JP2014082165A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の車両用前照灯では配光パターンの視認性能が低下する場合がある。
【解決手段】この発明は、半導体型光源2と、リフレクタ3と、レンズ4と、を備える。半導体型光源2は、発光面24を有する。リフレクタ3は、第1反射面31と第2反射面32とを有する。レンズ4は、複数の凸面(出射面46、47)と第1レンズ部41と第2レンズ部42とを有する。第1レンズ部41のうち少なくとも一部には、開口部48が設けられている。この結果、この発明は、ロービーム用配光パターンLPの視認性能の低下を抑制することができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、半導体型光源とリフレクタと複数の凸面を有するレンズとを備える車両用前照灯に関するものである。特に、この発明は、良好な(理想の)ロービーム用配光パターン(すれ違い用配光パターン)を得ることができる車両用前照灯に関するものである。
この種の車両用前照灯は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来の車両用前照灯について説明する。従来の車両用前照灯は、半導体発光素子からなる光源と、リフレクタと、拡散プリズムレンズと、を備えるものである。光源を点灯発光させると、光源からの光がリフレクタで反射して、その反射光が拡散プリズムレンズを透過して、全体的に車幅方向に長くかつ中央部分に高輝度のホットスポットを有する配光パターンとして車両の前方に照射される。
特開2008−41558号公報
ところが、従来の車両用前照灯は、反射光が拡散プリズムレンズを透過する際に約10%のレンズ透過損失により損失する。このために、従来の車両用前照灯は、配光パターンの視認性能が低下する場合がある。
この発明が解決しようとする課題は、従来の車両用前照灯では配光パターンの視認性能が低下する場合があるという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、半導体型光源と、リフレクタと、レンズと、を備え、半導体型光源が、下向きもしくは上向きの発光面を有し、リフレクタが、半導体型光源の発光面からの光を斜めカットオフラインを有する基本配光パターンとして反射させる第1反射面と、半導体型光源の発光面からの光を水平カットオフラインを有する基本配光パターンとして反射させる第2反射面と、を有し、レンズが、少なくとも、第2反射面からの水平カットオフラインを有する基本配光パターンの一部を拡散させて車両の前方に照射するレンズ部を有し、第1反射面からの斜めカットオフラインを有する基本配光パターンのうち少なくとも一部が、直接車両の前方に照射される、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、第1反射面が、リフレクタの所定の経度範囲と所定の緯度範囲内に設けられていて、所定の経度範囲が、リフレクタの基準光軸とリフレクタとの交点を通る経度線を経度0°として、経度0°から走行車線側に斜めカットオフラインの傾斜角度に対応した経度角度までの範囲であり、所定の緯度範囲が、リフレクタの基準光軸を含む面とリフレクタとの交線を緯度0°として、半導体型光源の発光面の上下方向の位置ずれが許容できる緯度角度以上の範囲である、ことを特徴とする。
この発明の車両用前照灯は、第1反射面からの斜めカットオフラインを有する基本配光パターンのうち少なくとも一部が、直接車両の前方に照射される。このために、約10%のレンズ透過損失を抑制して、配光パターン(ロービーム用配光パターン)の視認性能の低下を抑制することができる。
図1は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態1を示し、左右両側の車両用前照灯を搭載した車両の平面図である。 図2は、左側のランプユニットを示す分解斜視図である。 図3は、左側のランプユニットを示す斜視図である。 図4は、左側のランプユニットを示す正面図である。 図5は、図4におけるV−V線断面図である。 図6は、リフレクタを示す正面図である。 図7は、レンズを示す正面図である。 図8は、リフレクタを示す平面図である。 図9は、半導体型光源の発光チップ(発光面)を示す説明図である。 図10は、リフレクタの第1反射面の緯度の範囲を示す説明図である。 図11は、リフレクタの第1反射面の経度の範囲を示す説明図である。 図12は、リフレクタで反射されて得られる基本配光パターンを示す説明図である。 図13は、レンズを透過して得られる配光パターンを示す説明図である。 図14は、図4におけるXIV−XIV線断面図である。 図15は、図14におけるレンズの1つのプリズム部を透過する光路(光線)を示す説明図である。 図16は、図15における光路がスクリーンに到達した位置を示す説明図である。 図17は、図14におけるレンズの1つのプリズム部により形成される配光パターンを示す説明図である。 図18は、路肩遠方視認性能を示す説明図である。 図19は、図4におけるXIX−XIX線断面図である。 図20は、図4におけるXX−XX線断面図である。 図21は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態2を示す左側のランプユニットの正面図である。 図22は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態3を示す左側のランプユニットの斜視図である。 図23は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態4を示す左側のランプユニットの斜視図である。 図24は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態5を示す左側のランプユニットの正面図である。 図25は、レンズを透過して得られる配光パターンを示す説明図である。 図26は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態6を示す左側のランプユニットの正面図である。 図27は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態7を示す左側のランプユニットの斜視図である。 図28は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態8を示す左側のランプユニットの斜視図である。
以下、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態(実施例)の8例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態1によりこの発明が限定されるものではない。この明細書および特許請求の範囲において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用前照灯を車両に搭載した際の前、後、上、下、左、右である。
