JP2014081750A - データ統合分析システム - Google Patents

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    • G06Q10/0639Performance analysis of employees; Performance analysis of enterprise or organisation operations

Abstract

【課題】 様々なデータを活用し、効果的な施策を導くための多数の説明変数の生成技術及び分析技術を提供する。具体的には、多数の説明変数を自動で生成し、目的変数と相関分析を行うことで、大量データに潜んでいる業績に影響する要因を特定する。
【解決手段】 分析システムに入力されるデータに対して、変数生成条件である条件、対象、演算を示す3つのオペレータを予め定義しておき、これらのオペレータにより、多数の説明変数を自動で生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、経営データおよびセンシングデータ等の企業活動データ等を用いて、経営をサポートするためのデータ分析システムに関する。
情報通信技術の発達に伴って企業経営に関する大量のデータが蓄積されるに従い、これらの活用に関して、分析専門家でなくとも、経営効果のある施策を容易に導ける手法が求められている。従来手法は、経営者もしくは分析者が、自らの経験や勘に従って、有限の仮説を立て、これらを立証する目的でデータを集めて分析を行う、もしくは、熟練分析者の方法論をテンプレート化して展開する等の手法が一般的であった。これら従来手法は、仮説の設定が人間の能力に依存していたために、得られる施策の範囲も限定的なものに留まっていた。
例えば、店舗の経営においては、POSシステムからの買上個数や商品単価の情報と、顧客の購買行動、従業員の接客行動情報、等を併せて分析する技術が知られている(特許文献1)。本分析手法において、目的変数としての買上個数や商品単価を高める目的で使用される行動情報等の説明変数のデータセットは、分析者が予め設定した仮説設定に基づくものであった。
国際公開番号WO2005−111880
様々なデータを活用することによって、業績を向上させるための効果的な施策を導くための分析方法が求められている。しかし、これまでは、経営者もしくは分析者が有限の仮説を作成してこれらを立証するためのデータを集めて分析を行う、もしくは、熟練分析者の方法論をテンプレート化して展開する等の手法が一般的であり、得られる施策の範囲が限定的であった。そこで、本発明の目的は、様々なデータを活用し、効果的な施策を導くための分析技術として、多数の説明変数を自動で生成する技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、データと変数生成条件情報とを格納した記憶部を用いたデータ統合分析システムであって、変数生成条件情報を用いてデータに関する説明変数を生成する説明変数生成部と、目的変数の入力を受け付ける目的変数入力部と、目的変数と説明変数との相関関係を計算する相関計算部と、相関関係を画面に表示する表示部と、を有することを特徴とするデータ統合分析システムを用いる。
従来はマネージャや店長等の経験や勘に依存していた経営に関して、多数の説明変数を自動で生成し、収益等の目標を高めるための効果的な施策導入活動をサポートすることができる。
本発明のデータ分析システムのフロー図である。 本発明のデータ分析システムの指標生成方法を示す図である。 本発明のデータ分析システムの指標生成方法を示す図である。 本発明によって生成された指標の一例を示す図である。 本発明によって生成された指標の一例を示す図である。 本発明のデータ分析システムのフロー図である。 本発明のデータ分析システムのアプリケーション画面を示す図である。 本発明のデータ分析システムのアプリケーション画面を示す図である。 本発明のデータ分析システムを活用した、サービスモデルのフロー図である。 本発明のヒトモノカネ統合分析エンジンにおける、システム構成の例を示す図である。 本発明のヒトモノカネ統合分析エンジンにおける、システム構成の例を示す図である。 本発明のヒトモノカネ統合分析エンジンにおける、システム構成の例を示す図である。 本発明のデータ分析システムを活用した、サービスモデルのレポート図である。 本発明のデータ分析システムのフロー図である。
図10は本発明を店舗に適用した場合の具体例を示した図である。店舗(10)及びそれらの店舗を統括する店舗本部(20)、並びに外部の分析サービス機関が運営するデータ分析サービスセンタ(30)のそれぞれの構成およびデータ処理について説明する。
