JP2014080728A - 屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】凹凸屋根材の凹部を流れる雨水が屋外側に大きく飛び出し難い屋根構造を提供することを課題とする。
【解決手段】屋根下地上に設けられた凹凸屋根材3を備える。凹凸屋根材3が、下方に開口し上方に突出する凸部30と上方に開口し下方に凹む凹部31を軒に沿う方向に交互に有する。凹凸屋根材3の軒側に設けられた面戸2が、凸部30の軒側開口に対向して同開口を覆う覆い部22を有する。覆い部22の側端部を凸部30の側面部から凹部31側に向けて突出する堰止部220とする。
【選択図】図1

Description

本発明は凹凸屋根材の軒側に面戸が設けられる屋根構造に関する。
特許文献1には折板屋根の端部に面戸が固定された屋根構造が開示されている。
特開2010−37854号公報
ところで、凸部と凹部を軒に沿う方向に交互に有する凹凸屋根材にあっては、凹部を流れる雨水が屋外側に大きく飛び出す可能性がある。そして、このように雨水が屋外側に大きく飛び出すと、軒から離れた箇所に雨水がかかる恐れがある。また、軒樋で受けきれずに軒下に居る人に雨水がかかる可能性もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、凹凸屋根材の凹部を流れる雨水が屋外側に大きく飛び出し難い屋根構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の屋根構造は、屋根下地上に設けられた凹凸屋根材を備え、この凹凸屋根材が、下方に開口し上方に突出する凸部と上方に開口し下方に凹む凹部を軒に沿う方向に交互に有し、前記凹凸屋根材の軒側に面戸が設けられた屋根構造であって、前記面戸が前記凸部の軒側開口に対向して同開口を覆う覆い部を有し、この覆い部の側端部を前記凸部の側面部から凹部側に向けて突出する堰止部としたことを特徴とする。
また、前記面戸の覆い部が前記凹凸屋根材の隣り合う前記凸部の夫々に対応する位置に設けられ、これら覆い部の前記隣り合う凸部の間に位置する凹部側の側端部の各々を前記堰止部とすることが好ましい。
また、軒に沿う方向に複数並べて設けられた前記面戸を備え、前記各面戸が、前記屋根下地と前記凹凸屋根材の凹部の底面部の間に挟まれた板状部と、この板状部に立設された前記覆い部を有し、前記複数の面戸の板状部が軒に沿う方向に並べて配置され、前記凹凸屋根材が前記凹部の底面部を前記凸部よりも屋外側に延出した延出部を有し、この延出部によって隣り合う前記板状部の間が上側から覆われることが好ましい。
本発明にあっては、凹部の側面部に沿って軒側に流れる雨水を堰止部によって堰き止め、この後、屋外側に流れるようにすることができる。このため、凹凸屋根材の凹部を流れる雨水が屋外側に飛び出し難くなる。
本発明の第一実施形態の屋根構造の軒側を示す斜視図である。 同上の屋根構造の斜視図である。 同上の屋根構造の軒側を示す断面図である。 同上の面戸と凹凸屋根材を示す斜視図である。 第二実施形態の屋根構造を示し、他の凹凸屋根材や野地板の図示を省略した斜視図である。 同上の施工前の面戸と凹凸屋根材を示す斜視図である。 同上の施工前の凹凸屋根材を面戸上に載せた状態を示す斜視図である。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
本実施形態の屋根構造は図2に示されるように片流れ屋根を有する建物1に適用したものである。以下では、傾斜した屋根面に沿って軒と棟を結ぶ矢印D1に示す方向を軒棟方向とし、軒に沿う矢印D2に示す方向を軒方向として説明する。
建物1軒側の外壁の上端部には、図3に示されるように屋外側(棟と反対側)に向かって突出する軒部10が形成されている。軒部10の屋外側端部は下方程屋内側に位置するように傾斜した鼻隠し11(鼻板)で構成されている。
建物1の屋根下地は垂木等の構造躯体上に設けられた野地板12で構成されている。野地板12は棟側から軒側に向かって一様な角度で下り傾斜しており、屋根勾配と平行である。野地板12の軒側端部は鼻隠し11よりも屋外側に突出している。
