JP2014070802A - 空調室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラップを閉じた状態において、フラップとケーシングとの間に隙間が生じることを抑制する。
【解決手段】空調室内機の吹出口には第1フラップ13が配置されている。第1フラップ13は、後方に配置されたシャフト80にアーム61,62,63によって接続されている。シャフト80の右側にはモータが配置され、モータが駆動することによってシャフト80が回転し、これに伴って第1フラップ13が回動する。アーム61,62,63は、第1フラップ13の右端部、中央部、左端部にそれぞれ配置されている。また、アーム61,62,63は、第1フラップ13の閉動作時の回転方向にずれるように、シャフト80に取り付けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、空調室内機に関する。
空調室内機として、ケーシングと、ケーシングの内部に収納された熱交換器及びファンとを備えたものが知られている。ケーシング内に吸い込まれた空気は、熱交換器を通過し、その後、ケーシングの下部に形成された吹出口から吹き出される。ここで、吹出口には長手方向に沿ってフラップが配置されており、フラップを回動させることにより吹出口から吹き出される空気の風向を変更させることができる(特許文献1等)。
また、ケーシング内にはフラップの後方にシャフトが配置されており、フラップはアームによってシャフトに接続されている。そして、シャフトの長手方向一端側に配置されたモータが駆動することによってシャフトが回転し、これに伴ってフラップが回動する。
特開2008−39252号公報
ところで、モータの駆動力は、シャフトに対して、モータに近いシャフト一端側に伝達されやすいが、モータに遠いシャフト他端側に伝達されにくい。そのため、シャフトの他端側(モータに遠い側)では一端側(モータに近い側)よりも回転量が少なくなり、シャフトにねじれが生じる。その結果、フラップを閉じたときに、フラップの一端側(モータに近い側)は閉じられるが、フラップの他端側(モータに遠い側)は完全に閉じられず、ケーシングから離間した状態となる。この状態では、フラップの他端側とケーシングとの間に隙間が生じ、外観上、好ましくない。
そこで、本発明は、フラップを閉じた状態において、フラップとケーシングとの間に隙間が生じにくい空調室内機を提供することを目的とする。
第1の発明に係る空調室内機は、吹出口を有するケーシングと、前記吹出口の長手方向に沿って配置され、風向を調整する第1フラップと、前記第1フラップの長手方向一端部に配置された駆動部と、前記第1フラップの長手方向に沿って配置され、前記駆動部によって回転駆動されるシャフトと、前記第1フラップの長手方向に沿って複数配置され、前記シャフトと前記第1フラップ後端部とを接続する複数の接続部材とを備え、前記複数の接続部材は、前記駆動部から離れるにしたがって、前記第1フラップの閉動作時の回転方向にずれるように、前記シャフトに取り付けられている。
この空調室内機では、第1フラップとシャフトとを接続する複数の接続部材が、駆動部から離れるにしたがって、第1フラップの閉動作時の回転方向にずれているので、第1フラップの先端は、駆動部から離れるにしたがってケーシングに近い位置に配置される。これにより、第1フラップの閉動作時に、シャフトがねじれることにより、第1フラップの他端側(駆動部に遠い側)の回転量が少なくなっても、閉状態において、第1フラップの他端側は一端側と同様に閉じられる。よって、第1フラップを閉じた状態において、第1フラップの先端部とケーシングとの間に隙間を生じにくくすることができる。
第2の発明に係る空調室内機は、第1の発明において、前記第1フラップの閉状態において、前記吹出口の長手方向全体において前記第1フラップの先端部が前記ケーシングに接触している。
この空調室内機では、第1フラップの閉状態において、第1フラップの先端部とケーシングとが長手方向全体において接触するので、第1フラップの先端部とケーシングとの間に隙間が殆ど生じない。よって、外観が好ましい。
第3の発明に係る空調室内機は、第1又は第2の発明において、前記第1フラップの閉動作時に、前記第1フラップの前記駆動部に遠い一端部が前記駆動部に近い他端部よりも先に前記ケーシングに接触する。
この空調室内機では、第1フラップの閉動作時に、第1フラップの他端側(駆動部に遠い側)が一端側(駆動部に近い側)よりも先にケーシングに接触するため、第1フラップの閉状態に、第1フラップの先端とケーシングとの間に隙間が生じることを確実に抑止できる。
第4の発明に係る空調室内機は、第1〜3の発明において、前記複数の接続部材は、前記第1フラップの長手方向について300mmで3°以上5°未満ずれるように配置されている。
