JP2014069619A - フィラーネック - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料通路を形成する合成樹脂製のパイプ本体と、パイプ本体を車体へ固定するための取付部を有する金属製のステー部材とが一体化されてなるフィラーネックにおいて、少ない部品点数かつ部品の組付手間で、パイプ本体とステー部材との一体化を可能とするフィラーネックを提供する。
【解決手段】フィラーネック1は、一端に給油口1bが形成された合成樹脂製の単一部品であるパイプ本体1aと、パイプ本体1aに固定される無端筒状又は有端筒状を呈する保持部10a及び保持部10aから張り出し車体に固定される取付部10bを有する金属製の単一部品であるステー部材10と、ステー部材10の保持部10aがパイプ本体1aの中心軸方向及び周方向に移動しないように固定する固定構造と、を備え、固定構造により、ステー部材10がパイプ本体1aに一体化されてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一端に給油口が形成されると共に他端が燃料タンクに接続されるフューエルインレットパイプにおいて、給油口を含む一体部品として形成されるフィラーネックに関する。
車両の給油口から燃料タンクまでの燃料通路となるフューエルインレットパイプは、これまで金属製のものが多かったが、近年、成形が容易でかつ軽量化が図れる合成樹脂によりフューエルインレットパイプを構成する部品の一部が造られるようになってきた。図6に、従来のフューエルインレットパイプの外観斜視図を示す(特許文献1参照)。図6に示すように、金属製のフューエルインレットパイプ100は、パイプ本体101aの一端にフィラーキャップ130により開閉される給油口101bが形成されたフィラーネック101と、フィラーネック101のパイプ本体101aの他端と燃料タンク(図示せず)とを繋ぐ燃料供給用導管であるインレットチューブ102と、フィラーネック101のパイプ本体101aの中間部と燃料タンクとを繋ぐことにより燃料タンク内に送り込んだ燃料の分だけ燃料タンク内の空気を排出すると共に燃料の吹き返しを防ぐブリーザチューブ103とを備えている。
フューエルインレットパイプ100は、第一のステー部材110と第二のステー部材120とにより車体に固定されている。第一のステー部材110は、連続的な帯材で形成され、インレットチューブ102及びブリーザチューブ103を挟み込んだ状態で車体にボルト固定される。第二のステー部材120は、外ピース121及び内ピース122の二部品でインレットチューブ102及びブリーザチューブ103を挟み、インレットチューブ102及びブリーザチューブ103をボルト及びナットで予め第二のステー部材120に固定してから、車体にボルト固定される。給油口101bに挿入された給油ガンGの荷重は、主に第一のステー部材110で受け持たれる。このフューエルインレットパイプ100は金属製であるため、第一のステー部材及び第二のステー部材がフューエルインレットパイプ100にスポット溶接により取り付けられる場合もある。
図7は、一例として、フィラーネック201が合成樹脂製である場合の外観斜視図を示している。フィラーネック201は、パイプ本体201aと、パイプ本体201aの一端に形成された給油口201bと、パイプ本体201aの他端に形成されインレットチューブ202が接続されるインレット接続口201cと、パイプ本体201aの中間部から延びブリーザチューブ203が接続されるブリーザ接続口201dとを有している。フィラーネック201は、ブロー成形により一体成形されている。給油口201bと車体パネルBoとの間にはゴムパッキン231が介装されている。
フィラーネック201の車体パネルBiへの固定には、金属製のステー部材210が用いられる。ステー部材210は、上述した第二のステー部材120と同様に、外ピース211及び内ピース212を有している。外ピース211には、フィラーネック201の外周形状に対応した形状の保持部211aと、保持部211aから張り出した取付部211bとが形成されている。内ピース212にも同様の保持部が形成されている。そして、外ピース211及び内ピース212の二部品でインレット接続口201c及びブリーザ接続口201dを挟み、インレット接続口201c及びブリーザ接続口201dを止めネジ213及び角ナット214で予めステー部材210に固定してから、ボルト215を取付部211bに形成されたボルト孔に挿入して、ステー部材210が車体パネルBiにボルト固定される。
