JP2006293895A - Icカード発行システム及びicカード発行方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ICカードに記録された情報の真正性を保証する真贋判定情報を、適切なタイミングで生成することのできるICカード発行システム及びICカード発行方法を提供する。
【解決手段】ICカード発行システムSにおいて、所定のアルゴリズムに基づいて、個人情報データベース111に記憶された個人情報と、CPU211の確定プログラム2133の実行により確定された顔画像情報とにより、ICカードの真贋判定情報を生成する真贋判定情報生成装置3と、個人情報データベース111に記憶された個人情報と、CPU211の確定プログラム2133の実行により確定された顔画像情報と、真贋判定情報生成装置3により生成された真贋判定情報を、ICチップに記録する記録部422と、を備えるよう構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICカード発行システム及びICカード発行方法に関する。
運転免許証や社員証などの各種IDカードは、社会生活の上で一般化し、欠くことのできないものとなっている。IDカードを作成するIDカード発行システムは、例えば、申請者の個人情報を記憶するホストコンピュータ、申請者の顔写真の顔画像情報を取得する撮影装置、ホストコンピュータに記憶された個人情報と撮影装置に取得された顔画像情報とに基づいてIDカードに文字と顔写真とをプリントするプリンタなどから構成されている(特許文献1,2,3,4)。
特開平7−89272号公報 特開平11−301152号公報 特開平11−321168号公報 特開2002−269504号公報
ところで、近年、IDカードの電子化(ICカード化)が急速に進行している。ICカードは、従来の印字型や磁気型のIDカードと比較して、保持できる情報量が格段に多く、また、情報の暗号化が可能なため、偽造に強い。その一方で、ICカードが保持する情報(デジタルデータ)は、高精度な編集が可能なため、改ざんがなされると、改ざん検出が難しいという問題がある。したがって、ICカードには、改ざん検出のためのチェックコードや電子署名などの真贋判定情報を記録しておく必要がある。
本発明の課題は、ICカードに記録された情報の真正性を保証する真贋判定情報を、適切なタイミングで生成することのできるICカード発行システム及びICカード発行方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ICカード発行システムにおいて、個人情報を記憶する記憶手段と、顔画像情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された顔画像情報を確定する確定手段と、所定のアルゴリズムに基づいて、前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定手段により確定された顔画像情報とにより、ICカードの真贋判定情報を生成する生成手段と、前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定手段により確定された顔画像情報とに基づく画像を、前記ICカードにプリントするプリント手段と、前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定手段により確定された顔画像情報と、前記生成手段により生成された真贋判定情報とを、前記ICカードに組み込まれたICチップに記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のICカード発行システムにおいて、前記取得手段により取得された顔画像情報が適正であるか否かを、所定の判断基準により判定する判定手段を備え、前記確定手段は、前記判定手段により、前記取得手段により取得された顔画像情報が適正であると判定された場合に、当該顔画像情報を確定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のICカード発行システムにおいて、前記判定手段は、前記取得手段により取得された顔画像情報における顔が目つぶりであるか否かを判断し、当該顔画像情報における顔が目つぶりでないと判断した場合に、当該顔画像情報が適正であると判定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のICカード発行システムにおいて、前記取得手段により取得された顔画像情報を確定する旨を入力する入力手段を備え、前記確定手段は、前記入力手段により、前記取得手段により取得された顔画像情報を確定する旨が入力された場合に、当該顔画像情報を確定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のICカード発行システムを用いたICカード発行方法において、前記取得手段が、顔画像情報を取得する取得ステップと、前記確定手段が、前記取得ステップにおいて取得された顔画像情報を確定する確定ステップと、前記生成手段が、所定のアルゴリズムに基づいて、前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定ステップにおいて確定された顔画像情報とにより、真贋判定情報を生成する生成ステップと、前記プリント手段が、前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定ステップにおいて確定された顔画像情報とに基づく画像を、前記ICカードにプリントするプリントステップと、前記記録手段が、前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定ステップにおいて確定された顔画像情報と、前記生成ステップにおいて生成された真贋判定情報とを、前記ICチップに記録する記録ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、記録手段により、ICカードに組み込まれたICチップに改ざん検出のための真贋判定情報を記録することができるため、発行したICカードに記録された情報の真正性を保証することができる。