JP2014080342A - シリコン単結晶引上げ装置 - Google Patents

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昌宏 竹澤
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Abstract

【課題】チャンバ上壁へのシリコン酸化物(SiOx)の付着を抑制することで、輻射率変化を防止し、高品質なシリコン単結晶を製造可能なシリコン単結晶引上げ装置を提供する。
【解決手段】シリコン単結晶引上げ装置1は、チャンバ10と、前記チャンバ10の内部に配置され、シリコン融液を貯蔵するルツボ11と、前記ルツボ11を加熱する加熱部14と、前記ルツボ11の上方に設けられ、かつ、前記チャンバ10の内部を重力方向に可動する熱遮蔽板26と、前記熱遮蔽板26を支持する環状部材(上端リング)20と、前記チャンバ10内にガスを導入するガス導入口2と、前記チャンバ10内のガスを排出するガス排出口3と、を備え、前記環状部材20は、該環状部材10の重力方向上側の面に固定され、かつ、前記遮蔽板26の外側に位置する遮蔽リング27を有すること、を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、CZ法によるシリコン単結晶引上げ装置に関するものである。
CZ法を用いた従来のシリコン単結晶引上げ装置として、図5に示される装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図5において、チャンバ10の内部中央には石英製のルツボ11が設けられている。ルツボ11は黒鉛製のサセプタ12により保持されており、サセプタ12の下端部は、ルツボ軸13の上端に取り付けられている。そして、ルツボ11は、ルツボ軸13に設置されたルツボ回転モータ(図示せず)及びルツボ昇降モータ(図示せず)により回転及び昇降されるように構成される。
また、ルツボ11内には原料である塊状の多結晶シリコンが充填され、ルツボ11の周囲を取り囲むように設けられた円筒状のヒータ14によって原料が加熱融解されてシリコン融液15となる。
更に、チャンバ10の内壁に、円筒状の断熱筒16が設置されている。チャンバ10の上方には、引上げ機構(図示せず)が設けられ、その引上げ機構により引上げワイヤ17がルツボ11の上方で上下動される。この引上げワイヤ17の先端には、種結晶となるシード18が取り付けられており、シード18をルツボ11内のシリコン融液15に浸した後、シード18およびルツボ11を回転させながらシード18を引上げることにより、シード18を先端部として円柱状の単結晶19が得られる。
断熱筒16の上端には、環状の上端リング20が取り付けられ、上端リング20の内縁部には熱遮蔽板21が掛けられている。この熱遮蔽板21は、吊り下げワイヤ23により、ルツボ11の上方に吊り下げられ、吊り上げ機構(図示せず)により上下動される。
塊状の多結晶シリコンを溶かすメルトプロセス時において、より多くの多結晶シリコンをルツボ11に充填するために、熱遮蔽板21は、チャンバ10の最上部まで吊り上げられる。一方、単結晶19を引上げるボディプロセスにおいては、熱遮蔽板21は、シリコン融液15の液面の近傍まで移動する。このシリコン単結晶引上げ装置により、シリコンの単結晶19が製造されることが知られている。
特開2001−10892号公報
しかしながら、上記従来のシリコン単結晶引上げ装置では、メルトプロセス時において、シリコン酸化物(SiOx)が、チャンバ内部の上壁に付着することで、輻射率が変動し、高品質なシリコン単結晶を製造できない場合があるという問題があった。
この問題について図6を用いて説明する。図6は、メルトプロセス時における熱遮蔽板21、ルツボ11、及び上端リング20の位置関係を示す。メルトプロセス時には、熱遮蔽板21は、チャンバ10の最上部まで吊り上げられる状態となるため、上端リング20との間に隙間が開く。溶融を開始した多結晶シリコン25からは、気体状のSiOxが発生することが知られているが、このSiOxが、熱遮蔽板21と上端リング20との間の隙間を通り抜け、チャンバ10の上壁まで到達する。チャンバ10の上壁は、ルツボ11の周囲と比べて低温となっているため、上壁に到達したSiOxは、その位置で固化して付着する。SiOxの付着したチャンバ10の上壁は、その輻射率が変化するため、チャンバ10内の温度の不安定化を引き起す。チャンバ10内の温度の不安定化は、製造するシリコン単結晶の品質を低下させる要因となる。