特開2011−246046号公報
上述したフィラーネック201を車体パネルBiに固定するステー部材210には、給油口201bに挿入された給油ガンの荷重が作用する。したがって、ステー部材210には、給油ガンの荷重に対してフィラーネック201がガタつくことがないように保持し得る剛性が必要となることから金属製のステー部材210が使用されている。仮に、ステー部材を合成樹脂製とする場合には、合成樹脂製のフィラーネック201とステー部材とを一体成形できることから、製造コスト及びステー部材の取付手間の縮減によるメリットを得ることができる。しかし、ステー部材210の取付部211bのような張り出し構造を合成樹脂で形成する場合、金属部材と同等の剛性を確保するためには、取付部をリブ等で補強する必要があり、取付部211bが大型化する。これにより、ステー部材を狭いスペースに配置し難くなるという問題が生じる。
以上が合成樹脂製のフィラーネック201に金属製のステー部材210が使用されている理由である。上述したように、合成樹脂製のフィラーネック201に車体への金属製の取付部211bを設けるためには、外ピース211、内ピース212、ボルト213及びナット214という四部品からなるステー部材210を使用する必要があり、部品点数が多く、部品の組付手間がかかることがコストアップの要因となっていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、燃料通路を形成する合成樹脂製のパイプ本体と、パイプ本体を車体へ固定するための取付部を有する金属製のステー部材とが一体化されてなるフィラーネックにおいて、少ない部品点数かつ部品の組付手間で、パイプ本体とステー部材との一体化を可能とするフィラーネックを提供することを課題とする。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
(1)本発明のフィラーネックは、燃料通路を形成すると共に一端にフィラーキャップ又は弁体により開閉される給油口が形成された合成樹脂製の単一部品であるパイプ本体と、前記パイプ本体に固定される無端筒状又は有端筒状を呈する保持部及び該保持部から張り出し車体に固定される取付部を有する金属製の単一部品であるステー部材と、前記ステー部材の前記保持部が前記パイプ本体の中心軸方向及び周方向に移動しないように固定する固定構造と、を備え、前記固定構造により、前記ステー部材が前記パイプ本体に一体化されてなる。
このような構成によると、フィラーネックは、金属製の単一部品であるステー部材が合成樹脂製の単一部品であるパイプ本体に固定構造により一体化されてなる。したがって、ステー部材が単一部品であるため、少ない部品点数かつ部品の組付手間で、パイプ本体とステー部材とを一体化して、金属製の取付部を有するフィラーネックを得ることができる。なお、無端筒状とは、筒の周壁が周方向に連続している形状であり、有端筒状とは、筒の周壁の周の一部が切断され周方向に端部を有している形状である。
(2)前記(1)で述べた本発明のフィラーネックにおいて、好ましくは、前記固定構造は、前記パイプ本体及び前記ステー部材の前記保持部のいずれか一方に形成される凹形状部と、いずれか他方に形成され該凹形状部と密着する凸形状部とよりなり、前記ステー部材が金型内に配置された状態で前記パイプ本体が金型成形されることにより前記凹形状部と前記凸形状部とが密着して、該ステー部材の前記保持部が該パイプ本体の中心軸方向及び周方向に移動しないように固定される。
このような構成によると、ステー部材が金型内に配置された状態でパイプ本体が金型成形されることにより、ステー部材の保持部とパイプ本体とが密着した固定構造が形成される。したがって、パイプ本体に対してステー部材をガタつきなく固定することができる。なお、金型成形とは、金型内に材料を投入して材料に所定の形状を付与する成形方法である。ステー部材を金型内に配置した状態でパイプ本体を金型成形する方法としては、例えば、射出成形によるインサート成形又はブロー成形によるインサート成形を採用することができる。
