JP2014077325A - サッシ - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない部品で下枠の入水孔と排水孔の両方を火災発生時に塞ぐことのでき、下枠内を貫通する火炎の侵入も防止することのできるサッシを提供する。
【解決手段】枠体1の下枠11は、障子4,5の下辺と対向する上面11bと、室外側に面する室外側面11cとを有すると共に、上面11b及び室外側面11cに囲まれた中空部32を有し、上面11bには入水孔33が形成され、室外側面11cには排水孔34が形成され、中空部32には、入水孔33と対向する入水孔対向面部35cと、排水孔34と対向する排水孔対向面部35bとを有した取付部品35が設けられ、取付部品35の入水孔対向面部35cと排水孔対向面部35bにはそれぞれ加熱発泡材36,37が設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、建物開口部に設けられる枠体内に障子を納めてなるサッシに関し、特に枠体を構成する下枠上面に入水孔を有し下枠室外側面に排水孔を有した排水構造を備えながら防火性能を向上させたサッシに関する。
建物開口部に設けられる枠体内に障子を納めてなるサッシには、室内側に浸入した水を室外側に排水するための排水構造が設けられる。排水構造としては、枠体を構成する下枠の上面に入水孔を形成して、室内側に浸入した水を下枠の中空内部に導くようにし、さらに下枠の室外側面に排水孔を形成して、中空内部に導かれた水を室外側に排水するものが一般的である。
かかる排水構造を有するサッシにおいて、火災発生時の防火性能を高くすることが求められている。火災発生時の防火性能を高くするためには、サッシが高温に晒されても室内外に隙間を生じさせないようにする必要がある。したがって、サッシが高温に晒された際に、排水構造を構成する入水孔及び排水孔を塞ぐことが必要となる。
従来は、入水孔の近傍及び排水孔の近傍に、それぞれ金属製の部品を設け、これらの部品にそれぞれ加熱発泡材を設け、火災発生時には加熱発泡材により入水孔及び排水孔を塞ぐことにより、防火性能を高くしようとしていた。このようなサッシとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2012−122303号公報
しかし、従来の排水構造を備えたサッシにおいては、入水孔の近傍と排水孔の近傍にそれぞれ加熱発泡材を固定するための部品を設けていたため、部品点数が増加しコストアップを招く要因となっていた。また、室外側で火災があった場合に、排水孔から下枠の中空部を経て入水孔から火炎が侵入する可能性があるが、これを効果的に防止する必要もあった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、少ない部品で下枠の入水孔と排水孔の両方を火災発生時に塞ぐことのでき、下枠内を貫通する火炎の侵入も防止することのできるサッシを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係るサッシは、上枠と下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる枠体内に障子を納めてなるサッシにおいて、
前記下枠は前記障子の下辺と対向する上面と、室外側に面する室外側面とを有すると共に、前記上面及び室外側面に囲まれた中空部を有し、前記上面には入水孔が形成され、前記室外側面には排水孔が形成され、
前記中空部には、前記入水孔と対向する入水孔対向面部と、前記排水孔と対向する排水孔対向面部とを有した取付部品が設けられ、該取付部品の入水孔対向面部と排水孔対向面部にはそれぞれ加熱発泡材が設けられることを特徴として構成されている。
請求項1に係る発明によれば、1つの部品で火災発生時に下枠の入水孔を塞ぐ加熱発泡材と下枠の排水孔を塞ぐ加熱発泡材とを保持でき、また、下枠内を貫通する火炎を排水孔対向面部で遮断することができる。
また、請求項2の発明に係るサッシは、前記障子は内障子と外障子とが引き違い状に設けられ、前記下枠は前記内障子を案内する内レールと前記外障子を案内する外レールとを有し、前記入水孔は前記内レールと外レールの間の領域に形成され、前記取付部品は前記中空部を形成する前記下枠の上面のうち前記外レールの直下部に当接される固定面部を有することを特徴として構成されている。
