JP2014083704A - Idカード作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】持込顔画像データの適否判定を容易に行なうことができるIDカード作成システムを提供する。
【解決手段】IDカード作成システム10は、申請者を直接撮像する直接撮像部12、顔画像付申請書が投入される申請書投入部11、申請書投入部11に投入された顔画像付申請書の顔画像を撮像する申請書撮像部13、または持込顔画像データが入力される顔画像データ入力部17、旧IDカードのICチップから読取顔画像データを読み取る顔画像データ読取部24、ホストサーバ30からホストサーバ読取顔画像データを読取るホストサーバ顔画像データ読取部28、を備えている。直接撮像部12からの直接顔画像データと、顔画像データ読取部24からの読取顔画像データと、ホストサーバ顔画像データ読取部28からのホストサーバ読取顔画像データと制御部21の判定部21aにおいて比較され、持込顔画像データの適否が判定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICチップを有するICカード等のIDカードを作成するためのIDカード作成システムに係り、とりわけ、申請者が希望する顔画像を採用することが可能なIDカード作成システムに関する。
身分証明証などの身分確認時に用いられるIDカードとして、電子情報が記録されたICチップを有するICカードが知られている。このようなICカードには、例えば、氏名、住所などの文字、会員番号や個人を識別できる数字等が印字されている。
このようなICカードを更新する場合、申請場所において申請者は予め申請書に必要事項を記入して提出するとともに、更新前の旧ICカードを提出する。また必要に応じて申請者の顔画像をカメラにより撮像する。
この場合、申請者は申請場所においてカメラにより顔画像が撮像されるが、申請者によっては自分が希望する顔画像を予め入手するとともにこれを持込み、この持込んだ顔画像の採用を希望する場合がある。
現在、申請者が顔画像を持込んだ場合、申請場所において職員が、申請者が持込んだ顔画像と、旧ICカードに印刷された顔画像と、申請者の顔を見比べて、申請者が持込んだ顔画像の真偽を確認するとともに、申請者の本人確認を行なっている。
しかしながら、申請場所において職員が、申請者が持込んだ顔画像と、旧ICカードに印刷された顔画像と、申請者の顔を見比べる作業は容易ではなく、長時間を要しているのが実情である。
特開平8−99487号公報 特開2003−287784号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、申請者が顔画像データを予め準備するとともにこれを持込んだ場合、当該持込顔画像データの適否判定を容易に行なうことができるIDカード作成システムを提供することを目的とする。
本発明は、ICチップを含むIDカードを更新して作成するIDカード作成システムにおいて、文字及び顔画像を含む顔画像付申請書が投入される申請書投入部と、ICチップを含む旧IDカードのICチップからICチップ読込顔画像データを読取るICチップ顔画像データ読取部と、ホストサーバからホストサーバ読取顔画像データを読取るホストサーバ顔画像データ読取部と、申請者を撮像して直接顔画像データを取得する直接撮像部と、申請書投入部に投入された顔画像付申請書の顔画像を撮像して持込顔画像データを取得する申請書撮像部、または持込顔画像データが直接入力される顔画像データ入力部と、申請書撮像部または顔画像データ入力部のいずれか、ICチップ顔画像データ読取部、ホストサーバ顔画像データ読取部および直接撮像部に接続された制御部と、制御部に接続された表示部とを備え、制御部は申請書撮像部または顔画像データ入力部からの持込顔画像データと、ICチップ顔画像データ読取部からのICチップ読込顔画像データまたはホストサーバ顔画像データ読取部からのホストサーバ読取顔画像データと、直接撮像部からの直接顔画像データとを比較して持込顔画像データの適否判定を行なう判定部と、判定部からの情報により持込顔画像データが適切であると判断した場合に表示部に持込顔画像データを表示し、持込顔画像データが真実であるが不適切であると判断した場合に表示部に直接顔画像データを表示する表示制御部とを有することを特徴とするIDカード作成システムである。
