JP2014087860A - 板材切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長手方向が長い板材を切断する際には、本体テーブルユニットに対して増設テーブルユニットを簡易に連結して切断長さを変更することができ、切断作業を効率的に行う。本体テーブルユニットに対して板材の長手方向長さに応じた任意台数の増設テーブルユニットを連結して切断装置を構成することができ、設備コストが増大するのを防止すると共に切断作業を効率化する。
【解決手段】被固定部材の位置決め孔内に位置決め部材を挿嵌して本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットを位置決めした状態で固定部材及び被固定部材を固着すると共に本体直線支持部材と増設直線支持部材及び本体ラックギャと増設ラックギャを一直線上に接続して本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットを連結可能にする。
【選択図】図7

Description

本発明は、切断手段をX−Y−Z軸方向へ移動して合成樹脂板(合成樹脂段ボール板、合成樹脂フィルム等を含む。)、紙材、木材、薄板金属材等の各種板材を所望の形状に切断する板材切断装置、詳しくは板材が載置される切断テーブル相互を連結して各種板材の大きさに対応することができる板材切断装置に関する。
本出願人は、特許文献1に示すように本体フレームの上面に多数の吸引孔及び複数の貫通孔が形成されたテーブル板を取付け、本体フレームに対し、テーブル板の上方にて本体フレームの長手直交方向へ延出し、かつ長手方向へ往復移動可能に支持された走行フレーム上に走行体を上記長手直交方向へ往復移動可能に支持し、走行体に切断手段を設け、長手方向へ移動する走行フレーム及び上記長手直交方向へ移動する走行体により切断手段を二次元移動してテーブル板に載置された板材を切断加工するX−Y平面裁断装置を提案した。
上記の裁断装置にあっては、本体テーブルユニットを構成する本体フレーム及びテーブル板を、切断しようとする板材の長手方向長さに対応する大きさで構成する必要があり、本体テーブルユニットより長い板材を切断することができなかった。このため、長手方向が本体テーブルユニットより長い板材を切断するには、本体テーブルユニットを板材に対応する長手方向長さに構成すると共に走行フレームを本体テーブルユニットの長手方向全体に亘って走行するように裁断装置を構成する必要があり、設備コストが増大すると共に切断作業効率が悪くなる問題を有している。
特開2011−98415公報
解決しようとする問題点は、長手方向が長い板材にあっては、切断作業を行えない点にある。また、本体テーブルユニットを長手方向が板材に対応する長さで構成すると共に走行フレームを本体テーブルユニットの長手方向全体に亘って走行するように構成される裁断装置を用意する必要があり、設備コストが増大すると共に切断作業効率が悪くなる点にある。
本発明は、第1走行体を少なくとも本体テーブルユニットの長手方向、第2走行体を少なくとも本体テーブルユニットの長手直交方向及び第2走行体に対して切断手段を上下方向へそれぞれ移動して少なくとも本体テーブルユニットの本体テーブル板に保持された板材を所望のパターンで切断する板材切断装置において、本体テーブルユニットは、本体テーブル板と一致する高さの増設テーブル板を有した増設テーブルユニットが連結可能に構成され、該本体テーブルユニットは、先端が本体テーブルユニットの長手方向端部より手前に位置する長さで長手方向へ延出して取り付けられ、第1走行体を長手方向へ移動するように支持する本体直線支持部材と、先端が本体テーブルユニットの長手方向端部より手前に位置する長さで長手方向へ延出して取り付けられる本体ラックギャ及び第1走行体に設けられ、ラックギャに噛合う歯車が回転軸に取り付けられた数値制御可能な電動モータからなる第1駆動手段と、第2走行体を長手直交方向へ移動する数値制御可能な電動モータを設けた第2駆動手段と、
切断手段を上下方向へ移動する第3駆動手段と、長手方向端面に設けられ、長手方向に軸線を有して突出する位置決め部材が設けられた位置決め固定部材と、
を備えると共に増設テーブルユニットは、基端が本体テーブルユニット側へ突出して本体直線支持部材に接続するように長手方向へ延出して取り付けられ、第1走行体を長手方向へ移動するように支持する増設直線支持部材と、基端が本体テーブルユニット側へ突出して本体ラックギャに接続するように長手方向へ延出して取り付けられる増設ラックギャと、本体テーブルユニットに相対する側に設けられ、位置決め部材が挿嵌される位置決め孔が設けられた被固定部材とを備え、被固定部材の位置決め孔内に位置決め部材を挿嵌して本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットを位置決めした状態で固定部材及び被固定部材を固着すると共に本体直線支持部材と増設直線支持部材及び本体ラックギャと増設ラックギャを一直線上に接続して本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットを連結可能にしたことを最も主要な特徴とする。
