JP2014068147A - インターホンシステム - Google Patents

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一成 前田
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守雄 中村
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Abstract

【課題】終端での反射が起こりにくい低周波の信号のみを処理する端末について配線作業の手間の削減やコストダウンを図ったインターホンシステムを提供する。
【解決手段】モニタ付き副親機3は、ドアホン親機2との間で音声信号と映像信号とを周波数多重化して伝送する。通話副親機4は、モニタ付き副親機3との間で、映像信号に比べて低周波の音声信号を伝送する。モニタ付き副親機3は、第1端子T1と、第2端子T2と、音声信号を処理する音声回路31と、映像信号を処理する映像回路32を備える。音声回路31は、音声信号の周波数帯域の信号を通過させる第1フィルタ33aを介して第1端子T1に接続され、別の第1フィルタ33bを介して第2端子T2に接続される。映像回路32は、映像信号の周波数帯域の信号を通過させる第2フィルタ34を介して、ドアホン親機1からの伝送線L1が接続された第1端子T1に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターホンシステムに関するものである。
従来、住宅の出入り口に設置されたドアホン子器、及び、住宅内に設置される1乃至複数台の増設親機が接続され、ドアホン子器及び増設副親機との間において音声信号、映像信号の伝送を行うドアホン親機があった(例えば特許文献1参照)。
ドアホン親機は、伝送線を介してドアホン子器が接続される子器接続端子と、別の伝送線を介して増設副親機が接続される増設接続端子とを備えている。ドアホン子器は、来訪者を撮像するカメラを備え、カメラの映像信号と音声信号とを伝送線に重畳してドアホン親機に送信する。またドアホン親機と増設親機との間でも、映像信号と音声信号とが伝送線に重畳して伝送される。ここで、映像信号と音声信号とは周波数帯域を分離して伝送線に重畳されており、映像信号は音声信号に比べて高周波の周波数帯域を使用して伝送されている。
特開2008−34985号公報
ところで、ドアホン親機に接続される増設親機にはモニタ付き増設親機と通話用増設親機とがある。
モニタ付き増設親機は、映像表示用のモニタを備えている。モニタ付き増設親機は、ドアホン子器との通話時に、ドアホン子器から送信された映像信号を、ドアホン親機を介して受信するとともに、ドアホン子器との間でドアホン親機を介して音声信号を送受信する。これによりモニタ付き増設親機は、ドアホン子器のカメラで撮影された映像をモニタに表示させるとともに、ドアホン子器との間で通話を行う。
通話用増設親機は、ドアホン子器との間で通話のみを行う増設親機である。通話用増設親機は、ドアホン子器との通話時に、ドアホン親機を介してドアホン子器との間で音声信号を送受信することによって、ドアホン子器との間で通話を行う。
図7(b)に示すようにドアホン親機50に通話用増設親機52のみが接続される場合、伝送線L1には低周波の音声信号のみが伝送され、高周波の映像信号は伝送されないから、伝送線L1の終端で信号の反射は起こりにくい。したがって、ドアホン親機50に対して複数台の通話用増設親機52を分岐接続することができ、伝送線L1の終端に終端抵抗を接続する必要もない。
一方、図7(a)に示すようにドアホン親機50に対してモニタ付き増設親機51及び通話用増設親機52が接続される場合、伝送線L1には音声信号と高周波の映像信号とが重畳されるため、伝送線L1の終端で反射が起こる可能性がある。そこで、ドアホン親機50に対してモニタ付き増設親機51と2台の通話用増設親機52が送り接続され、終端に位置する通話用増設親機52には終端抵抗が接続されていた。ここで、増設親機51,52は、接続端子T1と送り端子T2と終端抵抗(図示せず)と切替スイッチSW3とをそれぞれ備えている。接続端子T1には、上流側(ドアホン親機50側)からの伝送線L1が接続される。送り端子T2には、下流側の増設親機との間の伝送線L1が接続されており、接続端子T1と送り端子T2との間は電気的に接続されている。切替スイッチSW3は、接続端子T1に終端抵抗を接続するか否かを切り替えるために用いられる。そして、終端に位置する通話用増設親機52では、接続端子T1に終端抵抗を接続する側に切替スイッチSW3が切り替えられ、それ以外の増設親機51,52では、接続端子T1に終端抵抗を接続しない側に切替スイッチSW3が切り替えられている。
