JP2014068721A - 窓付きカテーテル固定用貼付材 - Google Patents

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Abstract

【課題】貼付材として充分な接着性を有し、かつ窓部において良好な通気性、透湿性を得ることができる窓付きカテーテル固定用貼付材を得る。
【解決手段】不織布2の一面に粘着剤層3を設けた不織布シート4に窓部5を形成する。ウレタンフィルム7の一面にポリウレタン粘着剤層8を設けた窓部シート6を用意する。この窓部シート6を上記窓部5を覆うように上記不織布2の他面側9に貼付して、窓付きカテーテル固定用貼付材1とする。上記ウレタンフィルム7に設けたポリウレタン粘着剤層8を貼り付ける上記不織布2の他面側9は、その表面粗さを7〜20μmの平滑なものとし、窓部シート6を不織布シート4に確実に貼付する。
【選択図】図2

Description

本発明は、カテーテルの穿刺部などを安定的に保持するための窓付きカテーテル固定用貼付材の改良に関する。
従来、カテーテルを挿入した穿刺部は、柔軟なプラスチックフィルムで形成したドレッシングで覆うことにより、穿刺部の状態を安定に維持すると共に、外部から細菌などによって汚染されることを防いでいた。このドレッシングは、キャリアフィルムで補強した柔軟なプラスチックフィルムの一面に粘着剤層を設け、この粘着剤層を剥離紙で覆ったものであり、この剥離紙を剥がして粘着剤層で穿刺部に貼り付け、その後でキャリアフィルムを剥ぎ取るようにするものである。
こうしたドレッシングではキャリアフィルムが貼付材の支持体として使用されていることから、通常、剛性のある厚みのあるものとなる。そのため、こうしたものによっては貼り付けるときにカテーテルの穿刺部を固定し難く、液漏れを起す危険性が高まり、また、使用する際に穿刺部に貼り難いことも多かった。
そこで、上記ドレッシングとは別にサージカルテープなどを別途用意して、カテーテルのチューブを固定することなどが行われていたが、ドレッシング材とサージカルテープの両方を貼ることは作業が煩雑であるという欠点が見られる。
こうしたことから、一面に粘着剤層を設けた不織布の中央に窓部を形成し、この粘着剤層側にはその窓部の周縁部に吸収性繊維シート、非接着性の有孔ポリエチレンフィルムを順次積層したものを剥離紙で覆い、上記不織布の他面には中央の窓部を粘着剤層を有するウレタンフィルムで覆ったドレッシングが提案されている。このドレッシングは、カテーテルのチューブを固定することができると共に穿刺部における状態を見ることができる点で有効なものである。(特許文献1)
米国特許6124520号明細書
上記した各種のドレッシングにおいて、粘着剤層にゴム系粘着剤なども使用されていたが、次第に皮膚に対する刺激の少ないアクリル系の粘着剤が使用されるようになっている。
アクリル系の粘着剤は、皮膚に対する低刺激性から有効であり、また、ウレタンフィルムにアクリル系粘着剤層を形成した場合にも一定の通気性、透湿性が得られるものの、穿刺部においては皮膚に対する刺激の一層の低減化を図る必要があり、更に良好な通気性、透湿性が求められるようになって来ているが、未だ適当なものがなかなか得られないでいる。
本発明者らの研究によれば、ウレタンフィルムにポリウレタン粘着剤層を設けたものは、従来のものに比べて更に良好な通気性、透湿性を得ることができることが判ったことから、ドレッシングへ応用することが可能であることが判った。
しかしながら、ポリウレタン粘着剤はアクリル系粘着剤よりも一般的に粘着力が弱いため、固定状態を確実に維持するには不向きであった。また、このようなポリウレタン粘着剤層を設けたウレタンフィルムを、窓部を設けた不織布の窓部を覆うように貼付した場合には、不織布に対して充分な接着力を得ることができず、ウレタンフィルムが不織布から剥がれ易いためにドレッシング、貼付材として不充分なものしか得られなかった。
