JP2014070738A - 冷蔵庫用断熱筐体 - Google Patents

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Abstract

【課題】発泡断熱材の非充填箇所の発生抑制に寄与する。
【解決手段】実施形態による冷蔵庫用断熱筐体は、前面が開口した外箱の内部にこの外箱よりも小さく前面が開口した内箱を組み込んで前記外箱及び内箱間に中空部を構成し、前記内箱内部を貯蔵室とした箱状の筐体本体と、少なくとも前記筐体本体における外箱側部及び内箱側部の間の中空部に設けられた真空断熱パネル及び発泡断熱材と、外箱の背板部に設けられ前記発泡断熱材の原液が注入される注入口とを備え、前記筐体本体における外箱側部及び内箱側部の間に位置する真空断熱パネルを複数の真空断熱パネルから構成し、且つこれら真空断熱パネルを上下に離間して配設した構成とした。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫用断熱筐体に関する。
冷蔵庫用断熱筐体としては、前面が開口した外箱の内部に、この外箱よりも小さく前面が開口した内箱を組み込んで前記外箱及び内箱間に中空部を構成し、前記内箱内部を貯蔵室とした箱状の筐体本体を備え、前記筐体本体における外箱側部及び内箱側部の間の前記中空部に、真空断熱パネルと発泡断熱材とを設けた構成が知られている(例えば特許文献1)。
特開平04−260780号公報
上記従来の冷蔵庫用断熱筐体では、前記筐体本体における外箱側部及び内箱側部の間の中空部に真空断熱パネルを配設し、その後、外箱の背板部に設けた注入口から、発泡断熱材の原液を筐体本体内部へ注入し固化させるようにしているが、発泡断熱材の原液が前記真空断熱パネルの存在により筐体本体の隅々まで廻り難く、発泡断熱材の非充填箇所が発生するおそれがあった。
そこで、筐体本体の内部に真空断熱パネルと発泡断熱材とを設けた冷蔵庫用断熱筐体において、発泡断熱材の非充填箇所の発生抑制に寄与できる冷蔵庫用断熱筐体を提供する。
実施形態による冷蔵庫用断熱筐体は、前面が開口した外箱の内部に、前面が開口した内箱を組み込んで前記外箱及び内箱間に中空部を構成した箱状の筐体本体と、前記中空部5のうち少なくとも前記筐体本体における外箱側部及び内箱側部の間の中空部に設けられた真空断熱パネル及び発泡断熱材と、前記外箱の背板部に設けられ、前記発泡断熱材の原液が注入される注入口とを備え、前記筐体本体における外箱側部及び内箱側部の間の前記中空部に位置する前記真空断熱パネルを複数の真空断熱パネルから構成し、且つこれら真空断熱パネルを上下に離間して配設した構成としたところに特徴を有する。
なお、上述の前面、上下といった方向は、冷蔵庫設置時における向きを示している。
第1実施形態による冷蔵庫用断熱筐体の正面図 図1の切断線V1−V1での断面図 図1の切断線V2−V2での断面図 図1の切断線V3−V3での断面図 図1の切断線V4−V4での断面図 図2の切断線V5−V5での断面図 冷蔵庫用断熱筐体の背面図 真空断熱パネルの基本的構成を説明するための断面図 発泡断熱材の注入の様子を説明するための図 第2実施形態による図6相当図 第3実施形態による図6相当図 図11の切断線V6−V6での断面図 図11の切断線V7−V7での断面図 冷蔵庫用断熱筐体の背面図 第4実施形態による図3相当図 図15の切断線V8−V8による断面図 その他の実施形態による図15相当図
<第1実施形態>
第1実施形態について図1〜図9を参照して説明する。図1〜図7において、冷蔵庫用断熱筐体1は、筐体本体2を備えている。この筐体本体2は、この前面が開口した矩形箱状の外箱3に、これより小さい大きさで前面が開口した内箱4を組み込んで構成されている。この筐体本体2は、外箱3と内箱4との間に断熱材が配設される中空部5を形成している。この内箱4には、図2、図4に示すように、これの内部を上下に仕切るように当該内箱4の一部を膨出して中空の断熱仕切部4aが形成されている。
