JP2014089072A - オートサンプラ及びこれを備えた分析装置、並びに、オートサンプラ用プログラム - Google Patents

オートサンプラ及びこれを備えた分析装置、並びに、オートサンプラ用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】装置の小型化が可能なオートサンプラ及びこれを備えた分析装置、並びに、オートサンプラ用プログラムを提供する。
【解決手段】設置部11を所定方向(左側)又は当該所定方向とは逆方向(右側)に選択的に移動させることにより、設置部11に設置されている未検査のラック3、検査終了後に置き換えられた未検査のラック3及び再検査が必要なラック3を、それぞれ搬送位置13へと順次に移動させて送り出す。これにより、ラック3の移動範囲(設置部11の移動範囲R)を狭くすることができるため、装置の小型化が可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1つ又は複数の試料容器が保持されたラックを搬送位置から自動で送り出すためのオートサンプラ及びこれを備えた分析装置、並びに、オートサンプラ用プログラムに関するものである。
例えば血清などの試料を分析する場合に、試料が収容された複数の試料容器を自動で順次に搬送することにより、高速で分析を行うことができるような分析装置が知られている。この種の分析装置には、例えば複数の試料容器をラックにより保持した状態で搬送することができるようなオートサンプラが備えられている(例えば、下記特許文献1参照)。
特許文献1に開示されているような従来のオートサンプラでは、例えば複数のラックがトレイにより保持された状態で、トレイごとオートサンプラにセットされるようになっている。オートサンプラには、例えばベルトコンベアが設けられており、ベルトコンベア上に複数のトレイが設置され、一方向に移動されるようになっている。
このようにして、トレイ上のラックを所定の搬送位置へと順次に移動させることにより、当該搬送位置からラックを1つずつ送り出すことができるようになっている。搬送位置から送り出されたラックは、当該ラックに保持されている試料容器から試料が抽出された後、トレイ上の元の位置へと送り返される。
トレイ上の元の位置へと送り返されたラックは、その後のベルトコンベアの駆動に伴い下流側へと移動する。その間に、当該ラックに保持されている試料容器から抽出された試料に対する検査が行われ、再検査の必要がなければ、そのままベルトコンベアの下流側にてトレイごと回収される。一方、トレイ上のいずれかのラックに対する再検査が必要な場合には、ベルトコンベアを逆転させることにより、トレイを後退させ、該当するラックを搬送位置から再度送り出すことができるようになっている(段落[0040]など)。
特許第3625332号公報
上記のような従来のオートサンプラのベルトコンベア上には、通常、いずれかのラックが搬送位置にあるトレイ(ラックの出入りがあるトレイ)に対して上流側に、未検査のラックが複数保持されたトレイが設置される。そのため、ラックの出入りがあるトレイに対してベルトコンベアの上流側に、別のトレイを設置できるだけのスペースが必要である。
また、ラックの出入りがあるトレイについては、トレイに保持されている最上流側のラックが試料抽出後にトレイ上へと送り返されるまで、当該トレイをベルトコンベアから退避させることができない。そのため、搬送位置に対してベルトコンベアの下流側にも、ある程度のスペースが必要である。
このように、従来のオートサンプラにおいては、搬送位置に対してベルトコンベアの上流側及び下流側に、ある程度のスペースが必要であるため、装置の小型化が難しいという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、装置の小型化が可能なオートサンプラ及びこれを備えた分析装置、並びに、オートサンプラ用プログラムを提供することを目的とする。また、本発明は、検査効率を向上することができるオートサンプラ及びこれを備えた分析装置、並びに、オートサンプラ用プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るオートサンプラは、1つ又は複数の試料容器が保持されたラックを搬送位置から自動で送り出すためのオートサンプラであって、ラックを複数設置することができる設置部と、前記設置部を移動させることにより、前記設置部に設置されている複数のラックを前記搬送位置へと順次に移動させるための設置部移動手段と、前記搬送位置にあるラックを送り出し、当該ラックに保持されている試料容器から試料が抽出された後、当該ラックを前記設置部へと送り返すためのラック移動手段とを備え、前記設置部移動手段は、前記設置部にラックが送り返された場合に、前記設置部を所定方向に移動させることにより、未検査のラックを前記搬送位置へと順次に移動させ、検査終了後のいずれかのラックが未検査のラックに置き換えられた場合、及び、いずれかのラックに対する再検査が必要な場合には、前記設置部を前記所定方向とは逆方向に移動させることにより、当該ラックを前記搬送位置へと移動させることができることを特徴とする。