(3)前記(1)又は(2)で述べた本発明のフィラーネックにおいて、好ましくは、 前記固定構造は、前記ステー部材の前記保持部に形成される貫通孔に前記パイプ本体を形成する合成樹脂材料が充填された構造よりなり、前記ステー部材が金型内に配置された状態で前記パイプ本体が金型成形されることにより前記貫通孔と前記合成樹脂材料とが密着して、該ステー部材の前記保持部が該パイプ本体の中心軸方向及び周方向に移動しないように固定される。本発明の作用効果等は上記(2)と同様である。
(4)前記(1)〜(3)のうちのいずれか一つで述べた本発明のフィラーネックにおいて、好ましくは、前記固定構造は、前記ステー部材の前記保持部の一部又は全部を前記パイプ本体を形成する合成樹脂材料が包囲する構造よりなり、前記ステー部材が金型内に配置された状態で前記パイプ本体が金型成形されることにより前記保持部の一部又は全部と前記合成樹脂材料とが密着して、該ステー部材の前記保持部が該パイプ本体の中心軸方向及び周方向に移動しないように固定される。
本発明の作用効果等は上記(2)と同様である。ただし、ステー部材の保持部をパイプ本体を形成する合成樹脂材料で包囲するため、金型成形として射出成形によるインサート成形を採用することが可能であるが、ブロー成形によるインサート成形を採用することはできない。
(5)前記(1)で述べた本発明のフィラーネックにおいて、好ましくは、前記ステー部材の前記保持部は、前記パイプ本体の中心軸方向の下流側からのみ該パイプ本体に外嵌可能であり、前記固定構造は、前記パイプ本体の外周面に前記ステー部材の前記保持部の内周面を熱溶着又は接着する構造よりなる。
このような構成によると、ステー部材の保持部がパイプ本体の中心軸方向の下流側からのみパイプ本体に外嵌可能な無端筒状又は有端筒状を呈しているため、パイプ本体に外嵌されたステー部材がパイプ本体の中心軸直角方向に引き抜けることがなくパイプ本体に保持されやすい。そして、パイプ本体の外周面にステー部材の保持部の内周面が熱溶着又は接着されるため、パイプ本体に対してステー部材をガタつきなく固定することができる。
(6)前記(1)〜(5)のうちのいずれか一つで述べた本発明のフィラーネックにおいて、好ましくは、前記パイプ本体は、該パイプ本体の内周壁側が耐油性のある内周側合成樹脂材料よりなり、該パイプ本体の外周壁側のうち少なくとも前記ステー部材の前記保持部に密着する部位は該内周側合成樹脂材料よりも金属との付着性が高い外周側合成樹脂材料よりなる。
このような構成によると、パイプ本体の内周壁側が耐油性のある内周側合成樹脂材料よりなるため、燃料との接触に対するフィラーネックの耐久性が得られる。また、パイプ本体の外周壁側のうち少なくともステー部材の保持部に密着する部位が金属との付着性が高い外周側合成樹脂材料よりなる。このため、パイプ本体とステー部材との付着性が高く、パイプ本体に対してステー部材を強固に固定することができる。
(7)前記(1)〜(6)のうちのいずれか一つで述べた本発明のフィラーネックにおいて、好ましくは、前記ステー部材の前記保持部のうち少なくとも該パイプ本体に密着する部位には、粗面加工が施されている。
このような構成によると、ステー部材の保持部のうち少なくともパイプ本体に密着する部位には、粗面加工が施されている。したがって、粗面加工された表面の微細凹部に合成樹脂材料が入り込むことによりアンカー効果が発揮され、金属製の保持部と合成樹脂製のパイプ本体との接合性が向上する。
本発明によれば、燃料通路を形成する合成樹脂製のパイプ本体と、パイプ本体を車体へ固定するための取付部を有する金属製のステー部材とが一体化されてなるフィラーネックにおいて、少ない部品点数かつ部品の組付手間で、パイプ本体とステー部材との一体化を可能とするフィラーネックを提供することができる。
第一実施形態に係るフィラーネックの外観斜視図である。 図1におけるA−A線で切断した断面図である。 第二実施形態に係るフィラーネックにおいてステー部材をパイプ本体に固定する固定構造を説明する断面図である。 第三実施形態に係るフィラーネックにおいてステー部材をパイプ本体に固定する固定構造を説明する断面図である。 第四実施形態に係るフィラーネックにおいてステー部材をパイプ本体に固定する固定構造を説明する断面図である。 従来の金属製のフィラーネックを備えたフューエルインレットパイプの外観斜視図である。 従来の合成樹脂製のフィラーネックの外観斜視図である。
