JP2014087979A - 印刷装置とその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷装置における切断手段とサーマルヘッドの平行でない状態を、サーマルヘッドや切断手段の位置を調整することなく、画像の印画領域と切断位置に生じるずれをなくすことを可能にした印刷装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、連続紙に画像を印刷するサーマルヘッドと、前記連続紙を切断する切断手段と、前記連続紙を長さ方向に搬送する搬送手段と、前記サーマルヘッドにより印刷する画像の補正量を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された補正量に応じて、前記サーマルヘッドにより前記連続紙に印刷する画像の画素を連続紙の長さ方向にずらすことにより、前記画像の連続紙の幅方向の画素が前記連続紙に斜めに配置されるように補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図16
【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、連続紙に画像を印刷するサーマルヘッドと、前記連続紙を切断する切断手段と、前記連続紙を長さ方向に搬送する搬送手段と、前記サーマルヘッドにより印刷する画像の補正量を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された補正量に応じて、前記サーマルヘッドにより前記連続紙に印刷する画像の画素を連続紙の長さ方向にずらすことにより、前記画像の連続紙の幅方向の画素が前記連続紙に斜めに配置されるように補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図16
Description
本発明は、連続紙を用いて印刷を行う印刷装置に関し、特に画像を印刷した連続紙を切断する切断手段を有する印刷装置に関するものである。
近年、撮影して得られた画像データから、簡単に印画物を得るための印刷装置が普及している。
これらの印刷装置では、高画質な画像記録が得られる方法として、サーマルヘッドを用いる熱転写記録方法が用いられている。サーマルヘッドは、ライン状に複数の発熱素子(抵抗素子)が配列されており、これらの発熱素子を、選択的に通電し、記録用紙に、インクリボンのインクを転写することにより、記録用紙に印画が行われる。
また、これらの印刷装置では、高速印画、大量印画及び印画サイズの多様化に対応するために、記録用紙として、連続紙が用いられている(特許文献1参照)。連続紙を用いる場合は、印刷装置に、カッターが必要となるが、以下に示すメリットを持つからである。給紙時の重送が原理的に無いので、給紙手段を簡素化できる。また、連続紙をロール状に巻き回したロール紙とすることにより、多量の記録用紙をかさばらずに保持できる。また、印刷装置にカッターがあるので、所望のサイズに印画を行い、所望のサイズで記録用紙を切断することにより、所望のサイズの印画物を得ることができる。
しかしながら、上述の、サーマルヘッドを用いて、連続紙に、熱転写記録を行う印刷装置においては、連続紙を切断するカッターと画像を熱転写記録するサーマルヘッドが平行でないと、連続紙の印画領域と切断位置にずれが生じてしまう。このずれが生じると、例えば、記録用紙全面に画像を印画する場合、印画画像の一部を切断してしまうことで生じる画像欠けや未印画領域で切断してしまうことで生じる余白領域が生じるという問題があった。あるいは、印画画像の周辺に余白部を設けて記録用紙に画像を印画する場合、画像の書き始め、及び、書き終わりが、記録用紙端部と斜めになり、印画品位が劣化する場合があった。
図18に、上記の問題を説明するための、概念図を示す。図18(a)は、本問題が生じる状態の印刷装置におけるサーマルヘッドとカッターの取り付け状態を模式的に示す図である。図18(b)は、図18(a)状態の印刷装置を用いて、記録用紙全面に画像を印画する場合において、記録用紙を切断する前の印画状態を示すものである。図中、破線で示されるラインは、カッターにより切断されるラインの位置を示す。図18(c)は、図18(a)状態の印刷装置を用いて、記録用紙全面に画像を印画する場合において、記録用紙を切断後、得られる印画物を示す。図18(d)は、図18(a)状態の印刷装置を用いて、印画画像の周辺に余白部を設けて記録用紙に画像を印画する場合において、記録用紙を切断する前の印画状態を示すものである。図中、破線で示されるラインは、カッターにより切断されるラインの位置を示す。図18(e)は、図18(a)状態の印刷装置を用いて、記録用紙全面に画像を印画する場合において、記録用紙を切断後、得られる印画物を示す。
これらの問題を解決するためには、連続紙の印画領域と切断位置に生じるずれをなくすことが必要である。
従来、連続紙の印画領域と切断位置に生じるずれをなくすためには、その原因の、印刷装置におけるカッターとサーマルヘッドの平行でない状態を修正することが行われている。
