JP2014085060A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体筐体の前面の間口における結露に係る所定条件を正確に検出することができ、間口における結露の発生を確実に防止することが可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫1は圧縮機31、コンデンサ(凝縮器)32、蒸発器38及び本体筐体2の間口2Fにおける結露の発生を防止するための結露防止パイプ34を構成要素として含む冷凍サイクル30と、間口2Fにおける結露の発生を検出する結露検出部14とを備えるとともに、結露検出部14が検出する結露に係る所定条件に基づいて結露防止パイプ34に冷媒を流通させる。冷蔵庫1は結露検出部14を間口2Fに配置している。
【選択図】図5

Description

本発明は冷蔵庫に関する。
冷蔵庫の冷凍サイクルにおいて、圧縮機から吐出される高圧高温の冷媒は凝縮器、減圧器(キャピラリーチューブ等)を経て放熱、減圧されて蒸発器へと送り込まれる。冷媒は蒸発器で蒸発して周囲の空気から熱を奪うことで庫内を冷却する。
ここで、冷蔵庫では、庫内と外気との温度差により、例えば前面扉を開放した間口部分において結露が発生し易いことが懸念されていた。そこで、冷蔵庫の筐体前面の間口における結露の発生を防止した冷蔵庫が提案され、その従来技術が特許文献1及び2に開示されている。
特許文献1及び2に記載された従来の冷蔵庫は冷凍サイクルにおける凝縮器の一部を利用した結露防止パイプや結露防止ヒータを筐体前面の間口に配置している。これらの冷蔵庫は結露防止パイプや結露防止ヒータが間口で放熱、発熱し、間口における結露の発生を防止している。
特開平10−332249号公報 特開2009−275964号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫は外気の湿度を計測する外気湿度センサを冷蔵庫の筐体上面に配置している。ここで、結露は相対湿度と露点とにより発生するか否かが決定される。したがって、上記従来の冷蔵庫は実際に結露が発生する間口部分の結露に係る所定条件を検出することができないので、間口における結露の発生を防止することが困難になる可能性があるといった課題があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、本体筐体の前面の開口部である間口における結露に係る所定条件を正確に検出することができ、間口における結露の発生を確実に防止することが可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、圧縮機、凝縮器、蒸発器及び本体筐体の前面の間口における結露の発生を防止するための結露防止パイプを構成要素として含む冷凍サイクルと、前記間口における結露の発生を検出する結露検出部とを備えるとともに、前記結露検出部が検出する結露に係る所定条件に基づいて前記結露防止パイプに冷媒を流通させる冷蔵庫において、前記結露検出部を前記間口に配置したことを特徴としている。
この構成によれば、冷蔵庫は結露検出部が本体筐体の前面の開口部である間口における結露に係る所定条件を検出する。そして、冷蔵庫は結露検出部が検出する間口における例えば結露が発生した状態、或いは結露発生に近い状態に基づいて結露防止パイプに冷媒を流通させる。したがって、冷媒が結露防止パイプにおいて放熱して、間口における結露の発生を抑制する。
また、ここで述べた結露検出部が検出する結露に係る「所定条件」は冷蔵庫の外気の予め設定した任意の環境条件を意味する。結露検出部は、例えば湿度センサや結露センサ、乾湿計などを利用して構成される。「所定条件」はこれらのセンサ類が出力する結露が発生した状態、或いは結露発生に近い状態を意味する。
また、上記構成の冷蔵庫において、外気温を検出する第1温度センサを備え、前記結露検出部が前記間口の温度を検出する第2温度センサからなり、前記第1温度センサから得られる温度を乾球温度とし、前記第2温度センサから得られる温度を湿球温度とし、前記乾球温度と前記湿球温度とを用いて演算することにより前記間口における結露の発生を検出することを特徴としている。
