JP2014088979A - 排水管接続構造及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドレンパンなどの排水本体部に対して排水管を接続する構造において、製造が容易であり且つ製造コストの低コスト化が可能であり、排水不可能な残水の発生も防止してカビや錆等の発生を防止すると共に、残水の凍結に関わる種々の問題も全て解消できるようにする。
【解決手段】受皿部5及び水返し壁6を備え且つ水返し壁6の根本寄りにドレン孔8が形成された排水本体部1と、排水本体部1のドレン孔8と合致して接続されたドレン管2とを有し、水返し壁6にはドレン孔8の開口周部にバーリング加工による円弧状フランジ15が形成されており、ドレン管2は、円弧状フランジ15の外周面に対して外嵌装着することで排水本体部1と接続させてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水管接続構造及びその製造方法に関する。
空調機器などで用いられる矩形のドレンパンにおいて、排水口へ集中させた排水勾配を設けるために、三角形状又は台形状の複数枚の金属板を溶接により繋ぎ合わせるという古来からの製造方法を改善し、プレスの利用で、溶接箇所を可及的に少なく抑えて製作する方法が提案されている(特許文献1参照)。このドレンパンにおいて、排水口はパンを取り囲む側面部の下端に配置されているが、排水口自体は、単に側面部の板面を貫通させただけの開口であり(即ち、この開口の開口周部はパンを取り囲む側面部の板厚で形成されている)、この排水口に排水管を接続するときには「溶接を行う」とだけ、説明されている。
一方、金属板の板面(板端ではないフラットな領域)に下穴を設け、この下穴の開口周部にバーリング加工によって筒状のフランジを形成させ、この筒状フランジに金属パイプを外嵌させた状態で、両者をスタッド溶接する方法が提案されている(特許文献2参照)。この方法において、スタッド溶接は、金属板側における筒状フランジ根本の外周環状面と金属パイプの先端環状部分との間で円環状に行われている。
特開2010−78247号公報 特開平9−308971号公報
ドレンパンに形成した排水口に排水管を接続するうえで、両者間をtig(ティグ)溶接やガス溶接などにより溶接すると(特許文献1等)、パンの肉厚が薄く(例えば0.6mm等とするのが一般的)、排水管の肉厚が分厚いこと(例えば1.2mm等とするのが一般的)などが要因となり、パン側が溶けたり、排水管が熱歪みで斜めに曲がったりすることが多発するものであった。そのため、溶接には熟練技術が必要であり、しかも作業能率が悪く、また歩留まりも悪いことで結果的に相当な高コストになるという問題があった。
また、溶接部分で生じるビードが盛り上がって排水の邪魔となり、排水口のまわりで排水不可能な残水が発生し、カビや錆等を発生させるという問題もあった。残水の発生は、殊に冷凍機など、使用環境が超低温に達する箇所で用いるドレンパンの場合に、残水が凍結を起こさないように定期的なヒータ稼働を必要とする面倒を伴う。のみならず、ヒータ稼働を行ったとしても凍結を完全に防止することはできず、結果として、凍結部分が肥大、堆積し、甚だしい場合にはドレン管を詰まらせてしまう、といった大きな問題に発展するおそれもあった。
一方、金属板に設けた筒状フランジに金属パイプを外嵌させる方法(特許文献2等)では、バーリング加工を伴う。従来にあって、このバーリング加工は金属板の板端ではないフラットな領域に施すというのが通念的な前提事項であった。そのため、ドレンパンでは、パン中央等の下面へ突出する状態で筒状フランジが形成されることになる。しかし、このようにするとドレン管を横引き配管させる場合では、ドレンパンの下面にエルボ等を取り付ける必要が生じ、ドレンパンとして、嵩の高いものになってしまう問題があった。
