JP2014082631A - 携帯電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】マイクの性能を維持しつつ、デザイン性にも優れた携帯電子機器を提供する。
【解決手段】携帯電子機器1は、第1筐体2Aと、第1筐体2Aと係合する第1状態及び第1筐体2Aと係合しない第2状態のいずれかに配置可能な筐体であって、一端側に、前記第1状態から前記第2状態とするための外力が加えられる凹部13を有する第2筐体2Bと、第1筐体2Aと第2筐体2Bとの間に設けられた音声入力部31と、前記第1状態において、第2筐体2Bの凹部13と音声入力部31との間を連通させる連通部23と、備える。
【選択図】図4
【解決手段】携帯電子機器1は、第1筐体2Aと、第1筐体2Aと係合する第1状態及び第1筐体2Aと係合しない第2状態のいずれかに配置可能な筐体であって、一端側に、前記第1状態から前記第2状態とするための外力が加えられる凹部13を有する第2筐体2Bと、第1筐体2Aと第2筐体2Bとの間に設けられた音声入力部31と、前記第1状態において、第2筐体2Bの凹部13と音声入力部31との間を連通させる連通部23と、備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、携帯電話機等の携帯電子機器に関する。
携帯端末装置等の携帯電子機器には、通話時又は音声の録音時に、ユーザーの発した音声を入力するマイクが設けられている。従来、スマートフォンと呼ばれる携帯端末装置では、タッチスクリーンディスプレイの近傍に、ユーザーの発した音声をマイクに伝達するためのマイク音孔が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
スマートフォンには、性能だけでなく、デザイン性の高さも求められている。しかしながら、筐体に設けられたマイク音孔は、デザイン性を低下させる要因になっていた。
本発明は、マイクの性能を維持しつつ、デザイン性にも優れた携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯電子機器は、第1筐体と、前記第1筐体と係合する第1状態及び前記1筐体と係合しない第2状態のいずれかに配置可能な筐体であって、一端側に、前記第1状態から前記第2状態とするための外力が加えられる凹部を有する第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体との間に設けられた音声入力部と、前記第1状態において、前記第2筐体の前記凹部と前記音声入力部との間を連通させる連通部と、備える。
また、本発明に係る携帯電子機器において、前記連通部は、前記第2筐体の前記凹部と前記音声入力部との間を、少なくとも一つの屈曲領域を介して連通させてもよい。
また、本発明に係る携帯電子機器において、前記連通部は、前記第2筐体の前記凹部と前記音声入力部との間を、略直線的に連通させてもよい。
請求項1に記載の携帯電子機器。
請求項1に記載の携帯電子機器。
また、本発明に係る携帯電子機器において、前記第1筐体と前記第2筐体との間に配置される中間筐体であって、前記音声入力部及び前記連通部が設けられる中間筐体を備え、前記第1状態において、前記第2筐体の前記凹部は、前記中間筐体の隣接する端部よりも前記第1筐体側に位置させてもよい。
本発明によれば、マイクの性能を維持しつつ、デザイン性にも優れた携帯電子機器を提供することができる。
以下、本発明に係る携帯電子機器を携帯端末装置に適用した場合の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態における携帯端末装置1の全体構成について説明する。図1は、第1実施形態における携帯端末装置1の外観を示す正面図である。図2は、第1実施形態における携帯端末装置1の外観を示す背面図である。図3は、第1実施形態における携帯端末装置1の外観を示す底面図である。図4は、図1のA−A線断面に対応する概略断面図である。なお、図1、図4及び図5(後述)には、携帯端末装置1の第1方向(X方向)、第2方向(Y方向)、第3方向(Z方向)の各座標系を示す。
まず、第1実施形態における携帯端末装置1の全体構成について説明する。図1は、第1実施形態における携帯端末装置1の外観を示す正面図である。図2は、第1実施形態における携帯端末装置1の外観を示す背面図である。図3は、第1実施形態における携帯端末装置1の外観を示す底面図である。図4は、図1のA−A線断面に対応する概略断面図である。なお、図1、図4及び図5(後述)には、携帯端末装置1の第1方向(X方向)、第2方向(Y方向)、第3方向(Z方向)の各座標系を示す。