図面において、符号「F」は、車両の前側(車両の前進方向側)を示す。符号「B」は、車両の後側を示す。符号「U」は、ドライバー側から前側を見た上側を示す。符号「D」は、ドライバー側から前側を見た下側を示す。符号「L」は、ドライバー側から前側を見た場合の左側を示す。符号「R」は、ドライバー側から前側を見た場合の右側を示す。また、符号「VU−VD」は、スクリーンの上下の垂直線を示す。スクリーンの左側とは、上下の垂直線VU−VDより左側を言う。スクリーンの右側とは、上下の垂直線VU−VDより右側を言う。符号「HL−HR」は、スクリーンの左右の水平線を示す。スクリーンの上側とは、左右の水平線HL−HRより上側を言う。スクリーンの下側とは、左右の水平線HL−HRより下側を言う。
図12、図13、図17、図25は、コンピュータシミュレーションにより作図されたスクリーン上の配光パターンを簡略化して示す等光度曲線の説明図であって、中央の等光度曲線は、高光度帯であって、その他の曲線は、外に行くにしたがって低くなる光度帯である。また、図18は、コンピュータシミュレーションにより作図された路面上の配光パターンを簡略化して示す等照度曲線の説明図であって、中央の等照度曲線は、高照度帯であって、その他の曲線は、外に行くにしたがって低くなる照度帯である。
(実施形態1の構成の説明)
図1〜図20は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態1を示す。以下、この実施形態1における車両用前照灯の構成について説明する。図1中、符号1L、1Rは、この実施形態1における車両用前照灯(たとえば、ヘッドランプなど)である。前記車両用前照灯1L、1Rは、左側通行用の車両Cの前部の左右両端部に搭載されている。以下、車両Cの左側Lに搭載される左側の車両用前照灯1Lについて説明する。なお、車両Cの右側Rに搭載される右側の車両用前照灯1Rは、左側の車両用前照灯1Lとほぼ同様の構成をなすので、説明を省略する。
(車両用前照灯1Lの説明)
前記車両用前照灯1Lは、図2〜図5、図14に示すように、ランプハウジング(図示せず)と、ランプレンズ(図示せず)と、半導体型光源2と、リフレクタ3と、レンズ4と、ヒートシンク部材5と、カバー部材6と、を備えるものである。
前記半導体型光源2および前記リフレクタ3および前記レンズ4および前記ヒートシンク部材5および前記カバー部材6は、ランプユニットを構成する。前記ランプハウジングおよび前記ランプレンズは、灯室(図示せず)を画成する。前記ランプユニット2、3、4、5、6は、前記灯室内に配置されていて、かつ、上下方向用光軸調整機構(図示せず)および左右方向用光軸調整機構(図示せず)を介して前記ランプハウジングに取り付けられている。
(半導体型光源2の説明)
前記半導体型光源2は、図2、図5に示すように、この例では、たとえば、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源である。前記半導体型光源2は、発光チップ(LEDチップ)20と、前記発光チップ20を封止樹脂部材で封止したパッケージ(LEDパッケージ)と、前記パッケージを実装した基板21と、前記基板21に取り付けられていて前記発光チップ20に電源(バッテリー)からの電流を供給するコネクタ22と、から構成されている。前記基板21は、スクリュー23により、前記ヒートシンク部材5に固定されている。この結果、前記半導体型光源2は、前記ヒートシンク部材5に固定されている。
前記発光チップ20は、図9に示すように、平面矩形形状(平面長方形状)をなす。すなわち、4個の正方形のチップをX軸方向(水平方向)に配列してなるものである。なお、2個もしくは3個もしくは5個以上の正方形のチップ、あるいは、1個の長方形のチップ、あるいは、1個の正方形のチップ、を使用しても良い。前記発光チップ20の長方形の下側Dの面(下面)は、発光面24をなす。この結果、前記発光面24は、下側Dに向いている。前記発光チップ20の前記発光面24の中心Oは、前記リフレクタ3の基準焦点F1もしくはその近傍に位置し、かつ、前記リフレクタ3の基準光軸(基準軸)Z上もしくはその近傍に位置する。
図9において、X、Y、Zは、直交座標(X−Y−Z直交座標系)を構成する。前記X軸は、前記発光チップ20の前記発光面24の中心Oを通る左右方向の水平軸である。前記X軸は、車両Cの内側、すなわち、この実施形態1において、右側Rが+方向であり、車両Cの外側、すなわち、この実施形態1において、左側Lが−方向である。また、前記Y軸は、前記発光チップ20の前記発光面24の中心Oを通る上下方向の鉛直軸(垂直軸、法線、垂線)である。前記Y軸は、この実施形態1において、上側Uが+方向であり、下側Dが−方向である。さらに、前記Z軸は、前記リフレクタ3の基準光軸Zであり、前記発光チップ20の前記発光面24の中心Oを通り、かつ、前記X軸および前記Y軸と直交する前後方向の軸である。前記Z軸は、この実施形態1において、前側Fが+方向であり、後側Bが−方向である。
(リフレクタ3の説明)
前記リフレクタ3は、図2に示すように、反射部30と、取付部33と、から構成されている。前記取付部33は、スクリュー34により、前記ヒートシンク部材5に固定されている。この結果、前記リフレクタ3は、前記ヒートシンク部材5に固定されている。前記反射部30の前側Fの面(内面)には、ひとつの連続面で形成された反射面が設けられている。
前記反射面は、パラボラ系の自由曲面からなる反射面である。この結果、前記反射面(前記リフレクタ3)は、前記基準焦点F1および前記基準光軸Zを有する。前記反射面は、図6、図8に示すように、第1反射面31(図6、図8中の太い実線で囲まれた範囲の面)と、第2反射面32(図6、図8中の太い実線の外側の範囲の面)と、を有する。
前記第1反射面31は、前記半導体型光源2の前記発光面24からの光を、図12(A)に示す、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有する基本配光パターン(以下、「第1基本配光パターン」と称する)P1として反射させる自由曲面の反射面である。前記第1基本配光パターンP1は、スクリーンの上下の垂直線VU−VDから左側(走行車線側)に約5°にかけて斜めカットオフラインCL1を有し、スクリーンの上下の垂直線VU−VDから右側(対向車線側)に約5°にかけて水平カットオフラインCL2を有する。また、前記第1基本配光パターンP1は、斜めカットオフラインCL1からスクリーンの下側に約5°にかけて扇形状をなす。
前記第2反射面32は、前記半導体型光源2の前記発光面24からの光を、図12(B)に示す、水平カットオフラインCL2を有する基本配光パターン(以下、「第2基本配光パターン」と称する)P2として反射させる自由曲面の反射面である。前記第2基本配光パターンP2は、スクリーンの上下の垂直線VU−VDから左右両側に約10°前後にかけて水平カットオフラインCL2を有する。また、前記第2基本配光パターンP2は、水平カットオフラインCL2からスクリーンの下側に約5°にかけて逆山形形状をなす。
