JP6069835B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
特許文献1には、固体の真偽判定を簡単かつ高精度に行うことを課題とし、紙を形成する繊維質材料の絡み具合は製造時に制御できないランダム性を有しており、これに伴い紙の透明度も個々の紙固有のランダムな変化が生じており、これを利用し、紙上の基準領域(例えば約2×2mm程度のサイズの非印刷部分)を光学的に読み取り、基準データとして登録しておき、真偽判定時には、基準領域を含み基準領域よりも大サイズ(例えば約4×4mm程度)の照合領域(照合画像)をスキャナで読み取り、読み取りによって得られた照合データから基準領域と同サイズの部分領域(演算範囲)のデータを抽出し、基準データとの相関値を正規化相関法により演算することを、照合領域内での部分領域の位置をずらしながら繰り返し、相関値の最大値及び該最大値のノーマライズド・スコアを各々閾値と比較することで真偽判定を行うことが開示されている。
特許文献2には、固体の真偽判定を簡単かつ高精度に行うことを課題とし、真物である紙上の基準領域を異なる2方向から光学的に読み取り、基準画像として登録しておき、真偽判定対象の紙に対し、基準領域を含み基準領域よりも大きいサイズの照合領域をスキャナで異なる2方向から読み取り、読み取りによって得られた各照合データから基準領域と同サイズの部分領域のデータを抽出し、そして、同じ方向から光学的に読み取った基準画像と照合画像との組において、基準画像との相関値を正規化相関法により演算することを、照合領域内での部分領域の位置をずらしながら繰り返し、相関値の最大値及び該最大値のノーマライズド・スコアを各々閾値と比較することで真偽判定を行い、そして、各組における真偽判定において共に「真」と判定されてはじめて真偽判定対象の紙を「真」と判定することが開示されている。
特開2005−038389号公報 特開2006−053736号公報
本発明は、対象物の画像の照合において、対象物の固定方向にかかわらずに照合可能とするようにした画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項の発明は、対象物を固定する固定手段と、前記固定手段によって固定されている対象物に対して照明を施す照明手段と、前記固定手段によって固定されている対象物の画像を読み取る画像読取手段のうちいずれか1つ以上を回転させる回転手段と、前記画像読取手段によって読み取られた画像と既に読み取った対象物の画像を記憶している画像記憶手段内の画像とを照合するための照合値を算出する照合値算出手段と、前記照合値算出手段によって算出された照合値に基づいて、前記回転手段による回転を制御する制御手段と、前記照合値算出手段によって算出された照合値を予め定められた閾値である第1の閾値と比較し、前記画像読取手段によって読み取られた画像が前記画像記憶手段内の画像であると判断可能な比較結果である第1の場合は、該画像記憶手段内の画像に対応づけられた属性を出力する出力手段を具備し、前記制御手段は、前記照合値算出手段によって算出された照合値を前記第1の閾値より照合していないことを示す閾値である第2の閾値と比較し、前記画像読取手段によって読み取られた画像が前記画像記憶手段内の画像であると判断できないとする比較結果である第2の場合は、予め定められた回転角である第1の回転角の回転を行わせるように前記回転手段による回転を制御することを特徴とする画像処理装置である。
請求項の発明は、前記制御手段は、前記照合値算出手段によって算出された照合値を前記第1の閾値と前記第2の閾値と比較し、前記第1の場合でなく、前記第2の場合でもないときは、前記第1の回転角よりも小さい回転角である第2の回転角の回転を行わせるように前記回転手段による回転を制御することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置である。
請求項の発明は、前記照合値算出手段は、前記第2の回転角の回転を行った後の画像について照合値を算出し、前記制御手段は、前回の照合値と今回の照合値とを比較し、前記回転手段による回転方向を制御することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置である。
請求項の発明は、前記照合値算出手段は、照合値として、相関値の最大値又はノーマライズド・スコアを算出し、前記第1の閾値と前記第2の閾値は、相関値の最大値又はノーマライズド・スコアにおける閾値であることを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の画像処理装置である。
求項の発明は、コンピュータを、対象物を固定する固定手段と、前記固定手段によって固定されている対象物に対して照明を施す照明手段と、前記固定手段によって固定されている対象物の画像を読み取る画像読取手段のうちいずれか1つ以上を回転させる回転手段と、前記画像読取手段によって読み取られた画像と既に読み取った対象物の画像を記憶している画像記憶手段内の画像とを照合するための照合値を算出する照合値算出手段と、前記照合値算出手段によって算出された照合値に基づいて、前記回転手段による回転を制御する制御手段と、前記照合値算出手段によって算出された照合値を予め定められた閾値である第1の閾値と比較し、前記画像読取手段によって読み取られた画像が前記画像記憶手段内の画像であると判断可能な比較結果である第1の場合は、該画像記憶手段内の画像に対応づけられた属性を出力する出力手段として機能させ、前記制御手段は、前記照合値算出手段によって算出された照合値を前記第1の閾値より照合していないことを示す閾値である第2の閾値と比較し、前記画像読取手段によって読み取られた画像が前記画像記憶手段内の画像であると判断できないとする比較結果である第2の場合は、予め定められた回転角である第1の回転角の回転を行わせるように前記回転手段による回転を制御することを特徴とする画像処理プログラムである。