図1から図3に示すように、携帯端末装置1は、本体部となる筐体2を有する。筐体2は、第1筐体2Aと、第2筐体2Bと、を有する。第1筐体2Aは、ユーザーに対向する側に配置される部材であり、後述するタッチスクリーンディスプレイ3が配置される。第2筐体2Bは、手のひら等に対向して配置される部材である。
第1筐体2Aには、図1に示すように、タッチスクリーンディスプレイ3、着信ランプ4、近接センサー5、及びインカメラ6が配置されている。
タッチスクリーンディスプレイ3は、第1筐体2Aの正面側に配置されている。タッチスクリーンディスプレイ3は、図4に示すように、カバーガラス3aと、タッチスクリーン3bと、ディスプレイ3cと、を有する。
カバーガラス3aは、タッチスクリーンディスプレイ3の最も外側に配置される透明なガラス板である。
タッチスクリーン3bは、タッチスクリーンディスプレイ3に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン3bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ3に接触した位置及び/又はジェスチャーを検出することができる。タッチスクリーン3bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。なお、本実施形態におけるカバーガラス3aは、自ら振動して音を伝えるレシーバーとしての機能を有する。
ディスプレイ3cは、液晶ディスプレイ、有機ELパネル、又は無機ELパネル等の表示デバイスにより構成される。ディスプレイ3cは、文字及び図形等の画像を表示することができる。なお、本実施形態におけるディスプレイ3cは、自ら振動して音を伝えるレシーバーとしての機能を有する。
着信ランプ4は、電話の着信時、及びメールの受信時に予め設定されたパターンに従って点滅する。また、着信ランプ4は、充電中に所定の色で点灯する。
近接センサー5は、第1筐体2A側における物体の接近を非接触で検出する。近接センサー5は、センサー検出面(不図示)が第1筐体2Aの正面側に向くように配置されている。近接センサー5により、例えば、通話中において、タッチスクリーンディスプレイ3にユーザーの顔が接近したことが検出される。近接センサー5の位置には、光センサー(不図示)が設けられている。光センサーにおいて周囲の明るさを検出することにより、ディスプレイの明るさを適切に調節することができる。
インカメラ6は、第1筐体2Aに面している物体を撮影するためのカメラである。インカメラ6は、第1筐体2Aからレンズ部のみが露出している。
筐体2の第1方向において、第1筐体2Aと第2筐体2Bとの接合面となる一方の側面には、電源キー7、及び音量キー8が配置されている。
電源キー7は、電源のオン/オフ、及びスリープモード等の移行/解除の際に操作される。
音量キー8は、通話時の音量を調節する際に操作される。音量キー8を構成する2つのキーのうち、一方のキーを操作すると音量が高くなり、他方のキーを操作すると音量が低くなる。
筐体2の第1方向において、第1筐体2Aと第2筐体2Bとの接合面となる他方の側面には、外部接続端子及び外部接続端子カバーが配置されている(不図示)。外部接続端子は、不使用時には、外部接続端子カバーにより覆われている。
第2筐体2Bには、図2に示すように、スピーカー9、アンテナ10、赤外線ポート11、及びアウトカメラ12が配置されている。
スピーカー9は、電話の着信音及び各種のアラーム音を外部へ出力する。
アンテナ10は、テレビの地上波電波等を受信する。アンテナ10の本体(ロッド部)は、筐体2に内蔵されており、テレビを視聴する際に筐体2から引き出されて使用される。図2では、アンテナ10の引き出し部のみを図示する。
アンテナ10は、テレビの地上波電波等を受信する。アンテナ10の本体(ロッド部)は、筐体2に内蔵されており、テレビを視聴する際に筐体2から引き出されて使用される。図2では、アンテナ10の引き出し部のみを図示する。
赤外線ポート11は、赤外線通信によりデータの送受信を行うための端子である。
アウトカメラ12は、第2筐体2Bに面している物体を撮影するためのカメラである。アウトカメラ12は、第2筐体2Bからレンズ部のみが露出している。