このような構成によれば、設置部を所定方向又は当該所定方向とは逆方向に選択的に移動させることにより、設置部に設置されている未検査のラック、検査終了後に置き換えられた未検査のラック及び再検査が必要なラックを、それぞれ搬送位置へと順次に移動させて送り出すことができる。したがって、検査が終了したラックから順次に未検査のラックに置き換えることにより、設置部に設置可能なラックの数以上のラックに対して、連続して検査を行うことができる。
これにより、複数のラックを保持するトレイをベルトコンベア上に複数設置して検査を行うような構成と比較して、ラックの移動範囲(設置部の移動範囲)を狭くすることができるため、装置の小型化が可能である。また、ラックの移動範囲を狭くすることができるため、再検査が必要なラックを搬送位置へと再度移動させる場合であっても、ラックの移動時間を短縮することができ、検査効率を向上することができる。
前記オートサンプラは、前記設置部に設置されている複数のラックに対応付けて、各ラックに対する検査が実行中であるか否かを報知するための報知手段をさらに備えていてもよい。
このような構成によれば、報知手段による報知に基づいて、各ラックに対する検査が実行中であるか否かを確認し、検査が実行中でないラックについては、別のラックに置き換えることができる。これにより、設置部に対してラックを置き換える作業を行いやすくすることができるため、検査効率を向上することができる。
前記報知手段は、ラックが前記搬送位置から送り出される前の未検査状態、前記設置部に送り返されたラックに対する検査が実行中である検査中状態、及び、前記設置部に送り返されたラックに対する検査が終了した検査終了状態を報知することができることが好ましい。
このような構成によれば、報知手段による報知に基づいて、未検査状態、検査中状態及び検査終了状態を確認し、検査中状態でないラックについては、別のラックに置き換えることができる。例えば、検査終了状態のラックについては、順次に未検査のラックに置き換えることにより、連続して検査を行うことができる。また、未検査状態のラックについても、必要に応じて別のラックに置き換えることができる。このように、ラックの状態を分かりやすく報知することにより、検査効率を効果的に向上することができる。
前記設置部には、優先的に検査を行うべきラックを設置するための優先設置部が含まれていてもよい。この場合、前記設置部移動手段は、前記優先設置部にラックが設置されている場合には、当該優先設置部に設置されているラックを優先的に前記搬送位置へと移動させてもよい。
このような構成によれば、優先設置部に設置されたラックを優先的に搬送位置へと移動させ、搬送位置から送り出すことにより、当該ラックに対する検査を優先的に行うことができる。この場合、優先的に検査したいラックを指定する作業などを行う必要がないため、検査効率を向上することができる。
本発明に係る分析装置は、前記オートサンプラと、前記オートサンプラにより送り出されたラックに保持されている試料容器から試料を抽出する試料抽出手段と、抽出された試料に対する検査を行う検査実行手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係るオートサンプラ用プログラムは、1つ又は複数の試料容器が保持されたラックを複数設置することができる設置部を備えたオートサンプラに用いられるオートサンプラ用プログラムであって、前記設置部を移動させることにより、前記設置部に設置されている複数のラックを前記搬送位置へと順次に移動させるための処理を行う設置部移動処理工程と、前記搬送位置にあるラックを送り出し、当該ラックに保持されている試料容器から試料が抽出された後、当該ラックを前記設置部へと送り返すための処理を行うラック移動処理工程とをコンピュータに実行させ、前記設置部移動処理工程では、前記設置部にラックが送り返された場合に、前記設置部を所定方向に移動させることにより、未検査のラックを前記搬送位置へと順次に移動させ、検査終了後のいずれかのラックが未検査のラックに置き換えられた場合、及び、いずれかのラックに対する再検査が必要な場合には、前記設置部を前記所定方向とは逆方向に移動させることにより、当該ラックを前記搬送位置へと移動させることができることを特徴とする。
