JP2014071914A - フラッシュメモリ装置およびメモリ装置の操作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遅延を回避することのできるフラッシュメモリ装置およびメモリ装置の操作方法を提供する。
【解決手段】 フラッシュメモリ装置におけるロジック読み込み操作のタイミングは、パッドシリアル出力回路によって改善することができ、パッドシリアル出力回路は、最後のコマンドクロックの前にプリデコードされたコマンド信号およびプリフェッチされたロジックデータを受信して、コマンド入力配列の最後のクロックにおいて、パッドシリアル出力回路のコマンドに対して高速解析を行う。別の実施形態において、第1コマンド・プリデコードおよびデータ・プリフェッチは、コマンド入力の4番目のクロックで行われ、第2コマンド・プリデコードは、コマンド入力の7番目のクロックで行われる。
【選択図】 図13

Description

本発明は、フラッシュメモリ(flash memory)に関するものであり、特に、フラッシュメモリのロジックデータ(logic data)読み込みに関するものである。
LPC(low pin count)および簡単なインターフェースにより、シングルビットシリアル(single bit serial)および多ビットシリアル(multiple bit serial)のフラッシュメモリが普及した。最も簡単なインターフェースは、1ビット(one-bit)のシリアル・ペリフェラル・インタフェース(Serial Peripheral Interface, SPI)である。1ビットのSPIプロトコルは、ユーザーがSPIフラッシュメモリ装置に8ビットのコマンド、アドレスバイト、および選択的なダミーバイト(dummy bytes)を送信し、それに応答してSPIフラッシュメモリ装置がユーザーにデータを返信する。単一の8ビット・コマンドは、読み込み、削除/プログラム、またはその他の適切な操作を識別することができる。高速読み込み性能を要求する高性能システムアプリケーションに対し、例えば、SPI−デュアル(SPI-Dual)、SPI−クワッド(SPI-Quad)、クワッド・ペリフェラル・インターフェース(Quad Peripheral Interface, QPI)等の多ビットシリアル・インターフェースが発展した。SPI−クワッドでは、1回につき1ビットの方法で8ビット・コマンドを直列に提供するが、全ての後続のフィールド(例えば、アドレス、選択的なダミーバイト、およびデータ)は、4ビット(クワッド)シリアルベースで完了することによって、読み込み量が改善される。QPIでは、全てのフィールド(例えば、8ビット・コマンド、アドレス、選択的なダミーバイト、およびデータ)は、いずれも4ビットシリアルで完了する。このようにして、QPIは、2つのクロック周期で8ビット・コマンドを提供するため、SPI−クワッドは、8つのクロック周期が必要である。例えば、Jigour等により2009年7月7日に発行された米国特許第7,558,900号等において、様々な多ビットシリアル・フラッシュ・インターフェース・プロトコルが開示されている。
フラッシュメモリが行う読み込み操作の種類は、一般的に、メモリアレイ読み込みと、ロジック読み込みが含まれる。図1は、典型的なフラッシュメモリにおいて、ロジック読み込みを行う回路のブロック概略図を示したものである。ロジック12は、様々なレジスタ(例えば、図2のレジスタ4)から、ステータスデータ、JEDEC(Joint Electron Device Engineering Council)製造商、および部分認証データ等のロジックデータを受信する。ロジック12は、複数のコマンドおよび様々な入力データを含むシリアル入力SIも受信する。ロジック12は、8番目のクロックの各コマンドを完全にデコード(decode)して、コマンドが信号JEDEC、RDSR1またはRDSR2であった時に、それぞれデータJEDECID、SR1またはSR2を選択し、選択したコマンドをロジックデータLOGICDATAとしてデータレジスタ14に提供する。コマンドがメモリ読み込みコマンドの時、データレジスタ14は、メモリセルアレイからアレイデータARRAYDATAも受信する。ロジック12の入力信号、例えば、信号JEDEC、RDSR1およびRDSR2に基づいて、データレジスタ14は、ロジックデータLOGICDATAまたはアレイデータARRAYDATAを選択し、選択したデータをシリアルデータ出力信号SDOUT/として出力する。パッドシリアル出力回路16は、出力ドライバを含み、シリアルデータ出力信号SDOUT/がロジックデータの時にパッドシリアル出力回路16が信号RDLDによってイネーブルにされた場合、あるいは、シリアルデータ出力信号SDOUT/がメモリアレイデータの時にパッドシリアル出力回路16が信号OEINによってイネーブルにされた場合に、上述した出力ドライバは、実装されたフラッシュメモリ装置の鉛、パッド、ピン等の接触面に、シリアルデータ出力信号SDOUT/を出力する。パッドシリアル出力回路16は、システムクロックSCKにより制御されるが、ロジック12およびデータレジスタ14は、クロック信号CLK、つまり、入力パッド回路10によりバッファリングされたシステムクロックSCKにより制御される。
図2は、ロジック12をさらに詳細に示したものである。ロジック12は、シリアル入力SIのコマンドをデコードし、ロジック読み込みコマンド、データJEDECIDを読み込むための説明性信号JEDEC、第1ステータスレジスタを読み込むための信号RDSR1、および第2ステータスレジスタを読み込むための信号RDSR2を唯一識別することのできる信号を提供する。これらの信号は、組合せロジック24内で組合せられ、ロジックデータ読み込みコマンドを示す信号RDLDを獲得する。信号RDLDは、マルチプレクサ26の選択入力に印加され、信号RDLDが起動した時に、マルチプレクサ26が複数のデータ入力の1つからロジックデータLOGICDATAを選択し、そうでない時には、レジスタ25からのデータを選択する。レジスタ25は、メインアレイセンスアンプ2から受信したメモリアレイデータを保存する。
図3は、パッドシリアル出力回路16をさらに詳細に示したものである。出力ドライバ34は、クロック信号CLKおよびD型フリップフロップ32からの出力イネーブル信号OEにより制御される。D型フリップフロップ32は、入力端子SETに印加された信号RDLDおよび入力端子Dに印加された信号OEINに基づいて、出力イネーブル信号OEを生成する。入力信号OEINは、アレイ読み込みに使用される。D型フリップフロップ32および出力ドライバ34は、いずれもクロック信号CLKによって制御される。