しかしながら、カッターとサーマルヘッドの平行でない状態を修正するためには、印刷装置を分解して、カッターとサーマルヘッドの取り付け位置を精度よく、調整する必要があった。あるいは、あらかじめ、印刷装置内に、カッターとサーマルヘッドの平行でない状態を修正するための機構手段を設け、この修正機構を用いて、カッターとサーマルヘッドの取り付け位置を精度よく、調整する必要があった。
そこで、本発明の目的は、印刷装置における切断手段とサーマルヘッドの平行でない状態を、サーマルヘッドや切断手段の位置を調整することなく、画像の印画領域と切断位置に生じるずれをなくすことを可能にした印刷装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、
連続紙に画像を印刷するサーマルヘッドと、前記連続紙を切断する切断手段と、
前記連続紙を長さ方向に搬送する搬送手段と、
前記サーマルヘッドにより印刷する画像の補正量を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された補正量に応じて、前記サーマルヘッドにより前記連続紙に印刷する画像の画素を連続紙の長さ方向にずらすことにより、前記画像の連続紙の幅方向の画素が前記連続紙に斜めに配置されるように補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
連続紙に画像を印刷するサーマルヘッドと、前記連続紙を切断する切断手段と、
前記連続紙を長さ方向に搬送する搬送手段と、
前記サーマルヘッドにより印刷する画像の補正量を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された補正量に応じて、前記サーマルヘッドにより前記連続紙に印刷する画像の画素を連続紙の長さ方向にずらすことにより、前記画像の連続紙の幅方向の画素が前記連続紙に斜めに配置されるように補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置における切断手段とサーマルヘッドの平行でない状態を、サーマルヘッドや切断手段の位置を調整することなく、画像の印画領域と切断位置に生じるずれをなくすことを可能にした印刷装置を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明において、「印画」とは、印刷動作のうち、ロール紙に対してインクリボンに塗布されたインクを転写することにより画像をロール紙に記録する動作を指すものとする。また、「印刷」とは、ユーザからの印刷指示に基づいて印画を行い、ロール紙を所定サイズに切断し排紙するまでの一連の動作を指すものとする。
1.印刷装置及びカートリッジの外観構成
図1は、本実施形態にかかる印刷装置100および該印刷装置100に用いられるカートリッジ110の外観構成を示す図である。
図1は、本実施形態にかかる印刷装置100および該印刷装置100に用いられるカートリッジ110の外観構成を示す図である。
図1に示すように、印刷装置100は、その側面が開閉しカートリッジ110を矢印120方向に着脱可能なハウジング101を備え、該ハウジング101の上部には、表示部102と操作部103とが配されている。
表示部102はLCD等の表示画面から構成され、印刷される画像データを表示したり、印刷に必要な設定データを入力するためのメニューを表示したりする。
操作部103は、印刷装置の電源のON/OFFを指示する電源スイッチ104と、表示部102に表示された各種メニューを選択するための選択スイッチ105とを備える。更に、選択スイッチ105の周囲には、表示部102に表示されたカーソルを所望の位置に移動させるための左右キー106と、上下キー107とが配されている。
本実施例においては、表示部102に、図11に示すように、メニュー画面の一部として、切断位置ずれ補正項目を表示する。そして、走査部103のキーを用いて、カーソルを移動させ、前記切断位置ずれ補正項目を選択実行すると、図12に示す、切断位置ずれ補正メニューが、表示部102に表示される。このメニュー画面を用いて、印画位置ずらし量を求めるための計測チャートの印画出力、及び、印画位置ずらし量の入力を行う。印画される計測チャートの印画模式図を図13に示す。図13において、印画されている複数のラインにおいて、途切れている部分は、後述する、ロール紙頭だしセンサ206の位置、すなわち、搬送方向と直交する連続紙の幅方向における、連続紙の先端検出位置に対応する部分である。この先端検出位置により、サーマルヘッドとカッター刃との相対位置を検出することが可能である。先端検出位置を入力することにより、印刷装置は、サーマルヘッドとカッター刃との相対位置のずれを把握することが可能となる。
図13において、図中で破線により示されるラインは、切断ラインを示す。図14に、図13に示す計測チャート、つまり、補正量を求めるための計測用紙を用いて、印画位置ずらしを求めるための概念図を示す。印画位置ずらし量は先端位置検出センサ位置とカット位置の交点を基準として、先端位置検出センサをはさんで左右の所定の位置での印画ラインとの交点までの距離を計測することにより得られる。この印画位置ずらし量(右)と印画位置ずらし量(左)により、サーマルヘッドとカッター刃の傾きのずれを検出することができる。
