JP2014081350A - 温度測定機構及び温度測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源を熱源とする熱処理装置において、従来の非接触温度測定では正確な温度を測定することが困難であった対象物及び温度域において正確な温度測定を行なう。
【解決手段】温度測定機構は、複数の発光素子ユニット30とウェハWの間に配置された、発光素子ユニット30からの照度uを測定する照度モニタ50と、温度センサ20aと、照度uと温度センサ20aにより模擬的に測定された模擬温度Tcに基づいて、ウェハWの実温度Pを推定する演算部152と、を有している。演算部152におけるウェハWの実温度Pの推定は、予め求められた、照度uと当該照度uにおいて推定されるウェハWの温度yとの相関関係である第1の相関関係と、予め求められた、温度センサ20aにより模擬的に測定された模擬温度Tcと照度uにおいて推定されるウェハWの温度yとの相関関係である第2の相関関係に基づいて行なわれる。
【選択図】図5

Description

本発明は、光源を熱源とする熱処理装置における温度測定機構及び温度測定方法に関する。
例えば半導体デバイスの製造工程では、例えば半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)上に成膜を行う成膜処理や熱処理などの各種処理が順次行われる。イオン注入後の熱処理においては、拡散を最小限に抑えるためにより高速での昇降温が要求されるが、近年、半導体デバイスの微細化、高集積化に伴い、その要求は特に顕著である。より高速での昇降温を行なう熱処理装置の熱源としては、例えばLEDが用いられる。
LEDを用いるにあたっては、高速昇温に対応するためにLEDが高密度で配置されるが、LEDは高温になると発光量が低下する。そのため、例えば特許文献1には、LEDを冷媒の気化熱により冷却する方法が提案されている。
特開2010−153734号公報
ところで、加熱源として例えば電気式のヒータなどを用いた場合、加熱源の温度を熱電対などにより直接測定して当該測定値に基づきウェハの温度制御が行われる。その一方、LEDのような発光素子を熱源として用いる場合、熱電対などの接触式の温度計を用いて直接に熱源の温度を測定することが出来ない。
そのため、熱源として発光素子を用いた場合にウェハの温度を測定するには、内部に熱電対を埋め込んだダミーウェハに発光素子から光を照射して、ダミーウェハ内の熱電対により温度を測定するか、放射温度計等の非接触式の温度計を用いることが考えられる。
しかしながらダミーウェハを用いた場合、処理対象としてのウェハを実際に熱処理する際の温度をリアルタイムで測定できない。そのため、ウェハの温度制御を精度良く行うことが困難である。また、放射温度計は、ウェハの熱処理の温度として採用される100℃程度の温度域では測定誤差が大きく、正確な温度を測定することができない。そのため、特許文献1にも示されるように、従来は、例えばウェハに温度計を接触させて当該ウェハの温度を直接測定し、この測定値に基づいてウェハの温度制御が行われる。
しかしながら、ウェハに温度計を接触させて温度を測定する場合、設置できる温度計の数にも制約があるため、ウェハの全面にわたって精度良い温度を得ることは困難である。そのため、精度良くウェハの温度制御を行うことが困難であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、光源を熱源とする熱処理装置において、従来の非接触温度測定では正確な温度を測定することが困難であった対象物及び温度域において正確な温度測定を行なうことを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、複数の発光素子を熱源に用いて被処理体を熱処理する熱処理装置において、被処理体の温度を測定する温度測定機構であって、対向して設けられた前記複数の発光素子と前記被処理体の間に配置された、前記発光素子からの照度を測定する照度モニタと、前記被処理体の温度を模擬的に測定する温度センサと、前記照度モニタにより測定された照度と前記温度センサにより模擬的に測定された模擬温度に基づいて、前記被処理体の実温度を推定する演算部と、を有し、前記演算部における前記被処理体の実温度の推定は、予め求められた、前記照度モニタにより測定した照度と当該測定された照度において推定される被処理体の温度との相関関係である第1の相関関係と、予め求められた、前記温度センサにより模擬的に測定された模擬温度と前記測定された照度において推定される前記被処理体の温度との相関関係である第2の相関関係に基づいて行なわれることを特徴としている。
