JP2014079610A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が自ら大当りの価値を高めることができ、興趣の豊かな遊技機を提供すること。
【解決手段】当否判定手段により大当りとなることを条件に作動する条件装置と、条件装置の作動に基づいて大当り遊技が実施されると大入賞口を連続的に開閉作動せしめる役物連続作動装置とを備えた遊技機において、遊技者により操作が可能な複数の操作ボタンと、これら操作ボタンが操作されたことを検出する複数の検出手段と、前記役物連続作動装置により大入賞口を連続して開閉作動させる役物連続作動回数を決定する役物連続作動回数決定手段とを設け、役物連続作動回数決定手段により大当り図柄と複数の前記検出手段による検出順序に基づいて役物連続作動回数を決定するようになした。
【選択図】図12

Description

本発明は遊技機、特に大当り遊技において大入賞口の開閉回数である役物連続作動回数の変更が可能な遊技機に関する。
従来、遊技機であるパチンコ機は、遊技球が始動口へ入球すると、これに起因して乱数値が抽出され、乱数値に基づいて大当りとなるか否かの当否判定を行なうとともに、大当りの種類を示す特別図柄を決定し、決定された特別図柄に応じて大当り遊技中に大入賞口が開閉するラウンド数(大入賞口の開閉回数)を決定する。このラウンド数に応じて賞球の獲得数に差が生じることなり大当りの価値が異なるものとなる。
しかし、始動口への入球に起因して抽出された乱数値に基づいて大当りの価値が決定される構成では、大当りの生起や生起した大当りの価値について遊技者に選択の余地がなく、パチンコ機任せや運次第という印象を遊技者に与えるので遊技者のモチベーションが上がらず、面白味が半減している。
そこで近時、大当りが生起した場合に、ラウンド数を決定する複数のラウンド数決定入球口を設け、振分装置において振分けられた遊技球がいずれかのラウンド数決定入球口へ入球し、入球したラウンド数決定口に応じて上限ラウンド数を決定する遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−183044号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機では、振分装置(クルーン)内での遊技球の帰趨(入賞するラウンド数決定口の種類)によって大当りの上限ラウンドが決定されるが、振分装置内での遊技球の帰趨はランダムであり、遊技者がどのラウンド数決定口へ入賞させるかを選択することはできず、パチンコ機任せや運次第という印象を完全に払拭することができたとは言えない。
そこで、本発明は前記事情に鑑み、生起した大当りの価値を決定するための要素を遊技者の意思によって選択することを可能とし、興趣の豊かな遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
請求項1に記載の発明は、遊技盤に設けられた始動口への入球に起因して大当りとなるか否かの当否判定を実行する当否判定手段と、
該当否判定手段による判定結果に基づいて複数種類の異なる大当り図柄から1つの大当り図柄を決定する図柄決定手段と、
該図柄決定手段により決定された大当り図柄を表示する表示手段と、
前記当否判定手段により大当りを生起するとの判定がなされ、かつ前記表示手段に大当り図柄が表示されることを条件に作動する条件装置と、
該条件装置の作動に基づいて大当り遊技が実施され、大当り遊技中に大入賞口を連続的に開閉作動せしめる役物連続作動装置と、を備えた遊技機において、
遊技者により操作が可能な複数の操作ボタンと、
これら操作ボタンが操作されたことを検出する複数の検出手段と、
前記役物連続作動装置により大入賞口を連続して開閉作動させる役物連続作動回数として前記図柄決定手段により決定された大当り図柄に応じて予め複数種類の異なる回数が設定されており、これら複数種類の異なる役物連続作動回数から1つの回数を決定する役物連続作動回数決定手段と、を備え、
該役物連続作動回数決定手段は、大当り図柄と複数の前記検出手段による操作ボタンの検出順序に基づいて役物連続作動回数を決定するように構成する。
請求項1の発明によれば、当否判定により大当りとなると、大当り遊技における大入賞口の開放回数が、複数設けられた操作ボタンの操作順序に応じて決められるので、遊技者は積極的に操作ボタンを操作して有利な内容の大当り遊技(大入賞口の多開放)の獲得を狙うこととなる。従って、従来の遊技機のように大当りとなっても大当り遊技の内容が遊技機任せであったり運次第であるといったマイナスの印象を払拭し、遊技者自らがボタン操作により有利な内容を獲得するといった印象を与え、興趣を高めることができる。
特に、大当り図柄ごとに有利な大当り遊技の内容となる操作順序を相違させて遊技者にさまざまな入球順序を試させるようにすることで面白味を増すことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、
遊技中に予め設定された所定条件が成立すると、遊技者にとって有利となる役物連続作動回数が決定される前記検出手段の検出順序を報知する有利情報報知手段を設ける。
請求項2の発明によれば、条件に応じて有利な大当りを得る操作順序を知らせるので、意外性があり、遊技者は示された順序で有利な大当りを得やすい。よって所定条件の成立に基づいて入球順序または操作順序の報知により賞球数(出球)に影響を及ぼすこととなり面白味が増す。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、
大当りの生起に有利な特典遊技を付与する特典遊技付与手段を備え、
前記所定条件として、前記特典付与手段により特典遊技が付与されていることを条件とするように構成する。
請求項3の発明によれば、特典遊技(所謂、時短遊技、確変遊技又は確変時短遊技)が付与されているか否かの判断を検出順序の報知を行うための条件としたことで、遊技者は有利な大当りを得やすい状態となり、特典遊技の価値を高めることができる。
請求項4に記載の発明は請求項2または3のいずれかに記載の遊技機において、
大当りの生起に起因して乱数が抽出されて該乱数に応じて当否の抽選を行なう抽選手段を設け、
前記所定条件として、前記抽選手段による抽選結果が当りであることを条件とするように構成する。
請求項4の発明によれば、乱数を用いた抽選結果を検出順序の報知を行うための条件としたことで、所定の確率で有利となる役物連続作動回数が決定される前記検出手段の検出順序が報知されることになり、遊技の興趣を高めることができる。
