JP2014075901A - ブラシレスモータ及びそれに用いられるロータの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】弱め磁界制御を行う磁束集中型ブラシレスモータにおいて、誘起電圧の低下を抑制しつつ減磁耐力の向上を図る。
【解決手段】ロータ10の径方向における磁性体14のステータ20側の端面14bとマグネット16のステータ20側の端面16aとの間の距離をLrとし、ロータ10の回転軸A方向から見て、ロータ側幅広部14aにおける周方向側の両端の各々と該回転軸Aとを結ぶ2つの半径線によって挟まれる中心角をτrとしたとき、2.0mm≦Lr≦3.5mm、かつ、電気角で110°≦τr≦140°となるように設定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯機等に用いられるブラシレスモータ及びそれに用いられるロータの製造方法に関し、特に、弱め界磁制御が行われる磁束集中型のモータにおける減磁対策に関する。
洗濯機に用いられるモータでは、異なる2つの回転領域において安定した出力が求められる。すなわち、当該モータは、洗濯時に低回転での高トルクな出力が求められる一方、脱水時に低トルクで高回転な出力が求められる。洗濯時の高トルク実現には、磁力の高い永久磁石、例えばネオジム磁石を用いるのが有効である。しかし、ネオジム磁石は高価であるため、製造コスト低減の観点から、安価なフェライト磁石が使用されている。このフェライト磁石を用いて高トルクを実現するモータとして、磁石及び磁性体が放射状に交互に配置され、磁石からの磁束をステータに集中して流す磁束集中型のモータがある。この磁束集中型モータを搭載した洗濯機では、脱水時に高回転を実現するために、弱め界磁制御が実行される。ところが、弱め界磁制御を実行すると、磁石の界磁を弱める磁束を生成する電流がステータのコイルに流れるため、磁石のステータ近傍領域で減磁が発生する。すると、ロータからステータに流れる磁束が減少し、トルクの低下を招く。そこで、磁石の減磁を回避すべく、種々の対策が取られている。
特許文献1には、ロータの磁性体にスリットを設けて該磁性体の磁気抵抗を高めることにより、減磁耐力を向上させるモータが開示されている。また、特許文献2には、磁石をステータから遠ざけることにより、ステータのコイルに流れる電流による影響が磁石に及ぶのを回避する可変磁束モータが開示されている。
特開2011−217601号公報 特許第4323077号公報
しかしながら、特許文献1のモータでは、スリットを追加しても磁石のステータ近傍領域における減磁を防止することができない。また、特許文献2のモータでは、磁石とステータとの間の距離が3mm以上になると減磁が無くなるものの、両者を遠ざけるため、ステータに届く磁石の磁束が減少して誘起電圧が低下し、モータ特性が低下する。
そこで、本発明の目的は、弱め磁界制御を行う磁束集中型ブラシレスモータにおいて、誘起電圧の低下を抑制しつつ減磁耐力の向上を図ることにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、ロータの磁性体構造及び磁石の配置を工夫したものである。
具体的には、本発明は、回転軸を中心に回転自在なロータと、前記ロータの内側又は外側に配置されるステータと、を備え、前記ステータは、前記ロータ側に面する断面円環状の周面を有するヨーク部と、該ヨーク部の周面から前記ロータに向かって放射状に突出する複数のティース部と、隣接する該ティース部の間に形成されるスロットに巻線を通しながら該ティース部に巻回して形成された複数のコイルと、を有し、前記ロータは、該ロータの周縁部に前記ステータに向かって放射状に配置され、当該ステータ側の端部に、両側面が張り出して幅が広くなったロータ側幅広部を有する複数の磁性体と、同一の磁極が周方向に対向するように、該磁性体の間の各々に配置された複数のマグネットと、を有し、回転数の異なる少なくとも2つの低回転数域と高回転数域とにおいて一定時間駆動され、当該高回転数域では、弱め界磁制御が行われるブラシレスモータを対象とし、次のような解決手段を講じた。
