JP2014085364A - 回転式遠近両用メガネ - Google Patents

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俊昭 朝倉
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Abstract

【課題】 凸レンズ部を一部に形成したレンズを備えた遠近両用メガネの提供。
【解決手段】 フロントフレーム1の両側には継手4,4を介してツル3,3が折畳み出来るように取付けられ、そして該フロントフレーム1の中央に設けた軸13には回転フロント部2が回転出来るように取付け、回転フロント部2に凸レンズ部8を一部に形成したレンズ7を取付け、回転フロント部2が180°回転することで、凸レンズ部8の位置が上側又は下側に位置するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は180°回転して掛けることが出来る遠近両用メガネに関するものである。
メガネにも色々な種類が存在しているが、近くと遠くを見ることが出来る遠近両用メガネが知られている。すなわち、遠近両用メガネとは、1つのメガネで近くと遠くの両方を見ることが出来るようにした遠近両用レンズが嵌っているメガネのことである。従って、新聞や雑誌を読む時には視線が下側に向くことから、レンズ下側に凸レンズ部を有し、中程は遠くが見えるように凹レンズ部と成っている。すなわち、1枚のレンズに凸レンズ部と凹レンズ部が一体的に形成されている。
従って、近眼の人が年老いて老眼になった場合、この遠近両用レンズを嵌めたメガネを使用することで近眼用のメガネと老眼用のメガネを掛け換える必要がなくなる。常に同じメガネを掛けることで日常の生活を送ることが可能と成る。しかし、近眼でない人は、レンズ中程を凹レンズ部とすることなく、下側だけを近くが見えるように凸レンズ部とする場合もある。
ところで、この種の遠近両用メガネの場合、新聞や雑誌を読むことが出来るように凸レンズ部を形成している下側領域は、中程の凹レンズ部領域に比較して小さく、その為に新聞、雑誌を読む場合、文章を書く場合、又はパソコンを操作する場合など、近くを見るケースは色々あるが、凸レンズ部の領域が小さい為に、仕事の内容によっては視線が合わない時が多い。
その為に、メガネのフロント部を上下動させて見え易いように位置合わせしている。例えば、文章を書く時は、特に下を向く為にレンズ下側に視線が向くが、パソコンを操作して画面を見るときは比較的レンズ中央部に視線が向く。そこで、フロント部を下方に位置させたり、逆に上方に位置させることで、夫々の仕事がし易いようにしている。
例えば、特開2005−10707号に係る「多焦点用眼鏡枠」は、鼻当てを上下させることで眼鏡枠を上下させ、遠用・近用のどのレンズ部を使用する場合でも使用レンズが適正高さになるようにした多焦点用眼鏡枠である。
そこで、左右の眼鏡枠の各内側に保持片をそれぞれ取り付け、各保持片にはそれぞれくぼみを設けて磁石も埋め込んでいる。摺動片は門状のものとし、左右の支持棒をくぼみにそれぞれはめている。上部両端に磁石をそれぞれ埋め込んでいる。眼鏡枠に対して鼻当てパットを下端に取付けている摺動片が上下動可能と成っている。一方の磁石と他方の磁石とが吸着し合っていることで摺動片を所定の位置で保持することが出来る。
特開平8−146356号に係る「多焦点用眼鏡枠」は、多焦点レンズをはめ込んだ眼鏡枠の内側においてガイド片を上下方向に設け、ガイド片にスライド片をはめている。スライド片に対し上下に回動できるように支持脚を取り付け、支持脚の先端に鼻当てを取り付けるようにしている。スライド片を上昇させ支持脚を上方へ回動させて装用すると、鼻当てが上昇した遠方視の状態になっている。逆に、スライド片を下降させ支持脚を下方へ回動させると、近点視の状態になる。
また、特公平6−97313号に係る「多焦点用眼鏡枠」は、プラスチック製フレームを対象とした眼鏡枠であり、鼻当て部材を上下動させることが出来るようにしている。
さらに、特開2010−102025号に係る「遠近両用メガネ」は、ワタリの両側には蝶番を介してツルを折畳み出来るように取付け、そしてワタリの正面には上記遠近両用レンズを有すフロント部を互いに噛み合う凹凸ガイド部を介して取付け、しかも該凹凸ガイド部に沿って上下方向に移動可能とし、フロント部を所定の高さに位置決めする為に凸ガイド部にバネ力を付勢して設けたピンの先端を凹ガイド部に形成したピン穴に嵌入している。
このように、遠近両用メガネにおいて、焦点を合わせる為の色々な工夫がなされている。しかし、この遠近両用メガネを掛けて階段を上り下りする場合、岩場で釣りをする場合などには、遠近両用メガネを着用していると足元が見え難くなり不便であると同時に、危険でもある。
