JP2014085234A - 圧力センサー素子、電子機器および移動体 - Google Patents

圧力センサー素子、電子機器および移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】感圧素子を気密封止し高い検出信頼性を有する圧力センサー素子を提供する。
【解決手段】圧力センサー素子100は、基台3と、基台3との間に内部空間sを形成し、圧力を感知する受圧面15に第1金属配線4を有しているダイヤフラム1と、2つの支持部212に挟まれている振動腕211を含み、支持部212が内部空間sの側でダイヤフラム1に接続されていて、振動腕211に配置されている励振電極213が支持部212へ延出している第2金属配線5を有している感圧素子21と、を備え、ダイヤフラム1の第1金属配線4と第2金属配線5とが容量結合している、ことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、検出信頼性の高い圧力センサー素子と、この圧力センサー素子を搭載した電子機器および移動体と、に関する。
従来の圧力センサー素子は、特許文献1に例示されている圧力センサーのように、振動部および振動部の両端にそれぞれ位置する一対の基部を有する圧電振動片本体と、圧電振動片本体の周囲を囲んでいる枠部および該枠部と基部とを連結している連結部を有する圧電振動片層と、圧電振動片層の一方の主面側を覆うダイヤフラムと、圧電振動片層の他方の主面側を覆う基台と、を備えている。また、ダイヤフラムと圧電振動片層の枠部とは第1の金属膜を介して接合され、基台と圧電振動片層の枠部とは第2の金属膜を介して接合されている。このような構成の圧力センサーは、ダイヤフラムおよび基台が、圧電振動片層の枠部を挟むようにして、第1の金属膜および第2の金属膜で接合されることにより、真空等の状態で気密性を保持することが可能な内部空間を備え、この内部空間に圧電振動片本体が収容される形態である。
これにより、ダイヤフラムと圧電振動片層との接合強度、および圧電振動片層と基台との接合強度が確保され且つ内部空間の気密性も確保された、圧力センサーを得ることが可能になった。
特開2011−154010号公報
しかし、従来の技術では、第1の金属膜および第2の金属膜が、圧電振動片本体に形成されている励振電極を圧力センサーの外部側に引き出すための、引き出し配線の一部を兼ねているため、気密性を重視して第1金属膜および第2金属膜を選定することができなかった。そのため、従来の技術は、ダイヤフラムおよび圧電振動片層の振動により、第1金属膜または第2金属膜の部分における気密性が長期的に保てない場合がある、という課題を有していた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例または形態として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る圧力センサー素子は、基台と、前記基台との間に内部空間を形成し、受圧面側に第1金属配線を有しているダイヤフラムと、2つの支持部に挟まれている振動腕を含み、前記支持部が前記内部空間側で前記ダイヤフラムに接続されていて、前記振動腕に配置されている励振電極が前記支持部へ延出している第2金属配線を有している感圧素子と、を備え、前記第1金属配線と前記第2金属配線とが容量結合している、ことを特徴とする。
本適用例の圧力センサー素子によれば、感圧素子は、振動腕が2つの支持部に挟まれた状態で、基台とダイヤフラムとで形成される内部空間に支持されていて、これら支持部が内部空間の側でダイヤフラムと接続している。つまり、ダイヤフラムの受圧面が圧力を受けて変形するとダイヤフラムと接続している支持部の位置も変位し、支持部に挟まれている振動腕は、引っ張り応力等が付与され屈曲する。この場合、内部空間は、振動腕の正確な振動維持のため真空等の気密状態であることが好ましい。そして、ダイヤフラムの受圧面には、第1金属配線が設けられ、振動腕には、振動腕を振動させるための励振電極および励振電極から支持部へ延出している第2金属配線が設けられている。ここで、第1金属配線と第2金属配線とは、ダイヤフラムを介していわゆる容量結合をしている。そのため、内部空間側の第2金属配線と内部空間に対して外部側に位置する第1金属配線とは、内部空間を形成している基台およびダイヤフラム等の接合部分を通ることなく、接続されている。即ち、基台およびダイヤフラム等の接合部は、従来のように引き出し配線の一部を兼ねていないため、気密性を重視して接合することが可能となった。これにより、圧力センサー素子は、振動腕を収容する内部空間の気密性を長期的に維持することができ、圧力センサーとしての長期信頼性の向上が図れる。
