JP2014086437A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同じ外部からの入力信号を2つのパッドで受けることが可能な半導体チップの面積を小さくする。
【解決手段】同一の入力信号を受けることが可能な第一及び第二パッドと、第一及び第二パッドのどちらか一方に接続されたワイヤーと、ワイヤーに接続され所定の入力信号を受けるリードフレームと、第一パッド及び第二パッドのうちの少なくとも一方から入力信号を受ける入出力制御回路と、入出力制御回路の出力制御に基づいて第一パッドに出力信号を出力可能な第一出力段と、入出力制御回路の出力制御に基づいて第二パッドに第一出力段と同一の出力信号を出力可能な第二出力段とを持ち、第一パッドと第二パッドとが容量又は抵抗を介して配線にて互いに接続されている半導体集積回路装置。
【選択図】図9

Description

本明細書は、半導体集積回路装置に関し、特に1つの外部からの入力信号を、2つのパッドのうちのどちらからでも受けることが可能な半導体集積回路装置及びその製造方法に関する。
半導体集積回路装置は、図1に示すような工程を経て製造される。ステップS101に示すように、半導体ウエハにMOS等のトランジスタである能動素子や容量や抵抗等の受動素子を形成する。次にステップS102に示すように、トランジスタや受動素子に接続される配線を有する配線層を複数形成する。その後ステップS103に示すように、複数の配線層上にパッドを有する層を設ける。次にステップS104に示すように、パッドを有する層の上にパッシベーション層を設ける。ここまではウエハプロセス工程と呼ばれる製造工程である。このウエハプロセス工程により半導体ウエハ内に様々な回路を形成する。このウエハプロセス工程の後、ステップS105に示されるように、プローブカード等をパッドに接触させて電気的なテストを行うウエハテスト工程がある。このウエハテスト工程の後、ステップS106に示されるように、半導体ウエハをダイシングして個片化して複数の半導体チップを形成するダイシング工程がある。このダイシング工程では、ステップS105のウエハテスト工程にて不良品と判定されたいくつかの半導体チップは破棄し、残りの良品を次工程に用いる。次にダイシング工程の後、ステップS107に示されるように、個片化されたこの複数の半導体チップのそれぞれをダイパッド上にダイボンディングする。次にステップS108に示されるように、ダイボンディングされた半導体チップとリードフレームとをワイヤーにてワイヤボンディングする。最後にステップS109にて示されるように、ワイヤボンディングされた半導体チップを樹脂封止して半導体集積回路装置を形成する。ステップS107からステップS109はパッケージング工程である。
特許文献1では、複数の外部パッドを持つ実装基盤を有する半導体装置において、差動信号が入力される2つのパッドの間に抵抗を設けて、終端抵抗としての外付けの抵抗部品を無くした発明が開示されている。
特開2009−27013号公報
共通の半導体チップではあるが、異なる種類のパッケージングがなされることにより、違う半導体集積回路装置となるものがある。それを以下に説明する。
図2に示す半導体集積回路装置DIP−ICはDIPパッケージ(Dual In Package)にてパッケージングされている。2本の吊りリードHL−Dと、ダイパッドDP−Dが一体となった金属材料にて形成されている。ダイパッドDP−D上には半導体チップCPが配置されている。ダイパッドDP−Dと半導体チップCPは互いに接着材にて接続されている。更に図にあるように左回りの順番にてリードフレームLF−Dが配置されている。これらリードフレームLF−Dは銅や鉄等の金属にて形成されている。これらリードフレームLF−Dは20本存在し、左上から右上のものまで左回りに順番に(1)〜(20)の番号を振ってある。これらリードフレームLF−Dそれぞれは一部がエポキシ樹脂を材料としたモールドレジンMR−Dにて封止されており、残りの一部がモールドレジンMR−Dから露出しており、半導体集積回路装置の外部端子となっている。リードフレームLF−Dそれぞれと半導体チップCPは金や銅の金属材料にて形成されたワイヤーWRにて接続されている。
尚、図2においては、リードフレームLF−Dの符号は(18)のものしか記載がないが、省略されているだけであり(1)〜(20)の番号が付されているものは全てリードフレームLF−Dである。更に、ワイヤーWRはリードフレームLF−Dの(16)及び(17)と半導体チップCPとの間としか描写がないが、省略されているだけであり、(1)〜(20)の番号が付されているリードフレームLF−Dそれぞれと半導体チップCPとを互いに接続するようにワイヤーWRが形成されている。
モールドレジンMR−Dは平面視で略矩形であり、4辺を持つように形成されている。(1)〜(10)の番号が付されているリードフレームLF−DはモールドレジンMR−Dの1つの辺に沿って配置されており、(1)〜(20)の番号が付されているリードフレームLF−Dは、モールドレジンMR−Dの1つの辺と対向する辺に沿って配置されている。又、2本の吊りリードHL−Dそれぞれは、2方向に延びる方向に配置されている。
図3に示す半導体集積回路装置QFP−ICはQFPパッケージ(Quad Flat Package)にてパッケージングされている。4本の吊りリードHL−Qと、ダイパッドDP−Qが一体となった金属材料にて形成されている。ダイパッドDP−Q上には半導体チップCPが配置されている。半導体チップCPは図2のものと同じものである。ダイパッドDP−Qと半導体チップCPは互いに接着材にて接続されている。更に図にあるように左回りの順番にてリードフレームLF−Qが配置されている。尚、QFPパッケージであろうと、DIPパッケージであろうと、どのようなパッケージであれ左回りに限らず、右回りの順番にてリードフレームが配置されても問題はない。これらリードフレームLF−Qは銅や鉄等の金属にて形成されている。これらリードフレームLF−Qは20本存在し、左回りに順番に(1)〜(20)の番号を振ってある。これらリードフレームLF−Qそれぞれは一部がエポキシ樹脂を材料としたモールドレジンMR−Qにて封止されており、残りの一部がモールドレジンMR−Qから露出しており、半導体集積回路装置の外部端子となっている。リードフレームLF−Qそれぞれと半導体チップCPは金や銅の金属材料にて形成されたワイヤーWRにて接続されている。尚、図3においては、リードフレームLF−Qの符号は(18)のものしか記載がないが、省略されているだけであり(1)〜(20)の番号が付されているものは全てリードフレームLF−Qである。更に、ワイヤーWRはリードフレームLF−Qの(16)及び(17)と半導体チップCPとの間としか描写がないが、省略されているだけであり、(1)〜(20)の番号が付されているリードフレームLF−Qそれぞれと半導体チップCPとを互いに接続するようにワイヤーWRが形成されている。
モールドレジンMR−Qは平面視で略矩形であり、4辺を持つように形成されている。モールドレジンMR−Qの第一辺と第三辺が互いに対向するようになっており、モールドレジンMR−Qの第二辺と第四辺が互いに対向するようになっている。モールドレジンMR−Qの第一辺と第二辺でモールドレジンMR−Qの一つめの角を形成する。モールドレジンMR−Qの第二辺と第三辺でモールドレジンMR−Qの二つ目の角を形成する。モールドレジンMR−Qの第三辺と第四辺でモールドレジンMR−Qの三つ目の角を形成する。モールドレジンMR−Qの第四辺と第一辺でモールドレジンMR−Qの四つ目の角を形成する。(4)〜(8)の番号が付されているリードフレームLF−QはモールドレジンMR−Qの第一辺に沿って配置されている。(9)〜(13)の番号が付されているリードフレームLF−QはモールドレジンMR−Qの第二辺に沿って配置されている。(14)〜(18)の番号が付されているリードフレームLF−QはモールドレジンMR−Qの第三辺に沿って配置されている。(19)、(20)、(1)〜(3)の番号が付されているリードフレームLF−QはモールドレジンMR−Qの第四辺に沿って配置されている。又、4本の吊りリードHL−Qそれぞれは、4方向に延びる方向に配置されている。
よって、図2の半導体集積回路装置DIP−ICと、図3の半導体集積回路装置QFP−ICは、半導体チップCPが同じであり、パッケージが異なることにより異なる半導体集積回路装置となっている。更に図2や図3のピン配置順番にあるように、リードフレームLF−DやリードフレームLF−Qは左回りに配置されている。これはどのようなパッケージの半導体集積回路装置であっても、顧客の使い勝手を下げないようにするためである。更に後に説明を行うが、同じ番号の付いたリードフレームLF−DとリードフレームLF−Qには同じ信号又は電圧が入出力される。例えば、リードフレームLF−Dの(1)とリードフレームLF−Qの(1)には同じ信号が入出力される。
尚、図3においては、リードフレームLF−Qの符号は(18)のものしか記載がないが、省略されているだけであり(1)〜(20)の番号が付されているものは全てリードフレームLF−Qである。更に、ワイヤーWRはリードフレームLF−Qの(16)及び(17)と半導体チップCPとの間としか描写がないが、省略されているだけであり、(1)〜(20)の番号が付されているリードフレームLF−Dそれぞれと半導体チップCPとを互いに接続するようにワイヤーWRが形成されている。
図4は半導体チップとリードフレームとの関係を表した図である。
