JP2014074883A - ネジ固定機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネジの緩みの発生を回避してビューファインダの脱落を防止することが可能なネジ固定機構を提供する。
【解決手段】ビューファインダ固定装置101は、ホルダ6と、リング4と、ワッシャ5と、ダボ5cと、複数の内周凹凸部4cと、を備えている。ホルダ6は、雄ネジ部6aを有する。リング4は、雄ネジ部6aに螺合する雌ネジ部4dを有する。ワッシャ5は、ホルダ6とリング4との間に設けられている。ダボ5cは、ワッシャ5に設けられている。複数の内周凹凸部4cは、リング4に周方向に沿って設けられており、リング4を回転させると雄ネジ部6aおよび雌ネジ部4dによってホルダ6およびリング4が近接することに伴って、ワッシャ5およびリング4が近接していき、ワッシャ5およびリング4が所定の距離まで近接した際にダボ5cと接触する。
【選択図】図7

Description

本発明は、肩乗せカメラのビューファインダを固定するためのネジ固定機構に関し、特に、回転機構を用いてビューファインダを固定する機構に関するものである。
従来、肩乗せカメラのビューファインダとしては、ネジ部が設けられたツマミを回転させてビューファインダを圧接することで固定されるものが知られている。
特許文献1には、ネジ部の回転機構を用いてビューファインダを圧接することにより固定する構造について開示されている。
このように、従来の固定機構は、ネジ部の回転機構によってビューファインダの位置を固定することができる。
実開平1−15471号公報
しかしながら、上記従来のネジ固定機構では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、従来のビューファインダを固定するためのネジ固定機構は、単に、ネジ部の締め付けによってビューファインダを圧接する構造となっている。しかし、このような構造では、ビューファインダに振動や衝撃等が加えられた際に、ネジの緩みが生じて、不意にビューファインダが固定箇所から脱落してしまうおそれがある。
本発明の課題は、ネジの緩みの発生を回避して、ビューファインダの脱落を防止することが可能なネジ固定機構を提供することにある。
本開示に係るネジ固定機構は、第1の部材と、回転つまみと、第2の部材と、突起部と、複数の凹凸部と、を備えている。第1の部材は、雄ネジ部を有する。回転つまみは、雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を有する。第2の部材は、第1の部材と回転つまみとの間に設けられている。突起部は、回転つまみおよび第2の部材のいずれか一方に設けられている。複数の凹凸部は、第2の部材および回転つまみのいずれか一方に周方向に沿って設けられており、回転つまみを回転させると雄ネジ部および雌ネジ部によって第1の部材および回転つまみが近接することに伴って、第2の部材および回転つまみが近接していき、第2の部材および回転つまみが所定の距離まで近接した際に突起部と接触する。
本発明に係るネジ固定機構によれば、ネジの緩みを防止することでビューファインダの脱落を防止することができる。
本実施形態に係る肩乗せカメラの構成を示した斜視図。 図1の肩乗せカメラに装着されたビューファインダ固定装置およびビューファインダ部の構成を示す斜視図。 図2のビューファインダ固定装置およびビューファインダ部の断面図。 図2のビューファインダ固定装置の展開図。 図2のビューファインダ固定装置に含まれるリングの構成を示す斜視図。 図2のビューファインダ固定装置に含まれるワッシャの構成を示す斜視図。 図2のビューファインダ固定装置に含まれるリングおよびワッシャの接合部分の構成を示す断面図。
以下、本開示の一実施形態に係るビューファインダ固定装置(ネジ固定機構)101について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の説明において使用するX,Y,Z方向とは、例えば、図1に示すように、ビューファインダ102が装着された肩乗せカメラ100の使用状態において、被写体に向かう方向がZ方向、略鉛直方向がY方向、これらZY方向に直交する方向がX方向を意味している。