[適用例2]上記適用例に記載の圧力センサー素子において、前記ダイヤフラムは、厚肉部と前記厚肉部よりも板厚の小さい薄肉部とを有し、前記内部空間側へ突出している前記厚肉部に前記支持部が接続されている、ことが好ましい。
この構成によれば、ダイヤフラムは、振動腕を挟んでいる支持部がダイヤフラムの厚肉部の位置に接続している構成である。この場合、厚肉部は、受圧面と反対側の面から内部空間へ突出している。これにより、振動腕は、ダイヤフラムの厚肉部以外の面から離反して支持されることになり、受圧面の変形に応じて引っ張り応力等が付与される際に、ダイヤフラムの面等が干渉して屈曲が妨げられるような事態を確実に排除することが可能である。
[適用例3]上記適用例に記載の圧力センサー素子において、前記第1金属配線と前記第2金属配線と、および前記厚肉部とが平面視で重なっている、ことが好ましい。
この構成によれば、第1金属配線は、ダイヤフラムにおける厚肉部の受圧面側に形成されていて、第2金属配線は、励振電極から支持部へ延出し、さらに支持部が接続されている厚肉部にも形成されている。つまり、第1金属配線と第2金属配線とは、厚肉部を挟んだ配置であり、平面視するとそれぞれが互いに重なった状態になっている。この場合、第1金属配線と第2金属配線とは、厚肉部を介し平面視で重なった形態で容量結合することになり、この重なりにより結合による容量を大きくすることが可能である。これにより、圧力センサー素子は、容量結合の増加に伴って振動腕の発振可能な領域を広げることができ、発振調整もやり易くなる。
[適用例4]上記適用例に記載の圧力センサー素子において、前記第1金属配線と前記第2金属配線と、および前記薄肉部とが平面視で重なっている、ことが好ましい。
この構成によれば、第1金属配線は、ダイヤフラムにおける薄肉部の受圧面側に形成されていて、第2金属配線は、励振電極から支持部へ延出し、さらに薄肉部にも形成されている。つまり、第1金属配線と第2金属配線とは、薄肉部を挟んだ配置であり、平面視するとそれぞれが重なった状態になっている。この場合、第1金属配線と第2金属配線とは、薄肉部を介し平面視で重なった形態で容量結合することになり、例えば厚肉部を介して容量結合した場合に比べて近距離の配置となり、結合による容量をより大きくすることが可能である。
[適用例5]上記適用例に記載の圧力センサー素子において、前記第1金属配線と前記第2金属配線とが、前記厚肉部および前記薄肉部と平面視で重なっている、ことが好ましい。
この構成によれば、第1金属配線は、ダイヤフラムにおける厚肉部および薄肉部に対する受圧面側に形成されていて、第2金属配線は、励振電極から支持部へ延出し、さらに厚肉部および厚肉部から連続してつながって薄肉部にまで形成されている。つまり、第1金属配線と第2金属配線とは、厚肉部および薄肉部を挟んだ配置であり、平面視するとそれぞれが重なった状態になっている。この場合、第1金属配線と第2金属配線とは、例えば厚肉部または薄肉部のみを介して容量結合した場合に比べて結合する面積が広くなり、結合による容量をさらに大きくすることが可能である。
[適用例6]上記適用例に記載の圧力センサー素子において、前記第2金属配線は、前記厚肉部と前記薄肉部とが同時に形成された、ことが好ましい。
この構成によれば、第1金属配線は、ダイヤフラムにおける厚肉部および薄肉部に対する受圧面側に形成されている。そして、第2金属配線は、励振電極から支持部へ延出し、さらに厚肉部および薄肉部の同時形成可能な領域に形成されている。このように形成されている第2金属配線は、例えば蒸着加工で形成する場合等において、斜め方向等の1方向からの同時形成即ち1回の加工で、厚肉部が立設する方向に沿う立設面を含む厚肉部および薄肉部へ形成することが可能である。一方、第2金属配線を厚肉部の任意の立設面および当該立設面から連続する薄肉部に形成するには、少なくとも2回以上の加工を経なければならない場合がある。ここで、第1金属配線と第2金属配線とは、厚肉部および薄肉部を挟んだ配置であり、平面視するとそれぞれが重なった状態になっている。この場合、第1金属配線と第2金属配線とは、同時加工で効率良く形成することが可能でありながら、例えば厚肉部または薄肉部のみを介して容量結合した場合に比べて結合する面積を広くすることができ、結合による容量を大きくすることが可能である。
