JP2015232726A - 眼鏡フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】第1に、上下掛け替えにより、多様な用途に使用可能であり、第2に、しかもこのような掛け替えが、簡単容易に違和感なくスムーズに実現可能な、眼鏡フレームを提案する。【解決手段】この眼鏡フレーム1は、左右のレンズA保持用リム2,テンプル3,鼻パット4、および両リム2間連結用のブリッジ5等を、備えている。レンズAは、上部又は下部の小玉部分Bに配された度付きの近用視部Cと、度付き又は度無しの遠用視部Dと、からなる。そして、この眼鏡フレーム1は、上下を逆に反転使用可能であり、この眼鏡フレーム1を採用した1本の眼鏡Gは、眼鏡フレーム1による上下掛け替え装着により、レンズAの近用視部Cを、上下反転使用可能となっている。もって、適宜必要に応じて掛け替えを実施することにより、多種多様な特殊用途,特殊作業,その他に使用可能である。【選択図】図1
Description
本発明は、眼鏡フレームに関する。すなわち、レンズの近用視部を上下反転使用可能な、眼鏡フレーム(eye glasses frame)に関するものである。
(1)近用視用眼鏡(度付きの老視用眼鏡)と、遠用視用眼鏡(度付の近視用眼鏡や遠視用眼鏡)とは、従来一般的には、個々別物の眼鏡として製造,販売,使用されている。
そして使用者は、必要に応じ2本の眼鏡を、その都度取り替え,掛け替え装着して使用している。
そして使用者は、必要に応じ2本の眼鏡を、その都度取り替え,掛け替え装着して使用している。
(2)これに対し、いわゆる遠近両用眼鏡も、昨今提供されている。
この眼鏡は、遠近両用累進レンズが用いられており、レンズ下部側を、近用視用として下位の対象を視認する際に使用し、レンズ上部側を、遠用視用として使用するようになっている。
もって使用者は、1本の眼鏡で、遠近両用に使用可能となっている。
この眼鏡は、遠近両用累進レンズが用いられており、レンズ下部側を、近用視用として下位の対象を視認する際に使用し、レンズ上部側を、遠用視用として使用するようになっている。
もって使用者は、1本の眼鏡で、遠近両用に使用可能となっている。
(3)更に最近、次のような遠近両用レンズを用いた眼鏡も、開発,提供されている。 すなわちレンズが、下部小玉部分の度付きの近用視部と、度付き又は度無しの遠用視部とからなる眼鏡や、上部小玉部分の度付きの近用視部と、度付き又は度無しの遠用視部とからなる眼鏡も、開発,提供されている。
前者の眼鏡は、例えば、車輌の運転手用として使用されており、運転席前方下位のパネルに配された計器類を視認する際に、下部の近用視部が使用される。
後者の眼鏡は、例えば、航空機のパイロット用として使用されており、操縦席前方上位のパネルに配された計器類を視認する際に、上部の近用視部が使用される。
前者の眼鏡は、例えば、車輌の運転手用として使用されており、運転席前方下位のパネルに配された計器類を視認する際に、下部の近用視部が使用される。
後者の眼鏡は、例えば、航空機のパイロット用として使用されており、操縦席前方上位のパネルに配された計器類を視認する際に、上部の近用視部が使用される。
上述した(1)の眼鏡フレームとしては、例えば次の特許文献1に示されたものが挙げられる。
特開平6−202048号公報
《問題点》
ところで、このような従来例については、次の課題が指摘されていた。
(1)上述した(1)の従来の一般例については、眼鏡の取り替え,掛け替えての装着が面倒で煩わしい、等の問題が指摘されていた。
すなわち使用者は、近用視用眼鏡と遠用視用眼鏡とを、個別に購入,準備すると共に、視認対象に応じ、眼鏡を取り替えて掛け替え装着することを要し、コスト負担増となると共に、面倒であり煩わしかった。
ところで、このような従来例については、次の課題が指摘されていた。
(1)上述した(1)の従来の一般例については、眼鏡の取り替え,掛け替えての装着が面倒で煩わしい、等の問題が指摘されていた。
すなわち使用者は、近用視用眼鏡と遠用視用眼鏡とを、個別に購入,準備すると共に、視認対象に応じ、眼鏡を取り替えて掛け替え装着することを要し、コスト負担増となると共に、面倒であり煩わしかった。
(2)これに対し、上述した(2)の遠近両用累進レンズを用いた眼鏡については、近用視用として上位に位置する対象を視認する用途には、使用困難である、という問題が指摘されていた。
すなわちこの眼鏡は、近用視用として、下位に位置する対象を視認する用途には使用できるが、上位に位置する対象は視認できなかった。
そこで眼鏡を、上下を逆に反転させ上下掛け替え装着することにより、近用視用をレンズ上部側として、上位に位置する対象を視認する用途に使用することも考えられた。
しかしながら、累進レンズが用いられているので、その場合、見え方が不自然になると共に、眼鏡フレームの構造上、うまくフィットせず見栄えも悪い、という問題が指摘されていた。
