JP2014085170A - レゾルバ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングにステータを接着剤または充填剤を用いて固定するレゾルバの構造において、経年変化による固定状態の悪化が抑えられる技術を提供する。
【解決手段】ステータコア202とハウジング201との間には、ステータ溝部により構成される空隙部が形成され、この空隙部に臨むハウジング201の内側には、凸部213が設けられ、空隙部に臨むステータコア201とインシュレータ204との境目には、係合部となる段差部204aが形成され、空隙部に接着剤216が充填されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、ハウジングにステータを固定する構造に特徴のあるレゾルバに関する。
レゾルバのステータをハウジングに固定する構造として、接着剤を用いる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−178603号公報
接着剤を用いた固定構造は、経年劣化により接着力が低下し、ハウジングに対するステータの緩み、更にはステータがハウジングから脱落する可能性が生じる。このような背景において、本発明は、ハウジングにステータを接着剤または充填剤を用いて固定するレゾルバの構造において、経年変化による固定状態の悪化が抑えられる技術の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、励磁巻線と検出巻線を巻回したステータと、前記ステータの内側に配置したロータと、前記ステータの外側に配置されたハウジングとを備え、前記ステータと前記ハウジングとの間には、空隙部が形成され、前記空隙部に臨む前記ハウジングの内側には、凸部が設けられ、前記空隙部に臨む前記ステータの外側には、係合部が形成され、前記空隙部に接着剤または充填剤が充填されていることを特徴とするレゾルバである。
請求項1に記載の発明によれば、硬化した接着剤または充填剤がハウジング側の凸部に形状的に係合すると共に、ステータ側の係合部にも係合する。このため、ハウジングにステータを接着剤または充填剤を用いて固定する構造において、経年変化による固定状態の悪化が抑えられる。ここで、ステータは、ステータコア、およびステータコアに装着された部材(例えば、インシュレータ)により構成される部分をいう。なお、接着剤または充填剤としては、硬化した状態でその形状を維持する強度が得られる性質のものを利用する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ステータは、ステータコア、該ステータコアに装着されたインシュレータを備え、前記係合部は、前記ステータコアと前記インシュレータとの間に形成された段差構造であることを特徴とする。請求項2に記載の発明によれば、ステータのハウジングに対する軸方向の移動が、硬化した接着剤または充填剤が段差構造に引っ掛かることで規制される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載において、前記ハウジングの内側には、前記ステータを軸方向で支える受け面が設けられ、前記ステータの前記ハウジングに対する軸方向の一方の方向への移動が前記受け面によって規制され、前記ステータの前記ハウジングに対する軸方向の他方の方向への移動が前記係合部によって規制されていることを特徴とする。請求項3に記載の発明によれば、軸方向において、ハウジングに対するステータの移動が規制される。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、前記係合部は、前記空隙部に臨む前記ステータの外側に設けられた傾斜部、段差部、凹部および凸部の少なくとも一つであることを特徴とする。この態様によれば、傾斜部、段差部、凹部および凸部の少なくとも一つで構成された係合構造が空隙部の接着剤または充填剤と構造的に係合し、仮に接着効果が得られなくてもステータが接着剤または充填剤と形状的に結合された状態が得られる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記ハウジングは、アルミダイキャストで形成されていることを特徴とする。請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記ハウジングは、樹脂で形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングにステータを接着剤または充填剤を用いて固定するレゾルバの構造において、経年変化による固定状態の悪化が抑えられる技術が提供される。
実施形態の斜視図である。 実施形態の斜視分解図である。 実施形態の斜視分解図である。 実施形態の斜視図である。 実施形態の一部を拡大した斜視断面図である。 実施形態の一部を拡大した斜視断面図である。
1.第1の実施形態
(構造)
図1には、実施形態のレゾルバ100が示されている。図2には、レゾルバ100を軸方向で分解した分解斜視図が示されている。レゾルバ100は、VR型レゾルバであり、略円筒形状のステータ200と、その内側に回転自在な状態で配置されたロータコア300を有している。
ステータ200は、アルミダイキャスト製で略円筒形状のハウジング201を有している。ハウジング201の内側には、略円環状のステータコア202が取り付けられている。ハウジング201の内側には、軸方向におけるステータコア202の一方の端面の縁の部分を支えるステータコア受け面212が設けられており、ステータコア202は、このステータコア受け面212に軸方向において接触している。