[適用例7]本適用例に係る電子機器は、上記適用例に記載の圧力センサー素子を搭載していることを特徴とする。
本適用例の電子機器によれば、上記適用例の圧力センサー素子を搭載していて、圧力センサー素子は、第1金属配線と第2金属配線とが容量結合していることにより、内部空間を形成する基台とダイヤフラムとの接合部の電気的導通が不要であり、内部空間の気密性を確実に維持することが可能である。このような電子機器は、圧力センサー素子における感圧素子の振動腕を収容する内部空間の気密性を長期に維持でき、機器としての特性および信頼性の向上を図ることが可能である。
[適用例8]本適用例に係る移動体は、上記適用例に記載の圧力センサー素子を搭載していることを特徴とする。
本適用例の移動体によれば、上記適用例の圧力センサー素子を搭載していて、圧力センサー素子は、第1金属配線と第2金属配線とが容量結合していることにより、内部空間を形成する基台とダイヤフラムとの接合部の電気的導通が不要であり、内部空間の気密性を長期に維持することが可能である。移動体は、このような圧力センサー素子により、移動状態や姿勢等の把握が確実にでき、安全で安定した移動をすることが可能である。
(a)本発明の実施形態1に係る圧力センサー素子の構成を示す断面図、(b)圧力センサー素子における容量結合を示す模式図。 圧力センサー素子の構成を分解して示す斜視図。 感圧素子を示す斜視図。 (a)圧力センサー素子への圧力付加を示す断面図、(b)圧力が付加された圧力センサー素子を示す断面図。 本発明の実施形態2に係る圧力センサー素子の構成を示す断面図。 本発明の実施形態3に係る圧力センサー素子の構成を示す断面図。 本発明の実施形態4に係る圧力センサー素子の構成を示す断面図。 (a)圧力センサー素子を搭載しているパーソナルコンピューターを示す斜視図、(b)圧力センサー素子を搭載している携帯電話を示す斜視図、(c)圧力センサー素子を搭載している移動体を示す斜視図。
以下、本発明の圧力センサー素子、並びに圧力センサー素子を搭載している電子機器および移動体について、その好適な構成例を添付図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1(a)は、本発明の実施形態1に係る圧力センサー素子の構成を示す断面図であり、図1(b)は、圧力センサー素子における容量結合を示す模式図である。図1(a)は、圧力センサー素子100が実装基板7にボンディングワイヤー9で実装された状態を示している。また、図2は、圧力センサー素子の構成を分解して示す斜視図である。図3は、感圧素子を示す斜視図である。まず、図1(a)の断面図および図2の斜視図を参照して、圧力センサー素子100の構成を説明する。
圧力センサー素子100は、ダイヤフラム1と、振動層部2と、基台3と、を順に積層して備えている構成である。ダイヤフラム1は、振動層部2の側に設けられている凹部11と、凹部11を形成するためにダイヤフラム1の外周に沿って立設している枠部14と、凹部11と反対側に位置する面でありダイヤフラム1に付加される圧力を感知するための受圧面15と、受圧面15と凹部11とに挟まれ板状をなしている薄肉部13と、薄肉部13から凹部11の側へ立設して2箇所に設けられている厚肉部12と、を有している。さらに、ダイヤフラム1は、厚肉部12の立設する方向と同方向から見た平面視において、四角形状をなして立設している厚肉部12の端面と重なって設けられ、さらに厚肉部12の位置からダイヤフラム1の外周まで延在する形態で受圧面15に設けられている、2つの第1金属配線4を有している。
また、振動層部2は、板状の形態をなしていて、ダイヤフラム1の枠部14と平面視で合同形状である枠部22と、平面視で四角形状の厚肉部12のそれぞれに対向するように設けられている2つの支持部212および支持部212の厚肉部12に対向する面に設けられている第2金属配線5を有する感圧素子21と、感圧素子21の支持部212のそれぞれを挟むように2本ずつ枠部22から伸びて支持部212と枠部22とを連結している連結部23と、を有している。