図10の店舗(10)のシステムは、商品棚、壁などに固定されて位置信号を発信するセンサ位置検出ビーコン(1001)、顧客や従業員が装着することで、顧客動線や従業員接客状況を検出するウェラブルセンサ(1003)、及びウェラブルセンサを差し込むことで、ウェラブルセンサの充電やウェラブルセンサに一時的に格納されたデータの外部転送を行うクレードル(1002)などから構成される。そしてクレードルから送信された行動センサデータ(1004)は、店舗側基地局(1005)を通じて、ネットワーク経由で、データ分析サービスセンタ(30)に送信される。また、店舗(10)の売上情報等は、図10には図示されていない経路にて店舗本部に集約される。
図10の店舗本部(20)のシステムは、店舗(10)から集められたPOSデータ(1011)及び顧客情報(1012)、並びに、これらの種々のデータを処理するシステム端末群(1007)、アプリケーションサーバ群(1010)などから構成される。これらPOSデータ(1011)と顧客情報(1012)は、ネットワーク(1006)経由でデータ分析サービスセンタ(30)に送信される。
図10のデータ分析サービスセンタ(30)は、店舗(10)や店舗本部(20)から入出力部(1100)を経由して収集されたデータを分析する計算処理部(1300)、データを格納するデータストレージ(1400)、および、サービスセンタ内でデータ通信を行うためのデータバス(1200)、より構成される。店舗(10)や店舗本部(20)から送信された行動センサデータ(1004)、POSデータ(1011)及び顧客情報(1012)は入出力部(1100)からデータバス(1200)を経由して、データストレージ(1400)内の個別のデータベース、具体的には行動データベース(1022)、顧客情報データベース(1023)、POSデータベース(1024)に格納される。また、図示されてはいないが、インターネット等から入手可能な地域ごとの天候情報や環境情報等がデータストレージ内に格納されることもある。
図10の計算処理部(1300)では、「ヒトモノカネ統合分析処理(1310)」が実行される。当該「ヒトモノカネ統合分析処理(1310)」は更に、データ集約部(1021)、説明変数生成部(1020)、統計分析部(1019)、分析結果表示処理部(1018)の4つの処理部から構成される。
図10の「ヒトモノカネ統合分析処理」のデータ集約部(1021)には、各データベース(1022、1023、1024)よりデータが入力されて集約され、適切なアライメント処理が行われる。例えば、行動データ(1022)の粒度の細かい時間単位(例えば10秒毎)に合わせて、他のデータ(1023,1024)の時間粒度が再計算されて、同一の時間粒度を持つデータとして格納される。次の説明変数生成部(1020)では、後述する生成ロジックによって、上記データから1万個をこえる多数の指標(説明変数)を生成する。なお、生成ロジックは変数生成条件事前設定部(1016)によって事前に設定される。続いて、統計分析部(1019)では、結果となる数値(目的変数)と要因となる数値(説明変数)の関係を調べて、それぞれの関係を明らかにする統計計算(例えば、回帰分析など)が実行される。この統計分析部(1019)には、目標変数を設定するためのユーザーインターフェースである目的変数設定部(1017)が設けられている。この統計分析部(1019)では、例えば、売上等の経営指標(目的変数)に対して相関の高い説明変数を統計的に(網羅的に)計算することができる。統計分析部(1019)の結果を利用して、分析結果表示処理部(1018)では、目的変数に対して統計的な相関の高い、つまり、影響の強い説明変数を順に羅列を行うランキング処理や、説明変数を制御するための施策が容易か困難か、等の実行可能性判定が行われ、結果が表示される。
図1は、本分析システムの特徴となる分析手順を示したものである。
まず、分析システムに対して、指標計算のベースとなるソースヒトモノカネデータが入力され(ステップ100)、変数生成条件に基づいて説明変数が自動で生成される(ステップ101)。次に、図10に示す目的変数設定用端末(1013)によって、経営数値などの目的変数がシステムに入力されると(ステップ102)、分析システムはステップ102で入力された目的変数とステップ101で生成された説明変数間との相関が統計的に分析され(ステップ103)、その後、統計分析の結果として、変数間の互いの影響関係の強さ、弱さを示す相関分析結果、および、目的変数が説明変数によってどの程度説明できるかを示す回帰分析結果、具体的には、説明変数と目的変数の関係の回帰式(回帰式は、y=ax+b(x:説明変数、y:目的変数)で示される)が表示される(ステップ104、105)。本手順に示されるように、変数生成条件に基づいて多数の説明変数が自動で生成されるステップを有する点が本発明の特徴である。
図2は、図10の説明変数生成部(1020)において、図1のステップ100〜101で示した多数の説明変数を自動生成する方法の詳細を説明するものである。
説明変数生成部(1020)にデータ列(200)が入力されると、予め設定しておいた、条件オペレータ(211)、対象オペレータ(212)、および、演算オペレータ(213)の3つのオペレータのセットによる説明変数生成処理(210)によって、説明変数が生成される(220)。条件オペレータと対象オペレータを合わせて、一つのオペレータとして扱っても良い。