上述のように、ドアホン親機50に通話用増設親機52のみが接続される場合は、高周波の映像信号が伝送線L1に伝送されないため、伝送線L1の終端での反射を考慮しなくてもよく、ドアホン親機50に対して複数台の通話用増設親機52が分岐接続されている。それに対して、ドアホン親機50にモニタ付き増設親機51と通話用増設親機52とが接続される場合、伝送線L1には音声信号とともに高周波の映像信号が重畳して伝送される。したがって、伝送線L1の終端で信号が反射するのを抑制するために、通話用増設親機52はモニタ付き増設親機51に対して送り接続されていた。通話用増設親機52がモニタ付き増設親機51に送り接続される場合、複数台の通話用増設親機52を順送りに接続する必要があるため施工に手間がかかり、通話用増設親機52を増減する場合にも施工に手間がかかるという問題があった。また、ドアホン親機50に通話用増設親機52のみが接続される場合は終端抵抗を設ける必要がないにも関わらず、通話用増設親機52の各々に、終端抵抗と切替スイッチSW3を備える必要があるため、コストアップになるという問題もあった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、終端での反射が起こりにくい低周波の信号のみを処理する端末について配線作業の手間の削減やコストダウンを図ったインターホンシステムを提供することにある。
本発明のインターホンシステムは、上位端末との間で第1信号と第2信号とを周波数多重化して伝送する第1端末と、前記第1端末との間で前記第1信号及び前記第2信号のうち低周波側の前記第1信号を伝送する第2端末とを備える。前記第1端末は、伝送線がそれぞれ接続される第1端子及び第2端子と、前記第1信号を処理する第1の回路と、前記第2信号を処理する第2の回路とを備える。前記第1端子及び前記第2端子の内の一方には前記上位端末からの伝送線が、前記第1端子及び前記第2端子の内の他方には前記第2端末からの伝送線がそれぞれ接続される。前記第1の回路は、前記第1信号の周波数帯域の信号を通過させる第1フィルタを介して前記第1端子及び前記第2端子にそれぞれ接続される。前記第2の回路は、前記第2信号の周波数帯域の信号を通過させる第2フィルタを介して、前記第1端子及び前記第2端子のうちの何れかに接続される。
このインターホンシステムにおいて、前記第2の回路を前記第1端子及び前記第2端子の何れかに切替接続する第1切替部が前記第1端末に設けられることも好ましい。
このインターホンシステムにおいて、前記第1端末に検出部と制御部とが設けられることも好ましい。前記検出部は、前記第1端子及び前記第2端子に入力される信号をもとに、前記第1端子及び前記第2端子のうち前記上位端末が接続された端子を検出する。前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記第1端子及び前記第2端子のうち前記上位端末が接続された端子に前記第2の回路を接続させるように前記第1切替部を制御する。
このインターホンシステムにおいて、以下の構成をさらに備えることも好ましい。前記第1端子に前記上位端末からの伝送線が接続され、前記第2の回路は前記第2フィルタを介して前記第1端子に接続される。そして、前記第2の回路を前記第2端子に接続するか、終端抵抗に接続するかを切り替える第2切替部が前記第1端末に設けられる。
本発明のインターホンシステムは、上位端末との間で第1信号と第2信号とを周波数多重化して伝送する第1端末と、第1端末との間で第1信号及び第2信号のうち低周波側の第1信号を伝送する第2端末とを備える。第1端末は、伝送線がそれぞれ接続される第1端子及び第2端子と、第1信号を処理する第1の回路と、第2信号を処理する第2の回路と、第1及び第2のバッファアンプとを備える。第1端子及び第2端子の内の一方には上位端末からの伝送線が、第1端子及び第2端子の内の他方には第2端末からの伝送線がそれぞれ接続される。第1の回路は、第1信号の周波数帯域の信号を通過させる第1フィルタを介して第1端子及び第2端子にそれぞれ接続される。前記第1バッファアンプの入力端は、前記第2信号の周波数帯域の信号を通過させる第2フィルタを介して前記第1端子に接続され、前記第2バッファアンプの入力端は、別の前記第2フィルタを介して前記第2端子に接続されている。そして、前記第1バッファアンプの出力及び前記第2バッファアンプの出力が前記第2の回路に入力されることを特徴とする。