感圧素子21は、図3に示すように、2本の連結部23を介して枠部22(図2)に連結している2つの支持部212と、2つの支持部212に挟まれている一対の振動腕211と、を有している。振動腕211のそれぞれには、振動腕211を励振させるための励振電極213が配置されている。この励振電極213の構成は、既知であるため、詳細な図示および説明を省略する。そして、感圧素子21は、励振電極213からさらに支持部212の方向へ延出し支持部212のダイヤフラム1側の面に形成されている第2金属配線5を有している。つまり、感圧素子21の支持部212は、内部空間sの側でダイヤフラム1に接続されていると言える。なお、振動腕211は、一対に限定される構成ではなく、1本であっても、3本以上であっても良い。
そして、図1(a)および図2に戻って、基台3は、振動層部2の側に設けられている凹部31と、凹部31を形成するために基台3の外周に沿って立設しダイヤフラム1の枠部14とで振動層部2の枠部22を挟んで積層している枠部32と、を有している。つまり、ダイヤフラム1の凹部11と基台3の凹部31とは内部空間sを形成し、この場合内部空間sがほぼ真空に封止されていて、封止された内部空間sに感圧素子21が収容されている。このような内部空間sに収容されている振動腕211は、そのCI(Crystal Impedance)値を低下させて、周波数の安定性を向上させることができる。
また、圧力センサー素子100は、実装基板7に実装される場合、その一例として、基台3を実装基板7の側に配置し、ダイヤフラム1の第1金属配線4と実装基板7の実装配線8とが金属ワイヤーであるボンディングワイヤー9によって電気的に接続されている構成である。これにより、圧力センサー素子100は、2本のボンディングワイヤー9で実装基板7上に吊られた形態で実装されている。
このような構成の圧力センサー素子100において、感圧素子21を含む振動層部2は、水晶、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム、ホウ酸リチウム、チタン酸バリウム等の圧電性材料で形成されていることが好ましく、ダイヤフラム1および基台3は、石英ガラスや無アルカリガラス等の各種ガラス、水晶等で形成されていることが好ましい。ここで、ダイヤフラム1、振動層部2および基台3が互いに同じ材料で構成されていれば、積層後に線膨張率の違いから生じることのある圧力センサー素子100の不本意な反りや撓み、およびこれらに起因するクラックの発生等を抑制することができる。
そこで、圧力センサー素子100では、これらダイヤフラム1、振動層部2および基台3をそれぞれ一枚の水晶平板から形成している。その形成方法としては、例えば、フォトリソグラフィ技法と、ドライエッチングやウエットエッチング等の各種エッチング技法と、を用いている。そして、ダイヤフラム1と振動層部2との接合、および振動層部2と基台3との接合は、水晶と線膨張率が近いバナジウム系の低融点ガラス(不図示)を用いて、内部空間sを真空に封止できるように真空雰囲気下で行われる。なお、ダイヤフラム1、振動層部2、基台3の接合は、低融点ガラスに替えて、各種接着剤を用いても良い。
また、圧力センサー素子100において、ダイヤフラム1の受圧面15に設けられている第1金属配線4および振動層部2の支持部212に設けられている第2金属配線5は、水晶との密着性が良好なクロム(Cr)を蒸着またはスパッタリングにより成膜し、その上に電気抵抗が低く酸化し難い金(Au)を成膜することにより形成されている。なお、第1金属配線4および第2金属配線5は、銀、銅、アルミニウム、またはこれらを含む合金等の金属材料で形成することもできる。
これら第1金属配線4および第2金属配線5は、図1(b)に示すように、ダイヤフラム1と振動層部2とが接合されると、支持部212に形成されている第2金属配線5は、ダイヤフラム1側の面、即ち厚肉部12における立設している端面と接合した状態になっている。つまり、第2金属配線5は、厚肉部12を挟んで第1金属配線4と平面視で重なっている配置であり、これにより第1金属配線4と第2金属配線5とが容量結合していることになる。そして、感圧素子21の振動腕211は、励振電極213に駆動信号(交番電圧)が印加されると振動するが、この励振電極213には、第1金属配線4と第2金属配線5とが容量結合する厚肉部12の容量結合部cを介して駆動信号が印加される。
