JP2014084027A - 動力舵取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック解除に大きな力を必要としない動力舵取装置を提供する。
【解決手段】ボールジョイント60に当接する一対の作動ストッパ16、17と、一対の作動ストッパ16、17に一端が旋回可能に連結された一対の第1リンク32、42と、一対の第1リンク32、42の他端が旋回可能に連結され、ハウジングに旋回可能に軸支された第2リンク36と、第2リンク36を旋回駆動させる旋回駆動装置とを備え、作動ストッパ16、17に対する第1リンク32、42の第1連結点30、43と、ハウジング11に対する第2リンク36の旋回軸支点37とを、作動軸20の軸方向に対し平行な平行線m上に配置し、第1リンク32、42に対する第2リンク36の第2連結点34、39を、平行線m上に位置するように、旋回駆動装置55によって第1リンク32、42および第2リンク36を旋回させ、作動ストッパ16、17をボールジョイント60に当接させた。
【選択図】図2

Description

本発明は、作動軸をロックできるようにようにした動力舵取装置に関する。
従来の後輪用動力舵取装置として、特許文献1に開示されたものがある。このものは、電動モータのパワーをラック軸に伝え、後輪を転舵している。走行状態に応じて、ラック軸の軸方向移動を阻止したり許容するために、ロック装置が用いられている。
図6に示すように、ハウジング100にラック軸110が挿通され、ハウジング100にロック装置が取り付けられている。ロック装置は、ラック軸110に形成された係合溝111と、係合溝111に係合するロッド121と、油圧によって係合を解除する方向に後退するピストン120と、係合する方向にピストン120を押圧するばね130とからなっている。
特開平7−137645号公報
係合溝111にロッド121を係合させて状態で、油圧によってピストン120とともにロッド121を後退させようとしても、係合溝111およびロッド121間の摩擦によって簡単に後退させるのに大きな力が必要とする問題があった。すなわち、ロック解除に大きな力が必要とする問題があった。本発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、その目的としているところは、ロック解除に大きな力を必要としない動力舵取装置を提供する。
請求項1に記載の発明は、ハウジングと、前記ハウジングに挿通された作動軸と、前記作動軸の両端に連結された一対のボールジョイントと、前記ハウジングに設けられ、前記作動軸に軸方向のパワーを付与する駆動装置とを備えた動力舵取装置において、前記ハウジングおよび前記一対のボールジョイント間に設けられ、前記作動軸を挿通し、前記ボールジョイントに対し軸方向に当接する一対の作動ストッパと、前記一対の作動ストッパを前記ハウジングに対し前記作動軸の軸方向に案内する案内装置と、前記一対の作動ストッパに一端が旋回可能に連結された一対の第1リンクと、前記一対の第1リンクの他端が旋回可能に連結され、前記ハウジングに旋回可能に軸支された第2リンクと、前記第1リンクおよび前記第2リンクを旋回駆動させる旋回駆動装置とを備え、前記一対の作動ストッパに対し前記一対の第1リンクが連結される第1連結点と、前記ハウジングに対し前記第2リンクが旋回可能に軸支される旋回軸支点とを、前記作動軸の軸方向に対し平行な平行線上に配置し、前記一対の第1リンクに対し前記第2リンクが連結される第2連結点を、前記平行線上に位置するように、前記旋回駆動装置によって前記第1リンクおよび前記第2リンクを旋回させ、前記一対の作動ストッパを前記一対のボールジョイント側へ移動させて前記一対のボールジョイントに当接させたことを特徴とするものである。
本発明は、作動軸から一対の作動ストッパにかかる力は、第1リンクおよび第2リンクを介してハウジングで受け止めることができるので、旋回駆動装置の小さな駆動力でロック乃至ロック解除できるメリットがある。
