JP2019213128A - 電子機器、制御装置、および電子機器の制御方法 - Google Patents
電子機器、制御装置、および電子機器の制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】迷惑電話のデータベースを、ユーザの希望に応じて柔軟に変更する。【解決手段】スマートフォン(1)は、記憶部(3)に記憶されている迷惑電話データベース(33)に格納されていない電話番号から着信し、かつ、操作部(4)がユーザの第1操作を受け付けた場合、該電話番号を迷惑電話データベース(33)へ追加する処理を行う。【選択図】図1
Description
本発明は、通話機能を有する電子機器等に関する。
スマートフォン、フィーチャーフォン、PHSなどのいわゆる携帯電話、あるいは、固定電話などの通話機能を備えた電子機器において、ユーザにとって迷惑と考えられる特定の電話番号からの着信(いわゆる迷惑電話)に対応する機能が提案されている。
例えば、特許文献1では、各ユーザが着信を拒否する登録を行った電話番号をデータベースに登録するサーバが開示されている。各ユーザは、インターネット経由で該データベースを自身の携帯電話にダウンロードすることができる。ダウンロード後、該データベースに登録されている電話番号からの着信があった場合、携帯電話は、迷惑電話の可能性があることを画面に表示し、ユーザに注意喚起を行う。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、サーバが作成したデータベースを、ユーザの希望に応じて柔軟に変更することができない。特許文献1に記載のデータベースは、統計的に多くのユーザが着信拒否した電話番号を格納しているので、該電話番号からの着信は、ユーザ自身にとっても迷惑電話である可能性が一般的には高い。しかしながら、ユーザにはそれぞれ個人の事情があるので、特定のユーザのみにおいて迷惑電話となる電話番号も存在し得る。このことから、迷惑電話のデータベースにユーザが自由に電話番号を追加できるようにする機能への要求がある。
本発明の一態様は、迷惑電話のデータベースを、ユーザの希望に応じて柔軟に変更することができる電子機器などを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子機器は、少なくとも1つの入力装置と、少なくとも1つの記憶装置と、少なくとも1つの制御装置とを備える、通話機能を有する電子機器であって、上記記憶装置は、電話番号を格納している第1データベースを少なくとも記憶しており、上記制御装置は、上記第1データベースに格納されている電話番号から着信した場合、注意すべき相手からの着信である旨を、上記電子機器のユーザに対して通知する処理と、上記第1データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、上記入力装置が上記ユーザの第1操作を受け付けた場合、該電話番号を上記第1データベースへ追加する処理と、を行う。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、通話機能を有する電子機器を制御する制御装置であって、上記電子機器に備えられた記憶装置に記憶されている第1データベースに格納されている電話番号から着信した場合、注意すべき相手からの着信である旨を、上記電子機器のユーザに対して通知する通知部と、上記第1データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、上記電子機器に備えられた入力装置が上記ユーザの第1操作を受け付けた場合、該電話番号を上記第1データベースへ追加するデータベース制御部と、を備える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子機器の制御方法は、通話機能を有する電子機器の制御方法であって、上記電子機器に備えられた記憶装置に記憶されている第1データベースに格納されている電話番号から着信した場合、注意すべき相手からの着信である旨を、上記電子機器のユーザに対して通知するステップと、上記第1データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、上記電子機器に備えられた入力装置が上記ユーザの第1操作を受け付けた場合、該電話番号を上記第1データベースへ追加するステップと、を含む。
本発明の一態様によれば、迷惑電話のデータベースを、ユーザの希望に応じて柔軟に変更することができる。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図8を参照して詳細に説明する。以降の各実施形態では、本発明に係る電子機器として、スマートフォンを例に挙げて説明する。ただし、本発明に係る電子機器は、通話機能を有する電子機器であればよく、スマートフォンに限定されない。例えば、本発明に係る電子機器は、フィーチャーフォン、PHS、固定電話などであってもよい。なお以降、通話機能を有する電子機器を「通話機器」と称する場合がある。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図8を参照して詳細に説明する。以降の各実施形態では、本発明に係る電子機器として、スマートフォンを例に挙げて説明する。ただし、本発明に係る電子機器は、通話機能を有する電子機器であればよく、スマートフォンに限定されない。例えば、本発明に係る電子機器は、フィーチャーフォン、PHS、固定電話などであってもよい。なお以降、通話機能を有する電子機器を「通話機器」と称する場合がある。
(スマートフォン1の要部構成)
図1は、本実施形態に係るスマートフォンの一例であるスマートフォン1(電子機器)について、要部構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン1は、制御部2(制御装置)、記憶部3(記憶装置)、操作部4(入力装置)、音声入力部5、通信部6、表示部7、および、音声出力部8を備えている。なお、制御部2、記憶部3、操作部4、音声入力部5、通信部6、表示部7、および音声出力部8は、単数であってもよいし、複数であってもよい。
図1は、本実施形態に係るスマートフォンの一例であるスマートフォン1(電子機器)について、要部構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン1は、制御部2(制御装置)、記憶部3(記憶装置)、操作部4(入力装置)、音声入力部5、通信部6、表示部7、および、音声出力部8を備えている。なお、制御部2、記憶部3、操作部4、音声入力部5、通信部6、表示部7、および音声出力部8は、単数であってもよいし、複数であってもよい。
制御部2は、スマートフォン1の各部を統括して制御する。制御部2は、通話制御部21(判定部)、表示制御部22(通知部)、および、データベース制御部23を含んでいる。これらの詳細については後述する。
記憶部3は、スマートフォン1が使用する各種データを記憶する。記憶部3は、少なくとも、電話帳31、通話履歴32、迷惑電話データベース33、着信拒否データベース34、および、音声データ35を記憶している。
(各種データベース)
図2は、電話帳31、迷惑電話データベース33(第1データベース)、および着信拒否データベース34(第2データベース)のデータ構成の一例を示す図である。
図2は、電話帳31、迷惑電話データベース33(第1データベース)、および着信拒否データベース34(第2データベース)のデータ構成の一例を示す図である。
電話帳31は、電話番号と、該電話番号の通話機器のユーザを識別する情報と、を対応付けて格納するデータベースである。該「ユーザを識別する情報」は、例えば、ユーザの名前である。電話帳31は、例えば、図2の(a)に示すように、「名前」のカラムと、「電話番号」のカラムとを有している。「名前」のカラムには、上述したユーザを識別する情報が格納される。「電話番号」のカラムには、該ユーザの通話機器の電話番号が格納される。なお以降、「○○の通話機器の電話番号」を単に「○○の電話番号」と称する場合がある。電話帳31は、その他の情報を格納するカラムを有していてもよい。例えば、各ユーザを識別する画像(例えば、各ユーザの顔写真など)を格納するカラムを有していてもよい。