本発明は、ICチップを含むIDカードを更新して作成するIDカード作成システムにおいて、文字及び顔画像を含む顔画像付申請書が投入される申請書投入部と、ICチップを含む旧IDカードのICチップからICチップ読込顔画像データを読取るICチップ顔画像データ読取部と、ホストサーバからホストサーバ読取顔画像データを読取るホストサーバ顔画像データ読取部と、申請者を撮像して直接顔画像データを取得する直接撮像部と、申請書投入部に投入された顔画像付申請書の顔画像を撮像して持込顔画像データを取得する申請書撮像部、または持込顔画像データが直接入力される顔画像データ入力部と、申請書撮像部または顔画像データ入力部のいずれか、ICチップ顔画像データ読取部、ホストサーバ顔画像データ読取部および直接撮像部に接続された制御部と、制御部に接続された表示部とを備え、制御部は申請書撮像部または顔画像データ入力部からの持込顔画像データと、ICチップ顔画像データ読取部からのICチップ読込顔画像データまたはホストサーバ顔画像データ読取部からのホストサーバ読取顔画像データとを比較して持込顔画像データの適否判定を行なう判定部と、判定部からの情報により持込顔画像データが適切であると判断した場合に表示部に持込顔画像データを表示し、持込顔画像データが不適切であると判断した場合に直接撮像部を作動させて直接顔画像データを取得するとともに、当該直接顔画像データを表示部に表示する表示制御部とを有することを特徴とするIDカード作成システムである。
本発明は、制御部には操作信号を出力する操作部が接続され、制御部は操作部からの操作信号に基づいて持込顔画像データまたは直接顔画像データを修正する修正部を更に有することを特徴とするIDカード作成システムである。
以上のように本発明によれば、申請者が顔画像データを予め準備するとともに、これを持込んだ場合、当該持込顔画像の適否判定を容易に行なうことができる。
図1は、本発明によるIDカード作成システムを示す概略図。 図2はICカードの表面を示す図。 図3は本発明によるIDカード作成システムの作用を示すフローチャート。 図4は顔画像付申請書を示す図。 図5は本発明によるIDカード作成システムの作用の変形例を示すフローチャート。
以下、図1乃至図4を参照して本発明によるIDカード作成システムの一実施の形態について説明する。
はじめに図2を参照してIDカード、例えばICカード111について説明する。
図2に示すように、本発明によるIDカード作成システムにより得られるIDカードは、ICチップを含むIDカード111を更新して作成するものである。このようなIDカード111はカード基体111Bと、ICチップ111Aとを含む運転免許証のようなICカードからなり、ICカード111の表面111aには氏名、住所を表示する文字、数字等からなる印字部112および顔画像113が設けられている。
次に図1によりIDカード作成システムについて説明する。
図1に示すように、IDカード作成システム10は、顔画像付申請書1(図4)が投入される申請書投入部11と、申請書投入部11に投入された顔画像付申請書1の有無を検出する検出センサ14と、申請者を撮像して直接顔画像データを取得する直接撮像部12と、申請書投入部11に投入された顔画像付申請書1の顔画像2を撮像して(接写して)持込顔画像データを取得する申請書撮像部13と、例えば顔画像データが予め記憶されたUSBメモリ等が差し込まれ、持込顔画像データが直接入力される顔画像データ入力部17と、ICカード111のICチップ111Aから読取顔画像データを読み取るリーダライタ(R/W)等の顔画像データ読取部24とを備えている。
この場合、申請書投入部11に投入される顔画像付申請書1は、例えば、図4に示すように上方に顔画像2を有し、下方に氏名、住所等の文字3を有している。