また、確定手段により、顔画像情報を確定した後に、生成手段により、真贋判定情報を生成するため、真贋判定情報を適切なタイミングで生成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、判定手段により、自動的に、顔画像情報が適正であるか否かを判定することができるため、オペレータの操作負担を軽減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、判定手段により、自動的に、顔画像情報における顔が目つぶりであるか否かを判断することができるため、適正な顔画像情報に基づく顔画像をICカードにプリントすることができるとともに、適正な顔画像情報をICチップに記録することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、オペレータが、顔画像情報が適正であるか否かを判定して、その判定結果を入力手段により入力することができるため、オペレータが所望する適正な顔画像情報に基づく顔画像をICカードにプリントすることができるとともに、オペレータが所望する適正な顔画像情報をICチップに記録することができる。
請求項5に記載の発明によれば、自動的に、真贋判定情報が、顔画像情報と個人情報とにより生成されて、ICチップに記録されるため、オペレータが真贋判定情報の生成を意識しなくても、情報の真正性を保証する真贋判定情報が記録されたICチップを組み込んだICカードを発行することができる。
以下、図を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[ICカード発行システムの構成]
まず、ICカード発行システムSの構成を説明する。
ICカード発行システムSは、例えば、図1に示すように、ホストコンピュータ1、ICカード作成端末2、真贋判定情報生成装置3、ICカード発行端末4などを備えて構成される。ホストコンピュータ1と、ICカード作成端末2と、真贋判定情報生成装置3と、ICカード発行端末4とは、ネットワークを介して接続されており、互いに通信可能となっている。
なお、ネットワークは、専用線により構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの回線形態を適用することが可能である。
また、一つのホストコンピュータ1に接続される、ICカード作成端末2、真贋判定情報生成装置3、ICカード発行端末4の個数は、図1の限りではなく、任意である。
ここで、本発明におけるICカード発行システムSは、ICカードの発行を申請した申請者のICカードを発行する。そして、当該発行されたICカードには、ICチップが組み込まれている。
ホストコンピュータ1は、予め記憶されたプログラムに従い、ICカード発行システムSを統括的に制御するコンピュータである。また、ホストコンピュータ1は、例えば、図1に示すように、記憶装置11(例えば、磁気テープ装置や磁気ディスク装置などの磁気記憶装置など)を接続している。
記憶装置11には、例えば、図1に示すように、個人情報データベース111などが記憶されている。
個人情報データベース111は、記憶手段として、個人情報を記憶する。
個人情報としては、具体的には、例えば、ID番号、住所、氏名、国籍・本籍、生年月日などがあり、それぞれは、互いに対応付けられて個人情報データベース111に記憶されている。
なお、個人情報データベース111は、ホストコンピュータ1に格納してもよいし、或いは、ネットワークを介して接続される外部装置内に格納してもよい。
また、個人情報データベース111には、個人情報を表すものとして、予め登録されている文字データの他に、新たに作成した欠字や外字などを表すデータを記憶するようにしてもよい。
ICカード作成端末2は、例えば、図1に示すように、エンジニアリング・ワーク・ステーション(以下、EWS)21、ID番号読取装置22、画像処理装置23、入力装置24などを備えている。そして、ICカード作成端末2は、EWS21を介してネットワークに接続されている。
EWS21は、例えば、図1に示すように、CPU211、RAM212、記憶部213などを備えている。
CPU211は、記憶部213に記憶されたEWS21用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM212は、CPU211によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部213は、EWS21で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU211によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部213に記憶されている。