本発明は、長手方向が長い板材を切断する際には、本体テーブルユニットに対して増設テーブルユニットを簡易に連結して切断長さを変更することができ、切断作業を効率的に行うことができる。本体テーブルユニットに対して板材の長手方向長さに応じた任意台数の増設テーブルユニットを連結して切断装置を構成することができ、設備コストが増大するのを防止すると共に切断作業を効率化することができる。
板材切断装置における本体テーブルユニットの概略を示す全体斜視図である。 図1A−A線の略体縦断面図である。 本体テーブルユニットユニットにおける連結側を拡大して示す説明図である。 増設テーブルユニットの概略を示す全体斜視図である。 図4B−B線の略体縦断面図である。 増設テーブルユニットにおける連結側を拡大して示す説明図である。 固定板相互を位置決め固着状態を示す縦断面図である。 本体及び増設直線ガイド及びラックギャと支持板の接続状態及びを示す説明図である。 本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットの閉鎖空間相互を接続した状態を示す説明図である。 本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットが連結された板材切断装置の概略を示す略体斜視図である。
被固定部材の位置決め孔内に位置決め部材を挿嵌して本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットを位置決めした状態で固定部材及び被固定部材を固着すると共に本体直線支持部材と増設直線支持部材及び本体ラックギャと増設ラックギャを一直線上に接続して本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットを連結可能にしたことを最良の実施形態とする。
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。
図1〜図6に示すように、板材切断装置1の本体テーブルユニット3は、所要の高さのフレーム構造で、上面には長手方向及び長手直交方向がそれぞれ所要の長さの本体テーブル板5が設けられる。該本体テーブル板5の下方に応じた本体テーブルユニット3には隔壁板4が設けられ、上記本体テーブル板5により囲まれた閉鎖空間が形成される。そして上記隔壁板4には空気吸引装置からのホース(いずれも図示せず)が接続され、該空気吸引装置の駆動により上記閉鎖空間内を負圧形成する。
なお、上記隔壁板4には本体接続口部4aが設けられ、本体テーブルユニット3に対して後述する増設テーブルユニット41が連結された際に増設接続口部47に対してホース49により接続されて増設テーブルユニット41における閉鎖空間内を負圧形成する。また、本体テーブルユニット3に対して増設テーブルユニット41が連結されていない場合にあっては、閉鎖板(図示せず)等により本体接続口部4aが閉鎖される。
本体テーブル板5には多数の吸引孔5aが長手方向及び長手直交方向に対して適宜の間隔をおいて形成され、上記空気吸引装置の駆動に伴って各吸引孔5aから空気を閉鎖空間内に流入させて吸引して負圧形成する。これによりテーブル板5上に載置された板材(図示せず)は負圧吸着されて所定の載置状態が保たれる。
なお、上記板材としては、合成樹脂段ボール板、合成樹脂フィルム、合成樹脂シート等の各種合成樹脂板、段ボール紙、クラフト紙等の各種紙板材、木質板材、薄板金属板材等のように切断刃、レーザ光により切断可能な板材であればよい。
上記本体テーブルユニット3における長手直交方向の各側面には本体支持部材としての本体直線ガイド9が長手方向へ延出するようにそれぞれ固定される。また、上記本体テーブルユニット3における長手直交方向の各側面には本体ラックギャ11が長手方向へ延出するようにそれぞれ固定される。各本体直線ガイド9及び各本体ラックギャ11は長手方向先端が本体テーブルユニット3における連結側から所定の幅で内側へ奥まった箇所に位置する長さに設定される。また、本体テーブルユニット3における本体直線ガイド9及び本体ラックギャ11の延長線上に位置する側フレーム3aには複数個のねじ穴3b・3cが設けられる。