本実施例では、印画位置ずらし量(左)として、+4.5本、印画位置ずらし量(右)として、−1.0本が得られた。上記の印画位置ずらし量の算出は、ユーザがチャートを印画し、印画チャートを、顕微鏡などの計測機を用いて、測定評価して、行うこともできる。また、画像取り込み装置などを改造し、印画位置ずらし量算出工具を準備し、この工具に印画チャートをセットして、半自動的に、行うことも可能である。
カートリッジ110には、インクが塗布されているインクリボンと、印画紙としてのロール紙とが収納されている。また、カートリッジ110を印刷装置100に装着する前の状態では、ロール紙はハウジング111により覆われた構成となっており、ユーザがロール紙に直接触れることがない構成となっている。印刷時にはロール紙がカートリッジ110から引き出され、インクリボンに塗布されたインクを印刷装置のサーマルヘッドによりロール紙に転写して、印画が行われる。
112はロール紙が巻き回されたローラの回転軸であり、カートリッジ110を印刷装置100に装着した際には、印刷装置100が有する給紙モータの回転機構と結合され、印刷装置100によって回転が制御される。
113、114は、それぞれインクリボンの供給ローラと巻き取りローラの回転軸である。巻き取りローラの回転軸114は、カートリッジ110を印刷装置100に装着した際には、印刷装置100が有するインクリボン巻上げモータの回転機構と結合され、印刷装置100によって回転が制御される。
2.印刷装置の機能構成
図2は印刷装置100の機能構成を示すブロック図である。201は印刷装置100全体を制御するメインコントローラである。
図2は印刷装置100の機能構成を示すブロック図である。201は印刷装置100全体を制御するメインコントローラである。
202はメインコントローラ201に接続され、制御プログラムなどが格納されるROMであり、メインコントローラ201は、ROM202に格納された制御プログラムに従って動作する。
本実施例においては、ROM202は、一部書き換えの機能を持ち、操作部103を介して入力された各種設定データも必要に応じて格納され、制御プログラムにしたがってよみだされ、印画時に利用される。
RAM203は、メインコントローラの演算処理用のワークメモリとして用いられ、また、操作部103を介して入力された各種設定データ等が、一時的に格納される。
224Y、224M、224Cは画像データ入力部229を介して受信された画像データを格納するイメージバッファである。224Yはイエローの画像データを一時的に格納するイエローイメージバッファであり、224M、224Cはそれぞれマゼンタ、シアンの画像データを一時的に格納するイメージバッファである。
227はサーマルヘッドであり、内蔵する発熱体が発熱することにより、インクリボンに塗布されたインクを昇華させ、ロール紙に印画する。
226はサーマルヘッド227に内蔵される発熱体(不図示)を駆動させるヘッド駆動回路である。メインコントローラ201に接続されたドライバコントローラ225が、イメージバッファ224Y〜224Cにビットマップ形式で記録された画像データ及びオーバーコート用の画像データを用いてヘッド駆動回路226を制御することで印画が行われる。
本実施例では、このドライバコントローラ225に、搬送方向における印画位置を、搬送方向と直交する連続紙の幅方向の各画素において、設定可能な機能を持たせている。この機能では、あらかじめ求めた、印画位置ずらし量に応じて、搬送方向における印画位置を、搬送方向と直交する連続紙の幅方向の画素ごとに、所定の位置にずらして、印画することができる。
図15を用いて、本実施例の動作の概念を説明する。
イメージバッファ上では、搬送方向における印画位置を、搬送方向と直交する連続紙の幅方向の各画素において、図15(A)に示すように、配列されている画像データを、ヘッド駆動回路226を制御時に、ずらして印画する。図15(B)に示すように、印画位置ずらし量に応じて、搬送方向における印画位置を、搬送方向と直交する連続紙の幅方向の画素ごとに、印画位置にずらして、印画を行う。
211は駆動モータ212、213を駆動するためのロール紙搬送モータドライバである。駆動モータ212、213は回転機構を介して、後述するカール取りローラやグリップローラ、排紙ローラ、排紙蹴りだしローラ等に結合されており、これらのローラを駆動させることによりロール紙を搬送する。
214は給紙モータドライバであり、給紙モータ215の回転を制御する。カートリッジ110が装着された状態においては、給紙モータ215がロール紙が巻き回され、ロール紙ユニットの回転軸となっているローラ112(404)と回転機構を介して結合、給紙モータドライバ214によりローラ112の回転駆動が制御される。