フラッシュメモリは、デジタル電子デバイスおよびシステムに広く適用することができる。しかしながら、高性能なデバイスおよびシステムは、通常、フラッシュメモリを高頻度で操作する必要がある。例を挙げて説明すると、メモリ読み込みの操作では、コマンド後にダミークロック(dummy clock)を使用することにより、より高頻度な操作が可能になるが、ロジック読み込み操作の速度には依然としてボトルネックが生じる可能性がある。この問題は、コマンド・デコードおよびロジック回路、データレジスタ回路、相互接続内部信号線における遅延が多すぎることにより発生する。
本発明の1つの実施形態中、1組のロジック読み込みコマンドに応答してロジックデータを出力することができ、外部信号入力端子と、アドレス可能なフラッシュメモリセルアレイと、データレジスタと、複数のレジスタと、コマンドおよび制御ロジック回路とを含むフラッシュメモリ装置を提供する。データレジスタは、アドレス可能なフラッシュメモリセルアレイに接続され、前記アドレス可能なフラッシュメモリセルアレイからのアレイデータを受信および保存するために使用される。複数のレジスタは、ロジックデータを保存するために使用される。コマンドおよび制御ロジック回路は、プリフェッチロジック(pre-fetch logic)と、出力制御ロジックとを含む。プリフェッチロジックは、外部信号入力端子に接続され、外部信号入力端子が受信したコマンドの最上位ビットの第1部分配列が、予測した特定のロジックデータ読み込みコマンドであった場合に、前記複数のロジック読み込みコマンドのうちの特定の1つに基づいて、前記複数のロジックデータレジスタの1つからロジックデータをプリフェッチするために使用される。出力制御ロジックは、前記外部信号入力端子に接続され、前記外部信号入力端子が受信したコマンドの最上位ビットの第2部分配列が、予測した前記複数のロジックデータ読み込みコマンドのうちの任意の1つであった場合に、予測したロジック読み込みコマンド信号を生成するために使用される。前記フラッシュメモリ装置は、さらに、データレジスタ、プリフェッチロジック、出力制御ロジック、および外部信号入力端子に接続され、予測したロジック読み込みコマンド信号および第1部分配列と第2部分配列以外の部分のコマンドが、受信した複数のロジックデータ読み込みコマンドのうちの任意の1つを解析した時に、プリフェッチロジックからのロジックデータを選択および出力するために使用されるパッド出力回路を含む。
本発明の別の実施形態中、フラッシュメモリセルアレイを有し、予め定められたコマンドビット数を有するロジック読み込みコマンドに応答して、ロジックデータをアプリケーションプログラムに提供するためのメモリ装置の操作方法を提供する。この方法は、予め定められたコマンドビット数よりも少ないビット数のコマンドのビット配列を受信し、前記受信した複数のビット配列が、前記コマンドの複数の最上位ビットであることと、前記メモリ装置のロジック回路において前記受信したビット配列をプリデコード(pre-decode)して、前記受信したビット配列が対応するロジック読み込みコマンドのビット配列に適合するかどうかを判別することと、前記パッド出力回路において前記コマンドの残りのビットのデコードを完了して、前記プリデコードステップの適合が前記ロジック読み込みコマンドを正確に予測したかどうかを判別することと、前記ロジック読み込みコマンドに基づいて、ロジックデータを出力することとを含む。
本発明の別の実施形態中、フラッシュメモリセルアレイを有し、予め定められたコマンドビット数を有するロジック読み込みコマンドに応答して、ロジックデータをアプリケーションプログラムに提供するためのメモリ装置の操作方法を提供する。この方法は、予め定められたコマンドビット数よりも少ないビット数のコマンドの第1ビット配列を受信し、前記受信した複数の第1ビット配列が、前記コマンドの複数の最上位ビットであることと、前記メモリ装置のロジック回路において前記受信した第1ビット配列をプリデコードして、前記受信した第1ビット配列が対応するロジック読み込みコマンドのビット配列に適合するかどうかを判別することと、前記プリデコードステップにおいて適合した前記ロジック読み込みコマンドに基づいて、ロジックデータをプリフェッチすることと、予め定められたコマンドビット数よりも少ないが、前記第1ビット配列よりも多いビット数のコマンドの第2ビット配列を受信し、前記受信した複数の第2ビット配列が、前記コマンドの複数の最上位ビットであることと、前記メモリ装置のロジック回路において前記受信した第2ビット配列をプリデコードして、前記受信した第2ビット配列が対応するロジック読み込みコマンドのビット配列に適合するかどうかを判別することと、前記パッド出力回路において前記コマンドの残りのビットのデコードを完了して、前記第2ビット配列のプリデコードステップの適合が前記ロジック読み込みコマンドを正確に予測したかどうかを判別することと、前記プリフェッチステップにおいてプリフェッチしたロジックデータを出力することとを含む。1つの変形例において、最上位ビットの前記第1ビット配列および第2ビット配列は、7ビットである。別の変形例において、最上位ビットの前記第1部分配列は、4ビットであり、最上位ビットの前記第2部分配列は、7ビットである。
ロジック読み込み操作のタイミングは、パッドシリアル出力回路によって改善することができ、最後のコマンドクロックの前にプリデコードされたコマンド信号およびプリフェッチされたロジックデータを受信して、パッドシリアル出力回路のコマンド入力配列の最後のクロックのコマンドに対して高速解析(fast resolution)を行うことにより、シリアルロジック回路の遅延、データレジスタの遅延および内部信号線の遅延を回避することができる。
周知の技術のフラッシュメモリ装置のパッド、ロジックおよびデータレジスタ回路のブロック概略図である。 図1におけるロジック回路の詳細なブロック概略図である。 図1のパッド出力回路の詳細なブロック概略図である。 図1のフラッシュメモリ装置の不良状態を示したタイミング図である。 図4のタイミング図の一部を詳細に示したタイミング図である。 コマンド・プリデコードおよびデータ・プリフェッチを含むフラッシュメモリ構造の回路概略図である。 様々なロジック読み込みコマンドのデジタル表現を示した表である。 図6のフラッシュメモリの操作に含まれる様々な信号を示したタイミング図である。 図6のフラッシュメモリ装置のパッド、ロジックおよびデータレジスタ回路のブロック概略図である。 図9のロジック回路の詳細なブロック概略図である。 図9のパッド出力回路の詳細なブロック概略図である。 QPIモードに用いるコマンド・プリデコードおよびデータ・プリフェッチを含むフラッシュメモリ構造の一部の回路概略図である。 図6のフラッシュメモリ装置の操作中、コマンド・プリデコードおよびロジックデータ・プリフェッチを使用したロジックデータ読み込みを概略的に示したフローチャートである。 フラッシュメモリ装置の操作中、7ビットのコマンド・プリデコードおよびロジックデータ・プリフェッチのみを使用したロジックデータ読み込みを概略的に示したフローチャートである。