まず、図1および図2を用いて肩乗せカメラ100およびビューファインダ102について説明する。
図1は、肩乗せカメラ100の構成を示す斜視図である。図2は、ビューファインダ固定装置101およびビューファインダ102の構成を示す斜視図である。
(肩乗せカメラ100)
肩乗せカメラ100は、図1に示すように、ビューファインダ固定装置101と、ビューファインダ102と、レンズ103と、ハンドル104と、を備えている。
ビューファインダ固定装置101は、ネジ機構によって、ビューファインダ102を任意の位置に固定する。なお、ビューファインダ固定装置101の構成については、後段にて詳述する。
ビューファインダ102は、肩乗せカメラ100のレンズ103から取り込まれた画像を映し出す。
レンズ103は、被写体画像を取り込み、図示しない撮像素子へ被写体画像を導く。
ハンドル104は、使用する際のユーザの持ち手として機能する。そして、ハンドル104は、レンズ103側の部分にビューファインダ固定装置101が設けられている。これにより、ビューファインダ102をハンドル104のレンズ103側の所定の位置に固定することができる。
(ビューファインダ固定装置101)
次に、図3および図4を用いて、ビューファインダ固定装置101について説明する。
図3は、肩乗せカメラ100に対してビューファインダ102を装着した状態におけるビューファインダ固定装置101周辺の断面図である。図4は、ビューファインダ固定装置101の展開図である。
ビューファインダ固定装置101は、図3および図4に示すように、フレーム1、ネジ2,3、リング(回転つまみ)4、ワッシャ(第2の部材)5、ホルダ(第1の部材)6を有している。
ビューファインダ102は、図3に示すように、ビューファインダ固定装置101に取り付けられる際に、ホルダ6をガイドとして嵌合するレール102aを有している。このため、ビューファインダ102は、ビューファインダ固定装置101の部分において、レール102aに沿ってホルダ6が移動することで、図3中X方向における任意の位置に移動することができる。
(フレーム1)
フレーム1は、図4に示すように、ビューファインダ固定装置101を構成する複数の部材のうち、最もハンドル104側に配置されており、ビューファインダ固定装置101の土台部分を形成する。
(ネジ2,3)
ネジ2は、図3および図4に示すように、ハンドル104側からフレーム1に挿入され、ホルダ6をフレーム1に対して固定する。
ネジ3は、図3および図4に示すように、ホルダ6側からハンドル104方向に向かってフレーム1に挿入され、ホルダ6が固定されたフレーム1を、ハンドル104に対して固定する。
(リング4)
次に、リング(回転つまみ)4の構成について、図5等を用いて説明する。図5は、リング4の構成を示す斜視図である。
リング4は、図4に示すように、略円環状の部材であって、フレーム1とワッシャ5との間に設けられている。また、リング4は、図5に示すように、傾斜部(テーパ部)4a、溝4b、内周凹凸部4c、雌ネジ部4d、および外周凹凸部4eを有している。
傾斜部4aは、図3に示すように、ビューファインダ102を装着した状態において、リング4におけるビューファインダ102側の先端部分に形成されており、外周面が内周側に向かって傾斜している。
溝4bは、図3に示すように、ビューファインダ102を装着した状態において、ワッシャ5のツメ部5bを嵌合させるために、傾斜部4aと外周凹凸部4eとの間における外周面側に設けられている。
内周凹凸部4cは、図5に示すように、略円環状のリング4の内周面側における傾斜部4aの裏面側、つまり図3に示すビューファインダ102側に設けられている。内周凹凸部4cは、後述する外周凹凸部4eと同様に、図5中Z方向に沿って形成された複数の溝と、これらの溝の両側に隣接する凸部分とによって形成されている。そして、内周凹凸部4cは、後述するワッシャ5のダボ(突起部)5c(図6参照)に接触しながらリング4を回転させることで、ビューファインダ102を装着中のユーザはクリック感を感じることができるとともに、使用時におけるリング4の緩み防止機構としても機能する。