野地板12の軒側端部には軒方向に長い水切り5が設けられている。水切り5は鋼板製である。なお、水切り5は鋼板以外の金属板で形成してもよく、また、その材質は金属に限定されるものではない。
水切り5は、板状の載置部50と、載置部50の屋外側縁部から垂れ下がる片状の垂下部51を有している。垂下部51の上縁部から棟側に向かって突出した載置部50は、野地板12に載置されている。垂下部51は野地板12の屋外側に配置され、野地板12の軒側端部よりも下方に突出している。垂下部51は野地板12の軒側端面を覆い、その屋外側の面に付着した雨水が垂下部51の下縁から流れ落ちるようになっている。
野地板12の軒側端部には軒方向に長い面戸2が軒方向に並べて設けられている。面戸2は鋼板製である。なお、面戸2は鋼板以外の金属板で形成してもよい。また、面戸2の材質は金属に限定されるものではない。
図4に示されるように面戸2は、板状部20、複数の覆い部22、及び各覆い部22に設けられた押さえ部23を有している。板状部20は軒方向に長い略矩形状に形成されている。板状部20の屋外側部分には板状部20の長手方向に所定の間隔を介して複数の開口201が並べて形成されている。各開口201は板状部20の厚み方向に貫通し、軒方向に長い矩形状に形成されている。各開口201は板状部20の屋外側縁よりも棟側に控えた位置に形成されており、板状部20の屋外側端部は開口201より屋外側に突出した突出部203となっている。
突出部203の屋外側部分は水切部204となっている。この水切部204は板状部20の軒方向に亘っている。突出部203の突出基部から屋外側に向けて突出した水切部204は、板状部20における水切部204よりも棟側の部分に対して傾斜しており、図3に示されるように面戸2を施工したときに屋根勾配よりも急な傾斜で屋外側に向かって下り傾斜する。また、板状部20は、各開口201よりも棟側に突出した部分が、野地板12に対して固定される固定部200となっている。
図4に示されるように板状部20の各開口201の屋外側縁部には立上片部202が立ち上げられている。各立上片部202は覆い部22よりも背が低く、図3に示されるように面戸2を施工したとき、凹凸屋根材3の凸部30の天面部との間には隙間15が形成されるようになっている。
図4に示されるように覆い部22は各開口201の屋外側縁部に立設されている。各覆い部22は板状部20に対して直角に交わる板状に形成されている。各覆い部22は略矩形状に形成されている。詳しくは、各覆い部22は上底よりも下底が大きい等脚台形状に形成されている。押さえ部23は覆い部22の上縁部から棟側に向かって突出した片部で構成されている。押さえ部23は板状部20の水切部204を除く部分と略平行である。各覆い部22、各押さえ部23、各開口201、及び各立上片部202は、例えば板状部20を構成する長尺な板材を部分的に切り起こすことで形成される。
図3に示されるように面戸2の固定部200は水切り5の載置部50を介して野地板12に載置されている。ここで、複数の面戸2は板状部20が軒方向に並べて配置されており、隣り合う面戸2の板状部20はその端面同士が突き合わされて隣接している。各面戸2の固定部200はビスや釘等の固着具による固着によって水切り5の載置部50と共に野地板12の軒側端部に固定されている。なお、水切り5の載置部50や面戸2の固定部200は接着剤による接着によって野地板12に固定しても構わない。各面戸2の板状部20の屋外側部分は野地板12より屋外側に突出している。各面戸2の各開口201は軒棟方向において野地板12よりも屋外側に配置されている。
野地板12上には図2に示されるように凹凸屋根材3が軒方向に複数並べて載置されている。各凹凸屋根材3の軒側部分は、図3に示されるように面戸2の固定部200及び水切り5の載置部50を介して野地板12に載置されている。すなわち、面戸2の固定部200及び水切り5の載置部50は、野地板12と凹凸屋根材3の凹部31の底面部の間に挟まれて固定されている。