上記各本体直線ガイド9には第1走行体13の脚部13aがそれぞれ長手方向へ走行するように支持される。該第1走行体13は本体テーブル板5の上面に対して所要の高さ位置にて長手直交方向へ延出する本体フレーム13bの両端部に脚部13aがそれぞれ垂下した門型に構成される。また、各脚部13aには対応する本体ラックギャ11に噛合うピニオンギャ15が回転軸に設けられた数値制御可能なサーボモータ等の第1駆動手段を構成する第1電動モータ17がそれぞれ設けられ、各第1電動モータ17の同期駆動に伴って第1走行体13が長手方向へ往復移動される。
上記第1走行体13には長手直交方向へ延出する直線ガイド19及びラックギャ21が固定され、上記直線ガイド19には第2走行体23が長手直交方向へ走行するように支持される。また、上記第2走行体23には上記ラックギャ21に噛合うピニオンギャ(図示せず)が回転軸に設けられた数値制御可能なサーボモータ等の第2駆動手段を構成する第2電動モータ(図示せず)が設けられ、該第2電動モータの駆動に伴って第2走行体23が長手直交方向へ往復移動される。
上記第2走行体23には上下方向へ延出する直線ガイド(図示せず)が設けられると共に上下方向に軸線を有した第3駆動手段の一部を構成する送りねじ(図示せず)の軸線方向両端部が回転するように軸支される。そして上記送りねじの一方軸端部には上記第2走行体23に固定された数値制御可能なサーボモータ等の第3駆動手段の一部を構成する第3電動モータ(図示せず)が連結され、該第3電動モータにより上記送りねじが正逆方向へ回転される。
該直線ガイドには昇降体(図示せず)が昇降するように支持され、該昇降体に設けられたナット部材(図示せず)は上記送りねじに噛合わされる。そして昇降体は上記第3電動モータの駆動に伴って正逆方向へ回転される送りねじにより昇降体を後述する切断手段37の切断刃(図示せず)刃先が本体テーブル板5に突刺する下方位置と本体テーブル板5から上方へ離間した上方位置の間で昇降させる。
上記昇降体には切断手段37が設けられる。切断手段37は、例えば上下方向に軸線を有して昇降体に固定された数値制御可能なサーボモータ等の第4電動モータ37aの回転軸に、必要に応じて歯車の組み合わせからなる減速機構(図示せず)を介して切断刃(図示せず)を取り付け、切断刃を切断方向に一致するように回動させる回動カッター機構として構成される。
他の切断手段37としては、第4電動モータ37aの回転軸に切断刃に固定する固定ボルト(図示せず)に形成された空洞部内に超音波発振部材(図示せず)を内蔵して切断刃を超音波振動させて切断する超音波振動カッター機構(図示せず)としてもよい。また、切断手段37としては上下方向に軸線を有して昇降体35に固定された数値制御可能なサーボモータ等の電動モータ(図示せず)の回転軸に、必要に応じて減速機構(図示せず)を介してレーザ光出力ヘッド(図示せず)を取り付け、出力されるレーザ光の熱エネルギーにより板材を溶断するレーザ切断機構(図示せず)等のいずれであってもよい。
なお、切断手段37をレーザ切断機構とする場合には、本体テーブル板5上にてレーザ光が直接収斂しないようにする必要がある。この場合にあっては、本体テーブル板5の下側に昇降板を設けると共に昇降板の上面に多数の支持軸を本体テーブル板5から突出するように設け、昇降板に連結された上下作動部材(いずれも図示せず)により昇降板を、支持軸の先端が本体テーブル板5と面一になる下方位置と本体テーブル板5から上方へ突出する上方位置の間で上下動させ、支持軸の先端で支持された板材を本体テーブル板5の上面から浮かせて支持する構造とすればよい。
上記本体テーブルユニット3における連結側の側面には位置決め固定部材としての固定板39が長手直交方向の端側にそれぞれ設けられ、各固定板39には中心部に位置決め部材としての位置決め軸39aが、また各隅部には固定ボルト40が挿通される複数の貫通孔39bがそれぞれ設けられる。
増設テーブルユニット41は長手直交方向及び高さが本体テーブルユニット3と一致する長さで、長手方向が適宜の長さに構成されるフレーム構造で、上面には増設テーブル板43が設けられる。増設テーブルユニット41における増設テーブル板43の下部には隔壁板45が設けられ、上記増設テーブル板43により囲まれた閉鎖空間を形成する。そして上記隔壁板45には増設用接続口部47が設けられ、本体テーブルユニット3に増設テーブルユニット41が連結された際に本体接続口部4aと増設接続口部47をホース49により接続して閉鎖空間内を負圧形成する。
増設テーブル板43には多数の吸引孔43aが長手方向及び長手直交方向に対して適宜の間隔をおいて形成され、本体テーブルユニット3に増設テーブルユニット41が連結された際には、各吸引孔43aから閉鎖空間内に空気を流入させて増設テーブル板43上に載置された板材を負圧吸着させる。
