JP2014085335A - プラットフォーム健全性監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】連想メモリを含むプラットフォーム健全性監視システムを提供する。
【解決手段】連想メモリはプラットフォームに関する複数の既知の健全性プロファイルを保存する。プラットフォーム健全性監視システムはまた、連想メモリと通信を行う入力デバイスを含む。入力デバイスはプラットフォームの現在の健全性プロファイルを受信するように構成されている。プラットフォーム健全性監視システムはまた、比較表を作成するため、連想メモリと連動して、現在の健全性プロファイルと複数の既知の健全性プロファイルとを比較するように構成されたコンパレータを含んでもよい。コンパレータは、比較表に基づき且つ連想メモリと連動して、プラットフォームの現在の健全性に関する報告書を作成するようにさらに構成されている。
【選択図】なし

Description

関連出願の相互参照
本願は、参照により本明細書に組み込まれる、「プラットフォーム健全性監視システム」と題する2009年10月12日に出願された同時係属出願である米国特許出願第12/577,549号の一部継続出願である。
本開示は概してプラットフォームに関し、より詳細にはプラットフォーム監視の方法及び装置に関する。さらにより詳細には、本開示はプラットフォームシステムとサブシステムの健全性及び機能を監視するための方法ならびに装置に関する。
プラットフォームは、例えば、限定しないが、可動プラットフォーム、固定プラットフォーム、陸上構造物、水上構造物、宇宙構造物、航空機、潜水艦、バス、人員運搬車、タンク、列車、自動車、宇宙船、宇宙ステーション、衛星、水上艦、及び/又はその他何らかの好適なプラットフォームの形態をとることができる。プラットフォームの信頼度は、プラットフォームの操作及び使用に関して重要である。
例えば、航空機に関しては、航空機の種々のコンポーネントでいつ整備が必要となるかを理解していることが望ましい。整備は整備予定表を使用して実施することができる。予定表に基づいて整備を行うことにより、航空機使用時の予定外の中断を回避することができる。予定表に基づいて整備を行ったとしても、コンポーネントによっては予定表で示された時期以外に交換又は整備が必要になることがある。その結果、航空機は予定外のときに運航停止となることがある。このような状況では、追加の航空機が必要になること、旅客又は貨物の輸送、或いは任務の遂行が遅延することがある。
さらに、プラットフォームの種々のシステムを監視するため健全性監視システムが使用されている。現在の健全性監視システムはコンポーネントを監視し、コンポーネントが所望の性能レベルで動作していないことを指摘する。プラットフォームの監視は、これら種々のコンポーネント又は当該コンポーネントに関連するセンサーから情報を収集し、未処理又は処理済の出力を一連の閾値と比較することによって、実施される。この一連の閾値は、センサーの未処理データ及び処理済出力に対する他の要因の影響を無視する技術解析に基づいて特定される。現在利用可能な健全性監視システムは、プラットフォームの種々のシステム及びコンポーネントの健全性を評価する際に、使用するセンサーから大量のデータを受信して処理する。
現在利用可能な健全性監視システムは、プラットフォームの健全性を評価するため、特殊な内蔵センサー又は情報源からの限定された一連のデータを使用する。例えば、特定のシステムの健全性は、特定の一連のセンサーから収集されたデータから得ることができる。プラットフォームの健全性に関連する利用可能な他の内蔵データ及び非内蔵データは、当該システムの健全性の識別には使用されていない。既存の方法では、センサーデータの物理的な相関が複雑であり、且つ大量のデータ処理が非効率であるため、このようなデータは現在使用されていない。
しかしながら、現在利用可能なシステムでは、輸送手段の健全性を所望の精度で示すことはできない。精度が所望のレベルを満たしていない場合には、整備頻度が増加することがある。この整備頻度の増加は、輸送手段内の矛盾点の見落とし又は指摘の遅れが原因となることがある。例えば、輸送手段の動力伝達システムに必要な整備が所望の精度で特定されていない場合には、正しいコンポーネント上で整備を実施することができず、不必要な整備、整備コストの増加、航空機の利用率の低下を招くことがある。その結果、動力伝達システムから所望の性能を引き出すため、追加の部品、機器、作業、及び時間が必要となることがある。
さらに、センサーから収集されるデータは、コンポーネント上で行われる整備作業によって影響されることがある。整備の結果、実際に部品の故障がなくても、センサーの出力変化が誤った閾値を越えるように見えることがある。現在の健全性監視システムは、輸送手段上での整備によるセンサーの出力変化と部品動作条件の変化によるセンサーの出力変化を区別することはできない。
現在の健全性監視システムはセンサーデータのみを処理し、搭乗員及び維持管理者の目視確認を活用していない。例えば、搭乗員は配線の周囲で異臭がしたことを報告することができる。現在のセンサーに基づく診断システムでは、このような情報の断片は問題の診断には含まれていない。
したがって、一又は複数の上述の問題点に加えて、可能な限り他の問題点に対処する方法及び装置を有することは有利であろう。
例示的な実施形態は、プラットフォーム健全性監視システムを提供する。プラットフォーム健全性監視システムは、複数のデータと、複数のデータ間の複数の連想とを含む連想メモリを含んでいる。複数のデータ及びそれらの連想は、連想グループに収集される。連想メモリは、少なくとも複数のデータ間の間接的関係に基づいてクエリされるように構成されている。連想メモリはプラットフォームに関する複数の既知の健全性プロファイルも保存する。プラットフォーム健全性監視システムはまた、連想メモリと通信を行う入力デバイスを含む。入力デバイスはプラットフォームの現在の健全性プロファイルを受信するように構成されている。プラットフォーム健全性監視システムはまた、比較表を作成するため、連想メモリと連動して、現在の健全性プロファイルと複数の既知の健全性プロファイルとを比較するように構成されたコンパレータを含んでもよい。コンパレータは、比較表に基づき且つ連想メモリと連動して、プラットフォームの現在の健全性に関する報告書を作成するようにさらに構成されている。
例示的な実施形態はまた、1つの方法を提供する。この方法は、連想メモリにプラットフォームの現在の健全性プロファイルを受け入れることを含む。連想メモリは、複数のデータと、複数のデータに含まれる複数の連想とを含んでいる。複数のデータ及びそれらの連想は、連想グループに収集される。連想メモリは、少なくとも複数のデータ間の間接的関係に基づいてクエリされるように構成されている。連想メモリはプラットフォームに関する複数の既知の健全性プロファイルも保存する。この方法はまた、連想メモリと連動するコンピュータシステムを使用して、現在の健全性プロファイルと複数の既知の健全性プロファイルとを比較し、比較表を作成することを含む。この方法はまた、比較表に基づき且つ連想メモリと連動するコンピュータシステムを使用して、プラットフォームの現在の健全性に関する報告書を作成することを含む。
例示的な実施形態はまた、システムを含む。このシステムは、複数のデータと、複数のデータ間の複数の連想とを含む連想メモリを含む。複数のデータ及びそれらの連想は、連想グループに収集される。連想メモリは、少なくとも複数のデータ間の間接的関係に基づいてクエリされるように構成されている。連想メモリはプラットフォームに関する複数の既知の健全性プロファイルも保存する。システムは、連想メモリと通信を行う入力デバイスを含む。入力デバイスは、プラットフォーム上に配設されたセンサーによって行われる測定に関連するセンサーデータを受信するように構成されている。入力デバイスは、プラットフォームの整備に関連する整備データを受信するようにさらに構成されている。整備データはセンサーデータとは異なり、関連もしていない。システムはまた、プラットフォームの健全性の報告書を作成するため、連想メモリと共にセンサーデータと整備データの両方を使用するように構成されたコンパレータを含む。
特徴、機能及び利点は、本発明の様々な実施形態で独立に実現することが可能であるか、以下の説明及び図面を参照してさらなる詳細が理解されうる、さらに別の実施形態で組み合わせることが可能である。
例示的な実施形態の特徴と考えられる新規の機能は、添付の特許請求の範囲に規定される。しかしながら、例示的な実施形態と、好ましい使用モードと、さらにはその目的及び利点とは、添付図面を参照して本開示の例示的な実施形態の後述の詳細な説明を読むことにより最もよく理解されるであろう。
例示的な実施形態によるプラットフォームの製造及び保守方法を図解している。 例示的な実施形態を実装しうる航空機システムを図解している。 例示的な実施形態による連想メモリを使用する健全性監視環境を図解している。 例示的な実施形態によるデータ処理システムを図解している。 例示的な実施形態による健全性監視システム用コンピュータシステムでの情報の流れを図解している。 例示的な実施形態による複数の観測結果を図解している。 例示的な実施形態によるプラットフォーム監視のためのプロセスのフロー図を図解している。 例示的な実施形態によるプロファイル作成のフロー図を図解している。 例示的な実施形態による観測結果スコア作成のためのフロー図を図解している。 例示的な実施形態による既知のプロファイル作成のためのプロセスのフロー図を図解している。 例示的な実施形態による健全性監視システムのブロック図である。 例示的な実施形態によるプラットフォーム監視のためのプロセスのフロー図である。 例示的な実施形態による類似性エンジン利用を図解するブロック図である。 例示的な実施形態による複数の観測結果を図解している。 例示的な実施形態による連想メモリを使用する健全性監視環境のブロック図である。 例示的な実施形態によるプラットフォーム監視のためのプロセスのフロー図である。
より具体的に図を参照すると、本開示の実施形態は、図1に示す航空機の製造及び保守方法100、及び図2に示す航空機200に照らし説明される。まず図1に注目すると、例示的な実施形態による航空機の製造及び保守の方法が図解されている。製造前の段階では、航空機の製造及び保守方法100は、図2の航空機200の仕様及び設計102、並びに材料の調達104を含みうる。
製造段階では、図2の航空機200のコンポーネント及びサブアセンブリの製造106と、システムインテグレーション108とが行われる。その後、図2の航空機200は認可及び納品110を経て運航112に供される。図2の航空機200は顧客による運航112中、定期的な整備及び保守114(改造、再構成、改修、及びその他の整備又は保守も含みうる)を受ける。
航空機の製造及び保守方法100の各プロセスは、システムインテグレータ、第三者、及び/又はオペレータによって実施又は実行されることがある。これらの実施例では、オペレータは顧客であってもよい。本明細書の目的のために、システムインテグレータは、限定しないが、任意の数の航空機製造者、及び主要システムの下請業者を含むことができ、第三者は、限定しないが、任意の数のベンダー、下請業者、及び供給業者を含むことができ、オペレータは、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関などであってもよい。
次に図2を参照すると、例示的な実施形態が実装される航空機が図解されている。この実施例では、航空機200は、図1の航空機の製造および保守方法100によって製造され、複数のシステム204および内装206を有する機体202を含むことができる。システム204の実施例には、推進システム208、電気システム210、油圧システム212、環境システム214、着陸システム216、及び電子システム218のうちの一又は複数が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれていてもよい。航空宇宙産業の例を示したが、自動車産業などの他の産業に異なる実施形態を適用することができる。
本明細書で具現化した装置及び方法は、図1の航空機の製造及び保守方法100の少なくとも1つの段階で使用可能である。本明細書において、列挙されたアイテムと共に使用する「〜のうちの少なくとも1つの」という表現は、列挙されたアイテムのうちの一以上からなる様々な組み合わせが使用可能であり、且つ列挙された各アイテムが1つだけあればよいことを意味する。例えば、「アイテムA、アイテムB、及びアイテムCのうちの少なくとも1つ」は、例えば、限定しないが、「アイテムA」、又は「アイテムAとアイテムB」を含む。この例は、「アイテムAとアイテムBとアイテムC」、又は「アイテムBとアイテムC」も含む。
1つの例示的な実施例では、図1のコンポーネント及びサブアセンブリの製造106で製造されるコンポーネント又はサブアセンブリは、図1で航空機200の運航112中に製造されるコンポーネント又はサブアセンブリと同様の方法で作製又は製造される。さらに別の実施例では、任意の数の装置の実施形態、方法の実施形態、又はこれらの組み合わせは、図1のコンポーネント及びサブアセンブリの製造106並びにシステムインテグレーション108などの製造段階で利用可能である。