本発明の一実施形態にかかる動力舵取装置の一部断面した全体図である。 本発明の一実施形態にかかる動力舵取装置のロック状態図である。 本発明の一実施形態にかかる図2のA−A線断面図である。 本発明の一実施形態にかかる図2のB矢視図である。 本発明の他の実施形態にかかる動力舵取装置の一部断面した全体図である。 従来の動力舵取装置のロック装置の断面図である。
本発明の一実施形態について、図1乃至図4を参酌しつつ説明する。図1は動力舵取装置の一部断面した全体図であり、図2は動力舵取装置のロック状態図であり、図3は図2のA−A線断面図であり、図4は図2のB矢視図である。
動力舵取装置10は、後輪用動力舵取装置であり、ラックハウジング11と、ラックハウジング11に挿通されたラック軸20と、ラックハウジング11と一体形成されたギヤハウジング15と、ギヤハウジング15に回転可能に軸承されたピニオン軸75と、ラック軸20の両端に連結された一対のボールジョイント60と、ピニオン軸75を介してラック軸20にパワーを付与する駆動装置70と、ラック軸20の軸方向移動を阻止するロック装置とを有する。
図1乃至図3に示すように略円筒状のラックハウジング11には挿通穴が貫通しており、この挿通穴にラック軸20が挿通されている。
ラック軸20の両端に一対のボールジョイント60の一端が連結され、一対のボールジョイント60の他端には図略の後輪がそれぞれ連結され、ラック軸11の軸方向の移動によって後輪の向きが変えられるようになっている。
一対のボールジョイント60は、ラック軸20の両端にねじ結合されたボールソケット61と、ボールソケット61に傾動可能に連結されたボールスタッド63と、ボールソケット61およびボールスタッド63間に介挿されたボールシート62とからなっている。
図3および図4に示すようにラックハウジング11には、これと交差する方向にギヤハウジング15が一体形成され、このギヤハウジング15には、図略の転がり軸受を介してピニオン軸75が回転可能に軸支されている。ピニオン軸75にはピニオン76が形成され、このピニオン76にラック軸20のラック21が噛合している。
ギヤハウジング15には、ピニオン軸75とでラック軸20を挟む位置に図略のラックガイドが配置され、ラックガイドは、これの背後に配置されたばねによって、ラック軸20をピニオン軸75側へ押圧している。
駆動装置70は、ピニオン軸75を介してラック軸20にパワーを付与する機能を有し、電動モータ71と、電動モータ71によって回転駆動されるウォーム72と、ウォーム72に噛合するウォームホィール73とからなっている。電動モータ71は、ギヤハウジング15に取付けられ、ウォームホィール73は、ピニオン軸75の一端に取付けられている。ウォーム72およびウォームホィール73は、電動モータ71の回転を減速し増力させる機能を有する。
図1乃至図3に示すようにロック装置は、自動車の走行状況に応じてラック軸20の軸方向の移動を阻止したり、軸方向の移動を許容するものであり、一対のボールジョイント60およびラックハウジング11間に配置された一対の作動ストッパ16、17と、一対の作動ストッパ16、17をラック軸20の軸方向に移動可能に案内する案内装置と、一対の作動ストッパ16、17に一端が旋回可能に連結された一対の第1リンク32、42と、一対の第1リンク32、42の他端が旋回可能に連結され、ラックハウジング11に旋回可能に軸支された第2リンク36と、一対の第1リンク32、42および第2リンク36を旋回駆動させる旋回駆動装置とを有する。
一対の作動ストッパ16、17は、ラックハウジング11および一対のボールジョイント60間に設けられている。一対の作動ストッパ16、17は、ラック軸20を挿通し、ボールソケット61に当接するストッパ面16a、17aが形成されている。作動ストッパ16のみ内周にラック軸用ブッシュ65が取付けられ、ラック軸20がラック軸用ブッシュ65を介して作動ストッパ16に摺動可能に支持されている。