特開2005−10707号に係る「多焦点用眼鏡枠」 特開平8−146356号に係る「多焦点用眼鏡枠」 特公平6−97313号に係る「多焦点用眼鏡枠」 特開2010−102025号に係る「遠近両用メガネ」
このように、従来の遠近両用メガネには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、階段を安全に上り下りすることが出来、また岩場での釣りを安全に行うことなどが出来るようにした回転式遠近両用メガネを提供する。
本発明に係る遠近両用メガネはフロントフレームの正面に回転式フロント部を取付け、この回転式フロント部は180°回転することで向きが反転するように成っている。回転式フロント部には遠近両用レンズが取付けられ、その為にレンズの下側には老眼として機能する凸レンズ部が設けられ、新聞や雑誌を読む場合に、また釣りをする場合で針に餌を取付ける際に該凸レンズ部を通して見ることが出来る。従って、レンズとしての構成は従来の遠近両用メガネの場合と共通している。
ところが、本発明ではメガネを掛けたままで、上記回転式フロント部を回転して向きを上下反転することが出来るように構成している。回転式フロント部としての構成は中央部に設けた連結部の両側にリム部を有し、このリム部にレンズが嵌っているが、180°回転することでレンズの下側に形成している凸レンズ部は上方に位置する。
ところで、回転フロント部はフロントフレームの連結部中央に設けた軸に取付けられて回転し、180°回転したところで位置決めされるように位置決め手段を備えている。そして、回転フロント部を取付けるフロントフレームの構造は特に限定するものではなく、回転フレームと同じ外形とする場合、又は左右に延びるワタリとして構成することも出来る。
本発明に係る回転式遠近両用メガネは、回転フロント部を回転することが出来る。従って、回転フロント部のレンズ下側に設けている凸レンズ部は回転フロント部を回転することで、レンズの上側に位置する。階段を上り下りする場合、岩場で釣りをする場合など、近くを見る必要がない場合には、回転フロント部を回転して凸レンズ部を上側に位置させることで、足元が見え難くて転倒したりすることはない。そして、回転したフロント部は180°回転したところで正しく位置決めされて安定する。
例えば、岩場で釣りをする場合、針に餌を付ける際には凸レンズ部を下側にして一般的な遠近両用メガネとして顔に掛け、釣り場を変える時に岩場を歩く際には、凸レンズ部がレンズの上側に成るように回転する。また、ゴルフをする場合、スコアを記入する際には凸レンズ部を下側にし、プレーする際には凸レンズ部を上側になるように回転することが出来る。すなわち、メガネを掛けたままで回転フロント部を回転することで、レンズの一部に形成している凸レンズ部が必要な場合以外に邪魔になることはない。
本発明に係る回転式遠近両用メガネで、平面図と正面図を表している。 本発明に係る回転式遠近両用メガネで、回転フロント部が180°回転した場合の平面図と正面図を表している。 回転フロント部がフロントフレームの軸を中心として回転する場合を示している。 フロントフレームと回転フロント部が分離している場合で、回転構造を示す展開図。 回転フロント部がフロントフレームから離れている場合の側面図。
図1は本発明に係る回転式遠近両用メガネを示す実施例である。同図の1はフロントフレーム、2は回転フロント部、3はツルを表し、ツル3,3はフロントフレーム1の両側に継手4,4を介して折り畳み出来るように取付けられている。上記回転フロント部2は両リム部5,5が連結部6を中心として両側に左右対称を成して設けられ、そしてリム部5,5にはレンズ7,7が嵌っている。しかも、レンズ7,7の下側一部には凸レンズ部8,8を形成している。
回転フロント部2はフロントフレーム1に回転出来るように取付けられており、フロントフレーム1はその形状を上記回転フロント部2と同じくしている。すなわち、フロントフレーム1は両リム部9,9が連結部10を中心として両側に左右対称を成して設けられ、そしてリム部9,9にはレンズ11,11が嵌っている。
フロントフレーム1の内側中央部には鼻当てパット12,12が対を成して形成され、このメガネを顔に掛けるならば、凸レンズ部8,8を通して新聞や雑誌を読んだり、近くを見る場合に使うことが出来、遠くを見る際には凸レンズ部8,8以外のレンズ7,7を介して見ることが出来る。すなわち、従来の一般的な遠近両用メガネである。
