JP2014076975A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用性及び泡質に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易いものであり、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができる皮膚洗浄剤組成物の提供。
【解決手段】(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)アルキルアミンオキシドと、(D)ポリエーテル変性シリコーンと、(E)光沢付与剤とを含有し、前記(D)成分の含有量が0.5質量%〜5質量%であり、前記(D)成分と前記(E)成分との含有質量比(D)/(E)が0.2〜5である皮膚洗浄剤組成物である。
【選択図】なし
【解決手段】(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)アルキルアミンオキシドと、(D)ポリエーテル変性シリコーンと、(E)光沢付与剤とを含有し、前記(D)成分の含有量が0.5質量%〜5質量%であり、前記(D)成分と前記(E)成分との含有質量比(D)/(E)が0.2〜5である皮膚洗浄剤組成物である。
【選択図】なし
Description
本発明は、皮膚洗浄剤組成物に関する。
近年、肌への優しさという点から、皮膚のpHと同等の弱酸性の皮膚洗浄剤組成物が研究、開発されている。このような皮膚洗浄剤組成物としては、例えば、脂肪酸石鹸、アミノ酸型活性剤、及び両性界面活性剤を含有するものなどが挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このような皮膚洗浄剤組成物は、洗浄後の肌がかさつき、肌のなめらかさが十分に満足できるものではなかった。
しかし、このような皮膚洗浄剤組成物は、洗浄後の肌がかさつき、肌のなめらかさが十分に満足できるものではなかった。
また、皮膚洗浄剤組成物は、その使用性も重要である。通常ポンプ容器やボトル容器等の容器に収容されている皮膚洗浄剤組成物は、該容器から取り出し易いことが望まれている一方で、容器から取り出した後、手に取った際又は肌に塗布した際に、手から零れ落ちたり、液だれが生じたりせず、肌への伸びがよいものが望まれている。
この要望に対し、適度な粘度を有する使用性のよい皮膚洗浄剤組成物として、アニオン界面活性剤と、両性界面活性剤と、カチオン化高分子とを含有する皮膚洗浄剤組成物が提案されている(特許文献2参照)。
しかし、前記提案の皮膚洗浄剤組成物は、すすぎ時のぬるつきが残り易くすすぎにくいという問題がある。また、その泡質、使用性も十分満足できるものではなかった。
この要望に対し、適度な粘度を有する使用性のよい皮膚洗浄剤組成物として、アニオン界面活性剤と、両性界面活性剤と、カチオン化高分子とを含有する皮膚洗浄剤組成物が提案されている(特許文献2参照)。
しかし、前記提案の皮膚洗浄剤組成物は、すすぎ時のぬるつきが残り易くすすぎにくいという問題がある。また、その泡質、使用性も十分満足できるものではなかった。
起泡性に優れる洗浄剤組成物としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、シリコーン誘導体及び/又は油分の水不溶性成分とを含有する洗浄剤組成物が提案されている(特許文献3参照)。
しかし、前記提案の皮膚洗浄剤組成物は、泡質が十分満足できるものではなく、使用性も劣るという問題があった。
しかし、前記提案の皮膚洗浄剤組成物は、泡質が十分満足できるものではなく、使用性も劣るという問題があった。
したがって、使用性及び泡質に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易いものであり、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができる皮膚洗浄剤組成物の提供が望まれているのが現状である。
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、使用性及び泡質に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易いものであり、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができる皮膚洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者は鋭意検討した結果、以下のような知見を得た。即ち、(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)アルキルアミンオキシドと、(D)ポリエーテル変性シリコーンと、(E)光沢付与剤とを含有する皮膚洗浄剤組成物であって(D)ポリエーテル変性シリコーンの含有量を0.5質量%〜5質量%とし、かつ、前記(D)成分と前記(E)成分との含有質量比(D)/(E)を0.2〜5とすることにより、適度な粘度を付与することができ使用性が向上すること、前記(E)成分が、光沢を付与する作用だけでなく、すすぎ時のぬるつきを低減し、すすぎ易さを向上させる作用も有すること、更に、前記皮膚洗浄剤組成物は、泡質に優れ、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができることを知見し、本発明の完成に至った。
本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としての本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)アルキルアミンオキシドと、(D)ポリエーテル変性シリコーンと、(E)光沢付与剤とを含有し、前記(D)成分の含有量が0.5質量%〜5質量%であり、前記(D)成分と前記(E)成分との含有質量比(D)/(E)が0.2〜5である。
