JP2014079129A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱電気部品の放熱性を向上させるとともに、部品点数を削減し、組立性を向上させた電気部品の冷却装置および該装置を用いた電力変換装置を得ることを目的とする。
【解決手段】電気部品の冷却装置1は、リアクトル2あるいはトランス3を収容する凹部4cを有する上部部材4aと底部部材4bとで構成される収容体4と、上部部材4aと底部部材4bとが嵌め合わされ一体化されて、密閉されることにより形成された冷媒流路5とを持ち、上部部材4aの上部壁面表面に熱伝導樹脂シート6を介して設置された半導体素子群7a,7bと、底部部材4bに設けられた開口部4sに配置されたコンデンサ8と、リアクトル2、トランス3、半導体素子群7a,7bおよびコンデンサ8と電気的に接続される回路基板9と、で構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、発熱する電気部品を冷却する電気部品の冷却装置及び電気部品の冷却装置を用いた交流/直流変換あるいは直流/直流変換を行う電力変換装置に関するものである。
車載用電力変換装置には、部品としてトランス、リアクトルが使用されている。これらの部品においては、電気自動車のように、特に、電力容量の増大が要求される場合には、鉄芯が使用されるコアでは、磁束密度の時間的変化により磁性体内に発生する渦電流の発熱量が増大し、また、コイルでは、巻線抵抗による発熱量も増大する。これらの発熱量の増大により近接して配置された他の電子機器類が加熱され、正常な動作を損なわせる恐れがある。このため、トランス、リアクトル等の発熱部品の発熱に対する対策が求められている。
この発熱に対する対策の例として、例えば、特許文献1に示される冷却装置付きリアクトルでは、リアクトル10を、通電により磁束を発生するコイル11及び磁路を形成するコア12と、コイル11の外周面11Aに沿って対向しコイル11からの熱を奪うコイル対向面24Aを具備するコイル冷却部24、及び、コア12の短手部12bの側面12Bに沿って対向しコア12からの熱を奪うコア対向面25Aを具備するコア冷却部23を備えた側部ハウジング16と、で構成されている。これにより、側部ハウジング16をヒートシンク5に固定して、コイル11及びコア12を支持すると共に、コイル11及びコア12から奪った熱をヒートシンク5に伝達している。この結果、放熱効果を向上させることができると共に小型化を可能とし、周囲の電子機器類等への輻射を抑制して電気的な安定性を向上させている。
また、特許文献2に示される電力変換装置では、筺体12の中ほどに冷却水流路19が設けられ、冷却水流路19の上部には流れの方向に並んで2組の開口400と402が形成されており、開口400と402を塞ぐように2個のパワーモジュール300が冷却水流路19の上面に固定されている。各パワーモジュール300には放熱のためのフィン305が設けられており、フィン305は冷却水流路19の開口400と402から冷却水の流れの中に突出している。さらに、筺体12が冷却されることにより、筺体12の下部ケース16が冷却され、下部ケース16及び筺体12を介してコンデンサモジュール50の熱が冷却水に熱的伝導され冷却される。この構造により、冷却水流路19の上面と下面とを利用して効率よく冷却することができ、電力変換装置全体の小型化を図ることができる。
特開2002−50527号公報 特開2012−100532号公報
プラグインハイブリット車や電気自動車に搭載される装置に対しては、小型、低コスト化の要求が非常に強く、これらの電力変換装置の小型、低コスト化を実現する手段のひとつとしてスイッチング周波数の高速化がある。電力変換装置に用いられるトランスやリアクトルは、スイッチング周波数の高速化により小型化が可能となったが、発熱密度増大という新たな課題を生むこととなった。また、トランスやリアクトルの発熱は、自己の発熱によって、磁性部品としての性能劣化を招くばかりでなく、周辺の電気部品を高温に晒してしまうことになる。
しかしながら、特許文献1に示す従来の冷却装置付きリアクトルを備えた電力変換装置では、部品点数が多い上に、発熱電気部品で発生した熱は、金属ケース、絶縁伝熱シートを介して冷却部品に伝熱されるために、熱伝導経路が長くなり熱抵抗が大きくなる。また、放熱面が発熱電気部品が収容された金属ケースに形成されたフィンと、金属ケースの底面のみからであり、放熱面積も小さく、放熱性能が悪いという課題があった。また、フィンから放熱される熱により、装置内部の温度が上昇するという課題もあった。
また、特許文献2に示す従来の電力変換装置では、パワーモジュールの放熱のために設けられたフィンを冷却水の流れの中に突出させて冷却を行っており、トランス、リアクトルといった嵩の高い発熱電気部品にはフィンを設けることが困難であり、この冷却方法を適用することができないという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、発熱電気部品の放熱性を向上させるとともに、部品点数を削減し、組立性を向上させた電気部品の冷却装置及び電力変換装置を得ることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電気部品の冷却装置は、電気部品を収容する凹部を少なくとも1つ備えるとともに、前記凹部の側面部の傍らを通る冷媒流路を有する収容体を具備し、前記冷媒流路の冷媒の流れに直交する断面形状が、前記凹部断面の深さ方向の長さがこれと直交する方向の長さより大きいことを特徴とするものである。
また、本発明に係る電力変換装置は、上記電気部品の冷却装置を用い、交流/直流変換あるいは直流/直流変換を行うことを特徴とするものである。
本発明の電力変換装置によれば、収容体に設けられた凹部に電気部品を収容し、収容体の凹部の側面に対向する面に冷媒を流す冷媒流路を設けることにより、嵩の高い電気部品であっても、冷却面積を増大させることができるので、効率よく冷却させることができるとともに電気部品の冷却装置の小型化を図ることができるという効果がある。