請求項の画像処理装置によれば、対象物の画像の照合において、対象物の固定方向にかかわらずに照合可能とすることができる。また、読み取られた画像が画像記憶手段内の画像であると判断可能な比較結果である場合は、画像記憶手段内の画像に対応つけられた属性を表示することができる。また、読み取られた画像が画像記憶手段内の画像であると判断できないとする比較結果である場合は、予め定められた回転角である第1の回転角の回転を行わせるように回転手段による回転を制御することができる。
請求項の画像処理装置によれば、第1の場合でなく、第2の場合でもないときは、第1の回転角よりも小さい回転角である第2の回転角の回転を行わせるように回転手段による回転を制御することができる。
請求項の画像処理装置によれば、照合する方向に向かうように回転方向を制御することができる。
請求項の画像処理装置によれば、照合値として、相関値の最大値又はノーマライズド・スコアを用いることができる。
求項の画像処理プログラムによれば、対象物の画像の照合において、対象物の固定方向にかかわらずに照合可能とすることができる。また、読み取られた画像が画像記憶手段内の画像であると判断可能な比較結果である場合は、画像記憶手段内の画像に対応つけられた属性を表示することができる。また、読み取られた画像が画像記憶手段内の画像であると判断できないとする比較結果である場合は、予め定められた回転角である第1の回転角の回転を行わせるように回転手段による回転を制御することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態による処理対象の錠剤の画像の例について示す説明図である。 登録画像との照合に関する例を示す説明図である。 登録画像との照合に関する例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 対象物登録画像テーブルのデータ構造例について示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 閾値と照合結果との関係例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 ノーマライズド・スコア又は相関値の最大値と照合値との関係例を示すグラフである。 ノーマライズド・スコア又は相関値の最大値と回転させた場合の照合値との関係例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である画像処理装置は、対象物の画像を照合するものであって、図1の例に示すように、レンズ・イメージセンサ110、照合対象物ホルダー120、照明装置130、回転駆動装置140、照合値算出装置150、制御装置160、データ格納装置170、出力モジュール180を有している。なお、画像処理装置は、回転駆動装置140、照合値算出装置150、制御装置160、データ格納装置170を有している構成としてもよく、その場合は、画像処理装置とは別に備え付けられているレンズ・イメージセンサ110、照合対象物ホルダー120、照明装置130を制御することになる。
ここで照合とは、ランダム性を有する読み取り可能な固有の特徴が表面に沿って分布している錠剤の真偽を判定することである。読み取った錠剤の画像と既に登録されている錠剤の画像とが合致すれば、その錠剤は真であると判定し、読み取った錠剤の画像が既に登録されている錠剤のいずれの画像とも合致しない場合は、その錠剤は偽物であると判定するものである。既に登録されている錠剤の画像は、例えば、その錠剤の製造工場で出荷前に読み取られ、登録されたものである。したがって、この判定は、対象としている錠剤がその製造工場で製造されたものであるか否かを判定することとなり、本実施の形態である画像処理装置は検証機としての機能を有することになる。さらに、対象としている錠剤がその製造工場で製造されたものである場合(真である場合)は、その錠剤の属性を提示するようにしてもよい。
なお、対象物は、ランダム性を有する読み取り可能な固有の特徴が表面に沿って分布しているものであればよい。対象物としては、照合対象となるものであり、等位性を有している物体、位置決めが困難な物体等が該当し、具体的には、例えば、錠剤、電子部品等が該当する。また、錠剤には、円形錠剤、楕円形錠剤等を含んでいてもよい。以下、主に円形錠剤を例にして説明する。
レンズ・イメージセンサ110は、回転駆動装置140、照合値算出装置150、制御装置160と接続されている。レンズ・イメージセンサ110は、制御装置160による制御によって、照合対象物ホルダー120によって固定されている錠剤の画像を読み取る。その錠剤には照明装置130が照明を施しており、その反射光を読み取ることになる。具体的に、例えば、イメージセンサ(CCD、CMOS等)があり、レンズ・イメージセンサ110が画像を読み取るためのレンズ等を含んでいてもよい。
照合対象物ホルダー120は、回転駆動装置140と接続されている。照合対象物ホルダー120は、対象としている錠剤を固定する。なお、錠剤を固定する際には、錠剤の方向(向き)を定めることは必要ない。
