JP2014076239A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動源を増加させることなく演出部材による演出効果を向上させることが可能な遊技機の提供。
【解決手段】第一演出部材52および第二演出部材53、54が原位置に位置する状態から駆動源41を駆動させると、第一伝達部を介して駆動源41の動力を第一演出部材52に伝達させて第一演出部材52を第一終端位置に向けて移動させ、第一演出部材52が第一終端位置に到達した際に第一伝達部による動力の伝達が解除され、第一演出部材52が第一終端位置に位置した状態で、第二伝達部を介して駆動源41の動力を第二演出部材53、54に伝達させて第二演出部材53、54を第二終端位置に向けて移動させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、演出部材を動作させる駆動装置を備えた遊技機に関する。
このような演出部材を動作させる駆動装置として、下記特許文献1に記載のものが公知である。下記特許文献1には、単一の駆動源で関節によって連結された複数の駆動部材を動作させる駆動装置が記載されている。この駆動装置は、単一の駆動源で複数の駆動部材を動作させることができる点で優れるものであるが、連結された一方の駆動部材と他方の駆動部材の角度が変化するだけであって動作に面白味がない。
特開2007−252734号公報
本発明が解決しようとする課題は、駆動源を増加させることなく演出部材による演出効果を向上させることが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明にかかる遊技機は、演出部材を駆動させる駆動装置を備え、前記駆動装置は、駆動源と、前記駆動源の動力を伝達し、第一演出部材を原位置と第一終端位置との間を移動可能とする第一伝達部と、前記駆動源の動力を伝達し、第二演出部材を原位置と第二終端位置との間を移動可能にする第二伝達部と、前記第一演出部材および前記第二演出部材が原位置に位置する状態から駆動源を駆動させると、前記第一伝達部を介して前記駆動源の動力を前記第一演出部材に伝達させて前記第一演出部材を前記第一終端位置に向けて移動させ、前記第一演出部材が前記第一終端位置に到達した際に前記第一伝達部による動力の伝達が解除され、前記第一演出部材が前記第一終端位置に位置した状態で、前記第二伝達部を介して前記駆動源の動力を前記第二演出部材に伝達させて前記第二演出部材を前記第二終端位置に向けて移動させる連動手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記駆動源が固定されたベース部材を備え、前記第一伝達部は、前記駆動源の動力が伝達されて回転する駆動側歯車と、前記ベース部材に設けられた軸に支持され、前記駆動側歯車に噛み合う歯車であって前記第一演出部材に形成された第一従動側歯車と、を有し、前記第二伝達部は、前記駆動側歯車と、前記ベース部材に設けられた軸に支持され、前記駆動側歯車に噛み合う歯車であって前記第二演出部材に連繋された第二従動側歯車と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記第二従動側歯車は、前記第一従動側歯車と同一の軸に支持されており、前記第二従動側歯車、この第二従動側歯車と前記第二演出部材を連繋する一または複数の動力伝達部材、および前記第二演出部材は、前記第一演出部材に支持されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の遊技機において、前記駆動側歯車は、前記第一演出部材が前記第一終端位置に位置する状態から一方に回転したときに前記第一従動側歯車に噛み合わずに前記第二従動側歯車に噛み合う第一噛合部と、前記第一演出部材が前記第一終端位置に位置する状態から他方に回転したときに前記第一従動側歯車および前記第二従動側歯車の両方に噛み合う第二噛合部と、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機において、前記駆動側歯車に噛み合う前記第一従動側歯車と前記第二従動側歯車は、ピッチ円直径および歯の大きさが同じであることを特徴とする請求項2または請求項3または請求項4に記載の遊技機。
請求項6に記載の発明は、請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機において、前記ベース部材あるいは前記第一演出部材のいずれか一方、または両方には、前記第一演出部材が原位置から前記第一終端位置に向けて移動し前記第一終端位置に到達した際に、それ以上の同じ方向への前記第一演出部材の移動を規制する規制部が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の遊技機において、前記第一従動側歯車は前記第一演出部材に形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、駆動源の動力はまず第一演出部材に伝達されるが、第一伝達部材が第一終端位置に到達した時点で出力先が切り替わり、駆動源の動力は第二演出部材に伝達される。したがって、第一演出部材の原位置から第一終端位置までの移動と、これに続く第二演出部材の原位置から第二終端位置までの移動を単一の駆動源で実行することが可能である。すなわち、第一演出部材が所定の動作を行った後、第二演出部材が所定の動作を行うという、演出効果の高い段階的な演出を駆動源を増加させることなく実行することが可能である。