条件オペレータには、店員、顧客等の活動主体や、時間条件等の範囲を設定しておき、対象オペレータ(212)は条件オペレータで設定された条件下においての、モノやヒトの活動についての範囲や種別を記載したものである。例えば、条件オペレータは、時間に関する範囲を設定し、対象オペレータには、活動空間に関する範囲を設定する。別の例では、条件オペレータには、モノに関する時間・空間的な範囲が設定され、対象オペレータには、ヒト・カネに関する活動情報が設定されても良い。
演算オペレータ(213)は、前記2つのオペレータの条件下(つまり、特定の、時間範囲、空間範囲、人間の組織属性など)において、予め定義されている指標の数値を具体化するものである。条件オペレータ(211)の例としては、店員、顧客、もしくは、顧客と該顧客滞在時間帯の組合せ、等である。対象オペレータ(212)の例としては、店舗での商品エリア、等が想定される。また、演算オペレータ(213)の例としては、顧客単価、滞在時間、接客時間、等が用いられる。これらのオペレータ間において、1つのオペレータのみ変化し、他のオペレータは固定とするように、複数のオペレータ間演算処理を行うことで、多数の説明変数が生成される。
一例として、店舗における顧客の購買活動に関する説明変数生成の例について図4を用いて説明する。各顧客の来店および退店に関して、その時刻を取得し、来店時間および退店時間の間の時間が、条件オペレータにセットされる。次に、顧客購買の商品エリアが対象オペレータにセットされ、顧客の滞在時間、購入金額、接客人数が、演算オペレータ(213)にセットされる。図4には、顧客毎の説明変数が自動生成された具体例が示されている。各カラムには、顧客ID(410)毎に、顧客の来店時刻と退店時刻が時間情報(420)として計算され、この条件オペレータ(211)に対して、対象オペレータ(212)としての店舗内の商品カテゴリーエリアの情報(店舗全体、エリア1、エリア2、・・・エリア5)を用いて、エリア毎の顧客滞在時間(430)、エリア毎の顧客購入金額(440)、エリア毎の接客人数(450)、に対応する指標が自動的に計算されて格納される。これらの処理が顧客ID毎に行われることで、データが行方向に追加される。より具体的には、エリア毎の顧客滞在時間(430)を求めるためには、店内位置情報と商品カテゴリーエリアとのマッピング情報を予め準備しておき、顧客の逐次の店内位置情報を入力すると、商品カテゴリーのエリア情報が抽出できるような構成としておく。また、エリア毎の接客人数(450)を求めるためには、同様に接客が発生した店内位置情報をキーにして、対応するエリア情報が抽出できるような構成にしておけばよい。さらに、エリア毎の顧客購入金額(440)を求めるためには、通常、店舗のPOS情報システムで管理している商品分類テーブルを使用して、顧客購入商品と商品カテゴリーエリアとの対応づけを行えばよい。本例において、対象オペレータ(212)であるエリア定義数と、演算オペレータ種別を増やすことで、多数の変数が生成される。このように、予め設定した、条件オペレータ(211)、対象オペレータ(212)、および、演算オペレータ(213)を用いた演算処理により、多数の説明変数(400)を生成することができる。
このように本発明による分析システムを用いることによって、目的変数に関係する説明変数を求めることができる、あるいは、目的変数と説明変数の組み合わせ間の相関の強さ、大量データの相関分析によって求めることができる。例えば、店員が特定エリアに滞在していることが、店舗の売上げに相関している等の分析結果が得られれば、業績を向上するための施策を施すための決断が行いやすくなる。
このように、本発明による分析システムを用いることによって、目的を達成するための人間が想定できなかったような施策を発見することができる。つまり、本分析システムにより、大量データに潜んでいる業績に影響する要因を特定し、意思決定に役立てることができる。
図11は、本発明のシステム構成の別の構成を示したものである。
図11は、図10のヒトモノカネ統計分析処理(1310)において、目的変数設定部(1017)における目的変数の設定のタイミングに連動して、時間粒度計算部(1015)にて、時間粒度の計算が自動で行われ、説明変数生成部(1020)に時間粒度の情報が送信される。時間粒度計算部(1015)においては、図10の統計分析部(1019)から出力される分析結果が、目的変数との相関計算に適した時間粒度(例えば、1分、1時間、1日、1ヶ月、など)となるように調整されて出力される。時間粒度計算部(1015)内の処理は、目標指標に対応する計算ロジックを保持しておく、もしくは、予め入力が想定される目的変数に対応する時間粒度テーブルを有する、ことにより実現される。例えば、季節毎の売上げを分析のためには日単位での粒度を、1日の売上げ要因を分析するためには30分時間粒度を、等の対応関係の情報を事前に準備しておく。
