JP2014085027A - 加湿装置、その制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、個々の加湿装置に適切な排水動作を行うことができる加湿装置を得るものである。
【解決手段】本発明に係る加湿装置1は、透湿膜が設けられた通風路を有し、該通風路に供給された空気を、該透湿膜を介して加湿する加湿素子2と、排水弁5aを有し、該排水弁5aを介して加湿素子2から水を排出する排水系5と、排水時間間隔と排水量とを設定する設定部7aと、該設定された排水時間間隔に基づいて排水弁5aを開状態にし、該設定された排水量に基づいて排水弁5aを閉状態にする制御部7bと、を有する制御手段7と、を備え、設定部7aは、排水時間間隔及び排水量の少なくともいずれか一方を更新するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、加湿装置、及び、その制御方法に関するものである。
従来の加湿装置として、給水源(例えば、水道等)から加湿素子に水が供給され、加湿素子の通風路に供給された空気が、透湿膜(例えば、疎水性多孔質膜等)を介して加湿されるものがある。
透湿膜は、水の通過を許容せず、水蒸気の通過を許容する。
このような加湿装置では、供給された水に含まれるゴミ、スケール分(カルシウム分等)等が透湿膜を通過することがなく、通風路に供給された空気を汚染することなく加湿することができる。
一方、加湿素子に供給された水が排出されず、その水が長期間にわたって加湿素子内に貯留され続けると、ゴミ、スケール分等が透湿膜に付着して加湿性能が低下し、また、カビ、細菌等が繁殖して悪臭等が発生してしまう。
そのため、従来の加湿装置では、加湿素子に排水系が接続され、加湿動作が停止状態になった時点で、貯留された水が排出される排水動作が行われる(特許文献1参照)。
また、従来の加湿装置では、予め設定された時間間隔で加湿動作が強制的に停止状態になって、貯留された水が排出される排水動作が行われる(特許文献2参照)。
特開平8−247509号公報(段落[0031]−[0036]) 特開平10−288362号公報(段落[0019]−[0024])
排水動作の時間間隔が短い程、加湿性能の低下が抑制され、また、悪臭等の発生が抑制されるが、排水動作の回数の増加に伴って、水の消費が増加する。
また、1回の排水動作における排水量が多い程、加湿性能の低下が抑制され、また、悪臭等の発生が抑制されるが、排水量の増加に伴って、水の消費が増加する。
つまり、排水動作は、適切な時間間隔と排水量とで行われる必要がある。
しかし、従来の加湿装置のように、加湿動作が停止状態になった時点で排水動作が行われる場合には、加湿動作が、例えば、24時間連続して運転する空気調和装置の暖房動作等と連動していると、加湿動作が長期間停止状態にならず、適切な時間間隔で排水動作が行われないという問題点があった。
また、加湿素子に供給される水の水質は、例えば地域等によって異なり、例えば、スケール分の濃度が高い水が加湿素子に供給される場合には、透湿膜に付着するスケール分が増加し、加湿性能の低下が促進される。
また、加湿動作中は、加湿素子に貯留された水の消費を補うべく、給水源から水が供給されるが、例えば、加湿動作の頻度が高い場合には、透湿膜に付着するスケール分が増加し、加湿性能の低下が促進される。
つまり、排水動作の適切な時間間隔と排水量とは、水質、加湿動作の頻度等に依存する。
しかし、従来の加湿装置のように、排水動作の時間間隔と排水量とが予め設定されてしまっている場合には、水質、加湿動作の頻度等の差が加味されず、個々の加湿装置に適切な排水動作が設定されないという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、個々の加湿装置に適切な排水動作を行うことができる加湿装置を得るものである。
また、個々の加湿装置に適切な排水動作を行うことができる加湿装置の制御方法を得るものである。
本発明に係る加湿装置は、透湿膜が設けられた通風路を有し、該通風路に供給された空気を、該透湿膜を介して加湿する加湿素子と、排水弁を有し、該排水弁を介して前記加湿素子から水を排出する排水系と、排水時間間隔と排水量とを設定する設定部と、該設定された排水時間間隔に基づいて前記排水弁を開状態にし、該設定された排水量に基づいて前記排水弁を閉状態にする制御部と、を有する制御手段と、を備え、前記設定部は、前記排水時間間隔及び前記排水量の少なくともいずれか一方を更新するものである。