フラッシュメモリは、デジタル電子デバイスおよびシステムに広く適用することができる。しかしながら、高性能なデバイスおよびシステムは、通常、フラッシュメモリを高頻度で操作する必要がある。例を挙げて説明すると、メモリ読み込みの操作では、コマンド後にダミークロックを使用することにより、より高頻度な操作が可能になるが、ロジック読み込み操作の速度には、依然としてボトルネックが生じる可能性がある。この問題は、コマンド・デコードおよびロジック回路、データレジスタ回路、相互接続内部信号線における遅延が多すぎることにより発生する。
例えば、信号JEDEC読み込みコマンド(9Fh)、第1ステータスレジスタ読み込みコマンド(信号RDSR1 05h)、および第2ステータスレジスタ読み込みコマンド(信号RDSR2 35h)は、いずれもロジック読み込みコマンドの例である。信号JEDEC読み込みコマンドは、デバイスから製造商およびデバイスIDバイトを出力して、デバイスのIDを判断する。信号RDSR1およびRDSR2読み込みコマンドは、それぞれ第1ステータスレジスタおよび第2ステータスレジスタの内容を出力する。
図4は、信号JEDEC、RDSR1およびRDSR2を極めて高頻度で操作した時の操作状況を示したものであり、フラッシュメモリ装置には、その他のボトルネックがないものと仮定する。シリアル入力SIは、8つのクロックを含み、上昇エッジ(rising edges)で8つのコマンドビットを制御し、その後、下降エッジ(falling edges)でデータを制御するための複数の別のクロックを接続する。このフラッシュメモリは、8番目のクロックがコマンドの上昇エッジにおいて最下位ビット(Least Significant Bit,LSB)を制御できるだけでなく、一番左側の下向きの矢印で示したように、下降エッジにおいて1番目のデータビットを制御できるように設計される。したがって、コマンド・デコードおよびフェッチ(fetch)、および出力データを完了させるためのタイミングマージン(timing margin)は、かなり短い半周期である。
残念ながら、フラッシュメモリにおいて、その他のボトルネックがない場合、図5に示すように、操作の頻度が一定ポイントまで上昇すると、半周期のタイミングマージンが不十分になる。多くの遅延が生じた時、その中で比較的顕著な遅延を矢印A1、B1、C1、D1およびE1で示す。矢印A1は、システムクロックSCKのバッファリングによる遅延を示し、内部クロック信号CLKを提供することができる。矢印B1は、8番目のビットが到達した後に、コマンドをデコードすることによって信号JEDEC、RDSR1またはRDSR2が生成されるまでの遅延を示す。矢印C1は、ロジック12において、信号JEDEC、RDSR1またはRDSR2が生成された後に、適切なロジックデータを選択した時の遅延を示す。矢印D1は、アレイデータARRAYDATAとロジックデータLOGICDATAの間で選択を行ってシリアルデータ出力信号SDOUT/を出力した時に、データレジスタ14における組合せロジック24およびマルチプレクサ26(図2に示す)のクロック信号CLKの上昇エッジと関連する遅延を示す。矢印E1は、RDLR信号経路に延在し、且つD型フリップフロップ32のクロック信号CLKの上昇エッジにおける出力イネーブル信号OEを生成するための遅延を示す。この出力イネーブル信号OEは、出力ドライバ34をイネーブルにする。矢印F1は、全体の遅延を示し、この例では、ほぼ全周期であり、且つ半周期のタイミングマージンを大幅に超過する。
フラッシュメモリの操作頻度は、一般的に、より高いのが理想である。フラッシュメモリアレイ読み込み操作において、タイミングを改善してボトルネックがなくなった時、ロジック読み込み操作中のタイミングの遅延は、半周期のタイミングマージンを超過し、さらに高頻度の操作において次のボトルネックとなる可能性がある。有利なこととして、ここで説明した複数の実施形態は、様々な方法を用いてロジック読み込み操作のタイミングを改善することができる。
ロジック読み込み操作のタイミングは、パッドシリアル出力回路によって改善することができ、最後のコマンドクロックの前にプリデコードされたコマンド信号およびプリフェッチされたロジックデータを受信して、パッドシリアル出力回路のコマンド入力配列の最後のクロックのコマンドに対して高速解析(fast resolution)を行うことにより、シリアルロジック回路の遅延、データレジスタの遅延および内部信号線の遅延を回避することができる。SPIの実施形態において、コマンド・プリデコードは、コマンド入力の7番目のクロックで完了し、且つ予めパッドシリアル出力回路に提供されるプリコマンド(pre-command)信号を生成するために用いられるとともに、プリデコードされたコマンドは、予めパッドシリアル出力回路に提供されるロジックデータをプリフェッチするためにも用いられる。別のSPIの実施形態において、コマンド・プリデコードは、コマンド入力の4番目のクロックで完了し、予めパッドシリアル出力回路に提供されるプリコマンド信号を生成するために用いられる。別のコマンド・プリデコードは、コマンド入力の7番目のクロックで完了し、予めパッドシリアル出力回路に提供されるロジックデータをプリフェッチするために用いられる。QPIの実施形態において、コマンド・プリデコードは、4ビットコマンド入力の1番目のクロックで完了し、予め4つのパッドシリアル出力回路の各回路に提供されるプリコマンド信号を生成するために用いられ、このプリコマンド信号は、予め4つのパッドシリアル出力回路の各回路に提供されるロジックデータをプリフェッチすることもできる。高速コマンド解析は、4つのパッドシリアル出力回路の各回路のコマンド入力配列の2番目のクロックで完了し、4つのパッドシリアル出力回路は、それぞれコマンドの4つのLSBを受信する。コマンド・プリデコード、ロジックデータ・プリフェッチ、およびパッドシリアル出力回路における高速コマンド解析の技術は、ロジック読み込みのタイミングを改善するために、単独で使用しても、あるいは任意に組み合わせて使用してもよい。
