JP2014048029A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷凍サイクルにおける減圧器の冷媒流通方向上流側の過冷却域の冷媒が流通する配管が加熱されることを防止して、蒸発器に導かれる冷媒の放熱、凝縮に係る効率を向上させることが可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫1は圧縮機21、コンデンサ(凝縮器)22、減圧器27及び蒸発器28を構成要素として含む冷凍サイクル20と、発生させた空気流によりコンデンサ22における冷媒の放熱、凝縮を促進する凝縮器ファン12とを備え、減圧器27の冷媒流通方向上流側の過冷却域の冷媒が流通する配管である過冷却域配管20aを、コンデンサ22の空気流が当たる部分である補助凝縮器23に対して空気流通方向上流側に配置している。
【選択図】図2

Description

本発明は冷蔵庫に関する。
冷蔵庫の冷凍サイクルにおいて、圧縮機から吐出される高圧高温の冷媒は凝縮器、減圧器(キャピラリーチューブ等)を経て放熱、減圧されて蒸発器へと送り込まれる。冷媒は蒸発器で蒸発して周囲の空気から熱を奪うことで庫内を冷却する。このような従来の冷蔵庫が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された従来の冷蔵庫は本体筐体の背面に設けた機械室に凝縮器とファンとを備えている。ファンは発生させた空気流を機械室内の凝縮器に当て、凝縮器を流通する冷媒の放熱、冷却を促進している。これにより、蒸発器に導かれる冷媒の放熱、凝縮に係る効率を高めている。
特開平8−285439号公報 特許第3550552号公報 特開2011−58691号公報
ここで、上記のような従来の冷蔵庫において、減圧器の冷媒流通方向上流側の過冷却域の冷媒が流通する配管を凝縮器に空気流を当てるファンの近傍に配置することがある。凝縮器の空気流通方向下流側の空気は凝縮器の放熱により冷媒の凝縮温度より高い温度を有することが多い。これにより、その空気が当たると冷凍サイクルにおける過冷却域の冷媒が加熱されてしまう可能性が高い。したがって、冷蔵庫の冷却性能が低下する虞があるといった問題があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、冷凍サイクルにおける減圧器の冷媒流通方向上流側の過冷却域の冷媒が流通する配管が加熱されることを防止して、蒸発器に導かれる冷媒の放熱、凝縮に係る効率を向上させることが可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、圧縮機、凝縮器、減圧器及び蒸発器を構成要素として含む冷凍サイクルと、発生させた空気流により前記凝縮器における冷媒の放熱、凝縮を促進する凝縮器ファンとを備えた冷蔵庫において、前記減圧器の冷媒流通方向上流側の過冷却域の冷媒が流通する配管を、前記凝縮器の前記空気流が当たる部分に対して空気流通方向上流側に配置したことを特徴としている。
この構成によれば、冷凍サイクルにおける過冷却域の冷媒が流通する配管は凝縮器の空気流が当たる部分に対して空気流通方向上流側の空気に晒される。したがって、その配管を流通する過冷却域の冷媒は凝縮器ファンが発生させる空気流による凝縮器の放熱の影響を受けることがない。すなわち、冷凍サイクルにおける過冷却域の冷媒が加熱されることはない。
また、上記構成の冷蔵庫において、過冷却域の冷媒が流通する前記配管を前記凝縮器ファンの空気流通方向上流側に配置したことを特徴としている。
凝縮器ファンには、例えば軸流ファンのようにその回転駆動力を回転軸部の部分に設けたモータから得るファンを用いることがある。そこで、この構成によれば、配管を流通する過冷却域の冷媒は凝縮器ファンが発生させる空気流による凝縮器の放熱の影響を受けないことに加えて、凝縮器ファンのモータ自体の発熱の影響も受けることがない。したがって、冷凍サイクルにおける過冷却域の冷媒が加熱されることが一層抑制される。
また、上記構成の冷蔵庫において、前記圧縮機、前記凝縮器ファン、前記凝縮器の前記空気流が当たる部分及び過冷却域の冷媒が流通する前記配管が配置された機械室を備えることを特徴としている。