雌ネジ部4dは、リング4の内周面に沿って形成されており、ホルダ6側の雄ネジ部6aに螺合させることで、ビューファインダ102を肩乗せカメラ100に装着することができる。よって、リング4は、雌ネジ部4dをホルダ6側の雄ネジ部6aに螺合させた状態で回転させることで、図中におけるZ方向に移動させて、ビューファインダ102の固定状態と解除状態とを切り替えることができる。
外周凹凸部4eは、図5中Z方向に沿って形成された複数の溝と、これらの溝の両側に隣接する凸部分とによって形成されている。また、外周凹凸部4eは、ビューファインダ102を肩乗せカメラ100に装着するためにリング4を回転させる際に、ユーザの持ち手部分となる。
以上のことから、ユーザは、右手方向をX方向の正方向とし、上手方向をY方向の正方向とした方向からの視界を正面視として、リング4を反時計回りに回転させることで、Z方向の正方向にリング4を移動させることができる。また、反対に、ユーザは、リング4を時計回りに回転させることで、Z方向の負方向にリング4を移動させることができる。
(ワッシャ5)
次に、ワッシャ(第2の部材)5の構成について、図6等を用いて説明する。図6は、ワッシャ5の構成を示す斜視図である。
ワッシャ5は、図3および図4に示すように、リング4とホルダ6との間に設けられており、リング4の外周に形成された溝4bに嵌合するように取り付けられる。また、ワッシャ5は、図6に示すように、略円環状の部材であって、傾斜部(テーパ部)5a、ツメ部5b、ダボ5cを有している。
傾斜部5aは、図6に示すように、略円環状のワッシャ5の内周面における互いに対向する2箇所に設けられている。また、傾斜部5aは、図3に示すように、リング4が装着された状態において、リング4側の傾斜部4aに対向して配置されており、リング4側の傾斜部4aから、Z方向における正方向に向かう力を受ける。
ツメ部5bは、図6に示すように、略円環状のワッシャ5の内周面における互いに対向する2箇所と、これら2箇所に対して90度回転した位置において互いに対向する2箇所の計4箇所に設けられている。また、ツメ部5bは、ワッシャ5の内周面から径方向内側に向かって突出している。このため、ツメ部5bは、図3に示すように、上述したリング4の外周面に形成された溝4b内に嵌合する。これにより、図3に示すように、リング4の傾斜部4a側の端部を覆うように、ワッシャ5を取り付けることができる。
また、ツメ部5bは、リング4の外周面に形成された溝4b内に嵌合した状態で、Z方向において移動可能となっている。つまり、ビューファインダ102を肩乗せカメラ100に対して装着するために、ビューファインダ固定装置101のリング4を回転させていくと、リング4側の雌ネジ部4dとホルダ6側の雄ネジ部6aとが螺合していることで、ワッシャ5に対するリング4の相対位置が変化する。このため、ビューファインダ102を装着する際には、ワッシャ5側のツメ部5bがリング4側の溝4bに嵌合した状態のまま、リング4をワッシャ5に対して前進させることができる。
ダボ5cは、図6に示すように、ワッシャ5における図6中Z方向に垂直な面からZ方向に突出するように立設された壁部であって、径方向内側に向かって弾性力を有している(図6中一点差線参照)。また、ダボ5cは、図3に示すリング4に装着された状態においては、Z方向におけるリング4に対する相対位置が所定の位置よりも近づくと、リング4の内周面に形成された内周凹凸部4cに接触してクリック感を発生させる。
これにより、ビューファインダ固定装置101のリング4の部分を回転させながらビューファインダ102を装着するユーザにクリック感を感じさせることで、締め付け完了までの目安をつけることができる。
また、ビューファインダ102が装着された状態において、リング4側の内周凹凸部4cにダボ5cが接触した状態となっていることで、使用中に肩乗せカメラ100やビューファインダ102に対して振動や衝撃が加えられた場合でも、ダボ5cと内周凹凸部4cとの接触が、リング4の回転抵抗となって、リング4が緩んでしまうことを防止することができる。
(ホルダ6)
ホルダ(第1の部材)6は、図3に示すように、ネジ2によってフレーム1に固定されている。また、ホルダ6は、フレーム1に固定された状態で、ネジ3によってハンドル104に固定される。