具体的には、記憶部213には、例えば、図1に示すように、記録情報データベース2131、判定プログラム2132、確定プログラム2133などが記憶されている。
記録情報データベース2131は、個人情報と顔画像情報と真贋判定情報とを対応付けて、一時的に記憶する。そして、ICカードには、記録情報データベース2131に記憶される個人情報と顔画像情報とに基づく画像がプリントされ、ICチップには、記録情報データベース2131に記憶される個人情報と顔画像情報と真贋判定情報とが記録されることとなる。
判定プログラム2132は、CPU211に、取得手段としてのビデオカメラ231により取得された顔画像情報が適正であるか否かを、所定の判断基準により判定する機能を実現させる。
具体的には、例えば、ビデオカメラ231により、申請者の顔画像情報が取得されると、CPU211は、判定プログラム2132を実行して、まず、所定の判断基準として、当該取得された顔画像情報における顔が目つぶりであるか否かを判断する。そして、CPU211は、当該顔画像情報における顔が目つぶりでないと判断した場合に、当該顔画像情報が適正であると判定する。
なお、目つぶりであるか否かは、例えば、顔画像情報に含まれる濃淡情報から検出した目の特徴点(目の中央、目尻、目頭など)を解析する方法や、顔画像情報に基づく顔画像から検出した瞳領域の面積により判定する方法などによって判断される。
CPU211は、かかる判定プログラム2132を実行することによって、判定手段として機能する。
確定プログラム2133は、CPU211に、ビデオカメラ231により取得された顔画像情報を確定する機能を実現させる。
CPU211による判定プログラム2132の実行により、ビデオカメラ231により取得された顔画像情報が適正であると判定された場合に、或いは、入力手段としての入力装置24により、ビデオカメラ231により取得された顔画像情報を確定する旨が入力された場合に、CPU211は、確定プログラム2133を実行して、当該顔画像情報を、ICカードにプリントする顔画像の顔画像情報として、当該ICカードに組み込まれたICチップに記録する顔画像情報として確定する。
CPU211は、かかる確定プログラム2133を実行することによって、確定手段として機能する。
ID番号読取装置22は、申請者がICカード発行の申請の際に提出する申請書から、当該申請者を識別するためのID番号を読み取り、EWS21に出力する。
具体的には、ID番号読取装置22は、例えば、オペレータによってID番号読取装置22に設けられた読取開始ボタン(図示省略)が押下されると、申請書からID番号を読み取る。
ID番号読取装置22としては、例えば、ID番号が、申請書に文字情報として記録される場合は、光学式文字読取装置(OCR装置)を用いることができ、申請書にバーコードとして記録される場合は、バーコードリーダを用いることができ、申請書に磁気記録される場合は、磁気読取装置を用いることができる。
なお、ID番号は、申請書から読み取るだけでなく、例えば、申請者が現在使用している旧ICカードや旧IDカードなどから読み取ってもよい。
また、ID番号読取装置22による、申請書や旧ICカードなどからのID番号の読み取りが、例えば、汚れなどのために不可能な場合は、オペレータが入力装置24を操作して、ID番号を入力するようにしてもよい。
画像処理装置23は、例えば、図1に示すように、ビデオカメラ231、TVモニタ232などを接続している。画像処理装置23は、ビデオカメラ231により取得された顔画像情報(アナログビデオ信号)を、デジタル化して、フレームメモリ(図示省略)に格納した後、EWS21に出力する。
ビデオカメラ231は、取得手段として、申請者の顔画像情報を取得する。
具体的には、ビデオカメラ231は、例えば、オペレータによってビデオカメラ231に設けられた撮影開始ボタン(図示省略)が押下されると、申請者の顔を中心とした胸像を撮影して、申請者の顔画像情報を取得する。
なお、ビデオカメラ231は、例えば、オートフレーミング装置(図示省略)を備えていてもよい。オートフレーミング装置(図示省略)は、申請者の顔が、撮影画面内の基準位置に位置するよう、ビデオカメラ231の向きを上下左右に移動させることができる。したがって、例えば、申請者毎にビデオカメラ231の向きを移動させるといったオペレータの作業負担を軽減させることができ、さらに、顔画像情報の取得作業を無人化することも可能となる。
TVモニタ232は、ビデオカメラ231により取得した顔画像情報に基づく顔画像を表示する。オペレータは、TVモニタ232に表示された顔画像を見て、当該顔画像の顔画像情報を、ICカードにプリントする顔画像の顔画像情報として、当該ICカードに組み込まれたICチップに記録する顔画像情報として確定するか否かを判断することができる。
入力装置24は、例えば、カーソルキー、文字/数字キー、各種機能キーなどから構成され、オペレータのキー操作に伴う押下信号をEWS21に出力する。
具体的には、入力装置24は、例えば、入力手段として、オペレータが、ビデオカメラ231により取得された顔画像情報を確定する旨を入力する際に使用される。