各凹凸屋根材3は鋼板製である。なお、各凹凸屋根材3は鋼板以外の金属板で形成してもよく、また、その材質は金属に限定されるものではない。図4に示されるように各凹凸屋根材3は、下方に開口し上方に突出する凸部30と上方に開口し下方に凹む凹部31を有している。凸部30と凹部31は軒方向に交互に形成されている。各凸部30の側面部は隣接する凹部31の側面部を兼ねている。同側面部は凸部30の天面部や凹部31の底面部に対して略直交している。詳しくは、凸部30の両側面部は下方程凸部30の幅方向外側に位置するように僅かに傾斜している。各凸部30の幅、及び各凹部31の幅は、軒棟方向において一様である。
図示は省略するが、隣り合う凹凸屋根材3は野地板12上に設けられた連結具を介して連結されている。連結具は例えばビスや釘等の固着具による固着によって野地板12に固定される。これにより、各凹凸屋根材3は連結具を介して野地板12に固定される。また、連結具にはカバー部材が取り付けられ、カバー部材によって隣り合う凹凸屋根材3の間の部分、及びここに配置された連結具が覆われている。
図3に示されるように、野地板12とこの上に配置された各凹凸屋根材3の間には、通気空間13が形成されている。通気空間13は凸部30と野地板12とで囲まれた空間であって、軒方向に凹凸屋根材3の凸部30と同数形成されている。各通気空間13は凹凸屋根材3の軒棟方向における略全長に亘って形成されている。
各凹凸屋根材3の軒側端部は、軒棟方向において野地板12の軒側縁よりも屋外側に突出している。面戸2の各開口201は対応する凸部30の軒側端部の下方に位置している。面戸2の各開口201は対応する凸部30内に形成された通気空間13に連通している。これにより、通気空間13には対応する面戸2の開口201を介して外気が導入されるようになっている。すなわち、面戸2の各開口201は通気空間13に外気を導入する通気口として機能する。図示は省略するが、各凸部30の棟側端部は開放されており、これにより各通気空間13に導入された外気は棟側から排出されるようになっている。また、面戸2の板状部20において凹凸屋根材3の各凹部31に対応する部分には開口201は形成されておらず、同部は対応する凹部31の底面部を下から支えている。
凹凸屋根材3の各凸部30の軒側端部は、図3に示されるように対応する面戸2の押さえ部23の下方に挿入されている。また、各凸部30の内側には対応する面戸2の立上片部202が嵌め込まれている。凹凸屋根材3の各凸部30の軒側端部を押さえ部23の下方に挿入するには、例えば以下のように行われる。まず、先に野地板12上に載置固定された面戸2の覆い部23の棟側に凸部30が位置するように凹凸屋根材3を野地板12上に配置する。また、このとき凹凸屋根材3の各凸部30の内側に対応する面戸2の立上片部202を嵌め込む。そして、この凹凸屋根材3を各立上片部202の両側に対応する凸部30の両側面部を沿わせながら野地板12に沿って軒側に移動する。
面戸2の各押さえ部23は、図3に示されるように対応する凸部30の上面の軒側端部に載置されている。このため、凹凸屋根材3が風等を要因として野地板12から浮き上がろうとしたとき、この凹凸屋根材3の凸部30の天面部の軒側端部が押さえ部23によって押さえられるようになっている。
面戸2の各覆い部22は対応する凸部30の軒側端面に当接している。各覆い部22は対応する凸部30の軒側開口に対向し、同開口を覆う。このため、凸部30内には雨水や小鳥、虫等が入り難くなっている。
面戸2の各覆い部23の幅b1(図4参照)は、覆い部23の上下方向の全長に亘って対応する凸部30の幅b2(図4参照)よりも大きくなっている。これにより、各覆い部22の幅方向の両側端部は、図1に示されるように対応する凸部30の側面部よりも凹部31側に向かって突出した堰止部220となっている。この堰止部220は覆い部22の上下に亘って凸部30の側面部から突出している。このように各凹部31の軒側端部においては、両側の凸部30の側面部から当該凸部30の幅方向外側に向かって面戸2の堰止部220が突出している。このため、凹凸屋根材3の凹部31内を雨水が軒側に向かって流れたとき、凹部31の軒側端部の両側においては、凹部31の側面部に沿って軒側に流れる雨水が堰止部220によって堰き止められるようになっている。そして、この雨水は堰止部220の棟側の面に沿って凹部31の幅方向中央側に向かって流れ、この後、凹部31の軒側開口から、面戸2の板状部20の開口201よりも屋外側に突出した突出部203上に流出するようになっている。また、この突出部203の上には、凸部30の天面部上から押さえ部23の上面を経て覆い部22の屋外側の面に流れた雨水も流れ込むようになっている。また、前記のように面戸2の板状部20の突出部203に至った雨水は水切部204上に流れ込むようになっている。そして、この雨水は水切部204の屋外側の面を伝って流下し、水切部204の下縁から流れ落ちるようになっている。
