JP2014083445A - 磁気共鳴イメージングシステム及び磁気共鳴イメージング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影時間を短縮しつつ高解像度のイメージデータを復元する磁気共鳴イメージングシステム及び磁気共鳴イメージング方法を提供する。
【解決手段】磁気共鳴イメージング方法において、被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームの内、隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループそれぞれに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるように、複数の周波数成分を含むRFパルス及び選択グラディエントを前記被写体に印加する段階と、前記励起されたサブボリュームそれぞれに対して3次元エンコードを行い、前記複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する段階と、前記取得した磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する段階とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気共鳴イメージングシステム及び磁気共鳴イメージング方法に関し、特に撮影時間を短縮しつつ高解像度のイメージデータを復元する磁気共鳴イメージングシステム及び磁気共鳴イメージング方法に関する。
磁気共鳴イメージングシステムは、磁力によって発生する磁場を用いて人体の生体組職についての画像を取得する。
また、磁気共鳴イメージングシステムは、生体組職から共鳴現象を引き起こすために生体組職に高周波信号を印加し、生体組職に関する空間情報を取得するために生体組職にグラディエント(gradient)信号を印加する。
しかし、従来の磁気共鳴イメージングシステムではグラディエント信号を印加において撮影時間が長くなるという問題があった。
本発明は上記従来の磁気共鳴イメージングシステムにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、撮影時間を短縮しつつ高解像度のイメージデータを復元する磁気共鳴イメージングシステム及び磁気共鳴イメージング方法を提供することにある。
また、本発明は、前記磁気共鳴イメージング方法をコンピュータで行わせるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明による磁気共鳴イメージング方法は、磁気共鳴イメージング(MRI)方法において、被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームの内、隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループそれぞれに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるように、複数の周波数成分を含むRF(Radio Frequency)パルス及び選択グラディエント(gradient)を前記被写体に印加する段階と、前記励起されたサブボリュームそれぞれに対して3次元エンコードを行い、前記複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する段階と、前記取得した磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する段階とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するためになされた本発明による磁気共鳴イメージング方法は、磁気共鳴イメージング方法において、被写体に所定のパルスシーケンスを印加して、前記被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームの内、隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループの内のいずれか一つのグループに含まれた複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータを復元する段階と、前記被写体のボリュームを構成する全グループに対して前記イメージデータを復元する段階の実行が行われたか否かを判断する段階と、前記被写体を構成する全グループに対して前記イメージデータを復元する段階が行われた場合、前記被写体を構成する全グループそれぞれに含まれた複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータを結合して3次元ボリューム画像を生成する段階とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するためになされた本発明によるコンピュータ読取可能記録媒体は、前記磁気共鳴イメージング方法をコンピュータで行わせるためのコンピュータプログラムを保存していることを特徴とする。
上記目的を達成するためになされた本発明による磁気共鳴イメージングシステムは、磁気共鳴イメージングシステムにおいて、被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームの内、隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループそれぞれに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるように、複数の周波数成分を含むRFパルス及び選択グラディエントを前記被写体に印加し、前記励起されたサブボリュームそれぞれに対して3次元エンコードを行い、前記複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する磁気共鳴画像撮影装置と、前記取得した磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元するデータ処理装置とを備えることを特徴とする。
本発明に係る磁気共鳴イメージングシステム及び磁気共鳴イメージング方法によれば、複数のサブボリュームを同時に励起させるマルチ・ボリューム励起技法を使い、x軸、y軸及びz軸に対する3次元グラディエントエンコードを行い、RFパルスが互いに異なる位相を持つことによるRFエンコードを行い、コイル感度及びRFデコーディングを用いて画像を復元することにより、迅速に高解像度のイメージデータ又は高解像度のボリューム画像を取得することができるという効果がある。
本発明の一実施形態による磁気共鳴イメージング(MRI)システムの一例を示す図である。 複数のサブボリュームのグループ化方法を説明するための図である。 複数のサブボリュームのグループ化方法を説明するための図である。 本発明の実施形態による複数のグループそれぞれについてのマルチ・ボリュームイメージング技法を説明するための図である。 本発明の実施形態による磁気共鳴イメージングシステムの他の実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による被写体に印加されるパルスシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施形態による複数のサブボリュームが同時に励起される一例を示す図である。 本発明の実施形態によるイメージデータの復元作業の一例を示す図である。 本発明の実施形態による磁気共鳴イメージング方法の一例を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明に係る磁気共鳴イメージングシステム及び磁気共鳴イメージング方法を実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態による磁気共鳴イメージング(Magnetic Resonance Imaging:MRI)システムを示す概略的な図である。