本発明に係る加湿装置は、排水時間間隔と排水量とを設定し、排水時間間隔及び排水量の少なくともいずれか一方を更新する設定部を有する制御手段を備えることで、個々の加湿装置に適切な排水動作を行うことができる。
本発明の実施の形態1に係る加湿装置の、構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿装置の、加湿素子周辺の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿装置の、加湿素子の加湿機能体の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿装置の、切替スイッチの接点と、排水時間間隔と排水時間との組み合わせと、の対応関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る加湿装置の、制御フローを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る加湿装置の、構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る加湿装置の、設定部に記憶されたデータを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る加湿装置の、制御フローを示す図である。
以下、本発明に係る加湿装置について、図面を用いて説明する。
なお、各図において、同一部材又は同一部分には同一の符号を付している。
また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。
また、重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1.
実施の形態1に係る加湿装置について説明する。
(加湿装置の構成)
以下に、実施の形態1に係る加湿装置の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る加湿装置の、構成を示す図である。
図2は、実施の形態1に係る加湿装置の、加湿素子周辺の構成を示す斜視図である。
図1、図2に示すように、加湿装置1は、加湿素子2と、ドレン容器3と、給水系4と、排水系5と、送風機6と、コントローラ7と、を有する。
コントローラ7は、本発明における「制御手段」に相当する。
加湿素子2は、1つでもよく、複数でもよい(図2では2つの場合を示す)。
加湿素子2の天部構造の両側の稜角部は、例えば、加湿装置1の内部に装架されたガイドレール等に、抜き差し自在に保持される。
ガイドレールは、例えば、加湿装置1の内部に設けられた仕切壁と、加湿装置1の筐体の正面側内壁面とに、装架される。
加湿素子2の下方には、ドレン容器3が設けられる。
加湿装置1が、空気調和装置等の他の装置に組み込まれる場合、空気調和装置等の他の装置と共用される場合等では、ドレン容器3と他の装置のドレン容器とが、兼用されてもよく、また、別々に設けられてもよい。
加湿素子2には、給水系4と排水系5とが接続される。
給水系4の入口側には、水道設備等の給水源8が接続される。
給水系4は、給水弁4aを有し、給水源8からの水を加湿素子2に供給する。
給水系4には、ゴミ、塵の侵入を防ぐストレーナが設けられるとよい。
給水源8との接続部を除く給水系4の接続部の全てが、図2のように、ドレン容器3の上方に集約されるとよい。
給水弁4aは、加湿素子2に供給される水の圧力と流量とを調節する調節弁である。
排水系5は、排水弁5aを有し、加湿素子2の水をドレン容器3に排出する。
排水弁5aは、開状態と閉状態とを切り替える切替弁である。
加湿素子2は、自然蒸発によって空気を加湿する自然蒸発式の加湿素子である。
加湿素子2は、多数の加湿機能体2aを有する。
図3は、実施の形態1に係る加湿装置の、加湿素子の加湿機能体の構成を示す図である。
図3に示すように、加湿機能体2aは、給水系4から水が供給される給水体2bと、給水体2bに接続され保水層として機能する導水体2cと、送気層を形成するためのスペーサ2dと、を有する。