請求項2に係る発明によれば、取付部品を下枠に対し容易に固定できると共に、下枠の荷重に対する強度も向上させることができる。
本発明に係るサッシによれば、少ない部品で下枠の入水孔と排水孔の両方を火災発生時に塞ぐことのでき、下枠内を貫通する火炎の侵入も防止することができて、防火性能を向上させることができる。
本実施形態におけるサッシの縦断面図である。 本実施形態におけるサッシの横断面図である。 図1のうち下枠付近の拡大図である。 加熱発泡材を保持した取付部品の正面図である。 火災発生時の状態における下枠付近の拡大図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には本実施形態におけるサッシの縦断面図を、図2には本実施形態におけるサッシの横断面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、本実施形態のサッシは、上枠10と下枠11及び左右の縦枠12,12を方形状に枠組みしてなる枠体1内に内障子4と外障子5を引き違い状に納め、上枠10には収納部2を設けて扉体3を収納すると共に、扉体3を引き出し自在としたシャッター付サッシとして構成されている。
内障子4と外障子5は、それぞれ上框40と下框41及び左右の縦框42,42を方形状に框組みしてなる框体6内に、ガラス板からなるパネル体7を納めて構成されている。枠体1を構成する下枠11には、内障子4を長手方向に案内する内レール部30と、外障子5を長手方向に案内する外レール部31とが形成されている。また、枠体1を構成する上枠10には、内障子4の上辺を長手方向に案内する上内レール部10aと、外障子5の上辺を長手方向に案内する上外レール部10bとが形成されている。
上枠10に設けられた収納部2は、扉体3を巻き上げ自在に保持する巻き取り軸20を内部に備え、下辺には扉体3を挿通させる開口部21を備えている。扉体3は、縦方向に複数のスラット22が連結されてなり、下端部には扉体3の略全幅に渡る幅木部材23が設けられている。縦枠12の室外側には、扉体3の両端部を案内するガイドレール部材13が設けられている。
図2に示すように、内レール部30の外障子5が配置される側の端部には、樹脂製のストッパ部材14が配置される。ストッパ部材14は、内障子2を開いた際に縦枠12と直接衝突するのを防止する機能を有している。下枠11の上面には、ストッパ部材14の室外側に入水孔33が形成されている。
図3には、図1のうち下枠11付近の拡大図を示している。下枠11の室外側部には、幅木部材23を納めることができる凹状の溝部11aが形成されている。幅木部材23を枠体1の下端部に配置することで、幅木部材23が溝部11aに納められる
下枠11の溝部11aより室内側には、中空部32が形成されている。内レール部30と外レール部31は、いずれも中空部32を構成する上面11bに形成されている。下枠11の上面11bに形成される入水孔33は、内レール部30と外レール部31の間の領域に配置されている。また、中空部32を構成する室外側面11cの下端部には、入水孔33から中空部32内に導かれた水を室外側に排水する排水孔34が形成されている。
中空部32内には、加熱発泡材36,37を保持した取付部品35が固定されている。取付部品35は、金属製の部材からなり、中空部32の底面に当接する底壁部35aと、底壁部35aから立ち上がり排水孔34と対向する排水孔対向面部35bと、排水孔対向面部35bの上端部から室内側に向かって伸び入水孔33と対向する入水孔対向面部35cとを有している。排水孔対向面部35bには加熱発泡材36がリベット止め固定され、入水孔対向面部35cには加熱発泡材37がリベット止め固定されている。
加熱発泡材36,37は、それぞれシート状に形成されてなり、火災発生時に所定以上の温度に加熱されると、発泡して面方向に向かって体積が増加するものである。排水孔対向面部35bに固定されている加熱発泡材36は、2枚重ねとなっている。また、入水孔対向面部35cに固定されている加熱発泡材37は、4枚重ねとなっている。このように複数枚の加熱発泡材36,37を重ねて配置することで、加熱発泡材36,37が面する方向により大きく体積を増加させることができる。