アイテムを参照する際に使用している「任意の数の」は、一又は複数のアイテムを意味する。例えば、任意の数の装置の実施形態は、一又は複数の装置の実施形態を意味する。任意の数の装置の実施形態、方法の実施形態、又はこれらの組み合わせは、図1で航空機200が運行中112及び/又は整備及び保守114の段階で利用可能である。任意の数の種々の例示的な実施形態の利用により、航空機200の組立てを大幅に効率化すること、及び/又はコストを削減することができる。
本明細書において使用される「連想メモリ」という用語は、複数のデータと複数のデータ間の複数の連想を指しており、連想メモリ実体解析に由来する。複数のデータ及び複数の連想は連想グループ内に収集され、非一過性のコンピュータ可読記憶媒体に記憶される。連想メモリは、複数のデータ間の直接相関に加えて、複数のデータ間の間接的関係に基づいてクエリされるように構成されている。連想メモリはまた、直接的関係と、直接的及び間接的な関係の組み合わせとに基づいてクエリされるように構成されている。したがって、連想メモリは単なる記憶域ではなく、連想メモリはデータ要素間の類似性又は連想を計算する能力を含む。
したがって、連想メモリは、複数のデータと複数のデータ間の複数の連想を特徴とする。複数のデータは、連想グループに収集される。さらに、連想メモリは、複数のデータ間の直接相関に加えて、複数のデータ中の、直接的関係と間接的関係とを含むグループから選択された、少なくとも一つの関係に基づいてクエリされるように構成されている。連想メモリはソフトウェアの形態をとってもよい。このように、連想メモリは、直接的な相関以外の関係に基づいて、新規見識獲得の利益のために、連想グループに情報を収集するプロセスと考えることもできる。ソフトウェアはハードウェアコンピュータによって実装されてもよく、又はハードウェアコンピュータはプロセスを実行するように構成されてもよい。
これらの実施例では、健全性監視システムは、図1のシステムインテグレーション108又は整備及び保守114の段階で航空機200に実装されてもよい。健全性監視システムは、例示的な実施形態により、図1の運航112の段階、及び/又は整備及び保守114の段階の間で使用されてもよい。
種々の例示的な実施形態は、任意の数の検討事項を認識し、且つ考慮している。例えば、種々の例示的な実施形態は、現在使用中の健全性監視システムでは、コンポーネントの状態の識別に使用されるセンサーデータが多くの場合、健全性監視システムの設計者によって割り当てられている、ということを認識し、且つ考慮している。
種々の例示的な実施形態は、センサーデータのこの種の使用が特定のコンポーネントに影響を及ぼす可能性がある他のデータを考慮しないことがある、ということを認識し、且つ考慮している。例えば、第2システムに接続される第1システムの変化又は振動は、第2システムに影響を及ぼしうる。種々の例示的な実施形態は、現在利用可能な健全性監視システムが監視されるシステムに影響を及ぼしうる輸送手段の種々のシステム又は構造のすべてを考慮しない、ということを認識し、且つ考慮している。
種々の例示的な実施形態は、各種の分析が追加データを考慮するために使用されうる、ということを認識し、且つ考慮している。例えば、統計学的分析、データ監視、信号処理、ルールベースシステム、ファジー論理、遺伝的アルゴリズム、モンテカルロシミュレーション、及び/又は他の種類のプロセスを使用することができる。しかしながら、これらの種々の潜在的なソリューションは所望の結果をもたらさない。データ監視により、これらの種類のプロセスは、プロセッサのリソースが高価であることに加えて、モデル、統計値、ルール、ファジー論理、遺伝的アルゴリズム及びシミュレーションを更新するため多大な時間とソフトウェア維持コストを要する。
これらの種々のプロセスはまた、プラットフォーム内の種々のシステムの状態の識別に関して、所望の精度レベルを提供できないことがある。例えば、統計学的分析では、推定は多くの場合入手できない大量のサンプルに基づいて行われる。さらに、統計学的分析は収集される情報量を削減し、パラメータセットを縮小する。複雑なシステムでは、この種の分析に対して行われる推定及び使用される処理技術では、所望の精度でシステムをモデル化できないことがある。
別の実施例では、信号処理を行うことによって、特定のコンポーネント用の任意の数のセンサーからのデータは信頼できる。これらの値は識別を行うため閾値と比較される。この種の技術は、輸送手段内で発生しうる別の種類の条件を考慮していない。
ルールベースシステムでは、輸送手段のコンポーネント間の種々の相互作用は、識別して、考慮することが困難になることがある。
遺伝的アルゴリズムは、輸送手段の健全性を識別するための適切な構成を得るため、所望の時間よりも長い時間を必要とすることがある。モンテカルロシミュレーションは、乱数発生器及び統計学による推定を含んでおり、現実世界の状況を反映しないことがある。
種々の例示的な実施形態は、輸送手段の状態をより正確に識別するため十分なデータを考慮するソリューションが望ましい、ということを認識し、且つ考慮している。したがって、種々の例示的な実施形態は、プラットフォームの健全性を管理するための方法及び装置を提供する。1つの例示的な実施形態では、装置はコンピュータシステム及びセンサーネットワークを含む。センサーネットワークはプラットフォームに関連している。コンピュータシステムはセンサーネットワークに接続され、センサーネットワークから情報を受信するように構成されている。コンピュータシステムは、現在のプロファイルに関する情報から観測結果を形成するように構成されている。コンピュータシステムは、現在のプロファイルを任意の数の既知のプロファイルと比較して、プラットフォームの健全性状態を特定する。
ここで図3を参照すると、例示的な実施形態による連想メモリを使用する健全性監視環境が図解されている。健全性監視環境300はプラットフォーム302を使用して実施されうる。図解されているように、プラットフォーム302は輸送手段304の形態をとる。輸送手段304は図2の航空機200を使用して実施されうる。
図解されているように、健全性監視システム306はプラットフォーム302に関連付けられている。第1コンポーネントは、第2コンポーネントに固定されること、第2コンポーネントに接着されること、第2コンポーネントに締め付けられること、及び/又は他の好適な方法で第2コンポーネントに結合されることによって、第2コンポーネントと関連付けられるとみなすことができる。第1コンポーネントはまた、第3コンポーネントを使用することによって、第2コンポーネントに接続されてもよい。第1コンポーネントは、第2コンポーネントの一部として及び/又は延長として形成することによって、第2コンポーネントと関連付けられているとみなすこともできる。
これらの実施例では、健全性監視システム306はコンピュータシステム308及びセンサーネットワーク310から成り立っている。コンピュータシステム308は、相互に通信を行うことができる一又は複数のコンピュータを含むことができる。コンピュータシステム308は、これらの例示的な実施例で任意の数の操作を実施するように構成されている。コンピュータシステム308は、プラットフォーム302の健全性314を監視するため、センサーネットワーク310から少なくとも一部の情報312を受信する。情報312は、プラットフォーム302に関連している任意の数のシステム316から受信することもできる。
これらの例示的な実施例では、センサーネットワーク310はネットワーク320に接続された任意の数のセンサー318を備える。ネットワーク320は同様に、これらの実施例ではコンピュータシステム308に接続されている。任意の数のセンサー318は、情報312のセンサーデータ322を生成する。任意の数のセンサー318中のセンサーは、物理量を測定し、該測定値を信号に変換する装置である。この信号は、具体的な実施態様に応じて、アナログ信号又はデジタル信号であってもよい。この信号はセンサーデータ322の一部を形成する。
任意の数のセンサー318は任意の数の異なる種類のセンサーを含むことができる。例えば、限定しないが、任意の数のセンサー318は、加速度計、歪みゲージ、光ファイバーセンサー、二酸化炭素センサー、触媒ビーズセンサー、酸素センサー、電流センサー、電圧計、気流センサー、マスクフローセンサー、湿度計、粒子検出器、高度計、姿勢制御装置、マイクロフォン、ヨーレートセンサー、及び/又はその他の好適な種類の装置のうちの少なくとも1つを備えることができる。
幾つかの実施例では、「〜のうちの少なくとも1つ」は、例えば、限定しないが、「2個のアイテムA、1個のアイテムB、及び10個のアイテムC」、「4個のアイテムB及び7個のアイテムC」、さらに他の好適な組み合わせであってもよい。
任意の数のシステム316は、例えば、限定しないが、コンピュータ、航空電子工学機器、推進システム、環境システム、油圧システム、整備システム、及び/又は他の好適な種類のシステムを含むことができる。任意の数のシステム316は、健全性監視システム306によって使用可能なシステム情報324を生成する。これらの例示的な実施例では、システム情報324は、任意の数のセンサー318及び任意の数のシステム316によって生成されうるデータ、指令、ログ、メッセージ、及び/又は他の好適な種類の情報を含むことができる。
この例示的な実施例では、コンピュータシステム308は任意の数のプロセス326を動作させ、連想メモリ328への配置のため情報312を処理し、連想を特定する。コンピュータシステム308は連想メモリ328を使用して現在のプロファイル334を形成する。例えば、任意の数のプロセス326は情報の断片332の間の連想330を形成して、任意の数のグラフ333及び/又は現在のプロファイル334を形成することができる。これらの例示的な実施例では、現在のプロファイル334はプラットフォーム302の健全性314をモデル化するために使用される。現在のプロファイル334は、コンピュータシステム308によって受信した情報312の変化に応じて変化することがある。この図示した例では、現在のプロファイル334は連想メモリ328の中にある。
輸送手段の健全性監視には、これまでに説明されていない連想メモリ328が適用されている。上述に定義したように、連想メモリ328は保存されたデータの集まり以上のものである。連想メモリ328はまた、検索及び/又は比較されることがある直接的関係及び間接的関係を含む関係を導き出し、且つ含む。したがって、連想メモリ328は、基本的なデータ及びこれらの関係を比較するために使用されることがあるソフトウェア又はハードウェア、或いはその両方となる。連想メモリ328は、輸送手段の健全性管理に関するこれまでの監視及び報告システムよりも、はるかに優れた性能を可能にする。
例えば、例示的な実施形態は、連想メモリ328の使用により、専用センサー、関連システム、飛行システム、信頼性又は保全性解析、及び整備及び運用管理システムからの多様なデータセットを利用することができる。さらに、連想メモリ328は、数値からテキスト、音声、映像に至るまで様々な形式を有するデータの組合せを解することができる。連想メモリ328は、これらの様々な種類のデータ間の関係を解析すること、又は効率的に解析するために使用することが可能で、既存の輸送手段健全性監視システムを大幅に上回る高度な輸送手段健全性監視システムを作ることができる。
例えば、既存の輸送手段健全性監視システムは、翼に関連する整備データを当該翼に関連するリアルタイムセンサーデータと共に取り込んで、2つの形態の情報を考慮に入れた健全性報告書を作成することができない。例示的な実施形態は、この種の評価を実施することができる。別の実施例では、現在の健全性監視システムは、システム全体に影響を与えることなく、大量の測定データを効率的結合して処理することができない。
さらには、連想メモリ328は、プラットフォームの種々の健全性状態を反映するプロファイルを作成して保存することができる。例えば、1つのメモリプロファイルは健全性システムを表すことが可能で、第2のメモリプロファイルは検査対象となる同一のシステムを表し、第3のメモリプロファイルは修正作業が望ましい同一のシステムを表すことがある。例示的な実施形態はこれらのプロファイルをすべて取り込んで、他のデータ及びそれらの関係と共に、プロファイル間の関係を解析して、リアルタイム報告書又は履歴報告書として、健全性整備報告書を作成することができる。リアルタイム報告書は、リアルタイムセンサーデータに基づいて、現在の健全性プロファイルを連想メモリ328に既に保存されている一又は複数の既知のプロファイルと比較することによって、作成される。
情報312の処理では、任意の数のプロセス326は情報の断片332を関連付けること、又は情報の断片332にメタデータ336を追加することができる。メタデータ336を使用して、情報の断片332の間に連想330を作成することができる。これらの例示的な実施例では、メタデータ336は情報の断片332に対する少なくとも1つのタイムスタンプ及び情報の断片332の情報源の識別子を有することができる。
次に現在のプロファイル334を任意の数の既知のプロファイル338と比較することにより、比較表340を作成することができる。比較340を使用してプラットフォーム302の健全性状態342を識別する。健全性状態342はプラットフォーム302の健全性314を識別する。健全性状態342は、任意の数の既知のプロファイル338のため、任意の数の健全性状態344から選択することができる。これらの実施例では、任意の数の健全性状態344は、例えば、限定しないが、新規、動作中、健全、劣化、要修理、修理済み、及び/又はその他の適切な状態を含むことができる。