図6は、ロジック読み込みコマンド・プリデコードと、ロジックデータ・プリフェッチと、パッドシリアル出力回路における高速コマンド解析とを含むフラッシュメモリ装置構造のブロック概略図である。異なるアドレス、読み込みおよび書き込み回路によって、フラッシュメモリセルアレイ66は、読み込みおよび書き込みのためのアドレスが可能であり、上述した回路は、行デコード回路64と、列デコード回路68とを含む。列デコード回路68は、フラッシュメモリセルアレイ66を読み込むための32個のセンスアンプブロック681と、フラッシュメモリセルアレイ66を書き込むための256バイトのページバッファ682とを含む。ライトプロテクトロジック641は、ステータスレジスタ42に応答して、特定の状況におけるフラッシュメモリセルアレイ66の書き込みを防止する。コマンドおよび制御ロジック50は、高圧生成器56およびページアドレスラッチおよびカウンタ58を制御し、高圧生成器56およびページアドレスラッチおよびカウンタ58は、行デコード回路64を順番に制御する。コマンドおよび制御ロジック50は、バイトアドレスラッチおよびカウンタ60も制御し、列デコード回路68を順番に制御する。コマンドおよび制御ロジック50は、4つの入力/出力信号線IO0〜IO3と、バッファリングされたクロック入力ピンCLK1と、チップセレクト入力ピンCSとを含む。標準SPIコマンド、デュアル(dual)SPIコマンド、クワッド(quad)SPIコマンドおよびQPIコマンドを含むSPIおよびQPIがサポートされる。「イネーブルQPI(38h)」コマンドを使用して、デバイスを標準/デュアル/クワッドSPIモードからQPIモードに切り替えた時、QPI操作がサポートされる。「ディセーブルQPI(FFh)」コマンドを使用して、デバイスを標準/デュアル/クワッドSPIモードに戻すことができる。
コマンド・プリデコードの実施形態は、3つのコマンド、すなわち、信号RDSR1(05h)、RDSR2(35h)、およびJEDEC(9Fh)を用いて説明することができる。例えば、第3ステータスレジスタ等の別のロジックデータおよびロジック読み込みコマンドを追加してもよいが、ここで説明する原則が応用できるものとする。コマンドビットは、クロックの上昇エッジで検出されるため、どのコマンドも全て8番目のクロックの上昇エッジで明確に判断することができる。しかしながら、図7に示すように、信号JEDEC、RDSR1およびRDSR2コマンドのLSBは同じ、つまり、いずれも1である。したがって、これらのコマンドにおいて、7番目のクロックの上昇エッジで明確な判断を行うことができる。8つのコマンドビットがコマンドデコーダに対して依然として未知であっても、1つ早いクロック周期でコマンドビットを解析することによって、すなわち、7つのコマンドビットのみに基づいて、コマンドを得ることができる。また、図7に示すように、これらのコマンドは、4つの最上位ビット(Most Significant Bit,MSB)が異なる。そのため、これらのコマンドにおいて、4番目のクロックの上昇エッジでステータスレジスタ42からデータJEDEC、SR1およびSR2をプリフェッチするための明確な判断を行うことができる。4つのコマンドビットの後のデコード操作は、その他のコマンドのように明確ではないが、このような不明確性は、7つのビットのプリデコード、および/またはパッドシリアル出力回路46(図6に示す)で実行されたコマンド解析に基づいて、解決することができる。
図8は、4ビットのコマンド・プリデコードとデータ・プリフェッチ、7ビットのコマンド・プリデコード、およびパッドシリアル出力回路のコマンド解析を有する信号JEDEC、RDSR1およびRDSR2コマンドのタイミング図である。図9は、図6のフラッシュメモリ回路において、上記の操作を実現するための詳細なブロック概略図である。図10において、ロジック54の詳細を示し、図11において、パッドシリアル出力回路46の詳細を示す。
図9に示すように、システムクロックSCKは、パッドシリアル出力回路46に印加され、同時に、入力パッド回路48にも印加される。システムクロックSCKは、入力パッド回路48でバッファリングされ、クロック信号CLKとして供給される。クロック信号CLKは、ロジック54およびデータレジスタ52に印加され、データレジスタ52は、コマンドおよび制御ロジック50(図6に示す)に配置される。ロジック54は、ロジックデータ、例えば、信号JEDEC、およびステータスレジスタからのステータスデータSR1とSR2も受信する。ロジック54は、シリアル入力SIを別途受信する。
図10に示すように、ロジック54は、4ビットのプリデコーダ100を含み、シリアル入力SIの4つのMSBをデコードして、4つのMSBがそれぞれ信号RDSR1、RDSR2またはJEDECを示した時に、4ビットプリデコーダ100が信号PD4_RDSR1、PD4_RDSR2またはPD4_JEDECを起動する。信号PD4_RDSR1、PD4_RDSR2およびPD4_JEDECは、組合せロジック102に印加され、マルチプレクサ104を制御するための選択信号SELECT<1:0>を生成する。製造商と一部の標識信号JEDECID、およびステータスレジスタからのステータスデータSR1とSR2は、データ入力として識別されてマルチプレクサ104に印加され、これらの信号の選択は、選択信号SELECT<1:0>に基づいて行われるとともに、プリフェッチされたデータ信号のロジックデータLOGICDATAとして識別されてパッドシリアル出力回路46(図9に示す)に印加される。したがって、図8に示すように、時間A2の時に、ロジックデータLOGICDATAは、4番目のクロックの上昇エッジのすぐ後にパッドシリアル出力回路46に提供される。
図10は、また、ロジック54が7ビットのプリデコーダ106を含み、シリアル入力SIの7つのMSBをデコードして、7つのMSBがそれぞれ信号RDSR1、RDSR2またはJEDECを示した時に、7ビットプリデコーダ106が信号PD7_RDSR1、PD7_RDSR2またはPD7_JEDECを起動することを図示している。信号PD7_RDSR1、PD7_RDSR2およびPD7_JEDECは、組合せロジック108に印加され、プリコマンド信号PRECMD<1:0>を生成する。プリコマンド信号PRECMD<1:0>は、時間B2(図8に示す)で、すなわち、バッファリングされたクロック信号CLKの7番目のクロックの上昇エッジで、パッドシリアル出力回路46に提供される。図8に示すように、プリコマンド信号PRECMD<1:0>の値は、図示した通り、0および1である。