請求項2に記載の発明のように、駆動源によって回転する駆動側歯車に、第一伝達部を構成する第一従動側歯車および第二伝達部を構成する第二従動側歯車の両方が噛み合うようにすれば、上記駆動源の出力先の切替を実現する構成を容易に構築することが可能である。
請求項3の発明のように、第二従動側歯車を第一従動側歯車と同一の軸に支持させた上で、第二伝達部を構成する第二従動側歯車、それと第二演出部材を連繋する動力伝達部材、および第二演出部材(「第二従動側歯車から第二演出部材に至るまでの各部材」と称する)が第一演出部材に支持された構成とすれば、第一演出部材の移動とともに第二従動側歯車から第二演出部材に至るまでの各部材が移動することになる。つまり、第一演出部材が移動したときにおける第一演出部材と第二従動側歯車から第二演出部材に至るまでの各部材の相対位置の変化を抑制することができるから、第二演出部材を原位置に留めたまま第一演出部材を第一終端位置に向けて移動させる構成を容易に構築することが可能となる。
請求項4に記載の発明のように、駆動側歯車が第二従動側歯車にのみ噛み合う第一噛合部と、第一従動側歯車および第二従動側歯車の両方に噛み合う第二噛合部と、を有する構成とすることにより、第一演出部材が第一終端位置に到達してから駆動源の動力が第二演出部材にのみ出力される態様(段階的な動作)を簡単に構築することが可能となる。つまり、駆動側歯車を上記のような形状とするだけであるから、歯車等の伝達部材を増加させることなく演出効果を高めることが可能となる。
請求項5に記載の発明のように、第一従動側歯車と第二従動側歯車のピッチ円直径および歯の大きさが同じであれば、駆動側歯車の回転に伴う第一従動側歯車と第二従動側歯車の回転量が同じになるため、第二演出部材を原位置に留めたまま第一演出部材を第一終端位置に向けて移動させる構成を容易に構築することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、第一演出部材が第一終端位置に到達したときに、第一演出部材を第一終端位置に確実に留めることが可能となる。そのため、第一演出部材の移動停止から第二演出部材の移動開始という一連の動作をスムーズなものとすることが可能となる。
請求項7に記載のように、第一従動側歯車を第一演出部材に形成することも可能である。
本発明の実施形態にかかる遊技機の正面図(前方から見た図)である。 遊技盤の正面図(前方から見た図)である。 第一駆動装置を模式的に示した図である。 第二駆動装置の外観図である。 (a)は第一演出部材および第二演出部材が原位置に位置した状態にある演出体の正面図(前方から見た図)であり、(b)は第一演出部材が第一終端位置に位置し第二演出部材が原位置に位置した状態にある演出体の正面図(前方から見た図)であり、(c)は第一演出部材が第一終端位置に位置し第二演出部材が第二終端位置に位置した状態にある演出体の正面図(前方から見た図)である。 第一演出部材および第二演出部材が原位置に位置した状態にある演出体の背面図(後方から見た図)である。 第一演出部材が第一終端位置に位置し第二演出部材が原位置に位置した状態にある演出体の背面図(後方から見た図)である。 第一演出部材が第一終端位置に位置し第二演出部材が第二終端位置に位置した状態にある演出体の背面図(後方から見た図)である。 駆動側歯車の外観図である。 第一演出部材および第二演出部材が原位置に位置した状態での駆動側歯車と第一従動側歯車および第二従動側歯車の噛み合いの様子を示した図である。 第一演出部材および第二演出部材が原位置に位置した状態での駆動側歯車と第二従動側歯車の噛み合いの様子を示した図(図10から第一従動側歯車を削除した図)である。 第一演出部材が第一終端位置に位置し第二演出部材が原位置に位置した状態での駆動側歯車と第一従動側歯車および第二従動側歯車の噛み合いの様子を示した図である。 第一演出部材が第一終端位置に位置し第二演出部材が原位置に位置した状態での駆動側歯車と第二従動側歯車の噛み合いの様子を示した図(図12から第一従動側歯車を削除した図)である。 第一演出部材が第一終端位置に位置し第二演出部材が第二終端位置に位置した状態での駆動側歯車と第一従動側歯車および第二従動側歯車の噛み合いの様子を示した図である。 第一演出部材が第一終端位置に位置し第二演出部材が第二終端位置に位置した状態での駆動側歯車と第二従動側歯車の噛み合いの様子を示した図(図14から第一従動側歯車を削除した図)である。
