JP2014072772A - 通信システム - Google Patents

通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014072772A
JP2014072772A JP2012218152A JP2012218152A JP2014072772A JP 2014072772 A JP2014072772 A JP 2014072772A JP 2012218152 A JP2012218152 A JP 2012218152A JP 2012218152 A JP2012218152 A JP 2012218152A JP 2014072772 A JP2014072772 A JP 2014072772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
information processing
category
processing terminal
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012218152A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6079104B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Okanoue
和広 岡ノ上
Hiroshi Terasaki
浩 寺崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2012218152A priority Critical patent/JP6079104B2/ja
Priority to PCT/JP2013/005621 priority patent/WO2014050070A1/ja
Publication of JP2014072772A publication Critical patent/JP2014072772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6079104B2 publication Critical patent/JP6079104B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/42136Administration or customisation of services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/147Communication arrangements, e.g. identifying the communication as a video-communication, intermediate storage of the signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】効果的な会議の進行を支援すること。
【解決手段】本発明における通信システムは、複数の情報処理端末と、複数の情報処理端末間の通信を制御するサーバ装置と、を備える通信システムであって、情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の情報処理端末間にて通信を行う場合に情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、複数の情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定されたカテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、カテゴリ情報特定手段にて特定したカテゴリ情報の組合せに対応付けられた通信機能情報にて特定される通信機能を、情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システムにかかり、特に、情報処理端末間の通信を制御する通信システムに関する。
携帯電話機等の情報処理端末では、様々な機能やサービスが提供されている。例えば、着信側の情報処理端末が、予め特定の通信相手の情報処理端末の電話番号と所定の着信音とを関連付けて記憶し、特定の通信相手の情報処理端末から着信があった場合に、その特定の通信相手の情報処理端末の電話番号に関連付けられた着信音を出力する技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−84026号公報
ところで、携帯電話機等の情報処理端末が高度化するに伴い、情報処理端末が有する通信機能が増加し操作が複雑になっている。例えば、情報処理端末の通信機能としてTV(Television)電話機能を実行し、相手の顔を見ながら通話する技術が知られている。このような、情報処理端末が有する通信機能を利用する場合には、通常の着信時の操作とは異なる操作が必要になることがある。
従って、子供や高齢者等の情報処理端末の操作に慣れていない利用者は、他の情報処理端末と通信する場合に、情報処理端末が有する所定の通信機能を利用することができないことがあった。その結果、情報処理端末を保持する利用者は、通信相手が想定する所定の通信機能を利用することができないという問題があった。
このため、本発明の目的は、通信相手が想定する所定の通信機能を利用することができないという問題を解決することができる通信システムを提供させることにある。
上記目的を達成すべく、本発明の一形態である通信システムは、
複数の情報処理端末と、複数の前記情報処理端末間の通信を制御するサーバ装置と、を備える通信システムであって、
前記情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、
前記カテゴリ情報特定手段にて特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、
を備える、という構成を取る。
また、本発明の他の形態である情報処理端末は、
情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、
特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、
を備える、という構成を取る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理端末に、
前記情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、
特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、
複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、
特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、
を実現させるためのプログラムである。
また、本発明の他の形態である情報処理方法は、
情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶し、
複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定し、
特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する、
という構成を取る。
また、本発明の他の形態であるサーバ装置は、
情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段と、
を備える情報処理端末間の通信を制御するサーバ装置であって、
前記情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、を対応付けた利用端末管理情報を記憶する利用端末管理情報記憶手段と、
前記情報処理端末にて前記カテゴリ管理情報が更新されている間、当該情報処理端末の通信を制限し、当該情報処理端末から更新完了が通知された場合に、当該情報処理端末の通信制限を解除する通信制御手段と、
所定の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、を取得して前記利用端末管理情報を更新する利用端末更新手段と、
を備え、
前記利用端末更新手段は、前記情報処理端末にて前記カテゴリ管理情報を更新させるために、取得した前記情報処理端末の前記識別情報と前記カテゴリ情報との組合せを前記情報処理端末へ送信する、
という構成を取る。
本発明は、以上のように構成されることにより通信相手が想定する通信機能を確実に実行するという優れた効果を有する。
本発明における通信システムの構成の概略を示すブロック図である。 本発明における情報処理端末の構成の概略を示すブロック図である。 本発明における情報処理端末の演算部の構成を示す機能ブロック図である。 カテゴリ管理テーブルの例を説明するための図である。 コミュニケーション機能対応テーブルの例を説明するための図である。 高齢者初期画面の例を説明するための図である。 発信者選択画面の例を説明するための図である。 TV電話画面の例を説明するための図である。 資料閲覧画面の例を説明するための図である。 家族初期画面の例を説明するための図である。 資料提供画面の例を説明するための図である。 保健師初期画面の例を説明するための図である。 本発明におけるサーバ装置の構成の概略を示すブロック図である。 本発明におけるサーバ装置の演算部の構成を示す機能ブロック図である。 加入者管理テーブルの例を説明するための図である。 カテゴリ管理テーブルの更新の例を示す図である。 カテゴリ管理テーブルの更新の例を示す図である。 情報処理端末間の通信を開始する場合の動作を説明するシーケンス図である。 コミュニケーション機能実行処理を説明するためのフローチャートである。 カテゴリ管理テーブルの例を示す図である。 加入者管理テーブル更新処理を説明するためのフローチャートである。 カテゴリ管理テーブルを更新する場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を、図1乃至図22を参照して説明する。図1乃至図17は、通信システム1の構成を説明するための図である。図18乃至図22は、通信システム1の動作を説明するための図である。
[構成]
図1は、本実施形態における通信システム1の概要を示す図である。通信システム1は、情報処理端末11A−1乃至11A−X(Xは自然数)と、情報処理端末11B−1乃至11B−Y(Yは自然数)と、情報処理端末11C−1乃至11C−Z(Zは自然数)と、サーバ装置12と、通信網13と、を備えている。なお、情報処理端末11A−1乃至11A−Xを個々に区別する必要がない場合、以下単に、情報処理端末11Aと記述する。また同様に、情報処理端末11B−1乃至11B−Yを個々に区別する必要がない場合、以下単に、情報処理端末11Bと記述する。さらに、情報処理端末11C−1乃至11C−Zを個々に区別する必要がない場合、以下単に、情報処理端末11Cと記述する。さらにまた、情報処理端末Aと情報処理端末Bと情報処理端末Cとを個々に区別する必要がない場合、以下単に、情報処理端末11と記述する。
情報処理端末11Aは、高齢者が操作する情報処理端末である。情報処理端末11Bは、高齢者の家族が操作する情報処理端末である。情報処理端末11Cは、高齢者の健康管理等を行う保健師が操作する情報処理端末である。なお、情報処理端末11Cの操作者は、保健師に限られず、医師、看護師、介護福祉士等でもよい。サーバ装置12は、通信網13を介して接続された複数の情報処理端末11間の通信を制御する。これにより、通信システム1では、高齢者の家族と保健師とが、情報処理端末11を介して高齢者を見守ることができる。そして、高齢者の体調が悪い場合や高齢者が情報処理端末11Aを一定期間操作していない場合には、高齢者の家族や保健師が、高齢者に連絡を取ることができる。