前記オートサンプラ用プログラムは、前記設置部に設置されている複数のラックに対応付けて、各ラックに対する検査が実行中であるか否かを報知するための報知工程をコンピュータに実行させるものであってもよい。この場合、前記報知工程では、ラックが前記搬送位置から送り出される前の未検査状態、前記設置部に送り返されたラックに対する検査が実行中である検査中状態、及び、前記設置部に送り返されたラックに対する検査が終了した検査終了状態を報知することができることが好ましい。
本発明によれば、設置部を所定方向又は当該所定方向とは逆方向に選択的に移動させることにより、ラックの移動範囲(設置部の移動範囲)を狭くすることができるため、装置の小型化が可能である。また、本発明によれば、ラックの移動範囲を狭くすることができるため、再検査が必要なラックを搬送位置へと再度移動させる場合であっても、ラックの移動時間を短縮することができ、検査効率を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る分析装置の構成例を示した概略平面図である。 ラック及び設置部の構成例を示した斜視図である。 制御部の構成例を示したブロック図である。 設置部を移動させる際の制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 設置部を移動させる際の制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 各報知ランプの発光態様を制御する際の制御部による処理の一例を示したフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係る分析装置の構成例を示した概略平面図である。この分析装置は、例えば血清などの各種試料を分析するためのものであり、試料が収容された複数の試料容器2を自動で順次に送り出すためのオートサンプラ1が備えられている。
試料容器2は、ラック3により保持された状態でオートサンプラ1にセットされる。この例では、各ラック3に5個の試料容器2を保持することができるようになっているが、このような構成に限られるものではなく、各ラック3には、1つ又は複数の試料容器2を保持することができる。
オートサンプラ1には、ラック3を複数設置することができる設置部11が備えられている。この例では、設置部11に10個のラック3を設置することができるようになっているが、このような構成に限られるものではなく、ラック3を複数設置することができるような構成であればよい。
設置部11は、設置部移動機構12により、例えば設置部11上でラックが並ぶ方向と同じ方向である設置部移動方向D1に沿って、図1における左側及び右側の両方向に移動できるように設けられている。設置部移動機構12は、例えば設置部11を移動可能に支持するレール121の他、モータ及びギアなどを含むような構成であってもよい。
このオートサンプラ1では、特定の搬送位置13から、検査のためにラック3が送り出されるようになっている。ラック3は、例えば設置部移動方向D1に対して直交するラック移動方向D2に沿って送り出される。この例では、設置部11を設置部移動方向D1に沿って移動させることにより、設置部11に設置されている複数のラック3を搬送位置13へと順次に移動させ、当該搬送位置13からラック移動方向D2に沿ってラック3を送り出すことができる。
ラック3は、ラック移動機構4により搬送位置13から送り出される。ラック移動機構4は、例えばモータ及びギアなどを含むような構成であってもよい。各ラック3には、例えばバーコードなどの識別情報記録部(図示せず)が設けられており、搬送位置13からラック3が送り出される際に、読取部5により識別情報記録部から識別情報が読み取られるようになっている。このようにして読み取られた各ラック3の識別情報は、各ラック3に対する検査結果と対応付けて記憶される。
オートサンプラ1から送り出されたラック3は、ラック搬送路6上で一旦停止され、試料抽出機構7により、当該ラック3に保持されている試料容器2から試料が抽出される。試料抽出機構7は、例えば回転機構及び昇降機構を備えており、待機位置から回転して試料容器2の上方へと移動した後、下降して試料容器2内の試料を吸引し、その後に上昇して吐出位置へと回転するようになっている。吐出位置では、試料抽出機構7が下降してから試料を吐出することにより、一定量の試料が吐出され、その後に上昇して試料抽出機構7が洗浄位置へと回転し、洗浄後に待機位置へと回転して戻るようになっている。