第1の発明は、前記ロータの径方向における前記磁性体の前記ステータ側の端面と前記マグネットの前記ステータ側の端面との間の距離をLrとし、前記回転軸方向から見て、前記ロータ側幅広部における周方向側の両端の各々と該回転軸とを結ぶ2つの半径線によって挟まれる中心角をτrとしたとき、2.0mm≦Lr≦3.5mm、かつ、電気角で110°≦τr≦140°となるように設定されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、上記距離Lrを2.0mm≦Lr≦3.5mm、上記中心角τrを電気角で110°≦τr≦140°に設定することにより、弱め界磁制御においてステータのコイルに流れる電流による磁束がロータ側幅広部近傍を通りマグネットに及びにくくなるため減磁耐力が向上する。また、誘起電圧は、上記距離Lr及び上記中心角τrを大きくするとマグネットからの磁束がステータに到達し難くなるため低下するが、上記距離Lrを2.0mm≦Lr≦3.5mm、上記中心角τrを電気角で110°≦τr≦140°に設定することによりマグネットが減磁しない範囲内で誘起電圧を最大化できる。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記ロータは、前記ステータと同軸となるように配置された円筒状の樹脂製ロータ本体をさらに有し、前記ロータ本体は、円管状の内周壁と、該内周壁の径方向外側に配置された円管状の外周壁と、該内周壁の軸方向一端と該外周壁の軸方向一端とを繋ぐ第1面部と、該内周壁の軸方向他端と該外周壁の軸方向他端とを繋ぐ第2面部と、を有し、前記磁性体及び前記マグネットは、前記内周壁、前記外周壁、前記第1面部及び前記第2面部によって形成された内部空間に保持され、前記内周壁と前記第1面部とのなす角部における前記マグネットに対応する部位には、該内周壁から該第1面部に亘るスリットが形成され、前記外周壁の前記マグネットに対応する部位には、その厚み方向に貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする。
第2の発明によれば、樹脂製ロータ本体が管状の内周壁及び外周壁、及び上下両面部を有し、これらによって形成された内部空間にマグネット及び磁性体が保持されている。そして、内周壁と第1面部とのなす角部におけるマグネットに対応する部位には、該内周壁から第1面部に亘るスリットが形成され、外周壁のマグネットに対応する部位には、その厚み方向に貫通する貫通孔が形成されている。つまり、ロータ本体に保持された各マグネットのロータ径方向両側には上記スリット及び貫通孔がそれぞれ形成されている。
そうすると、ロータ本体成形用の成形型に上記スリットを形成する突起と上記貫通孔を形成するスライドピン等のスライド型とを設け、成形時にマグネットを当該突起と当該スライド型との間にセットすることにより、マグネットのロータ径方向における位置を決めることができる。したがって、マグネットの位置決め作業を別途行う必要がなく、生産性を向上させることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記ロータの対極数をPとし、前記スロットの個数をSとしたとき、S<P<4/3×Sの関係を満たすことを特徴とする。
第3の発明によれば、特に低回転数域において安定したモータ性能を発揮させることができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明に係るブラシレスモータが洗濯機に搭載されることを特徴とする。
第4の発明によれば、洗濯機の性能を向上させることができる。
第5の発明は、第1成形型と、該第1成形型に対して対向配置され、該第1成形型と共に前記ロータ本体成形用のキャビティを形成する第2成形型と、該キャビティの前記マグネットに対応する部位における径方向一方側壁面から突出するスライド型と、を備え、前記キャビティの前記マグネットに対応する部位における径方向他方側壁面には、径方向一方側に突出する突起が設けられた射出成形型を用いて上記第2の発明に係るブラシレスモータに用いられるロータを製造する方法であって、前記射出成形型の型閉じ状態で、前記スライド型突出端及び前記突起によって前記キャビティに収容された前記マグネットを径方向両側から挟み込み、前記キャビティ内に溶融樹脂を充填して前記射出成形型が型締めされる工程を備えることを特徴とする。