本発明者は、ウレタンフィルムにポリウレタン粘着剤層を設けたものであっても、これを貼付ける不織布の表面を平滑状態に加工したものでは、ウレタンフィルムのポリウレタン系粘着剤が不織布に良く貼り付いて比較的狭い面積であっても容易に剥がれることがなく、貼付材として充分に機能し、良好な通気性、透湿性を得ることができるものであることを見出し、こうした知見に基づいて、本発明を完成するに至った。
本発明は、不織布の一面に粘着剤層を設けた不織布シートに窓部を形成し、ウレタンフィルムの一面にポリウレタン粘着剤層を設けた窓部シートを用意して、この窓部シートを上記窓部を覆うように上記不織布の他面側に貼付して、窓付きカテーテル固定用貼付材とする。上記ウレタンフィルムに設けたポリウレタン粘着剤層を貼り付ける上記不織布の他面側は、その表面粗さを7〜20μmの平滑なものとする。
また、上記不織布シートの不織布の他面側の表面は、綿布に対する動摩擦係数を0.1〜1.0にするとよい。
更に、上記不織布シートの透湿度を5000〜13000g/m・24hrとし、窓部シートの透湿度を2000〜5000g/m・24hrにすると好ましい。
本発明は、上記したように不織布シートの窓部を覆っているポリウレタン粘着剤層を設けたウレタンフィルムによって、カテーテルなどの穿刺部を確実に覆って保護することができ、また、窓部から穿刺部の状態を透視できるので患部の状態を観察することができるし、更に良好な通気性と透湿性を得ることができるので、患部が蒸れて状況を悪化させるようなことも少なくなる。そして、このウレタンフィルムは不織布に比較的狭い面積であっても確実に貼り付いていて使用中に剥がれるような危険性はないし、不織布シートも通気性と透湿性を有しており適度の伸縮性もあるので、皮膚に負担をかけることが少ないものである。
本発明の実施例を示す平面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1に示すものの使用状態を示す説明図である。
本発明における窓付きカテーテル固定用貼付材1の本体を形成する不織布2には、天然繊維、合成繊維、再生繊維、これらの適宜の組合せなど各種の繊維を用いることができるが、例えば、アクリル不織布、ポリアミド不織布、ポリエステル不織布、ポリウレタン不織布などを用いることができ、ポリウレタン不織布を用いると、適度の伸長性及び皮膚表面に対する馴染みなどの点から好ましいことが多い。
不織布の坪量は、特に限定されず、一般に粘着テープの基材として使用されている不織布の坪量の範囲内であればよいが、約50〜100g/mにすると好ましいことが多い。また、不織布の厚みは、通常100〜500μmにすると良い。
この不織布2は、長手方向及び幅方向の30%引張荷重を約0.8〜3.6N/15mm程度、好ましくは1.0〜3.2N/15mmにすると、後述するように皮膚に対する馴染みも良く、体の動きに追従して、貼付した患部にストレスを与えることが少なくなる。
この30%引張荷重は、JIS Z0237に準じて、23℃、50%RHの雰囲気下で、インストロン型引張試験機により、試験片(不織布)を30%引き伸ばし、その際の荷重(N)を測定し、15mm幅に換算して表示したものである。
上記不織布2の一面には粘着剤層3を設けて不織布シート4を形成している。その粘着剤としては、天然ゴム系、合成ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系、シリコーン系など各種のものを使用することが可能であるが、この粘着剤層3を設けた不織布シート4は後述するように皮膚に貼り付けるものであるから、粘着剤としては皮膚表面に対して充分な接着性が得られると共に、皮膚に対する刺激が少なく、透湿性がある程度見込まれるものが良い。こうしたことからアクリル系粘着剤を用いると好ましいことが多い。