図1を参照すると、磁気共鳴イメージングシステム100は、磁気共鳴画像撮影装置110及びデータ処理装置120を備える。
図1に示す磁気共鳴イメージングシステム100は、本実施形態に関する構成要素のみを図示している。よって、図1に示す構成要素以外に他の汎用的な構成要素がさらに含まれうるということを、当業者ならば理解できるであろう。
磁気共鳴イメージングシステム100は、被写体の生体組職に関する情報を含む画像を非侵襲的に取得する装置である。
例えば、磁気共鳴イメージングシステム100は、磁力によって発生する磁場を用いて被写体についての診断画像を取得する装置になりうるが、これに限定されるものではない。
また、被写体は人体、脳、脊椎、心臓、肝、胎児などを含むが、これらに限定されるものではない。また、磁気共鳴イメージングシステム100は、PET(Positron Emission Tomography)などの他の医療画像器機と結合された形態のハイブリッド磁気共鳴イメージングシステムを含むこともできる。
磁気共鳴画像撮影装置110は、被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する。
この時、複数のサブボリュームそれぞれは、所定数のスライスを含む。
所定数は、被写体の特性、使用環境によって自動的に決定することができ、又はユーザのよって決定することができる。また、スライスの厚さは被写体の特性、使用環境によって自動的に決定することができ、又は、ユーザによって決定することができる。
例えば、磁気共鳴画像撮影装置110は、複数のサブボリュームのうち隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグルーピングされた少なくとも2つ以上のグループそれぞれに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるように、複数の周波数成分を含むRF(Radio Frequency)パルス及び選択グラディエント(gradient)を被写体に印加し、励起されたサブボリュームそれぞれに対して3次元エンコードを行い、複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を獲得する。
磁気共鳴画像撮影装置110は、静磁場内に位置する被写体に、複数の周波数成分を含むRFパルス及び選択グラディエントを印加する。
これによって、被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームのうち隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループそれぞれに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起される。
少なくとも2つ以上のグループが第1グループ乃至第N(Nは、2以上の自然数)グループを含む場合、被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームそれぞれは、第1グループ乃至第Nグループに順次に繰り返して含まれる。
複数のサブボリュームが第1サブボリューム乃至第S(Sは、2以上の自然数)サブボリュームを含む場合、複数のサブボリュームそれぞれは順次に第1グループ乃至第Nグループに含まれるため、第1サブボリュームは第1グループに含まれ、第2サブボリュームは第2グループに含まれ、このような形式で第Nサブボリュームは第Nグループに含まれる。
また、繰り返して、第(N+1)サブボリュームは第1グループに含まれ、第(N+2)サブボリュームは第2グループに含まれ、第(2N)サブボリュームは第Nグループに含まれる。
これによって、第1サブボリューム乃至第Sサブボリュームそれぞれは、隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化される。
この時、被写体を構成する第1サブボリューム乃至第Sサブボリュームは、いずれか一つの方向を基準として順次に設定される。
例えば、被写体に選択グラディエントが印加される方向を基準として、最初のサブボリュームは第1サブボリューム、最後のサブボリュームは第Sサブボリュームとなる。
この時、被写体のボリュームが、x軸、y軸及びz軸に対して定義される場合、選択グラディエントが印加される方向はz軸になるが、これらに限定されるものではない。
例を挙げて説明すれば、x軸は矢状(sagittal)平面方向、y軸は冠状(coronal)平面方向、z軸は軸状(axial)平面方向、トランスバース(transverse)平面方向、またはスライス方向を示す。
被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームのうち隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループの一例について、以下の図2A及び図2Bで説明する。
磁気共鳴画像撮影装置110は、少なくとも2つ以上のグループのうち第1グループに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるように、複数の周波数成分を含むRFパルス及び選択グラディエントを被写体に印加する。
RFパルスそれぞれは互いに異なる位相を持つ。
M個のサブボリュームを同時に励起させる場合を例として挙げれば、被写体に印加されるRFパルスは、単一ボリューム選択RFパルスをM個にモジュレーションしたマルチバンドRFパルスになる。
他の例として、被写体に印加されるRFパルスは、M個の指定されたサブボリュームを励起させるハダマールエンコード(Hadamard Encoding)方式又は位相オフセットマルチプラナーボリュームイメージング方式などの空間エンコードRFパルスになる。
これによって、RFパルスそれぞれは周波数オフセットを持つか、又は周波数オフセット及び位相オフセットを持つ。
例えば、本実施形態によるRFパルスは、以下の数式1によって定義される。
Figure 2014083445
数式1で、Ψ(t)はRFパルス、Aは定数、mは同時に励起されるM個のサブボリュームのうちm番目のサブボリュームを示し、γは磁気回転比(Gyromagnetic Ratio)、Gはグラディエント、Dはサブボリュームの厚さ、d(m)はm番目のサブボリュームの位置、φ(m)はm番目のサブボリュームの位相、tは時間を示す。
例えば、数式1のグラディエントGは、約1KHz/cmになるが、これに限定されるものではない。これらのRFパルスに周波数モジュレーション及び位相モジュレーションが行われることで、RFパルスに周波数オフセット及び位相オフセットが具現される。
また、RFパルスそれぞれが互いに異なる位相を持つことでRF位相エンコードを行うこともできる。
周波数オフセットの実施例を挙げれば、磁気共鳴画像撮影装置110は、静磁場内に位置する被写体に所定の軸方向を基準として選択グラディエントを印加しつつ、第1グループに含まれた複数のサブボリュームそれぞれのラーモア周波数(Lamor Frequency)に対応する周波数成分を含むRFパルスを被写体に印加する。
ラーモア周波数は、原子核磁気モーメントの歳差運動周波数である。
原子核は、スピン運動によって磁気モーメント又は磁気双極子モーメントを持つ。
原子に外部磁界がない場合、原子核の磁気モーメントは方向に一定の規則のないランダム性を持つが、原子が静磁場内に位置すれば、原子核は低いエネルギー状態へ行くために静磁場方向に整列する。
この時、原子核がスピン運動することで、原子核の磁気モーメントは歳差運動をする。このような原子核の磁気モーメントの歳差運動周波数を、ラーモア周波数という。
例えば、ラーモア周波数は、磁気回転比及び外部から印加された磁場の強度の積によって決定される。
磁気共鳴画像撮影装置110は、静磁場内に位置する被写体に所定の方向を基準として線形的に変化する磁場を分布させるために選択グラディエントを印加し、第1グループに含まれた複数のサブボリュームを同時に励起させるために、第1グループに含まれた複数のサブボリュームそれぞれのラーモア周波数に対応する周波数成分を含むRFパルスを被写体に印加する。