この場合、内箱4において、図1に示すように、前記断熱仕切部4aよりも上方の部分は冷蔵室〜野菜室用の冷蔵用貯蔵室(貯蔵室)21とされ、断熱仕切部4aよりも下方の部分は冷凍用貯蔵室(貯蔵室)22とされる。なお、前記冷蔵用貯蔵室21において、前部には筐体本体2とは別部材の仕切部材21aが取付けられるようになっており、この仕切部材21aの上側が冷蔵室21b(例えば1℃〜6℃に制御される)とされ、下側が野菜室21c(例えば1℃〜10℃)とされる。
又、冷凍用貯蔵室22の前部には筐体本体2とは別部材の仕切部材22aが取付けられるようになっており、これにより主冷凍室22b、小冷凍室22c、製氷用冷凍室22dに区画される。冷凍用貯蔵室22は例えば−18℃以下に制御される。
前記筐体本体2の中空部5には断熱材として真空断熱パネル6(複数の真空断熱パネルを区別せずにいうときに真空断熱パネル6という)と発泡断熱材7とが配設されている。詳細には、図6に示すように、前記筐体本体2の右側部(外箱3側部及び内箱4側部の部分)2Aの中空部5に、それぞれ複数例えば二つの真空断熱パネル6A、6Bを上下に離間させて配設している。
同様に、前記筐体本体2の左側部(外箱3側部及び内箱4側部の部分)2Bの中空部5にも、それぞれ複数例えば二つの真空断熱パネル6A´、6B´を上下に離間させて配設している。
これら真空断熱パネル6A、6B、6A´、6B´は、大きさや形状については異なる点もあるが、いずれも基本的な構成は同じであるので、例えば真空断熱パネル6Aを代表して基本的構成を説明する。図8に示すように、真空断熱パネル6Aは、ガラスウールなどのコア材61と、ガスバリア性を有する包装材62とから構成されている。真空断熱パネル6は、コア材61を包装材62内に収容し、この状態で包装材62内を真空引きすることによってパネル状(板状)に製造されている。
ここで筐体本体2の右側部2Aにおける真空断熱パネル6A、6Bの形状や配置構成は、左側部2Bにおける真空断熱パネル6A´、6B´の形状や配置構成と同じ(ただし左右対称形)である。
図4、図5に示すように、前記真空断熱パネル6A、6Bは、外箱3内側面と内箱4内側面とに接着されている。又、各真空断熱パネル6A、6Bと筐体本体2の右側部2Aの内部前端2Aaとの間は所定寸法Saで離間し、この離間部分は中空部5aとされている。左側部2Bの真空断熱パネル6A´、6B´も同様に、外箱3内側面と内箱4内側面とに接着されている。又、各真空断熱パネル6A´、6B´と筐体本体2の左側部2Bの内部前端2Ba(図4参照)との間は上述同様所定寸法Saで離間し、この離間部分は中空部5a´とされている。
さらに前記真空断熱パネル6A、6Bの離間部6r(真空断熱パネル6A´、6B´の離間部は図6に符号6r´で示す)における離間寸法Sbは、Sb<Saに設定されている。そしてこの真空断熱パネル6A、6Bの離間部6rは断熱仕切部4a部分に位置している。
ここで、前記筐体本体2の右側部2Aの幅寸法について述べると、図6に示すように、冷蔵用貯蔵室21における幅寸法S21に対し、冷凍用貯蔵室22における幅寸法S22のほうを大きく設定しており、そして、冷蔵用貯蔵室21に対応する部分に配設された真空断熱パネル6Aの厚み寸法S6A(前記幅寸法S21と同等)に対して、冷凍用貯蔵室22に対応する部分に配設された真空断熱パネル6Bの厚み寸法S6B(前記幅寸法S22と同等)を大きく設定している。なお、左側部2Bの幅寸法も同様である。
図3、図6、図7において、前記外箱3の背板部3aの右側には注入口8a、8b、8cが形成され、左側にも注入口8a´、8b´、8c´が形成されている。注入口8a、8b、8cと注入口8a´、8b´、8c´は、左右対称配置形である以外は同様の構成であり、注入口8a、8b、8cについて述べる。
前記注入口8bは、前記真空断熱パネル6A、6Bの離間部6rに対向して設けられている。又、注入口8aは、前記離間部6rから上方向に離れた位置である真空断熱パネル6Aの端部(図3では上端部)に対応する位置に形成され、又注入口8cは前記離間部6rから下方向に離れた位置である真空断熱パネル6Bの端部(図3では下端部)の近傍となる位置に形成されている。