216はインクリボン巻上げモータドライバであり、インクリボン巻上げモータ217の回転を制御する。カートリッジ110が装着された状態では、インクリボンの巻き取りローラとインクリボン巻上げモータ217とが回転機構を介して結合されるので、インクリボン巻上げモータドライバ216によりインクリボンの巻き取り、巻き上げが制御される。
218はヘッドアップダウンモータドライバである。このドライバ218がサーマルヘッド227の昇降を行うヘッドアップダウンモータ219の回転を制御することで、サーマルヘッド227を印画位置と退避位置との間で動作させる。
220はカッターモータドライバである。カッターモータドライバ220が、カッターユニットを構成するカッター刃及びカッター受け刃を駆動するカッターモータ221を制御することで、ロール紙の切断を行う。
204は終端検知センサであり、カートリッジのローラ内に配され、ローラに巻き回されたロール紙が消費されて、ローラに巻き回されたロール紙の残量が、1巻き未満になった場合に、これを検知する。終端が検知されると、表示部102には、ロール紙の残量が少ない旨のメッセージが表示される。
206はロール紙頭出しセンサであり、サーマルヘッド227に対向して設けられるプラテンローラとグリップローラの間に配され、印刷開始時に、カートリッジ110から引き出されたロール紙の先端部がグリップローラの後方を通過したことを検出する。
207はリボン頭出しセンサであり、インクリボンの各色の先端部に塗布された識別帯を検出する。インクリボン巻上げモータ217によるインクリボンの巻き上げ動作は、リボン頭出しセンサ207の検出結果に基づいて制御される。
3.カートリッジの構成
次にカートリッジ110の構成について説明する。図3は、カートリッジ110の外観を示す図である。
次にカートリッジ110の構成について説明する。図3は、カートリッジ110の外観を示す図である。
上述したように、カートリッジ110は印刷装置100から取り外された状態では、ロール紙はハウジング111に収納されており、ユーザが外部からロール紙を直接触れることができないようになっている。かかる構成により、カートリッジ110内への異物等の混入が回避される。
4.カートリッジがセットされた状態での印刷装置内部の構成
図4は、カートリッジ110が印刷装置100に装着された状態を、印刷装置100の側面から見た場合の断面図である。図4を用いて、印刷装置100が印刷処理を行う際に動作する各部の構成について簡単に説明する。なお、上述の説明において既出の構成については、同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明は省略する。
図4は、カートリッジ110が印刷装置100に装着された状態を、印刷装置100の側面から見た場合の断面図である。図4を用いて、印刷装置100が印刷処理を行う際に動作する各部の構成について簡単に説明する。なお、上述の説明において既出の構成については、同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明は省略する。
図4において、601はカートリッジ110に内包されたロール紙404−2が印画時に印画位置611まで引き出される場合に通過するカートリッジ110に設けられた搬送路である。602はカートリッジロール紙出口である。ローラ404−1に巻き回されていたロール紙404−2は分離部材406により引き剥がされることで、カートリッジロール紙出口602よりカートリッジ110外部に引き出され、搬送路601を通過する。
604−1はピンチローラ、604−2はグリップローラであり、ロール紙404−2を挟持する。603はデカール用ガイドであり、印刷時にロール紙のカール方向とは逆の曲率を持たせるために設けられており、ロール紙404−2の巻き癖を矯正する。グリップローラ604−2が図中時計回りに回転することで、カートリッジ110から送りだされたロール紙404−2が、印画位置611に向かって搬送される。
605はプラテンローラであり、印画位置611において、サーマルヘッド227との間で、インクリボン402−1とロール紙404−2とを重畳させた状態を維持する。
606は排紙ローラであり、ロール紙404−2を排紙方向に搬送する。排紙ローラ606と従動ローラ607とは、ロール紙404−2を介して対向する位置に配され、図示しない駆動機構により圧接・離間するようになっており排紙時に圧接してロール紙404−2を挟持する。
608はカッターモータ221の動作をカッターユニットに伝達するギアである。609、610はカッターユニットを構成するカッター刃とカッター受け刃であり、ロール紙404−2の搬送路を挟んで、対向した位置に配置されている。カッター刃609とカッター受け刃610は、ギア列608により駆動され、はさみ状に上下の刃がすりあわされることにより、ロール紙404−2を切断する。
5.全体フロー
次に図5を用いて印刷装置100における印刷処理の全体フローを説明する。図5は、印刷装置100における印刷処理の全体フローを示すフローチャートである。印刷装置100にカートリッジ110が装着され、電源が投入された後、図4の状態が実現され、印刷対象となる画像データの取り込みが完了すると、図5に示す処理が開始される。