前記第1基本配光パターンP1と前記第2基本配光パターンP2とを合成(重畳)すると、図12(C)に示す、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有する第3基本配光パターンP3が得られる。ここで、前記第1基本配光パターンP1は、斜めカットオフラインCL1からスクリーンの下側にかけて扇形状をなす。このために、前記第3基本配光パターンP3において、スクリーンの左右の水平線HL−HRの左側約5°から約10°前後にかけての部分には、光の抜けを防止して、滑らかな配光パターンが形成されている。
(第1反射面31の範囲の説明)
前記第1反射面31は、前記リフレクタ3の所定の経度範囲と所定の緯度範囲内に設けられている。
前記所定の経度範囲は、図6、図11に示すように、前記リフレクタ3の前記基準光軸Zと前記リフレクタ3との交点を通る経度線を経度0°として、経度0°から走行車線側(右側R、時計方向側)に前記第1基本配光パターンP1の斜めカットオフラインCL1の傾斜角度に対応した経度角度、この例では、約90°〜約100°までの範囲である。
前記所定の緯度範囲は、図6、図10に示すように、前記リフレクタ3の前記基準光軸Zを含む面と前記リフレクタ3との交線を緯度0°として、前記半導体型光源2の前記発光面20の上下方向の位置ずれが許容できる緯度角度、この例では、約65°以上の範囲である。
(補助反射面35の説明)
前記リフレクタ3の上縁の中央部すなわち前記ヒートシンク部材5のシェード部53に対応する部分には、補助反射面35が設けられている。前記補助反射面35は、前記半導体型光源2からの光の一部(図示せず)を前記ヒートシンク部材5のシェード部53を交わすように反射させるものである。前記ヒートシンク部材5のシェード部53を交わした反射光(図示せず)は、前記レンズ4を透過して車両Cの前方(前側F)に所定の配光パターン(図示せず)で照射され、もしくは、前記カバー部材6に設けた窓部(図示せず)を通過して車両Cの外側に所定の配光パターン(図示せず)で照射される。
(レンズ4の説明)
前記レンズ4は、図2〜図5、図7、図14に示すように、正面視長方形形状をなすレンズ部40と、取付部43と、から構成されている。前記取付部43は、スクリュー44により、前記ヒートシンク部材5に固定されている。この結果、前記レンズ4は、前記ヒートシンク部材5に固定されている。前記レンズ4と前記リフレクタ3との間の前後方向の距離は、小さい。
前記レンズ4の前記レンズ部40は、複数の凸面を有するレンズ(薄肉レンズ、プリズムレンズ)である。前記レンズ4の前記レンズ部40は、車両Cの平面視において、車両Cの内側(右側R)から外側(左側L)にかけて車両Cの前側Fから後側Bに傾斜(スラント)していて、かつ、車両Cの正面視において、車両Cの内側(右側R)から外側(左側L)にかけて車両Cの下側Dから上側Uに傾斜(スラント)している(つり上がっている)。
前記レンズ4の前記レンズ部40の内面(後側Bの面)には、入射面45が設けられている。前記レンズ4の前記レンズ部40の外面(前側Fの面)には、出射面46、47が設けられている。前記入射面45は、平面もしくは複合2次曲面をなす。前記出射面46、47は、複数の前記凸面であって、凸状自由曲面をなす。この結果、前記レンズ4の前記レンズ部40は、軸が上下方向のシリンドリカル状のレンズ部(プリズムレンズ部)をなす。
前記レンズ4の前記レンズ部40は、第1レンズ部41(図7中の太い実線で囲まれた範囲の部分)と、第2レンズ部42(図7中の太い実線の外側の範囲の部分)と、を有する。
前記第1レンズ部41は、前記リフレクタ3の前記第1反射面31からの前記第1基本配光パターンP1を素通しで車両Cの前方に照射するレンズ部である。ここで、前記「素通し」とは、前記第1基本配光パターンP1をそのまま素通しする場合、前記第1基本配光パターンP1を上下左右に適宜移動させて透過させる場合、前記第1基本配光パターンP1を左右方向に低拡散させる場合、前記第1基本配光パターンP1を左右方向に低拡散させかつ上下方向にさらに低拡散させる場合、これらの組み合わせの場合、を言う。前記第1レンズ部41は、前記第1反射面31に対応して設けられていて、平面もしくは曲率半径が大きい前記凸面(前記出射面47)を有する。なお、前記凸面は、微小凸面群からなる。
前記第2レンズ部42は、前記リフレクタ3の前記第2反射面32からの前記第2基本配光パターンP2を主に左右方向に(配光パターンの上下方向の厚みを出すために上下方向にも)拡散させて車両Cの前方に照射するレンズ部である。前記第2レンズ部42は、前記第2反射面32に対応して設けられていて、曲率半径が前記第1レンズ部41の曲率半径よりも小さい前記凸面(前記出射面46)を有する。なお、前記凸面は、前記と同様に、微小凸面群からなる。
前記第2レンズ部42において、前記半導体型光源2に近い部分は、前記第2基本配光パターンP2を左右方向に広拡散させる部分であり、一方、前記半導体型光源2に遠い部分は、前記第2基本配光パターンP2を左右方向に近い部分と比較して低拡散させる部分である。前記第2レンズ部42の前記半導体型光源2に近い部分の肉厚は厚く、一方、遠い部分の肉厚は近い部分と比較して薄い。また、前記第2レンズ部42の前記半導体型光源2に近い部分の前記凸面(前記出射面46)の曲率半径は小さく、一方、遠い部分の曲率半径は近い部分と比較して大きくかつ前記第1レンズ部41と比較して小さいかほぼ同等である。
(凸面(出射面46、47)の説明)
複数の前記凸状自由曲面すなわち前記凸面(前記出射面46、47)は、図15(C)に示すように、曲げられている。すなわち、前記リフレクタ3の前記基準光軸Zと平行な中心軸Z1に対して車両Cの内側(右側R)の面46Rは、光の出射方向側(前側F、Z軸+方向、図15(C)中の実線矢印方向側)に曲げられている。一方、前記中心軸Z1に対して車両Cの外側(左側L)の面46Lは、光の出射方向と反対側(後側B、Z軸−方向、図15(C)中の実線矢印方向側)に曲げられている。
この結果、前記レンズ4は、傾斜していても、図15(C)、図16(C)、図17(C)に示すように、傾斜していないレンズ400と同様の出射光(図15(A)、図16(A)参照)および配光パターン(図17(A)参照)が得られる。すなわち、凸面(出射面)が曲げられていない傾斜したレンズ401では、図15(B)、図16(B)、図17(B)に示すように、出射光および配光パターンが右側Rに偏る。ところが、前記レンズ4は、傾斜していても、図15(C)、図16(C)、図17(C)に示すように、出射光および配光パターンが偏らない。
なお、図16(A)、(B)、(C)において、出射光L30、L31、L3のスクリーンにおける上下の位置(°数)は、図15(A)、(B)、(C)のレンズ400、401、4の水平断面の上下の位置により変わるので、具体的な数値を省略する。
(ヒートシンク部材5の説明)
前記ヒートシンク部材5は、図2〜図5、図14に示すように、水平板部50と、フィン部51と、取付部52と、前記シェード部53と、から構成されている。前記水平板部50の一面(下側Dの面)には、前記半導体型光源2および前記リフレクタ3が前記スクリュー23、34により取り付けられている。