上記増設テーブルユニット41における長手直交方向端側の側フレーム41aには長手方向へ延出する増設支持部材としての増設直線ガイド51及び増設ラックギャ53が本体テーブルユニット3側の本体直線ガイド9及び本体ラックギャ11と一致する高さに取り付けられる。上記増設直線ガイド51及び増設ラックギャ53は本体テーブルユニット3に設けられた本体直線ガイド9及び本体ラックギャ11の長手方向端部に対して接続するように上記本体直線ガイド9及び本体ラックギャ11の先端が奥まった長さに一致して本体テーブルユニット3側へ突出する長さに設定される。
なお、本体テーブルユニット3側へ突出する増設直線ガイド51及び増設ラックギャ53の長手方向端部にはねじ穴3b・3cにねじ止めされる固定ボルト54・56が抜け止め状態で挿通される貫通孔51a・53aがそれぞれ設けられる。
本体テーブルユニット3に設けられた各固定板39に相対する増設テーブルユニット41の側フレーム41aには被固定部材としての被固定板55がそれぞれ設けられる。各被固定板55の中心部には位置決め軸39aが挿嵌される被位置決め部としての位置決め孔55aが、また各隅部には固定板39の貫通孔39bに相対して固定ボルト40が挿通される複数の貫通孔55bがそれぞれ設けられる。
なお、本体テーブルユニット3における固定板39の位置決め軸39aの代わりに位置決め孔を形成すると共に増設テーブルユニット41における被固定板55の位置決め孔55aの代わりに位置決め軸を設けた構造としてもよい。
本体テーブルユニット3における長手直交方向両側の側フレーム3a下部には第1〜第4電動モータ17、37aへ駆動電源を供給する電源線及び各電動モータ17、37aに設けられた位置検出器からの信号を伝送する信号線等を屈曲可能に収容するケーブルチェーン(図示せず)を支持する本体支持板57が長手方向へ延出した状態で長手直交方向へ突出する複数個の支持アーム59に固定される。該本体支持板57は各直線ガイド9及び各ラックギャ11と同様に長手方向先端が本体テーブルユニット3における側フレーム3aの連結側から所定の幅で内側に奥まった箇所に位置する長さに設定される。
また、増設テーブルユニット41における長手直交方向端側の側フレーム41aには上記したケーブルチェーンを支持する増設支持板61が本体支持板57の取付け位置高さに一致し、かつ長手方向へ延出した状態で長手直交方向へ突出する複数の支持アーム63上に固定される。なお、本体テーブルユニット3側に位置する増設支持板61は連結側端面より短い長さに設定されると共に増設支持板61が設けられていない側フレーム41aには支持アーム63が予め固定される。
そして本体テーブルユニット3に対して増設テーブルユニット41を連結する際には本体支持板57と増設支持板61間に配置される連結用支持板65を支持アーム63にねじ止めして各本体支持板57と増設支持板61及び連結用支持板65の支持面が面一状になるようにさせる。
次に、上記のように構成された板材切断装置1の板材切断作用及び本体テーブルユニット3に対する増設テーブルユニット41の連結作用を説明する。
先ず、板材切断装置1による板材の切断作用を説明すると、本体テーブルユニット3のテーブル板5上に、例えば合成樹脂性段ボール板の板材を位置決めした状態で載置してセットする。このとき、空気吸引装置の駆動により本体テーブル板5と隔壁板4により囲まれた閉鎖空間内が負圧形成されることにより板材が本体テーブル板5上にて負圧吸引されて保持される。
次に、板材の切断パターンデータに基づいて第1〜第3電動モータ17を駆動制御して本体テーブルユニット3に保持された板材に対して第1走行体13を本体テーブルユニット3の長手方向へ、また第2走行体23を長手直交方向へ、更に切断手段37を上下方向へそれぞれ移動させながら第4電動モータ37aを駆動制御して切断刃を切断方向へ回動しながら板材を切断する。
次に、本体テーブルユニット3より長手方向が長い板材を切断する際に本体テーブルユニット3に対して増設テーブルユニット41を連結する作用を説明すると、本体テーブルユニット3に対して増設テーブルユニット41を、固定板39と被固定板55が互いに相対した状態で近接させながら位置決め孔55a内に位置決め軸39aをそれぞれ突入させて本体テーブルユニット3及び増設テーブルユニット41を位置決めする。この状態にて固定板39及び被固定板55の貫通孔39b・55b内に挿通される固定ボルト40をナット止めして固定させる。(図7参照)