すなわち眼鏡フレームについて、例えば、テンプルのレンズ面に対する角度(90度マイナス7度〜8度)や、鼻パットの配設位置や、鼻パットの姿勢等が、上下逆に掛け替えた際、不自然で違和感が大きくスムーズにフィットしなかった。
すなわちこの眼鏡は、近用視用として、下位に位置する対象を視認する用途には使用できるが、上位に位置する対象は視認できなかった。
そこで眼鏡を、上下を逆に反転させ上下掛け替え装着することにより、近用視用をレンズ上部側として、上位に位置する対象を視認する用途に使用することも考えられた。
しかしながら、累進レンズが用いられているので、その場合、見え方が不自然になると共に、眼鏡フレームの構造上、うまくフィットせず見栄えも悪い、という問題が指摘されていた。
すなわち眼鏡フレームについて、例えば、テンプルのレンズ面に対する角度(90度マイナス7度〜8度)や、鼻パットの配設位置や、鼻パットの姿勢等が、上下逆に掛け替えた際、不自然で違和感が大きくスムーズにフィットしなかった。
(3)又、上述した(3)の最近開発,提供されている、遠近両用レンズを用いた眼鏡については、前述した(1)の眼鏡と同様、眼鏡の取り替え,掛け替えが面倒であり煩わしい、等の問題が指摘されていた。
すなわち、上部が近用視部の眼鏡と、下部が近用視部の眼鏡とを、多くの場合、個別に準備することを要しコスト負担増となると共に、用途や視認対象に応じ、眼鏡を取り替えて掛け替え装着することを要していた。
すなわち、上部が近用視部の眼鏡と、下部が近用視部の眼鏡とを、多くの場合、個別に準備することを要しコスト負担増となると共に、用途や視認対象に応じ、眼鏡を取り替えて掛け替え装着することを要していた。
《本発明について》
本発明の眼鏡フレームは、このような実情に鑑み、上記従来例の課題を解決すべくなされたものである。
そして本発明は、第1に、上下掛け替えにより、多様な用途に使用可能であり、第2に、しかも掛け替えが、簡単容易に違和感なくスムーズに実現可能な、眼鏡フレームを提案することを目的とする。
本発明の眼鏡フレームは、このような実情に鑑み、上記従来例の課題を解決すべくなされたものである。
そして本発明は、第1に、上下掛け替えにより、多様な用途に使用可能であり、第2に、しかも掛け替えが、簡単容易に違和感なくスムーズに実現可能な、眼鏡フレームを提案することを目的とする。
《各請求項について》
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、特許請求の範囲に記載したように、次のとおりである。
請求項1については、次のとおり。
請求項1の眼鏡フレームは、左右のレンズ保持用リム,テンプル,鼻パット、および該両リム間連結用のブリッジを備えている。
そして該レンズは、上部又は下部の小玉部分に配された度付きの近用視部と、度付きの遠用視部とからなる。
該眼鏡フレームは、上下を逆に反転使用可能、つまり上下掛け替え装着可能となっている。
もって掛け替え装着により、下部に位置した該レンズの近用視部にて、下位に位置する対象を視認可能であると共に、上部に位置した該レンズの遠用視部にて、上位に位置する対象を視認可能となっている。
かつ掛け替え装着により、上部に位置した該レンズの近用視部にて、上位に位置する対象を視認可能であると共に、下部に位置した該レンズの遠用視部にて、下位に位置する対象を視認可能となっていること、を特徴とする。
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、特許請求の範囲に記載したように、次のとおりである。
請求項1については、次のとおり。
請求項1の眼鏡フレームは、左右のレンズ保持用リム,テンプル,鼻パット、および該両リム間連結用のブリッジを備えている。
そして該レンズは、上部又は下部の小玉部分に配された度付きの近用視部と、度付きの遠用視部とからなる。
該眼鏡フレームは、上下を逆に反転使用可能、つまり上下掛け替え装着可能となっている。
もって掛け替え装着により、下部に位置した該レンズの近用視部にて、下位に位置する対象を視認可能であると共に、上部に位置した該レンズの遠用視部にて、上位に位置する対象を視認可能となっている。
かつ掛け替え装着により、上部に位置した該レンズの近用視部にて、上位に位置する対象を視認可能であると共に、下部に位置した該レンズの遠用視部にて、下位に位置する対象を視認可能となっていること、を特徴とする。
請求項2については、次のとおり。
請求項2の眼鏡フレームは、請求項1において、該レンズは、度付きの遠用視部に換え、度無しの遠用視部が用いられていること、を特徴とする。
請求項3については、次のとおり。
請求項3の眼鏡フレームでは、請求項1又は2において、該レンズは、近用視部と遠用視部について、両方が無色であるか、又は、いずれか一方が無色で他方が一色カラー付であるか、又は、両方が同一の一色カラー付であるか、又は、両方が異なるカラー付であること、を特徴とする。
請求項4については、次のとおり。
請求項4の眼鏡フレームでは、請求項3において、一色カラーとは、色の濃度も同一であるものを示す。異なるカラーとは、同一色ではあるが色の濃度が異なるものも含むこと、を特徴とする。
