JP2014079969A - 測色機能を有するインクジェット記録装置 - Google Patents

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【課題】インクタンク交換後の最適な測色動作実行のタイミングをユーザーに知らせる。
【解決手段】インクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドから吐出したインクにより記録されたパターンを測色するセンサと、センサによる測色動作の実行を推奨するアラートを表示する表示部と、を有し;記録ヘッドと流体連通して記録ヘッドにインクを供給するインクタンクを交換可能に有し;インクタンクが交換されたことをトリガーとして、交換後のインク使用量に応じて前記表示部に前記アラートを表示する記録装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、測色機能を有するインクジェット記録装置に関する。
インクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット方式の記録装置において、高精度な色再現性を確保するために、測色器を搭載しているものがある(特許文献1)。この構成では、記録装置により一定のパターンを記録し、このパターンを測色器にて数値化して補正値を算出し、この補正値を記録装置にフィードバックして、色補正を行う。この一連の動作を、以下「測色動作」という。
インクジェット記録装置で記録された画像の色は、使用している記録ヘッドの状態や、使用する用紙の種類などにより変わる。よって、記録ヘッドを交換した際や、新しい種類の用紙を使用する際に、測色動作の実行を推奨しているものが一般的に知られている。
特開2007−106069号公報
上述の測色動作を実行するタイミングは、インクに関する対応がなされていない。一般に、インクの色は規格内に管理されて製造されているが、ロット間などで色差をゼロに作るのは非常に困難である。よって、同一色のインクについてインクタンクを交換した前後でも、インクジェット記録装置により記録された画像の色は異なってしまう可能性がある。
また、インクタンクと記録ヘッドとをチューブなどでつないでいる構成の場合、チューブ等の記録装置内の部分に存在するインクのために、記録装置から吐出されるインクがインクタンクの交換に基づいて切り替わるタイミングをユーザーは知ることができない。すなわち、インクタンク交換直後に測色動作を実行すると、チューブ等の記録装置内に残っている交換前のインクでパターンを記録して補正値を算出してしまう。その後、画像の記録を続けて、交換後のインクに切り替わると、補正値が違うためユーザーが求める色が再現されなくなってしまい、再度測色動作を実行しなければならなくなる。
本発明は上述の課題の認識に基づいてなされたものである。本発明の目的は、インクタンクを交換した際の測色動作の実行タイミングをユーザーに知らせることである。
上記課題を解決するための本発明の記録装置は、インクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドから吐出したインクにより記録されたパターンを測色するセンサと、センサによる測色動作の実行を推奨するアラートを表示する表示部と、を有し;記録ヘッドと流体連通して記録ヘッドにインクを供給するインクタンクを交換可能に有し;インクタンクが交換されたことをトリガーとして、交換後のインク使用量に応じて前記表示部に前記アラートを表示することを特徴とする。
インクタンクの交換をトリガーとして、記録装置のユーザーに対して測色動作の実行のタイミングを知らせる。インクタンクの交換時に、交換後のインクタンクに由来するインクによる測色動作が可能となり、記録装置の良好な色再現性を得ることができる。
第1の実施形態の記録装置の要部を説明する概略図である。 第1の実施形態の記録装置の制御部を示すブロック図である。 第1の実施形態のアラート表示のフローを説明する図である。 第1の実施形態のインク供給の構成を示す模式図である。 第2の実施形態の記録装置の制御部を示すブロック図である。 第2の実施形態のアラート表示のフローを説明する図である。 第3の実施形態のアラート表示のフローを説明する図である。 第4の実施形態の記録装置の要部を説明する概略図である。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態の記録装置を上面側から見た要部の概略図である。不図示の搬送機構によりシートSがシート搬送方向(図中の矢印で示す方向)に搬送される。記録ヘッド1はキャリッジ2に搭載され、キャリッジ2はガイド8および不図示のガイドによりガイドされてシートSの幅方向(図中の左右方向)に往復移動する。往復移動しながら記録ヘッド1はインクを吐出することで、対向するシートSに記録を行う。