ラック3に保持されている全ての試料容器2から試料が抽出された後、ラック3は、ラック移動方向D2に沿って設置部11へと送り返される。このように、ラック3が搬送位置13から送り出され、設置部11へと送り返されるまでの間、設置部11は停止した状態となっており、ラック3が送り返された後に設置部11が設置部移動方向D1に沿って移動され、別のラック3が搬送位置13へと移動されるようになっている。
本実施形態では、試料抽出機構7が待機位置から回転して試料容器2の上方へと移動する吸引前準備期間(例えば2秒程度)に、搬送位置13からラック3を送り出すための動作(読取部5による読取動作を含む。)が行われる。上記吸引前準備期間においては、試料抽出機構7が待機位置から回転する過程で、例えば緩衝液を吸引するような構成であってもよい。また、試料抽出機構7が試料容器2内の試料を吸引した後、試料抽出機構7が吐出位置へと回転し始めてから、吐出位置での試料の吐出後に試料抽出機構7が上昇し終わるまでの吐出期間(例えば2秒程度)に、ラック3を設置部11へと送り返すための動作が行われる。さらに、上記吐出期間の後、試料抽出機構7が回転して洗浄を行う洗浄期間(例えば2.7秒程度)に、設置部11を移動させて別のラック3を搬送位置13へと移動させるための動作が行われる。
このように、試料抽出機構7がラック3に対する動作以外の動作を行っている期間を利用して、ラック3や設置部11を移動させるための動作を行うことにより、スループットが低下するのを防止することができる。
図2は、ラック3及び設置部11の構成例を示した斜視図である。この例では、設置部11上に、各ラック3の設置領域111を区画するための複数の区画板112が一定間隔を隔てて設けられている。これにより、隣接する区画板112の間に形成された各設置領域111に、ラック3をラック移動方向D2に移動可能な状態で設置することができるようになっている。
設置部11には、各設置領域111に対応付けて、報知ランプ113が設けられている。各報知ランプ113は、対応する設置領域111に設置されている各ラック3の状態を報知するためのものであり、各ラック3に対する検査が実行中であるか否かを報知することができるようになっている。この例では、各報知ランプ113の発光態様に応じて、対応する各ラック3が未検査状態、検査中状態及び検査終了状態のいずれであるかを報知することができるようになっている。
ここで、未検査状態は、ラック3が搬送位置13から送り出される前の状態であり、ラック3に保持されている試料容器2内の試料に対して、検査が行われていない状態を意味している。また、検査中状態は、設置部11に送り返されたラック3に対する検査が実行中の状態(再検査が必要な状態も含む。)であり、この状態ではラック3を設置部11から取り外すべきではない。一方、検査終了状態は、設置部11に送り返されたラック3に対する検査が終了した状態であり、この状態ではラック3を設置部11から取り外しても問題がない。
本実施形態では、各報知ランプ113が、未検査状態のときには点灯し、検査中状態のときには点滅し、検査終了状態のときには消灯するようになっている。ただし、このような構成に限らず、各報知ランプ113が別の発光態様で発光することにより、上記の各状態の少なくとも1つを報知するような構成であってもよい。また、各ラック3の状態を報知するための報知部としては、報知ランプ113のような発光するものに限らず、スピーカなどの音により報知を行うものなど、他の各種構成を採用することができる。なお、報知部が備えられていないような構成とすることも可能である。
また、本実施形態では、設置部11に設けられている複数の設置領域111の一部が、優先的に検査を行うべきラック3を設置するための優先設置部114を構成している。優先設置部114は、他の設置領域111と区別できるような態様で設けられていることが好ましい。優先設置部114にラック3が設置されている場合には、当該優先設置部114に設置されているラック3を優先的に搬送位置13へと移動させ、搬送位置13から送り出すことができるように、設置部11が設置部移動方向D1に沿って移動されるようになっている。