導水体2cは、長方形又は正方形の導水部材を、水の通過を許容せず水蒸気の通過を許容する多孔性の透湿膜で形成された袋状の膜体で封入した、複合シート構造の扁平体である。
導水部材は、剛直性と通水性とを併せ持つ三次元多孔板である。
図2に示すように、加湿素子2は、スペーサ2dが、隣接する加湿機能体2aの導水体2cのスペーサ2dが設けられた面と対向する面に当接するように、多数の加湿機能体2aが積層された六面体である。
このような積層によって、空気を通す通風路として機能する送気層が、導水体2c間に形成される。
送風機6は、その気流の進行方向が、加湿素子2の送気層と平行になるように、加湿素子2の上流側又は下流側に設けられる。
送風機6によって、加湿装置1の外部の空気は、加湿素子2に送り込まれる。
加湿素子2に送り込まれた空気は、加湿素子2の送気層を通過し、導水体2cの透湿膜を通過した水蒸気によって加湿される。
加湿された空気は、加湿装置1の外部へ吹き出される。
コントローラ7には、給水弁4aと排水弁5aと送風機6とが接続される。
コントローラ7は、設定部7aと、制御部7bと、選択部7cと、を有する。
コントローラ7には、マイクロプロセッサ、シーケンサ等が含まれる。
設定部7aは、排水系5の排水動作の時間間隔(以下「排水時間間隔」という)と、排水系5の1回の排水動作における排水量、つまり排水動作の時間(以下「排水時間」という)と、を設定する。
制御部7bは、設定部7aで設定された排水時間間隔と排水時間とに基づいて、送風機6と給水弁4aと排水弁5aとを動作させる。
選択部7cは、複数の接点を有する切替スイッチである。
切替スイッチは、使用者、保守作業者等によって操作される。
図4は、実施の形態1に係る加湿装置の、切替スイッチの接点と、排水時間間隔と排水時間との組み合わせと、の対応関係を示す図である。
図4に示すように、切替スイッチの各接点は、予め設定された排水時間間隔と排水時間との組み合わせと、対応付けられている。
つまり、使用者、保守作業者等は、切替スイッチを操作することで、予め設定された排水時間間隔と排水時間との組み合わせを、選択することができる。
設定部7aは、選択部7cの選択に応じて、排水時間間隔及び排水時間の少なくともいずれか一方を更新して設定する。
なお、図4では、接点が2つである場合を示しているが、接点が3つ以上であってもよい。
また、選択部7cが、ON/OFFスイッチで、OFF状態では、接点1と同様の組み合わせが選択され、ON状態では、接点2と同様の組み合わせが選択されてもよい。
(加湿装置の制御フロー)
以下に、実施の形態1に係る加湿装置の制御フローについて説明する。
図5は、実施の形態1に係る加湿装置の、制御フローを示す図である。
なお、制御フローは、適宜変更することが可能である。
主電源がONになると、ステップ501において、コントローラ7は、制御フローを開始する。
ステップ502において、制御部7bは、主電源がOFFになっているか否かを判定する。
OFFになっている場合は、ステップ503に進み、OFFになっていない場合は、ステップ505に進む。
ステップ503において、制御部7bは、加湿装置1の終了処理を行って、ステップ504に進む。
終了処理において、制御部7bは、送風機6をOFFにし、給水弁4aを閉状態にし、排水弁5aを開状態にする。
ステップ504において、コントローラ7は、制御フローを終了する。
ステップ505において、制御部7bは、送風機6をONにし、ステップ506に進む。
ステップ506において、制御部7bは、加湿動作の要求があるか否かを判定する。
要求がない場合は、ステップ507に進み、要求がある場合は、ステップ508に進む。
ステップ507において、制御部7bは、給水弁4aを閉状態にし、排水弁5aを開状態にし、ステップ502に進む。
ステップ508において、設定部7aは、排水時間間隔と排水時間とを設定して、ステップ509に進む。
設定部7aは、選択部7cの選択に応じて、排水時間間隔と排水時間の少なくともいずれか一方を更新する。
ステップ509において、制御部7bは、給水弁4aを開状態にし、排水弁5aを閉状態にし、ステップ510に進む。