照明装置130は、回転駆動装置140と接続されている。照明装置130は、照合対象物ホルダー120によって固定されている錠剤に対して照明を施す。
回転駆動装置140は、レンズ・イメージセンサ110、照合対象物ホルダー120、照明装置130、制御装置160と接続されている。回転駆動装置140は、制御装置160による制御に基づいて、レンズ・イメージセンサ110と、照合対象物ホルダー120と、照明装置130のうちいずれか1つ以上を回転させる。また、レンズ・イメージセンサ110と照明装置130を組にして回転させるようにしてもよい。なお、レンズ・イメージセンサ110、照合対象物ホルダー120、照明装置130のうち2つ以上を回転させる場合は、回転角度は相対角度で表されるものである。例えば、照合対象物ホルダー120を時計回り方向に5度、照明装置130を逆時計回りに5度、回転させた場合、錠剤を時計回り方向に10度回転させたことになる。なお、以下の説明において、回転方向は、錠剤の上方向から見た場合の回転方向をいうとするが、いずれの方向を正、負としてもよい。また、以下では、照合対象物ホルダー120を固定して(回転させずに)レンズ・イメージセンサ110と照明装置130の組を一体として回転させること、又は、レンズ・イメージセンサ110と照明装置130を固定して(回転させずに)照合対象物ホルダー120を回転させることを用いて説明する。
また、回転とは、錠剤の画像において、その錠剤の画像の表面の凹凸によって生ずる影が異なるようにすることである。その回転の中心は、錠剤の中心である。
照合値算出装置150は、レンズ・イメージセンサ110、制御装置160、データ格納装置170、出力モジュール180と接続されている。照合値算出装置150は、レンズ・イメージセンサ110によって読み取られた画像と既に読み取った錠剤の画像を記憶しているデータ格納装置170内の画像とを照合するための照合値を算出する。もちろんのことながら、照合値算出装置150は、第1の回転角の回転を行った後の画像、第2の回転角の回転を行った後の画像についても照合値を算出する。
また、照合値算出装置150は、照合値として、相関値の最大値又はノーマライズド・スコアを算出するようにしてもよい。この場合、後述する第1の閾値と第2の閾値は、相関値の最大値又はノーマライズド・スコアにおける閾値である。
制御装置160は、レンズ・イメージセンサ110、回転駆動装置140、照合値算出装置150と接続されている。制御装置160は、照合値算出装置150によって算出された照合値に基づいて、回転駆動装置140による回転を制御する。
また、制御装置160は、照合値算出装置150によって算出された照合値を第1の閾値より照合していないことを示す閾値である第2の閾値と比較し、レンズ・イメージセンサ110によって読み取られた画像がデータ格納装置170内の画像であると判断できないとする比較結果である第2の場合は、予め定められた回転角である第1の回転角の回転を行わせるように回転駆動装置140による回転を制御するようにしてもよい。
また、制御装置160は、照合値算出装置150によって算出された照合値を第1の閾値と第2の閾値と比較し、第1の場合でなく、第2の場合でもないときは、第1の回転角よりも小さい回転角である第2の回転角の回転を行わせるように回転駆動装置140による回転を制御するようにしてもよい。第2の回転角も予め定められた値である。
また、制御装置160は、前回の照合値と今回の照合値とを比較し、回転駆動装置140による回転方向を制御するようにしてもよい。
さらに、制御装置160は、照合処理が終了した場合(レンズ・イメージセンサ110によって読み取られた画像がデータ格納装置170内の画像であると判断可能な比較結果である場合、又は、360度回転したにもかかわらず、合致した画像がデータ格納装置170にない場合)、次の錠剤の照合処理を行うように、制御装置160は、次の錠剤を照合対象物ホルダー120によって固定させ、レンズ・イメージセンサ110によって、その錠剤の画像を読み取らせるように制御する。
データ格納装置170は、照合値算出装置150、出力モジュール180と接続されている。データ格納装置170は、既に読み取った錠剤の画像を記憶している。また、データ格納装置170は、その画像に対応つけられた属性を記憶していてもよい。
出力モジュール180は、照合値算出装置150、データ格納装置170と接続されている。出力モジュール180は、照合値算出装置150によって算出された照合値を予め定められた閾値である第1の閾値と比較し、レンズ・イメージセンサ110によって読み取られた画像がデータ格納装置170内の画像であると判断可能な比較結果である第1の場合はデータ格納装置170内の画像に対応つけられた属性を出力する。また、360度回転したにもかかわらず、合致した画像がデータ格納装置170にない場合は、その対象としている錠剤は、偽物である可能性が高いことを示す情報を出力する。
出力するとは、例えば、プリンタ等の印刷装置で印刷すること、ディスプレイ等の表示装置に表示すること、FAX等の画像送信装置で画像を送信すること、メモリーカード等の記憶媒体に記憶すること、他の情報処理装置へ渡すこと等が含まれる。
図2は、本実施の形態による処理対象の錠剤の画像の例について示す説明図である。つまり、錠剤の斜方照明による採取画像の例を示すものである。