半導体チップCPは、半導体チップ端部CP−E1、半導体チップ端部CP−E2、半導体チップ端部CP−E3、半導体チップ端部CP−E4を持つ。これら半導体チップ端部により半導体チップCPは矩形となっている。半導体チップ端部CP−E1と半導体チップ端部CP−E2により挟まれるように配置されたコーナーセルC−CL1がある。更に、半導体チップ端部CP−E4と半導体チップ端部CP−E1により挟まれるように配置されたコーナーセルC−CL2がある。半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLが複数存在する。半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLが複数存在する。更に半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLが複数存在する。IOセルIOCLはワイヤーWRを介して信号や電圧が入出力されるパッドである入出力パッドIO−Pと、入出力パッドIO−Pを介して入出力される信号や電圧の入出力処理を行う入出力回路IO−Cが存在する。IOセルIOCLには番号が付与されており、(1)〜(20)がある。更に後に説明を行うが、同じ番号の付いたリードフレームとIOセルIOCLには同じ信号又は電圧が入出力される。例えば、リードフレームLF−Dの(1)とIOセルIOCLの(1)には同じ信号が入出力される。半導体チップ端部CP−E2に沿って、IOセルIOCLの(1)〜(3)が配置されており、半導体チップ端部CP−E1に沿って、IOセルIOCLの(1)〜(3)、(19)、(20)が配置されており、半導体チップ端部CP−E4に沿って、IOセルIOCLの(19)(20)が配置されている。半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの番号と、半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの番号及び半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLの番号とは重複している。これはリードフレームLF−DからワイヤーWRを介して信号や電圧が入出力される場合と、リードフレームLF−QからワイヤーWRを介して信号や電圧が入出力される場合があるからである。具体的にはDIPパッケージにて封止された半導体集積回路装置DIP−ICの場合には半導体チップ端部CP−E2や半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)〜(3)、(19)、(20)が使用される。IOCLの(1)〜(3)、(19)、(20)それぞれが、リードフレームLF−Dの(1)〜(3)、(19)、(20)それぞれにワイヤーWRを介して接続される。リードフレームLF−Qの(1)〜(3)、(19)、(20)とは接続されない。QFPパッケージにて封止された半導体集積回路装置QFP−ICの場合には半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)〜(3)、(19)、(20)が使用される。IOCLの(1)〜(3)、(19)、(20)それぞれが、リードフレームLF−Qの(1)〜(3)、(19)、(20)それぞれにワイヤーWRを介して接続される。リードフレームLF−Dの(1)〜(3)、(19)、(20)とは接続されない。半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの順番は、(3)(2)(1)、(20)、(19)となっている。これはリードフレームLF−DやリードフレームLF−Qは左回りに配置されているため、このように配置しないと、ワイヤーWRが他のワイヤーWRと絡まらないで配置することができないからである。例えば、半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの順番を、(1)(2)(3)、(19)、(20)とした場合は、リードフレームLF−Qの(1)とIOセルIOCLの(1)とを接続するワイヤーWRと、リードフレームLF−Qの(3)とIOセルIOCLの(3)とを接続するワイヤーWRとが絡まってしまう。同じく、リードフレームLF−Qの(19)とIOセルIOCLの(19)とを接続するワイヤーWRと、リードフレームLF−Qの(20)とIOセルIOCLの(20)とを接続するワイヤーWRとが絡まってしまう。
尚、図4にてIOセルIOCLは、全ての番号(1)〜(20)のIOセルIOCLを描写しておらず、一部を省略している。更にIOセルIOCLの符号は(3)しか記載がないが、省略されているだけであり、実際には(1)〜(3)、(19)(20)の番号が付されているものは全てIOセルIOCLである。更に、入出力パッドIO−P及び入出力回路IO−Cの符号は、IOセルIOCLの(19)のものしか記載がないが、省略されているだけであり、実際には(1)〜(20)のIOセルIOCL全てそれぞれにもある。更に、図4以降の図において、(1)〜(20)の符号が付されているものは全てIOセルIOCLであり、このIOセルIOCLそれぞれは、入出力パッドIO−P及び入出力回路IO−Cを有しており、これらの符号はほぼ全てが省略されている。
図5は半導体チップCPの構成を表す図である。
半導体チップ端部CP−E2と半導体チップ端部CP−E3により挟まれるように配置されたコーナーセルC−CL4がある。更に、半導体チップ端部CP−E3と半導体チップ端部CP−E4により挟まれるように配置されたコーナーセルC−CL3がある。半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)(2)(3)、(19)、(20)が存在する。半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)〜(10)が存在する。半導体チップ端部CP−E3に沿って配置されたIOセルIOCLの(9)〜(13)が存在する。更に半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLの(11)〜(20)が存在する。図4にて説明のしたものと同様な形となっており、半導体チップ端部CP−E3に沿って配置されたIOセルIOCLの番号と、半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの番号及び半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLの番号とは重複しているものがある。これはリードフレームLF−DからワイヤーWRを介して信号や電圧が入出力される場合と、リードフレームLF−QからワイヤーWRを介して信号や電圧が入出力される場合があるからである。具体的にはDIPパッケージにて封止された半導体集積回路装置DIP−ICの場合には半導体チップ端部CP−E2や半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLの(9)〜(13)が使用される。IOCLの(9)〜(13)それぞれが、リードフレームLF−Dの(9)〜(13)それぞれにワイヤーWRを介して接続される。リードフレームLF−Qの(9)〜(13)とは接続されない。QFPパッケージにて封止された半導体集積回路装置QFP−ICの場合には半導体チップ端部CP−E3に沿って配置されたIOセルIOCLの(9)〜(13)が使用される。IOCLの(9)〜(13)それぞれが、リードフレームLF−Qの(9)〜(13)それぞれにワイヤーWRを介して接続される。リードフレームLF−Dの(9)〜(13)とは接続されない。半導体チップ端部CP−E3に沿って配置されたIOセルIOCLの順番は、(9)(10)(11)、(12)、(13)となっている。これはリードフレームLF−DやリードフレームLF−Qは左回りに配置されているため、半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLと同じような理由により、このように配置しないと、ワイヤーWRが他のワイヤーWRと絡まらないで配置することができないからである。
DIPにてパッケージングされるのか、QFPにてパッケージングされるのか分からないために、半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)(2)(3)、(19)、(20)と、半導体チップ端部CP−E2及び半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)(2)(3)、(19)、(20)とは、同じ番号のものに関しては互いに接続されなければならない。同じく、半導体チップ端部CP−E3に沿って配置されたIOセルIOCLの(9)〜(13)と、半導体チップ端部CP−E2及び半導体チップ端部CP4に沿って配置されたIOセルIOCLの(9)〜(13)とは、同じ番号のものに関しては互いに接続されなければならない。互いに接続されなければ、パッケージの形態によって信号の入出力が不可能となってしまうからである。更にこれら互いに接続するための配線には出力信号のために十分な量の電流を流すことが可能な配線幅とする必要がある。更に上述したように、リードフレームLF−DやリードフレームLF−Qの配置順番の関係で、IOセルIOCLの(1)〜(20)の配置順番は制約がでてしまう。例えば、半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)(2)(3)と、半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)(2)(3)とを互いに接続するためには、IOセルIOCLの(1)同士を接続する配線と、IOセルIOCLの(2)同士を接続する配線と、IOセルIOCLの(2)同士を接続する配線とが互いに立体的に交差する必要が出てくる。