前記水平板部50の他面(上側Uの面)には、複数枚の垂直板形状の前記フィン部51が一体に設けられている。前記フィン部51は、前記半導体型光源2の前記発光チップ20で発生する熱を外部に放出するものである。
前記水平板部50の一面の前側Fの縁の左右両端部には、湾曲腕形状の前記取付部52が一体に設けられている。前記取付部52には、前記レンズ4が前記スクリュー44により取り付けられている。
前記水平板部50の一面の前側Fの縁の中央部には、湾曲形状の前記シェード部53が一体に設けられている。前記シェード部53は、前記半導体型光源2の前記発光面24からの光が前記レンズ4の前記レンズ部40に直接入射するのを防ぐものである。
(カバー部材6の説明)
前記カバー部材6は、図2〜図5、図14に示すように、前側Fの部分が閉塞し、かつ、後側Bの部分が開口した中空状のカバー形状をなす。前記カバー部材6は、光不透過性部材から構成されている。
前記カバー部材6の前側Fの部分には、長方形形状をなす挿入開口部60が設けられている。前記挿入開口部60には、前記レンズ4の前記レンズ部40が挿入されている。前記カバー部材6の前側Fの部分の前記挿入開口部60の内側の左右両側の縁には、取付部61が一体に設けられている。前記取付部61は、前記レンズ4の前記取付部43に取り付けられている。この結果、前記カバー部材6は、前記レンズ4を介して前記ヒートシンク部材5に固定されている。前記カバー部材6の後側Bの開口部の上下の縁の中央部には、通気開口部62が設けられている。
(開口部48の説明)
図2、図3、図4、図7、図19、図20に示すように、前記第1レンズ部41の一部には、開口部48が設けられている。この結果、前記第1反射面31からの図12(A)に示す斜めカットオフラインCL1(水平カットオフラインCL2)を有する基本配光パターンP1のうち少なくとも一部は、前記レンズ4を通さずに、直接車両Cの前方に照射される。
(実施形態1の作用の説明)
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
半導体型光源2の発光チップ20を点灯する。すると、発光チップ20の発光面24から放射される光の大部分L1は、リフレクタ3の第1反射面31および第2反射面32でレンズ4側にそれぞれ反射される。
第1反射面31で反射された反射光(図示せず)は、図12(A)に示す第1基本配光パターンP1に配光制御される。その第1基本配光パターンP1に配光制御された光の一部は、レンズ4の第1レンズ部41の開口部48をそのまま通過する。また、その第1基本配光パターンP1に配光制御された光の残りは、レンズ4の第1レンズ部41を、入射面45から出射面47へと、素通しもしくは左右方向に低拡散されて、透過する。第1レンズ部41から出射する出射光(図示せず)は、図13(A)に示すように、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有する第1配光パターンP11に配光制御されて車両Cの前方に照射される。
第2反射面32で反射された反射光L2は、図12(B)に示す第2基本配光パターンP2に配光制御されて、レンズ4の第2レンズ部42を、入射面45から出射面46へと、左右方向に拡散されて、透過する。第2レンズ部42から出射する出射光L3は、図13(B)に示すように、水平カットオフラインCL2を有する第2配光パターンP12に配光制御されて車両Cの前方に照射される。
そして、図13(A)に示す第1配光パターンP11と図13(B)に示す第2配光パターンP12とが合成(重畳)されて、図13(C)に示すように、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有する良好なロービーム用配光パターンLPが得られる。
(実施形態1の効果の説明)
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第1レンズ部41の一部に開口部48を設けたので、半導体型光源2からの光であって、第1反射面31からの反射光が第1レンズ部41を透過する際に、第1反射面31からの反射光の一部が第1レンズ部41の開口部48を通過する。すなわち、第1反射面31からの図12(A)に示す斜めカットオフラインCL1(水平カットオフラインCL2)を有する基本配光パターンP1のうち少なくとも一部が、レンズ4を通さずに、直接車両Cの前方に照射される。このために、約10%のレンズ透過損失を抑制して、ロービーム用配光パターンLPの視認性能の低下を抑制することができる。すなわち、視認性能を向上させることができ、交通安全に貢献することができる。
以下、図18を参照して、視認性能の向上について説明する。図18(A)は、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rの路肩遠方視認性能を示す説明図である。図18(B)は、第1レンズ部41に開口部48を設けていない車両用前照灯の路肩遠方視認性能を示す説明図である。図18から明らかなように、図18(A)のこの実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、図18(B)の第1レンズ部41に開口部48を設けていない車両用前照灯に比較して、遠方視認性能(路肩(左側路肩)遠方視認性能)において、Tm分遠方を視認することができる。
また、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第1レンズ部41が、第1反射面31からの図12(A)に示す斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有する第1基本配光パターンP1を、そのまま素通しあるいは低拡散させて照射するものである。すなわち、ロービーム用配光パターンLPの配光制御に寄与していないに等しい。このために、第1レンズ部41の一部に開口部48を設けても、ロービーム用配光パターンLPに大きな影響が無い。
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第1反射面31が、リフレクタ3の所定の経度範囲、すなわち、経度0°から経度約90°〜約100°の範囲に設けられているものである。この結果、走行車線側に斜めカットオフラインCL1を確実に形成することができる。また、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第1反射面31が、リフレクタ3の所定の緯度範囲、すなわち、緯度約65°以上の範囲に設けられている。この結果、図10に示すように、緯度0°から発光チップ20を見た場合において、発光チップ20の上下方向の位置ずれ(図10中の二点鎖線を参照)が大きい。ところが、緯度90°から発光チップ20を見た場合において、発光チップ20の上下方向の位置ずれ(図10中の二点鎖線を参照)が小さい。これにより、第1反射面31において第1基本配光パターンP1を配光制御する際に、半導体型光源2の発光チップ20の発光面24の上下方向の位置ずれによる影響が小さく、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有する第1基本配光パターンP1を確実に配光制御することができる。