これらの例示的な実施例では、任意の数の既知のプロファイル338は、プラットフォーム302を使用する任意の数のトレーニングセッション346から作成することができる。たとえば、任意の数のトレーニングセッション346の中の1つのセッションでは、期間348にわたり健全性監視システム306によって受信された全ての情報312は、任意の数の健全性状態344の中の特定の健全性状態として識別することができる。例えば、健全性状態342は、期間348において「新規」であってもよい。任意の数の既知のプロファイル338に対する他のプロファイルは、任意の数のトレーニングセッション346中の他の期間に対して作成することができる。
収集される情報312の量は、具体的な実施態様に応じて変動することがある。例えば、情報312は連続的な方法、一様な方法、非連続的な方法、又は一様でない方法によって収集することができる。情報は任意の分数、時間数、日数、又は他の好適な期間にわたって収集することができる。任意の数のトレーニングセッション346は、プラットフォーム302の種々の既知の状態に対して実施することができる。任意の数のトレーニングセッション346は、任意の数の既知のプラットフォーム338がプラットフォーム302の種々の健全性状態を正確に反映するように、プラットフォーム302に対して具体的に実施することができる。
このように、健全性監視システム306は、現在使用されている健全性監視システムと対比して、プラットフォーム302の有用性を高めることができる。任意の数の既知のプロファイル338に対する現在のプロファイル334の比較340は、健全性監視システム306によって情報の断片が受信されるたびに実行することができる。
さらに別に実施例として、プラットフォーム302はこれらの実施例では輸送手段304の形態をとるが、プラットフォーム302は別の形態をとってもよい。例えば、プラットフォーム302は輸送手段304のほんの一部であってもよい。例えば、プラットフォーム302は推進システム、シャフト、又は輸送手段304の他の一部であってもよい。
図3の健全性監視環境300の図解は、物理的な限定又は構造的な限定を意味するものではなく、種々の例示的な実施形態で実装することができる。図示されたコンポーネントに加えて及び/又は代えて、他のコンポーネントを使用することができる。一部の例示的実施形態では、いくつかのコンポーネントは不要である。また、ブロックは、幾つかの機能的なコンポーネントを示すために提示される。種々の例示的な実施形態において実装されるとき、これらのブロックの一又は複数は、異なるブロックに合成及び/又は分割することができる。
例えば、幾つかの例示的な実施形態では、健全性監視システム306はセンサーネットワーク310からの情報312の受信のみが可能で、任意の数のシステム316からの情報312の受信はできない。さらに他の例示的な実施形態では、プラットフォーム302の種々の部分を監視するため、複数の健全性監視システムを提示することができる。
次に図4に注目すると、例示的な実施形態によるデータ処理システムが図解されている。図4のデータ処理システム400は、例示的な実施形態(例えば、図1のシステム300)、或いは本明細書に開示されるその他のいずれかのモジュール、システム、又はプロセスを実施するために使用することができるデータ処理システムの一例である。この例示的な実施例では、データ処理システム400は通信ファブリック402を含み、この通信ファブリックは、プロセッサユニット404、メモリ406、固定記憶域408、通信ユニット410、入力/出力(I/O)ユニット412、及びディスプレイ414の間の通信を行う。
プロセッサユニット404は、メモリ406に読み込まれるソフトウェアに対する命令を実行するよう機能する。プロセッサユニット404は、具体的な実装に応じて、任意の数のプロセッサ、マルチプロセッサコア、または何らかの他の種類のプロセッサであってもよい。本明細書でアイテムを参照する際に使用している「任意の数の」は、一又は複数のアイテムを意味する。さらに、プロセッサ装置404は、単一チップ上でメインプロセッサが二次プロセッサと共存する異種プロセッサシステムを任意の個数だけ使用して実装されてもよい。別の例示的な実施例として、プロセッサ装置404は同一の種類の複数のプロセッサを含む対称型マルチプロセッサシステムであってもよい。
メモリ406及び固定記憶域408は、記憶デバイス416の例である。記憶デバイスは、例えば、限定しないが、データ、機能的な形態のプログラムコードなどの情報、及び/又は他の好適な情報を、一時的及び/又は永続的に保存することができるハードウェアの任意の部分である。記憶デバイス416は、これらの実施例ではコンピュータ可読記憶デバイスと呼ばれることもある。メモリ406は、これらの実施例では、例えば、ランダムアクセスメモリ、又は他の好適な揮発性又は不揮発性記憶デバイスであってもよい。固定記憶域408は具体的な実装に応じて様々な形態をとりうる。
例えば、固定記憶域408は、一又は複数のコンポーネント又はデバイスを含みうる。例えば、固定記憶域408は、ハードドライブ、フラッシュメモリ、書換え型光ディスク、書換え可能磁気テープ、又はそれらの何らかの組み合わせであってもよい。固定記憶域408によって使用される媒体は着脱式であってもよい。例えば、着脱式ハードドライブは固定記憶域408に使用することができる。
通信ユニット410はこれらの実施例では、他のデータ処理システム又はデバイスとの通信を行う。これらの実施例では、通信ユニット410はネットワークインターフェースカードである。通信ユニット410は、物理的及び無線の通信リンクのいずれか一方又は両方を使用することによって、通信を提供することができる。
入力/出力(I/O)ユニット412により、データ処理システム400に接続可能な他のデバイスによるデータの入力及び出力が可能になる。例えば、入力/出力(I/O)ユニット412は、キーボード、マウス、無線送受信機、メモリデバイス、シリアル有線ポート(USB、イーサネット(登録商標))及び/又は他の何らかの好適な入力デバイスを介してユーザー入力への接続を提供することができる。さらに、入力/出力(I/O)ユニット412は、プリンタに出力を送信することができる。ディスプレイ414はユーザーに情報を表示する機構を提供する。
オペレーティングシステム、アプリケーション、及び/又はプログラムに対する命令は、通信ファブリック402を介してプロセッサユニット404と通信する記憶デバイス416内に配置されうる。これらの例示的な実施例では、命令は、固定記憶域408の機能形態である。これらの命令は、プロセッサユニット404で実行するためメモリ406に読み込むことができる。種々の実施形態のプロセスは、メモリ406などのメモリに配置されうる命令を実装したコンピュータを使用して、プロセッサユニット404によって実施することができる。
これらの命令は、プログラムコード、コンピュータで使用可能なプログラムコード、又はコンピュータで読取可能なプログラムコードと呼ばれ、プロセッサユニット404内のプロセッサによって読取及び実行することができる。種々の実施形態のプログラムコードは、メモリ406又は固定記憶域408など、種々の物理的な媒体又はコンピュータ可読媒体上に具現化することができる。
プログラムコード418は、選択的に着脱可能なコンピュータ可読媒体420上に機能的な形態で配置され、又はプロセッサユニット404による実行用にデータ処理システム400に読込み又は転送可能である。プログラムコード418及びコンピュータ可読媒体420は、これらの実施例でコンピュータプログラム製品422を形成する。1つの実施例では、コンピュータ可読媒体420は、コンピュータ可読記憶媒体424又はコンピュータ可読信号媒体426であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体424は、例えば、固定記憶域408の一部であるハードドライブなどのように、記憶デバイス上に転送するための固定記憶域408の一部であるドライブ又は他のデバイスに挿入又は配置される光ディスク又は磁気ディスクなどを含むことができる。コンピュータ可読記憶媒体424は、データ処理システム400に接続されているハードドライブ、サムドライブ、又はフラッシュメモリなどの固定記憶域の形態もとりうる。場合によっては、コンピュータ可読記憶媒体424は、データ処理システム400から着脱可能でなくてもよい。
代替的には、プログラムコード418は、コンピュータ可読信号媒体426を使用してデータ処理システム400に転送することができる。コンピュータ可読信号媒体426は、例えば、プログラムコード418を含む伝播データ信号である。例えば、コンピュータ可読信号媒体426は、電磁信号、光信号、及び/又は他の好適な種類の信号であってもよい。これらの信号は、無線通信リンク、光ファイバケーブル、同軸ケーブル、有線、及び/又は他の任意の好適な種類の通信リンクなどの通信リンクによって伝送される。すなわち、通信リンク及び/又は接続は、例示的な実施例では物理的なもの又は無線によるものであってもよい。
幾つかの例示的な実施形態では、プログラムコード418は、コンピュータ可読信号媒体426により、ネットワークを介して別のデバイス又はデータ処理システムから固定記憶域408にダウンロードされて、データ処理システム400内で使用される。例えば、サーバーデータ処理システム内のコンピュータ可読記憶媒体に保存されているプログラムコードは、ネットワークを介してサーバーからデータ処理システム400にダウンロードすることができる。プログラムコード418を提供するデータ処理システムは、サーバーコンピュータ、クライアントコンピュータ、又はプログラムコード418を保存及び転送することが可能な他のデバイスであってもよい。
データ処理システム400に例示されている種々のコンポーネントは、アーキテクチャ的に制限するものではなく、種々の実施形態が実装可能である。種々の例示的な実施形態は、データ処理システム400に対して図解されているコンポーネントに対して追加的又は代替的なコンポーネントを含むデータ処理システム内に実装される。図4に示した他のコンポーネントは、例示的な実施例と異なることがある。種々の実施形態は、プログラムコードを実行できる任意のハードウェアデバイス又はシステムを使用して実装することができる。1つの実施例として、データ処理システムは無機コンポーネントと一体化した有機コンポーネントを含むことができ、及び/又は人間を除く有機コンポーネントを完全に含むことができる。例えば、記憶デバイスは有機半導体を含んでいてもよい。
別の例示的な実施例では、プロセッサユニット404は、特定の用途のために製造又は構成された回路を有するハードウェアユニットの形態をとってもよい。この種類のハードウェアは、操作を実施するために構成される記憶デバイスからメモリにプログラムコードを読み込まずに操作を実施することができる。
例えば、プロセッサユニット404がハードウェアユニットの形態をとる場合、プロセッサユニット404は回路システム、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス、又は任意の数の操作を実施するように構成された他の好適な種類のハードウェアであってもよい。プログラマブル論理デバイスにより、デバイスは任意の数の操作を実施するように構成されている。このデバイスはその後再構成すること、又は任意の数の操作を実施するために永続的に構成することができる。プログラマブル論理デバイスの実施例は、例えば、プログラマブル論理アレイ、プログラマブルアレイロジック、フィールドプログラマブルロジックアレイ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、及び他の好適なハードウェアデバイスを含む。この種の実装により、異なる実施形態のプロセスはハードウェアユニットに実装されるため、プログラムコード418は除外される。
さらに別の例示的な実施例では、プロセッサユニット404は、コンピュータ及びハードウェアユニットの中に見られるプロセッサの組み合わせを使用して実装可能である。プロセッサユニット404は、任意の数のハードウェアユニット及びプログラムコード418を実行するように構成されている任意の数のプロセッサを有していてもよい。ここに描かれている実施例では、プロセスの一部は任意の数のハードウェアユニットに実装することが可能であるが、一方、他のプロセスは任意の数のプロセッサに実装可能である。
別の実施例として、データ処理システム400の記憶デバイスは、データを保存できる任意のハードウェア装置である。メモリ406、固定記憶域408、及びコンピュータ可読媒体420は具体的な形態の記憶デバイスの例である。
別の実施例では、バスシステムは、通信ファブリック402を実装するために使用することができ、システムバス又は入出力バスといった一又は複数のバスを含むことができる。言うまでもなく、バスシステムは、バスシステムに取り付けられた種々のコンポーネント又はデバイスの間でのデータ伝送を行う任意の好適な種類のアーキテクチャを使用して実装することができる。加えて、通信ユニットは、モデム又はネットワークアダプタといったデータの送受信に使用される一又は複数のデバイスを含むことができる。さらに、メモリは例えば、通信ファブリック402に備わっていることがあるインターフェース及びメモリ制御装置ハブにみられるような、メモリ406又はキャッシュであってもよい。