記録ヘッド1はチューブ3を介してインク供給ユニット5とつながっている。インク供給ユニット5には複数のインクタンク4が交換可能に取り付けられる。インクタンク4はインク供給ユニット5に取り付けられるとチューブ3を介して記録ヘッド1と流体連通し、インクタンク4内のインクはチューブ3を通って記録ヘッド1に供給される。記録装置内部のシートSの幅方向における一方の端部(図中の右端)には記録ヘッド1の吐出回復動作を行う回復ユニット10が設置されている。
記録装置内部のシート搬送方向の下流側(図中の下側)には、測色器6が設置されている。測色器6はガイド9および不図示のガイドによりガイドされてシートSの幅方向(図中の左右方向)に往復移動する。測色器6は、往復移動しながら、シートSに記録されたパターンを読み取り、数値化する。
記録装置上面には、ユーザーが記録装置を操作するためのパネル(表示部)7が設置されている。パネル7にはメニューやその時点における記録装置の状態、アラート等が表示される。
図2は、図1に示す記録装置の制御部を示すブロック図である。また、図3は、測色動作の実行を推奨するアラートを表示するフローを説明する図である。
MPU11は、制御装置であり、記録ヘッド1の吐出やパネル7の表示など、記録装置の各部を制御する。MPU11は、測色動作においては、測色器6がパターンから読み取った数値から補正値を算出し、この補正値を記録ヘッド1の制御に加味する。インクタンク記憶素子41は、各インクタンク4に取付けられている。記録動作や吐出回復動作などの事象が発生すると、MPU11は、各インクタンクの吐出ドット数や吐出回復動作の回数などのインク使用量の情報を対応するインクタンク記憶素子41に送り、インクタンク記憶素子41はそれらの情報を記憶する。次の事象が発生すると、MPU11は、インクタンク記憶素子41に記憶されている情報を読み出し、読み出された情報に当該次の事象についての情報を積算して新たな情報とし、この新たな情報をインクタンク記憶素子41に送ってこれに記憶させる。このようにして、インクタンク記憶素子41は、対応するインクタンクの総吐出ドット数や吐出回復動作(例えばクリーニング)の回数などのインク使用量の情報を記憶することができる。吐出ドット数や吐出回復動作の回数は、各動作を行うために用いたデータに基づくものであってもよく、実測したものであってもよい。また、インクタンク記憶素子41は、製造日情報や製造ロットなどの当該インクタンクに関する情報をも記憶している。MPU11はこれらの情報を読み出すことができる。
図3を参照して、インクタンクが交換された際の測色動作の実行を推奨するアラート表示のフローについて説明する。
インクタンクが交換されたことを検知したことをトリガーとして、MPU11において図3に示すシーケンスがスタートする(ステップS300)。新たに取付けられたインクタンクの製造日情報とインク使用量の情報とを、インクタンク記憶素子41から読み出して記憶する(ステップS301)。この製造日情報を、あらかじめ記憶しておいた交換前のインクタンクの製造日情報と比較する(ステップS302)。製造日情報が同一である場合は、インク使用量の情報を交換前後のインクタンク間で比較する(ステップS303)。インク使用量の情報も同一であるならば、同じインクタンクが着脱されたと判断して、シーケンスを終了する。製造日情報が違う場合、および製造日情報は同一でインク使用量の情報が違う場合には、次のステップS304へと進む。まず、記録動作や吐出回復動作などのインクが消費される動作を行う(ステップS304)。これらの動作の終了後に、MPU11はインクタンク記憶素子41から、総吐出ドット数とクリーニング実行回数とを読み出し(ステップS305およびS306)、当該インクタンクから供給されたインクの供給量を算出する(ステップS307)。なお、ステップS305とステップS306とは、順序を問わない。ステップS307において算出したインク供給量を、所定の閾値Vと比較する(ステップS308)。インク供給量が閾値Vを超えた場合には、パネル7に測色動作の実行を推奨するアラートを表示する(ステップS309)。インク供給量が閾値Vを超えていないときは、ステップS304に戻り、次の記録動作や回復動作などのインクが消費される動作を行い、その終了後に再びインク供給量を算出し、閾値Vと比較する(ステップS304〜S308)。インク供給量が閾値Vを超えるまでこれら一連のステップ(ステップS304〜S308)を繰り返し行い、インク供給量が閾値Vを超えてパネルにアラートを表示したら(ステップS309)、このシーケンスを終了する。