本発明を適用した第1の実施形態の遊技機の正面図である。 前記遊技機の遊技盤の正面図である。 前記遊技盤に設けられた振分装置と複数の検出スイッチを示す要部拡大図である。 前記遊技機の電気ブロック図である。 前記遊技機の主制御装置で実行されるメインルーチンの制御内容を示すフローチャートである。 前記主制御装置で実行される始動入賞処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記主制御装置で実行される特図関連処理の制御内容を示す第1のフローチャートである。 前記特図関連処理の制御内容を示す第2のフローチャートである。 前記特図関連処理の制御内容を示す第3のフローチャートである。 前記特図関連処理の制御内容を示す第4のフローチャートである。 前記主制御装置で実行される役物連続作動回数決定処理の制御内容を示す第1のフローチャートである。 前記遊技機に用いられる大当り図柄と役物連続作動回数との関係を示す図である。 前記主制御装置で実行される特別遊技処理の制御内容を示す第1のフローチャートである。 前記特別遊技処理の制御内容を示す第2のフローチャートである。 前記特別遊技処理の制御内容を示す第3のフローチャートである。 本発明を適用した第2の実施形態の遊技機のサブ統合制御装置で実行される検出順序表示処理1の制御内容を示すフローチャートである。 前記遊技機の表示装置に表示される検出順序表示の表示態様を示す図である。 本発明を適用した第3の実施形態の遊技機のサブ統合制御装置で実行される検出順序表示処理2の制御内容を示すフローチャートである。 本発明を適用した第4の実施形態の遊技機のサブ統合制御装置で実行される表示乱数抽出処理の制御内容を示すフローチャートである。 前記サブ統合制御装置で実行される検出順序表示処理3の制御内容を示すフローチャートである。 本発明を適用した第5の実施形態の遊技機の正面図である。
本発明を適用した実施形態の遊技機たるパチンコ機を説明する。図1に示すように、パチンコ機1は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠10にて構成の各部を保持する構造としてある。外枠10には、左側の上下の位置に設けたヒンジ101を介して、板ガラス110が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)11および図略の内枠が開閉可能に設けてある。なお、これら前枠11および前記内枠はシリンダ錠18により外枠10に閉鎖ロックされ、シリンダ錠18に所定の鍵を挿入し、鍵を時計回りに操作して前記内枠を開放するようになし、反時計まわりの操作により前枠11を開放する。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
前枠11の上部の左右両側位置にはそれぞれスピーカ112が設置してあり、これらにより遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また前枠11には遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ113のほか、遊技の異常を報知するLED類が設けてある。
前枠11の下半部には上皿12と下皿13とが一体に形成してある。下皿13の右側には発射ハンドル14が設けてあり、該発射ハンドル14を時計回りに操作することにより発射装置が作動して、上皿12から供給された遊技球が遊技盤2に向けて発射される。また上皿12には賞球が払い出される。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
本パチンコ機1は所謂CR機であって、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)60が隣接してある。パチンコ機1には上皿12の右側に貸出ボタン171、精算ボタン172および残高表示器173が設けてある。また上皿12の中央位置には遊技者が操作可能な遊技ボタン15と、その外周を囲むようにジョグダイヤル16が設置されている。
図2は遊技盤2を示し、遊技盤2には外レール201と内レール202とによって囲まれた略円形の遊技領域20が形成されている。遊技領域20には、その中央部にセンターケース200が装着されている。
センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
センターケース200の中央直下位置には、常時、遊技球の入球が可能で、入球により特別図柄(以下、単に特図という)の抽選を実行する第1特図始動口23Aが設けてある。
またセンターケース200の右側位置には、遊技球が通過時に普通図柄(以下、単に普図という)の抽選が実行される作動ゲート(作動口)22と、その直下位置にチューリップ式普通電動役物からなり、入球時に特図の抽選が実行される特図の第2特図始動口23Bが設置されている。
該第2特図始動口23Bは普通電動役物(以下、単に普電役物という)の開放時にのみ入球(入賞)可能である。普電役物は、普図の抽選で当りとなると所定時間開放する構成である。
第1および第2特図始動口23A,23Bの下方には、開閉板により開閉される大入賞口24が設けられている。また第1および第2特図始動口23A,23Bの左側に複数の普通入賞口27が設置され、更に大入賞口24の下方で遊技領域20の最下部にはアウト球口203が設けられている。
尚、遊技領域20には、図略の多数の遊技釘や風車が植設されている。
また遊技盤2の右下端部には、レール201の外部に、特図表示装置27、特図保留数表示装置271、普通図柄表示装置28および普図保留数表示装置281が設けられている。
更にまた遊技領域20には第1および第2特図始動口23A,23Bの右側位置に、遊技球を3つの領域へ入球可能に振分ける振分装置30が設置されている。
図3に示すように、振分装置30は遊技球が入球可能な入球口31からヘアピン状に屈曲する遊技球通路32が設けてあり、入球口31から入球した遊技球を流下する。遊技球通路82の下流端は図中右向きに開放しており、下流端開放部321に達した遊技球は、振分手段である振分部33により3つの領域へ入球可能に振分けられる。
振分部33は、前記下流端開放部321に隣接して略円盤のスプロケットからなり、スプロケット33は、その側面に3つの凹部が等間隔に形成され、それぞれが遊技球を保持するA領域34、B領域35、C領域36となっている(これらは特許請求の範囲に記載の複数の所定の領域に相当する)。スプロケット33はその中心軸に連結されたモータよる駆動で時計回りに回転してA領域34、B領域35、C領域36が順次、下流端開放部321を臨む位置を通過していく。このときに遊技球通路32を流下してきた遊技球があれば、遊技球はA領域34、B領域35、C領域36のいずれかに入球して入球が検出される。また遊技球が入球したA領域34、B領域35、C領域36は、遊技球を保持しつつ、遊技領域へとつながる排出口38に到る排出通路37に渡すようになっている。
