本発明は多様な変更を加えることができ、様々な形態を有することができるので、特定実施形態を図面に例示し、本文で詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定な開示形態に対して限定しようとすることでなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むこととして理解しなければならない。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施形態をより詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態による表示装置を示した分解斜視図である。図2は図1のI−I’線に沿う断面図である。
図1及び図2を参照すれば、表示装置は表示パネルPNL、バックライトユニットBLU、及びトップシャーシーTCを含む。ここで、説明を簡単にするため、表示装置で映像が提供される方向を上部方向とし、上部方向の反対方向を下部方向として説明するが、上部方向や下部方向は相対的な概念として他の方向に変換されてもよい。
表示パネルPNLは映像を表示する。表示パネルPNLは受光形表示パネルとして、液晶表示パネル(liquid crystal display panel)、エレクトロ・ウェッティング表示パネル(electrowetting display panel)、電気泳動表示パネル(electrophoretic display panel)、MEMS表示パネル(microelectromechanical system display panel)等を包含することができる。本実施形態では液晶表示パネルを例として説明する。
表示パネルPNLは互いに平行な2対の辺を有する長方形の板状であり、2対の辺の中でいずれか一対の辺が異なる一対の辺より長くてもよい。表示パネルPNLはベース基板BSと、ベース基板BSに対向する対向基板CS、及びベース基板BSと対向基板CSとの間に形成された液晶層(図示せず)を含む。表示パネルPNLは平面上から見たとき、映像が表示される表示領域DAと、表示領域DAを囲み、映像が表示されない非表示領域NDAとになされる。非表示領域NDAはトップシャーシーTCによって覆われる。
本発明の一実施形態によれば、ベース基板BSは多数の画素電極(図示せず)及び画素電極と一対一対応して電気的に接続された多数の薄膜トランジスター(図示せず)を包含することができる。各薄膜トランジスターは対応する画素電極側に提供される画像信号をスイッチングする。また、対向基板CSは画素電極と共に液晶層の液晶分子の配列を制御する電界を形成する共通電極(図示せず)を包含することができる。表示パネルPNLは液晶層を駆動して前方に映像を表示する役割を果たす。
表示パネルPNLには駆動信号を提供する駆動チップCH、駆動チップCHが実装されるテープキャリヤーパッケージ(Tape Carrier Package:TCP)及びテープキャリヤーパッケージTCPを通じて表示パネルPNLと電気的に接続される印刷回路基板PCBが提供されてもよい。図1において、印刷回路基板PCBは表示パネルPNLと同一平面に図示されたが、後述するボトムシャーシーBCの外部面に配置されてもよく、このとき、テープキャリヤーパッケージTCPがボトムシャーシーBCの外部面に沿って曲げられて表示パネルPNLと印刷回路基板PCBを繋げる。一方、駆動チップCHは外部信号に応答して表示パネルPNLを駆動するための駆動信号を発生する。外部信号は印刷回路基板PCBから供給された信号であり、外部信号には映像信号、各種制御信号及び駆動電圧等が包含されてもよい。
バックライトユニットBLUは表示パネルPNLへ光を提供するためのものであって、表示パネルPNLの下部に配置される。バックライトユニットBLUは表示パネルPNLを支持するモールドフレームMF、光を出射する光源が含まれた光源部、光を表示パネルPNLの方向へ導く導光部、光の効率を高くするための光学シートOPS、光の進行方向を変更するための反射シートRF1、RF2、及び表示パネルPNL、モールドフレームMF、光源部、導光部、光学シートOPS、及び反射シートRF1、RF2を収納するボトムシャーシーBCを含む。
モールドフレームMFは表示パネルPNLの縁に沿って配置されて表示パネルPNLの下部で表示パネルPNLを支持する。モールドフレームMFは表示パネルPNL以外の構成要素、例えば導光部、光源部、光学シートOPS等を固定するか、或いは支持する固定部材、例えば、手掴み顎(図示せず)を有することができる。モールドフレームMFは表示パネルPNLの四辺に対応する位置、又は四辺の少なくとも一部に対応する位置に配置されてもよい。
例えば、モールドフレームMFは表示パネルPNLの四辺に対応する方形の環形状を有してもよく、又は、表示パネルPNLの縁の中で三辺に対応する「U」字形状を有していてもよい。モールドフレームMFは単体で一体形成できるが、必要に応じて、複数で形成されて組み合わされてもよい。モールドフレームMFは高分子樹脂のような有機材料からなされてもよい。しかし、これに限定されず、同一の形状と機能を有すれば、他の材料からなされてもよい。
導光部は表示パネルPNLの下部に配置されて、光を表示パネルPNLの方向へガイドする。導光部は表示パネルPNLの下部に配置された表示パネルPNLと実質的に同一の大きさで提供されたメイン導光板MLGPと、メイン導光板MLGPの下部に提供され、メイン導光板MLGPの一部と重畳するサブ導光板SLGPを含む。
メイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPは平面上から見たとき、概略方形の板状で提供される。四角形の各辺は表示パネルPNLの長辺と短辺の中でいずれか一辺と平行になることができる。
光源部はメイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPへ光を提供する。光源部は複数の光源ブロックLS1、LS2、LS3、LS4を含み、光源ブロックLS1、LS2、LS3、LS4を制御する光源部制御ユニットに接続されてもよい。図4で後述される光源部制御ユニット50は表示パネルPNLで表示される映像を分析して出力されたローカル調光信号に応答して光源ブロックLS1、LS2、LS3、LS4各々の輝度を個別制御する。光源ブロックはメイン導光板MLGPの両側に配置された第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2、及びサブ導光板SLGPの両側に配置された第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4を含む。各光源ブロックは複数の光源と、光源を支持する支持部を含む。支持部は光源に電源を供給し、制御する配線が印刷された回路基板であってもよく、後述するメイン導光板MLGP及びサブ導光板SLGPの入光面に沿って長く延長された長方形状の板状であってもよい。光源は点光源、線光源、又は面光源等が多様に使用でき、これに限定されない。本発明の実施形態では一例としてLEDを点光源として使用した例を図示した。LEDは複数個提供され、基板上に所定の方向に沿って一列に配置されてもよい。ここで、光源というのは同一の電源ラインに接続されてオン/オフが単一に駆動される光源の単位を意味するものであって、出射される光量が個別に調節されることができる最小単位の発光単位を意味する。したがって、1つの光源は文字通り1つの光源、例えば、1つのLEDを包含するが、同時に明るさが調節されるn個の光源(nは自然数)からなる複数の光源グループは、例えば、複数のLEDを包含することができる。
本発明の第1実施形態では光源ブロックが印刷回路基板と複数の光源からなることを図示したが、これに限定されない。即ち、支持部は省略することができ、支持部が省略される場合には光源を支持する別の支持部材及び/又は光源へ電源を供給する別の配線が設けられる。
メイン導光板MLGP、サブ導光板SLGP、及び光源部に関する詳細については後述する。
光学シートOPSは導光部と表示パネルPNLとの間に配置される。光学シートOPSは光源から出た光を制御する役割を果たす。光学シートOPSは導光部上に積層された拡散シートDS、プリズムシートPS及び保護シートPRSを含む。
拡散シートDSは光を拡散する。プリズムシートPSは拡散シートDSで拡散された光を上部の表示パネルPNLの平面と垂直になる方向へ集光する役割をもつ。プリズムシートPSを通過した光は表示パネルPNLへ概略垂直に入射される。保護シートPRSはプリズムシートPS上に位置する。保護シートPRSはプリズムシートPSを外部の衝撃から保護する。本実施形態では光学シートOPSが拡散シートDS、プリズムシートPS、及び保護シートPRSが1枚ずつ具備されたことを例示したが、これに限定されない。光学シートOPSは拡散シート、プリズムシートPS、及び保護シートPRSの中で少なくともいずれか1つを複数枚重ねて使用でき、必要に応じて、いずれか1つ以上のシートを省略することもできる。また、拡散シートDS、プリズムシートPS、及び保護シートPRSは順序を変えて積層できる。
反射シートRF1、RF2は漏洩されて表示パネルPNLの方向ではない方向に進む光を反射させて表示パネルPNLの方向へ光の経路を変更させるためのものであって、導光部の下部に具備される。反射シートはメイン導光板MLGPの下部に配置された第1反射シートRF1とサブ導光板SLGPの下部に配置された第2反射シートRF2を含む。第1反射シートRF1と第2反射シートRF2はボトムシャーシーBC上に具備されて光を反射させる。その結果、第1及び第2反射シートRF1、RF2によって表示パネルPNL側へ提供される光の量が増加される。第1反射シートRF1はサブ導光板SLGPへ光を提供する第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4を上部でカバーすることによって、第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4から出射した光が直接メイン導光板MLGPへ入射することを防ぐ。
メイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPとの間には透明シートTFがさらに配置されてもよい。透明シートTFはメイン導光板MLGPの下部に配置され、メイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPの重畳領域のみに配置される。メイン導光板MLGPの下部の中でサブ導光板SLGPが配置されない部分には上述の第1反射シートRF1が配置される。ここで、透明シートTFは第1反射シートRF1と同一平面上に配置され、透明シートTFと第1反射シートRF1はメイン導光板MLGPと実質同一の領域に配置される。
さらに、透明シートTFと第1反射シートRF1は互いに分離されずに一体形成されてもよい。この場合、第1反射シートRF1部分には反射物質がコーティングされるか、或いはラミネートされてもよい。
メイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPとの間は第1反射シートRF1の厚さぐらい離隔され、透明シートTFは第1反射シートRF1に対応する厚さを有していてもよい。
透明シートTFはメイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPの屈折率と類似であるか、或いは実質的に同一の屈折率を有してもよく、この場合、サブ導光板SLGPからメイン導光板MLGPへ進行する光の損失が低減される。