ここで、本発明に適用可能なインクタンクの交換の検知方法について説明する。インクタンクの交換の検知は、当技術分野で知られている任意の方法により行うことができる。例えば、インク供給ユニット5にセンサを設け、このセンサがインク供給ユニット5に対するインクタンク4の搭載の有無を感知することにより行うことができる。例えば、インク供給ユニット5とインクタンク4のインクタンク記憶素子41との間での電気信号のやり取りにより行うことができる。また、例えば、インクタンクを交換した際に、インクタンク4が交換されたことをパネル7を介して記録装置に手入力することにより行ってもよい。
ここで、本発明に適用可能なインク供給量の所定の閾値Vについて説明する。図4は、インクタンク4から記録ヘッド1に至るインク供給の経路の模式図である。この図は、インクタンク交換直後の様子を示す。図中、ハッチングAで示される部分は交換前のインクタンク由来のインクが存在する部分を表し、ハッチングBで示される部分は交換後のインクタンク由来のインクが存在する部分を表す。インクタンク交換直後の時点では、チューブ3などのインク流路内と記録ヘッド1内とに、交換前のインクタンク由来のインクが残存している。この残存している交換前のインクタンク由来のインクの量、すなわち、インク流路を構成する部品の内容積と記録ヘッド1内の内容積とを足した容積の値を、インク供給量の閾値Vに設定する。このとき、インクタンクを交換してからのインク供給量が閾値Vを超えるということは、記録装置内に残っていたインクが全て交換後のインクタンク由来のインクに変わったということを示している。
以上のように、本実施形態では、図3に示されるフローに従って、インクタンク交換をトリガーとして、記録装置内に残っている交換前のインクタンクに由来するインクを使いきった時点で、測色動作の実行を推奨するアラートを表示する。これにより、インクタンク交換後の正確な測色動作の実行タイミング、すなわち、交換後のインクタンクに由来するインクで測色動作を行うことができるタイミングをユーザーが知ることができる。
(第2の実施形態)
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の構成のうち、第1の実施形態の構成を適用できるものについては、説明を省略する。
図5は、第2の実施形態における、記録装置の制御部を示すブロック図である。第2の実施形態は、図2に示す第1の実施形態の構成に対して、インク使用量カウンター12をさらに備える。インク使用量カウンター12は、記録装置の本体に設けられており、各インクタンクの吐出ドット数や吐出回復動作の回数などのインク使用量の情報を記憶および積算する役割を果たす。すなわち、記録動作や吐出回復動作などの事象が発生すると、MPU11は、各インクタンクの吐出ドット数や吐出回復動作の回数などのインク使用量の情報をインク使用量カウンター12に送り、インク使用量カウンター12はそれらの情報を記憶する。次の事象が発生すると、MPU11は、当該次の事象についての情報をインク使用量カウンター12に送り、インク使用量カウンター12は、送られた情報を記憶されている情報に積算し、積算された情報を記憶する。なお、インク使用量カウンター12は、記録装置と情報のやり取りが可能な外部装置に設けられていてもよい。
図6は、第2の実施形態における測色動作の実行を推奨するアラートを表示するフローを説明する図である。
インクタンクが交換されたことを検知したことをトリガーとして、MPU11において図6に示すシーケンスがスタートする(ステップS600)。新たに取付けられたインクタンクの製造日情報とインク使用量とを、インクタンク記憶素子41から読み出して記憶する(ステップS601)。この製造日情報を、あらかじめ記憶しておいた交換前のインクタンクの製造日情報と比較する(ステップS602)。製造日情報が同一である場合は、インク使用量の情報を交換前後のインクタンク間で比較する(ステップS603)。インク使用量の情報も同一であるならば、同じインクタンクが着脱されたと判断して、シーケンスを終了する。製造日情報が違う場合、および製造日情報は同一でインク使用量の情報が違う場合には、次のステップS604へと進む。ステップS604に進むと、インク使用量カウンター12をゼロにリセットしてから、インク使用量のカウントを開始する(ステップS604)。ここで、記録動作や吐出回復動作などのインクが消費される動作を行う(スッテプS605)。これらの動作の終了後に、MPU11は、その時に使用されたインク量を算出し、その値をインク使用量カウンター12に積算する(ステップS606)。積算されたインク使用量、すなわちインクタンクから供給されたインクの供給量を、閾値Vと比較する(ステップS607)。インク供給量が閾値Vを超えた場合には、パネル7に測色動作の実行を推奨するアラートを表示する(ステップS608)。インク供給量が閾値Vを超えていないときは、ステップS604に戻り、次の記録動作や回復動作などのインクが消費される動作を行い、その終了後に再びインク供給量を算出し、閾値Vと比較する(ステップS604〜S607)。インク供給量が閾値Vを超えるまでこれら一連のステップ(ステップS604〜S607)を繰り返し行い、インク供給量が閾値Vを超えてパネルにアラートを表示したら(ステップS608)、このシーケンスを終了する。