本発明によれば、第1端子及び第2端子のうち上位端末が接続された端子に第2フィルタを介して第2の回路が接続されるので、上位端末が接続されていない端子に接続された伝送線には第2信号は伝送されず、第1信号のみが伝送されることになる。したがって、第1端子及び第2端子のうち上位端末が接続されていない端子に接続される伝送線では信号の反射を考慮する必要が無く、第2端末を分岐接続できるから、第2端末を接続する配線作業の手間が低減される。また、第2端末に終端抵抗を備える必要が無いので、第2端末のコストダウンを図ることもできる。
実施形態1のインターホンシステムを構成するモニタ付き副親機及び通話副親機のブロック図である。 同上の概略的なシステム構成図である。 同上を構成するモニタ付き副親機の他の形態を示すブロック図である。 同上を構成するモニタ付き副親機のまた別の形態を示すブロック図である。 同上を構成するモニタ付き副親機のさらに別の形態を示すブロック図である。 実施形態2のインターホンシステムを構成するモニタ付き副親機のブロック図である。 (a)(b)は従来のインターホンシステムの概略的なシステム構成図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図2は本実施形態のインターホンシステムの概略的なシステム構成図であり、このインターホンシステムは、ドアホン親機1と、ドアホン子器2と、モニタ付き副親機3と、通話副親機4とを備えている。尚、ドアホン子器2、モニタ付き副親機3、通話副親機4の台数は、図2のシステム構成図に図示した台数に限定されるものではなく、ユーザの要求などに応じて適宜変更が可能である。
ドアホン子器2は、例えば住宅の出入り口に設置され、来訪者が住人との間で通話を行うために使用される。ドアホン子器2は、通話のためのスピーカ及びマイクと、来訪者の映像を撮像するためのカメラ(例えばCCDカメラなど)を備え、伝送線L3を介してドアホン親機1に接続されている。
ドアホン親機1は住宅内に設置され、ドアホン子器2との間で音声信号及び映像信号を通信する。これにより、住人は、ドアホン親機1を用いて、ドアホン子器2を使用する来訪者との間で通話を行うことができる。
また住宅内には必要に応じて副親機(モニタ付き副親機3及び通話副親機4からなる)が設置されている。副親機は、伝送線L1,L2を介してドアホン親機1に接続されている。ドアホン親機1は、ドアホン子器2と副親機との間の通信を中継する機能を備えており、住人は、副親機を用いて、ドアホン子器2を使用する来訪者との間で通話を行うことができる。
第1端末たるモニタ付き副親機3は、図1のブロック図に示すように、第1端子T1と、第2端子T2と、音声回路31(第1の回路)と、映像回路32(第2の回路)と、第1フィルタ33a,33bと、第2フィルタ34とを備えている。
第1端子T1には、上位端末であるドアホン親機1からの伝送線L1が接続される。伝送線L1は2線の信号線からなり、この伝送線L1には、第1信号たる音声信号と、第2信号たる映像信号と、副親機を制御するための制御信号が周波数多重化して伝送されている。ここで、第1信号たる音声信号の周波数帯域が最も低く、第2信号たる映像信号の周波数帯域が最も高くなっている。映像信号の周波数帯域は高周波であるため、伝送線の終端で反射が起こりやすく、映像信号を伝送する伝送線には、反射を抑制するための終端抵抗を設ける必要がある。
第2端子T2には、通話副親機4からの伝送線L2が接続されている。伝送線L2は2線の信号線からなり、この伝送線L2には音声信号と制御信号とが周波数多重化して伝送されている。尚、音声信号及び制御信号の周波数帯域は、映像信号の周波数帯域に比べて低い周波数帯域であり、高周波の映像信号に比べて伝送線L2の終端で、信号の反射は起こりにくく、信号の反射を抑制するための終端抵抗は不要である。
第1フィルタ33a,33bは、第1信号たる音声信号の周波数帯域を通過周波数帯域とするバンドパスフィルタからなる。
第2フィルタ34は、第2信号たる映像信号の周波数帯域を通過周波数帯域とするバンドパスフィルタからなる。
音声回路31は、通話のためのスピーカ(図示せず)とマイク(図示せず)を備え、マイクによって電気信号に変換された音声信号をドアホン親機1に送信し、ドアホン親機1から自機に送信された音声信号をスピーカから送出する。音声回路31は、第1フィルタ33aを介して第1端子T1に接続されるとともに、別の第1フィルタ33bを介して第2端子T2に接続されている。