この構成によれは、機械室において配管を流通する過冷却域の冷媒は凝縮器ファンが発生させる空気流による凝縮器の放熱の影響を受けることがない。したがって、機械室において冷凍サイクルの過冷却域の冷媒が加熱されることはない。
また、上記構成の冷蔵庫において、前記凝縮器は前記空気流が当たる部分に配置された複数の放熱板を備える補助凝縮器を含むことを特徴としている。
この構成によれば、補助凝縮器において流通する冷媒の放熱、凝縮が一層促進される。すなわち、補助凝縮器の空気流通方向下流側の空気が比較的高温になるが、過冷却域の冷媒が流通する配管が補助凝縮器の空気流通方向上流側に配置されるので、その配管を流通する過冷却域の冷媒は補助凝縮器の放熱の影響を受けることがない。
また、上記構成の冷蔵庫において、前記冷凍サイクルは過冷却域の冷媒が流通する前記配管の一部に冷媒流通方向の単位長さ当たりの容積が前記配管より大きい機能部材を含むことを特徴としている。
上記構成の機能部材、例えば冷媒から水分を除去するドライヤや冷媒から異物を除去するストレーナなどは凝縮器ファンが発生させる空気流が当たる表面積や内部の冷媒の容量が通常の配管より大きくなる。すなわち、機能部材を流通する冷媒は空気流が有する熱の影響を比較的受け易い。そこで、上記過冷却域の冷媒が流通する配管の構成によれば、それら機能部材を流通する過冷却域の冷媒は凝縮器ファンが発生させる空気流による凝縮器の放熱の影響を受けることがない。したがって、冷凍サイクルにおけるそれら機能部材を流通する過冷却域の冷媒が加熱されることが防止される。
本発明の構成によれば、冷凍サイクルにおける減圧器の冷媒流通方向上流側の過冷却域の冷媒が流通する配管が加熱されることを防止して、蒸発器に導かれる冷媒の放熱、凝縮に係る効率を向上させることが可能な冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫の垂直断面側面図である。 本発明の実施形態の冷蔵庫の機械室の外観斜視図である。 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷凍サイクルの概略斜視図である。 本発明の実施形態の冷蔵庫の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図4に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態の冷蔵庫について、図1〜図4を用いてその構造と動作を説明する。図1は冷蔵庫の垂直断面側面図、図2は冷蔵庫の機械室の外観斜視図、図3は冷蔵庫の冷凍サイクルの概略斜視図、図4は冷蔵庫の構成を示すブロック図である。なお、図1における左方が冷蔵庫の前面側であり、右方が冷蔵庫の背面側である。
冷蔵庫1は、図1に示すように断熱構造の本体筐体2を備える。本体筐体2はその内部に食品等の貯蔵室として上方から順に冷蔵室3、上側冷凍室4、下側冷凍室5及び野菜室6を備える。冷蔵室3と上側冷凍室4との間は仕切り部7によって仕切られ、上側冷凍室4と下側冷凍室5との間は仕切り部8によって仕切られ、下側冷凍室5と野菜室6との間は仕切り部9によって仕切られる。
冷蔵室3の前面の開口部3aは断熱構造の回動式の扉3bによって開閉される。上側冷凍室4の前面の開口部4aは断熱構造の引き出し式の扉4bによって開閉される。下側冷凍室5の前面の開口部5aは断熱構造の引き出し式の扉5bによって開閉される。野菜室6の前面の開口部6aは断熱構造の引き出し式の扉6bによって開閉される。なお、扉4b、扉5b及び扉6bの背面側には上面を開口した略箱形状をなし、樹脂成型により形成された収納ケース(図示せず)が取り付けられる。
扉4bと上側冷凍室4内部の側壁との間、扉5bと下側冷凍室5内部の側壁との間、及び扉6bと野菜室6内部の側壁との間には前後方向に延びて摺動する案内部(図示せず)が各々設けられている。これにより、扉4b及びその収納ケースと、扉5b及びその収納ケースと、扉6b及びその収納ケースとはそれぞれ一体的に各開口部を通して前後にスムーズにスライドさせて出し入れすることができる。
本体筐体2の背面下部には、図1及び図2に示す機械室10が形成される。機械室10には、図3に示す冷凍サイクル20の構成要素である圧縮機21、補助凝縮器23及びドライヤ26が配置される。また、機械室10には蒸発皿11及び凝縮器ファン12が配置される。なお、機械室10の詳細な構成は後述する。