図3に示されるように軒部10の屋外側には、軒樋4が軒部10に沿って設けられている。軒樋4は取付具(不図示)を介して鼻隠し11に取り付けられている。水切部204の下縁、及び水切り5の垂下片部51の下縁は、建物1外壁に直交する屋内外方向において軒樋4の両側の壁部の間に位置する。このため、各凹凸屋根材3の水切部204の下縁や、水切り5の垂下片部51の下縁から流れ落ちた雨水は軒樋4で受けられるようになっている。また、面戸2の各開口201も軒樋4の両側の壁部の間に位置している。このため、仮に通気空間13に雨水が入って開口201から流れ落ちたとしても、この雨水を軒樋4で受けられるようになっている。
図2に示されるように複数の凹凸屋根材3で構成される屋根面上には、機能パネルとしての太陽光発電パネル6が設けられている。太陽光発電パネル6は、シリコンを主材料とした半導体素子により太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して出力するものである。太陽光発電パネル6は複数の凸部30の上面に跨って載置されている。このように太陽光発電パネル6を凸部30の上面に載置することで、凸部30内側の通気空間13を流れる外気により太陽光発電パネル6を冷却することができる。太陽光発電パネル6は、周囲の雰囲気温度が高い場合や、直射日光が長時間照射された場合等に、発電素子が高温になって発電効率(変換効率)が低下する恐れがある。しかし、本実施形態では太陽光発電パネル6を通気空間13を流れる外気により冷却することができるので、太陽光発電パネル6の発電効率の低下を抑えることができる。
以上説明したように本実施形態では、凹凸屋根材3の軒側に設けられる面戸2の覆い部22の側端部が、凹凸屋根材3の凸部30の側面部から凹部31側に向けて突出した堰止部220となる。このため、凹部31の側面部に沿って軒側に流れる雨水が、凹部31の軒側端部において堰止部220によって堰き止められ、この後、屋外側に流れるようになる。従って、凹凸屋根材3の凹部31を流れる雨水が屋外側に飛び出し難くなる。
また、本実施形態では、面戸2の覆い部22が凹凸屋根材3の隣り合う凸部30の夫々に対応する位置に設けられ、これら覆い部22の隣り合う凸部30の間に位置する凹部31側の側端部の各々を堰止部220としている。これにより、凹部31の軒側端部における両側に堰止め部220を設けることができ、凹凸屋根材3の凹部31を流れる雨水が屋外側に一層飛び出し難くなる。
また、本実施形態の面戸2の覆い部22は、凹凸屋根材3の凸部30よりも幅広であり、覆い部22の両側端部が凸部30の対応する側面部から凹部31側に向けて突出して堰止部220となる。このため、覆い部22を凸部30よりも幅広にするだけで、覆い部22両側の凹部31を流れる雨水が屋外側に大きく飛び出し難くなる。
(第二実施形態)
次に上記とは異なる第二実施形態について説明する。なお、以下の第二実施形態の説明では、第一実施形態と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本実施形態の凹凸屋根材3は図6に示されるものであって図5に示されるように施工される。凹凸屋根材3の各凹部31の底面部における軒側端部は、凸部30よりも屋外側に延出した延出部310となっている。各面戸2の板状部20において隣り合う覆い部22の間の部分には、対応する凹凸屋根材3の延出部310の棟側部分が載置されている。各延出部310の屋外側部分は図5に示されるように対応する面戸2の水切部204の上面側から屋外側を経て下面側に折り返され、この折り返し部分に水切部204が巻き込まれて凹凸屋根材3の軒側端部は面戸2の板状部20に固定されている。すなわち、凹凸屋根材3の施工の際には、各延出部310を図7に示されるように隣り合う覆い部22の間に差し込み、この後、各延出部310の屋外側部分を折り返して該折り返し部分に水切部204を巻き込ませる。