実施の形態1に係る電気部品の冷却装置の主要部を示す概略平面透視図である。 図1の電気部品の冷却装置の主要部におけるA−A’部の断面図である。 図1の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。 実施の形態2に係る電気部品の冷却装置の主要部における断面図である。 図4の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。 実施の形態3に係る電気部品の冷却装置の主要部を示す概略平面透視図である。 図6の電気部品の冷却装置の主要部におけるB−B’部の断面図である。 図6の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る電気部品の冷却装置について、図1から図8を参照して説明する。なお、この発明の電気部品の冷却装置は、例えば、プラグインハイブリッド車、電気自動車等に搭載され、AC入力電源を直流に変換して高電圧バッテリに充電する充電器や、高電圧バッテリの電圧を、12V系電圧に変換して補機バッテリを充電するDC/DCコンバータ等の電力変換装置に適用することができるものである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電気部品の冷却装置の主要部を示す回路基板を除く概略平面透視図であり、図2は、図1の電気部品の冷却装置の主要部におけるA−A’部の断面図である。また、図3は、図1の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。
まず、図1から図3を用いて、実施の形態1に係る電気部品の冷却装置の主要部の構成について説明する。電気部品の冷却装置1は、発熱する電気部品としてリアクトル2あるいはトランス3を収容する凹部4cを有する上部部材4aと筺体を兼ねる底部部材4bとで構成される金属材による収容体4と、収容体4の上部部材4aと底部部材4bとが嵌め合わされて一体化されて、密閉することにより形成された冷媒流路5と、底部部材4bに設けられた開口部4sと、上部部材4aの表面に放熱用の熱伝導樹脂シート6を介して設置された半導体素子群7a,7bと、底部部材4bの開口部4sに配置されたコンデンサ8と、リアクトル2、トランス3、半導体素子群7a,7b及びコンデンサ8と電気的に接続される回路基板9と、これらを覆うカバー10と、で構成されている。
なお、リアクトル2あるいはトランス3と凹部4cとの間隙には、絶縁性熱伝導樹脂11が充填されており、回路基板9は、上部部材4aあるいは底部部材4bに設けられたボス12で固定ねじ13により固定され、リアクトル2の端子2t、トランス3の端子3t、半導体素子群7a,7bの端子7t及びコンデンサ8の端子8tを介して、回路基板9の配線と、それぞれ電気的に接続されている。また、リアクトル2は、樹脂ホルダ2hに収められ、その脚部2pは、収容体4の底部部材4bに形成された溝部4gに嵌め込まれ、位置決め固定されている。また、半導体素子群7a,7bは、冷媒が流れる冷媒流路5上の上部部材4aの上面に配置されている。さらに、底部部材4bの側面部には、冷媒を冷媒流路5に流すため、流入配管端子14aと流出配管端子14bが取り付けられている。
続いて、図1から図3を用いて、電気部品の冷却装置の動作について説明する。冷媒が流入配管端子14aから冷媒流路5に供給されると、まず、冷媒流路5上に配置されている第一の半導体素子群7aから発生する熱は、熱伝導樹脂シート6を介して冷媒により冷却される。続いて、冷媒流路5の傍らの一方の凹部4cに収容されているトランス3から発生する熱は、凹部4cとトランス3との間隙に充填された絶縁性熱伝導樹脂11を介して冷媒により冷却される。さらに、他方の凹部4cに収容されているリアクトル2から発生する熱も、凹部4cとリアクトル2との間隙に充填された絶縁性熱伝導樹脂11を介して冷媒により冷却される。冷媒流路5は折り返されており、リアクトル2の半周側面が冷却された後、再びトランス3の反対側面が冷却される。また、第二の半導体素子群7bから発生する熱は、熱伝導樹脂シート6を介して冷媒により冷却される。この後、冷媒は流出配管端子14bから排出される。
冷媒としては、例えば、エチレングリコール液が、絶縁性熱伝導樹脂11としては、例えば、シリコーン樹脂を、また、収容体4としては、例えば、アルミニウム等の金属材料を用いることができる。
ここで、冷媒流路5において、冷媒の流れに直交する断面形状は垂直方向(凹部4cの断面の深さ方向)に縦長とし、断面の長手方向とリアクトル2あるいはトランス3の側面とが接するように配置することで、冷媒流路5で周囲を囲まれたリアクトル2及びトランス3で発生する熱の放熱面積を確保しつつ、冷媒が流れる冷媒流路5の断面積を減少させて流速を速めることができる。これにより、冷媒の熱伝達率が増大し、発熱する電気部品からの放熱性を向上させることができる。
また、凹部4cに発熱する電気部品(リアクトル、トランス)2,3を収容する収容体4が、容器(筺体)を兼ねており、部品点数が削減されるとともに、冷媒と発熱する電気部品との熱伝導路が短縮化され、熱抵抗を低減させることができる。また、冷媒が流れる冷媒流路5の断面を垂直方向に縦長にすることにより、電気部品の冷却装置の必要平面(投影面積)の小型化を図ることができ、冷媒流路5に接する上部部材4aの上部壁面の表面に配置される高速スイッチング動作をする半導体素子群7a,7bの配置自由度も向上させることができる。
図2に示すように、発熱電気部品であるリアクトル2や、トランス3の高さに合わせて、凹部4cの深さ及び冷媒流路5の断面形状における長手方向の寸法cを発熱量に応じて設定することで、冷媒の流速、圧力損失等を考慮した放熱設計の最適化を図ることができる。
また、冷媒流路5を挟んで、冷媒の流路方向に対して一方に、コンデンサ8を、他方にリアクトル2あるいはトランス3を配設することで、それぞれの電気部品から発生した熱は、上部部材4a及び底部部材4bの側壁を通して冷媒流路5を流れる冷媒により冷却される。それと共に、リアクトル2とトランス3の熱を遮蔽することができ、コンデンサ8側へ熱が伝達されることを抑制することができるので、コンデンサ8の寿命を延ばすことができる。