そこで本発明は、上記従来の問題を鑑み、チャンバ10の上壁へのSiOxの付着を抑制することで、高品質なシリコン単結晶を製造可能な、シリコン単結晶引上げ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のシリコン単結晶引上げ装置は、チャンバと、前記チャンバの内部に配置され、シリコン融液を貯蔵するルツボと、前記ルツボを加熱する加熱部と、前記ルツボの上方に設けられ、かつ、前記チャンバの内部を重力方向に可動する熱遮蔽板と、前記熱遮蔽板を支持する環状部材と、前記チャンバ内にガスを導入するガス導入口と、前記チャンバ内のガスを排出するガス排出口と、を備え、前記環状部材は、該環状部材の重力方向上側の面に固定され、かつ、前記遮蔽板の外側に位置する遮蔽リングを有することを特徴とする。
本発明のシリコン単結晶引上げ装置は、環状部材に設置した遮蔽リングにより、SiOxのチャンバ上壁への付着を抑制でき、高品質なシリコン単結晶を製造することが可能である。
本発明の実施の形態1におけるシリコン単結晶引上げ装置の(a)メルトプロセス時の概略構成を示す模式図、(b)ボディプロセス時の概略構成を示す模式図 本発明の実施の形態1における熱遮蔽板の(a)上面の一部を示す模式図、(b)断面の一部を示す模式図 本発明の実施の形態1におけるシミュレーションの結果を示す図 本発明の実施の形態2におけるシリコン単結晶引上げ装置の(a)メルトプロセス時の概略構成を示す模式図、(b)ボディプロセス時の概略構成を示す模式図 従来のシリコン単結晶引上げ装置を示した概略図 従来のシリコン単結晶引上げ装置のメルトプロセス時の概略図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、同じ構成には同じ符号を付して、適宜説明を省略している。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係る図1(a)のシリコン単結晶引上げ装置1は、チャンバ10と、チャンバ10の内部に配置されるルツボ11と、ルツボ11を加熱する加熱部の一例であるヒータ14と、ルツボ11の上方に設けられ、かつ、チャンバ10の内部を重力方向に可動する熱遮蔽板26と、熱遮蔽板26を支持する環状部材の一例である上端リング20と、上端リング20に固定され、かつ、熱遮蔽板26の外側に配置された遮蔽リング27と、を備える。更に、シリコン単結晶引上げ装置1は、ルツボ11の上方に設けられ、かつ、チャンバ10内にガスを導入するガス導入口2と、上端リング20よりも下方に配置され、かつ、チャンバ10内のガスを排出するガス排出口3と、を備える。そして、シリコン単結晶引上げ装置1は、熱遮蔽板26の最外周部に設けられたガス遮蔽壁26bを備える。
以下、シリコン単結晶引上げ装置1の要部構成について、従来と異なる点の詳細を説明する。
図1(a)は、ルツボ11に充填された多結晶シリコン25を加熱して溶融させるメルトプロセス時のシリコン単結晶引上げ装置1の要部構成を示す模式図である。メルトプロセス時において、チャンバ10内には、ガス導入口2から不活性ガスの一例であるアルゴンガスが導入される。導入されたアルゴンガスは、熱遮蔽板26の中心部に設けられた開口部26aを矢印Aの向きに通過して、多結晶シリコン25に噴射される。
その後、アルゴンガスは、溶融を開始した多結晶シリコン25から発生するSiOxガスと共に、ガス排出口3からチャンバ10の外部へと排出される。このとき、一部のアルゴンガスやSiOxガスが、ガス遮蔽壁26b及び遮蔽リング27で反射して、矢印Bのような進路を取り、ガス排出口3へと向かう。これにより、チャンバ10の上壁にSiOxが付着するのを防止できる。
メルトプロセスは、多結晶シリコン25を溶融させるためのプロセスであり、単結晶を引き上げるボディプロセスよりも高電力且つ高温のプロセスとなる。そのため、メルトプロセス時には、石英製のルツボ11から大量の酸素が溶け出し、この酸素により多くのSiOxが発生する。本実施の形態に係るシリコン単結晶引上げ装置1では、ガス遮蔽壁26bと遮蔽リング27とを設けることで、多量に発生するSiOxを効率よくチャンバ10の外部に排出できる。
ところで、環状の遮蔽リング27は、熱遮蔽板26と上端リング20との間から漏れ出したSiOxを遮蔽するために、上端リング20上に固定され、かつ、熱遮蔽板26のガス遮蔽壁26bを覆うように配置される。
ここで、熱遮蔽板26と上端リング20との間からSiOxが漏れ出す理由を説明する。
熱遮蔽板26は、重力方向に対して可動となるように構成される。この可動領域の下端の位置は、上端リング20で決定される。具体的には、ガス遮蔽壁26bの一部の領域に、重力方向に溝が形成されており、この溝と、上端リング20とが嵌合することで、熱遮蔽板26の位置が固定される。この場合、上端リング20には差込穴が形成されており、この挿入穴に、ガス遮蔽壁26bが挿入される。