各ラック3は、長尺形状に形成されており、その長手方向がラック移動方向D2に沿った状態で設置部11に設置される。各ラック3には、長手方向に沿って複数の収容部31が形成されており、各収容部31に試料容器2を立てた状態で保持することができるようになっている。各ラック3における前側(各ラック3が送り出される側とは反対側)の端部には把持部32が形成されており、当該把持部32を把持して各ラック3を置き換えることができるようになっている。
また、各ラック3における後側(各ラック3が送り出される側)には、上述の識別情報記録部33が設けられている。この例では、識別情報記録部33として、バーコードがラック3に設けられた構成を示しているが、このような構成に限らず、二次元コードやIC(Integrated Circuit)チップなど、識別情報を読み取り可能に記録することができるような他の各種構成を採用することができる。
図3は、制御部10の構成例を示したブロック図である。本実施形態に係る分析装置には、例えばCPU(Central Processing Unit)などにより構成される制御部10が備えられている。制御部10は、プログラムを実行することにより、設置部移動処理部101、ラック移動処理部102、試料抽出処理部103、検査実行処理部104及び報知処理部105などの各種機能部として機能する。ただし、制御部10は、分析装置全体の動作を制御するような構成に限らず、例えばオートサンプラ1の動作を制御する部分が分離して構成されるなど、制御部10の一部が分離して構成されていてもよい。
設置部移動処理部101は、設置部移動機構12の動作を制御して、設置部11を設置部移動方向D1に沿って移動させるための処理を行う。設置部移動処理部101及び設置部移動機構12などは、設置部11を移動させることにより、設置部11に設置されている複数のラック3を搬送位置13へと順次に移動させるための設置部移動手段を構成している。
ラック移動処理部102は、ラック移動機構4の動作を制御して、ラック3をラック移動方向D2に沿って移動させるための処理を行う。ラック移動処理部102及びラック移動機構4などは、搬送位置13にあるラック3を送り出し、当該ラック3に保持されている試料容器2から試料が抽出された後、当該ラック3を設置部11へと送り返すためのラック移動手段を構成している。
試料抽出処理部103は、試料抽出機構7の動作を制御するための処理を行う。試料抽出処理部103及び試料抽出機構7は、オートサンプラ1により送り出されたラック3に保持されている試料容器2から試料を抽出する試料抽出手段を構成している。また、検査実行処理部104は、抽出された試料に対する検査を行う検査実行手段を構成している。検査実行処理部104は、例えば読取部5により各ラック3の識別情報記録部33から読み取られた識別情報に対応付けて、各ラック3に対する検査結果を記憶部(図示せず)に記憶する。
報知処理部105は、検査実行処理部104による検査結果に基づいて各報知ランプ113の発光態様を制御することにより、各報知ランプ113に対応するラック3の状態を報知するための処理を行う。報知処理部105及び各報知ランプ113は、各ラック3に対する検査が実行中であるか否かを報知するための報知手段を構成している。
設置部11の各設置領域111にラック3が設置されているか否かは、各設置領域111に対応付けて設けられたラック検知部115により検知することができる。ラック検知部115は、例えば光センサなどにより構成することができるが、これに限られるものではない。
本実施形態では、設置部移動処理部101の処理によって、設置部11にラック3が送り返された場合に、設置部11を所定方向(図1における左方向)に移動させることにより、未検査のラック3を搬送位置13へと順次に移動させることができるようになっている。また、検査終了後のいずれかのラック3が未検査のラック3に置き換えられた場合、及び、いずれかのラック3に対する再検査が必要な場合には、設置部11を前記所定方向とは逆方向(図1における右方向)に移動させることにより、当該ラック3を搬送位置13へと移動させることができるようになっている。
なお、設置部11にラック3が送り返されたか否かは、例えばラック移動処理部102による処理の終了、又は、ラック検知部115からの検知信号に基づいて判断することができる。検査終了後のいずれかのラック3が未検査のラック3に置き換えられたか否かは、例えばラック検知部115からの検知信号に基づいて判断することができる。いずれかのラック3に対する再検査が必要か否かは、例えば検査実行処理部104による検査結果に基づいて判断することができる。