次に、図2を参照して、情報処理端末11の構成について説明する。図2は、情報処理端末11の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理端末11は、演算部21と、RAM(Random Access Memory)22と、記憶部23と、入力部24と、出力部25と、通信部26と、を備えている。
演算部21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)により構成される。演算部21は、記憶部23に含まれるROM(Read Only Memory)に格納されたプログラムを読み込み、RAM22を作業領域としてプログラムを実行することにより、情報処理端末11を制御するための各種機能を実行する。図3は、演算部21の機能的構成例を示すブロック図である。プログラムを実行することにより、演算部21は、図3に示す、取得部41と、カテゴリ情報特定部42(カテゴリ情報特定手段)と、機能特定部43(機能制御手段)と、機能制御部44(機能制御手段)と、テーブル更新部45(更新手段)と、の機能ブロックを有する。図3に示す各機能ブロックの詳細については後述する。
記憶部23は、例えば、ハードディスクドライブや不揮発性メモリ等を備えている。そして、記憶部23は、カテゴリ管理テーブル31(カテゴリ管理情報記憶手段)と、コミュニケーション機能対応テーブル32(機能情報記憶手段)と、を記憶する。カテゴリ管理テーブル31は、当該カテゴリ管理テーブル31を記憶する情報処理端末11と通信可能な他の情報処理端末11に予め設定された識別情報とカテゴリ情報との組合せを記憶する。識別情報は、各情報処理端末11に個別に設定されたID(Identification)や電話番号等である。カテゴリ情報は、複数の情報処理端末のそれぞれを分類するために予め設定された情報である。コミュニケーション機能対応テーブル32は、発信元の情報処理端末11のカテゴリ情報と、発信先の情報処理端末11のカテゴリ情報と、の組合せに対応付けたコミュニケーション機能(通信機能)を特定する情報(通信機能情報)を記憶する。コミュニケーション機能は、複数の情報処理端末11間にて通信を行う場合に実行される所定の通信機能を表す情報である。
すなわち、情報処理端末11は、当該情報処理端末11自身(自端末)に予め設定されたカテゴリ情報と、カテゴリ管理テーブル31を参照することにより特定した通信相手の情報処理端末11に設定されたカテゴリ情報と、の組合せに基づいて、当該組合せに対応付けられたコミュニケーション機能を特定する。
まず、図4を参照して、カテゴリ管理テーブル31の詳細について説明する。図4に示すように、カテゴリ管理テーブル31は、発信元の情報処理端末11の識別情報である発信元ID(発信元識別情報)と、当該発信元IDに対応付けられたカテゴリ情報と、の組合せを記憶する。すなわち、図4のカテゴリ管理テーブル31を記憶する情報処理端末11は、発信元ID「1008」,「1021」,「1035」,「1052」により特定される情報処理端末11のそれぞれからの発信を受け付けることができる。一方、カテゴリ管理テーブル31を記憶する情報処理端末11は、カテゴリ管理テーブル31に記憶されていない発信元IDが設定された情報処理端末11とは接続せず、当該情報処理端末11からの発信を受け付けないようにすることができる。より具体的には、後述するサーバ装置12の通信制御部421が、カテゴリ管理テーブル31を記憶する情報処理端末11と、当該カテゴリ管理テーブル31に記憶されていない発信元IDが設定された情報処理端末11と、の間の通信(接続)を行わないように制御する。これにより、勧誘電話やいたずら電話等の迷惑な通信を拒否することができる。
また、カテゴリ管理テーブル31は、発信先の情報処理端末11の識別情報である発信先ID(発信先識別情報)と、当該発信先IDに対応付けられたカテゴリ情報と、の組合せを記憶する。すなわち、図4のカテゴリ管理テーブル31を記憶する情報処理端末11は、発信先ID「1008」,「1021」,「1035」,「1036」により特定される情報処理端末11のそれぞれへ発信を行うことができる。
なお、情報処理端末11は、カテゴリ管理テーブル31に記憶されていない発信元IDが設定された情報処理端末11から発信を受け付けた場合、および、カテゴリ管理テーブル31に記憶されていない発信先IDが設定された情報処理端末11へ発信を行う場合、カテゴリ管理テーブル31に記憶されていない発信元IDおよび発信先IDにデフォルトのカテゴリ情報(例えば「新規」)を設定することができる。そして、情報処理端末11(後述する機能特定部43)は、カテゴリ情報「新規」に基づいてコミュニケーション機能を特定することができる。これにより、情報処理端末11は、カテゴリ管理テーブル31に発信元IDまたは発信先IDが記憶されていない情報処理端末11に対して、予め設定されたコミュニケーション機能を利用して通信を行うこともできる。
次に、図5を参照して、コミュニケーション機能対応テーブル32の詳細について説明する。図5に示すように、コミュニケーション機能対応テーブル32は、発信元の情報処理端末11のカテゴリ情報と、発信先の情報処理端末11のカテゴリ情報と、の組合せ(情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せ)に対応付けたコミュニケーション機能を記憶する。例えば、カテゴリ情報が「高齢者」である情報処理端末11A−1から、カテゴリ情報が「高齢者」である他の情報処理端末11A−2への発信が行われた場合、発信元の情報処理端末11A−1は、コミュニケーション機能対応テーブル32を参照することにより、「発信機能:TV電話」(通信機能情報)を特定し、「発信機能:TV電話」により特定されるTV電話機能を実行する。また、同様に、発信先の情報処理端末11A−2は、コミュニケーション機能対応テーブル32を参照することにより「着信機能:TV電話」を特定し、TV電話機能を実行する。このように、コミュニケーション機能対応テーブル32を参照することで、通信を行う各情報処理端末11は、カテゴリ情報の組合せに応じたコミュニケーション機能を自動的に特定し、実行することができる。なお、カテゴリ情報は図5の例に限られず、例えばコミュニケーション機能対応テーブル32は、上述した「新規」のカテゴリ情報と他のカテゴリ情報との組合せに対応付けたコミュニケーション機能を特定する情報(通信機能情報)を記憶してもよい。
図2に戻り、入力部24は、例えば、出力部25の表示面上に形成されたタッチパネル式入力装置であり、ユーザからの入力を受け付ける。例えば、入力部24は、ユーザが発信を所望する他の情報処理端末11の識別情報(例えば電話番号)の入力(発信操作)を受け付ける。また、入力部24は、他の情報処理端末11から着信があった場合に、ユーザによる着信操作を受け付ける。なお、入力部24は、タッチパネル式入力装置に限られず、キーボードや、マウス、Webカメラ等であってもよい。また、入力部24は、例えば受話器等に配置されたマイクを備え、ユーザの音声を受け付ける。
出力部25は、例えば、ディスプレイ(表示装置)であり、情報処理端末11A,11B,11Cのそれぞれに予め設定された初期画面を表示する。出力部25が表示する各初期画面については後述する。また、出力部25は、情報処理端末11が他の情報処理端末11と通信する場合に、実行するコミュニケーション機能に予め設定された表示コンテンツ等を表示する。なお、出力部25は、ディスプレイに限られず、スピーカ等の音声を出力する装置であってもよい。さらに、出力部25は、受話器等に配置されたスピーカを備え、自端末と通信する他の情報処理端末11を保持するユーザからの音声を出力する。
通信部26は、通信網13を介して、他の情報処理端末11およびサーバ装置12と通信する。通信部26は、通信網13を介してサーバ装置12と通信することにより、ユーザが通信を所望する他の情報処理端末11と通信(接続を確立)する。また、通信部26は、接続が確立された他の情報処理端末11と、画像情報や音声情報を送受信する。
次に、演算部21の各機能ブロックの処理の詳細について説明する。まず、高齢者が操作する情報処理端末11Aにおける処理について説明する。なお、情報処理端末11Aの各ブロックは、演算部21Aと、RAM22Aと、記憶部23Aと、入力部24Aと、出力部25Aと、通信部26Aと、記述する。また同様に、演算部21Aの各機能ブロックは、取得部41Aと、カテゴリ情報特定部42Aと、機能特定部43Aと、機能制御部44Aと、テーブル更新部45Aと、記述する。以下の他の構成についても同様とする。
まず、高齢者が操作する情報処理端末11Aの出力部25Aは、初期画面として図6の高齢者初期画面61を表示する。高齢者初期画面61には、高齢者の体調を入力するための体調情報が表示される。体調情報は、「よい」と「ふつう」と「わるい」との3つの項目71乃至73(例えばアイコン)を有している。なお、体調情報の項目は、上記3つの項目に限られず、出力部25Aは、1つまたは2つの項目を表示してもよいし、4つ以上の項目を表示してもよい。取得部41Aは、入力部24Aを介して入力された体調情報(例えば項目71乃至73のいずれか)を取得する。通信部26Aは、取得した体調情報を、予め設定された情報処理端末11B,11Cに送信する。これにより、例えば離れた場所に住んでいる高齢者の体調を容易に知ることができる。
なお、通信部26Aは、取得部41Aにて取得した体調情報が「悪い」である場合に、予め設定された情報処理端末11B,11Cに体調情報を送信し、体調情報が「よい」または「ふつう」である場合には、体調情報を送信しないようにしてもよい。また、通信部26Aは、予め設定された時間(例えば24時間)内に取得部41Aが体調情報を取得しなかった場合に、予め設定された情報処理端末11B,11Cに、体調情報の入力がない旨を表す情報を送信してもよい。
また、高齢者初期画面61には、発信先または発信元のカテゴリ情報を表す「保健師」と「家族」と「おはなし(高齢者)」との3つの項目81乃至83が表示される。例えば、ユーザ(高齢者)が他の高齢者へ発信を行う場合には、「おはなし(高齢者)」の項目83を選択する。そして、取得部41Aは、入力部24Aを介してユーザが選択した「おはなし(高齢者)」の項目83を取得する。取得部41Aが「おはなし(高齢者)」の項目83を取得すると、出力部25Aは、発信相手を特定するための発信者選択画面を表示する。図7を参照して、発信者選択画面91について説明する。
図7の発信者選択画面91では、出力部25Aが、予め記憶された発信先の高齢者を表す「Aさん」と「Bさん」と「Cさん」と「Dさん」とを発信者一覧画面101に表示する。具体的には、カテゴリ情報特定部42A(または取得部41A)は、図4のカテゴリ管理テーブル31に記憶された発信先IDのうちカテゴリ情報が「高齢者」である発信先ID(例えば「1021」,…)を取得する。そして、出力部25Aは、取得した発信先IDに予め設定された通信相手(高齢者)の名前(例えば「Bさん」)を発信者一覧画面101に表示する。そして、例えば、ユーザが「Bさん」を選択した場合、カテゴリ情報特定部42Aは、入力部24Aを介してユーザ(高齢者)が選択した「Bさん」に対応付けられた識別情報(例えば発信先ID「1021」)を取得する。また、カテゴリ情報特定部42Aは、予め記憶された自端末の識別情報(発信元ID)を取得する。そして、ユーザにより「発信」ボタンが選択されると、通信部26Aは、取得した識別情報にて特定される「Bさん」の情報処理端末11Aへ接続要求を送信する。なお、接続要求は、取得した発信元IDと発信先IDとを含む情報である。