IOセルIOCLから信号を出力するモードにおいては、同じ番号のIOセルIOCLのうちの一方の出力バッファのみが駆動して出力信号を出力し、他方の出力バッファは駆動しない形を取ることができる。理由としてIOセルIOCLの(1)を例にして説明する。DIPパッケージにてパッケージングされた場合は、半導体チップエッジCP−E2に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)にワイヤーWRが接続され、リードフレームLF−DにワイヤーWRが接続される。このときに半導体チップエッジCP−E2に沿って設けられたIOセルICLの(1)の出力バッファが駆動して出力信号を流すとした場合、半導体チップエッジCP−E2に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)からワイヤーWRを通ってリードフレームLF−Dに出力信号の電流が流れる。半導体チップエッジCP−E1に沿って設けられたIOセルICLの(1)の出力バッファが駆動して出力信号を流すとした場合、半導体チップエッジCP−E1に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)からIOセルIOCLの(1)同士を接続する配線を通って半導体チップエッジCP−E2に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)に出力信号の電流が流れ、更にワイヤーWRを通ってリードフレームLF−Dに出力信号の電流が流れる。このようにするために、IOセルIOCLの(1)同士を接続する配線には半導体集積回路装置外部に流す出力信号の電流が流れるために、この電流が大電流となり太い配線幅が必要となる。QFPパッケージにてパッケージングされる場合は、半導体チップエッジCP−E2に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)と、半導体チップエッジCP−E1に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)との関係が逆になる形となる。
IOセルIOCLから信号を出力するモードにおいて、同じ番号のIOセルIOCLのうちの両方の出力バッファが駆動して同じ出力信号を出力し、更に同じ番号のIOセルIOCL同士を接続する配線の太さが細い場合は以下の問題がある。IOセルIOCLの(1)を例にして説明する。DIPパッケージにてパッケージングされた場合は、半導体チップエッジCP−E2に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)にワイヤーWRが接続され、リードフレームLF−DにワイヤーWRが接続される。半導体チップエッジCP−E2に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)からワイヤーWRを通ってリードフレームLF−Dに出力信号の電流が流れる。リードフレームLF−Dに接続される外部デバイスの入力インピーダンスがどの程度かは分からない。よって出力信号の電流が大量に引き込まれることもある。その結果、半導体チップエッジCP−E1に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)からIOセルIOCLの(1)同士を接続する配線を通って半導体チップエッジCP−E2に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)に出力信号の電流が流れ、更にワイヤーWRを通ってリードフレームLF−Dに出力信号の電流が流れる。IOセルIOCLの(1)同士を接続する配線には半導体集積回路装置外部に流す出力信号に基づく大電流が流れることもあり、太い配線幅が必要となる。QFPパッケージにてパッケージングされる場合は、半導体チップエッジCP−E2に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)と、半導体チップエッジCP−E1に沿って設けられたIOセルIOCLの(1)との関係が逆になる形となる。IOセルIOCL同士を接続する配線の太さが太い場合は問題は起きない。
よって、同じ番号のIOセルIOCL同士を接続する配線は太い必要があり、この配線のレイアウトスペースに関しては以下の問題がある。
半導体チップCPはIOセルIOCLの配置方向や半導体チップ端部CP−E1〜4に沿って配置され、一部がIOセルIOCLに重なるように配置された電源電圧リングVCC−Rがある。更にその内側にはこの電源電圧リングVCC−Rに沿って配置されたグランド電圧リングGND−Rがある。更にその内側にはグランド電圧リングGND−Rに囲まれた内部回路INT−Cがある。これら構成要素のレイアウトがあるために、上述した同じ番号のIOセルIOCL同士を接続する配線のレイアウトスペースを、電源電圧リングVCC−Rの内側には十分に確保できない。十分に確保するためには図5にあるように、電源電圧リングVCC−Rの外側に幅Xの十分な幅を設けて、ここに配線を引く必要があるが、このようにすると半導体チップCPの面積が大きくなり、コストが上がり、実装面積も大きくなる。
同一の入力信号を受けることが可能な第一及び第二パッドと、第一及び第二パッドのどちらか一方に接続されたワイヤーと、ワイヤーに接続され所定の入力信号を受けるリードフレームと、第一パッド及び第二パッドのうちの少なくとも一方から入力信号を受ける入出力制御回路と、入出力制御回路の出力制御に基づいて第一パッドに出力信号を出力可能な第一出力段と、入出力制御回路の出力制御に基づいて第二パッドに第一出力段と同一の出力信号を出力可能な第二出力段とを持ち、第一パッドと第二パッドとが容量又は抵抗を介して配線にて互いに接続されている。
本発明によれば、第一パッドと第二パッドを接続する配線の太さを低減することができ、半導体チップの面積を低減することができる。
半導体集積回路装置の製造工程を表す図である。 DIPパッケージにてパッケージングされた半導体集積回路装置を表す図である。 QFPパッケージにてパッケージングされた半導体集積回路装置を表す図である。 半導体チップとリードフレームとの関係を表した図である。 半導体チップCPの構成を表す図である。 実施の形態1の半導体チップCP−Iの構成を表す図である。 IOセルIOCL間の電気的な接続形態を表す図である。 IOセルIOCLの番号(1)〜(20)と、IOセルIOCLに入出力される入出力信号または電圧と、IOセルIOCLのセルタイプとの関係を示した表を表す図である。 実施の形態1のIOセルIOCLの構成及び動作を表す図である。 実施の形態2のIOセルIOCLの構成を表す図である。 実施の形態3のIOセルIOCLの構成を表す図である。 実施の形態4のIOセルIOCLの構成を表す図である。 実施の形態5のIOセルIOCLの構成を表す図である。 実施の形態6のIOセルIOCLの構成を表す図である。 実施の形態7のIOセルIOCLの構成を表す図である。 実施の形態8のIOセルIOCLの構成を表す図である。 実施の形態1〜4の容量Cの一例である。 実施の形態3、5、6、及び8の抵抗R、抵抗R1、及び抵抗R2の一例である。 実施の形態1〜10の半導体集積回路装置の製造方法である。
以下、図面を参照しながら、実施の形態について詳細に説明する。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、応用例、詳細説明、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(動作、タイミングチャート、要素ステップ、動作ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数等(個数、数値、量、範囲等を含む)についても同様である。
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部位や部材には同一または関連する符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
また、実施の形態で用いる図面においては、断面図であっても図面を見易くするためにハッチングを省略する場合もある。また、平面図であっても図面を見易くするためにハッチングを付す場合もある。
(実施の形態1.)
図6は実施の形態1の半導体チップCP−Iの構成を表す図である。
半導体チップCP−Iの電源電圧リングVCC−Rと、IOセルIOCLの入出力パッドIO−Pとの間の幅Yは、IOセルIOCL同士を接続する配線のレイアウトスペースとして設ける必要がないために、図5の幅Xと比べて小さくなっている。よって半導体チップCP−Iは図5の半導体チップCPと比べると面積が小さくなっている。
半導体チップCP−Iの内部回路INT−Cは、中央演算装置CPUと、ランダムアクセスメモリRAMと、AD変換器ADCと、フラッシュメモリFLASHと、電源電圧生成回路VDCと、発振回路OSCと、バスBUSを持つ。中央演算装置CPUは、外部からの入力及びプログラムに従って半導体チップCP−I全体を制御し各種演算を行う。ランダムアクセスメモリRAMは中央演算装置CPUのワークエリアとして用いられ、各種演算データや制御データを記憶する。AD変換器ADCはアナログ信号を受けてデジタル信号に変換する。発振回路OSCは外部の水晶発振子の出力するクロックに基づいて、内部回路INT−Cに必要な各種クロックを生成する。電源電圧生成回路VDCは電源電圧VCC及びグランド電圧GNDに基づいて、内部回路INT−Cにて用いられる各種電源電圧を生成する。フラッシュメモリFLASHは書き換え可能な不揮発性記憶装置であり、中央演算装置CPUにて用いられるプログラムを格納している。バスBUSは中央演算装置CPUと、ランダムアクセスメモリRAMと、AD変換器ADCと、フラッシュメモリFLASHと、電源電圧生成回路VDCと、発振回路OSCとの間にてデータ、コマンド及びアドレスを互いにやり取りするための複数の信号線の集まりである。IOセルIOCLの(1)〜(20)にどのような信号や電圧が入出力されるのかは後述する。
図7はIOセルIOCL間の電気的な接続形態を表す図である。
半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)〜(3)と、半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)〜(3)とは同じ番号のものに関しては以下のような形にて互いに電気的に接続されている。