図1及び図5を参照すると、磁気共鳴画像撮影装置110は、被写体にRFパルス511及び選択グラディエント512が印加されることで励起された複数のサブボリュームそれぞれに対して3次元エンコードを行うために、グラディエント信号(513、514、516)を被写体に印加する。
例えば、磁気共鳴画像撮影装置110は、第1方向に対する第1エンコードグラディエント513及び第2方向に対する第2エンコードグラディエント514、第3方向に対する周波数エンコードグラディエント516を被写体に印加して3次元エンコードを行えるが、これに限定されるものではない。この時、第1方向又は第2方向のうちいずれか一つの方向は、選択グラディエント512が印加された方向と同一である。
例えば、第1エンコードグラディエント513はy軸方向の位置情報、第2エンコードグラディエント514はz軸方向の位置情報、周波数エンコードグラディエント516はx軸方向の位置情報を提供するために被写体に印加される。
これによって、第1エンコードグラディエント513はy軸方向位相エンコードを行い、第2エンコードグラディエント514はz軸方向の位相スライスエンコード又はスライス方向エンコードを行う。
z軸方向の位相スライスエンコードについて、以下の図3にて例を挙げて説明する。
再び図1を参照すると、磁気共鳴画像撮影装置110は、周波数エンコードグラディエントを被写体に印加することで複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を読み出す。
この時、周波数エンコードグラディエントは、読み出しグラディエントになる。
例えば、磁気共鳴画像撮影装置110は、磁気共鳴信号をサンプリングするために、読み出しグラディエントを被写体に印加でき、読み出しグラディエントが被写体に印加されている間に選択グラディエントが印加された方向に対するグラディエントは印加されないこともあるが、これに限定されるものではない。
選択グラディエントがz軸方向に印加される場合、読み出しグラディエントはx軸方向に印加される。
グラディエントエコー(Gradient Echo)方式において、被写体に印加される読み出しグラディエントの極性は負(negative)から正(positive)に変化する。
このように、負の極性を持つ読み出しグラディエントが被写体に印加されることで原子核のスピンがディフェーズ(dephase)され、正の極性を持つ読み出しグラディエントが被写体に印加されることで原子核のスピンがディフェーズされた量ほどリフェーズ(rephase)される。
負から正に極性が変化する読み出しグラディエントが被写体に印加されることによるリフォーカシング(refocusing)によって、同じ周波数を持つ磁気共鳴信号が取得する。
このように、磁気共鳴画像撮影装置110で同じ周波数を持つ磁気共鳴信号が取得することでチルトが発生しないため、磁気共鳴イメージングシステム100は高解像度の画像を生成する。
スピンエコー(Spin Echo)方式において、被写体に印加される読み出しグラディエントは正の極性を持つ。
このような場合、磁気共鳴画像撮影装置110は、リフォーカシングのための180゜パルスを被写体に印加する。
磁気共鳴画像撮影装置110は、励起された複数のサブボリュームそれぞれに対して3次元エンコードを行い、複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する。
この時、複数のサブボリュームは、RFパルス及び選択グラディエントによって励起された第1グループに含まれたサブボリュームを示す。
例えば、磁気共鳴画像撮影装置110は、マルチ・チャネル受信コイルを用いて磁気共鳴信号を取得し、取得した磁気共鳴信号は、読み出しグラディエントによって取得した信号になる。
データ処理装置120は、磁気共鳴画像撮影装置110で取得した磁気共鳴信号を複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する。
例えば、データ処理装置120は、マルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報を考慮した並列画像アルゴリズムを使って、磁気共鳴信号をイメージデータに復元する。
この時、マルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報は、マルチ・チャネル受信コイルそれぞれのコイル感度を示す。
但し、これに限定されず、データ処理装置120は、RFコイルの電流エレメントに関する情報を考慮した並列画像アルゴリズムを使って、磁気共鳴信号をイメージデータに復元することもできる。
さらに詳細には、マルチ・チャネル受信コイルそれぞれで取得した磁気共鳴信号は、複数のサブボリュームに関する情報が重畳している。
したがって、データ処理装置120は、マルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報を考慮した並列画像アルゴリズムを用いて、複数のサブボリュームに対して重畳している情報を分離することで、複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元できる。
並列画像アルゴリズムは、SENSE(Sensitivity encoding)、GRAPPA(Generalized Autocalibrating Partially Parallel Acquisitions)、SMASH(Simultaneous Acquisition of Spatial Harmonics)、PILS(Partially Parallel Imaging with Localized Sensitivities)などを用いる。
これによって、データ処理装置120は、並列画像アルゴリズムによるデ・エイリアシング(de−aliasing)技法及びマルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報を考慮して、複数のサブボリュームに関する情報が重畳した磁気共鳴信号を複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに分離して復元する。
本実施形態による磁気共鳴イメージングシステム100によれば、被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームのうち隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループのうち第1グループに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるため、磁気共鳴画像撮影速度を高めつつも、SNR(Signal to Noise Ratio)が高い高解像度の3次元ボリューム画像を生成する。
図2A及び図2Bは、本発明の実施形態による複数のサブボリュームのグループ化方法を説明するための図である。
図2A及び図2Bでは、説明の便宜のために、被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームのうち隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された2つのグループを示しているが、これに限定されず、3つ以上のグループを含んでもよい。
図2Aを参照すると、第1グループ211及び第2グループ212を示しており、第1グループ211及び第2グループ212それぞれは、3つのサブボリュームを含む。
第1グループ211及び第2グループ212それぞれに含まれたサブボリュームそれぞれは、4つのスライスが蓄積された形態で示しているが、これらに限定されず、サブボリュームは少なくとも2つ以上のスライスが蓄積された形態をいずれも含む。
このように、複数のスライスが蓄積された形態であるサブボリュームを励起させる方法は、スライス単位で励起させる2次元磁気共鳴画像技法に比べて、隣接画像との間の空いている空間(inter−slice gap)の発生による画像情報の漏れの発生を防止する。