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明における平面方向とは遊技盤2の平面方向に沿う(平行な)方向を、前後方向とは遊技盤2の平面方向に直交する方向(遊技者側を前、その反対側を後とする)を、上下方向とは図1における上下方向を、幅方向(左右方向)とは図1における左右方向をいうものとする。
まず、図1、図2等を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。遊技機1は、額縁形状の機枠90を有し、この機枠90には前面枠91が回動自在に支持されている。前面枠91には、前側から遊技盤2を視認可能とする透明な板が設けられている。
遊技盤2は、ほぼ正方形の合板により成形されており、前面枠91に着脱可能に取り付けられている。この遊技盤2には、発射装置96の操作によって発射された遊技球を遊技領域12に案内する金属製の薄板からなる帯状のガイドレール92が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域12には、表示装置93、第一始動入賞口941、第二始動入賞口942、第一大入賞口943、第二大入賞口944、アウト口95などが設けられている。表示装置93は、例えば液晶表示装置が用いられ、表示装置93の表示画面(表示部)において特別図柄や普通図柄等が表示される。かかる表示装置93の表示画面は、遊技盤2に形成された開口21を通じて視認可能である。
また、遊技領域12には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域12を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
遊技盤2の裏側には、後述する第一演出部材52および第二演出部材53、54を有する演出体5(いわゆる役物)を駆動させる第一駆動装置3および第二駆動装置4が設けられている。これら駆動装置3、4の構成の詳細については後述する。
このような遊技機1では、発射装置96(ハンドル)を操作することにより遊技領域12に向けて遊技球を発射する。遊技領域12を流下する遊技球が、始動入賞口941、942や大入賞口943、944等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。その他、大当たりの抽選方法や演出等は、公知の遊技機と同様のものが適用できるため、説明は省略する。
以下、遊技機1が備える駆動装置3、4の構成およびこの駆動装置3、4によって動作する演出体5(演出部材)の構成について説明する。本実施形態にかかる遊技機1は第一駆動装置3および第二駆動装置4を備える。これら駆動装置3、4は図示されない遊技機の制御手段(制御基板)により制御される。
図3に示す第一駆動装置3は、演出体5全体を移動させるための装置であり、ベース31と、駆動源である第一モータ32と、第一モータ歯車33と、出力部材34と、演出体支持部材14と、を備える。ベース31には、第一モータ32が固定されている。第一モータ32の出力軸には第一モータ歯車33が固定されている。第一モータ歯車33には、出力部材34の歯車部341が噛み合っている。出力部材34は、この歯車部341および軸部342が一体的に形成された部材であり、軸部342には長孔3421が形成されている。軸部342に形成された長孔3421には演出体支持部材14に設けられた第一スライド突起141が通されている。第一スライド突起141は、後方に向かって突出する突起であり、その先端には外れ防止部材が固定されている。これにより、第一スライド突起141が長孔3421から外れてしまうことが防止されている。また、演出体支持部材14には、前方に向かって突出する第二スライド突起(図示せず)が形成されている。第二スライド突起は、ベース31に形成された幅方向に延びるスライド孔311に通されている。演出体支持部材14には、詳細を後述する演出体5(役物)が接続されている。
演出体5は、演出効果を発現しない非演出位置においては、遊技盤2の後方に位置する。具体的には、遊技盤2の左方部分に覆われて遊技者には視認困難な状態にある。演出体5が非演出位置に位置した状態から、遊技者に視認可能な演出位置まで移動させる際には、第一モータ32を駆動し出力軸を一方に回転(正転)させる。第一モータ32を駆動させると、第一モータ歯車33が当該方向に回転する。第一モータ歯車33は出力部材34の歯車部341に噛み合っているから、第一モータ歯車33の回転により出力部材34の歯車部341が回転する。出力部材34の歯車部341が回転するとそれと一体的に構成された軸部342も回転する(軸部342の先端が円弧を描くように移動する)。軸部342の長孔3421には演出体支持部材14に設けられた第一スライド突起141が通されているため、演出体支持部材14は軸部342の長孔3421の周囲の部分に押され、当該押される方向に移動しようとする。ただし、このように演出体支持部材14が軸部342に押されても、演出体支持部材14の第二スライド突起はベース31に形成された幅方向に延びるスライド孔311に通されているため、演出体支持部材14の上下方向位置(高さ)は維持される。つまり、第一スライド突起141が軸部342の長孔3421内における相対的な位置を変化させつつ(長孔3421内をスライドしつつ)、第二スライド突起が幅方向右向きにスライドする。つまり、演出体支持部材14が幅方向右向きにスライドする。