第5の発明によれば、射出成形型の上記スライド型及び上記突起によってマグネットが径方向両側から挟み込まれることにより、マグネットのロータ径方向における位置決めがなされる。つまり、射出成形型でマグネットのロータ径方向における位置決めを行うことができる。したがって、当該位置決め作業を別途行う必要がなく、ロータ製造の生産性を向上させることができる。
第6の発明は、上記第1〜第4のいずれかの発明に係るブラシレスモータに用いられるロータの製造方法であって、複数の前記磁性体を放射状に環状に配置するとともに、該磁性体の間の各々に前記マグネットを配置する工程と、環状に配置された前記磁性体及び前記マグネットの軸方向一端面又は両端面に接着剤を塗布する工程と、を備えることを特徴とする。
第6の発明によれば、磁性体を放射状に環状に配置するとともに、マグネットを磁性体間の各々に配置し、環状に配置された磁性体及びマグネットに接着剤を塗布して両部材を一体化しているので、両部材を並べるためのプレート等の部材を別途用意する必要がない。
本発明のブラシレスモータによれば、特に弱め界磁制御が行われる高速回転時に、誘起電圧の低下を抑制しつつ減磁耐力の向上させることができるので、モータ性能やモータ効率の向上が図れる。
本実施形態のモータを示す全体斜視図である。 図1のII−II線矢視断面を模式的に示す図である。 図2の部分拡大図である。 図3の部分拡大図である。 ロータを示す全体斜視図である。 ロータを示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のVIc-VIc線矢視断面図である。 ロータ成形用の成形型の断面を示す図であって、(a)はマグネットが配置される部分を示す図であり、(b)は(a)のVIIb部拡大図である。 ロータ側幅広部における周方向側の両端の各々とロータ回転軸とを結ぶ半径線によって挟まれる中心角τr及びロータ側幅広部のステータ側端面とマグネットのステータ側端面との間の距離Lrに対する誘起電圧EMFの分布を示す概略図である。 中心角τr及び距離Lrと減磁の有無との関係を示す図である。 距離Lrと誘起電圧EMFとの関係を示すグラフ図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限するものではない。
本実施形態に係るブラシレスモータ(以下、単にモータという)1は、1つのドラム(図示せず)で洗濯処理、すすぎ処理及び脱水処理を行える、いわゆる全自動式の洗濯機(図示せず)に搭載され、上記ドラムを回転させる駆動源として用いられる。
上記モータ1は、減速機を介さずに上記ドラムに連結されている所謂ダイレクトドライブモータである。上記ドラムは、モータ1と略同一の回転数で回転する。「洗い」や「すすぎ」の際には、上記ドラムに多量の水が収容されている。そのため、該ドラムを比較的ゆっくりとした動きで一定時間作動させる必要がある。一方、「脱水」の際には、上記ドラムに強い遠心力を作用させるために、該ドラムを高速で一定時間作動させる必要がある。したがって、上記モータ1は、条件の異なる2つの回転数領域において、一定時間安定した出力が得られるように設定されている。具体的には、上記モータ1は、「洗い」や「すすぎ」に対応して、相対的に低い回転数で高トルクな出力が求められる領域(低回転数域)と、「脱水」に対応して、相対的に高い回転数で低トルクな出力が求められる領域(高回転数域)とにおいて、それぞれ一定時間安定した出力が得られるように設定されている。
上記モータ1の構成について図1〜図4を参照して説明する。図1は上記モータ1を示す全体斜視図、図2は図1のII−II線矢視断面を模式的に示す図、図3は図2の部分拡大図、図4は図3の部分拡大図である。
上記モータ1は、インナーロータ型であって、モータケース4と、このモータケース4に収容された円環状のステータ20と、このステータ20の内側に回転自在に配置されたロータ10と、を備えている。
上記モータケース4は、有底円筒状をなし、底部が上方を向くように配置されている。この底部の中央部には、軸孔が貫通形成されている。この軸孔を、上記ドラムと連結するシャフト2が挿通している。