即ち、駆動信号の印加経路は、図示していない発振回路から実装基板7の実装配線8を経て、以下順に、実装基板7に接続しているボンディングワイヤー9、ボンディングワイヤー9に接続している受圧面15の第1金属配線4、第1金属配線に容量結合している第2金属配線5、第2金属配線5に接続している励振電極213(図3)、となっている。このような経路で励振電極213へ印加された駆動信号により、振動腕211が振動する。ここで、容量結合におけるインピーダンスは、容量および印加される駆動信号(交番電圧)の周波数に逆比例する。そのため、水晶の振動腕211のように高周波の駆動信号を印加できる場合には、容量結合ではない従来の引き出し配線による駆動信号の印加と比べてもほぼ同様なインピーダンスとすることができる知見が得られていて、振動腕211は、従来とほぼ同様な振動特性を有することができる。なお、図1(b)では、容量結合部cを模式的にコンデンサーの表示形態で表している。以下の図においても、同様に容量結合部cを模式的に表している。
このような圧力センサー素子100は、次のようにして圧力を検知する。図4(a)は、圧力センサー素子への圧力付加を示す断面図、図4(b)は、圧力が付加された圧力センサー素子を示す断面図である。圧力センサー素子100は、図4(a)に示すような圧力がダイヤフラム1の受圧面15に加わると、図4(b)に示すように、ダイヤフラム1の薄肉部13が感圧素子21の側へ撓み、ダイヤフラム1の厚肉部12における第2金属配線5との接合面が拡開する。これに伴い、ダイヤフラム1の厚肉部12と第2金属配線5を介して接続している感圧素子21の支持部212のそれぞれが拡開し、これら支持部212の拡開により振動腕211が長手方向に延びて引っ張りの応力が加えられる。振動腕211に引っ張りの応力が付与されると、振動腕211は、発振周波数が高くなる特性を有しているため、振動腕211の発振周波数の変化量を検知すれば、検知された発振周波数の変化量に基づいて、圧力センサー素子100に付与された圧力の大きさを導き出すことができる。
以上述べたように、圧力センサー素子100は、ダイヤフラム1と振動層部2との接合、および振動層部2と基台3との接合が、従来のように引き出し配線の一部を兼ねた接合ではないため、内部空間sの気密性のみを重視して、例えば低融点ガラスにより接合することが可能となった。これにより、圧力センサー素子100は、振動腕211を含む感圧素子21を収容する内部空間sの気密性を長期間にわたって維持することができ、圧力センサーとしての長期信頼性を向上することができるようになった。
また、圧力センサー素子100は、感圧素子21がダイヤフラム1から内部空間sへ立設している厚肉部12に接続していて、ダイヤフラム1から離反した状態で配置されている。そのため、感圧素子21に引っ張りの応力等が付与される際に、振動腕211とダイヤフラム1が干渉するようなこと等を確実に回避できる。
さらに、圧力センサー素子100は、第1金属配線4と第2金属配線5とが厚肉部12を挟んで平面視で重なった状態になっている。平面視で重なっていることにより、第1金属配線と第2金属配線とは、容量結合における容量を大きくすることができる。これにより、圧力センサー素子100は、振動腕211の発振可能な領域を広げることができ、発振調整もやり易くなる。
(実施形態2)
次に、圧力センサー素子の他の好適な構成例について説明する。図5は、本発明の実施形態2に係る圧力センサー素子の構成を示す断面図である。実施形態2における圧力センサー素子200は、実施形態1における圧力センサー素子100と比べて、容量結合の形態が異なっている。従って、実施形態1と異なっている部分以外は、実施形態1と同符号を用いて説明する。
圧力センサー素子200は、ダイヤフラム1と、振動層部2と、基台3と、を順に積層して備えている。ダイヤフラム1は、受圧面15と、薄肉部13と、凹部11と、枠部14と、厚肉部12と、を有している。また、振動層部2は、枠部22と、感圧素子21と、連結部23と、を有し、基台3は、凹部31と、枠部32と、を有している。
そして、図5に示すように、圧力センサー素子200は、第1金属配線4Aおよび第2金属配線5Aを備えている。第2金属配線5Aは、感圧素子21における支持部212の厚肉部12に対向する面に設けられている支持部配線51と、厚肉部12における支持部配線51に対向する端面から厚肉部12の枠部14に近い側に位置し立設方向に沿う立設面および当該立設面と枠部14との間の凹部11にかけて連続して設けられているダイヤフラム配線52Aと、を有している。これに対し第1金属配線4Aは、ダイヤフラム配線52Aの凹部11に形成されている部分と薄肉部13を挟んで対向して配置され、さらにダイヤフラム1の外周まで延在する形態で受圧面15に設けられている。つまり、第1金属配線4Aは、ダイヤフラム1の薄肉部13および第2金属配線5Aのダイヤフラム配線52Aと平面視で重なっている構成である。