上記のように演出体支持部材14は演出体5に接続されている。そのため、第一モータ32を正転させることにより、演出体5は幅方向右向きにスライドする。演出体5が右にスライドすると、演出体5は遊技盤2に形成された開口21に前後方向で重なる。つまり、演出体5は遊技者が開口21を通じて演出体5を視認することが可能な位置である演出位置に到達する。
演出位置に位置した演出体5を非演出位置に移動させる際には、モータの出力軸を他方に回転(逆転)させる。このモータの動力は、第一モータ歯車33、出力部材34を介して演出体支持部材14に伝わり、演出体支持部材14は幅方向左向きにスライドする。つまり、演出体5は幅方向左向きにスライドして非演出位置に戻る。
次に、図4〜図15を参照して第二駆動装置4(本発明における駆動装置に相当する)について説明する。第二駆動装置4は、演出体5が有する第一演出部材52および第二演出部材53、54を移動(動作)させるための装置である。本実施形態における演出体5は、ベース演出部材51(本発明におけるベース部材に相当する)、第一演出部材52、および第二演出部材53、54を有する。第二駆動装置4は、駆動源である第二モータ41、この第二モータ41の動力を第一演出部材52に伝達する第一伝達部、および第二モータ41の動力を第二演出部材53、54に伝達する第二伝達部を有する。
本実施形態では、演出体5はあるキャラクタを構成する。ベース演出部材51はキャラクタの「顔」であり、このベース演出部材51の下方に位置する第一演出部材52はキャラクタの「胴体」であり、第二演出部材53、54はキャラクタの「手」である。第一演出部材52は原位置と第一終端位置の間を移動可能な演出部材であり、第二演出部材53、54は原位置と第二終端位置の間を移動可能な演出部材である。なお、後述するように、第二演出部材53、54は第一演出部材52に支持されているため、第一演出部材52が移動すると第二演出部材53、54も移動することになる。ただし、特に明示した場合を除き、本発明における第二演出部材53、54の位置(「原位置」「第二終端位置」等)とは、第一演出部材52に対する第二演出部材53、54の相対的な位置をいうものとする。例えば、第二演出部材53、54が原位置に位置するとき、第一演出部材52が移動するとそれに支持された第二演出部材53、54も移動することになるが、第一演出部材52に対する第二演出部材53、54の相対的な位置の変化が発生していない場合には、第二演出部材53、54は「原位置」に留まったままということとする。
ベース演出部材51および第一演出部材52の後側には、第二駆動装置4の各歯車等を収容する空間が形成されている。ベース演出部材51の下方には、側壁(前後方向に沿う部分)が切り欠かれた開口511が形成されており、この開口511を通じて第一演出部材52の上側の一部がベース演出部材51の後側の空間に入り込んでいる。つまり、ベース演出部材51の下側の一部と第一演出部材52の上側の一部は前後方向に重なっており、ベース演出部材51の後側の空間と第一演出部材52の後側の空間が上下方向に繋がったような状態となっている。
第一演出部材52におけるベース演出部材51の後側の空間に入り込んだ部分の前面には、凹部を有する軸受部514(凹部の周囲のみ図4に示す)が形成されている。この軸受部514の内側には支持軸461の一端側が挿入されている。つまり、ベース演出部材51には支持軸461が設けられている。この支持軸461は第一演出部材52に形成された貫通孔に通されている。つまり、第一演出部材52はこの支持軸461を中心として回転可能である。ただし、第一演出部材52は上記開口511を通じてベース演出部材51の後側の空間に入り込んだ状態にあるから、その回転可能な範囲は開口511に臨む側壁の端縁の一方(以下、原位置ストッパ部512と称する)に接触する位置から端縁の他方(以下、第一終端位置ストッパ部513と称する)に接触する位置までである。
第二駆動装置4の駆動源である第二モータ41の出力軸に固定された第二モータ歯車(図示せず)には、複合歯車である中継歯車43の大径の歯車部が噛み合っている。この中継歯車43の小径の歯車部には、複合歯車である駆動側歯車44の前側に位置する歯車部441が噛み合っている。この駆動側歯車44の後側の歯車部442は扇状の歯車部である。これら第二モータ41(第二モータ歯車)、中継歯車43、および駆動側歯車44は、ベース演出部材51に支持され、ベース演出部材51の後側に形成された空間内に位置する。これらの部材のうち、駆動側歯車44は最も第一演出部材52側に位置する。