上記ロータ10の構成について図5及び図6を参照して説明する。図5は、ロータ10を示す全体斜視図である。図6はロータ10を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のVIc-VIc線矢視断面図である。
上記ロータ10は、有底円筒状の樹脂製ロータ本体12と、該ロータ本体12の外周端部に周方向に等間隔で半径方向に放射状に延びるように配置された複数の磁性体14と、該磁性体14間に配置された複数のマグネット16と、を有している。
上記ロータ本体12は、円盤状の底部12aを有し、その中央には円筒状のセレーション12bが設けられている。このセレーション12bに上記シャフト2の一端が圧入され、該シャフト2の他端が上記ドラムの駆動機構(図示せず)に連結されている。また、上記底部12aの外周端部には、該底部12aと垂直な円管状の内周壁12cと、この内周壁12cの径方向外側において該内周壁12cと平行な円管状の外周壁12dと、該内周壁12c及び該外周壁12dの上端(軸方向一端)同士を連結する環状の上面部(第1面部)12eと、該内周壁12c及び該外周壁12dの下端(軸方向他端)同士を連結する下面部(第2面部)12fと、を有している。なお、該下面部12fは、上記底部12aの一部を構成している。
上記磁性体14及び上記マグネット16は、上記内外両周壁12c,12d及び上下両面部12e,12fによって形成された内部空間に埋設されている。上記内周壁12c及び上記上面部12eのなす角部における上記マグネット16に対応する部位には、該内周壁12c上端部から該上面部12e内周端部に亘って矩形状のスリット12gが形成されている。このスリット12gから上記マグネット16の内周端部上端が露出している。また、上記外周壁12d上端部における上記マグネット16に対応する部位には、厚み方向に貫通するピンホール(貫通孔)12hが形成されている。さらに上記外周壁12dの上記磁性体14に対応する部位には、上下方向に延びる矩形状の開口が形成されていて、該開口から該磁性体14の外側端面が露出している。
本実施形態のモータ1では、図2に示すように、上記磁性体14及び上記マグネット16がそれぞれ56個用いられており、磁極数は56、対極数(N極及びS極からなる一対の磁極の数)は28となっている。上記磁性体14は、図3に示すように、回転軸Aの方向から見て、その中心を通る直線L1が回転軸Aの上で交差するように配置されている。該各磁性体14におけるロータ径方向外側に位置する端部には、図4に示すように、両側面が周方向に張り出して、幅の広くなったロータ側幅広部14aが設けられている。言い換えると、回転軸Aの延びる方向から見て、各磁性体14のロータ径方向外側の端部は、該径方向外側に向かって末広がりに広がるように形成されている。それにより、磁性体14の突端に、相対的に大きな断面幅を有する上記ロータ側幅広部14aが設けられている。該ロータ側幅広部14aのロータ径方向外側に面する端面14bは、円弧状に形成されている。そうして、上記各磁性体14は、これら端面14bが回転軸Aの延びる方向から見ていずれも該回転軸Aを中心とする同一の仮想円Cの円周上に位置するように、配置されている。
周方向に隣接する磁性体14間の隙間には、上記マグネット16が配置されている。上記磁性体14及びマグネット16は、周方向に互いに密着している。上記各マグネット16は、上記各磁性体14よりもロータ径方向内側に位置しており、該各マグネット16のロータ径方向外側に面する端面16aには、上記ロータ本体12によって被覆されている。なお、図3及び図4ではこの被覆部分を省略している。