案内装置は、一対の作動ストッパ16、17をラック軸20の軸方向に移動可能に案内する機能を有し、ラックハウジング11の端面に突設された案内ピン19と、一対の作動ストッパ16、17に穿孔されたガイド孔16b、17bとを有する。ラック軸20の軸方向に対し案内ピン19は平行に設置され、ガイド孔16b、17bは平行に穿孔されている。ガイド孔16b、17bに案内ピン19を摺動可能に嵌合させている。
一対の第1リンク32、42は、一対の作動ストッパ16、17および第2リンク36を連結する機能を有し、第1リンク32の両端に連結部31、33を一体的に有し、第1リンク42の両端に連結部41、44を一体的に有する。作動ストッパ16および連結部31は、連結ピン30を介して旋回可能に連結され、作動ストッパ17および連結部44は、連結ピン43を介して旋回可能に連結されている。連結ピン30および連結ピン43は、ラック軸20の軸方向に対し平行な平行線m上に配置に配置されている。
第2リンク36は、一対の第1リンク32、42とで作動ストッパ16、17をラック軸20の軸方向に移動させるリンク機構を構成する。第2リンク36は、両端に連結部35、40を一体的に有し、中間に連結部38を一体的に有する。連結部33および連結部35は、連結ピン34を介して旋回可能に連結され、連結部40および連結部41は、連結ピン39を介して旋回可能に連結されている。ラックハウジング11および連結部38は、連結ピン37を介して旋回可能に連結されている。連結ピン37は、ラック軸20の軸方向に対し平行な平行線m上に配置に配置されている。
旋回駆動装置は、一対の第1リンク32、42および第2リンク36を旋回駆動させる機能を有し、旋回用シリンダ装置55と、引っ張りばね50とを有する。
旋回用シリンダ装置55は、シリンダハウジング56と、シリンダハウジング56に摺動可能に嵌合されたピストンロッド57とを有する。ピストンロッド57の一端は、連結部40にねじ結合され、シリンダハウジング56の他端は、連結ピン47を介して支持部13に旋回可能に連結されている。支持部13は、ラックハウジング11に一体形成されている。ピストンロッド57の両側に択一的に油圧を供給することによって、ピストンロッド57は、シリンダハウジング56に対して伸びたり縮んだりする。ピストンロッド57を第2リンク36側のシリンダハウジング56に当接する位置まで移動させた状態で、連結ピン34および連結ピン39が、ラック軸20の軸方向に対し平行な平行線m上に配置に配置されるように、支持部13に対するシリンダハウジング56の取付け位置が調整される。
引っ張りばね50は、両端をそれぞれ引っ掛けピン51および引っ掛けピン52に引っ掛けている。引っ掛けピン52は連結部35に取付けられ、引っ掛けピン51は連結部46に取付けられている。連結部46は、連結ピン45を介して支持部12に旋回可能に連結されている。支持部12は、ラックハウジング11に一体形成されている。
ピストンロッド57がシリンダハウジング56に対して縮むと、連結ピン34および連結ピン39は、ラック軸20の軸方向に対し平行な平行線m上に配置されている。こうすることで、ボールソケット61が作動ストッパ16を押す力は、連結ピン30、第1リンク32、連結ピン34、第2リンク36、連結ピン37を介してラックハウジング11に伝えられ、ボールソケット61が作動ストッパ17を押す力は、連結ピン43、第1リンク42、連結ピン39、第2リンク36、連結ピン37を介してラックハウジング11に伝えられ、ラック軸20を軸方向に移動させようとする大きな力をラックハウジング11で受け止めることができる。従って、第1リンク32、42および第2リンク36を旋回させるのに旋回用シリンダ装置55および引っ張りばね50に大きな力を必要としない。
旋回用シリンダ装置55には、ピストンロッド57の両側に択一的に油圧を供給する油圧制御装置82が油管を介して接続されている。電動モータ71には、これに駆動電流を供給する駆動装置81が電気配線を介して接続されている。油圧制御装置82および駆動装置81には、これらを制御する主制御装置80が電気配線を介して接続されている。