このとき、本体テーブルユニット3に設けられる本体直線ガイド9及び本体ラックギャ11が、その先端が連結側の側面から所定の長さで奥まった箇所に位置する長さに設定されると共に増設テーブルユニット41に設けられる増設直線ガイド51及び増設ラックギャ53の連結側端部が上記した奥まった箇所に位置する長さに一致して突出する長さに設定されるため、本体テーブルユニット3に対して増設テーブルユニット41を連結した際に本体直線ガイド9及び本体ラックギャ11の先端面と増設直線ガイド51及び増設ラックギャ53の連結側端面が互いに当接し合って一直線状に接続される。(図8参照)
この状態で貫通孔51a・53a内に固定ねじ54・56を挿通してねじ穴3b・3cにねじ止めして増設直線ガイド51及び増設ラックギャ53を本体テーブルユニット3に固定させる。また、本体接続口部4aと増設接続口部47をホース49により接続して増設テーブルユニット41の閉鎖空間内を負圧形成可能にさせる。(図9参照)
また、本体テーブルユニット3に対して増設テーブルユニット41を連結した際に本体支持板57と増設支持板61の形成される隙間に対し、支持アーム63上に連結用支持板65を支持した状態でねじ止めして固定させることにより屈曲しながら走行するケーブルチェーンを支持する本体支持板57及び増設支持板61を連結用支持板65により面一状に連結させる。(図8参照)
そして図10に示すように連結された本体テーブルユニット3の本体テーブル板5及び増設テーブルユニット41の増設テーブル板43上に、長手方向が少なくとも本体テーブルユニット3の長手方向より長い板材を載置して負圧吸着させた後、上記と同様に板材の切断パターンデータに基づいて第1〜第3電動モータ17を駆動制御して本体テーブルユニット3及び増設テーブルユニット41上に保持された板材に対して第1走行体13を接続された本体及び増設直線ガイド9・51により長手方向へ、また第2走行体23を長手直交方向へ、更に切断手段37を上下方向へそれぞれ移動させながら第4電動モータ37aを駆動制御して切断刃を切断方向へ回動しながら板材を切断する。
上記説明は、増設テーブルユニット41に設けられる増設直線ガイド51及び増設ラックギャ53を、その本体テーブルユニット3側の端部が所定の長さで突出すると共に反対側の端部が増設テーブルユニット41の端に位置する長さとしたが、反対側の端部を増設テーブルユニット41の端から本体テーブルユニット3側へ突出する所定の長さ、短くすると共に増設テーブルユニット41における長手方向の側面に本体テーブルユニット3に設けられた固定板39を取り付けた構成としてもよい。
この増設テーブルユニット41にあっては、長手方向が長尺状の板材を切断する際には、本体テーブルユニット3に対して板材の長手方向長さに応じた複数台の増設テーブルユニット41を直列状に連結して板材を切断することができる。
1 板材切断装置
3 本体テーブルユニット
3a 側フレーム
3b・3c ねじ穴
4 隔壁板
4a 本体接続口部
5 本体テーブル板
5a 吸引孔
9 本体直線ガイド
11 本体ラックギャ
13 第1走行体
13a 脚部
13b 本体フレーム
15 ピニオンギャ
17 第1駆動手段を構成する第1電動モータ
19 直線ガイド
21 ラックギャ
23 第2走行体
37 切断手段
37a 第4電動モータ
39 位置決め固定部材としての固定板
39a 位置決め部材としての位置決め軸
39b 貫通孔
40 固定ボルト
41 増設テーブルユニット
41a 側フレーム
43 増設テーブル板
43a 吸引孔
45 隔壁板
47 増設接続口部
49 ホース
51 増設直線ガイド
51a 貫通孔
53 増設ラックギャ
53a 貫通孔
54・56 固定ボルト
55 被固定部材としての被固定板
55a 被位置決め部としての位置決め孔
55b 貫通孔
57 本体支持板
59 支持アーム
61 増設支持板
63 支持アーム
65 連結用支持板

Claims (10)

  1. 第1走行体を少なくとも本体テーブルユニットの長手方向、第2走行体を少なくとも本体テーブルユニットの長手直交方向及び第2走行体に対して切断手段を上下方向へそれぞれ移動して少なくとも本体テーブルユニットの本体テーブル板に保持された板材を所望のパターンで切断する板材切断装置において、
    本体テーブルユニットは、本体テーブル板と一致する高さの増設テーブル板を有した増設テーブルユニットが連結可能に構成され、
    該本体テーブルユニットは、
    先端が本体テーブルユニットの長手方向端部より手前に位置する長さで長手方向へ延出して取り付けられ、第1走行体を長手方向へ移動するように支持する本体直線支持部材と、
    先端が本体テーブルユニットの長手方向端部より手前に位置する長さで長手方向へ延出して取り付けられる本体ラックギャ及び第1走行体に設けられ、ラックギャに噛合う歯車が回転軸に取り付けられた数値制御可能な電動モータからなる第1駆動手段と、
