レーザ加工装置の図1におけるII矢視の概略側面図である 図2のIII‐III線断面図である。 一般的なレーザ加工装置によるスクライブ加工を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、レーザ加工装置1の概略斜視図である。図1に示すように、レーザ加工装置1は、ワークWを支持するワーク支持部2を備える。ここで、ワークWは、例えば、ぜい性材料であるガラス板(基板)やシリコン基板などで構成される。
ワーク支持部2を構成する基台2aは、ワークWの裏面に面接触してワークWを支持するとともに、ワークWによって一部が閉塞される(覆われる)貫通孔2bが形成されている。貫通孔2bは、基台2aにおけるワークWの搬送方向(図1中、白抜き矢印で示す)に延在する。ワークWは、ワーク支持部2を構成する不図示のチャック機構によって基台2aに固定される。
基台2aの鉛直上方には、ワーク支持部2に支持されたワークWの表面に向けてレーザ光を照射するレーザ照射部3が配される。レーザ照射部3は、発振器3aと、ヘッド3bとを含んで構成される。発振器3aは、励起源によってレーザ媒質の電子を励起状態に遷移させ、再び基底状態に戻る際の放出光を共振器によって共振、増幅させる。ヘッド3bは、発振器3aからのレーザ光を照射領域Aに向けて照射する。レーザ光の照射領域Aは、ワークWのうち、貫通孔2bに対向する部位のワークWの表面Saである。
搬送部4は、レーザ照射部3とワークWとを相対移動させる。ここでは、レーザ照射部3は、位置が固定であることとし、搬送部4によって基台2aと共にワークWが移動する。
具体的に、搬送部4は、土台4aを含んで構成される。土台4aにはレール4bが配され、レール4bの間に基台2aが設置される。そして、土台4aに設けられた孔4cに固定されたモータ4dが、レール4bの移動方向に延在するボールねじ4eを回転させる。
ボールねじ4eには、基台2aの鉛直下側の面に固定された不図示のナットが螺合しており、ボールねじ4eの回転に応じてナットと基台2aがボールねじ4eの延在方向に移動する。
噴射部5は、例えば、ミスト噴射装置で構成され、レーザ照射部3よりもワークWの移動方向前方側に設けられ、レーザ光が照射されたワークWの表面Saに冷却媒体を噴射する。冷却媒体としては、例えば、水を霧(ミスト)状にして用いる。
図2は、レーザ加工装置1の図1におけるII矢視の概略側面図である。図2に示すように、噴射部5がミストを噴霧する対象は、ワークWのうち、レーザ光の照射領域Aよりも、ワークWの移動方向(図2中、白抜き矢印で示す)の前方側の部位(冷却領域B)である。なお、ここでは、レーザ照射部3の位置が固定され、ワークWが移動する場合について説明したが、これとは逆に、ワークWが固定され、レーザ照射部3が移動する構成としてもよい。この場合には、噴射部5もレーザ照射部3と一体となって移動することが望ましい。いずれにしても、レーザ照射部3とワークWとが相対移動する関係にあり、噴射部5が、レーザ照射部3に対するワークWの移動方向前方側に設けられていればよい。
また、図1に示すように、噴射部5から噴射された冷却媒体によって冷却されるワークWの冷却領域BであるワークWの表面Saの反対側に位置する、ワークWの裏面Sbに回転接触する第1ローラ6が設けられている。
図3は、図2のIII‐III線断面図である。図3に示すように、第1ローラ6の左右方向両側には、それぞれ支持部6aが配される。支持部6aは、土台4a(図1参照)に固定されており、支持部6aの双方の先端側には、シャフト6bが連結される。
第1ローラ6の不図示の軸孔には、シャフト6bが挿通されており、第1ローラ6は、シャフト6bによって回転自在に軸支される。
第2ローラ7は、ワークWにおける冷却領域Bを挟んで少なくとも一対設けられ、ワークWの表面Saに回転接触するとともに、第1ローラ6との間でワークWを挟持する。
第2ローラ7には、軸孔にシャフト7aが挿通される。シャフト7aは、不図示の固定部に固定されており、第2ローラ7は、シャフト7aに対して回転自在に軸支される。
そして、図3に示すように、第1ローラ6は、回転軸方向の中心が最も径が大きく、側面が最も径が小さい。すなわち、第1ローラ6の回転軸に垂直な向きに見たとき、第1ローラ6は、径方向外方の外周面6cが弧状となる。
同様に、第2ローラ7は、回転軸方向の中心が最も径が大きく、側面が最も径が小さい。すなわち、第2ローラ7の回転軸に垂直な向きに見たとき、第2ローラ7は、径方向外方の外周面7bが弧状となる。