図3は、多数の説明変数の自動生成方法の詳細の別の例を示したものである。分析システムにデータ列(200)が入力されると、予め設定しておいた、条件オペレータ(211)、対象オペレータ(212)、および、演算オペレータ(213)の3つのオペレータのセットによって、説明変数が生成される(210)。演算オペレータによる説明変数が生成される際に、時間粒度計算部(1015)からの指示によって、時間粒度が調整される(301)。時間粒度は、説明変数生成(210)の際に、条件オペレータ(211)に設定される。その他のオペレータ動作は図2で説明した動作と同様である。
図5は、生成された説明変数の別の具体例を示したものである。
店舗の営業時間内における時間幅(図5の例では30分)が時間粒度として条件オペレータにセットされる。図4と同様に商品エリアが対象オペレータにセットされ、購入金額、購入点数、店員場所が演算オペレータ(213)にセットされる。各カラムには、条件オペレータとして設定された時間情報(510)毎に、エリア毎の購入金額(520)、エリア毎の購入点数(530)、エリア毎の店員場所(540)、が自動的に計算されて格納される。このように、予め設定した、条件オペレータ(211)、対象オペレータ(212)、および、演算オペレータ(213)を用いた演算処理により、多数の説明変数(500)を生成することができる。例えば、目的変数店内の品出し時間帯変化を目的変数として波及効果を求める場合には目的変数設定と連動して時間粒度を図5のように30分に設定し、広告配布による売上変化を目的変数として波及効果を求める場合には目的変数設定と連動して時間粒度を1日単位に設定する、等の利用が可能となる。
次に、本発明の分析システムにおいて実行されるアプリケーション例を図7に示す。
図7は、目的変数から目的変数に寄与する説明変数を検索し表示するアプリケーション画面である。これは指定した事象(目的変数)がどの要素(説明変数)で構成されているかを明らかにする。このアプリケーションを使用することで、複雑な事象を複数の単純な要素の組み合わせに変換することができる。図7のアプリケーションは条件設定(700)、ダイヤグラム(720)、リスト(740)、実行ボタン(760)から構成されている。条件設定700は期間や対象と目的変数を設定する画面である。ダイヤグラム(720)は条件設定(700)によって指定した内容から検索を行ない、木構造のダイヤグラム表示の画面である。リスト(740)は条件設定(700)によって指定した内容から検索を行ない、箇条書きの文章のリスト表示の画面である。条件設定(700)で期間や対象と目的変数を指定した後に、実行ボタン(760)をクリックすることで、処理の実行が開始される。
まず、条件設定(700)の期間や対象と目的変数を設定する画面について述べる。
STEP1(701)は対象を指定する項目である。分析に用いる対象を指定するために用いる。この例では、店舗Aとなっている。STEP2(702)は種類と期間を指定する項目である。種類とは分析する際の基準である。種類を指定することで、時間基準の分析なのか、人基準の分析なのかを指定することができる。期間とは分析に用いる日時区間である。STEP3(703)は解像度を指定する項目である。分析に用いる際の時間分解能を指定するために用いる。STEP4(704)は目的変数の指定である。例えば、STEP3(703)とSTEP4(704)共に、図1のワークフローでいうと目的変数の入力受付102を意味している。STEP4(704)を処理する前に、図4や図5に登録されているような変数の中から分析に用いる対象を指定しておく必要があり、その指定のための処理をSTEP3(703)で行なっている。例えば、期間では、図4の時間情報(420)の日付や図5の時間情報(510)の30分時間帯を見ることで、期間から分析に用いる対象を選択することができる。
目的変数は、図4や図5に登録されているような変数の中から1つ選択する必要がある。容易に1つを選択するための画面について目的変数選択画面(705)に示す。その方法は選択と検索の2種類あり、目的変数選択画面(705)では選択の画面になっている。選択では、大分類から小分類へ階層的に変数を絞り込み、その絞り込んだ中から目的変数を選ぶ。目的変数選択画面(705)では、上から下に進むにつれて、変数を絞り込むことができる。また、検索では、任意の文字列を入力することで、部分一致した変数名が絞りこまれるので、その中から目的変数を選ぶ。
閾値とは目的変数に寄与する説明変数を求める際の基準となるものであり、具体的には、目的変数に対する説明変数の寄与率の基準値となるものである。説明変数はこの閾値以上のものが選択され表示される。決定目的変数(706)はSTEP4(704)で選択した目的変数を表示している画面である。