半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)の隣には、配線PF−WRとフィラーセルFCLとが配置されており、配線PF−WRによってIOセルIOCLの(1)の入出力パッドIO−PとフィラーセルFCLとが接続されている。同じく半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)の隣には、配線PF−WRとフィラーセルFCLとが配置されており、配線PF−WRによってIOセルIOCLの(1)の入出力パッドIO−PとフィラーセルFCLとが接続されている。半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)の隣のフィラーセルFCLと、半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)の隣のフィラーセルFCLとは配線FF−WRにて接続されている。同じように、半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(2)の隣には、配線PF−WRとフィラーセルFCLとが配置されており、配線PF−WRによってIOセルIOCLの(2)の入出力パッドIO−PとフィラーセルFCLとが接続されている。同じく半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(2)の隣には、配線PF−WRとフィラーセルFCLとが配置されており、配線PF−WRによってIOセルIOCLの(2)の入出力パッドIO−PとフィラーセルFCLとが接続されている。半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(2)の隣のフィラーセルFCLと、半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(2)の隣のフィラーセルFCLとは配線FF−WRにて接続されている。同じように、半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(3)の隣には、配線PF−WRとフィラーセルFCLとが配置されており、配線PF−WRによってIOセルIOCLの(3)の入出力パッドIO−PとフィラーセルFCLとが接続されている。同じく半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(3)の隣には、配線PF−WRとフィラーセルFCLとが配置されており、配線PF−WRによってIOセルIOCLの(3)の入出力パッドIO−PとフィラーセルFCLとが接続されている。半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(3)の隣のフィラーセルFCLと、半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(3)の隣のフィラーセルFCLとは配線FF−WRにて接続されている。
尚、半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(9)、(10)と、半導体チップ端部CP−E3に沿って配置されたIOセルIOCLの(9)、(10)も同様である。更に、半導体チップ端部CP−E3に沿って配置されたIOセルIOCLの(11)〜(13)と、半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLの(11)〜(13)も同様である。更に半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLの(19)、(20)と、半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(19)、(20)も同様である。
図7においては、配線PF−WRは1つしか記載されていないが、IOセルIOCLの(1)〜(3)、(9)〜(13)、(19)(20)の入出力パッドIO―Pに接続されているものは、全て配線PF−WRである。更にフィラーセルFCLは1つしか記載されていないが、IOセルIOCLの(1)〜(3)、(9)〜(13)、(19)(20)に配線PF−WRを介して接続されているものは全てフィラーセルFCLである。更に配線FF−WRも1つしか記載されていないが、フィラーセルFCL間を接続するものは全て配線FF−WRである。同じ番号のものに関して、IOセルIOCLの(3)、(9)〜(11)、(20)それぞれの間を電気的に接続する配線FF−WRは右斜め下下がりの斜線ハッチングが施されている。同じ番号のものに関して、IOセルIOCLの(2)、(10)〜(12)、(19)それぞれの間を電気的に接続する配線FF−WRは左斜め下下がりの斜線ハッチングが施されている。同じ番号のものに関して、IOセルIOCLの(1)、(13)それぞれの間を電気的に接続する配線FF−WRはドットのハッチングが施されている。
IOセルIOCLの(7)及び(8)の入出力パッドIO―P間を接続する配線AP−WRがある。図示されていないが、IOセルIOCLの(5)及び(6)の入出力パッドIO―P間を接続する配線AP−WRがある。これら配線AP−WRは配線FF−WRよりも配線幅が太く、電流供給力が大きい。例えば配線AP−WRの太さは入出力パッドIO−Pの幅と同じであり、50〜80μm程度である。一方、配線FF−WRは電源電圧リングVCC−R、グランド電圧リングGND−Rの内側の領域に基本的に配置されている。配線FF−WRは電源電圧リングVCC−R、グランド電圧リングGND−Rの間を通って、内部回路INT−C配置領域を通る必要があるために、幅は2〜3μm程度である。このように隣り合うIOセルIOCLの入出力パッドIO―P間を接続する配線AP−WRは電流供給力が高いために十分な電流を供給できる。配線FF−WRは電流供給力が高くないために、通常の回路構成では十分な電流を供給できないが、それを補うための回路構成は後述する。幅の狭い配線FF−WRより内部回路INT−C領域に配線FF−WRを配置でき、幅Yを狭くすることができ、半導体チップCP−Iの面積を小さくすることができる。この配線FF−WRは、同じ番号のIOセルIOCL同士を繋ぐために、図にあるように平面的には互いに重なり合う形となる。更にリードフレームの配置の関係から、IOセルIOCLの配置順番は決まってしまうので、同じ番号のIOセルIOCLの間には異なる番号のIOセルIOCLが配置される形となる。一例としては、半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)と、半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLの(1)との間には、半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLの(2)と(3)がある。
図8はIOセルIOCLの番号(1)〜(20)と、IOセルIOCLに入出力される入出力信号または電圧と、IOセルIOCLのセルタイプとの関係を示した表を表している。
IOセルIOCLの(1)には入出力信号としてデータDATA0が入出力される。更にIOセルIOCLの(1)のセルタイプはTYPE1である。IOセルIOCLの(2)には入出力信号としてデータDATA1が入出力される。更にIOセルIOCLの(2)のセルタイプはTYPE1である。IOセルIOCLの(3)には入出力信号としてデータDATA2が入出力される。更にIOセルIOCLの(3)のセルタイプはTYPE1である。IOセルIOCLの(4)には入出力信号としてデータDATA3が入出力される。更にIOセルIOCLの(4)のセルタイプはTYPE2である。IOセルIOCLの(5)には電源電圧として電源電圧VCCが入力される。更にIOセルIOCLの(5)のセルタイプはTYPE2である。IOセルIOCLの(6)には電源電圧として電源電圧VCCが入力される。更にIOセルIOCLの(6)のセルタイプはTYPE2である。IOセルIOCLの(7)には電源電圧としてグランド電圧GNDが入力される。更にIOセルIOCLの(7)のセルタイプはTYPE2である。IOセルIOCLの(8)には電源電圧として電源電圧GNDが入力される。更にIOセルIOCLの(8)のセルタイプはTYPE2である。IOセルIOCLの(9)には入力信号としてモード信号Modeが入力される。更にIOセルIOCLの(9)のセルタイプはTYPE3である。IOセルIOCLの(10)には入力信号としてAD変換用アナログ入力信号ADC−IN0が入力される。更にIOセルIOCLの(10)のセルタイプはTYPE3である。IOセルIOCLの(11)には入力信号としてAD変換用アナログ入力信号ADC−IN1が入力される。更にIOセルIOCLの(11)のセルタイプはTYPE4である。IOセルIOCLの(12)には入力信号としてチップリセット信号C−RESETが入力される。更にIOセルIOCLの(12)のセルタイプはTYPE4である。IOセルIOCLの(13)には入力信号として水晶発振子からの信号X−outが入力される。更にIOセルIOCLの(13)のセルタイプはTYPE4である。IOセルIOCLの(14)には入力信号として水晶発振子からの信号X−inが入力される。更にIOセルIOCLの(14)のセルタイプはTYPE5である。IOセルIOCLの(15)には電源電圧としてアナログ電圧AVSSが入力される。更にIOセルIOCLの(15)のセルタイプはTYPE5である。IOセルIOCLの(16)には電源電圧としてアナログ電圧AVCCが入力される。更にIOセルIOCLの(16)のセルタイプはTYPE5である。IOセルIOCLの(17)には入出力信号としてアドレス信号ADRESS0が入出力される。更にIOセルIOCLの(17)のセルタイプはTYPE5である。IOセルIOCLの(18)には入出力信号としてアドレス信号ADRESS1が入出力される。更にIOセルIOCLの(18)のセルタイプはTYPE5である。IOセルIOCLの(19)には入出力信号としてアドレス信号ADRESSS2が入出力される。更にIOセルIOCLの(19)のセルタイプはTYPE6である。IOセルIOCLの(20)には入出力信号としてアドレス信号ADRESS3が入出力される。更にIOセルIOCLの(20)のセルタイプはTYPE6である。