この空調室内機では、所定の間隔で傾斜角度を変えることにより、第1フラップの閉状態において、第1フラップの先端とケーシングとの間に隙間が生じることを確実に抑止できる。
第5の発明に係る空調室内機は、第1〜第4の発明において、前記吹出口を開閉する第2フラップをさらに備え、前記第1フラップが前記吹出口の上部を閉じ、前記第2フラップが前記吹出口の下部を閉じる。
この空調室内機では、吹出口の上部を閉じる第1フラップをケーシングから離して配置することにより、第1フラップを回動しやすくできる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、第1フラップとシャフトとを接続する複数の接続部材が、駆動部から離れるにしたがって、第1フラップの閉動作時の回転方向にずれているので、第1フラップの先端は、駆動部から離れるにしたがってケーシングに近い位置に配置される。これにより、第1フラップの閉状態において、第1フラップの先端部とケーシングとの間に隙間を生じにくくすることができる。
第2の発明では、第1フラップの閉状態において、第1フラップの先端部とケーシングとが長手方向全体において接触するので、第1フラップの先端部とケーシングとの間に隙間が殆ど生じない。よって、外観が好ましい。
第3の発明では、第1フラップの閉動作時に、第1フラップの他端側(駆動部に遠い側)が一端側(駆動部に近い側)よりも先にケーシングに接触するため、第1フラップの閉状態において、第1フラップの先端とケーシングとの間に隙間が生じることを確実に抑止できる。
第4の発明では、所定の間隔で傾斜角度を変えることにより、第1フラップの閉状態において、第1フラップの先端とケーシングとの間に隙間が生じることを確実に抑止できる。
第5の発明では、吹出口の上部を閉じる第1フラップをケーシングから離して配置することにより、第1フラップを回動しやすくできる。
本発明の実施形態に係る空調室内機の斜視図である。 空調室内機の断面図であり、図1のII−II線に沿った図である。 第1フラップ及び駆動部の周辺を示す斜視図である。 第1フラップとシャフトとがアームによって接続された状態を示す斜視図である。 シャフトの斜視図である。 (a)〜(c)はアームの斜視図である。 第1フラップとシャフトがアームによって接続された状態を示す側面図である。 第1フラップの閉動作を順に示す概略斜視図である。
以下に、本発明の実施形態について、図1〜8を参照しつつ説明する。
〔空調室内機の全体構成〕
空調室内機100は、図1,2に示すように、壁掛けタイプであり、略直方体状の本体ケーシング10と、本体ケーシング10の内部に配置された熱交換器20、室内ファン30、フィルタ40及び底フレーム50とを備えている。
(本体ケーシング)
本体ケーシング10は、図1,2に示すように、前面グリル10aと、前面グリル10aの前面を覆った前面パネル10bと、前面グリル10aの後端部に配置された取付板10cとを有している。前面パネル10bは、上端が前面グリル10aに回動自在に支持され、ヒンジ式に動作することができる。
また、本体ケーシング10の上部には吸込口11が形成され、下部には吹出口12が形成されている。吹出口12には、第1フラップ13及び第2フラップ14が前から順に配置され、これら2つのフラップによって、吹出口12から吹き出される空気の風向を上下方向に調整することができる。また、第1フラップ13及び第2フラップ14は、樹脂により成型されている。なお、図1,2には、第1フラップ13及び第2フラップ14が開いた状態を示している。
第1フラップ13は、図1に示すように、本体ケーシング10から少し離れて配置され、アーム(接続部材)61,62,63を介して本体ケーシング10に支持されている。アーム61,62,63は、図1,2に示すように、一端部が第1フラップ13の後端部に接続され、他端部が本体ケーシング10内に配置された支持部70に接続されている(図3参照)。支持部70は、図2に示すように、熱交換器20の下方に配置されている。なお、第1フラップ13及び支持部70については後述する。
第2フラップ14は、図1に示すように、後端が前面グリル10aに回動自在に支持されており、本体ケーシング10内の右端部に配置されたモータが駆動することによって回動する。
(本体ケーシング内部の構成)
図2に示すように、前面グリル10aと前面パネル10bと底フレーム50とによって立体空間が形成されており、その立体空間に、熱交換器20、室内ファン30及びフィルタ40が配置されている。
熱交換器20は、側面視において両端が下方に向かって屈曲した逆V字状に形成され、底フレーム50に取り付けられている。熱交換器20では、吸込口11から吸い込んだ空気との間で熱交換が行われる。