図2は上記図1に示した遠近両用メガネの回転フロント部2を180°回転した場合を表している。180°回転した回転フロント部2はフロントフレーム1と重なり合って一致するが、レンズ7,7の一部に形成している凸レンズ部8,8は上側に位置することになる。従って、階段を上り下りする際に踏み外すことはなく、足元の安全が保たれる。ここで、回転フロント部2が180°回転した場合にもフロントフレーム1と正しく重なり合うように、回転フロント部2は軸13を通る垂直軸に対して左右対称であると共に、水平中立軸(M−M)を基準として上下対称と成っている。すなわち、軸13を中心として軸対称と成っている。
図3は回転フロント部2を回転させる場合を示している。フトントフレーム1の中央連結部10に設けている軸13を中心として回転し、180°回転した状態が前記図2に示した場合である。回転フロント部2はフロントフレーム1の表面に接していることから、このままの状態では回転することは出来ない。その為に、回転フロント部2を正面側に引き、フロントフレーム1から僅かに引き離した状態で回転することが出来るようにしている。
図4はフロントフレーム1と回転フロント部2を分離した場合を示し、連結部10には段付き穴14が貫通して設けられ、回転フロント部2の連結部背面にはナット15が固定されている。そして、上記段付き穴14にはコイルバネ16を嵌め、該コイルバネ16の中心穴には軸ネジ17を嵌めて、上記ナット15のネジ穴に螺合することで、回転フロント部2は取付けられる。コイルバネ16は段付き穴14に嵌ることで、軸ネジ17を締め付けても外れることはない。
そこで、回転フロント部2を正面側へ引くならば、コイルバネ16が圧縮されて軸ネジ17はスライドし、回転フロント部2はフロントフレーム1から離れて隙間が形成される。この状態で回転フロント部2を回転し、180°反転したところで手を放すならば、圧縮されたコイルバネ16は伸長して図2に示すように回転フロント部2はフロントフレーム1と重なり合う。このように、回転フロント部2はフロントフレーム1と重なり合うことで位置決めされるようになる。
回転フロント部2がフロントフレーム1と接することなく、間に隙間が介在するならば、回転フロント部2の位置決めが必要となる。例えば、フロントフレーム1の表面にバネ力を付勢したボールを取付け、回転フロント部2の背面に該ボールの一部が係合する凹溝を形成するならば、180°回転した回転フロント部2を位置決めすることが出来る。
図1、図2のように回転フロント部2及びフロントフレーム1が弓型に湾曲した形状とし、そして回転フロント部2がフロントフレーム1に密着するならば、特別な位置決め手段を設けなくても180°回転して反転した回転フロント部2はフロントフレーム1と正しく重なり合う。
図5は回転フロント部2をフロントフレーム1から引き離した状態での側面図を表している。ここで、ツル3はフロントフレーム1の両側から後方へ延びているが、基本的には従来のメガネフレームのツルと同じように構成することが出来る。そして、図1、図2に示しているように、先端部では後頭部を抱え込む為に内側に湾曲している。
ところで、上記実施例で示した回転式遠近両用メガネは樹脂製であるが、金属製のフレームを用いて構成することも出来る。上記実施例のフロントフレーム1は両リム部9,9を中央の連結部10によって繋いだ形態としているが、リム部9,9を設けることなく、中央に鼻当てパットを設けると共に、左右に延びるワタリとして構成してもよい。そして、回転フロント部2のリム部5,5に嵌めるレンズの種類は特に限定しないが、屋外で使用するケースが多い場合であれば、偏光レンズを嵌めるとよい。
1 フロント部
2 回転フロント部
3 ツル
4 継手
5 リム部
6 連結部
7 レンズ
8 凸レンズ部
9 リム部
10 連結部
11 レンズ
12 鼻当てパット
13 軸
14 段付き穴
15 ナット
16 コイルバネ
17 軸ネジ

Claims (3)

  1. 凸レンズ部を一部に形成したレンズを備えた遠近両用メガネにおいて、フロントフレームの両側には継手を介してツルが折畳み出来るように取付けられ、そして該フロントフレームの中央に設けた軸には回転フロント部を回転出来るように取付け、回転フロント部には上記凸レンズ部を一部に形成したレンズを取付け、回転フロント部が180°回転することで、凸レンズ部の位置が上側又は下側に位置するようにすることを特徴とする回転式遠近両用メガネ。
  2. フロントフレームの正面に重なり合って取付けた回転フロントを180°回転した場合に同じく重なり合うように、回転フロント部は軸を通る垂直軸に対して左右対称であると共に、軸を通る水平中立軸に対して上下対称とした請求項1記載の回転式遠近両用メガネ。
  3. フロントフレームは中央に鼻当てパットを設けると共に、左右に延びるワタリとして構成した請求項1記載の回転式遠近両用メガネ。




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