また、図2のように、コンデンサ8とリアクトル2、トランス3との間で、冷媒流路5の上部部材4aの上部壁面と接するかたちで、熱伝導樹脂シート6を介して半導体素子群7a,7bを配設し、冷媒流路5の上部以外の上部部材4aの壁面の個所に固定ねじ13で固定することで、半導体素子群7a,7bと接する冷媒流路5の上部部材4aの壁の厚さtを薄くすることができる。これにより、冷媒流路5に半導体素子群7a,7bを近づけることが可能となり、半導体素子群7a,7bの放熱性を向上させることができる。
また、リアクトル2の端子2t、トランス3の端子3t及び半導体素子群7a,7bの端子7tは、それぞれ、その先端部が上部部材4aの上面に対して垂直方向に延出されており、回路基板9に裏面側から挿入されて、半田付けやレーザ溶接等で配線に電気的に接合されている。
また、回路基板9は、上部部材4aの上面部に取り付けられたボス12、及び底部部材4bに取り付けられたボス12に固定ねじ13で固定されている。回路基板9の上側には、カバー10が設置されている。このカバー10は、その周縁部を固定ねじ13により、上部部材4a及び底部部材4bに固定されている。
ここで、上部部材4aの2つの凹部4cにリアクトル2及びトランス3が挿入される深さと、半導体素子群7a,7bの高さ位置を最適に配置することにより、それぞれの端子2t,3t,7tの先端部の高さを同じとした。これは、先端部の高さを揃えることで、これらの回路基板9への組付性や組付の信頼性が向上する。さらに、熱損失及び高周波駆動させる際に発生する電気的なノイズの回路基板9への影響を抑制することもできる。これら端子2t,3t,7tにより、回路基板9に直接組付けることで、バスバーなどの部品点数を削減することができるとともに、大電流が流れる配線の距離を最短化することができる。
また、回路基板9は、上部部材4aの上面から離れた位置に配設されている。これにより、高温高湿下で電気部品(電子部品)が駆動された際に、冷媒流路5上の上部部材4aの上面に付着した結露等により、配線や電気部品が短絡することを防ぐことができる。
また、冷媒流路5が折り返された流路を有しているため、往復流路とも接するように凹部4cを配置することにより、電気部品2,3の冷媒に接する面積を増大させることができ、効率よく冷却することができる。
このように、実施の形態1に係る電気部品の冷却装置によれば、収容体に設けられた凹部に電気部品を収容し、収容体の凹部の傍らに冷媒を流す冷媒流路を設けることにより、嵩の高い電気部品であっても、冷却面積を増大させることができるので、効率よく冷却させることができるとともに電気部品の冷却装置の小型化を図ることができるという顕著な効果が期待できる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る電気部品の冷却装置の主要部における断面図であり、図5は、図4の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。実施の形態1の電気部品の冷却装置との違いは、実施の形態1では、冷媒流路が上部部材と底部部材とを嵌め合わせて一体化することによって構成されているのに対して、実施の形態2では、冷媒流路となる溝が加工された上部部材と底板とで密閉されて一体化することによって構成されている点である。
次に、図4及び図5を用いて、実施の形態2に係る電気部品の冷却装置の主要部の構成について説明する。電気部品の冷却装置1は、冷媒流路5となる部分に底面側から溝が形成され、また、上面側には発熱する電気部品としてリアクトル2あるいはトランス3を収容する収容する凹部4c及び開口部4sが形成された上部部材4eと底板4dとで構成される金属体による収容体4と、収容体4の上部部材4eと底板4dとが組み合わされ一体化されて、密閉されることにより形成された冷媒流路5と、上部部材4eの表面に放熱用の熱伝導樹脂シート6を介して設置された半導体素子群7a,7b、上部部材4eの開口部4sに配置されたコンデンサ8と、リアクトル2、トランス3、半導体素子群7a,7b及びコンデンサ8と電気的に接続される回路基板9と、これらを覆うカバー10と、で構成されている。なお、他の構成要素は、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
実施の形態1と構成上の違いは、実施の形態1では、収容体4が上部部材4aと底部部材4bとが嵌め合わされることにより一体化されて、冷媒流路5が構成されているのに対して、実施の形態2では、収容体4が上部部材4eと底板4dとが組み合わされることにより一体化されて、冷媒流路5が構成されている点であり、電気部品の冷却装置の動作については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
実施の形態1に比べて優れている点は、半導体素子群7a,7b、リアクトル2、トランス3及びコンデンサ8は、上部部材4eとカバー10とで閉ざされた領域内に配置されているため、上部部材4eと底板4dとの接合部から冷媒が洩れても電気部品の冷却装置1の内部に浸入することがなく、半導体素子群7a,7b、リアクトル2、トランス3及びコンデンサ8に冷媒が付着して短絡、導線不良等の不具合の発生を回避することができることである。これにより、電気部品の冷却装置の信頼性の向上を図ることができる。
また、上部部材4eのみに、凹部4c、開口部4s及び冷媒流路5の加工を行い、底板4dには特別な加工を行っていないため加工コストの低減を図ることができる。