上記各マグネット16は、同一の磁極が周方向に対向するように配置されている。具体的には、或る1つの磁性体14の周方向側の両側面に密着している2個のマグネット16,16を見た場合、その磁性体14に密着している両マグネット16,16の側面は、いずれもN極、又は、いずれもS極になるように配置されている。これにより、マグネット16,16のN極で挟まれた磁性体14がN極を構成し、マグネット16,16のS極で挟まれた磁性体14がS極を構成している。したがって、このロータ10では、N極及びS極からなる56個の磁極が、一定の間隔を隔てて周方向に交互に並んで配置されている。なお、上記マグネット16には、いずれも同一の矩形板形状をしたフェライト磁石が用いられている。具体的には、ロータ径方向長さが10mm〜40mm、残留磁束密度が0.35T〜0.5Tの範囲内にあるフェライト磁石が用いられている。このフェライト磁石のロータ径方向長さが10mm未満の場合には、磁束集中効果が低くなる。また、該ロータ径方向長さが40mmよりも大きい場合には、フェライト磁石の着磁が困難となる。したがって、上記ロータ径方向長さは、上記のように10mm〜40mmが好ましい。
ここで、上記ロータ10の製造方法について図7を参照して説明する。図7は、ロータ10の製造に用いられる射出成形型30の断面を示す図であって、(a)はマグネット16が配置される部分を示す図であり、(b)は(a)のVIIb部拡大図である。
上記射出成形型30は、主に上記ロータ本体12の外周端部を成形する固定型(第1成形型)31と、該固定型31に対して進退可能に対向配置され、該固定型31とともに上記ロータ本体12の上記底部12aを成形する可動型(第2成形型)32とを備えている。
上記固定型31には、上方に開口する環状凹部31aが形成され、該環状凹部31aに上記磁性体14及びマグネット16が放射状に交互に配置される。該環状凹部31aの径方向幅は上記磁性体14の径方向幅よりも僅かに大きい。この環状凹部31aには、内周面下端から底面内側端に亘ってL字突起(突起)31bが形成され、底面外側端部には上方に突出する突起31cが形成されている。さらに、上記固定型31の該環状凹部31a外周側内部には、該環状凹部31a外周面下端において径方向に進退移動するスライドピン(スライド型)31dが設けられている。
一方、上記可動型32下部には、上記ロータ本体12の底面部12aを形成する成形面32aが形成されている。そして、両型が型閉じした状態で、両型の間に上記ロータ本体12に対応するキャビティ33が形成される。上記スライドピン31dは、該キャビティ33の上記マグネット16に対応する部位における径方向外側壁面から突出し、また、上記L字突起31bは、該キャビティ33の該マグネット16に対応する部位における径方向内側壁面に径方向外側に突出するように設けられている。
上記射出成形型30を用いて上記ロータ10を製造する際には、先ず、型開き状態で環状凹部31a内に磁性体14及びマグネット16を配置する。このとき、マグネット16をスライドピン31d突出端と上記L字突起31bとの間に配置する。次に、射出成形型30を型閉じして、キャビティ33を形成する。キャビティ33形成後、図示しないゲートから溶融樹脂をキャビティ33内に射出充填し、射出成形型30を型締めする。溶融樹脂が冷却固化すると、スライドピン31dを後退させ、射出成形型30を型開きし、ロータ10を離型する。そうすると、スライドピン31dによって上記ピンホール12hが形成され、L字突起31bによって上記スリット12gが形成される。
このように、射出成形型30のスライドピン31d及びL字突起31bによってマグネット16がロータ径方向両側から挟み込まれることにより、マグネットのロータ径方向における位置決めがなされる。つまり射出成形型30でマグネット16のロータ径方向における位置決めを行うことができる。したがって、当該位置決め作業を別途行う必要がなく、ロータ10製造の生産性を向上させることができる。
尚、上記ロータ10の製造方法として次の方法もある。すなわち、先ず、複数の磁性体14を放射状に環状に配置するとともに、該磁性体14の間の各々にマグネット16を配置する。次に、環状に配置された磁性体14及びマグネット16の上端面又は上下両端面に図示しない接着剤を塗布する。そして、一体化した磁性体14及びマグネット16をロータ本体12成形用の成形型内にセットし、該ロータ本体12を成形する。このように、環状に配置された磁性体14及びマグネット16に接着剤を塗布して両部材を一体化しているので、両部材を並べるためのプレート等の部材を別途用意する必要がない。