この場合、図3に示すように、真空断熱パネル6Aにおいて注入口8bの近傍部に位置する角部6A1は、傾斜面状に形成されている。又、同じく真空断熱パネル6Aにおいて注入口8aの近傍部に位置する角部6A2も、傾斜面状に形成されている。さらに真空断熱パネル6Bにおいて注入口8bの近傍に位置する角部6B1も傾斜面状に形成されている。この場合、傾斜面状以外、曲面状としても良い。真空断熱パネル6A´、6B´において注入口8b´、8a´の近傍部に位置する角部も同様に形成されている。
さて、筐体本体2の中空部5には前記真空断熱パネル6A、6B、6A´、6B´以外に、発泡断熱材7が充填配設されている。この発泡断熱材7は例えば発泡ポリウレタンフォームや、発泡ポリスチレンフォームなどからなる。
この発泡断熱材7を充填する場合、筐体本体2の中空部5に真空断熱パネル6A、6B、6A´、6B´を配設した後、通常は次のようにしている。すなわち、図9に示すように、注入口8a、8b、8c、8a´、8b´、8c´が筐体本体2において最上部となるように作業面Fに対して当該筐体本体2を載置する。そして注入口8a、8b、8c、8a´、8b´、8c´から発泡断熱材7の原液を注入する。
すると、注入口8bから注入された原液は、真空断熱パネル6A、6Bの離間部6rを通り、筐体本体2の中空部5のうち右側部2Aの図9での下端の中空部5aに流下する。このとき、真空断熱パネル6A、6Bの各角部6A1、6B1が傾斜面状に傾斜されているから、離間部6rに良好に流入する。
又、注入口8b´から注入された原液は、筐体本体2の左側部2Bの内部を上述と同様に流れて下端の中空部5a´(図4参照)に流下する。このとき、図示はしないが注入口8b´に対応する真空断熱パネル6A´、6B´の各角部も傾斜面状に傾斜されているから、離間部6r´に良好に流入する。
又、注入口8aから流入した原液は、筐体本体2の中空部5における図9での左側の中空部5bを通り前記中空部5aに流下する。この場合も、真空断熱パネル6Aの角部6A2が傾斜面状に傾斜されているから、中空部5bに良好に流入する。なお、中空部8a´から流入した原液も真空断熱パネル6A´、6B´の傾斜面状の角部から中空部5bに良好に流入し、中空部5a´に流入する。
又、注入口8cから流入した原液は、中空部5における図9での左右方向に分流して右側の中空部5c及び前記離間部6rを通って前記中空部5aに流入する。なお、注入口8c´から流入した原液も同様に中空部5c及び離間部6r´を通って中空部5a´に流入する。
このようにして中空部5a、5a´に流入した原液は、順次発泡して、中空部5a、5a´を横方向に拡がると共に、断熱仕切部4aや離間部6r、6r´を含む中空部5を上昇して、真空断熱パネル6A、6B、6A´、6B´以外の中空部5を埋めていき、そして冷却固化されて発泡断熱材7として充填される。
ここで中空部5a(5a´)に流入した原液が発泡していくときに、各真空断熱パネル6A、6B(6A´、6B´)と筐体本体2の側部2A(2B)の内部前端2Aa(2Ba)との間は所定寸法Sa、つまり図9では中空部5a(5a´)の高さ寸法Saを、前記真空断熱パネル6A、6B(6A´、6B´)の離間部6r(6r´)における離間寸法Sbより大きく設定しているから、発泡する原液が中空部5a、5a´を図9での横方向に廻りやすくなり、全体に拡がるようになる。
このような実施形態によれば、筐体本体2における外箱3右側部及び内箱4右側部の間に位置する真空断熱パネル6を真空断熱パネル6A、6Bの二つとし、これら真空断熱パネル6A、6Bを上下に離間して配設した構成とし、同様に、筐体本体2における外箱3左側部及び内箱4左側部の間に位置する真空断熱パネル6も真空断熱パネル6A´、6B´の二つとすると共に、これら真空断熱パネル6A´、6B´を上下に離間して配設した構成としたから、外箱3の背板部3aに設けた注入口8a、8b、8c、8a´、8b´、8c´から発泡断熱材7の原液を注入した際に、特に注入口8b、8b´から注入された原液は、前記真空断熱パネル6Aと6Bとのの離間部6r、前記真空断熱パネル6A´と6B´との離間部6r´を通って、中空部5a、5a´をはじめとして中空部5の隅々までいきわたるようになり、この結果、発泡断熱材7の非充填箇所の発生を抑制できる。