冷凍サイクル20は、図3に示すように圧縮機21、コンデンサ(凝縮器)22、補助凝縮器23、結露防止パイプ24、切替弁25、ドライヤ26、減圧器27、蒸発器(冷却器)28及びサクションパイプ29を構成要素として含む。なお、図3の配管に近接して描画した矢印が冷媒の流通方向を示す。
圧縮機21は前述のように機械室10に配置され、冷蔵庫1の各貯蔵室内を冷却するための冷媒を圧縮する。
コンデンサ(凝縮器)22は高温の冷媒を凝縮させる機能を有する。コンデンサ22は本体筐体2の背面、上面、右側面、左側面といった放熱、凝縮し易い箇所に設けられる。コンデンサ22は本体筐体2の背面でバックコンデンサ22Bとなり、左右の側面でサイドコンデンサ22L、22Rとなる。コンデンサ22の途中であって機械室10には補助凝縮器23が配置される。
結露防止パイプ24は三方弁からなる切替弁25を介してコンデンサ22の途中から分岐する。結露防止パイプ24は本体筐体2の要所の結露を防止するためのものであって、ここでは冷蔵庫1の前面の各開口部に相当する間口の結露を防止するために設けられる。すなわち、結露防止パイプ24は冷蔵庫1の間口部分、特にその間口部分の下側であって上側冷凍室4の開口部4a及び下側冷凍室5の開口部5aの周囲に配置される。切替弁25から分岐するコンデンサ22の他方はバイパスコンデンサ22Pとなる。
ドライヤ26は冷媒に含まれる水分の凍結の発生を防止するため、冷媒から水分を除去する。減圧器27は例えば毛細管で構成されたキャピラリーチューブ等からなり、圧力差を利用して冷媒を急激に膨張、減圧させる。なお、減圧器27の冷媒流通方向上流側の過冷却域の冷媒が流通する配管を過冷却域配管20aと称し、過冷却域配管20aの一部としてドライヤ26が含まれる。
蒸発器(冷却器)28は、図1に示すように冷蔵庫1の庫内に配置される。減圧器27から送られてきた冷媒が蒸発器28から熱を奪い、さらに蒸発器28がその周囲の空気から熱を奪うことにより庫内を冷却する。蒸発器28はサクションパイプ29を介して圧縮機21と接続される。
本体筐体2の庫内の後部、すなわち冷蔵室3、上側冷凍室4及び下側冷凍室5の奥側の壁部の前面側には、庫内を上下に貫通するダクト14が形設される。蒸発器28はダクト14の中に配置される。ダクト14は循環気流吸込口と循環気流吹出口とを有する(ともに図示せず)。また、ダクト14の内部にはダクト14の内部及び庫内に対して循環気流を発生させるための庫内ファン15が配置される。
庫内の蒸発器28の近傍には蒸発器温度検出部16が設けられる(図1では図示せず、図4参照)。蒸発器温度検出部16は蒸発器28の着霜とその解消に係る温度を検出する。蒸発器28の下方には除霜手段である蒸発器ヒータ17が配置される。蒸発器ヒータ17はガラス管ヒータ等で構成され、蒸発器28の表面に付着した霜を熱により溶融して除去する。蒸発器ヒータ17の下方であって機械室10には除霜水を受ける蒸発皿11が設けられる。蒸発皿11に貯留される除霜水は圧縮機1やコンデンサ22が発生する熱を受けて蒸発され、凝縮器ファン12が発生する気流の一部を受けてその蒸発が助長される。
冷蔵庫1はその全体の動作制御を行うために、本体筐体2に図4に示す制御部30を収容している。制御部30は図示しない演算部や記憶部等を備え、記憶部等に記憶、入力されたプログラム、データに基づき圧縮機21や庫内ファン15、凝縮器ファン12などを制御し、庫内温度が予め設定された目標値に達するように冷凍サイクル20を運転させる。この運転にあたって、制御部30は蒸発器温度検出部16から得られる蒸発器28の着霜に関する温度情報に基づいて蒸発器ヒータ17を制御する。
圧縮機21や庫内ファン15を駆動して冷凍サイクル20が稼働すると、庫内において貯蔵室の空気が循環気流吸込口からダクト14の内部に吸い込まれる。吸い込まれた空気は蒸発器28の周囲を通る間に冷却されて冷気となる。冷気は循環気流吹出口などを通じて貯蔵室である冷蔵室3、上側冷凍室4、下側冷凍室5及び野菜室6に送り込まれる。冷蔵室3、上側冷凍室4、下側冷凍室5及び野菜室6に送り込まれた空気は図示しない戻りダクトを通じて循環気流吸込口に戻される。