また検出センサ14は外部信号制御部16を介して制御部21に接続されている。また直接撮像部12からの直接顔画像データ、申請書撮像部13からの持込顔画像データ、顔画像データ入力部17からの持込顔画像データおよび顔画像データ読取部24からの読取顔画像データは制御部21の画像取込部21aへ送られる。
さらにまた、申請書投入部11に投入された顔画像付申請書1中の文字3を読み取る文字情報読取部(OCR)15が設けられ、文字情報読取部15からの情報は制御部21へ送られる。
さらにまた、制御部21の画像取込部21aには、ホストサーバ顔画像データ読取部28が接続され、このホストサーバ顔画像データ読取部28はホストサーバ30からホストサーバ顔画像データを読取り、このホストサーバ顔画像データを制御部21の画像取込部21aへ送るようになっている。
また制御部21は、申請書撮像部13または顔画像データ入力部17からの持込顔画像データ、顔画像データ読取部24からの読取顔画像データ、および直接撮像部12からの直接顔画像データを比較する判定部21bを含んでいる。
さらに制御部21は、判定部21bからの情報に基づいて、申請書撮像部13または顔画像データ入力部17からの持込顔画像データ、あるいは直接撮像部12からの直接顔画像データから、使用すべき顔画像データ、すなわち後述するプリンタ23により印字すべき顔画像データを決定するデータ決定部21cを含んでいる。
さらに制御部21は判定部21bからの情報に基づいて表示部26で表示すべき適切な顔画像データを送る表示制御部21eを含む。
さらに制御部21には、持込顔画像データを表示する表示部26と、操作信号を出力する操作部27とが接続されている。
そして表示部26に表示された持込顔画像データを見ながら操作部27により操作することにより、制御部21内に内蔵された修正部21dによって持込顔画像データのトリミングなどの修正ができる。
また制御部21には、入手した顔画像データおよび文字情報に基づいてICカード111の表面111aに印字部112および顔画像113を印字し、ICカード111の裏面(図示せず)に印字部を印字することによりICカード111を作成するプリンタ23が接続されている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について図3により説明する。
まず申請者が持ち込み写真の採用を希望する場合、申請者は予め顔画像2を含む顔画像付申請書1を準備しておき、この顔画像付申請書1を申請書投入部11に投入する。
申請書投入部11に投入された顔画像付申請書1は、検出センサ14により、申請書1中の顔画像の有無が検出される。
検出センサ14により申請書1中の顔画像の存在が検出されると、検出センサ14からの信号が外部信号制御部16を介して制御部21に送られる。
同時に申請書投入部11に投入された顔画像付申請書1について、その文字3が文字情報読取部15により読み取られ、文字情報読取部15により読み取られた文字情報は制御部21へ送られる。
その後、更新前の旧ICカード111内に内蔵されたICチップ111Aから顔画像データ読取部(R/W)24によって読取顔画像データが読み取られ、読み取られた読取顔画像データは制御部21の画像取込部21aへ送られる。
次にホストサーバ読取顔画像データ読取部28によりホストサーバ30からホストサーバ読取顔画像データが読み取られ、このホストサーバ読取顔画像データは制御部21の画像取込部21aへ送られる。
次に申請者に対して直接撮像部(カメラ)12により直接撮像が行なわれて、この直接撮像部12により直接顔画像データが入手される。直接撮像部12からの直接顔画像データは制御部21の画像取込部21aへ送られる。
次に制御部21は検出センサ14からの信号に基づいて申請書撮像部13を作動させて申請書1中の顔画像を撮像して持込顔画像データを取得する。このようにして取得された持込顔画像データは制御部21の画像取込部21aへ送られる。
一方、申請者は、例えば予め顔画像が記憶されたUSBなどの記憶媒体を持込み、このUSBなどの記憶媒体に記憶された顔画像の採用を希望することがある。
この場合、申請者は申請書1中に顔画像2を付すことなく、顔画像2のない申請書1が申請書投入部11に投入され、申請書投入部11に投入された申請書1の文字情報のみが文字情報読取部15により読み取られ、文字情報は文字情報読取部15から制御部21の画像取込部21aへ送られる。