本発明によれば、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、使用性及び泡質に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易いものであり、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができる皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。
(皮膚洗浄剤組成物)
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(以下、「(A)成分」と称することがある)と、ベタイン型両性界面活性剤(以下、「(B)成分」と称することがある)と、アルキルアミンオキシド(以下、「(C)成分」と称することがある)と、ポリエーテル変性シリコーン(以下、「(D)成分」と称することがある)と、光沢付与剤(以下、「(E)成分」と称することがある)とを少なくとも含有し、必要に応じて、更にその他の成分を含有する。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(以下、「(A)成分」と称することがある)と、ベタイン型両性界面活性剤(以下、「(B)成分」と称することがある)と、アルキルアミンオキシド(以下、「(C)成分」と称することがある)と、ポリエーテル変性シリコーン(以下、「(D)成分」と称することがある)と、光沢付与剤(以下、「(E)成分」と称することがある)とを少なくとも含有し、必要に応じて、更にその他の成分を含有する。
<(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩>
前記(A)成分としてのポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、下記一般式(1)で表されるものであることが好ましい。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
R1−O(CH2−CH2O)n−SO3X ・・・一般式(1)
ただし、前記一般式(1)において、R1は、炭素数8〜20の飽和又は不飽和のアルキル基を表し、nは、エチレンオキシドの平均付加モル数0.5〜10を表し、Xは、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムを表す。
前記(A)成分としてのポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、下記一般式(1)で表されるものであることが好ましい。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
R1−O(CH2−CH2O)n−SO3X ・・・一般式(1)
ただし、前記一般式(1)において、R1は、炭素数8〜20の飽和又は不飽和のアルキル基を表し、nは、エチレンオキシドの平均付加モル数0.5〜10を表し、Xは、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムを表す。
前記R1は、炭素数8〜20の飽和又は不飽和のアルキル基を表すが、炭素数10〜18のアルキル基が好ましい。
前記エチレンオキシドの平均付加モル数nは、0.5〜10であるが、1〜4が好ましい。
前記Xの具体例としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン由来の有機アンモニウムなどが挙げられる。これらの中でも、前記Xとしては、ナトリウム、アンモニウムであることが好ましい。
前記エチレンオキシドの平均付加モル数nは、0.5〜10であるが、1〜4が好ましい。
前記Xの具体例としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン由来の有機アンモニウムなどが挙げられる。これらの中でも、前記Xとしては、ナトリウム、アンモニウムであることが好ましい。
前記(A)成分の具体例としては、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)アルキル(C12,13)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸アンモニウムなどが挙げられる。なお、前記ポリオキシエチレンの後の括弧内の数値は、エチレンオキシドの平均付加モル数(n)を表す。
これらの中でも、泡質に優れる点で、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムが好ましい。
これらの中でも、泡質に優れる点で、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムが好ましい。
前記(A)成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、すすぎ時のぬるつきの点から5質量%〜20質量%が好ましく、泡質に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い点で、10質量%〜20質量%がより好ましい。前記(A)成分の含有量が、5質量%未満であると、使用性や泡質が劣ることがあり、20質量%を超えると、使用性が劣ることや、すすぎ時にぬるつきが残り易くすすぎにくくなることなどがある。
<(B)ベタイン型両性界面活性剤>
前記(B)成分としてのベタイン型両性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、脂肪酸アミドプロピルベタイン、アルキルベタイン、スルホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のアルキルイミダゾール型などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、泡質及び使用性に優れる点で、脂肪酸アミドプロピルベタイン、アルキルベタインが好ましく、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインがより好ましい。