また、カテゴリ情報特定部42Aは、図4のカテゴリ管理テーブル31を参照して、取得した識別情報(例えば発信先ID「1021」)に対応付けられたカテゴリ情報(例えば発信先のカテゴリ情報「高齢者」)を特定する。さらに、カテゴリ情報特定部42Aは、自端末の識別情報に対応付けられたカテゴリ情報(例えば発信元のカテゴリ情報「高齢者」)を特定する。なお、接続要求は、発信元IDと発信先IDとを含む情報であるとしたが、上記にて特定した発信先のカテゴリ情報と発信元のカテゴリ情報とを含んでもよい。接続要求が発信先のカテゴリ情報と発信元のカテゴリ情報とを含むことで、接続要求を受信した他の情報処理端末11(またはサーバ装置12)がカテゴリ情報を特定する処理を省略することができ、迅速にコミュニケーション機能を利用することができる。
機能特定部43Aは、図5のコミュニケーション機能対応テーブル32を参照して、特定したカテゴリ情報の組合せに対応付けられたコミュニケーション機能(を特定するための情報)を特定する。上記の例では、発信元の情報処理端末11(自端末)のカテゴリ情報が「高齢者」であり、発信先の情報処理端末11のカテゴリ情報が「高齢者」であるので、機能特定部43Aは、発信元「高齢者」と発信先「高齢者」との組合せに対応付けられたコミュニケーション機能として「発信機能:TV電話」を特定する。
機能制御部44Aは、機能特定部43Aにて特定したコミュニケーション機能を実行するように制御する。上記の例では、機能制御部44Aは、機能特定部43Aにて特定した「TV電話」の実行を制御する。例えば、機能制御部44Aは、出力部25AにTV電話画面の表示を指示する。TV電話画面の表示の指示を受けた出力部25Aは、図8に示すTV電話画面131を表示する。出力部25Aは、TV電話画面131上に、相手側映像画面141と、ユーザ側映像画面142と、を表示する。相手側映像画面141は、通信相手側の情報処理端末11に備えられたWebカメラ等から取得した相手側の映像を表示する画面である。ユーザ側映像画面142は、自端末に備えられたWebカメラ等から取得したユーザ側の映像を表示する画面である。このように、ユーザが通信相手を選択することで、自動的にコミュニケーション機能を特定し、特定したコミュニケーション機能を実行するので、情報処理端末11の操作に慣れていないユーザでも容易に所定のコミュニケーション機能を利用することができる。
一方、発信先の情報処理端末11(例えば「Bさん」の情報処理端末11A)では、まず、通信部26Aが、発信元の情報処理端末11から送信された接続要求をサーバ装置12を介して受信する。そして、カテゴリ情報特定部42Aは、受信した接続要求に含まれる識別情報(発信元IDと発信先ID)を取得する。続いて、カテゴリ情報特定部42Aは、例えば自端末に記憶されたカテゴリ管理テーブル31を参照して、識別情報に対応付けられたカテゴリ情報を特定する。これにより、発信元の情報処理端末11のカテゴリ情報と、発信先の情報処理端末11(自端末)のカテゴリ情報と、を特定することができる。なお、カテゴリ情報特定部42Aは、予め記憶された自端末のカテゴリ情報を直接参照(取得)して、カテゴリ情報を特定してもよい。
また、カテゴリ情報を特定した後、出力部25Aは、他の情報処理端末11からの着信があった旨をユーザに通知する。具体的には、出力部25Aは、予め設定された音声を出力するとともに、図6の高齢者初期画面61に表示した「保健師」と「家族」と「おはなし(高齢者)」との項目81乃至83のうち、着信した情報処理端末11のカテゴリ情報に対応する項目(例えば「おはなし(高齢者)」の項目83)を点滅(または点灯)させる。
また、機能特定部43Aは、発信元の情報処理端末11の処理と同様に、図5のコミュニケーション機能対応テーブル32を参照して、特定したカテゴリ情報の組合せに対応付けられたコミュニケーション機能を特定する。そして、機能制御部44Aは、機能特定部43Aにて特定したコミュニケーション機能を実行するように制御する。具体的には、ユーザにより点滅した項目が選択されたときに、機能制御部44Aは、機能特定部43Aにて特定したコミュニケーション機能を実行するように制御する。また、ユーザが情報処理端末11に設置された受話器をとることで、機能制御部44Aは、機能特定部43Aにて特定したコミュニケーション機能を実行するように制御することができる。これにより、発信先の情報処理端末11でも、自動的にコミュニケーション機能を特定し、特定したコミュニケーション機能を実行するので、情報処理端末11の操作に慣れていないユーザでも容易に所定のコミュニケーション機能を利用することができる。そして、機能制御部44は、TV電話画面131の切断143が選択された場合に、通信相手の情報処理端末11との通信を終了するように制御する。
次に、情報処理端末11Aが、高齢者の家族が操作する情報処理端末11Bへ発信を行う場合について説明する。図6の高齢者初期画面61にてユーザにより「家族」が選択されると、取得部41Aは、「家族」の項目82を取得する。そして、出力部25Aは、発信先の家族の情報を含む発信者選択画面91(図7)を表示する。そして、ユーザにより発信先の家族が選択されると、カテゴリ情報特定部42Aは、選択された家族に予め対応付けられた識別情報を取得する。続いてユーザにより「発信」ボタンが選択されると、通信部26Aは、取得した識別情報にて特定される家族の情報処理端末11Bへ接続要求を送信する。
また、カテゴリ情報特定部42Aは、図4のカテゴリ管理テーブル31を参照して、取得した識別情報に対応付けられたカテゴリ情報を特定する。これにより、カテゴリ情報特定部42Aは、発信先の情報処理端末11のカテゴリ情報「高齢者」と、発信先の情報処理端末11のカテゴリ情報「家族」と、を特定する。次に、機能特定部43Aは、図5のコミュニケーション機能対応テーブル32を参照して、特定したカテゴリ情報の組合せに対応付けられたコミュニケーション機能を特定する。上記の例では、発信元の情報処理端末11のカテゴリ情報が「高齢者」であり、発信先の情報処理端末11のカテゴリ情報が「家族」であるので、機能特定部43Aは、発信元「高齢者」と発信先「家族」との組合せに対応付けられたコミュニケーション機能として「発信機能:TV電話+資料閲覧」を特定する。
機能制御部44Aは、機能特定部43Aにて特定したコミュニケーション機能を実行するように制御する。上記の例では、機能制御部44Aは、機能特定部43Aにて特定した「TV電話+資料閲覧」の実行を制御する。例えば、機能制御部44Aは、出力部25Aに資料閲覧画面の表示を指示する。資料閲覧画面の表示の指示を受けた出力部25Aは、図9に示す資料閲覧画面161を表示する。
出力部25Aは、資料閲覧画面161上に、画像(資料)表示画面171と、ユーザ側映像画面172と、相手側映像画面173と、を表示する。画像表示画面171は、予め設定された場所(例えば発信先の情報処理端末11Bの記憶部23B)に記憶された情報(例えば画像)を表示する画面である。画像表示画面171にて表示する情報は、機能特定部43Aによりコミュニケーション機能が特定された後に、機能制御部44Aが(例えば通信部26Aを介して)取得する。例えば機能制御部44Aは、発信先の情報処理端末11Bに記憶された画像情報(例えば家族の写真)を取得し、画像表示画面171に表示する。また、機能制御部44Aは、図9の資料閲覧画面161上に表示される画像表示画面171と、後述する図11Aの資料提供画面241上に表示される画像表示画面251と、のそれぞれを同期させるように制御する。これにより、情報処理端末11Aと情報処理端末11Bとのぞれぞれに同じ画像を表示し、画像を共有させることができる。
ユーザ側映像画面172は、自端末に備えられたWebカメラ等から取得したユーザ側の映像を表示する画面である。相手側映像画面173は、通信相手側の情報処理端末11に備えられたWebカメラ等から取得した相手側の映像を表示する画面である。このように、自動的に写真などの画像を取得して表示するので、情報処理端末11の操作に慣れていないユーザでも容易に所定の画像を閲覧することができる。
次に、高齢者の家族が操作する情報処理端末11Bにおける処理について説明する。高齢者が操作する情報処理端末11Bの出力部25Bは、初期画面として図10の家族初期画面201を表示する。家族初期画面201には、高齢者の体調等の情報を出力する高齢者情報表示画面211が表示される。高齢者情報表示画面211の「状態」は、高齢者が入力し、通信部26Bを介して受信した体調情報を表す情報である。例えば、出力部25Bは、高齢者により体調情報として「よい」が選択された場合に、高齢者情報表示画面211の「状態」に「〇」を表示する。同様に、出力部25Bは、高齢者により体調情報として「ふつう」が選択された場合に、「状態」に「△」を表示し、体調情報として「わるい」が選択された場合に、「状態」に「×」を表示する。また、出力部25Bは、まだ体調情報が入力されていない場合には、「状態」に「−」を表示する。このように、高齢者情報表示画面211の「状態」には、体調情報に関連付けられた情報が表示される。勿論、出力部25Bは、高齢者情報表示画面211の「状態」に、高齢者により選択された体調情報を直接出力してもよい。
高齢者情報表示画面211の「備考」は、高齢者が情報処理端末11Aを利用した履歴等を表す情報である。例えば、情報処理端末11Aからの発信、または、他の情報処理端末11からの着信があった場合に、情報処理端末11Bの通信部26Bは、その旨を表す情報を受信し、出力部25Bが「友達と会話」を出力する。
また、家族初期画面201には、高齢者初期画面61と同様に、発信先または発信元のカテゴリ情報を表す「保健師」と「家族」と「高齢者」との3つの項目221乃至223が表示される。家族が「保健師」と「家族」と「高齢者」との項目221乃至223を操作することで、他の情報処理端末11への発信または他の情報処理端末11からの着信を行うことができる。情報処理端末11Bの発信時および着信時の動作は、情報処理端末11Aと同様であるので、詳細な説明は省略する。
例えば、情報処理端末11Bが、高齢者の情報処理端末11Aと通信(発信または着信)する場合に、機能特定部43Bは、図5のコミュニケーション機能対応テーブル32を参照して、コミュニケーション機能として「TV電話+資料提供」を特定する。このとき、機能制御部44Bは、機能特定部43Bにて特定した「TV電話+資料提供」の実行を制御する。例えば、機能制御部44Bは、出力部25Bに資料提供画面の表示を指示する。資料提供画面の表示の指示を受けた出力部25Aは、図11Aに示す資料提供画面241を表示する。
出力部25Bは、資料提供画面241上に、画像(資料)表示画面251と、ユーザ側映像画面252と、相手側映像画面253と、制御パネル254と、を表示する。画像表示画面251は、図10の画像表示画面171と同様に、予め設定された場所(例えば発信先の情報処理端末11Bの記憶部23B)に記憶された情報(例えば画像)を表示する画面である。画像表示画面171にて表示する情報は、機能特定部43Bによりコミュニケーション機能が特定された後に、機能制御部44Bが取得する。そして、機能制御部44Bは、資料提供画面241上に表示される画像表示画面251と、図9の資料閲覧画面161上に表示される画像表示画面171と、のそれぞれを同期させるように制御する。これにより、情報処理端末11Aと情報処理端末11Bとのぞれぞれに同じ画像を表示して、画像を共有させることができる。
ユーザ側映像画面252は、自端末に備えられたWebカメラ等から取得したユーザ側の映像を表示する画面である。相手側映像画面253は、通信相手側の情報処理端末11に備えられたWebカメラ等から取得した相手側の映像を表示する画面である。制御パネル254は、資料提供画面241(および通信相手の資料提供画面161)に表示した情報を制御するための操作画面である。なお、制御パネル254には、制御パネル254の表示領域に制御パネル254の内容(図11B)をそのまま表示してもよいし、制御パネル254がユーザにより選択されたときに、制御パネル254を拡大して制御パネル254の内容(図11B)を表示してもよい。制御部パネル254の詳細について図11Bを参照して説明する。