アクリル系粘着剤としては、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソノニルアクリレート等の炭素数4〜12程度の長鎖(メタ)アクリル酸エステルモノマーの単独重合体または共重合体、あるいは(メタ)アクリル酸エステル系モノマーを主成分とし、(メタ)アクリル酸、酢酸ビニル、スチレン、ビニルピロリドン、アクリルアミド、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート等の共重合可能な他のモノマーの1種以上を2〜50重量%の範囲内で共重合してなる共重合体が挙げられる。
この粘着剤層3の厚みは、通常10〜200μm程度、好ましくは20〜100μmにすると良い。
こうした不織布シート4は、通常、(3cm×5cm)〜(20cm×24cm)程度の隅丸長方形にされるが、用途に応じて正方形、楕円形、円形その他の適宜の形状にすることができる。
この不織布シート4の適宜箇所に、通常はほぼ中央部分にその一部を切除いて、隅丸六角形、楕円形、円形、その他の後述するように患部を透視することができるような適当な大きさの窓部5を設ける。
上記不織布シート4に形成された窓部5は、窓部シート6によって覆われている。
上記窓部シート6は、ウレタンフィルム7の一面にポリウレタン粘着剤層8を形成したものであり、このポリウレタン粘着剤層8を上記不織布シート4の粘着剤層3を設けていない他面側9に貼り付けるようにして、上記窓部5を覆うようにする。
この窓部シート6は、窓部5を確実に覆うことができるものであって、出来る限り小さな面積であることが好ましい。
上記窓部シート6は、穿刺部を外界から見えるようにするため、ウレタンフィルム7を支持体としているが、透湿度が不織布よりも低いものであるため、不織布シート4の全面を窓部シート6で覆ってしまうと、貼付材全体の透湿性が不必要に低いものとなってしまうし、凹凸のある皮膚に貼付した際に不織布とフィルムの柔軟性の違いからシワが発生したり、突っ張りが感じられる場合がある。こうしたことから、上記窓部シートは窓部の枠縁を越えて1〜2cm程度外側までの不織布を覆うことができるような形状にすると良く、窓部の面積の2〜4倍程度の面積を有するものが好ましい。また窓部シート6の形状は窓部と相似形にしたり、矩形、円形その他の適宜の形状にすることができる。
窓部シート6は、上記の如く不織布シート4の粘着剤層3とは反対側の上面に配置することによって、不織布シートに設けた窓部を形成する枠縁が覆われているので、不織布シートが指先や衣服などと頻繁に擦れ合ったとしても窓部の枠縁から不織布が捲れ上がったり、外見が悪くなるようなことがない。
上記窓部シート6が貼り付けられる上記不織布シート4の他面側9は、その表面粗さを6〜24μm、好ましくは7〜20μm、更に好ましくは9〜15μm、一層好ましくは11〜13μmとなるような平滑な状態に形成している。表面粗さが大き過ぎると窓部シートとの密着性が悪くなり、表面粗さが小さ過ぎると使用時において接触する手や布や外界の物との間の滑り性が悪くなって使用し難くなる。
この不織布シート4の他面側9を平滑な状態に形成するには、プレス、加熱プレス、アイロン掛け、その他の各種の方法で行うことができるが、例えば、未だ粘着剤層3を形成していない不織布2の原反にカレンダー加工を施すことによって、上記した表面粗さを有する平滑な状態にすることができる。
(表面粗さの測定)
上記の表面粗さは、表面粗さ計である「SURFCORDER ET4000A」(株式会社小阪研究所製)を使用し、面算術平均粗さSraを測定し表示したものである。Z倍率を1000として、X測定長さ4mm、X送り速さ0.5mm/s、Y送りピッチ30μm、Yライン数100の条件で行った。
上記窓部シート6におけるウレタンフィルム7の一面に設けてあるポリウレタン粘着剤層8は、粘着作用が低いので通常の不織布の表面には貼り付けることが難しく、一時的に貼られたとしても剥がれ易い。しかし、上記の如く不織布の表面粗さを平滑な状態にすると、上記ポリウレタン粘着剤層8も確実に貼り付けることができ、また容易に剥がれることがなく使用することができる。
そして、上記不織布シート4の他面側9の表面は、滑り易いように動摩擦係数を低く形成するとよく、この動摩擦係数は、綿布に対する動摩擦係数において0.1〜1.0程度に、好ましくは0.4〜1.0に、更に好ましくは0.5〜1.0にするとよい。