図11に示すように、パッドシリアル出力回路46は、プリコマンド信号PRECMD<1:0>およびシリアル入力SIを受信して、最後のオプコード(opcode)周期で高速コマンド解析を実行するための組合せロジック110を含む。プリコマンド信号PRECMD<1:0>は、コマンドが予期した信号RDSR1、RDSR2、JEDEC、またはこれらのコマンド以外のコマンドであるかどうかを示す。組合せロジック110は、プリコマンド信号PRECMD<1:0>とコマンドのLSBを組み合わせて、コマンドが確実に信号RDSR1、RDSR2またはJEDECであるかどうかを解析するとともに、この結果をD型フリップフロップ112の入力端子Dに印加して、時間C2(図8に示す)で、すなわち、8番目のクロック信号CLKの後の上昇エッジで、出力を生成して入力端子SET1’に伝送する。そのため、コマンドが予期した信号RDSR1、RDSR2またはJEDECであり、且つコマンドのLSBが1(図7に示す)である時、信号SET1が起動する。そうでない場合、信号SET1は起動しない。
パッドシリアル出力回路46は、また、出力端子Qで出力イネーブル信号OEを出力ドライバ118に提供する別のD型フリップフロップ114を含む。D型フリップフロップ114は、その入力端子Dで信号OEINを受信し、アレイ読み込みをイネーブルにする。D型フリップフロップ114は、また、入力端子SET1’およびSETを含み、それぞれ信号SET1およびRDLDを受信する。信号SET1およびRDLDがいずれも0の時、D型フリップフロップ114の状態および出力ドライバ118のイネーブル状況は、アレイ読み込みを行う信号OEINにより決定される。しかしながら、信号SET1が1の時、すなわち、ロジック読み込みの実行を確認した時、出力イネーブル信号OEは、時間D2(図8に示す)で、すなわち、8番目のコマンドクロックの下降エッジで生成される。このタイミングは、出力ドライバ118からのデータが8番目のコマンドのクロックの下降エッジで利用できることを確保し、フラッシュメモリ装置の適切な操作を予期することができる。
シリアルデータ出力信号SDOUT/およびロジックデータLOGICDATAは、マルチプレクサ116の入力端子に印加されるとともに、下記の方法のうちの1つで出力ドライバ118の入力端子に印加される。信号ARRAY_READは、フラッシュメモリセルアレイ66の読み込みと関連し、且つアレイ読み込みコマンドが解読されるまではいずれも起動しない。したがって、信号ARRAY_READが起動しないよう初期設定されている場合、マルチプレクサ116はロジックデータLOGICDATAを選択するよう初期設定される。
これらのコマンドセットでは、コマンドの7つのMSBに基づいてコマンドの明確な判断を行うことができない。例えば、信号JEDEC(9Fhまたは10011111)は、7つのMSBに基づいて9Eh(10011110)と区別することができない。同様に、信号RDSR1(05hまたは00000101)も、7つのMSBに基づいて04h(00000100)と区別することができない。7つのMSBに基づいて明確な判断を行うことができない場合、起こりうる結果は2つある。
1つ目の状況は、コマンド9Ehを例とする。現時点で9Ehは無効なコマンドであり、出力信号JEDECデータによりフラッシュメモリに影響を与えず、且つデバイスまたはシステムに見落とされる可能性があるため、無効な9Ehから信号JEDECを推測することは実務的に問題ではない。また、念入りに設計されたシステムまたはデバイスは、このような無効コマンドを発することはない。そのため、無効コマンドにより不明確性が生じた時、この問題を無視することができる。とはいっても、フラッシュメモリの制御システムについては、無効コマンドの誤解を回避し、有効なコマンドにできることが理想である。
2つ目の状況は、コマンド04hを例とする。いくつかのフラッシュメモリにおいて、現時点で、04hは、ステータスレジスタのライトイネーブルラッチ(write enable latch,WEL)ビットを1から0にリセットするよう発せられるライトディセーブルコマンドである。そのため、コンピュータプログラムの観点からいうと、04hは、有効なコマンドである。しかしながら、このようなコマンドがフラッシュメモリ制御回路を信号RDSR1 05hとして誤って解釈すると、コンピュータプログラムに故障が生じる。このような7つのMSBに基づいて明確に判断できない有効コマンドを受信するフラッシュメモリについては、フラッシュメモリ制御システムが潜在する誤ったコマンドを検出し、そのデコードを適切に処理できることが理想である。
パッドシリアル出力回路46における組合せロジック110は、下記の方法のうちの7ビットのプリデコードに対して曖昧な解析(ambiguity resolution)を行う。無効コマンド9Ehおよびライトイネーブルラッチコマンド04hのLSBは、いずれも1つの0を含む。この状況では、組合せロジック110の出力端子がフリップフロップ112の入力端子Dに0を伝送するため、D型フリップフロップ112が0を保存して、出力端子Qが入力端子Dのロジック値を含まない0をD型フリップフロップ114の入力端子SET1’に伝送できるようになる。そのため、出力イネーブル信号OEのどの起動(assertion)も入力端子Dにより制御される。
ここで説明した技術は、SPIまたはQPIインターフェースに応用することができる。図6に示したメモリ装置構造は、図12のように変更して、QPIと同様に1ビットおよび多ビットSPIをサポートするために用いてもよい。
1ビットおよび多ビットSPIインターフェースにおいて、8ビットコマンドは、1ビットシリアルにより提供される。つまり、8つのクロックの各クロックにそれぞれ1つのビットが提供される。この入力は、シリアル入力SIにより提供される。多ビットSPIについては、図6に示したメモリ装置構造を変更して、1つの時間で制御される複数の出力ビットの数と等しい数の複数のパッドシリアル出力回路を含むようにしてもよく、且つ各パッドシリアル出力回路において高速コマンド解析を行ってもよい。プリコマンド信号PRECMD<1:0>は、各パッドシリアル出力回路をイネーブルにして出力できるよう、0、1の値を有することができる。
QPIインターフェースにおいて、8ビットのコマンドは4ビットシリアルで提供される。つまり、2つのクロックを使用してそれぞれ4つのビットを伝送する。QPIインターフェースについては、図6に示したメモリ構造を図12のように変更してもよい。コマンドおよび制御ロジック120は、データレジスタ122と、ロジック124とを含む。パッドシリアル出力回路130、131、132および133は、それぞれこれらに接続された入力/出力信号線IO0、IO1、IO2およびIO3と組み合わせて使用してもよい。また、ロジックデータLOGICDATAのビット<4,0>、<5,1>、<6,2>および<7,3>は、それぞれロジック124によってパッドシリアル出力回路130、131、132および133に伝送され、且つプリコマンド信号PRECMD<1:0>は、ロジック124によってパッドシリアル出力回路130、131、132および133に伝送される。シリアルデータ出力信号SDOUT/のビット<4,0>、<5,1>、<6,2>および<7,3>は、それぞれデータレジスタ122によってパッドシリアル出力回路130、131、132および133に伝送される。システムクロックSCKは、パッドシリアル出力回路130、131、132および133に伝送される。QPIに用いる高速コマンド解析は、下記の方法により行うことができる。すなわち、信号RDSR1、RDSR2およびJEDECのIO3〜IO0が、それぞれ0101、0101および1111(図7)である時、プリコマンド信号PRECMD<1:0>の0、1値は、パッドシリアル出力回路130、131、132および133の出力をイネーブルにするために使用することができる。