なお、この問題を回避するためにパン外周の側面部でバーリング加工を行ったとすると、バーリングを側面部の最下端へ配置することができないので、やはり、ドレンパンの内側には、排水口(バーリング開口)のまわりで排水不可能な残水が発生し、カビや錆等を発生させるという問題があった。当然に、残水の凍結に関わる種々の問題も何ら解消できないものであり、この構造の導入に大きな障害となっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ドレンパンをはじめ排水桝や排水
樋などの排水本体部に対して排水管を接続する構造において、製造が容易であり且つ製造コストの低コスト化が可能であり、排水不可能な残水の発生も防止してカビや錆等の発生を防止すると共に、残水の凍結に関わる種々の問題も全て解消できるようにした排水管接続構造及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る排水管接続構造は、受皿部及びこの受皿部に設けた延長部を曲げ起こして形成した水返し壁を備えると共に、前記水返し壁を貫通するドレン孔としてその開口周部の一箇所を前記受皿部の上面に外接させる配置で形成されるか又は前記受皿部を貫通するドレン孔としてその開口周部の一箇所を前記水返し壁の内面に外接させる配置で形成されて成る排水本体部と、前記排水本体部の前記ドレン孔に内部連通して外方突出状に接続されたドレン管と、を有しており、前記水返し壁又は前記受皿部には、前記ドレン孔の開口周部を外方へ押し出すバーリング加工によって形成した円弧状フランジが設けられており、前記ドレン管は、前記円弧状フランジの外周面に対して水密的に外嵌装着することで前記排水本体部と接続させてあることを特徴とする。
前記水返し壁の元になる延長部は、前記ドレン孔における開口周部の一箇所を当該水返し壁の上方まで開通させるように形成した切欠によって互いに隣り合う二つのフラップ片に分離されていると共に、これら二つのフラップ片には、前記ドレン孔における開口周部のうち前記切欠に相当する口開き部分を生じさせた状態で予め円弧状フランジが形成されたものとしてあり、これら二つのフラップ片を曲げ起こす段階で前記切欠を閉じるべく当該二つのフラップ片同士を寄せ合わせることにより、当該円弧状フランジが前記ドレン管の内径に即した円筒形状となる構成にするのが好適である。
前記排水本体部の前記受皿部には、前記二つのフラップ片を曲げ起こす段階で前記切欠を閉じるべく当該二つのフラップ片同士を寄せ合わせることにより、当該受皿部上を前記ドレン孔の開口周部まで延びる谷折り筋部と当該谷折り筋部により区画される排水勾配とが形成された構成にするのが好適である。
前記受皿部に生じさせる谷折り筋部は、当該受皿部に対して前処理で形成した繊細な下筋に沿わせて更に曲げを付加することで生じさせた鋭利な谷角を有したものとするのがよい。
一方、本発明に係る排水管接続構造の製造方法は、受皿部とこの受皿部から面一方向へ張り出す延長部とを有するブランクを形成し、前記ブランクの延長部又は受皿部に対してドレン孔の下孔を形成すると共に、前記ブランクの延長部に対して前記下孔からその径方向へ延びて当該延長部を二つのフラップ片に分離しつつ外方へ開通する切欠を形成し、前記下孔に対して前記二つのフラップ片に跨る方向で軸部断面を長円形にした異形パンチによりバーリング加工を施すことで前記下孔の開口周部で外方へ突出した円弧状フランジを形成させ、前記円弧状フランジの内側で形成させるドレン孔がその開口周部の一箇所を前記受皿部の上面又は前記二つのフラップ片を前記受皿部から曲げ起こして形成する水返し壁の内面に外接した配置となるように前記二つのフラップ片を前記受皿部から曲げ起こし、この二つのフラップ片の曲げ起こしでは前記切欠を閉じるべく当該二つのフラップ片同士を寄せ合わせることで当該円弧状フランジを前記ドレン管の内径に即した円筒形状とさせ、この円筒形状とされた円弧状フランジの外周面に対して前記ドレン管を水密的に外嵌装着することを特徴とする。