また、図2Aを参照すると、z軸方向を基準として第1サブボリューム201、第3サブボリューム203、及び第5サブボリューム205は第1グループ211に含まれ、z軸方向を基準として第2サブボリューム202、第4サブボリューム204、及び第6サブボリューム206は第2グループ212に含まれる。
これによって、磁気共鳴画像撮影装置110は、第1グループ211に含まれた複数のサブボリューム(201、203、205)が同時に励起されるように、RFパルス及び選択グラディエントを被写体に印加する。
また、第1グループ211に対するイメージデータ復元作業がいずれも完了した後、磁気共鳴画像撮影装置110は、第2グループ212に含まれた複数のサブボリューム(202、204、206)が同時に励起されるように、RFパルス及び選択グラディエントを被写体に印加する。
さらに詳細には、磁気共鳴画像撮影装置110は、第1RFパルス及び第1選択グラディエントを被写体に印加して、第1グループ211に含まれた複数のサブボリューム(201、203、205)を同時に励起させる。
第1RFパルスは、複数の周波数成分を含む。複数の周波数成分は、第1サブボリューム201を励起させるための第1周波数成分、第3サブボリューム203を励起させるための第2周波数成分、及び第5サブボリューム205を励起させるための第3周波数成分を含む。
さらに、複数の周波数成分を含む第1RFパルスそれぞれは互いに異なる位相を有する。
このように、第1RFパルスは、周波数オフセット及び位相オフセットを有する。
このような場合、第1サブボリューム201は、第1RFパルスのうち第1周波数成分及び第1位相を持つRFパルスによって励起され、第3サブボリューム203は、第1RFパルスののうち第2周波数成分及び第2位相を持つRFパルスによって励起され、第5サブボリューム205は、第1RFパルスのうち第3周波数成分及び第3位相を持つRFパルスによって励起される。
第1グループ211に含まれた複数のサブボリューム(201、203、205)を励起した後、同様の方法で磁気共鳴画像撮影装置110は、第2RFパルス及び第2選択グラディエントを被写体に印加して、第2グループ212に含まれた複数のサブボリューム(202、204、206)を同時に励起させる。
図2Bは、第1グループ221及び第2グループ222を示す図である。
図2Bを参照すると、z軸方向を基準として第1のサブボリューム、第2のサブボリューム、第5のサブボリューム,及び第7のサブボリュームは第1グループ221に含まれ、z軸方向を基準として第2のサブボリューム、第4のサブボリューム、第6のサブボリューム及び第8のサブボリュームは第2グループ222に含まれる。
このような場合、図1の磁気共鳴画像撮影装置110で3次元エンコードを行うために、第1方向に対する第1エンコードグラディエント(例えば、位相エンコードグラディエント)及び第2方向に対する第2エンコードグラディエント(例えば、スライスエンコードグラディエント)を被写体に印加する場合、第1方向はy軸方向、第2方向はz軸方向になる。
複数のサブボリュームを同時に励起させる方式は、第2方向に対する位相スライスエンコードを行う時間を短縮させる。
第2方向に対するスライスエンコードの実行回数は、グループそれぞれに含まれたサブボリュームの数に比例して減少する。
図2Bに示すように、第1グループ221及び第2グループ222それぞれに4個のサブボリュームが含まれた場合を挙げて説明すれば、z軸方向に対するスライスエンコードの実行回数は、グループ化を行わない場合に比べて1/4に減少する。
スキャン時間を短縮させることで磁気共鳴イメージングシステム100は、迅速に高解像度3次元全体ボリューム画像を生成する。
図3は、本発明の実施形態による複数のグループそれぞれについてのマルチ・ボリュームイメージング技法を説明するための図である。
複数のサブボリュームが同時に励起された図の符号31を参照すると、第1グループ311に含まれた複数のサブボリュームが同時に励起され、また、第2グループ312に含まれた複数のサブボリュームが同時に励起される。
グループの数がn個であり、グループそれぞれに含まれて同時に励起されるサブボリュームの数がM個である場合、被写体の全体ボリュームは(M×n)個に分けられた状態で3次元磁気共鳴画像が行われる。
図3を参照すると、第1グループ311及び第2グループ312にそれぞれ3つのサブボリュームが含まれているため、被写体は6個に分けられた状態で3次元磁気共鳴画像化される。
また、z軸方向エンコードを示す図の符号32を参照すると、第1グループ311に対するz軸方向エンコード321の実行及び第2グループ312に対するz軸方向エンコード322の実行を示している。
x軸方向に対して周波数エンコード、y軸方向に対して位相エンコード、z軸方向に対するスライスエンコードが行われると仮定する。
被写体を構成する複数のサブボリュームを複数のグループにグループ化しない場合、被写体の全体ボリュームに対するz軸方向スライスエンコード回数がNzであれば、本実施形態による磁気共鳴イメージングシステム100は、被写体の全体ボリュームを(M×n)個に分けて3次元磁気共鳴画像を行うため、z軸方向に対するスライスエンコード回数はNz/Mになる。
したがって、被写体を構成する複数のサブボリュームを複数のグループにグループ化しない場合、被写体の全体ボリュームに対するy軸方向位相エンコード回数がNy、被写体の全体ボリュームに対するz軸方向スライスエンコード回数がNz、被写体の全体ボリュームに対する全体スキャン時間がTA=(Ny)×(Nz)であれば、本実施形態による磁気共鳴イメージングシステム100は、被写体の全体ボリュームに対する全体スキャン時間がTA’=(Ny)×((Nz)/M)=TA/Mになる。
但し、磁気共鳴イメージングシステム100でのエンコード回数及び全体スキャン時間は、本実施形態による最小エンコード回数及び最小全体スキャン時間になる。
例えば、複数のサブボリュームの間に互いに重なる領域が存在する場合、z軸方向に対するスライスエンコード回数はNz/Mよりさらに増加し、これによる全体スキャン時間も増加する。
このように、本実施形態による磁気共鳴イメージング技法は、複数のスライスが蓄積された形態であるサブボリュームを同時に励起させつつ3次元エンコードを行うため、z軸方向スライスエンコードの実行回数を低減させることで、被写体の全体ボリューム画像の取得にかかるスキャン時間が短縮される。
また、複数のスライスが蓄積された形態であるサブボリューム単位で3次元エンコードを行うことで、スライスが蓄積された形態であるスラブ(slab)単位で2次元エンコードを行う場合、スラブ間のギャップをなくすために複数の方向で磁気共鳴画像撮影を行うことを防止する。
図4は、本発明の実施形態による磁気共鳴イメージングシステムの他の実施形態の構成を示すブロック図である。
図4を参照すれば、磁気共鳴イメージングシステム400は、磁気共鳴画像撮影装置410、データ処理装置420、及びユーザインターフェース部430を備え、磁気共鳴画像撮影装置410は、制御部411、RF駆動部412、グラディエント駆動部413、マグネット装置414、信号取得部415で構成され、マグネット装置414は、磁力発生部4141、RFコイル4142、グラディエントコイル4143を備え、データ処理装置420は、復元部422及び合成部424を備え、ユーザインターフェース部430は、入力装置432及び出力装置434を備える。
図4に示す磁気共鳴イメージングシステム400は、図1に示した磁気共鳴イメージングシステム100の一例に該当する。
よって、図1で磁気共鳴イメージングシステム100に関して記載された説明は、図4の磁気共鳴イメージングシステム400にも適用できるため、重なる説明は省略する。
磁気共鳴イメージングシステム400は、被写体の生体組職に関する情報を含む画像を非侵襲的に取得する装置である。
この時、画像は3次元ボリューム画像になりうるが、これに限定されるものではない。