このように、本実施形態では、設置部11を所定方向又は当該所定方向とは逆方向に選択的に移動させることにより、設置部11に設置されている未検査のラック3、検査終了後に置き換えられた未検査のラック3及び再検査が必要なラック3を、それぞれ搬送位置13へと順次に移動させて送り出すことができる。したがって、検査が終了したラック3から順次に未検査のラック3に置き換えることにより、設置部11に設置可能なラック3の数以上のラック3に対して、連続して検査を行うことができる。
これにより、複数のラック3を保持するトレイをベルトコンベア上に複数設置して検査を行うような構成と比較して、ラック3の移動範囲(図1に示す設置部11の移動範囲R)を狭くすることができるため、装置の小型化が可能である。また、ラック3の移動範囲を狭くすることができるため、再検査が必要なラック3を搬送位置13へと再度移動させる場合であっても、ラック3の移動時間を短縮することができ、検査効率を向上することができる。
また、本実施形態では、設置部移動処理部101の処理によって、設置部11の優先設置部114にラック3が設置されている場合には、当該優先設置部114に設置されているラック3を優先的に搬送位置13へと移動させることができるようになっている。なお、設置部11の優先設置部114にラック3が設置されているか否かは、例えばラック検知部115からの検知信号に基づいて判断することができる。
このように、優先設置部114に設置されたラック3を優先的に搬送位置13へと移動させ、搬送位置13から送り出すことにより、当該ラック3に対する検査を優先的に行うことができる。この場合、優先的に検査したいラック3を指定する作業などを行う必要がないため、検査効率を向上することができる。
また、本実施形態では、報知ランプ113による報知に基づいて、各ラック3に対する検査が実行中であるか否かを確認し、検査が実行中でないラック3については、別のラック3に置き換えることができる。これにより、設置部11に対してラック3を置き換える作業を行いやすくすることができるため、検査効率を向上することができる。
特に、本実施形態では、報知ランプ113による報知に基づいて、未検査状態、検査中状態及び検査終了状態を確認し、検査中状態でないラック3については、別のラック3に置き換えることができる。例えば、検査終了状態のラック3については、順次に未検査のラック3に置き換えることにより、連続して検査を行うことができる。また、未検査状態のラック3についても、必要に応じて別のラック3に置き換えることができる。このように、ラック3の状態を分かりやすく報知することにより、検査効率を効果的に向上することができる。
図4及び図5は、設置部11を移動させる際の制御部10による処理の一例を示したフローチャートである。本実施形態に係る分析装置において分析を行う際には、設置部11に複数のラック3を設置した状態で分析を開始させる。このとき、設置部11が初期位置へと移動されることにより(ステップS101)、設置部11における最下流側(図1における最も左側)のラック3が搬送位置13へと移動される。
その後、搬送位置13にある最下流側のラック3が送り出され(ステップS102:ラック移動処理工程)、当該ラック3に保持されている試料容器2から試料が抽出された後、当該ラック3が設置部11へと送り返された場合には(ステップS103でYes)、次のラック3を搬送位置13から送り出すための処理が行われる。
具体的には、設置部11へと送り返されたラック3が最上流側(図1における最も右側)のラック3でなく(ステップS104でNo)、このラック3に対して設置部11の上流側に未検査のラック3がある状態のときには(ステップS105でYes)、設置部11が下流側へと移動されることにより、次の未検査のラック3が搬送位置13へと移動される(ステップS106:設置部移動処理工程)。
このようにして、設置部11に設置されている複数のラック3が、下流側(図1における左側)から順次に送り出され(ステップS102)、各ラック3に保持されている試料容器2から試料が抽出された後、各ラック3が設置部11へと順次に送り返されることとなる(ステップS103でYes)。設置部11へと送り返された後、検査が終了したラック3については、未検査のラック3に置き換えることが可能である。したがって、ステップS102〜S106が繰り返し行われている過程で、設置部11へと送り返されたラック3よりも下流側(図1における左側)に位置する検査終了後のラック3が、未検査のラック3に置き換えられる場合がある。