ステップ510において、制御部7bは、給水弁4aが開状態で、排水弁5aが閉状態である状態の継続時間、つまり、加湿動作の継続時間(以下「加湿動作継続時間」)を、設定部7aで設定された排水時間間隔と比較し、加湿動作継続時間が設定された排水時間間隔を超えている場合は、ステップ511に進み、そうでなければステップ502に進む。
制御部7bは、加湿装置1が、送風機6のモータ回転数等、加湿動作の出力を変化させることができる場合には、出力の時間変化分を補正した加湿動作継続時間を算出する。
ステップ511において、制御部7bは、給水弁4aを閉状態にし、排水弁5aを開状態にし、ステップ512に進む。
ステップ512において、制御部7bは、給水弁4aが閉状態で、排水弁5aが開状態である状態の継続時間、つまり、排水動作の継続時間(以下「排水動作継続時間」)を、設定部7aで設定された排水時間と比較し、排水動作継続時間が設定された排水時間を超えている場合は、ステップ509に進み、そうでなければステップ511に進む。
(加湿装置の作用)
以下に、実施の形態1に係る加湿装置の作用について説明する。
実施の形態1に係る加湿装置では、設定部7aで設定された排水時間間隔毎に、加湿動作が強制的に停止状態となり、設定部7aで設定された排水時間だけ、加湿素子2の排水動作が行われる。
そのため、加湿動作に伴ってスケール分の濃度が上昇した水が、スケール分の濃度の低い水に定期的に入れ換えられることとなり、透湿膜にスケール分が付着して加湿素子2の加湿性能が低下することが抑制される。
また、カビ、細菌等が繁殖して悪臭等が発生することが抑制される。
そして、実施の形態1に係る加湿装置では、排水時間間隔及び排水時間の少なくともいずれか一方を更新する設定部7aを備える。
そのため、使用者、保守作業者等が選択部7cを操作することによって、水質、加湿動作の頻度等に応じた排水時間間隔と排水時間とが設定され、個々の加湿装置1に適切な加湿動作を行うことができる。
なお、実施の形態1に係る加湿装置では、設定部7aが、排水時間間隔と排水時間とを両方設定しているが、排水時間間隔及び排水時間のいずれか一方のみを設定してもよい。
設定部7aが、排水時間間隔と排水時間とを両方設定する場合には、相乗効果によって、個々の加湿装置1に更に適切な加湿動作を行うことができる。
(変形例)
加湿装置1では、加湿素子2が、加湿機能体2aを積層したものであるが、加湿素子2が、他の構造の加湿素子であってもよい。
他の構造の加湿素子には、パイプ状の透湿膜が多数並設されたような加湿素子、例えば、パイプ状のPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)が多数並設されたような加湿素子等が含まれる。
加湿素子2が、加湿機能体2aを積層したものである場合には、保水層と送気層とが密に形成された構造を簡易に得ることができる。
加湿装置1では、排水弁5aが、切替弁であるが、排水弁5aが、圧力と流量とを調節する調節弁であってもよい。
例えば、ドレン容器3が他の装置と共用される場合等において、制御部7bが、排水弁5aの開度、つまり、排水系5から排出される水の流量を、ドレン容器3から水が溢れないように制御してもよい。
そのような場合には、例えば、排水系5に流量計が設けられる等によって、排水系5の排水量が検出され、設定部7aでは、排水時間ではなく排水量そのものが設定される。
制御部7bは、排水量の検出結果を他の制御に流用してもよい。
排水弁5aが切替弁である場合には、装置構成が簡略化される。
加湿装置1では、選択部7cが、切替スイッチであるが、選択部7cが、ソフトウェアのインターフェース等、他の選択手段であってもよい。
また、選択部7cが設けられず、使用者、保守作業者等が任意の排水時間間隔と排水時間とを入力部に入力してもよい。
選択部7cが設けられる場合には、使用者、保守作業者等によって誤入力されることが防止される。
加湿装置1では、コントローラ7が、加湿装置1に設けられているが、コントローラ7の一部又は全てが、加湿装置1の遠隔にある他の装置に設けられてもよい。
特に、選択部7cが遠隔にある他の装置に設けられる場合には、選択部7cの操作を遠隔地点から行うことができ、例えば、集中管理を行う場合等において、使用者、保守作業者等が排水時間間隔と排水時間とを選択する際の作業性が向上される。
実施の形態2.