この構成によれば、冷蔵庫は温度センサのみを用いて、本体筐体の間口における結露を検出する。このため、例えば塵埃や油などの影響を受け易い台所において、本体筐体の間口における結露に係る所定条件の検出が安定する。したがって、本体筐体の間口の結露が発生し易い箇所において効果的に結露の発生が抑制される。
また、上記構成の冷蔵庫において、前記本体筐体が冷蔵室及び冷凍室を含む複数の貯蔵室を備え、前記結露検出部を前記冷凍室に隣接させて設けたことを特徴としている。
冷蔵庫が冷蔵室及び冷凍室を含む複数の貯蔵室を備える場合、特に冷凍室の近傍で結露が発生し易いことが分かっている。この構成によれば、冷蔵庫は本体筐体の間口の冷凍室の近傍における結露に係る所定条件を検出する。したがって、本体筐体の間口の結露が発生し易い箇所において効果的に結露の発生が抑制される。
また、上記構成の冷蔵庫において、前記本体筐体が前記複数の貯蔵室の間に設けた仕切り部を備え、前記結露検出部を前記仕切り部の前面に設けたことを特徴としている。
この構成によれば、結露検出部を本体筐体の間口に配置し易くなるとともに、結露検出部が複数の貯蔵室の隙間に配置される。したがって、結露後の処置がし難い箇所である複数の貯蔵室の隙間において結露の発生が抑制される。
また、上記構成の冷蔵庫において、前記結露検出部を前記本体筐体の前面側に開口を有する検出部ケースの内部に収容したことを特徴としている。この構成によれば、結露検出部を本体筐体の間口に一層配置し易くなる。
本発明の構成によれば、本体筐体の前面の開口部である間口における結露に係る所定条件を正確に検出することができ、間口における結露の発生を確実に防止することが可能な冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫の垂直断面側面図である。 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷凍サイクルの概略斜視図である。 本発明の実施形態の冷蔵庫の間口の垂直断面正面図である。 本発明の実施形態の冷蔵庫の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の冷蔵庫の仕切り部の結露検出部周辺の垂直断面部分側面図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図5に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態の冷蔵庫について、図1〜図4を用いてその構造と動作の概略を説明する。図1は冷蔵庫の垂直断面側面図、図2は冷蔵庫の冷凍サイクルの概略斜視図、図3は冷蔵庫の間口の垂直断面正面図である、図4は冷蔵庫の構成を示すブロック図。なお、図1における左方が冷蔵庫の前面側であり、右方が冷蔵庫の背面側である。
冷蔵庫1は、図1に示すように断熱構造の本体筐体2を備える。本体筐体2はその内部に食品等の貯蔵室として上方から順に冷蔵室3、上側冷凍室4、下側冷凍室5及び野菜室6を備える。冷蔵室3と上側冷凍室4との間は仕切り部7によって仕切られ、上側冷凍室4と下側冷凍室5との間は仕切り部8によって仕切られ、下側冷凍室5と野菜室6との間は仕切り部9によって仕切られる。なお、上側冷凍室4は、図3に示すように左右に2分割されている。
冷蔵室3の前面の開口部3aは断熱構造の回動式の扉3bによって開閉される。上側冷凍室4の前面の開口部4aは断熱構造の引き出し式の扉4bによって開閉される。下側冷凍室5の前面の開口部5aは断熱構造の引き出し式の扉5bによって開閉される。野菜室6の前面の開口部6aは断熱構造の引き出し式の扉6bによって開閉される。なお、扉4b、扉5b及び扉6bの背面側には上面を開口した略箱形状をなし、樹脂成型により形成された収納ケース(図示せず)が取り付けられる。
扉4bと上側冷凍室4内部の側壁との間、扉5bと下側冷凍室5内部の側壁との間、及び扉6bと野菜室6内部の側壁との間には前後方向に延びて摺動する案内部(図示せず)が各々設けられている。これにより、扉4b及びその収納ケースと、扉5b及びその収納ケースと、扉6b及びその収納ケースとはそれぞれ一体的に各開口部を通して前後にスムーズにスライドさせて出し入れすることができる。
本体筐体2の背面下部には機械室10が形成される。機械室10には、図2に示す冷凍サイクル30の構成要素である圧縮機31、補助凝縮器33及びドライヤ36が配置される。また、機械室10には蒸発皿11及び凝縮器ファン12(図4参照)が配置される。