本発明によれば、前記照度モニタの測定結果と前記温度センサの測定結果と、予め求めた第1の相関関係及び第2の相関関係に基づいて被処理体の実温度を推定するので、従来の非接触温度測定では正確な温度を測定することが困難であった対象物及び温度域において正確な温度測定を行なうことができる。
別の観点による本発明は、複数の発光素子を熱源に用いて被処理体を熱処理する熱処理装置において、被処理体の温度を測定する温度測定方法であって、対向して設けられた前記複数の発光素子と前記被処理体の間に配置された照度モニタとにより、前記発光素子からの照度を測定し、温度センサにより前記被処理体の温度を模擬的に測定し、前記照度モニタにより測定された照度と前記温度センサにより模擬的に測定された模擬温度に基づいて、前記被処理体の実温度を推定し、前記制御部における前記被処理体の実温度の推定は、予め求められた、前記照度モニタにより測定した照度と当該測定された照度において推定される被処理体の温度との相関関係である第1の相関関係と、前記温度センサにより模擬的に測定された模擬温度と前記測定された照度において推定される前記被処理体の温度との相関関係である第2の相関関係に基づいて行われることを特徴としている。
本発明によれば、光源を熱源とする熱処理装置において、従来の非接触温度測定では正確な温度を測定することが困難であった対象物及び温度域において正確な温度測定を行なうことを目的としている。
本実施の形態にかかる温度測定装置を備えた熱処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 発光素子ユニットの構成の概略を示す平面図である。 熱源の構成の概略を示す平面図である。 制御部の構成の概略を示す説明図である。 制御部における実温度の推定方法の概略を示すフロー図である。 第1の相関関数及び第2の相関関数を示す説明図である。 他の実施の形態に係る支持ピンの構成の概略を示す縦断面図である。 他の実施の形態にかかる温度測定装置を備えた熱処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 本実施例と比較例の確認試験の結果を示す説明図である。 本実施例と比較例の確認試験の結果を示す説明図である。 本実施例と比較例の確認試験の結果を示す説明図である。 本実施例と比較例の確認試験の結果を示す説明図である。 本実施例と比較例の確認試験の結果を示す説明図である。 本実施例と比較例の確認試験の結果を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態の一例について、図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る温度測定機構を備えた熱処理装置1の概略の構成を示す縦断面図である。
熱処理装置1は、被処理体としてのシリコン基板であるウェハWを載置する載置台10が設けられた略円筒状の処理容器11を有している。処理容器11は、載置台10上方の熱処理部12と、載置台10の外側に設けられたガス拡散部13を有している。載置台10の上面にはウェハWを支持する支持ピン20が複数設けられている。支持ピン20の内部には、温度センサ20aが内蔵されている。そのため、温度センサ20aにより当該ウェハWを載置する支持ピン20の温度を測定することで、ウェハWの温度を模擬的に測定することができる。温度センサとしては例えば熱電対などが用いられる。なお、熱電対などの温度センサ20aそのものを支持ピン20として用いてもよい。また、ウェハWの温度を模擬的に測定するとは、ウェハWと接触する支持ピン20の温度を温度センサ20aにより測定することのみならず、ウェハWを温度センサ20aにより支持し、ウェハWに温度センサ20aを接触させることにより測定する場合を含む。