図9に拡大して示すこの駆動側歯車44の後側の歯車部442は、第一噛合部4421と第二噛合部4422を有する。第一噛合部4421と第二噛合部4422の前後方向における長さ(図9における上下方向の長さ)は異なる。第一噛合部4421の前後方向における長さは第二噛合部4422よりも小さい。この駆動側歯車44の第一噛合部4421は後寄りに形成されている。このように駆動側歯車44の後側の歯車部442は、前後方向において相対的に短い第一噛合部4421が形成された部分と相対的に長い第二噛合部4422が形成された部分とが、周方向に並び、ピッチ円直径、および歯の大きさ(モジュール)が同じ形状となっている。
第一演出部材52が原位置に位置するとき、第二噛合部4422には第一演出部材52と一体的に形成された歯車部である第一従動側歯車45が噛み合っている(図10、図11等参照)。本実施形態では、上記モータ歯車、中継歯車43、駆動側歯車44、およびこの第一従動側歯車45が、駆動源である第二モータ41の動力を第一演出部材52に伝達する第一伝達部を構成する。この第一従動側歯車45は、第一演出部材52の上端縁に沿って形成された扇状の歯車部であり、その歯車部の中心軸は上記貫通孔に通される支持軸461の中心軸と一致する。つまり、第二噛合部4422に第一従動側歯車45が噛み合った状態で駆動側歯車44が回転すると、第一従動側歯車45が形成された第一演出部材52は支持軸461を中心として回転する。
また、第一演出部材52が原位置に位置するとき、駆動側歯車44の第二噛合部4422には、第一従動側歯車45の後側に位置する第二従動側歯車46も噛み合う。上述したように、駆動側歯車44の第二噛合部4422は前後方向に長く(厚みをもたせて)形成されている。そのため、駆動側歯車44の第二噛合部4422には第一従動側歯車45と第二従動側歯車46という前後方向に並ぶ二つの歯車(歯車部)が噛み合うことが可能である。
第二従動側歯車46は、ベース演出部材51の軸受部514に支持された支持軸461に回転自在に支持されている。つまり、第一従動側歯車45の回転中心軸と第二従動側歯車46の回転中心軸は一致することになる。そして、駆動側歯車44の第二噛合部4422自体は平歯車部(前後方向でピッチ円直径が変化しない歯車部)であるから、これに噛み合う第一従動側歯車45と第二従動側歯車46のピッチ円直径および歯の大きさ(モジュール)は同じである。
このように、駆動側歯車44の第二噛合部4422は、第一従動側歯車45および第二従動側歯車46の両方が噛み合うことが可能な前後方向に長い形状である。一方、この第二噛合部4422よりも前後方向に短い第一噛合部4421は、その前後方向における位置が第一従動側歯車45と異なる(前後方向に重なる箇所がない)ため、第一従動側歯車45と噛み合うことはない。一方、前後方向における第一噛合部4421の位置は、第一従動側歯車45の後側に位置する第二従動側歯車46と一致する(前後方向に重なる箇所がある)ため、駆動側歯車44の回転位置によっては、第二噛合部4422と第二従動側歯車46が噛み合うことがある(図12〜図15等参照)。かかる点の詳細については後述する。
第二従動側歯車46には平歯車である一番車471が、一番車471には平歯車である二番車472が、二番車472には平歯車である三番車473が噛み合っている。三番車473には、一方の第二演出部材(以下、後側第二演出部材53と称することもある)に形成された歯車部531と、他方の第二演出部材(以下、前側第二演出部材54と称することもある)に接続された歯車541が噛み合っている。これら第二従動側歯車46、一番車471、二番車472、三番車473、および第二演出部材53、54は、第一演出部材52の後側に支持されている。
後側第二演出部材53は、上記歯車部531の中心を通る軸を回転中心軸として回転可能な状態で第一演出部材52に支持されている。第一演出部材52には、側壁(前後方向に沿う部分)が切り欠かれた第二演出部材用開口521が形成されており、この第二演出部材用開口521の近傍に後側第二演出部材53の回転中心軸が位置する。後述するように、通常時には第一演出部材52に覆われた状態にある後側第二演出部材53がその状態から一方に回転すると、歯車部531が形成された部分以外の部分の少なくとも一部(本実施形態では先端部分)当該第二演出部材用開口521から外側に突出する。この突出した部分は前方から視認可能な状態となる。これに対し前側第二演出部材54は、第一演出部材52の前方に位置する。つまり、第一演出部材52に形成された貫通孔を通じて上記歯車541と接続されている。この歯車541が回転すると、その回転中心軸を中心として前側第二演出部材54が第一演出部材52の前方で回転する。