(実施形態1の付随的効果)
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、半導体型光源2からの光L1を、リフレクタ3の第1反射面31、第2反射面32と複数の凸面を有するレンズ4の第1レンズ部41、第2レンズ部42とにより、良好なロービーム用配光パターンLPとして形成することができる。
すなわち、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第1反射面31で斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有する第1基本配光パターンP1を配光制御し、第2反射面32で水平カットオフラインCL2を有する第2基本配光パターンP2を配光制御するものである。また、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第1レンズ部41で第1基本配光パターンP1を素通しもしくは左右方向に低拡散させて斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有する第1配光パターンP11を配光制御し、第2レンズ部42で第2基本配光パターンP2を左右方向に拡散させて水平カットオフラインCL2を有する第2配光パターンP12を配光制御する。そして、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第1配光パターンP11と第2配光パターンP12とを合成(重畳)して、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有する良好なロービーム用配光パターンLPが得られる。
特に、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第1基本配光パターンP1が、斜めカットオフラインCL1からスクリーンの下側にかけて扇形状をなす。このために、第3基本配光パターンP3において、スクリーンの左右の水平線HL−HRの左側約5°から約10°前後にかけての部分には、光の抜けを防止して、滑らかな配光パターンが形成されている。これにより、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、光の抜けがない良好なロービーム用配光パターンLPが得られる。
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第1反射面31で配光制御された第1基本配光パターンP1を第1レンズ部41で素通しもしくは左右方向に低拡散させるものである。このために、第1反射面31と第1レンズ部41との間の相対位置のずれが多少あっても、第1基本配光パターンP1から第1配光パターンP11への配光制御への影響が小さい。すなわち、高精度の配光制御が可能である。
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第1レンズ部41が第1反射面31に対応して設けられていて、平面もしくは曲率半径が大きい凸面の出射面47を有する。この結果、第1基本配光パターンP1から第1配光パターンP11を確実に配光制御することができる。一方、第2レンズ部42が第2反射面32に対応して設けられていて、曲率半径が第1レンズ部41の曲率半径よりも小さい凸面の出射面46を有する。この結果、第2基本配光パターンP2から第2配光パターンP12を確実に配光制御することができる。これにより、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、良好なロービーム用配光パターンLPが確実に得られる。
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、複数の凸面(出射面46、47)が、図15(C)に示すように、曲げられている。すなわち、リフレクタ3の基準光軸Zと平行な中心軸Z1に対して車両Cの内側(右側R)の面46Rは、光の出射方向側(前側F、Z軸+方向、図15(C)中の実線矢印方向側)に曲げられている。一方、中心軸Z1に対して車両Cの外側(左側L)の面46Lは、光の出射方向と反対側(後側B、Z軸−方向、図15(C)中の実線矢印方向側)に曲げられている。
この結果、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、レンズ4が傾斜していても、図15(C)、図16(C)、図17(C)に示すように、傾斜していないレンズ400と同様の出射光L3(図15(A)、図16(A)のL30参照)および配光パターンP4(図17(A)のP40参照)が得られる。すなわち、凸面(出射面)が曲げられていない傾斜したレンズ401では、図15(B)、図16(B)、図17(B)に示すように、出射光L31および配光パターンP41が右側Rに偏る。ところが、レンズ4が傾斜していても、図15(C)、図16(C)、図17(C)に示すように、出射光L3および配光パターンP4が偏らない。これにより、この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、レンズ4が傾斜していても、良好なロービーム用配光パターンLPが確実に得られる。
なお、図15(A)、(B)、(C)において、符号L20、L21は、リフレクタ(図示せず)の反射面からの反射光であり、符号L2は、リフレクタ3の第2反射面32からの反射光である。
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、複数の凸面(出射面46、47)を有するレンズ4を使用するので、図15(C)に示すように、レンズ4の複数の凸面(出射面46、47)から出射する出射光L3がレンズ4の前側Fで一度集中してから左右方向に拡散するものである。すなわち、拡散配光の開始点がレンズ4の前方に位置する。この結果、車両用前照灯1L、1Rが車両Cの後側B(奥側)に配置されたりしても、また、レンズ4が前記の通り傾斜していたりしても、レンズ4の複数の凸面(出射面46、47)から出射する出射光L3が車両Cのその他の部品(車体など)により遮られるようなことがなく車両Cの前方に確実に照射される。また、車両用前照灯1L、1Rの車両Cへのレイアウトの自由度が増す。
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、第2レンズ部42のうち半導体型光源2に近い部分が第2基本配光パターンP2を左右方向に広拡散させる部分であり、一方、半導体型光源2に遠い部分が第2基本配光パターンP2を左右方向に近い部分と比較して低拡散させる部分である。この結果、半導体型光源2に近い部分が半導体型光源2からの強い光を広拡散させて、一方、半導体型光源2に遠い部分が半導体型光源2からの弱い光を低拡散させる。これにより、第2基本配光パターンP2を効率良く第2配光パターンP12に配光制御することができる。