前記ブランクにつき二つのフラップ片の曲げ起こしで前記水返し壁を形成する工程において、前記受皿部と前記水返し壁との曲げ角に合わせたV溝を有する曲げダイに対し、予め前記V溝の溝中心から片側の溝壁にわたる部位を前記円弧状フランジの外幅に合わせて掘り下げるようにした逃げ凹部を形成しておき、前記二つのフラップ片を曲げ起こしてゆく際に前記円弧状フランジが前記逃げ凹部へガタツキ無く嵌り込み且つ前記受皿部と前記水返し壁との外隅位置が前記曲げダイにおけるV溝の溝中心に合致するようにすべく、前記曲げダイに対して前記ブランクをセットし、前記二つのフラップ片の曲げ起こしを行って前記水返し壁を形成させるようにするとよい。
本発明に係る排水管接続構造及びその製造方法では、ドレンパンをはじめ排水桝や排水樋などの排水本体部に対して排水管を接続する構造において、製造が容易であり且つ製造コストの低コスト化が可能であり、排水不可能な残水の発生も防止してカビや錆等の発生を防止すると共に、残水の凍結に関わる種々の問題も全て解消できるものとなる。
本発明に係る排水管接続構造を採用して接続した排水本体部及びドレン管の斜視図である。 ドレン孔の側断面図(図1のA−A断面図)である。 受皿部の正面断面図(図1のB−B線断面図)である。 バーリング加工による円弧状フランジを示した斜視図である。 水返し壁(二つのフラップ片)を形成する元になる延長部を示した平面図である。 本発明に係る製造方法の一部手順を経時的に示したものであって(A)はブランクに下孔及び切欠を設けた段階の斜視図であり(B)は下孔にバーリング加工を施した段階の斜視図であり(C)は二つのフラップ片を曲げ起こしした段階の斜視図である。 バーリング加工を施すためのプレス装置を示した正面断面図である。 異形パンチの断面図である。 バーリング加工の実施状況を示した正面断面図である。 水返し壁を形成させるためのベンダー加工を示した正面断面図である。 ベンダー加工で採用する曲げダイを示した斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図3は、本発明に係る排水管接続構造により、矩形の排水本体部1に対して横出し式でドレン管2を接続した実施形態を示している。排水本体部1及びドレン管2はいずれも金属製であるが、排水本体部1に対するドレン管2の接続は非溶接により行ってある。
排水本体部1は、受皿部5と、この受皿部5を3方の外周位置に沿ってコの字形に囲む3壁(中央の水返し壁6とこの水返し壁6の両隣の側壁7,7)とを備えて形成されている。3壁のうち中央の壁、即ち、水返し壁6には、立ち上がりの根本寄りとなる部分に、この水返し壁6を貫通するドレン孔8が形成されている。このドレン孔8と前記したドレン管2とが完全に合致して、互いに内部連通する配置となっている。
ドレン孔8は、その開口周部の一箇所を受皿部5の上面と水返し壁6の内面とによる折曲内縁(受皿部5側から見た内隅)に外接させた配置となっている。そのため、受皿部5からドレン孔8内へ向かう過程で、排水流にとって抵抗となるような段差は全く生じていない。
また受皿部5には、その全域においてドレン孔8へ向けて下向きに傾斜しつつ集中する舟底形の排水勾配が設けられている。この排水勾配は、ドレン孔8の開口周部と受皿部5の内隅とが外接している位置を頂点に、受皿部5における2方の隅角部へと延びて設けられた複数本(図例では4本)の谷折り筋部12により、この受皿部5上を複数の三角形状傾斜面に区画して形成されている。具体的に言えば、それぞれの谷折り筋部12はドレン孔8からV字に開脚する放射状配置となっており、しかもV字の片翼がそれぞれ、更に2本の谷折り筋部12a,12bに開脚されるようになっている。