    第2走行体を長手直交方向へ移動する数値制御可能な電動モータを設けた第2駆動手段と、
    切断手段を上下方向へ移動する第3駆動手段と、
    長手方向端面に設けられ、長手方向に軸線を有して突出する位置決め部材が設けられた位置決め固定部材と、
    を備えると共に、
    増設テーブルユニットは、
    基端が本体テーブルユニット側へ突出して本体直線支持部材に接続するように長手方向へ延出して取り付けられ、第1走行体を長手方向へ移動するように支持する増設直線支持部材と、
    基端が本体テーブルユニット側へ突出して本体ラックギャに接続するように長手方向へ延出して取り付けられる増設ラックギャと、
    本体テーブルユニットに相対する側に設けられ、位置決め部材に対応するが被位置決め部が設けられた被固定部材と、
    を備え、
    被固定部材の位置決め孔内に位置決め部材を挿嵌して本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットを位置決めした状態で固定部材及び被固定部材を固着すると共に本体直線支持部材と増設直線支持部材及び本体ラックギャと増設ラックギャを一直線上に接続して本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットを連結可能にした板材切断装置。
  2. 請求項1において、
    位置決め部材は、位置決め軸とすると共に被位置決め部は、上記位置決め軸が挿嵌される位置決め孔とする板材切断装置。
  3. 請求項1において、
    被位置決め部は、位置決め軸とすると共に位置決め部材は、上記位置決め軸が挿嵌される位置決め孔とする板材切断装置。
  4. 請求項1において、
    増設直線支持部材及び増設ラックギャは、本体テーブルユニットに増設テーブルユニットを連結した際に、本体テーブルユニット側に突出する箇所を本体テーブルユニットに固着する板材切断装置。
  5. 請求項1において、
    本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットにおける各テーブル板の下方に隔壁板を設けて閉鎖空間をそれぞれ形成すると共に各テーブル板に多数の吸引孔を設け、少なくとも本体テーブルユニットにおける隔壁板の閉鎖空間に空気吸引装置を接続して負圧形成する板材切断装置。
  6. 請求項5において、
    本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットの各隔壁板には、接続口部をそれぞれ設け、本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットを連結した際には、各接続口部を管により接続して本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットをそれぞれ負圧形成可能にした板材切断装置。
  7. 請求項1において、
    本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットには、第1駆動手段〜第3駆動手段の駆動電力、駆動圧縮空気等のエネルギー伝送部材及びこれらに接続される各種信号線を第1走行体の移動に伴って屈曲するように支持するケーブルチェーンを支持する支持板を長手方向へ延出するようにそれぞれ設けた板材切断装置。
  8. 請求項7において、
    本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットに設けられる少なくとも一方の支持板は、テーブルユニットの長手方向端部より手前に位置する長さに設定されると共に他方の支持板は、テーブルユニットの長手方向端部から長手方向突出して一方の支持板に接続可能とした板材切断装置。
  9. 請求項7において、
    本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットに設けられる各支持板は、テーブルユニットの長手方向端部より手前に位置する長さに設定され、本体テーブルユニット及び増設テーブルユニットを連結した際には、各支持板の相互間に連結支持板を取り付けて接続可能にした板材切断装置。
  10. 請求項1において、
    切断手段は、切断方向に向かって回動制御され、板材に突刺して所望形状に切断するカッター刃を備えたカッター機構及び板材に対してレーザ光を出力して熱溶断するレーザ光出力ヘッドを備えたレーザ光切断機構のいずれかとした板材切断装置。
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