この実施形態1における車両用前照灯1L、1Rは、レンズ4とリフレクタ3との間の前後方向の距離、すなわち、リフレクタ3の第1反射面31、第2反射面32からレンズ4の入射面45までの距離が小さい。このために、リフレクタ3の第1反射面31、第2反射面32とレンズ4の第1レンズ部41、第2レンズ部42との間の相対位置のずれが多少あっても、第1基本配光パターンP1、第2基本配光パターンP2から第1配光パターンP11、第2配光パターンP12への配光制御への影響が小さい。すなわち、高精度の配光制御が可能である。
(実施形態2の構成、作用、効果の説明)
図21は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態2を示す左側のランプユニットの正面図である。
前記の実施形態1における車両用前照灯1L(1R)は、第1レンズ部41の一部に開口部48を設けたものである。すなわち、第1反射面31からの図12(A)に示す斜めカットオフラインCL1(水平カットオフラインCL2)を有する基本配光パターンP1のうち少なくとも一部が、レンズ4を通さずに、直接車両Cの前方に照射されるものである。
これに対して、この実施形態2における車両用前照灯1L1は、第1レンズ部41の全部に開口部480を設けたものである。すなわち、第1反射面31からの図12(A)に示す斜めカットオフラインCL1(水平カットオフラインCL2)を有する基本配光パターンP1の全部が、レンズ4を通さずに、直接車両Cの前方に照射されるものである。この実施形態2における車両用前照灯1L1は、前記の実施形態1における車両用前照灯1L(1R)とほぼ同様の作用効果を達成することができる。
(実施形態3の構成、作用、効果の説明)
図22は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態3を示す左側のランプユニットの斜視図である。
前記の実施形態1、2における車両用前照灯1L(1R)、1L1は、第1レンズ部41の一部もしくは全部に開口部48、480を設けたものである。すなわち、レンズ4は、複数の凸面46を有し、第2反射面32からの図12(B)に示す水平カットオフラインCL2を有する基本配光パターンP2の全部を拡散させて車両の前方に照射するレンズ部(第2レンズ部42)を有するものである。この結果、第2反射面32からの図12(B)に示す水平カットオフラインCL2を有する基本配光パターンP2の全部が、レンズ4の複数の凸面46を有する第2レンズ部42により、拡散されて車両の前方に照射されるものである。
これに対して、この実施形態3における車両用前照灯1L2は、第1レンズ部41の全部と第2レンズ部42の下側の部分とに開口部481を設けたものである。すなわち、レンズ4は、複数の凸面46を有し、少なくとも、第2反射面32からの図12(B)に示す水平カットオフラインCL2を有する基本配光パターンP2を拡散させて車両の前方に照射するレンズ部(第2レンズ部42)を有するものである。この結果、第2反射面32からの図12(B)に示す水平カットオフラインCL2を有する基本配光パターンP2の一部が、レンズ4の複数の凸面46を有する第2レンズ部42により、拡散されて車両の前方に照射されるものである。
第2レンズ部42の下側の部分とは、第1反射面31の上縁(上辺であって、緯度角度約65°に相当する縁)と対応もしくはほぼ対応する箇所から下側の部分である。なお、第1レンズ部41の下側の部分と、第2レンズ部42の第1レンズ部41の下縁の延長線より下側の部分とに開口部481を設けたものであっても良い。この実施形態3における車両用前照灯1L2は、前記の実施形態1、2における車両用前照灯1L(1R)、1L1とほぼ同様の作用効果を達成することができる。
(実施形態4の構成、作用、効果の説明)
図23は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態4を示す左側のランプユニットの斜視図である。
前記の実施形態1、2における車両用前照灯1L(1R)、1L1は、第1レンズ部41の一部もしくは全部に開口部48、480を設けたものであり、また、前記の実施形態3における車両用前照灯1L2は、第1レンズ部41の全部と第2レンズ部42の下側の部分とに開口部481を設けたものである。これに対して、この実施形態4における車両用前照灯1L3は、第1レンズ部41の全部と第2レンズ部42の下側の部分とに開口部482を、また、第2レンズ部42の上側の部分に開口部483を、それぞれ設けたものである。第2レンズ部42の下側の部分の開口部482は、前記の実施形態3の第2レンズ部42の下側の部分の開口部481と、ほぼ同様である。この実施形態4における車両用前照灯1L3は、前記の実施形態1、2、3における車両用前照灯1L(1R)、1L1、1L2とほぼ同様の作用効果を達成することができる。
(実施形態5の構成の説明)
図24、図25は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態5を示す。以下、この実施形態5における車両用前照灯1L4の構成について説明する。図中、図1〜図23と同符号は、同一のものを示す。
前記の実施形態1、2、3、4における車両用前照灯1L(1R)、1L1、1L2、1L3は、ロービーム用配光パターンLPを照射するものである。これに対して、この実施形態5における車両用前照灯1L4は、ロービーム用配光パターンLPとハイビーム用配光パターンHPとをそれぞれ照射するもの(特願2012−062665号参照)である。
この実施形態5における車両用前照灯1L4は、第1(ロービーム用)半導体型光源(2)および第2(ハイビーム用)半導体型光源(図示せず)と、第1(ロービーム用)リフレクタ(3)および第2(ハイビーム用)リフレクタ(図27、図28の符号「36」を参照)と、レンズ4と、を備えるものである。
前記第1半導体型光源(2)および前記第2半導体型光源は、下向き(もしくは上向き)の発光面(24)を有する。
前記第1リフレクタ(3)は、前記第1半導体型光源(2)の前記発光面(24)からの光をカットオフラインを有する第1基本配光パターンとして反射させる第1(ロービーム用)反射面(第1反射面31および第2反射面32)を有する。
前記第2リフレクタ(36)は、前記第2半導体型光源の前記発光面(図示せず)からの光を高光度帯を有する第2基本配光パターンとして反射させる第2(ハイビーム用)反射面(図示せず)を有する。
前記レンズ4は、複数の凸面(出射面46、47)を有し、前記第1反射面(31および32)からの前記第1基本配光パターンを斜めカットオフラインCL1、水平カットオフラインCL2、エルボー点Eを有するロービーム用配光パターンLP(図25(A)を参照)として車両の前方に照射する第1(ロービーム用)レンズ部(第1レンズ部41および第2レンズ部42および開口部48)と、前記第2反射面からの前記第2基本配光パターンを高光度帯HZを有する第2配光パターンP20(図25(B)を参照)として車両の前方に照射する第2(ハイビーム用)レンズ部49と、を有する。