ところでスプロケット33は、電源投入時から一定の速度で回転動作(一定の間隔で切替動作)しており、所定時間の間隔でA領域34に達する位置、B領域35に達する位置、C領域36に達する位置へと変化する(切り替わる)。そして、遊技球は、遊技球通路32の下流端開放部321に達したときにA領域34、B領域35、C領域36が下流端開放部321を臨む位置になければ、当該位置にA領域34、B領域35、C領域36のいずれかが来るまでスプロケット33の側面と当接状態を維持し、A領域34、B領域35、C領域36のいずれかが下流端開放部321と対向する位置に来た時点でA領域34、B領域35、C領域36のいずれかに入球することになる。
図4は本パチンコ機1の電気的構成を示すもので、遊技の制御を司る主制御装置40を中心に、サブ制御装置として払出制御装置41、サブ統合制御装置42および演出図柄制御装置43を具備する構成である。主制御装置40、払出制御装置41、サブ統合制御装置42および演出図柄制御装置43においては、何れもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え、これら制御装置は何れもCPUにより、2ms周期又は4ms周期の割り込み信号に起因してROMに搭載しているメインルーチンおよびサブルーチンからなるプログラムが開始され、各種の制御が実行される。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40は、裏配線中継端子板530および外部接続端子板538を介して遊技施設のホールコンピュータ500と電気的に接続される。また主制御装置40には、裏配線中継端子板530や遊技盤中継端子板531を介して、前枠(ガラス枠)11および内枠30が開放しているか否か検出するガラス枠開放SW(スイッチ)501、内枠開放SW502、第1特図始動口23Aへの入球を検出する第1特図始動口SW503、第2特図始動口23Bへの入球を検出する第2特図始動口SW504、普図始動ゲート22への入球を検出する普通図柄作動SW505、普通入賞口26への入球を検出する左入賞口SW506、大入賞装置24への入球を検出するカウントSW507、振分装置30のA領域34への入球を検出するA検出SW508、B領域35への入球を検出するB検出SW509、C領域36への入球を検出するC検出SW510、および振分装置30への入球を検出する振分入球SW511等の検出信号が入力される。尚、前記A検出SW508、B検出SW509、C検出SW510は特許請求の範囲に記載の検出手段に相当する。
また主制御装置40は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置41や、演出中継端子板532を介してサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43へ向けてのコマンドの出力や、図柄表示装置中継端子板533を介して特図表示装置27、特図保留数表示装置271、普通図柄表示装置28および普図保留数表示装置281の表示制御を行なう。
更に主制御装置40は、遊技盤版中継端子板531を介して大入賞口ソレノイド512を制御して大入賞装置24を開放作動せしめる。また第2特図始動口23Bの普電役物ソレノイド513を制御して第2特図始動口23Bの普電役物の開閉や、スプロケモータ514を制御して振分装置30のスプロッケト33を回転駆動せしめる。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板538を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
払出制御装置41は、裏配線中継端子板530や払出中継端子板534を介して遊技機裏面の球タンクが空状態になったことを検出する球切れSW520、遊技球が払い出されたことを検出する払出SW522、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯SW523等の検出信号が入力される。主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて払出モータ521を稼働させて遊技球を払い出させる。また、CRユニット端子板535を介してCRユニット60と電気的に接続され、貸出要求信号に応じて払出モータ521を稼働させて貸球を払い出させる。精算表示装置173を介して球貸および精算SW171,172による貸出要求、精算要求の操作信号は、CRユニット60に入力され、プリペイドカードの残高表示はCRユニット60によって制御する。
発射制御装置44は、発射停止SW524、発射ハンドル14に遊技者が接触(操作)していることを検出するタッチSW525等の検出信号が入力される。払出制御装置41を介して主制御装置40から送られてくるコマンド(タッチSW525の信号や遊技状況を反映している)、発射ハンドル14の回動信号および発射停止SW524の信号に基づいて発射モータ526を制御して遊技球を発射および停止させる。
サブ統合制御装置42には遊技ボタン15やジョグダイヤル16などの操作信号が入力される。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
演出図柄制御装置43は、LCDパネルユニットや付属ユニットと共に演出図柄表示装置21を構成している。演出図柄制御装置43は、サブ統合制御装置42から送られてくるコマンドに応じて演出図柄表示装置21のLCDパネルの表示を制御する。
次にパチンコ機1の作動を説明する。
パチンコ機1は、始動ゲート22への入球に起因して普図の当否抽選を行い、普図表示装置28の図柄変動を開始する。前記抽選結果が当りであれば、表示装置28に当選結果を確定表示して前記普電役物を開放する。これにより第2特図始動口23Bへの入賞が可能(又は容易)となる。
第1又は第2特図始動口23A,23Bへの入賞があると、これに起因して乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて特図の当否判定を行い、特図表示装置27および演出図柄表示装置21の図柄変動を開始する。判定結果が大当りであれば、大当り図柄を決めて各表示装置27,21に大当り図柄を確定表示して大当り遊技(特別遊技)に移行する構成である。尚、演出図柄表示装置21には特図に対応する擬似演出図柄が表示される。
大当り遊技に移行するに当たって、当否判定時に設定された大当り図柄の種類、振分装置30のA領域34、B領域35、C領域36への入球順序に応じて大当り遊技のラウンド数(大入賞口24の開放回数)を決定する。大当り遊技のラウンド数は予め設定された回数の異なる複数種類のラウンド数から決定される。この場合、A領域34、B領域35、C領域36への入球順序は、遊技者が遊技球の発射のタイミングを見計らって入球順序の操作が可能である。
大当り遊技終了後には、遊技状態を大当りの当選確率が高確率となる確率変動(確変)遊技および普図の当選が高確率となり特図の変動時間が短縮される時間短縮(時短)遊技へと移行可能な基本構成を有する。