この例では、照明方向210から光が照射されている。そのため錠剤200の表面の凹凸の影が下側にできる。この画像(画像の一部であってもよい)を、データ格納装置170に記憶されている登録画像とすると、たとえ同じ錠剤(つまり、本物の錠剤)であっても、照合用の画像が登録画像と比べた場合に回転ズレしている、又は、照合時の光源方向が登録時と異なっていると(たとえ回転ズレが無くとも)、本物と判定されない。
光源方向が登録時と照合時で(ある値以上に、例えば10度以上)異なると、画像処理によって回転を補正することはできない。この例について図3を用いて説明する。図3は、登録画像との照合に関する例を示す説明図である。具体的には、錠剤の表面の凹凸の影の模式図であり、斜方照明では影を得やすいので、画像処理による回転補正は使えない。例えば、図3(a)の例に示すように、錠剤の表面の凹凸に対して、照明方向320から照明を施した場合、図に示すような影が発生し、この画像が登録画像310となる。そして、本物の錠剤における照合用の画像が図3(b)の左側にある照合時撮影画像330bであるとすると(この例では、錠剤の方向が登録画像と異なる)、登録画像310とは影の形が異なっている。したがって、登録画像310と照合時撮影画像330bは合致しないことになる。また、照合時撮影画像330bを画像処理の回転補正を行った場合、つまり、図3(b)の右側にある回転(画像処理)画像350bのように、照合時撮影画像330bに対して回転方向370bへ画像処理としての回転を行ったとしても、結局は照明が照明方向360bからの画像になっているので、登録画像310とは影の形が異なっており、登録画像310と回転(画像処理)画像350bも合致しないことになる。
同様に、照合用の画像が図3(c)の左側にある照合時撮影画像330cであるとすると(この例では、錠剤の方向は登録画像と同じであるが、照明方向が異なる)、登録画像310とは影の形が異なっている。したがって、登録画像310と照合時撮影画像330cは合致しないことになる。また、照合時撮影画像330cを画像処理の回転補正を行った場合、つまり、図3(c)の右側にある回転(画像処理)画像350cのように、照合時撮影画像330cに対して回転方向370cへ画像処理としての回転を行ったとしても、結局は照明が照明方向360cからの画像になっているので、登録画像310とは影の形が異なっており、登録画像310と回転(画像処理)画像350cも合致しないことになる。
一方、照合用の画像が図3(d)の左側にある照合時撮影画像330dであるとすると(この例では、錠剤の方向は登録画像とは異なるが、同じだけ照明方向も異なる)、登録画像310と照合時撮影画像330dは合致しないことになる。しかし、照合時撮影画像330dを画像処理の回転補正を行った場合、つまり、図3(d)の右側にある回転(画像処理)画像350dのように、照合時撮影画像330dに対して回転方向370dへ画像処理としての回転を行った場合、登録画像310と回転(画像処理)画像350dは合致することになる。つまり、画像処理による回転で照合することができている。ただし、これは光の照射方向と対象物の位置関係が、偶然にも登録時と同じであったからである。より詳細には、さらに、照明とイメージセンサの位置関係も登録時と同じことが必要である。したがって、斜方照明では、光の方向によって影の形がかわるため、画像処理による回転補正が効くケースはまれである。
したがって、斜方照明では物理的に回転する方法でなければならない。照合対象物ホルダー120、又は、レンズ・イメージセンサ110と照明装置130(レンズ・イメージセンサ110と照明装置130の相対的位置関係は固定)、を回転させる。「本物」であればどこかの回転角度で登録画像と一致することになる。この例について図4を用いて説明する。図4は、登録画像との照合に関する例を示す説明図である。例えば、図4(a)の例に示すように、錠剤の表面の凹凸に対して、照明方向420から照明を施した場合、図に示すような影が発生し、この画像が登録画像410となる。そして、本物の錠剤における照合用の画像が図4(b)の例に示す照明時撮影画像430bであるとすると(この例では、錠剤の方向が登録画像と異なる)、登録画像310とは影の形が異なっている。したがって、登録画像410と照明時撮影画像430bは合致しないことになる。しかし、照明方向420はそのままで、この錠剤を回転方向470cに回転した場合の画像は照合時回転撮影画像430cのようになり、これは登録画像410と合致する。もちろんのことながら、さらに、この錠剤を回転方向470dに回転した場合の画像は照合時回転撮影画像430dのようになり、これは登録画像410とは合致しない。
図5は、本実施の形態による処理例(登録画像の生成処理例)を示すフローチャートである。なお、図1に例示の実施の形態によって登録画像の生成処理を行うとした例を示すが、必ずしも図1に例示の実施の形態が登録画像の生成処理を行わなくてもよい。なお、ここでは照合値算出装置150が画像の登録処理を行うことになる。
ステップS502では、レンズ・イメージセンサ110が、錠剤の撮影をして、撮影画像を取得する。
ステップS504では、照合値算出装置150が、撮影画像(錠剤全体の画像、又は、錠剤の一部分の画像)をデータ格納装置170に登録する。