データ処理システム400は、連想メモリ428も含みうる。連想メモリ428は、図3の連想メモリ328とすることができ、本明細書に別途記載される特性を有することができる。連想メモリ428は、通信ファブリック402と通信することができる。連想メモリ428は、記憶デバイス418、又はプロセッサ404と通信するか、又は幾つかの実施形態ではその一部とみなされることがある。図に示されている連想メモリ428に加えて、複数の連想メモリが存在してもよい。
ここで図5を参照すると、例示的な実施形態により健全性監視システム用コンピュータシステムの情報の流れが図解されている。この例示的な実施例では、コンピュータシステム500は、図4のデータ処理システム400を使用して実装される一又は複数のコンピュータを含むことができる。
この例示的な実施例では、任意の数のプロセス502がコンピュータシステム500上で動作する。任意の数のプロセス502は、少なくとも1つのセンサーデータ506及びシステム情報508の形態で情報504を受信する。任意の数のプロセス502は、少なくとも1つのセンサーデータ506及びシステム情報508を使用して複数の観測結果510を形成する。
例えば、任意の数のプロセス502は、情報504内の情報の断片512を識別する。情報の断片512内の情報の断片514は、情報の断片514を受信した時点に応じて識別することができる。情報の断片514内のすべての情報は、観測結果520用のパラメータ518に入れることができる。パラメータ518は情報の断片514からの情報で満たされた変数である。パラメータ518の各パラメータは、値又はテキストを入れることができる変数になりうる。
情報の断片514を使用してパラメータ518が満たされると、複数の観測結果510内の観測結果520が形成される。観測結果520はメモリ522内の複数の観測結果510に保存される。
さらに、メタデータ524も観測結果520に含まれうる。メタデータ524は、例えば、限定しないが、タイムスタンプ526であってもよい。これらの例示的な実施例では、メタデータ524はまた連想528を含むことができる。連想528を使用して、複数の観測結果510の間の連想を作成することができる。任意の数のグループ530は、複数の観測結果510の間の類似性に基づいて相互に関連している複数の観測結果510によって形成される。これらの例示的な実施例では、複数の観測結果510が任意の数のグループ530に分類されると、現在のプロファイル532が形成される。
これらの例示的な実施例では、複数の観測結果510は、複数の観測結果510内の観測結果相互の類似性に基づいて、任意の数のグループ530に分類することができる。例えば、観測結果520内のパラメータ518は、複数の観測結果510内の他の観測結果に関する複数のパラメータ534と比較することができる。この比較に基づいて、観測結果520と複数の観測結果510内の他の観測結果との間で類似性536を識別することができる。スコア539は複数の観測結果510内の他の観測結果に割り当てることができる。
したがって、スコア539は、観測結果520と複数の観測結果510内の他の観測結果1つ1つとの間に連想を形成すべきか否かを決定するために、使用することができる。このプロセスは、複数の観測結果510内の他の観測結果すべてに対して実施することができる。
現在のプロファイル532を使用してプラットフォーム538の健全性を判断することができる。例えば、現在のプロファイル532を任意の数の既知のプロファイル540と比較することができる。これらの実施例では、任意の数の既知のプロファイル540内の各プロファイルは、プラットフォームに関する任意の数の健全性状態542に対応している。任意の数の既知のプロファイル540内のプロファイルとの一致、又は任意の数の既知のプロファイル540内のプロファイルとの最も近い一致を使用して、プラットフォームに関する任意の数の健全性状態542内の健全性状態544を識別することができる。健全性状態544はプラットフォームの健全性538を示す。
加えて、任意の数のプロセス502を実行して、任意の数の既知のプロファイル540を作成することができる。例えば、期間546の間に受信した情報504は、特定の健全性状態にある間のプラットフォームに関するトレーニング情報547であってもよい。任意の数のプロセス502は、他の既知のプロファイルを識別するため、他の期間に実行されてもよい。
さらに、任意の数のプロセス502は、任意の数の既知のプロファイル540を作成するため、情報504の収集期間ではなく、情報504の履歴を使用して実行することができる。トレーニング情報547はタイムスタンプ526を使用して識別することができる。トレーニング情報547は過去に収集された情報からなる。幾つかの実施例では、タイムスタンプ526はトレーニング情報547に含まれていてもよい。
さらに、整備情報548を任意の数の既知のプロファイル540の作成に使用することもできる。幾つかの例示的な実施形態では、整備情報548はトレーニング情報547の一部であってもよい。整備情報548は任意の数の整備事象に関する情報を含むことができる。例えば、整備情報548は、検査が実施されて新規コンポーネントが追加されるとき、修理が行われるとき、交換が行われるとき、及び/又は他の好適な情報を示すことができる。この情報は不適切に取り付けられた部品又は誤った部品を識別するときに使用することができる。
さらに、幾つかの例示的な実施形態では、コンピュータシステム500は、整備情報548に基づいて複数の観測結果510の一部を選択する。コンピュータシステム500は、任意の数の整備事象及び/又はメタデータを使用して、その部分を選択する。メタデータは情報の断片に対して少なくとも1つのタイムスタンプ及び情報の断片の情報源の識別子を含むことができる。現在のプロファイル532は、これらの実施例では複数の観測結果510の一部から作成することができる。
具体的な例として、複数の観測結果510は、航空機の着陸システムに関する情報504に基づいて形成することができる。整備情報548は、複数の観測結果510の形成中に着陸システムの一部が交換されたこと示すことができる。整備情報548及びメタデータ524を使用して、部品交換後に形成された複数の観測結果510の一部を選択することができる。選択された部分は現在のプロファイル532を作成するために使用することができる。
図5のコンピュータシステム500の図解は、物理的な限定又は構造的な限定を意味するものではなく、種々の例示的な実施形態で実施することができる。例えば、幾つかの例示的な実施形態では、任意の数の既知のプロファイル540はコンピュータシステム500から遠く離れた位置に配置することができる。別の実施例として、任意の数のプロセス502の中の1つのプロセスは、情報504を収集して現在のプロファイル532を形成することができる。別のプロセスは複数の観測結果510の間の連想528を形成して、現在のプロファイル532を形成することができる。
ここで図6を参照すると、例示的な実施形態による複数の観測結果が図解されている。複数の観測結果600は、図5の複数の観測結果510の一実施態様の例である。複数の観測結果600は、プラットフォームの健全性監視に関するパラメータを有する。
この例示的な実施例では、複数の観測結果600は、図5の情報504などの情報に基づいて形成される観測結果を含むことができる。図示したように、複数の観測結果はグループ602、グループ604、及びグループ606に分類されている。各グループは類似性を有する複数の観測結果600内の観測結果を含む。
さらにグループ602、604、及び606の各々は健全性状態に対応している。この例示的な実施例では、グループ602の観測結果は「劣化した」健全性状態に対応している。グループ604の観測結果は「要修理の」健全性状態に対応している。幾つかの例では、「要修理」の健全性状態は「不完全な」健全性状態と呼ばれることもある。グループ606の観測結果は「修理済み」健全性状態に対応している。幾つかの例では、「修理済み」健全性状態も「健全な」状態と呼ばれることがある。
ここで図7を参照すると、例示的な実施形態によるプラットフォーム監視プロセスのフロー図が図解されている。図7のプロセスは、図3の健全性監視環境300の健全性監視システム306で実施することができる。
プロセスはプラットフォームの監視から情報を受信することによって開始される(操作700)。プラットフォームの監視は、プラットフォームに関連するセンサーネットワークから情報を受信することによって実施されうる。この監視はまた、プラットフォーム上の任意の数のシステムから情報を受信することによっても行われることがある。
プロセスは次に情報から複数の観測結果を形成する(操作702)。これらの観測結果は受信した情報の中の情報の断片を識別することによって形成されうる。観測結果は各情報の断片から作成され、複数の観測結果を形成する。これらの実施例では、情報の断片は、特定の時点又は特定の期間内の情報の断片として識別することができる。情報の断片内の種々の値又はテキストは観測結果に関するパラメータに入力することができる。
プロセスは複数の観測結果からプロファイルを作成し、その中で該プロファイルはその後終了するプロセスと共に、プラットフォームの監視(操作704)に使用され、その後プロセスは終了する。プロファイルの作成は任意の数の種々の方法で実施することができる。例えば、プロファイルの形成は、メモリ内に複数の観測結果を配置することによって行われることがある。他の例示的な実施形態では、複数の観測結果のグループ化が行われるときに、プロファイルを作成することができる。
プラットフォームの動作中に情報が収集され、プロファイルの健全性状態を識別するため分析される場合には、図7で作成されたプロファイルは現在のプロファイルであってもよい。この健全性状態を使用して、プラットフォームの健全性を示すことができる。他の例示的な実施形態では、前記プロファイルはプラットフォームの監視で使用するために作成される既知のプロファイルであってよい。プロファイルが既知のプロファイルの場合、情報はまた、整備情報を含むこともできる。
ここで図8を参照すると、例示的な一施形態によるプロファイル作成のフロー図が図解されている。図8に図解したプロセスは、図3の任意の数のプロセス326又は図5の任意の数のプロセス502で実装することができる。
プロセスは複数の観測結果から未処理の観測結果を選択することによって開始される(操作800)。プロセスは次に類似性スコアとともに観測結果を取得する(操作802)。操作802では、これらの観測結果は選択された観測結果以外の観測結果である。この例示的な実施例では、これらのスコアは選択された観測結果に対する当該観測結果の類似性を識別する。
プロセスは、観測結果のスコアを選択済みの観測結果のスコアと比較する(操作804)。この比較に基づいて一連の観測結果が選択される(操作806)。これらの例示的な実施例では、一連の観測結果は、比較が行われた観測結果内の観測結果を1つも含まないこと、1つの観測結果を含むこと、又は任意の数の観測結果を含むことがある。次に、選択された観測結果及び一連の観測結果は、グループを形成するため互いに分類される。
観測結果の中に追加された未処理の観測結果があるか否かについて、判断が行われる(操作810)。追加された未処理の観測結果がある場合には、上述のようにプロセスは操作800に戻る。未処理の観測結果がない場合には、プロセスは完了した観測結果の処理を一旦終了し、プロファイルが形成される。
ここで図9を参照すると、例示的な実施形態による観測結果のスコアを作成するフロー図が図解されている。図9に図解したプロセスは、図8の操作802の実施態様の例である。
プロセスは観測結果を受信することによって開始される(操作900)。これらの観測結果は、類似性スコアが所望の値になっている選択された観測結果に関して、スコアが所望の値になっている観測結果である。選択された観測結果は、図8の操作800で選択された未処理の観測結果であってもよい。プロセスは、処理を行うために受信した観測結果内で未処理の観測結果を識別する(操作902)。選択された観測結果を識別された観測結果と比較され、比較表が作成される(操作904)。
比較表を用いて、選択された観測結果に対してスコアが作成される(操作906)。受信した観測結果の中に追加された未処理の観測結果があるか否かの判断が行われる(操作908)。追加された未処理の観測結果がある場合には、プロセスは操作902に戻る。未処理の観測結果がない場合には、プロセスは終了する。
ここで図10を参照すると、例示的な実施形態により既知のプロファイルを作成するプロセスのフロー図が図解されている。図10に図解されたプロセスは、図3の健全性監視環境300で実施することができる。さらに、プロセスは図3の任意の数のプロセス326内で実施することができる。
プロセスは、プラットフォームの定義を作成することによって開始される(操作1000)。プラットフォームは輸送手段全体、サブシステム、コンポーネント、又は他の適切なプラットフォームの一部であってもよい。プラットフォームの定義は観測結果に関するパラメータを含む。