又、本実施形態によれば、注入口8b(8b´)を、真空断熱パネル6A、6B(6A´、6B)の離間部6r(6r´)に対向して設けたから、発泡断熱材7の原液を中空部5a(5a´)まで容易に流すことができる。この場合、注入口8b(8b´)と離間部6r(6r´)とは少なくとも一部が対向していれば良い。
又、本実施形態によれば、前記注入口8b(8b´)を、前記真空断熱パネル6A、6B(6A´、6B´)の離間部6r(6r´)に対向して設けている。又、注入口8a(8a´)を、前記離間部6r(6r´)から上方向に離れた位置に形成し、又注入口8c(8c´)を前記離間部6r(6r´)から下方向に離れた位置に形成したから、図9からわかるように、真空断熱パネル6A、6B、6A´、6B´の個々の両端側から、発泡断熱材7の原液を注入できて、さらに隅々まで充填できる。
又、本実施形態によれば、内箱4に、この内箱4の内部を上下に仕切るように当該内箱4の一部を膨出して断熱仕切部4aを形成し、真空断熱パネル6A、6B(6A´、6B´)を、前記断熱仕切部4a部分で離間する構成としたから、つまり、離間部6r(6r´)が断熱仕切部4aに臨む位置となるようにしたから、発泡断熱材7の原液が発泡上昇していく際にこの断熱仕切部4a内が発泡原液の通路として機能し、さらに隅々まで容易に充填できる。なお、離間部6r(6r´)の少なくとも一部が前記断熱仕切部4aに臨む構成であれば良い。
又、本実施形態においては、注入口8a、8bの近傍部に真空断熱パネル6A、6Bの角部6A1、6A2、6B1が位置している。そして当該角部6A1、6A2、6B1を傾斜面状に形成している。これによれば、発泡断熱材7の原液注入時にこの原液が真空断熱パネル6A、6Bの離間部6rに良好に流入する。なお、他の真空断熱パネル6A´、6B´においても、同様に注入口8a´、8b´の近傍に位置する角部は傾斜面状に形成されており、同様の効果を奏する。
これにより、さらに発泡断熱材7がさらに円滑に筐体本体2全体に充填できる。
又、本実施形態によれば、真空断熱パネル6A、6B、6A´、6B´の厚みを、冷蔵庫使用時における内外温度差に応じて異なるようにした。つまり、真空断熱パネル6A、6B、6A´、6B´の厚みを、冷蔵庫使用時における内外温度差が大きい部分、つまり冷凍用貯蔵室22相当部分で厚く(厚み寸法S6B、図6参照)、内外温度差が小さい部分つまり冷蔵室相当の冷蔵用貯蔵室21層相当部分で相対的に薄く(厚み寸法S6A)設定したから、断熱厚さを冷蔵庫使用時における内外温度差にあった断熱厚さ構成とすることができる。この結果、内外温度差が大きな部分では必要な断熱性能を得ることができ、又、内外温度差が相対的にさほど大きくない部分で、断熱厚さを薄くして内部貯蔵容積を大きくできる。このような効果は、筐体本体2の側部2A、2Bにおける真空断熱パネルを複数に分割した形態としたことで、個別に断熱厚さを変更できる構成となったから得られるものである。
又、本実施形態によれば、筐体本体2における前端内面2Aaと真空断熱パネル6A、6Bとの離間距離Saを、真空断熱パネル6A、6Bの離間部6rの相互離間距離Sbよりも大きくしたから、発泡する原液が図9での横方向に廻りやすくなり、原液を全体に容易に拡げることができる。
<第2実施形態>
図10は第2実施形態を示しており、この実施形態では、注入口8kを、断熱仕切部4aに対応させて設けている。そして、注入口8a(8a´)は、前記断熱仕切壁4aから上方向に離れた位置に、又、注入口8c(8c´)は断熱仕切壁4aから下方向に離れた位置に設けている。この第2実施形態によれば、注入口8kから注入された原液が断熱仕切部4aを通して図9の中空部5aに注入できると共に、真空断熱パネル6A、6B、6A´、6B´の個々の両端側からも、発泡断熱材7の原液を注入できて、さらに隅々まで充填できる。