ここで、データ信号DATA0〜3はランダムアクセスメモリRAMやフラッシュメモリFLASHから入出力されるデータである。電源電圧VCC及びグランド電圧GNDは、電源電圧であり、内部回路INT−Cの各種動作電圧を生成するために、電源電圧生成回路VDCに供給される。電源電圧VCCの方がグランド電圧GNDよりも電圧値が高い。モード信号Modeは半導体チップCP−Iの各種モードを設定するためのものである。モード信号Modeは、ランダムアクセスメモリRAMに対する書き込みモードや読み出しモード、フラッしメモリFLASHに対する書き込みモードや読み出しモード、中央演算装置CPU及びその他回路に対する設定モード等を定める。特にモード信号Modeで、各IOセルIOCLを汎用入出力ポートのためのセルとして用いるモードを設定できる。この場合、電源電圧が入力されるIOセルIOCLの(5)〜(8)、(15)、(16)以外のIOセルIOCLのそれぞれは、信号出力をすることが可能となる。どのIOセルIOCLが汎用出力ポートのためのセルになるのか、どのIOセルIOCLが汎用入力ポートのためのセルになるのかは、モード信号Modeで、各IOセルIOCLを汎用入出力ポートのためのセルとして用いるモードを設定した後、IOセルIOCLの(9)(他のIOセルIOCLでも可)に各種のコマンド等を入力することで設定可能である。AD変換用アナログ信号ADC−IN0、1は、AD変換器ADCにAD変換されるアナログ信号である。チップリセット信号C−RESETは、半導体チップCP−Iを初期化するための信号である。信号X−out、X−inは水晶発振子から出力されるクロック信号であり、この信号X−out、X−inを用いて発振回路OSCが内部回路ICT−C用の各種クロック信号を生成する。信号X−outと信号X−inとは互いに相補な関係となっている。アナログ電圧AVCC、AVSSはアナログ回路としてのAD変換器ADC及び発振回路OSC用の電源電圧であり、アナログ電圧AVCCの方がアナログ電圧AVSSよりも電圧値が高い。アドレス信号ADRESS0〜3はランダムアクセスメモリRAMやフラッシュメモリFLASHの格納領域を表すアドレス信号である。
セルタイプのTYPE1は、同じ番号のIOセルIOCLが半導体チップ端部CP−E1及び半導体チップ端部CP−E2それぞれに沿って2つ存在している。更に同じ番号のIOセルIOCL同士は、2つのフィラーセルFCL、配線FF−WR、及び2つのPF−WRによって互いに接続されている。半導体チップ端部CP−E1に沿って配置されたIOセルIOCLは、QFPパッケージにてパッケージングされた場合にワイヤーWRに接続されて、信号又は電圧がリードフレームLF−Qから入出力される。半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLは、DIPパッケージにてパッケージングされた場合にワイヤーWRに接続されて、信号又は電圧がリードフレームLF−Dから入出力される。
セルタイプのTYPE2は、同じ番号のIOセルIOCLが半導体チップ端部CP−E2に沿って1つ存在している。QFPパッケージ、DIPパッケージのいずれのパッケージにてパッケージングされた場合でも、ワイヤーWRに接続されて、信号又は電圧がリードフレームLF−D、又はリードフレームLF−Qから入出力される。
セルタイプのTYPE3は、同じ番号のIOセルIOCLが半導体チップ端部CP−E2及び半導体チップ端部CP−E3それぞれに沿って2つ存在している。更に同じ番号のIOセルIOCL同士は、2つのフィラーセルFCL、配線FF−WR、及び2つのPF−WRによって互いに接続されている。半導体チップ端部CP−E2に沿って配置されたIOセルIOCLは、DIPパッケージにてパッケージングされた場合にワイヤーWRに接続されて、信号又は電圧がリードフレームLF−Dから入出力される。半導体チップ端部CP−E3に沿って配置されたIOセルIOCLは、QFPパッケージにてパッケージングされた場合にワイヤーWRに接続されて、信号又は電圧がリードフレームLF−Qから入出力される。
セルタイプのTYPE4は、同じ番号のIOセルIOCLが半導体チップ端部CP−E3及び半導体チップ端部CP−E4それぞれに沿って2つ存在している。更に同じ番号のIOセルIOCL同士は、2つのフィラーセルFCL、配線FF−WR、及び2つのPF−WRによって互いに接続されている。半導体チップ端部CP−E3に沿って配置されたIOセルIOCLは、QFPパッケージにてパッケージングされた場合にワイヤーWRに接続されて、信号又は電圧がリードフレームLF−Qから入出力される。半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLは、DIPパッケージにてパッケージングされた場合にワイヤーWRに接続されて、信号又は電圧がリードフレームLF−Dから入出力される。
セルタイプのTYPE5は、同じ番号のIOセルIOCLが半導体チップ端部CP−E4に沿って1つ存在している。QFPパッケージ、DIPパッケージのいずれのパッケージにてパッケージングされた場合でも、ワイヤーWRに接続されて、信号又は電圧がリードフレームLF−D、又はリードフレームLF−Qから入出力される。
セルタイプのTYPE6は、同じ番号のIOセルIOCLが半導体チップ端部CP−E4及び半導体チップ端部CP−E1それぞれに沿って2つ存在している。更に同じ番号のIOセルIOCL同士は、2つのフィラーセルFCL、配線FF−WR、及び2つのPF−WRによって互いに接続されている。半導体チップ端部CP−E4に沿って配置されたIOセルIOCLは、DIPパッケージにてパッケージングされた場合にワイヤーWRに接続されて、信号又は電圧がリードフレームLF−Dから入出力される。半導体チップ端部CP−1に沿って配置されたIOセルIOCLは、QFPパッケージにてパッケージングされた場合にワイヤーWRに接続されて、信号又は電圧がリードフレームLF−Qから入出力される。
図9は実施の形態1のIOセルIOCLの構成及び動作を表す図である。
以下様々な実施の形態に対応したIOセルIOCLの説明を行う。IOセルIOCL1〜8は、今まで説明したIOセルIOCLの(Z)に適用される。ここで、(Z)はIOセルIOCLの番号(1)〜(20)のうちの、セルタイプのTYPE1、TYPE3、TYPE4、TYPE6のいずれかの番号である。具体的には、(1)〜(3)、(9)〜(13)、(19)、(20)である。
(S)はIOセルの構成を表した図である。2つの同じ番号のIOセルIOCL1の(Z)は、2つの入出力パッドIO−Pと、PMOSトランジスタP1と、NMOSトランジスタN1と、入出力制御回路IOCCと、PMOSトランジスタP2と、NMOSトランジスタN2と、入力制御論理ICLを有する。更に容量Cを有する。
一方の入出力パッドIO−Pは図示していない配線PF−WR及びフィラーセルFCLを介して配線FF−WRの一端に接続されており、配線FF−WRの他端は容量Cの一端に接続されている。容量Cの他端は配線FF−WRの一端に接続されており、配線FF−WRの他端は図示していない配線PF−WR及びフィラーセルFCLを介して他方の入出力パッドIO−Pに接続されている。電源電圧VCCとグランド電圧GNDの間にPMOSトランジスタP1とNMOSトランジスタN1が配置されている。電源電圧VCCがPMOSトランジスタP1のソースに供給されており、PMOSトランジスタP1のドレインとNMOSトランジスタN1のドレインが接続されており、グランド電圧GNDがNMOSトランジスタN1のソースに供給されている。電源電圧VCCとグランド電圧GNDの間にPMOSトランジスタP2とNMOSトランジスタN2が配置されている。電源電圧VCCがPMOSトランジスタP2のソースに供給されており、PMOSトランジスタP2のドレインとNMOSトランジスタN2のドレインが接続されており、グランド電圧GNDがNMOSトランジスタN2のソースに供給されている。入出力制御回路IOCCの出力はPMOSトランジスタP1、NMOSトランジスタN1、PMOSトランジスタP2、NMOSトランジスタN2のゲート電圧を制御して2つの入出力パッドIO−Pどちらかから外部に信号を出力する。NMOSトランジスタN1とPMOSトランジスタP1で出力バッファOB1を形成し、NMOSトランジスタN2とPMOSトランジスタP2にて出力バッファOB2を形成する。PMOSトランジスタP1のドレイン及びNMOSトランジスタN1のドレインと一方の入出力パッドIO−Pとは配線で接続されており、この配線から分岐した配線により入力制御論理ICLに入力信号が入力される。この分岐点をA点とする。PMOSトランジスタP2のドレイン及びNMOSトランジスタN2のドレインと一方の入出力パッドIO−Pとは配線で接続されており、この配線から分岐した配線により入力制御論理ICLに入力信号が入力される。この分岐点をB点とする。入力制御論理ICLはアンドAND論理であるが、オアOR論理でもよい。入力制御論理ICLの出力信号は入出力制御回路IOCCに出力されており、入力制御論理ICLの出力部をC点とする。このC点にデジタル信号である入力信号Inputが通る。ここで、A点と接続された一方の入出力パッドIO−PにワイヤーWRが接続されてリードフレームに接続されているとし、B点と接続された他方の入出力パッドIO−PにワイヤーWRが接続されておらずリードフレームにも接続されていないとする。モード信号Modeにより入力信号Inputが受けられる状態と、NMOSトランジスタN1、PMOSトランジスタP1、NMOSトランジスタN2、及びPMOSトランジスタP2を駆動することにより、一方の入出力パッドIO−Pから出力信号を出力する状態とが切り替えられる。ゲートに対する結線の関係から、NMOSトランジスタN1とPMOSトランジスタP1を駆動する時、同じ出力信号を出力するようにNMOSトランジスタN2とPMOSトランジスタP2が駆動される。NMOSトランジスタN1とPMOSトランジスタP1とNMOSトランジスタN2とPMOSトランジスタP2とを別々に駆動するように、ゲートに対する入出力制御回路IOCCからの結線を変更してもよい。結線を変更した場合、モード信号Mode等の設定により、ワイヤーWRに接続された側の一方のIOセルIOCL1の出力バッファOB1を駆動し、他方のIOセルIOCL1の出力バッファOB2を駆動しない形として消費電力を削減してもよい。この場合、一方のIOセルIOCLの入出力パッドIO−Pと他方のIOセルIOCLの入出力パッドIO−Pの間に大電流が流れるのは、容量Cにより直流成分がカットされるので防がれる。