上述した構成にもとづいて動力舵取装置の動作について説明する。
自動車の速度が所定以下で図略のハンドルを操作すると、主制御装置80から駆動装置81へ制御信号を送信し、駆動装置81から電動モータ71に駆動電流が供給される。電動モータ71の回転は、ウォーム72およびウォームホィール73によって、減速し増力させてピニオン軸75に伝達される。ピニオン軸75の回転は、ラック軸20の軸方向移動に変換され、ボールジョイント60を介して後輪を転舵する。
自動車の速度が所定以上になると、主制御装置80から油圧制御装置82へ駆動信号が供給され、ピストンロッド57の第2リンク36側へ油圧が供給される。この結果、ピストンロッド57は、シリンダハウジング56に対して縮み、第2リンク36が図1の反時計回りに旋回し、連結ピン34および連結ピン39はラック軸20の軸方向に対し平行な平行線m上に配置される。この結果、一対の作動ストッパ16、17は、ラックハウジング11から離れる方向へ移動し、一対の作動ストッパ16、17のストッパ面16a、17aにボールスタッド61が当接する(図2)。
ラック軸20の力は、一対の作動ストッパ16、17、一対の第1リンク32、42、第2リンク36、連結ピン37を介してラックハウジング11で受け止められるので、第1リンク32、42および第2リンク36を旋回させるのに旋回用シリンダ装置55および引っ張りばね50に大きな力を必要としない。このようにロック装置によって、ラック軸20は軸方向の中立位置に保持され、後輪からの逆入力によって後輪が転舵されない状態となる。
自動車の速度が所定以下になると、主制御装置80から油圧制御装置82へ駆動信号が供給され、ピストンロッド57の連結ピン47側へ油圧が供給される。この結果、ピストンロッド57は、シリンダハウジング56に対して伸び、第2リンク36が図1の時計回りに旋回し、第1リンク32、42および第2リンク36は連結ピン34および連結ピン39で折れ曲る。この結果、一対の作動ストッパ16、17は、ラックハウジング11に当接する方向へ移動し、ラック軸20の軸方向の移動が可能となる(図1)。
油圧制御装置82から油圧が発生しなくなったときは、引っ張りばね50の力で第2リンク36が図1の反時計回りに旋回し、連結ピン34および連結ピン39はラック軸20の軸方向に対し平行な平行線m上に配置される。この結果、一対の作動ストッパ16、17は、ラックハウジング11から離れる方向へ移動し、一対の作動ストッパ16、17のストッパ面16a、17aにボールスタッド61が当接する(図2)。すなわち、引っ張りばね50はフェールセーフ機能として作用する。
本発明の他の実施形態を図5を用いて説明する。上述した実施形態と異なる点は、旋回用シリンダ装置55に代えて旋回シリンダ装置90を使用し、2本の引っ張りばね50を配置した。上述した実施形態と同一の構成については、同一番号を付与して説明を割愛し、異なる構成について説明する。
旋回シリンダ装置90は、シリンダハウジング91と、シリンダハウジング91に旋回可能に軸支された旋回ピストン92とからなる。シリンダハウジング91は、ラックハウジング11に取付けられ、旋回ピストン92に第2リンク36が一体的に連結されている。旋回ピストン92の円周方向両側に択一的に油圧を供給することによって、旋回ピストン92とともに第2リンク36が図5の時計回りあるいは反時計回りに旋回する。
旋回ピストン92とともに第2リンク36が図5の時計回りに旋回したときは、第1リンク32、42および第2リンク36は、連結ピン34、39で折れ曲った状態となり、作動ストッパ16、17は、ラックハウジング11側へ移動し、ラック軸20の軸方向の移動を許容する。