申請者は顔画像が記憶されたUSBなどの記憶媒体を顔画像データ入力部17に差し込み、顔画像データ入力部17からの顔画像は制御部21の画像取込部21aに送られる。
このようにして制御部21の画像取込部21aには、申請書撮像部13からの持込顔画像データまたは顔画像データ入力部17からの持込顔画像データのいずれか一方の持込顔画像データ、顔画像データ読取部24からの読取顔画像データ、直接撮像部12からの直接顔画像データおよびホストサーバ顔画像データ読取部28からのホストサーバ読取顔画像データが取込まれる。
次に制御部21の判定部21bにおいて、申請書撮像部13または顔画像データ入力部17のいずれか一方からの持込顔画像データと、顔画像データ読取部24からの読取顔画像データと、直接撮像部12からの直接顔画像データと、ホストサーバ顔画像データ読取部28からのホストサーバ読取顔画像データとが比較されて、持込顔画像データの適否が判定される。
顔画像データ読取部24からの読取顔画像データは、旧ICカード111のICチップ111Aに内蔵された顔画像データであって新たにICカード111を更新する際の基本となる顔画像データとなる。
従って、持込顔画像データがこの読取顔画像データと相違している場合、持込顔画像データは判定部21bにおいてNGと判定される。また直接撮像部12からの直接顔画像データと、旧ICカード111のICチップ111Aに内蔵された読取顔画像データとを比較することにより、申請者の本人確認を行なうことができる。
なお、判定部21bにおいて、申請書撮像部13または顔画像データ入力部17のいずれか一方からの持込顔画像データと、顔画像データ読取部24からの読取顔画像データとを比較することにより持込顔画像データの適否のみを判定してもよく、この場合は判定部21bにおいて、直接顔画像データを用いた本人確認は必ずしも行なう必要はない。
このように判定部21bにおいて持込顔画像データの適否判定を行ない、持込顔画像データがOKと判断された場合、判定部21bからの情報に基づいて、データ決定部21cにおいて使用すべき顔画像データとして、持込顔画像データを使用することを決定する。
他方、判定部21bにおける適否判定の結果、持込顔画像データがNGと判定された場合、判定部21bからの情報に基づいてデータ決定部21cにおいて、使用すべき顔画像データとして、直接撮像部12からの直接顔画像データを用いることを決定する。
次にデータ決定部21cにおいて持込顔画像データを使用する旨決定した場合、データ決定部21cからの情報に基づいて表示制御部21eが表示部26を制御して持込顔画像データを表示部26に表示させる。
次に申請場所の職員が、操作部27を操作して、表示部26に表示された持込顔画像データを見ながら持込顔画像データの修正を行なう。この場合、操作部27からの操作信号が制御部21へ送られ、操作部27からの操作信号に基づいて、制御部21の修正部21dにおいて持込顔画像データが修正される。
具体的には持込顔画像データに対して、顔サイズの修正、画像に対するトリミング等の修正を加える。
同時に職員は、表示部26に表示された持込顔画像データを見ながら、画像データのサイズ、目が隠れていないか、画像データ中に複数の顔がないか、画像データの顔がIDカードの写真として不適切か否か(笑っているか否か)等を検査して、持込顔画像データの適否を更に判定することもできる。
職員が持込顔画像データの使用は不適切と判断した場合、持込顔画像データの代わりに直接顔画像データを用いることができる。
他方、データ決定部21cにおいて、直接顔画像データを使用する旨決定した場合、データ決定部21cからの情報に基づいて表示制御部21eが表示部26を制御して直接顔画像データを表示部26に表示させる。
次に申請場所の職員が操作部27を操作して、表示部26に表示された直接顔画像データを見ながら、直接顔画像データを修正する。この場合上述と同様の手法により、制御部21の修正部21dにおいて直接顔画像データが修正される。