ワークWは、第1ローラ6の外周面6cと第2ローラ7の外周面7bによって押圧されている。そして、第1ローラ6は、外周面6cの一部を、ワーク支持部2によって支持されるワークWの裏面Sbよりも噴射部5側に突出させており、第1ローラ6と回転接触するワークWの冷却領域Bを、ワークWの他の部位よりも噴射部5側に膨らませる。
そして、図1に示す、レーザ照射部3、噴射部5、第1ローラ6および第2ローラ7の相対位置は固定されており、搬送部4は、ワークWを、レーザ照射部3、噴射部5、第1ローラ6および第2ローラ7に対して移動させる。
このとき、第2ローラ7は、ワークWに対して回転接触し、かつ、その接触部分である外周面7bが弧状であるため、接触面積が小さく、ワークWとの摩擦が小さく、ワークWに傷を与えにくい。また、第1ローラ6は、ワークWに対する接触部分である外周面6cが弧状であるため、ワークWに与える応力を抑えつつ、ワークWを、噴射部5側に膨らませることが可能となる。
図4は、一般的なレーザ加工装置によるスクライブ加工を説明するための説明図である。ワークWの板厚が厚い場合、図4(a)に示すように、レーザ照射部によるレーザ光の照射が行われると、ワークWの表面Sa側が加熱される(加熱域H)。そして、噴射部によってワークWの表面Saに冷却媒体が噴射されると、図4(b)に示すように、加熱域HのワークWの表面Sa側が冷却される(冷却域C)。
このとき、図4(b)に示すように、加熱域Hが膨張、冷却域Cが収縮しようとする(図4(b)中、白抜き矢印で示す)が、ワークWの裏面Sb側の常温域Oによって変形が抑制される。その結果、図4(c)に示すように、加熱域Hに圧縮応力が生じ、冷却域Cに引張応力が生じ(図4(c)中、白抜き矢印で示す)、せん断破壊によってワークWの表面Saにクラックが発生(進展)する。
そして、搬送部によって、加熱域Hおよび冷却域Cを、ワークWの搬送方向に移動させることで、クラックを連続的に生じさせて、スクライブ加工が行われる。
しかし、ワークWの板厚が薄い場合、図4(d)に示すように、レーザ照射部によるレーザ光の照射が行われると、ワークWの板厚方向の全体が加熱域Hとなってしまう。そのため、噴射部によってワークWの表面Saに冷却媒体が噴射されると、図4(e)に示すように、ワークWの表面Sa側が冷却域Cとなって収縮し、ワークWの裏面Sb側が加熱域Hとなって膨張する。
すると、図4(f)に示すように、ワークWが反ってしまうため、ワークWの表面Sa側の引張応力、ワークWの裏面Sb側の圧縮応力がそれぞれ緩和され、ワークWの破壊強度を超える応力がたたず、クラックが発生しない。
本実施形態では、図3に示すように、図4(f)に示す反りと逆向きに反るように、第1ローラ6および第2ローラ7がワークWを押圧している。そのため、ワークWの板厚が薄くとも、図4(f)に示すような反りが生じず、ワークWの表面Sa側の引張応力、および、ワークWの裏面Sb側の圧縮応力が緩和されず、確実にクラックを発生させることが可能となる。
また、第1ローラ6は、冷却媒体が噴射されるワークWの表面Saの裏面Sbにのみ回転接触しており、レーザ光が照射されているときの照射領域Aの裏面Sbに接触することはなく、レーザ光の熱による劣化が生じにくい。そのため、耐熱性を考慮する必要がなく、例えば、硬度の低い樹脂などを用いて第1ローラ6を形成することが可能となる。
また、ワークWにおいて反りが生じ得る冷却領域Bを、第1ローラ6と第2ローラ7とで挟持するといった簡易な構成でワークWの反りを防止するので、ワークWの反りを防止するための機構に特段の防水対策を施す必要もない。つまり、薄いワークWに対しても適切にスクライブ加工を施すことが可能なレーザ加工装置1を低コストで提供することができる。
また、第1ローラ6は、基台2aに対して着脱自在に設けられている。そのため、例えば、ワークWの板厚が十分に厚く反りが生じない場合、第1ローラ6を外すことのみで、簡易にワークWを平らにした状態でスクライブ加工を施すことができる。
また、ワークWの板厚に応じた曲率の第1ローラ6を選択して設置することで、第1ローラ6の着脱といった簡易な処理で、異なった種類のワークWにも適切に対応することが可能となる。
また、支持部6aは、貫通孔2bの貫通方向に高さ調整が可能に構成されており、これによって、貫通孔2bから突出する第1ローラ6の突出量を調整することが可能となっている。そして、第1ローラ6は、ワークWの板厚が十分に厚く反りが生じない場合、第1ローラ6がワークWに非接触となるように、貫通孔2b内に完全に収容させ、ワークWの板厚が薄く反りが生じる場合、上述のように、ワークWに接触する位置に第1ローラ6を移動させる。