透明シートTFはメイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPと同一であるか、或いは類似な物質で製造されてもよい。また、透明シートTFはメイン導光板MLGP及びサブ導光板SLGPの屈折率と同一であるか、或いは類似であれば、メイン導光板MLGP及びサブ導光板SLGPと他の物質で製造することができる。例えば、透明シートTFはトリアセチルセルロース等のアセテート系樹脂、ポリエチレンテレフタレートPET、ポリエチレンナフタレートPEN等のポリエステル系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリノルボルネン系樹脂、セルロース系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリビニールアルコール系樹脂、ポリ塩化ビニール系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリアクリル系樹脂等からなされてもよい。また、透明シートTFは前記樹脂の中でいずれか一種からなされてもよいが、これに限定されず、前記の複数の樹脂からなされてもよい。
ボトムシャーシーBCはバックライトユニットBLUの下部に提供されて、バックライトユニットBLUの構成要素を収納する。ボトムシャーシーBCは反射シートRF1、RF2の背面に実質平行な底部と、底部から上方に折曲されて延長された側壁部を包含することができる。底部と側壁部からなされた空間にバックライトユニットBLUが収納される。底部はメイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPの下部形状に沿うように折れ曲がるように形成でき、この場合、サブ導光板SLGPが配置されていないボトムシャーシーBCの外部面に、上述の印刷回路基板PCBが配置されてもよい。これによって、表示装置の全体体積が大きく増加すること無く印刷回路基板PCBのような構成要素をコンパクトに積載することができる。
トップシャーシーTCは表示パネルPNLの上部に配置される。トップシャーシーTCは表示パネルPNLの前面縁を支持し、モールドフレームMFの側面又はボトムシャーシーBCの側面をカバーすることができる。トップシャーシーTCには表示パネルPNLの表示領域DAを露出させる表示窓WDが形成されている。
以下、バックライトユニットBLUにおいて、光源部と導光部に対して詳細に説明する。
図3Aは本発明の第1実施形態による表示装置において、光源部と導光部を示した斜視図である。図3Bは図3AのII−II’線に沿う断面図である。図3Cは図3Aの光源部と導光部を示した平面図であり、互いに異なる層に配置されるメイン導光板MLGP、サブ導光板SLGP、及び光源部を便宜上同一平面に並べて示した。メイン導光板MLGPの一部とサブ導光板SLGPは重畳して平面上で同一の行と列を表示するので、重畳された一部の同一行と同一列は同一の符号で表示した。
図3A、図3B、及び図3Cを参照すれば、本発明の第1実施形態によるバックライトユニットは表示パネルPNLへ光を提供するための光源部と、光を表示パネルPNLの方向へ導く導光部を含む。
導光部はメイン導光板MLGPと、メイン導光板MLGPよりサイズが小さいサブ導光板SLGPを含む。平面上から見たとき、メイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPは互いに重畳する。ここで、メイン導光板MLGP及びサブ導光板SLGPは表示パネルPNL側から見たとき、1つの導光板のみが存在するように互いに重畳している。導光部は平面上から見たとき、複数の発光領域LOAを構成する。発光領域LOAはマトリックス形態に配列され、表示パネルPNLの対応する表示領域DAへ各々光を提供する。図3A、図3B、及び図3Cでは発光領域LOAがMxNのマトリックスを構成するとき、M=4、N=4である場合を示した図である。以下、メイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPは発光領域LOAに対応して配置されるので、メイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPでの特定領域(出光領域及び/又は透過領域)の位置は、発光領域LOAを平面上から見たときの行と列を基準にして描かれる。
メイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPの各々は光源部と隣接して光が入射される入光面LISと、一端部が入光面LISに接続され、光が出射される面である出光面LOSと、入光面LISに接続され、出光面LOSと対向する対向面LCSと、を含む。入光面LISは光源部と対向し、光源部から出射された光が入射される。
入光面LISの上には光源部からの光の入射効率を高くするための入射パターンが追加されてもよい。入射パターンは入光面LISから突出させるか、或いは陥没されるように形成されたパターンであってもよい。
入光面LISへ入射された光はメイン導光板MLGP又はサブ導光板SLGP内で複数回反射されながら進行し、出光面LOSを通じて表示パネルPNLの方向、即ち上部方向へ出光される。ここで、光源部が複数の光源ブロックに配置される場合、入光面LISまた光源ブロックに対応して複数に配置されてもよい。
メイン導光板MLGPは表示パネルPNLの表示領域に対応する領域に複数の出光領域A1と複数の透過領域B1を含む。出光領域A1は光源部から提供された光を表示パネルPNLへ提供するための出光パターンLOPが配置された領域である。出光パターンLOPはメイン導光板MLGP内で進行する光の経路を変更(例えば、反射)させることによって、出光パターンLOPが形成された領域に対応する出光面LOSへ光を出射するためのパターンに該当する(これに対する詳細な説明は図面と共に後述する)。出光パターンLOPはメイン導光板MLGPの対向面LCSに形成される。光源部からメイン導光板MLGP内へ進行する光の進路は出光パターンLOPによって表示パネルPNLの方向へ変更される。但し、本発明はこれに限定されず、出光パターンLOPは出光面LOSに形成されてもよい。
透過領域B1は出光パターンLOPが配置されない領域として、下部方向から上部方向へ進行する光、即ち、表示パネルPNLの方向へ進行する光は透過させるか、或いは出光面LOSと平行であるか、斜めに入射される光の大部分(即ち、臨界角に至らなかった光)を反射させる領域である。
サブ導光板SLGPは発光領域LOAの一部と重畳する。サブ導光板SLGPはメイン導光板MLGPの透過領域B1に対応する出光領域A2を有し、透過領域を有さない。
メイン導光板MLGPの両側とサブ導光板SLGPの両側には光源部が配置される。具体的に、メイン導光板MLGPの行方向両側にはメイン導光板MLGPを介して互いに対向する第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2が配置される。サブ導光板SLGPの行方向両側にはサブ導光板SLGPを介して互いに対向する第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4が配置される。第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4の各々は第1光源ブロックLS1及び第2光源ブロックLS2と同一な方向である列方向に延長される。
第1光源ブロックLS1乃至第4光源ブロックLS4の各々は列方向に延長され、第1光源ブロックLS1乃至第4光源ブロックLS4は各々行に対応してM個(本実施形態ではM=4)の光源を有する。即ち、第1光源ブロックLS1はL11、L12、L13、L14の光源を有し、第2光源ブロックLS2はL21、L22、L23、L24の光源を、第3光源ブロックLS3はL31、L32、L33、L34の光源を、第4光源ブロックLS4はL41、L42、L43、L44の光源を有する。第1光源ブロックLS1乃至第4光源ブロックLS4の各光源は隣接する列の発光領域LOAに一対一に対応する。例えば、第1光源ブロックLS1のL11、L12、L13、L14光源は順に第1列C1の第1行R1、第2行R2、第3行R3、及び第4行R4の発光領域と一対一に対応する。以下、各光源において、数字の中で先の数字は各光源ブロックの数字を意味し、後の数字は各光源ブロックでの対応する行の数字を意味する。例えば、L23の場合、第2光源ブロックLS2の第3行R3の光源を意味する。ここで、各光源は1つの光源のみで構成されることもあるが、これに限定されず、複数の光源、例えば、n個(nは自然数)の光源を含む光源グループで構成されてもよい。
サブ導光板SLGPにおいて、出光領域A2はサブ導光板SLGPにおいての出光パターンLOPが形成された領域を意味する。以下、メイン導光板MLGPでの出光領域A1はサブ導光板SLGPの出光領域A2と区別するために第1出光領域A1と称し、サブ導光板SLGPの出光領域A2は第2出光領域A2と称する。
第2出光領域A2は第1出光領域A1と同様に光源部の配列に対応する列に配置される。本発明の第1実施形態において、サブ導光板SLGPに対する光源部は、列方向に配列された第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4を含み、第2出光領域A2は2つの列、即ち、第3光源ブロックLS3に対応する1つ列と、第4光源ブロックLS4に対応する他の1つ列に配置される。これによって、発光領域LOAにおいて、メイン導光板MLGPの出光パターンLOPが形成された領域はサブ導光板SLGPの出光パターンLOPが形成された領域と重畳しない。その結果、第1出光領域A1と第2出光領域A2は互いに重畳せず、平面上に配列されるので、導光部の上部、即ち使用者が表示パネルPNL側から導光部を見るときに、導光部の全面(whole surface)に出光パターンLOPが配置されているように見える。導光部の出光パターンLOPが形成された領域の面積の和が表示パネルPNLの表示領域DAに対応する導光部の全体面積と一致するように形成される。本発明の第1実施形態では、図3A、図3B、及び図3Cに示したように、メイン導光板MLGPが4つの行R1、R2、R3、R4と4つの列C1、C2、C3、C4を有するとき、サブ導光板SLGPは4つの行R1、R2、R3、R4と2つの列C2、C3を有することを図示した。ここで、メイン導光板MLGPにおいて、第1出光領域A1は第1列C1及び第4列C4の発光領域LOAに対応し、透過領域B1は第2列C2及び第3列C3の発光領域LOAに対応する。サブ導光板SLGPにおいて、第2出光領域A2は発光領域LOAの中で透過領域B1に対応する第2列C2及び第3列C3の発光領域LOAに対応する。
本発明の第1実施形態において、第1出光領域A1の下部には第1反射シートRF1が配置され、第2出光領域A2の下部には第2反射シートRF2が配置される。第1反射シートRF1は両面反射シートであり、第2反射シートRF2は上面のみが反射する一面反射シートであってもよい。ここで、第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4は平面上から見たとき、発光領域LOAの中で第1出光領域A1内に配置される。しかし、第1出光領域A1の下部には図1及び図2で示したように第1反射シートRF1が配置されるので、第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4から出射された光は第1反射シートRF1によって反射されて第2出光領域A2のみへ進行する。その結果、第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4から光が出射されても垂直上方に位置する第1出光領域A1へ直ちに進行しない。