以下、作動の詳細を主制御装置40で実行されるプログラム処理に基づいて説明する。
図5は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
正常割り込みなら(S100:yes)、初期値乱数更新処理(S101)、特図の当否判定用の乱数値である大当り決定用乱数の更新処理(S102)、特図の大当り図柄決定用乱数の更新処理(S103)、普図の当り判定用乱数の更新処理(S104)、特図のリーチに関するリーチ判定用乱数の更新処理(S105)、特図の変動パターンに関する変動パターン決定用乱数の更新処理(S106)、入賞確認処理(S107)、特図関連処理(S108)、各出力処理(S109)、不正監視処理(S110)を行って、次に割り込み信号が入力されるまでの残余時間内には初期乱数更新処理(S111)をループ処理する。
次に、本発明に関わりの深い入賞確認処理(S107)、特図関連処理(S108)および各出力処理(S109)の一部のサブルーチンについて説明する。
図6に示す「始動入賞確認処理」は前記入賞確認処理(S107)のサブルーチンで、第1および第2特図始動口23A,23Bへの入球があれば(S200:yes)、特図の保留記憶が満杯か確認する(S201)。本実施形態における記憶可能な保留記憶数は各4個である。
保留記憶が満杯でなければ(S201:no)、S202の抽出乱数保留記憶処理において、前記入球に起因して抽出した複数の乱数値(大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等)を保留記憶として記憶する。またこの処理では、特図保留数表示装置271の点灯数を1つ増加させるとともに、サブ統合装置42へ現在の保留記憶数を送信する特図保留数コマンドの送信処理を行う。S202の処理後、リターンする。
図7乃至図10は「特図関連処理」のフローチャートを示す。図7に示すように「特図関連処理」は、先ず、役物連続作動装置の作動を確認して大当り遊技中であるか否かを確認し(S300)、大当り遊技中でなければ(S300:no)、特図が変動中であるか否かを確認し(S301)、変動中でなければ(S301:no)、特図の確定図柄が確定表示中であるか否かを確認する(S302)。尚、特別電動役物が作動中(S300:yes)であれば「特別遊技処理」に移行する。
前記S302の処理で確定図柄が表示中でなければ(S302:no)、図8に示すように、特図の保留記憶があるか否かを確認する(S310)。保留記憶がなければ(S310:no)、「特別遊技処理」に移行する。保留記憶があれば(S310:yes)、記憶数を減算し、保留記憶のシフト処理を行う(S311)。該シフト処理により特図の保留記憶のうち最も古い保留記憶が当否判定の対象となる。
次にS312の処理で、確変フラグを確認して現在の遊技状態が前記確変遊技状態であるか確認する(確変フラグが「1」であれば確変中)。確変中であれば(S312:yes)、確変時の当否判定用テーブルと前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S313)。
確変中でなければ(S312:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S314)。
続くS315の処理では、S313又はS314の処理の当否判定が大当りか否かの確認を行う。
大当りであれば(S315:yes)、S316の処理において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
S317の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、演出図柄表示装置21に表示される特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。尚、前記S315の処理は特許請求の範囲に記載の「当否判定手段」に、前記S316の処理は「図柄決定手段」に相当する。
変動パターンの決定後、S318で大当り設定処理を行う。この処理では、前記決定された大当り図柄に基づき、例えば演出図柄表示装置21で実行される大当り遊技のオープニング演出の時間の設定、エンディング演出の時間等の設定がなされる。
前記S315の処理において、大当りでなくハズレであれば(S315:no)、S319の処理において、演出図柄表示装置21に表示される特図のハズレ用の変動時間などといった変動パターンを決定する。続くハズレ設定処理(S320)では、遊技状態が確変であれば、その継続期間をカウントする確変カウンタを減算する。
前記S318又はS320の各設定処理の後、S321の処理では、特図表示装置27の図柄変動開始制御を行い、サブ統合制御装置42へ図柄の変動開始コマンド、図柄指定コマンドを送信し、「特別遊技処理」へ移行する。変動開始コマンド、図柄指定コマンドには特図の変動パターン、特図の当否判定の判定結果などが含まれる。
前記図7のS301の処理で特図の変動中のときは(S301:yes)、図9に示すように、図柄の変動時間が経過したことを確認すると(S330:yes)、確定図柄表示処理(S331)において、特図表示装置27Aの特図の変動表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42および演出図柄制御装置43へ擬似図柄の変動表示および演出表示を終了させるように図柄確定コマンドを送信し、「特別遊技処理」へ移行する。
前記図7のS302の処理で特図の確定図柄を表示中であれば(S302:yes)、図10のS340の処理に移行して、確定図柄表示時間が終了したか確認する。確定図柄表示時間が終了していなければ(S340:no)、「特別遊技処理」へ移行する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S340:yes)、確定図柄表示終了の処理(S341)により特図表示装置27Aの特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ特図に対応する擬似図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
続いて特図の図柄が大当りになる組合せであるか確認し(S342)、大当りになる組合せであったときは(S342:yes)、確変フラグが「1」であれば(S343:yes)、確変フラグに「0」をセットする(S344)。次に、時短フラグが「1」であれば(S345:yes)、時短フラグに「0」をセットする(S346)。これらの処理により大当り遊技(特別遊技)中での遊技状態を通常状態にリセットする。