迷惑電話データベース33は、スマートフォン1のユーザが迷惑電話であると判断した通話相手の電話番号を格納するデータベースである。着信拒否データベース34は、スマートフォン1のユーザが着信を拒否する相手の電話番号を格納するデータベースである。迷惑電話データベース33および着信拒否データベース34は、それぞれ、例えば図2の(b)および(c)に示すように、電話番号を格納するカラムを有している。
通話履歴32は、通話相手の電話番号を、着信または発信した時刻に基づいて並べたデータベースである。通話履歴32は、該電話番号が電話帳31に格納されている場合、ユーザを識別する情報を該電話番号に対応付けて格納してもよい。また、通話履歴32は、該電話番号が迷惑電話データベース33に格納されている場合、迷惑電話である旨を示す情報を該電話番号に対応付けて格納してもよい。
音声データ35は、スマートフォン1が用いる各種音声データである。音声データ35は、例えば、通話相手に対し、スマートフォン1のユーザの代理として応答する(以下、「代理応答」と称する)ための音声データを含む。代理応答の詳細については後述する。
操作部4は、ユーザの操作入力を受け付ける。操作部4は、例えば、テンキーなどの各種ボタン、タッチパネルなどとして実現される。
音声入力部5は、ユーザが発した音声を取得し、音声データに変換する。音声入力部5は、例えば、マイクとして実現される。
通信部6は、スマートフォン1と他の機器との間のデータの送受信を行う。例えば、通信部6は、音声入力部5が生成した音声データを、通話相手の通話機器へ送信する。また例えば、通信部6は、通話相手の通話機器から音声データを受信する。
表示部7は、スマートフォン1が生成した各種画面を表示する。表示部7は、例えば、液晶パネルや有機ELパネルとして実現される。また、表示部7は、タッチパネルと一体となっていてもよい。
音声出力部8は、音声データを音声に変換し、出力する。音声出力部8は、例えば、スピーカ、レシーバとして実現される。
(制御部2の詳細)
通話制御部21は、スマートフォン1と他の通話機器と間の通話を制御する。なお、以降、他の通話機器を通話機器100と称する。また、通話機器100のユーザを通話相手200と称する(図6参照)。具体的には、通話制御部21は、通話機器100からの着信を特定すると、通話機器100の電話番号が、電話帳31、迷惑電話データベース33、および着信拒否データベース34に格納されているか否かを判定する。そして、通話制御部21は、判定結果に応じた処理を行う。例えば、該電話番号が電話帳31に格納されていると判定した場合、通話制御部21は、着信の通知処理とともに、電話帳31において該電話番号に対応付けられている、ユーザを識別する情報の通知をスマートフォン1に実行させる。
通話制御部21は、スマートフォン1と他の通話機器と間の通話を制御する。なお、以降、他の通話機器を通話機器100と称する。また、通話機器100のユーザを通話相手200と称する(図6参照)。具体的には、通話制御部21は、通話機器100からの着信を特定すると、通話機器100の電話番号が、電話帳31、迷惑電話データベース33、および着信拒否データベース34に格納されているか否かを判定する。そして、通話制御部21は、判定結果に応じた処理を行う。例えば、該電話番号が電話帳31に格納されていると判定した場合、通話制御部21は、着信の通知処理とともに、電話帳31において該電話番号に対応付けられている、ユーザを識別する情報の通知をスマートフォン1に実行させる。
なお、通話機器100の電話番号は、電話帳31、迷惑電話データベース33、および着信拒否データベース34の少なくとも2つに格納されていてもよい。換言すれば、本実施形態では、1つの電話番号が、複数のデータベースに重複して格納されていてもよい。
通話制御部21は、着信拒否データベース34、迷惑電話データベース33、電話帳31の順で、通話機器100の電話番号が格納されているか否かを判定する。換言すれば、これら3つのデータベースにおける判定の優先順位は、着信拒否データベース34、迷惑電話データベース33、電話帳31の順で高い。また、通話制御部21は、通話機器100の電話番号が複数のデータベースに重複して格納されていた場合、上記の優先順位に従って処理を行う。例えば、通話機器100の電話番号が電話帳31および迷惑電話データベース33に格納されていた場合、通話制御部21は、「迷惑電話データベース33に該電話番号が格納されている」との判定結果に応じた処理を行う。
また、通話制御部21は、通話開始後、音声入力部5から音声データを取得すると、通信部6を介して該音声データを通話機器100へ送信する。また、通話制御部21は、通信部6を介して、通話機器100から音声データを取得すると、該音声データを音声出力部8へ出力する。
表示制御部22は、各種画面を生成し、表示部7に表示させる。例えば、表示制御部22は、通話制御部21の指示に従い、ユーザに着信を通知するための着信画面を生成し、表示部7に表示させる。
データベース制御部23は、記憶部3に記憶されている各種データベースを制御する。例えば、データベース制御部23は、操作部4が受け付けたユーザの操作に応じて、電話番号を迷惑電話データベース33へ追加する。
(着信通知処理の流れ)
図3は、スマートフォン1が実行する着信通知処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図3は、スマートフォン1が実行する着信通知処理の流れの一例を示すフローチャートである。
通話制御部21は、通話機器100と接続され、通話機器100からの着信を特定すると(S1)、通話機器100の電話番号が着信拒否データベース34にあるか否かを判定する(S2)。該電話番号が着信拒否データベース34にあると判定した場合(S2でYES)、通話制御部21は、着信拒否を行い(S10)、着信通知処理を終了する。すなわち、通話制御部21は、通話機器100からの着信をユーザに通知せず、通話機器100との接続を切断する(電話を切る)。なお、通話制御部21は、ステップS10の処理において、電話を切る前に、所定の音声データを通話機器100へ送信してもよい。該音声データを用いて通話機器100から出力される音声は、例えば、「恐れ入りますが、この電話は、お受けすることはできません。」などの、通話を開始することができない旨を通話相手200へ通知する内容であってもよい。
通話機器100の電話番号が着信拒否データベース34に無いと判定した場合(S2でNO)、通話制御部21は、着信画面の生成を表示制御部22へ指示するとともに、該電話番号が迷惑電話データベース33にあるか否かを判定する(S3)。該電話番号が迷惑電話データベース33にあると判定した場合(S3でYES)、通話制御部21は、その旨を表示制御部22へ通知する。表示制御部22は、着信画面に迷惑電話であることをユーザに通知するための、「迷惑電話」というテキストを追加する(S4)。そして、スマートフォン1は着信通知処理をステップS7へ進める。
一方、通話機器100の電話番号が迷惑電話データベース33に無いと判定した場合(S3でNO)、通話制御部21は、該電話番号が電話帳31にあるか否かを判定する(S5)。該電話番号が電話帳31にあると判定した場合(S5でYES)、通話制御部21は、その旨を表示制御部22へ通知する。表示制御部22は、電話帳31において該電話番号に対応付けられている「名前」、すなわち、通話機器100のユーザを識別する情報を着信画面に追加する(S6)。
一方、通話機器100の電話番号が電話帳31に無いと判定した場合(S5でNO)、スマートフォン1はステップS6の処理を実行することなく、着信通知処理をステップS7へ進める。