次に図5を用いて印刷装置100における印刷処理の全体フローを説明する。図5は、印刷装置100における印刷処理の全体フローを示すフローチャートである。印刷装置100にカートリッジ110が装着され、電源が投入された後、図4の状態が実現され、印刷対象となる画像データの取り込みが完了すると、図5に示す処理が開始される。
ステップS801では、表示部102に表示された画像データの中から、操作部103を介してユーザにより印刷対象として選択された画像データに関する情報を受け付ける。
ステップS802では、操作部103を介してユーザより印刷指示があったか否かを判定する。ステップS802において印刷指示があったと判定された場合には、ステップS803に進む。
ステップS803では、印刷可能か否かを判定する。ここでは、ステップS801において選択された画像データ全てが印刷可能であるか否かを、ロール紙404−2の残量に基づいて判定する。
ステップS803において印刷可能でないと判定された場合には、印刷不可である旨のメッセージを表示部102に表示するとともに、ステップS806に進む。
一方、ステップS803において印刷可能であると判定された場合には、ステップS804に進み、選択された画像データに基づいて各色ごとの印画データを生成する。
ステップS805では、生成された印画データを用いて印刷処理を行う。なお、印刷処理の詳細は、後述する。
ステップS806では、印刷対象として選択された次の画像データがあるか否かを判定する。ステップS806において、印刷対象として選択された次の画像データがあると判定された場合には、ステップS803に戻り、上記処理を繰り返す。
一方、ステップS806において、印刷対象として選択された次の画像データがないと判定された場合、あるいはステップS803において印刷可能でないと判定された場合には、ステップS807に進む。
ステップS807では終了処理を行い、図4の状態に戻す。具体的には、サーマルヘッド227を退避位置に戻すと共に、ロール紙404−2を巻き上げ、ロール紙404−2の先端部が搬送路601にくるようにする。
6.印刷処理
次にステップS805における印刷処理時の印刷装置100の動作について以下説明する。
次にステップS805における印刷処理時の印刷装置100の動作について以下説明する。
まず、ロール紙をカセットから送り出し、印画開始位置まで搬送する給紙動作について説明する。図4に示す状態において、ロール紙404−2と一体的に回動するローラ404−1が図中反時計回りに駆動すると、ロール紙404−2が回動する。ロール紙404−2が回動することでロール紙保持フランジ404−3も回転し、ローラ404−1に巻き回されているロール紙404−2の先端はカセット111内周面に沿って進み分離部材406ですくいあげられ、引き出し路601へと押し出される。この結果、ロール紙404−2の先端部は、カートリッジ出口602より送り出される。
カートリッジ出口602より送り出されたロール紙404−2は、図6に示すようにグリップローラ部に到達する。グリップローラ部は、ピンチローラ604−1とグリップローラ604−2とを備える。ピンチローラ604−1はグリップローラ604−2に対して常に圧接状態であり、そのグリップ位置にロール紙404−2が誘い込まれることでグリップローラ部でロール紙404−2を挟持する。
グリップローラ604−2の表面には、細かい突起状の爪が形成されており、ロール紙404−2の裏面へかみこむことでロール紙404−2をグリップする。
グリップローラ部でグリップされたロール紙404−2は更に搬送され、サーマルヘッド227と該サーマルヘッド227に対向して配されたプラテンローラ605との間を通過する。
グリップローラ部の下流側にはロール紙頭出しセンサ206が配されており、ロール紙404−2の先端部が通過すると、ロール紙頭出しセンサ206がONになる。
メインコントローラ201ではロール紙頭出しセンサ206のON信号を受信すると、印画サイズに応じた残りの用紙搬送量を算出する。算出結果に基づいてロール紙搬送用モータを制御することにより、ギア列にて連結されたグリップローラ604−2を駆動し、ロール紙404−2はグリップローラ604−2により搬送される。そして、印画開始位置に到達すると停止し、ロール紙404−2の頭出し完了となる。このようにして、一枚の画像を印刷するのに必要なロール紙をカートリッジから引き出し、印画開始位置に搬送し、待機する。
本実施例では、印画位置ずらし量に応じて、用紙搬送量が補正され、算出される。本実施例では、印画位置開始位置が、印画計測チャートに印画されるラインで、5.5本分、本来の書き出し位置の前から印画される必要がある。この分が補正され、用紙が搬送される。
図6に示した位置まで用紙が搬送され、ロール紙404−2の印画開始位置への搬送が完了すると、カートリッジ110に収納されているインクリボン402−1が巻き上げられる。インクリボン402−1は印刷装置100に具備されているリボン巻上げモータ217ならびに該モータに接続されたギア列を介して、巻き上げられる。