上述の構造を有するバックライトユニットにおいて、光源部と導光部における光の進行経路を図3Bと図3Cを参照して説明すれば、次の通りである。
第1光源ブロックLS1から出射された第1光P1はメイン導光板MLGPの入光面LISを通じてメイン導光板MLGP内へ入射される。第1光P1はメイン導光板MLGP内の出光領域A1の中で最も第1光源ブロックLS1に近い領域(即ち、第1列C1の発光領域LOA)で出光パターンLOP及び第1反射シートRF1によって表示パネルPNLの方向へ進行経路が変更される。これによって、第1光P1はメイン導光板MLGPの出光面LOSを通じて表示パネルPNLの方向へ進行する。
第2光源ブロックLS2から出射された第2光P2はメイン導光板MLGPの入光面LISを通じてメイン導光板MLGP内へ入射され、メイン導光板MLGP内の出光領域A1の中で最も第2光源ブロックLS2に近い領域(即ち、第4列C4の発光領域LOA)で出光パターンLOP及び第1反射シートRF1によって表示パネルPNLの方向へ進行経路が変更される。これによって、第2光P2はメイン導光板MLGPの出光面LOSを通じて表示パネルPNLの方向へ進行する。
第3光源ブロックLS3から出射された第3光P3はサブ導光板SLGPの入光面LISを通じてサブ導光板SLGP内へ入射され、サブ導光板SLGP内の出光領域A2の中で最も第3光源ブロックLS3に近い領域(即ち、第2列C2の発光領域LOA)で出光パターンLOP及び第2反射シートRF2によって、表示パネルPNLの方向へ進行経路が変更される。これによって、第3光P3はサブ導光板SLGPの出光面LOSを通じてメイン導光板MLGPの透過領域B1(第2列C2の発光領域LOA)へ進行する。ここで、第3光P3はサブ導光板SLGPの出光面LOS、メイン導光板MLGPの対向面LCS、及びメイン導光板MLGPの出光面LOSと実質的に垂直な方向へ進行するので、メイン導光板MLGP内で反射せずに直ちに上部方向へ透過される。その結果、第3光P3が表示パネルPNLへ提供される。
第4光源ブロックLS4から出射された第4光P4はサブ導光板SLGPの入光面LISを通じてサブ導光板SLGP内へ入射され、サブ導光板SLGP内の出光領域A2の中で最も第4光源ブロックLS4に近い領域(即ち、第3列C3の発光領域LOA)で出光パターンLOP及び第2反射シートRF2によって表示パネルPNLの方向へ進行経路が変更される。これによって、第4光P4はサブ導光板SLGPの出光面LOSを通じてメイン導光板MLGPの透過領域B1(第3列の発光領域LOA)へ進行する。ここで、第4光P4はサブ導光板SLGPの出光面LOS、メイン導光板MLGPの対向面LCS、及びメイン導光板MLGPの出光面LOSと実質的に垂直な方向へ進行するので、メイン導光板MLGP内で反射せずに直ちに透過される。その結果、第4光P4が表示パネルPNLへ提供される。
ここで、第1光源ブロックLS1乃至第4光源ブロックLS4の光源は、発光領域LOAの中で各光源が属する行の発光領域LOAに一対一に対応する。即ち、図3Bに示したように、第1光源ブロックLS1の第2行R2に対応する光源から出射された第1光P1は第1列C1第2行の発光領域LOAから表示パネルPNLの方向へ出射され、第2光源ブロックLS2の第2行R2に対応する光源から出射された第2光P2は第4列C4第2行の発光領域LOAから表示パネルPNLの方向へ出射され、第3光源ブロックLS3の第2行R2に対応する光源から出射された第3光P3は第2列C2第2行R2の発光領域LOAから表示パネルPNLの方向へ出射され、第4光源ブロックLS4の第2行R2に対応する光源出射された第4光P4は第3列C3第2行R2の発光領域LOAから表示パネルPNLの方向へ出射される。図3Cの平面図において、各光源から出射された光は矢印で表示されたように、光は矢印の終点に該当する発光領域LOAから表示パネルPNLの方向へ出射される。一例として、第4光源ブロックLS4の第4行に対応する光源から出射された光はサブ導光板SLGPの第3列C3第4行R4の発光領域LOAから出射される。
また、本発明の実施形態において、出光領域は光源部が提供された方向と平行な方向に光源部に列に配置されたことを開示したが、これに限定されない。例えば、本発明の実施形態において、光源部が行方向に配列された場合、出光領域は行方向に配置されてもよい。したがって、本発明の他の実施形態においては光源ブロック及びメイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPの配置によって、行や列方向が変わることができることに留意しなければならない。
本発明の実施形態によれば、第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2はメイン導光板MLGPの両側に位置し、第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4はサブ導光板SLGPの両側に位置することによって、平面上から見たとき、第1乃至第4光源ブロックLS1、LS2、LS3、LS4の全てが互いに離隔される。これによって、第1乃至第4光源ブロックLS1、LS2、LS3、LS4から発生する熱が特定位置に集中される現像が無く、熱をバックライトユニットに等しく散らす効果がある。その結果、バックライトユニットにおいて、過熱によって起こる誤動作や欠陥が除去されるか、或いは低減される。また、サブ導光板SLGPはメイン導光板MLGPに比べて小さく形成されるので、メイン導光板MLGPを製造するときに使用される材料の量が低減できる。これに加えて、サブ導光板SLGPがメイン導光板MLGPより小さく形成されるので、サブ導光板SLGPが形成されない領域、つまり空いた空間が残る。空いた空間は表示パネルPNLを駆動する印刷回路基板PCB等を収納するのに使用されてもよい。
上述のように、光源部が第1乃至第4光源ブロックに提供され、第1乃至第4光源ブロックの各々が複数の光源(又は複数の光源グループ)を含む。第1乃至第4光源ブロックは1つの列の発光領域に対応し、各光源ブロック内の各光源(又は各光源グループ)は発光領域の中のいずれか1つと一対一に対応する。各光源はオン/オフが個別に駆動されるので、各光源の駆動の可否によって、発光領域から出射される光量の制御が可能である。即ち、2次元ローカル調光が可能であるので、以下図4及び図5を参照して本発明の一実施形態による2次元ローカル調光に関して説明する。
図4は本発明の一実施形態による表示装置を示したブロック図であり、図5は本発明の複数の発光領域を示した図面である。
図4及び図5を参照すれば、本発明の実施形態による表示装置は表示パネルPNL、表示パネルPNLのデータラインDLを駆動するためのデータドライバー40、表示パネルのゲートラインGLを駆動するためのゲートドライバー30、データドライバー40とゲートドライバー30を制御するタイミングコントローラ20、表示パネルPNLへ光を提供する光源部60、光源部60を駆動する光源部制御ユニット50を具備する。光源部制御ユニット50は入力映像を分析して、その分析結果にしたがって、光源部60を制御することができる。
表示パネルPNLはマトリックス形態に配列された複数の画素を含み、各画素は対応するゲートラインGLと対応するデータラインDLに各々ゲート電極及びソース電極が接続される薄膜トランジスターTr、薄膜トランジスターTrのドレイン電極に接続される液晶キャパシターCLC、及びストレージキャパシターCstを含む。
データドライバー40はタイミングコントローラ20の制御の下にデジタルビデオデータRGBをラッチする。そして、データドライバー40は正極性/負極性ガンマ補償電圧を利用してデジタルビデオデータRGBを正極性/負極性アナログデータ電圧に変換してデータラインDLへ供給する。
ゲートドライバー30はシフトレジスター、画素の薄膜トランジスターTr駆動に適正なスイング幅を持つようにシフトレジスターからの出力信号を制御するレベルシフタ、及び出力バッファ等を含む。このゲートドライバー30は多数のゲートドライバー集積回路で構成されて、1水平期間のパルス幅を有するゲート信号を順次的に出力してゲートラインへ供給する。
タイミングコントローラ20は、外部ビデオソースが実装されたシステムボードから入力されるデジタルビデオデータRGBとタイミング信号Vsync、Hsync、DE、DCLKを受信して、デジタルビデオデータRGBをデータドライバー40へ供給する。そして、タイミングコントローラ20はシステムボードからのタイミング信号Vsync、Hsync、DE、DCLKに基づいてデータドライバー40とゲートドライバー30の動作タイミングを制御するためのタイミング制御信号DDC、GDCを発生する。タイミングコントローラ20は特定フレーム周波数、例えば、60Hzのフレーム周波数に入力される入力映像信号のフレームの間に補間フレームを挿入し、ソースタイミング制御信号DDCとゲートタイミング制御信号GDCを逓倍して60xN(Nは2以上の量の整数)Hzのフレーム周波数にデータドライバー40とゲートドライバー30の動作を制御することができる。
ゲートラインGLへゲート信号が順次的に印加されれば、これに同期してデータラインDLへデータ信号が印加される。この中で選択されたゲートラインGLへ該当ゲート信号が印加されれば、選択されたゲートラインGLに接続された薄膜トランジスターTrは該当ゲート信号に応答してターンオンされる。ターンオンされた薄膜トランジスターTrが接続されたデータラインDLへデータ信号が印加されれば、印加されたデータ信号はターンオンされた薄膜トランジスターTrを通じて液晶キャパシターCLCとストレージキャパシターCSTに充電される。液晶キャパシターCLCは充電された電圧によって液晶の光透過率を調節する。ストレージキャパシターCstは薄膜トランジスターTrのターンオンのときにデータ信号を蓄積し、薄膜トランジスターTr1のターンオフのときに蓄積されたデータ信号を液晶キャパシターCLCへ印加して液晶キャパシターCLCの充電を維持させる。このような方式を通じて表示パネルPNLは映像を表示することができる。
光源部60の光源は光源部制御ユニット50によって、個別に電流が供給され、したがって、各光源から出射される光の量は独立に制御される。
光源部制御ユニット50は第1光源ブロック乃至第4光源ブロックの各光源へ供給される電流強さを変化させて調整する。光源部制御ユニット50はシステムボードから入力されるデジタルビデオデータRGBを分析して入力映像を図5に図示された発光領域LOA11乃至LOA44にマッピングさせ、ヒストグラム分析のような映像分析手法を利用して入力映像の輝度をブロック大きさ単位に分析する。そして、光源部制御ユニット50はブロック大きさに分析された輝度に比例して、光源の供給電流を調整するためのローカル調光信号に応答して、第1乃至第4光源ブロックの各光源から出射される光の輝度を制御する。ここで、光源部制御ユニット50はタイミング信号Vsync、Hsync、DE、DCLKを受信してタイミングコントローラ20と同期される。光源部制御ユニット50は外部のシステムボードに実装されるか、或いはタイミングコントローラ20内に内装されてもよい。