<第3実施形態>
図11〜図14は第3実施形態を示しており、この第3実施形態では次の点が第1実施形態と異なる。すなわち、真空断熱パネル11A、11B、11A´、11B´はいずれも同じ厚み寸法であって、それぞれ、内箱4の内側面から離間している。この真空断熱パネル11A、11B(11A´、11B´)と内箱4との離間部4r(4r´)は、前記真空断熱パネル11A、11B(11A´、11B´)と前記筐体本体2における前端内面2Aa(2Ba)との離間部である前記中空部5a(5a´)と連続している。前記離間部4r(4r´)にも発泡断熱材7が充填されている。
そして、図11、図12に示すように、真空断熱パネル11A、11B、11A´、11B´と内箱4の内側面との離間距離Shに対して、真空断熱パネル11A、11B、11A´、11B´と筐体本体2における前端内面2Aa、2Baとの離間距離Saを大きく設定している。又、前記離間距離Shつまりこの離間部4r、4r´における発泡断熱材6の厚みは、真空断熱パネル11A、11B、11A´、11B´の厚みより小さく設定されている。
さらに、内箱4内は、異なる温度帯の貯蔵室この場合冷蔵室21bと野菜室21cとに区画されるものであり、その区画境界部分に沿って内方へ膨出する膨出部4b、4b´が形成されている。そして、一方の膨出部4bに対応して、真空断熱パネル11A、11Bの離間部11rが位置し、又、他方の膨出部4b´に対応して、真空断熱パネル11A´、11B´の離間部11r´が位置している。
又、注入口12a、12a´は、図12に示すように、前記膨出部4b、4b´に対応する部位に対向して設けられている。この場合注入口12a、12a´は前記離間部11r、11r´にも一部対向している。
この第3実施形態によれば、注入口12a、12a´を、前記膨出部4b、4b´に対応する部位に対向して設けたから、膨出部4b、4b´が原液の通り道(発泡する原液の上昇路)となり、これによっても発泡断熱材7を隅々まで充填できる。又、この膨出部4b、4b´部分に真空断熱パネル11A、11B、11A´、11B´の離間部11r、11r´が位置しているから、この離間部11r、11r´も注入された原液の通り道となり、これによっても発泡断熱材7を隅々まで充填できる。
又、この実施形態によれば、真空断熱パネル11A、11B、11A´、11B´と内箱4の内側面との離間距離Shに対して、真空断熱パネル11A、11B、11A´、11B´と筐体本体2における前端内面2Aa、2Baとの離間距離Saを大きく設定しているから、発泡する原液が図9での横方向に廻りやすくなり、全体に拡がるようになる。この結果、この真空断熱パネル11A、11B(11A´、11B´)と内箱4との狭い離間部4r(4r´)でも発泡する原液を良好に充填できる。
ここで、前記膨出部4b、4b´は、異なる温度帯の貯蔵室(冷蔵室21b、野菜室21c)に区画される部分、つまり区画境界部分に沿って内方へ膨出するように形成されているから、膨出部4b、4b´が野菜室21cの実質的な収容容積を減少させることはない。すなわち、上記区画境界部分では、図11に示すように例えばガラス又はプラスチック製の仕切板Iが配設されることにより冷蔵室21bと野菜室21cとが区画されるが、前記膨出部4b、4b´が占める部分(野菜室21cの上部隅部)は、野菜室21cでは貯蔵物(野菜など)の収容空間としては使用されないことが多く、従って、膨出部4b、4b´が実質的に収容容積を減少させることがない。
<第4実施形態>