ダイヤグラム(720)は条件設定(700)によって指定した内容から検索を行ない、木構造のダイヤグラム表示した画面である。木構造の表示方法において、ノードと呼ばれる丸印は変数、エッジと呼ばれる矢印は関係性を示しており、上のノードに寄与する変数を下のノードで示すことで、階層間の変数の関係を表現している。階層が低くなるほど、ノードの線が実線から破線に変化するように表現してある。ダイヤグラム(720)では3階層での表示であるが、これは任意で階層を指定することができる。また、エッジ上には寄与度を記載することで、その変数の重要度を示すことができる。エッジの矢印の向きの意味は、下位の変数は上位の変数への寄与を示している。エッジ上の数字は寄与度を記載する。図1のワークフローでいうと目的変数と説明変数の相関を統計的に分析(103)から回帰分析結果を表示(105)で処理した結果である。寄与度は、一般的な統計手法から求めればよく、例えば、図1のワークフローでいう相関分析結果を表示(104)の相関係数から求めてもよい。
ノード(721)は目的変数を示している。ノードの脇には変数名が記載されている。
エッジ(722)はノード(721)とノード(723)との関係性を寄与度として示している。ノード(723)はノード(721)の説明変数である。同じ階層には3つの説明変数があるが、左側から関係性が高い順に並べている。選ばれた説明変数が多い場合には、上位3つを表示することが望ましい。エッジ(724)はノード(723)とノード(725)との関係性を寄与度として示している。他にも関係性や寄与度に関して様々な表示方法を用いても良い。
リスト(740)はダイヤグラム(720)で示したダイヤグラム表示をリスト表示に変換したものである。表現の際には、リストの入れ子構造を採用している。文章(741)は目的変数を示している。ダイヤグラム(720)で示したダイヤグラム表示ではノード(721)と同じである。文章(742)は文章(741)の説明変数である。括弧の中の数字は寄与度を示している。ダイヤグラム(720)で示したダイヤグラム表示ではエッジ(722)とノード(723)と同じである。文章(743)は文章(742)の説明変数である。括弧の中の数字は寄与度を示している。ダイヤグラム(720)で示したダイヤグラム表示ではエッジ(724)とノード(725)と同じである。
説明変数の数が多い場合には上位3つを表示することが望ましく、もし、全ての変数を閲覧したい場合には、文章(744)をクリックする。
説明変数の目的変数に対する効果を示す単位である効果単位(745)を用いて、効果数値(746)は文章(742)の効果を示している。文章(741)との効果を数値化にて表示することで、この効果を数字化する。計算方法としては、一般的な統計手法から求めればよく、例えば、図1のワークフローでいう回帰分析結果を表示(105)の回帰係数から求めても良い。効果単位(745)は分析基準の単位を示している。
効果数値(746)は効果単位(745)で示した分析基準単位における効果の値を示している。この例では、文章(742)が1個毎に文章(741)が0.791円増加することを示している。
実行(760)は実行ボタンであり、クリックすると条件設定(700)にて入力した条件において計算が実行される。これにより、目的変数と説明件数の相関を統計的に分析されて、ダイヤグラム(720)やリスト(740)が表示される。
このように本発明による分析システムを用いることによって、対象や種類や期間、解像度や目的変数を選び、目的変数に関係する説明変数を求めることが、大量データの相関分析によってできる。例えば、店員が特定エリアに滞在していることが、店舗の売上げに相関している等の分析結果が得られれば、業績を向上するための施策を施すための決断が行いやすくなる。
本発明の分析システムにおいて実行されるアプリケーション例の別の例を図8に示す。
図8では、目的変数と説明変数の2つ指定することによって、両者の関係性を知ることができる。
アプリケーションは条件設定(800)、ダイヤグラム(820)、リスト(840)、実行ボタン(860)から構成されている。条件設定(800)は期間と目的変数と説明変数を設定する画面である。ダイヤグラム(820)は条件設定(800)によって指定した内容から検索を行ない、木構造のダイヤグラムが画面に表示される。リスト(840)は条件設定(800)によって指定した内容から検索を行ない、箇条書きの文章のリスト表示の画面である。条件設定(800)で期間と目的変数と説明変数を指定した後に、実行ボタン(860)をクリックすることで、処理が実行される。これらのフロー図を、図14に示し、図1との差分のみ説明する。ステップ102aにて、目的変数と説明変数の入力受付を行い、ステップ103aにて、入力された目的変数と説明変数との相関が統計的に分析される。)
はじめに、条件設定(800)の期間と目的変数と説明変数を設定する画面について述べる。STEP1(801)から目的変数選択画面(805)は、図7のSTEP1(701)から目的変数選択画面(705)と同じであるため説明を割愛する。STEP5(806)は説明変数の指定である。説明変数を容易に1つを指定するための画面を、説明変数選択画面(807)に示す。説明変数の指定方法には、選択と検索の2種類ある。説明変数選択画面(807)では、選択の画面になっている。選択では、大分類から小分類へ階層的に変数を絞り込み、その中から説明変数を選ぶ。また、検索では、任意の文字列を入力することで、部分一致した変数名が絞りこまれるので、その中から説明変数を選ぶ。