メルトプロセス時には、熱遮蔽板26は可動領域の上端付近に位置するため、上述の溝等は開放されている。この開放された溝等から、SiOxが漏れ出すことになる。この漏れ出したSiOxがチャンバ上端に付着するのを防止するために、本実施の形態では、固定された遮蔽リング27を、ガス遮蔽壁26bの外周部に配置している。
このように、遮蔽リング27により、SiOxがチャンバ10の上壁に到達し得る通路を遮蔽することで、チャンバ10の上壁へのSiOxの付着を防止できる。
この場合、熱遮蔽板26の移動を妨げないために、遮蔽リング27は、上端リング20の上面に対して垂直に設置されることが望ましい。合わせて、ガス遮蔽壁26bも上端リング20と平行に配置するのが望ましい。
また、遮蔽リング27の高さ(重力方向の長さ)を、ガス遮蔽壁26bの高さ(重力方向の長さ)よりも高く形成するのが望ましい。これにより、SiOxガスの流路をより高精度に遮蔽できる。
ここで、熱遮蔽板26の具体的な形状を図2に示す。図2(a)は熱遮蔽板26の上面の一部を表す模式図(図1(a)の矢印Aの方向から見た模式図)、図2(b)は熱遮蔽板26を側面方向から見た断面図を表す。熱遮蔽板26は重力下方に向かって縮径する逆円錐台形状の筒状物である。
続いて、図1(b)を用いて、ボディプロセス時におけるシリコン単結晶引上げ装置1について説明する。
ボディプロセス時において、熱遮蔽板26は、単結晶19に対するシリコン融液15やルツボ11、ヒータ14からの直接的な輻射熱を遮断する機能を有する。熱遮蔽板26は、特に、固液界面近傍における単結晶19の軸方向の温度勾配を大きくして単結晶19の成長を促進することにより、引上げ速度の向上を図るために設けられる。このため、熱遮蔽板26の形状を、上端リング20の内縁からシリコン融液15の液面に向かって、シリコン融液15の液面の垂線に対して鋭角になるように縮径させ、かつ、熱遮蔽板26の下端部において、縮径の割合が大きくなるように設計されている。そして、熱遮蔽板26の下端部をシリコン融液15の液面近傍に配置するため、メルトプロセス時よりも、熱遮蔽板26の位置を下方に配置する。熱遮蔽板26の重力方向への移動は、図示しない駆動装置により実現される。
引上げが実行され、単結晶19が形成され始めると、シリコン融液15の液量が低下し、液面の位置が下降する。単結晶19の成長を促進するためには、熱遮蔽板26の位置を液面の下降に追従させる必要がある。この場合、熱遮蔽板26を、遮蔽リング27と、ガス遮蔽壁26bとを接触させつつ、重力方向に可動となる構成に設計することで、熱遮蔽板26を移動させても、SiOxがチャンバ10の上部へと流入するのを防止し、チャンバ10の上壁にSiOxが付着するのを抑制できる。
一方、生産性を向上させるために、引上げた単結晶19の冷却を促進する必要がある。本実施の形態では、チャンバ10の上壁を、高輻射率部材24で覆うことで、単結晶19の熱をチャンバ10外に効率よく放出させ、単結晶19の冷却促進を実現している。高輻射率部材24は、シリコンカーボネートやカーボンシート等で構成される。
高輻射率部材24にSiOxが付着すると、その熱輻射率が大きく変化し、単結晶19の冷却作用に強く影響を及ぼす。単結晶19の冷却状態は、その品質に強く影響を与えるため、一定に保つことが必要である。本実施の形態において、SiOxが、高輻射率部材24に付着するのを防止できるため、単結晶19の冷却状態を一定に保つことが可能であり、これにより、高品質なシリコン単結晶を製造することができる。
なお、熱遮蔽板26、ガス遮蔽壁26bを、空隙率が高く、断熱性の高いカーボン成形品で構成することで、引き上げた単結晶19に、ルツボ11からの放射熱が伝導するのを防止しても良い。この場合、ガス遮蔽壁26bが下方に突出しているため、ルツボ11の保温効果の向上、つまりメルトプロセスにおける原料の溶融時間の短縮も見込むことが出来る。
また、チャンバ10の壁面へ熱の移動を促して、単結晶19の冷却効果を高めるために、遮蔽リング27及び上端リング20ともに異方性のあるカーボンコンポジット材料で構成するのが望ましい。この場合、遮蔽リング27には垂直方向の熱伝導性が高くなるように、上端リング20には水平方向の熱伝導性が高くなるように、それぞれカーボンコンポジット材料を配置することが望ましい。
ここで、本実施の形態において、チャンバ10の上壁へのSiOxの付着を抑制する効果を確認するために、メルトプロセス後のチャンバ10の上壁において、SiOxの一例であるSiOの数密度分布のシミュレーション結果を図3に示す。図3のグラフは、横軸をチャンバ10の上壁に沿った位置(mm)、縦軸にSiOの数密度(atoms/cm)を表しており、チャンバ10の熱的定常状態におけるSiOの数密度分布図を示す。比較の為に、図5に示した従来のシリコン単結晶引上げ装置のシミュレーション結果も図3中に示す。