続くS347の処理において条件装置の作動を開始させ、S348の処理では、後述する役物連続作動装置の作動回数の決定、即ち大当り遊技で大入賞口24を開放するラウンド数の決定を行う。作動回数を決定した後、S349の処理において役物連続作動装置の作動を開始させる。尚、条件装置は大当り遊技で役物連続作動装置の作動に必要な装置であり、役物連続作動装置は大入賞口24の特別電動役物を連続して作動させる装置である。
そして大当り開始演出処理(S350)によりサブ統合制御装置42へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
前記S342の処理で、大当りになる組合せでなければ(S342:no)、確変フラグが「1」であるか確認し(S351)、確変フラグが「1」であり(S351:yes)、確変カウンタ(回数)が「0」であれば(S352:yes)、確変フラグを「0」にセットする(S353)。
続く処理で時短フラグが「1」であり(S354:yes)、時短カウンタ(回数)が「0」であれば(S355:yes)、時短フラグを「0」にセットする(S356)。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。その後、「特別遊技処理」に移行する。
前記役物連続作動回数の決定は、特図の大当り図柄が確定表示された後に、遊技者が前記振分装置30の3つの領域、A領域34、B領域35、C領域36へ遊技球を入球させ、その入球順序と前記大当り図柄に応じてなされる。
この場合、図柄が確定後に演出図柄表示装置21において、遊技者にA領域34、B領域35、C領域36への入球を促す表示を行う。
振分装置30は、大当り図柄が確定表示されると、遊技者はタイミングを見計らって遊技球を発射し、自分の思う順序でA領域34、B領域35、C領域36の各領域へ入球させることができ、遊技者の遊技技術の介入が可能である。尚、一度入球した領域の検出SWは無効とされ、再度同じ領域に入球があっても検出しない構成とする。又は一度入球した領域をシャッターなどで塞いで入球できない構成でもよい。また、下流端開放部321の底部を可動式とし、A領域34、B領域35、C領域36のいずれかへの入球を検出した場合に底部を所定時間(例えば、スプロケット33が1回転するのに要する時間程度)開放して排出通路37へと誘導するように構成し、振分装置30へと連続して入球した場合に、狙った順序とならない状況の発生を抑えることが望ましい。
振分装置30はA,B,Cの全ての領域34,35,36への入球が検出されるとスプロケット33の回転を停止するように構成してもよい。この場合、入球口31に設けられた遊技球検出センサにより装置30へ入ったことが検出された球数と排出口38に設けられた遊技球検出センサにより装置30から排出された球数を照合して合致すればスプロケット33を停止することが望ましい。尚、振分装置30は、大当り遊技の内容を決めるとき以外は入球口31をシャッター等で塞いでもよい。
図11に示すように、前記S348のサブルーチンである「役物連続作動回数決定処理」では、S370の処理に3つの領域34,35,36全てへの入球があり、全ての入球が検出されたか否かを確認する。全ての入球検出が完了していれば(S370:no)、大当り図柄の確認を行い(S371)、続いてA領域34、B領域35、C領域36への入球順序を確認し(S372)、役物連続作動回数の決定を行う(S373)。尚、S373の役物連続作動回数決定処理は特許請求の範囲に記載の役物連続作動回数決定手段に相当する。
この場合、図12に示すにように、予め設定された大当り図柄と検出順序とラウンド数に関するテーブルにより役物連続作動回数が決められる。図例では大当り図柄が30種類ある。入球順序は「A→B→C」、「A→C→B」、「B→A→C」、「B→C→A」、「C→A→B」、「C→B→A」の6通りであり、ラウンド数は「16R」、「10R」、「4R」の3通りが設定されている。
役物連続作動回数は、大当り図柄が「図柄1」であり入球順序が「C→B→A」であれば「16R」に決定され、大当り図柄が「図柄15」であり入球順序が「B→C→A」であれば「10R」となり、大当り図柄が「図柄30」であり入球順序が「C→A→B」であれば「4R」に決定される。
また前記テーブルでは各大当り図柄において、6通りの入球順序に応じて3通りのラウンド数が割当てられている。6通りの入球順序に対して3通りのラウンド数「16R」、「10R」、「4R」の割当率は「1:4:1」とされる。
また大当り図柄に応じた入球順序とラウンド数の割当てが相違する。例えば、「図柄1」では入球順序が「A→B→C」であればラウンド数が「16R」であるが、入球順序が同じであっても、「図柄2」では「4R」、「図柄3」では「10R」である。同様に「図柄1」ではラウンド数が「4R」となるには、入球順序が「C→B→A」であるが、「図柄2」では「A→B→C」、「図柄3」では「A→C→B」である。
このように、大当り図柄に応じた入球順序とラウンド数の割当てを相違させたので、例えば、以前に「A→B→C」の入球順序で「16R」を得たとしても、毎回「A→B→C」の入球順序で「16R」となるとは限らないので、遊技者はいろいろな入球順序を試すこととなり面白味が増す。この場合、全ての大当り図柄を類似させておくことが望ましく、少なくとも、図例の横並びの図柄である「図柄1〜6」、「図柄7〜12」、「図柄13〜18」、「図柄19〜24」、「図柄25〜30」は類似させる。
前記当否判定が行われ、役物連続作動回数が決定された後に実行される「特別遊技処理」は、図13に示すように、先ずS400の処理において、役物連続作動装置が作動中か確認し(S400)、作動中であれば(S400:yes)、S401の処理で大入賞口24が開放中か確認する。
S401の処理で大入賞口24が開放中でなければ(S401:no)、インターバル中か確認し(S402)、インターバル中でなければ(S402:no)、大当り終了演出中か確認し(S403)、大当り終了演出中でなければ(S403:no)、大当り開始演出時間が経過したか確認し(S404)、大当り開始演出時間が経過していれば(S404:yes)、S405の大入賞口開放処理で大入賞口24を開放してリターンする。
S401の処理で大入賞口開放中であれば(S401:yes)、図14に示すように、大入賞口24に規定入賞数(9個)の入賞があったか否かの確認(S410)、又は大入賞口24の開放時間が終了したか否かを確認して(S411)、いずれか確認できれば大入賞口24を閉鎖し(S412)、大当りインターバル処理を実行して(S413)、リターンする。大当りインターバル処理では、サブ統合制御装置42へ大当りのインターバル演出を開始させるようにコマンドを送信する。