なお、それぞれの谷折り筋部12は、受皿部5の上面側において鋭利な谷角(図3に白抜き矢符で示した位置)を生じさせたものとなっている。そのため、受皿部5上の分散する複数箇所で受け止めた水滴を各谷折り筋部12に効率よく集め、水の表面張力を有効に発揮させてまとまりのある水滴とさせ、直線的で確実な流下状態を得、もってドレン孔8へ誘導させ易くする作用が得られる。また視覚的にも、カットガラスのような明瞭な区画線を際だたせるものであり、もとより実質的に排水能力を高める効果がある。
図2及び図3(図4を併せて参照)に示すように、水返し壁6には、ドレン孔8の開口
周部に沿って外方へ突出する状態で円弧状フランジ15が設けられている。この円弧状フランジ15は、ドレン管2の内径に即した(ほぼ同じ外径の)円筒形状となっており、この円弧状フランジ15に対し、そのまわりに水密的に面接触するようにしてドレン管2を外嵌装着させてある。この円弧状フランジ15は、バーリング加工により水返し壁6に対して一体に形成されている。
円弧状フランジ15の外周面とドレン管2の内周面との間に接着剤を塗布したり、円弧状フランジ15にドレン管2を圧入(無理嵌め)したりすることで、これら両者の接続を非溶接で達成させてある。なお、特別な事情がある場合には、この外嵌部分でスポット溶接などによる溶接固定を行ってもよいが、作業の困難さや面倒さ、外観的仕上がりの悪さ、高コスト化などを招来しかねない溶接を、わざわざ採用する必要もない。
前記したように、ドレン孔8はその開口周部を受皿部5の内隅に外接させた配置であり、従って当然に、円弧状フランジ15は、その内周面のなかで最も低位となる部分(下端部上面)が、受皿部5の上面と面一に繋がって形成されている。
水返し壁6は、図5及び図6に示すように、受皿部5に対して面一方向に設けた延長部17を曲げ起こすことによって形成してあり、従って受皿部5と水返し壁6とは互いに一体の関係にある。この水返し壁6の元になる延長部17(曲げ起こす前の状態)は、ドレン孔8の位置に合致させて切欠18を設けることにより、互いに隣り合う二つのフラップ片17a,17aとして分離させてある。
言い換えれば、この切欠18は、ドレン孔8における開口周部の一箇所を水返し壁6の上方まで開通させたものである。従って、ドレン孔8の開口周部に設けられた円弧状フランジ15には、切欠18に相当する口開き部分20が形成されるようになっている。
この切欠18は、水返し壁6の低位置から高位置になるにしたがって徐々に開口幅が広くなるような上方広がりの開口形状を呈している。そのため、二つのフラップ片17a,17aを曲げ起こすことにより水返し壁6を形成する際には、この切欠18(口開き部分20)を閉じる方向へ向けて、二つのフラップ片17a,17aを寄せ合わせるようにする。これにより、受皿部5上に舟底形の排水勾配を形成させる(複数本の谷折り筋部12を、それぞれ谷角を伴ったものとして生じさせる)ことが可能となる。二つのフラップ片17a,17aを寄せ合わせたとき、円弧状フランジ15は前記したような円筒形状となり、また円弧状フランジ15の内側で形成されるドレン孔8は円形孔となる。
なお、側壁7についても、受皿部5に対して面一方向に設けた延長部23を曲げ起こすことによって形成してあり、従って受皿部5と側壁7とは互いに一体の関係にある。水返し壁6と側壁7とによるコーナー接続部は、前記したように受皿部5に対して排水勾配を設けることに伴い、ドレン孔8から高い位置に存在することになるので、水密的な接合が必須不可欠とされるものではない。勿論、コーキング剤等を塗布することで水密的な接合状態にすることも可能である。
以上説明した排水管接続構造において、排水本体部1に対するドレン管2の接続を外嵌装着によるもの(非溶接でも可能)としてある点や、受皿部5からドレン孔8を経てドレン管2へ排水が導かれる過程で、排水流にとって抵抗となるような段差が全く存在しない点は、次のような画期的な製造方法を採用することによって達成されている。
以下、この排水管接続構造の製造方法を、この製造方法に使用する製造設備の構成を交えながら説明する。