ステータコア202は、略環状を有する複数の板状の磁性部材(例えば、電磁鋼板)を軸方向で複数重ねた構造を有している。ステータコア202は、軸中心の方向に向かって延在した複数の突極203を有している。なお、ここで、軸というのは、ロータコア300の回転軸のことである。突極203は、ステータ側の磁極となる部分であり、周方向に沿って複数が配置されている。突極203には、図1および図2では図示されていないステータ巻線が巻かれている。ステータ巻線には、励磁巻線と出力巻線(sin相検出巻線とcos相検出巻線)が含まれる。ステータ巻線の構成は、通常のレゾルバと同じであるので、詳しい説明は省略する。
ステータコア202には、軸方向の前後から樹脂製のインシュレータ204,205が装着されている。インシュレータ204,205により、突極203の軸中心の方向に延在する延在部の露出部分が絶縁され、この部分にステータ巻線が巻回されている。図示しないステータ巻線からは、引き出し線207が引き出され、この引き出し線207は、インシュレータ205に埋め込まれた端子ピン206に接続されている。
ステータコア202には、ステータ溝部202aが形成されている。ステータ溝部202aは、軸方向から見て、略矩形に切りかかれた形状を有し、その断面形状が軸方向に延在した溝状の構造を有している。この例において、ステータ溝部202aは、ステータコア202外周の軸方向から見た等角な7箇所に形成されている。なお、ステータ溝部202aの数は、例示する数に限定されない。
ロータコア300は、軸方向から見て、外周に複数の凸部(この例では、5箇所)を有した略円環状を有している。ロータコア300は、複数の板状の磁性部材(例えば、電磁鋼板)を軸方向で複数重ねた構造を有している。ロータコア300の内側には、図示省略した円筒形状のロータ部材が固定され、このロータ部材の中心に図示省略した軸部材(回転シャフト)が固定されている。この回転シャフトが図示省略した軸受けにより、ハウジング201に対して、回転自在な状態で保持されることで、ステータ200に対してロータコア300が回転可能な構造が得られている。
以下、ハウジング201にステータコア202を固定する構造について説明する。図3には、ハウジング201にステータコア202を取り付ける前の段階が示されている。図4には、ハウジング201にステータコア202を取り付けた段階が示されている。図5には、図4の状態において、インシュレータ204,205、コイル217を取り付けた状態が示されている。
ハウジング201の内側には、軸中心の方向に突出した凸部213が設けられている。凸部213は、ハウジング201を鋳造により一体成形する際にハウジング201と共に一体に形成されている。ステータコア受け面213を構成する環状の部分には、凸部213を形成する際に必要な鋳造型を抜くための孔部214が設けられている。
図5に示されるように、上側のインシュレータ205は、環状の壁部205bを有している。また、下側のインシュレータ204をステータコア202に取り付けた状態において、ステータ溝部202aの部分で、インシュレータ204の内側の縁の部分の上部が露出し、段差部204aが形成される。また、インシュレータ205の側にも同様に、段差部205aが形成される。すなわち、上側のインシュレータ205をステータコア202に取り付けた状態において、ステータ溝部202aの部分で、インシュレータ205の内側の縁の部分の下部が露出し、段差部205aが形成される構造を有している。
また、図5に示す状態において、ステータ溝部202aによってハウジング201とステータコア202との間に空隙が形成される。また、ステータコア202の上方においてもハウジング201と環状の壁部205bとの間の空隙が形成される。ここで、ステータ溝部202aによって構成されるハウジング201とステータコア202との間の空隙に接着剤216が充填されることで、図6に示す状態が得られる。なお、接着剤216は、ステータ溝部202a上方におけるハウジング201と環状の壁部205bとの間の空隙にも充填されている。
ステータコア202は、硬化した接着剤216により、ハウジング201に固定されていると共に、構造的にハウジング201とステータコア202側に固定されている。すなわち、硬化した接着剤216は、凸部213によってハウジング201と係合し(後述では、この係合する具合をアンカー効果とも言う)、且つ、段差部204aと205aと軸方向において係合している。このため、硬化した接着剤216が形状的にハウジング201に対して軸方向において引っ掛かって係合し、且つ、ステータコア202とインシュレータ204,205とで構成されるステータ部材にも軸方向において引っかかって係合する。つまり、接着剤216の接着力に加えて、硬化した接着剤216がハウジング201に軸方向で引っ掛かり、且つ、ステータコア202とインシュレータ204,205とで構成されるステータ部材に軸方向で引っ掛かる構造が得られている。
なお、図5,6には、励磁巻線または出力巻線(sin相検出巻線またはcos相検出巻線)を構成するコイル217が示されている。
(組み立て方法)
