JP2014085238A - 磁気センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】推奨入力電圧が電源の定格出力電圧と同等の磁気検出素子を用いる場合でも、前記磁気検出素子の出力電圧を電源電圧によらず安定させることの可能な、磁気センサを提供する。
【解決手段】電源1の定格出力電圧とホールIC3の推奨入力電圧は相互に同等である。電源1の出力電圧は安定化されておらず、5Vに対して例えば±5%の範囲で変動する。レギュレータ2は、電源1の出力電圧(5V±5%)を4.7Vに降圧してVout端子からホールIC3のVdd端子に出力する。ホールIC3は、推奨入力電圧が例えば5Vであり、印加された磁界に応じた電圧信号をVout端子から信号端子8に出力する。ホールIC3は、プログラマブルリニアホールICであり、供給電圧が5Vから4.7Vに降圧された分の補正調整が可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、ホールIC等の磁気検出素子を用いた磁気センサに関する。
磁気センサは、例えば移動体の位置や電流の非接触検出に用いられる。こうした磁気センサにおいて、バッテリからの直流電圧を受けてホールICに印加する駆動電圧を生成するシリーズレギュレータを備えることが知られている(下記特許文献1)。このシリーズレギュレータは、バッテリからの12Vの直流電圧を2.5Vの駆動電圧に変換して出力する。シリーズレギュレータの出力する駆動電圧は、使用するホールICの仕様に応じて設定することもできる。
特開2006−10370号公報
特許文献1は、ホールICの仕様に合わせて電源電圧を変換することを開示するが、電源の定格出力電圧とホールICの推奨入力電圧が同等の場合については特に言及していない。ここで、電源電圧を直接ホールIC等の磁気検出素子に入力すると、磁気検出素子の出力電圧が電源電圧によって変動する。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、推奨入力電圧が電源の定格出力電圧と同等の磁気検出素子を用いる場合でも、前記磁気検出素子の出力電圧を電源電圧によらず安定させることの可能な、磁気センサを提供することにある。
本発明のある態様は、磁気センサである。この磁気センサは、電源と、推奨入力電圧が前記電源の定格出力電圧と同等の磁気検出素子と、前記電源の出力電圧を降圧して前記磁気検出素子に供給するレギュレータとを備える。
前記磁気検出素子は、印加磁界に対する出力電圧の特性を調節可能であってもよい。
前記レギュレータが低ドロップアウトレギュレータであってもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明の磁気センサによれば、推奨入力電圧が電源の定格出力電圧と同等の磁気検出素子を用いる場合でも、前記磁気検出素子の出力電圧を電源電圧によらず安定させることができる。
本発明の実施の形態に係る磁気センサのブロック図。 同磁気センサの回路図。 同磁気センサのホールIC3の出力特性図。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る磁気センサのブロック図である。図2は、同磁気センサの回路図である。この磁気センサは、電源1と、レギュレータ2と、磁気検出素子としてのホールIC3とを備える。レギュレータ2及びホールIC3は基板4に搭載されている。基板4には、特性調節端子5、電源端子6、グランド端子7、及び信号端子8が設けられる。
電源1のプラス端子が電源端子6に接続され、マイナス端子がグランド端子7に接続される。電源端子6はレギュレータ2のVdd端子に接続される。レギュレータ2のGnd端子とホールIC3のGnd端子はそれぞれグランド端子7に接続される。特性調節端子5はホールIC3のVdd端子に接続される。ホールIC3のVout端子は信号端子8に接続される。レギュレータ2のVout端子は第1コネクトパッド9に接続される。第2コネクトパッド10はホールIC3のVdd端子に接続される。第1コネクトパッド9及び第2コネクトパッド10は、基板4上で相互に近接した位置にあり、ホールIC3の特性調節後にジャンパー抵抗や半田によってショートされる。電源端子6とグランド端子7との間にバイパスコンデンサC1が設けられる。ホールIC3のVdd端子とグランド端子7との間にバイパスコンデンサC2が設けられる。グランド端子7と信号端子8との間にバイパスコンデンサC3が設けられる。
電源1は、定格出力電圧が例えば5Vの直流電圧源である。電源1の出力電圧は安定化されておらず、5Vに対して例えば±5%の範囲で変動する。レギュレータ2は、好ましくは低ドロップアウトレギュレータ(LDO)である。レギュレータ2の入力電圧範囲は例えば4.75V〜5.25Vである。レギュレータ2は、電源1の出力電圧(5V±5%)を4.7Vに降圧してVout端子からホールIC3のVdd端子に出力する。ホールIC3は、推奨入力電圧が例えば5Vであり、入力電圧範囲は例えば4.5V〜5.5Vである。電源1の定格出力電圧とホールIC3の推奨入力電圧は相互に同等であり、ここでは上記のように5Vとしている。ホールIC3は、印加された磁界に応じた電圧信号をVout端子から信号端子8に出力する。ホールIC3は、好ましくは、ホール素子、差動増幅回路、及びEEPROM等をパッケージ化したプログラマブルリニアホールICであり、印加磁界に対する出力電圧の特性を調節可能である。