請求項2の眼鏡フレームは、請求項1において、該レンズは、度付きの遠用視部に換え、度無しの遠用視部が用いられていること、を特徴とする。
請求項3については、次のとおり。
請求項3の眼鏡フレームでは、請求項1又は2において、該レンズは、近用視部と遠用視部について、両方が無色であるか、又は、いずれか一方が無色で他方が一色カラー付であるか、又は、両方が同一の一色カラー付であるか、又は、両方が異なるカラー付であること、を特徴とする。
請求項4については、次のとおり。
請求項4の眼鏡フレームでは、請求項3において、一色カラーとは、色の濃度も同一であるものを示す。異なるカラーとは、同一色ではあるが色の濃度が異なるものも含むこと、を特徴とする。
請求項5については、次のとおり。
請求項5の眼鏡フレームでは、請求項1又は2において、該テンプルは、該レンズ面に対する角度が、90度プラスマイナス4度以内に設定されていること、を特徴とする。
請求項6については、次のとおり。
請求項6の眼鏡フレームでは、請求項1又は2において、該鼻パットの取付け保持用のクリングス治具が、該レンズ面に対し、上下向きではなく左右向きに配設されていること、を特徴とする。
請求項7については、次のとおり。
請求項7の眼鏡フレームでは、請求項1又は2において、該鼻パットの取付け保持用のクリングス治具は、先端に開口ボックスを備えており、該開口ボックス内に該鼻パットの取付部分が挿入されてネジ止される。
そして、該開口ボックスと該取付部分とは、前述したように該眼鏡フレームを上下逆に反転使用した際、掛け替え装着に違和感がなくスムーズにフィットするように、該鼻パットが、上下左右に自在に可動となる設定よりなる。
すなわち、該開口ボックスと該取付部分について、両者間のクリアランスが十分に確保されると共に、両者の接触箇所にはアール加工が施されており、かつ該開口ボックスの深さ寸法が、内径寸法より若干大きい程度の浅めよりなること、を特徴とする。
請求項5の眼鏡フレームでは、請求項1又は2において、該テンプルは、該レンズ面に対する角度が、90度プラスマイナス4度以内に設定されていること、を特徴とする。
請求項6については、次のとおり。
請求項6の眼鏡フレームでは、請求項1又は2において、該鼻パットの取付け保持用のクリングス治具が、該レンズ面に対し、上下向きではなく左右向きに配設されていること、を特徴とする。
請求項7については、次のとおり。
請求項7の眼鏡フレームでは、請求項1又は2において、該鼻パットの取付け保持用のクリングス治具は、先端に開口ボックスを備えており、該開口ボックス内に該鼻パットの取付部分が挿入されてネジ止される。
そして、該開口ボックスと該取付部分とは、前述したように該眼鏡フレームを上下逆に反転使用した際、掛け替え装着に違和感がなくスムーズにフィットするように、該鼻パットが、上下左右に自在に可動となる設定よりなる。
すなわち、該開口ボックスと該取付部分について、両者間のクリアランスが十分に確保されると共に、両者の接触箇所にはアール加工が施されており、かつ該開口ボックスの深さ寸法が、内径寸法より若干大きい程度の浅めよりなること、を特徴とする。
《第1の効果》
第1に、上下を逆に反転使用することにより、つまり上下掛け替えにより、多様な用途に使用可能である。
本発明の眼鏡フレームを採用した眼鏡は、眼鏡フレームによる上下掛け替え装着にて、レンズの度付きの近用視部および度付きや度無しの遠用視部を介し、多様な用途に使用可能である。
すなわち、レンズの近用視部の上下反転使用により、つまり、次の2タイプの上下掛け替え装着を、適宜必要に応じて実施することにより、多種多様な特殊用途,特殊作業,その他に、最適使用可能となる。
第1に、上下を逆に反転使用することにより、つまり上下掛け替えにより、多様な用途に使用可能である。
本発明の眼鏡フレームを採用した眼鏡は、眼鏡フレームによる上下掛け替え装着にて、レンズの度付きの近用視部および度付きや度無しの遠用視部を介し、多様な用途に使用可能である。
すなわち、レンズの近用視部の上下反転使用により、つまり、次の2タイプの上下掛け替え装着を、適宜必要に応じて実施することにより、多種多様な特殊用途,特殊作業,その他に、最適使用可能となる。
まず、上下掛け替え装着にて、レンズ下部に位置した近用視部により、手元の下位に位置する対象を、確実に視認可能となる。
このタイプでの使用は、例えば、パソコン操作,携帯操作,新聞・読書,精密検査作業,和洋裁,事務,運転等々、手元の下位を下眼で視認する場面が多い場合に、適している。勿論、レンズ上部の遠用視部による遠方その他の視認も、適宜行われる。
他方、上下掛け替え装着にて、レンズ上部に位置するようになった近用視部により、手元の上位に位置する対象を、確実に視認可能となる。
このタイプでの使用は、例えば、桃やブドウ等の果物栽培作業,天井工事,建築工事,自動車整備,高所作業,電気工事,釣り,ゴルフ,パイロット,画家等々、手元の上位を上眼で視認する場面が多い場合に、適している。勿論、レンズ下部の遠用視部による遠方その他の視認も、適宜行われる。