実施の形態2に係る加湿装置について説明する。
なお、以下では、実施の形態1に係る加湿装置と重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
(加湿装置の構成)
以下に、実施の形態2に係る加湿装置の構成について説明する。
図6は、実施の形態2に係る加湿装置の、構成を示す図である。
図6に示すように、加湿装置11は、加湿素子2と、ドレン容器3と、給水系4と、排水系5と、送風機6と、コントローラ17と、計測手段19と、を有する。
コントローラ17は、本発明における「制御手段」に相当する。
計測手段19は、加湿素子2を通過する空気の上流側の温度を検出する検出器19aと、加湿素子2を通過する空気の下流側の温度を検出する検出器19bと、加湿素子2を通過する空気の流量を検出する検出器19cと、である。
検出器19cが設けられず、送風機6の仕様、モータ回転数等から加湿素子2を通過する空気の流量が算出されてもよい。
コントローラ17には、給水弁4aと排水弁5aと送風機6と計測手段19とが接続される。
コントローラ17は、設定部17aと、制御部7bと、判定部17dと、を有する。
設定部17aは、排水時間間隔と排水時間とを設定する。
図7は、実施の形態2に係る加湿装置の、設定部に記憶されたデータを示す図である。
図7に示すように、設定部17aは、排水時間間隔と排水時間との組み合わせがテーブル化されたデータを記憶する。
排水時間間隔と排水時間との組み合わせは、水の消費が少ない順にランク付けされてテーブル化される。
なお、図7では、ランクが1〜10である場合を示しているが、そのような場合に限定されない。
判定部17dは、検出器19aと検出器19bで検出された温度の差と、検出器19cで検出された空気の流量と、から加湿量を求める。
加湿量M[kg/hr]は、その温度の差をΔT[K]、その空気の流量をQ[kg/hr]、空気の定圧比熱をC[J/kgK]、水の蒸発潜熱をL[J/kg]とし、加湿素子2の上流側と下流側における顕熱差と加湿時に水が奪う蒸発潜熱量とが等しいとして、以下の(式1)で概算される。
Figure 2014085027
判定部17dは、加湿動作の積算時間毎に予め設定された基準加湿量を記憶する。
判定部17dは、加湿装置11の加湿動作の積算時間を計測する。
判定部17dは、加湿装置11が、送風機6のモータ回転数等、加湿動作の出力を変化させることができる場合には、出力の時間変化分を補正した積算時間を算出する。
積算時間は、加湿素子2が交換された場合には、リセットされる。
判定部17dは、計測された積算時間に対応する基準加湿量を特定し、(式1)で概算された加湿量、つまり実測加湿量と、特定された基準加湿量と、を比較して、加湿素子2の劣化度の大小を判定する。
設定部17aは、判定部17dにおける劣化度の判定結果に応じて、排水時間間隔と排水時間とを更新する。
(加湿装置の制御フロー)
以下に、実施の形態2に係る加湿装置の制御フローについて説明する。
図8は、実施の形態2に係る加湿装置の、制御フローを示す図である。
なお、制御フローは、適宜変更することが可能である。
ステップ801〜807、812〜815は、図5におけるステップ501〜507、509〜512と同様である。
ステップ808において、設定部17aは、排水時間間隔と排水時間とを設定して、ステップ809に進む。
排水時間間隔と排水時間とは、直前の加湿動作時に設定された排水時間間隔と排水時間とである。
設定部17aは、加湿装置11の加湿動作の積算時間が0である場合、又は、加湿素子2が交換された後の加湿装置11の加湿動作の積算時間が0である場合には、最も小さいランクを選択し、そのランクに対応する組み合わせの排水時間間隔と排水時間とを設定する。
ステップ809において、判定部17dは、前回の判定からの経過時間(以下「判定後経過時間」)と予め設定された判定の時間間隔(以下「判定時間間隔」という)とを比較し、判定後経過時間が判定時間間隔を超えている場合は、ステップ810に進み、そうでなければ、ステップ812に進む。