図11Bに示すように、制御パネル254は、画面切替261と、資料提供262と、描画263と、切断264と、の選択可能な情報を有している。画面切替261は、資料提供画面251と相手側映像画面253とを切り替えるための情報を示している。画面切替261が選択されると、機能制御部44Bは、資料提供画面251を表示している領域に、拡大した相手側映像画面253を表示するように制御する。またこのとき、例えば通信相手である情報処理端末11Aの機能制御部44Aは、図9の資料閲覧画面171が表示している領域に、拡大した相手側映像画面173を表示するように制御する。
資料提供262は、資料提供画面251に表示する情報を選択するための情報を示している。資料提供262が選択されると、機能制御部44Bは、資料選択画面271に資料提供画面251に表示する予め記憶された情報(画像等)を表示するように制御する。なお、機能制御部44Bは、資料選択画面271を拡大して表示してもよい。そして、ユーザにより画像等の情報が選択された場合に、機能制御部44Bは、資料選択画面271に選択された画像等を表示する。また、例えば通信相手である情報処理端末11Aの機能制御部44Aは、図9の資料閲覧画面171に、選択された画像等を表示して、表示を同期するように制御する。
描画263は、資料提供画面251上に手書きの線などを描くための情報を示す。機能制御部44Bは、資料提供画面251上におけるユーザからの手書き入力に基づいて、手書きの情報を出力するように制御する。また、通信相手である情報処理端末11Aの機能制御部44Aは、資料提供画面251上におけるユーザからの手書き入力に基づく手書きの出力を資料閲覧画面171に表示する。これにより、ユーザが資料提供画面251に表示された画像や資料などの説明を容易にすることができる。切断264は、通信相手の情報処理端末11との通信を終了するための情報を示す。
このように、情報処理端末11の操作に慣れていると想定される高齢者の家族が、画像等を選択して表示させる等の各種の操作を行い、情報処理端末11の操作に慣れていないと想定される高齢者は、所定の操作を行わずに、高齢者の家族が表示を指示した画像等を閲覧するので、操作に慣れていないユーザにも多様な機能を提供することができる。
次に、高齢者の健康管理等を行う保健師が操作する情報処理端末11Cにおける処理について説明する。情報処理端末11Cの発信時および着信時の動作は、情報処理端末11A,11Bと同様であるので、詳細な説明は省略する。保健師が操作する情報処理端末11Cの出力部25Cは、初期画面として図12の保健師初期画面301を表示する。保健師初期画面301には、表示画面311と、ユーザ選択312と、発信313と、着信314と、着信表示315と、端末状況モニタ316と、が表示される。
ユーザ選択312は、発信先の通信相手を選択するための情報である。ユーザ選択312に選択されると、機能制御部44Cは、表示画面311上に予め記憶された発信相手の情報を表示する。発信相手が選択された後に、発信313が選択されると、通信部26Cは、接続要求を発信先の情報処理端末11へ送信する。
着信314は、他の情報処理端末11から着信があった場合に選択される情報である。機能制御部44Cは他の情報処理端末11から着信があった場合、着信314を点滅させるように制御し、ユーザに着信があった旨を通知する。着信表示315は、着信相手の名前等の情報を表示する領域である。
端末状況モニタ316は、予め設定された高齢者が操作する情報処理端末11Aの体調情報等を監視するための情報である。例えば、端末状況モニタ316が選択されると、機能制御部44Cは、表示画面311上に各情報処理端末11Aの体調情報を表示する。これにより、高齢者を容易に見守ることができる。
次に、図13を参照して、サーバ装置12の構成について説明する。なお、情報処理端末11のテーブル更新部45についても以下に説明する。図13は、サーバ装置12の構成例を示すブロック図である。図13に示すように、サーバ装置12は、演算部401と、RAM402と、記憶部403と、通信部404と、を備えている。
演算部401は、例えば、CPUにより構成される。演算部401は、記憶部403に含まれるROMに格納されたプログラムを読み込み、RAM402を作業領域としてプログラムを実行することにより、サーバ装置12を制御するための各種機能を実行する。図14は、演算部401の機能的構成例を示すブロック図である。プログラムを実行することにより、演算部401は、通信制御部421(通信制御手段)と、カテゴリ管理部422(利用端末更新手段)と、の機能ブロックを有する。なお、サーバ装置12は、通信制御部421の機能を有する通信制御サーバと、カテゴリ管理部422の機能を有するカテゴリ管理サーバと、の2つのサーバ装置を備えることもできる。
通信制御部421は、通信網13と通信部404とを介して、情報処理端末11から接続要求を受信し、受信した接続要求を当該接続要求により接続が要求された他の情報処理端末11へ送信する。また、通信制御部421は、接続要求を受信した情報処理端末11から接続要求に対する応答を受信した場合に、接続要求を送信した情報処理端末11へ応答を送信するととともに、接続要求を送信した情報処理端末11と、接続要求を受信した情報処理端末11と、の間を接続するように通信を制御する。そして、通信制御部421は、情報処理端末11から切断が指示された場合に、当該情報処理端末11を含む情報処理端末11間の通信を終了するように制御する。
カテゴリ管理部422は、記憶部403に記憶された加入者管理テーブル411(利用端末管理情報記憶手段)に基づいて、各情報処理端末11に記憶されたカテゴリ管理テーブル31(例えば図4)を更新するように制御する。まず、加入者管理テーブル411について説明する。
記憶部403は、例えば、ハードディスクドライブや不揮発性メモリ等を備え、加入者管理テーブル411を記憶する。加入者管理テーブル411は、通信可能な情報処理端末11の組合せを記憶した情報である。図15を参照して、加入者管理テーブル411の詳細について説明する。
図15に示すように、加入者管理テーブル411は、発信元の情報処理端末11の識別情報である(発信元)IDおよび発信元の情報処理端末11のカテゴリ情報と、発信先の情報処理端末11の(発信先)ID(および発信先の情報処理端末11のカテゴリ情報(図示せず))と、の組合せに対応付けて、通信の可否を表す情報を記憶する。例えば、発信元の情報処理端末11「ID1001」と、発信先の情報処理端末11「ID1002」と、の組合せには、「〇」が設定されており、情報処理端末11「ID1001」から情報処理端末11「ID1002」への通信が可能(通信許可)であることを表している。また、発信元の情報処理端末11「ID1001」と、発信先の情報処理端末11「ID1003」と、の組合せには、空欄が設定されており(「〇」が設定されていないので)、情報処理端末11「ID1001」から情報処理端末11「ID1003」への通信が不可能(通信不許可)であることを表している。このように、発信元の情報処理端末11と発信先の情報処理端末11の組合せに応じて通信の可否を管理することにより、勧誘電話やいたずら電話等の迷惑な通信を拒否することができる。
また、加入者管理テーブル411には、「〇」の他に「有効」と「編集中」のいずれかが設定されている。「有効」は、情報処理端末11間にて通信可能な状態を示している。「編集中」は、情報処理端末11のカテゴリ管理テーブル31を更新中であり、通信が制限(通信規制)されている状態を示している。
加入者管理テーブル411が更新されると、カテゴリ管理部422は、各情報処理端末11に記憶されたカテゴリ管理テーブル31を更新するように制御する。例えば、図15の「ID1001」の情報処理端末11と「ID1007」の情報処理端末11とが相互に通信可能に設定(更新)された場合、カテゴリ管理部422は、「編集中」を設定する。そして、カテゴリ管理部422は、「ID1001」の情報処理端末11へ、発信元ID「1007」およびカテゴリ情報「家族」と、発信先ID「1007」およびカテゴリ情報「家族」と、を含む更新情報を送信する。
「ID1001」の情報処理端末11には、図16Aのカテゴリ管理テーブル31aが記憶されているとすると、情報処理端末11のテーブル更新部45は、サーバ装置12から送信された更新情報に基づいて、図16Bのカテゴリ管理テーブル31a’を生成する。すなわち、テーブル更新部45は、カテゴリ管理テーブル31aに、新たに発信元ID「1007」とカテゴリ情報「家族」を追加するとともに、新たに発信先ID「1007」とカテゴリ情報「家族」を追加する。そして、テーブル更新部45は、カテゴリ管理テーブル31の更新が完了した場合に、通信部26を介して、サーバ装置12へ更新完了を通知する。更新完了を受信すると、カテゴリ管理部422は、更新完了を受信した情報処理端末11の組合せ(例えば「ID1001」の情報処理端末11と「ID1007」の情報処理端末11との組合せ)に設定された加入者管理テーブル411の「編集中」を「有効」に変更する。これにより、整合性を維持したまま情報処理端末11のカテゴリ管理テーブル31を更新することができる。
また、同様に、カテゴリ管理部422は、「ID1007」の情報処理端末11へ、発信元ID「1001」およびカテゴリ情報「高齢者」と、発信先ID「1001」およびカテゴリ情報「高齢者」と、を含む更新情報を送信する。「ID1007」の情報処理端末11には、図17Aのカテゴリ管理テーブル31bが記憶されているとすると、情報処理端末11のテーブル更新部45は、サーバ装置12から送信された更新情報に基づいて、図17Bのカテゴリ管理テーブル31b’を生成する。すなわち、テーブル更新部45は、カテゴリ管理テーブル31bに、新たに発信元ID「1001」とカテゴリ情報「高齢者」を追加するとともに、新たに発信先ID「1001」とカテゴリ情報「高齢者」を追加する。これにより、カテゴリ管理テーブル31を更新することができる。なお、テーブル更新部45は、コミュニケーション機能対応テーブル32を更新することもできる。すなわち、複数のカテゴリ情報の組合せと、当該組合せに対応付けるコミュニケーション機能情報と、を取得して、コミュニケーション機能対応テーブル32を更新することができる。
なお、サーバ装置12の通信制御部421は、カテゴリ管理部422が更新情報を送信する前に、更新情報を送信する情報処理端末11の通信状態を取得し、情報処理端末11が通信を行っていない場合に、情報処理端末11の発信(通信)を制限し、発信規制を通知する。そして、通信制御部421は、更新情報を送信した情報処理端末11から更新完了の通知を受信した場合に、当該情報処理端末11の発信制限を解除し、発信解除を通知する。これにより、サーバ装置12が記憶する加入者管理テーブル411と、情報処理端末11が記憶するカテゴリ管理テーブル31と、の整合性を維持し、確実にカテゴリ管理テーブル31を更新することができる。
また、サーバ装置12が通信制御サーバとカテゴリ管理サーバとの2つのサーバ装置を備える場合に、カテゴリ管理サーバが情報処理端末11と接続するための接続制御部(通信制御手段)(図示せず)を備えることができる。カテゴリ管理サーバが備える接続制御部は、サーバ装置12の通信制御部421と同様に、カテゴリ管理サーバ(カテゴリ管理部422)が更新情報を送信する前に、更新情報を送信する情報処理端末11の通信状態を取得し、情報処理端末11が通信を行っていない場合に、情報処理端末11の発信(通信)を制限し、発信規制を通知する。そして、接続制御部は、更新情報を送信した情報処理端末11から更新完了の通知を受信した場合に、当該情報処理端末11の発信制限を解除し、発信解除を通知する。これにより、サーバ装置12が、通信制御サーバとカテゴリ管理サーバとを別々に備える場合に、カテゴリ管理サーバが、通信制御サーバを介することなく当該カテゴリ管理サーバ単体にて、接続する情報処理端末11との通信を制御することができる。その結果、簡単な構成で確実に情報処理端末11のカテゴリ管理テーブル31を更新することができる。