図13は、4ビットおよび7ビットのコマンド・プリデコードを使用したロジックデータ読み込み操作を概略的に示したフローチャート140である。システムクロックSCKは、入力パッド回路48でバッファリングされ、バッファリングされたクロック信号CLKをロジック54およびデータレジスタ52に提供する(ステップ141)。4つのクロック信号CLKが着信コマンドの4つのMSBを制御し、且つこれら4つのMSBがロジック54にプリデコードされた(ステップ142)後、ロジック54のうち、これら4つのビットにおいてプリデコードされたロジック読み込みコマンド(例えば、信号JEDECまたはステータスレジスタにおけるステータスデータSR1またはSR2)に基づいて、ロジックデータをプリフェッチする(ステップ143)。プリフェッチされたロジックデータは、8番目のシステムクロックSCKの前にパッドシリアル出力回路46に提供される(ステップ144)。7つのクロック信号CLKが着信コマンド(incoming command)の7つのMSBを制御し、且つロジック54でプリデコードされてプリコマンド信号が生成された(ステップ145)後、プリコマンド信号をパッドシリアル出力回路46に提供する(ステップ146)。プリコマンド信号は、パッドシリアル出力回路46のうち高速コマンド解析に用いるLSB(8番目のシステムクロックSCKの上昇エッジ)と結合され、プリデコードコマンドの曖昧性を解決する(ステップ147)。コマンドがロジック読み込みコマンドでない場合(ステップ148でNoの場合)は、ロジックデータ読み込みを行わずに、メモリ操作を継続する(ステップ150)。コマンドがロジック読み込みコマンドである場合(ステップ148でYesの場合)は、プリフェッチされたロジックデータが8番目のシステムクロックSCKの下降エッジで選択され、且つシステムクロックSCKにより制御されたパッドシリアル出力回路46から出力される(ステップ149)。
有利なこととして、ロジックデータ、SR1データおよびSR2データのうちの1つは4番目のクロックでプリフェッチされるため、ロジック54で多重送信(multiplexing)が行われても、選択データは依然として十分な時間を有し、パッドシリアル出力回路46のマルチプレクサ116が使用可能になるよう処理される。有利なこととして、ロジックデータはパッドシリアル出力回路46のマルチプレクサ116で多重送信を行い、且つマルチプレクサ116は直接出力ドライバ118に提供されるため、信号線やその他の伝送およびゲートの遅延を回避することができる。有利なこととして、マルチプレクサ116および出力ドライバ118のパッドシリアル出力回路46は、システムクロックSCKにより制御されるため、クロックバッファの遅延を回避することができる。有利なこととして、デコードの曖昧性は、パッドシリアル出力回路46における組合せロジック110のシステムクロックSCKの上昇エッジにおいて解決されるため、コマンドがロジック読み込みコマンドとして解析されない限り、ロジック読み込みコマンドにおいてプリフェッチされたいかなるデータも、出力ドライバ118の入力として選択されることはない。
図14は、7ビットのコマンド・プリデコードを使用したロジックデータ読み込み操作を概略的に示したフローチャート160である。システムクロックSCKは、パッドシリアル出力回路46でバッファリングされ、バッファリングされたクロック信号CLKをロジック54およびデータレジスタ52に提供する(ステップ161)。7つのクロック信号CLKにおいて着信コマンドの7つのMSBを制御し、且つこれら7つのMSBがロジック54にプリデコードされてプリコマンド信号を生成した(ステップ162)後、プリコマンド信号をパッドシリアル出力回路46に提供する(ステップ163)。また、ロジックデータ(例えば、信号JEDECまたはステータスレジスタのステータスデータSR1またはSR2)は、7つのビットのうちどのロジック読み込みコマンドがプリデコードされたのかに基づいて、ロジック54においてプリフェッチされるとともに(ステップ164)、ロジックデータをパッドシリアル出力回路46に提供する(ステップ165)。プリコマンド信号は、パッドシリアル出力回路46において、高速コマンド解析に用いるLSB(8番目のシステムクロックSCKの上昇エッジ)と結合され、プリデコードコマンドの曖昧性を解決する(ステップ166)。コマンドがロジック読み込みコマンドでない場合(ステップ167でNoの場合)は、ロジックデータ読み込みを行わずに、メモリ操作を継続する(ステップ169)。コマンドがロジック読み込みコマンドである場合(ステップ167でYesの場合)は、プリフェッチされたロジックデータが8番目のシステムクロックSCKの下降エッジで選択され、且つシステムクロックSCKにより制御されたパッドシリアル出力回路46から出力される(ステップ168)。
本発明の説明に含まれる利点およびその応用は説明のために用いただけであって、本発明を限定するものではないため、本発明の保護範囲は特許請求の範囲の限定を基準とする。ここで開示した実施形態は変更および修正が可能であり、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本明細書等を熟読した後、これらの実施形態の各構成要素の実際の置換や同等の効果を明瞭に理解することができる。特に限定していない限り、ここに示した特定の数値は説明のために用いただけであるため、必要に応じて変更可能である。本発明で提出した各時間は、特に明確な限定がない限り、いずれも正確な時間ではなく、回路配置、信号線インピーダンス、および本分野において周知のその他の実際の設計要因に応じて変更可能である。参照したある範囲の各数値は、その範囲内の全ての数値を含む。本発明を逸脱しない範囲において、ここで開示した実施形態は、これらの実施形態の各構成要素の置換および同等の効果を含むこれらおよびその他の変更および修正が可能である。
2、109 メインアレイセンスアンプ