前記(B)成分としてのベタイン型両性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、脂肪酸アミドプロピルベタイン、アルキルベタイン、スルホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のアルキルイミダゾール型などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、泡質及び使用性に優れる点で、脂肪酸アミドプロピルベタイン、アルキルベタインが好ましく、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインがより好ましい。
前記(B)成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、使用性及び泡質に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い点で、1質量%〜5質量%が好ましく、2質量%〜4質量%がより好ましい。前記(B)成分の含有量が、1質量%未満であると、使用性や泡質が劣ることがあり、5質量%を超えると、使用性が劣ることや、すすぎ時にぬるつきが残り易くすすぎにくくなることなどがある。
<(C)アルキルアミンオキシド>
前記(C)成分としてのアルキルアミンオキシドとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルキルジメチルアミンオキシド、アルキルジエチルアミンオキシドなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(C)成分としてのアルキルアミンオキシドとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルキルジメチルアミンオキシド、アルキルジエチルアミンオキシドなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(C)成分におけるアルキル基の炭素数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、炭素数8〜18が好ましく、炭素数10〜14がより好ましい。前記アルキル基は、飽和結合していてもよく、不飽和結合していてもよいが、飽和結合していることが好ましい。
これらの中でも、泡質に優れる点で、前記(C)成分は、ラウリルジメチルアミンオキシド、ミリスチルジメチルアミンオキシドが特に好ましい。
これらの中でも、泡質に優れる点で、前記(C)成分は、ラウリルジメチルアミンオキシド、ミリスチルジメチルアミンオキシドが特に好ましい。
前記(C)成分の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1質量%〜5質量%が好ましく、使用性及び泡質に優れる点で、1質量%〜3質量%がより好ましい。前記(C)成分の含有量が、1質量%未満であると、使用性や泡質が劣ることなどがあり、5質量%を超えると、使用性が劣ることや、すすぎ時にぬるつきが残り易くすすぎにくくなることなどがある。
<(D)ポリエーテル変性シリコーン>
前記(D)成分としてのポリエーテル変性シリコーンとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、ジメチルシリコーンとポリオキシアルキレンとの共重合体が好ましく、ポリエーテルが側鎖に結合した共重合体(側鎖変性タイプ)がより好ましい。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(D)成分としてのポリエーテル変性シリコーンとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、ジメチルシリコーンとポリオキシアルキレンとの共重合体が好ましく、ポリエーテルが側鎖に結合した共重合体(側鎖変性タイプ)がより好ましい。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(D)成分の具体例としては、ポリエチレングリコール(以下、「PEG」と略記することがある)−12ジメチコン、PEG−11メチルエーテルジメチコン、PEG−9ジメチコンなどが挙げられる。これらの中でも、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができる点で、ポリエーテルが側鎖に結合した共重合体(側鎖変性タイプ)のPEG−12ジメチコン、PEG−9ジメチコンが好ましい。
前記(D)成分のHLB値としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、10.0〜15.0が好ましく、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができ、使用性に優れる点で、10.0〜14.5がより好ましい。
前記(D)成分は、市販品を用いることができ、その具体例としては、商品名で、SH3771M(PEG−12ジメチコン、HLB13.0、東レ・ダウコーニング株式会社製);KF−6011(PEG−11メチルエーテルジメチコン、HLB14.5)、KF−6013(PEG−9ジメチコン、HLB10.0)(以上、信越化学工業株式会社製)などが挙げられる。これらの中でも、前記(D)成分は、側鎖変性タイプのSH3771M、KF−6013が好ましい。
前記(D)成分の含有量としては、0.5質量%〜5質量%である限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができ、使用性や泡質に優れる点で、1質量%〜2質量%が好ましい。前記(D)成分の含有量が、0.5質量%未満であると、使用性が劣ることや、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができないことなどがあり、5質量%を超えると、使用性や泡質が劣ることがある。
<(E)光沢付与剤>