次にデータ決定部21cにおいてICカード111の写真として用いることに決められた持込顔画像データ又は直接顔画像データのいずれか一方が、プリンタ23から出力され、ICカード111に対してプリンタ23により印字が施されて更新されたICカード111が生成される。
他方、申請者が持ち込み写真の採用を希望しない場合、申請者は顔画像を含まない申請書1を準備する。
この場合、IDカード作成システム10は通常のシステムと同様の作用を行なう。すなわちまず申請書1が申請書投入部11に投入され、申請書1中の文字情報のみが文字情報読取部15により読み取られる。
申請者はその後、直接撮像部12において撮像され、直接撮像部12からの直接顔画像データと、文字情報読取部15からの文字情報が制御部21へ送られ、制御部21からの情報に基づいてプリンタ23が作動して、更新されたICカード111が生成される。
以上のように本実施の形態によれば、申請者が顔画像データを予め入手するとともに、これを持込んだ場合、持込顔画像データを旧ICカード111のICチップ111A内に内蔵された基本となる顔画像データと比較することにより、持込顔画像データの適否をきわめて簡単に判定することができる。
なお、上記実施の形態において、持込顔画像データを取得する手段として、申請書撮像部13および顔画像データ入力部17を設置した例を示したが、これに限らず申請書撮像部13および顔画像データ入力部17のうち一方のみを設置して持込顔画像データを取得して制御部21へ送ってもよい。
次に本発明によるIDカード作成システムの作用の変形例について、図5により説明する。
まず申請者が持ち込み写真の採用を希望する場合、申請者は予め顔画像2を含む顔画像付申請書1を準備しておき、この顔画像付申請書1を申請書投入部11に投入する。
申請書投入部11に投入された顔画像付申請書1は、検出センサ14により、申請書1中の顔画像の有無が検出される。
検出センサ14により申請書1中の顔画像の存在が検出されると、検出センサ14からの信号が外部信号制御部16を介して制御部21に送られる。
同時に申請書投入部11に投入された顔画像付申請書1について、その文字3が文字情報読取部15により読み取られ、文字情報読取部15により読み取られた文字情報は制御部21へ送られる。
その後、更新前の旧ICカード111内に内蔵されたICチップ111Aから顔画像データ読取部(R/W)24によって読取顔画像データが読み取られ、読み取られた読取顔画像データは制御部21の画像取込部21aへ送られる。
次にホストサーバ読取顔画像データ読取部28によりホストサーバ30からホストサーバ読取顔画像データが読み取られ、このホストサーバ読取顔画像データは制御部21の画像取込部21aへ送られる。
次に制御部21は検出センサ14からの信号に基づいて申請書撮像部13を作動させて申請書1中の顔画像を撮像して持込顔画像データを取得する。このようにして取得された持込顔画像データは制御部21の画像取込部21aへ送られる。
一方、申請者は、例えば予め顔画像が記憶されたUSBなどの記憶媒体を持込み、このUSBなどの記憶媒体に記憶された顔画像の採用を希望することがある。
この場合、申請者は申請書1中に顔画像2を付すことなく、顔画像2のない申請書1が申請書投入部11に投入され、申請書投入部11に投入された申請書1の文字情報のみが文字情報読取部15により読み取られ、文字情報は文字情報読取部15から制御部21の画像取込部21aへ送られる。
申請者は顔画像が記憶されたUSBなどの記憶媒体を顔画像データ入力部17に差し込み、顔画像データ入力部17からの顔画像は制御部21の画像取込部21aに送られる。
このようにして制御部21の画像取込部21aには、申請書撮像部13からの持込顔画像データまたは顔画像データ入力部17からの持込顔画像データのいずれか一方の持込顔画像データ、顔画像データ読取部24からの読取顔画像データ、およびホストサーバ顔画像データ読取部28からのホストサーバ読取顔画像データが取込まれる。
次に制御部21の判定部21bにおいて、申請書撮像部13または顔画像データ入力部17のいずれか一方からの持込顔画像データと、顔画像データ読取部24からの読取顔画像データと、ホストサーバ顔画像データ読取部28からのホストサーバ読取顔画像データとが比較されて、持込顔画像データの適否が判定される。