判定時間間隔が短く設定されると、排水時間間隔と排水時間とが更新されることによる加湿素子2の劣化度の改善効果が発揮される前に、次の更新が行われてしまう。
そのため、判定時間間隔は、排水時間間隔と排水時間とが更新されることによる加湿素子2の劣化度の改善効果が発揮される程度の時間間隔に設定される必要がある。
ステップ810において、判定部17dは、加湿素子2の劣化度の大小を判定し、劣化度が大きい場合は、ステップ811に進み、そうでなければ、ステップ812に進む。
判定部17dは、実測加湿量と基準加湿量とを比較して、実測加湿量が基準加湿量を超えている場合に、加湿素子2の劣化度が大きいと判定する。
ステップ811において、設定部17aは、ステップ808で設定された排水時間間隔と排水時間との組み合わせに対応するランクから、水の消費が増加する側に選択するランクを1つ上げ、そのランクに対応する組み合わせの排水時間間隔と排水時間とに、排水時間間隔と排水時間とを更新し、ステップ812に進む。
(加湿装置の作用)
以下に、実施の形態2に係る加湿装置の作用について説明する。
実施の形態2に係る加湿装置では、設定部17aは、適切な排水時間間隔と排水時間とを、人を介在させずに自動で設定する。
そのため、使用者、保守作業者等が排水時間間隔と排水時間とを選択する必要がない。
また、実施の形態2に係る加湿装置では、設定部17aが、排水時間間隔と排水時間との組み合わせをランク付けして記憶し、ランクを選択することで排水時間間隔と排水時間とを設定する。
そのため、設定部17aの処理が、簡略化される。
また、実施の形態2に係る加湿装置では、設定部17aは、実測に基づいて排水時間間隔と排水時間とを設定する。
そのため、使用者、保守作業者等によって選択される場合と比較して、更に適切な排水時間間隔と排水時間とが設定される。
(変形例)
加湿装置11では、判定部17dが、判定後経過時間と判定時間間隔とを比較しているが、判定部17dが、前回の判定からの加湿動作又は排水動作の積算時間と、予め設定された加湿動作又は排水動作の積算時間に対する判定の時間間隔と、を比較してもよい。
そのような場合には、加湿動作又は排水動作の積算時間に対する判定の時間間隔は、例えば、100時間程度に設定される。
なお、判定部17dは、加湿装置11が、送風機6のモータ回転数、排水弁5aの開度等、加湿動作又は排水動作の出力を変化させることができる場合には、出力の時間変化分を補正した積算時間を算出する。
加湿装置11では、計測手段19が、加湿素子2を通過する空気の上流側の温度を検出する検出器19aと、加湿素子2を通過する空気の下流側の温度を検出する検出器19bと、加湿素子2を通過する空気の流量を検出する検出器19cと、であるが、計測手段19が、加湿素子2を通過する空気の上流側の温湿度を検出する検出器と、加湿素子2を通過する空気の下流側の温湿度を検出する検出器と、であってもよい。
また、計測手段19が、加湿動作中に加湿素子2から空気に供給された水蒸気の量、つまり、加湿動作中に給水系4が加湿素子2に供給した水の量を検出する検出器であってもよい。
また、互いに方式の異なる複数の計測手段19が、共用されてもよい。
加湿装置11では、判定部17dが、計測手段19の実測に基づいて劣化度の大小を判定しているが、計測手段19が設けられず、判定部17dが、加湿装置11が使用される地域等の情報を、例えば通信回線等を介して入手し、その情報に基づいて劣化度を推定し、その推定された劣化度の大小を判定してもよい。
判定部17dが、計測手段19の実測に基づいて劣化度の大小を判定する場合には、更に適切な排水時間間隔と排水時間とが設定される。
加湿装置11では、設定部17aが、劣化度が大きい場合に、水の消費が増加する側に選択するランクを1つ上げているが、設定部17aが、劣化度がどの程度大きいかに応じてランクの上げ幅を変化させてもよい。
また、設定部17aが、劣化度が小さい場合に、水の消費が減少する側に選択するランクを下げてもよい。
コントローラ17が、実施の形態1に係る加湿装置のように、選択部7cを有してもよい。
そのような場合には、コントローラ17は、例えば、使用者、保守作業者等が選択部7cを操作しない場合に、判定部17dを機能させる。