(実施形態5の作用の説明)
この実施形態5における車両用前照灯1L4は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
第1半導体型光源(2)を点灯する。すると、発光面(24)から放射される光の大部分は、第1リフレクタ(3)の第1反射面(31および32)でレンズ4側に反射される。
第1反射面(31および32)で反射された反射光は、斜めカットオフラインと水平カットオフラインとエルボー点とを有する第1基本配光パターン(図示せず)に配光制御されて、レンズ4の第1レンズ部(41および42)を、入射面(45)から出射面46、47へと、透過し、一部は、開口部48をそのまま通過する。第1レンズ部(41および42および48)から出射する出射光は、図25(A)に示すように、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とエルボー点Eとを有するロービーム用配光パターンLPに配光制御されて車両Cの前方に照射される。
また、第2半導体型光源を点灯する。すると、発光面から放射される光の大部分は、第2リフレクタ(36)の第2反射面でレンズ4側に反射される。
第2反射面で反射された反射光は、高光度帯を有する第2基本配光パターン(図示せず)に配光制御されて、レンズ4の第2(ハイビーム用)レンズ部49を、入射面から出射面へと、透過する。第2(ハイビーム用)レンズ部49から出射する出射光は、図25(B)に示すように、高光度帯(ホットゾーン)HZを有する第2配光パターンP20に配光制御されて車両Cの前方に照射される。
図25(A)に示すロービーム用配光パターンLPと、図25(B)に示す第2配光パターンP20とを重畳(合成)することにより、図25(C)に示すハイビーム用配光パターンHPが得られる。
(実施形態5の効果の説明)
この実施形態5における車両用前照灯1L4は、以上のごとき構成および作用からなるので、前記の実施形態1、2、3、4における車両用前照灯1L(1R)、1L1、1L2,1L3とほぼ同様の効果を達成することができる。特に、この実施形態5における車両用前照灯1L4は、良好なロービーム用配光パターンLPとハイビーム用配光パターンHPを得ることができる。
(実施形態6の構成、作用、効果の説明)
図26は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態6を示す左側のランプユニットの正面図である。
前記の実施形態5における車両用前照灯1L4は、第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第1(ロービーム用)レンズ部41の一部に開口部48を設けたものである。これに対して、この実施形態6における車両用前照灯1L5は、第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第1レンズ部41の全部に開口部480を設けたものである。この実施形態6における車両用前照灯1L5は、前記の実施形態5における車両用前照灯1L4とほぼ同様の作用効果を達成することができる。
(実施形態7の構成、作用、効果の説明)
図27は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態7を示す左側のランプユニットの斜視図である。
前記の実施形態5、6における車両用前照灯1L4、1L5は、第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第1レンズ部41の一部もしくは全部に開口部48、480を設けたものである。これに対して、この実施形態7における車両用前照灯1L6は、第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第1レンズ部41の全部と第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第2レンズ部42および第2(ハイビーム用)レンズ部49の下側の部分とに開口部481を設けたものである。第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第2レンズ部42の下側の部分とは、第1(ロービーム用)反射面のうちの第1反射面31の上縁(上辺であって、緯度角度約65°に相当する縁)と対応もしくはほぼ対応する箇所から下側の部分である。なお、第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第1レンズ部41の下側の部分と、第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第2レンズ部42および第2(ハイビーム用)レンズ部49の第1(ロービーム用)レンズ部の第1レンズ部41の下縁の延長線より下側の部分とに開口部481を設けたものであっても良い。この実施形態7における車両用前照灯1L6は、前記の実施形態5、6における車両用前照灯1L4、1L5とほぼ同様の作用効果を達成することができる。
(実施形態8の構成、作用、効果の説明)
図28は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態8を示す左側のランプユニットの斜視図である。
前記の実施形態5、6における車両用前照灯1L4、1L5は、第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第1レンズ部41の一部もしくは全部に開口部48、480を設けたものであり、また、前記の実施形態7における車両用前照灯1L6は、第1(ロービーム用)のレンズ部のうちの第1レンズ部41の全部と第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第2レンズ部42および第2(ハイビーム用)レンズ部49の下側の部分とに開口部481を設けたものである。これに対して、この実施形態8における車両用前照灯1L7は、第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第1レンズ部41の全部と第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第2レンズ部42および第2(ハイビーム用)レンズ部49の下側の部分とに開口部482を、また、第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第2レンズ部42および第2(ハイビーム用)レンズ部49の上側の部分に開口部483を、それぞれ設けたものである。第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第2レンズ部42の下側の部分の開口部482は、前記の実施形態7の第1(ロービーム用)レンズ部のうちの第2レンズ部42の下側の部分の開口部481と、ほぼ同様である。この実施形態8における車両用前照灯1L7は、前記の実施形態5、6、7における車両用前照灯1L4、1L5、1L6とほぼ同様の作用効果を達成することができる。