続いて、通話制御部21は着信通知を行う(S7)。例えば、通話制御部21は、音声出力部8(スピーカ)から着信音を出力させる。該着信音は、例えば、音声データ35として記憶部3に記憶されている。また例えば、通話制御部21は、振動部(不図示)を振動させたり、LED(light emitting diode、不図示)を点灯または点滅させたりする。また、通話制御部21は、着信画面を表示させるよう表示制御部22へ指示する。表示制御部22は、通話制御部21の指示に従って、着信画面を表示部7に表示させる(S8)。
(着信画面)
図4は、着信画面の一例を示す図である。具体的には、図4の(a)は、通話制御部21が、通話機器100の電話番号が電話帳31にあると判定した場合の着信画面の一例(着信画面40a)である。図4の(b)は、通話制御部21が、該電話番号が迷惑電話データベース33にあると判定した場合の着信画面の一例(着信画面40b)である。図4の(c)は、通話制御部21が、該電話番号がいずれのデータベースにもないと判定した場合の着信画面の一例(着信画面40c)である。図4の(d)は、通話制御部21が、該電話番号がいずれのデータベースにもないと判定した場合の着信画面の別の例(着信画面40d)である。
図4は、着信画面の一例を示す図である。具体的には、図4の(a)は、通話制御部21が、通話機器100の電話番号が電話帳31にあると判定した場合の着信画面の一例(着信画面40a)である。図4の(b)は、通話制御部21が、該電話番号が迷惑電話データベース33にあると判定した場合の着信画面の一例(着信画面40b)である。図4の(c)は、通話制御部21が、該電話番号がいずれのデータベースにもないと判定した場合の着信画面の一例(着信画面40c)である。図4の(d)は、通話制御部21が、該電話番号がいずれのデータベースにもないと判定した場合の着信画面の別の例(着信画面40d)である。
着信画面40aは、例えば、図4の(a)に示すように、テキスト41、テキスト42、画像表示エリア43、通話開始ユーザインターフェース(以下、UI)44、および、代理応答UI45を含む。テキスト41は、通話機器100の電話番号を示すテキストである。テキスト42は、電話帳31において、該電話番号と対応付けられている情報(名前など)を示すテキストである。画像表示エリア43には、例えば、電話帳31において、該電話番号に、通話機器100のユーザを示す画像(該ユーザの写真など)が格納されている場合、該画像が表示される。
通話開始UI44は、スマートフォン1のユーザの操作入力を受け付ける。例えば、通話開始UI44は、図4の(a)に示すように、上方向へのスワイプ操作を受け付ける。通話制御部21は、該スワイプ操作を受け付けたことに応じて、スマートフォン1と通話機器100とを用いた通話を開始する。代理応答UI45は、スマートフォン1のユーザの操作入力を受け付ける。代理応答UI45は、例えば、スワイプ操作を受け付ける。通話制御部21は、該スワイプ操作を受け付けたことに応じて、代理応答処理を開始する。代理応答処理の詳細については後述する。
着信画面40bは、例えば、図4の(b)に示すように、テキスト41、画像表示エリア43、通話開始UI44、代理応答UI45、およびテキスト46を含む。着信画面40bにおいて、画像表示エリア43にはエクスクラメーションマーク(!)が表示されている。また、テキスト46は、「迷惑電話」であることを示すテキストである。これらを着信画面40bに含めることにより、表示制御部22は、迷惑電話であることをスマートフォン1のユーザに通知する。換言すれば、表示制御部22は、注意すべき相手からの着信である旨を、スマートフォン1のユーザに通知する。これにより、ユーザは、通話を開始する前に迷惑電話であることを認識することができる。
着信画面40cは、例えば、図4の(c)に示すように、テキスト41、画像表示エリア43、通話開始UI44、および代理応答UI45を含む。画像表示エリア43にはクエスチョンマーク(?)が表示されている。これにより、表示制御部22は、不明な相手からの着信である旨を、スマートフォン1のユーザに通知する。
また、通話機器100の電話番号がいずれのデータベースにもないと判定した場合の着信画面は、着信画面40dであってもよい。着信画面40dは、例えば、図4の(d)に示すように、テキスト41、テキスト41、画像表示エリア43、通話開始UI44、代理応答UI45、およびテキスト47を含む。画像表示エリア43には、着信画面40cと同様に、クエスチョンマーク(?)が表示されている。また、テキスト47は、電話をかけてきた人物の通話機器の電話番号が、いずれのデータベースにも登録されていないことを示すテキストである。これにより、表示制御部22は、不明な相手からの着信である旨を、より分かりやすくスマートフォン1のユーザに通知することができる。
再び図3を参照し、着信通知処理の説明に戻る。通話制御部21は通話処理を実行する(S9)。一例として、通話開始UI44がスワイプ操作を受け付けると、通話制御部21は、スマートフォン1のユーザが発した音声の音声データを通話機器100に送信可能な状態となるとともに、通話機器100から音声データを受信可能な状態となる。すなわち、通話制御部21は通話を開始する。また、操作部4がユーザによる通話を終了するための操作を受け付けると、通話機器100との接続を切断し、通話を終了する。通話の終了は、通話相手200による通話機器100への操作により実行されてもよい。以上で、着信通知処理は終了する。
(迷惑電話登録処理の流れ)
図5は、スマートフォン1が実行する迷惑電話登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。具体的には、図5に示すフローチャートは、いずれのデータベースにも格納されていない電話番号の通話機器からの着信に応答し、該電話番号を迷惑電話データベース33へ追加する処理の流れを示している。
図5は、スマートフォン1が実行する迷惑電話登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。具体的には、図5に示すフローチャートは、いずれのデータベースにも格納されていない電話番号の通話機器からの着信に応答し、該電話番号を迷惑電話データベース33へ追加する処理の流れを示している。
通話制御部21は、代理拒否が実行されたか否かを判定する(S11)。ここで、代理拒否の詳細について説明する。代理拒否とは、スマートフォン1が、代理応答を行った後、音声データを用いて通話を終了する旨を通話相手200に通知し、通話を終了する処理である。
図6は、代理応答および代理拒否の詳細を示す図である。代理応答UI45に対するスワイプ操作を受け付けると、通話制御部21は、その旨を表示制御部22に通知するとともに、音声データ35から、代理応答用の音声データを読み出す。表示制御部22は、通話制御部21からの通知を受けて、代理応答画面を生成する。代理応答画面は、例えば、図6の(a)に示す代理応答画面50である。代理応答画面50は、例えば、テキスト41、画像表示エリア43、通話開始UI44、テキスト51、および代理拒否UI52を含む。テキスト51は、代理応答を行っていることを示すテキストである。代理拒否UI52は、スマートフォン1のユーザの操作入力を受け付ける。代理拒否UI52は、例えば、スワイプ操作(第1操作)を受け付ける。詳細については後述するが、通話制御部21は、該スワイプ操作を受け付けたことに応じて、代理拒否処理を開始する。
表示制御部22は、生成した代理応答画面50を表示部7に表示させる。これにより、ユーザは、代理応答処理が実行されていることを認識することができる。
通話制御部21は、読み出した代理応答用の音声データを、通信部6を介して通話機器100へ送信する。これにより、図6の(b)に示すように、通話機器100から、代理応答を実行したことに基づく音声300が出力される。音声300は、例えば、代理応答である旨を通知する内容、および、通話相手200に名前と要件とを話すよう促す内容を含んでいてもよい。また、音声300は、通話相手200の発話を録音している旨を通話相手200に通知する内容を含んでいてもよい。この例の場合、通話制御部21は、通話機器100から受信した音声データを記憶部3に記憶する。換言すれば、通話制御部21は、通話相手200の発話を録音する。