磁気共鳴画像撮影装置410は、被写体に所定のパルスシーケンスを印加して被写体から放出される磁気共鳴信号を取得する。
制御部411は、磁気共鳴画像撮影装置410の全般的な動作を制御する。
例えば、制御部411は、RF駆動部412、グラディエント駆動部413、マグネット装置414及び信号取得部415を制御する。
RF駆動部412はRFコイル4142を制御し、グラディエント駆動部413はグラディエントコイル4143を制御する。
マグネット装置414は、被写体に磁場、RFパルス及びグラディエントを印加し、被写体から磁気共鳴信号を取得する。
被写体の磁気的性質を測定するために、マグネット装置414は外部空間と遮蔽された空間内に存在するが、これに限定されず、開放型に具現してもよい。
磁力発生部4141は、被写体を静磁場内に位置させるために磁力を発生する。
RFコイル4142は、複数の周波数成分を含むRFパルスを被写体に印加し、被写体から磁気共鳴信号を取得する。
この時、RFコイル4142は、送信用RFコイル及び受信用RFコイルをいずれも備えるか、または送受信用RFコイルを備える。
以下では、説明の便宜のために、RFコイル4142をRF送信コイル及びRF受信コイルに区別して説明するが、これに限定されるものではない。
RFコイル4142のうちRF送信コイルから被写体に印加されるRFパルスは、マルチ−バンドRFパルス又は空間エンコードRFパルスのいずれか1つを含む。
RFコイル4142のうちRF受信コイルは、被写体から信号を取得し、取得した信号をデータ処理装置420に出力する。この時、RF受信コイルは、マルチ・チャネル受信コイルになる。例えば、RF受信コイルは、32個のチャネルを含むマルチ・チャネル受信コイルになるが、これに限定されるものではない。
グラディエントコイル4143は、選択グラディエント、第1エンコードグラディエント、第2エンコードグラディエント、及び周波数エンコードグラディエントを被写体に印加する。
例えば、グラディエントコイル4143は、選択グラディエント、第2エンコードグラディエントを印加するzコイル、周波数エンコードグラディエントを印加するxコイル、及び第1エンコードグラディエントを印加するyコイルを備える。
RFコイル4142及びグラディエントコイル4143から被写体に印加される信号に対するパルスシーケンスについては、以下の図5にて詳細に説明する。
信号取得部415は、RFコイル1142から出力された磁気共鳴信号を取得して所定の作業を行う。
例えば、信号取得部415は、取得した磁気共鳴信号を増幅する増幅器、増幅された磁気共鳴信号を復調する復調器、復調された磁気共鳴信号をデジタル形態に変換するADC(Analog to Digital Converter)などで具現され、デジタル形態に変換された磁気共鳴信号を保存できるストレージを備えてもよい。
データ処理装置420は、磁気共鳴画像撮影装置410から出力された磁気共鳴信号についての所定の処理作業を行う。
復元部422は、磁気共鳴画像撮影装置410から出力された磁気共鳴信号を複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する。
また、復元部422は、復元作業を行うために、磁気共鳴画像撮影装置410から出力された磁気共鳴信号を用いて「k−space(k空間)」を構成し、「k−space」を構成する「k−space」データにフーリエトランスフォーム(Fourier transformation)を行ってもよい。
この時、「k−space」データは、複数のサブボリュームについてのイメージデータがいずれも重畳した形態で存在する。
復元作業についてさらに詳細に説明すれば、マルチ・チャネル受信コイルは、励起された複数のサブボリューム全体に対して重畳した画像についての磁気共鳴信号を受信する。
したがって、復元部422は、マルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報を考慮して、重畳した画像についての磁気共鳴信号を複数のサブボリュームそれぞれについてのイメージデータに分離する。
さらに、RFコイル4142から被写体に印加されるRFパルスそれぞれが互いに異なる位相を持つ場合、復元部422は、マルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報及びRFパルスそれぞれの位相をさらに考慮できる。
並列画像アルゴリズムは、撮影速度向上のために、信号取得のためのサンプリングラインの数が減少することで発生するエイリアシング(aliasing)をデ・エイリアシング(de−aliasing)するための技法である。
例えば、並列画像アルゴリズムは、マルチ・チャネル受信コイルそれぞれのチャネル情報に対応するコイルフィールド感度(coil field sensitivity)を用いるSENSE技法、又は取得した磁気共鳴信号周辺の未取得の信号ラインの値をACS(autocalibration signal)カーネル(kernel)を使って推定するGRAPPA技法などがある。
復元部422は、マルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報及び並列画像アルゴリズムのデ・エイリアシング技法を使って、重畳した磁気共鳴信号を複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する。
これに関しては、以下の図7でさらに詳細に説明する。
合成部424は、復元部422で復元されたイメージデータを合成する。
合成は、結合(fusion)作業になってもよい。
被写体が第1グループ及び第2グループで構成された場合を挙げて説明すれば、磁気共鳴画像撮影装置410は、第1グループに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるように、複数の周波数成分を含むRFパルス及び選択グラディエントを被写体に印加し、励起されたサブボリュームそれぞれに対して3次元エンコードを行い、複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得し、復元部422は、第1グループに含まれた複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する。
同様の方式で、磁気共鳴画像撮影装置410は、第2グループに含まれた複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得し、復元部422は、第2グループに含まれた複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する。
合成部124は、第1グループに含まれた複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータと、第2グループに含まれた複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータとを合成して、被写体の全体ボリューム画像を生成する。
ユーザインターフェース部430は、ユーザから入力情報を取得し、出力情報を表示する。
図4では説明の便宜のために、入力装置432及び出力装置(例えば、表示装置)434が分離して示しているが、これに限定されず、入力装置432及び出力装置(表示装置)434は一つの装置に統合されて動作してもよい。
入力装置432は、ユーザから磁気共鳴画像の解像度、スライスの厚さなどを選択する入力情報を取得し、出力装置(表示装置)装置134は、合成部424によって生成された被写体の全体ボリューム画像又は被写体の全体ボリューム画像のうち関心領域についての画像を表示する。
図4は、磁気共鳴イメージングシステム400が出力装置(表示装置)434を備えるように示したが、これに限定されず、出力装置(表示装置)434は、磁気共鳴イメージングシステム400の外部に設けられてもよい。
図5は、本発明の実施形態による被写体に印加されるパルスシーケンス51の一例を示す図である。