処理容器11の天板11aの下面には、熱源21が設けられている。熱源21は、複数の発光素子ユニット30により構成されている。各発光素子ユニット30は、載置台10に載置されたウェハWに光を照射するように、載置台10に対向して設けられている。各発光素子ユニット30は、電極31を介して支持板31aに支持され、支持板31aは天板11aに支持されている。天板11aの内部には図示しない冷媒管が設けられ、その内部に冷却水を通水することで、発光素子の冷却が行なわれる。
発光素子ユニット30は、図2に示すように六角状に形成された支持板32を有し、当該支持板32の表面に発光素子33が多数配置されている。発光素子33としては、例えば発光ダイオード(LED)が用いられる。各発光素子33の間には反射層34が形成されており、発光素子33からの光を反射させることで、載置台10に向けて有効に光を取り出すことができる。発光素子33及び反射層34は支持板32により支持されている。なお、反射層34の反射率は例えば0.8以上である。
各発光素子33は、半球状に形成されたレンズ層(図示せず)で覆われている。レンズ層は屈折率の高いLEDと屈折率が1の空気との間の屈折率を有し、LEDから空気中に光が直接射出されることによる全反射を緩和するために設けられる。レンズ層を設けることで各発光素子33の側面からも光を取り出すことができる。また、側面から取り出された光は反射層34により反射されて載置台10に向けて照射される。そして、熱源21は、例えば図3に示すように、一つの発光素子ユニット30の六角状の支持板32の辺が互いに隣接するように配置されて構成されている。このような配置構成とすることで、全ての発光素子ユニット30が隙間無く配置される。発光素子ユニット30の間の所定の位置には、後述する反射光モニタ51が発光素子ユニット30を挿通して複数配置されている。
一つの発光素子ユニット30には、1000〜2000個程度の発光素子33が搭載されている。発光素子33として用いられるLEDとしては、光の波長が紫外〜近赤外の範囲、好ましくは360〜1000nmの範囲の、例えばGaN(窒化ガリウム)やGaAs(ガリウムヒ素)などの化合物半導体が用いられる。なお、加熱対象がシリコン製のウェハである場合、シリコンウェハによる吸収率の高い950〜970nm付近の波長を有するGaAs系の材料からなるLEDを用いることが好ましい。
天板11aの上面には、各発光素子ユニット30に電流を供給する電源40が複数配置されている。電源40は、後述する制御部150に接続されており各発光素子ユニット30へ供給する電流は制御部150により個別に制御される。
また、処理容器11の天板11aには、当該処理容器11内に、図示しない処理ガス供給機構から所定の処理ガスを導入する処理ガス供給管41が接続されている。処理容器11のガス拡散部13の底部には、図示しない排気装置に接続された排気管42が接続されており、この排気管42を通じて処理容器11内を排気することができる。
載置台10と発光素子ユニット30との間には、発光素子ユニット30からウェハWに向けて照射された光を透過する光透過部材43が、載置台10の上面と所定の距離だけ離間して配置されている。光透過部材43は、天板11aの下面から鉛直下方に延下した垂下部11bの下端に、例えばねじ止めなどにより支持されている。垂下部11bは円環状に形成されており、発光素子ユニット30は、垂下部11bと当該垂下部11bの下端に支持される光透過部材43により囲まれた空間の内部に収容された状態となっている。なお、光透過部材43としては、例えば石英などが用いられる。
光透過部材43の上面、換言すれば光透過部材43の発光素子ユニット30側には、発光素子ユニット30からウェハWに向けて照射される光の照度を測定する照度モニタ50が複数配置されている。照度モニタ50としては、例えばフォトダイオード等の受光素子が用いられる。このように、照度モニタ50を載置台10の上面から離して設けられた光透過部材43に配置することで、照度モニタ50の影がウェハWに転写されることを抑制できる。照度モニタ50は図示しない配線により後述する制御部150に接続されており、照度モニタ50で検出された光は、照度モニタ50で電気信号に変換されて制御部150に入力される。なお、影のウェハWへの影の転写防止という観点から、照度モニタ50は1〜2mm角程度の小型のセンサを用いることが好ましい。また、配線についても、印刷やめっきにより光透過部材43の全面に成膜し、エッチングなどにより幅0.2mm以下程度の配線パターンを形成することが好ましい。