プロセスは次に健全性状態を選択する(操作1002)。健全性状態は生成される既知のプロファイル用のものである。プロセスは次に情報を受信する(操作1004)。これらの実施例では、操作1004はプラットフォームの操作中に実施される。幾つかの例示的な実施形態では、情報はプラットフォームに関して過去に収集された情報の履歴であってもよい。プロセスは次に情報を使用して観測結果を作成する(操作1006)。
次に追加情報が必要か否かの判断が行われる(操作1008)。追加情報が必要な場合には、プロセスは操作1004に戻る。追加情報が不要の場合には、プロセスは観測結果から既知のプロファイルを作成する(操作1010)。次に追加プロファイルが生成される予定か否かの判断が行われる(操作1012)。追加プロファイルが生成される場合には、プロセスは操作1002に戻る。追加プロファイルが生成されない場合には、プロセスは終了する。
図11は、例示的な実施形態による健全性監視システムのブロック図である。健全性監視システム1100は、図3の健全性監視システム306の別の例示的実施形態の例であってもよい。連想メモリ1102は、図3の連想メモリ328であって、上述のように定義されてもよい。健全性監視システム1100は、内蔵コンピュータシステム1104及び非内蔵コンピュータシステム1106の組合せとして表示されている。しかしながら、種々の例示的実施形態では、健全性監視システム1100は完全な内蔵式又は非内蔵式であってもよい。加えて、種々のコンポーネントは、図11に示した構成と対比して、内蔵であってもよく、又は非内蔵であってもよい。本明細書で使用しているように、「内蔵」とはシステムが輸送手段上に完全に搭載されていることを意味し、「非内蔵」とはシステムが輸送手段上には全く搭載されていないことを意味する。例示的な実施形態では、輸送手段は航空機である。
例示的な実施形態では、健全性監視システム1100は、内蔵コンピュータシステム1104及び、センサーネットワーク1110からの情報を直接的又は間接的に記録及び/又は処理するためのデータバス1108を含む。センサーネットワーク1110は、輸送手段の様々な側面を感知する一又は複数のセンサーであってもよい。例えば、1つのセンサーは翼に加えられる力を感知し、別のセンサーは輸送手段の軸に対する翼のたわみを感知し、別のセンサーは輸送手段の外側及び/又は輸送手段の内側の温度を測定し、別のセンサーは輸送手段全体又は輸送手段の一部の振動、並びに他のパラメータを測定することができる。このパラメータのリストは実施例に過ぎない。したがって、センサーネットワーク1110は、他の種類のパラメータを感知するセンサーを含みうる。
内蔵コンピュータシステム1104はセンサーネットワーク1110からのデータを記録及び保存すること、或いはこのようなデータをリアルタイムで又は別のタイミングで一気に伝送してもよい。いずれの場合でも、この例示的な実施形態では、内蔵コンピュータシステム1104のデータ1112は、伝送リンク1114を介して非内蔵コンピュータシステム1106にダウンロードされる。データ1112はプッシュ型又はプル型のいずれであってもよく、本明細書で使用されている「ダウンロード」という用語は、両方の種類のデータ伝送を含む。
図示しているように、非内蔵コンピュータシステム1106は連想メモリ1102を含む。連想メモリ1102は、幾つかの例示的な実施形態では、内蔵コンピュータシステム1104に含まれていてもよい。他の例示的な実施形態では、連想メモリ1102は内蔵コンピュータシステム1104及び非内蔵コンピュータシステム1106の両方に存在してもよい。後者の実施例では、連想メモリ1102は実際には2種類の異なる連想メモリとなることがある。いずれの場合でも、連想メモリ1102は、データ1112及びその関係の比較及び解析を実施すること、又は実施するために使用されることがあり、輸送手段の健全性に関する報告書となる報告書1120が作成される。このプロセスは、図3に関して、また本明細書の他の部分でもさらに説明される。
作成される報告書は、データ1112以外の情報を含むことがある。例えば、整備及び管理システム1118の追加データ1116はまた、連想メモリ1102に入力され、報告書1120の作成時にデータ1112と共に考慮される。連想メモリ1102は、データ1112及び追加データ1116の間の関係を見出すこと、又は見出すために使用されることがあるため、結果として得られる比較表は、報告書1120の作成のためには、単純なデータベースを使用するよりも価値が高い。
このような関係によって、輸送手段の健全性に関しては、隠されている問題点又は識別することが難しい問題点を識別することができる。この機能は実施例によって説明されてもよい。航空機の機体整備の履歴から、特定の航空機ではある種の矛盾点を特定することが好まれていることが示唆される。センサーネットワークのデータは、矛盾点が生じる前に微妙に変化することがある。この実施例で使用しているように、「微妙に」とは、航空機は依然として正常なパラメータの範囲内で動作していて、センサーネットワークから当該データだけを解析した場合には、航空機は整備検査に合格することを意味する。しかしながら、整備データをセンサーネットワークデータと比較してみると、データの微妙な変化と整備記録との間の関係から、特定の航空機では矛盾点が生ずる前に整備を行うのが望ましいことが示唆されている。したがって、特定の航空機の健全性に関する報告書には、単独で検討されたセンサーデータ又は整備データは報告され得なかったという事実が含まれていることがある。連想メモリ1102を使用すると、この機能が提供されるが、これは既存の輸送手段健全性監視システムでは提供不可能であった機能である。
別の実施例では、輸送手段の整備又は部品の交換を実施すると、センサーネットワーク1110は、矛盾点又は好ましくない性能を示すデータ1112を報告することがある。したがって、既存の健全性監視システムは障害を報告することになる。しかしながら、図3及び図11に示した例示的な実施形態は連想メモリ1102を使用して、整備及び管理システム1118の追加データ1116を組み合わせて、輸送手段の部品が健全であることを報告書1120で正しく示すことができる。したがって、例示的な実施形態は、既存の輸送手段健全性監視システムで起こりうる障害報告の誤判定を回避するために使用されることがある。
さらに別の実施例では、搭乗員は矛盾点の観測結果の報告書を記録につけることが可能で、これは追加データ1116の一部として保存される。この観測結果はセンサーネットワーク1110で感知されないこと、或いは観測可能ではないことがある。しかしながら、データ1112及び追加データ1116が連想メモリ1102によって結合されると、健全性監視システム1100は、輸送手段の適切な部品の整備が所望どおりに実施されうることを報告書1120に正確に記載することができるしたがって、例示的な実施形態は、既存の輸送手段健全性監視システムで起こりうる障害報告の誤判定を回避するために使用されることがある。
上述の2つの実施例は、輸送手段自体のセンサーデータと共に、人間による観測結果及び行為に関する情報を受信して処理するためには、連想メモリがどのように構成されていればよいかを示している。本明細書に記載されている健全性監視システムは、既存の健全性監視システムに対してその他の利点を有していてもよい。例えば、連想メモリは、システムの健全性状態に関する基礎データ、関連センサー及び人間による入力に基づいて既知のプロファイルを設定することによって、連結可能である。別の実施例では、連想メモリは、現在のプロファイルと一又は複数の既知のプロファイルとの間の類似性を識別することによって、輸送手段の健全性状態を評価することができる。さらに別の実施例では、連想メモリは、特定の既存のプロファイルとの最大の類似性に基づいて健全性状態を割り当ててもよい。
上述の実施例は輸送手段に関するものであるが、例示的な実施形態は輸送手段に限定されない。本明細書に別途記載したように、「輸送手段」という用語は、建物及び多数の異なる種類の輸送手段を含む、多数の異なる対象物を含みうる「プラットフォーム」という用語で置き換えてもよい。
図12は、例示的な実施形態によるプラットフォーム監視のためのプロセスのフロー図である。図12に示したプロセスは、図3の健全性監視環境300、図11の健全性監視システム1100、又は図15の健全性監視環境1500を使用して実装されうる。図12に示したプロセスは、図7〜図10又は図16に示したプロセスの変形であってもよい。図12に示したプロセスは、図4の連想メモリ428などの連想メモリを使用して実装されうる。図12に示したプロセスはまた、図4のプロセッサユニット404などの一又は複数のプロセッサを使用して、連想メモリと連動して動作するように実装されうる。図12に示されている操作は、「プロセス」によって実施されるように記載されているが、この操作は少なくとも1つの有形のプロセッサによって、或いは、本明細書で別途記載されているように、一又は複数の物理的なデバイスを使用することによって実施される。例示的な実施形態では、「プロセス」は図12に示したすべての操作を実施する連想メモリであってもよい。図12の水平矢印は、対応する操作に関する説明のための要素を表すもので、操作の流れの一部ではない。
本方法は、プロセスがプラットフォームに対するセンサーデータ及び/又は整備評価を受信すると、開始される(操作1200)。例えば、プロセスは、第1センサーからの経時的なセンサーデータ1200A及び第2センサーからの経時的なセンサーデータ1200Bなど、一又は複数のセンサーデータを受信してもよい。例示的な実施形態では、経時的な整備データ1200Cもまた受信可能である。これらのデータは、関数1200Dなどの関数で表わされることがある。
したがって、例示的な実施形態では、受信したセンサー情報は多重変数X(1),...,X(i),...,X(n)の例であってもよい。加えて、整備作業は、MX(1),...,MX(i),...,MX(n)と表わされることがある。これらの変数は時間t、或いは他の何らかの従属変数又は独立変数によって関連付けられ、独立変数に対して状態空間トラジェクトリを形成してもよい。状態空間トラジェクトリは場合によっては、一連の関数f(X(1),t(1))...,f(X(i),t(i)),...f(X(n),t(n))として、且つ整備作業変数f(MX(1),t(1))...,f(MX(i),t(i)),...f(MX(n),t(n))とは別々に、又は組み合わせて表わすことが可能である。
センサー及び/又は整備評価を受信した後、プロセスはプラットフォームに対してセンサー及び/又は整備評価を集約してもよい(操作1202)。この集約のプロセスは、総和の記述1202Aで数学的に表わされることがある。したがって、例示的な実施形態では、状態関数トラジェクトリの集合体は、Σf(X(i),t(i)) i=1...Nと表現されてもよく、またこの集約されたセンサーデータの式は、集約された整備データを表すΣf(MX(i),t(i)) i=1...Nを伴うことがある。
センサー及び/又は整備評価を集約した後、プロセスは特定の健全性状態でプラットフォームのプロファイルを生成することがある(操作1204)。このプロファイルは、関数1204Aなどの関数として数学的に表わされることがある。このプロファイルは特定の時点でのプラットフォームのプロファイル、すなわちプラットフォームに対する多数のプロファイルのうちの1つであってもよく、式1204Bに示すようにProfile(i)と表わされることがある。このプロファイルは具体的に評価されたプラットフォームの健全性と関連していてもよく、式1204Cに示すように「Health(j)」と表わされることがある。
したがって、関数の形態では、プロファイルは関数として、Fn(Σf(X(i),t(i))XΣf(MX(i),t(i))) → Profile(i)のように表わされてもよい。この式の「X」項は、センサー状態空間トラジェクトリと整備作業状態空間トラジェクトリとの間の関数クロス積を表す。同様に、Fn(Σf(X(i),t(i))XΣf(MX(i),t(i))) → Profile(i)は、←→Health Assessment(i)と1対1の対称な関数関係にある。
任意選択により、操作1204でプロファイルを生成した後、プロセスは追加のプロファイルが生成されるか否かを判断してもよい(操作1206)。他のプロファイルが生成される場合には、プロセスは操作1200に戻る。他のプロファイルが生成されない場合には、プロセスは継続される。幾つかの例示的な実施形態では、追加のプロファイルの生成はすでに実施されていて、連想メモリ内でインスタンス化に利用できることがある。同様に、追加のプロファイルは、その後の操作1210、1212、及び1214などで、使用するために連想メモリ内ですでにインスタンス化されていることがある。
これ以上プロファイルは生成されないと仮定して、プロセスはプロファイルライブラリの一部として連想メモリ内に作成されたすべてのプロファイルをインスタンス化する(操作1208)。場合によっては、プロファイルライブラリはこの方法の開始前に完了しているとみなされることがあり、その場合、操作1200から操作1208まではすべて任意選択とみなされることがある。
式1208Aで示したように、複数のHealth Assessment H(i)←→Profile(i)は、関数Fn(Σf(X(i),t(i))XΣf(MX(i),t(i)))(式1)で指定されているように、連想メモリ内でインスタンス化されてもよい。連想メモリ内でインスタンス化された健全性評価又はプロファイルは、既知の観測結果、プラットフォーム上の両センサーに対応する、すべてのセンサー状態空間トラジェクトリ及び整備状態空間トラジェクトリの相関性に加えて、整備要員による相関性、場合によっては他のセンサー及び観測結果による相関性を含む。