なお、情報処理端末11が有する機能をサーバ装置12が有するようにすることもできる。例えば、サーバ装置12の演算部401が、情報処理端末11の代わりに情報処理端末11の演算部21の各種機能を備えるようにすることができる。すなわち、演算部401が、演算部21の代わりに、カテゴリ情報特定部42と、機能特定部43と、機能制御部44と、を備えるようにすることができる。また、サーバ装置12の記憶部403は、情報処理端末11の代わりに情報処理端末11の記憶部23が記憶するコミュニケーション機能対応テーブル32(およびカテゴリ管理テーブル31)を記憶するようにすることができる。
情報処理端末11が有する機能をサーバ装置12が有する場合について以下に説明する。情報処理端末11から接続要求が送信されると、サーバ装置12のカテゴリ情報特定部42は、情報処理端末11から送信された接続要求に含まれる発信元の情報処理端末11に設定された識別情報(発信元識別情報)と、発信先の情報処理端末11に設定された識別情報(発信先識別情報)と、をそれぞれ取得する。そしてサーバ装置12のカテゴリ情報特定部42は、加入者管理テーブル411(またはカテゴリ管理テーブル31)を参照することにより、取得した発信元識別情報に対応付けられた発信元の情報処理端末11のカテゴリ情報と、取得した発信先識別情報に対応付けられた発信先の情報処理端末11のカテゴリ情報と、を特定する。
続いて、サーバ装置12の機能特定手段43は、特定した発信先の情報処理端末11のカテゴリ情報と、発信元の情報処理端末11のカテゴリ情報と、の組合せに基づいて、当該カテゴリ情報の組合せに対応付けられたコミュニケーション機能を特定する。そして、サーバ装置12の機能制御部44は、特定したコミュニケーション機能を、情報処理端末11間にて実行するように制御する。これにより、情報処理端末11は、図13のサーバ装置12の構成を備え、発信元識別情報と発信先識別情報とを取得する機能(例えば取得部41)を有していればよいので、情報処理端末11の構成を簡単にすることができるとともに、情報処理端末11の負荷を低減することができ、性能の低い情報処理端末11でも所定のコミュニケーション機能を実行することができる。
[動作]
次に、図18乃至図22を参照して、上述した通信システム1の動作について詳細に説明する。図18は、情報処理端末11間の通信を開始する場合の動作を説明するシーケンス図である。図19は、コミュニケーション機能実行処理を説明するためのフローチャートである。図20は、情報処理端末のカテゴリ管理テーブルを説明するための図である。図21は、加入者管理テーブル更新処理を説明するためのフローチャートである。図22は、カテゴリ管理テーブルを更新する場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
図18では、情報処理端末aを操作する高齢者aが、情報処理端末bを操作する高齢者bと通話する場合の例について説明する。まず、情報処理端末aのカテゴリ情報特定部42Aは、発信元および発信先の情報処理端末11の識別情報を取得する(ステップS1)。具体的には、まず入力部24Aが、情報処理端末a(自端末)に設定された識別情報(例えば発信元ID「1001」)を取得する。また、発信先の情報処理端末11の識別情報を取得するために、入力部24Aが、図6の高齢者初期画面61に表示された「おはなし」の項目83の選択入力を受け付け、出力部25Aが、発信者選択画面91(図7)を表示する。そして、カテゴリ情報特定部42Aは、入力部24Aにて高齢者bを示す「bさん」の選択入力を受け付けた場合に、例えば図16Aのカテゴリ管理テーブル31aを参照して、「bさん」の操作する情報処理端末bの識別情報(例えば発信先ID「1004」)を取得する。
続いて、情報処理端末aの通信部26Aは、サーバ装置12へ情報処理端末bと接続するための接続要求を送信する(ステップS2)。なお、接続要求は、発信元の情報処理端末11(情報処理端末a)の識別情報(例えば発信元ID「1001」)と、発信先の情報処理端末11(情報処理端末b)の識別情報と、を含む。
次に、サーバ装置12の通信部404は、ステップS2の処理にて送信された接続要求を受信する(ステップS11)。続いて、サーバ装置12の通信部404は、情報処理端末bへ接続要求を送信する(ステップS12)。具体的には、通信部404は、情報処理端末aから送信された接続要求に含まれる情報処理端末bの識別情報に基づいて、情報処理端末bへ接続要求を送信する。
そして、情報処理端末bの通信部26Aは、ステップS12の処理にて送信された接続要求を受信する(ステップS21)。続いて、情報処理端末bの通信部26Aは、ステップS21の処理にて受信した接続要求に対する応答を通知する(ステップS22)。次に、情報処理端末bは、コミュニケーション機能実行処理を実行する(ステップS23)。情報処理端末11のコミュニケーション機能実行処理について、図19を参照して説明する。
図19のコミュニケーション機能実行処理では、情報処理端末bのカテゴリ情報特定部42Aは、通信相手の情報処理端末(情報処理端末a)の識別情報を取得する(ステップS41)。具体的には、カテゴリ情報特定部42Aは、図18のステップS21の処理にて受信した接続要求に含まれる情報処理端末aの識別情報(発信元ID「1001」)を取得する。続いて、情報処理端末bのカテゴリ情報特定部42Aは、図20のカテゴリ管理テーブル31Xを参照して、ステップS41の処理にて取得した識別情報に対応付けられたカテゴリ情報を特定する(ステップS42)。具体的には、カテゴリ情報特定部42Aは、図20の情報処理端末bのカテゴリ管理テーブル31Xを参照して、発信元ID「1001」(識別情報)に対応付けられた「高齢者」(カテゴリ情報)を特定する。
次に、情報処理端末bのカテゴリ情報特定部42Aは、自端末のカテゴリ情報を特定する(ステップS43)。すなわち、カテゴリ情報特定部42Aは、情報処理端末bに予め設定された識別情報に基づいてカテゴリ情報「高齢者」を特定する。続いて、情報処理端末bの機能特定部43Aは、図5のコミュニケーション機能対応テーブル32を参照して、ステップS42,S43の処理にて特定したカテゴリ情報の組合せに対応付けられたコミュニケーション機能を特定する(ステップS44)。すなわち、機能特定部43Aは、発信元の情報処理端末aのカテゴリ情報「高齢者」と、発信先の情報処理端末bのカテゴリ情報「高齢者」と、に対応付けられた「着信機能:TV電話」を特定する。
次に、情報処理端末bの機能制御部44Aは、ステップS44の処理にて特定したコミュニケーション機能の実行を制御する(ステップS45)。例えば、機能制御部44Aは、「TV電話」を実行する場合に、図8のTV電話画面131を出力部25に表示し、TV電話機能を実行する。これにより、情報処理端末bにて、所定のコミュニケーション機能が実行される。
図18の説明に戻り、サーバ装置12の通信部404は、ステップS22の処理にて情報処理端末bから送信された応答を受信する(ステップS13)。続いて、サーバ装置12の通信部404は、情報処理端末aへ応答を通知する(ステップS14)。そして、サーバ装置12の通信制御部421は、情報処理端末aと情報処理端末bとの間の接続を確立する(ステップS15)。
続いて、情報処理端末aの通信部26Aは、情報処理端末bからサーバ装置12を介して送信された応答を受信する(ステップS3)。そして、情報処理端末aは、コミュニケーション機能実行処理を実行する(ステップS4)。なお、ステップS4の情報処理端末aのコミュニケーション機能実行処理は、ステップS23の情報処理端末bのコミュニケーション機能実行処理と同様であるので、簡単に説明する。
すなわち、情報処理端末aのカテゴリ情報特定部42Aは、通信相手の情報処理端末(情報処理端末b)の識別情報を取得する(ステップS41)。なお、情報処理端末aは、ステップS1の処理にて識別情報を取得しているので、ステップS41の処理は省略してもよい。続いて、情報処理端末aのカテゴリ情報特定部42Aは、取得した識別情報に対応付けられたカテゴリ情報を特定する(ステップS42)。具体的には、カテゴリ情報特定部42Aは、図16の情報処理端末aのカテゴリ管理テーブル31aを参照して、発信先ID「1004」(識別情報)に対応付けられた「高齢者」(カテゴリ情報)を特定する。
次に、情報処理端末aのカテゴリ情報特定部42Aは、自端末のカテゴリ情報を特定する(ステップS43)。すなわち、カテゴリ情報特定部42Aは、情報処理端末aに予め設定された識別情報に基づいてカテゴリ情報「高齢者」を特定する。続いて、情報処理端末aの機能特定部43Aは、特定したカテゴリ情報の組合せに対応付けられたコミュニケーション機能を特定する(ステップS44)。これにより、情報処理端末aにて、所定のコミュニケーション機能が実行される。
このように、通信を行う情報処理端末11の組合せに応じて、自動的にコミュニケーション機能を特定し実行するので、操作に慣れていないユーザ(例えば高齢者)が情報処理端末11を利用する場合でも、確実にコミュニケーション機能を利用することができる。
次に、図21を参照して、サーバ装置12が図15の加入者管理テーブル411を更新する場合の処理について説明する。図21の加入者管理テーブル更新処理では、まずサーバ装置12の加入者管理テーブル更新部411は、発信元の情報処理端末の識別情報とカテゴリ情報とを取得する(ステップS61)。例えば、カテゴリ管理部422は、サーバ装置12の入力部(図示せず)、または、通信部404を介して、発信元の情報処理端末の識別情報「1001」とカテゴリ情報「高齢者」とを取得する。
続いて、サーバ装置12のカテゴリ管理部422は、発信先の情報処理端末の識別情報とカテゴリ情報とを取得する(ステップS62)。例えば、カテゴリ管理部422は、発信先の情報処理端末の識別情報「1007」とカテゴリ情報「家族」とを取得する。なお、ステップS62の処理はステップS61の処理と同じタイミングにて実行されてもよい。すなわち、カテゴリ管理部422は、発信元の情報処理端末の識別情報およびカテゴリ情報と、発信先の情報処理端末の識別情報およびカテゴリ情報と、のそれぞれを同じタイミングにて取得することができる。
そして、サーバ装置12のカテゴリ管理部422は、ステップS61,S62の処理にて取得した識別情報とカテゴリ情報とに基づいて、加入者管理テーブルを更新する(ステップS63)。例えば、カテゴリ管理部422は、発信元の識別情報「1001」と発信先の識別情報「1007」とにより特定される加入者管理テーブル411の欄に「○」を設定する。なお、加入者管理テーブル411の欄の「○」は、通信可能な情報処理端末11の組合せを示している。ステップS63の処理の後、加入者管理テーブル更新処理は終了する。これにより、所定の情報処理端末11が、新たに他の情報処理端末11と通信することを容認することができる。
次に、図22を参照して、更新された加入者管理テーブル411の情報に基づいて、情報処理端末11のそれぞれが記憶するカテゴリ管理テーブル31を更新する場合の処理について説明する。なお、情報処理端末aの処理(ステップS91乃至S97)と、情報処理端末bの処理(ステップS111乃至S117)と、の処理は同様であるので、情報処理端末aの処理について説明する。図22の処理では、カテゴリ管理部422が、図15の加入者管理テーブル411に含まれる、情報処理端末aと情報処理端末bとの組合せに対応付けられた通信の可否を表す情報を更新した場合の処理について説明する。
まず、サーバ装置12の通信制御部421は、情報処理端末11の通信状態を取得する(ステップS71)。例えば、情報処理端末aと情報処理端末bのそれぞれが通信を行っているか否かを表す情報を取得する。情報処理端末11が通信を行っていない場合、サーバ装置12の通信制御部421は、発信規制を通知する(ステップS72)。例えば、通信制御部421は、情報処理端末aと情報処理端末bとのそれぞれへ発信規制を通知する。続いて、通信制御部421は、情報処理端末11(例えば情報処理端末aと情報処理端末b)の通信を制限する。