まず、図6(A)に示すように、受皿部5とこの受皿部5から面一方向へ張り出す延長部17とを有するブランク25を形成する。ブランク25の素材には、例えば板厚0.6mmのSPCC等を用いることができる。
そして、このブランク25の延長部17に対して、ドレン孔8を形成する下準備として下孔26を形成する。この下孔26は円形孔とするのが好適である。更に、この下孔26からその径方向へ延びて延長部17を通り抜け、且つ外方へ開通する切欠18を形成する。この切欠18を形成することにより、延長部17は互いに隣り合う二つのフラップ片17a,17aに分離されることになる。
なお、これら下孔26の形成と切欠18の形成とは、例えば打ち抜きプレス装置による
ワンショットで同時に行ってもよい。場合によっては、切欠18の形成後に下孔26を形成させるなどの手順としてもよく、要は、これらの形成手順は何ら限定されない。
次に、図6(B)に示すように、ドレン孔8の下孔26にバーリング加工を施す。このバーリング加工は、例えば図7に示すプレス装置30に対し、異形パンチ31及びこの異形パンチ31に対応するダイ32をセットして実施する。図例では、下金型34のダイセット35にパンチプレート36及びストリッパプレート37を介して異形パンチ31を起立状態に固定すると共に、上金型40のダイセット41にバッキングプレート42を介してダイ32を固定したものを示してある。
下金型34のストリッパプレート37は、ストリッパボルト45を介してダイセット35の下方に設けられたエアダンパ(図示は省略するが内圧を制御可能なバルーン構造となったもの)でバックアップされる構成としてあり、上方へ向けた弾発作用を生じるようになっている。
このエアダンパは、下金型34と上金型40とを合型させる(ダイ32と異形パンチ31との嵌め合いで円弧状フランジ15を絞り出させる)ときに、ダイ32の圧下量によりブランク25をストリッパプレート37との間で挟持する(押し付ける)だけでなく、ブランク25にダイ32へ向けた背圧をも付与させるようにし、もって、ブランク25を不動に保持させるために装備させたものである。
すなわち、ブランク25の下孔26は、切欠18によって開口周部の一箇所が開通状態になっているが、この開通部分で異形パンチ31との係合(位置的な拘束)が低下することを原因として、ブランク25が位置ズレを起こすことのないようにするための措置である。
エアダンパの内圧は、高くすればするほど円弧状フランジ15の絞り出し量(水返し壁6からの突出長さ)を大きくできる。しかし、大きくしすぎると、円弧状フランジ15の先端がその周方向を分断するように割れて花が開いたようになる欠陥(所謂「花咲現象」)が発生するおそれがあることを、本発明者は試行錯誤のうえに知見している。本実施形態では、エアダンパの内圧を0.5kgf/cm2に設定して、円弧状フランジ15の絞り出し量が5〜7mmとなるようにした。
異形パンチ31は、ストレート軸部と先端ほど細くなるテーパ頭部とを有して形成されたものであって、尚かつ、図8に示すようにストレート軸部の軸部断面は長円形に形成されている。テーパ頭部については、ストレート軸部の軸心を回転中心Pとする回転対称形としてある。
異形パンチ31は、軸部断面において長円形の長軸となる方向が、ブランク25において二つのフラップ片17a,17aに跨る方向(図5の左右方向)になるように合わせてダイセット35に固定する。異形パンチ31の長円形断面形状は、二つのフラップ片17a,17aを分離させている切欠18の切欠幅に対応させて、ドレン孔8の内径を横拡大させたものに略等しい。このようなことから、ブランク25において二つのフラップ片17a,17aを曲げ起こすことにより水返し壁6を形成する際に、切欠18を閉じたとき(二つのフラップ片17a,17aを寄せ合わせたとき)、円弧状フランジ15の内側で形成されるドレン孔8が円形孔となる。