この場合、圧力センサー素子200は、圧力センサー素子100の場合(図1)と同様にボンディングワイヤー9によって実装基板7へ実装される。また、第2金属配線5Aは、蒸着またはスパッタリングにより成膜されるが、2つの厚肉部12の成膜されるべき立設面がそれぞれ反対方向を向いているため、蒸着またはスパッタリングを行う方向を変えて少なくとも2回行うことが望ましい。なお、凹部11に形成されるダイヤフラム配線52Aは、図示のように、厚肉部12から枠部14に至るまで形成されているが、この形態に限定されず、厚肉部12から厚肉部12と枠部14との間の任意の位置まで形成されている形態等であっても良い。
このような圧力センサー素子200は、第1金属配線4Aと第2金属配線5Aとが、薄肉部13において平面視すると、それぞれが重なった状態になっている。つまり、第1金属配線4Aと第2金属配線5Aとは薄肉部13を介し容量結合していて、薄肉部13が容量結合部cである。これにより、実施形態1における圧力センサー素子100のように厚肉部12を介して容量結合した場合に比べると、第1金属配線4Aと第2金属配線5Aとの距離がより近い配置となり、結合による容量をより大きくすることができる。従って、圧力センサー素子200は、振動腕211の発振可能な領域をより広げることができ、発振調整もより容易になる。
(実施形態3)
次に、圧力センサー素子の他の好適な構成例について説明する。図6は、本発明の実施形態3に係る圧力センサー素子の構成を示す断面図である。実施形態3における圧力センサー素子300は、実施形態1または実施形態2における圧力センサー素子100,200と比べて、容量結合の形態が異なっている。従って、他実施形態と異なっている部分以外は、同符号を用いて説明する。
圧力センサー素子300は、ダイヤフラム1と、振動層部2と、基台3と、を順に積層して備えている。ダイヤフラム1は、受圧面15と、薄肉部13と、凹部11と、枠部14と、厚肉部12と、を有している。また、振動層部2は、枠部22と、感圧素子21と、連結部23と、を有し、基台3は、凹部31と、枠部32と、を有している。
そして、図6に示すように、圧力センサー素子300は、第1金属配線4Bおよび第2金属配線5Bを備えている。第2金属配線5Bは、感圧素子21における支持部212の厚肉部12に対向する面に設けられている支持部配線51と、厚肉部12における支持部配線51に対向する端面から厚肉部12の枠部14側の立設面および枠部14と反対側の立設面に設けられ、さらに当該立設面のそれぞれから枠部14方向または枠部14と反対方向の凹部11へ連続して設けられているダイヤフラム配線52Bと、を有している。
これに対し第1金属配線4Bは、ダイヤフラム配線52Bと厚肉部12および薄肉部13を挟んで対向して配置されている形態で、受圧面15に設けられている。つまり、第1金属配線4Bは、ダイヤフラム1の厚肉部12および薄肉部13を介してダイヤフラム配線52Bと平面視で重なっている構成である。この場合、圧力センサー素子300は、圧力センサー素子100の場合(図1)と同様にボンディングワイヤー9によって実装基板7へ実装される。
このような圧力センサー素子300は、第1金属配線4Bと第2金属配線5Bとが、厚肉部12および薄肉部13において平面視すると、それぞれが重なった状態になっている。つまり、第1金属配線4Bと第2金属配線5Bとは薄肉部13および薄肉部13を介し容量結合していて、厚肉部12と薄肉部13とが共に容量結合部cである。これにより、実施形態1における圧力センサー素子100のように厚肉部12のみを介して容量結合した場合や実施形態2における圧力センサー素子200のように薄肉部13のみを介して容量結合した場合に比べると、結合する面積が広くなり、結合による容量をさらに大きくすることができる。従って、圧力センサー素子300は、振動腕211の発振可能な領域をさらに広げることができ、発振調整もより一層容易になる。
(実施形態4)
次に、圧力センサー素子の他の好適な構成例について説明する。図7は、本発明の実施形態4に係る圧力センサー素子の構成を示す断面図である。実施形態4における圧力センサー素子400は、実施形態1、実施形態2、実施形態3における圧力センサー素子100,200,300と比べて、容量結合の形態が異なっている。従って、他実施形態と異なっている部分以外は、同符号を用いて説明する。