また、光透過部材43の上方であって天板11aの下面には、ウェハWにより反射された発光素子ユニット30からの光を測定する反射光モニタ51が複数設けられている。反射光モニタ51は、発光素子ユニット30を検出せず、且つウェハWからの反射光を検出できるように、受光部51aが発光素子ユニット30の下端面より下方に位置するように配置されている。反射光モニタ51も照度モニタ50と同様に図示しない配線により制御部150に接続されている。
制御部150は、例えばコンピュータである。制御部150は、図4に示すように、照度モニタ50や反射光モニタ51からの信号が入力される入力部151、入力部151から入力されたデータを演算する演算部152と、所定のデータを記憶する記憶部153、各電源40やその他機器の動作を制御するための信号を出力する出力部154を有している。本実施の形態にかかる温度測定機構は、支持ピン20に内蔵された温度センサ20a、照度モニタ50、反射光モニタ51及び制御部150により構成されている。
演算部152の機能について詳述する。図5に示すように演算部152では、入力部151に入力された照度モニタ50で検出された光の照度から反射光モニタ51で検出された光の照度を差し引く補正を行って、ウェハWに照射された光の照度uを算出する。次いで、ウェハWの温度とウェハWに照射された光の照度uと当該照度uにおいて推定されるウェハWの温度とのの相関関係(第1の相関関係)を数式化した第1の相関関数と、支持ピン20に内蔵された温度センサ20aにより模擬的に測定されたウェハWの模擬温度Tcと、当該模擬温度Tcから推定されるウェハWの温度との相関関係(第2の相関関係)を数式化した第2の相関関数とに基づいて、オブザーバ160を生成する。
ここで、第1の相関関数と、第2の相関関数の算出方法について説明する。
図6に示すように、第1の相関関数161及び第2の相関関数162は、数式により表される。第1の相関関数161のyは、上述の、照度uにおいて推定されるウェハWの温度であり、例えばその内部に熱電対等の温度測定手段を内蔵したウェハWと略同一径状のダミーウェハに熱源21より光を照射し、ウェハWに照射された光の照度uにおいて温度測定手段により測定される温度として、予め試験等により求められる。第1の相関関数161のA、B、Cはそれぞれ行列式であり、各照度モニタ50に対応するものである。そして、既知の値である照度uと同じく既知の値である温度yとに基づいて、A、B、Cが求められる。なお、この第1の相関関数161は、記憶部153に予め記憶されている。
第2の相関関数162のTcは、上述のとおり、支持ピン20に内蔵された温度センサ20aにより模擬的に測定されたダミーウェハまたはウェハWの少なくともいずれかの模擬温度であり、第2の相関関数162のF、G、Hも、第1の相関関数161のA、B、Cと同様にそれぞれ行列式である。そして、第2の相関関数162は、上述の試験等により予め求められた既知の値である温度yと、同じく既知の値である模擬温度Tcとに基づいて、F、G、Hが求められる。この第2の相関関数162も、記憶部153に予め記憶されている。
そして、記憶部153に記憶された第1の相関関数161のA、B、C及び第2の相関関数162のF、G、Hに基づいて生成されたオブザーバ160には、図5に示すように、光の照度uと、温度センサ20aで測定した模擬温度Tcが入力される。オブザーバ160では、照度u及び模擬温度Tcとの比較演算結果に基づいて、シミュレーションが行なわれ、ウェハWの実際の温度である実温度Pが推定される。なお、オブザーバ160におけるゲインKとしては、例えばカルマンフィルタなどを用いることができる。
ウェハWの実温度Pが推定されると、演算部152では、ウェハWを所望の温度に制御する、換言すれば、推定された実温度PとウェハWの温度設定値との差をゼロにするために、発光素子ユニット30に電流を供給する電源40への電流指令値を算出する。当該算出された電流指令値は、出力部154から各電源40に対して出力される。