スマートフォン1のユーザは、代理応答に対する通話相手200の発話内容から、通話を開始する(ユーザ自身が電話に出る)か否かを判断することができる。通話を開始しない(電話に出ない)と決定した場合、スマートフォン1のユーザは、代理拒否UI52へのスワイプ操作を入力する。代理拒否UI52に対するスワイプ操作を受け付けると、通話制御部21は、その旨を表示制御部22に通知するとともに、音声データ35から、代理拒否用の音声データを読み出す。表示制御部22は、通話制御部21からの通知を受けて、代理拒否画面を生成する。代理拒否画面は、例えば、図6の(c)に示す代理拒否画面60である。代理拒否画面60は、例えば、テキスト41およびテキスト61を含む。テキスト61は、代理拒否を行うことを示すテキストである。表示制御部22は、生成した代理拒否画面60を表示部7に表示させる。これにより、ユーザは、代理拒否が実行されたことを認識することができる。
通話制御部21は、読み出した代理拒否用の音声データを、通信部6を介して通話機器100へ送信する。これにより、図6の(d)に示すように、通話機器100から、代理拒否を実行したことに基づく音声400が出力される。音声400は、例えば、通話を開始することができない旨を通話相手200へ通知する内容であってもよい。
再び図5を参照し、迷惑電話登録処理の説明に戻る。代理拒否が実行されたと判定した場合(S11でYES)、通話制御部21は、通話を終了する(S12)。通話制御部21は、代理拒否の実行に伴い通話を終了した旨を、データベース制御部23へ通知する。データベース制御部23は、通話制御部21からの通知を受けると、通話機器100の電話番号を迷惑電話データベース33へ追加する(S15)。
図7は、迷惑電話データベース33のデータ構成の一例を示す図である。具体的には、図7は、ステップS15の処理が実行された後の迷惑電話データベース33のデータ構成を示す図である。図7に示す迷惑電話データベース33は、図2の(b)に示す迷惑電話データベース33に、レコード331が追加されたものである。つまり、制御部2は、代理拒否が実行され、かつ、通話機器100の電話番号が迷惑電話データベース33に格納されていない場合、該電話番号を自動的に迷惑電話データベース33に追加する。これにより、スマートフォン1のユーザが通話を開始したくないと判断した着信、すなわち、迷惑電話と判断した着信を自動的に迷惑電話に分類することができる。よって、スマートフォン1は、同じ相手からの着信があった場合、迷惑電話としてユーザに注意喚起することができる。
再び図5を参照し、迷惑電話登録処理の説明に戻る。代理拒否が実行されていないと判定した場合(S11でNO)、通話制御部21は、通話が終了するまで待機する(S12)。通話が終了した場合(S12でYES)、具体的には、操作部4が通話を終了するための操作を受け付け、通話制御部21が通話を終了させた場合、通話制御部21は、その旨を表示制御部22へ通知する。表示制御部22は、通話制御部21からの通知を受けると、通話終了画面を生成する。
通話終了画面において、通話相手200の電話番号を迷惑電話データベース33へ追加する操作を受け付けた場合(S14でYES)、データベース制御部23は、通話相手200の電話番号を迷惑電話データベースへ追加する(S15)。通話終了画面において上記操作を受け付けなかった場合(S14でNO)、ステップS15の処理は実行されない。
図8は、電話帳31に登録されていない電話番号からの着信に応答した場合の通話終了画面の一例を示す図である。一例として、表示制御部22は、通話において代理応答が行われたか否かに応じて、異なる通話終了画面を生成する。図8の(a)は、代理応答が行われていない場合の通話終了画面の一例(通話終了画面70a)である。図8の(b)は、代理応答が行われた場合の通話終了画面の一例(通話終了画面70b)である。なお、ここでの「代理応答が行われた場合」とは、代理応答が行われた後、スマートフォン1のユーザが通話を開始して通話を終了した場合を指す。すなわち、代理応答が行われた後、代理拒否が行われて通話が終了した場合は含まない。
通話終了画面70aは、例えば、図8の(a)に示すように、テキスト71、テキスト72、およびポップアップ73を含む。テキスト71は、通話が終了したことを示すテキストである。テキスト72は、通話時間を示すテキストである。ポップアップ73は、各データベースへの、通話相手200の電話番号の登録を促すための画像である。ポップアップ73は、例えば、テキスト74、UI75〜78を含む。テキスト74は、通話相手200の電話番号を示すテキストである。UI75〜78は、スマートフォン1のユーザの操作入力を受け付ける。UI75〜78は、例えば、タップ操作を受け付ける。
UI75〜77のいずれかがタップ操作を受け付けた場合、データベース制御部23は、該タップ操作を受け付けたことに応じて、電話番号をいずれかのデータベースへ追加する。具体的には、データベース制御部23は、UI75へのタップ操作を受け付けたことに応じて、テキスト74に示す電話番号を電話帳31へ追加する。この場合、表示制御部22は、電話帳31へ電話番号を追加するための画面を生成し、表示部7に表示させる。
また、データベース制御部23は、UI76へのタップ操作(第1操作)を受け付けたことに応じて、テキスト74に示す電話番号を迷惑電話データベース33へ追加する。該操作が、図5のステップS14に示す、「電話番号を迷惑電話データベース33へ追加する操作」に相当する。
また、データベース制御部23は、UI77へのタップ操作を受け付けたことに応じて、テキスト74に示す電話番号を着信拒否データベース34へ追加する。これらの場合、表示制御部22は、通話終了画面を非表示とし、例えば、ホーム画面を表示部7に表示させる。
また、UI78へのタップ操作を受け付けた場合、制御部2は、テキスト74に示す電話番号をデータベースに追加せず、例えば、ホーム画面を表示部7に表示させる。
通話終了画面70bは、例えば、図8の(b)に示すように、テキスト71、テキスト72、およびポップアップ81を含む。ポップアップ81は、スマートフォン1のユーザへの注意喚起のための画像である。また、ポップアップ81は、登録UI82を含む。登録UI82は、スマートフォン1のユーザの操作入力を受け付ける。登録UI82は、例えば、タップ操作を受け付ける。表示制御部22は、該タップ操作を受け付けたことに応じて、ポップアップ73を生成し、図8の(c)に示すように、ポップアップ81を生成したポップアップ73に置き換える。図8の(c)に示すポップアップ73は、UI75を含まないことを除けば、図8の(a)に示すポップアップ73と同様である。すなわち、スマートフォン1では、代理応答が行われた場合、通話終了画面から直接、電話帳31へ電話番号を追加するための画面を表示することはできないようになっている。これにより、迷惑電話をかけてきた相手の電話番号を誤って電話帳31へ追加してしまうことを防ぐことができる。
(効果)
以上のように、本実施形態に係るスマートフォン1は、スマートフォン1のユーザの操作に応じて、新たな電話番号を迷惑電話データベース33に追加することができる。換言すれば、スマートフォン1は、迷惑電話データベース33を、ユーザの希望に応じて柔軟に変更することができる。これにより、スマートフォン1のユーザは、個人的な理由から迷惑電話に分類したい相手がいる場合に、該相手の電話番号を迷惑電話に分類することができる。迷惑電話データベース33に格納されている電話番号からの着信は、着信画面において、迷惑電話である旨がユーザに通知される。このため、ユーザは、上記相手からの着信に応答する前に、迷惑電話であることを認識することができる。