次に、情報処理端末aの通信部26は、サーバ装置12から送信された発信規制を受信し(ステップS91)、受信した発信規制に対する応答を通知する(ステップS92)。そして、サーバ装置12の通信制御部421は、発信規制を送信した情報処理端末11(情報処理端末aと情報処理端末b)から応答を受信する(ステップS74)。続いて、サーバ装置12のカテゴリ管理部421は、加入者管理テーブル411の更新情報を取得する(ステップS75)。例えば、カテゴリ管理部422は、発信元の情報処理端末aのIDおよびカテゴリ情報を含む更新情報と、発信先の情報処理端末bのIDおよびカテゴリ情報を含む更新情報と、を取得する。そして、サーバ装置12のカテゴリ管理部422は、加入者管理テーブル411に編集中を設定する(ステップS76)。例えば、カテゴリ管理部422は、発信元の情報処理端末a(のID)と発信先の情報処理端末b(のID)の組合せに対応付けられた欄に「編集中」を設定する。
そして、カテゴリ管理部422は、通信部404を介して、更新情報を送信する(ステップS77)。具体的には、カテゴリ管理部422は、情報処理端末aへ、発信先の情報処理端末bのIDおよびカテゴリ情報を含む更新情報を送信し、情報処理端末bへ、発信元の情報処理端末aのIDおよびカテゴリ情報を含む更新情報を送信する。
次に、情報処理端末aの通信部26は、サーバ装置12から送信された更新情報を受信する(ステップS93)。そして、情報処理端末aのテーブル更新部45は、受信した更新情報に基づいて、カテゴリ管理テーブル31を更新する(ステップS94)。例えば、テーブル更新部45は、情報処理端末bのID(発信先ID)とカテゴリ情報とを対応付けてカテゴリ管理テーブル31に記憶する。続いて、テーブル更新部45は、通信部26を介して、サーバ装置12へ更新完了を通信する(ステップS95)。
次に、サーバ装置12の通信制御部421は、更新情報を送信した情報処理端末11(情報処理端末aと情報処理端末b)から更新完了を受信する(ステップS78)。続いて、サーバ装置12の通信制御部421は、情報処理端末11(例えば情報処理端末aと情報処理端末b)の通信の制限を解除し(ステップS79)、発信規制の解除を情報処理端末11へ通知する(ステップS80)。情報処理端末aの通信部26は、サーバ装置12から送信された発信規制の解除を受信し(ステップS96)、受信した発信規制に対する応答を通知する(ステップS97)。
そして、サーバ装置12の通信制御部421は、発信規制の解除を通知した情報処理端末11(情報処理端末aと情報処理端末b)から応答を受信する(ステップS81)。続いて、サーバ装置12のカテゴリ管理部421は、加入者管理テーブル411に有効を設定する(ステップS82)。例えば、カテゴリ管理部422は、発信元の情報処理端末a(のID)と発信先の情報処理端末b(のID)の組合せに対応付けられた欄に設定した「編集中」を「有効」に設定(変更)する。これにより、サーバ装置12が記憶する加入者管理テーブル411と、情報処理端末11が記憶するカテゴリ管理テーブル31と、の整合性を維持し、確実にカテゴリ管理テーブル31を更新することができる。
以上、上記実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細に、本願発明の範囲内において当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における通信システム等の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
複数の情報処理端末と、複数の前記情報処理端末間の通信を制御するサーバ装置と、を備える通信システムであって、
前記情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、
前記カテゴリ情報特定手段にて特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、
を備える通信システム。
これによれば、複数の情報処理端末間にて通信を行う場合に、通信を行う情報処理端末に設定されたカテゴリ情報の組合せに応じて、自動的にコミュニケーション機能を特定し実行するので、操作に慣れていないユーザが情報処理端末を利用する場合でも、確実に通信機能を利用することができる。
(付記2)
付記1に記載の通信システムであって、
前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段、
を備え、
前記カテゴリ情報特定手段は、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、通信を行う前記情報処理端末に設定された前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応づけられた前記カテゴリ情報を前記カテゴリ管理情報から特定する、
通信システム。
これによれば、情報処理端末の識別情報とカテゴリ情報とが対応づけて記憶されるので、情報処理端末の識別情報から自動的にカテゴリ情報が取得され、取得されたカテゴリ情報の組合せに応じた通信機能を利用することができる。
(付記3)
付記2に記載の通信システムであって、
前記情報処理端末の前記識別情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報と、を対応付けた利用端末管理情報を記憶する利用端末管理情報記憶手段と、
前記利用端末管理情報に基づいて、通信を行う前記情報処理端末間が通信可能である場合に、当該情報処理端末間を接続するように通信を制御する通信制御手段と、
を備え、
前記機能制御手段は、前記通信制御手段にて接続制御された前記情報処理端末間にて、前記通信機能を実行するように制御する、
通信システム。
これによれば、情報処理端末間の通信が可能である場合に、その情報処理端末間にて通信機能を実行するので、知らない通信相手と通信することがなく、利用者の利便性を向上することができる。
(付記4)
付記3に記載の通信システムであって、
前記情報処理端末の前記識別情報と前記カテゴリ情報との組合せを取得して、前記カテゴリ管理情報を更新する更新手段、
を備え、
前記通信制御手段は、前記更新手段にて前記カテゴリ管理情報が更新されている間、更新される前記識別情報にて特定される前記情報処理端末の接続を制限し、前記更新手段にて更新が完了した場合に、前記情報処理端末の接続の制限を解除する、
通信システム。
これによれば、カテゴリ管理情報を更新する間は、更新される情報処理端末の接続を制限するので、カテゴリ管理情報の整合性を保つことができる。
(付記5)
付記2乃至4のいずれかに記載の通信システムであって、
前記情報処理端末は、前記機能情報記憶手段と、前記カテゴリ情報特定手段と、前記機能制御手段と、前記カテゴリ管理情報記憶手段と、を備え、
前記カテゴリ情報特定手段は、発信元の情報処理端末と、発信先の情報処理端末と、にそれぞれ設定された前記識別情報に基づいて、前記発信元の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、前記発信先の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、を特定し、
前記機能制御手段は、特定した前記発信元の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、前記発信先の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、の組合せに基づいて、当該カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する、
通信システム。
これによれば、情報処理端末が発信元と発信先の情報処理端末のカテゴリ情報を取得し、そのカテゴリ情報の組合せに対応付けられた通信機能を特定するので、通信を行う情報処理端末間にて確実に通信機能を実行することができる。
(付記6)
付記5に記載の通信システムであって、
前記サーバ装置は、前記情報処理端末の前記識別情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報と、を対応付けた利用端末管理情報を記憶する利用端末管理情報記憶手段と、
前記利用端末管理情報に基づいて、通信を行う前記情報処理端末間が通信可能である場合に、当該情報処理端末間を接続するように通信を制御する通信制御手段と、
所定の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、を取得して前記利用端末管理情報を更新する利用端末更新手段と、
を備え、
前記情報処理端末は、前記利用端末更新手段にて前記利用端末管理情報が更新された場合に、更新された前記情報処理端末の前記識別情報と前記カテゴリ情報との組合せを取得して、前記カテゴリ管理情報を更新する更新手段、
を備え、
前記通信制御手段は、前記更新手段にて前記カテゴリ管理情報が更新されている間、更新される前記識別情報にて特定される前記情報処理端末の通信を制限し、前記更新手段から更新完了が通知された場合に、前記情報処理端末の通信の制限を解除する、
通信システム。
これによれば、サーバ装置に記憶された利用端末管理情報が更新された場合に、その更新情報に基づいて、情報処理端末に記憶されたカテゴリ管理情報を記憶する。そして、カテゴリ管理情報を更新する間は、更新される情報処理端末の接続を制限するので、更新したカテゴリ管理情報と、他の情報処理端末に記憶される他のカテゴリ管理情報との整合性を保つことができる。
(付記7)
付記2乃至4のいずれかに記載の通信システムであって、
前記サーバ装置は、前記機能情報記憶手段と、前記カテゴリ情報特定手段と、前記機能制御手段と、前記カテゴリ管理情報記憶手段と、を備え、
前記カテゴリ情報特定手段は、発信元の情報処理端末と、発信先の情報処理端末と、にそれぞれ設定された前記識別情報に基づいて、前記発信元の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、前記発信先の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、を特定し、
前記機能制御手段は、特定した前記発信元の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、前記発信先の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、の組合せに基づいて、当該カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する、
通信システム。
これによれば、サーバ装置が発信元と発信先の情報処理端末のカテゴリ情報を取得し、そのカテゴリ情報の組合せに対応付けられた通信機能を特定し、特定した通信機能をサーバ装置へ通知するので、情報処理端末の負荷を軽減するとともに、情報処理端末にて確実に通信機能を実行することができる。
(付記8)
付記4乃至7に記載の通信システムであって、
前記更新手段は、複数の前記カテゴリ情報の組合せと、当該組合せに対応付ける前記通信機能情報と、を取得して、前記機能対応情報を更新する、
通信システム。
これによれば、カテゴリ情報の組合せに応じて実行するコミュニケーション機能を変更可能なので、カテゴリ情報の組合せに応じた最適な通信機能を実行することができる。
(付記9)
情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、
特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、
を備える情報処理端末。
(付記10)
付記9に記載の情報処理端末であって、