顔画像データ読取部24からの読取顔画像データは、旧ICカード111のICチップ111Aに内蔵された顔画像データであって新たにICカード111を更新する際の基本となる顔画像データとなる。
従って、持込顔画像データがこの読取顔画像データと相違している場合、持込顔画像データは判定部21bにおいてNGと判定される。
なお、判定部21bにおいて、申請書撮像部13または顔画像データ入力部17のいずれか一方からの持込顔画像データと、顔画像データ読取部24からの読取顔画像データとを比較することにより持込顔画像データの適否のみを判定してもよく、この場合は判定部21bにおいて、直接顔画像データを用いた本人確認は必ずしも行なう必要はない。
このように判定部21bにおいて持込顔画像データの適否判定を行ない、持込顔画像データがOKと判断された場合、判定部21bからの情報に基づいて、データ決定部21cにおいて使用すべき顔画像データとして、持込顔画像データを使用することを決定する。
他方、判定部21bにおける適否判定の結果、持込顔画像データがNGと判定された場合、判定部21bからの情報に基づいてデータ決定部21cにおいて、使用すべき顔画像データとして、直接撮像部12からの直接顔画像データを用いることを決定する。
次にデータ決定部21cにおいて持込顔画像データを使用する旨決定した場合、データ決定部21cからの情報に基づいて表示制御部21eが表示部26を制御して持込顔画像データを表示部26に表示させる。
次に申請場所の職員が、操作部27を操作して、表示部26に表示された持込顔画像データを見ながら持込顔画像データの修正を行なう。この場合、操作部27からの操作信号が制御部21へ送られ、操作部27からの操作信号に基づいて、制御部21の修正部21dにおいて持込顔画像データが修正される。
具体的には持込顔画像データに対して、顔サイズの修正、画像に対するトリミング等の修正を加える。
同時に職員は、表示部26に表示された持込顔画像データを見ながら、画像データのサイズ、目が隠れていないか、画像データ中に複数の顔がないか、画像データの顔がIDカードの写真として不適切か否か(笑っているか否か)等を検査して、持込顔画像データの適否を更に判定することもできる。
職員が持込顔画像データの使用は不適切と判断した場合、持込顔画像データの代わりに直接顔画像データを用いることができる。
他方、データ決定部21cにおいて、持込顔画像データを不適切と判断した場合、データ決定部21cからの情報に基づいて表示制御部21eが直接撮像部(カメラ)12を作動させ、直接撮像部12により直接顔画像データが入手される。直接撮像部12からの直接顔画像データは制御部12の画像取込部21aへ送られる。表示制御部21eは、その後この直接画像データを表示部26に表示させる。
次に申請場所の職員が操作部27を操作して、表示部26に表示された直接顔画像データを見ながら、直接顔画像データを修正する。この場合上述と同様の手法により制御部21の修正部21dにおいて直接顔画像データが修正される。
次にデータ決定部21cにおいてICカード111の写真として用いることに決められた持込顔画像データ又は直接顔画像データのいずれか一方が、プリンタ23から出力され、ICカード111に対してプリンタ23により印字が施されて更新されたICカード111が生成される。
他方、申請者が持ち込み写真の採用を希望しない場合、申請者は顔画像を含まない申請書1を準備する。
この場合、IDカード作成システム10は通常のシステムと同様の作用を行なう。すなわちまず申請書1が申請書投入部11に投入され、申請書1中の文字情報のみが文字情報読取部15により読み取られる。
申請者はその後、直接撮像部12において撮像され、直接撮像部12からの直接顔画像データと、文字情報読取部15からの文字情報が制御部21へ送られ、制御部21からの情報に基づいてプリンタ23が作動して、更新されたICカード111が生成される。
以上のように本実施の形態によれば、申請者が顔画像データを予め入手するとともに、これを持込んだ場合、持込顔画像データを旧ICカード111のICチップ111A内に内蔵された基本となる顔画像データと比較することにより、持込顔画像データの適否をきわめて簡単に判定することができる。