旋回ピストン92とともに第2リンク36が図5の反時計回りに旋回したときは、連結ピン34および連結ピン39はラック軸20の軸方向に対し平行な平行線m上に配置される。この結果、一対の作動ストッパ16、17は、ラックハウジング11から離れる方向へ移動し、一対の作動ストッパ16、17のストッパ面16a、17aにボールスタッド61が当接する。ラック軸20は軸方向の中立位置に保持され、後輪からの逆入力によって後輪が転舵されない状態となる。
旋回シリンダ装置90へ油圧が供給されなくなったときは、一対の引っ張りばね50の力で第2リンク36が図5の反時計回りに旋回し、連結ピン34および連結ピン39はラック軸20の軸方向に対し平行な平行線m上に配置される。この結果、一対の作動ストッパ16、17は、ラックハウジング11から離れる方向へ移動し、一対の作動ストッパ16、17のストッパ面16a、17aにボールスタッド61が当接する。すなわち、一対の引っ張りばね50はフェールセーフ機能として作用する。
本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
上述した実施形態は、電動モータ71のパワーをピニオン軸75を介してラック軸20に付与するようにした。他の実施形態として、ラックハウジング11およびラック軸20間にシリンダ室を形成し、ラック軸20にピストンを設け、ピストンの両側のシリンダ室に択一的に油圧を供給してラック軸20にパワーを付与しても良い。この場合、ラック軸20にラック21を形成しない。
上述した実施形態は、ラックハウジング11に対する一対の作動ストッパ16、17の案内装置として、ラックハウジング11の端面に突設された案内ピン19と、一対の作動ストッパ16、17に穿孔されたガイド孔16b、17bとを用いた。他の実施形態として、案内装置は、ラックハウジング11の両端に形成された案内凹部と、作動ストッパ16、17のラックハウジング11側へ突出した案内凸部とで構成しても良い。
11:ラックハウジング(ハウジング)、16:作動ストッパ、16b:ガイド孔(案内装置)、17:作動ストッパ、17b:ガイド孔(案内装置)、19:案内ピン(案内装置)、20:ラック軸(作動軸)、30:連結ピン(第1連結点)、32:第1リンク、34:連結ピン(第2連結点)、36:第2リンク、37:連結ピン(旋回軸支点)、39:連結ピン(第2連結点)、42:第1リンク、43:連結ピン(第1連結点)、50:引っ張りばね(旋回駆動装置)、55:旋回用シリンダ装置(旋回駆動装置)、60:ボールジョイント、70:駆動装置、m:平行線

Claims (1)

  1. ハウジングと、前記ハウジングに挿通された作動軸と、前記作動軸の両端に連結された一対のボールジョイントと、前記ハウジングに設けられ、前記作動軸に軸方向のパワーを付与する駆動装置とを備えた動力舵取装置において、
    前記ハウジングおよび前記一対のボールジョイント間に設けられ、前記作動軸を挿通し、前記ボールジョイントに対し軸方向に当接する一対の作動ストッパと、
    前記一対の作動ストッパを前記ハウジングに対し前記作動軸の軸方向に案内する案内装置と、
    前記一対の作動ストッパに一端が旋回可能に連結された一対の第1リンクと、
    前記一対の第1リンクの他端が旋回可能に連結され、前記ハウジングに旋回可能に軸支された第2リンクと、
    前記第1リンクおよび前記第2リンクを旋回駆動させる旋回駆動装置とを備え、
    前記一対の作動ストッパに対し前記一対の第1リンクが連結される第1連結点と、前記ハウジングに対し前記第2リンクが旋回可能に軸支される旋回軸支点とを、前記作動軸の軸方向に対し平行な平行線上に配置し、
    前記一対の第1リンクに対し前記第2リンクが連結される第2連結点を、前記平行線上に位置するように、前記旋回駆動装置によって前記第1リンクおよび前記第2リンクを旋回させ、前記一対の作動ストッパを前記一対のボールジョイント側へ移動させて前記一対のボールジョイントに当接させたことを特徴とする動力舵取装置。
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