圧力センサー素子400は、ダイヤフラム1と、振動層部2と、基台3と、を順に積層して備えている。ダイヤフラム1は、受圧面15と、薄肉部13と、凹部11と、枠部14と、厚肉部12と、を有している。また、振動層部2は、枠部22と、感圧素子21と、連結部23と、を有し、基台3は、凹部31と、枠部32と、を有している。
そして、図7に示すように、圧力センサー素子400は、第1金属配線4Cおよび第2金属配線5Cを備えている。第2金属配線5Cの一方は、感圧素子21における支持部212の厚肉部12に対向する面に設けられている支持部配線51と、厚肉部12における支持部配線51に対向する端面から厚肉部12の枠部14側の立設面および当該立設面と枠部14との間の凹部11にかけて連続して設けられているダイヤフラム配線52Cと、を有している。また、他方の第2金属配線5Cは、感圧素子21における支持部212の厚肉部12に対向する面に設けられている支持部配線51と、厚肉部12における支持部配線51に対向する端面から厚肉部12の枠部14と反対側の立設面および当該立設面から枠部14と反対方向の凹部11にかけて連続して設けられているダイヤフラム配線52Cと、を有している。
これに対し第1金属配線4Cは、ダイヤフラム配線52Cの厚肉部12に形成されている部分と厚肉部12を挟んで対向すると共に、ダイヤフラム配線52Cの凹部11に形成されている部分と薄肉部13を挟んで対向して配置され、さらにダイヤフラム1の外周まで延在する形態で受圧面15に設けられている。第1金属配線4Cは、ダイヤフラム1の厚肉部12および薄肉部13を介してダイヤフラム配線52Cと平面視で重なっている構成である。この場合、薄肉部13の第2金属配線5Cは、厚肉部12と同時に、例えば斜め方向等からの1回の蒸着加工等で形成することができる領域である。
このような圧力センサー素子400は、圧力センサー素子100の場合(図1)と同様にボンディングワイヤー9によって実装基板7へ実装される。そして、第1金属配線4Cと第2金属配線5Cとが、平面視すると、それぞれが重なった状態になっている。これにより、圧力センサー素子400は、第1金属配線4Cと第2金属配線5Cとが1回の蒸着加工等で同時に効率良く形成することができることに加え、容量結合する面積が広くなり、結合による容量を大きくすることができる。
(電子機器)
次に、本発明の圧力センサー素子100,200,300,400のいずれかを搭載した電子機器について説明する。説明では、圧力センサー素子100を例示している。図8(a)は、圧力センサー素子を搭載しているパーソナルコンピューターを示す斜視図、図8(b)は、圧力センサー素子を搭載している携帯電話を示す斜視図である。
図8(a)に示すパーソナルコンピューター500は、キーボード501と、キーボード501を備えた本体部502と、表示ユニット503と、により構成されている。表示ユニット503は、本体部502に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このような構成のパーソナルコンピューター500には、アプリケーションに対応して外圧や操作時の押圧等を検出することや、表示ユニット503の開閉の角度を検知するための圧力センサー素子100が内蔵されていて、圧力センサー素子100が長期にわたってパーソナルコンピューター500の携帯時における振動や衝撃等にも耐えて、圧力検出等の信頼性を維持することができる。
また、図8(b)に示す携帯電話機600は、複数の操作ボタン601と、受話口602と、送話口603と、アンテナ(不図示)とを備えている。操作ボタン601と受話口602との間には、表示部604が配置されている。このような構成の携帯電話機600には、外圧や操作時の押圧等を検出するための圧力センサー素子100が内蔵されていて、高度や気圧変化等が確認できると共に、圧力センサー素子100が携帯電話機600の携帯時の振動や衝撃等にも耐えて、圧力検出等の信頼性を維持することができる。
(移動体)
そして、図8(c)は、圧力センサー素子を搭載している移動体を示す斜視図である。図8(c)に示す移動体700は、例えば自動車等が該当する。この場合、自動車である移動体700は、圧力センサー素子100を備え、加速度や傾斜等を検出できるように構成されている。移動体700において、圧力センサー素子100は、車体701に搭載されている電子制御ユニット(ECU:electronic control unit)703に内蔵されている。電子制御ユニット703は、圧力センサー素子100が車体701の加速度や傾斜等を検出することにより、移動状態や姿勢等を把握し、タイヤ702等の制御を的確に行うことができる。これにより、移動体700は、安全で安定した移動をすることができる。なお、圧力センサー素子100は、移動体700に備えられているナビゲーションシステム等に搭載されていても良い。