図4及び図5を参照すると、被写体を構成する複数のグループのうち第1グループに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるように、RFパルス511及び選択グラディエント512が被写体に印加される。
この時、RFパルス511は、RFコイル4142によって被写体に印加され、選択グラディエント512は、グラディエントコイル4143の内のzコイルによって印加される。
励起された複数のサブボリュームについて3次元エンコードを行うために、第1エンコードグラディエント513及び第2エンコードグラディエント514が被写体に印加される。
この時、第1エンコードグラディエント513及び第2エンコードグラディエント514のそれぞれは、グラディエントコイル4143の内のyコイル及びzコイルによって印加される。
このような場合、第1エンコードグラディエント513はy軸方向に対する位相エンコードを行い、第2エンコードグラディエント514はz軸方向に対するスライスエンコードを行う。
また、第1エンコードグラディエント513及び第2エンコードグラディエント514と共にさらに周波数エンコードグラディエント515が印加されてもよいが、これに限定されるものではない。
この時、周波数エンコードグラディエント515は、グラディエントコイル4143の内のxコイルによって印加される。
複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を読み出すために、周波数エンコードグラディエント516が被写体に印加される。この時、周波数エンコードグラディエント516は、グラディエントコイル4143の内のxコイルによって印加される。
このように、第1エンコードグラディエント513及び第2エンコードグラディエント514が印加された後、周波数エンコードグラディエント515が印加されることで、磁気共鳴画像撮影装置410は3次元エンコードを行う。この時、第1エンコードグラディエント513、第2エンコードグラディエント514、及び周波数エンコードグラディエント515は、互いに連係して被写体に対する空間エンコードを行う。
また、図5に示したパルスシーケンス51がグラディエントエコー方式である場合ならば、周波数エンコードグラディエント516の極性は負から正に変化する。
図6は、本発明の実施形態による複数のサブボリュームが同時に励起される一例を示す図である。
図5のパルスシーケンス51及び図6のマルチ・ボリュームイメージング技法61を参照すると、静磁場内に存在する被写体に選択グラディエント512が印加されることで、被写体には線形的に変化する傾斜磁場611が生成される。
これによって、被写体を構成する複数のサブボリューム(612〜616)のそれぞれは互いに異なるラーモア周波数を持つ。
第1サブボリューム612、第3サブボリューム613、及び第5サブボリューム614が第1グループに含まれる場合、第1サブボリューム612、第3サブボリューム613、及び第5サブボリューム614を励起させる複数の周波数成分を持つRFパルス511が被写体に印加されることで、第1グループに含まれる複数のサブボリューム(612、613、614)が同時に励起される。
さらに、複数の周波数成分を持つRFパルス511が互いに異なる位相を持つ場合、第1サブボリューム612は、第1ラーモア周波数及び第1位相を持つRFパルスによって励起され、第3サブボリューム613は、第3ラーモア周波数及び第3位相を持つRFパルスによって励起され、第5サブボリューム614は、第5ラーモア周波数及び第5位相を持つRFパルスによって励起される。
このように、RFパルス511が互いに異なる位相を持つ場合、同時に励起された第1サブボリューム612、第3サブボリューム613、及び第5サブボリューム614についてのイメージデータ復元作業を行うとき、第1位相、第3位相、及び第5位相をさらに考慮することで歪曲の少ないイメージデータを復元する。
図7は、本発明の実施形態によるイメージデータの復元作業の一例を示す図である。
図7を参照すると、L個のチャネルを含むマルチ・チャネルRF受信コイル71及び該コイルそれぞれについてのコイルフィールドマップ72を示す。
この時、コイルフィールドマップ72は、マルチ・チャネルRF受信コイル71に備えられたそれぞれのコイルについての感度プロファイル(sensitivity profile)になってもよい。
被写体を構成する複数のサブボリュームのうち第1グループ73に含まれる複数のサブボリュームが同時に励起されることで、マルチ・チャネルRF受信コイル71は、第1グループ73に含まれる複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する。
32個のチャネルを含むマルチ・チャネルRF受信コイル71から受信された信号がS、マルチ・チャネルRF受信コイル71それぞれについてのコイルフィールドマップ72がBであり、第1グループ73に含まれた複数のサブボリュームについて復元されたイメージデータを示す信号がFである場合、S、B及びFは、以下の数式2及び3のように定義される。
Figure 2014083445
数式2で、bは、マルチ・チャネルRF受信コイル71に備えられたそれぞれのコイルについての感度プロファイルを示す。
また、複数の周波数成分及び複数の位相を持つRFパルスが第1グループ73に含まれる複数のサブボリュームそれぞれに対して印加された場合、Rは、複数のサブボリュームそれぞれに関する位相情報を示す。
さらに、Rは位相の変化を与えるRFエンコード構成を示す行列になる。
例えば、第1グループ73に含まれる第1サブボリュームは、第1ラーモア周波数及び第1位相を持つRFパルスによって励起され、第1グループ73に含まれる第2サブボリュームは、第2ラーモア周波数及び第2位相を持つRFパルスによって励起され、このような形式で第1グループ73に含まれる他のサブボリュームそれぞれが、互いに異なるラーモア周波数及び互いに異なる位相によって励起される。
数式2で定義したように、コイルフィールドマップ72を示すBは、RFパルスの位相情報を示すR及びマルチ・チャネルRF受信コイル71に備えられたそれぞれのコイルについての感度プロファイルによって定義される。
但し、複数の周波数成分を持つRFパルスが同じ位相を持つ場合、コイルフィールドマップ72は、RFパルスの位相情報を考慮せずに定義されることもある。このような場合、数式2の位相情報に対応するRは、単位行列(identity matrix)として使われてもよい。
Figure 2014083445
数式3で、Sは、マルチ・チャネルRF受信コイル71のうちp番目のチャネルのコイルから受信された信号を示す。
Figure 2014083445
は、第1グループ73に含まれる複数のサブボリュームのうちm番目のサブボリューム及びマルチ・チャネルRF受信コイル71中p番目のチャネルのコイルに対するコイルフィールドマップを示す。
また、fは、第1グループ73に含まれる複数のサブボリュームのうちm番目のサブボリュームについてのイメージデータを示す。
よって、図4に示した復元部422は、以下の数式4のような演算を行い、マルチ・チャネルRF受信コイル71から受信された磁気共鳴信号を、第1グループ73に含まれる複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する。
Figure 2014083445

数式4で、行列の上添字Tは、行列についての転置行列を示す。
このように、図4の復元部422は、マルチ・チャネル受信コイル71のチャネル情報及び並列画像アルゴリズムのデ・エイリアシング技法を使って、重畳した磁気共鳴信号を複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する。
磁気共鳴信号がマルチ・チャネルRF受信コイル71で重畳して受信されることで、「k−space」で重畳している磁気共鳴信号を、コイル感度及びRFパルスの位相情報を考慮したRFデコーディング作業を用いて分離する。
但し、RFパルスの位相情報が使われない場合には、RFパルスの位相情報についての考慮なしにRFデコーディング作業を行ってもよい。