図13のS402の処理でインターバル中であれば(S402:yes)、図14のS414の処理で大当りインターバル時間が経過したか確認し、経過していれば(S414:yes)、前記「役物連続作動回数決定処理」(図11)で決定した回数の最終ラウンドであるかどうか確認し(S415)、最終ラウンドであれば、(S415:yes)、大当り終了演出の処理(S416)を実行し、この処理でサブ統合制御装置42に大当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ、(S415:no)、大入賞口24の開放処理(S417)を実行してリターンする。
図13のS403の処理で大当り終了演出中であれば(S403:yes)、図15に示すように、大当り終了演出時間の終了時間が経過したか確認し(S420)、経過していれば(S420:yes)、役物連続作動装置の作動を停止する処理(S421)を実行し、条件装置の作動を停止する処理(S422)を実行する。
続く、S423〜S428の処理では図9の「大当り設定処理(S319)」で設定された設定内容を参照し、大当り遊技後の遊技状態を設定する。即ちS423において、大当り遊技終了後に確変遊技に移行されるか確認し、移行される場合(S423:yes)は、確変設定処理(S424)および確変フラグに「1」をセットする処理(S425)を行う。
次にS426において、大当り遊技終了後に時短遊技に移行されるか確認し、移行される場合(S426:yes)は、時短設定処理(S427)および時短フラグに「1」をセットする処理(S428)を行う。尚、S423〜S428の処理は特許請求の範囲に記載の特典遊技付与手段に相当する。
その後、サブ統合制御装置42へ大当り遊技終了のコマンドを送信するとともに(S429)、状態指定コマンドとして前記開放延長遊技状態へ移行するか否かの情報をサブ統合制御装置42等へ送信する(S430)。その後にリターンする。
本実施形態のパチンコ機1によれば、当否判定により大当りとなると、大当り遊技におけるラウンド数(大入賞口の開放回数)が、大当り図柄と振分装置30に複数設けられたA,B,Cの各領域34,35,36への入球順序(A,B,Cの各検出SW4,35,36の検出順序)に応じて決められるので、遊技者は積極的に上記各領域へ入球させて有利な内容の大当り遊技(ラウンド数の多い大当り遊技)の獲得を狙うこととなる。従って、従来の遊技機のように大当りとなっても大当り遊技の内容が遊技機任せであったり運次第であるといった印象を払拭し、遊技者が自らの遊技技術を駆使して有利な内容を獲得するといった印象を与え、興趣を高めることができる。
また、大当り図柄ごとに有利な内容の大当り遊技となる入球順序を相違させ、かつ大当り図柄を類似させたことによって、遊技者は大当り図柄を見ても順序が判断できず、遊技者にさまざまな入球順序を試させることができる。更に振分装置30により定期的に所定の領域への入球の振分けを行い単に所定の領域へ入球させるのだけでなく、遊技者がタイミングを見計らって各領域34,35,36を狙って入球させるように構成したので、大当り遊技への過程の面白味を増すことができる。
尚、図12に示す「図柄」と「検出順序」と「ラウンド数」に関する仕様では、大当り遊技の平均ラウンド数が「10R」にできる。
本パチンコ機1は、大当り図柄を確定表示してから遊技者によりA,B,Cの各領域34,35,36へ入球順序(検出順序)が決められることで大当り遊技の内容(ラウンド数)を決定する構成であるが、これに限らず、他の構成として大当り遊技の内容を決定した後に大当り図柄を確定表示するようにしてもよい。
該他の構成では、前記特図関連処理のS316の大当り図柄決定処理(図8)において、少なくとも6種類の図柄からなる図柄群(図柄グループ)を複数種類設けておき、前記処理において一つの図柄群を決定する。図柄群の各図柄はそれぞれ各領域34,35,36の入球順序と対応して大当り遊技のラウンド数が決められている。
そして、特図の変動を大当りが生起することを示す図柄グループ図柄で停止して条件装置を作動させ、入球順序(検出順序)に基づいて大当り遊技の内容(役物連続作動回数)を決定した後に、予め決定されていた大当り図柄を最確定表示することが望ましい。このようにすることで、図柄グループ図柄によって図柄グループが判明しても入球順序(検出順序)と大当り遊技のラウンド数との関係までは判断できず、入球順序(検出順序)が決定した後に大当り図柄を表示するため、過去の経験(データ)に基づいて有利な役物連続作動回数を狙うことができなくなる。
次に本発明を適用した第2の実施形態を説明する。
本実施形態のパチンコ機は、前記第1の実施形態のパチンコ機と同様に、大当りとなり大当り図柄が確定表示されると、大当り図柄とA,B,Cの各領域34,35,36へ入球順序(検出順序)に応じて大当り遊技の内容(ラウンド数)を決定する構成であり、かつ所定の遊技の条件が満たされると、遊技者にとって有利なラウンド数の最も多い(16R)大当り遊技を得るための入球順序、又は遊技者にとって不利なラウンド数の最も少ない(4R)大当り遊技となる入球順序を遊技者に知らせるものである。例えば、特図の当否判定時の遊技状態が「確変」であれば「16R」になる入球順序を示し、当否判定時の遊技状態が「時短」であれば「4R」の入球順序を示す。
尚、本実施形態のパチンコ機の基本構造は前記第1の実施形態のそれをほぼ同じで、図面において同一部材は同一符号で示し、それらの説明を省略する。
本実施形態のパチンコ機では、当否判定の結果が大当りとなって大当り図柄が確定表示されると、サブ統合制御装置42において図16に示す「検出順序表示処理1」が実行される。この処理では先ず、大当り図柄が確定表示されたか否かを確認する(S500)。確定図柄の表示を確認すると(S500:yes)、次に当否判定時の遊技状態が「確変」状態であるか否かを確認する(S501)。遊技状態が「確変」であれば(S501:yes)、S502の処理において、「16R」の大当り遊技となる有利な入球順序の表示を行うように演出図柄制御装置43へ指示を送り、演出図柄制御装置43を介して演出図柄表示装置21に前記有利な入球順序を表示させる。尚、S502の有利順序表示処理は特許請求の範囲に記載の有利情報報知手段に相当する。
図17(a)は前記有利な入球順序を示す表示態様で、演出図柄表示装置21の表示画面には、その下半部に特図に対応する3桁の数字が揃った状態の擬似演出図柄を表示するとともに、表示画面の上部右側に本パチンコ機のメインキャラクタである「くまの達吉」211を表示し、かつその左側に達吉211のセリフとして「16Rを目指せ、16RはA→B→C」といった有利な入球順序を表示する。
図16に戻って、前記S501の処理で「確変」でなければ(S501:no)、当否判定時の遊技状態が「時短」状態であるか否かを確認する(S503)。遊技状態が「時短」であれば(S503:yes)、S504の処理において、「4R」の大当り遊技となる不利な入球順序の表示を行うように演出図柄制御装置43へ指示を送り、演出図柄制御装置43を介して演出図柄表示装置21に前記不利な入球順序を表示させる。尚、S504の不利順序表示処理は特許請求の範囲に記載の不利情報報知手段に相当する。