また、ホルダ6は、図4に示すように、略円筒状の部材であって、外周部分に形成された雄ネジ部6aを有している。
雄ネジ部6aは、図3に示すように、リング4の内周面に形成された雌ネジ部4dと螺合することで、ビューファインダ102を肩乗せカメラ100側に装着することができる。
<ビューファインダ固定装置101におけるリング4とワッシャ5との係合関係>
次に、図7を用いて、ビューファインダ固定装置101におけるリング4とワッシャ5との係合関係について説明する。
図7は、ビューファインダ固定装置101におけるリング4とワッシャ5とが係合した部分の断面図である。
上述したように、ワッシャ5は、傾斜部5a、ツメ部5b、ダボ5cを有している。
傾斜部5aは、図7に示す係合状態では、リング4側の傾斜部4aと当接した状態となるため、傾斜部4aからZ方向正方向に向かう力を受ける。また、ツメ部5bは、リング4側の溝4b内に嵌合した状態となっている。このため、リング4を回転させた初期段階では、ワッシャ5側の傾斜部5aに対して付与されるリング4側の傾斜部4aからのZ方向正方向に向かう力によって、リング4とワッシャ5との距離は一定に保持される。
次に、リング4と一定の距離を保持した状態でZ方向正方向に移動したワッシャ5は、やがてビューファインダ102のレール102aに接触した位置においてZ方向正方向における移動を停止する。一方、リング4は、さらにZ方向正方向に移動させることができるため、リング4とワッシャ5との相対的な位置関係は、リング4の回転とともに縮まっていく。この結果、ワッシャ5に対してリング4が所定の位置まで接近すると、リング4側の内周凹凸部4cにワッシャ5側のダボ5cが接触し始める。これ以降、リング4の回転とともに、クリック感が生じる。
このクリック感は、径方向内側に向かって弾性力を有するダボ5cの端部が、リング4側の内周凹凸部4cの凸部分を乗り越える度に生じる感覚である。
そして、最終的には、Z方向正方向に移動したリング4は、ワッシャ5をビューファインダ102のレール102aの外側の面に当接させることで、ビューファインダ102をX方向における任意の位置に固定することができる。
本実施形態のビューファインダ固定装置101では、以上のように、リング4を回転させながらビューファインダ102を肩乗せカメラ100側に固定する機構において、ユーザは、クリック感を感じた段階で締め付け完了までの目安をつけることができる。
ここで、通常のネジ機構であればネジ部の緩み防止機構が無いため、緩みを確認する度にネジ部の締付作業を繰り返さなければならなかった。
しかし、本実施形態のビューファインダ固定装置101によれば、上記のような構成を備えていることで、ビューファインダ102の固定が完了した状態では、径方向内側に向かって弾性力を有するダボ5cがリング4側の内周凹凸部4cに接触した状態となっている。このため、リング4を緩めるために逆回転させるためには、締め付ける際と同様に、ダボ5cが内周凹凸部4cの凹凸を乗り越える必要がある。
よって、ビューファインダ102を装着した状態において、肩乗せカメラ100やビューファインダ102に対して衝撃や振動が付与された場合でも、リング4におけるネジの緩みを防止することができる。この結果、ユーザが意図せずにリング4が逆回転してネジが緩んでしまい、ビューファインダ102が肩乗せカメラ100から脱落してしまうことを防止することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、図5に示すように、ネジの緩み止めとして機能するクリック感を生じさせる内周凹凸部4cが、リング4の回転軸方向(Z方向)に沿って形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、内周凹凸部4cは、リング4の回転軸方向に対して所定の傾きを有する状態で形成された溝であってもよい。
(B)
上記実施形態では、ワッシャ5側のダボ5cとリング4側の内周凹凸部4cとが互いに接触することで、ネジ部分の緩み止め機能を生じさせる例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ネジ部分の緩み止め機能は、ワッシャ5側に形成された凹凸部と、リング4側に形成されたダボとを組み合わせた構成に持たせてもよい。