インク頭だしセンサは207で示す。インク頭だしセンサ207の対向側にはインクリボンを挟んで反射シート112が貼ってありインク頭だしセンサ207の投光した光を反射するようになっている。
ここで図6と図7を用いてインクリボンのマーカーの説明をする。図7に於いてインクリボン402−1にはイエロー2402、マゼンタ2403、シアン2404、オーバーコート層2405の各面の頭出し位置に帯状にマーカーが塗布されている。マーカーは黒色の線であり、リボン頭だしセンサ207によって、反射シート112に反射した光がマーカーによって遮蔽されてたことを検知するようになっている。イエローのインク面2402の先頭部分にはマーカーが2本塗布されており、他の色の先頭部分のマーカーが1本であることと区別している。これらの区別は、図6に示されるリボン頭出しセンサ207において識別され、識別結果がメインコントローラ201に送信されることで、メインコントローラ201では最初に印画するイエロー面の頭だし位置であることを認識することができる。
リボン頭出しセンサ207においてイエロー面2402のマーカーを検知すると、メインコントローラ201では、インクリボン巻上げモータ217を停止する。あわせて、サーマルヘッド227の昇降を行うヘッドアップダウンモータ219を駆動し、サーマルヘッド227を印画位置611へ回動させる。
サーマルヘッド227は印刷装置100のベースフレームにヘッドレバー612を介して回動可能に配されており、ヘッドアップダウンモータ219はヘッドレバー612を駆動してサーマルヘッド227を図8に示すように印画位置611へ回動させる。
サーマルヘッド227が印画位置611に到達すると、グリップローラ604−2によりロール紙の往復搬送が開始され、イエロー、マゼンタ、シアン、オーバーコート層の順にインクを重ねて転写していく印画動作が行なわれる。
本実施例では、印画位置ずらし量に応じて、実質の印画長が変更される。したがって、印画動作時に、この分だけ、用紙搬送量が補正される。本実施例では、印画計測チャートに印画されるラインで、5.5本分、本来の印画長から長く印画される必要がある。この分が補正され、用紙が搬送される。
ロール紙404−2への印画が完了すると、ヘッドアップダウンモータ219が駆動し、ヘッドレバー612を回動させ、ヘッドレバー612と一体的に固定されているサーマルヘッド227を所定の退避位置に退避させる。また、このときインクリボン402−1を微小量巻き上げ、インクリボン402−1のたるみをとる。
そして、図9に示すようにロール紙404−2が排紙方向へ搬送される。この時、ロール紙404−2は印画領域と未印画領域の境界がカッターユニットの切断位置にくるように搬送される。グリップローラ604−2とピンチローラ604−1はロール紙404−2を狭持したままの状態であり、グリップローラ604−2を所定量回転させることでロール紙404−2を所定量搬送する。
本実施例では、印画位置ずらし量に応じて、用紙搬送量が補正され、算出され、この補正された所定量で搬送される。本本実施例では、印画計測チャートに印画されるラインで、5.5本分、本来の印画長から長く印画される必要がある。この分が補正され、用紙が搬送される。
カッターユニットには、カッター刃609と対向して配置されたカッター受け刃610とカッター刃609を駆動するカッターモータ221及びギア列608が一体的に構成されている。カッターユニットのカッターモータ221が駆動されると、上下の歯がすり合わされ、ロール紙404−2が切断される。
カット処理により先端部が切断されたロール紙404−2の残りは、排紙ローラ606によりグリップされた状態にある。この状態から、排紙ローラ606が駆動し、ロール紙404−2は排紙方向に搬送される。ここで、ロール収納部側のロール紙先端は排紙時の紙送りと同時に排紙方向に前進する。この結果、印画済みのロール紙404−2は排紙ローラ606により排紙方向に送られた後、上流側から来た未印画のロール紙先端に押出されプリンタ外に出る。
7.ロール紙巻き戻し
排紙動作完了後、ロール紙404−2は図10に示すように引き出された状態になっている。次の印画を行わない場合は、ロール紙がカートリッジ内に収納されてカートリッジが着脱可能な状態になっていなければならない。そのため、ロール紙の巻き取り動作を行う。
排紙動作完了後、ロール紙404−2は図10に示すように引き出された状態になっている。次の印画を行わない場合は、ロール紙がカートリッジ内に収納されてカートリッジが着脱可能な状態になっていなければならない。そのため、ロール紙の巻き取り動作を行う。
ロール紙の巻き取り動作はグリップローラ604−2とロール紙ローラ軸404−1を時計回り方向に回転させることで行なう。ロール紙巻き取り中にはロール紙頭だしで使用したロール紙頭だしセンサ206を使用する。ロール紙有りの状態から無しの状態に変わるところを起点に所定量グリップローラ604−2とロール紙ローラ軸404−1追加駆動することで精度よくロール紙をカセットに収納できるようにしている。