アウトカメラ12は、第2筐体2Bに面している物体を撮影するためのカメラである。アウトカメラ12は、第2筐体2Bからレンズ部のみが露出している。
第2筐体2Bは、図3に示すように、筐体2の底面側(一端側)に分解用凹部13を有する。分解用凹部13は、筐体2を、第1筐体2Aと第2筐体2Bとに分離する際に使用されるスリット状の開口である。ユーザーは、分解用凹部13に指の爪又は工具を挿入し、第1筐体2Aに対して第2筐体2Bを離間させる方向に力を加えることにより、第1筐体2Aと第2筐体2Bとを分離することができる。
次に、携帯端末装置1におけるマイク部30及びその周辺の構造について説明する。図4に示すように、第1筐体2Aと第2筐体2Bとの間には、中間筐体20が配置されている。中間筐体20には、音声入力部としてのマイク31(後述)のほか、アンテナ10の本体、バッテリー、メモリーカード及び1Cカード(いずれも不図示)等が配置されている。中間筐体20は、第1筐体2A側となる第1面21と、第2筐体2B側となる第2面22とを有する。
中間筐体20の第1面21側には、マイク部30が設けられている。マイク部30は、のマイク31と、クッション材32と、クッション材保持部33と、防水シート34とを有する。
マイク31は、通話時又は音声の録音時に、ユーザーの発した音声を音声信号に変換する電子部品である。マイク31は、音声の入口となる集音部31aを有する。マイク31は、集音部31aが中間筐体20側を向くように配置されている。
クッション材32は、第1筐体2Aと中間筐体20との間において、マイク31の配置されている空間を略密閉状態とするための部材である。クッション材32には、外部から取り入れた音声を通過させるための開口部32aが設けられている。マイク31の集音部31aとクッション材32の開口部32aとは、筐体2の第3方向(Z方向)において、一致するように配置されている。クッション材保持部33は、クッション材32を中間筐体20に保持する部材である。
防水シート34は、空気(音声)を通過させるが、水分を通過させない性質を有するシート状の部材である。
中間筐体20は、第2筐体2Bの分解用凹部13側に、連通部23を有する。連通部23は、第1筐体2Aと第2筐体2Bとが係合する第1状態(後述)において、第2筐体2Bの分解用凹部13とマイク31との間を連通させる領域である。連通部23の第1開口端23a(音声入力側)は、第2筐体2Bの分解用凹部13と対向する。また、連通部23の第2開口端23b(音声出力側)は、マイク31(防水シート34)と対向する。また、連通部23において、第2筐体2Bの分解用凹部13とマイク31との間には、略直角に屈曲した屈曲領域23cが設けられている。そのため、連通部23は、側面視において略L字形状となる。図4に示すように、ユーザーが携帯端末装置1に対して発した音声Sは、第2筐体2Bの分解用凹部13から取り込まれ、中間筐体20の連通部23を経てマイク31に伝達される。
携帯端末装置1において、第2筐体2Bの分解用凹部13からマイク31までの距離は、第1筐体2A側にマイク音孔を設けた場合に比べて長くなる。しかし、第2筐体2Bの分解用凹部13は、一般的な丸穴のマイク音孔に比べて開口面積が大きいため、音量の低下は生じにくい。
中間筐体20の第1面21側には、第1筐体2A及びタッチスクリーンディスプレイ3等が取り付けられている。中間筐体20の第1面21側において、第1筐体2A及びタッチスクリーンディスプレイ3等の部品は、ユーザーによる分解が出来ないように中間筐体20に取り付けられている。
一方、中間筐体20の第2面22側には、第2筐体2Bと係合するための係合凹部24が複数箇所に設けられている(図4では一箇所を図示する)。また、第2筐体2Bの中間筐体20側には、中間筐体20と係合するための係合凸部25が複数箇所に設けられている(図4では一箇所を図示する)。係合凹部24と係合凸部25とを係合させることにより、第2筐体2Bと中間筐体20とを接合することができる。
ユーザーは、第2筐体2Bの分解用凹部13に指の爪又は工具を挿入し、第1筐体2Aに対して第2筐体2Bを離間させる方向に力を加えることにより、第2筐体2Bを携帯端末装置1から分離することができる。このように、第2筐体2Bは、携帯端末装置1の第1筐体2Aと係合する第1状態(図4の状態)、及び第1筐体2Aと係合しない第2状態のいずれかに配置可能な筐体として構成されている。ユーザーは、携帯端末装置1から第2筐体2Bを分離することにより、バッテリー交換等を行うことができる。