シミュレーションとしては、ヒータ14の出力を90kWとした場合のメルトプロセスを想定しており、熱遮蔽板26の材料として、1000℃での熱伝導率が0.1W/m・Kのカーボン断熱材を採用している。図3より、本実施の形態に係るシリコン単結晶引上げ装置1の方が、従来に比べて、SiOの数密度が全体的に低く、約20%、SiOの付着量を低減できる効果が認められる。
以上より、ガス遮蔽壁26bと遮蔽リング27とを設けることにより、SiOxのチャンバ10上壁への付着を抑制でき、本実施の形態に係るシリコン単結晶引上げ装置1により高品質なシリコン単結晶を製造することが可能である。
なお、上端リング20と、遮蔽リング27とは一体成形されたものでもよい。両者が別体/一体、双方の場合を含め、上端リング20の重力方向上側の面に遮蔽リング27が固定されると表現する場合がある。また、熱遮蔽板26とガス遮蔽壁26bとは一体成形されたものでもよい。
(実施の形態2)
図4(a)(b)は、本発明の異なる実施の形態におけるシリコン単結晶引上げ装置4の概略構造を示す模式図である。図4(a)(b)において、熱遮蔽板29に設けられたガス遮蔽壁29a以外の構成は図1と同一であるため、説明を省略する。
図4において、ガス遮蔽壁29aには、ガスが流れるための空孔29bが設けられている。図4(b)に示すボディプロセス時において、ガス遮蔽壁29aがガスの流れを遮り、結果的に、熱遮蔽板29に対するSiOxのアタックの頻度が増し、熱遮蔽板29の劣化が加速する可能性がある。そこで、空孔29bを設けることで、この問題を回避する。
この空孔29bは、図4(a)に示すメルトプロセス時において、遮蔽リング27によって塞がれるため、チャンバ10上部へのSiOxの流入は防ぐことが出来る。
なお、空孔29bは、ガス遮蔽壁29aに複数設けることが好ましい。特に、重力方向に複数の空孔29bを形成するのが望ましい。この場合、位置によって異なる大きさの空孔29bを設けると良い。具体的には、重力方向の下側に位置するほど空孔29bの大きさを大きく形成する。つまり、複数の空孔29bのうち、重力方向上側に位置する空孔29bよりも重力方向下側に位置する空孔29bのサイズが大きくなるように、複数の空孔29bを形成する。こうすることで、チャンバ10上部へのSiOxの流入を遮蔽する効果を高めつつ、SiOxのチャンバ10の下方への移動を促すことができ、より、チャンバ10の上壁にSiOxが付着するのを防止できる。
なお、熱遮蔽板26とガス遮蔽壁29aとは一体成形されたものでもよい。
なお、前記の様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明のシリコン単結晶引上げ装置は、太陽電池用や半導体用のシリコン単結晶を製造する用途に有用である。
1、4 シリコン単結晶引上げ装置
2 ガス導入口
3 ガス排出口
10 チャンバ
11 ルツボ
12 サセプタ
13 ルツボ軸
14 ヒータ
15 シリコン融液
16 断熱筒
17 引上げワイヤ
18 シード
19 単結晶
20 上端リング
24 高輻射率部材
25 多結晶シリコン
26、29 熱遮蔽板
26b、29a ガス遮蔽壁
27 遮蔽リング

Claims (5)

  1. チャンバと、
    前記チャンバの内部に配置され、シリコン融液を貯蔵するルツボと、
    前記ルツボを加熱する加熱部と、
    前記ルツボの上方に設けられ、かつ、前記チャンバの内部を重力方向に可動する熱遮蔽板と、
    前記熱遮蔽板を支持する環状部材と、
    前記チャンバ内にガスを導入するガス導入口と、
    前記チャンバ内のガスを排出するガス排出口と、を備え、
    前記環状部材は、該環状部材の重力方向上側の面に固定され、かつ、前記遮蔽板の外側に位置する遮蔽リングを有すること、を特徴とするシリコン単結晶引上げ装置。
  2. 前記熱遮蔽板は、その最外周部に環状のガス遮蔽壁を有し、
    前記熱遮蔽板は、前記遮蔽リングと、前記ガス遮蔽壁とを接触させつつ、前記重力方向に可動する、請求項1に記載のシリコン単結晶引上げ装置。
  3. 前記熱遮蔽板は、前記ガス遮蔽壁に空孔を有する、請求項2に記載のシリコン単結晶引上げ装置。
  4. 前記空孔は、前記ガス遮蔽壁に複数個設けられる請求項3に記載のシリコン単結晶引上げ装置。
  5. 前記複数の空孔のうち、重力方向上側に位置する空孔より重力方向下側に位置する空孔のサイズが大きい、請求項4に記載のシリコン単結晶引上げ装置。
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