前記(E)成分としての光沢付与剤(「パール化剤」、「光沢剤」などと称することもある)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(E)成分としての光沢付与剤(「パール化剤」、「光沢剤」などと称することもある)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記エチレングリコール脂肪酸エステルとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、モノステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコールなどが挙げられる。
前記ポリエチレングリコール脂肪酸エステルとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコールなどが挙げられる。これらの中でも、ジステアリン酸トリエチレングリコール(ジステアリン酸PEG−3)が好ましい。
前記ポリエチレングリコール脂肪酸エステルとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコールなどが挙げられる。これらの中でも、ジステアリン酸トリエチレングリコール(ジステアリン酸PEG−3)が好ましい。
これらの中でも、前記(E)成分としては、使用性に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い点で、ジステアリン酸エチレングリコールが特に好ましい。
前記(E)成分により、すすぎ時のぬるつきを低減できることは、本発明者による新たな知見である。
前記(E)成分により、すすぎ時のぬるつきを低減できることは、本発明者による新たな知見である。
前記(E)成分としては、市販品を用いることができ、その具体例としては、商品名で、EUPERLAN(登録商標) PK771(19質量%ジステアリン酸エチレングリコール、懸濁液)、BENZ−W EUPERLAN(登録商標) PK900(19質量%ジステアリン酸ポリエチレングリコール、懸濁液)(以上、BASF社製)、PEARL CONC. FC−1(登録商標)(花王株式会社製)、Genapol(登録商標)PGM(クラリアント社製)などが挙げられる。
前記(E)成分の含有量としては、後述する(D)成分との質量比を満たす限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、使用性に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い点で、0.5質量%〜5質量%が好ましく、1質量%〜1.5質量%がより好ましい。前記(E)成分の含有量が、0.5質量%未満であると、使用性が劣ることや、すすぎ時にぬるつきが残り易くすすぎにくくなることがあり、5質量%を超えると、使用性が劣ることや、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができないことなどがある。
<(D)/(E)(質量比)>
前記(D)成分と前記(E)成分との含有質量比としては、0.2〜5である限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、使用性に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易く、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができる点で、0.7〜2が好ましい。前記含有質量比が、0.2未満であると、使用性が劣ることや、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができないことなどがあり、5を超えると、使用性や泡質が劣ることや、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができないことなどがある。
前記(D)成分と前記(E)成分との含有質量比としては、0.2〜5である限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、使用性に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易く、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができる点で、0.7〜2が好ましい。前記含有質量比が、0.2未満であると、使用性が劣ることや、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができないことなどがあり、5を超えると、使用性や泡質が劣ることや、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができないことなどがある。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、多価アルコール、前記(A)成分以外のアニオン性界面活性剤、前記(B)成分及び前記(C)成分以外の両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、アニオン性ポリマー、両性ポリマー、カチオン性ポリマー(カチオン化セルロースや塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体等)、ノニオン性ポリマー、水不溶性粉体(無機粉体、有機粉体等)、pH調整剤、保湿剤、ビタミン類、アミノ酸類、抗炎症剤、紫外線吸収剤、冷感付与剤、酸化防止剤、着色剤、香料、制汗剤、殺菌剤、消臭剤、防腐剤、包接化合物、溶剤等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、多価アルコール、前記(A)成分以外のアニオン性界面活性剤、前記(B)成分及び前記(C)成分以外の両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、アニオン性ポリマー、両性ポリマー、カチオン性ポリマー(カチオン化セルロースや塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体等)、ノニオン性ポリマー、水不溶性粉体(無機粉体、有機粉体等)、pH調整剤、保湿剤、ビタミン類、アミノ酸類、抗炎症剤、紫外線吸収剤、冷感付与剤、酸化防止剤、着色剤、香料、制汗剤、殺菌剤、消臭剤、防腐剤、包接化合物、溶剤等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分の含有量としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