このように、実施の形態2に係る電気部品の冷却装置によれば、電気部品を収容する収容体の凹部の傍らに冷媒を流す冷媒流路を設けるとともに、冷媒が流れる上部部材と底板の接合部を、電気部品や半導体素子が収納されている領域の外側に設けることにより、実施の形態1と同様の効果を有するとともに、冷媒が漏れても、装置の内部に浸入することがなく、電気部品や電子部品に冷媒が付着することによって生じる短絡、導線不良等の不具合の発生を回避することができるという顕著な効果が期待できる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る電気部品の冷却装置の主要部を示す回路基板を除く概略平面透視図であり、図7は、図6の電気部品の冷却装置の主要部におけるB−B’部の断面図である。また、図8は、図6の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。実施の形態1の電気部品の冷却装置との違いは、実施の形態1では、冷媒流路が上部部材と底部部材とを嵌め合わせて一体化することによって構成されているのに対して、実施の形態3では、冷媒流路が側面から貫通加工された収容体を側板で密閉することによって構成されている点である。
次に、図6から図8を用いて、実施の形態3に係る電気部品の冷却装置の主要部の構成について説明する。電気部品の冷却装置1は、冷媒が流れる部分が側面側から貫通形成され、また、上面側には発熱する電気部品としてリアクトル2あるいはトランス3を収容する凹部4c及び開口部4sが形成された収容体4と、収容体4と側板4wとが組み合わされ一体化されて、密閉されることにより形成された冷媒流路5と、収容体4の表面に放熱用の熱伝導樹脂シート6を介して設置された半導体素子群7a,7b、収容体4の開口部4sに配置されたコンデンサ8と、リアクトル2、トランス3、半導体素子群7a,7b及びコンデンサ8と電気的に接続される回路基板9と、これらを覆うカバー10と、で構成されている。なお、他の構成要素は、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
実施の形態1と構成上の違いは、実施の形態1では、収容体4が上部部材4aと底部部材4bとを嵌め合わされることにより一体化されて、冷媒流路5が構成されているのに対して、実施の形態3では、収容体4に貫通加工が施され、側板4と組み合わされることにより一体化されて、冷媒流路5が構成されている点であり、電気部品の冷却装置の動作については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
実施の形態1に比べて優れている点は、半導体素子群7a,7b、リアクトル2、トランス3及びコンデンサ8は、収容体4とカバー10とで閉ざされた領域内に配置されているため、実施の形態2と同様、収容体4と側板4wとの接合部から冷媒が洩れても電気部品の冷却装置1の内部に浸入する可能性が低く、半導体素子群7a,7b、リアクトル2、トランス3及びコンデンサ8に冷媒が付着して短絡、導線不良等の不具合の発生を回避することができることである。これにより、電気部品の冷却装置の信頼性の向上を図ることができる。
このように、実施の形態3に係る電気部品の冷却装置によれば、電気部品を収容する収容体の凹部の傍らに冷媒を流す冷媒流路を設けるとともに、冷媒が流れる収容体と側板との接合部を、電気部品や半導体素子が収納されている領域の外側に設けることにより、実施の形態1と同様の効果を有するとともに、冷媒が漏れても、装置の内部に浸入することがなく、電気部品や電子部品に冷媒が付着することによって生じる短絡、導線不良等の不具合の発生を回避することができるという顕著な効果が期待できる。
なお、電気部品を収容する凹部の数は、2つとは限らず、使用する電気部品の数に応じて設ければよい。また、冷媒流路は、その流れがM字形の場合を例に説明したが、U字形やI字形の場合であってもよく、凹部の傍らを冷媒が流れるように配置されていればよい。また、上部部材と底部部材、上部部材と底板あるいは収容体と側板との接合部は、冷媒の漏洩を防ぐため、シール材を用いてもよい。また、冷媒としては、エチレングリコールの他、水等の他の冷媒を用いる場合であってもよい。また、収容体の材質として、アルミニウムを例に挙げたが、熱伝導性に優れた銅等の材質のものを用いることもできる。半導体素子は、複数の半導体素子からなる半導体素子群としたが単一の半導体素子の場合であっても適用することができる。また、実施の形態では、冷却する電気部品としては、リアクトル、トランスを例に挙げて説明したが、これに限らず発熱する電気部品であれば、適用することが可能である。
また、本実施の形態の電気部品の冷却装置を用いて、発熱電気部品であるリアクトルやトランスが使用されている交流/直流変換あるいは直流/直流変換を行う電力変換装置に適用することは効果的である。例えば、上述したように、プラグインハイブリッド車、電気自動車等に搭載され、AC入力電源を直流に変換して高電圧バッテリに充電する充電器や、高電圧バッテリの電圧を、12V系電圧に変換して補機バッテリを充電するDC/DCコンバータ等の電力変換装置に適用することができるものである。
また、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
また、図中、同一符号は、同一または相当部分を示す。
1 電気部品の冷却装置、2 リアクトル、2t リアクトル端子、3 トランス、3t トランス端子、4 収容体(4a 上部部材、4b 底部部材、4c 凹部、4d 底板、4w 側板)、5 冷媒流路、6 熱伝導樹脂シート、7a、7b 半導体素子群、7t 半導体素子端子、8 コンデンサ、8t コンデンサ端子、9 回路基板、10 カバー、11 絶縁性熱伝導樹脂、14a 流入配管端子、14b 流出配管端子
この発明は、発熱する電気部品を冷却する電気部品の冷却装置を備えた電力変換装置に関するものである。
車載用電力変換装置には、部品としてトランス、リアクトルが使用されている。これらの部品においては、電気自動車のように、特に、電力容量の増大が要求される場合には、鉄芯が使用されるコアでは、磁束密度の時間的変化により磁性体内に発生する渦電流の発熱量が増大し、また、コイルでは、巻線抵抗による発熱量も増大する。これらの発熱量の増大により近接して配置された他の電子機器類が加熱され、正常な動作を損なわせる恐れがある。このため、トランス、リアクトル等の発熱部品の発熱に対する対策が求められている。