室内ファン30は、熱交換器20の下方に配置され、室内から取り込んだ空気を、熱交換器20に当てて通過させた後、室内に吹き出す。
フィルタ40は、本体ケーシング10の前面パネル10bと熱交換器20との間に配置され、熱交換器20に向かって流入してくる空気に含まれる塵埃を除去する。
そして、本体ケーシング10の上部の吸込口11から吸い込まれた空気は、フィルタ40を通過して熱交換器20を通り、吹出口12から吹き出される。
次に、図3〜図8を参照しつつ、第1フラップ13及び支持部70について詳細に説明する。
(第1フラップ)
第1フラップ13の裏面13sには、図3,4に示すように、3つの突起13a,13b、13cが設けられている。突起13a,13b、13cは、それぞれ、第1フラップ13の右端部、中央部及び左端部に設けられている。また、突起13a,13b、13cには、左右方向に貫通した穴が形成されている(図4に示す「穴13d」参照)。
(支持部)
支持部70は、図3に示すように、第1フラップ13の長手方向(左右方向)に沿って延在した細長状の部材であり、前端部にシャフト80が回動可能に取り付けられている。シャフト80は、図3,4に示すように、第1フラップ13と略平行に配置され、3つのアーム61,62,63によって第1フラップ13に接続されている。また、図4に示すように、シャフト80の右端には、ギア71が取り付けられている。
アーム61,62,63は、図4に示すように、第1フラップ13の裏面13sの後端部において、右端部、中央部、左端部にそれぞれ取り付けられている。ここで、第1フラップ13の長手方向について、アーム61とアーム62との距離はl(=300mm)であり、アーム62とアーム63との距離はl(=300mm)である。したがって、アーム61とアーム63とは、左右方向にl+l=600mm離れている。ここで、左右方向とは、第1フラップ13の長手方向である。
また、図3に示すように、シャフト80の右後方側には、モータ(駆動部)72と複数のギア(図3に示す、ギア73A,73B,73C等)が配置されている。モータ(駆動部)72の駆動力がギアを介してシャフト80に伝達されると、シャフト80が回転し、これに伴って第1フラップ13が回動する。また、支持部70の後端部には、複数のフラップ74(74a,74b,74c・・・)が左右方向に並んで配置されている。フラップ74は、図2に示す吹出口12から吹き出される空気の風向を左右方向に調整する。
続いて、シャフト80及びアーム61,62,63の構成について詳細に説明する。
<シャフト>
シャフト80は、図5に示すように、軸方向から視て、上面80u及び底面80bが平坦な扁平形状となっており、側面80f,80rが外側に向かって膨らんでいる。
<アーム>
アーム61,62,63は、図6(a)〜(c)に示すように、細長状の部材であり、下端部には、第1フラップ13の長手方向に対して垂直な方向に突出した突起61a,62a,63aが設けられている。また、アーム61,62,63の上端部には、シャフト80が挿通する挿通孔61b,62b,63bが形成されている。
アーム61の突起61aは、アーム61の裏面61rに設けられ、アーム62の突起62aは、アーム62の裏面62rに設けられている。一方、アーム63の突起63aは、アーム63の表面63fに設けられている。突起61a,62a,63aは、図4に示すように、第1フラップ13の裏面13sに設けられた突起13a,13b、13cの穴に嵌まる。これにより、アーム61,62,63が第1フラップ13に固定される。
また、図6(a)〜(c)に示すように、挿通孔61b,62b,63bは、シャフト80と略同じ扁平形状となっており、全てずれて配置されている。具体的には、アーム61,62,63を同じ方向に延在させたとき、挿通孔61bの上面61uが水平方向に対してθ°反時計回りに傾斜していると、挿通孔62bの上面62uは水平方向に対してθ°(=θ°+3°以上5°未満)反時計回りに傾斜している。また、挿通孔63bの上面63uは水平方向に対してθ°(=θ°+3°以上5°未満)反時計回りに傾斜している。このように、挿通孔62bは挿通孔61bに対して3°以上5°未満だけ反時計回りに傾斜し、挿通孔63bは挿通孔62bに対して3°以上5°未満だけ反時計回りに傾斜している。また、上記θは、θを用いて下記式で表されることから、
θ°=θ°+3°以上5°未満
=(θ°+3°以上5°未満)+3°以上5°未満
=θ°+6°以上10°未満
挿通孔63bの上面63uは挿通孔61bの上面61uに対して、6°以上10°未満だけ反時計回りに傾斜している。したがって、挿通孔63bは挿通孔61bに対して6°以上10°未満だけ反時計回りに傾斜している。