A点と接続された一方の入出力パッドIO−PにワイヤーWRが接続されてリードフレームに接続されているとし、B点と接続された他方の入出力パッドIO−PにワイヤーWRが接続されておらずリードフレームにも接続されていないとしている。よって、DIPパッケージにてパッケージングされる場合、半導体チップエッジCP−E2や半導体チップエッジCP−E4に沿って並んだIOCL1の(Z)の入出力パッドIO−Pが一方の入出力パッドIO−Pとなる。更に、半導体チップエッジCP−E1や半導体チップエッジCP−E3に沿って並んだIOCL1の(Z)の入出力パッドIO−Pが他方の入出力パッドIO−Pとなる。QFPパッケージにてパッケージングされる場合、半導体チップエッジCP−E1や半導体チップエッジCP−E3に沿って並んだIOCL1の(Z)の入出力パッドIO−Pが一方の入出力パッドIO−Pとなる。更に、半導体チップエッジCP−E2や半導体チップエッジCP−E4に沿って並んだIOCL1の(Z)の入出力パッドIO−Pが他方の入出力パッドIO−Pとなる。
(A)に示すように、入力制御論理ICLがオアORであり、リードフレームからの入力信号がハイレベルからローレベルに変化してからハイレベルに戻る信号を考える。A点の入力波形は時刻T1に立ち下がる。時刻T2には容量結合により一方の入出力パッドIO−Pから配線FF−WR、容量C、及び配線FF−WRを介して入力信号が伝わってB点の入力波形は立ち下がる。その後、A点の入力波形は時刻T3に立ち上がる。時刻T4には容量結合により一方の入出力パッドIO−Pから配線FF−WR、容量C、及び配線FF−WRを介して入力信号が伝わってB点の入力波形は立ち上がる。入力制御論理ICLがオアORであることから、時刻T2にて立ち下がり、時刻T3にて立ち上がる出力波形がC点から出力される。入力信号により発生する時刻T1付近での立ち下がりノイズや、時刻T3付近での立ち上がりノイズは、図9の(A)に示すように入力制御論理ICLにより、時刻T1と時刻T2の間、及び時刻T3及び時刻T4の間は除去される。
(B)に示すように、入力制御論理ICLがオアORであり、リードフレームからの入力信号がローレベルからハイレベルに変化してからローレベルに戻る信号を考える。A点の入力波形は時刻T1に立ち上がる。時刻T2には容量結合により一方の入出力パッドIO−Pから配線FF−WR、容量C、及び配線FF−WRを介して入力信号が伝わってB点の入力波形は立ち上がる。その後、A点の入力波形は時刻T3に立ち下がる。時刻T4には容量結合により一方の入出力パッドIO−Pから配線FF−WR、容量C、及び配線FF−WRを介して入力信号が伝わってB点の入力波形は立ち下がる。入力制御論理ICLがオアORであることから、時刻T1にて立ち上がり、時刻T4にて立ち下がる出力波形がC点から出力される。
(C)に示すように、入力制御論理ICLがアンドANDであり、リードフレームからの入力信号がローレベルからハイレベルに変化してからローレベルに戻る信号を考える。A点の入力波形は時刻T1に立ち上がる。時刻T2には容量結合により一方の入出力パッドIO−Pから配線FF−WR、容量C、及び配線FF−WRを介して入力信号が伝わってB点の入力波形は立ち上がる。その後、A点の入力波形は時刻T3に立ち下がる。時刻T4には容量結合により一方の入出力パッドIO−Pから配線FF−WR、容量C、及び配線FF−WRを介して入力信号が伝わってB点の入力波形は立ち下がる。入力制御論理ICLがアンドANDであることから、時刻T2にて立ち上がり、時刻T3にて立ち下がる出力波形がC点から出力される。入力信号により発生する時刻T1付近での立ち上がりノイズや、時刻T3付近での立ち下がりノイズは、図9の(C)に示すように入力制御論理ICLにより、時刻T1と時刻T2の間、及び時刻T3及び時刻T4の間は除去される。
(D)に示すように、入力制御論理ICLがアンドANDであり、リードフレームからの入力信号がハイレベルからローレベルに変化してからハイレベルに戻る信号を考える。A点の入力波形は時刻T1に立ち下がる。時刻T2には容量結合により一方の入出力パッドIO−Pから配線FF−WR、容量C、及び配線FF−WRを介して入力信号が伝わってB点の入力波形は立ち下がる。その後、A点の入力波形は時刻T3に立ち上がる。時刻T4には容量結合により一方の入出力パッドIO−Pから配線FF−WR、容量C、及び配線FF−WRを介して入力信号が伝わってB点の入力波形は立ち上がる。入力制御論理ICLがアンドANDであることから、時刻T1にて立ち下がり、時刻T4にて立ち上がる出力波形がC点から出力される。
本実施の形態では、リードフレームから同じ信号が入力されることが可能な2つの入出力セルIOCL1(具体的には(1)〜(3)、(9)〜(13)、(19)、(20)の同じ番号の入出力セルIOCL1)の入出力パッドIO−P同士が容量を介して接続されている。これら入出力パッドIO−Pのうちのどちらか一方がワイヤーWRを介してリードフレームに接続されている。更にこれら入出力パッドからの出力に基づいた入力制御論理の出力を入力信号として処理している。ワイヤーWRを介してリードフレームに接続された入出力セルIOCL1は、出力バッファが駆動することで、リードフレームに出力信号が伝わる。
このように入出力パッドIO−Pが容量Cを介して接続していることで、2つのIOセルIOCL1のどちらの入出力パッドIO−Pにリードフレームが接続されていたとしても、どちらの入出力パッドIO−Pにもリードフレームからの信号が伝わる。更に容量Cを介した接続であるために2つの入出力パッドIO−Pの間に流れる電流に関して、直流成分がカットされる。モード信号ModeによりワイヤーWRに接続されたIOセルIOCL1に出力信号が流されるモードになった場合、容量Cによって直流成分がカットされるために配線FF−WRに過大な電流が流れない。よって配線FF−WRを細くすることができ、内部回路INT−C領域に配線FF−WRを配置でき、幅Yを狭くすることができ、半導体チップCP−Iの面積を小さくすることができる。配線FF−WRを、図にあるように平面的には互いに重なり合う形とできる。
入力制御論理ICLがあるために、どちらの入出力パッドIO−Pにリードフレームが接続されたとしても、(A)、(B)、(C)、及び(D)のC点の出力波形にあるように、容量Cによる遅延時間に依らずに同じ波形が入力信号Inputとして入力される。よって入力信号のタイミング処理が容易となる。更に(A)や(C)にあるように、一部のノイズの除去が可能となる。
入力制御論理ICLをなくし、A点又はB点から入力信号Inputを取得する形としてもいいが、上述した容量Cによる遅延時間に依らずに同じ波形が入力信号Inputとして入力されるメリットや、ノイズが除去されるメリットは失われる。この場合、入力信号Inputは、A点から取得する場合は一方の入出力パッドIO−Pから受け、B点から取得する場合は他方の入出力パッドIO−P及び一方の入出力パッドIO−Pから受ける。
尚、一方のIOセルIOCL1には入出力パッドIO−Pと、PMOSトランジスタP1、NMOSトランジスタN1が設けられている。他方のIOセルIOCL1には入出力パッドIO−Pと、PMOSトランジスタP2、NMOSトランジスタN2が設けられている。図9にて説明したこれら以外の構成要素は、一方のIOセルIOCL1に設けられてもよく、他方のIOセルIOCL1に設けられても良い。
実施の形態2以降の図面上では、配線FF−WRや、A点、B点及びC点の記載が省略されている。
(実施の形態2)
図10は実施の形態2のIOセルIOCLの構成を表す図である。
2つのIOセルIOCL2の(Z)は、IOセルIOCL1に比べて、更に容量Cに並列して接続されるスイッチCR−SWがある。更に入出力制御回路IOCCが入出力制御回路IOCC−CRに変更されている。このスイッチのオン、オフは入出力制御回路IOCC−CRによって制御される。半導体チップCP−Iに対する電源電圧立ち上げ時に、一定期間スイッチCR−SWをオンし、容量Cにたまった電荷を無くすことで、最初に入出力パッドIO−Pに入力される入力信号Inputが不定となることを防いでいる。電源電圧立ち上げ後はスイッチCR−SWをオフして入力信号Inputを受ける状態とする。
このようにスイッチCR−SWを用いずに、電源電圧立ち上げ時に、PMOSトランジスタP1、NMOSトランジスタN1、PMOSトランジスタP2、及びNMOSトランジスタN2を制御してA点及びB点に同一電圧を印加して容量Cにたまった電荷を無くしてもよい。
(実施の形態3)
図11は実施の形態3のIOセルIOCLの構成を表す図である。
2つのIOセルIOCL3の(Z)は、IOセルIOCL1に比べて、入出力パッドIO−Pと容量Cとの間に抵抗R1と、入出力パッドIO−Pと容量Cとの間に抵抗R2とが設けられている点が異なる。抵抗R1と抵抗R2の抵抗値は互いに同じになるようにされている。
この抵抗R1や抵抗R2があることにより、IOセルIOCL3で出力信号を出力する際の配線FF−WRに流れる電流を抑制でき、配線FF−WRの幅を狭くすることができる。この抵抗R1や抵抗R2があることにより、B点の入力波形の立ち上がり及び立ち下がりエッジが、A点の入力波形の立ち上がり及び立ち下がりエッジよりもなまるために、傾きが小さくなる。
(実施の形態4)