決定目的変数(808)はSTEP4(805)で選択した目的変数を表示している画面である。決定説明変数(809)はSTEP5(806)で選択した説明変数を表示している画面である。
ダイヤグラム(820)は、条件設定(800)によって指定した内容から検索を行ない、その検索結果を木構造でダイヤグラム表示した画面である。木構造の表示方法において、ノードと呼ばれる丸印は変数、エッジと呼ばれる矢印は関係性を示しており、上のノードに寄与する変数を下のノードで示すことで、階層間の変数の関係を表現している。階層が低くなるほど、ノードの線が実線から破線に変化するように表現してある。また、STEP5(806)で指定した説明変数が表示されるまで、処理を繰り返す。STEP4(804)でした目的変数である変数(821)とSTEP4(804)でした説明変数である変数(827)の丸印の枠線を太くすることで、2つの変数の関係性を分かりやすく。また、図8のダイヤグラムの表示方法は図7のダイヤグラム(720)と同じであるため、説明を割愛する。
リスト(840)は、ダイヤグラム(820)で示したダイヤグラム表示をリスト表示に変換したものである。表現の際には、リストの入れ子構造を採用している。また、表示方法は、図7のリスト(740)と同じであるため説明を割愛する。このリストは、ダイヤグラム(840)で示したように、最小化することもできる。
実行ボタン(860)をクリックすると条件設定(800)にて入力した条件において計算が実行され、ダイヤグラム(820)やリスト(840)が表示される。
このように本発明による分析システムを用いることによって、目的変数と説明変数の組み合わせ間の相関の強さ、大量データの相関分析によって求めることができる。例えば、店員が特定エリアに滞在していることが、店舗の売上げに相関している等の分析結果が得られれば、業績を向上するための施策を施すための決断が行いやすくなる。
このように、本発明による分析システムを用いることによって、目的を達成するための人間が想定できなかったような施策を発見することができる。つまり、本分析システムにより、大量データに潜んでいる業績に影響する要因を特定し、意思決定に役立てることができる。
業績向上に向けての未知の施策導入は企業の経営にとってリスクを伴うものである。このリスクを軽減するためのサービスモデルの構築が重要となる。図12は、このようなサービスの提供側と顧客側における分析システム構成例である。
図12に示すデータ分析サービスセンタ(30)の計算処理部(1300)では、図11に示した「ヒトモノカネ統合分析処理(1310)」のほかに、「サービス効果計算処理(1320)」を有する。サービス効果計算処理(1320)は、行動変化を計算する行動変化計算部(1104)とデータストレージ(1400)のPOSデータ(1024)からの利益額等から、利益変化を計算する利益変化計算部(1105)、及び行動変化と利益変化の両者を比較するサービス効果判定部(1103)より構成される。行動変化の情報(1107)は統計分析部(1019)より、行動変化計算部(1104)に出力される。さらに、サービス効果計算処理(1320)は、サービス効果判定部(1103)での処理のタイミング周期を与えるためのタイマ(1106)および、サービス効果判定部(1103)からの結果を出力するための、レポート生成部(1108)を有する。サービス効果判定部(1103)によって、例えば、店舗において、顧客や従業員の行動が変わることで、利益等がどのように寄与したのか、定量的に評価することができる。
図6に、本分析システムによる行動提案によって、サービス効果を計算し、利益配分を算出するための分析手順を示す。図1で示した手順(ステップ600〜605に相当)の後に、サービス効果を計算し(ステップ606)、利益配分が算出される(ステップ607)。
図12で示した分析システムと図6で示した分析手順によって実現される利益配分型サービスのフローを図9に示す。
まず、店舗システム(900)から行動データ(901)が、店舗本部システム(910)からはPOSデータ(911)が、データ分析サービス提供システム(920)に送信される。次に、各店舗のマネージャ(店長など)が、売上げ、顧客単価、来店客数、等経営成果に影響を及ぼしうる目的変数を入力し、データ分析サービス提供システムに送信する(904)。この目的変数の入力は、店舗本部システムを用いて行われても良い。データ分析サービス提供システム(920)は、ヒトモノカネ統合分析処理(921)を実施し、その結果として、行動変化を促すための回帰分析結果表示(922)を店舗システム(900)に対して送信する。各店舗のマネージャは、店舗システム(900)を用いて、結果として得られた情報表示に従って、必要な行動変化施策を実施する(902)。なお、回帰分析結果表示は店舗本部へ送信し、店舗本部で行動変化施策を決定し、店舗へ施策を通知するようにしても良い。