上記ステータ20は、円筒状のヨーク部22を有し、該ヨーク部22の上記ロータ10側に面する断面円環状の内周面22aから複数のティース部24が上記ロータ10側に向かって放射状に突出している。ティース部24は、上記内周面22aに周方向に等間隔で配置されており、隣接するティース部24の間にはスロット(空間)28が形成されている。この各スロット28には、巻線を通しながらティース部24に巻回して形成されたコイル26が設けられている。
上記ヨーク部22は、上記モータケース4の内面に固定されている。上記内周面22aには、48個の上記ティース部24が形成されている。該ティース部24は、回転軸Aの延びる方向から見て、その中心を通る直線L2が回転軸Aの上で交差するように、上記内周面22aからロータ10に向かって突出している。ヨーク部22及びティース部24は一体の構造物であり、金属板を回転軸Aの延びる方向に積層して形成されている。
各ティース部24の突端には、両側面が張り出して幅が広くなったステータ側幅広部24aが設けられている。詳しくは、図3及び図4に示すように、各ティース部24の突端部分は、周方向側の両側面が突端側に向かって末広がりに広がるように形成されている。それにより、ティース部24の突端に、相対的に大きな断面幅を有するステータ側幅広部24aが設けられている。上記ステータ20は、これらステータ側幅広部24aの端面24bがいずれも回転軸Aを中心とする同一の仮想円に沿って位置するように、配置されている。
本実施形態における上記スロット28は、48個形成されている。これらスロット28に繰り返し通しながら上記各ティース部24に巻線を整列して巻回することにより、上記ステータ20には48個のコイル26が形成されている。上記モータ1では、コイル26はティース部24ごとに形成されている(集中巻)。
低回転数域で安定した出力を得るためには、モータ設計上、スロット28の個数は24以上であることが好ましい。それに対応して、磁極数(対極数で言えばその2倍の値)は、それより多く、かつ、スロット28の個数の4/3倍以下とするのが好ましい。例えば、スロット28が24個であれば、磁性体14の個数は25〜32個の範囲で選択すればよい。また、スロット28が48個であれば、磁性体14の個数は49〜64個の範囲で選択すればよい。本実施形態のモータ1では、56個のマグネット16が用いられている。なお、モータ1の小型化が求められ、スロット28の個数が24個未満となる場合がある。その場合、マグネット16はフェライト磁石よりも磁力の強いネオジム磁石を用いるのが好ましい。そうすれば、モータ1の小型化に合わせて、マグネット16のサイズを小さくしても高トルクを維持できる。具体的には、半径方向の長さが3〜15mmであり、残留磁束密度が1.1T〜1.5Tの範囲内にあるネオジム磁石を用いればよい。
そして、上記ロータ10及び上記ステータ20は、上記ティース部24のステータ側幅広部24aの端面24bが、磁性体14の上記ロータ側幅広部14aの端面14bと微小な隙間(微小隙間)を隔てて対向するように配置されている。
上記モータ1は、低回転数域だけでなく、高回転数域でも駆動される。高回転数域では、弱め界磁制御が行われる。この制御を必要とする理由は以下の通りである。マグネット16で発生する磁束は一定である。このため、マグネット16の磁束に起因する誘起電圧が回転数の上昇にとともに増加する。そして、この誘起電圧が電源の印加電圧と等しくなると、モータ1に電流が流れなくなり、回転数を上げることができなくなる。そこで、トルクの発生に影響の少ないタイミングで、モータ1の誘起電圧の増加を抑制する弱め界磁制御を行う。これにより、高回転数域でも回転できるようになる。このように、弱め界磁制御を行うことにより、上記モータ1では、低回転数域だけでなく高回転数域でも安定した出力を得ることができる。なお、弱め界磁制御は周知の技術であるため、その詳細な説明を省略する。
ところが、上記弱め界磁制御では、コイル26にマグネット16の界磁を弱める磁束を生成する電流を流すため、マグネット16のステータ20に近い領域で減磁が発生してしまう。この減磁を回避する対策の一つとして、マグネット16をステータ20から遠ざけるという方法がある。しかしながら、両者を遠ざけるとモータ1の誘起電圧が低下する、という別の問題が生じる。