冷凍サイクル20の運転時、蒸発器温度検出部16が検出する蒸発器28の温度が予め設定した除霜開始温度に達すると、冷蔵庫1は蒸発器ヒータ17を用いて蒸発器28に対する除霜運転を開始する。そして、蒸発器28の温度が予め設定した除霜終了温度に達すると、冷蔵庫1は蒸発器28に対する除霜運転を終了する。
次に、冷蔵庫1の機械室10の詳細な構成について、図2を主として用いて説明する。
前述のように、機械室10には圧縮機21、補助凝縮器23、ドライヤ26、蒸発皿11及び凝縮器ファン12が配置される。
凝縮器ファン12は機械室10の左右方向の略中央部に配置される。凝縮器ファン12は例えば軸流ファンからなり、その回転駆動力を回転軸部の部分に設けたモータ(図示せず)から得る。凝縮器ファン12が発生させる空気流は図2の右方から左方に向かって流通し、図2に描画した白抜き矢印がその空気流の流通方向を示す。
補助凝縮器23は機械室10の凝縮器ファン12の図2における右側であって、凝縮器ファン12に対して凝縮器ファン12が発生させる空気流の流通方向上流側に配置される。補助凝縮器23は、図2に示すように所定の間隔を設けて上下方向に並置された複数の平面視矩形をなす放熱板23aを備える。補助凝縮器23は複数の放熱板23aの通風方向が凝縮器ファン12が発生させる空気流の流通方向、すなわち図2の左右方向と一致するように設けられる。このように、コンデンサ22は凝縮器ファン12が発生させる空気流が当たる部分に配置された補助凝縮器23を含む。
ドライヤ26を含む過冷却域配管20aは機械室10の補助凝縮器23の図2における右側であって、補助凝縮器23に対して凝縮器ファン12が発生させる空気流の流通方向上流側に配置される。過冷却域配管20aの一部にはドライヤ26のほか、冷媒から異物を除去するストレーナなどのような冷媒流通方向の単位長さ当たりの容積が過冷却域配管20aより大きい他の機能部材を含むことがある。
機械室10のドライヤ26及び過冷却域配管20aを設けた空間の図2における右側であって、本体筐体2の側壁には吸気口2aが設けられる。吸気口2aは本体筐体2の側壁の外側から内側まで貫通する複数の貫通孔で形成される。なお、機械室10の内部を隔てて吸気口2aと対向する本体筐体2の側壁、すなわち図2における左端の側壁には図示しない排気口が設けられる。排気口は本体筐体2の側壁の内側から外側まで貫通する複数の貫通孔で形成される。
このような構成の機械室10に対して、凝縮器ファン12を駆動すると、冷蔵庫1の外部の空気を吸気口2aから機械室10の内部に吸い込む。吸気口2aから吸い込まれることで発生した空気流はドライヤ26及び過冷却域配管20aを設けた空間を流通する。
ドライヤ26及び過冷却域配管20aを設けた空間を流通した空気流はさらに下流に進み、補助凝縮器23を流通する。補助凝縮器23では複数の放熱板23aの間を空気が流通し、冷媒の放熱、凝縮が促進される。
補助凝縮器23を流通した空気流はさらに下流に進み、凝縮器ファン12に流入する。凝縮器ファン12を通過した空気流は圧縮機21を設けた空間を流通し、排気口から冷蔵庫1の外部に排出される。
上記のように、冷蔵庫1は減圧器27の冷媒流通方向上流側の過冷却域の冷媒が流通する配管である過冷却域配管20aを、コンデンサ22の空気流が当たる部分である補助凝縮器23に対して空気流通方向上流側に配置している。これにより、冷凍サイクル20における過冷却域配管20aは補助凝縮器23に対して空気流通方向上流側の空気に晒される。したがって、過冷却域配管20aを流通する過冷却域の冷媒が、凝縮器ファン12が発生させる空気流による補助凝縮器23の放熱の影響を受けることを回避することができる。すなわち、冷凍サイクル20における過冷却域の冷媒が加熱されることを防止することが可能である。
また、冷蔵庫1は回転軸部の部分にモータを設けた軸流ファンからなる凝縮器ファン12を備えるとともに、過冷却域配管20aを凝縮器ファン12の空気流通方向上流側に配置している。これにより、過冷却域配管20aを流通する過冷却域の冷媒が、凝縮器ファン12が発生させる空気流による補助凝縮器23の放熱の影響を受けないことに加えて、凝縮器ファン12のモータ自体の発熱の影響も受けないようにすることができる。したがって、冷凍サイクル20における過冷却域の冷媒が加熱されることを一層抑制することが可能である。