ステップS506では、照合値算出装置150が、撮影画像にID、属性等を付与する。例えば、対象物登録画像テーブル600を生成し、データ格納装置170に記憶させればよい。図6は、対象物登録画像テーブル600のデータ構造例について示す説明図である。対象物登録画像テーブル600は、ID欄610、画像ファイル欄620、属性欄630を有している。属性欄630は、製造番号欄632、製造日時欄634、製造場所欄636等を有している。ID欄610は、画像を本実施の形態において一意に識別できる情報(ID:IDentification)を記憶する。画像ファイル欄620は、登録された画像のファイル名を記憶する。属性欄630は、その錠剤の画像に付与する属性を記憶する。製造番号欄632は、その画像の錠剤の製造番号を記憶する。製造日時欄634は、その画像の錠剤の製造日時を記憶する。製造場所欄636は、その画像の錠剤の製造場所(製造工場名等)を記憶する。
図7は、本実施の形態による処理例(照合処理例(1))を示すフローチャートである。
ステップS702では、制御装置160が、照合対象物ホルダー120又はレンズ・イメージセンサ110と照明装置140の組のいずれかは、既に360度以上の回転処理をしたか否かを判断し、既に360度以上回転している場合はステップS710へ進み、それ以外の場合はステップS704へ進む。
ステップS704では、レンズ・イメージセンサ110が、錠剤の撮影をして、撮影画像を取得する。
ステップS706では、照合値算出装置150が、照合処理を行う。ステップS704で読み取られた画像(錠剤全体の画像、又は、錠剤の一部分の画像であり、以下、照合画像ともいう)と既に読み取った錠剤の画像を記憶しているデータ格納装置170内の登録画像とを照合するための照合値を算出する。なお、ここで、照合値は、その値が大である程、2つの画像が照合していることを示しているとする。
例えば、照合値として、相関値の最大値又はノーマライズド・スコアを算出する。この算出処理は、特許文献1等に示す技術を用いればよい。より具体的には、照合画像から登録画像と同一サイズの部分領域を抽出し、部分領域と登録画像との相関値を正規化相関法により演算する(次の(1)式参照)ことを、照合画像上での部分領域の位置をX方向及びY方向に1ドット(画素)ずつずらしながら繰り返す。
Figure 0006069835
ただし、Fは登録画像、fは登録画像の個々の画素の明度値、Nは登録画像(及び照合画像の部分領域)の総画素数、Gは照合画像の部分領域(の集合)、gは照合画像の部分領域の個々の画素の明度値、fAVEは登録画像の個々の画素の明度値の平均値、gAVEは照合画像の部分領域の個々の画素の明度値の平均値である。照合画像に対して(1)式の演算を行うことで、登録画像のドット数をm×n、照合画像のドット数をM×Nとすると、単一の照合画像当たり(M―m+1)×(N−n+1)個の相関値が得られる。この相関値のうちの最大値が、ステップS706で照合値算出装置150が算出する相関値の最大値である。
続いて、照合画像に対し、相関値の分布具合を表す特徴量として、相関値の最大値のノーマライズド・スコアを次の(2)式にしたがって算出する。
ノーマライズド・スコア=(相関値の最大値−相関値の平均値)÷相関値の標準偏差 …(2)
なお、照合値算出装置150が算出するのは、相関値の最大値、ノーマライズド・スコアのいずれか一方、又は、両方であってもよい。
ステップS708では、照合値算出装置150が、X1≦照合結果(照合値)であるか否かを判断し、X1≦照合結果である場合はステップS710へ進み、それ以外の場合はステップS712へ進む。
ここで閾値X1は、ステップS706で算出される照合値が相関値の最大値である場合は、相関値の最大値に対する閾値であり、ステップS706で算出される照合値がノーマライズド・スコアである場合は、ノーマライズド・スコアに対する閾値である。また、ステップS706で算出される照合値が相関値の最大値とノーマライズド・スコアである場合は、閾値X1は2つ(X1(A)を相関値の最大値の閾値、X1(B)をノーマライズド・スコアの閾値)となり、X1(A)≦照合結果(相関値の最大値)かつX1(B)≦照合結果(ノーマライズド・スコア)の場合はステップS710へ進み、それ以外の場合はステップS712へ進む。具体的な閾値については、図10の例を用いて後述する。
ステップS710では、出力モジュール180が、真偽判定結果等を表示する。例えば、対象となっている錠剤の真偽判定結果として、レンズ・イメージセンサ110の撮影した画像がデータ格納装置170内の登録画像と合致した場合(ステップS708でY)は、その撮影対象となっている錠剤は真であることをディスプレイ等に表示し、360度以上回転したにもかかわらずレンズ・イメージセンサ110の撮影した画像がデータ格納装置170内の登録画像とは合致しなかった場合(ステップS702でY)は、その撮影対象となっている錠剤は偽物であることをディスプレイ等に表示する。また、錠剤が真である場合は、その登録画像に対応する対象物登録画像テーブル600内の属性を表示するようにしてもよい。
ステップS712では、X2≦照合結果<X1であるか否かを判断し、X2≦照合結果<X1である場合はステップS716へ進み、それ以外の場合はステップS714へ進む。
ここで、X2とX1は、X2<X1の関係を有している。つまり、X2は、X1より照合していないことを示す閾値である。
ステップS714では、制御装置160が回転駆動装置140に対して、照合対象物ホルダー120又はレンズ・イメージセンサ110と照明装置130の組のいずれかをα度回転させるように制御する。そして、ステップS702の処理へ戻る。
ステップS716では、制御装置160が回転駆動装置140に対して、照合対象物ホルダー120又はレンズ・イメージセンサ110と照明装置130の組のいずれかをβ度回転させるように制御する。そして、ステップS702の処理へ戻る。なお、αとβは、α>βの関係を有している。