そこで、弱め界磁制御において、誘起電圧の低下を抑制しつつ減磁耐力の向上を図るべく、本願発明者らは鋭意検討を行った。具体的には、上記ロータ側幅広部14aにおける周方向側の両端の各々と上記回転軸Aとを結ぶ半径線によって挟まれる中心角τr、及び、上記マグネット16の径方向外側端面(すなわち、ステータ側端面)16aと上記ロータ側幅広部14aの径方向外側端面(すなわち、ステータ側端面)14bとの距離Lrをそれぞれ変化させ、それに伴う上記マグネット16の減磁の大きさ及び誘起電圧の変化を確認した。
その結果を図8〜図10に示す。図8は、弱め界磁制御が行われる所定回転数でロータ10を回転させた時の上記中心角τr及び上記距離Lrに対する上記誘起電圧EMFの分布を示す概略図である。図9は、上記中心角τr及び上記距離Lrと減磁の有無との関係を示す図であり、○は減磁が発生しなかった場合を示し、×は減磁が発生した場合を示している。図10は、上記距離Lrと誘起電圧EMFとの関係を示すグラフ図である。
図8の横軸は、上記中心角τrの大きさを電気角で示している。この横軸の値が小さいほど上記磁性体14の上記ロータ側幅広部14aが狭くなり、隣接する該ロータ側幅広部14a間の間隔が広がる。一方、この横軸の値が大きいほど上記ロータ側幅広部14aが広くなり、隣接する該ロータ側幅広部14a間の間隔が狭くなる。また、図8の縦軸は、上記距離Lrの大きさを示している。この縦軸の値が小さいほどマグネット16のステータ側端面16aが磁性体14のステータ側端面14bに近づく一方、該縦軸の値が大きいほど上記ステータ側端面16aが上記ステータ側端面14bから遠ざかる。さらに、図8では、色の薄い領域ほど高い誘起電圧を示している。そして、4番目に色の薄い領域(すなわち、3番目に色の濃い領域)が従来の誘起電圧を示している。
図8から分かるように、上記中心角τrが大きくかつ、上記距離Lrが大きい領域で誘起電圧が低くなることが分かる。これはマグネットからの磁束がロータ側幅広部14a近傍で隣接するロータ側幅広部同士間を通ってループしステータに到達し難くなるためである。
次に、図9から分かるように、上記中心角τrが電気角で110°≦τr≦140°、かつ、上記Lrが2.0mm以上の領域で、減磁が発生しなかった。そして、図10は、上記中心角τrが電気角で110°≦τr≦140°において上記距離Lrを変化させたときの誘起電圧の変化を示している。図10中、Epは従来の誘起電圧の大きさを示している。この図から、上記Lrが3.5mmm以下で誘起電圧が従来の誘起電圧Epよりも大きいことが分かる。
したがって、これら結果に基づけば、上記中心角τr及び上記距離Lrを、電気角で110°≦τr≦140°、かつ、2.0mm≦Lr≦3.5mmに設定することにより、誘起電圧の低下を抑制しつつ減磁耐力の向上を図ることができる。
なお、上記実施形態では、上記モータ1が上記ステータ20の内側に上記ロータ10が配置されているインナーロータ型であるが、これに限定されず、ロータ10がステータ20の外側に配置されているアウターロータ型であってもよい。
また、上記実施形態では、ロータ10の回転軸Aの延びる方向から見て、上記磁性体14のロータ側幅広部14a基端部が直線状に形成されているが、これに限定されず、該基端部が該磁性体14内側にえぐられていてもよい。
また、上記実施形態では、環状凹部31aの径方向外側にスライドピン31dが設けられ、径方向内側にL字突起31bが設けられているが、これに限定されず、環状凹部31aの径方向内側にスライドピン31dが設けられ、径方向外側にL字突起31bが設けられていてもよい。
1 モータ
10 ロータ
12 ロータ本体
12c 内周壁
12d 外周壁
12e 上面部(第1面部)
12f 下面部(第2面部)
12g スリット
12h ピンホール(貫通孔)
14 磁性体
14a ロータ側幅広部
14b ステータ側端面(磁性体のステータ側の端面)
16 マグネット
16a ステータ側端面(マグネットのステータ側の端面)
20 ステータ
22 ヨーク部
22a 内周面
24 ティース部
26 コイル
28 スロット
30 射出成形型
31 固定型
31b L字突起(突起)
31d スライドピン(スライド型)