<第一実施形態>
図1及び2に基づいて、本発明の第一実施形態に係るフィラーネック1について説明する。図1は、フィラーネック1の外観斜視図を示している。図2は、図1におけるA−A線で切断した断面図を示している。説明中における上流側とは、フィラーネック1の給油口1bが形成された側のことであり、下流側とは、フィラーネック1のインレット接続口1cが形成された側のことである。また、外側とは、フィラーネック1のパイプ本体1aの半径方向外側のことであり、内側とは、フィラーネック1のパイプ本体1aの半径方向内側のことである。
図1に示すように、フィラーネック1は、パイプ本体1aと、ステー部材10とを備えており、ステー部材10がパイプ本体1aに一体化されてなる。パイプ本体1aは合成樹脂製の一体部品であり、上流側から下流側に向けて徐々に断面が縮小する略円筒状を呈している。パイプ本体1aの上流側の端部(一端)にはフィラーキャップ(図示せず)により開閉される給油口1bが形成されており、パイプ本体1aの下流側の端部(他端)にはインレットチューブ2が接続されるインレット接続口1cが形成されている。パイプ本体1aの中間部の上流側寄りには半径方向外側に向かって延びると共にブリーザチューブ3が接続されるブリーザ接続口1dが形成されている。
図2に示すように、パイプ本体1aの内周壁1aiと外周壁1aoとは、互いに材質が異なる合成樹脂材料により形成されている。燃料通路となる内周壁1ai側には、耐油性のある内周側合成樹脂材料(例えば、ナイロン樹脂)が使用されている。また、金属製のステー部材10が固定される外周壁1ao側には、内周側合成樹脂材料よりも金属との付着性が高い外周側合成樹脂材料(例えば、変性ポリエチレン系樹脂やポリエステルエラストマー)が使用されている。
ステー部材10は金属製の一体部品であり、保持部10aと、取付部10bとを備えている。保持部10aはパイプ本体1aに固定される部位であり、パイプ本体1aの外径と略同一の内径を有する有端筒状を呈している。保持部10aの上流側の端部及び下流側の端部には、保持部10aの半径方向内側から半径方向外側に向かって凹設されると共に周方向に連続した補強部10cが形成されている。両補強部10cにより保持部10aの筒形状が変形しないように補強されている。保持部10aの上流側の端部と下流側の端部との中間部には、保持部10aの半径方向内側から半径方向外側に向かって凹設されると共に周方向に間隔をおいて複数個並んだアンダーカット部10d(凹形状部、固定構造)が形成されている。
ステー部材10の取付部10bは、保持部10aから保持部10aの半径方向外側に向かって張り出した板状を呈する部位である。取付部10bの上流側寄り及び下流側寄りには、それぞれボルト孔10eが形成されている。これら二つのボルト孔10eを利用して取付部10bが車体にボルト固定される。
本実施形態では射出成形によるインサート成形の二色成形により、パイプ本体1aとステー部材10とを一体化する。詳細には、ステー部材10が金型(図示せず)内に配置された状態で、金型のキャビティー内に外周側合成樹脂材料を充填して、パイプ本体1aの外周壁1aoを形成する。これにより、外周側合成樹脂材料がステー部材10の補強部10c及びアンダーカット部10dに充填されて、ステー部材10の保持部10aがパイプ本体1aの中心軸方向及び周方向に移動しないように固定される。
すなわち、ステー部材10に形成された凹形状部(補強部10c及びアンダーカット部10d)と、パイプ本体1aに形成された凸形状部(凹形状部に充填された外周側合成樹脂材料)との機械的結合が本発明における固定構造に相当している。この固定構造に対してパイプ本体1aの外周壁1aoとステー部材10の保持部10aとの付着力が加味されることによって、パイプ本体1aとステー部材10とが強固に一体化されている。
パイプ本体1aの外周壁1aoが形成された後、金型の新たなキャビティー内に内周側合成樹脂材料を充填して、パイプ本体1aの内周壁1aiを形成する。これにより、フィラーネック1が完成する。そして、パイプ本体1aのインレット接続口1cにフレキシブルなインレットチューブ2を接続すると共に、パイプ本体1aのブリーザ接続口1dにフレキシブルなブリーザチューブ3を接続する。そして、図1に示すように、インレットチューブ2とブリーザチューブ3とを一つにまとめて結束バンド20で固定する。