図12は実施の形態4のIOセルIOCLの構成を表す図である。
2つのIOセルIOCL4の(Z)は、IOセルIOCL1に比べて、A点と入力制御論理ICLとの間にシュミット回路SMT−Cと、B点と入力制御論理ICLとの間にシュミット回路SMT−Cが設けられている点が異なる。
シュミット回路SMT−Cはハイからローに変化する際の閾値電圧よりも、ローからハイに変換する際の閾値電圧を高くする回路である。このシュミット回路SMT−Cにより、A点及びB点から入力されるノイズ耐性を上げている。
(実施の形態5)
図13は実施の形態5のIOセルIOCLの構成を表す図である。
2つのIOセルIOCL5の(Z)は、IOセルIOCL1に比べて、容量Cの代わりに抵抗Rが用いられ、入力信号Inputが、A点から直接入出力制御回路IOCCに入力される構成となっている点が異なる。
入力信号Inputは図9にて説明したA点での波形となる。入力信号InputはB点から取得する形となる場合もある。これはどちらの入出力パッドIO−Pにワイヤボンディングされるのかが、パッケージ形態に依存するからである。この場合の入力信号Inputは、抵抗Rを介してB点に入力されるため、A点の入力波形の立ち上がり及び立ち下がりエッジに比べて、B点の入力波形の立ち上がり及び立ち下がりエッジがなまる形となり傾きが小さくなる。
容量Cの代わりにこの抵抗Rがあることにより、IOセルIOCL5で出力信号を出力する際の配線FF−WRに流れる電流を抑制でき、配線FF−WRの幅を狭くすることができる。
(実施の形態6)
図14は実施の形態6のIOセルIOCLの構成を表す図である。
2つのIOセルIOCL6の(Z)は、IOセルIOCL1に比べて、容量Cの代わりに直列に接続された抵抗R1と抵抗R2が用いられ、入力信号Inputが、抵抗R1と抵抗R2の互いの接続点から直接入出力制御回路IOCCに入力される構成となっている点が異なる。抵抗R1と抵抗R2の抵抗値は同じ値となっている。
入力信号Inputは抵抗R1を介して入力される形と、抵抗R2を介して入力される形の両方を取りえる。これはどちらの入出力パッドIO−Pにワイヤボンディングされるのかが、パッケージ形態に依存するからである。入力信号Inputは、抵抗R1又は抵抗R2を介して入力されるため、図9にて説明したA点の入力波形の立ち上がり及び立ち下がりエッジに比べて、入力信号Inputの入力波形の立ち上がり及び立ち下がりエッジがなまる形となり傾きが小さくなる。
容量Cの代わりにこの抵抗R1及び抵抗R2があることにより、IOセルIOCL6で出力信号を出力する際の配線FF−WRに流れる電流を抑制でき、配線FF−WRの幅を狭くすることができる。更に、どちらの抵抗R1及び抵抗R2を介して入力信号Inputが入力されても、その入力波形は同じとなるために、入力信号Inputがアナログ信号である場合に特に有効である。アナログ信号の場合は、入出力制御回路IOCCに入力信号Inputが入力されるのではなく、アナログ回路(AD変換器ADC等)の入力バッファ等に入力される。
(実施の形態7)
図15は実施の形態7のIOセルIOCLの構成を表す図である。
2つのIOセルIOCL7の(Z)は、IOセルIOCL1に比べて、容量Cの代わりにトランスミッションゲートTMGが用いられ、入力信号Inputが、A点から直接入出力制御回路IOCCに入力される構成となっている点が異なる。トランスミッションゲートTMGは、ゲートに電源電圧VCCが供給されたNMOSトランジスタN3と、NMOSトランジスタN3と並列に接続されゲートにグランド電圧GNDが供給されたPMOSトランジスタN3とで構成されている。ゲートに対するバイアス電圧の関係で、トランスミッションゲートTMGは抵抗としての役割を果たしている。
入力信号Inputは図9にて説明したA点での波形となる。入力信号InputはB点から取得する形となる場合もある。これはどちらの入出力パッドIO−Pにワイヤボンディングされるのかが、パッケージ形態に依存するからである。この場合の入力信号Inputは、抵抗Rを介してB点に入力されるため、A点の入力波形の立ち上がり及び立ち下がりエッジに比べて、B点の入力波形の立ち上がり及び立ち下がりエッジがなまる形となり傾きが小さくなる。
容量Cの代わりにこのトランスミッションゲートTMGがあることにより、IOセルIOCL7で出力信号を出力する際の配線FF−WRに流れる電流を抑制でき、配線FF−WRの幅を狭くすることができる。更に抵抗としてのトランスミッションゲートTMGをトランジスタにて構成することで、配線や拡散層やポリシリコンを用いた抵抗を用いるよりも小面積にて構成可能となる。更にトランジスタの特性により、トランスミッションゲートTMGに流れる電流量は飽和するために、更に電流量を絞ることができ、細い配線FF−WRを用いることができる。
(実施の形態8)
図16は実施の形態8のIOセルIOCLの構成を表す図である。
2つのIOセルIOCL8の(Z)は、実施の形態2と実施の形態6のIOセルIOCLの特徴を併せ持った形となっている。更に入力信号Inputとアナログ入力信号Ainが共通の箇所を流れる形となっている。
2つのIOセルIOCL8の(Z)は、IOセルIOCL1に比べて、容量Cの代わりに直列に接続された抵抗R1と抵抗R2が用いられ、入力信号Inputが、抵抗R1と抵抗R2の互いの接続点から直接入出力制御回路IOCCに入力される構成となっている点が異なる。更に容量Cに並列して接続されるスイッチCR−SWがある。更に入出力制御回路IOCCが入出力制御回路IOCC−CRに変更されている。抵抗R1と抵抗R2の抵抗値は同じ値となっている。
入力信号Inputは抵抗R1を介して入力される形と、抵抗R2を介して入力される形の両方を取りえる。これはどちらの入出力パッドIO−Pにワイヤボンディングされるのかが、パッケージ形態に依存するからである。入力信号Inputは、抵抗R1又は抵抗R2を介して入力されるため、図9にて説明したA点の入力波形の立ち上がり及び立ち下がりエッジに比べて、入力信号Inputの入力波形の立ち上がり及び立ち下がりエッジがなまる形となり傾きが小さくなる。
容量Cの代わりにこの抵抗R1及び抵抗R2があることにより、IOセルIOCL8で出力信号を出力する際の配線FF−WRに流れる電流を抑制でき、配線FF−WRの幅を狭くすることができる。更に、どちらの抵抗R1及び抵抗R2を介して入力信号Inputが入力されても、その入力波形は同じとなるために、入力信号Inputがアナログ信号Ainである場合に特に有効である。アナログ信号Ainの場合は、入出力制御回路IOCC−CRに入力信号Inputが入力されるのではなく、アナログ回路(AD変換器ADC等)の入力バッファ等に入力される。
スイッチCR−SWのオン、オフは入出力制御回路IOCC−CRによって制御される。半導体チップCP−Iに対する電源電圧立ち上げ時に、一定期間スイッチCR−SWをオンし、抵抗R1及び抵抗R2間の電位差を無くすことで、最初に入出力パッドIO−Pに入力される入力信号Inputが不定となることを防いでいる。
入力信号Inputを受けるのか、アナログ入力信号Ainを受けるのかはモード信号Mode信号の設定に従う。
(実施の形態9)
図17は実施の形態1〜4の容量Cの一例である。
IOセルIOCLの一部領域が容量Cとなっているが、その縦構造は、P型ウエルPWell内に形成されたN型ウエルNWellと、複数のN型拡散層Nと、フローティングゲートFGと、制御ゲート1Gと、一方の入力端子TM1と、他方の入力端子TM2から成り立っている。
一方の入力端子TM1及び他方の入力端子TM2はそのまま容量Cの2つの入力端子となっている。P型ウエルPWell内には複数のP型拡散層Pがあり、このP型拡散層Pにはグランド電圧GNDが供給されることで、容量Cに対するノイズを防ぐようになっている。N型ウエルNWell内には複数のN型拡散層Nが形成されており、これらN型拡散層Nと一方の入力端子TM1が接続されている。N型拡散層N上には図示しない絶縁層を介してフローティングゲートFGが形成されており、このフローティングゲートFGと他方の入力端子TM2とは接続されている。このフローティングゲートFGはフラッシュメモリFLASHのフローティングゲートと同一の縦構造を持つ。フローティングゲートFG上には図示しない絶縁層を介して制御ゲート1Gが形成されており、この制御ゲート1Gは一方の入力端子TM1と接続されている。このフローティングゲートFG及び制御ゲート1GはフラッシュメモリFLASHのフローティングゲート及び制御ゲートと同一の縦構造を持つ。このような構造を持っているために、容量Cは主にフローティングゲートFGに所定の電荷を溜め込み、制御ゲート1G及びフローティングゲートFG直下のN型拡散層Nに所定の電荷の反転電荷を溜め込む構造となっている。
図17にて説明した導電層やウエルが全て逆の導電型となっても良い。この容量CはIOセルIOCLに設けないで、IOセルIOCL間に設けても良い。
(実施の形態10)
図18は実施の形態3、5、6、及び8の抵抗R、抵抗R1、及び抵抗R2の一例である。
IOセルIOCLの一部領域が抵抗R、抵抗R1、及び抵抗R2のうちのいずれかとなっているが、その縦構造は(E)においては、ポリシリコン層Polyと、一方の入力端子TM1と、他方の入力端子TM2から成り立っている。
一方の入力端子TM1及び他方の入力端子TM2はそのまま容量Cの2つの入力端子となっている。P型基板Psub内に形成されたN型ウエルNWell内には複数のN型拡散層N+があり、このN型拡散層N+には電源電圧VCCが供給されることで、抵抗R、抵抗R1、及び抵抗R2に対するノイズを防ぐようになっている。N型ウエルNWell上には図示しない絶縁層があり、この絶縁層上にポリシリコン層Polyがある。ポリシリコン層Polyの一端に一方の入力端子TM1が接続され、ポリシリコン層Polyの他端に他方の入力端子TM2が接続される。ポリシリコン層Polyが抵抗体となる。
抵抗R、抵抗R1、及び抵抗R2の縦構造は(F)においては、P型拡散層P+と、一方の入力端子TM1と、他方の入力端子TM2から成り立っている。