以上のように、本実施形態に係るスマートフォン1は、スマートフォン1のユーザの操作に応じて、新たな電話番号を迷惑電話データベース33に追加することができる。換言すれば、スマートフォン1は、迷惑電話データベース33を、ユーザの希望に応じて柔軟に変更することができる。これにより、スマートフォン1のユーザは、個人的な理由から迷惑電話に分類したい相手がいる場合に、該相手の電話番号を迷惑電話に分類することができる。迷惑電話データベース33に格納されている電話番号からの着信は、着信画面において、迷惑電話である旨がユーザに通知される。このため、ユーザは、上記相手からの着信に応答する前に、迷惑電話であることを認識することができる。
また、個人的な理由から着信に応答したくない相手の電話番号を、一旦迷惑電話データベース33に追加することで、ユーザがこの相手にどう対応すべきかを考える余裕が生まれる。具体的には、着信拒否すべきか否かの判断がつかない相手を、一旦迷惑電話に分類することで、着信拒否すべきか否かを判断する時間的余裕が生まれる。また、この相手を一旦迷惑電話に分類することで、ユーザは、着信拒否すべきか否かを判断するための情報を得ることができる。例えば、ユーザは、迷惑電話に分類した以降もこの相手から繰り返し着信があるため、この相手を着信拒否する、という判断をすることができる。
また、電話帳31、迷惑電話データベース33、および着信拒否データベース34のいずれにも電話番号が格納されていない通話機器からの着信に対し、ユーザが代理拒否を実行するための操作を行ったとする。この場合、スマートフォン1は、代理拒否を実行するための操作をトリガとして、該通話機器の電話番号を迷惑電話データベース33に追加する。つまり、ユーザが、該電話番号を迷惑電話データベース33に追加するための操作を行うことなく、該電話番号が迷惑電話データベース33に追加される。換言すれば、スマートフォン1は、ユーザが着信に対し応答したくないと判断した、すなわち、迷惑電話の可能性が高い着信について、自動的に迷惑電話と分類することができる。
また、スマートフォン1は、通話終了画面に、通話相手の電話番号を迷惑電話データベース33へ追加するためのUI76を含める。換言すれば、ユーザは、UI76に対する操作を行うだけで、電話番号を迷惑電話データベース33に追加することができる。換言すれば、ユーザは、簡易な操作で電話番号を迷惑電話データベース33に追加することができる。また、通話終了画面にUI76が含まれているので、追加忘れを防ぐことができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図9および図10を参照して詳細に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の他の実施形態について、図9および図10を参照して詳細に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図9は、本実施形態に係る迷惑電話データベース33aのデータ構成の一例を示す図である。本実施形態に係る記憶部3は、実施形態1で説明した迷惑電話データベース33に代えて、迷惑電話データベース33aを記憶している。
迷惑電話データベース33aは、「電話番号」のカラムと「着信回数」のカラムとを有する。「電話番号」のカラムには、通話機器の電話番号、すなわち、迷惑電話をかけてきた相手の電話番号が格納される。「着信回数」のカラムには、各電話番号の通話機器からの着信回数が格納される。つまり、迷惑電話データベース33aは、電話番号と、該電話番号の通話機器からの着信回数とを対応付けて記憶している。
迷惑電話データベース33aは、「電話番号」のカラムと「着信回数」のカラムとを有する。「電話番号」のカラムには、通話機器の電話番号、すなわち、迷惑電話をかけてきた相手の電話番号が格納される。「着信回数」のカラムには、各電話番号の通話機器からの着信回数が格納される。つまり、迷惑電話データベース33aは、電話番号と、該電話番号の通話機器からの着信回数とを対応付けて記憶している。
図10は、本実施形態に係る着信画面の一例、および、着信後の迷惑電話データベース33aのデータ構成を示す図である。図10の(a)は、迷惑電話データベース33aに格納されている電話番号「082−eeee−rrrr」の通話機器から着信があった場合の着信画面40eを示している。
通話制御部21は、「082−eeee−rrrr」が迷惑電話データベース33aにあると判定すると、その旨を表示制御部22およびデータベース制御部23へ通知する。データベース制御部23は、通話制御部21からの通知に応じて、「082−eeee−rrrr」に対応付けられている着信回数を1増やす。すなわち、図10の(b)に示すように、セル332に格納されている着信回数を「1」から「2」に変更する。データベース制御部23は、着信回数を変更すると、その旨を表示制御部22へ通知する。
表示制御部22は、通話制御部21およびデータベース制御部23の通知を受けると、着信画面40eを生成する。着信画面40eは、テキスト41、画像表示エリア43、通話開始UI44、代理応答UI45、およびテキスト48を含む。テキスト48は、テキスト41が示す電話番号の通話機器からの着信回数を示すテキストである。図10の(a)の例の場合、テキスト48は、電話番号が「082−eeee−rrrr」の通話機器からの着信回数を示す。表示制御部22は、迷惑電話データベース33aを参照し、「082−eeee−rrrr」に対応付けられている着信回数「2」を特定する。そして、表示制御部22は、特定した結果に応じて、テキスト48(図10の(b)の例の場合、「2回目」というテキスト)を着信画面40eに含める。そして、表示制御部22は、生成した着信画面40eを表示部7に表示させる。
なお、図示してはいないが、データベース制御部23は、電話をかけてきた相手の電話番号を迷惑電話データベース33aに追加する場合、着信回数として「1」を対応付けて追加する。
(効果)
以上より、スマートフォン1は、迷惑電話に分類した相手からの着信回数をユーザに通知することができる。換言すれば、該相手からの電話に対しどのように対応すべきか、あるいは、この相手からの着信を迷惑電話に分類したままとすべきか、といったユーザの判断に対し有益な情報を提供することができる。例えば、ユーザは、何度も電話をかけてくる相手であるので応答してみる、という判断をすることができる。あるいは、ユーザは、何度も電話をかけてくるのが煩わしいので、着信拒否データベース34へ追加する、という判断をすることもできる。着信回数がユーザに通知されるため、ユーザはこのような判断をより容易に行うことができる。
以上より、スマートフォン1は、迷惑電話に分類した相手からの着信回数をユーザに通知することができる。換言すれば、該相手からの電話に対しどのように対応すべきか、あるいは、この相手からの着信を迷惑電話に分類したままとすべきか、といったユーザの判断に対し有益な情報を提供することができる。例えば、ユーザは、何度も電話をかけてくる相手であるので応答してみる、という判断をすることができる。あるいは、ユーザは、何度も電話をかけてくるのが煩わしいので、着信拒否データベース34へ追加する、という判断をすることもできる。着信回数がユーザに通知されるため、ユーザはこのような判断をより容易に行うことができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらなる別の実施形態について、図11および図12を参照して詳細に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明のさらなる別の実施形態について、図11および図12を参照して詳細に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、迷惑電話の着信について、所定の条件を満たした場合に、その相手を着信拒否する、すなわち、相手の電話番号を着信拒否データベース34に追加する処理(着信拒否登録処理)について説明する。