バーリング加工を行うに際し、下金型34上にブランク25をセットするときに、異形パンチ31のテーパ頭部へブランク25の下孔26を差し込む。異形パンチ31のテーパ頭部が回転対称形であり、下孔26が円形孔であるため、ブランク25の位置決めは一義的で且つ高精度のものとできる。
次に、プレス装置30を稼働させ、下金型34と上金型40とを合型させる。このとき、ストリッパプレート37とダイ32との上下間でブランク25が挟持されると共に、ストリッパプレート37に装備されたエアダンパの背圧がこの挟持状態に付加される。従って、ブランク25に位置ズレが生じないまま、図9に示すようにブランク25の下孔26に対してその開口周部に円弧状フランジ15が形成されるようになる。
ここにおいて、絞り出されつつある円弧状フランジ15の外周面はダイ32によって円筒形に拘束されつつしごかれることとなる。加えて、このしごき中もストリッパプレート
37に装備されたエアダンパによる背圧が付加されるので、円弧状フランジ15は遊び(ガタツキ)などが許容されない状態に維持されるようになる。それらのことから、円弧状フランジ15は、その内周面及び外周面が共に、寸法的且つ形状的に高精度の長円状円筒形に仕上げられることになる。当然に、円弧状フランジ15に「花咲現象」が発生することもない。かくして、図6(B)に示すように、ドレン孔8の開口周部にバーリング加工による円弧状フランジ15を設けることができる。
次に、図6(C)に示すように、ブランク25の二つのフラップ片17a,17aを曲げ起こすためのベンダー加工を行って、受皿部5から立ち上がる水返し壁6を形成させる。
このベンダー加工は、例えば図10及び図11に示す曲げダイ50をベンダー装置(図示略)にセットして実施する。この曲げダイ50は、受皿部5と水返し壁6との曲げ角(例えば90°とすればよいが限定はされない)に合わせたV溝51を有したものであって、且つ、このV溝51の溝中心から片側の溝壁にわたる部位を掘り下げるようにした逃げ凹部52が形成された構成としてある。逃げ凹部52は、V溝51の溝中心に外接する部分が半円形とされており、片側の溝壁を掘り下げるようにした部分は、その内幅Wが円弧状フランジ15の外幅に合わせて形成されている。
そして、このような構成の曲げダイ50に対してブランク25をセットして、曲げパンチ55をブランク25へ圧下させるようにすることで、二つのフラップ片17a,17aを曲げ起こしてゆく。ブランク25のセットは、二つのフラップ片17a,17aを曲げ起こしてゆく過程で、円弧状フランジ15が逃げ凹部52へガタツキ無く嵌り込むような配置とする。また、二つのフラップ片17a,17aを曲げ起こしてゆく過程で、受皿部5と水返し壁6とによって形成される外隅位置がV溝51の溝中心に合致するような配置とする。
二つのフラップ片17a,17aを曲げ起こしてゆくとき、逃げ凹部52の半円部分(V溝51の溝中心に外接している部分)は、その上縁部が円弧状フランジ15の外面約半周と当接して支持するようになる。また二つのフラップ片17a,17aを曲げ起こした後(即ち、水返し壁6とした後)、水返し壁6と受皿部5との内隅を曲げパンチ55の尖端がしっかりと押さえるようになる。そのため、円弧状フランジ15の外周面と受皿部5の下面とが綺麗に繋がって面一に整形される。
このことが、ドレン孔8の開口周部の一箇所を受皿部5の上面と水返し壁6の内面とによる折曲内縁に外接させた配置にし、円弧状フランジ15の内周面のなかで最も低位となる部分を受皿部5の上面と面一に繋がらせるうえで極めて有効に作用する。
このようにして二つのフラップ片17a,17aを曲げ起こした後、切欠18(円弧状フランジ15の口開き部分20)を閉じる方向へ向けて、二つのフラップ片17a,17aを寄せ合わせるようにする。
このとき、受皿部5に舟底形となるような排水勾配を同時に付与させる。受皿部5に排水勾配を生じさせるには、図6に示したように、予め、受皿部5に対して複数本の谷折り筋部12を形成しておくことにより行う。この谷折り筋部12は、平タガネ状のパンチ工具を用いた前処理(手作業でもタレットパンチプレス等を利用した機械作業でもよい)として、受皿部5に対して繊細な下筋を形成し、更にこの下筋に沿って曲げを付加するようにする。