前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に予め設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段、
を備え、
前記カテゴリ情報特定手段は、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、通信を行う前記情報処理端末に設定された前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応づけられた前記カテゴリ情報を前記カテゴリ管理情報から特定する、
情報処理端末。
(付記11)
情報処理端末に、
前記情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、
特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、
を実現させるためのプログラム。
(付記12)
付記11に記載のプログラムであって、
前記情報処理端末は、前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に予め設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段を備え、
前記カテゴリ情報特定手段は、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、通信を行う前記情報処理端末に設定された前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応づけられた前記カテゴリ情報を前記カテゴリ管理情報から特定する、
プログラム。
(付記13)
情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶し、
複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定し、
特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する、
情報処理方法。
(付記14)
付記13に記載の情報処理方法であって、
前記情報処理端末は、前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に予め設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段を備え、
複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、通信を行う前記情報処理端末に設定された前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応づけられた前記カテゴリ情報を前記カテゴリ管理情報から特定する、
情報処理方法。
(付記15)
情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段と、
を備える情報処理端末間の通信を制御するサーバ装置であって、
前記情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、を対応付けた利用端末管理情報を記憶する利用端末管理情報記憶手段と、
前記情報処理端末にて前記カテゴリ管理情報が更新されている間、当該情報処理端末の通信を制限し、当該情報処理端末から更新完了が通知された場合に、当該情報処理端末の通信制限を解除する通信制御手段と、
所定の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、を取得して前記利用端末管理情報を更新する利用端末更新手段と、
を備え、
前記利用端末更新手段は、前記情報処理端末にて前記カテゴリ管理情報を更新させるために、取得した前記情報処理端末の前記識別情報と前記カテゴリ情報との組合せを前記情報処理端末へ送信する、
サーバ装置。
(付記16)
付記15に記載のサーバ装置であって、
前記通信制御手段は、前記利用端末管理情報に基づいて、通信を行う前記情報処理端末間が通信可能である場合に、当該情報処理端末間を接続するように通信を制御する、
サーバ装置。
1 通信システム
11 情報処理端末
12 サーバ装置
13 通信網
21 演算部
22 RAM
23 記憶部
24 入力部
25 出力部
26 通信部
31 カテゴリ管理テーブル
32 コミュニケーション機能対応テーブル
41 取得部
42 カテゴリ情報特定部
43 機能特定部
44 機能制御部
45 テーブル更新部
401 演算部
402 RAM
403 記憶部
404 通信部
411 加入者管理テーブル
421 通信制御部
422 カテゴリ管理部

Claims (16)

  1. 複数の情報処理端末と、複数の前記情報処理端末間の通信を制御するサーバ装置と、を備える通信システムであって、
    前記情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
    複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、
    前記カテゴリ情報特定手段にて特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、
    を備える通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段、
    を備え、
    前記カテゴリ情報特定手段は、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、通信を行う前記情報処理端末に設定された前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応づけられた前記カテゴリ情報を前記カテゴリ管理情報から特定する、
    通信システム。
  3. 請求項2に記載の通信システムであって、
    前記情報処理端末の前記識別情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報と、を対応付けた利用端末管理情報を記憶する利用端末管理情報記憶手段と、
    前記利用端末管理情報に基づいて、通信を行う前記情報処理端末間が通信可能である場合に、当該情報処理端末間を接続するように通信を制御する通信制御手段と、
    を備え、
    前記機能制御手段は、前記通信制御手段にて接続制御された前記情報処理端末間にて、前記通信機能を実行するように制御する、
    通信システム。
  4. 請求項3に記載の通信システムであって、
    前記情報処理端末の前記識別情報と前記カテゴリ情報との組合せを取得して、前記カテゴリ管理情報を更新する更新手段、
    を備え、
    前記通信制御手段は、前記更新手段にて前記カテゴリ管理情報が更新されている間、更新される前記識別情報にて特定される前記情報処理端末の接続を制限し、前記更新手段にて更新が完了した場合に、前記情報処理端末の接続の制限を解除する、
    通信システム。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の通信システムであって、
    前記情報処理端末は、前記機能情報記憶手段と、前記カテゴリ情報特定手段と、前記機能制御手段と、前記カテゴリ管理情報記憶手段と、を備え、
    前記カテゴリ情報特定手段は、発信元の情報処理端末と、発信先の情報処理端末と、にそれぞれ設定された前記識別情報に基づいて、前記発信元の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、前記発信先の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、を特定し、
    前記機能制御手段は、特定した前記発信元の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、前記発信先の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、の組合せに基づいて、当該カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する、
    通信システム。
  6. 請求項5に記載の通信システムであって、
    前記サーバ装置は、前記情報処理端末の前記識別情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報と、を対応付けた利用端末管理情報を記憶する利用端末管理情報記憶手段と、
    前記利用端末管理情報に基づいて、通信を行う前記情報処理端末間が通信可能である場合に、当該情報処理端末間を接続するように通信を制御する通信制御手段と、
    所定の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、を取得して前記利用端末管理情報を更新する利用端末更新手段と、
    を備え、
    前記情報処理端末は、前記利用端末更新手段にて前記利用端末管理情報が更新された場合に、更新された前記情報処理端末の前記識別情報と前記カテゴリ情報との組合せを取得して、前記カテゴリ管理情報を更新する更新手段、
    を備え、
    前記通信制御手段は、前記更新手段にて前記カテゴリ管理情報が更新されている間、更新される前記識別情報にて特定される前記情報処理端末の通信を制限し、前記更新手段から更新完了が通知された場合に、前記情報処理端末の通信の制限を解除する、
    通信システム。
  7. 請求項2乃至4のいずれかに記載の通信システムであって、
    前記サーバ装置は、前記機能情報記憶手段と、前記カテゴリ情報特定手段と、前記機能制御手段と、前記カテゴリ管理情報記憶手段と、を備え、
    前記カテゴリ情報特定手段は、発信元の情報処理端末と、発信先の情報処理端末と、にそれぞれ設定された前記識別情報に基づいて、前記発信元の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、前記発信先の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、を特定し、
    前記機能制御手段は、特定した前記発信元の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、前記発信先の情報処理端末の前記カテゴリ情報と、の組合せに基づいて、当該カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する、
    通信システム。
  8. 請求項4乃至7に記載の通信システムであって、
    前記更新手段は、複数の前記カテゴリ情報の組合せと、当該組合せに対応付ける前記通信機能情報と、を取得して、前記機能対応情報を更新する、
    通信システム。
  9. 情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
    複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、
    特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、
    を備える情報処理端末。
  10. 請求項9に記載の情報処理端末であって、
    前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に予め設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段、
    を備え、