また、窓部シート6のウレタンフィルム7の表面は、綿布に対する動摩擦係数において0.1〜0.8に、好ましくは0.4〜0.8に、更に好ましくは0.5〜0.7にすると滑り性の面からよい。窓部シート6の表面は、上記不織布シート4と同程度の動摩擦係数にすると良く、貼付材全体としての手触り感などについて違和感を感じさせることが少なくなる。
(動摩擦係数の測定)
この動摩擦係数の測定は、表面の滑り性を見ることができるものであり、JIS K7125「プラスチック−フィルムおよびシート摩擦係数試験法」に基づいて測定した。
試験機はインストロン型引張試験機を使用し、水平板にシワが入らないように試験片を貼り付ける。200±2gのおもりの底面にシワが入らないように綿布を貼り付ける。試験片の上に上記綿布を貼り付けたおもりを乗せ、おもりに取り付けられたフックに細い金属線を掛け、もう一方を引張試験機のつかみに挟む。滑車を介しておもりを水平方向に移動速度を毎分100mm、移動距離を50mmとして移動させ、この間の摩擦力を記録し、おもりが移動している間に示す摩擦力を動摩擦力とする。得られた平均動摩擦力をおもりによる垂直荷重で割ったものを動摩擦係数とする。
こうして窓部5を覆うように不織布シート4に貼り合せた窓部シート6は確実に貼付されており、その接着力として0.65〜2.5N/10mm程度、好ましくは1.0〜2.0N/10mm、更に好ましくは1.0〜1.5N/10mmのものとなる。
この接着力はT型剥離試験で測定したもので、貼り合せた試験片を10mm幅に裁断し、インストロン型引張試験機の下部つかみに不織布シート4を、上部つかみに窓部シート6を挟んで固定し、毎分300mmの速度で試験片がほぼ水平を保ちながら引剥がした時の力を接着力として求めた。
上記不織布シート4及び窓部シート6は透湿度の高いものが好ましいが、不織布シート4では透湿度を約3000〜15000g/m・24hr程度、好ましくは5000〜13000g/m・24hrに、更に好ましくは7000〜12000g/m・24hrに、一層好ましくは9000〜11000g/m・24hrにすると良い。
また、ウレタンフィルム7にポリウレタン粘着剤層8を設けた窓部シート6では、透湿度として2000〜5000g/m・24hrを、好ましくは3000〜4000g/m・24hrを得ることができる。
上記窓部シート6に用いるウレタンフィルム7は、ポリエステル又はポリエーテル系のポリウレタンを用いることが好ましく、また、水、治療液その他の液体が接触した際にも膨潤しないようなフィルムであると良く、特にポリエーテル系ポリウレタンフィルムを用いると好ましい。
このポリウレタンフィルムの厚さは、通常、10〜50μmのものにすると好ましい。
(透湿度試験)
上記透湿度は、一定時間に単位面積の試験片を通過する水蒸気の量として測定した。
40℃雰囲気下、試験片により隔てられた一方側の空間の相対湿度を90%とし、他方側の空間を吸湿剤によって乾燥状態に保ったときに、24時間に試験片を通過する水蒸気の質量(g)を測定し、試験材料1m当たりに換算した。
測定はJIS Z−0208の条件Bに準じて次の手順で行った。カップの内径より約10mm大きい直径の円形の試験片を約15gの塩化カルシウム吸湿剤を入れたカップに被せ、さらに試験片がずれないようにゴムパッキンとリングを被せてネジ止めした。
この試験片の総質量を測定した後、40℃、90%RH雰囲気下の恒温恒湿槽中に入れ、一定時間毎の質量変化を測定し、以下の式に従って透湿度を求めた。
透湿度(g/m・24hr)=W×24000/S
[式中、Sは透湿面積(cm)を、Wは1時間当たりの質量増加(g/hr)を表す。]
こうした窓付きカテーテル固定用貼付材1の粘着剤層3、ポリウレタン粘着剤層8側は、通常、不織布シート4と同じ大きさ、又はこれよりも大きな剥離紙10により覆うようにして粘着剤層を保護するようにするとよい。剥離紙には、通常、片面或いは両面をシリコーンで剥離剤処理したポリラミ紙或いはポリエステルフィルム等を用いる。この剥離紙は1枚以上使用して粘着剤層を覆うようにするとよく、特に3枚が好ましい。