このような本実施形態の構成によると、フィラーネック1は、金属製の単一部品であるステー部材10が合成樹脂製の単一部品であるパイプ本体1aに固定構造により一体化されてなる。したがって、ステー部材10が単一部品であるため、少ない部品点数かつ部品の組付手間で、パイプ本体1aとステー部材10とを一体化して、金属製の取付部10bを有するフィラーネック1を得ることができる。
また、ステー部材10が金型内に配置された状態でパイプ本体1aが金型成形(射出成形によるインサート成形)されることにより、ステー部材10の保持部10aとパイプ本体1aとが密着した固定構造が形成される。したがって、パイプ本体1aに対してステー部材10をガタつきなく固定することができる。
また、パイプ本体1aの内周壁1ai側が耐油性のある内周側合成樹脂材料よりなるため、燃料との接触に対するフィラーネック1の耐久性が得られる。また、パイプ本体1aの外周壁1ao側のうち少なくともステー部材10の保持部10aに密着する部位が金属との付着性が高い外周側合成樹脂材料よりなる。このため、パイプ本体1aとステー部材10との付着性が高く、パイプ本体1aに対してステー部材10を強固に固定することができる。
<第二実施形態>
図3に基づいて、本発明の第二実施形態に係るフィラーネック1Bについて説明する。図3は、本実施形態に係るフィラーネック1Bにおいてステー部材10Bをパイプ本体1Baに固定する固定構造を説明する断面図を示している。図3は、第一実施形態の説明において使用した図2に対応する断面図を示している。
本実施形態においては、第一実施形態におけるステー部材10をパイプ本体1aに固定する固定構造を、図3に示すステー部材10Bをパイプ本体1Baに固定する固定構造に変更している。また、第一実施形態においては、パイプ本体1aが二種類の合成樹脂材料で形成されているが、本実施形態においては、パイプ本体1Baが一種類の合成樹脂材料で形成されている点で異なる。以下、本実施形態と第一実施形態との相違点を中心に説明し、共通点についての説明については省略する。
図3に示すように、フィラーネック1Bは、パイプ本体1Baと、ステー部材10Bとを備えており、ステー部材10Bがパイプ本体1Baに一体化されてなる。パイプ本体1Baは合成樹脂製の一体部品であり、その外観形状は、図1に示した第一実施形態におけるパイプ本体1aの外観形状と略同一であるため説明を省略する。図3に示すように、パイプ本体1Baは、耐油性のある一種類の合成樹脂材料(例えば、ナイロン樹脂)よりなる。パイプ本体1Baのステー部材10Bとの接合部は肉厚が厚く、ステー部材10Bの保持部10Baの全部がパイプ本体1Baを形成する合成樹脂材料で包囲されている。
ステー部材10Bは金属製の一体部品であり、保持部10Baと、取付部(図示せず)とを備えている。ステー部材10Bの外観形状は、図1に示した第一実施形態におけるステー部材10の外観形状と略同一である。保持部10Baには、第一実施形態における補強部10cと同様の補強部10Bcが形成されている。また、保持部10Baには、第一実施形態におけるアンダーカット部10dの代わりに周方向に間隔をおいて複数個並んだ貫通孔10Bd(固定構造)が形成されている。
本実施形態では射出成形によるインサート成形の単色成形により、パイプ本体1Baとステー部材10Bとを一体化する。詳細には、ステー部材10Bが金型(図示せず)内に配置された状態で、金型のキャビティー内に合成樹脂材料を充填して、パイプ本体1Baを形成する。これにより、合成樹脂材料がステー部材10Bの保持部10Baの全部を包囲すると共に、合成樹脂材料が貫通孔10Bdに充填されて、ステー部材10Bの保持部10Baがパイプ本体1Baの中心軸方向及び周方向に移動しないように固定される。
すなわち、ステー部材10Bの保持部10Baの全部をパイプ本体1Baを形成する合成樹脂材料が包囲していることと、ステー部材10Bの保持部10Baに形成された貫通孔10Bdにパイプ本体1Baを形成する合成樹脂材料が充填されていることとの機械的結合が本発明における固定構造に相当している。この固定構造によりパイプ本体1Baとステー部材10Bとが強固に一体化されている。