このような手順を採用することで、鋭利な谷角を有した谷折り筋部12を生じさせることができる。この谷折り筋部12は、下筋を形成しないまま、最初から曲げ加工を付加した場合に得られる緩慢な曲げ角度を有する筋とは比較にならないほど、明瞭な折り線を生じている。参考までに付言すると、下筋を形成しないで曲げ加工だけで形成した緩慢な曲げ筋では、排水を付近へ寄せることはできても、流下途中のあちこちで滞留を引き起こさせてしまうものであり、直線的で確実な流下状態が得られる本発明の谷折り筋部12とは作用効果に顕著な差異がある。
このようにして受皿部5上に谷折り筋部12を設けることにより、受皿部5に対して舟底形の排水勾配を形成させることができ、また二つのフラップ片17a,17aを寄せ合
わせることができるものである。同時に、円弧状フランジ15はドレン管2の内径に即した円筒形状となり、また円弧状フランジ15の内側で形成されるドレン孔8は円形孔となる。
最後に、円弧状フランジ15の外周面に対してドレン管2を外嵌装着する。必要に応じて、円弧状フランジ15の外周面とドレン管2の内周面との間に接着剤を塗布するようにしてもよい。
このような排水管接続構造の製造方法では、製造が容易であり且つ製造コストの低コスト化が可能である。また、製造された排水管接続構造は、排水不可能な残水の発生が防止されるものであり、カビや錆等の発生を防止できる。また、残水の発生がないので、この残水の凍結に関わる種々の問題も全て解消されるものである。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、排水本体部1において、ドレン孔8は水返し壁6に対して設けることが限定されるものではなく、受皿部5に対して設けることも可能である。この場合、ドレン孔8は、受皿部5から水返し壁6が立ち上がっている内隅(受皿部5としての外縁)に対して開口周部の一部を外接させるように配置する。当然に、このドレン孔8の開口周部に対して受皿部5の下方へ突出させるように円弧状フランジ15を形成させることになる。
排水本体部1において、受皿部5には少なくとも一つの水返し壁6が設けられるものであればよい。なお、受皿部5の四周全部を取り囲むように水返し壁6や側壁7を設けるようにしてもよい。
排水本体部1は、ドレンパンとする場合に限らず、排水枡や排水樋など、排水用の配管を接続するものとして実施することができる。
受皿部5に設ける谷折り筋部12は、その本数や配置が限定されるものではない。
本発明に係る排水管接続構造及びその製造方法では、排水本体部1に対するドレン管2の接続を外嵌装着により行えるようになっているので(非溶接でも可能)、ドレン管2の形成素材は何ら限定されるものではない。従って例えば、ドレン管2を金属製(例えばSS400など)とする以外に、樹脂製などとすることも可能である。
1 排水本体部
2 ドレン管
5 受皿部
6 水返し壁
7 側壁
8 ドレン孔
12 谷折り筋部
15 円弧状フランジ
17 延長部
17a フラップ片
18 切欠
20 口開き部分
23 延長部
25 ブランク
26 下孔
30 プレス装置
31 異形パンチ
32 ダイ
34 下金型
35 ダイセット
36 パンチプレート
37 ストリッパプレート
40 上金型
41 ダイセット
42 バッキングプレート
45 ストリッパボルト
50 曲げダイ
51 V溝
52 逃げ凹部
55 曲げパンチ

Claims (6)

  1. 受皿部及びこの受皿部に設けた延長部を曲げ起こして形成した水返し壁を備えると共に、前記水返し壁を貫通するドレン孔としてその開口周部の一箇所を前記受皿部の上面に外接させる配置で形成されるか又は前記受皿部を貫通するドレン孔としてその開口周部の一箇所を前記水返し壁の内面に外接させる配置で形成されて成る排水本体部と、