図6に示されるように隣り合う面戸2の板状部20の端面同士の間には、軒棟方向に亘って継ぎ目16が形成される。この継ぎ目16は、図5に示されるように対応する凹凸屋根材3の延出部310によって軒棟方向に亘って上側から覆われている。また、継ぎ目16において水切部204に対応する部分は、水切部204の下面側に折り返された延出部310によって下側からも覆われている。
以上説明したように本実施形態の屋根構造は、軒に沿う方向に複数並べて設けられた面戸2を備え、各面戸2が、野地板12と凹凸屋根材3の凹部31の底面部の間に挟まれた板状部20と、板状部20に立設された覆い部22を有している。また、面戸2が軒方向に複数並べて設けられている。また、凹凸屋根材3は凹部31の底面部を凸部30よりも屋外側に延出した延出部310を有し、延出部310によって隣り合う板状部20の間が上側から覆われている。この構成により、凹凸屋根材3の凹部31から屋外側に流れた雨水が隣り合う板状部20の間に形成される継ぎ目16から軒下に漏れ出し難くなる。
なお、前記各実施形態では面戸2の覆い部22を台形状に形成し、凹凸屋根材3の凸部30の両側面部を下方程凸部30の幅方向外側に位置するように傾斜させている。しかし、覆い部22を矩形状に形成し、凸部30の両側面部を凸部30の天面部に直交するように形成し、このものにおいて覆い部22の幅を凸部30の幅よりも大きくして覆い部22の両側端部を堰止め部220としてもよい。また、前記各実施形態では覆い部210の幅方向の両側端部を堰止め部220としたが、片側端部のみを堰止め部220としてもよい。また、前記各実施形態では凹凸屋根材3の凹部31の両側に位置する覆い部210の当該凹部31側の側端部を堰止め部220としたが、凹部31の片側に位置する覆い部210のみを当該凹部31側に突出する堰止め部220としてもよい。また、前記各実施形態では、機能パネルを太陽光発電パネル6で構成したが、その他の機能を有するパネルで構成しても構わない。また、機能パネルは省略可能である。また、本発明は片流れ屋根だけではなく切妻屋根等のその他の形状の屋根にも適用可能である。その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施形態にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
2 面戸
3 凹凸屋根材
20 板状部
22 覆い部
30 凸部
31 凹部
220 堰止部
310 延出部

Claims (3)

  1. 屋根下地上に設けられた凹凸屋根材を備え、この凹凸屋根材が、下方に開口し上方に突出する凸部と上方に開口し下方に凹む凹部を軒に沿う方向に交互に有し、前記凹凸屋根材の軒側に面戸が設けられた屋根構造であって、前記面戸が前記凸部の軒側開口に対向して同開口を覆う覆い部を有し、この覆い部の側端部を前記凸部の側面部から凹部側に向けて突出する堰止部としたことを特徴とする屋根構造。
  2. 前記面戸の覆い部が前記凹凸屋根材の隣り合う前記凸部の夫々に対応する位置に設けられ、これら覆い部の前記隣り合う凸部の間に位置する凹部側の側端部を前記堰止部としたことを特徴とする請求項1に記載の屋根構造。
  3. 軒に沿う方向に複数並べて設けられた前記面戸を備え、前記各面戸が、前記屋根下地と前記凹凸屋根材の凹部の底面部の間に挟まれた板状部と、この板状部に立設された前記覆い部を有し、前記複数の面戸の板状部が軒に沿う方向に並べて配置され、前記凹凸屋根材が前記凹部の底面部を前記凸部よりも屋外側に延出した延出部を有し、この延出部によって隣り合う前記板状部の間が上側から覆われたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の屋根構造。
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