そこで、設置部11へと送り返されたラック3が最上流側(図1における最も右側)のラック3である場合(ステップS104でYes)、又は、最上流側のラック3ではないが(ステップS104でNo)、当該ラック3に対して設置部11の上流側に未検査のラック3がない場合(ステップS105でNo)には、当該ラック3の下流側(図1における左側)に未検査のラック3があるか否かに応じて(ステップS107)、異なる処理が行われるようになっている。
設置部11へと送り返されたラック3の下流側に未検査のラック3がある場合には(ステップS107でYes)、最下流側(図1における最も左側)にある未検査のラック3が搬送位置13へと移動するように、設置部11が移動される(ステップS108:設置部移動処理工程)。そして、搬送位置13にある未検査のラック3が送り出され(ステップS102:ラック移動処理工程)、当該ラック3に保持されている試料容器2から試料が抽出された後、当該ラック3が設置部11へと送り返される(ステップS103でYes)。
その後、当該ラック3よりも上流側(図1における右側)に未検査のラック3があれば(ステップS105でYes)、ステップS102〜S106が繰り返されることにより、下流側(図1における左側)から順に未検査のラック3が搬送位置13から送り出されることとなる。
このようにして、未検査のラック3が搬送位置13から順次に送り出され、設置部11へと送り返されたラック3の上流側にも下流側にも未検査のラック3がない状態となった場合(ステップS105でYes、ステップS107でNo)、設置部11に設置されている全てのラック3が検査終了状態であれば(ステップS109でYes)、ラック3を搬送位置13から送り出すための処理は終了する。
図5に示すように、本実施形態では、優先設置部114にラック3がある場合(ステップS201でYes)、又は、再検査が必要なラック3がある場合(ステップS202でYes)に、当該ラック3を優先的に搬送位置13から送り出すための割込み処理が行われるようになっている。優先設置部114にあるラック3は、再検査が必要なラック3よりも優先的に搬送位置13から送り出されるようになっている。
具体的には、該当するラック3が搬送位置13へと移動するように、設置部11が移動され(ステップS203:設置部移動処理工程)、その搬送位置13にあるラック3が送り出される(ステップS204:ラック移動処理工程)。そして、当該ラック3に保持されている試料容器2から試料が抽出された後、当該ラック3が設置部11へと送り返された場合には(ステップS205でYes)、設置部11が割込み処理前の位置へと移動されるようになっている(ステップS206)。
図6は、各報知ランプ113の発光態様を制御する際の制御部10による処理の一例を示したフローチャートである。ラック3を搬送位置13から送り出すための処理が行われている間(ステップS307でNoの間)、制御部10は、各ラック3が未検査状態(ステップS301)、検査中状態(ステップS303)及び検査終了状態(ステップS305)のいずれであるかを監視しており、その状態に応じた態様で各ラック3に対応する報知ランプ113を発光させることにより、報知処理工程を実行する。
具体的には、未検査状態のラック3については(ステップS301でYes)、当該ラック3に対応する報知ランプ113が点灯される。検査中状態のラック3については(ステップS303でYes)、当該ラック3に対応する報知ランプ113が点滅される(ステップS304)。検査終了状態のラック3については(ステップS305でYes)、当該ラック3に対応する報知ランプ113が消灯される(ステップS306)。
以上の実施形態では、設置部11に設置されている各ラック3を下流側(図1における左側)から順に搬送位置13に移動させるように、設置部11を移動させるような構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、他の各種態様で設置部11を移動させることができる。このような場合であっても、読取部5で読み取った各ラック3の識別情報に対応付けて、各ラック3に対する検査結果を記憶することにより、各ラック3と検査結果との対応関係が不明確になるのを防止することができる。
上述した割込み処理により、再検査が必要なラック3、又は、優先設置部114にあるラック3が優先的に搬送位置13から送り出された場合にも、読取部5で読み取った各ラック3の識別情報に対応付けて、各ラック3に対する検査結果を記憶することにより、各ラック3と検査結果との対応関係が不明確になるのを防止することができる。ただし、ソフトウェア上で各ラック3に対する検査の順番を入れ替えることも可能であり、この場合には、例えば優先設置部114を設けることなく、いずれかのラック3に対する検査を優先的に行うことも可能である。