(着信拒否登録処理の流れ)
図11は、スマートフォン1が実行する着信拒否登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。具体的には、図11のフローチャートは、迷惑電話データベース33に格納されている電話番号の通話機器からの着信に応答し、該電話番号を着信拒否データベース34へ追加する処理の流れを示している。
図11は、スマートフォン1が実行する着信拒否登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。具体的には、図11のフローチャートは、迷惑電話データベース33に格納されている電話番号の通話機器からの着信に応答し、該電話番号を着信拒否データベース34へ追加する処理の流れを示している。
通話制御部21は、代理拒否UI52に対するユーザのスワイプ操作(第2操作)に基づき、代理拒否が実行されたか否かを判定する(S21)。なお、代理拒否の詳細については実施形態1で説明しているため、ここでは説明を繰り返さない。代理拒否が実行されたと判定した場合(S21でYES)、通話制御部21は、通話を終了する(S22)。通話制御部21は、代理拒否の実行に伴い通話を終了した旨を、データベース制御部23へ通知する。データベース制御部23は、通話制御部21からの通知を受けると、通話機器100の電話番号を着信拒否データベース34へ追加する(S25)。
つまり、本実施形態に係る制御部2は、迷惑電話データベース33に格納され、かつ、着信拒否データベース34に格納されていない電話番号の相手からの着信において、代理拒否が実行された場合、該電話番号を自動的に着信拒否データベース34に追加する。換言すれば、迷惑電話の着信があった場合、相手の電話番号を着信拒否データベース34へ追加するための所定の条件は、代理拒否UI52に対するスワイプ操作を受け付けることである。これにより、スマートフォン1のユーザが通話を開始したくないと判断した迷惑電話を自動的に着信拒否とすることができる。よって、スマートフォン1は、同じ相手からの着信があった場合、着信拒否、すなわち、ユーザに着信を通知しないようにすることができる。
再び図11を参照し、着信拒否登録処理の説明に戻る。代理拒否が実行されていないと判定した場合(S21でNO)、通話制御部21は、通話が終了するまで待機する(S22)。通話が終了した場合(S22でYES)、具体的には、操作部4が通話を終了するための操作を受け付け、通話制御部21が通話を終了させた場合、通話制御部21は、その旨を表示制御部22へ通知する。表示制御部22は、通話制御部21からの通知を受けると、通話終了画面を生成する。
通話終了画面において、通話相手の電話番号を着信拒否データベース34へ追加する操作を受け付けた場合(S24でYES)、データベース制御部23は、通話相手の電話番号を着信拒否データベース34へ追加する(S25)。通話終了画面において上記操作を受け付けなかった場合(S24でNO)、ステップS25の処理は実行されない。
図12は、通話終了画面の一例である通話終了画面70dを示す図である。通話終了画面70dは、テキスト71、テキスト72、およびポップアップ73を含む。ポップアップ73は、実施形態1で説明した通話終了画面70aおよび70cと異なり、テキスト74、UI77およびUI78のみを含む。通話終了画面70dは、迷惑電話に対する応答が終了した場合に表示される画面である。このため、ポップアップ73は、電話帳31へ電話番号を追加するためのUI75、および、迷惑電話データベース33へ電話番号を追加するためのUI76を含んでいる必要はない。
表示制御部22は、実施形態1と同様に、通話において代理応答が行われたか否かに応じて、異なる通話終了画面を生成してもよい。この場合、表示制御部22は、代理応答が行われていない場合、図12に示す通話終了画面70dを表示部7に表示させてもよい。一方、代理応答が行われた場合、表示制御部22は、図8に示す通話終了画面70bを表示部7に表示させてもよい。そして、操作部4が登録UI82へのタップ操作を受け付けた場合、表示制御部22は、通話終了画面70dを表示すればよい。
なお、データベース制御部23は、ステップS25で電話番号を着信拒否データベース34へ追加すると、該電話番号を迷惑電話データベース33から削除する。
(効果)
以上のように、本実施形態に係るスマートフォン1は、迷惑電話データベース33に電話番号が格納されている通話機器からの着信に対してユーザが行った、代理拒否を実行するための操作をトリガとして、該電話番号を着信拒否データベース34に追加する。つまり、ユーザが、該電話番号を着信拒否データベース34に追加するための操作を行うことなく、該電話番号が着信拒否データベース34に追加される。換言すれば、スマートフォン1は、ユーザが応答したくないと判断した迷惑電話を、自動的に、以降は着信拒否とすることができる。
以上のように、本実施形態に係るスマートフォン1は、迷惑電話データベース33に電話番号が格納されている通話機器からの着信に対してユーザが行った、代理拒否を実行するための操作をトリガとして、該電話番号を着信拒否データベース34に追加する。つまり、ユーザが、該電話番号を着信拒否データベース34に追加するための操作を行うことなく、該電話番号が着信拒否データベース34に追加される。換言すれば、スマートフォン1は、ユーザが応答したくないと判断した迷惑電話を、自動的に、以降は着信拒否とすることができる。
〔変形例〕
スマートフォン1は、通話履歴を示す画面(以下、「履歴画面」と称する)を表示した状態で、所定の操作を受け付けることにより、履歴画面に表示された電話番号を迷惑電話データベース33へ追加してもよい。一例として、該所定の操作は、該電話番号を迷惑電話データベース33へ追加するためのUIへのタップ操作であってもよい。また、該UIは、電話番号へのタップ操作により表示されるメニュー画像に含まれていてもよい。これにより、ある着信について、着信終了画面では迷惑電話に分類しなかったものの、その後思い直して、迷惑電話に分類したいとユーザが考えた場合に、該着信を迷惑電話に分類することができる。
スマートフォン1は、通話履歴を示す画面(以下、「履歴画面」と称する)を表示した状態で、所定の操作を受け付けることにより、履歴画面に表示された電話番号を迷惑電話データベース33へ追加してもよい。一例として、該所定の操作は、該電話番号を迷惑電話データベース33へ追加するためのUIへのタップ操作であってもよい。また、該UIは、電話番号へのタップ操作により表示されるメニュー画像に含まれていてもよい。これにより、ある着信について、着信終了画面では迷惑電話に分類しなかったものの、その後思い直して、迷惑電話に分類したいとユーザが考えた場合に、該着信を迷惑電話に分類することができる。
なお、通話履歴32において、迷惑電話である旨を示す情報が対応付けられている電話番号については、履歴画面においても、該情報を電話番号に対応付けて示すことが望ましい。これにより、ユーザは、履歴画面に表示されている複数の電話番号から、迷惑電話データベース33に格納されている電話番号を容易に特定することができる。
電話帳31、迷惑電話データベース33、および着信拒否データベース34のいずれかに格納されている電話番号は、残りの2つのデータベースには格納されない構成であってもよい。この場合、例えば、電話帳31に格納されている電話番号は、迷惑電話データベース33および着信拒否データベース34には格納されていない。
各種UIが受け付けるユーザの操作入力は、各実施形態に記載した操作入力に限定されない。例えば、各実施形態において「スワイプ操作を受け付ける」と記載したUIについて、スワイプ操作に代えてタップ操作を受け付けるものとしてもよい。