以上のようにして、本実施例では、印刷装置における記録用紙切断手段とサーマルヘッドの平行でない状態を修正することなく、連続紙の印画領域と切断位置に生じるずれをなくして印画でき、印画領域の端部と切断位置が一致するようになる。
以下に、本発明の印刷装置を用いて、本発明を実施する手順をまとめる。
[1]印画位置ずらし量を求めるための計測チャートを印画する。
・メニュー画面から、切断位置ずれ補正を選択する。
・切断位置ずれ補正メニューから、計測チャート印画を選択する。
・印刷装置から、計測チャートが印画される。
[2]印画された計測チャートを、計測し、印画位置ずらし量を求める。
[3]求めた、印画位置ずらし量を、印刷装置にセットする。
・メニュー画面から、切断位置ずれ補正を選択する。
・切断位置ずれ補正メニューから、印画位置ずらし量入力を選択し、印画位置ずらし量を入力する。
[4]印刷装置は、入力された印画位置ずらし量をもとに、搬送方向における印画位置を、搬送方向と直交する連続紙の幅方向の画素ごとに、所定の位置にずらして、印画する。
以下に、本発明の印刷装置を用いて、本発明を実施する手順をまとめる。
[1]印画位置ずらし量を求めるための計測チャートを印画する。
・メニュー画面から、切断位置ずれ補正を選択する。
・切断位置ずれ補正メニューから、計測チャート印画を選択する。
・印刷装置から、計測チャートが印画される。
[2]印画された計測チャートを、計測し、印画位置ずらし量を求める。
[3]求めた、印画位置ずらし量を、印刷装置にセットする。
・メニュー画面から、切断位置ずれ補正を選択する。
・切断位置ずれ補正メニューから、印画位置ずらし量入力を選択し、印画位置ずらし量を入力する。
[4]印刷装置は、入力された印画位置ずらし量をもとに、搬送方向における印画位置を、搬送方向と直交する連続紙の幅方向の画素ごとに、所定の位置にずらして、印画する。
・印画位置のずらしは、印刷装置の、ドライバコントローラ225において行われる。すなわち、イメージバッファに記録された画像データを用いて、ヘッド駆動回路226を制御して、印画が行われる際に実行される。
つづいて、本発明の第2の実施例について説明する。
本実施例では、印刷装置における記録用紙切断手段とサーマルヘッドの平行でない状態を修正することなく、連続紙の印画領域と切断位置に生じるずれをなくすことができる。
用いる装置構成は、前述した、実施例1とほぼ、同じである。ここでは、実施例1との違いを述べて、説明する。
実施例1では、印画位置のずらしが、印刷装置の、ドライバコントローラ225において行われる。すなわち、イメージバッファに記録された画像データを用いて、ヘッド駆動回路226を制御して、印画が行われる際に実行されるものであった。
本実施例では、メインコントローラ201で、画像データ入力部229を介して受信された画像データを、イメージバッファに格納する際に、印画位置ずらし量に応じて、画像を編集、変形することが行われる。この際、編集、変形後の画像に応じて、画像の印画開始位置と印画長も再設定され、この再設定された印画開始位置と印画長をもちいて、印画が実行される。
図16に、本実施例において実行される、画像変形の概念図を示す。図16(A)は、画像データ入力部229を介して受信された画像データであり、図16(B)は、変形されて、イメージバッファにためられた画像データである。図16(B)において、画像データとしては、長方形であるが、図中、未印画データ領域は印画時は未印画となる領域であり、印画領域は、平行四辺形となる。したがって、印画領域と切断位置に生じるずれをなくすことができる。
図17に、本実施例において実行される、画像編集の概念図を示す。図17(A)は、画像データ入力部229を介して受信された画像データであり、図17(B)は、編集されて、イメージバッファにためられた画像データである。図17(B)において、画像データとしては、長方形であるが、図中、未印画データ領域は印画時は未印画となる領域であり、印画領域は、平行四辺形となる。したがって、印画領域と切断位置に生じるずれをなくすことができる。また、追加印画データ領域は、この領域の近傍の元の画像データを用いて生成する。したがって、元の画像データが変形されることがなく、また、印画領域と切断位置に生じるずれをなくすことができる。
以上のようにして、本実施例では、印刷装置における記録用紙切断手段とサーマルヘッドの平行でない状態を修正することなく、連続紙の印画領域と切断位置に生じるずれをなくして印画できる。
以下に、本発明の印刷装置を用いて、本発明を実施する手順をまとめる。
[1]印画位置ずらし量を求めるための計測チャートを印画する。
・メニュー画面から、切断位置ずれ補正を選択する。
・切断位置ずれ補正メニューから、計測チャート印画を選択する。
・印刷装置から、計測チャートが印画される。
[2]印画された計測チャートを、計測し、印画位置ずらし量を求める。
[3]求めた、印画位置ずらし量を、印刷装置にセットする。
・メニュー画面から、切断位置ずれ補正を選択する。
・切断位置ずれ補正メニューから、印画位置ずらし量入力を選択し、印画位置ずらし量を入力する。