また、上述のようなオートサンプラ1としてコンピュータを機能させるためのプログラム(オートサンプラ用プログラム)を提供することも可能である。この場合、前記プログラムは、記憶媒体に記憶された状態で提供されるような構成であってもよいし、プログラム自体が提供されるような構成であってもよい。
1 オートサンプラ
2 試料容器
3 ラック
4 ラック移動機構
5 読取部
6 ラック搬送路
7 試料抽出機構
10 制御部
11 設置部
12 設置部移動機構
13 搬送位置
31 収容部
32 把持部
33 識別情報記録部
101 設置部移動処理部
102 ラック移動処理部
103 試料抽出処理部
104 検査実行処理部
105 報知処理部
111 設置領域
112 区画板
113 報知ランプ
114 優先設置部
115 ラック検知部
121 レール
D1 設置部移動方向
D2 ラック移動方向

Claims (6)

  1. 1つ又は複数の試料容器が保持されたラックを搬送位置から自動で送り出すためのオートサンプラであって、
    ラックを複数設置することができる設置部と、
    前記設置部を移動させることにより、前記設置部に設置されている複数のラックを前記搬送位置へと順次に移動させるための設置部移動手段と、
    前記搬送位置にあるラックを送り出し、当該ラックに保持されている試料容器から試料が抽出された後、当該ラックを前記設置部へと送り返すためのラック移動手段とを備え、
    前記設置部移動手段は、前記設置部にラックが送り返された場合に、前記設置部を所定方向に移動させることにより、未検査のラックを前記搬送位置へと順次に移動させ、検査終了後のいずれかのラックが未検査のラックに置き換えられた場合、及び、いずれかのラックに対する再検査が必要な場合には、前記設置部を前記所定方向とは逆方向に移動させることにより、当該ラックを前記搬送位置へと移動させることができることを特徴とするオートサンプラ。
  2. 前記設置部に設置されている複数のラックに対応付けて、各ラックに対する検査が実行中であるか否かを報知するための報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のオートサンプラ。
  3. 前記報知手段は、ラックが前記搬送位置から送り出される前の未検査状態、前記設置部に送り返されたラックに対する検査が実行中である検査中状態、及び、前記設置部に送り返されたラックに対する検査が終了した検査終了状態を報知することができることを特徴とする請求項2に記載のオートサンプラ。
  4. 前記設置部には、優先的に検査を行うべきラックを設置するための優先設置部が含まれており、
    前記設置部移動手段は、前記優先設置部にラックが設置されている場合には、当該優先設置部に設置されているラックを優先的に前記搬送位置へと移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のオートサンプラ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のオートサンプラと、
    前記オートサンプラにより送り出されたラックに保持されている試料容器から試料を抽出する試料抽出手段と、
    抽出された試料に対する検査を行う検査実行手段とを備えたことを特徴とする分析装置。
  6. 1つ又は複数の試料容器が保持されたラックを複数設置することができる設置部を備えたオートサンプラに用いられるオートサンプラ用プログラムであって、
    前記設置部を移動させることにより、前記設置部に設置されている複数のラックを前記搬送位置へと順次に移動させるための処理を行う設置部移動処理工程と、
    前記搬送位置にあるラックを送り出し、当該ラックに保持されている試料容器から試料が抽出された後、当該ラックを前記設置部へと送り返すための処理を行うラック移動処理工程とをコンピュータに実行させ、
    前記設置部移動処理工程では、前記設置部にラックが送り返された場合に、前記設置部を所定方向に移動させることにより、未検査のラックを前記搬送位置へと順次に移動させ、検査終了後のいずれかのラックが未検査のラックに置き換えられた場合、及び、いずれかのラックに対する再検査が必要な場合には、前記設置部を前記所定方向とは逆方向に移動させることにより、当該ラックを前記搬送位置へと移動させることができることを特徴とするオートサンプラ用プログラム。
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