この発熱に対する対策の例として、例えば、特許文献1に示される冷却装置付きリアクトルでは、リアクトル10を、通電により磁束を発生するコイル11及び磁路を形成するコア12と、コイル11の外周面11Aに沿って対向しコイル11からの熱を奪うコイル対向面24Aを具備するコイル冷却部24、及び、コア12の短手部12bの側面12Bに沿って対向しコア12からの熱を奪うコア対向面25Aを具備するコア冷却部23を備えた側部ハウジング16と、で構成されている。これにより、側部ハウジング16をヒートシンク5に固定して、コイル11及びコア12を支持すると共に、コイル11及びコア12から奪った熱をヒートシンク5に伝達している。この結果、放熱効果を向上させることができると共に小型化を可能とし、周囲の電子機器類等への輻射を抑制して電気的な安定性を向上させている。
また、特許文献2に示される電力変換装置では、筺体12の中ほどに冷却水流路19が設けられ、冷却水流路19の上部には流れの方向に並んで2組の開口400と402が形成されており、開口400と402を塞ぐように2個のパワーモジュール300が冷却水流路19の上面に固定されている。各パワーモジュール300には放熱のためのフィン305が設けられており、フィン305は冷却水流路19の開口400と402から冷却水の流れの中に突出している。さらに、筺体12が冷却されることにより、筺体12の下部ケース16が冷却され、下部ケース16及び筺体12を介してコンデンサモジュール50の熱が冷却水に熱的伝導され冷却される。この構造により、冷却水流路19の上面と下面とを利用して効率よく冷却することができ、電力変換装置全体の小型化を図ることができる。
特開2002−50527号公報 特開2012−100532号公報
プラグインハイブリット車や電気自動車に搭載される装置に対しては、小型、低コスト化の要求が非常に強く、これらの電力変換装置の小型、低コスト化を実現する手段のひとつとしてスイッチング周波数の高速化がある。電力変換装置に用いられるトランスやリアクトルは、スイッチング周波数の高速化により小型化が可能となったが、発熱密度増大という新たな課題を生むこととなった。また、トランスやリアクトルの発熱は、自己の発熱によって、磁性部品としての性能劣化を招くばかりでなく、周辺の電気部品を高温に晒してしまうことになる。
しかしながら、特許文献1に示す従来の冷却装置付きリアクトルを備えた電力変換装置では、部品点数が多い上に、発熱電気部品で発生した熱は、金属ケース、絶縁伝熱シートを介して冷却部品に伝熱されるために、熱伝導経路が長くなり熱抵抗が大きくなる。また、放熱面が発熱電気部品が収容された金属ケースに形成されたフィンと、金属ケースの底面のみからであり、放熱面積も小さく、放熱性能が悪いという課題があった。また、フィンから放熱される熱により、装置内部の温度が上昇するという課題もあった。
また、特許文献2に示す従来の電力変換装置では、パワーモジュールの放熱のために設けられたフィンを冷却水の流れの中に突出させて冷却を行っており、トランス、リアクトルといった嵩の高い発熱電気部品にはフィンを設けることが困難であり、この冷却方法を適用することができないという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、発熱電気部品の放熱性を向上させるとともに、部品点数を削減し、組立性を向上させた電力変換装置を得ることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電力変換装置は、高速スイッチング動作をする半導体素子と電気部品であるトランス及びリアクトルとにより構成される電力変換装置であって、電気部品を収容する凹部を少なくとも1つ備えるとともに、前記凹部の側面部の傍らを通る冷媒流路を有する収容体を具備し、前記冷媒流路の冷媒の流れに直交する断面形状が、前記凹部断面の深さ方向の長さがこれと直交する方向の長さより大きい前記電気部品の冷却装置を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る電力変換装置は、交流/直流変換あるいは直流/直流変換を行うことを特徴とするものである。
本発明の電力変換装置によれば、収容体に設けられた凹部に電気部品であるトランス及びリアクトルを収容し、収容体の凹部の側面に対向する面に冷媒を流す冷媒流路を設けることにより、嵩の高い電気部品であっても、冷却面積を増大させることができるので、効率よく冷却させることができるとともに電気部品の冷却装置の小型化を図ることができるという効果がある。
実施の形態1に係る電力変換装置の電気部品の冷却装置の主要部を示す概略平面透視図である。 図1の電気部品の冷却装置の主要部におけるA−A’部の断面図である。 図1の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。 実施の形態2に係る電力変換装置の電気部品の冷却装置の主要部における断面図である。 図4の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。 実施の形態3に係る電力変換装置の電気部品の冷却装置の主要部を示す概略平面透視図である。 図6の電気部品の冷却装置の主要部におけるB−B’部の断面図である。 図6の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る電力変換装置の電気部品の冷却装置について、図1から図8を参照して説明する。なお、この発明の電気部品の冷却装置は、例えば、プラグインハイブリッド車、電気自動車等に搭載され、AC入力電源を直流に変換して高電圧バッテリに充電する充電器や、高電圧バッテリの電圧を、12V系電圧に変換して補機バッテリを充電するDC/DCコンバータ等の電力変換装置に適用することができるものである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電力変換装置の電気部品の冷却装置の主要部を示す回路基板を除く概略平面透視図であり、図2は、図1の電気部品の冷却装置の主要部におけるA−A’部の断面図である。また、図3は、図1の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。