一方の入力端子TM1及び他方の入力端子TM2はそのまま容量Cの2つの入力端子となっている。P型基板Psub内に形成されたN型ウエルNWell内には複数のN型拡散層N+があり、このN型拡散層N+には電源電圧VCCが供給されることで、抵抗R、抵抗R1、及び抵抗R2に対するノイズを防ぐようになっている。複数のN型拡散層N+に挟まれるようにN型ウエルNWell内にP型拡散層P+が設けられている。P型拡散層P+の一端に一方の入力端子TM1が接続され、P型拡散層P+の他端に他方の入力端子TM2が接続される。P型拡散層P+が抵抗体となる。
(E)や(F)において説明した拡散層やウエルが全て逆の導電型となってもよい。抵抗R、抵抗R1、及び抵抗R2はIOセルIOCLに設けないで、IOセルIOCL間に設けても良い。
(実施の形態11)
図19は実施の形態1〜10の半導体集積回路装置の製造方法である。
複数の半導体ウエハを用意し、その一部を第一グループG1、残りを第二グループG2とする。
第一グループG1の半導体ウエハ及び第二グループG2の半導体ウエハG2はステップS106までは共通の工程を経る。ステップS106の後、ステップS105にて不良と判断された半導体チップCP−Iは破棄されて残ったものが次工程にて処理される。
パッケージング工程において、第一グループG1に対応する半導体チップCP−IはDIPパッケージにてパッケージングされ、第二グループG2に対応する半導体チップCP−IはQFPパッケージにてパッケージングされることで半導体集積回路装置となる。よって、第一グループG1に対応する半導体チップCP−IのIOセルIOCLの(1)〜(3)、(9)〜(13)、(19)、(20)は、半導体チップ端部CP−E2及び半導体チップ端部CP−E4に沿って存在する入出力パッドIO−Pが、リードフレームLF−DとワイヤーWRを介して接続されている。第二グループG2に対応する半導体チップCP−IのIOセルIOCLの(1)〜(3)、(9)〜(13)、(19)、(20)は、半導体チップ端部CP−E2及び半導体チップ端部CP−E4に沿って存在する入出力パッドIO−Pが、リードフレームLF−QとワイヤーWRを介して接続されている。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
DIP−IC 半導体集積回路装置
QFP−IC 半導体集積回路装置
CP−I 半導体チップ
LF−D リードフレーム
LF−Q リードフレーム
WR ワイヤー
IOCL、IOCL1〜8 IOセル
IO−P 入出力パッド
C 容量
R、R1、R2 抵抗
IOCC、IOCC−CR 入出力制御回路
ICL 入力制御論理
FF−WR 配線
OB1、OB2 出力バッファ

Claims (12)

  1. 同一の入力信号を受けることが可能な第一及び第二パッドと、
    前記第一パッド接続されたワイヤーと、
    前記ワイヤーに接続され所定の入力信号を受けるリードフレームと、
    前記第一パッド及び前記第二パッドのうちの少なくとも一方から前記入力信号を受ける入出力制御回路と、
    前記入出力制御回路の出力制御に基づいて前記第一パッドに出力信号を出力可能な第一出力段と、
    前記入出力制御回路の出力制御に基づいて前記第二パッドに前記第一出力段と同一の前記出力信号を出力可能な第二出力段とを持ち、
    前記第一パッドと前記第二パッドとが容量を介して配線にて互いに接続されている半導体集積回路装置。
  2. 前記第一パッド及び前記第二パッドからの信号を受け、前記入力信号を出力する入力制御論理を更に有する請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記容量と並列に接続されたスイッチを更に有し、電源電圧の立ち上げ時に前記スイッチをオンし、前記電源電圧の立ち上げ後にはスイッチをオフする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記容量と前記第一パッドとの間に第一抵抗が形成され、前記容量と前記第二パッドとの間に第二抵抗が形成されている請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記第一パッドと前記入力制御論理との間、及び前記第二パッドと前記入力制御論理との間にそれぞれシュミットトリガー回路を更に有する請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  6. 同一の入力信号を受けることが可能な第一及び第二パッドと、
    前記第一パッド接続されたワイヤーと、
    前記ワイヤーに接続され所定の入力信号を受けるリードフレームと、
    前記第一パッド及び前記第二パッドのうちの少なくとも一方から前記入力信号を受ける入出力制御回路と、
    前記入出力制御回路の出力制御に基づいて前記第一パッドに出力信号を出力可能な第一出力段と、
    前記入出力制御回路の出力制御に基づいて前記第二パッドに前記第一出力段と同一の前記出力信号を出力可能な第二出力段とを持ち、
    前記第一パッドと前記第二パッドとが第一抵抗を介して配線にて互いに接続されている半導体集積回路装置。
  7. 前記第一パッド及び前記第二パッドからの信号を受け、前記入力信号を出力する入力制御論理を更に有する請求項6に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記第一抵抗と前記第二パッドとの間に第二抵抗を更に有し、前記入力信号を前記第一と前記第二抵抗の接続点から前記入出力制御回路が受ける請求項6に記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記第一抵抗はゲートに電源電圧を受けるNMOSトランジスタと、ゲートに前記電源電圧よりも電圧の低いグランド電圧を受け前記NMOSトランジスタと並列に接続されたPMOSトランジスタにより構成されている請求項6に記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記第一抵抗及び前記第二抵抗にて形成された抵抗体と並列に接続されたスイッチを更に有し、電源電圧の立ち上げ時に前記スイッチをオンし、前記電源電圧の立ち上げ後にはスイッチをオフする請求項8に記載の半導体集積回路装置。
  11. 第一グループの半導体ウエハと第二グループの半導体ウエハを用意する第一工程と、
    前記第一工程の後、前記第一及び前記第二グループの前記半導体ウエハに回路を形成するウエハプロセス工程と、
    前記ウエハプロセス工程の後、前記第一及び第二グループの前記半導体ウエハをテストするウエハテスト工程と、
    前記ウエハテスト工程の後、前記第一及び第二グループの前記半導体ウエハを個片化することで、第一入力信号を受けることが可能な第一パッド及び第二パッドと、前記第一入力信号を前記第一パッド及び前記第二パッドのうちの少なくとも一方を介して受ける入出力制御回路と、前記入出力制御回路の出力制御に基づいて前記第一パッドに第一出力信号を出力可能な第一出力段と、前記入出力制御回路の出力制御に基づいて前記第二パッドに前記第一出力信号を出力可能な第二出力段と、一端が配線を介して前記第一パッドに接続され他端が配線を介して前記第二パッドに接続される容量とをそれぞれが有する複数の半導体チップを形成するダイシング工程と、
    前記ダイシング工程の後、前記第一グループに対応する前記複数の半導体チップそれぞれの前記第一パッドにワイヤボンディングすることで前記第一入力信号を受け前記第一出力信号を出力する第一リードフレームと接続し、前記第二グループに対応する前記複数の半導体チップそれぞれの前記第二パッドにワイヤボンディングすることで前記第一入力信号を受け前記第一出力信号を出力する第二リードフレームと接続することで、前記第一グループに対応する前記複数の半導体チップそれぞれを第一半導体集積回路装置とし、前記第二グループに対応する前記複数の半導体チップそれぞれを前記第一半導体集積回路装置と異なる第二半導体集積回路装置とするパッケージング工程とを有する半導体集積回路装置の製造方法。
  12. 第一グループの半導体ウエハと第二グループの半導体ウエハを用意する第一工程と、
    前記第一工程の後、前記第一及び前記第二グループの前記半導体ウエハに回路を形成するウエハプロセス工程と、
    前記ウエハプロセス工程の後、前記第一及び第二グループの前記半導体ウエハをテストするウエハテスト工程と、
    前記ウエハテスト工程の後、前記第一及び第二グループの前記半導体ウエハを個片化することで、第一入力信号を受けることが可能な第一パッド及び第二パッドと、前記第一入力信号を前記第一パッド及び前記第二パッドのうちの少なくとも一方を介して受ける入出力制御回路と、前記入出力制御回路の出力制御に基づいて前記第一パッドに第一出力信号を出力可能な第一出力段と、前記入出力制御回路の出力制御に基づいて前記第二パッドに前記第一出力信号を出力可能な第二出力段と、一端が配線を介して前記第一パッドに接続され他端が配線を介して前記第二パッドに接続される抵抗とをそれぞれが有する複数の半導体チップを形成するダイシング工程と、
    前記ダイシング工程の後、前記第一グループに対応する前記複数の半導体チップそれぞれの前記第一パッドにワイヤボンディングすることで前記第一入力信号を受け前記第一出力信号を出力する第一リードフレームと接続し、前記第二グループに対応する前記複数の半導体チップそれぞれの前記第二パッドにワイヤボンディングすることで前記第一入力信号を受け前記第一出力信号を出力する第二リードフレームと接続することで、前記第一グループに対応する前記複数の半導体チップそれぞれを第一半導体集積回路装置とし、前記第二グループに対応する前記複数の半導体チップそれぞれを前記第一半導体集積回路装置と異なる第二半導体集積回路装置とするパッケージング工程とを有する半導体集積回路装置の製造方法。
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