光源部制御ユニット50は、ローカル調光信号に応答して、表示パネルPNLに表示される映像が相対的に明るい発光領域に対しては、光源の供給電流を高く調整する。反対に、光源部制御ユニット50は、映像が相対的に暗い発光領域に対しては、光源の供給電流を低く調整する。これによって、各発光領域の映像によって、各光源の発光強さが制御されるローカル調光が具現される。
ここで、光源部がメイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPの各々の両側に具備されることによって、各導光板の一側のみに光源部が具備されるときに比べて、表示領域が相対的に多い数の発光領域LOAに分けられる。また、メイン導光板とサブ導光板の各々の両側に配置される光源部の光源の個数を調節することによって、多様な形状及び大きさの発光領域LOAを形成することができる。
その結果、表示装置の映像に対応して各発光領域へ提供される光の輝度が細かく制御されることによって、表示装置のコントラスト比が向上される。また、映像に対応して各光源のオン/オフが調節されることによって、消費電力が低減される。
図6は本発明の第2実施形態によるバックライトユニットを示した平面図である。本平面図は互いに異なる層に配置されたメイン導光板MLGP、サブ導光板SLGP、及び光源部を便宜上同一平面に並べて示した図である。本発明の第2実施形態によるバックライトユニットは5x4の発光領域LOAを有する。
以下の実施形態において、重複された説明を避けるために上述の第1実施形態による製造方法と異なる点を主に説明する。後述する実施形態で特別に説明しない部分や、特別の言及しない限り、上述の第1実施形態にしたがう。同一の参照番号は同一の構成要素を、類似な参照番号は類似な構成要素を示す。
図6を参照すれば、バックライトユニットは各光源ブロックに含まれる光源の個数を変更したことを除いては、前述した第1実施形態と実質的に同一である。これは第1実施形態に比べて光源の個数のみが変化したためである。即ち、第1光源ブロックLS1、第2光源ブロックLS2、第3光源ブロックLS3、及び第4光源ブロックLS4は各々5つの光源を有する。ここで、メイン導光板MLGPにおいて、出光パターンLOPが形成された領域は第1実施形態のように発光領域LOAの中の第1列C1と第4列C4に対応し、サブ導光板SLGPにおいて、出光パターンLOPが形成された領域は第1実施形態のように発光領域LOAの中の第2列C2と第3列C3に対応する。
本発明の第2実施形態によれば、各光源ブロックが有する光源個数が増加されることで、発光領域の個数も増加する。これによって、表示領域の細かいローカル調光が可能である。
上述のように、第2実施形態では光源の個数又は光源グループの個数を調節することで、発光領域の行の個数が変更できる。しかし、本発明の実施形態に限定されず、本発明の他の実施形態ではサブ導光板の個数を調節することによって、発光領域の列の個数も変更できる。
図7は本発明の第3実施形態によるバックライトユニットを示した断面図であって、図3AのII−II’線に対応する図である。
図3A乃至図3Cと図7を参照すれば、本発明の第3実施形態において、バックライトユニットはメイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPに出光パターンが追加的に具備されたことを除いては前述した第1実施形態と実質的に同一である。即ち、メイン導光板MSLPの第1出光領域A1に対応する出光面LOS上に第1追加出光パターンALOP1が具備され、サブ導光板SLGPの第2出光領域A2に対応する出光面LOS上にも第2追加出光パターンALOP2が具備される。第1及び第2追加出光パターンALOP1、ALOP2はメイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPの側面から入射した光が第1及び第2出光領域A1、A2で表示パネルPNLの下面に対して垂直に進行するように、出射された光の角度を調節する。第1及び第2追加出光パターンALOP1、ALOP2は出光面LOSから膨らんでいるか、或いは凹んだパターンであり、その断面が三角形、半円、楕円形等の多様な形状で提供されてもよい。本発明の第3実施形態では、第1及び第2追加出光パターンALOP1、ALOP2が出光面LOSから突出し、その断面が三角形であるプリズム形状である例を図示した。第1及び第2追加出光パターンALOP1、ALOP2は透過領域B1には配置されない。
図8は本発明の第4実施形態によるバックライトユニットを示した断面図であって、図3AのII−II’線に対応する図である。
図3A乃至図3C及び図8を参照すれば、本発明の第4実施形態において、バックライトユニットは平面上から見たとき、メイン導光板MLGPの出光領域一部とサブ導光板SLGPの出光領域一部が重畳する点を除いては前述した第1実施形態と実質的に同一である。即ち、平面上から見たとき、メイン導光板MLGPは第1出光領域A1へ提供された出光パターンLOPとサブ導光板SLGPの第2出光領域A2へ提供された出光パターンLOPの一部が互いに重畳する。出光パターンLOPの重畳はメイン導光板MLGPの出光パターンLOPを透過領域B1の方に一部延長して形成するか、又はサブ導光板SLGPの第2出光領域A2をメイン導光板MLGPの第1出光領域A1の下部に延長して形成されてもよい。サブ導光板SLGPはメイン導光板の第1出光領域と一部重畳することができる。その結果、第1出光領域A1に提供された出光パターンLOPの一部はサブ導光板SLGPの第2出光領域A2に提供された出光パターンLOPの一部と平面上から見る時、サブ導光板SLGPの縁領域で重畳する。図8において、第1出光領域A1に提供された出光パターンLOPとサブ導光板SLGPの第2出光領域A2に提供された出光パターンLOPの一部の重畳領域OVLはサブ導光板SLGPの少なくとも1つの縁に沿って長く延長され得る。重畳面積OVLが複数に提供される時、例えば、サブ導光板SLGPの両側に形成される時、各重畳面積は互いに異なり得る。
上述のように、第1出光領域A1と第2出光領域A2が一部重畳する場合、第2出光領域A2へ光を提供する第3及び第4光源ブロックLS3、LS4が使用者に視認される現像が低減されるか、或いは防止される。
図9は本発明の第5実施形態による表示装置において、図1のI−I’線に対応する断面図である。図10Aは本発明の第5実施形態による表示装置において、光源部と導光部を示した斜視図である。図10Bは図10AのIII−III’線に沿う断面図であり、図10Cは図10Aの光源部と導光部を示した平面図である。図10Cは図10Aの光源部と導光部を示した平面図であり、互いに異なる層に配置されるメイン導光板MLGP、サブ導光板SLGP、及び光源部を便宜上同一平面に並べて示した図である。メイン導光板MLGPの一部とサブ導光板SLGPは重畳して平面上で同一の行と列を表示するので、重畳された一部の同一行と同一列は同一の符号で表示した。
図9を参照すれば、表示装置は表示パネルPNL、バックライトユニット、及びトップシャーシーTCを含む。
表示パネルPNLは映像を表示する。表示パネルPNLは互いに平行な2対の辺を有する長方形の板状であり、2対の辺の中でいずれか一対の変異他の一対の辺より長くてもよい。
バックライトユニットは表示パネルPNLへ光を提供するためのものであって、表示パネルPNLの下部に配置される。バックライトユニットは表示パネルPNLを支持するモールドフレームMF、光を出射する光源LSが含まれた光源部、光を表示パネルPNLの方向へ導く導光部、光の効率を高くするための光学シートOPS、光の進行方向を変更するための反射シートRF1、RF2、及び表示パネルPNL、モールドフレームMF、光源部、導光部、光学シートOPS、及び反射シートRF1、RF2を収納するボトムシャーシーBCを含む。
モールドフレームMFは表示パネルPNLの縁に沿って配置されて表示パネルPNLの下部で表示パネルPNLを支持する。
導光部は表示パネルPNLの下部に配置されて、光を表示パネルPNLの方向へガイドする。導光部は表示パネルPNLの下部に配置された表示パネルPNLと実質的に同一の大きさで提供されたメイン導光板MLGPと、メイン導光板MLGPの下部に提供され、メイン導光板MLGPの一部と重畳するサブ導光板SLGPを含む。
本発明の第5実施形態でバックライトユニットは1つのメイン導光板MLGPと、2つのサブ導光板、即ち、第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2を含む。メイン導光板MLGPと、第1サブ導光板SLGP1、及び第2サブ導光板SLGP2は平面上から見たとき、概略方形の板状で提供される。四角形の各辺は表示パネルPNLの長辺と短辺の中でいずれか一辺と平行になることができる。
光源部はメイン導光板MLGPと、第1サブ導光板SLGP1、及び第2サブ導光板SLGP2へ光を提供する。光源部は複数の光源ブロックを包含でき、メイン導光板MLGPの両側に配置された第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2、第1サブ導光板SLGP1の両側に配置された第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4、及び第2サブ導光板SLGP2の両側に配置された第5光源ブロックLS5と第6光源ブロックLS6を含む。各光源ブロックは複数の光源と、光源を支持する支持部を含む。
光学シートOPSは導光部と表示パネルPNLとの間に配置される。光学シートOPSは光源から出た光を制御する役割を果たす。光学シートOPSは導光部上に積層された拡散シートDS、プリズムシートPS及び保護シートPRSを含む。
反射シートRF1、RF2は漏洩されて表示パネルPNLの方向ではない方向に進む光を反射させて表示パネルPNLの方向へ光の経路を変更させるためのものとして、導光部の下部に具備される。反射シートはメイン導光板MLGPの下部に配置された第1反射シートRF1と第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2の下部に配置された第2反射シートRF2を含む。ここで、第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2は互いに離隔されているので、第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2の下部に配置される第2反射シートRF2もまた、互いに離隔された2つの部分に設けられる。第1反射シートRF1と第2反射シートRF2はボトムシャーシーBC上に具備されて光を反射させる。その結果、第1及び第2反射シートRF1、RF2によって表示パネルPNL側に提供される光の量が増加される。また、第1反射シートRF1は第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2へ光を提供する第3光源ブロックLS3乃至第6光源ブロックLS6をカバーすることによって、第3光源ブロックLS3乃至第6光源ブロックLS6から出射した光が第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2へ入射されること無く、直接メイン導光板MLGPへ入射することを防ぐ。