以下、ハウジング201へのステータコア202の取り付けを行う作業の手順の一例を説明する。まず、図3の状態において、軸方向でのステータコア201のステータ溝部221と凸部213との位置を合わせ、その状態から、ハウジング201に対してステータコア202を軸方向に相対的に押し込み、ステータコア202の軸方向端部の縁をステータコア受け面212に接触させる。この状態が図4に示されている。図4の状態において、ステータコア202内側のステータ溝部202aに臨む部分にハウジング201側の凸部213が位置している。
次に、ステータコア202の軸方向の前後から、インシュレータ204,205を装着する。更に、インシュレータ204,205によって絶縁された突極203にステータコイルを巻回する。こうして、図5に示す状態を得る。
図5に示す状態を得たら、ステータ溝部202aに接着剤を充填する。この際、ステータ溝部202aの上部におけるハウジング201と環状の壁部205bとの間の隙間にも接着剤を充填する。こうして、図6に示す接着剤216の状態を得る。この際、接着剤216は、孔部214にも侵入する。そして、接着剤216が硬化することで、ステータ202、インシュレータ204,205、およびハウジング201が相互に接着される。
ここで、硬化した接着剤216は、自身の接着力に加えて、凸部213のアンカー効果によってハウジング201に対しての移動が阻害されるように構造的に固定される。また、硬化した接着剤216が、軸方向において段差部204a,205aに引っ掛かった状態で係合している。
なお、ここでは、ハウジング201とステータコア202を先に組み立てたが、ステータコア202に、軸方向の前後からインシュレータ204,205を装着し、更にインシュレータ204,205によって絶縁された突極203にステータコイルを巻回することで組立体を得、この組立体をハウジング201に取り付けても良い。
(優位性)
以上述べたように、ステータコア202とハウジング201との間には、ステータ溝部202aにより構成される空隙部が形成され、この空隙部に臨むハウジング201の内側には、凸部213が設けられ、この空隙部に臨むステータコア201とインシュレータ204との境目には、係合部となる段差部204aが形成され、更に空隙部に臨むステータコア201とインシュレータ205との境目には、係合部となる段差部205aが形成されている。そして、上記の空隙部には、接着剤が充填されている。
この構造によれば、凸部213の周囲が硬化した接着剤216によって覆われ、硬化した接着剤216に凸部213が埋没するので、ハウジング201に対する接着剤216の固着力を高くできる。また、軸方向において、硬化した接着剤216が段差部204aおよび205aに接触するので、インシュレータ204,205およびステータコア202のハウジング201に対する軸方向における固定構造をより強固なものとできる。
本実施形態におけるハウジング201とステータコア202との結合の構造によれば、図6の状態において、仮に接着剤216の接着力が弱くなっても、図6の状態からステータコア202を上の方向に引き上げようとしても、段差部204aが硬化した接着剤216に接触して引っ掛かり、また同時に凸部213のアンカー効果でハウジング201に対して硬化した接着剤216が軸方向に移動できないので、インシュレータ204およびそれと一体化したステータコア202を、ハウジング201に対して図の上の方向に動かし難い構造とできる。
つまり、接着剤の接着力だけではなく、硬化した接着剤216により、物理的にステータコア202がハウジング201に固定される構造が得られる。このため、経年変化により、接着剤216の接着力が低下しても、ハウジング201にステータ202を固定した状態からの緩みや脱落が抑えられる。なお、図6の状態からのステータコア201の下方向への脱落は、ステータコア202がステータコア受け面212に接触している構造により防止されている。
また、孔部214に接着剤216が入り込むことで、ハウジング201と接着剤216との軸回り方向における結合強度が高められている。
2.第2の実施形態
第1の実施形態において、環状の壁部205bを図5の上方に行くほど軸中心側に傾斜する構造、すなわち、環状の壁部205bの形状を、図5の上方に向かってハウジング201の内壁との間の距離が徐々に大きくなる傾斜部を有する形状にしてもよい。この場合、環状の壁部205bの上記傾斜部の部分に硬化した接着剤216を接触させる。この構造によれば、図6の状態から、ステータコア202をハウジング201に対して上方に引き上げようとしても、当該傾斜部に硬化した接着剤216が引っ掛かり、ステータコア202の上方への引き抜けが防止される。なお、傾斜部ではなく、環状の壁部205bの外側に段差部を設けることで、同様の効果を得ることも可能である。また、ハウジング201の内壁から離れる方向に窪んだ凹部を環状の壁部205bの外側に設け、この部分に接着剤216が入り込むような構造とすることで、同様の効果を得ることも可能である。また、環状の壁部205bの外側に凸部や凹凸部を設けることで同様の効果を得ることも可能である。また、これらの構造を複数組み合わせることも可能である。
3.第3の実施形態
ステータ溝部202aにおいて、ステータコア202の一部に凹部を設け、そこに接着剤が充填される構造としてもよい。この構造によれば、接着剤216によるステータ202のアンカー効果が得られ、ステータ202の固定をより安定したものとできる。この構造を具体化する例としては、ステータコア202を構成する複数の板状の部材の中程の位置における当該板状の部材のステータ溝部202aに臨む部分に切り欠き構造を形成し、ステータコア202として組み上げた状態で、この切り欠き構造の部分が凹部になるようにする例を挙げることができる。なお、この構造を本明細書中で開示する他の構造に組み合わせて利用することもできる。