真贋判定情報生成装置3は、生成手段として、予め記憶されたプログラムに従い、所定のアルゴリズムに基づいて、個人情報データベース111に記憶された個人情報と、CPU211の確定プログラム2133の実行により確定された顔画像情報とにより、ICカードの真贋判定情報を生成する。
真贋判定情報としては、具体的には、例えば、チェックコードや電子署名などが挙げられる。また、所定のアルゴリズムとしては、具体的には、例えば、RSA(Rivest Shamir Adleman)などの暗号方式などが挙げられる。
ICカード発行端末4は、例えば、図1に示すように、EWS41、ICカード発行装置42などを備えている。そして、ICカード発行端末4は、EWS41を介してネットワークに接続されている。
EWS41は、例えば、図1に示すように、CPU411、RAM412、記憶部413などを備えている。
CPU411は、記憶部413に記憶されたEWS41用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM412は、CPU411によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部413は、EWS41で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU411によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部413に記憶されている。
ICカード発行装置42は、EWS41からの制御に従って、ICカードを作成して発行する。
具体的には、ICカード発行装置42は、例えば、図1に示すようにプリント部421、記録部422などを備えている。
プリント部421は、プリント手段として、個人情報データベース111に記憶された個人情報と、CPU211による確定プログラム2133の実行により確定された顔画像情報とに基づく画像を、ICカードにプリントする。
具体的には、プリント部421は、例えば、個人情報データベース111から取得され、記録情報データベース2131に記憶された個人情報に基づく画像と、CPU211による確定プログラム2133の実行により確定され、記録情報データベース2131に記憶された顔画像情報に基づく画像とを、ICカードにプリントする。
記録部422は、記録手段として、個人情報データベース111に記憶された個人情報と、CPU211による確定プログラム2133の実行により確定された顔画像情報と、真贋判定情報生成装置3により生成された真贋判定情報を、ICカードに組み込まれたICチップに記録する。記録部422は、例えば、リーダ/ライタユニット(R/Wユニット)などから構成される。
具体的には、記録部422は、例えば、個人情報データベース111から取得され、記録情報データベース2131に記憶された個人情報と、CPU211による確定プログラム2133の実行により確定され、記録情報データベース2131に記憶された顔画像情報と、真贋判定情報生成装置3により生成され、記録情報データベース2131に記憶された真贋判定情報とを、ICチップに記録する。
なお、ICチップに記録する情報(特に、顔画像情報)は、圧縮処理されていてもよい。また、当該圧縮処理は、画像処理装置23で行ってもよいし、記録部422で行ってもよい。
[ICカード発行処理]
次に、ICカード発行システムSによるICカードの発行に関する処理について、図2のフローチャートを参照して説明する。
まず、オペレータによるICカード作成端末2のビデオカメラ231に対する所定の操作(撮影開始ボタンの押下など)に基づいて、ビデオカメラ231により申請者の顔画像情報が取得されると(ステップS1)、ICカード作成端末2の画像処理装置23は、当該取得された顔画像情報をフレームメモリ(図示省略)に格納し(ステップS2)、当該顔画像情報をICカード作成端末2のEWS21に出力する。
画像処理装置23から出力された顔画像情報が入力されると、EWS21のCPU211は、判定プログラム2132を実行して、当該顔画像情報における顔が目つぶりであるか否かを判断して、当該顔画像情報が適正であるか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3で、顔画像情報における顔が目つぶりであると判断して、当該顔画像情報が適正でないと判定すると(ステップS3;No)、CPU211は、ステップS1以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS3で、顔画像情報における顔が目つぶりでないと判断して、当該顔画像情報が適正であると判定すると(ステップS3;Yes)、CPU211は、確定プログラム2133を実行して、当該顔画像情報を確定する(ステップS4)。
また、顔画像情報の取得と別個に、オペレータによるICカード作成端末2のID番号読取装置22に対する所定の操作(読取開始ボタンの押下など)に基づいて、ID番号読取装置22により申請書からID番号が読み取られて(ステップS5)、EWS21に出力されると、EWS21は、当該ID番号を、ホストコンピュータ1に送信する(ステップS6)。
EWS21から送信されたID番号を受信すると(ステップS7)、ホストコンピュータ1は、記憶装置11に記憶される個人情報データベース111から、当該受信したID番号に対応付けられた住所、氏名、国籍・本籍、生年月日などの個人情報(ID番号を含む)を取得する(ステップS8)。
次いで、ホストコンピュータ1は、ステップS8で取得した個人情報を、ICカード作成端末2に送信する(ステップS9)。