なお、記憶部153には、各電源40やその他機器などを制御して、熱処理装置1を動作させるためのプログラムも格納されている。なお、上記のプログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御部150にインストールされたものであってもよい。
本実施の形態にかかる熱処理装置1は以上のように構成されており、次に、本実施の形態にかかる熱処理装置1におけるウェハWの熱処理について説明する。
ウェハWの熱処理にあたっては、先ず、処理容器11内にウェハWが搬入され、載置台10上に載置されて保持される。次いで、排気管42を介して処理容器11内を排気すると共に、処理ガス供給管41から所定の処理ガスが供給される。それと並行して、天板11a内部の図示しない冷媒管に冷却水が通水される。
次いで、制御部150の出力部154から各電源40へ所定の電流指令値が出力され、それにより発光素子ユニット30からウェハWへ光が照射される。
次いで演算部152のオブザーバ160では、温度センサ20aによる模擬温度Tcと光の照度uに基づいてウェハWの実温度Pがリアルタイムで推定される。その後、推定された実温度PとウェハWの温度設定値との差をゼロにするために、各発光素子ユニット30に電流を供給する電源40への電流指令値が算出され、当該算出された電流指令値が出力部154から電源40に出力される。これにより、各発光素子ユニット30への電流値が個別に制御され、各発光素子ユニット30ごとの照度が制御される。これにより、ウェハWの温度が、面内均一に所望の温度に制御される。
以上の実施の形態によれば、照度モニタによる測定結果である照度uと温度センサ20aによる測定結果である模擬温度Tcと、予め求めた第1の相関関数161と、予め求めた第2の相関関数162に基づいてオブザーバ160を生成する。そして、オブザーバ160において温度センサ20aによる模擬温度Tcと照度モニタ50による照度uに基づいてウェハWの実温度Pを推定するので、従来の非接触温度測定では正確な温度を測定することが困難であった対象物及び温度域においても、ウェハWの正確な温度を把握することができる。また、オブザーバ160を用いることで、ダミーウェハでは不可能であった、リアルタイムでのウェハWの温度測定ができる。これにより、正確な温度に基づいて熱源21の出力を制御することが可能となり、その結果、より正確なウェハWの温度制御を行うことができる。
また、照度uを照度モニタ50で検出された光の照度から反射光モニタ51で検出された光の照度を差し引いたものとして求めるので、ウェハWの表面に吸収されて熱に変換されたエネルギーの量を正確に把握し、より正確な実温度Pの推定値を得ることができる。換言すれば、反射光モニタ51で検出された光の照度に基づいて、ウェハW表面の光の吸収率を求めることができるので、吸収率の異なるウェハWの熱処理を行なう際にも正確な実温度Pの推定値が得られる。なお、ウェハWからの反射光が小さく無視できる場合などは、照度モニタ50で検出された光の照度を照度uとしてもよく、反射光モニタ51は必ずしも設置する必要はない。
なお、本発明者らによれば、ウェハWの温度が変化する過渡的な状態における推定値は、ウェハWの温度変化が少ない定常状態における推定値よりもその精度がやや劣ることが確認された。これは、支持ピン20や温度センサ20aが所定の熱抵抗を有し、また、支持ピン20や温度センサ20aからの放熱があるためであり、それにより、過渡状態においてはウェハWの実際の温度と支持ピン20の温度とが一致していないことが原因と考えられる。そのため、過渡状態における推定値を向上させるために、例えば支持ピン内に複数の温度センサを設けて熱抵抗の影響を補正するようにしてもよい。かかる支持ピンの構成について具体的に説明する。