このように、挿通孔61b,62b,63bは全てずれて配置されるので、挿通孔61b,62b,63bにシャフト80を挿入すると、図7(a)に示すように、アーム61,62,63は、時計回りにずれて配置される。このとき、アーム62はアーム61に対してシャフト80を中心に時計回りにθ11°(=3°以上5°未満)傾斜し、アーム63はアーム62に対してシャフト80を中心に時計回りにθ12°(=3°以上5°未満)傾斜している。したがって、アーム63はアーム61に対してシャフト80を中心に時計回りにθ11°+θ12°(=6°以上10°未満)傾斜している。このように、本実施形態では、異なる構成のアーム61,62,63を用いている。
ここで、第1フラップ13の閉動作時にシャフト80は時計回りに回転するので、アーム61,62,63は、これらの順に、第1フラップ13の閉動作時の回転方向にずれて配置される。そして、第1フラップ13は、ずれて配置されたアーム61,62,63に取り付けられているので、図4に示すように、左端に近付くにしたがって、閉動作時の回転方向に傾いている。したがって、この状態で第1フラップ13を本体ケーシング10に取り付けると(図1参照)、第1フラップ13は、左端に近付くに従って本体ケーシング10に近付いて配置される。
なお、従来は、第1フラップ13とシャフト80とを接続する複数のアームに同じ構成のアームを用いていたので(本実施形態のアーム61)、図7(b)に示すように、シャフト80の軸方向からみたとき、複数のアームが、全て重なって配置され、時計回り(第1フラップ13の閉動作時の回転方向)にずれて配置されてなかった。したがって、この状態で第1フラップ13を本体ケーシング10に取り付けると、第1フラップ13は、長手方向についてどの位置でも本体ケーシング10と略同じ距離で配置される。
次に、図8を参照しつつ、第1フラップ13の閉動作時の工程について説明する。
上述した構成から、本実施形態では、図8(a)に示すように、第1フラップ13は、左端部13l、中央部13m、右端部13rの順に、本体ケーシング10に近い位置に配置される。このため、第1フラップ13の閉動作時に、シャフト80がねじれても、最初に、第1フラップ13の左端部13lが本体ケーシング10に接触し、その後、第1フラップ13の中央部13mが本体ケーシング10に接触する(図8(b))。そして、最後に、第1フラップ13の右端部13rが本体ケーシング10に接触し(図8(c))、閉状態において、第1フラップ13の先端部が長手方向全体において本体ケーシング10に接触する。
なお、従来は、第1フラップ13の開状態において、第1フラップ13は、長手方向全体で本体ケーシング10と同じ距離になるように配置される。そのため、第1フラップ13の閉動作時に、シャフト80がねじれると、閉状態において、第1フラップ13の左端部や中央部が本体ケーシング10に接触しないため、第1フラップ13と本体ケーシング10との間に隙間が生じ、外観が好ましくなかった。しかし、本実施形態では、上述したように、第1フラップ13とシャフト80とを接続するアーム61,62,63をずれて配置しているので、上記問題を解決できる。
(本実施形態の空調室内機の特徴)
第1フラップ13とシャフト80とを接続するアーム61,62,63が、モータ72から離れるにしたがって、第1フラップ13の閉動作時の回転方向にずれて第1フラップ13に取り付けられている。具体的には、アーム62はアーム61に対して3°以上5°未満ずれ、アーム63はアーム61に対して6°以上5°未満ずれて配置されている。これにより、第1フラップ13の先端は、モータ72から離れるにしたがって本体ケーシング10に近付いて配置される。そのため、第1フラップ13の閉動作時に、シャフト80がねじれることにより、第1フラップ13の左端側(駆動部に遠い側)の回転量が少なくなっても、第1フラップ13の閉状態において、第1フラップ13の左端側は右端側と同様に閉じられる。よって、第1フラップ13を閉じた状態において、第1フラップ13の先端部と本体ケーシング10との間に隙間が生じにくい。
また、第1フラップ13の閉状態において、第1フラップ13の先端部と本体ケーシング10とが長手方向全体において接触するので、第1フラップ13の先端部と本体ケーシング10との間に隙間が殆ど生じない。よって、外観が好ましい。
さらに、第1フラップ13の閉動作時に、第1フラップ13は左端部(駆動部に遠い側)13l、中央部13m、右端部(駆動部に近い側)13rの順に本体ケーシング10に接触するため、第1フラップ13の閉状態に、第1フラップ13の先端と本体ケーシング10との間に隙間が生じることを確実に抑止できる。
加えて、アーム61,62,63の傾斜角度を、300mm間隔で3°以上5°未満変えることにより、第1フラップ13の閉状態において、第1フラップ13の先端と本体ケーシング10との間に隙間が生じることを確実に抑止できる。