以上説明した圧力センサー素子、電子機器および移動体は、各実施形態における形態に限定されるものではなく、次に挙げる変形例のような形態であっても、実施形態と同様な効果が得られる。
(変形例1)圧力センサー素子100,200,300,400において、感圧素子21は、枠部22および連結部23と共に振動層部2を形成している状態で厚肉部12に接合しているが、感圧素子21の部分のみを単独で厚肉部12に接合した構成であっても良い。こうすれば、圧力センサー素子100,200,300,400の組み立てにおける位置合わせ等が難しくなるが、ダイヤフラム1と基台3とを直接接合でき、内部空間sの気密性を維持した接合がより容易になる。
(変形例2)圧力センサー素子100,200,300,400は、ダイヤフラム1に設けられている厚肉部12が感圧素子21の支持部212と接続しているが、この厚肉部12は、感圧素子21の支持部212の側に設けられている構成であっても良い。
(変形例3)圧力センサー素子100,200,300,400は、既述したパーソナルコンピューター500、携帯電話機600、および移動体700に搭載される以外に、その機能に応じて、例えば、ディジタルスチルカメラ、インクジェット式吐出装置、テレビ、ビデオカメラ、ビデオレコーダ、カーナビゲーション装置、電子手帳、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワークステーション、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器・計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター等にも搭載可能である。
1…ダイヤフラム、2…振動層部,3…基台、4,4A,4B,4C…第1金属配線、5,5A,5B,5C…第2金属配線、11…凹部、12…厚肉部、13…薄肉部、15…受圧面、21…感圧素子、51…支持部配線、52A,52B,52C…ダイヤフラム配線、100…圧力センサー素子、200…圧力センサー素子、211…振動腕、212…支持部、213…励振電極、300…圧力センサー素子、400…圧力センサー素子、s…内部空間、c…容量結合部。

Claims (8)

  1. 基台と、
    前記基台との間に内部空間を形成し、受圧面側に第1金属配線を有しているダイヤフラムと、
    2つの支持部に挟まれている振動腕を含み、前記支持部が前記内部空間側で前記ダイヤフラムに接続されていて、前記振動腕に配置されている励振電極が前記支持部へ延出している第2金属配線を有している感圧素子と、を備え、
    前記第1金属配線と前記第2金属配線とが容量結合している、ことを特徴とする圧力センサー素子。
  2. 前記ダイヤフラムは、厚肉部と前記厚肉部よりも板厚の小さい薄肉部とを有し、前記内部空間側へ突出している前記厚肉部に前記支持部が接続されている、ことを特徴とする請求項1に記載の圧力センサー素子。
  3. 前記第1金属配線と前記第2金属配線と、および前記厚肉部とが平面視で重なっている、ことを特徴とする請求項2に記載の圧力センサー素子。
  4. 前記第1金属配線と前記第2金属配線と、および前記薄肉部とが平面視で重なっている、ことを特徴とする請求項2に記載の圧力センサー素子。
  5. 前記第1金属配線と前記第2金属配線とが、前記厚肉部および前記薄肉部と平面視で重なっている、ことを特徴とする請求項2に記載の圧力センサー素子。
  6. 前記第2金属配線は、前記厚肉部と前記薄肉部とが同時に形成された、ことを特徴とする請求項4または5に記載の圧力センサー素子。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の圧力センサー素子を搭載していることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の圧力センサー素子を搭載していることを特徴とする移動体。
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