図示するものでは、窓部5の粘着剤層の全体を覆っている中央部11と、右側部12、左側部13の並行する3枚に分割されており、順次剥ぎ取ることができるようになっている。
この窓付きカテーテル固定用貼付材1を使用する場合、図示するものにおいては、この窓付きカテーテル固定用貼付材1よりも大きく形成され、並行する3枚に分割されている剥離紙10の中央部11を剥がし、露出された粘着剤層3、8の部分を、窓部5のウレタンフィルムの窓部シート6を通して正確にカテーテル16の穿刺部17を見ながら皮膚表面18に貼付することができるので、その後、剥離紙の右側部12及び左側部13を剥離し、残りの不織布シート4を上記穿刺部17の周りの皮膚表面18に貼付すれば、指先が粘着剤層に触れることなく貼付することができ、衛生的に、カテーテル16を固定することができる。
この窓付きカテーテル固定用貼付材1の外に位置するカテーテル16は、必要に応じて、好ましくは上記不織布シート4と同じもので作られた粘着テープ19で、適宜皮膚表面に固定するようにすることができる。このような粘着テープ19は剥離紙で覆ったものを、窓付きカテーテル固定用貼付材1を包装する場合にその包材中に同封することができる。
上記窓付きカテーテル固定用貼付材1を貼り付けたとき、穿刺部17に位置するカテーテル16は窓部5を覆っている窓部シート6のポリウレタン粘着剤層8によって固定されるし、この窓部シート6によって雑菌の侵入を防止しながら良好な通気性と透湿性を確保することができるので、患部を好適な状態に保っておくことができる。また、不織布シート4によって穿刺部17から延びるカテーテル16を定置状態に保持しておくことができる。
(実施例1)
厚さ300μmで、表面粗さが「26μm」のポリウレタン不織布を押圧処理により表面粗さを「11μm」とし、30%引張荷重を幅方向2.11N/15mmで長手方向3.06N/15mmとしたポリウレタン不織布2を用意し、その一面に厚さ30μmのアクリル系発泡粘着剤層3を形成し、縦8cm×横11cmの隅丸長方形にし、その中央部に縦5cm×横4.5cmの隅丸六角形状の窓部5を形成した。
次に、厚さ20μmのウレタンフィルム7の一面に厚さ30μmのポリウレタン粘着剤層8を形成した、縦8cm×横5cmの長方形状の窓部シート6を用意し、上記不織布2の他面側9(表面粗さが11μm)に、上記窓部5を覆うように貼り付けて固定し、窓付きカテーテル固定用貼付材1とした。ポリウレタン粘着剤層は、対ベークライト粘着力(180度剥離)が1.44N/15mmの特性を持つものを使用した。上記両粘着剤層は中央部11、右側部12、左側部13の3つに分割された貼付材よりも大きな剥離紙10で覆っている。(図1参照)
(実施例2)
厚さ300μmで、表面粗さが「26μm」のポリウレタン不織布を押圧処理により表面粗さを「13μm」とし、30%引張荷重を幅方向1.19N/15mmで長手方向1.63N/15mmとしたポリウレタン不織布2を用いたものであり、その他は実施例1と同様にして窓付きカテーテル固定用貼付材1とした。
(実施例3)
厚さ300μmで、表面粗さが「26μm」のポリウレタン不織布を押圧処理により表面粗さを「13μm」とし、30%引張荷重を幅方向1.71N/15mmで長手方向2.26N/15mmとしたポリウレタン不織布2を使用し、実施例1の粘着剤よりも粘着力の高いアクリル粘着剤によって粘着剤層3を形成したものであり、その他は実施例1と同様にして窓付きカテーテル固定用貼付材1とした。
(比較例1)
厚さ300μmで、表面の平滑処理を行っていない表面粗さが「26μm」とし、30%引張荷重を幅方向2.23N/15mmで長手方向2.86N/15mmとしたポリウレタン不織布2を使用し、粘着剤層3を実施例3と同じアクリル粘着剤によって不織布シート4を形成し、窓部シート6の粘着剤層8としてポリウレタン粘着剤層の代わりにアクリル粘着剤層を設けたものであり、その他は実施例1と同様にして窓付きカテーテル固定用貼付材とした。