一定期間後に、データ分析サービス提供システムは、行動データ(903)とPOSデータ(912)を使用して、ヒトモノカネ統合分析処理(923)を行い、更に前回の、ヒトモノカネ統合分析処理(921)のデータを併用して、行動変化計算処理(924)および、サービス効果計算処理(925)を行う。なお上記では一定時間後に処理(ステップ923、924、925)を行っていたが、データ分析サービス提供システムは、回帰分析結果表示(922)を送信した後に、店舗からの行動データを分析して、例えば、従業員の行動の変化が検出された場合に、この従業員の行動の変化時点を前回と今回の分析の切れ目として、店舗からのデータでヒトモノカネ統合分析を行い、行動変化計算処理やサービス効果計算処理を行っても良い。これにより、一定時間後に自動的に計算するより、行動の変化をより検出し易くなる。また、図示はしないが、店舗で従業員の行動変化に関する指示を行った旨を店舗から情報として受信し、これをトリガとして前回と今回の店舗からのデータの区切りとしても良い。この場合、データ分析サービスシステムは店舗からの情報を受けるステップが必要になるが、確実に前回と今回の切れ目を知ることができる。
このサービス効果計算処理(925)に基づいたレポートが、データ分析サービス提供システム(920)より店舗本部システム(910)に送信され、店舗本部システム(910)にて必要な利益配分算出処理(913)が行われ、その結果に応じて、店舗本部システム(910)より、データ分析サービス提供システム(920)にサービス料金の支払いが行われる。
実際のサービスにおいては、例えば、顧客とサービス提供側間のサービス利用契約において、店舗群における利益や売上額の増加額に一定の率を掛けた金額を、サービス対価として収受するという取り決めを行っておく方法が考えられる。
図13に、データ分析サービス提供システム(920)より店舗本部システム(910)に対して定期的に送信されるレポートの例(11300)を示す。本レポートにおいては、サマリとして、特定期間における売上金額の増加と行動提案サービス導入効果の寄与率が記載される。また、データ分析サービスによって提供される提案行動内容が記載される。さらに、該当期間における行動変化(11310)と売上変化(11320)が示される。前述の行動提案サービス導入効果の寄与率は、これら、行動変化(11310)と売上変化(11320)の連動を考慮して、図示しないアルゴリズムによって計算される。
なお、本例においては、一回の報告にてひとつの期間のレポートが報告される例を示したが、一回の報告にて、複数期間に対応する複数レポートの内容がまとめて送付される形態も考えられる。
このように、本発明による分析システムおよびフローによって、サービスの提供側と顧客側において成功報酬型のサービス契約が実現できる。こうした契約を交わすことで、サービス固定利用料(例えば毎月一定額を収受する)を低額にしてユーザーの固定負担を低減しつつ、利益が上がった際には、その増加額に応じた成功報酬を収受することが可能となる。つまり、顧客がサービス導入のリスクを軽減できることで、サービス導入、普及が促進される。
本発明は、経営の意思決定をサポートするためのデータ分析システムに関して、店舗におけるオペレーション改善、介護・病院の分野、外食の分野などにおけるサービス改善、さらには、知識労働業務の生産性改善等において、各分野に合わせたカスタマイズを施すことで、本発明を利用することが可能である。
100・・・ヒトモノカネデータ入力
101・・・変数生成条件に基づいて説明変数自動生成
102・・・目的変数の入力受付
103・・・目的変数と説明変数間の相関を総計的分析
104・・・相関分析結果表示
105・・・回帰分析結果表示
200・・・データ列
210・・・説明変数生成処理
211・・・条件オペレータ
212・・・対象オペレータ
213・・・演算オペレータ
700・・・条件設定
720・・・ダイヤグラム
740・・・リスト
760・・・実行ボタン
1001・・・センサ位置検出ビーコン
1002・・・クレードル
1003・・・ウェラブルセンサ
1004・・・行動センサデータ
1005・・・店舗側基地局
1006・・・ネットワーク
1007・・・システム端末群
1011・・・POSデータ
1012・・・顧客情報
1015・・・時間粒度計算部
1017・・・目標設定部
1018・・・分析結果表示処理部
1019・・・統計分析部
1020・・・説明変数生成部
1021・・・データ集約部
1022・・・行動データベース
1023・・・顧客情報データベース
1024・・・POSデータベース
1100・・・入出力部
1103・・・サービス効果判定部
1104・・・行動変化計算部
1107・・・行動変化の情報
1200・・・データバス
1300・・・計算処理部
1310・・・ヒトモノカネ統計分析処理
1320・・・サービス効果計算処理
11300・・・送信されるレポートの例
11310・・・行動変化情報
11320・・・売上変化情報

Claims (9)

  1. データと変数生成条件情報とを格納した記憶部を用いたデータ統合分析システムであって、
    前記変数生成条件情報を用いて前記データに関する説明変数を生成する説明変数生成部と、
    目的変数の入力を受け付ける目的変数入力部と、