図8は、本発明の実施形態による磁気共鳴イメージング方法を説明するためのフローチャートである。
図8を参照すると、本発明の実施形態による磁気共鳴イメージング方法は、図1及び図4に示した磁気共鳴イメージングシステムで時系列的に処理される段階で構成される。
よって、以下で省略された内容であって、図1及び図4に示した磁気共鳴イメージングシステムについて前述された内容は図8の磁気共鳴イメージング方法にも適用されるということが分かる。
以下では、説明の便宜のために、被写体がNグループで構成された場合を挙げて説明する。
まず、S801段階で、磁気共鳴画像撮影装置410の制御部411は、「n」を1に設定する。
次に、S802段階で、磁気共鳴画像撮影装置410は、被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームのうち隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループのうち第nグループに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるように、複数の周波数成分を含むRFパルス及び選択グラディエントを被写体に印加する。
この時、RFパルスは、磁気共鳴画像撮影装置410のRF駆動部412の制御によってRFコイル4142から印加され、選択グラディエントは、磁気共鳴画像撮影装置410のグラディエント駆動部413の制御によってグラディエントコイル4143から印加される。
次に、S803段階で、磁気共鳴画像撮影装置410は、励起されたサブボリュームそれぞれについて3次元エンコードを行い、複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する。
例えば、磁気共鳴画像撮影装置410は、3次元エンコードを行うために、第1方向に対する第1エンコードグラディエント及び第2方向に対する第2エンコードグラディエントを被写体に印加でき、この時、第1方向又は第2方向のうちいずれか一つの方向は、S802段階で選択グラディエントが印加された方向と同一である。
また、第1又は第2エンコードグラディエントは、磁気共鳴画像撮影装置410のグラディエント駆動部413の制御によってグラディエントコイル4143から印加される。
次に、S804段階で、データ処理装置420の復元部422は、S803段階で取得した磁気共鳴信号を、第nグループに含まれた複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する。
次に、S805段階で、磁気共鳴画像撮影装置410の制御部411は、被写体を構成する全グループに対してS802段階乃至S804段階が実行されたか否かを判断する。
判断の結果によって、被写体を構成する全グループに対してS802段階乃至S804段階が行われていない場合には、S806段階に進み、被写体を構成する全グループに対してS802段階乃至S804段階が行われた場合、S807段階に進む。
S806段階で、磁気共鳴画像撮影装置410の制御部411は、「n」を1増加した値で設定して、S802段階に戻る。
S807段階で、合成部424は、被写体を構成する全グループそれぞれに含まれる複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータを結合して、3次元ボリューム画像を生成する。
この時、被写体を構成する全グループは第1乃至第Nグループになる。
これによって、本実施形態による磁気共鳴イメージング方法は、迅速に高解像度の3次元ボリューム画像を生成する。
本発明の実施形態による磁気共鳴イメージング方法及び磁気共鳴イメージングシステムによれば、複数のサブボリュームを同時に励起させるマルチ・ボリューム励起技法を使い、x軸、y軸及びz軸に対する3次元グラディエントエンコードを行い、RFパルスが互いに異なる位相を持つことによるRFエンコードを行い、コイル感度及びRFデコーディングを用いて画像を復元する。
一方、上述した方法はコンピュータで実行されるプログラムで作成可能であり、コンピュータ読取可能な記録媒体を用いてプログラムを動作させる汎用デジタルコンピュータで具現され得る。
コンピュータ読取可能な記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうちの1つ又はその組み合わせを含んでもよい。
記録媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。
コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。
プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コード(machine code)だけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コード(higher level code)を含む。上述したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアのレイヤで動作するように構成されてもよい。
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
本発明は、磁気共鳴イメージング装置及びシステム並びにこれらを含む医療用画像診断装置等に好適に利用することができる。
100、400 磁気共鳴イメージングシステム
110、410 磁気共鳴画像撮影装置
120、420 データ処理装置
411 制御部
412 RF駆動部
413 グラディエント駆動部
414 マグネット装置
415 信号取得部
422 復元部
424 合成部
430 ユーザインターフェース部
432 入力装置
434 出力装置(表示装置)
4141 磁力発生部
4142 RFコイル
4143 グラディエントコイル

Claims (18)

  1. 磁気共鳴イメージング(MRI)方法において、
    被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームの内、隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループそれぞれに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるように、複数の周波数成分を含むRF(Radio Frequency)パルス及び選択グラディエント(gradient)を前記被写体に印加する段階と、
    前記励起されたサブボリュームそれぞれに対して3次元エンコードを行い、前記複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する段階と、
    前記取得した磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する段階とを有することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。
  2. 前記励起されたサブボリュームそれぞれに対して3次元エンコードを行い、前記複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する段階は、第1方向に対する第1エンコードグラディエント及び第2方向に対する第2エンコードグラディエントを前記励起されたサブボリューム各々に印加する段階を含み、
    前記第1方向又は第2方向のうちいずれか一つの方向は、前記選択グラディエントが印加された方向と同一であることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  3. 前記被写体に読み出しグラディエントを印加して、前記複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を読み出す段階をさらに有し、