メイン導光板MLGPと第1サブ導光板SLGP1との間及びメイン導光板MLGPと第2サブ導光板SLGP2との間には透明シートTFがさらに配置されてもよい。メイン導光板MLGPと第1サブ導光板SLGP1との間及びメイン導光板MLGPと第2サブ導光板SLGP2との間は第1反射シートRF1の厚さぐらい離隔されることができるので、透明シートTFは第1反射シートRF1に対応する厚さを有していてもよい。透明シートTFはメイン導光板MLGPと、第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGPの屈折率と類似であるか、或いは実質的同一の屈折率を有してもよく、この場合、第1サブ導光板SLGP1又は/及び第2サブ導光板SLGP2からメイン導光板MLGPへ進行する光の損失が低減される。
ボトムシャーシーBCはバックライトユニットの下部に提供されて、バックライトユニットの構成要素を収納する。ボトムシャーシーBCは反射シートRF1、RF2の背面に実質平行な底部と、底部から上方に折曲されて延長された側壁部を包含することができる。底部はメイン導光板MLGPと第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2の下部形状に沿うように折れ曲がるように形成されてもよい。底部と側壁部からなされた空間にバックライトユニットが収納される。
一方、サブ導光板SLGPが配置されないボトムシャーシーBCの外部面に、上述の印刷回路基板PCBが配置されてもよい。ボトムシャーシーBCにおいて、第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2が配置されない領域は、第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2が配置された領域に比べてメイン導光板MLGPの方面に陥没される。陥没された空間に、印刷回路基板PCBのような構成要素を表示装置全体の体積を大きく増加することなく、コンパクトに積載することができる。
トップシャーシーTCは表示パネルPNLの上部に配置される。トップシャーシーTCは表示パネルPNLの前面縁を支持し、モールドフレームMFの側面又はボトムシャーシーBCの側面をカバーすることができる。
以下、バックライトユニットにおいて、光源部と導光部に対して詳細に説明する。
本発明の第5実施形態においては、発光領域LOAの列の個数はサブ導光板SLGPの個数によって異なってもよい。図10A、図10B、及び図10Cでは発光領域LOAがMxNのマトリックスをなす時、M=4、N=6である場合を図示した。
図10A、図10B、及び図10Cを参照すれば、本発明の第5実施形態によるバックライトユニットは表示パネルPNLへ光を提供するための光源部と、光を表示パネルPNLの方向へ導く導光部を含む。
導光部はメイン導光板MLGPとメイン導光板MLGPよりサイズが小さいサブ導光板、即ち第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2を有する。メイン導光板MLGPと第1及び第2サブ導光板SLGP1、SLGP2は重畳して、メイン導光板MLGP及び第1及び第2サブ導光板SLGP1、SLGP2は表示パネルPNL側から見たとき、1つの導光板のみが存在するように互いに重畳している。導光部は平面上から見たとき、複数の発光領域LOAを構成する。発光領域LOAはマトリックス形態に配列され、表示パネルPNLの対応する表示領域に各々光を提供する。
メイン導光板MLGPは発光領域LOAに対応する複数の出光領域A1と複数の透過領域B1を含む。
メイン導光板MLGPの両側には第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2が配置される。具体的に、メイン導光板MLGPの行方向両側にはメイン導光板MLGPを介して互いに対向する第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2が配置される。第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2の各々は列方向に延長され、第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2は各々行に対応してM個の光源を有する。
出光領域A1は光源ブロックが提供された方向と平行な方向に光源部に対応する列に配置される。本発明の第5実施形態では出光領域A1が第1光源ブロックLS1に対応する第3列C3の光源ブロックと、第2光源ブロックLS2に対応する第4列C4の光源ブロックに対応する。出光領域A1を除外する領域は透過領域B1に該当し、本実施形態では第1列C1、第2列C2、第5列C5、及び第6列C6の発光領域LOAに対応する。
サブ導光板はメイン導光板MLGPより小さく形成された第1サブ導光板SLGP1と第2サブ導光板SLGP2を含み、メイン導光板MLGPの下部に配置される。第1サブ導光板SLGP1と第2サブ導光板SLGP2は発光領域LOAの一部と重畳する。第1サブ導光板SLGP1と第2サブ導光板SLGP2はメイン導光板MLGPの透過領域B1に対応する出光領域を有し、透過領域を有さない。第1サブ導光板SLGP1と第2サブ導光板SLGP2において、出光領域はメイン導光板MLGPにおいての出光パターンLOPと実質的に同一の出光パターンLOPが形成された領域を意味する。以下、メイン導光板MLGPでの出光領域はサブ導光板SLGPの出光領域と区別するために第1出光領域A1と称し、第1サブ導光板SLGP1と第2サブ導光板SLGP2の出光領域は第2出光領域A2と第3出光領域A3と称する。
第2出光領域A2と第3出光領域A3は第1出光領域A1と同様に光源ブロックの配列にしたがって対応する列に配置される。本発明の第5実施形態において、光源部は第1サブ導光板SLGP1に対して列方向に配列された第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4を含み、第2出光領域A2は光源ブロックの中で2つの列、即ち、第3光源ブロックLS3に対応する1つ列(本実施形態では第1列C1)と、第4光源ブロックLS4に対応する他の1つ列(本実施形態では第2列C2)に配置される。また、光源部は第2サブ導光板SLGP2に対して列方向に配列された第5光源ブロックLS5と第6光源ブロックLS6を含み、第3出光領域A3は光源ブロックの中で2つの列、即ち、第5光源ブロックLS5に対応する1つ列(本実施形態では第5列C5)と、第6光源ブロックLS6に対応する他の1つ列(本実施形態では第6列C6)に配置される。
発光領域LOAにおいて、メイン導光板MLGPの出光パターンLOPが形成された領域はサブ導光板の出光パターンLOPが形成された領域と重畳せず、導光部の上部、即ち表示パネルPNL側から導光部を見たときに、導光部の全面(whole surface)に出光パターンLOPが配置されているように見える。即ち、導光部の出光パターンLOPが形成された領域の面積の和が表示パネルPNLの表示領域に対応する導光部の全体面積と一致するように形成される。
上述の構造を有するバックライトユニットにおいて、光源部と導光部においての光の進行経路を図10Bと図10Cを参照して説明すれば次の通りである。
第1光源ブロックLS1から出射された第1光P1はメイン導光板MLGPの入光面LISを通じてメイン導光板MLGP内へ入射される。第1光P1はメイン導光板MLGP内の出光領域A1の中で最も第1光源ブロックLS1に近い領域、即ち第3列C3の発光領域LOAで出光パターンLOP及び第1反射シートRF1によって光進行経路が表示パネルPNLの方向へ変更される。これによって、第1光P1はメイン導光板MLGPの出光面LOSを通じて表示パネルPNLの方向へ進行する。
第2光源ブロックLS2から出射された第2光P2は第1光P1と実質的に同一の方法で第4列C4の発光領域LOAで出光パターンLOP及び第1反射シートRF1によって、光進行経路が表示パネルPNLの方向へ変更される。これによって、第2光P2はメイン導光板MLGPの出光面LOSを通じて表示パネルPNLの方向へ進行する。
第3光源ブロックLS3から出射された第3光P3は第1サブ導光板SLGP1の入光面LISを通じて第1サブ導光板SLGP1内へ入射され、第1サブ導光板SLGP1内の出光領域A2の中で最も第3光源ブロックLS3に近い領域、即ち、第1列C1の発光領域LOAで出光パターンLOP及び第2反射シートRF2によって、光進行経路が表示パネルPNLの方向へ変更される。これによって、第3光P3は第1サブ導光板SLGP1の出光面LOSを通じてメイン導光板MLGPの透過領域B1(第1列C1の発光領域LOA)へ進行する。ここで、第3光P3は第1サブ導光板SLGP1の出光面LOS、メイン導光板MLGPの対向面LCS、及びメイン導光板MLGPの出光面LOSと実質的に垂直になる方向へ進行するので、メイン導光板MLGP内では反射せずに直ちに透過される。その結果、第3光P3は表示パネルPNLへ提供される。
第4光源ブロックLS4から出射された第4光P4は第3光P3と実質的に同一の方法で、第2列C2の発光領域LOAで出光パターンLOP及び第2反射シートRF2によって、光進行経路が表示パネルPNLの方向へ変更されて表示パネルPNLへ提供される。
第5光源ブロックLS5から出射された第5光P5は第3光P3と実質的に同一の方法で、第5列C5の発光領域LOAで出光パターンLOP及び第2反射シートRF2によって、光進行経路が表示パネルPNLの方向へ変更されて表示パネルPNLへ提供される。
第6光源ブロックLS6から出射された第6光P6は第3光P3と実質的に同一の方法で、第6列C6の発光領域LOAで出光パターンLOP及び第2反射シートRF2によって、光進行経路が表示パネルPNLの方向へ変更されて表示パネルPNLへ提供される。
ここで、第1光源ブロックLS1乃至第6光源ブロックLS6の光源は、発光領域LOAの中で各光源が属する行の発光領域LOAに一対一に対応する。図10Cの平面図において、各光源から出射された光は矢印で表示され、光は矢印の終点に該当する発光領域LOAから表示パネルPNLの方向へ出射される。一例として、第4光源ブロックLS4の第2行に対応する光源から出射された光は第1サブ導光板SLGP1の第2行第2列C2の発光領域LOAから出射される。
上述のように、光源部が複数の光源ブロックに配置されるとき、各光源ブロックは1つ列の発光領域LOAに対応し、各光源は発光領域LOAの中でいずれか1つと一対一に対応する。各光源はオン/オフが個別に駆動されるので、各光源の駆動の可否によって発光領域LOAから出射される光量の制御が可能である。即ち、2次元ローカル調光が可能である。ここで、光源ブロックがメイン導光板MLGPの両側に配置されることによって、メイン導光板MLGPは光源ブロックの数に対応する2列の発光領域LOAの駆動が可能である。また、光源ブロックがサブ導光板SLGPの両側に各々提供されることによって、発光領域LOAの中でサブ導光板SLGP個数の2倍の列の駆動が可能である。即ち、サブ導光板SLGPの個数がn個である場合、総列の数Nは2+2n個になる。本発明の実施形態では、メイン導光板MLGPでの2つの列、第1サブ導光板SLGP1での2つの列、及び第2サブ導光板SLGP2での2つの列に対応する発光領域LOA、即ち、6つの列に対応する発光領域LOAの制御が可能である。
図11は本発明の第6実施形態による表示装置の断面図であって、図1のI−I’線に対応することである。