まず、図1から図3を用いて、実施の形態1に係る電力変換装置の電気部品の冷却装置の主要部の構成について説明する。電気部品の冷却装置1は、発熱する電気部品としてリアクトル2あるいはトランス3を収容する凹部4cを有する上部部材4aと筺体を兼ねる底部部材4bとで構成される金属材による収容体4と、収容体4の上部部材4aと底部部材4bとが嵌め合わされて一体化されて、密閉することにより形成された冷媒流路5と、底部部材4bに設けられた開口部4sと、上部部材4aの表面に放熱用の熱伝導樹脂シート6を介して設置された半導体素子群7a,7bと、底部部材4bの開口部4sに配置されたコンデンサ8と、リアクトル2、トランス3、半導体素子群7a,7b及びコンデンサ8と電気的に接続される回路基板9と、これらを覆うカバー10と、で構成されている。
なお、リアクトル2あるいはトランス3と凹部4cとの間隙には、絶縁性熱伝導樹脂11が充填されており、回路基板9は、上部部材4aあるいは底部部材4bに設けられたボス12で固定ねじ13により固定され、リアクトル2の端子2t、トランス3の端子3t、半導体素子群7a,7bの端子7t及びコンデンサ8の端子8tを介して、回路基板9の配線と、それぞれ電気的に接続されている。また、リアクトル2は、樹脂ホルダ2hに収められ、その脚部2pは、収容体4の底部部材4bに形成された溝部4gに嵌め込まれ、位置決め固定されている。また、半導体素子群7a,7bは、冷媒が流れる冷媒流路5上の上部部材4aの上面に配置されている。さらに、底部部材4bの側面部には、冷媒を冷媒流路5に流すため、流入配管端子14aと流出配管端子14bが取り付けられている。
続いて、図1から図3を用いて、電気部品の冷却装置の動作について説明する。冷媒が流入配管端子14aから冷媒流路5に供給されると、まず、冷媒流路5上に配置されている第一の半導体素子群7aから発生する熱は、熱伝導樹脂シート6を介して冷媒により冷却される。続いて、冷媒流路5の傍らの一方の凹部4cに収容されているトランス3から
発生する熱は、凹部4cとトランス3との間隙に充填された絶縁性熱伝導樹脂11を介して冷媒により冷却される。さらに、他方の凹部4cに収容されているリアクトル2から発生する熱も、凹部4cとリアクトル2との間隙に充填された絶縁性熱伝導樹脂11を介して冷媒により冷却される。冷媒流路5は折り返されており、リアクトル2の半周側面が冷却された後、再びトランス3の反対側面が冷却される。また、第二の半導体素子群7bから発生する熱は、熱伝導樹脂シート6を介して冷媒により冷却される。この後、冷媒は流出配管端子14bから排出される。
冷媒としては、例えば、エチレングリコール液が、絶縁性熱伝導樹脂11としては、例えば、シリコーン樹脂を、また、収容体4としては、例えば、アルミニウム等の金属材料を用いることができる。
ここで、冷媒流路5において、冷媒の流れに直交する断面形状は垂直方向(凹部4cの断面の深さ方向)に縦長とし、断面の長手方向とリアクトル2あるいはトランス3の側面とが接するように配置することで、冷媒流路5で周囲を囲まれたリアクトル2及びトランス3で発生する熱の放熱面積を確保しつつ、冷媒が流れる冷媒流路5の断面積を減少させて流速を速めることができる。これにより、冷媒の熱伝達率が増大し、発熱する電気部品からの放熱性を向上させることができる。
また、凹部4cに発熱する電気部品(リアクトル、トランス)2,3を収容する収容体4が、容器(筺体)を兼ねており、部品点数が削減されるとともに、冷媒と発熱する電気部品との熱伝導路が短縮化され、熱抵抗を低減させることができる。また、冷媒が流れる冷媒流路5の断面を垂直方向に縦長にすることにより、電気部品の冷却装置の必要平面(投影面積)の小型化を図ることができ、冷媒流路5に接する上部部材4aの上部壁面の表面に配置される高速スイッチング動作をする半導体素子群7a,7bの配置自由度も向上させることができる。
図2に示すように、発熱電気部品であるリアクトル2や、トランス3の高さに合わせて、凹部4cの深さ及び冷媒流路5の断面形状における長手方向の寸法cを発熱量に応じて設定することで、冷媒の流速、圧力損失等を考慮した放熱設計の最適化を図ることができる。
また、冷媒流路5を挟んで、冷媒の流路方向に対して一方に、コンデンサ8を、他方にリアクトル2あるいはトランス3を配設することで、それぞれの電気部品から発生した熱は、上部部材4a及び底部部材4bの側壁を通して冷媒流路5を流れる冷媒により冷却される。それと共に、リアクトル2とトランス3の熱を遮蔽することができ、コンデンサ8側へ熱が伝達されることを抑制することができるので、コンデンサ8の寿命を延ばすことができる。
また、図2のように、コンデンサ8とリアクトル2、トランス3との間で、冷媒流路5の上部部材4aの上部壁面と接するかたちで、熱伝導樹脂シート6を介して半導体素子群7a,7bを配設し、冷媒流路5の上部以外の上部部材4aの壁面の個所に固定ねじ13で固定することで、半導体素子群7a,7bと接する冷媒流路5の上部部材4aの壁の厚さtを薄くすることができる。これにより、冷媒流路5に半導体素子群7a,7bを近づけることが可能となり、半導体素子群7a,7bの放熱性を向上させることができる。
また、リアクトル2の端子2t、トランス3の端子3t及び半導体素子群7a,7bの端子7tは、それぞれ、その先端部が上部部材4aの上面に対して垂直方向に延出されており、回路基板9に裏面側から挿入されて、半田付けやレーザ溶接等で配線に電気的に接合されている。
また、回路基板9は、上部部材4aの上面部に取り付けられたボス12、及び底部部材4bに取り付けられたボス12に固定ねじ13で固定されている。回路基板9の上側には、カバー10が設置されている。このカバー10は、その周縁部を固定ねじ13により、上部部材4a及び底部部材4bに固定されている。
ここで、上部部材4aの2つの凹部4cにリアクトル2及びトランス3が挿入される深さと、半導体素子群7a,7bの高さ位置を最適に配置することにより、それぞれの端子2t,3t,7tの先端部の高さを同じとした。これは、先端部の高さを揃えることで、これらの回路基板9への組付性や組付の信頼性が向上する。さらに、熱損失及び高周波駆動させる際に発生する電気的なノイズの回路基板9への影響を抑制することもできる。これら端子2t,3t,7tにより、回路基板9に直接組付けることで、バスバーなどの部品点数を削減することができるとともに、大電流が流れる配線の距離を最短化することができる。