ホストコンピュータ1から送信された個人情報を受信すると(ステップS10)、ICカード作成端末2のEWS21は、RAM212に、当該受信した個人情報を記憶させる(ステップS11)。
次いで、EWS21は、ステップS4で確定した顔画像情報と、ステップS11で記憶させた個人情報とを、真贋判定情報生成装置3に送信するとともに(ステップS12)、ステップS1及びS5の処理に移行する。
EWS21から送信された顔画像情報と個人情報とを受信すると(ステップS13)、真贋判定情報生成装置3は、所定のアルゴリズムに基づいて、当該受信した顔画像情報と個人情報とにより、真贋判定情報を生成する(ステップS14)。
次いで、真贋判定情報生成装置3は、ステップS13で受信した顔画像情報と個人情報と、ステップS14で生成した真贋判定情報とを、ICカード作成端末2に送信する(ステップS15)。
真贋判定情報生成装置3から送信された顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とを受信すると(ステップS16)、ICカード生成端末2のEWS21は、記憶部213の記録情報データベース2131に、当該受信した顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とを、互いに対応付けて記憶させる(ステップS17)。
次いで、EWS21は、ステップS17で記憶させた顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とを、ICカード発行端末4に送信する(ステップS18)。
EWS21から送信された顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とを受信すると(ステップS19)、ICカード発行端末4のEWS41は、ICカード発行装置42のプリント部421に、ICカードの表面に対して、当該受信した顔画像情報と個人情報とに基づく画像をプリントさせる(ステップS20)。
次いで、EWS41は、ICカード発行装置42の記録部422に、ICカードに組み込まれたICチップに対して、ステップS19で受信した顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とを記録させ(ステップS21)、本処理を終了する。
以上説明した本発明のICカード発行システムS及びICカード発行方法によれば、個人情報データベース111によって、個人情報を記憶することができ、ICカード作成端末2のビデオカメラ231によって、顔画像情報を取得することができ、ICカード作成端末2のEWS21のCPU211が確定プログラム2133を実行することによって、ビデオカメラ231により取得された顔画像情報を確定することができる。そして、真贋判定情報生成装置3によって、所定のアルゴリズムに基づいて、個人情報データベース111に記憶された個人情報と、CPU211の確定プログラム2311の実行により確定された顔画像情報とにより、ICカードの真贋判定情報を生成することができる。さらに、ICカード発行端末4のICカード発行装置42のプリント部421によって、個人情報データベース111に記憶された個人情報と、CPU211の確定プログラム2133の実行により確定された顔画像情報とに基づく画像を、ICカードにプリントすることができ、ICカード発行端末4のICカード発行装置42の記録部422によって、個人情報データベース111に記憶された個人情報と、CPU211の確定プログラム2311の実行により確定された顔画像情報と、真贋判定情報生成装置3により生成された真贋判定情報とを、ICカードに組み込まれたICチップに記録することができる。
すなわち、ICカードに組み込まれたICチップに改ざん検出のための真贋判定情報を記録することができるため、ICカード発行システムSにおいて発行したICカードに記録された情報の真正性を保証することができる。また、ICカードにプリントする顔画像の顔画像情報、ICチップに記録する顔画像情報を確定した後に、真贋判定情報を生成するため、真贋判定情報を適切なタイミングで生成することができる。
また、自動的に、真贋判定情報が、顔画像情報と個人情報とにより生成されて、ICチップに記録されるため、オペレータは、真贋判定情報の生成を意識する必要がない。
また、CPU211が判定プログラム2132を実行することによって、ビデオカメラ231により取得された顔画像情報が適正であるか否かを、所定の判断基準、例えば、当該取得された顔画像情報における顔が目つぶりであるか否かの判断により判定することができる。そして、確定プログラム2133を実行したCPU211は、CPU211の判定プログラム2132の実行により、顔画像情報が適正であると判定された場合に、例えば、当該顔画像情報における顔画像が目つぶりでないと判断された場合に、当該顔画像情報を確定することができる。