本発明の第6実施形態は本発明の第5実施形態の変形形態に該当する。したがって、本発明の第6実施形態では重複された説明を避けるために上述した第5実施形態による製造方法と異なる点を主に説明する。後述する実施形態で特別に説明しない部分や、特別の言及しない限り、上述した第5実施形態にしたがう。同一の番号は同一の構成要素を、類似な番号は類似な構成要素を示す。
図11を参照すれば、本発明の第6実施形態による表示装置は表示パネルPNL、バックライトユニット、及びトップシャーシーTCを含む。
バックライトユニットは表示パネルPNLへ光を提供するためのものであって、表示パネルPNLの下部に配置される。バックライトユニットは表示パネルを支持するモールドフレームMF、光を出射する光源LSが含まれた光源部、光を表示パネルPNLの方向へ導く導光部、光の効率を高くするための光学シートOPS、光の進行方向を変更するための反射シートRF1、RF2、反射シートRF1、RF2の下部に提供されたボトムシャーシーBC、及び導光部とボトムシャーシーBCを固定する固定部材CPMを含む。
導光部はメイン導光板MLGPとメイン導光板MLGPの下部に提供された第1サブ導光板SLGP1と第2サブ導光板SLGP2を有する。
ボトムシャーシーBCは第1サブ導光板SLGP1と第2サブ導光板SLGP2と重畳する領域でその一部が除去された少なくとも1つのホールを有することができる。また、ボトムシャーシーBCと第1サブ導光板SLGP1の間及びボトムシャーシーBCと第2導光板との間に提供された第2反射シートRF2は、ホールに対応する開口を有してもよい。
固定部材CPMはホール及び開口を貫通して第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2の各々に付着されて第1サブ導光板SLGP1及び第2導光板を固定する。第1サブ導光板SLGP1と第2サブ導光板SLGP2は互いに離隔され、メイン導光板MLGPによって第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2の位置をフレキシブルに変更することができる。固定部材CPMは第1サブ導光板SLGP1及び第2導光板を安定的にボトムシャーシーBCに固定し、支持する。
このように、導光部とボトムシャーシーBCとの間隔を均一にする構造が必要である。このような構造は導光部とボトムシャーシーBCを光学効率に不規則的な影響を及ぼす両面テープのような接着材を使用せずに、特定の小さな領域だけが光学的に覆われて固定された構造を適用する。ボトムシャーシーBCと反射シートRF1、RF2に孔を形成してモールド材質のピンを挿入して導光部の一面と直接的に溶着されるようにする。溶着は超音波工法を使用する。このように、導光部と反射シートRF1、RF2、ボトムシャーシーBCが離れることができなくなるので、一定な間隔が維持されて、外観に問題がないように見える。
本発明の第6実施形態では固定部材CPMが第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLPG2に付着されて固定することを開示したが、第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLPG2を固定及び支持できれば、これに限定されない。
本発明の第7実施形態において、発光領域LOAの行と列の個数は光源ブロックの個数とサブ導光板SLGPの個数によって異なってもよい。図12A、図12B、及び図12Cでは発光領域LOAがMxNのマトリックスで構成されるとき、M=6、N=8の場合を示した。
図12A、図12B、及び図12Cは本発明の第7実施形態による表示装置の一部を示した図であって、図12Aは本発明の第7実施形態による表示装置において、光源部と導光部を示した斜視図である。図12Bは図12AのIV−IV’線に沿う断面図である。ここで、図12Cは図12Aの光源部と導光部を示した平面図であって、互いに異なる層に配置されるメイン導光板MLGP、サブ導光板SLGP、及び光源部を便宜上同一平面に並べて示した図である。メイン導光板MLGPの一部とサブ導光板SLGPは重畳して平面上で同一の行と列を表示するので、重畳された一部の同一行と同一列は同一の符号で表示した。
図12A、図12B、及び図12Cを参照すれば、本発明の第7実施形態によるバックライトユニットは表示パネルPNLへ光を提供するための光源部と、光を表示パネルPNLの方向へ導く導光部を含む。
導光部はメイン導光板MLGPとメイン導光板MLGPよりサイズが小さいサブ導光板SLGPを有する。メイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPは重畳されて、メイン導光板MLGP及びサブ導光板SLGPは表示パネルPNL側から見たとき、1つの導光板のみが存在するように互いに重畳している。導光部は平面上から見たとき、複数の発光領域LOAを構成する。発光領域LOAはマトリックス形態に配列され、表示パネルPNLの対応する表示領域に各々光を提供する。メイン導光板MLGPは表示パネルPNLの表示領域に対応する領域に位置する複数の発光領域LOAを有するので、発光領域LOAは複数の第1出光領域A1と複数の透過領域B1を含む。
メイン導光板MLGPの両側には第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2が配置される。具体的に、メイン導光板MLGPの行方向の両側にはメイン導光板MLGPを介して互いに対向する第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2が配置される。第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2の各々は列方向に延長され、第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2は各々行に対応してM個の光源を有する。本発明の第7実施形態でM=6である。
第1出光領域A1は光源ブロックが提供された方向と平行な方向に光源部に対応する列に配置される。本発明の第7実施形態では第1出光領域A1が第1光源ブロックLS1に対応する第3列C3の光源ブロックと、第2光源ブロックLS2に対応する第6列C6の光源ブロックに対応する。第1出光領域A1を除外する領域は透過領域B1に該当し、本実施形態では第1列C1、第2列C2、第4列C4、第5列C5、第7列C7、及び第8列C8の発光領域LOAに対応する。
サブ導光板SLGPはメイン導光板MLGPより小さく形成された第1サブ導光板SLGP1乃至第3サブ導光板SLGP3を含み、メイン導光板MLGPの下部に配置される。第1サブ導光板SLGP1乃至第3サブ導光板SLGP3は互いに離隔されて形成される。平面上から見たとき、第1サブ導光板SLGP1と第2サブ導光板SLGP2は第1出光領域A1の中で第3列C3の発光領域LOAを介して互いに離隔され、第2サブ導光板SLGP2と第3サブ導光板SLGP3は第1出光領域A1の中で第6列C6の発光領域LOAを介して互いに離隔される。
第1サブ導光板SLGP1乃至第3サブ導光板SLGP3はメイン導光板MLGPの透過領域B1と重畳する。第1サブ導光板SLGP1乃至第3サブ導光板SLGP3はメイン導光板MLGPの透過領域B1に各々対応する第2出光領域A2乃至第4出光領域A4を有し、透過領域を有さない。
第2出光領域A2乃至第4出光領域A4は第1出光領域A1と同様に光源ブロックの配列にしたがって対応する列に配置される。本発明の第7実施形態において、光源部は第1サブ導光板SLGP1に対して列方向に配列された第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4を含み、第2出光領域A2は発光領域LOAの中で第1列C1と第2列C2の発光領域LOAに対応する。また、光源部は第2サブ導光板SLGP2に対して列方向に配列された第5光源ブロックLS5と第6光源ブロックLS6を含み、第3出光領域A3は発光領域LOAの中で第4列C4と第5列C5の発光領域LOAに対応する。これに加えて、光源部は第3サブ導光板SLGP3に対して列方向に配列された第7光源ブロックLS7と第8光源ブロックLS8を含み、第4出光領域A4は発光領域LOAの中で第7列C7と第8列C8の発光領域LOAに対応する。
上述した構造を有するバックライトユニットにおいて、光源部と導光部においての光の進行経路は次の通りである。
第1光源ブロックLS1から出射された第1光P1乃至第8光源ブロックLS8から出射された第8光P8はメイン導光板MLGP又はサブ導光板SLGPの入光面LISを通じてメイン導光板MLGP又はサブ導光板SLGP内へ入射される。第1光P1乃至第8光P8はメイン導光板MLGP又は、サブ導光板SLGP内の出光領域の中でそれぞれ最も光源ブロックに近い領域で出光パターンLOP及び第1反射シートRF1又は第2反射シートRF2によって光進行経路が表示パネルPNLの方向へ変更される。これによって、第1光P1乃至第8光P8はメイン導光板MLGPの出光面LOSを通じて表示パネルPNLの方向へ進行する。
ここで、第1光源ブロックLS1乃至第8光源ブロックLS8の光源は、発光領域LOAの中で各光源が属する行の発光領域LOAに一対一に対応する。したがって、光源の個数がM個である時、発光領域LOAの行の個数もM個である。図12Cの平面図において、各光源から出射された光は矢印で表示され、光は矢印の終点に該当する発光領域LOAから表示パネルPNLの方向へ出射される。一例として、第6光源ブロックLS6の第5行に対応する光源から出射された光は第2サブ導光板SLGP2の第5行第5列C5の発光領域LOAから出射される。
上述のように、光源部が複数の光源ブロックに配置されるとき、各光源ブロックは1つ列の発光領域LOAに対応し、各光源は発光領域LOAの中でいずれか1つと一対一に対応する。各光源はオン/オフが個別に駆動されるので、各光源の駆動の可否によって、発光領域LOAから出射される光量の制御が可能である。即ち、2次元ローカル調光が可能である。
ここで、光源ブロックがメイン導光板MLGP及びサブ導光板SLGPの両側に配置されることによって、発光領域LOAの中で各光源ブロックに配置された光源個数に対応する行の駆動が可能である。また、光源ブロックがサブ導光板SLGPの両側に各々提供されることによって、発光領域LOAの中でサブ導光板SLGP個数の2倍の列の駆動が可能である。即ち、サブ導光板SLGPの個数がn個である場合、総列の数Nは2+2n個になる。
ここで、光源部において、各光源が発光領域LOAの中でいずれか1つと一対一に対応すれば十分であり、光源部がメイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPの各々の両側に必ず具備される必要はない。
本発明の第8実施形態において、メイン導光板とサブ導光板は多様な形態に積層されてもよい。図13A、図13B、及び図13Cは本発明の第8実施形態による表示装置の一部を示したものであって、図13Aは本発明の第8実施形態による表示装置において、光源部と導光部を示した斜視図である。図13Bは図13AのV−V’線に沿う断面図である。ここで、図13Cは図13Aの光源部と導光部を示した平面図であって、互いに異なる層に配置されるメイン導光板MLGP、サブ導光板SLGP、及び光源部を便宜上同一平面に並べて示した図である。メイン導光板MLGPの一部とサブ導光板SLGPは重畳して平面上で同一の行と列を表示するので、重畳された一部の同一行と同一列は同一の符号で表示した。本実施形態において、発光領域LOAはMxNのマトリックスをなし、この時、M=4、N=6である。