このような本実施形態の構成によると、第一実施形態と同様に、ステー部材10Bが単一部品であるため、少ない部品点数かつ部品の組付手間で、パイプ本体1Baとステー部材10Bとを一体化して、金属製の取付部を有するフィラーネック1Bを得ることができる。また、ステー部材10Bが金型内に配置された状態でパイプ本体1Baが金型成形(射出成形によるインサート成形)されることにより、ステー部材10Bの保持部10Baとパイプ本体1Baとが密着した固定構造が形成される。したがって、パイプ本体1Baに対してステー部材10Bをガタつきなく固定することができる。
<第三実施形態>
図4に基づいて、本発明の第三実施形態に係るフィラーネック1Cについて説明する。図4は、本実施形態に係るフィラーネック1Cにおいてステー部材10Cをパイプ本体1Caに固定する固定構造を説明する断面図を示している。図4は、第二実施形態の説明において使用した図3に対応する断面図を示している。
本実施形態においては、第二実施形態におけるステー部材10Bをパイプ本体1Baに固定する固定構造を、図4に示すステー部材10Cをパイプ本体1Caに固定する固定構造に変更している。以下、本実施形態と第二実施形態との相違点を中心に説明し、共通点についての説明については省略する。
図4に示すように、フィラーネック1Cは、合成樹脂製の一体部品であるパイプ本体1Caと、金属製の一体部品であるステー部材10Cとを備えており、ステー部材10Cがパイプ本体1Caに一体化されてなる。パイプ本体1Caのステー部材10Cとの接合部は、ステー部材10Cの保持部10Caの上流側の端部付近及び下流側の端部付近のみ肉厚が厚く、ステー部材10Cの保持部10Caの一部がパイプ本体1Caを形成する合成樹脂材料で包囲されている。
ステー部材10Cの保持部10Caには、第二実施形態における補強部10Bcと同様の補強部10Ccが形成されている。また、保持部10Caには、第二実施形態における貫通孔10Bd(固定構造)の代わりに貫通孔10Cd(固定構造)が形成されている。貫通孔10Cdは、保持部10Caの上流側の補強部10Ccの更に上流側、及び保持部10Caの下流側の補強部10Ccの更に下流側に周方向に間隔をおいて複数個並んで形成されている。
本実施形態では、第二実施形態と同様に射出成形によるインサート成形の単色成形により、パイプ本体1Caとステー部材10Cとを一体化する。これにより、合成樹脂材料がステー部材10Cの保持部10Caの一部を包囲すると共に、合成樹脂材料が貫通孔10Cdに充填されて、ステー部材10Cの保持部10Caがパイプ本体1Caの中心軸方向及び周方向に移動しないように固定される。
すなわち、ステー部材10Cの保持部10Caの一部をパイプ本体1Caを形成する合成樹脂材料が包囲していることと、ステー部材10Cの保持部10Caに形成された貫通孔10Cdにパイプ本体1Caを形成する合成樹脂材料が充填されていることとの機械的結合が本発明における固定構造に相当している。この固定構造によりパイプ本体1Caとステー部材10Cとが強固に一体化されている。本実施形態の作用効果は第二実施形態と同様であるため説明を省略する。
<第四実施形態>
図5に基づいて、本発明の第四実施形態に係るフィラーネック1Dについて説明する。図5は、本実施形態に係るフィラーネック1Dにおいてステー部材10Dをパイプ本体1Daに固定する固定構造を説明する断面図を示している。図5は、第一実施形態の説明において使用した図2に対応する断面図を示している。
本実施形態においては、第一実施形態におけるステー部材10をパイプ本体1aに固定する固定構造を、図5に示すステー部材10Dをパイプ本体1Daに固定する固定構造に変更している。上述した第一〜第三実施形態においては、機械的結合による固定構造を採用しているが、本実施形態においては、熱溶着による固定構造を採用している点で構成が相違している。なお、本実施形態においても、第一実施形態と同様に、パイプ本体1Daが二種類の合成樹脂材料で形成されている。以下、本実施形態と第一実施形態との相違点を中心に説明し、共通点についての説明については省略する。