以上、実施の形態1及び実施の形態2について説明したが、本発明は各実施の形態の説明に限定されない。
例えば、各実施の形態又は各変形例を組み合わせることも可能である。
1、11 加湿装置、2 加湿素子、2a 加湿機能体、2b 給水体、2c 導水体、2d スペーサ、3 ドレン容器、4 給水系、4a 給水弁、5 排水系、5a 排水弁、6 送風機、7、17 コントローラ、7a、17a 設定部、7b 制御部、7c 選択部、17d 判定部、8 給水源、19 計測手段、19a、19b、19c 検出器。

Claims (9)

  1. 透湿膜が設けられた通風路を有し、該通風路に供給された空気を、該透湿膜を介して加湿する加湿素子と、
    排水弁を有し、該排水弁を介して前記加湿素子から水を排出する排水系と、
    排水時間間隔と排水量とを設定する設定部と、該設定された排水時間間隔に基づいて前記排水弁を開状態にし、該設定された排水量に基づいて前記排水弁を閉状態にする制御部と、を有する制御手段と、
    を備え、
    前記設定部は、前記排水時間間隔及び前記排水量の少なくともいずれか一方を更新する、
    ことを特徴とする加湿装置。
  2. 前記設定部は、前記排水量として排水時間を設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。
  3. 前記制御手段は、選択部を有し、
    前記設定部は、予め前記排水時間間隔と前記排水量との組み合わせを複数記憶し、前記選択部の選択に応じて、前記排水時間間隔及び前記排水量の少なくともいずれか一方を更新する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加湿装置。
  4. 前記選択部は、スイッチである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の加湿装置。
  5. 前記選択部は、装置の外部に設けられた、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の加湿装置。
  6. 前記制御手段は、前記加湿素子の劣化度の大小を判定する判定部を有し、
    前記設定部は、前記判定部で前記劣化度が大きいと判定された場合に、前記排水時間間隔を減少させること及び前記排水量を増加させることの少なくともいずれか一方を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の加湿装置。
  7. 前記設定部は、予め前記排水時間間隔と前記排水量との組み合わせを水の消費が少ない順にランク付けして記憶し、前記判定部で前記劣化度が大きいと判定された場合に、選択されているランクと比較して水の消費が多い側のランクを選択する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の加湿装置。
  8. 加湿量を実測するための計測手段を備え、
    前記判定部は、前記実測された加湿量を、加湿動作の積算時間毎に予め設定された基準加湿量と比較して、前記劣化度の大小を判定する、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の加湿装置。
  9. 透湿膜が設けられた通風路を有し、該通風路に供給された空気を、該透湿膜を介して加湿する加湿素子と、排水弁を有し、該排水弁を介して前記加湿素子から水を排出する排水系と、を備えた加湿装置の制御方法であって、
    排水時間間隔と排水量とを設定するステップと、
    前記設定された排水時間間隔に基づいて、前記排水弁を開状態にするステップと、
    前記設定された排水量に基づいて、前記排水弁を閉状態にするステップと、
    を有し、
    前記設定するステップは、前記排水時間間隔及び前記排水量の少なくともいずれか一方を更新する、
    ことを特徴とする加湿装置の制御方法。
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