1 顔画像付申請書
2 顔画像
10 IDカード作成システム
11 申請書投入部
12 直接撮像部
13 申請書撮像部
14 検出センサ
15 文字情報読取部
17 顔画像データ入力部
21 制御部
21a 画像取込部
21b 判定部
21c データ決定部
21d 修正部
21e 表示制御部
23 プリンタ
26 表示部
27 操作部
28 ホストサーバ顔画像データ読取部
30 ホストサーバ

Claims (3)

  1. ICチップを含むIDカードを更新して作成するIDカード作成システムにおいて、
    文字及び顔画像を含む顔画像付申請書が投入される申請書投入部と、
    ICチップを含む旧IDカードのICチップからICチップ読込顔画像データを読取るICチップ顔画像データ読取部と、
    ホストサーバからホストサーバ読取顔画像データを読取るホストサーバ顔画像データ読取部と、
    申請者を撮像して直接顔画像データを取得する直接撮像部と、
    申請書投入部に投入された顔画像付申請書の顔画像を撮像して持込顔画像データを取得する申請書撮像部、または持込顔画像データが直接入力される顔画像データ入力部と、
    申請書撮像部または顔画像データ入力部のいずれか、ICチップ顔画像データ読取部、ホストサーバ顔画像データ読取部および直接撮像部に接続された制御部と、
    制御部に接続された表示部とを備え、
    制御部は申請書撮像部または顔画像データ入力部からの持込顔画像データと、ICチップ顔画像データ読取部からのICチップ読込顔画像データまたはホストサーバ顔画像データ読取部からのホストサーバ読取顔画像データと、直接撮像部からの直接顔画像データとを比較して持込顔画像データの適否判定を行なう判定部と、判定部からの情報により持込顔画像データが適切であると判断した場合に表示部に持込顔画像データを表示し、持込顔画像データが真実であるが不適切であると判断した場合に表示部に直接顔画像データを表示する表示制御部とを有することを特徴とするIDカード作成システム。
  2. ICチップを含むIDカードを更新して作成するIDカード作成システムにおいて、
    文字及び顔画像を含む顔画像付申請書が投入される申請書投入部と、
    ICチップを含む旧IDカードのICチップからICチップ読込顔画像データを読取るICチップ顔画像データ読取部と、
    ホストサーバからホストサーバ読取顔画像データを読取るホストサーバ顔画像データ読取部と、
    申請者を撮像して直接顔画像データを取得する直接撮像部と、
    申請書投入部に投入された顔画像付申請書の顔画像を撮像して持込顔画像データを取得する申請書撮像部、または持込顔画像データが直接入力される顔画像データ入力部と、
    申請書撮像部または顔画像データ入力部のいずれか、ICチップ顔画像データ読取部、ホストサーバ顔画像データ読取部および直接撮像部に接続された制御部と、
    制御部に接続された表示部とを備え、
    制御部は申請書撮像部または顔画像データ入力部からの持込顔画像データと、ICチップ顔画像データ読取部からのICチップ読込顔画像データまたはホストサーバ顔画像データ読取部からのホストサーバ読取顔画像データとを比較して持込顔画像データの適否判定を行なう判定部と、判定部からの情報により持込顔画像データが適切であると判断した場合に表示部に持込顔画像データを表示し、持込顔画像データが不適切であると判断した場合に直接撮像部を作動させて直接顔画像データを取得するとともに、当該直接顔画像データを表示部に表示する表示制御部とを有することを特徴とするIDカード作成システム。
  3. 制御部には操作信号を出力する操作部が接続され、
    制御部は操作部からの操作信号に基づいて持込顔画像データまたは直接顔画像データを修正する修正部を更に有することを特徴とする請求項1または2記載のIDカード作成システム。
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