[4]印刷装置は、入力された印画位置ずらし量をもとに、印画位置ずらし量に応じて、画像を編集、変形し、前記編集、変形後の画像に応じて、画像の印画開始位置と印画長を設定して、印画する。
[1]印画位置ずらし量を求めるための計測チャートを印画する。
・メニュー画面から、切断位置ずれ補正を選択する。
・切断位置ずれ補正メニューから、計測チャート印画を選択する。
・印刷装置から、計測チャートが印画される。
[2]印画された計測チャートを、計測し、印画位置ずらし量を求める。
[3]求めた、印画位置ずらし量を、印刷装置にセットする。
・メニュー画面から、切断位置ずれ補正を選択する。
・切断位置ずれ補正メニューから、印画位置ずらし量入力を選択し、印画位置ずらし量を入力する。
[4]印刷装置は、入力された印画位置ずらし量をもとに、印画位置ずらし量に応じて、画像を編集、変形し、前記編集、変形後の画像に応じて、画像の印画開始位置と印画長を設定して、印画する。
・画像の編集、変形は、メインコントローラ201で、画像データ入力部229を介して受信された画像データを、イメージバッファに格納する際に行われる。
[その他の実施形態]
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
Claims (7)
- 連続紙に画像を印刷するサーマルヘッドと、
前記連続紙を切断する切断手段と、
前記連続紙を長さ方向に搬送する搬送手段と、
前記サーマルヘッドにより印刷する画像の補正量を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された補正量に応じて、前記サーマルヘッドにより前記連続紙に印刷する画像の画素を連続紙の長さ方向にずらすことにより、前記画像の連続紙の幅方向の画素が前記連続紙に斜めに配置されるように補正する補正手段と、を有することを特徴とする印刷装置。 - 前記設定手段により補正量を設定するために、連続紙の幅方向に延びる複数のラインを前記サーマルヘッドにより前記連続紙に印刷させ、前記複数のラインが印刷されている位置が切断されるように前記切断手段により前記連続紙を切断させる制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置
- 前記補正手段は、前記サーマルヘッドにより前記連続紙に印刷される画像の端と前記切断手段による切断位置とが平行となるように補正することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
- 前記補正手段は、前記サーマルヘッドにより前記連続紙に印刷される画像の端と前記切断手段による切断位置とが一致するように補正することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
- 前記設定手段は、前記連続紙の長さ方向における前記サーマルヘッドと前記切断手段の相対位置のずれ量、および、前記サーマルヘッドと前記切断手段との傾きのずれ量とに基づいて、補正量を設定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 連続紙の幅方向に延びる複数のラインを前記サーマルヘッドにより前記連続紙に印刷させ、前記複数のラインが印刷されている位置が切断されるように前記切断手段により前記連続紙を切断した計測用紙を出力させる制御手段と、
前記計測用紙において切断された位置および傾き量を前記印刷されたラインを基準として入力するための入力手段を有し、
前記設定手段は、前記入力手段により入力された切断位置および傾き量に基づいて、補正量を設定することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 連続紙に画像を印刷するサーマルヘッドと、前記連続紙を切断する切断手段と、前記連続紙を長さ方向に搬送する搬送手段とを有する印刷装置の制御方法であって、
前記サーマルヘッドにより印刷する画像の補正量を設定する設定工程と、
前記設定工程で設定された補正量に応じて、前記サーマルヘッドにより前記連続紙に印刷する画像の画素を連続紙の長さ方向にずらすことにより、前記画像の連続紙の幅方向の画素が前記連続紙に斜めに配置されるように補正する補正工程と、を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012239279A JP2014087979A (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | 印刷装置とその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016097612A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 |
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2012
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