−pH−
前記皮膚洗浄剤組成物のpHとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、肌への負担を低くするため、健常皮膚表面のpHである4.5〜6.5が好ましく、使用性に優れる点で、5.0〜6.0がより好ましい。前記pHが、4.5未満又は6.5を超えると、使用性が劣ることがある。
前記皮膚洗浄剤組成物のpHとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、肌への負担を低くするため、健常皮膚表面のpHである4.5〜6.5が好ましく、使用性に優れる点で、5.0〜6.0がより好ましい。前記pHが、4.5未満又は6.5を超えると、使用性が劣ることがある。
−粘度−
前記皮膚洗浄剤組成物の粘度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、100mPa・s〜3,000mPa・sが好ましく、500mPa・s〜2,500mPa・sがより好ましい。前記粘度が、100mPa・s未満であると、手から零れ落ちることや、液だれが生じ、肌への伸びが悪くなることなど使用性が劣ることがあり、3,000mPa・sを超えると、容器から出しにくく、使用性が劣ることがある。
前記皮膚洗浄剤組成物の粘度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、100mPa・s〜3,000mPa・sが好ましく、500mPa・s〜2,500mPa・sがより好ましい。前記粘度が、100mPa・s未満であると、手から零れ落ちることや、液だれが生じ、肌への伸びが悪くなることなど使用性が劣ることがあり、3,000mPa・sを超えると、容器から出しにくく、使用性が劣ることがある。
−製造方法−
前記皮膚洗浄剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、常法に従って適宜選択することができるが、前記(E)成分として、常温で固体のエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルなどを使用する場合は、前記皮膚洗浄剤組成物の製造時に、前記常温で固体の(E)成分を添加し、加熱溶融し、次いでこれを冷却して、該(E)成分の結晶を生成させることにより、光沢(パール状の外観)を付与させることが好ましい。
前記加熱溶融の際の温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、70℃〜80℃が好ましい。また、前記冷却の際の温度としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.5℃/分間〜1℃/分間の冷却速度で40℃まで冷却することが好ましい。
また、前記(E)成分を予め晶析させた分散液を、該(E)成分以外の成分を混合した組成物に添加することにより、前記皮膚洗浄剤組成物を製造してもよい。
前記分散液としては、前記常温で固体の(E)成分を、予め、界面活性剤等の溶液中で晶析させたものであってもよく、市販品を用いてもよい。
前記皮膚洗浄剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、常法に従って適宜選択することができるが、前記(E)成分として、常温で固体のエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルなどを使用する場合は、前記皮膚洗浄剤組成物の製造時に、前記常温で固体の(E)成分を添加し、加熱溶融し、次いでこれを冷却して、該(E)成分の結晶を生成させることにより、光沢(パール状の外観)を付与させることが好ましい。
前記加熱溶融の際の温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、70℃〜80℃が好ましい。また、前記冷却の際の温度としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.5℃/分間〜1℃/分間の冷却速度で40℃まで冷却することが好ましい。
また、前記(E)成分を予め晶析させた分散液を、該(E)成分以外の成分を混合した組成物に添加することにより、前記皮膚洗浄剤組成物を製造してもよい。
前記分散液としては、前記常温で固体の(E)成分を、予め、界面活性剤等の溶液中で晶析させたものであってもよく、市販品を用いてもよい。
−容器−
前記皮膚洗浄剤組成物は、容器に収容されてなるものであってもよい。
前記容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、使用性に優れる点で、ポンプ容器、ボトルが好ましい。
前記容器の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、オレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等の樹脂などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を組合せた複合樹脂であってもよい。
前記皮膚洗浄剤組成物は、容器に収容されてなるものであってもよい。
前記容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、使用性に優れる点で、ポンプ容器、ボトルが好ましい。
前記容器の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、オレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等の樹脂などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を組合せた複合樹脂であってもよい。
−用途−