    前記排水本体部の前記ドレン孔に内部連通して外方突出状に接続されたドレン管と、を有しており、
    前記水返し壁又は前記受皿部には、前記ドレン孔の開口周部を外方へ押し出すバーリング加工によって形成した円弧状フランジが設けられており、
    前記ドレン管は、前記円弧状フランジの外周面に対して水密的に外嵌装着することで前記排水本体部と接続させてある
    ことを特徴とする排水管接続構造。
  2. 前記水返し壁の元になる延長部は、前記ドレン孔における開口周部の一箇所を当該水返し壁の上方まで開通させるように形成した切欠によって互いに隣り合う二つのフラップ片に分離されていると共に、
    これら二つのフラップ片には、前記ドレン孔における開口周部のうち前記切欠に相当する口開き部分を生じさせた状態で予め円弧状フランジが形成されたものとしてあり、
    これら二つのフラップ片を曲げ起こす段階で前記切欠を閉じるべく当該二つのフラップ片同士を寄せ合わせることにより、当該円弧状フランジが前記ドレン管の内径に即した円筒形状とされている
    ことを特徴とする請求項1記載の排水管接続構造。
  3. 前記排水本体部の前記受皿部には、前記二つのフラップ片を曲げ起こす段階で前記切欠を閉じるべく当該二つのフラップ片同士を寄せ合わせることにより、当該受皿部上を前記ドレン孔の開口周部まで延びる谷折り筋部と当該谷折り筋部により区画される排水勾配とが形成されていることを特徴とする請求項2記載の排水管接続構造。
  4. 前記受皿部に生じさせる谷折り筋部は、当該受皿部に対して前処理で形成した繊細な下筋に沿わせて更に曲げを付加することで生じさせた鋭利な谷角を有していることを特徴とする請求項3記載の排水管接続構造。
  5. 受皿部とこの受皿部から面一方向へ張り出す延長部とを有するブランクを形成し、
    前記ブランクの延長部又は受皿部に対してドレン孔の下孔を形成すると共に、
    前記ブランクの延長部に対して前記下孔からその径方向へ延びて当該延長部を二つのフラップ片に分離しつつ外方へ開通する切欠を形成し、
    前記下孔に対して前記二つのフラップ片に跨る方向で軸部断面を長円形にした異形パンチによりバーリング加工を施すことで前記下孔の開口周部で外方へ突出した円弧状フランジを形成させ、
    前記円弧状フランジの内側で形成させるドレン孔がその開口周部の一箇所を前記受皿部の上面又は前記二つのフラップ片を前記受皿部から曲げ起こして形成する水返し壁の内面に外接した配置となるように前記二つのフラップ片を前記受皿部から曲げ起こし、
    この二つのフラップ片の曲げ起こしでは前記切欠を閉じるべく当該二つのフラップ片同士を寄せ合わせることで当該円弧状フランジを前記ドレン管の内径に即した円筒形状とさせ、
    この円筒形状とされた円弧状フランジの外周面に対して前記ドレン管を水密的に外嵌装着する
    ことを特徴とする排水管接続構造の製造方法。
  6. 前記ブランクにつき前記二つのフラップ片の曲げ起こしで前記水返し壁を形成する工程において、
    前記受皿部と前記水返し壁との曲げ角に合わせたV溝を有する曲げダイに対し、予め前記V溝の溝中心から片側の溝壁にわたる部位を前記円弧状フランジの外幅に合わせて掘り下げるようにした逃げ凹部を形成しておき、
    前記二つのフラップ片を曲げ起こしてゆく際に前記円弧状フランジが前記逃げ凹部へガタツキ無く嵌り込み且つ前記受皿部と前記水返し壁との外隅位置が前記曲げダイにおけるV溝の溝中心に合致するようにすべく、前記曲げダイに対して前記ブランクをセットし、前記二つのフラップ片の曲げ起こしを行って前記水返し壁を形成させる
    ことを特徴とすることを特徴とする請求項5記載の排水管接続構造の製造方法。
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