これらの関係について、図8の例を用いて説明する。図8は、閾値と照合結果との関係例を示す説明図である。照合値が閾値X1:810以上である場合は真領域830にあることであり、ステップS708でYの場合を表しており、その錠剤は真であることを表示する。照合値が閾値X2:820未満である場合は非真領域850にあることであり、ステップS712でNの場合を表しており、ステップS714でα度(例えば、10度)の回転処理が行われる。照合値が閾値X2:820以上であるが閾値X1:810未満である場合は微調整領域840にあることであり、ステップS712でYの場合を表しており、ステップS716でβ度(例えば、2度)の回転処理が行われる。
図9は、本実施の形態による処理例(照合処理例(2))を示すフローチャートである。図7の例に示したフローチャートでは、ステップS716の後は、ステップS702に戻ったが、図9の例に示す処理を行うようにしてもよい。ここでの処理は、照合値が図8に例示の微調整領域840にある場合であり、回転方向についても制御するようにしているものである。
ステップS918では、制御装置160が、既に360度以上の回転処理をしたか否かを判断し、360度以上回転している場合はステップS926へ進み、それ以外の場合はステップS920へ進む。
ステップS920では、レンズ・イメージセンサ110が、錠剤の撮影をして、撮影画像を取得する。
ステップS922では、照合値算出装置150が、照合処理を行う。図7に例示のステップS706と同等の処理である。
ステップS924では、照合値算出装置150が、X1≦照合結果(照合値)であるか否かを判断し、X1≦照合結果である場合はステップS926へ進み、それ以外の場合はステップS928へ進む。図7に例示のステップS708と同等の処理である。
ステップS926では、出力モジュール180が、真偽判定結果等を表示する。図7に例示のステップS710と同等の処理である。
ステップS928では、前回の照合結果<今回の照合結果であるか否かを判断し、前回の照合結果<今回の照合結果である場合(合致する方向に近づいている場合)はステップS932へ進み、それ以外の場合(合致する方向から遠ざかっている場合)はステップS930へ進む。なお、ここで前回の照合結果とは、今回の照合処理の直前に行われた照合処理における照合結果である。
ステップS930では、制御装置160が回転駆動装置140に対して、照合対象物ホルダー120又はレンズ・イメージセンサ110と照明装置130の組のいずれかを、今回とは逆方向にβ度回転させるように制御する。そして、ステップS918の処理へ戻る。今回の回転方向とは、ステップS920の撮影を行う直前に行われた回転処理における回転方向である。
ステップS932では、制御装置160が回転駆動装置140に対して、照合対象物ホルダー120又はレンズ・イメージセンサ110と照明装置130の組のいずれかを、今回と同じ方向にβ度回転させるように制御する。そして、ステップS918の処理へ戻る。
また、1回以上のβ度の回転処理が行われた後に、次回の回転方向が今回の回転方向と逆であることが続けて2回以上起こった場合(往復運動を起こしている場合)は、以下のいずれかの処理を制御装置160が行うようにしてもよい。いわゆるローカルミニマムの状態を抜け出すためである。
(1)いずれかの方向に、α度の回転処理を行わせるように制御する。
(2)今回の回転方向に、β度よりも小である角度の回転処理を行わせるように制御する。
(3)いずれかの方向に、β度以外の角度の回転処理を行わせるように制御し、また、360度回転したか否かの判断処理もリセット(つまり、最初の状態に戻り、未だ回転処理は行われていない状態にする)して、ステップS702の処理へ戻る。
図10は、ノーマライズド・スコア又は相関値の最大値と照合値との関係例(実験結果例)を示すグラフである。回転によって、「相関値の最大値」、「ノーマライズド・スコア」が変化する様子を示している。
径8mmの円形錠剤にLEDによる斜方照明を用いて採取した登録画像(600dpi, 32x32画素, 20錠)に対し、同じ錠剤20錠を用いて照合処理した実験結果であり、横軸に相関値の最大値、縦軸にノーマライズド・スコアをとり、照合値をプロットしたものである。グループ1010は、登録画像と照合画像との回転角度の差が0度の場合の照合値群を示している。グループ1020は、登録画像と照合画像との回転角度の差が1度の場合の照合値群を示している。グループ1030は、登録画像と照合画像との回転角度の差が2度の場合の照合値群を示している。グループ1040は、登録画像と照合画像との回転角度の差が5度の場合の照合値群を示している。グループ1050は、登録画像と照合画像との回転角度の差が10度以上の場合の照合値群を示している。
つまり、登録時と照合時の錠剤の回転角が2度以内であれば通常の閾値(例えば、相関値の最大値≒0.3、ノーマライズド・スコア≒5.5)を超え、本物と判定される(グループ1010、グループ1020、グループ1030)が、10度以上回転すると本物であるにも関わらず偽物と判定される(グループ1050)ことになる。前述の閾値X1として、相関値の最大値≒0.3、ノーマライズド・スコア≒5.5を採用してもよい。なお、ここでの「偽物」とは、本物とは判定できない状況にあることをいい、錠剤の回転処理を行うと本物と判定できるような場合を含む。