図3は、実施の形態の磁気センサにおけるホールIC3の出力特性図である。本図では磁気センサを電流検出に用いる場合を例にしている関係で横軸が電流Ip(被測定電流)となっている。なお、被測定電流とホールIC3への印加磁界は比例関係にあり、横軸は磁界と同等である。ここでは、電流測定のレンジを−400A〜400Aとし、ホールIC3の出力電圧範囲が0.5V〜4.5Vの直線特性になることを目標とする。なお、ホールIC3の特性調節(プログラム)の際は、第1コネクトパッド9及び第2コネクトパッド10の間はショートされていない状態で、不図示のプログラム装置から特性調節端子5経由でホールIC3のVdd端子に信号VPが送信される。
ホールIC3の特性調節(プログラム)は、Vdd端子に推奨入力電圧が入力された場合の、印加磁界に対する出力電圧の特性を調節することで行う。このため、本実施の形態では、図3に示す特性AとなるようにホールIC3の特性を調節する。すなわち、ホールIC3のVdd端子に推奨入力電圧(5V)が入力された場合の出力電圧を、−400A〜400Aに対して0.5V〜4.5Vより若干高めに調節する。これにより、ホールIC3のVdd端子に推奨入力電圧(5V)より低い4.7V(レギュレータ2の出力電圧)が入力された場合の出力電圧を、図3の特性Bに示すように−400A〜400Aに対して0.5V〜4.5Vという目標の直線特性にすることができる。これに対し、ホールIC3のVdd端子に推奨入力電圧(5V)が入力された場合の出力電圧を−400A〜400Aに対して0.5V〜4.5Vに調節すると、ホールIC3のVdd端子に4.7Vが入力された場合の出力電圧が特性Cに示すように−400A〜400Aに対して0.5V〜4.5Vより低くなる(目標とする特性から離れる)。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 電源1の出力電圧をレギュレータ2で降圧してホールIC3に供給するため、電源1の出力電圧が変動してもホールIC3への供給電圧を安定に保つことができ、出力の安定化と出力特性のリニアリティ向上を図ることができる。なお、ホールICの仕様に合わせて電源電圧をシリーズレギュレータで降圧(例えば12V→2.5V)することは特許文献1に開示されているが、本実施の形態は、電源1の定格出力電圧とホールIC3の推奨入力電圧が相互に同等(例えば5V)である場合に敢えて電源1の出力電圧をレギュレータ2で降圧(例えば5V→4.7V)してホールIC3に供給するものである。したがって、本実施の形態と特許文献1とでは、レギュレータを設けた技術的意義が明確に相違する。
(2) 電源1の出力電圧を安定化させてホールIC3に供給するため、電源1の出力電圧を監視してホールIC3の出力電圧を補正する必要がなく、構成を簡素化できる。
(3) レギュレータ2を低ドロップアウトレギュレータとすることで、スイッチング方式のDC−DCコンバータと比較して小型化と低コスト化に有利で、また温度特性も良好となる。
(4) ホールIC3としてプログラマブルリニアホールICを用いることで、ホールIC3のレシオメトリック(供給される電圧によって出力が変動すること)を考慮して、ホールIC3への供給電圧が5Vから4.7Vに降圧された分の補正調整を行うことができ、ホールIC3に5V(推奨入力電圧)が供給された場合と同等の特性を実現できる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
磁気検出素子は、ホールIC3に限定されず、例えばMR素子ブリッジを用いたものであってもよい。この場合も、印加磁界に対する出力電圧の特性を調節できることが好ましい。
1 電源、2 レギュレータ、3 ホールIC、4 基板、5 特性調節端子、6 電源端子、7 グランド端子、8 信号端子、9 第1コネクトパッド、10 第2コネクトパッド、C1〜C3 バイパスコンデンサ

Claims (3)

  1. 電源と、推奨入力電圧が前記電源の定格出力電圧と同等の磁気検出素子と、前記電源の出力電圧を降圧して前記磁気検出素子に供給するレギュレータとを備える、磁気センサ。
  2. 前記磁気検出素子は、印加磁界に対する出力電圧の特性を調節可能である、請求項1に記載の磁気センサ。
  3. 前記レギュレータが低ドロップアウトレギュレータである請求項1又は2に記載の磁気センサ。
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JP2017072541A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 日東工業株式会社 計測装置

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