図13A、図13B、及び図13Cを参照すれば、本発明の第8実施形態によるバックライトユニットは表示パネルPNLへ光を提供するための光源部と、光を表示パネルPNLの方向へ導く導光部を含む。
導光部は平面上から見たとき、複数の発光領域LOAを構成し、メイン導光板MLGPとメイン導光板MLGPよりサイズが小さい第1サブ導光板SLGP1と、第1サブ導光板SLGP1よりサイズが小さい第2サブ導光板SLGP2を有する。各サブ導光板SLGPは、少なくとも一行の発光領域LOAと共通して重畳し、各サブ導光板SLGPと発光領域LOAの重畳面積は互いに異なる。即ち、メイン導光板MLGPと第1サブ導光板SLGP1は一部の領域で重畳され、第2サブ導光板SLGP2はメイン導光板MLGPと第1サブ導光板SLGP1が重畳する領域の一部でメイン導光板MLGP、第1サブ導光板SLGP1と重畳される。これによって、メイン導光板MLGP及び第1サブ導光板SLGP1及び第2サブ導光板SLGP2は表示パネルPNL側から見たとき、1つの導光板のみが存在するように互いに重畳している。
発光領域LOAはマトリックス形態に配列され、表示パネルPNLの対応する表示領域に各々光を提供する。メイン導光板MLGPは表示パネルPNLの表示領域に対応する領域に位置する複数の発光領域LOAを有するので、発光領域LOAは複数の第1出光領域A1と複数の第1透過領域B1を含む。第1出光領域A1は第1列C1及び第6列C6の発光領域LOAに対応する。第1透過領域B1は第2列C2乃至第5列C5の発光領域LOAに対応する。
メイン導光板MLGPの両側には第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2が配置される。具体的に、メイン導光板MLGPの行方向の両側にはメイン導光板MLGPを介して互いに対向する第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2が提供される。
第1サブ導光板SLGP1はメイン導光板MLGPの下部に配置される。第1サブ導光板SLGP1は第1透過領域B1に対応して重畳して配置される。第1サブ導光板SLGP1は複数の第2出光領域A2と複数の第2透過領域B2(又はサブ透過領域)を含む。第2出光領域A2は第2列C2及び第5列C5の発光領域LOAに対応する。第2透過領域B2は第3列C3及び第4列C4の発光領域LOAに対応する。これによって、第1出光領域A1に対応する第2列C2及び第5列C5の第2出光領域A2は第2透過領域B2によって互いに離隔される。
第2サブ導光板SLGP2は第1サブ導光板SLGP1の下部に配置される。第2サブ導光板SLGP2は第2透過領域B2に対応して重畳して配置される。第2サブ導光板SLGP2は複数の第3出光領域A3を含む。第3出光領域A3は第3列C3及び第4列C4の発光領域に対応し、透過領域を有さない。
第1出光領域A1乃至第3出光領域A3は光源ブロックの配列にしたがって対応する列に配置される。本発明の第8実施形態において、光源部はメイン導光板MLGPの両側にメイン導光板MLGPを介して提供された第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2、第1サブ導光板SLGP1の両側に第1サブ導光板SLGP1を介して提供された第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4、及び第2サブ導光板SLGP2の両側に第2サブ導光板SLGP2を介して提供された第5光源ブロックLS5と第6光源ブロックLS6を含む。
光源ブロックは発光領域LOAの列に一対一に対応されるので、第1光源ブロックLS1は第1列C1、第2光源ブロックLS2は第6列C6、第3光源ブロックLS3は第2列C2、第4光源ブロックLS4は第5列C5、第5光源ブロックLS5は第3列C3、及び第6光源ブロックLS6は第4列C4の光源ブロックに対応する。
上述した構造を有するバックライトユニットにおいて、光源部と導光部においての光の進行経路は次の通りである。
第1光源ブロックLS1と第2光源ブロックLS2から出射された第1光P1と第2光P2はメイン導光板MLGPの入光面LISを通じてメイン導光板MLGP内へ入射される。第1光P1と第2光P2はメイン導光板MLGP内の第1出光領域A1の中でそれぞれ最も光源ブロックに近い第1出光領域A1で光進行経路が表示パネルPNLの方向へ変更される。これによって、第1光P1及び第2光P2はメイン導光板MLGPの出光面LOSを通じて表示パネルPNLの方向へ進行する。
第3光源ブロックLS3と第4光源ブロックLS4から出射された第3光P3と第4光P4は第1サブ導光板SLGP1の入光面LISを通じて第1サブ導光板SLGP1内へ入射される。第3光P3と第4光P4は第1サブ導光板SLGP1内の第2出光領域A2の中でそれぞれ最も光源ブロックに近い第2出光領域A2で光進行経路が表示パネルPNLの方向へ変更される。これによって、第3光P3及び第4光P4は第1サブ導光板SLGP1の出光面LOSを通じて出射してメイン導光板MLGPの第1透過領域B1を経て表示パネルPNLの方向へ進行する。
第5光源ブロックLS5と第6光源ブロックLS6から出射された第5光P5と第6光P6は第2サブ導光板SLGP2の入光面LISを通じて第2サブ導光板SLGP2内へ入射される。第5光P5と第6光P6は第2サブ導光板SLGP2内の第3出光領域A3の中でそれぞれ最も光源ブロックに近い第3出光領域A3で光進行経路が表示パネルPNLの方向へ変更される。これによって、第5光P5及び第6光P6は第2サブ導光板SLGP2の出光面LOSを通じて出射して第1サブ導光板SLGP1の第2透過領域B2とメイン導光板MLGPの第1透過領域B1を経て表示パネルPNLの方向へ進行する。
ここで、第1光源ブロックLS1乃至第6光源ブロックLS6の光源は、発光領域LOAの中で各光源が属する行の発光領域LOAに一対一に対応する。したがって、光源の個数がM個である時、発光領域LOAの行の個数もM個であり、本実施形態ではMは4である。図13Cの平面図において、各光源から出射された光は矢印で表示され、光は矢印の終点に該当する発光領域LOAから表示パネルPNLの方向へ出射される。
上述のように、光源部が複数の光源ブロックに配置されるとき、各光源ブロックは1つ列の発光領域LOAに対応し、各光源は発光領域LOAの中でいずれか1つと一対一に対応する。各光源はオン/オフが個別に駆動されるので、各光源の駆動の可否によって、発光領域LOAから出射される光量の制御が可能である。即ち、2次元ローカル調光が可能である。
ここで、光源ブロックがメイン導光板MLGP及びサブ導光板SLGPの両側に配置されることによって、発光領域LOAの中で各光源ブロックに配置された光源個数に対応する行の駆動が可能である。また、光源ブロックがサブ導光板SLGPの両側に各々提供されることによって、発光領域LOAの中でサブ導光板SLGP個数の2倍の列の駆動が可能である。即ち、サブ導光板SLGPの個数がn個である場合、総列の数Nは2+2n個になる。
ここで、光源部において、各光源が発光領域LOAの中でいずれか1つと一対一に対応すれば十分であり、光源部がメイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPの各々の両側に必ず具備される必要はない。
また、本発明の実施形態では各光源ブロック内に含まれた光源の数がメイン導光板MLGPやサブ導光板SLGPに関わらず、一表示装置内では同一の例を開示したが、これに限定されない。例えば、メイン導光板MLGPの一側の光源ブロックはp個の光源を含み、メイン導光板MLGPの他側の光源ブロックはp個よりさらに多い個数のq個の光源を包含することができる。これによって、発光領域LOAの個数を調節することができ、これに加えて模様や面積も調節することができることは当業者に自明である。
以下、前述の出光パターンLOPに対して図14A、図14B、及び図14Cを参照して詳細に説明する。図14A、図14B、及び図14Cは各々本発明の実施形態において、導光部に形成された出光パターンLOPを導光板と共に拡大して示した斜視図、側面図、及び平面図である。ここで、導光板は上述の実施形態において、メイン導光板MLGP及びサブ導光板SLGPを意味する。説明を簡単にするために、本図面での出光パターンLOPは第1実施形態のメイン導光板MLGPにおける出光領域の1つを一部拡大して図示した。しかし、これに限定されず、上述の他の多様な実施形態にも適用され得ることは明確である。
図14A乃至図14Cを参照すれば、出光パターンLOPは導光板の対向面LCSに形成されて出光面LOSと対向し、光を反射させるパターンである。このような出光パターンLOPは出光面LOS方向に凹んでいるように形成されたパターンであることが望ましいが、これと反対に出光面LOSと反対方向に膨らんでいるように形成されたパターンであってもよい。但し、前述のように出光パターンLOPは出光面LOSにも形成されることもあり、このような場合、出光パターンLOPは対向面LCS方向に凹んでいるようなパターンであるか、或いは対向面LCSの反対方向に膨らんでいるように形成されたパターンであってもよい。
導光板はその表面が鏡面である場合、光の全反射現像が発生し、このように導光板の所定領域、例えば出光領域の対向面LCSに出光パターンLOPを形成すれば、出光パターンLOPの反射面で光が反射されて光の経路が出光面LOS方向へ変わる。したがって、前述のように光は出光パターンLOPが形成された領域で集中的に出射される。
このような出光パターンLOPは印刷やレーザー加工等によって容易に形成することができる。
本図面では、出光パターンLOPが半球形であり、マトリックス形状に配列された場合を図示したが、本発明はこれに限定されず、出光パターンLOPの形状、個数、大きさ、配列方法、密度等は多様に変更できる。例えば、本実施形態では出光パターンLOPは半球形に限定されず、ピラミッド形状、多角柱形状、プリズム形状等多様な立体図形の形状を有してもよく、それによって出光パターンLOPの断面形状や平面形状は四角形、三角形等多様な形状を有することができる。出光パターンLOPはマトリックス形状に配列される代わりに互いに交差するようにジグザグに配列されるか、或いは又はランダム(random)に配列されてもよい。ここで、本発明の実施形態では出光パターンLOPが対向面LCSに対して凹んでいるように形成されたことを開示したが、これに限定されず、対向面LCSから外側方向に膨らんでいるように形成されてもよく、或いは対向面LCSを基準にして凹んだ部分と膨らんでいる部分が混在するように構成されてもよい。これに加えて、出光パターンLOPは上述のように導光板自体にパターンが形成された例のみならず、導光板の対向面LCSに印刷されるか、或いは装着されてもよい。
ここで、輝度の均一性を高くするために1つの出光領域内で出光パターンLOPの幅、高さ、密度を次のように調節することができる。一般的に入光面LISから遠くなるほど輝度が低下するので、入光面LISから遠いところの輝度を高くするためには、入光面LISから遠くなるほど、1つの出光領域内に形成される出光パターンLOPの幅W1、高さH1、及び密度(単位面積当たり形成される出光パターンLOPの個数)の少なくとも1つが増加することが望ましい。
図15A乃至図15Fは出光パターンLOPの変形形態を示した図であって、図15A及び図15Bは出光パターンLOPの変形形態を示した断面図であり、図15C乃至図15Fは出光パターンLOPの変形形態を示した平面図である。
図15Aを参照すれば、出光パターンLOPは入光面LISから遠くなるほど、高さH1が増加することができる。