冷凍サイクル30は、図2に示すように圧縮機31、コンデンサ(凝縮器)32、補助凝縮器33、結露防止パイプ34、切替弁35、ドライヤ36、キャピラリーチューブ37、蒸発器(冷却器)38及びサクションパイプ39を構成要素として含む。なお、図2の配管に近接して描画した矢印が冷媒の流通方向を示す。
圧縮機31は前述のように機械室10に配置され、冷蔵庫1の各貯蔵室内を冷却するための冷媒を圧縮する。
コンデンサ(凝縮器)32は高温の冷媒を凝縮させる機能を有する。コンデンサ32は本体筐体2の背面、上面、右側面、左側面といった放熱、凝縮し易い箇所に設けられる。コンデンサ32は本体筐体2の背面でバックコンデンサ32Bとなり、左右の側面でサイドコンデンサ32L、22Rとなる。
コンデンサ32の途中であって機械室10には補助凝縮器33が配置される。補助凝縮器33は所定の間隔を設けて並置された複数の平面視矩形をなす放熱板(図示せず)を備える。補助凝縮器33は複数の放熱板の通風方向が凝縮器ファン12が発生させる気流の流通方向と一致するように設けられる。
結露防止パイプ34は三方弁からなる切替弁35を介してコンデンサ32の途中から分岐する。結露防止パイプ34は本体筐体2の要所の結露を防止するためのものであって、ここでは本体筐体2の前面の各開口部に相当する間口2F(図1参照)の結露を防止するために設けられる。すなわち、結露防止パイプ34は、図2及び図3に示すように冷蔵庫1の間口部分、特にその間口2F部分の下側であって上側冷凍室4の開口部4a及び下側冷凍室5の開口部5aの周囲に配置される。切替弁35から分岐するコンデンサ32の他方はバイパスコンデンサ32Pとなる。
なお、冷蔵庫1は冷蔵庫1の外部周囲の外気温を検出する外気温センサ13を備える(図4参照)。また、冷蔵庫1は間口2F部分の結露を検出する結露検出部14を間口2F周辺に備える(図3及び図4参照)。結露検出部14及びその取り付け箇所周辺の詳細な構成については後述する。
ドライヤ36は冷媒に含まれる水分の凍結の発生を防止するため、冷媒から水分を除去する。キャピラリーチューブ37は毛細管で構成され、圧力差を利用して冷媒を急激に膨張、減圧させる。
蒸発器(冷却器)38は、図1に示すように冷蔵庫1の庫内に配置される。キャピラリーチューブ37から送られてきた冷媒が蒸発器38から熱を奪い、さらに蒸発器38がその周囲の空気から熱を奪うことにより庫内を冷却する。蒸発器38はサクションパイプ39を介して圧縮機31と接続される。
本体筐体2の庫内の後部、すなわち冷蔵室3、上側冷凍室4及び下側冷凍室5の奥側の壁部の前面側には、庫内を上下に貫通するダクト15が形設される。蒸発器38はダクト15の中に配置される。ダクト15は循環気流吸込口と循環気流吹出口とを有する(ともに不図示)。また、ダクト15の内部にはダクト15の内部及び庫内に対して循環気流を発生させるための庫内ファン16が配置される。
庫内の蒸発器38の近傍には蒸発器温度検出部17が設けられる(図1では不図示、図4参照)。蒸発器温度検出部17は蒸発器38の着霜とその解消に係る温度を検出する。蒸発器38の下方には除霜手段である蒸発器ヒータ18が配置される。蒸発器ヒータ18はガラス管ヒータ等で構成され、蒸発器38の表面に付着した霜を熱により溶融して除去する。蒸発器ヒータ18の下方であって機械室10には除霜水を受ける蒸発皿11が設けられる。蒸発皿11に貯留される除霜水は圧縮機1やコンデンサ32が発生する熱を受けて蒸発され、凝縮器ファン12が発生する気流の一部を受けてその蒸発が助長される。
冷蔵庫1はその全体の動作制御を行うために、本体筐体2に図4に示す制御部40を収容している。制御部40は図示しない演算部や記憶部等を備え、記憶部等に記憶、入力されたプログラム、データに基づき圧縮機31や庫内ファン16、凝縮器ファン12などを制御し、庫内温度が予め設定された目標値に達するように冷凍サイクル30を運転させる。この運転にあたって、制御部40は外気温センサ13から得られる冷蔵庫1の外部周囲の温度情報に基づいて関連する構成要素を制御し、好適な運転を実現する。さらに、制御部40は結露検出部14や蒸発器温度検出部17から得られる結露や着霜に関する温度情報に基づいて関連する構成要素を制御する。
続いて、冷蔵庫1の結露検出部14周辺の詳細な構成について、図3に加えて図5を用いて説明する。図5は冷蔵庫1の仕切り部7の結露検出部14周辺の垂直断面部分側面図である。