(比較例2)
比較例1と同じポリウレタン不織布2及びアクリル粘着剤層3を使用し、実施例1と同じウレタンフィルム7及びポリウレタン粘着剤層8を使用した窓部シート6を使用したものであり、その他は実施例1と同様にして窓付きカテーテル固定用貼付材とした。
(比較例3)
厚さ300μmで、比較例1の表面粗さが「26μm」のポリウレタン不織布を押圧処理して表面粗さを「5μm」とし、30%引張荷重を幅方向3.78N/15mmで長手方向4.53N/15mmとした以外は、比較例1と同様にして窓付きカテーテル固定用貼付材とした。
実施例及び比較例について、その特性、実用特性を比較するために、以下の試験を行った。
(1)不織布シートの表面粗さ
(2)不織布の30%引張荷重(幅方向)
(3)不織布の30%引張荷重(長手方向)
(4)不織布シート(図2のaの部分)の透湿度(g/m・24hr)
(5)窓部シート(図2のbの部分)の透湿度(g/m・24hr)
(6)不織布シートと窓部シートの重なり部分(図2のcの部分)の透湿度(g/m・24hr)
(7)不織布シートと窓部シートの接着力(N/10mm)
(8)不織布シートの動摩擦係数
(9)窓部シートの動摩擦係数
(10)不織布シートの対ユポ紙粘着力(N/15mm)
(1)〜(9)についての測定方法は上記したとおりである。
上記(10)不織布シートの対ユポ紙粘着力の測定方法は、温度23℃、50%RHの雰囲気下で、ユポ紙に、長さ150mm及び幅15mmに切り出して調製した貼付材の試験片を貼付し、2kgのゴムロールで300mm/分の速度で1往復させて圧着する。この状態で20分間放置した後、剥離角度180度及び剥離速度300mm/分の条件で剥離力を測定し、試験片の対ユポ紙粘着力を求めた。
測定は3回行い、その平均値を貼付材の対ユポ紙粘着力(単位:N/15mm)とした。
不織布シートの対ユポ紙粘着力は、1.0〜3.0(N/15mm)であれば、固定に必要な粘着力が得られる。
(11)実用特性
実用特性として、成人男女合わせて9名の前腕内側に、実施例及び比較例の貼付材を左右1枚ずつ貼付し、24時間貼付後の「付着性」、「滑り性」、「貼り心地」、「窓部シートの剥がれ」について試験を行った。1人当たり、全ての実施例、比較例を評価するために、試験は3回に分けて行った。
1.「付着性」の評価の基準は次のとおりである。
○ : 全面が付着している
△ : エッジ部に浮きが見られる
× : 面の半分以上に浮きが見られる。
2.「滑り性」の評価の基準は次のとおりである。
評価は、貼付材と衣服の突っ掛かりの程度によって評価した。
○ : 滑り性が良好であり、貼付材に衣服の突っ掛かりがない。
△ : 滑り性がほぼ良好であり、貼付材に衣服が少し突っ掛かる。
× : 滑り性が不良であり、貼付材に衣服が突っ掛かる。
3.「貼り心地」の評価基準は次のとおりである。
○ : 皮膚への追従性があり、貼付部位の動きが制御されない。
△ : 皮膚への追従性が少なく、貼付部位の動きが僅かに制御される。
× : 皮膚への追従性がなく、貼付部位の動きが制御される。
4.「窓部シートの剥がれ」の評価基準は次のとおりである。
○ :窓部シートが、不織布シートから剥がれていない。
△ :窓部シートが、不織布シートから一部剥がれている。
× :窓部シートが、不織布シートから、半分以上剥がれている。
(結果)
上記特性、特性評価、実用特性の数値、結果は表1に示すとおりである。実用特性の結果は、被験者9名中、評価基準の中で最も多かったものを示した。なお、評価結果(○、△、×)が同数のものはなかった。
また、比較例3において特性評価の一部に測定結果が記載されていないのは、実用特性において好結果が得られなかったことにより、測定を省略したものである。
(考察)
実施例1〜3の不織布シートの表面粗さは11μm〜13μmであり、比較例1〜2のものは26μmと大きな差があるが、不織布シートの動摩擦係数においても実施例1〜3のものでは比較例1〜2に比べて3/4程度に低くなっている。