図17(b)に示すように不利な入球順序を示す表示態様では、「くまの達吉」211のセリフとして「16Rを目指せ、4RはA→B→C」といった不利な入球順序を表示する。
図16の前記S503の処理で「時短」でなければ(S503:no)、S505の処理において、入球順序の表示を行なわない通常表示処理となる。
図17(c)に示すように通常の表示態様では、「くまの達吉」211のセリフとして「16Rを目指せ」といった表示を行う。
本実施形態のパチンコ機によれば、「有利な入球順序」が表示されたときは当然遊技者は表示通りの入球順序として「16R」の大当り遊技を得て最も多くの遊技球を獲得できる。一方「不利な入球順序」が表示されたときは当然遊技者は表示通りの入球順序を避けるので、「16R」又は「10R」の大当り遊技となり、この場合の平均ラウンド数が11.2Rとなるので、適当な順序(不利な入球順序も含む)で入球させるよりも多くの遊技球を獲得できる(適当な順序で入球させた場合には平均ラウンド数は10R)。このように入球順序を表示するといったサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置42および演出図柄表示装置21の演出により大当り遊技よって得られる賞球(ラウンド)に影響を与えることができ、遊技の面白味を増すことができる。
尚、本実施形態の他の構成として、「確変」時に「有利な入球順序」のみを表示し、「確変」時以外は順序を表示しない構成、「確変」時に「不利な入球順序」のみを表示し、「確変」時以外は順序を表示しない構成、「時短」時に「有利な入球順序」のみを表示し、「時短」時以外は順序を表示しない構成、「時短」時に「不利な入球順序」のみを表示し、「時短」時以外は順序を表示しない構成でもよい。
また、遊技状態に基づいて「有利な入球順序」のみを表示、「不利な入球順序」のみを表示および「順序を表示しない」のうちのいずれかを行うのではなく、主に「有利な入球順序」を表示(確率的には低いが「不利な入球順序」の表示や「順序を表示しない」も選択される)、主に「不利な入球順序」を表示(確率的には低いが「有利な入球順序」の表示や「順序を表示しない」も選択される)又は主に「順序を表示しない」(確率的には低いが「有利な入球順序」の表示や「不利な入球順序」の表示も選択される)構成に置き換えても何等差し支えない。
本発明の第3の実施形態として、「入球順序」を表示する条件として、大当りが第1始動口23Aへの入球に起因する大当りであることを条件とするパチンコ機の説明をする。本パチンコ機は前記第2の実施形態のパチンコ機と同様な基本構成を有する。
本パチンコ機は、当否判定の結果が大当りとなって大当り図柄が確定表示されると、サブ統合制御装置42において図18に示す「検出順序表示処理2」が実行される。この処理では先ず、大当り図柄が確定表示されたか否かを確認する(S510)。確定図柄の表示を確認すると(S510:yes)、次に大当りが第1始動口23Aへの入球を起因とする当否判定(第1特図の図柄変動)によるものであるか否かを確認する(S511)。第1始動口23Aへの入球を起因とする大当りであれば(S511:yes)、S512の処理において、「16R」の大当り遊技となる「有利な入球順序」の表示を行うように演出図柄制御装置43へ指示を送り、演出図柄制御装置43を介して演出図柄表示装置21に前記「有利な入球順序」を表示させる。
前記S511の処理で第1始動口23Aへの入球を起因とする大当りでなければ(S511:no)、S513の処理において、「4R」の大当り遊技となる「不利な入球順序」の表示を行うように演出図柄制御装置43へ指示を送り、演出図柄制御装置43を介して演出図柄表示装置21に前記「不利な入球順序」を表示させる。
本実施形態のパチンコ機によれば前記第2の実施形態と同様な作用効果が得られる。
また本実施形態の他の構成として、第1始動口23Aへの入球に起因する大当りでは「有利な入球順序」を示し、それ以外では順序を表示しない構成、第1始動口23Aへの入球に起因する大当り時に「不利な入球順序」を表示し、それ以外は「有利な入球順序」を示す構成、第1始動口23Aへの入球に起因する大当りでは「不利な入球順序」を示し、それ以外では順序を表示しない構成、第2始動口23Bへの入球に起因する大当りでは「有利な入球順序」を示し、それ以外では「不利な入球順序」を示す構成、第2始動口23Bへの入球に起因する大当りでは「有利な入球順序」を示し、それ以外では順序を表示しない構成、第2始動口23Bへの入球に起因する大当り時に「不利な入球順序」を表示し、それ以外は「有利な入球順序」を示す構成、第2始動口23Bへの入球に起因する大当りでは「不利な入球順序」を示し、それ以外では順序を表示しない構成でもよい。
本発明の第4の実施形態として、「入球順序」を表示する条件として、当否判定が大当りとなった時点で乱数を抽出し、該乱数に応じた抽選を行い抽選結果を条件とするパチンコ機について説明する。本パチンコ機は前記第2の実施形態のパチンコ機と同様な基本構成を有する。
図19に示す「表示乱数抽出処理」はサブ統合制御装置42により実行される処理で、前記抽選に用いる「表示乱数」を抽出する。
S600の処理において、主制御装置40からの特図変動開始コマンド(図8のS321参照)の受信により当否判定の結果が大当りであるか否かを確認する。当否判定の結果が大当りであれば(S600:yes)、表示乱数を抽出する(S601)。例えば表示乱数は「0〜9」の整数から1つの数値を選択・記憶する。
次に大当り図柄が確定表示されると、サブ統合制御装置42において図20に示す「検出順序表示処理3」が実行される。この処理では先ず、大当り図柄が確定表示されたか否かを確認する(S520)。確定図柄の表示を確認すると(S520:yes)、次に前記表示乱数が「0〜2」であるか否かを確認する(S521)。表示乱数が「0〜2」であれば(S521:yes)、S522の処理において、「16R」の大当り遊技となる有利な入球順序の表示を行うように演出図柄制御装置43へ指示を送り、演出図柄制御装置43を介して演出図柄表示装置21に前記「有利な入球順序」を表示させる。
前記S521の処理で表示乱数が「0〜2」でなければ(S521:no)、表示乱数が「3〜6」であるか否かを確認する(S523)。表示乱数が「3〜6」であれば(S523:yes)、S524の処理において、「4R」の大当り遊技となる不利な入球順序の表示を行うように演出図柄制御装置43へ指示を送り、演出図柄制御装置43を介して演出図柄表示装置21に前記「不利な入球順序」を表示させる。尚、S521、S523の処理は特許請求の範囲に記載の抽選手段に相当する。
前記S523の処理で表示乱数が「3〜6」でなければ(S523:no)、S525の処理において、入球順序の表示を行なわない通常表示処理となる。