その間の回転角(例えば、5度、グループ1040)では「偽物」よりは高い値を取るが「本物」と判定できるほど十分に高い値ではない。このような場合は回転角を前後に振って確認を行う(図9に例示のフローチャート)。前述の閾値X2として、相関値の最大値≒0.2、ノーマライズド・スコア≒4.0を採用してもよい。
図11は、ノーマライズド・スコア又は相関値の最大値と回転させた場合の照合値との関係例を示す説明図である。
登録画像を図11(a)の例に示す。なお、錠剤1100に対して照明方向1110から照明を施した場合の画像であり、データ格納装置170に登録するのは登録領域1120の画像とする。
照合画像を図11(b)の例に示す。なお、左から右へ順に回転処理を行ったものであり、最初の照合画像(A1、左端にある照合画像)からα度の時計回りの回転処理を4回行い(A2〜A5)、同じ方向へのβ度回転処理を1回(A6)、反時計回りのβ度の回転処理を2回行ったもの(A7、A8)である。なお、照合画像としては、登録画像の登録領域1120よりもサイズが大である照合領域1130を用いている。
照合値のグラフを図11(c)の例に示す。なお、照合画像(A1〜A8)の位置に合わせて照合値(ノーマライズド・スコアは黒丸のグラフ、相関値の最大値は黒三角のグラフ)をプロットしている。最初の回転角度はα度であり、照合画像がA5の状態になると照合値は閾値X1未満であるが、閾値X2以上である。したがって、その後の回転角度はβ度となる。そして、A6の状態になると、今回の照合値は前回の照合値よりも下がっているので、逆回転の回転処理を行う。そして、A7の状態になると、今回の照合値は前回の照合値よりも上がっているので、同じ方向(反時計回り)の回転処理を行う。そして、A8の状態になると、照合値はいずれも閾値X1以上となっているので、照合画像の錠剤は登録画像の錠剤である(真である、偽物ではない)と判定する。もしも、照合値が閾値X1以上にならずに、360度以上の回転処理が行われた場合は、照合画像の錠剤は登録画像の錠剤ではない(偽物である、真ではない)と判定する。
図12を参照して、本実施の形態の画像処理装置のハードウェア構成例について説明する。図12に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1217と、プリンタなどのデータ出力部1218を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1201は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、照合値算出装置150、制御装置160、出力モジュール180等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1202は、CPU1201が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1203は、CPU1201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス1204により相互に接続されている。
ホストバス1204は、ブリッジ1205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス1206に接続されている。
キーボード1208、マウス等のポインティングデバイス1209は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ1210は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)1211は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1201によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、登録画像、その属性データ、レンズ・イメージセンサ110によって読み取られた画像などが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ1212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1213に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1207、外部バス1206、ブリッジ1205、及びホストバス1204を介して接続されているRAM1203に供給する。リムーバブル記録媒体1213も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート1214は、外部接続機器1215(レンズ・イメージセンサ110、照合対象物ホルダー120、照明装置130、回転駆動装置140等)を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1214は、インタフェース1207、及び外部バス1206、ブリッジ1205、ホストバス1204等を介してCPU1201等に接続されている。通信部1216は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1217は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1218は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図12に示す画像処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図12に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図12に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。