4、25、107 レジスタ
10、48、134 入力パッド回路
12、54、124 ロジック
14、52、122 データレジスタ
16、46、130、131、132、133 パッドシリアル出力回路
24、102、108、110 組合せロジック
26、104、116 マルチプレクサ
32、112、114 D型フリップフロップ
34、118 出力ドライバ
40 書き込み制御ロジック
42 ステータスレジスタ
50、120 コマンドおよび制御ロジック
56 高圧生成器
58 ページアドレスラッチおよびカウンタ
60 バイトアドレスラッチおよびカウンタ
62 安全レジスタ
64 行デコード回路
641 ライトプロテクトロジック
66 フラッシュメモリセルアレイ
68 列デコード回路
681 32個のセンスアンプブロック
682 256バイトのページバッファ
100 4ビットプリデコーダ
106 7ビットプリデコーダ
140、160 フローチャート
CLK クロック信号
CLK1、CLK’ バッファリングされたクロック入力ピン
CS チップセレクト入力ピン
D、SET、SET1’ 入力端子
IO0、IO1、IO2、IO3 入力/出力信号線
OE 出力イネーブル信号
PRECMD<1:0> プリコマンド信号
Q 出力端子
SI シリアル入力
SDOUT/ シリアルデータ出力信号
SCK システムクロック
SCK’ システムクロック入力ピン
SELECT<1:0> 選択信号
本発明の別の実施形態中、フラッシュメモリセルアレイを有し、予め定められたコマンドビット数を有するロジック読み込みコマンドに応答して、ロジックデータをアプリケーションプログラムに提供するためのメモリ装置の操作方法を提供する。この方法は、予め定められたコマンドビット数よりも少ないビット数のコマンドの第1ビット配列を受信し、前記受信した複数の第1ビット配列が、前記コマンドの複数の最上位ビットであることと、前記メモリ装置のロジック回路において前記受信した第1ビット配列をプリデコードして、前記受信した第1ビット配列が対応するロジック読み込みコマンドのビット配列に適合するかどうかを判別することと、前記プリデコードステップにおいて適合した前記ロジック読み込みコマンドに基づいて、ロジックデータをプリフェッチすることと、予め定められたコマンドビット数よりも少ないが、前記第1ビット配列よりも多いビット数のコマンドの第2ビット配列を受信し、前記受信した複数の第2ビット配列が、前記コマンドの複数の最上位ビットであることと、前記メモリ装置のロジック回路において前記受信した第2ビット配列をプリデコードして、前記受信した第2ビット配列が対応するロジック読み込みコマンドのビット配列に適合するかどうかを判別することと、前記パッド出力回路において前記コマンドの残りのビットのデコードを完了して、前記第2ビット配列のプリデコードステップの適合が前記ロジック読み込みコマンドを正確に予測したかどうかを判別することと、前記プリフェッチステップにおいてプリフェッチしたロジックデータを出力することとを含む。1つの変形例において、最上位ビットの前記第2ビット配列は、7ビットである。別の変形例において、最上位ビットの前記第1部分配列は、4ビットであり、最上位ビットの前記第2部分配列は、7ビットである。
本発明の別の実施形態中、フラッシュメモリセルアレイを有し、予め定められたコマンドビット数を有するロジック読み込みコマンドに応答して、ロジックデータをアプリケーションプログラムに提供するためのメモリ装置の操作方法を提供する。この方法は、予め定められたコマンドビット数よりも少ないビット数のコマンドの第1ビット配列を受信し、前記受信した複数の第1ビット配列が、前記コマンドの複数の最上位ビットであることと、前記メモリ装置のロジック回路において前記受信した第1ビット配列をプリデコードして、前記受信した第1ビット配列が対応するロジック読み込みコマンドのビット配列に適合するかどうかを判別することと、前記プリデコードステップにおいて適合した前記ロジック読み込みコマンドに基づいて、ロジックデータをプリフェッチすることと、予め定められたコマンドビット数よりも少ないが、前記第1ビット配列よりも多いビット数のコマンドの第2ビット配列を受信し、前記受信した複数の第2ビット配列が、前記コマンドの複数の最上位ビットであることと、前記メモリ装置のロジック回路において前記受信した第2ビット配列をプリデコードして、前記受信した第2ビット配列が対応するロジック読み込みコマンドのビット配列に適合するかどうかを判別することと、前記パッド出力回路において前記コマンドの残りのビットのデコードを完了して、前記第2ビット配列のプリデコードステップの適合が前記ロジック読み込みコマンドを正確に予測したかどうかを判別することと、前記プリフェッチステップにおいてプリフェッチしたロジックデータを出力することとを含む。1つの変形例において、最上位ビットの前記第2ビット配列は、7ビットである。別の変形例において、最上位ビットの前記第1部分配列は、4ビットであり、最上位ビットの前記第2部分配列は、7ビットである。

Claims (12)

  1. 1組のロジック読み込みコマンドに応答してロジックデータを出力することができるフラッシュメモリ装置であって、
    外部信号入力端子と、
    アドレス可能なフラッシュメモリセルアレイと、
    前記アドレス可能なフラッシュメモリセルアレイに接続され、前記アドレス可能なフラッシュメモリセルアレイからのアレイデータを受信および保存するためのデータレジスタと、
    ロジックデータを保存するための複数のレジスタと、
    前記外部信号入力端子に接続され、前記外部信号入力端子が受信したコマンドの最上位ビットの第1部分配列が、予測した特定のロジックデータ読み込みコマンドであった場合に、前記複数のロジックデータ読み込みコマンドのうちの特定の1つに基づいて、前記複数のレジスタの1つからロジックデータをプリフェッチするためのプリフェッチロジック(pre-fetch logic)と、
    前記外部信号入力端子に接続され、前記外部信号入力端子が受信したコマンドの最上位ビットの第2部分配列が、予測した前記複数のロジックデータ読み込みコマンドのうちの任意の1つであった場合に、予測したロジック読み込みコマンド信号を生成するための出力制御ロジックと
    を含むコマンドおよび制御ロジック回路と、
    前記データレジスタ、前記プリフェッチロジック、前記出力制御ロジック、および前記外部信号入力端子に接続され、前記予測したロジック読み込みコマンド信号および前記第1部分配列と前記第2部分配列以外の部分のコマンドが、受信した前記複数のロジックデータ読み込みコマンドのうちの任意の1つを解析した時に、前記プリフェッチロジックからのロジックデータを選択および出力するためのパッド出力回路と