    前記目的変数と前記説明変数との相関関係を計算する相関計算部と、
    前記相関関係を画面に表示する表示部と、
    を有することを特徴とするデータ統合分析システム。
  2. 請求項1に記載のデータ統合分析システムであって、
    前記変数生成条件情報は、条件オペレータと対象オペレータと演算オペレータとのオペレータセットを含み、
    前記説明変数生成部は、前記データに対して前記オペレータセットを用いて前記説明変数を生成する際に、前記条件オペレータ又は前記対象オペレータ又は前記演算オペレータのうち何れか1つを変えた複数のオペレータセットを用いて複数の前記説明変数を生成することを特徴とするデータ統合分析システム。
  3. 請求項2に記載のデータ統合分析システムであって、
    前記目的変数に基づいて時間粒度情報を生成する時間粒度計算部をさらに有し、
    前記条件オペレータは前記時間粒度情報を含み、
    前記変数生成条件部は、前記時間粒度情報に基づいて前記説明変数を生成することを特徴とするデータ統合分析システム。
  4. 請求項1に記載のデータ統合分析システムであって、
    分析種類と分析期間と分析解像度との入力を受け付ける分析条件入力部と、
    前記相関計算部は、前記分析種類と前記分析期間と前記分析解像度とに基づいて前記目的変数と前記説明変数との前記相関関係を計算することを特徴とするデータ統合分析システム。
  5. 請求項1に記載のデータ統合分析システムであって、
    前記相関計算部は、前記相関関係における寄与度を計算し、
    前記表示部は、前記目的変数と前記説明変数と前記寄与度とを前記画面に表示することを特徴とするデータ統合分析システム。
  6. 請求項1に記載のデータ統合分析システムであって、
    前記相関計算部は、前記相関関係における前記目的変数に対して前記説明変数がもたらす効果の単位である効果単位と前記効果単位を用いて前記効果を示す効果数値とを生成し、
    前記表示部は、前記効果単位と前記効果数値とを前記画面に表示することを特徴とするデータ統合分析システム。
  7. 請求項1に記載のデータ統合分析システムであって、
    決定説明変数の入力を受け付ける決定説明変数入力部をさらに有し、
    前記相関計算部は、前記目的変数と前記決定説明変数との相関関係を前記説明変数を用いて計算することを特徴とするデータ統合分析システム。
  8. 請求項1に記載のデータ統合分析システムであって、
    前記データは利益情報を含み、
    行動変化情報の入力を受け付ける行動変化情報入力部と、
    前記利益情報に基づいて利益変化情報を計算する利益変化計算部と、
    前記行動変化情報と前記利益変化情報とに基づいて、サービス効果を算出するサービス効果判定部と、
    前記サービス効果に基づいて利益配分率を算出する利益配分算出部と、
    を有することを特徴とするデータ統合分析システム。
  9. 店舗に設置されるサービス事業店舗システムと店舗管理本部に設置されるサービス事業管理本部システムと変数生成条件情報とを格納した記憶部を有するデータ分析サービスシステムと、を用いた利益分配サービス提供方法であって、
    前記サービス事業店舗システムが、前記店舗における施策情報を前記データ分析サービスシステムに送信する工程と、
    前記サービス事業管理本部システムが、第一のPOS情報を前記データ分析サービスシステムに送信する工程と、
    前記サービス事業店舗システムが、目的変数入力部により目的変数の入力を受け付け、前記目的変数を前記データ分析サービスシステムに送信する工程と、
    前記データ分析サービスシステムが、説明変数生成部により前記変数生成条件情報を前記記憶部から抽出して前記施策情報と前記第一のPOS情報とに対して用いて説明変数を生成し、相関関係計算部により前記目的変数と前記説明変数との相関関係を計算し、前記サービス事業店舗システムに送信する工程と、
    前記サービス事業店舗システムが、行動変化情報の入力を受け付け、前記行動変化情報を前記データ分析サービスシステムに送信する工程と、
    前記サービス事業管理本部システムが、前記第一のPOS情報より後に生成された第二のPOS情報を前記データ分析サービスシステムに送信する工程と、
    前記データ分析サービス提供システムが、利益変化計算部により前記第二のPOS情報に基づいて利益変化情報を計算し、サービス効果判定部により前記行動変化情報と前記利益変化情報とに基づいてサービス効果を算出し、前記サービス効果に基づいてレポート情報を生成し、前記レポート情報を前記サービス事業管理本部システムに送信する工程と、
    前記サービス事業管理本部システムが、利益配分算出部により前記レポート情報に基づき利益配分率を算出し、前記利益配分率に基づいて前記データ分析サービスシステムにサービス料金情報を送信する工程と、
    を含むことを特徴とする利益分配サービス提供方法。
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