本実施形態では、上記モータ歯車、中継歯車43、駆動側歯車44、第二従動側歯車46、一番車471から三番車473、および後側第二演出部材53に形成された歯車部531または前側第二演出部材54に接続された歯車541が、駆動源である第二モータ41の動力を第二演出部材53、54に伝達する第二伝達部を構成する。
以上の構成を備える第二駆動装置4による第一演出部材52および第二演出部材53、54の動作について、第一演出部材52および第二演出部材53、54が原位置に位置した状態から終端位置(第一終端位置、第二終端位置)に向かうときの動作(往動時の動作)と、第一演出部材52および第二演出部材53、54が終端位置に位置した状態から原位置に向かうときの動作に分けて説明する。なお、以下の説明では、往動時に歯車等の各部材が回転する方向を全ての部材について「一方」とし、復動時に歯車等の各部材が回転する方向を全ての部材について「他方」とする。また、本実施形態では、第一演出部材52(胴体)の原位置は、原位置ストッパ部512に接触した状態であって、前方から見て最も左寄りに位置した状態である。後側第二演出部材53(一方の手)の原位置は、「手」の先端が第一演出部材52である「胴体」に対して最も下方に位置した状態であって、第一演出部材52に覆われ前方から見ることはできない状態である。前側第二演出部材54(他方の手)の原位置は、第一演出部材52である「胴体」に対して最も下方に位置した状態であって、「手」が下がった状態である。
往動時の動作について説明する。第一演出部材52および第二演出部材53、54が図5(a)、図6に示す原位置に位置した状態から駆動源である第二モータ41の出力軸を一方に回転させる(正転させる)と、第二モータ歯車、およびそれに噛み合う中継歯車43が回転する。中継歯車43が回転すると、それに噛み合う前側の歯車部441を有する駆動側歯車44が回転する。
両演出部材が原位置に位置するとき、駆動側歯車44の第二噛合部4422には、前後方向に並ぶ第一従動側歯車45および第二従動側歯車46の両方が噛み合っている(図10、図11参照)。したがって、駆動側歯車44が一方に回転すると第一従動側歯車45および第二従動側歯車46の両方が一方に回転する。第一従動側歯車45は第一演出部材52に形成された歯車であるから、駆動側歯車44の回転により第一演出部材52が回動することになる。本実施形態では、第一演出部材52が左から右に向かって回動する。このとき、第二噛合部4422には第二従動側歯車46が噛み合っているが、第二従動側歯車46と第一従動側歯車45の回転中心軸、ピッチ円直径、および歯の大きさは同じであり、第二従動側歯車46は第一演出部材52に支持されているため、第一演出部材52の回動により第二噛合部4422と第二演出部材53、54が噛み合う位置は変化することなくそのまま維持される。すなわち、第一従動側歯車45と第二従動側歯車46は相対位置を変化させることなく一緒に(同期して)回転するため、第二モータ41の動力が第二従動側歯車46を介して第二演出部材53、54に伝わることはない。
このように回動して第一終端位置に到達した第一演出部材52は、ベース演出部材51に設けられた第一終端位置ストッパ部513(本発明における規制部に相当する)に接触する。つまり、第一終端位置ストッパ部513は、原位置から第一終端位置に向けて移動し第一終端位置に到達した第一演出部材52が、惰性等によってそれ以上同じ方向に移動してしまうことを規制する部分である。第一演出部材52が第一終端位置に到達すると図5(b)、図7に示す状態となる。
第二演出部材53、54が原位置に位置したまま第一演出部材52が第一終端位置に到達し、そこからさらに駆動側歯車44が一方に回転すると、第二噛合部4422と第一従動側歯車45および第二従動側歯車46の噛み合いが解消され、駆動側歯車44の周方向において第二噛合部4422と連続する第一噛合部4421と第二従動側歯車46が噛み合う。上述したように、第一噛合部4421と第一従動側歯車45の前後方向における長さが異なるため、第一噛合部4421と第一従動側歯車45は噛み合わない(図12〜図15参照)。そのため、第一演出部材52が第一終端位置に到達し、そこからさらに駆動側歯車44が一方に回転すると、第二従動側歯車46のみが一方に回転する。
第二従動側歯車46が回転すると、その動力は一番車471、二番車472、および三番車473を介して後側第二演出部材53および前側第二演出部材54に伝達される。原位置に位置していた後側第二演出部材53および前側第二演出部材54は、「手」の先端が上方に向かうように第二終端位置に向けて回動する。第二終端位置に到達すると、後側第二演出部材53の先端側の一部は、第一演出部材52に形成された第二演出部材用開口521より外側に突出し、遊技者に視認可能な状態(図5(c)、図8に示す状態)となる。