(C)
上記実施形態では、リング4側の傾斜部4aとワッシャ5側の傾斜部5aとZ方向正方向における力を生じさせる例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記Z方向正方向における力を、リング4とワッシャ5との間に一部品追加することで生じさせてもよい。
(D)
上記実施形態では、リング4とワッシャ5とを係合させた状態において、互いに当接する部分の双方に、それぞれテーパ部としての傾斜部4a,5aを設けた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、テーパ部がリングあるいはワッシャの一方にだけ設けられていてもよい。
この場合でも、当接部分の一方に設けられたテーパ部が対向する部分に当接することにより、互いを引き離す方向に力を生じさせることができる。
(E)
上記実施形態では、本開示に係るネジ固定機構を、ビューファインダ固定装置101に対して適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、他の構造物を固定するネジ固定機構に対して、本開示に係る構成を適用してもよい。
本発明のネジ固定機構は、ネジの緩みを防止することでビューファインダの脱落を防止することができるという効果を奏するものであることから、上述した肩乗せカメラのビューファインダを固定する機構以外にも広く適用可能である。
1 フレーム
2 ネジ
3 ネジ
4 リング(回転つまみ)
4a 傾斜部(テーパ部)
4b 溝
4c 内周凹凸部
4d 雌ネジ部
4e 外周凹凸部
5 ワッシャ(第2の部材)
5a 傾斜部(テーパ部)
5b ツメ部
5c ダボ(突起部)
6 ホルダ(第1の部材)
6a 雄ネジ部
100 肩乗せカメラ
101 ビューファインダ固定装置(ネジ固定機構)
102 ビューファインダ
102a レール
103 レンズ
104 ハンドル

Claims (5)

  1. 雄ネジ部を有する第1の部材と、
    前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を有する回転つまみと、
    前記第1の部材と前記回転つまみとの間に設けられた第2の部材と、
    前記回転つまみおよび前記第2の部材のいずれか一方に設けられた突起部と、
    前記第2の部材および前記回転つまみのいずれか一方に周方向に沿って設けられており、前記回転つまみを回転させると前記雄ネジ部および前記雌ネジ部によって前記第1の部材および前記回転つまみが近接することに伴って、前記第2の部材および前記回転つまみが近接していき、前記第2の部材および前記回転つまみが所定の距離まで近接した際に前記突起部と接触する複数の凹凸部と、
    を備えたネジ固定機構。
  2. 前記複数の凹凸部は、それぞれの凹凸が前記回転つまみの回転軸方向に沿って形成されている、
    請求項1に記載のネジ固定機構。
  3. 前記第2の部材は、前記突起部を有し、
    前記回転つまみは、前記複数の凹凸部を有し、
    前記突起部は、前記回転軸を中心とする径方向内側に向かう弾性力を有する、
    請求項2に記載のネジ固定機構。
  4. 前記第2の部材および前記回転つまみの少なくとも一方に設けられたテーパ部を、さらに備えており、
    前記第2の部材および前記回転つまみが所定の範囲内まで近接していくと、前記テーパ部との当接により、前記第2の部材と前記回転つまみとを互いに引き離す方向へ力を生じさせる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のネジ固定機構。
  5. 前記突起部と前記複数の凹凸とが嵌合した際には、前記突起部が前記複数の凹凸のそれぞれに連続して乗り上げることでクリック感を生じさせる、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のネジ固定機構。

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