すなわち、自動的に、例えば、顔画像情報における顔が目つぶりであるか否かを判断して、当該顔画像情報が適正であるか否かを判定することができるため、オペレータの操作負担を軽減することができ、さらに、適正な顔画像情報に基づく顔画像をICカードにプリントすることができるとともに、適正な顔画像情報をICチップに記録することができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、ステップS3(図2)で、EWS21のCPU211が、判定プログラム2132を実行することによって、顔画像情報が適正であるか否かを判定するようにしたが、例えば、オペレータが、顔画像情報が適正であるか否かを判定するようにしてもよい。具体的には、画像処理装置23が、ステップS1で取得された顔画像情報に基づく顔画像をTVモニタ232に表示すると、オペレータは、当該表示された顔画像を見て、適正であるか否かを判定する。そして、適正であると判定した場合には、オペレータは、入力装置24の所定のキーを押圧することによって、当該顔画像情報を確定する旨を入力し、適正でないと判断した場合には、オペレータは、入力装置24の所定のキーを押圧することによって、当該顔画像情報を確定しない旨を入力するようにしてもよい。
この場合、オペレータは、TVモニタ232によって、ビデオカメラ231により取得された顔画像情報が適正であるか否かを判定することができ、顔画像情報が適正であると判定した場合は、入力装置24によって、確定する旨を入力することができる。そして、確定プログラム2133を実行したCPU211は、入力装置24により、顔画像情報が適正であると判定された場合に、当該顔画像情報を確定することができる。
すなわち、オペレータが、顔画像情報が適正であるか否かを判定して、その判定結果を入力装置24により入力することができるため、オペレータが所望する適正な顔画像情報に基づく顔画像をICカードにプリントすることができるとともに、オペレータが所望する適正な顔画像情報をICチップに記録することができる。
また、顔画像情報が適正である場合に(顔画像情報における顔が目つぶりでないと判断された場合に、或いは、顔画像情報を確定する旨が入力された場合に)、CPU211は、確定プログラム2133を実行して、顔画像情報を確定するとしたが、この限りではない。例えば、フレームメモリに顔画像情報が格納された時点で、CPU211は、確定プログラム2133を実行して、顔画像情報を確定するようにしてもよい。この場合、顔画像情報が適正であるか否かの判定は、真贋判定情報を生成している最中、或いは、真贋判定情報を生成した後に行われる。そして、顔画像情報が適正でないと判定された場合には、顔画像情報の取得及び確定、真贋判定情報の生成を繰り返す。そして、顔画像情報が適正であると判定された場合には、最後に記録情報データベース2131に記憶された顔画像情報と個人情報とに基づく画像をICカードにプリントし、最後に記録情報データベース2131に記憶された顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とをICチップに記録する。
また、所定の判断基準を、“顔画像情報における顔が、目つぶりであるか否か”としたが、この限りではない。例えば、“顔画像情報における顔が、適正な位置にあるか否か”、“顔画像情報における顔が、いわゆるピンボケなどのない適正な画質であるか否か”などを判断基準としてもよい。
また、ステップS17(図2)で、記録情報データベース2131に、顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とを記憶するようにしたが、この限りではない。すなわち、記録情報データベース2131に、ICカードの発行に好適な顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とを、互いに対応付けて記憶することができるのであれば、顔画像情報と個人情報と真贋判定情報は、別個に、適宜なステップで記憶されるようにしてもよい。
また、記録情報データベース2131には、ID番号と顔画像情報と真贋判定情報とを対応付けて記憶するようにして、顔画像情報と真贋判定情報とを、個人情報(ID番号、住所、氏名…)ではなく、個人情報の中のID番号のみで管理するようにしてもよい。
また、ステップS19(図2)で、ICカード発行端末4は、記録情報データベース2131に記憶された顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とを受信するようにしたが、この限りではない。すなわち、ICカード発行端末4が、ICカードの発行に好適な顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とを受信することができるのであれば、顔画像情報と個人情報と真贋判定情報は、別個に、適宜なステップで受信するようにしてもよい。
この場合、顔画像情報と個人情報と真贋判定情報の対応付けが明確になるよう、例えば、顔画像情報と真贋判定情報に、対応するID番号などを付加して、ICカード発行端末4に受信されるようにするとよい。また、ICカード発行端末4が複数ある場合は、顔画像情報と個人情報と真贋判定情報に、ICカード発行端末4を識別する情報を付加して、対応する顔画像情報と個人情報と真贋判定情報とが当該付加された情報によって識別されたICカード発行端末4に集合するようにしてもよい。
また、この場合、例えば、記録情報データベース2131を、ICカード作成端末2のEWS21の記憶部213ではなく、ICカード発行端末4のEWS41の記憶部413に記憶しておくとよい。