4.第4の実施形態
ステータ溝部202aにおいて、ステータコア202の一部に凸部を設け、この凸部が、接着剤が充填される隙間に突出する構造としてもよい。この構造を具体化する例としては、ステータコア202を構成する複数の板状の部材の中程の位置における当該板状の部材のステータ溝部202aに臨む部分を軸中心から離れる方向に突出させた形状とし、ステータコア202として組み上げた状態で、この突出部分が凸部になるようにする例を挙げることができる。なお、この構造を本明細書中で開示する他の構造に組み合わせて利用することもできる。
例えば、第3の実施形態と第4の実施形態を組み合わせることで、ステータコア202のステータ溝部202aに臨む部分に軸方向に沿った凹凸構造を形成することも可能である。この構造によれば、ステータコア202側の凹凸構造が接着剤216に噛み合い、ステータコア216と接着剤216とのより強固な係合構造が得られる。
5.第5の実施形態
第1〜第4の実施形態のいずれか一つにおいて、接着剤216の代わりに接着力が弱い(あるいは接着力を発揮しない)充填剤を用いることができる。充填剤としては、隙間への充填を目的とした樹脂系のものを挙げることができる。この場合、符号216の部分が硬化した充填剤(以下、充填剤216と記載する)に置き換わる。
例えば、本実施形態を第1の実施形態に適用した場合、充填剤216は接着剤でないので、接着力は期待できないが、第1の実施形態で説明した段差部204aの部分が、硬化した充填剤216に引っ掛かるので、インシュレータ205の上方への引き抜き、およびインシュレータ205と一体となったステータコア202の上方への移動が防止される。
また例えば、本実施形態を第2の実施形態に適用した場合、第2の実施形態で説明した環状の壁部205bの傾斜部に硬化した充填剤216に引っ掛かるので、インシュレータ205の上方への引き抜き、およびインシュレータ205と一体となったステータコア202の上方への移動が防止される。
また例えば、本実施形態を第3の実施形態に適用した場合、第3の実施形態で説明したステータ溝部202aの部分のステータコア202に設けられた凹部に充填剤216が充填され、そのアンカー効果により、ステータコア202の上方への移動が防止される。
また例えば、本実施形態を第4の実施形態に適用した場合、第4の実施形態で説明したステータ溝部202aの部分のステータコア202に設けられた凸部が充填剤216中に突出し、そのアンカー効果により、ステータコア202の上方への移動が防止される。
(その他)
ハウジング201を樹脂のモールド成型品で構成してもよい。また、凸部213をハウジング201の内壁面に形成された凹部や孔部に変更した係合部とすることも可能である。この場合、ステータ溝部202aに臨むハウジング201の内壁面に形成された凹部や孔部に接着剤216が入り込むことでアンカー効果が生じる。本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
本発明は、レゾルバに利用することができる。
100…レゾルバ、200…ステータ、201…ハウジング、202…ステータコア、202a…ステータ溝部、203…突極、204…インシュレータ、204a…段差部、205…インシュレータ、205a…段差部、205b…環状の壁部、206…端子ピン、207…引き出し線、211…環状凸部、212…ステータコア受け面、213…凸部、214…孔部、216…接着剤(または充填剤)、217…コイル。


Claims (6)

  1. 励磁巻線と検出巻線を巻回したステータと、
    前記ステータの内側に配置したロータと、
    前記ステータの外側に配置されたハウジングと、
    を備え、
    前記ステータと前記ハウジングとの間には、空隙部が形成され、
    前記空隙部に臨む前記ハウジングの内側には、凸部が設けられ、
    前記空隙部に臨む前記ステータの外側には、係合部が形成され、
    前記空隙部に接着剤または充填剤が充填されていることを特徴とするレゾルバ。
  2. 前記ステータは、ステータコア、該ステータコアに装着されたインシュレータを備え、
    前記係合部は、前記ステータコアと前記インシュレータとの間に形成された段差構造であることを特徴とする請求項1に記載のレゾルバ。
  3. 前記ハウジングの内側には、前記ステータを軸方向で支える受け面が設けられ、
    前記ステータの前記ハウジングに対する軸方向の一方の方向への移動が前記受け面によって規制され、
    前記ステータの前記ハウジングに対する軸方向の他方の方向への移動が前記係合部によって規制されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレゾルバ。
  4. 前記係合部は、前記空隙部に臨む前記ステータの外側に設けられた傾斜部、段差部、凹部および凸部の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレゾルバ。
  5. 前記ハウジングは、アルミダイキャストで形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレゾルバ。
  6. 前記ハウジングは、樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレゾルバ。

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