式1208A及び上述の式1、連想メモリインスタンス内に存在する所定の具体的な観測結果を再度参照すると、特定の観測結果に関連したより大きなコンテクストは、当該の特定の観測結果を、特定の健全性評価プロファイル、Health Assessment(i)←→Profile(i)に関連付ける。連想メモリの基盤は、類似性採点機構を、組み込み関数として又は外部から提供される関数として、含むことができる。類似性採点関数は、所定の観測結果がI番目のプロファイル状態空間トラジェクトリからの観測結果である場合には、類似性スコアS(H(I)||P(I))=1.0 I=1...Nプロファイル、を与える。この類似性スコアは、操作1212で後述するように、未知のプロファイルを既知のプロファイルと比較する際に使用される。
連想メモリのプロファイルライブラリが完全とみなされる場合、或いは少なくとも直ちに使用できる場合には、プロセスはプラットフォームに対して未知のプロファイルを受信してもよい(操作1210)。この未知のプロファイルは、操作1200〜操作1208に関して、上述の手続きに従って生成される新しいプロファイルであってもよい。この未知のプロファイルは、新しい一連のセンサー測定結果、整備観測結果、及び/又はプラットフォームについての他の観測結果を表すことがある。ユーザーは、プラットフォームの健全性を評価するため、この未知のプロファイルと既存のプロファイルとを比較する方法を決定することを望むことがある。そのため、未知のプロファイルをプロファイルライブラリ内の他のプロファイルと比較するため、プロセスが起動されることがある(操作1212)。これら2つの操作、すなわち操作1210と操作1212に関する追加の詳細が図13に記載されている。
しかしながら、要約すると、上述の類似性スコアに基づいて、既知のプロファイルのいずれが未知のプロファイルと最もよく一致するかを判断するため、プロセスは未知のプロファイルを既知のプロファイルと比較することがある。プラットフォームの現在の健全性は、既知のプロファイルでのプラットフォームの既知の健全性で近似されることがある。
したがって、未知のプロファイルをプロファイルライブラリ内の他のプロファイルと比較した後、プロセスは、ライブラリ内の既知のプロファイル、未知のプロファイルに最も近い既知のプロファイルに基づいて、プラットフォームの近似された健全性に関する報告書を作成してもよい。この報告書は、報告書1212Aで図解されているように、テキスト及び/又は図、或いは音声データ、又は他の種類のデータを含んでもよい。その後プロセスは終了する。
図13は、例示的な実施形態による類似性エンジン利用を図解するブロック図である。類似性エンジン1300は、連想メモリ内に統合されてもよく、及び/又は連想メモリによって、或いは連想メモリと連動することが可能なプロセッサによって実装されてもよい。連想メモリの実施例は図4の連想メモリ428で、プロセッサの実施例は図4のプロセッサユニット404である。類似性エンジン1300の使用は、図12の操作1210及び1212の一部であってもよい。類似性エンジン1300はまた、図3の健全性監視環境300、図11の健全性監視システム1100、又は図15の健全性監視環境1500などの他の環境で使用されてもよい。
類似性エンジン1300は、上述の図12に関して説明されているように、入力として、複数の健全性評価及び連想メモリに保存されているプロファイルを受け入れてもよい。したがって、例えば、図13は、時刻tにおける連想プロファイル1 1304を有する健全性評価1(H)、時刻tにおける連想プロファイル2 1308を有する健全性評価2(H)を、時刻tにおける連想プロファイルN 1312を有する健全性評価N(H)1310によってもたらされる複数の追加された健全性評価及びプロファイルと共に、示している。それぞれの場合で変数「t」が使用されているが、「t」の実際の値は評価ごとに、またプロファイルごとに異なることがある。他の実施形態では、時間を示す変数「t」は、1つの事象から別の事象までの相対的な差分の時間を表すことがあり、必ずしも絶対時間ではない。
本明細書で使用されているように、「プロファイル」又は「健全性プロファイル」という用語はどちらも、複数の一連のデータ、一連の各情報源を指すことがあり、さらにデータ間の相関関係を含むことがある。データ源は、例えば、プラットフォーム上のセンサーによるデータ出力であってもよい。データ源は、例えば、整備要員又は操縦士による人的な観測結果であってもよい。データ源は、多数の異なるオブジェクト又は人員によるものであってもよい。異なる一連のデータは結合されて、プロファイルを形成することができる。場合によっては、プロファイルは、データ間の類似性を示す追加データなどの、データ間の相関関係又はデータ間の関係を含むことがある。相関関係又は類似性は、個々のデータ間、異なる一連のデータ間、又はこれらの組合せの中に存在することがある。このような相関関係は、プロファイル形成の一般として、連想メモリによって生成されることがある。データ間の相関関係を含めて、情報はプロファイルの初期作成後にプロファイルに追加されることがある。
これらの健全性評価及びプロファイルは、連想メモリ内でインスタンス化されてもよく、連想メモリは、類似性エンジン1300を用いた比較を実施するためのクエリ又は要求の実行の一環として、これらにアクセスすることができる。例えば、未知のプロファイル1314を受信することがある。未知のプロファイル1314はまた、連想メモリ内でインスタンス化されてもよい。連想メモリは、未知のプロファイル1314を、既に連想メモリに保存されている既知の健全性評価及びプロファイルの一又は複数と、可能であればすべてと比較するクエリを受信することがある。このクエリの目的は、未知のプロファイル1314に割り当てられる健全性評価を決定することである。
次に連想メモリは、未知のプロファイル1314に対する、一又は複数の、可能であればすべての既知のプロファイルの類似性スコアを生成する。この類似性スコアはS(P)と表されることがあり、ここで「i」は問題となっている特定のプロファイルに対応している。この比較のプロセスは、図9及び図12に関してより広範に説明されている。
より完全には、類似性スコアは関係1316で示されているように、S(P(f(x,x,t))と表されることがある。したがって、値f(xj,k)を有する健全性評価「i」(H)及びプロファイル「i」(Profile)に関しては、未知のプロファイル1314に対する比較表は類似性スコアSを生成することができる。
換言するならば、連想メモリは未知のプロファイル1314からの観測結果、O(P(unknown))によってクエリされることがある。未知のプロファイルと既知のプロファイルとの比較の結果として、S(P(unknown))が生成される。この類似性スコアS(P(unknown))は、最も近い健全性プロファイル(I)及び既知のプロファイルからの観測結果を示す。ここで、J<>Iの場合には、S(H(I)|P(I))>S(P(unknown))>S(H(j)|P(J))である。
この手続きの具体的な実施例を図13に示す。S(P)>S(P)>S(P)(式1318)の場合、未知のプロファイル1314は健全性プロファイルH 1302に最も類似している。その結果、未知のプロファイル1314に値H 1302が割り当てられる。すなわち、現在のプラットフォームの健全性状態は、既知の健全性状態H 1302になるものとみなされる。H 1302が、例えば、「健全な」である場合には、ユーザーは未知のプロファイル1314を健全なプラットフォームを表すものとして評価することができる。
他方、S(P)>S(P)>S(P)(式1320)の場合には、未知のプロファイル1314はH 1306に最も類似している。H 1306が、例えば、「劣化した」である場合には、ユーザーは未知のプロファイル1314を整備されることが望ましい劣化したプラットフォームを表すものとして評価することができる。同様に、S(P)>S(P)>S(P)(式1322)の場合には、未知のプロファイル1314はH 1310に最も類似している。H 1310の対応する健全性状態は、未知のプロファイル1314に割り当てられることがある。
図13は、プラットフォームに対して受信された未知のプロファイル1314に基づいて、プラットフォームの現在の健全性を評価するための1つの機構を図解しているが、他の技術も使用しうる。例えば、類似性スコアは生成されなくてもよい。代わりに、類似性エンジン1300はプロファイルの直接比較を利用して、最適な適合を特定し、未知にプロファイルに適宜健全性評価を割り当ててもよい。別の変形例では、未知のプロファイル1314は、合成済みの既知のプロファイルに対して合成、或いは集約及び比較されてもよい。未知のプロファイル1314に健全性評価を割り当てるため、他の技術が使用されてもよい。
図14は、有利な実施形態による複数の観測結果を図解している。図14は図6に類似しているが、追加の詳細情報を含んでいる。したがって、例えば、複数の観測結果1400は、図5の複数の観測結果510の実施態様の一例である。複数の観測結果1400は、プラットフォームの健全性監視に関するパラメータを含むことがある。
観測結果のグループは、ひとまとまりにすると、図12及び図13に関して記載されているプロファイルなどのようなプロファイルからなることがある。プロファイルの実施例は、例えば、開始時刻t開始1410と第2の時刻t2 1412との間に得られる一群の観測結果1402である。第2の時刻t2 1412は、特定の整備作業又は一連の整備作業が実施される特定の時刻であってよい。第2の時刻t2 1412以降のデータは、特定の時刻でのセンサー及び整備データすべてを反映する。健全性評価は一群の観測結果に割り当てられてもよい。したがって、例えば、時刻t開始1410と第2の時刻t2 1412との間の一群の観測結果1402は、プラットフォームを整備することが望ましい「劣化した健全性状態」の健全性評価に対応していることがある。このように、図14はユーザーが直ちにプラットフォームの健全性状態を評価することができる視覚表示を示している。
同様に、整備作業m2の後及び整備作業m3の前に対応する、第2の時刻t2 1412と第3の時刻t3 1414との間の一群の観測結果1404は、「修理が望ましい」健全性状態を反映することがあり、この状態ではユーザーは、プラットフォームの修理が行われるよう、より迅速な措置を講ずることを望んでもよい。さらに、第3の時刻t3 1414と第4の時刻t4 1416との間の一群の観測結果1406は、プラットフォームの一又は複数の部品を交換してもよい、或いはプラットフォームが所望のパラメータの範囲内で動作していない「欠陥のある」健全性状態を反映することがある。一群の観測結果1406は、整備作業m3の後に得られる観測結果であってもよいが、整備作業m4の前に得られる観測結果である。
整備作業m4の後には、第4の時刻t4 1416と終了時刻t終了 1418との間で、別の健全性評価が実施されることがある。一群の観測結果1408は、整備作業m4の後のプラットフォームの「健全な」状態を示すことがある。
図15は、例示的な実施形態による連想メモリを使用する健全性監視環境のブロック図である。健全性監視環境1500は、図3の健全性監視環境300又は図11の健全性監視システム1100であってもよい。図15の健全性監視環境1500は、連想メモリ1502(例えば、図4の連想メモリ428であってもよい)を使用して実装される。
例示的な実施形態では、健全性監視環境1500は連想メモリ1502を含むことがある。連想メモリ1502は、複数のデータと、複数のデータ1504間の複数の連想とを含むことがある。複数のデータ及びそれらの連想は、連想グループに収集されてもよい。連想メモリ1502は、少なくとも複数のデータ間の間接的関係1506に基づいてクエリされるように構成されている。連想メモリ1502はまた、直接的関係1508に基づいて、又は間接的関係1506及び直接的関係1508の双方に基づいてクエリされてもよい。連想メモリ1502はまた、輸送手段又はプラットフォーム1510に対して複数の既知の健全性プロファイルを保存してもよい。
健全性監視環境1500はまた、連想メモリ1502と通信を行う入力デバイス1512を含むことができる。入力デバイス1512は、輸送手段又はプラットフォームの現在の健全性プロファイル1514を受信するように構成されてもよい。現在の健全性プロファイル1514は、プラットフォーム搭載又はプラットフォーム非搭載のセンサーデータ、人間オペレータ或いは非搭載センサー又は搭載センサーなどからの整備データを含む種々の情報源、又は他の多くの情報源から受信されてもよい。例示的な実施形態では、現在の健全性プロファイル1514は、図12及び図13に関して説明されている手続きに従って生成されることがある。