本実施形態によれば前記第2の実施形態と同様な作用効果が得られる。また前記第2および第3の実施形態では入球順序の表示が行われるか否かが遊技者は予想することができるが、本実施形態のように乱数を用いた抽選とすることで、予想ができず、「有利な入球順序」を示して欲しいといった遊技者の期待感を高めることができ、より面白味が増す。
尚、本実施形態の他の構成として、表示乱数を抽出する契機(条件)を異ならせてもよい。例えば、主制御装置40から送信される(図6に図示しない)始動入賞時に当否の事前判定の結果を示す先読みコマンド、図9のS331で送信される確定コマンド等の受信に起因して抽出するように構成しても何等差し支えない。
前記第1乃至第4の実施形態において大当りの遊技の内容(ラウンド数)を決めるのには振分装置30のA,B,Cの各領域34,35,36への入球の順序を用いたがこれに限らず、本発明の第5の実施形態として、遊技者が操作可能な複数の操作ボタンの操作順序により大当りの遊技の内容を決めるようにしてもよい。
図21に示すように、本実施形態のパチンコ機1Aには、上皿12の前面に遊技者により操作が可能な3つの操作ボタンであるAボタン71、Bボタン72、Cボタン73が設置してある。そして、A乃至Cの各ボタン71,72,73は遊技者により押圧操作されたとき、図4に示す前記A乃至Cの各検出SW508,509,510により操作が検出され、検出信号が主制御装置40へ送信される。
A乃至Cの各検出SW508,509,510からの検出信号を受信した主制御装置40は、図11に示した前記「役物連続作動回数決定処理」を実行して大当り遊技のラウンド数を決定する。
遊技者により操作が可能な3つの操作ボタン71,72,73を用いる構成は前記第1乃至第4の実施形態のいずれにおいても、前記A乃至Cの各領域34,35,36を有する振分装置30に代えて実施することができる。
前記振分装置30による構成では、思った領域に入球させるには振分のタイミングを見計らって遊技球を発射しなければならず遊技者に操作のストレスを与えるおそれがあるが、3つの操作ボタン71,72,73を用いる構成では、振分装置30に比べて容易に遊技者が思った順序に操作でき、遊技者の操作に対するストレスを軽減できる。
尚、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは勿論である。例えば、前記「入球順序(検出順序)」を表示する条件として、前記第2の実施形態の条件と前記第3の実施形態の条件とを組合せて、「確変」で「有利な入球順序」を表示するとともに「第1始動口の大当り」で「不利な入球順序」を表示し、これら以外は入球順序の表示を行わない構成等としてもよい。
また、前記第2の実施形態の条件と前記第4の実施形態の条件とを組合せて、「確変」で「有利な入球順序」を表示するとともに「確変」以外では「表示乱数」による抽選に基づいて入球順序の表示を行う又は行わない構成等としてもよい。
更に、前記第3の実施形態の条件と前記第4の実施形態の条件とを組合せて、「第1始動口の大当り」で「有利な入球順序」を表示するとともに「第1始動口の大当り」以外では「表示乱数」による抽選に基づいて入球順序の表示を行う又は行わない構成等としてもよい。
更にまた、前記第2乃至第4の実施形態の条件を組合せて、「確変」で「有利な入球順序」を表示するとともに「第1始動口の大当り」で「不利な入球順序」を表示し、これら以外は「表示乱数」による抽選に基づいて入球順序の表示を行う又は行わない構成等としてもよい。
また本発明は、パチンコ機台内に所定数の遊技球が封入され、封入された遊技球を遊技盤の遊技領域に向けて発射するとともに、発射された遊技球を回収し、回収した遊技球を再度発射することで内部の所定数の遊技球を循環的に使用して遊技を行う封入式パチンコ機に適用してもよい。
1、1A パチンコ機(遊技機)
2 遊技盤
21 演出図柄表示装置(表示装置)
23A 第1始動口(始動口)
23B 第2始動口(始動口)
24 大入賞装置(大入賞口)
30 振分部材(振分手段)
34 A領域(所定の領域)
35 B領域(所定の領域)
36 C領域(所定の領域)
40 主制御装置(当否判定手段、図柄決定手段、条件装置、役物連続作動装置、役物連続作動回数決定手段、特典遊技付与手段)
42 サブ統合制御装置(有利情報報知手段、不利情報報知手段、抽選手段)
43 演出図柄制御装置
71 Aボタン(操作ボタン)
72 Bボタン(操作ボタン)
73 Cボタン(操作ボタン)
508 A検出SW(検出手段)
509 B検出SW(検出手段)
510 C検出SW(検出手段)

Claims (4)

  1. 遊技盤に設けられた始動口への入球に起因して大当りとなるか否かの当否判定を実行する当否判定手段と、
    該当否判定手段による判定結果に基づいて複数種類の異なる大当り図柄から1つの大当り図柄を決定する図柄決定手段と、
    該図柄決定手段により決定された大当り図柄を表示する表示手段と、
    前記当否判定手段により大当りを生起するとの判定がなされ、かつ前記表示手段に大当り図柄が表示されることを条件に作動する条件装置と、
    該条件装置の作動に基づいて大当り遊技が実施され、大当り遊技中に大入賞口を連続的に開閉作動せしめる役物連続作動装置と、を備えた遊技機において、
    遊技者により操作が可能な複数の操作ボタンと、
    これら操作ボタンが操作されたことを検出する複数の検出手段と、
    前記役物連続作動装置により大入賞口を連続して開閉作動させる役物連続作動回数として前記図柄決定手段により決定された大当り図柄に応じて予め複数種類の異なる回数が設定されており、これら複数種類の異なる役物連続作動回数から1つの回数を決定する役物連続作動回数決定手段と、を備え、
    該役物連続作動回数決定手段は、大当り図柄と複数の前記検出手段による操作ボタンの検出順序に基づいて役物連続作動回数を決定するように構成されたことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    遊技中に所定条件が成立すると、遊技者にとって有利となる役物連続作動回数が決定される前記検出手段の検出順序を報知する有利情報報知手段を設けたことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2に記載の遊技機において、
    大当りの生起に有利な特典遊技を付与する特典遊技付与手段を備え、
    前記所定条件として、前記特典付与手段により特典遊技が付与されていることを条件とするようになした遊技機。
  4. 請求項2または3のいずれかに記載の遊技機において、
    大当りの生起に起因して乱数が抽出されて該乱数に応じて当否の抽選を行なう抽選手段を設け、
    前記所定条件として、前記抽選手段による抽選結果が当りであることを条件とするようになした遊技機。
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