結露検出部14は冷蔵庫1の間口2F部分の結露を検出するものであって、図3に示すように上側冷凍室4の前面の開口部4aの上側の仕切り部7に配置される。仕切り部7には、図5に示すように冷蔵室3の下面3Bと上側冷凍室4の上面4Tとの間に間口正面板19と発泡材20とが設けられる。
間口正面板19は仕切り部7の前面に配置され、間口2Fの上下方向及び左右方向に延びる板状をなす。発泡材20は例えば発泡ポリスチレン、所謂発泡スチロールで構成され、間口正面板19の背面側であって冷蔵室3の下面3Bと上側冷凍室4の上面4Tとの間に充填される。発泡材20の前面には背面側に向かって窪んだ2箇所の凹部20a、19bが形成される。凹部20aには仕切り部7を左右方向に延びる結露防止パイプ34が通り、凹部20bには結露検出部14が配置される。
凹部20bにはその壁面に沿って、前面側に開口を有する矩形箱型をなす検出部ケース21が設けられる。検出部ケース21の前面側は間口正面板19で覆われる。検出部ケース21の内部に結露検出部14が収容される。
結露検出部14は、例えば湿度センサや結露センサ、乾湿計などを利用して構成される。結露検出部14は前述のように冷蔵庫1の間口2F部分の結露を検出し、その検出情報が制御部40に送信される。
ここで、冷蔵庫1の外気温を検出する外気温センサ13(第1温度センサ)に対して、結露検出部14を冷蔵庫1の間口2F部分の温度を検出する温度センサ(第2温度センサ)としても良い。結露検出部14に透湿性の構造を設けることにより、第2温度センサである結露検出部14は間口2F部分の湿球温度を検出する。そして、制御部40は外気温センサ13から得られる温度を乾球温度とし、結露検出部14から得られる温度を湿球温度とし、乾球温度と湿球温度とを用いて演算することにより本体筐体2の間口2F部分における結露の発生を検出する。
例えば、外気温30℃の状況において、乾球温度と湿球温度との温度差が約3℃であれば湿度約85%で結露し始め、温度差が約1℃であれば湿度約95%で結露し始めると考えられる。このような条件を制御部40が判別して、本体筐体2の間口2F部分における結露の発生を検出する。また、基本的に冷蔵庫1が炊飯器や洗い場などに近接しているといった条件でなければ、乾球温度と湿球温度との温度差が1℃未満であれば結露していないと判別させても良い。
このような構成の冷蔵庫1において、圧縮機31や庫内ファン16を駆動して冷凍サイクル30が稼働すると、庫内において貯蔵室の空気が循環気流吸込口からダクト15の内部に吸い込まれる。吸い込まれた空気は蒸発器38の周囲を通る間に冷却されて冷気となる。冷気は循環気流吹出口などを通じて貯蔵室である冷蔵室3、上側冷凍室4、下側冷凍室5及び野菜室6に送り込まれる。冷蔵室3、上側冷凍室4、下側冷凍室5及び野菜室6に送り込まれた空気は図示しない戻りダクトを通じて循環気流吸込口に戻される。
冷凍サイクル30の運転時、結露検出部14が間口2Fの結露に係る所定条件を検出すると、冷蔵庫1は例えば切替弁35を切り替えて冷媒を結露防止パイプ34に流通させる。結露検出部14が検出する結露に係る所定条件は冷蔵庫1の外気の予め設定した任意の環境条件を意味する。結露検出部14は前述のように、例えば湿度センサや結露センサ、乾湿計などを利用して構成される。所定条件はこれらのセンサ類が出力する結露が発生した状態、或いは結露発生に近い状態を意味する。
冷蔵庫1は冷媒を結露防止パイプ34に流通させることで、冷媒が結露防止パイプ34において放熱する。したがって、間口2Fにおける結露の発生が抑制される。そして、結露検出部14が間口2Fの結露の解消に係る条件を検出したとき、冷蔵庫1は切替弁35を通常どおりに切り替えて通常の全体放熱バランスに戻す。
上記のように、冷蔵庫1は結露検出部14を間口2Fに配置しているので、結露検出部14が本体筐体2の前面の間口2Fにおける結露に係る所定条件を検出する。そして、冷蔵庫1は結露検出部14が検出する間口2Fにおける結露が発生した状態、或いは結露発生に近い状態に基づいて結露防止パイプ34に冷媒を流通させる。したがって、冷媒が結露防止パイプ34において放熱して、間口2Fにおける結露の発生を抑制することが可能である。