図7に示すように、支持ピン60は、例えば3つの温度センサ60a、60b、60cと、当該温度センサ60a、60b、60cを囲む筒状の保護管61を有している。温度センサ60aとしては一般的なシース熱電対が用いられ、ウェハWは当該温度センサ60aの先端で支持される。温度センサ60b、60cは例えば熱電対であり、温接点(測温部)が温度センサ60aのシースに接着して設けられている。この際、温度センサ60b、60cは、測温部とウェハWとの距離L、L´がそれぞれ異なるように設けられている。こうすることで、温度センサ60b、60cにより、温度センサ60aにおいてウェハWとの距離が異なる位置の温度を測定できる。これにより、温度センサ60aそのものの温度とウェハWからの距離との関係を得ることができる。図7では、ウェハWから最も遠い位置に温接点を配置した熱電対を温度センサ60c、温度センサ60aと温度センサ60cとの間に温接点が位置するように配置した熱電対を温度センサ60bとして描図している。
なお、温度センサ60aとしては、ウェハWを支持できるものであれば必ずしもシース熱電対である必要はなく、保護筒を備えた抵抗温度計といった他の温度計を用いてもよい。また、温度センサ60b、60cも温度センサ60aの温度を測定できるものであればよく、温度センサ60b、60cにどのような形式の温度計を用いるかは任意に設定が可能である。
保護管61内には、例えばアルミナ粉末やシリカ粉末といった、低熱伝導材料が充填されている。これにより、各温度センサ60a、60b、60cからの放熱を抑制し、ウェハWとの温度差が大きくならないようにしている。なお、保護管61そのものについても低熱伝導材料により構成することが好ましい。
支持ピン60を用いた場合の熱処理装置1においては、例えば図8に示すように、各支持ピン60からは温度センサ60a、60b、60cにより模擬的に測定された温度が制御部150の演算部152にそれぞれ入力される。
演算部152では、各温度センサ60a、60b、60c間の距離と各温度センサ60a、60b、60cによる測定温度との関係から、支持ピン60、温度センサ60aの熱抵抗率や、温度センサ60aにおける温度分布を求める。そして、この求められた熱抵抗率などに基づいて温度センサ60aで測定された温度を補正し、当該補正された温度に基づいてウェハWの実温度Pを推定する。これにより、ウェハWの温度が変化する過渡的な状態における実温度Pの推定値の精度を向上させることができる。なお、支持ピン60における温度センサ60b、60cの配置や設置数は、ウェハWを支持するための温度センサ60aの、過渡状態における温度変化を求めることができれば任意に設定が可能であり、本実施の形態に限定されるものではない。
次に発明者らが実施例として、本発明の実施の形態に係る温度測定機構を備えた熱処理装置1により直径300mmのウェハWの温度を測定し、その測定結果を、比較例としての、内部に温度センサが埋め込まれたダミーウェハを用いた温度測定の結果(実測値)と比較した。その際、ウェハWの温度測定には支持ピン20を用いた。また、制御部150による電源40への電流指令値のフィードバック制御は特に行わず、電流値は一定とした。図9、図10、図11にその結果を示す。図9はウェハWの中心付近、図10はウェハWの中心から146mmの外周部付近、図11は中間のウェハWの中心から74mmの位置における温度である。図9、図10、図11の横軸は加熱からの経過時間、縦軸は温度を示す。
いずれの場合においても、加熱開始から50秒までの期間においては、ダミーウェハによる実測値と演算部152による実温度Pの推定値とに差が生じているが、それ以降の期間においては実測値と推定値とはほぼ一致し、温度測定機構により正確な温度を求められることが確認された。なお、加熱開始直後における実測値と推定された実温度Pとの差は、演算の初期値が異なるため、及び上述のように支持ピン20の温度センサ20aとウェハWとの温度差が原因である。しかしながら、オブザーバ160の機能により、時間の経過と共に推定された実温度Pがダミーウェハによる実測値に収束することが確認できた。