図5に示すように、フィラーネック1Dは、パイプ本体1Daと、ステー部材10Dとを備えており、ステー部材10Dがパイプ本体1Daに一体化されてなる。パイプ本体1Daは合成樹脂製の一体部品であり、その外観形状は、図1に示した第一実施形態におけるパイプ本体1aの外観形状と略同一であるため説明を省略する。図5に示すように、パイプ本体1Daの燃料通路となる内周壁1Dai側には、耐油性のある内周側合成樹脂材料(例えば、ナイロン樹脂)が使用されている。また、金属製のステー部材10Dが固定される外周壁1Dao側には、内周側合成樹脂材料よりも金属との付着性が高い外周側合成樹脂材料(例えば、変性ポリエチレン系樹脂やポリエステルエラストマー)が使用されている。
ステー部材10Dは金属製の一体部品であり、保持部10Daと、取付部(図示せず)とを備えている。ステー部材10Dの外観形状は、図1に示した第一実施形態におけるステー部材10の外観形状と略同一である。保持部10Daには、第一実施形態における補強部10cと同様の補強部10Dcが形成されている。また、保持部10Daには、第一実施形態におけるアンダーカット部10dが形成されておらず、両補強部10Dc間は平坦な熱溶着部10Dd(固定構造)とされている。熱溶着部10Ddのパイプ本体1Daに密着する部位には、粗面加工が施されている。
本実施形態では射出成形の二色成形により、パイプ本体1Daをステー部材10Dと別体の部品として形成する。そして、ステー部材10Dの有端筒状を呈する保持部10Daをパイプ本体1Daの中心軸方向の下流側のインレット接続口からパイプ本体1Daに外嵌する。その後、ステー部材10Dの保持部10Daを外周側から加熱して、ステー部材10Dの保持部10Daの内周側の熱溶着部10Ddとパイプ本体1Daの外周面とを熱溶着する。これにより、ステー部材10Dの保持部10Daがパイプ本体1Daの中心軸方向及び周方向に移動しないように固定される。
このような本実施形態の構成によると、第一実施形態と同様に、ステー部材10Dが単一部品であるため、少ない部品点数かつ部品の組付手間で、パイプ本体1Daとステー部材10Dとを一体化して、金属製の取付部を有するフィラーネック1Dを得ることができる。また、パイプ本体1Daの外周面にステー部材10Dの保持部10Daの内周面が熱溶着されるため、パイプ本体1Daに対してステー部材10Dをガタつきなく固定することができる。また、熱溶着部10Ddのパイプ本体1Daに密着する部位には、粗面加工が施されている。したがって、粗面加工された表面の微細凹部に外周側合成樹脂材料が入り込むことによりアンカー効果が発揮され、金属製の保持部10Daと合成樹脂製のパイプ本体1Daとの接合性が向上する。
また、パイプ本体1Daの内周壁1Dai側が耐油性のある内周側合成樹脂材料よりなるため、燃料との接触に対するフィラーネック1Dの耐久性が得られる。また、パイプ本体1Daの外周壁1Dao側のうちステー部材10Dの保持部10Daに密着する部位が金属との付着性が高い外周側合成樹脂材料よりなる。このため、パイプ本体1Daとステー部材10Dとの付着性が高く、パイプ本体1Daに対してステー部材10Dを強固に固定することができる。
<その他の実施形態>
本発明のフィラーネックは、上述した第一〜第四実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、当業者が行い得る変更、改良等を施した種々の形態にて実施することができることは言うまでもない。
例えば、第一実施形態におけるフィラーネック1のパイプ本体1aは、射出成形によるインサート成形により形成されているが、パイプ本体1aをブロー成形によるインサート成形により形成することもできる。同様に、第四実施形態におけるフィラーネック1Dのパイプ本体1Daは、射出成形により形成されているが、パイプ本体1Daをブロー成形により形成することもできる。
また、第一実施形態においては、ステー部材10の保持部10aがパイプ本体1aの外径と略同一の内径を有する有端筒状を呈しているが、保持部がパイプ本体1aの外径と略同一の内径を有する無端筒状を呈していてもよい。
また、第四実施形態においては、ステー部材10Dの保持部10Daがパイプ本体1Daに密着する部位に粗面加工が施されているが、粗面加工は、第四実施形態に限定されず、第一〜第三実施形態においても、ステー部材10、10B、10Cの保持部10a、10Ba、10Caがパイプ本体1a、1Ba、1Caに密着する部位に粗面加工を施すことができる。