32 可動型
33 キャビティ
A 回転軸
τr 中心角
Lr 距離

Claims (6)

  1. 回転軸を中心に回転自在なロータと、前記ロータの内側又は外側に配置されるステータと、を備え、
    前記ステータは、前記ロータ側に面する断面円環状の周面を有するヨーク部と、該ヨーク部の周面から前記ロータに向かって放射状に突出する複数のティース部と、隣接する該ティース部の間に形成されるスロットに巻線を通しながら該ティース部に巻回して形成された複数のコイルと、を有し、
    前記ロータは、該ロータの周縁部に前記ステータに向かって放射状に配置され、当該ステータ側の端部に、両側面が張り出して幅が広くなったロータ側幅広部を有する複数の磁性体と、同一の磁極が周方向に対向するように、該磁性体の間の各々に配置された複数のマグネットと、を有し、
    回転数の異なる少なくとも2つの低回転数域と高回転数域とにおいて一定時間駆動され、当該高回転数域では、弱め界磁制御が行われるブラシレスモータであって、
    前記ロータの径方向における前記磁性体の前記ステータ側の端面と前記マグネットの前記ステータ側の端面との間の距離をLrとし、前記回転軸方向から見て、前記ロータ側幅広部における周方向側の両端の各々と該回転軸とを結ぶ2つの半径線によって挟まれる中心角をτrとしたとき、
    2.0mm≦Lr≦3.5mm、かつ、電気角で110°≦τr≦140°となるように設定されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータは、前記ステータと同軸となるように配置された円筒状の樹脂製ロータ本体をさらに有し、
    前記ロータ本体は、円管状の内周壁と、該内周壁の径方向外側に配置された円管状の外周壁と、該内周壁の軸方向一端と該外周壁の軸方向一端とを繋ぐ第1面部と、該内周壁の軸方向他端と該外周壁の軸方向他端とを繋ぐ第2面部と、を有し、前記磁性体及び前記マグネットは、前記内周壁、前記外周壁、前記第1面部及び前記第2面部によって形成された内部空間に保持され、
    前記内周壁と前記第1面部とのなす角部における前記マグネットに対応する部位には、該内周壁から該第1面部に亘るスリットが形成され、
    前記外周壁の前記マグネットに対応する部位には、その厚み方向に貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータの対極数をPとし、前記スロットの個数をSとしたとき、S<P<4/3×Sの関係を満たすことを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
    洗濯機に搭載されることを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 第1成形型と、該第1成形型に対して対向配置され、該第1成形型と共に前記ロータ本体成形用のキャビティを形成する第2成形型と、該キャビティの前記マグネットに対応する部位における径方向一方側壁面から突出するスライド型と、を備え、前記キャビティの前記マグネットに対応する部位における径方向他方側壁面には、径方向一方側に突出する突起が設けられた射出成形型を用いて請求項2に記載のブラシレスモータに用いられるロータを製造する方法であって、
    前記射出成形型の型閉じ状態で、前記スライド型突出端及び前記突起によって前記キャビティに収容された前記マグネットを径方向両側から挟み込み、前記キャビティ内に溶融樹脂を充填して前記射出成形型が型締めされる工程を備えることを特徴とするロータの製造方法。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブラシレスモータに用いられるロータの製造方法であって、
    複数の前記磁性体を放射状に環状に配置するとともに、該磁性体の間の各々に前記マグネットを配置する工程と、
    環状に配置された前記磁性体及び前記マグネットの軸方向一端面又は両端面に接着剤を塗布する工程と、を備えることを特徴とするロータの製造方法。
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