このタイプでの使用は、例えば、パソコン操作,携帯操作,新聞・読書,精密検査作業,和洋裁,事務,運転等々、手元の下位を下眼で視認する場面が多い場合に、適している。勿論、レンズ上部の遠用視部による遠方その他の視認も、適宜行われる。
他方、上下掛け替え装着にて、レンズ上部に位置するようになった近用視部により、手元の上位に位置する対象を、確実に視認可能となる。
このタイプでの使用は、例えば、桃やブドウ等の果物栽培作業,天井工事,建築工事,自動車整備,高所作業,電気工事,釣り,ゴルフ,パイロット,画家等々、手元の上位を上眼で視認する場面が多い場合に、適している。勿論、レンズ下部の遠用視部による遠方その他の視認も、適宜行われる。
《第2の効果》
第2に、しかもこのような掛け替え装着は、簡単容易に違和感なくスムーズに実現可能である。
本発明の眼鏡フレームは、上述したように、1本の眼鏡の1本のフレームにより、上述した眼鏡の上下掛け替え装着を可能とする。小玉部分の度付の近用視部と、度付きや度無しの遠用視部からなるレンズを使用することにより、1本でありながら多様な用途の眼鏡が実現される。
そして、この眼鏡フレームは、このようなレンズの使用と共に、ブリッジやテンプル等の高さ位置設定、テンプルの角度設定、鼻パットのクリングス治具の左右向き配設、鼻パットを上下左右に可動自在とした構成、等々の採用により、眼鏡の上下掛け替え装着が、簡単な構成により、容易かつ違和感なく実現される。
第2に、しかもこのような掛け替え装着は、簡単容易に違和感なくスムーズに実現可能である。
本発明の眼鏡フレームは、上述したように、1本の眼鏡の1本のフレームにより、上述した眼鏡の上下掛け替え装着を可能とする。小玉部分の度付の近用視部と、度付きや度無しの遠用視部からなるレンズを使用することにより、1本でありながら多様な用途の眼鏡が実現される。
そして、この眼鏡フレームは、このようなレンズの使用と共に、ブリッジやテンプル等の高さ位置設定、テンプルの角度設定、鼻パットのクリングス治具の左右向き配設、鼻パットを上下左右に可動自在とした構成、等々の採用により、眼鏡の上下掛け替え装着が、簡単な構成により、容易かつ違和感なく実現される。
すなわち、前述したこの種従来例のように、眼鏡の個別購入を要しコスト負担増となることもなく、コスト面に優れている。そして、上下掛け替え装着しても、スムーズにフィットし外観もスマートである等々、見栄え面にも優れている。
そして従来例のように、個別に準備した眼鏡を、視認対象に応じ、取り替えて掛け替え装着することを要せず、面倒さや煩わしさが解消される。1本の眼鏡,1本の眼鏡フレームで、多様な用途に対応可能である。
このように、この種従来例に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
そして従来例のように、個別に準備した眼鏡を、視認対象に応じ、取り替えて掛け替え装着することを要せず、面倒さや煩わしさが解消される。1本の眼鏡,1本の眼鏡フレームで、多様な用途に対応可能である。
このように、この種従来例に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
以下、本発明を実施するための形態について、詳細に説明する。
《本発明の概要》
まず、本発明の概要について、図1,図2を参照して説明する。
この眼鏡G用の眼鏡フレーム1は、左右のレンズA保持用リム2,テンプル3,鼻パット4,および両リム2間連結用のブリッジ5を備えている。
レンズAは、上部又は下部の小玉部分Bに配された度付きの近用視部Cと、度付き又は度無しの遠用視部Dと、からなる。
そして、この眼鏡フレーム1は、上下を逆に反転使用可能、つまり上下掛け替え装着可能となっている。すなわち、この眼鏡フレーム1を採用した1本の眼鏡Gは、眼鏡フレーム1による上下掛け替え装着により、レンズAの近用視部Cを、上下反転使用可能となっている。
本発明の概要については、以上のとおり。以下、このような眼鏡フレーム1について、詳述する。
《本発明の概要》
まず、本発明の概要について、図1,図2を参照して説明する。
この眼鏡G用の眼鏡フレーム1は、左右のレンズA保持用リム2,テンプル3,鼻パット4,および両リム2間連結用のブリッジ5を備えている。
レンズAは、上部又は下部の小玉部分Bに配された度付きの近用視部Cと、度付き又は度無しの遠用視部Dと、からなる。
そして、この眼鏡フレーム1は、上下を逆に反転使用可能、つまり上下掛け替え装着可能となっている。すなわち、この眼鏡フレーム1を採用した1本の眼鏡Gは、眼鏡フレーム1による上下掛け替え装着により、レンズAの近用視部Cを、上下反転使用可能となっている。
本発明の概要については、以上のとおり。以下、このような眼鏡フレーム1について、詳述する。
《レンズAについて》
まず、この眼鏡Gにおいて、眼鏡フレーム1と共に用いられるレンズAについて、図1を参照して説明する。このレンズAは、近用視部Cと遠用視部Dとからなり、一般のものと同様、ガラス製又はプラスチック製よりなる。