前記皮膚洗浄剤組成物の用途としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、洗顔料、ハンドソープ、ボディソープ、ボディシャンプー、クレンジングフォーム、メイク落としなどが挙げられる。これらの中でも、使用性に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易く、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができる点で、全身を洗浄することができるボディソープ、ボディシャンプーに好適に利用可能である。
前記皮膚洗浄剤組成物の用途としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、洗顔料、ハンドソープ、ボディソープ、ボディシャンプー、クレンジングフォーム、メイク落としなどが挙げられる。これらの中でも、使用性に優れ、すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易く、タオルドライ後の肌になめらかさを付与することができる点で、全身を洗浄することができるボディソープ、ボディシャンプーに好適に利用可能である。
以下に本発明の実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜31、比較例1〜10)
表1〜4に示す組成及び配合量の皮膚洗浄剤組成物(ボディソープ)を常法により調製した。得られた皮膚洗浄剤組成物は、ボトル容器(容量:200mL、口径:3mm、材質:ポリエチレン、竹本容器株式会社製)に収容した。なお、下記表1〜4において、各成分は、全て純分換算した値を示す。
このようにして調製した実施例及び比較例の各皮膚洗浄剤組成物について、下記に示す方法で、pH及び粘度の測定、並びに、官能評価を行った。
表1〜4に示す組成及び配合量の皮膚洗浄剤組成物(ボディソープ)を常法により調製した。得られた皮膚洗浄剤組成物は、ボトル容器(容量:200mL、口径:3mm、材質:ポリエチレン、竹本容器株式会社製)に収容した。なお、下記表1〜4において、各成分は、全て純分換算した値を示す。
このようにして調製した実施例及び比較例の各皮膚洗浄剤組成物について、下記に示す方法で、pH及び粘度の測定、並びに、官能評価を行った。
<pH測定>
実施例及び比較例の各皮膚洗浄剤組成物のpHは、pHメーター(pHメーターD−52、株式会社堀場製作所製)を用い、25℃にて、前記pHメーターのプローブを前記各皮膚洗浄剤組成物に浸けてから2分間後の値を測定した。
実施例及び比較例の各皮膚洗浄剤組成物のpHは、pHメーター(pHメーターD−52、株式会社堀場製作所製)を用い、25℃にて、前記pHメーターのプローブを前記各皮膚洗浄剤組成物に浸けてから2分間後の値を測定した。
<粘度測定>
実施例及び比較例の各皮膚洗浄剤組成物の粘度は、医薬部外品原料規格、粘度測定法、第2法に規定されたB型粘度計(東京計器株式会社製)を用い、25℃、30rpm、30秒間の条件で測定した。ローターは、100mPa・s未満は2号ローター、100mPa・s以上4,000mPa・s未満は3号ローター、4,000mPa・s以上は4号ローターを用いた。
実施例及び比較例の各皮膚洗浄剤組成物の粘度は、医薬部外品原料規格、粘度測定法、第2法に規定されたB型粘度計(東京計器株式会社製)を用い、25℃、30rpm、30秒間の条件で測定した。ローターは、100mPa・s未満は2号ローター、100mPa・s以上4,000mPa・s未満は3号ローター、4,000mPa・s以上は4号ローターを用いた。
<官能評価>
女性の皮膚洗浄剤組成物の専門パネラー20名が、手及び腕を水で濡らした後、実施例及び比較例の各皮膚洗浄剤組成物1gをボトル容器より手に取り出し、手及び腕を洗浄した。
実施例及び比較例の各皮膚洗浄剤組成物について、下記評価基準に基づき、「使用性」、「泡質」、「すすぎのし易さ」、及び「タオルドライ後の肌のなめらかさ」について評価した。結果を表1〜4に示す。
女性の皮膚洗浄剤組成物の専門パネラー20名が、手及び腕を水で濡らした後、実施例及び比較例の各皮膚洗浄剤組成物1gをボトル容器より手に取り出し、手及び腕を洗浄した。
実施例及び比較例の各皮膚洗浄剤組成物について、下記評価基準に基づき、「使用性」、「泡質」、「すすぎのし易さ」、及び「タオルドライ後の肌のなめらかさ」について評価した。結果を表1〜4に示す。
−使用性−
皮膚洗浄剤組成物の粘度が高すぎる場合は、該皮膚洗浄剤組成物をボトル容器から取り出しにくい。一方、皮膚洗浄剤組成物の粘度が低すぎる場合は、該皮膚洗浄剤組成物はボトル容器からは取り出し易いが、手に取り出した際に手から零れ落ち易く、また、肌に塗り広げる際に伸びが悪い。
そのため、本発明において、皮膚洗浄剤組成物の使用性のよさとは、皮膚洗浄剤組成物をボトル容器から出し易く、かつ、該皮膚洗浄剤組成物を手に取り出した際に手から零れ落ちず、肌に塗り広げる際に伸びもよい、というバランスがとれたものを意味する。
[評価基準]
A:「使用性が良い」と回答した人が16名〜20名
B:「使用性が良い」と回答した人が12名〜15名
C:「使用性が良い」と回答した人が8名〜11名
D:「使用性が良い」と回答した人が7名以下
皮膚洗浄剤組成物の粘度が高すぎる場合は、該皮膚洗浄剤組成物をボトル容器から取り出しにくい。一方、皮膚洗浄剤組成物の粘度が低すぎる場合は、該皮膚洗浄剤組成物はボトル容器からは取り出し易いが、手に取り出した際に手から零れ落ち易く、また、肌に塗り広げる際に伸びが悪い。
そのため、本発明において、皮膚洗浄剤組成物の使用性のよさとは、皮膚洗浄剤組成物をボトル容器から出し易く、かつ、該皮膚洗浄剤組成物を手に取り出した際に手から零れ落ちず、肌に塗り広げる際に伸びもよい、というバランスがとれたものを意味する。
[評価基準]
A:「使用性が良い」と回答した人が16名〜20名
B:「使用性が良い」と回答した人が12名〜15名
C:「使用性が良い」と回答した人が8名〜11名
D:「使用性が良い」と回答した人が7名以下
−泡質(泡のキメの細かさ)−
本発明において、泡質とは、泡のキメの細かさを意味し、泡のキメが細かいものほどよいものとする。