又は、図15Bを参照すれば、出光パターンLOPは一発光領域において、中心部での高さH2が最も大きくて中心部から縁に行くほど、高さが小さくなってもよい。ここで、出光パターンLOPは出光面LOSへ提供される突起形状であってもよい。
又は図15Cを参照すれば、出光パターンLOPは入光面LISから遠くなるほど、入光面LIS方向の幅W1が増加することができる。
又は、図15Dを参照すれば、出光パターンLOPは入光面LISから遠くなるほど、密度が増加することができる。
又は図15Eを参照すれば、出光パターンLOPは一発光領域において、中心部での密度が最も高く、縁に行くほど、密度が減少することができる。又は図15Fを参照すれば、出光パターンLOPは一発光領域において、中心部での幅が最も広くて縁に行くほど、幅が減少することができる。上述の実施形態において、入光面LISから遠くなっても出光パターンLOPによって、各位置での反射確率が増加して光効率が増加するので、導光板で全体的に輝度を均一に維持することができる。
図16は本発明の実施形態によるバックライトユニットにおいて、各発光領域の断面の輝度シミュレーショングラフであって、本発明の第5実施形態によるバックライトユニットを利用する場合を示した。各グラフにおいて、第1光源ブロック乃至第6光源ブロックから出射された光のグラフはL1乃至L6で各々図示され、第1光源ブロック乃至第6光源ブロックが全部オン状態である時の輝度グラフはLTで図示された。ここで、第1光源ブロック乃至第6光源ブロックから出射された光が出光される領域はR1乃至R6と各々図示され、出光領域は発光領域の中で第1列乃至第6列に各々対応する。
図16を参照すれば、第1乃至第6光源ブロックから出射された光は実質的に各々対応する出光領域で出光される。即ち、第1光源ブロックから出射された光はR1から出光し、第2光源ブロックから出射された光はR2から出光する。このように、第1乃至第6光源ブロックは主にそれぞれ対応した出光領域に光を供給するので、第1乃至第6光源ブロックのオン/オフを調節することによって、出光領域から出射される光の輝度を調節することができる。
ここで、いずれか一光源ブロックから出射された光のグラフは実質的に山の模様、例えば、正規分布曲線形態を有する。出射光のグラフは出光パターンの高さ、形状、幅、密度等によって調節することができ、これによって、一光源ブロックから出射された光は光源ブロックに対応する出光領域内で大部分が出光される。一方、該当領域ではない隣接する発光領域に進行する光があり得るが、隣接する発光領域に進行する光に対して隣接する領域の光量を調節することによって、各発光領域の最終的な光量を一定に調節することができる。例えば、A発光領域とB発光領域があるとき、A発光領域へ出射されなければならない光がB発光領域へ進行した場合、もともとB発光領域から出射される光量からA発光領域から来た光量相当を引くことによって、B発光領域の全体光量が特定値を有するように維持することができる。
一方、前述の本発明の実施形態は光源ブロックから導光板へ入射された光が入光面LISと垂直になる方向へ直進することと仮定され、それによって説明された。しかし、光源ブロックから導光部へ入射された光は入光面LISと実質的に垂直になる方向へ直進しながら、両側面にある程度拡散される。前述のように光源ブロックは発光領域の行を区分する役割を果たすので、このように光源ブロックから入射された光の側面拡散が発生する場合、発光領域の行が明確に区分されにくい。したがって、以下で説明するように本発明の第1実施形態及びその変形形態や第2実施形態及びその変形形態の導光部へ光源ブロックから入射された光が直進するための所定パターン(以下、光ガイドパターンGPと称する)を追加に形成することがさらに望ましい。
図17Aは本発明の一実施形態による表示装置において、バックライトユニットに形成される光ガイドパターンGPの一例を説明するための斜視図であり、図17Bは図17AのVI−VI’線に沿う断面図であり、図17Cは図17AのVII−VII’線に沿う断面図である。ここで、説明を簡単にするために、本図面での光ガイドパターンGPが第1実施形態のメイン導光板MLGPに形成された例を図示したが、これに限定されず、本図面に図示された光ガイドパターンGPが本発明の他の実施形態にも適用できることは当業者に明確である。
図17A乃至図17Cを参照すれば、光ガイドパターンGPは導光部へ入射された光が側面に拡散されることを防止するために光を反射させるパターンである。本実施形態では光ガイドパターンGPが出光面LOSから対向面LCS方向に形成された場合を図示しているが、これと反対に対向面LCSから出光面LOS方向に形成されてもよく、この場合は出光面LOSから対向面LCS方向に形成された場合と同一な形状を有し、対向面LCSと出光面LOSの位置のみが変わった形状となる。
光ガイドパターンGPは入光面LISと垂直になる方向、即ち、第3方向に相対的に長くて、入光面LISと平行な方向、即ち、第1方向には相対的に狭い幅を有するように形成される。光ガイドパターンGPの第3方向幅は図面符号W3と表示し、第1方向幅は図面符号W2と表示した。また、光ガイドパターンGPは第2方向に導光部の厚さT1より小さい値の深さD1を有するように形成される。このように光ガイドパターンGPの第3方向幅W3が第1方向幅W2より大きくするのは光が第3方向へ直進するようにするためである。また、光ガイドパターンGPの深さD1を導光部の厚さT1より小さい値に限定することは光ガイドパターンGPによって輝線が増加することを防止するためである。
このような光ガイドパターンGPは導光部の全領域に複数個が形成され、光ガイドパターンGP同士が接続されないように形成され、特に互いに平行になるように形成される。本実施形態では、光ガイドパターンGPがマトリックス形態に配列された場合、即ち、第3方向で一列に配列され、第1方向に一定の間隔で平行に配列された場合を図示しているが、本発明はこれに限定されず、光ガイドパターンGPの配列は変更できる。例えば、光ガイドパターンGPは互いに接続されず、互いに平行になるように形成される条件を満足させれば、ランダムに配列されることもできる。このように光ガイドパターンGPをランダムに配列すれば、光ガイドパターンGPによって輝線が増加することを防止することができる。
本実施形態ではVI−VI’線に沿う断面図とVII−VII’線に沿う断面図で光ガイドパターンGPの形状が四角形である場合を図示したが、本発明はこれに限定されず、光ガイドパターンGPの断面形状は変形できる。即ち、光ガイドパターンGPの断面現象は流線型、斜方形、楕円等であってもよく、光ガイドパターンGPの第3方向幅W3が第1方向幅W2より大きければ、その形状に特別に制限はない。このような光ガイドパターンGPは印刷やレーザー加工等によって容易に形成できる。上記のように導光部に光ガイドパターンGPを形成すれば、光ガイドパターンGPを形成しない場合に比べて光源ブロックから出射された光の直進性が保障される。
また、図示しないが、前述の出光パターンLOPと光ガイドパターンGPは互いに同一の面又は互いに同一でない面に各々形成でき、平面上から見たとき、互いに重畳されないように形成されてもよい。
図18Aは本発明の一実施形態によるバックライトユニットに形成されるレンチキュラー型(lenticular type)光ガイドパターンLC1乃至LC8の一例を説明するための斜視図である。本図面は第1実施形態のバックライトユニットに含まれたメイン導光板MLGP及びサブ導光板SLGP上に形成されたレンチキュラー型光ガイドパターンLC1乃至LC8を適用した例を示したが、本発明はこれに限定されず、本図面に図示されたレンチキュラー型光ガイドパターンLC1乃至LC8が本発明の他の実施形態にも適用できることは当業者に明確である。
図18Aを参照すれば、メイン導光板MLGPとサブ導光板SLGPの出光面LOSの上には各光源ブロックに各々対応するM個のレンチキュラー型光ガイドパターンLC1乃至LC8が形成される。例えば、本実施形態では、レンチキュラー型光ガイドパターンLC1乃至LC8は入光面LISに隣接する光源ブロックに含まれる複数の光源の個数に各々対応する。
レンチキュラー型光ガイドパターン(LC1乃至LC8)は各々第1方向では両端が凹んでおり、中央部が膨らんでいるレンズ形状を有し、行方向に延長される。このようなレンチキュラー型光ガイドパターンLC1乃至LC8はメイン導光板MLGP又はサブ導光板SLGPの物質と同一な物質で構成されることが望ましい。また、レンチキュラー型光ガイドパターンLC1乃至LC8は各々メイン導光板MLGP又はサブ導光板SLGPと分離されず一体に形成されてもよい。
このようなレンチキュラー型光ガイドパターンLC1乃至LC8を形成すれば、メイン導光板MLGP又はサブ導光板SLGPへ入射された光が主にレンチキュラー型の光ガイドパターンLC1乃至LC8の膨らんでいる部分から出射され、両端の凹んだ部分では出射されないか、或いは出射される量が少ない。結果的に、レンチキュラー型の光ガイドパターンLC1乃至LC8を形成すれば、前述の形態の光ガイドパターンGPを形成した場合と類似に光源ブロックに対応する行の発光領域がさらに明確にオン/オフされるので、各発光領域によって効果的に輝度差が現れ、効率的なローカル調光が可能である。
図18Bは本発明の一実施形態によるバックライトユニットに形成されるレンチキュラー型(lenticular type)の光ガイドパターンLC1乃至LC8の他の一例を説明するための斜視図である。図18Bを参照すれば、メイン導光板MLGPにはレンチキュラー型光ガイドパターンLC1、LC2、LC3、LC4が出光面LOS上に提供されるが、サブ導光板SLGPにはレンチキュラー型光ガイドパターンLC5’、LC6’、LC7’、LC8’が対向面LCS上に提供される。
また、図示しないが、図18A及び図18Bに図示されたレンチキュラー型光ガイドパターン以外にもプリズム形パターン(prism−type pattern)等のマイクロパターン等が光ガイドパターンとして使用できる。
上述の実施形態によれば本発明による表示装置では発光領域が2次元的に配列されると共に発光領域が独立に駆動されることによって、表示装置の2次元ローカル調光の具現が容易である。その結果、光源のターンオン/オフによる黒色と白色との分離が容易になり、光源の消費電力と発熱が減少する効果がある。また、表示領域に対応して光源が提供されるが、導光板の側部に光源が位置するエッジ型がバックライトユニットとして導入されることによって、結果的に表示装置自体の厚さが低減される。これによって、スリムな表示装置が提供される。
以上、本発明の望ましい実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の熟練された当業者又は該当技術分野に通常の知識を有する者であれば、後述の特許請求の範囲に記載された本発明の技術領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変形できることは理解できる。
例えば、本発明の実施形態ではメイン導光板が1個であることを図示したが、メイン導光板が複数個提供されてもよい。また、本発明の実施形態は各々が別個に説明されたが、両立できず、組合が不可能な場合ではなければ、複数の実施形態の間での組合も可能である。
したがって、本発明の技術的範囲は明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されず、特許請求の範囲によって定められなければならない。