以上のように、本実施形態では、図6に示されるフローに従って、インクタンク交換をトリガーとして、記録装置内に残っている交換前のインクタンクに由来するインクを使いきった時点で、測色動作の実行を推奨するアラートを表示する。これにより、インクタンク交換後の正確な測色動作の実行タイミング、すなわち、交換後のインクタンクに由来するインクで測色動作を行うことができるタイミングをユーザーが知ることができる。
(第3の実施形態)
次いで、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態に対して、インクタンクの状況に応じて行うべき処理を判断するモードをさらに追加した変形例である。第3の実施形態の構成のうち、第1の実施形態の構成を適用できるものについては、説明を省略する。
図7は、第3の実施形態における測色動作の実行を推奨するアラートを表示するフローを説明する図である。
第3の実施形態では、第1の実施形態のステップS303に相当するステップS703の後に、ステップS704を介する点が、第1の実施形態と異なる。すなわち、第3の実施形態では、交換前後のインクタンク間で製造日が同一の場合に、測色動作推奨のアラートを表示しない簡易測色モードを持つ。製造日が同一であるため交換前後のインクタンク間のインク色差はほぼゼロに近いので測色動作を行う必要が無いと判断するユーザーは、記録装置の設定で簡易測色モードを選択することができる。
第3の実施形態のフローは以下の通りである。インクタンクが交換されたことを検知したことをトリガーとして、MPU11において図7に示すシーケンスがスタートする(ステップS700)。新たに取付けられたインクタンクの製造日情報とインク使用量の情報とをインクタンク記憶素子41から読み出して記憶する(ステップS701)。この製造日情報を、あらかじめ記憶しておいた交換前のインクタンクの製造日情報と比較する(ステップS702)。製造日情報が同一である場合は、インク使用量の情報を交換前後のインクタンク間で比較する(ステップS703)。インク使用量の情報も同一であるならば、同じインクタンクが着脱されたと判断して、シーケンスを終了する。
ここで、交換前後のインクタンク間でインク使用量の情報が異なる場合は、簡易測色モードが選択されているかを判定する(ステップS704)。簡易測色モードが選択されている場合はシーケンスを終了する。ステップS702の判定において交換前後のインクタンク間で製造日情報が異なる場合、およびステップS704で簡易測色モードが選択されていない場合は、ステップS705へと進む。
まず、記録動作や吐出回復動作などのインクが消費される動作を行う(ステップS705)。これらの動作の終了後に、MPU11はインクタンク記憶素子41から、総吐出ドット数とクリーニング実行回数とを読み出し(ステップS706およびS707)、当該インクタンクから供給されたインク供給量を算出する(ステップS708)。なお、ステップ706とステップS707とは、順序を問わない。算出したインク供給量を、所定の閾値Vと比較する(ステップS709)。インク供給量が閾値Vを超えた場合には、パネル7に測色動作の実行を推奨するアラートを表示する(ステップS710)。インク供給量が閾値Vを超えていないときは、ステップS705に戻り、次の記録動作や回復動作などのインクが消費される動作を行い、その終了後に再びインク供給量を算出し、閾値Vと比較する(ステップS705〜S709)。インク供給量が閾値Vを超えるまでこれら一連のステップ(ステップS705〜S709)を繰り返し行い、インク供給量が閾値Vを超えてパネルにアラートを表示したら(ステップS701)、このシーケンスを終了する。
以上のように、本実施形態では、図7に示されるフローに従って、インクタンク交換をトリガーとして、記録装置内に残っている交換前のインクタンクに由来するインクを使いきった時点で、必要に応じて、測色動作の実行を推奨するアラートを表示する。これにより、インクタンク交換後にユーザーが所望するレベルの正確な測色動作を実行するタイミングを、ユーザーが知ることができる。