また、ホストコンピュータ1、真贋判定情報生成装置3、EWSに接続されたID番号読取装置22、EWSに接続された画像処理装置23、EWSに接続されたビデオカメラ231、EWSに接続されたTVモニタ232、EWSに接続された入力装置24、ICカード発行端末4が、ネットワークに接続されているのであれば、ICカード発行システムSの構成は、図1の限りではない。例えば、ICカード作成端末2に、まとめて、ID番号読取装置22と画像処理装置23とビデオカメラ231とTVモニタ232と入力装置24とを備える必要はない。また、例えば、ICカード作成端末2のEWS21にICカード発行装置42を接続するようにしてもよい。
本発明の実施の形態におけるICカード発行システムの全体構成を示す図である。 ICカード発行システムによるICカードの発行に関する処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 ホストコンピュータ
2 ICカード作成端末
3 真贋判定情報生成装置(生成手段)
4 ICカード発行端末
24 入力装置(入力手段)
111 個人情報データベース(記憶手段)
211 CPU(判定手段、確定手段)
231 ビデオカメラ(取得手段)
421 プリント部(プリント手段)
422 記録部(記録手段)
2132 判定プログラム(判定手段)
2133 確定プログラム(確定手段)
S ICカード発行システム

Claims (5)

  1. 個人情報を記憶する記憶手段と、
    顔画像情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された顔画像情報を確定する確定手段と、
    所定のアルゴリズムに基づいて、前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定手段により確定された顔画像情報とにより、ICカードの真贋判定情報を生成する生成手段と、
    前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定手段により確定された顔画像情報とに基づく画像を、前記ICカードにプリントするプリント手段と、
    前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定手段により確定された顔画像情報と、前記生成手段により生成された真贋判定情報とを、前記ICカードに組み込まれたICチップに記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とするICカード発行システム。
  2. 請求項1に記載のICカード発行システムにおいて、
    前記取得手段により取得された顔画像情報が適正であるか否かを、所定の判断基準により判定する判定手段を備え、
    前記確定手段は、前記判定手段により、前記取得手段により取得された顔画像情報が適正であると判定された場合に、当該顔画像情報を確定することを特徴とするICカード発行システム。
  3. 請求項2に記載のICカード発行システムにおいて、
    前記判定手段は、前記取得手段により取得された顔画像情報における顔が目つぶりであるか否かを判断し、当該顔画像情報における顔が目つぶりでないと判断した場合に、当該顔画像情報が適正であると判定することを特徴とするICカード発行システム。
  4. 請求項1に記載のICカード発行システムにおいて、
    前記取得手段により取得された顔画像情報を確定する旨を入力する入力手段を備え、
    前記確定手段は、前記入力手段により、前記取得手段により取得された顔画像情報を確定する旨が入力された場合に、当該顔画像情報を確定することを特徴とするICカード発行システム。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のICカード発行システムを用いたICカード発行方法において、
    前記取得手段が、顔画像情報を取得する取得ステップと、
    前記確定手段が、前記取得ステップにおいて取得された顔画像情報を確定する確定ステップと、
    前記生成手段が、所定のアルゴリズムに基づいて、前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定ステップにおいて確定された顔画像情報とにより、真贋判定情報を生成する生成ステップと、
    前記プリント手段が、前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定ステップにおいて確定された顔画像情報とに基づく画像を、前記ICカードにプリントするプリントステップと、
    前記記録手段が、前記記憶手段に記憶された個人情報と、前記確定ステップにおいて確定された顔画像情報と、前記生成ステップにおいて生成された真贋判定情報とを、前記ICチップに記録する記録ステップと、
    を備えることを特徴とするICカード発行方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011065448A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Toshiba Plant Systems & Services Corp Idカード発行管理システム
JP2019061576A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 大日本印刷株式会社 自動証明写真機および電子申請システム

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