健全性監視環境1500はまた、コンパレータ1516を含むことがある。コンパレータ1516は、一又は複数の有形なプロセッサ、連想メモリ1502自体であってもよく、又は両者が一体となって動作してもよい。コンパレータ1516は、連想メモリ1502と連動して、現在の健全性プロファイル1514を、輸送手段又はプラットフォーム1510の複数の既知の健全性プロファイルと比較して、比較表1518を作成するように構成されてもよい。コンパレータ1516はさらに、比較表1518に基づいて且つ連想メモリ1502と連動して、輸送手段又はプラットフォームの現在の健全性に関する報告書1520を作成するように構成されてもよい。
例示的な実施形態では、現在の健全性プロファイル1514は、輸送手段に配設されたセンサーから得られるセンサーデータであってもよい。現在の健全性プロファイル1514はさらに、輸送手段又はプラットフォームの地上整備に由来する整備記録から得られる整備データであってもよい。現在の健全性プロファイル1514はさらに、人間によって実施される輸送手段の観測結果の記録で、センサーデータとは異なる観測結果であってもよい。
例示的な実施形態では、比較は、輸送手段又はプラットフォーム1510に関して、現在の健全性プロファイル1514の第1の属性と複数の既知の健全性プロファイルの第2の属性との間の間接的関係を識別することをさらに含む。他の変形例も可能である。
別の変形例では、入力デバイス1512は連想メモリ1502と、又は連想メモリ1502及びコンパレータ1516の双方と、通信を行ってもよい。入力デバイス1512は、プラットフォーム上に配設されたセンサーによって行われる測定に関連するセンサーデータを受信するように構成されていてもよい。入力デバイス1502はさらに、プラットフォームの整備に関連する整備データを受信するように構成されてもよく、当該整備データはセンサーデータとは異なり、関係していない。コンパレータ1516はさらに、プラットフォームの健全性の報告書を作成するため、連想メモリ1502と連動してセンサーデータと整備データの両方を使用するように構成されていてもよい。
例示的な実施形態では、整備データは人間によって提出される報告書であってもよい。例示的な実施形態では、プラットフォームは航空機であってもよく、センサーデータは航空機の操作中に航空機が受ける状態に関連した情報であってもよい。
例示的な実施形態では、連想メモリ1502は、図11の内蔵コンピュータシステム1104など、非内蔵コンピュータシステムの一部であってもよい。この場合、整備データは地上整備員によって提出される報告書であってもよい。加えて、入力デバイスは、複数の異なる形式で複数の追加情報を受信するようにさらに構成されてもよい。この場合、コンパレータ1516は、報告書を作成するため、連想メモリ1502と連動して、センサーデータ及び整備データのみならず、複数の追加情報も使用するようにさらに構成されてもよい。
別の例示的な実施形態では、プラットフォームは航空機であってもよい。この場合、複数の追加情報は、非搭載デバイスによる航空機の測定結果、航空機の飛行システムのデータ、航空機の過去の整備記録、航空機の操縦士による報告書、航空機の整備に関する責任を負う地上整備員による報告書、航空機の理想的な健全性の第1プロファイル、及び整備が望ましい状態にある航空機の第2プロファイルからなるグループから選択される一又は複数とすることができる。
別の例示的な実施形態では、コンパレータ1516は、報告書を作成するため、連想メモリ1502と連動して、センサーデータ及び整備データのみならず、プラットフォームの既知の健全性プロファイルも使用するようにさらに構成されてもよい。別の例示的な実施形態では、センサーデータ及び整備データは、プラットフォームの一又は複数の現在の健全性プロファイルの一部であってもよい。この場合、コンパレータ1516は、一又は複数の現在の健全性プロファイルとプラットフォームの既知の健全性プロファイルとの間の最大の類似性に基づいて、プラットフォームの現在の健全性状態を割り当てることによって報告書を作成するようにさらに構成されてもよい。
別の例示的な実施形態では、コンパレータ1516は、プラットフォームのコンポーネントが設定パラメータの範囲外にある潜在的原因を特定するため、連想メモリ1502を使用するようにさらに構成されてもよい。この場合、コンパレータ1516は、報告書、センサーデータ、及び整備データに基づいて、潜在的原因を特定するように構成されてもよい。他の変形例も可能である。
図16は、例示的な実施形態によるプラットフォーム監視のためのプロセスのフロー図である。図16に示したプロセスは、図3の健全性監視環境300、図11の健全性監視システム1100、又は図15の健全性監視環境1500を使用して実装されてもよい。図16に示したプロセスは、図7〜図10又は図12に示したプロセスの変形であってもよい。図16に示したプロセスは、図4の連想メモリ428などの連想メモリ、図4のプロセッサユニット404などの一又は複数のプロセッサを使用して、実装されてもよい。図16に示されている操作は、「プロセス」によって実施されるように記載されているが、この操作は少なくとも1つの有形のプロセッサによって、或いは、本明細書で別途記載されているように、一又は複数の物理的なデバイスを使用することによって実施される。
プロセスは、複数のデータ及び複数のデータ間の複数の連想を含む連想メモリに、輸送手段の現在の健全性プロファイルを受信する。複数のデータ及びそれらの連想は連想グループに集約されており、連想メモリは複数のデータ間の少なくとも間接的関係に基づいてクエリされるように構成されており、また、連想メモリは輸送手段について複数の既知の健全性プロファイルを保存する(操作1600)。次にプロセスは、連想メモリと連動するコンピュータシステムを使用して、現在の健全性プロファイルと複数の既知の健全性プロファイルとを比較し、比較表を作成する(操作1602)。次にプロセスは、比較表に基づき且つ連想メモリと連動するコンピュータシステムを使用して、輸送手段の現在の健全性に関する報告書を作成する(操作1604)。その後プロセスは終了する。
例示的な実施形態では、現在の健全性プロファイルは、輸送手段に配設されたセンサーから得られるセンサーデータであってもよい。この場合、現在の健全性プロファイルはさらに、輸送手段の地上整備に由来する整備記録から得られる整備データであってもよい。なおさらに、現在の健全性プロファイルは、人間によって行われる輸送手段の観測結果の記録であってもよい。さらに別の例示的な実施形態では、比較は、現在の健全性プロファイルの第1の属性と複数の既知の健全性プロファイルの第2の属性との間の間接的関係を特定することをさらに含む。他の変形例も可能である。
種々の図解されている実施形態でのフロー図及びブロック図は、実装可能な装置、方法及びコンピュータプログラム製品の構造、機能、及び操作を示している。これに関連して、フロー図又はブロック図の各ブロックは、コンピュータで使用可能、又読取り可能なプログラムコードのモジュール、セグメント、又は部分を示すことができ、該プログラムコードは特定の一又は複数の機能を実施する一又は複数の実行可能な指令を含む。幾つかの代替的な実施態様では、ブロックに記載された一又は複数の機能は図面に記載された順序を逸脱して発生することがある。例えば、ある場合には、含まれる機能に応じて、連続して示されている2個のブロックがほぼ同時に実行されること、又は該ブロックがしばしば逆順に実行されることがある。
例えば、幾つかの有利な実施形態では、操作1002の健全性状態の選択は、操作1010の既知のプロファイルの作成後に実行されることがある。この種のプロセスにより、既知のプロファイルは既知のプロファイルが作成された後に健全性状態と関連付けられることがある。さらに、既知のプロファイルに関する健全性状態の選択は、トレーニング情報及び/又は整備情報に基づいていてもよい。
したがって、種々の例示的な実施形態はプラットフォームの監視に対して方法及び装置を提供する。1つの例示的な実施形態では、装置はコンピュータシステム及びセンサーネットワークを含む。センサーネットワークはプラットフォームに関連している。コンピュータシステムはセンサーネットワークに接続され、センサーネットワークから情報を受信するように構成されている。コンピュータシステムは、現在のプロファイルに関する情報から観測結果を形成するように構成されている。コンピュータシステムは、現在のプロファイルを任意の数の既知のプロファイルと比較して、プラットフォームの健全性状態を特定する。
種々の例示的な実施形態は、全体がハードウェアからなる実施形態、全体がソフトウェアからなる実施形態、又はハードウェア要素とソフトウェア要素とを含む実施形態の、いずれかの形態をとることができる。幾つかの実施形態はソフトウェアで実施されるが、該ソフトウェアは例えば、ファームウェア、常駐ソフトウェア、及びマイクロコードなどの形態を含むが、これらに限定されるわけではない。
さらに、種々の実施形態は、指令を実行するコンピュータ又は任意の装置又はシステムを介して又は接続して使用されるプログラムコードを提供する、コンピュータで使用可能な又はコンピュータで読み取り可能な媒体からアクセス可能なコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。本開示の目的では、コンピュータで使用可能な又はコンピュータで読み取り可能な媒体は一般的に、指令を実行するシステム、装置又は機器を介して又は接続して使用されるプログラムを収容、保存、通信、伝播、又は転送することができる、任意の有形な装置となる。
コンピュータで使用可能な又はコンピュータで読み取り可能な媒体は、例えば、限定しないが、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線式、又は半導体式のシステム、又は伝播媒体とすることができる。コンピュータで読み取り可能な媒体の非限定的な例は、半導体又は固体記憶装置、磁気テープ、着脱式コンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、剛体磁気ディスク、及び光ディスクを含む。光ディスクは、コンパクトディスク利用の読み出し専用記憶媒体(CD−ROM)、コンパクトディスク利用の読み書き可能媒体(CR−R/W)、及びDVDを含むことができる。
さらに、コンピュータで使用可能な又はコンピュータで読み取り可能な媒体は、コンピュータで読み取り可能又は使用可能なプログラムコードがコンピュータ上で実行されるとき、このコンピュータで読み取り可能又は使用可能なプログラムコードによって、前記コンピュータが通信リンクを介して他のコンピュータで読み取り可能又は使用可能なプログラムコードを転送できるように、コンピュータで読み取り可能又は使用可能なプログラムコードを収容又は保存することができる。このような通信リンクは、例えば、限定しないが、物理的な又は無線の媒体を使用することができる。
コンピュータで読み取り可能な又はコンピュータで使用可能なプログラムコードの格納及び/又は実行に適したデータ処理システムは、システムバスのような通信ファブリックによりメモリ要素に直接的に又は間接的に連結された一又は複数のプロセッサを含む。メモリ要素は、プログラムコードの実際の実行中に使用されるローカルメモリ、大容量記憶装置、キャッシュメモリを含むことが可能で、これにより少なくとも幾つかのコンピュータで読み取り可能又はコンピュータで使用可能なプログラムコードの一時的な保存域を提供し、コードの実行中に大容量記憶装置からコードが読み出される回数を低減する。
入出力又はI/Oデバイスは、直接的に、又はI/O制御装置を介して、システムに連結することができる。これらのデバイスは、例えば、限定しないが、キーボード、タッチスクリーンディスプレイ、及びポインティングデバイスを含むことができる。また、種々の通信アダプタをシステムに連結することにより、データ処理システムを、構内ネットワーク又は公衆ネットワークを介在させて、他のデータ処理システム、遠隔プリンタ、又は記憶装置に連結させることができる。非限定的な実施例はモデムであり、ネットワークアダプタは、現在利用可能な種類の通信アダプタのうちのごく一部に過ぎない。
例示的な実施形態は様々な形態を取りうる。例えば、例示的な実施形態は装置を提供してもよい。装置は、センサーネットワークがプラットフォームの健全性を監視するように構成されているプラットフォームに関連するセンサーネットワークを含むことがある。装置はまた、任意の数のシステム及びセンサーネットワークがプラットフォームの情報を提供するように構成されているプラットフォームに関連する任意の数のシステムを含むことがある。装置はまた、コンピュータシステムが情報を受信し、情報を処理して当該情報から複数の観測結果を形成し、複数の観測結果から現在のプロファイルとプラットフォームの健全性状態を識別するために現在のプロファイルが使用される情報とを作成するように構成されている、センサーネットワーク及び任意の数のシステムに接続されているコンピュータシステムを含む。
別の例示的な実施形態では、コンピュータシステムはプラットフォームまで遠く離れた場所に配置され、プラットフォーム上の別のコンピュータを介して、センサーネットワーク及び任意の数のシステムに接続されている。別の例示的な実施形態では、コンピュータシステムは、プラットフォームの任意の数のシステムからの情報の少なくとも一部を受信すること;現在のプロファイルを形成するために任意の数のグループが作成される観測結果間の類似性に基づく複数の観測結果内での観測結果を分類すること;情報の中で任意の数の情報の断片を識別すること;複数の観測結果を形成するために任意の数の情報の断片の中の各情報の断片から観測結果を作成すること;連想メモリに関する現在のプロファイルを形成するためにコンピュータシステム内の連想メモリに複数の観測結果を入力すること;任意の数の既知のプロファイルの中に1つの既知のプロファイルを作成するためにプラットフォームの既知の健全性状態にある間に得られたトレーニング情報を受信すること;プラットフォームの健全性状態の潜在的原因を特定するため整備情報及び現在のプロファイルを使用すること;及びプラットフォームの健全性状態に基づいて選択的に警告を発すること、の中の少なくとも1つから選択された任意の数の操作を実施するように構成されている。