図15及び図16は第4実施形態を示しており、この実施形態では、次の点が第1実施形態と異なる。この第4実施形態では、放熱パイプ31を筐体本体2内に組み込んでいる。この放熱パイプ31は、一部に、平行な複数この場合2本の直線部31aと、この直線部31aの端部同士を繋ぐ屈曲部31bとを連ねて有する。離間する真空断熱パネル真空断熱パネル6A、6Bの一方の真空断熱パネル6B(冷凍用貯蔵室22の断熱材)に、放熱パイプ31の前記直線部31a、31aを通す直線状の凹部32、32を形成している。そして、前記放熱パイプ31の前記直線部31a、31aを前記凹部32、32に通し、且つ前記屈曲部31bを前記離間部6rに位置させた構成としている。なお、この放熱パイプ構成及び真空断熱パネルの凹部構成は、筐体本体2の左側部2Bでも、真空断熱パネル6A´、6B´、離間部6r´に対して同様(但し左右対称形)に適用されている。
この実施形態では、貯蔵温度が低くて冷凍用貯蔵室22の断熱壁の外面に結露が付きやすいことから、当該冷凍用貯蔵室22の断熱壁である真空断熱パネル6B、6B´に放熱パイプ31を添設するようにしている。これにより結露防止を図り得る。
この場合、放熱パイプ31は、筐体本体2の冷凍用貯蔵室22対応の外箱3内面に添設すると良く、このようにするには、真空断熱パネル6B(6B´)に放熱パイプ31を収容する凹部を形成する必要がある。ところが、真空断熱パネル6B(6B´)に、放熱パイプ31の直線状部31a及び屈曲部31bに対応する凹部を形成すると、凹部が途中で屈曲する形態をなすから、真空断熱パネル6B(6B´)にしわが発生してしまう。
この点、この第4実施形態によれば、放熱パイプ31の前記屈曲部31bを離間部6rに位置させることで、真空断熱パネル6B(6B´)には、放熱パイプ31の前記直線部31a、31aを通す直線状の凹部32、32を形成するだけで済み、この結果、真空断熱パネル6B(6B´)にしわが発生することがない。
<その他の実施形態>
以上、いくつかの実施形態を例示したが、その他の実施形態として、図17に示すようにしても良い。すなわち、真空断熱パネル11A、11B、11A´、11B´の離間部11r、11r´を前記第3実施形態における膨出部4b、4b´からずらしている。つまり、真空断熱パネル11A、11B、11A´、11B´の上下寸法を変更している。
又、筐体本体2における各側部2A、2Bにおける真空断熱パネルの個数は3つ以上でも良い。
以上説明した実施形態の冷蔵庫用断熱筐体によれば、筐体本体における外箱側部及び内箱側部の間に位置する真空断熱パネルを複数の真空断熱パネルから構成し、これら真空断熱パネルを上下に離間して配設した構成とした。これにより、外箱の背板部に設けた注入口から発泡断熱材の原液を注入した際に、原液は、前記真空断熱パネルの離間部を通って隅々までいきわたるようになる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は実施形態による冷蔵庫用断熱筐体、2は筐体本体、2Aは右側部、2Bは左側部、3は外箱、4は内箱、4aは断熱仕切部、4b、4b´は膨出部、5は中空部、6A、6B、6A´、6B´は真空断熱パネル、6A1、6A2、6B1は角部、6r、6r´は離間部、11A、11B、11A´、11B´は真空断熱パネル、11r、11r´は離間部、7は発泡断熱材、8a、8b、8c、8a´、8b´、8c´は注入口、21は冷蔵用貯蔵室、22は冷凍用貯蔵室、31は放熱パイプ、31aは直線部、31bは屈曲部、32は凹部を示す。

Claims (13)

  1. 前面が開口した外箱の内部に、この外箱よりも小さく前面が開口した内箱を組み込んで前記外箱及び内箱間に中空部を構成した箱状の筐体本体と、
    前記中空部のうち少なくとも前記筐体本体における外箱側部及び内箱側部の間の中空部に設けられた真空断熱パネル及び発泡断熱材と、
    前記外箱の背板部に設けられ、前記発泡断熱材の原液が注入される注入口と
    を備え、
    前記筐体本体における外箱側部及び内箱側部の間の前記中空部に位置する前記真空断熱パネルを複数の真空断熱パネルから構成し、且つこれら真空断熱パネルを上下に離間して配設した構成とした冷蔵庫用断熱筐体。