第2筐体2Bの分解用凹部13は、バッテリー交換等において使用される既存の開口であるため、マイク音孔として兼用しても、筐体に専用のマイク音孔を設けた従来の携帯端末装置と比べて、デザイン性の低下を招くことがない。
また、第2筐体2Bの分解用凹部13は、図4に示す第1状態において、中間筐体20の隣接する端部20aよりも第1筐体2A側に位置する。すなわち、第2筐体2Bの分解用凹部13は、中間筐体20の端部20aよりも、高さhの分だけ第1筐体2A側に突出している。
上述した第1実施形態の携帯端末装置1によれば、例えば、以下のような効果を奏する。
(1)第2筐体2Bに設けられた分解用凹部13は、マイク音孔としても機能するため、筐体2に専用のマイク音孔を設ける必要がない。そのため、筐体2の外観を、より簡素化することができる。分解用凹部13は、一般的な丸穴のマイク音孔に比べて開口面積が大きいため、音量の低下は生じにくい。また、分解用凹部13は、バッテリー交換等において使用される既存の開口であるため、マイク音孔として兼用しても、デザイン性の低下を招くことがない。従って、マイク31の性能を維持しつつ、デザイン性にも優れた携帯端末装置1を提供することができる。
(1)第2筐体2Bに設けられた分解用凹部13は、マイク音孔としても機能するため、筐体2に専用のマイク音孔を設ける必要がない。そのため、筐体2の外観を、より簡素化することができる。分解用凹部13は、一般的な丸穴のマイク音孔に比べて開口面積が大きいため、音量の低下は生じにくい。また、分解用凹部13は、バッテリー交換等において使用される既存の開口であるため、マイク音孔として兼用しても、デザイン性の低下を招くことがない。従って、マイク31の性能を維持しつつ、デザイン性にも優れた携帯端末装置1を提供することができる。
(2)中間筐体20に設けられた連通部23は、屈曲領域23cを有するため、マイク31(集音部31a)を、中間筐体20と並行に配置することができる。すなわち、携帯端末装置1においては、第1筐体2Aにマイク音孔を設けた場合と同じ向きにマイク31を配置することができる。そのため、携帯端末装置1においては、マイク31周辺の大幅な設計変更を抑制することができる。
(3)分解用凹部13は、第1状態(図4参照)において、中間筐体20の隣接する端部20aよりも第1筐体2A側に位置する。そのため、第1筐体2Aと第2筐体2Bとを分離する際に、分解用凹部13に挿入した指の爪又は工具が中間筐体20に接触することがない。従って、第1筐体2Aと第2筐体2Bとをスムーズに分離することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態における携帯端末装置1Aの全体構成は、第1実施形態の携帯端末装置1と同じであるため、ここでは主に相違点について説明する。また、第2実施形態では、第1実施形態と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明を適宜に省略する(一部は符号と説明を省略する)。また、実施形態2に特徴的な部材については、符号に「A」を付して説明する(第1筐体2Aを除く)。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態における携帯端末装置1Aの全体構成は、第1実施形態の携帯端末装置1と同じであるため、ここでは主に相違点について説明する。また、第2実施形態では、第1実施形態と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明を適宜に省略する(一部は符号と説明を省略する)。また、実施形態2に特徴的な部材については、符号に「A」を付して説明する(第1筐体2Aを除く)。
図5は、第2実施形態における携帯端末装置1Aの特徴部分を示す概略断面図であり、図2(第1実施形態)と同じA−A線断面に相当する概略断面図である。
第2実施形態の中間筐体20Aは、第2筐体2Bの分解用凹部13側に、連通部23Aを有する。連通部23Aは、第1筐体2Aと第2筐体2Bとが係合する第1状態において、第2筐体2Bの分解用凹部13とマイク31との間を連通させる領域である。連通部23Aの第1開口端23Aa(音声入力側)は、第2筐体2Bの分解用凹部13と対向する。また、連通部23Aの第2開口端23Ab(音声出力側)は、マイク31(防水シート34)と対向する。