[評価基準]
A:「泡質が良い」と回答した人が16名〜20名
B:「泡質が良い」と回答した人が12名〜15名
C:「泡質が良い」と回答した人が8名〜11名
D:「泡質が良い」と回答した人が7名以下
本発明において、泡質とは、泡のキメの細かさを意味し、泡のキメが細かいものほどよいものとする。
[評価基準]
A:「泡質が良い」と回答した人が16名〜20名
B:「泡質が良い」と回答した人が12名〜15名
C:「泡質が良い」と回答した人が8名〜11名
D:「泡質が良い」と回答した人が7名以下
−すすぎのし易さ−
[評価基準]
A:「すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い」と回答した人が16名〜20名
B:「すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い」と回答した人が12名〜15名
C:「すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い」と回答した人が8名〜11名
D:「すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い」と回答した人が7名以下
[評価基準]
A:「すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い」と回答した人が16名〜20名
B:「すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い」と回答した人が12名〜15名
C:「すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い」と回答した人が8名〜11名
D:「すすぎ時にぬるつきが残りにくくすすぎ易い」と回答した人が7名以下
−タオルドライ後の肌のなめらかさ−
[評価基準]
A:「タオルドライ後の肌がなめらかである」と回答した人が16名〜20名
B:「タオルドライ後の肌がなめらかである」と回答した人が12名〜15名
C:「タオルドライ後の肌がなめらかである」と回答した人が8名〜11名
D:「タオルドライ後の肌がなめらかである」と回答した人が7名以下
[評価基準]
A:「タオルドライ後の肌がなめらかである」と回答した人が16名〜20名
B:「タオルドライ後の肌がなめらかである」と回答した人が12名〜15名
C:「タオルドライ後の肌がなめらかである」と回答した人が8名〜11名
D:「タオルドライ後の肌がなめらかである」と回答した人が7名以下
本発明の態様としては、例えば、以下のものなどが挙げられる。
<1> (A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)アルキルアミンオキシドと、(D)ポリエーテル変性シリコーンと、(E)光沢付与剤とを含有し、前記(D)成分の含有量が0.5質量%〜5質量%であり、前記(D)成分と前記(E)成分との含有質量比(D)/(E)が0.2〜5であることを特徴とする皮膚洗浄剤組成物である。
<2> (B)成分が、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン及びラウリン酸アミドプロピルベタインから選ばれる少なくとも1種である前記<1>に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
<3> pHが、4.5〜6.5である前記<1>から<2>のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物である。
<1> (A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)アルキルアミンオキシドと、(D)ポリエーテル変性シリコーンと、(E)光沢付与剤とを含有し、前記(D)成分の含有量が0.5質量%〜5質量%であり、前記(D)成分と前記(E)成分との含有質量比(D)/(E)が0.2〜5であることを特徴とする皮膚洗浄剤組成物である。
<2> (B)成分が、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン及びラウリン酸アミドプロピルベタインから選ばれる少なくとも1種である前記<1>に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
<3> pHが、4.5〜6.5である前記<1>から<2>のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物である。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、洗顔料、ハンドソープ、ボディソープ、ボディシャンプー、クレンジングフォーム、メイク落としなどに好適に利用可能である。
Claims (3)
- (A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)アルキルアミンオキシドと、(D)ポリエーテル変性シリコーンと、(E)光沢付与剤とを含有し、前記(D)成分の含有量が0.5質量%〜5質量%であり、前記(D)成分と前記(E)成分との含有質量比(D)/(E)が0.2〜5であることを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。
- (B)成分が、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン及びラウリン酸アミドプロピルベタインから選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の皮膚洗浄剤組成物。
- pHが、4.5〜6.5である請求項1から2のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物。
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-
2012
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