そして、冷蔵庫1は圧縮機21、凝縮器ファン12、補助凝縮器23及び過冷却域配管20aが配置された機械室10を備えている。これにより、機械室10において過冷却域配管20aを流通する過冷却域の冷媒が、凝縮器ファン12が発生させる空気流による補助凝縮器23の放熱の影響を受けることを回避することができる。したがって、機械室10において冷凍サイクル20の過冷却域の冷媒が加熱されることを防止することが可能である。
さらに、上記のようにコンデンサ22は凝縮器ファン12が発生させる空気流が当たる部分に配置された複数の放熱板23aを備える補助凝縮器23を含んでいるので、補助凝縮器23において流通する冷媒の放熱、凝縮が一層促進される。すなわち、補助凝縮器23の空気流通方向下流側の空気は比較的高温になるが、過冷却域配管20aが補助凝縮器23の空気流通方向上流側に配置されるので、過冷却域配管20aを流通する過冷却域の冷媒が補助凝縮器23の放熱の影響を受けることを防止することが可能である。
また、冷凍サイクル20は過冷却域配管20aの一部に冷媒流通方向の単位長さ当たりの容積が過冷却域配管20aより大きい機能部材であるドライヤ26を含んでいる。ドライヤ26は凝縮器ファン12が発生させる空気流が当たる表面積や内部の冷媒の容量が通常の配管である過冷却域配管20aより大きくなる。すなわち、ドライヤ26を流通する冷媒は空気流が有する熱の影響を比較的受け易い。そこで、上記過冷却域配管20aの構成によれば、ドライヤ26を流通する過冷却域の冷媒が、凝縮器ファン12が発生させる空気流による補助凝縮器23の放熱の影響を受けることを回避することができる。したがって、冷凍サイクル20におけるドライヤ26を流通する過冷却域の冷媒が加熱されることを防止することが可能である。
そして、本発明の上記実施形態の構成によれば、冷凍サイクル20における減圧器27の冷媒流通方向上流側の過冷却域の冷媒が流通する配管である過冷却域配管20aが加熱されることを防止して、蒸発器28に導かれる冷媒の放熱、凝縮に係る効率を向上させることが可能な冷蔵庫1を提供することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は冷蔵庫において利用可能である。
1 冷蔵庫
2 本体筐体
2a 吸気口
10 機械室
11 蒸発皿
12 凝縮器ファン
20 冷凍サイクル
20a 過冷却域配管(配管)
21 圧縮機
22 コンデンサ(凝縮器)
23 補助凝縮器(凝縮器)
23a 放熱板
26 ドライヤ(機能部材)
27 減圧器
28 蒸発器
30 制御部

Claims (5)

  1. 圧縮機、凝縮器、減圧器及び蒸発器を構成要素として含む冷凍サイクルと、発生させた空気流により前記凝縮器における冷媒の放熱、凝縮を促進する凝縮器ファンとを備えた冷蔵庫において、
    前記減圧器の冷媒流通方向上流側の過冷却域の冷媒が流通する配管を、前記凝縮器の前記空気流が当たる部分に対して空気流通方向上流側に配置したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 過冷却域の冷媒が流通する前記配管を前記凝縮器ファンの空気流通方向上流側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記圧縮機、前記凝縮器ファン、前記凝縮器の前記空気流が当たる部分及び過冷却域の冷媒が流通する前記配管が配置された機械室を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記凝縮器は前記空気流が当たる部分に配置された複数の放熱板を備える補助凝縮器を含むことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷凍サイクルは過冷却域の冷媒が流通する前記配管の一部に冷媒流通方向の単位長さ当たりの容積が前記配管より大きい機能部材を含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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