そして、レンズAの近用視部Cは度付きよりなり、いわゆる老視用(老眼用)であり、レンズAの上部又は下部の小玉部分に配される。
レンズAの遠用視部Dは、度付き又は度無しよりなり、度付きの遠用視部Dは、いわゆる近視用(近眼用)や遠視用であり、度無しの遠用視部Dは、いわゆる素通しレンズを意味する。
まず、この眼鏡Gにおいて、眼鏡フレーム1と共に用いられるレンズAについて、図1を参照して説明する。このレンズAは、近用視部Cと遠用視部Dとからなり、一般のものと同様、ガラス製又はプラスチック製よりなる。
そして、レンズAの近用視部Cは度付きよりなり、いわゆる老視用(老眼用)であり、レンズAの上部又は下部の小玉部分に配される。
レンズAの遠用視部Dは、度付き又は度無しよりなり、度付きの遠用視部Dは、いわゆる近視用(近眼用)や遠視用であり、度無しの遠用視部Dは、いわゆる素通しレンズを意味する。
又、レンズAは、透明な無色レンズ(クリアレンズ)と、色付きのカラーレンズとに分類される。そこで、上述した度付きの近用視部Cと、度付き又は度無しの遠用視部Dとについても、次の(イ),(ロ),(ハ),(ニ)等の各タイプが存する。
すなわち、(イ)両方共に無色クリアタイプ、(ロ)そのいずれか一方が無色クリアで他方が同一の一色カラー付タイプ(いわゆるハーフカラータイプ)、(ハ)両方共に同一一色カラー付タイプ、(ニ)両方が異なるカラー付タイプ(いわゆるダブルカラータイプ)、等が存する。
なお、同一一色カラーとは、色の濃度も同一であるものを示す。異なるカラーとは、同一色ではあるが色の濃度が異なるものも含む。
レンズAについては、以上のとおり。
すなわち、(イ)両方共に無色クリアタイプ、(ロ)そのいずれか一方が無色クリアで他方が同一の一色カラー付タイプ(いわゆるハーフカラータイプ)、(ハ)両方共に同一一色カラー付タイプ、(ニ)両方が異なるカラー付タイプ(いわゆるダブルカラータイプ)、等が存する。
なお、同一一色カラーとは、色の濃度も同一であるものを示す。異なるカラーとは、同一色ではあるが色の濃度が異なるものも含む。
レンズAについては、以上のとおり。
《リム2,ブリッジ5,テンプル3等について》
次に、この眼鏡フレーム1のリム2,テンプル3,ブリッジ5等について、図1,図2を参照して説明する。
これらの部材は、従来の一般的なものと同様、金属製又はプラスチック製よりなる。まず左右のリム2は、それぞれレンズA外側を保持する。
ブリッジ5は、左右のリム2間を連結する。そして、ブリッジ5を含め眼鏡フレーム1が、全体的に上下逆に反転使用されることに鑑み、従来の一般的なブリッジとは異なり、レンズAそしてリム2について、上下方向中央付近の高さ位置で、その左右両者間を連結する。
左右のテンプル3(つる部)は、ヒンジ6(蝶番)やヨロイ7を介し、リム2に取付けられている。リム2の左右端が、それぞれ縦を軸に90度後方に向けて折曲され、もってヨロイ7,ヒンジ6を介し、それぞれテンプル3の取付端である基端に、取付けられている。
次に、この眼鏡フレーム1のリム2,テンプル3,ブリッジ5等について、図1,図2を参照して説明する。
これらの部材は、従来の一般的なものと同様、金属製又はプラスチック製よりなる。まず左右のリム2は、それぞれレンズA外側を保持する。
ブリッジ5は、左右のリム2間を連結する。そして、ブリッジ5を含め眼鏡フレーム1が、全体的に上下逆に反転使用されることに鑑み、従来の一般的なブリッジとは異なり、レンズAそしてリム2について、上下方向中央付近の高さ位置で、その左右両者間を連結する。
左右のテンプル3(つる部)は、ヒンジ6(蝶番)やヨロイ7を介し、リム2に取付けられている。リム2の左右端が、それぞれ縦を軸に90度後方に向けて折曲され、もってヨロイ7,ヒンジ6を介し、それぞれテンプル3の取付端である基端に、取付けられている。
そしてテンプル3は、眼鏡フレーム1が、テンプル3を含め全体的に上下逆に反転使用されることに鑑み、一般的なテンプルとは異なり、まず、リム2の上下方向中央付近の高さ位置に対し、ヒンジ6やヨロイ7を介して取付けられている。
これと共にテンプル3は、レンズA面に対する角度αが、図2の(2)図に示したように、90度プラスマイナス4度以内に設定されている。
すなわち90度がベストであるが、90度から上下方向へプラスマイナス2度でもベターであり、90度から上下方向へプラスマイナス4度でも可能である。図示例では、下方向へマイナス2度となっている。
因に、従来の一般的なテンプルは、そのレンズ面に対する角度αは、90度から下方向へ7度〜8度程度となっていた。図中8は、テンプル3の自由端に延設された耳あて部分である。
リム2,ブリッジ5,テンプル3等については、以上のとおり。
これと共にテンプル3は、レンズA面に対する角度αが、図2の(2)図に示したように、90度プラスマイナス4度以内に設定されている。