不織布シートの透湿度においては、実施例1〜3のものが比較例1〜2よりもやや低いものの、ほぼ同程度のものであることが判る。実施例1〜3の窓部シートの透湿度は、比較例1のアクリル系粘着剤を使用したものに対して、3.1〜3.4倍程度に良化している。また、実施例1〜3の不織布シートと窓部シートの重なり部分の透湿度においても、比較例1に対して1.3〜1.6倍程度の良化が見られる。
不織布シートと窓部シートの接着性において、実施例1〜3と同じ窓部シートを使用した比較例2に比べて、不織布シートの表面の粗さが小さい実施例1〜3のものでは、1.5〜2.2倍と接着性が向上している。比較例1において実施例1〜3とほぼ同程度の接着性が得られているのは、不織布シートの表面粗さが大きくても窓部シートにアクリル粘着剤を使用しているためと考えられる。
更に、実際の使用上から重要と考えられる実用特性において、実施例1〜3では評価項目の全ての点で良好な結果を示しており、実用上有効であることが判る。これに対して、比較例1〜2のものでは、滑り性において劣っており、主として不織布表面の粗さが大きいことによるものと考えられる。比較例2では、窓部シートの不織布シートからの剥がれが見られており、窓部シートと不織布シートの接着性が低いことによるものと推量される。
比較例3は、不織布は比較例1のものを押圧処理してその表面粗さを5μmとしたものであって、不織布シートの透湿度が低下しており、窓部シートの透湿度もアクリル粘着剤を使用した為に大幅に低くなっている。実用特性において、貼り心地が若干劣っているのは、不織布の30%引張荷重が大きい為と考えられる。また、滑り性が不良であり、衣服との突っ掛かりが見られるのは、不織布の表面粗さを小さくし過ぎたことにより、衣服等との接触面積が多くなることによって却って滑り性を悪くしてしまったものと推察される。
Figure 2014068721
1 窓付きカテーテル固定用貼付材
2 不織布
3 粘着剤層
4 不織布シート
5 窓部
6 窓部シート
7 ウレタンフィルム
8 ポリウレタン粘着剤層
10 剥離紙

Claims (8)

  1. 不織布の一面に粘着剤層を設けた不織布シートを有し、この不織布シートに窓部を形成し、ウレタンフィルムの一面にポリウレタン粘着剤層を設けた窓部シートを設け、この窓部シートを上記窓部を覆うように上記不織布の他面側に貼付し、上記ポリウレタン粘着剤層が貼付される上記不織布の他面側の表面粗さを7〜20μmに形成した窓付きカテーテル固定用貼付材。
  2. 上記不織布シートの不織布の他面側の表面は、綿布に対する動摩擦係数が0.1〜1.0である請求項1に記載の窓付きカテーテル固定用貼付材。
  3. 上記窓部シートのウレタンフィルムの表面は、綿布に対する動摩擦係数が0.1〜0.8である請求項1または2に記載の窓付きカテーテル固定用貼付材。
  4. 上記不織布シートの透湿度が5000〜13000g/m・24hrであり、窓部シートの透湿度が2000〜5000g/m・24hrである請求項1〜3のいずれかに記載の窓付きカテーテル固定用貼付材。
  5. 上記窓部シートのポリウレタン粘着剤層と不織布シートの不織布の他面側との接着力が0.65〜2.5N/10mmである請求項1〜4のいずれかに記載の窓付きカテーテル固定用貼付材。
  6. 上記不織布の長手方向及び幅方向の30%引張荷重が0.8〜3.6N/15mmである請求項1〜5のいずれかに記載の窓付きカテーテル固定用貼付材。
  7. 上記不織布シートの不織布がポリウレタン不織布である請求項1〜6のいずれかに記載の窓付きカテーテル固定用貼付材。
  8. 上記貼付材の不織布シートの粘着剤層及び窓部シートのポリウレタン粘着剤層を覆う剥離紙を更に設け、該剥離紙は上記貼付材よりも大きく形成されており、窓部を覆う区帯とその両側の区帯とに3分割されている請求項1〜7のいずれかに記載の窓付きカテーテル固定用貼付材。
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