なお、前述の実施の形態の説明において、予め定められた閾値との比較において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
さらに、前述の説明では、照合値は、その値が大である程、2つの画像が照合していることを示していると定義しているが、その値が小である程、2つの画像が照合していると定義してもよい。その場合、照合値と閾値との大小関係は逆(具体的には、以上とあるものは以下又はより小とする等)となる。
また、前述したように、対象物(照合対象、登録画像の元の物体)は、錠剤に限られずに、ランダム性を有する読み取り可能な固有の特徴が表面に沿って分布しているものであればよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…レンズ・イメージセンサ
120…照合対象物ホルダー
130…照明装置
140…回転駆動装置
150…照合値算出装置
160…制御装置
170…データ格納装置
180…出力モジュール

Claims (5)

  1. 対象物を固定する固定手段と、前記固定手段によって固定されている対象物に対して照明を施す照明手段と、前記固定手段によって固定されている対象物の画像を読み取る画像読取手段のうちいずれか1つ以上を回転させる回転手段と、
    前記画像読取手段によって読み取られた画像と既に読み取った対象物の画像を記憶している画像記憶手段内の画像とを照合するための照合値を算出する照合値算出手段と、
    前記照合値算出手段によって算出された照合値に基づいて、前記回転手段による回転を制御する制御手段と、
    前記照合値算出手段によって算出された照合値を予め定められた閾値である第1の閾値と比較し、前記画像読取手段によって読み取られた画像が前記画像記憶手段内の画像であると判断可能な比較結果である第1の場合は、該画像記憶手段内の画像に対応づけられた属性を出力する出力手段
    を具備し、
    前記制御手段は、前記照合値算出手段によって算出された照合値を前記第1の閾値より照合していないことを示す閾値である第2の閾値と比較し、前記画像読取手段によって読み取られた画像が前記画像記憶手段内の画像であると判断できないとする比較結果である第2の場合は、予め定められた回転角である第1の回転角の回転を行わせるように前記回転手段による回転を制御する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記照合値算出手段によって算出された照合値を前記第1の閾値と前記第2の閾値と比較し、前記第1の場合でなく、前記第2の場合でもないときは、前記第1の回転角よりも小さい回転角である第2の回転角の回転を行わせるように前記回転手段による回転を制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記照合値算出手段は、前記第2の回転角の回転を行った後の画像について照合値を算出し、
    前記制御手段は、前回の照合値と今回の照合値とを比較し、前記回転手段による回転方向を制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記照合値算出手段は、照合値として、相関値の最大値又はノーマライズド・スコアを算出し、
    前記第1の閾値と前記第2の閾値は、相関値の最大値又はノーマライズド・スコアにおける閾値である
    ことを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. コンピュータを、
    対象物を固定する固定手段と、前記固定手段によって固定されている対象物に対して照明を施す照明手段と、前記固定手段によって固定されている対象物の画像を読み取る画像読取手段のうちいずれか1つ以上を回転させる回転手段と、
    前記画像読取手段によって読み取られた画像と既に読み取った対象物の画像を記憶している画像記憶手段内の画像とを照合するための照合値を算出する照合値算出手段と、
    前記照合値算出手段によって算出された照合値に基づいて、前記回転手段による回転を制御する制御手段と、
    前記照合値算出手段によって算出された照合値を予め定められた閾値である第1の閾値と比較し、前記画像読取手段によって読み取られた画像が前記画像記憶手段内の画像であると判断可能な比較結果である第1の場合は、該画像記憶手段内の画像に対応づけられた属性を出力する出力手段
    として機能させ、
    前記制御手段は、前記照合値算出手段によって算出された照合値を前記第1の閾値より照合していないことを示す閾値である第2の閾値と比較し、前記画像読取手段によって読み取られた画像が前記画像記憶手段内の画像であると判断できないとする比較結果である第2の場合は、予め定められた回転角である第1の回転角の回転を行わせるように前記回転手段による回転を制御する
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
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