また、回路基板9は、上部部材4aの上面から離れた位置に配設されている。これにより、高温高湿下で電気部品(電子部品)が駆動された際に、冷媒流路5上の上部部材4aの上面に付着した結露等により、配線や電気部品が短絡することを防ぐことができる。
また、冷媒流路5が折り返された流路を有しているため、往復流路とも接するように凹部4cを配置することにより、電気部品2,3の冷媒に接する面積を増大させることができ、効率よく冷却することができる。
このように、実施の形態1に係る電力変換装置によれば、収容体に設けられた凹部に電気部品であるトランス及びリアクトルを収容し、収容体の凹部の傍らに冷媒を流す冷媒流路を設けることにより、嵩の高い電気部品であっても、冷却面積を増大させることができるので、効率よく冷却させることができるとともに電気部品の冷却装置の小型化を図ることができるという顕著な効果が期待できる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る電力変換装置の電気部品の冷却装置の主要部における断面図であり、図5は、図4の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。実施の形態1の電気部品の冷却装置との違いは、実施の形態1では、冷媒流路が上部部材と底部部材とを嵌め合わせて一体化することによって構成されているのに対して、実施の形態2では、冷媒流路となる溝が加工された上部部材と底板とで密閉されて一体化することによって構成されている点である。
次に、図4及び図5を用いて、実施の形態2に係る電力変換装置の電気部品の冷却装置の主要部の構成について説明する。電気部品の冷却装置1は、冷媒流路5となる部分に底面側から溝が形成され、また、上面側には発熱する電気部品としてリアクトル2あるいはトランス3を収容する収容する凹部4c及び開口部4sが形成された上部部材4eと底板4dとで構成される金属体による収容体4と、収容体4の上部部材4eと底板4dとが組み合わされ一体化されて、密閉されることにより形成された冷媒流路5と、上部部材4eの表面に放熱用の熱伝導樹脂シート6を介して設置された半導体素子群7a,7b、上部部材4eの開口部4sに配置されたコンデンサ8と、リアクトル2、トランス3、半導体素子群7a,7b及びコンデンサ8と電気的に接続される回路基板9と、これらを覆うカバー10と、で構成されている。なお、他の構成要素は、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
実施の形態1と構成上の違いは、実施の形態1では、収容体4が上部部材4aと底部部材4bとが嵌め合わされることにより一体化されて、冷媒流路5が構成されているのに対して、実施の形態2では、収容体4が上部部材4eと底板4dとが組み合わされることにより一体化されて、冷媒流路5が構成されている点であり、電気部品の冷却装置の動作については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
実施の形態1に比べて優れている点は、半導体素子群7a,7b、リアクトル2、トランス3及びコンデンサ8は、上部部材4eとカバー10とで閉ざされた領域内に配置されているため、上部部材4eと底板4dとの接合部から冷媒が洩れても電気部品の冷却装置1の内部に浸入することがなく、半導体素子群7a,7b、リアクトル2、トランス3及びコンデンサ8に冷媒が付着して短絡、導線不良等の不具合の発生を回避することができることである。これにより、電気部品の冷却装置の信頼性の向上を図ることができる。
また、上部部材4eのみに、凹部4c、開口部4s及び冷媒流路5の加工を行い、底板4dには特別な加工を行っていないため加工コストの低減を図ることができる。
このように、実施の形態2に係る電力変換装置によれば、電気部品であるトランス及びリアクトルを収容する収容体の凹部の傍らに冷媒を流す冷媒流路を設けるとともに、冷媒が流れる上部部材と底板の接合部を、電気部品や半導体素子が収納されている領域の外側に設けることにより、実施の形態1と同様の効果を有するとともに、冷媒が漏れても、装置の内部に浸入することがなく、電気部品や電子部品に冷媒が付着することによって生じる短絡、導線不良等の不具合の発生を回避することができるという顕著な効果が期待できる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る電力変換装置の電気部品の冷却装置の主要部を示す回路基板を除く概略平面透視図であり、図7は、図6の電気部品の冷却装置の主要部におけるB−B’部の断面図である。また、図8は、図6の電気部品の冷却装置の主要部における分解斜視図である。実施の形態1の電気部品の冷却装置との違いは、実施の形態1では、冷媒流路が上部部材と底部部材とを嵌め合わせて一体化することによって構成されているのに対して、実施の形態3では、冷媒流路が側面から貫通加工された収容体を側板で密閉することによって構成されている点である。
次に、図6から図8を用いて、実施の形態3に係る電力変換装置の電気部品の冷却装置の主要部の構成について説明する。電気部品の冷却装置1は、冷媒が流れる部分が側面側から貫通形成され、また、上面側には発熱する電気部品としてリアクトル2あるいはトランス3を収容する凹部4c及び開口部4sが形成された収容体4と、収容体4と側板4wとが組み合わされ一体化されて、密閉されることにより形成された冷媒流路5と、収容体4の表面に放熱用の熱伝導樹脂シート6を介して設置された半導体素子群7a,7b、収容体4の開口部4sに配置されたコンデンサ8と、リアクトル2、トランス3、半導体素子群7a,7b及びコンデンサ8と電気的に接続される回路基板9と、これらを覆うカバー10と、で構成されている。なお、他の構成要素は、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