  2. 前記内箱には、この内箱の内部を上下に仕切るように当該内箱の一部を膨出して形成され、内部に前記発泡断熱材が配設される断熱仕切部を有し、
    前記複数の真空断熱パネルは、前記断熱仕切部部分で離間する構成である請求項1に記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  3. 前記注入口は、前記複数の真空断熱パネルの離間部に対向して設けられている請求項1又は2に記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  4. 前記注入口の近傍部に真空断熱パネルの角部が位置し、当該角部が曲面状又は傾斜面状に形成されている請求項3に記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  5. 前記内箱には、この内箱の内部を上下に仕切るように当該内箱の一部を膨出して形成され、内部に前記発泡断熱材が配設される断熱仕切部を有し、
    前記注入口は、前記断熱仕切部に対応する位置、及び当該断熱仕切部から上方向及び下方向に夫々離れた位置に形成されている請求項2に記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  6. 前記注入口は、前記真空断熱パネルの離間部に対応する位置、及び当該離間部から上方向及び下方向に夫々離れた位置に形成されている請求項3に記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  7. 前記複数の真空断熱パネルの個々の厚みは、冷蔵庫使用時における当該真空断熱パネル内外温度差に応じて異なる請求項1から6までのいずれかに記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  8. 平行な複数の直線部と、直線部の端部同士を繋ぐ屈曲部とを連ねて有する放熱パイプを備え、
    前記離間する真空断熱パネルの一方の真空断熱パネルに、放熱パイプの前記直線部を通す直線状の凹部を形成し、
    前記放熱パイプの前記直線部を前記凹部に通し、且つ前記屈曲部を前記離間部に位置させた請求項1から7までのいずれか記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  9. 内箱内が、異なる温度帯の貯蔵室に区画されるものであって、その区画境界部分に沿って内方へ膨出する膨出部が形成されている請求項1から8までのいずれかに記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  10. 前記注入口は、前記膨出部に対応する部位に対向して設けられている請求項9に記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  11. 前記真空断熱パネルは、前記内箱の内側面と離間すると共に、筐体本体における前端内面と離間し、前記二つの離間部は連続しており、これら離間部に前記発泡断熱材が充填されるものであって、前記真空断熱パネルと前記内箱の内側面との離間距離に対して、前記真空断熱パネルと筐体本体における前端内面との離間距離を大きく設定した請求項1から10までのいずれかに記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  12. 前記真空断熱パネルは、前記筐体本体における前端内面と離間し、この離間距離を、前記真空断熱パネルの相互離間距離よりも大きくした請求項1から11までのいずれかに記載の冷蔵庫用断熱筐体。
  13. 前記貯蔵室の一部は冷凍用貯蔵室であり、この冷凍用貯蔵室の壁部分に位置する真空断熱パネルの厚み寸法を、当該冷凍用貯蔵室以外の貯蔵室の壁部分に位置する真空断熱パネルの厚み寸法よりも大きくした請求項1から12までのいずれかに記載の冷蔵庫用断熱筐体。
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