(第4の実施形態)
次いで、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、本発明の実施形態の記録装置の変形例を説明する。
図8は、第4の実施形態の記録装置を上面側から見た要部の概略図である。第4の実施形態の記録装置は、図1に示す第1の実施形態の記録装置と、以下の構成の点で異なる。すなわち、キャリッジ2には、記録ヘッド1に加えてさらにインクタンク4が交換可能に搭載されており、記録ヘッド1とインクタンク4とをつなぐチューブ3、およびインク供給ユニット5が無く、記録ヘッド1とインクタンク4とは直結している。
インクタンク4が交換されると、回復ユニット10により記録ヘッド1の回復動作(吸引動作)が行われる。この吸引動作により、記録ヘッド1内に残っていた交換前のインクタンクに由来するインクが排出され、交換後のインクタンクに由来するインクが記録ヘッド1内に満たされる。吸引動作の終了後に、パネル7に測色動作の実行を推奨するアラートを表示する。
ここで、第4の実施形態においては、図4に示す第1の実施形態とは異なり、チューブ3等のインク流路がない。そのため、上述の所定の閾値Vに関して、チューブ3等のインク流路を構成する部品の内容積を考慮する必要がない。記録ヘッド1の回復動作(吸引動作)において、記録ヘッド1の内容積を超える量のインクを排出すれば、記録装置内に残っていたインクが全て交換後のインクタンク由来のインクに変わったこととなる。
以上のように、本実施形態では、インクタンク交換をトリガーとして、記録ヘッドの回復動作(吸引動作)を行い、記録装置内に残っている交換前のインクタンクに由来するインクを使いきった時点で、測色動作の実行を推奨するアラートを表示する。これにより、インクタンク交換後の正確な測色動作を実行可能なタイミング、すなわち、交換後のインクタンクに由来するインクで測色動作を行うことができるタイミングをユーザーが知ることができる。
なお、本発明においては、インクタンク交換後の記録動作および吸引動作の条件と、これらの動作を行う時間と、使用されるインク量との関係をあらかじめ求めておき、各動作の時間を管理することによって、インクの使用量(供給量)を算出してもよい。
1 記録ヘッド
3 チューブ
4 インクタンク
6 測色器
7 パネル
11 MPU

Claims (18)

  1. インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドから吐出したインクにより記録されたパターンを測色するセンサと、
    前記センサによる測色動作の実行を推奨するアラートを表示する表示部と、
    を有し、
    前記記録ヘッドと流体連通して前記記録ヘッドにインクを供給するインクタンクを交換可能に有し、
    前記インクタンクが交換されたことをトリガーとして、交換後のインク使用量に応じて前記表示部に前記アラートを表示することを特徴とする記録装置。
  2. インク使用量を算出する算出手段を有し、
    前記インクタンクが交換されたことをトリガーとして、前記算出手段の動作を開始し、算出したインクの使用量が閾値を超えると、前記表示部に前記アラートを表示することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録ヘッドと前記インクタンクとを流体連通させるインク流路を有し、前記閾値は前記インク流路および前記記録ヘッドの内容積に基づいて設定されることを特徴とする、請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記インクタンクは、該インクタンクの製造日情報とインク使用量の情報とが記憶された記憶素子を有し、交換前後の前記インクタンク間で前記記憶素子に記憶された情報を比較して、交換前後の前記インクタンクが異なると判断した場合に、前記表示部に前記アラートを表示することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の記録装置。
  5. 交換前後の前記インクタンク間で前記記憶素子に記憶された製造日情報が異なる場合に、前記表示部にアラートを表示することを特徴とする、請求項4に記載の記録装置。
  6. 交換前後の前記インクタンク間で、前記記憶素子に記憶された製造日情報が同一で、かつ、インク使用量の情報が異なる場合に、前記表示部にアラートを表示することを特徴とする、請求項4に記載の記録装置。