実施の形態1と構成上の違いは、実施の形態1では、収容体4が上部部材4aと底部部材4bとを嵌め合わされることにより一体化されて、冷媒流路5が構成されているのに対して、実施の形態3では、収容体4に貫通加工が施され、側板4と組み合わされることにより一体化されて、冷媒流路5が構成されている点であり、電気部品の冷却装置の動作については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
実施の形態1に比べて優れている点は、半導体素子群7a,7b、リアクトル2、トランス3及びコンデンサ8は、収容体4とカバー10とで閉ざされた領域内に配置されているため、実施の形態2と同様、収容体4と側板4wとの接合部から冷媒が洩れても電気部品の冷却装置1の内部に浸入する可能性が低く、半導体素子群7a,7b、リアクトル2、トランス3及びコンデンサ8に冷媒が付着して短絡、導線不良等の不具合の発生を回避することができることである。これにより、電気部品の冷却装置の信頼性の向上を図ることができる。
このように、実施の形態3に係る電力変換装置によれば、電気部品であるトランス及びリアクトルを収容する収容体の凹部の傍らに冷媒を流す冷媒流路を設けるとともに、冷媒が流れる収容体と側板との接合部を、電気部品や半導体素子が収納されている領域の外側に設けることにより、実施の形態1と同様の効果を有するとともに、冷媒が漏れても、装置の内部に浸入することがなく、電気部品や電子部品に冷媒が付着することによって生じる短絡、導線不良等の不具合の発生を回避することができるという顕著な効果が期待できる。
なお、電気部品であるトランス及びリアクトルを収容する凹部の数は、2つとは限らず、使用するトランス及びリアクトルの数に応じて設ければよい。また、冷媒流路は、その流れがM字形の場合を例に説明したが、U字形やI字形の場合であってもよく、凹部の傍らを冷媒が流れるように配置されていればよい。また、上部部材と底部部材、上部部材と底板あるいは収容体と側板との接合部は、冷媒の漏洩を防ぐため、シール材を用いてもよい。また、冷媒としては、エチレングリコールの他、水等の他の冷媒を用いる場合であってもよい。また、収容体の材質として、アルミニウムを例に挙げたが、熱伝導性に優れた銅等の材質のものを用いることもできる。半導体素子は、複数の半導体素子からなる半導体素子群としたが単一の半導体素子の場合であっても適用することができる。また、実施の形態では、冷却する電気部品としては、リアクトル、トランスを例に挙げて説明したが、これに限らず発熱する電気部品であれば、適用することが可能である。
また、本実施の形態の電気部品の冷却装置を用いて、発熱電気部品であるリアクトルやトランスが使用されている交流/直流変換あるいは直流/直流変換を行う電力変換装置に適用することは効果的である。例えば、上述したように、プラグインハイブリッド車、電気自動車等に搭載され、AC入力電源を直流に変換して高電圧バッテリに充電する充電器や、高電圧バッテリの電圧を、12V系電圧に変換して補機バッテリを充電するDC/DCコンバータ等の電力変換装置に適用することができるものである。
また、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
また、図中、同一符号は、同一または相当部分を示す。
1 電気部品の冷却装置、2 リアクトル、2t リアクトル端子、3 トランス、3t トランス端子、4 収容体(4a 上部部材、4b 底部部材、4c 凹部、4d 底板、4w 側板)、5 冷媒流路、6 熱伝導樹脂シート、7a、7b 半導体素子群、7t 半導体素子端子、8 コンデンサ、8t コンデンサ端子、9 回路基板、10 カバー、11 絶縁性熱伝導樹脂、14a 流入配管端子、14b 流出配管端子

Claims (10)

  1. 電気部品を収容する凹部を少なくとも1つ備えるとともに、前記凹部の側面部の傍らを通る冷媒流路を有する収容体を具備し、
    前記冷媒流路の冷媒の流れに直交する断面形状が、前記凹部断面の深さ方向の長さがこれと直交する方向の長さより大きいことを特徴とする電気部品の冷却装置。
  2. 前記電気部品と前記凹部との間隙に絶縁性熱伝導樹脂が充填されていることを特徴とする請求項1に記載の電気部品の冷却装置。
  3. 前記冷媒流路を挟んで、前記凹部とは反対側に前記電気部品以外の電気部品が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の電気部品の冷却装置。
  4. 半導体素子が備えられており、前記冷媒流路に接する前記収容体の表面部に前記半導体素子が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の電気部品の冷却装置。
  5. 前記収容体に対して離間した位置に回路基板が設けられ、前記電気部品および前記半導体素子の端子と前記回路基板の配線とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の電気部品の冷却装置。
  6. 前記電気部品および前記半導体素子の端子の先端部の高さを揃えたことを特徴とする請求項5に記載の電気部品の冷却装置。
  7. 前記凹部が複数ある場合に、前記複数の凹部が一直線上に配置され、かつ前記冷媒流路に対して、平行に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電気部品の冷却装置。
  8. 前記冷媒流路が折り返された流路を有し、該往復流路とも接するように前記凹部が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電気部品の冷却装置。
  9. 前記電気部品が、リアクトルまたはトランスであることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電気部品の冷却装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電気部品の冷却装置を用い、交流/直流変換あるいは直流/直流変換を行うことを特徴とする電力変換装置。
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