また、第四実施形態においては、パイプ本体1Daの外周面にステー部材10Dの保持部10Daの内周面が熱溶着されているが、熱溶着の代わりに、接着剤や両面テープによりパイプ本体1Daとステー部材10Dとを接着してもよい。
また、第一実施形態においては、パイプ本体1aの一端に形成された給油口1bがフィラーキャップにより開閉されるフィラーネック1について述べたが、フィラーキャップを使用せず、給油口1bがフラップ弁等の弁体により開閉されるフィラーネックであってもよい。
1、1B、1C、1D … フィラーネック
1a、1Ba、1Ca、1Da … パイプ本体
1ao、1Dao … 外周壁
1ai、1Dai … 内周壁
1b … 給油口
10、10B、10C、10D … ステー部材
10a、10Ba、10Ca、10Da … 保持部
10b … 取付部
10d … アンダーカット部(凹形状部、固定構造)
10Bd、10Cd … 貫通孔(固定構造)
10Dd … 熱溶着部(固定構造)

Claims (7)

  1. 燃料通路を形成すると共に一端にフィラーキャップ又は弁体により開閉される給油口が形成された合成樹脂製の単一部品であるパイプ本体と、
    前記パイプ本体に固定される無端筒状又は有端筒状を呈する保持部及び該保持部から張り出し車体に固定される取付部を有する金属製の単一部品であるステー部材と、
    前記ステー部材の前記保持部が前記パイプ本体の中心軸方向及び周方向に移動しないように固定する固定構造と、を備え、
    前記固定構造により、前記ステー部材が前記パイプ本体に一体化されてなるフィラーネック。
  2. 前記固定構造は、前記パイプ本体及び前記ステー部材の前記保持部のいずれか一方に形成される凹形状部と、いずれか他方に形成され該凹形状部と密着する凸形状部とよりなり、
    前記ステー部材が金型内に配置された状態で前記パイプ本体が金型成形されることにより前記凹形状部と前記凸形状部とが密着して、該ステー部材の前記保持部が該パイプ本体の中心軸方向及び周方向に移動しないように固定される請求項1に記載のフィラーネック。
  3. 前記固定構造は、前記ステー部材の前記保持部に形成される貫通孔に前記パイプ本体を形成する合成樹脂材料が充填された構造よりなり、
    前記ステー部材が金型内に配置された状態で前記パイプ本体が金型成形されることにより前記貫通孔と前記合成樹脂材料とが密着して、該ステー部材の前記保持部が該パイプ本体の中心軸方向及び周方向に移動しないように固定される請求項1又は2に記載のフィラーネック。
  4. 前記固定構造は、前記ステー部材の前記保持部の一部又は全部を前記パイプ本体を形成する合成樹脂材料が包囲する構造よりなり、
    前記ステー部材が金型内に配置された状態で前記パイプ本体が金型成形されることにより前記保持部の一部又は全部と前記合成樹脂材料とが密着して、該ステー部材の前記保持部が該パイプ本体の中心軸方向及び周方向に移動しないように固定される請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のフィラーネック。
  5. 前記ステー部材の前記保持部は、前記パイプ本体の中心軸方向の下流側からのみ該パイプ本体に外嵌可能であり、
    前記固定構造は、前記パイプ本体の外周面に前記ステー部材の前記保持部の内周面を熱溶着又は接着する構造よりなる請求項1に記載のフィラーネック。
  6. 前記パイプ本体は、該パイプ本体の内周壁側が耐油性のある内周側合成樹脂材料よりなり、該パイプ本体の外周壁側のうち少なくとも前記ステー部材の前記保持部に密着する部位は該内周側合成樹脂材料よりも金属との付着性が高い外周側合成樹脂材料よりなる請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載のフィラーネック。
  7. 前記ステー部材の前記保持部のうち少なくとも該パイプ本体に密着する部位には、粗面加工が施されている請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載のフィラーネック。
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