    前記カテゴリ情報特定手段は、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、通信を行う前記情報処理端末に設定された前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応づけられた前記カテゴリ情報を前記カテゴリ管理情報から特定する、
    情報処理端末。
  11. 情報処理端末に、
    前記情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
    複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定するカテゴリ情報特定手段と、
    特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する機能制御手段と、
    を実現させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムであって、
    前記情報処理端末は、前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に予め設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段を備え、
    前記カテゴリ情報特定手段は、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、通信を行う前記情報処理端末に設定された前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応づけられた前記カテゴリ情報を前記カテゴリ管理情報から特定する、
    プログラム。
  13. 情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶し、
    複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、当該各情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報を特定し、
    特定した前記カテゴリ情報の組合せに対応付けられた前記通信機能情報にて特定される前記通信機能を、前記情報処理端末間にて実行するように制御する、
    情報処理方法。
  14. 請求項13に記載の情報処理方法であって、
    前記情報処理端末は、前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に予め設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段を備え、
    複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に、通信を行う前記情報処理端末に設定された前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に対応づけられた前記カテゴリ情報を前記カテゴリ管理情報から特定する、
    情報処理方法。
  15. 情報処理端末がそれぞれ分類されたカテゴリ情報の組合せと、複数の前記情報処理端末間にて通信を行う場合に前記情報処理端末間にて行われる予め設定された通信機能を特定する通信機能情報と、を対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
    前記情報処理端末に予め設定された識別情報と、当該情報処理端末に設定された前記カテゴリ情報と、を対応付けたカテゴリ管理情報を記憶するカテゴリ管理情報記憶手段と、
    を備える情報処理端末間の通信を制御するサーバ装置であって、
    前記情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、を対応付けた利用端末管理情報を記憶する利用端末管理情報記憶手段と、
    前記情報処理端末にて前記カテゴリ管理情報が更新されている間、当該情報処理端末の通信を制限し、当該情報処理端末から更新完了が通知された場合に、当該情報処理端末の通信制限を解除する通信制御手段と、
    所定の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、当該情報処理端末が通信可能な他の情報処理端末の前記識別情報および前記カテゴリ情報と、を取得して前記利用端末管理情報を更新する利用端末更新手段と、
    を備え、
    前記利用端末更新手段は、前記情報処理端末にて前記カテゴリ管理情報を更新させるために、取得した前記情報処理端末の前記識別情報と前記カテゴリ情報との組合せを前記情報処理端末へ送信する、
    サーバ装置。
  16. 請求項15に記載のサーバ装置であって、
    前記通信制御手段は、前記利用端末管理情報に基づいて、通信を行う前記情報処理端末間が通信可能である場合に、当該情報処理端末間を接続するように通信を制御する、
    サーバ装置。
JP2012218152A 2012-09-28 2012-09-28 通信システム Active JP6079104B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012218152A JP6079104B2 (ja) 2012-09-28 2012-09-28 通信システム
PCT/JP2013/005621 WO2014050070A1 (ja) 2012-09-28 2013-09-24 通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012218152A JP6079104B2 (ja) 2012-09-28 2012-09-28 通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014072772A true JP2014072772A (ja) 2014-04-21
JP6079104B2 JP6079104B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=50387508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012218152A Active JP6079104B2 (ja) 2012-09-28 2012-09-28 通信システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6079104B2 (ja)
WO (1) WO2014050070A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015192844A (ja) * 2014-03-28 2015-11-05 学校法人塚本学院 大阪芸術大学 脳機能障害者生活支援装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007329881A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Katsumi Yoshino 高齢者対応通信システム及び利用者端末
JP2008263541A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Haatec:Kk 介護支援システム
JP2012023682A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Taiji Sato 双方向通信システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007329881A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Katsumi Yoshino 高齢者対応通信システム及び利用者端末
JP2008263541A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Haatec:Kk 介護支援システム
JP2012023682A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Taiji Sato 双方向通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015192844A (ja) * 2014-03-28 2015-11-05 学校法人塚本学院 大阪芸術大学 脳機能障害者生活支援装置
WO2016031405A1 (ja) * 2014-08-26 2016-03-03 学校法人塚本学院 大阪芸術大学 脳機能障害者生活支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014050070A1 (ja) 2014-04-03
JP6079104B2 (ja) 2017-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4764496B2 (ja) 通話履歴を用いた短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末及びその方法
CN102450040B (zh) 通话中联系人信息显示
US9602647B2 (en) Call management through a hands free communication device
US8909791B2 (en) Multimedia communication in a virtual environment
WO2007046364A1 (ja) プレゼンス表示端末装置およびプレゼンス管理システム
EP2169927B1 (en) Communication method and communication device thereof
JP6144567B2 (ja) ナースコールシステム
JP6079104B2 (ja) 通信システム
JP2007214909A (ja) 電話装置及び電話方法
JP2010183579A (ja) 移動端末機及び移動端末機におけるイメージを用いた電話番号の管理方法
US20140169546A1 (en) Communication device and method for performing call transfer function
JP6636666B1 (ja) 携帯端末装置、着信画面表示方法、及びプログラム
JP5713344B2 (ja) ナースコール用端末装置
KR20110114313A (ko) 통신기록 관리 방법 및 이를 수행하는 통신장치
AU2020223712B2 (en) Portable terminal device, incoming call screen display method, and program
JP4140497B2 (ja) 通信システム、通信制御装置、および端末装置
JP6948240B2 (ja) ナースコールシステム
JP2019213128A (ja) 電子機器、制御装置、および電子機器の制御方法
JP2013143752A (ja) 映像送信制御装置、方法及びプログラム
JP2019128739A (ja) 情報提示プログラム、情報提示方法及び情報提示システム
JP6667683B1 (ja) 情報処理装置、システム及びプログラム
JP6558138B2 (ja) 通信装置および通信履歴管理プログラム
JP2022079908A (ja) 通知システム、及び通知プログラム
JP2006311034A (ja) 電話交換システム
JP2008141491A (ja) 電話交換システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6079104

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150