また、支持ピン20を用いてウェハWの温度を測定した場合の推定値、支持ピン60を用いてウェハWの温度を測定した場合の推定値、ダミーウェハを用いて測定した実測値についても比較を行った。その際、ウェハWをまず36℃まで昇温して30秒間保持し、その後130℃まで約30秒かけて昇温した。図12、図13、図14にその結果を示す。図12はウェハWの中心付近、図13はウェハWの中心から146mmの外周部付近、図14は中間のウェハWの中心から74mmの位置における温度である。図12、図13、図14の横軸は加熱からの経過時間、左側の縦軸は温度、右側の縦軸はダミーウェハによる実測値と支持ピン20、60を用いた場合の実温度Pの推定値との温度差である。図中に「○」で表されるグラフはダミーウェハによる実測値、「△」で表されるグラフは支持ピン20を用いた場合の実温度Pの推定値、「□」で表されるグラフは支持ピン60を用いた場合の実温度Pの推定値である。また、図中の「▽」はダミーウェハによる実測値と支持ピン20を用いた場合の実温度Pの推定値との差、「◇」はダミーウェハによる実測値と支持ピン60を用いた場合の実温度Pの推定値との差をそれぞれ表している。
支持ピン20を用いて実温度Pの推定を行った場合は、特に36℃から130℃まで昇温する過程において、実測値との間に最大で15℃程度の温度差が生じることが確認された。その一方、支持ピン60を用いた場合、実測値との温度差は昇温過程の全般にわたって最大で5℃程度に収まることが確認された。この結果から、図7に示すように、測温部とウェハWとの距離がそれぞれ異なるように温度センサ60a、60b、60cを設けた支持ピン60を用いることで、過渡的な状態における推定値の精度を向上させられることが確認できた。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 熱処理装置
10 載置台
11 処理容器
11a 天板
11b 垂下部
12 熱処理部
13 ガス拡散部
20 支持ピン
21 熱源
30 発光素子ユニット
31 電極
32 支持板
33 発光素子
34 反射層
40 電源
41 処理ガス供給管
42 排気管
43 光透過部材
50 光量モニタ
51 反射光モニタ
150 制御部
151 入力部
152 演算部
153 記憶部
154 出力部
160 オブザーバ
161 第1の相関関数
162 第2の相関関数
W ウェハ
K ゲイン
u 照度
Tc 模擬温度

Claims (16)

  1. 複数の発光素子を熱源に用いて被処理体を熱処理する熱処理装置において、被処理体の温度を測定する温度測定機構であって、
    対向して設けられた前記複数の発光素子と前記被処理体の間に配置された、前記発光素子からの照度uを測定する照度モニタと、
    前記被処理体の温度を模擬的に測定する温度センサと、
    前記照度モニタにより測定された照度uと前記温度センサにより模擬的に測定された模擬温度Tcに基づいて、前記被処理体の実温度を推定する制御部と、を有し、
    前記制御部における前記被処理体の実温度の推定は、予め求められた、前記照度モニタにより測定した照度uと当該測定された照度uにおいて推定される前記被処理体の温度yとの相関関係である第1の相関関係と、予め求められた、前記温度センサにより模擬的に測定された模擬温度Tcと前記測定された照度uにおいて推定される前記被処理体の温度yとの相関関係である第2の相関関係に基づいて行なわれることを特徴とする、温度測定機構。
  2. 前記制御部はオブザーバであることを特徴とする、請求項1に記載の温度測定機構。
  3. 前記測定された照度uにおいて推定される被処理体の温度yは、温度測定手段を内蔵したダミーウェハに前記熱源から光を照射した場合の、前記温度測定手段による測定温度であることを特徴とする請求項2に記載の温度測定機構。
  4. 前記被処理体によって反射された前記発光素子からの光を測定する反射光モニタを有し、
    前記制御部は、前記反射光モニタにより測定された反射光の照度に基づいて前記照度モニタで測定した照度uを補正する機能を備えていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の温度測定機構。
  5. 前記複数の発光素子と前記被処理体の間に配置された、前記発光素子からの光を透過する光透過部材を有し、
    前記照度モニタは、前記光透過部材の前記発光素子側または前記被処理体側のいずれかに配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の温度測定機構。