連通部23Aは、第2筐体2Bの分解用凹部13とマイク31との間を略直線的に連通する。図5に示すように、ユーザーが携帯端末装置1Aに対して発した音声Sは、第2筐体2Bの分解用凹部13から取り込まれ、中間筐体20Aの連通部23Aを経てマイク31に伝達される。
第2実施形態の携帯端末装置1Aによれば、上述した第1実施形態における(1)及び(3)と同等の効果を奏する。とくに、第2実施形態の中間筐体20Aに設けられた連通部23Aは、第2筐体2Bの分解用凹部13とマイク31との間を略直線的に連通するため、音質の低下を抑制することができる。
本発明は、上述した第1及び第2実施形態に制限されるものではなく、以下に示すように適宜に変更可能であり、それらの本発明の範囲に含まれる。
第1実施形態では、連通部23において、第2筐体2Bの分解用凹部13とマイク31との間に、一つの屈曲領域23cを設けた例について説明した。これに限らず、連通部23に、屈曲領域23cを2つ以上設けた構成としてもよい。
第1及び第2実施形態では、本発明に係る携帯電子機器を携帯端末装置に適用した例について説明した。これに限らず、本発明に係る携帯電子機器は、タブレット端末装置、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置等のマイクを備えた携帯電子機器一般に適用することができる。また、本実施形態では、本発明の構造について携帯端末装置に適用した例について説明したが、本発明の構造については、電子機器一般に適用することができる。
また、本実施形態では、マイク(音声入力部)の性能を維持しつつ、デザイン性にも優れた携帯電子機器について説明したが、本発明の構成については、レシーバー又はスピーカー(音声出力部)の性能を維持しつつ、デザイン性にも優れた携帯電子機器を提供する目的のために適用してもよい。つまり、本発明の構成において、マイクをレシーバー又はスピーカーに置き換えることにより、レシーバー音孔又はスピーカー音孔を設けなくとも、レシーバー又はスピーカーの性能を維持することがで、かつ、デザイン性に優れた携帯電子機器を提供することができる。
1,1A 携帯端末装置(携帯電子機器)
2 筐体
2A 第1筐体
2B 第2筐体
13 分解用凹部
20,20A 中間筐体
20a 端部
21 第1面
22 第2面
23,23A 連通部
23c 屈曲領域
30 マイク部
31 マイク
31a 集音部
32 クッション材
32a 開口部
33 クッション材保持部
34 防水シート
2 筐体
2A 第1筐体
2B 第2筐体
13 分解用凹部
20,20A 中間筐体
20a 端部
21 第1面
22 第2面
23,23A 連通部
23c 屈曲領域
30 マイク部
31 マイク
31a 集音部
32 クッション材
32a 開口部
33 クッション材保持部
34 防水シート
Claims (4)
- 第1筐体と、
前記第1筐体と係合する第1状態及び前記1筐体と係合しない第2状態のいずれかに配置可能な筐体であって、一端側に、前記第1状態から前記第2状態とするための外力が加えられる凹部を有する第2筐体と、
前記第1筐体と前記第2筐体との間に設けられた音声入力部と、
前記第1状態において、前記第2筐体の前記凹部と前記音声入力部との間を連通させる連通部と、備える、
携帯電子機器。 - 前記連通部は、前記第2筐体の前記凹部と前記音声入力部との間を、少なくとも一つの屈曲領域を介して連通させる、
請求項1に記載の携帯電子機器。 - 前記連通部は、前記第2筐体の前記凹部と前記音声入力部との間を、略直線的に連通させる、
請求項1に記載の携帯電子機器。 - 前記第1筐体と前記第2筐体との間に配置される中間筐体であって、前記音声入力部及び前記連通部が設けられる中間筐体を備え、
前記第1状態において、前記第2筐体の前記凹部は、前記中間筐体の隣接する端部よりも前記第1筐体側に位置する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
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JP2012229018A JP2014082631A (ja) | 2012-10-16 | 2012-10-16 | 携帯電子機器 |
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