ここで、第1ローラ6の移動は、例えば、モータなどによる電動式であってもよいし、手動式で貫通方向の位置を可変するものであってもよい。かかる構成により、ワークWの板厚に応じ、第1ローラ6を移動させるのみで、異なった種類のワークWに対して、確実に、かつ、最適にスクライブ加工を施すことが可能となる。
また、上記実施形態では、第1ローラ6の外周面6cが、貫通孔2bよりもワークW側(噴射部5側)に突出することとしたが、外周面6cと貫通孔2bの開口面とが、面一となるように設定してもよい。この場合であっても、第1ローラ6と第2ローラ7との間にワークWが挟持されるので、ワークWの反りを防ぐことができる。なお、上記実施形態では、第1ローラ6の高さ調整が可能であり、しかも、第1ローラ6の着脱が自在である場合について説明したが、例えば、ワークWの厚さが常に一定である等、レーザ加工装置1の汎用性を考慮する必要がない場合には、第1ローラ6が所定の位置に固定されていてもよい。
また、上述した実施形態では、搬送部4が、ワークWを、レーザ照射部3、噴射部5、第1ローラ6および第2ローラ7に対して移動させる場合について説明したが、搬送部4は、レーザ照射部3、噴射部5、第1ローラ6および第2ローラ7を、ワークWに対して一体的に移動させてもよい。
また、上述した実施形態では、レーザ加工装置1が、ワークWにスクライブ加工を施す場合について説明したが、ワークWが薄い場合など、上記のスクライブ加工と同様の処理によって、ワークWが割断(フルカット)される場合もある。すなわち、レーザ加工装置1は、ワークWに対し、ワークWを割断する割断加工を施してもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ワークにスクライブや割断などの加工を施すレーザ加工装置に利用することができる。
1 …レーザ加工装置
2 …ワーク支持部
2a …基台
2b …貫通孔
3 …レーザ照射部
4 …搬送部
5 …噴射部
6 …第1ローラ
6c …外周面
7 …第2ローラ
7b …外周面
A …照射領域
B …冷却領域
Sa …表面
Sb …裏面
W …ワーク

Claims (6)

  1. ワークを支持するワーク支持部と、
    前記ワーク支持部に支持された前記ワークの表面に向けてレーザ光を照射するレーザ照射部と、
    前記レーザ照射部と前記ワークとを相対移動させる搬送部と、
    前記レーザ照射部に対する前記ワークの移動方向前方側に設けられ、前記レーザ光が照射された前記ワークの表面に冷却媒体を噴射する噴射部と、
    前記噴射部から噴射された冷却媒体によって冷却される前記ワークの冷却領域である前記ワークの表面の反対側に位置する、ワークの裏面に回転接触する第1ローラと、
    前記ワークの冷却領域を挟んで少なくとも一対設けられ、前記ワークの表面に回転接触するとともに、前記第1ローラとの間で前記ワークを挟持する第2ローラと、を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記第1ローラは、
    外周面の一部を、前記ワーク支持部によって支持される前記ワークの裏面よりも前記噴射部側に突出させており、前記第1ローラと回転接触するワークの冷却領域を、当該ワークの他の部位よりも前記噴射部側に膨らませることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記ワーク支持部は、
    前記ワークの裏面に面接触して当該ワークを支持するとともに、当該ワークによって閉塞される貫通孔が形成された基台を備え、
    前記第1ローラは、
    前記基台の貫通孔内に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記第1ローラは、前記基台に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記第1ローラは、前記貫通孔の貫通方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載のレーザ加工装置。
  6. 前記レーザ照射部、前記噴射部、前記第1ローラおよび前記第2ローラの相対位置は固定されており、
    前記搬送部は、
    前記レーザ照射部、前記噴射部、前記第1ローラおよび前記第2ローラを、前記ワークに対して一体的に移動させるか、もしくは、前記ワークを、前記レーザ照射部、前記噴射部、前記第1ローラおよび前記第2ローラに対して移動させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
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