  7. 交換前後の前記インクタンク間で前記記憶素子に記憶された製造日情報が同一で、かつ、インク使用量の情報が異なる場合に、前記表示部にアラートを表示するか否かを選択するモードを持つことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  8. 前記記録ヘッドの吐出回復手段を有し、前記インクタンクが交換されたことをトリガーとして、前記回復手段の動作を開始し、前記回復手段により排出されたインクの量が前記記録ヘッドの内容積を超えると、前記表示部に前記アラートを表示することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  9. 前記インクタンクが交換されたことをトリガーとして、交換後のインク使用量が閾値を超えると、前記表示部に前記アラートを表示することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  10. インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドから吐出したインクにより記録されたパターンを測色するセンサと、
    前記センサによる測色動作の実行を推奨するアラートを表示する表示部と、
    を有し、
    前記記録ヘッドと流体連通して前記記録ヘッドにインクを供給するインクタンクを交換可能に有する記録装置の測色動作の実行のタイミングを知らせる方法であって、
    前記インクタンクが交換されたことを検知する検知工程と、
    前記検知工程において前記インクタンクが交換されたことを検知した後のインク使用量に応じて前記表示部に前記アラートを表示する表示工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  11. 前記インク使用量を算出する算出工程を含み、
    前記検知工程において前記インクタンクが交換されたことを検知すると、前記算出工程を開始し、
    前記算出工程により算出した前記インク使用量が閾値を超えると、前記表示工程を行うことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記記録装置は、前記記録ヘッドと前記インクタンクとを流体連通させるインク流路を有し、
    前記閾値は前記インク流路および前記記録ヘッドの内容積に基づいて設定されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記インクタンクは、該インクタンクの製造日情報とインク使用量の情報とが記憶された記憶素子を有し、
    交換前後の前記インクタンク間で前記記憶素子に記憶された情報を比較する比較工程を含み、
    前記比較工程において、交換前後の前記インクタンクが異なると判断した場合に、前記表示工程において前記表示部に前記アラートを表示することを特徴とする、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記比較工程において、交換前後の前記インクタンク間で前記記憶素子に記憶された製造日情報が異なると判断した場合に、前記表示工程において前記表示部にアラートを表示することを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記比較工程において、交換前後の前記インクタンク間で、前記記憶素子に記憶された製造日情報が同一で、かつ、インク使用量の情報が異なると判断した場合に、前記表示工程において前記表示部にアラートを表示することを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  16. 前記比較工程において、交換前後の前記インクタンク間で前記記憶素子に記憶された製造日情報が同一で、かつ、インク使用量の情報が異なると判断された場合に、前記表示工程において前記表示部にアラートを表示するか否かを選択するモードを持つことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  17. 前記記録ヘッドの吐出回復手段を有し、
    前記インクタンクが交換されたことをトリガーとして、前記回復手段の動作を開始し、前記回復手段により排出されたインクの量が前記記録ヘッドの内容積を超えると、前記表示部に前記アラートを表示することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  18. 前記検知工程において前記インクタンクが交換されたことを検知した後のインク使用量が閾値を超えると、前記表示工程において前記表示部に前記アラートを表示することを特徴とする請求項10に記載の方法。
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