以上説明したように、往動時には、第二モータ41を正転させると、その動力はまず中継歯車43、駆動側歯車44、および第一従動側歯車45を含む第一伝達部を介して第一演出部材52に伝達される。第一演出部材52が第一終端位置に到達し、さらに駆動側歯車44が一方に回転すると、駆動側歯車44の第一噛合部4421が第二従動側歯車46にのみ噛み合った状態となり、上記第一伝達部による動力の伝達が解除され、第二モータ41の動力は中継歯車43、駆動側歯車44、第二従動側歯車46、一番車471、二番車472、三番車473を含む第二伝達部を介して第二演出部材53、54に伝達される。このように、本実施形態では、形状の異なる第一噛合部4421および第二噛合部4422を有する駆動側歯車44と前後方向に並ぶ従動側歯車45、46とによって、第一演出部材52が終端位置に到達したときに動力の伝達経路を切り替える連動手段が構成される。
復動時の動作について説明する。第一終端位置に位置する第一演出部材52および第二終端位置に位置する第二演出部材53、54(図5(c)、図8に示す状態にある演出部材)を原位置に向けて移動させるときには、第二モータ41を他方に回転(逆転)させる。第二演出部材53、54が第二終端位置に位置するとき、駆動側歯車44の第一噛合部4421と第二従動側歯車46が噛み合っている(図14、図15参照)ため、第二従動側歯車46が他方に回転する。これにより、一番車471、二番車472、および三番車473が他方に回転し、後側第二演出部材53および前側第二演出部材54が原位置に向かって回動する。
図5(b)、図7に示すように第一演出部材52が第一終端位置に位置したまま両第二演出部材53、54が原位置に到達し、そこからさらに駆動側歯車44が他方に回転すると、駆動側歯車44の第一噛合部4421と第二従動側歯車46の噛み合いが解消され、駆動側歯車44の周方向において第一噛合部4421に連続する第二噛合部4422に第一従動側歯車45と第二従動側歯車46の両方が噛み合う(図10〜図13参照)。第一従動側歯車45は第一演出部材52に形成されているから、第一演出部材52が原位置に向かって回動しはじめる。第二従動側歯車46と第一従動側歯車45のピッチ円直径および歯の大きさは同じであり、第二従動側歯車46は第一演出部材52に支持されているため、第一従動側歯車45と第二従動側歯車46は一緒に回転し、第一演出部材52は原位置に戻る。つまり、図5(a)、図6に示す第一演出部材52および第二演出部材53、54の両方が原位置に位置した状態となる。
以上説明した本実施形態にかかる遊技機1によれば、次のような作用効果が奏される。
第一演出部材52および第二演出部材53、54が原位置に位置した状態で第二モータ41が駆動(正転)すると、駆動側歯車44が一方に回転し、この駆動側歯車44の第二噛合部4422に噛み合う第一従動側歯車45が形成された第一演出部材52が第一終端位置に向かって移動する。第二噛合部4422には第一従動側歯車45と同じ支持軸461に支持された第二従動側歯車46も噛み合っているが、第二従動側歯車46は第一従動側歯車45と回転中心軸、ピッチ円直径、および歯の大きさが同じであるし、第二従動側歯車46や第二演出部材53、54、第二従動側歯車46と第二演出部材53、54を連繋する一番車471、二番車472、三番車473は、第一演出部材52に支持されているため、第一演出部材52が移動している限りにおいて第二従動側歯車46が第一従動側歯車45とは別に回転すること(第一従動側歯車45と第二従動側歯車46の相対位置(両歯車の位相差)が変化すること)はない。つまり、第二演出部材53、54を原位置に位置(維持)させたまま第一演出部材52を第一終端位置に向かって移動させることが可能である。
第一演出部材52が第一終端位置に到達し、さらに駆動側歯車44が一方に回転すると、駆動側歯車44の第一噛合部4421が第二従動側歯車46に噛み合うものの、第一従動側歯車45には噛み合わない。したがって、第一演出部材52が停止した状態で、第二従動側歯車46が第一従動側歯車45とは別に回転し、この第二従動側歯車46に連繋された第二演出部材53、54が第二終端位置に向かって移動する。このように、第一演出部材52が第一終端位置に到達した後、第二演出部材53、54が第二終端位置に向かって移動を開始する、という演出効果の高い「段階的な動作」を単一の駆動源で実現することが可能である。
また、上記一連の動作において、第一演出部材52が第一終端位置に到達したときには、第一演出部材52はベース演出部材51に設けられた第一終端位置ストッパ部513に接触する。つまり、第一演出部材52を第一終端位置で確実に停止させることができるため、第一演出部材52が移動を停止することに続いて第二演出部材53、54が移動を開始するという動作(出力)の切り替わりをスムーズなものとすることが可能である。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で例えば以下のような種々の改変が可能である。
上記実施形態にかかる遊技機1には、演出体5全体を移動させる第一駆動装置3が設けられていることを説明したが、この第一駆動装置3の構成は上述した構成に限られるものではない。また、このように演出体5全体を移動させるための駆動装置が設けられない構成であっても本発明の技術思想は適用可能である。