    を含むフラッシュメモリ装置。
  2. 前記外部信号入力端子が、シリアル・ペリフェラル・インタフェース(Serial Peripheral Interface, SPI)プロトコルに配置されるとともに、シリアル入力信号線を含み、
    前記パッド出力回路が、前記シリアル・ペリフェラル・インタフェース・プロトコルに配置されるとともに、シリアルデータ出力線を含む請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。
  3. 前記外部信号入力端子が、クワッド・ペリフェラル・インターフェース(Quad Peripheral Interface, QPI)プロトコルに配置されるとともに、第1シリアル入力/出力信号線、第2シリアル入力/出力信号線、第3シリアル入力/出力信号線および第4シリアル入力/出力信号線を含み、
    前記パッド出力回路が、前記クワッド・ペリフェラル・インターフェース・プロトコルに配置されるとともに、前記第1シリアル入力/出力信号線に接続された第1・1ビットパッド出力回路、前記第2シリアル入力/出力信号線に接続された第2・1ビットパッド出力回路、前記第3シリアル入力/出力信号線に接続された第3・1ビットパッド出力回路および前記第4シリアル入力/出力信号線に接続された第4・1ビットパッド出力回路を含む請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。
  4. 前記第1および第2部分配列の最上位ビットが、7ビットである請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。
  5. 前記外部信号入力端子が、シリアル・ペリフェラル・インタフェース・プロトコルに配置されるとともに、シリアル入力信号線を含み、
    前記パッド出力回路が、前記シリアル・ペリフェラル・インタフェース・プロトコルに配置されるとともに、シリアルデータ出力線を含む請求項4に記載のフラッシュメモリ装置。
  6. 最上位ビットの前記第1部分配列が、4ビットであり、
    最上位ビットの前記第2部分配列が、7ビットである請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。
  7. 前記外部信号入力端子が、クワッド・ペリフェラル・インターフェース・プロトコルに配置されるとともに、第1シリアル入力/出力信号線、第2シリアル入力/出力信号線、第3シリアル入力/出力信号線および第4シリアル入力/出力信号線を含み、
    前記パッド出力回路が、前記クワッド・ペリフェラル・インターフェース・プロトコルに配置されるとともに、前記第1シリアル入力/出力信号線に接続された第1・1ビットパッド出力回路、前記第2シリアル入力/出力信号線に接続された第2・1ビットパッド出力回路、前記第3シリアル入力/出力信号線に接続された第3・1ビットパッド出力回路および前記第4シリアル入力/出力信号線に接続された第4・1ビットパッド出力回路を含む請求項6に記載のフラッシュメモリ装置。
  8. 前記パッド出力回路に接続されたシステムクロック入力信号線と、
    前記システムクロック入力信号線に接続され、バッファリングされたクロック信号を前記プリフェッチロジック、前記出力制御ロジックおよび前記データレジスタに提供するための入力パッド回路と
    をさらに含む請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。
  9. フラッシュメモリセルアレイを有し、予め定められたコマンドビット数を有するロジック読み込みコマンドに応答して、ロジックデータをアプリケーションプログラムに提供するためのメモリ装置の操作方法であって、
    予め定められたコマンドビット数よりも少ないビット数のコマンドのビット配列を受信し、前記受信した複数のビット配列が、前記コマンドの複数の最上位ビットであることと、
    前記メモリ装置のロジック回路において前記受信したビット配列をプリデコード(pre-decode)して、前記受信したビット配列が対応するロジック読み込みコマンドのビット配列に適合するかどうかを判別することと、
    パッド出力回路において前記コマンドの残りのビットのデコードを完了して、前記プリデコードするステップの適合が前記ロジック読み込みコマンドを正確に予測したかどうかを判別することと、
    前記ロジック読み込みコマンドに基づいてロジックデータを出力することと
    を含むメモリ装置の操作方法。
  10. フラッシュメモリセルアレイを有し、予め定められたコマンドビット数を有するロジック読み込みコマンドに応答して、ロジックデータをアプリケーションプログラムに提供するためのメモリ装置の操作方法であって、
    予め定められたコマンドビット数よりも少ないビット数のコマンドの第1ビット配列を受信し、前記受信した複数の第1ビット配列が、前記コマンドの複数の最上位ビットであることと、
    前記メモリ装置のロジック回路において前記受信した第1ビット配列をプリデコードして、前記受信した第1ビット配列が対応するロジック読み込みコマンドのビット配列に適合するかどうかを判別することと、
    前記プリデコードするステップにおいて適合した前記ロジック読み込みコマンドに基づいて、ロジックデータをプリフェッチすることと、
    予め定められたコマンドビット数よりも少ないが、前記第1ビット配列よりも多いビット数のコマンドの第2ビット配列を受信し、前記受信した複数の第2ビット配列が、前記コマンドの複数の最上位ビットであることと、
    前記メモリ装置のロジック回路において前記受信した第2ビット配列をプリデコードして、前記受信した第2ビット配列が対応するロジック読み込みコマンドのビット配列に適合するかどうかを判別することと、
    パッド出力回路において前記コマンドの残りのビットのデコードを完了して、前記第2配列のプリデコードするステップの適合が前記ロジック読み込みコマンドを正確に予測したかどうかを判別することと、
    前記プリフェッチするステップにおいてプリフェッチしたロジックデータを出力することと
    を含むメモリ装置の操作方法。
  11. 前記第1および第2ビット配列が、前記コマンドの7つの最上位ビットである請求項10に記載のメモリ装置の操作方法。
  12. 前記第1ビット配列が、前記コマンドの4つの最上位ビットであり、
    前記第2ビット配列が、前記コマンドの7つの最上位ビットである請求項10に記載のメモリ装置の操作方法。
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