すなわち90度がベストであるが、90度から上下方向へプラスマイナス2度でもベターであり、90度から上下方向へプラスマイナス4度でも可能である。図示例では、下方向へマイナス2度となっている。
因に、従来の一般的なテンプルは、そのレンズ面に対する角度αは、90度から下方向へ7度〜8度程度となっていた。図中8は、テンプル3の自由端に延設された耳あて部分である。
リム2,ブリッジ5,テンプル3等については、以上のとおり。
《鼻パット4,クリングス治具9について》
次に、この眼鏡フレーム1の鼻パット4とクリングス治具9について、図2の(1)図,図3の各図等を参照して、説明する。
まず、クリングス治具9(蝶足)は、鼻パット4(鼻当て)を取付け保持する。すなわち、左右のクリングス治具9は、湾曲された径1mm程度の線材よりなり、直線長さで約7mm程度よりなる。そして、それぞれ基端が、ブリッジ5の左右位置、又は左右リム2の中央端側の上下方向中央付近の高さ位置に、取付け固定されている。
そして、左右のクリングス治具9は、それぞれ先端の自由端に、開口ボックス10を備えている。もって、開口ボックス10の挿入穴11内に、それぞれ、左右の鼻パット4の取付部分12が挿入されて、ネジSにてネジ止めされるようになっている。
図中13は、開口ボックス10に穿設された、ネジ止め用のネジ孔である。14は、鼻パット4の取付部分12に穿設された、ネジ止め用のネジ孔である。
次に、この眼鏡フレーム1の鼻パット4とクリングス治具9について、図2の(1)図,図3の各図等を参照して、説明する。
まず、クリングス治具9(蝶足)は、鼻パット4(鼻当て)を取付け保持する。すなわち、左右のクリングス治具9は、湾曲された径1mm程度の線材よりなり、直線長さで約7mm程度よりなる。そして、それぞれ基端が、ブリッジ5の左右位置、又は左右リム2の中央端側の上下方向中央付近の高さ位置に、取付け固定されている。
そして、左右のクリングス治具9は、それぞれ先端の自由端に、開口ボックス10を備えている。もって、開口ボックス10の挿入穴11内に、それぞれ、左右の鼻パット4の取付部分12が挿入されて、ネジSにてネジ止めされるようになっている。
図中13は、開口ボックス10に穿設された、ネジ止め用のネジ孔である。14は、鼻パット4の取付部分12に穿設された、ネジ止め用のネジ孔である。
そして、このクリングス治具9と鼻パット4は、これらを含め眼鏡フレーム1が、全体的に上下逆に反転使用されることに鑑み、上下掛け替え装着時に違和感なくスムーズにフィットするように、次のような各工夫が施されている。
まず、クリングス治具9は、レンズA面に対し、上下向きではなく左右向きに配設されている。すなわち、図3の(1)図の平面図と(2)図の側面図に示したように、クリングス治具9は、上下方向に傾き傾斜することなく、水平面に沿い左右方向にのみ延伸されている。
因に、従来の一般的なクリングス治具15は、図3の(3)図の正面図と(4)図の側面図に示したように、必ず垂直面等に沿い上下方向に延伸される部分が存していた。16は、このような従来例のクリングス治具15の開口ボックスである。
まず、クリングス治具9は、レンズA面に対し、上下向きではなく左右向きに配設されている。すなわち、図3の(1)図の平面図と(2)図の側面図に示したように、クリングス治具9は、上下方向に傾き傾斜することなく、水平面に沿い左右方向にのみ延伸されている。
因に、従来の一般的なクリングス治具15は、図3の(3)図の正面図と(4)図の側面図に示したように、必ず垂直面等に沿い上下方向に延伸される部分が存していた。16は、このような従来例のクリングス治具15の開口ボックスである。
次に、クリングス治具9の開口ボックス10と、鼻パット4の取付部分12とは、反転使用,掛け替え装着に際し、鼻パット4の本体部17が、上下左右に動き易く自在に可動となる設定よりなる(図3の(1)図,(2)図,および(5)図,(6)図,(7)図等を参照)。
すなわち、次の(イ),(ロ),(ハ)の設定が、採用されている。(イ)クリングス治具9側の開口ボックス10内面と取付部分12との間のクリアランスEが、十分に大きく確保、設定されている。
つまり、開口ボックス10の挿入穴11の内径寸法Hが、取付部分12の外径寸法より、クリアランスE分だけ大きく設定されている。
(ロ)クリングス治具9側の開口ボックス10と鼻パット4側の取付部分12との接触箇所には、アール加工Fが施されている。
すなわち、開口ボックス10の挿入穴11の四隅や、取付部分12の四隅等については、角張ることないようにアール加工Fが施されている。
(ハ)クリングス治具9側の開口ボックス10の挿入穴11は、浅めとなっている。つまり、挿入穴11の深さ寸法Jが、内径寸法Hより若干大きい程度よりなる。
鼻パット4,クリングス治具9については、以上のとおり。
すなわち、次の(イ),(ロ),(ハ)の設定が、採用されている。(イ)クリングス治具9側の開口ボックス10内面と取付部分12との間のクリアランスEが、十分に大きく確保、設定されている。