上記実施形態にかかる遊技機1では、ベース演出部材51が演出体5の一部を構成することを説明したが、駆動源である第二モータ41や駆動側歯車44を支持するベース部材を演出体5とは別に設けた構成とすることも可能である。
上記実施形態にかかる遊技機1では、第一終端位置に到達した第一演出部材52の移動を停止させるための第一終端位置ストッパ部513がベース演出部材51に設けられていることを説明したが、第一演出部材52に設けてもよい。つまり、原位置においては他の部材に接触しないが、第一終端位置に到達したときに他の部材に接触する部分を第一演出部材52に設けてもよい。また、ベース演出部材51と第一演出部材52の両方に設けてもよい。
上記実施形態にかかる遊技機1では、演出体5が一つの第一演出部材52と二つの第二演出部材53、54を有することを説明したが、演出部材の形状や数は適宜変更可能である。
1 遊技機
4 第二駆動装置(駆動装置)
41 第二モータ(駆動源)
44 駆動側歯車
4421 第一噛合部
4422 第二噛合部
45 第一従動側歯車
46 第二従動側歯車
461 支持軸
5 演出体
51 ベース演出部材(ベース部材)
511 開口
512 原位置ストッパ部
513 第一終端位置ストッパ部
52 第一演出部材
53 後側第二演出部材
54 前側第二演出部材
541 接続された歯車

Claims (7)

  1. 演出部材を駆動させる駆動装置を備えた遊技機において、
    前記駆動装置は、
    駆動源と、
    前記駆動源の動力を伝達し、第一演出部材を原位置と第一終端位置との間を移動可能とする第一伝達部と、
    前記駆動源の動力を伝達し、第二演出部材を原位置と第二終端位置との間を移動可能にする第二伝達部と、
    前記第一演出部材および前記第二演出部材が原位置に位置する状態から駆動源を駆動させると、前記第一伝達部を介して前記駆動源の動力を前記第一演出部材に伝達させて前記第一演出部材を前記第一終端位置に向けて移動させ、前記第一演出部材が前記第一終端位置に到達した際に前記第一伝達部による動力の伝達が解除され、前記第一演出部材が前記第一終端位置に位置した状態で、前記第二伝達部を介して前記駆動源の動力を前記第二演出部材に伝達させて前記第二演出部材を前記第二終端位置に向けて移動させる連動手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記駆動源が固定されたベース部材を備え、
    前記第一伝達部は、
    前記駆動源の動力が伝達されて回転する駆動側歯車と、
    前記ベース部材に設けられた軸に支持され、前記駆動側歯車に噛み合う歯車であって前記第一演出部材に形成された第一従動側歯車と、
    を有し、
    前記第二伝達部は、
    前記駆動側歯車と、
    前記ベース部材に設けられた軸に支持され、前記駆動側歯車に噛み合う歯車であって前記第二演出部材に連繋された第二従動側歯車と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第二従動側歯車は、前記第一従動側歯車と同一の軸に支持されており、
    前記第二従動側歯車、この第二従動側歯車と前記第二演出部材を連繋する一または複数の動力伝達部材、および前記第二演出部材は、前記第一演出部材に支持されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記駆動側歯車は、
    前記第一演出部材が前記第一終端位置に位置する状態から一方に回転したときに前記第一従動側歯車に噛み合わずに前記第二従動側歯車に噛み合う第一噛合部と、
    前記第一演出部材が前記第一終端位置に位置する状態から他方に回転したときに前記第一従動側歯車および前記第二従動側歯車の両方に噛み合う第二噛合部と、
    を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記駆動側歯車に噛み合う前記第一従動側歯車と前記第二従動側歯車は、ピッチ円直径および歯の大きさが同じであることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
  6. 前記ベース部材あるいは前記第一演出部材のいずれか一方、または両方には、前記第一演出部材が原位置から前記第一終端位置に向けて移動し前記第一終端位置に到達した際に、それ以上の同じ方向への前記第一演出部材の移動を規制する規制部が設けられていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機。
  7. 前記第一従動側歯車は前記第一演出部材に形成されていることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の遊技機。
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