別の例示的な実施形態では、装置は、任意の数のシステムであって、少なくとも1つのナビゲーションシステム、航空機用航空電子工学機器、環境制御システム、表面制御システム、飛行制御システム、駆動システム、着陸システム、及び推進システムを含む任意の数のシステムをさらに備えている。別の例示的な実施形態では、コンピュータシステムは、当該コンピュータシステム内の連想メモリを解析することにより、複数の観測結果から現在のプロファイルを作成する。別の例示的な実施形態では、トレーニング情報は、プラットフォームに関して過去に収集された情報、プラットフォームに関する整備情報、及びプラットフォームに関して過去に収集された情報のタイムスタンプを含む。
別の例示的な実施形態では、現在のプロファイルの作成において、コンピュータシステムは、現在のプロファイルを作成するためプラットフォームに対して実施された任意の数の整備イベントに基づいて、複数の観測結果の一部を選択するようにさらに構成されている。別の例示的な実施形態では、コンピュータシステムは、メタデータを情報に関連付けるようにさらに構成されている。別の例示的な実施形態では、コンピュータシステムは、任意の数の整備イベント及びメタデータを使用して、複数の観測結果の一部を選択するようにさらに構成されている。別の例示的な実施形態では、メタデータは、情報の断片に対する少なくとも1つのタイムスタンプ及び当該情報の断片の情報源の識別子を含む。
別の例示的な実施形態では、既知の健全性状態に関するトレーニング情報は、選択日前の情報、選択日後の情報、及び期間中の情報の1つから受信した情報を含む。別の例示的な実施形態では、情報の一部が任意の数のシステムの整備データベースから受信される。別の例示的な実施形態では、情報はデータ、指令、及びメッセージのうちの少なくとも1つを含む。
別の例示的な実施形態では、装置はまた、可動プラットフォーム、固定プラットフォーム、陸上構造物、水上構造物、宇宙構造物、航空機、水上艦、タンク、人員運搬車、列車、宇宙船、宇宙ステーション、衛星、潜水艦、自動車、発電所、橋、ダム、風力タービン、製造システム、ビル、翼、スタビライザー、エンジン、油圧システム、動力伝達ギヤボックス、及びシャフトの1つから選択されるプラットフォームを含む。
例示的な実施形態はまた、プラットフォームの健全性を監視するためのシステムを提供する。システムはプラットフォームに関連付けられたセンサーネットワークを含む。システムはまた、プラットフォームに関連付けられた任意の数のシステムを含む。任意の数のシステム及びセンサーネットワークは、プラットフォームに情報を提供するように構成されている。システムはまた、プラットフォームに関連付けられたコンピュータシステムを含み、当該コンピュータシステムは、センサーネットワーク及び任意の数のシステムと通信を行い、また、センサーネットワーク及びプラットフォームに関連する任意の数のシステムから情報を受信し、情報を処理して当該情報から複数の観測結果を形成し、複数の観測結果を複数の観測結果内での観測結果間の類似性に基づいて任意の数のグループに分類して現在のプロファイルを形成し、現在のプロファイルを任意の数の既知のプロファイルと比較して比較表を作成し、当該比較表を使用してプラットフォームの健全性状態を識別するように構成されている。例示的な実施形態では、プラットフォームは航空機である。
例示的実施形態はまた、方法を提供する。方法は、プラットフォームの監視から情報を受信することを含み、当該情報はプラットフォームに関連するセンサーネットワーク及び任意の数のシステムから受信されてもよい。方法はまた、情報から複数の観測結果を形成することを含む。方法はまた、複数の観測結果からプラットフォームの監視に使用されるプラットフォームを作成することを含んでもよい。
例示的な実施形態では、情報から複数の観測結果を形成するステップは、情報中の任意の数の情報の断片を識別することと、複数の観測結果を形成するため、任意の数の情報の断片中の各情報の断片から1つの観測結果を作成することとを含む。例示的な実施形態では、プロファイルは現在のプロファイルと既知のプロファイルから選択され、且つプロファイルを作成するステップは、複数の観測結果中の観測結果間の類似性に基づいて任意の数のグループを形成するため、複数の観測結果中の観測結果を分類することを含む。例示的な実施形態では、方法はまた、メタデータを情報に関連付けることを含み、メタデータは情報の断片に対する少なくとも1つのタイムスタンプと当該情報の断片の情報源の識別子を含む。
種々の例示的な実施形態の説明は、例示及び説明を目的として提供されているものであり、網羅的な説明であること、又は開示された形態に実施形態を限定することを意図していない。当業者には、多数の修正例及び変形例が明らかであろう。さらに、種々の例示的な実施形態は、他の例示的な実施形態に照らして別の利点を提供することができる。選択された一又は複数の実施形態は、実施形態の原理、実際の用途を最もよく説明するため、及び他の当業者に対し、様々な実施形態の開示内容と、考慮される特定の用途に適した様々な修正との理解を促すために選択及び記述されている。
600 複数の観測結果
602、604、606 グループ
1400 複数の観測結果
1402、1404、1406、1408 一群の観測結果
1410 開始時刻
1412 第2の時刻
1414 第3の時刻
1416 第4の時刻
1418 終了時刻

Claims (20)

  1. 複数のデータ及び該複数のデータ内の複数の連想を含む連想メモリであって、前記複数のデータ及びその連想は連想グループに収集され、連想メモリが、前記複数のデータ内の少なくとも間接的関係に基づいてクエリされるように構成され、さらにプラットフォームに関する複数の既知の健全性プロファイルを保存する連想メモリと、
    前記連想メモリと通信を行う入力デバイスであって、前記プラットフォームの現在の健全性プロファイルを受信するように構成される入力デバイスと、
    比較表を作成するため、前記連想メモリと連動して、前記現在の健全性プロファイルと前記複数の既知の健全性プロファイルとを比較するように構成されたコンパレータであって、該比較表に基づき且つ前記連想メモリと連動して、前記プラットフォームの現在の健全性に関する報告書を作成するようにさらに構成されたコンパレータと
    を備えるプラットフォーム健全性監視システム。
  2. 前記現在の健全性プロファイルは前記プラットフォーム上に配設されたセンサーから得られるセンサーデータを含む、請求項1に記載のプラットフォーム健全性監視システム。
  3. 前記プラットフォームは航空機を含み、前記現在の健全性プロファイルは該航空機の地上整備に由来する整備記録から得られる整備データをさらに含む、請求項2に記載のプラットフォーム健全性監視システム。
  4. 前記現在の健全性プロファイルは人間によって実施される前記プラットフォームの観測結果の記録をさらに含み、該観測結果は前記センサーデータに由来する兆候とは異なる、請求項2に記載のプラットフォーム健全性監視システム。
  5. 比較することは前記現在の健全性プロファイルの第1の属性と前記複数の既知の健全性プロファイルの第2の属性との間の間接的な関係を特定することをさらに含む、請求項1に記載のプラットフォーム健全性監視システム。
  6. 前記複数の連想の少なくとも幾つかは前記連想メモリによって生成される、請求項1に記載のプラットフォーム健全性監視システム。
  7. 連想メモリ内にプラットフォームの現在の健全性プロファイルを受信することであって、前記連想メモリは複数のデータ及び該複数のデータ内の複数の連想を含み、前記複数のデータ及びその連想は連想グループに収集され、前記連想メモリは前記複数のデータ内の少なくとも間接的関係に基づいてクエリされるように構成され、さらに前記連想メモリはプラットフォームに関する複数の既知の健全性プロファイルを保存する、健全性プロファイルを受信することと、
    比較表を作成するため、前記連想メモリと連動するコンピュータシステムを使用して、前記現在の健全性プロファイルと前記複数の既知の健全性プロファイルとを比較することと、
    前記比較表に基づき且つ前記連想メモリと連動するコンピュータシステムを使用して、前記プラットフォームの現在の健全性に関する報告書を作成することと
    を含む方法。
  8. 前記現在の健全性プロファイルは前記プラットフォーム上に配設されたセンサーから得られるセンサーデータを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記プラットフォームは輸送手段を含み、前記現在の健全性プロファイルは該輸送手段の地上整備に由来する整備記録から得られる整備データをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記現在の健全性プロファイルは人間によって行われる前記輸送手段の観測結果の記録をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 複数のデータ及び該複数のデータ内の複数の連想を含む連想メモリであって、前記複数のデータ及びその連想は連想グループに収集され、連想メモリが、前記複数のデータ内の少なくとも間接的関係に基づいてクエリされるように構成され、さらにプラットフォームに関する複数の既知の健全性プロファイルを保存する連想メモリと、
    前記連想メモリと通信を行う入力デバイスであって、前記プラットフォーム上に配設されるセンサーによって行われる測定に関連するセンサーデータを受信するように構成され、前記プラットフォームの整備に関連する整備データを受信するようにさらに構成され、該整備データは前記センサーデータとは異なり無関係である、入力デバイスと、
    前記プラットフォームの健全性の報告書を作成するため、前記センサーデータ及び前記連想メモリと連動する前記整備データの両方を使用するように構成されたコンパレータと
    を備えるシステム。
  12. 前記整備データは人間によって提出される報告書を含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記プラットフォームは航空機を含み、且つ前記センサーデータは該航空機の動作時に該航空機が経験する状態に関連する情報を含む、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記連想メモリは非搭載コンピュータシステムの一部である、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記整備データは地上整備員によって提出される報告書を含む、請求項11に記載のシステム。
  16. 前記入力デバイスは複数の異なる形式で複数の追加情報を受信するようにさらに構成されており、且つ前記コンパレータは、前記報告書を作成するため、前記連想メモリと連動して、前記センサーデータ及び前記整備データのみならず、前記複数の追加情報も使用するようにさらに構成されている、請求項11に記載のシステム。
  17. 前記プラットフォームは航空機を含み、且つ前記複数の追加情報は、非搭載デバイスによる前記航空機の測定値、前記航空機の飛行システムのデータ、前記航空機の過去の整備記録、前記航空機の操縦士による報告書、前記航空機の整備の責任を負う地上整備員による報告書、及び前記航空機の理想的な健全性の初期プロファイルからなるグループから選択される一又は複数である、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記コンパレータは、前記報告書を作成するため、前記連想メモリと連動して、前記センサーデータ及び前記整備データのみならず、前記プラットフォームの既知の健全性プロファイルも使用するようにさらに構成されている、請求項11に記載のシステム。
  19. 前記センサーデータ及び前記整備データは、前記プラットフォームの一又は複数の現在の健全性プロファイルの一部であり、且つ前記コンパレータは、前記一又は複数の現在の健全性プロファイルと前記プラットフォームの既知の健全性プロファイルとの間の最大の類似性に基づいて、前記プラットフォームの現在の健全性ステータスを割り当てることによって前記報告書を作成するようにさらに構成されている、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記コンパレータは、前記プラットフォームのコンポーネントが一連のパラメータの範囲を逸脱する潜在的な原因を特定するため、前記連想メモリを使用するようにさらに構成されており、且つ前記報告書、前記センサーデータ、及び前記整備データに基づいて前記潜在的な原因を特定するように構成されている、請求項11に記載のシステム。
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