スマートフォン1は、迷惑電話データベース33に格納されている電話番号をユーザに示す画面(以下、「迷惑電話画面」と称する)を表示してもよい。一例として、迷惑電話画面は、電話帳をユーザに示す画面(以下、「電話帳画面」と称する)を表示した状態で、スマートフォン1が所定の操作を受け付けることにより、表示されてもよい。該所定の操作は、迷惑電話画面を表示するためのUIへのタップ操作であってもよい。また、該UIは、電話帳画面に表示されたUIへのタップ操作により表示されるメニュー画像に含まれていてもよい。迷惑電話画面は、迷惑電話データベース33に格納されている電話番号を、追加された順に表示してもよいし、電話番号を数字列として、該数字列の小さい順または大きい順に表示してもよい。
また、例えば、電話帳画面において、ま行の欄に「迷惑電話」という項目を含めてもよい。この項目へのタップ操作により、迷惑電話画面が表示されてもよい。
スマートフォン1は、迷惑電話画面(または、電話帳画面に表示された「迷惑電話」という項目)に対するユーザの操作で、該電話番号に対する発信が行われないように構成されていることが望ましい。これにより、ユーザが、迷惑電話に分類した相手に誤って発信することが無くなる。
迷惑電話データベース33に格納されている電話番号は、ユーザの操作により削除することができない構成となっていてもよい。これにより、ユーザが、一旦迷惑電話に分類した電話番号を誤って削除することが無くなる。
スマートフォン1は、代理応答および代理拒否の機能を備えていないものであってもよい。このようなスマートフォン1の場合、実施形態1で説明した、代理拒否に基づく、電話番号の迷惑電話データベース33への自動追加は行われない。同様に、実施形態3で説明した、代理拒否に基づく、電話番号の着信拒否データベース34への自動追加も行われない。
スマートフォン1は、迷惑電話データベース33に格納されている電話番号を、電話帳31へ追加することができない構成であることが望ましい。一方、スマートフォン1は、迷惑電話データベース33に格納されている電話番号を、電話帳31へ追加することができる構成であってもよい。この例において、操作部4が、該電話番号を電話帳31へ追加するための操作を受け付けた場合、表示制御部22は、電話番号を電話帳31へ追加することをユーザに確認する画像を表示部7に表示させてもよい。該画像は、例えば、「この電話番号は迷惑電話として登録されています。電話帳に登録しますか?」というテキストと、電話帳31への登録を許可するための許可UIと、電話帳31への登録を拒否するための拒否UIとを含んでもよい。許可UIへの操作を受け付けた場合、データベース制御部23は、迷惑電話データベース33から、該電話番号を削除してもよい。
表示制御部22は、代理拒否を行った場合において、通話終了後に通話終了画面を表示部7に表示させてもよい。この場合の通話終了画面は、例えば、テキスト71およびテキスト72のみを含む画面であってもよい。つまり、この場合、相手の電話番号は自動的に迷惑電話データベース33へ追加されているため、ポップアップ73を通話終了画面に含める必要はない。あるいは、この場合の通話終了画面は、図8の(b)に示す通話終了画面70bであってもよい。ただし、相手の電話番号は自動的に迷惑電話データベース33へ追加されているため、ポップアップ81に登録UI82を含める必要はない。
実施形態3において、制御部2は、迷惑電話の着信時に、相手の電話番号を着信拒否データベース34へ追加するための操作を入力可能である旨をユーザへ通知してもよい。一例として、表示制御部22は、迷惑電話の着信時に、相手の電話番号を着信拒否データベース34へ追加するための操作を受け付けるUIを着信画面に含めてもよい。
図13は、本変形例に係る着信画面40fを示す図である。着信画面40fは、テキスト41、画像表示エリア43、通話開始UI44、代理応答UI45、および着信拒否UI49を含む。着信拒否UI49は、スマートフォン1のユーザの操作入力を受け付ける。着信拒否UI49は、例えば、スワイプ操作(第3操作)を受け付ける。
着信拒否UI49に対するスワイプ操作を受け付けると、データベース制御部23は、相手の電話番号を着信拒否データベース34へ追加する。つまり、本変形例に係る制御部2は、迷惑電話データベース33に格納され、かつ、着信拒否データベース34に格納されていない電話番号の相手からの着信において、操作部4が着信拒否UI49へのスワイプ操作を受け付けた場合、該電話番号を着信拒否データベース34に追加する。換言すれば、迷惑電話の着信があった場合、相手の電話番号を着信拒否データベース34へ追加するための所定の条件は、着信拒否UI49に対するスワイプ操作を受け付けることである。ユーザは、着信画面で着信拒否UI49へのスワイプ操作を行うだけで、この相手からの着信を、以降は拒否することができる。つまり、ユーザは、簡易な操作で電話番号を着信拒否データベース34に追加することができる。
また、この変形例において、通話制御部21は、着信拒否UI49に対するスワイプ操作を受け付けたことに伴い、代理拒否と同様の処理を実行してもよい。すなわち、通話制御部21は、代理拒否用の音声データを、通信部6を介して相手の通話機器へ送信し、音声400(図6の(d)参照)を出力させてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
スマートフォン1の制御ブロック(特に、通話制御部21、表示制御部22、データベース制御部23)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
スマートフォン1の制御ブロック(特に、通話制御部21、表示制御部22、データベース制御部23)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、スマートフォン1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電子機器(スマートフォン1)は、少なくとも1つの入力装置(操作部4)と、少なくとも1つの記憶装置(記憶部3)と、少なくとも1つの制御装置(制御部2)とを備える、通話機能を有する電子機器であって、上記記憶装置は、電話番号を格納している第1データベース(迷惑電話データベース33)を少なくとも記憶しており、上記制御装置は、上記第1データベースに格納されている電話番号から着信した場合、注意すべき相手からの着信である旨を、上記電子機器のユーザに対して通知する処理と、上記第1データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、上記入力装置が上記ユーザの第1操作を受け付けた場合、電話番号を上記第1データベースへ追加する処理と、を行う。
本発明の態様1に係る電子機器(スマートフォン1)は、少なくとも1つの入力装置(操作部4)と、少なくとも1つの記憶装置(記憶部3)と、少なくとも1つの制御装置(制御部2)とを備える、通話機能を有する電子機器であって、上記記憶装置は、電話番号を格納している第1データベース(迷惑電話データベース33)を少なくとも記憶しており、上記制御装置は、上記第1データベースに格納されている電話番号から着信した場合、注意すべき相手からの着信である旨を、上記電子機器のユーザに対して通知する処理と、上記第1データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、上記入力装置が上記ユーザの第1操作を受け付けた場合、電話番号を上記第1データベースへ追加する処理と、を行う。
本発明の態様2に係る電子機器は、上記態様1において、上記記憶装置は、さらに、電話番号を格納している、上記第1データベースと異なる第2データベース(着信拒否データベース34)を記憶しており、上記制御装置は、さらに、上記第2データベースに格納されていない電話番号から着信した場合、着信を上記ユーザに対して通知する一方、上記第2データベースに格納されている電話番号から着信した場合、着信を上記ユーザに対して通知せず、相手との接続を切断する処理と、上記第1データベースに格納されており、上記第2データベースに格納されていない電話番号の相手から着信し、かつ、所定の条件を満たした場合、該電話番号を上記第2データベースへ追加する処理と、を行ってもよい。