(実施形態1〜8以外の例の説明)
この実施形態1〜8においては、車両Cが左側通行の場合の車両用前照灯1L〜1L7、1Rについて説明するものである。ところが、この発明においては、車両Cが右側通行の場合の車両用前照灯にも適用することができる。
また、この実施形態1〜8においては、半導体型光源2(第2(ハイビーム用)半導体型光源)の発光チップ20の発光面24が下側Dに向いているものである。ところが、この発明においては、半導体型光源2(第2(ハイビーム用)半導体型光源)の発光チップ20の発光面24が上側Uに向いているものであっても良い。
さらに、この実施形態1〜8においては、レンズ4の出射面46、47が複数の凸面をなすものである。ところが、この発明においては、レンズの入射面が複数の凸面をなすものであっても良いし、レンズの出射面および入射面が複数の凸面をなすものであっても良い。
さらにまた、この実施形態1〜8においては、第2レンズ部42が第2反射面32からの反射光L2を全て拡散させるレンズ部から構成されているものである。ところが、この発明においては、第2レンズ部42のうち第1レンズ部41に隣り合う第2レンズ部42の全部もしくは一部が第2反射面32からの反射光L2を素通しさせるレンズ部から構成されているものであっても良い。
さらにまた、この実施形態1〜8においては、レンズ4の入射面45が平面もしくは複合2次曲面をなし、レンズ4の出射面46、47が複数の凸面であって、凸状自由曲面をなすものである。ところが、この発明においては、レンズ4の入射面45が複数の凸面であって、凸状自由曲面をなし、レンズ4の出射面46、47が平面もしくは複合2次曲面をなすものであっても良い。
さらにまた、この実施形態1〜8においては、レンズ4が、平板からなり、車両Cの平面視において、車両Cの内側(右側R)から外側(左側L)にかけて車両Cの前側Fから後側Bに傾斜(スラント)していて、かつ、車両Cの正面視において、車両Cの内側(右側R)から外側(左側L)にかけて車両Cの下側Dから上側Uに傾斜(スラント)している(つり上がっている)。ところが、この発明においては、レンズ4が車両Cの傾斜(スラント)に沿って湾曲していても良いし、また、山形や谷形に折れ曲がっていても良い。しかも、つり上がりに対して、水平であっても良いし、たれ下がっていても良い。
さらにまた、この実施形態1〜8においては、レンズ4の幅がほぼ一定である。ところが、この発明においては、レンズ4の幅が変化しているものであっても良い。
さらにまた、この実施形態1〜8においては、レンズ4の出射面46、47が矩形をなすものである。ところが、この発明においては、レンズ4の出射面が六角形や八角形などであっても良い。
さらにまた、この実施形態1〜8においては、第1レンズ部41が、第1反射面31からの図12(A)に示す斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有する第1基本配光パターンP1を、そのまま素通しあるいは低拡散させて照射するものである。すなわち、第1反射面31からの第1基本配光パターンP1が、図12(A)に示すように、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とを有するものである。ところが、この発明においては、第1レンズ部が、第1反射面からの少なくとも斜めカットオフラインを有する基本配光パターンを、そのまま素通しあるいは低拡散させて照射するものであっても良い。すなわち、第1反射面からの基本配光パターンが、少なくとも斜めカットオフラインを有するものであれば良い。
1L(1L1、1L2、1L3、1L4、1L5、1L6、1L7) 左側の車両用前照灯
1R 右側の車両用前照灯
2 半導体型光源
20 発光チップ
21 基板
22 コネクタ
23 スクリュー
24 発光面
3 リフレクタ
30 反射部
31 第1反射面
32 第2反射面
33 取付部
34 スクリュー
35 補助反射面
36 第2(ハイビーム用)リフレクタ
4 レンズ
40 レンズ部
41 第1レンズ部
42 第2レンズ部
43 取付部
44 スクリュー
45 入射面
46、47 出射面
48、480、481、482、483 開口部
49 第2(ハイビーム用)レンズ部
5 ヒートシンク部材
50 水平板部
51 フィン部
52 取付部
53 シェード部
6 カバー部材
60 挿入開口部
61 取付部
62 通気開口部
F 前側
B 後側
U 上側
D 下側
L 左側(車両外側)
R 右側(車両内側)
C 車両
CL1 斜めカットオフライン
CL2 水平カットオフライン
E エルボー点
F1 リフレクタの基準焦点
HL−HR スクリーンの左右の水平線
VU−VD スクリーンの上下の垂直線
L1 半導体型光源からの光
L2、L20、L21 反射光
L3、L30、L31 出射光
LP ロービーム用配光パターン
HP ハイビーム用配光パターン
HZ 高光度帯
O 発光面の中心
P1 第1基本配光パターン
P2 第2基本配光パターン
P3 第3基本配光パターン
P11 第1配光パターン
P12 第2配光パターン
P20 第2配光パターン
P4、P40、P41 配光パターン
X X軸
Y Y軸
Z リフレクタの基準光軸(Z軸)
Z1 中心軸

Claims (2)

  1. 半導体型光源と、リフレクタと、レンズと、を備え、
    前記半導体型光源は、下向きもしくは上向きの発光面を有し、
    前記リフレクタは、前記半導体型光源の前記発光面からの光を斜めカットオフラインを有する基本配光パターンとして反射させる第1反射面と、前記半導体型光源の前記発光面からの光を水平カットオフラインを有する基本配光パターンとして反射させる第2反射面と、を有し、
    前記レンズは、少なくとも、前記第2反射面からの前記水平カットオフラインを有する基本配光パターンの一部を拡散させて車両の前方に照射するレンズ部を有し、
    前記第1反射面からの前記斜めカットオフラインを有する基本配光パターンのうち少なくとも一部は、直接車両の前方に照射される、
    ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記第1反射面は、前記リフレクタの所定の経度範囲と所定の緯度範囲内に設けられていて、
    前記所定の経度範囲は、前記リフレクタの基準光軸と前記リフレクタとの交点を通る経度線を経度0°として、経度0°から走行車線側に前記斜めカットオフラインの傾斜角度に対応した経度角度までの範囲であり、
    前記所定の緯度範囲は、前記リフレクタの基準光軸を含む面と前記リフレクタとの交線を緯度0°として、前記半導体型光源の前記発光面の上下方向の位置ずれが許容できる緯度角度以上の範囲である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
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