    前記複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する段階は、マルチ・チャネル受信コイルを用いて前記複数のサブボリュームから前記読み出された磁気共鳴信号を取得する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  4. 前記取得された磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する段階は、マルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報を考慮した並列画像アルゴリズムを使って、前記取得した磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  5. 前記複数の周波数成分を含むRFパルスそれぞれは、互いに異なる位相を有して印加されることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  6. 前記取得された磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する段階は、マルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報及び前記RFパルスそれぞれの位相を考慮した並列画像アルゴリズムを使って、前記取得した磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する段階を含むことを特徴とする請求項5に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  7. 前記少なくとも2つ以上のグループそれぞれに対して、前記RFパルス及び選択グラディエントを前記被写体に印加する段階、前記複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する段階、及び前記取得された磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する段階を行って、取得したイメージデータを合成する段階をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  8. 磁気共鳴イメージング方法において、
    被写体に所定のパルスシーケンスを印加して、前記被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームの内、隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループの内のいずれか一つのグループに含まれた複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータを復元する段階と、
    前記被写体のボリュームを構成する全グループに対して前記イメージデータを復元する段階の実行が行われたか否かを判断する段階と、
    前記被写体を構成する全グループに対して前記イメージデータを復元する段階が行われた場合、前記被写体を構成する全グループそれぞれに含まれた複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータを結合して3次元ボリューム画像を生成する段階とを有することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。
  9. 前記少なくとも2つ以上のグループが第1グループ乃至第N(Nは、2以上の自然数)グループを含む場合、前記複数のサブボリュームそれぞれは、第1グループ乃至第Nグループに順次に繰り返して含まれることを特徴とする請求項1又は8に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング方法をコンピュータで行わせるためのコンピュータプログラムを保存していることを特徴とするコンピュータ読取可能記録媒体。
  11. 磁気共鳴イメージングシステムにおいて、
    被写体のボリュームを構成する複数のサブボリュームの内、隣接するサブボリュームが互いに異なるグループに属するようにグループ化された少なくとも2つ以上のグループそれぞれに含まれた複数のサブボリュームが同時に励起されるように、複数の周波数成分を含むRFパルス及び選択グラディエントを前記被写体に印加し、前記励起されたサブボリュームそれぞれに対して3次元エンコードを行い、前記複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を取得する磁気共鳴画像撮影装置と、
    前記取得した磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元するデータ処理装置とを備えることを特徴とする磁気共鳴イメージングシステム。
  12. 前記少なくとも2つ以上のグループが第1グループ乃至第N(Nは、2以上の自然数)グループを含む場合、前記複数のサブボリュームそれぞれは、第1グループ乃至第Nグループに順次に繰り返して含まれることを特徴とする請求項11に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  13. 前記磁気共鳴画像撮影装置は、前記励起されたサブボリュームそれぞれを3次元エンコードするために、第1方向に対する第1エンコードグラディエント及び第2方向に対する第2エンコードグラディエントを前記被写体に印加するグラディエントコイルを備え、
    前記第1方向又は第2方向のうちいずれか一つの方向は、前記選択グラディエントが印加された方向と同一であることを特徴とする請求項11に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  14. 前記磁気共鳴画像撮影装置は、前記複数のサブボリュームから磁気共鳴信号を読み出すために、読み出しグラディエントを前記被写体に印加するグラディエントコイルと、
    前記磁気共鳴信号を取得するRFコイルとをさらに備え、
    前記データ処理装置は、前記RFコイルで取得した磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する復元部を含むことを特徴とする請求項11に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  15. 前記データ処理装置は、マルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報を考慮した並列画像アルゴリズムを使って、前記取得した磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元することを特徴とする請求項11に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  16. 前記磁気共鳴画像撮影装置は、互いに異なる位相を有するRFパルスを前記被写体に印加するRFコイルを含むことを特徴とする請求項11に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  17. 前記データ処理装置は、マルチ・チャネル受信コイルのチャネル情報及び前記RFパルスそれぞれの位相を考慮した並列画像アルゴリズムを使って、前記取得した磁気共鳴信号を前記複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元する復元部を含むことを特徴とする請求項16に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
  18. 前記データ処理装置は、前記取得した磁気共鳴信号を前記グループそれぞれに含まれた複数のサブボリュームそれぞれに対応するイメージデータに復元し、復元されたイメージデータを合成する合成部を含むことを特徴とする請求項11に記載の磁気共鳴イメージングシステム。
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