そして、冷蔵庫1は外気温を検出する第1温度センサとして外気温センサ13を備え、結露検出部14が間口2Fの温度を検出する第2温度センサからなり、外気温センサ13から得られる温度を乾球温度とし、結露検出部14から得られる温度を湿球温度とし、乾球温度と湿球温度とを用いて演算することにより本体筐体2の間口2Fにおける結露の発生を検出する。これにより、冷蔵庫1は温度センサのみを用いて、間口2Fにおける結露を検出することができる。このため、例えば塵埃や油などの影響を受け易い台所において、間口2Fにおける結露に係る所定条件の検出を安定させることができる。したがって、本体筐体2の間口2Fの結露が発生し易い箇所において効果的に結露の発生を抑制することが可能である。
また、本体筐体2が複数の貯蔵室として冷蔵室3、上側冷凍室4、下側冷凍室5及び野菜室6を備え、結露検出部14を上側冷凍室4に隣接させて設けた。冷蔵庫が冷蔵室及び冷凍室を含む複数の貯蔵室を備える場合、特に冷凍室の近傍で結露が発生し易いことが分かっている。上記構成によれば、冷蔵庫1は本体筐体2の間口2Fの上側冷凍室4の近傍における結露に係る所定条件を検出する。したがって、本体筐体2の間口2Fの結露が発生し易い箇所において効果的に結露の発生を抑制することが可能である。
さらに、本体筐体2が冷蔵室3と上側冷凍室4との間に設けた仕切り部7を備え、結露検出部14を仕切り部7の前面に設けた。これにより、結露検出部14を本体筐体2の間口2Fに配置し易くなるとともに、結露検出部14が複数の貯蔵室の隙間に配置される。したがって、結露後の処置がし難い箇所である複数の貯蔵室の隙間において結露の発生を抑制することが可能である。
また、結露検出部14を本体筐体2の前面側に開口を有する検出部ケース21の内部に収容したので、結露検出部14を本体筐体2の間口2Fに一層配置し易くすることができる。
そして、本発明の上記実施形態の構成によれば、本体筐体2の前面の開口部である間口2Fにおける結露に係る所定条件を正確に検出することができ、間口2Fにおける結露の発生を確実に防止することが可能な冷蔵庫を提供することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は冷蔵庫において利用可能である。
1 冷蔵庫
2 本体筐体
2F 間口
7、8、9 仕切り部
10 機械室
13 外気温センサ(第1温度センサ)
14 結露検出部(第2温度センサ)
19 間口正面板
20 発泡材
20a、20b 凹部
21 検出部ケース
30 冷凍サイクル
31 圧縮機
32 コンデンサ(凝縮器)
34 結露防止パイプ
35 切替弁
38 蒸発器
40 制御部

Claims (5)

  1. 圧縮機、凝縮器、蒸発器及び本体筐体の前面の間口における結露の発生を防止するための結露防止パイプを構成要素として含む冷凍サイクルと、前記間口における結露の発生を検出する結露検出部とを備えるとともに、前記結露検出部が検出する結露に係る所定条件に基づいて前記結露防止パイプに冷媒を流通させる冷蔵庫において、
    前記結露検出部を前記間口に配置したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 外気温を検出する第1温度センサを備え、
    前記結露検出部が前記間口の温度を検出する第2温度センサからなり、
    前記第1温度センサから得られる温度を乾球温度とし、前記第2温度センサから得られる温度を湿球温度とし、前記乾球温度と前記湿球温度とを用いて演算することにより前記間口における結露の発生を検出することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記本体筐体が冷蔵室及び冷凍室を含む複数の貯蔵室を備え、
    前記結露検出部を前記冷凍室に隣接させて設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記本体筐体が前記複数の貯蔵室の間に設けた仕切り部を備え、
    前記結露検出部を前記仕切り部の前面に設けたことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記結露検出部を前記本体筐体の前面側に開口を有する検出部ケースの内部に収容したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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