図4には、加熱発泡材36,37を保持した取付部品35の正面図を示している。この図に示すように、入水孔対向面部35cは、排水孔対向面部35bの幅方向略半分に渡って形成されており、排水孔対向面部35bの残り半分の部分は、さらに上方に伸びて上端部が室内側に伸びた固定面部35dとなっている。排水孔対向面部35bに固定される加熱発泡材36は、排水孔対向面部35bの略全幅に渡って設けられる。図3に示すように、取付部品35の固定面部35dは、中空部32を形成する下枠11の上面11bのうち、外レール部31の直下部に当接し、ネジ止め固定されている。
図5には、火災発生時の状態における下枠11付近の拡大図を示している。火災が発生してサッシが高温に晒されると、金属製の下枠11及び取付部品35も高温になる。その熱によって加熱発泡材36,37がそれぞれ発泡する。排水孔対向面部35bに固定された加熱発泡材36は、下枠11の排水孔34と対向しているから、中空部32内において排水孔34に向かって伸び、最終的には排水孔34を塞ぐことができる。一方、入水孔対向面部35cに固定された加熱発泡材37は、下枠11の入水孔33と対向しているから、中空部32内において入水孔33に向かって伸び、最終的には入水孔33を塞ぐことができる。
このように、排水孔対向面部35bに固定された加熱発泡材36で排水孔34を塞ぎ、入水孔対向面部35cに固定された加熱発泡材37で入水孔33を塞ぐことで、中空部32を通じて室内側と室外側とが連通しないようにすることができ、火災発生時におけるサッシの防火性能を向上させることができる。
加熱発泡材36,37は、1つの部品である取付部品35に固定されて、それぞれ入水孔33と排水孔34を塞ぐことができるので、少ない部品で下枠11の中空部32を介した室内外の連通を塞ぐことができる。
また、排水孔対向面部35bに固定された加熱発泡材36は、排水孔34からの距離があるので、火災が発生した場合に、排水孔34が塞がれるまで一定の時間が必要となる。室外側で火災が発生した場合には、排水孔34が塞がれる前に火炎が中空部32内に侵入する可能性がある。しかし、取付部品35の排水孔対向面部35bによって、火炎は遮断され、入水孔33側に火炎を侵入させないようにすることができる。これにより、火炎が中空部32を介し室外側から室内側に貫通することを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。本実施形態のサッシは、シャッター付サッシであるが、シャッターを有しない通常のサッシであっても本発明を適用できる。また、引き違いサッシ以外の種類のサッシであっても、下枠に中空部が形成され、中空部に入水孔と排水孔を有するものであれば、本発明を適用することができる。
1 枠体
2 収納部
3 扉体
4 内障子
5 外障子
6 框体
7 パネル体
10 上枠
11 下枠
12 縦枠
13 ガイドレール部材
14 ストッパ部材
20 巻き取り軸
21 開口部
22 スラット
23 幅木部材
30 内レール部
31 外レール部
32 中空部
33 入水孔
34 排水孔
35 取付部品
35a 底壁部
35b 排水孔対向面部
35c 入水孔対向面部
35d 固定面部
36 加熱発泡材
37 加熱発泡材

Claims (2)

  1. 上枠と下枠及び左右の縦枠を枠組みしてなる枠体内に障子を納めてなるサッシにおいて、
    前記下枠は前記障子の下辺と対向する上面と、室外側に面する室外側面とを有すると共に、前記上面及び室外側面に囲まれた中空部を有し、前記上面には入水孔が形成され、前記室外側面には排水孔が形成され、
    前記中空部には、前記入水孔と対向する入水孔対向面部と、前記排水孔と対向する排水孔対向面部とを有した取付部品が設けられ、該取付部品の入水孔対向面部と排水孔対向面部にはそれぞれ加熱発泡材が設けられることを特徴とするサッシ。
  2. 前記障子は内障子と外障子とが引き違い状に設けられ、前記下枠は前記内障子を案内する内レールと前記外障子を案内する外レールとを有し、前記入水孔は前記内レールと外レールの間の領域に形成され、前記取付部品は前記中空部を形成する前記下枠の上面のうち前記外レールの直下部に当接される固定面部を有することを特徴とする請求項1記載のサッシ。
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