つまり、開口ボックス10の挿入穴11の内径寸法Hが、取付部分12の外径寸法より、クリアランスE分だけ大きく設定されている。
(ロ)クリングス治具9側の開口ボックス10と鼻パット4側の取付部分12との接触箇所には、アール加工Fが施されている。
すなわち、開口ボックス10の挿入穴11の四隅や、取付部分12の四隅等については、角張ることないようにアール加工Fが施されている。
(ハ)クリングス治具9側の開口ボックス10の挿入穴11は、浅めとなっている。つまり、挿入穴11の深さ寸法Jが、内径寸法Hより若干大きい程度よりなる。
鼻パット4,クリングス治具9については、以上のとおり。
《作用等》
本発明の眼鏡フレーム1は、以上説明したように構成されている。そこで、以下の第1,第2ようになる。
第1に、この眼鏡フレーム1は、上下を逆に反転使用可能であり、この眼鏡フレーム1を採用した眼鏡Gは、上下掛け替え装着可能である。
もって、レンズAの近用視部Cを、上下反転使用できるようになっている(図1の(1)図,(2)図を参照)。
本発明の眼鏡フレーム1は、以上説明したように構成されている。そこで、以下の第1,第2ようになる。
第1に、この眼鏡フレーム1は、上下を逆に反転使用可能であり、この眼鏡フレーム1を採用した眼鏡Gは、上下掛け替え装着可能である。
もって、レンズAの近用視部Cを、上下反転使用できるようになっている(図1の(1)図,(2)図を参照)。
すなわち、上下掛け替え装着により、下部に位置したレンズAの近用視部Cにて、下位に位置する対象を視認可能であると共に、上部に位置したレンズA遠用視部Dにて、上位に位置する対象を視認可能である(図1の(1)図を参照)。
かつ上下掛け替え装着により、上部に位置したレンズAの近用視部Cにて、上位に位置する対象を視認可能であると共に、下部に位置したレンズAの遠用視部Dにて、下位に位置する対象を視認可能となる(図1の(2)図を参照)。
そして、このような2タイプ間の掛け替え装着は、適宜必要に応じ実施される。そこで、この眼鏡フレーム1を採用した眼鏡Gは、多種多様な特殊用途,特殊作業に、最適に使用される。
かつ上下掛け替え装着により、上部に位置したレンズAの近用視部Cにて、上位に位置する対象を視認可能であると共に、下部に位置したレンズAの遠用視部Dにて、下位に位置する対象を視認可能となる(図1の(2)図を参照)。
そして、このような2タイプ間の掛け替え装着は、適宜必要に応じ実施される。そこで、この眼鏡フレーム1を採用した眼鏡Gは、多種多様な特殊用途,特殊作業に、最適に使用される。
第2に、このような1本の眼鏡Gの上下掛け替え装着は、1本の眼鏡フレーム1の採用、および、小玉部分Bの度付き近用視部Cと度付きや度無しの遠用視部DとからなるレンズAの使用とにより、簡単容易に実現される(図1を参照)。
しかも、このような上下掛け替え装着は、違和感なくスムーズに実現される。
すなわち、ブリッジ5やテンプル3の上下高さ位置の設定(図1を参照)や、テンプル3の角度αの設定(図2の(2)図を参照)や、クリングス治具9の左右向き配設(図3の(1)図,(2)図を参照)や、鼻パット4を上下左右に可動とする構成(図3の(1)図,(2)図,(5)図,(6)図,(7)図等を参照)、等々の工夫が、眼鏡フレーム1について採用されている。
このような眼鏡フレーム1の工夫により、眼鏡Gを上下掛け替え装着しても、違和感なくスムーズにフィットするようになる。
作用等については、以上のとおり。
すなわち、ブリッジ5やテンプル3の上下高さ位置の設定(図1を参照)や、テンプル3の角度αの設定(図2の(2)図を参照)や、クリングス治具9の左右向き配設(図3の(1)図,(2)図を参照)や、鼻パット4を上下左右に可動とする構成(図3の(1)図,(2)図,(5)図,(6)図,(7)図等を参照)、等々の工夫が、眼鏡フレーム1について採用されている。
このような眼鏡フレーム1の工夫により、眼鏡Gを上下掛け替え装着しても、違和感なくスムーズにフィットするようになる。
作用等については、以上のとおり。
1 眼鏡フレーム
2 リム
3 テンプル
4 鼻パット
5 ブリッジ
6 ヒンジ
7 ヨロイ
8 耳あて
9 クリングス治具(本発明)
10 開口ボックス(本発明)
11 挿入穴
12 取付部分
13 ネジ孔
14 ネジ孔
15 クリングス治具(従来例)
16 開口ボックス(従来例)
17 本体部
A レンズ
B 小玉部分
C 近用視部
D 遠用視部
E クリアランス
F アール加工
G 眼鏡
H 内径寸法
J 深さ寸法
S ネジ
α 角度
2 リム
3 テンプル
4 鼻パット
5 ブリッジ
6 ヒンジ
7 ヨロイ
8 耳あて
9 クリングス治具(本発明)
10 開口ボックス(本発明)
11 挿入穴
12 取付部分
13 ネジ孔
14 ネジ孔
15 クリングス治具(従来例)
16 開口ボックス(従来例)
17 本体部
A レンズ
B 小玉部分
C 近用視部
D 遠用視部
E クリアランス
F アール加工
G 眼鏡
H 内径寸法
J 深さ寸法
S ネジ
α 角度
Claims (7)