また、本実施形態では、吹出口12に第1フラップ13及び第2フラップ14を配置し、上側に配置された第1フラップ13を本体ケーシング10から少し離して配置している。これにより、第1フラップ13を回動しやすくすることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、本実施形態では、第1フラップ13の閉状態に、第1フラップ13の先端が本体ケーシング10に接触するが、第1フラップ13の閉状態に、第1フラップ13が本体ケーシング10に接触しなくてもよい。例えば、閉状態に、第1フラップ13の外面と本体ケーシング10の外面とが略同一平面上に配置される構成でもよい。
また、上述の実施形態では、第1フラップ13の閉動作時に、第1フラップ13は、左端部(駆動部に遠い側)13l、中央部13m、右端部(駆動部に近い側)13rの順に本体ケーシング10に接触するが、これらの順に本体ケーシング10に接触しなくてもよい。例えば、第1フラップ13の閉動作時に、第1フラップ13の左端部、中央部、右端部が同時に本体ケーシング10に接触してもよい。
さらに、上述の実施形態では、アーム61,62,63が300mmずつ離間して配置され且つアーム61,62,63が第1フラップ13の閉動作時の回転方向に3°以上5°未満ずつずれて配置されているが、アーム間の距離や角度は上記値に限られない。例えば、複数のアームを第1フラップの長手方向について100mmおきに配置してもよい。この場合、各アームを、モータから離れるにしたがって、第1フラップ13の閉動作時の回転方向にずらしてもよく、300mm離れるごとに第1フラップ13の閉動作時の回転方向にずらしてもよい。また、複数のアームを第1フラップの長手方向について400mmおきに配置してもよい。この場合、各アームを、モータから離れるにしたがって、第1フラップ13の閉動作時の回転方向にずらしてもよく、300mm離れるごとに第1フラップ13の閉動作時の回転方向にずらしてもよい。
加えて、アームの構成やアームの数及び位置等は、本実施形態で示すものに限られず、変更可能である。
また、上述の実施形態では、吹出口12に2つのフラップ(第1フラップ13及び第2フラップ14)を配置したが、吹出口12に第1フラップ13だけを配置してもよい。
本発明を利用すれば、吹出口に配置されたフラップを閉じた状態において、フラップとケーシングとの間に隙間が生じにくい構成を提供できるため、空調室内機に有用である。
10 本体ケーシング
12 吹出口
13 第1フラップ
13r 右端部
13m 中央部
13l 左端部
14 第2フラップ
61,62,63,161,162,163 アーム(接続部材)
61A,62A,63A フラップ固定部
61B,62B,63B シャフト固定部
61b,62b,63b 挿通孔
61C,62C,63C 連結部
72 モータ(駆動部)
80 シャフト
100 空調室内機

Claims (5)

  1. 吹出口を有するケーシングと、
    前記吹出口の長手方向に沿って配置され、風向を調整する第1フラップと、
    前記第1フラップの長手方向一端部に配置された駆動部と、
    前記第1フラップの長手方向に沿って配置され、前記駆動部によって回転駆動されるシャフトと、
    前記第1フラップの長手方向に沿って複数配置され、前記シャフトと前記第1フラップ後端部とを接続する複数の接続部材とを備え、
    前記複数の接続部材は、前記駆動部から離れるにしたがって、前記第1フラップの閉動作時の回転方向にずれるように、前記シャフトに取り付けられていることを特徴とする空調室内機。
  2. 前記第1フラップの閉状態において、前記吹出口の長手方向全体において前記第1フラップの先端部が前記ケーシングに接触していることを特徴とする請求項1に記載の空調室内機。
  3. 前記第1フラップの閉動作時に、前記第1フラップの前記駆動部に遠い一端部が前記駆動部に近い他端部よりも先に前記ケーシングに接触することを特徴とする請求項1又は2に記載の空調室内機。
  4. 前記複数の接続部材は、前記第1フラップの長手方向について300mmで3°以上5°未満ずれるように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調室内機。
  5. 前記吹出口を開閉する第2フラップをさらに備え、
    前記第1フラップが前記吹出口の上部を閉じ、
    前記第2フラップが前記吹出口の下部を閉じることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調室内機。
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