本発明の態様3に係る電子機器は、上記態様2において、上記記憶装置は、さらに、上記ユーザの代理として応答するための音声データを記憶しており、上記制御装置は、さらに、上記入力装置が受け付けた上記ユーザの第2操作に応じて、通話相手に対し上記音声データを用いて応答した後、通話を終了する処理を行い、上記所定の条件は、上記通話を終了する処理を行うことであってもよい。
本発明の態様4に係る電子機器は、上記態様2において、上記所定の条件は、着信した電話番号が上記第1データベースに格納され、かつ、上記第2データベースに格納されていない場合に受け付け可能な第3操作を、上記入力装置が受け付けることであってもよい。
本発明の態様5に係る電子機器は、上記態様1から4のいずれかにおいて、上記記憶装置は、さらに、上記ユーザの代理として応答するための音声データを記憶しており、上記第1操作は、通話相手に対し上記音声データを用いて応答した後、通話を終了する処理を指示するための操作であり、上記電話番号を上記第1データベースに追加する処理では、上記第1操作を受け付けたことにより通話が終了し、かつ、着信した電話番号が上記第1データベースに格納されていない場合、該電話番号を自動的に上記第1データベースへ追加してもよい。
本発明の態様6に係る制御装置は、通話機能を有する電子機器(スマートフォン1)を制御する制御装置(制御部2)であって、上記電子機器に備えられた記憶装置(記憶部3)に記憶されている第1データベース(迷惑電話データベース33)に格納されていると判定した場合、注意すべき相手からの着信である旨を、上記電子機器のユーザに対して通知する通知部(表示制御部22)と、上記第1データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、上記電子機器に備えられた入力装置(操作部4)が上記ユーザの第1操作を受け付けた場合、該電話番号を上記第1データベースへ追加するデータベース制御部(データベース制御部23)と、を備える。
本発明の態様7に係る電子機器(スマートフォン1)の制御方法は、通話機能を有する電子機器の制御方法であって、上記電子機器に備えられた記憶装置(記憶部3)に記憶されている第1データベース(迷惑電話データベース33)に格納されていると判定した場合、注意すべき相手からの着信である旨を、上記電子機器のユーザに対して通知するステップ(ステップS4、S8)と、上記第1データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、上記電子機器に備えられた入力装置(操作部4)が上記ユーザの第1操作を受け付けた場合、電話番号を上記第1データベースへ追加するステップ(ステップS15)と、を含む。
本発明の各態様に係る電子機器は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記電子機器が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記電子機器をコンピュータにて実現させる電子機器の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 スマートフォン(電子機器)
2 制御部(制御装置)
3 記憶部(記憶装置)
4 操作部(操作装置)
22 表示制御部(通知部)
23 データベース制御部
33、33a 迷惑電話データベース(第1データベース)
34 着信拒否データベース(第2データベース)
2 制御部(制御装置)
3 記憶部(記憶装置)
4 操作部(操作装置)
22 表示制御部(通知部)
23 データベース制御部
33、33a 迷惑電話データベース(第1データベース)
34 着信拒否データベース(第2データベース)
Claims (7)
- 少なくとも1つの入力装置と、少なくとも1つの記憶装置と、少なくとも1つの制御装置とを備える、通話機能を有する電子機器であって、
上記記憶装置は、電話番号を格納している第1データベースを少なくとも記憶しており、
上記制御装置は、
上記第1データベースに格納されている電話番号から着信した場合、注意すべき相手からの着信である旨を、上記電子機器のユーザに対して通知する処理と、
上記第1データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、上記入力装置が上記ユーザの第1操作を受け付けた場合、該電話番号を上記第1データベースへ追加する処理と、を行うことを特徴とする電子機器。 - 上記記憶装置は、さらに、電話番号を格納している、上記第1データベースと異なる第2データベースを記憶しており、
上記制御装置は、さらに、
上記第2データベースに格納されていない電話番号から着信した場合、着信を上記ユーザに対して通知する一方、上記第2データベースに格納されている電話番号から着信した場合、着信を上記ユーザに対して通知せず、相手との接続を切断する処理と、
上記第1データベースに格納されており、上記第2データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、所定の条件を満たした場合、該電話番号を上記第2データベースへ追加する処理と、を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 上記記憶装置は、さらに、上記ユーザの代理として応答するための音声データを記憶しており、
上記制御装置は、さらに、上記入力装置が受け付けた上記ユーザの第2操作に応じて、通話相手に対し上記音声データを用いて応答した後、通話を終了する処理を行い、
上記所定の条件は、上記通話を終了する処理を行うことであることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。 - 上記所定の条件は、着信した電話番号が上記第1データベースに格納され、かつ、上記第2データベースに格納されていない場合に受け付け可能な第3操作を、上記入力装置が受け付けることであることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
- 上記記憶装置は、さらに、上記ユーザの代理として応答するための音声データを記憶しており、
上記第1操作は、通話相手に対し上記音声データを用いて応答した後、通話を終了する処理を指示するための操作であり、
上記電話番号を上記第1データベースに追加する処理では、上記第1操作を受け付けたことにより通話が終了し、かつ、着信した電話番号が上記第1データベースに格納されていない場合、該電話番号を自動的に上記第1データベースへ追加することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。 - 通話機能を有する電子機器を制御する制御装置であって、
上記電子機器に備えられた記憶装置に記憶されている第1データベースに格納されている電話番号から着信した場合、注意すべき相手からの着信である旨を、上記電子機器のユーザに対して通知する通知部と、
上記第1データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、上記電子機器に備えられた入力装置が上記ユーザの第1操作を受け付けた場合、該電話番号を上記第1データベースへ追加するデータベース制御部と、を備えることを特徴とする制御装置。 - 通話機能を有する電子機器の制御方法であって、
上記電子機器に備えられた記憶装置に記憶されている第1データベースに格納されている電話番号から着信した場合、注意すべき相手からの着信である旨を、上記電子機器のユーザに対して通知するステップと、
上記第1データベースに格納されていない電話番号から着信し、かつ、上記電子機器に備えられた入力装置が上記ユーザの第1操作を受け付けた場合、該電話番号を上記第1データベースへ追加するステップと、を含むことを特徴とする制御方法。
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