  6. 前記温度センサは、前記被処理体を支持する支持ピンに内蔵されており、当該温度センサによる前記模擬温度Tcの測定は、前記被処理体と接触する前記支持ピンの温度を測定することにより行なわれることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の温度測定機構。
  7. 前記被処理体は、前記温度センサにより支持され、
    前記被処理体の模擬温度Tcの測定は、前記被処理体に前記温度センサを接触させることにより行なわれることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の温度測定機構。
  8. 前記温度センサには、当該温度センサそのものの温度を測定する他の温度センサが設けられ、
    前記他の温度センサは、前記温度センサにおいて基板との距離が異なる位置の温度を測定するように複数配置され、
    前記制御部は、前記温度センサと前記他の温度センサの測定結果に基づいて、前記温度センサで測定された温度を補正することを特徴とする、請求項7に記載の温度測定機構。
  9. 複数の発光素子を熱源に用いて被処理体を熱処理する熱処理装置において、被処理体の温度を測定する温度測定方法であって、
    対向して設けられた前記複数の発光素子と前記被処理体の間に配置された照度モニタとにより、前記発光素子からの照度uを測定し、
    温度センサにより前記被処理体の温度を模擬的に測定し、前記照度モニタにより測定された照度uと前記温度センサにより模擬的に測定された模擬温度Tcに基づいて、前記被処理体の実温度を推定し、
    前記被処理体の実温度の推定は、予め求められた、前記照度モニタにより測定した照度uと当該測定された照度uにおいて推定される被処理体の温度yとの相関関係である第1の相関関係と、前記温度センサにより模擬的に測定された模擬温度Tcと前記測定された照度uにおいて推定される前記被処理体の温度yとの相関関係である第2の相関関係に基づいて行われることを特徴とする、温度測定方法。
  10. 前記温度センサにより模擬的に測定した被処理体の模擬温度Tcと前記照度モニタにより測定した照度uとに基づく被処理体の実温度の推定は、オブザーバを介して行われることを特徴とする、請求項9に記載の温度測定方法。
  11. 前記測定された照度uにおいて推定される被処理体の温度yは、温度測定手段を内蔵したダミーウェハに前記熱源から光を照射した場合の、前記温度測定手段による測定温度であることを特徴とする請求項10に記載の温度測定方法。
  12. 前記被処理体によって反射された前記発光素子からの光を測定し、反射モニタにより測定された反射光の照度に基づいて前記照度モニタで測定した照度uを補正することを特徴とする、請求項9〜11のいずれかに記載の温度測定方法。
  13. 前記照度モニタは、前記複数の発光素子と前記被処理体の間に配置された、前記発光素子からの光を透過する光透過部材の前記発光素子側または前記被処理体側のいずれかに配置されていることを特徴とする、請求項9〜12のいずれかに記載の温度測定方法。
  14. 前記温度センサは、前記被処理体を支持する支持ピンに内蔵されており、当該温度センサによる前記模擬温度Tcの測定は、前記被処理体と接触する前記支持ピンの温度を測定することにより行なわれることを特徴とする、請求項9〜13のいずれかに記載の温度測定方法。
  15. 前記被処理体は、前記温度センサにより支持され、
    前記被処理体の模擬温度Tcの測定は、前記被処理体に前記温度センサを接触させることにより行なわれることを特徴とする、請求項9〜13のいずれかに記載の温度測定方法。
  16. 前記温度センサには、当該温度センサそのものの温度を測定する他の温度センサが設けられ、
    前記他の温度センサは、前記温度センサにおいて基板との距離が異なる位置の温度を測定するように複数配置され、
    前記温度センサと前記他の温度センサの測定結果に基づいて、前記温度センサで測定された温度を補正することを特徴とする、請求項15に記載の温度測定方法。
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