- 左右のレンズ保持用リム,テンプル,鼻パット、および該両リム間連結用のブリッジを備えた眼鏡フレームであって、
該レンズは、上部又は下部の小玉部分に配された度付きの近用視部と、度付きの遠用視部とからなり、該眼鏡フレームは、上下を逆に反転使用可能つまり上下掛け替え装着可能となっており、
掛け替え装着により、下部に位置した該レンズの近用視部にて、下位に位置する対象を視認可能であると共に、上部に位置した該レンズの遠用視部にて、上位に位置する対象を視認可能であり、
かつ掛け替え装着により、上部に位置した該レンズの近用視部にて、上位に位置する対象を視認可能であると共に、下部に位置した該レンズの遠用視部にて、下位に位置する対象を視認可能となっていること、を特徴とする眼鏡フレーム。 - 請求項1において、該レンズは、度付きの遠用視部に換え、度無しの遠用視部が用いられていること、を特徴とする眼鏡フレーム。
- 請求項1又は2において、該レンズは、近用視部と遠用視部について、両方が無色であるか、又は、いずれか一方が無色で他方が一色カラー付であるか、又は、両方が同一の一色カラー付であるか、又は、両方が異なるカラー付であること、を特徴とする眼鏡フレーム。
- 請求項3において、一色カラーとは、色の濃度も同一であるものを示し、異なるカラーとは、同一色ではあるが色の濃度が異なるものも含むこと、を特徴とする眼鏡フレーム。
- 請求項1又は2において、該テンプルは、該レンズ面に対する角度が、90度プラスマイナス4度以内に設定されていること、を特徴とする眼鏡フレーム。
- 請求項1又は2において、該鼻パットの取付け保持用のクリングス治具は、該レンズ面に対し、上下向きではなく左右向きに配設されていること、を特徴とする眼鏡フレーム。
- 請求項1又は2において、該鼻パットの取付け保持用のクリングス治具が、先端に開口ボックスを備えており、該開口ボックス内に、該鼻パットの取付部分が挿入されてネジ止されるが、
該開口ボックスと該取付部分とは、前述したように該眼鏡フレームを上下逆に反転使用した際、掛け替え装着に違和感がなくスムーズにフィットするように、該鼻パットが、上下左右に自在に可動となる設定よりなり、
該開口ボックスと該取付部分について、両者間のクリアランスが十分に確保されると共に、両者の接触箇所にはアール加工が施されており、かつ該開口ボックスの深さ寸法が内径寸法より若干大きい程度の浅めよりなること、を特徴とする眼鏡フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015158630A JP2015232726A (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 眼鏡フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015158630A JP2015232726A (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 眼鏡フレーム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014002070U Continuation JP3191640U (ja) | 2014-04-21 | 眼鏡フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015232726A true JP2015232726A (ja) | 2015-12-24 |
Family
ID=54934156
Family Applications (1)
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JP2015158630A Pending JP2015232726A (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 眼鏡フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015232726A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7039681B1 (ja) * | 2020-12-10 | 2022-03-22 | 和寿 田中 | 顔面装着具 |
-
2015
- 2015-08-11 JP JP2015158630A patent/JP2015232726A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7039681B1 (ja) * | 2020-12-10 | 2022-03-22 | 和寿 田中 | 顔面装着具 |
WO2022124363A1 (ja) * | 2020-12-10 | 2022-06-16 | 和寿 田中 | 顔面装着具 |
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