映像回路32は、例えば液晶ディスプレイからなるモニタ(図示せず)を備え、ドアホン親機1から送信された映像信号をもとに、ドアホン子器2のカメラで撮影された映像をモニタに表示させる。この映像回路32は、第1端子T1及び第2端子T2のうち、上位端末であるドアホン親機1が接続された端子(本実施形態では第1端子T1)に第2フィルタ34を介して接続されている。尚、映像回路32が第2フィルタ34を介して第2端子T2に接続される場合は、第2端子T2に上位端末であるドアホン親機1からの伝送線が接続され、第1端子T1には通話副親機4(第2端末)からの伝送線が接続されることになる。
また、第2端末たる通話副親機4は、上位側の端末(本実施形態ではモニタ付き副親機3)からの伝送線L2が接続される端子T3と、音声回路41とを備えている。伝送線L2には音声信号と制御信号とが周波数多重化されて伝送されている。音声回路41は、通話のためのスピーカ(図示せず)とマイク(図示せず)を備え、伝送線L2を介して入力された音声信号をスピーカから出力するとともに、マイクに入力された音声を電気信号に変換して得た音声信号を伝送線L2に送出する。
ここで、来訪者がドアホン子器2を用いて呼出操作を行うと、ドアホン子器2は、ドアホン親機1へ呼出信号を送信するとともに、カメラからの映像信号をドアホン親機1へ送信する。ドアホン親機1は、ドアホン子器2から呼出信号と映像信号を受信すると、呼出音をスピーカ(図示せず)から出力させるとともに、例えば液晶ディスプレイからなるモニタ(図示せず)にカメラで撮影された映像を表示させる。この時、ドアホン親機1は伝送線L2を介してモニタ付き副親機3に呼出信号及び映像信号を送信しており、モニタ付き副親機3は呼出音をスピーカから出力させるとともに、モニタに映像信号を表示させる。またモニタ付き副親機3は、ドアホン親機1から受信した呼出音を通話副親機4に送信しており、通話副親機4は呼出音をスピーカ(図示せず)から出力する。
この時、呼出音を聞いた住人が応答することに決めた場合、住人はドアホン親機1又は副親機(モニタ付き副親機3及び通話副親機4)を用いて応答操作を行う。応答操作が行われると、住人が応答操作を行ったドアホン親機1又は副親機と、ドアホン子器2との間で通話路が形成され、住人と来訪者との間でインターホンシステムを利用した通話が行われるのである。
ところで、本実施形態のモニタ付き副親機3では、第1端子T1にドアホン親機1からの伝送線L2が接続され、第2端子T2に通話副親機4からの伝送線L3が接続されている。また、音声回路31は、第1フィルタ33aを介して第1端子T1に接続されるとともに、別の第1フィルタ33bを介して第2端子T2に接続されている。また、映像回路32は、第2フィルタ34を介して第1端子T1に接続されている。
したがって、ドアホン親機1から伝送線L1を介してモニタ付き副親機3に多重化信号が送信された場合、第1フィルタ33aによって多重化信号より分離された音声信号が音声回路31に入力され、音声通話が行われる。また第2フィルタ34によって多重化信号より分離された映像信号が映像回路32に入力され、映像回路32がモニタ(図示せず)に映像を表示させる。尚、映像回路32は終端抵抗(図示せず)を備え、この終端抵抗は、第1端子T1に接続される伝送路L1の終端に接続されるように設けられているので、終端での映像信号の反射が低減される。
また、第1フィルタ33aを通過した音声信号は、別の第1フィルタ33bを通過して第2端子T2から伝送線L2に送信される。また、音声信号及び映像信号とともに周波数多重化されて伝送される制御信号も、音声信号と同様に、図示しないフィルタによって分離されて制御部(図示せず)に入力され、制御信号に応じてモニタ付き副親機3の動作が制御される。フィルタによって分離された制御信号は第2端子T2から伝送線L2に出力されるので、伝送線L2に接続される通話副親機4には映像信号は入力されない。よって、モニタ付き副親機3と通話副親機4の間では、映像信号に比べて低周波の第1信号(音声信号及び制御信号)のみが伝送されるから、終端での信号の反射が起こりにくくなる。したがって、モニタ付き副親機3に対して複数台の通話副親機4を接続する場合、複数台の通話副親機4をモニタ付き副親機3に分岐接続することが可能になり、送り接続する場合に比べて、配線作業の手間が軽減される。また、通話副親機4に終端抵抗を設ける必要が無くなり、通話副親機4のコストダウンを図ることもできる。
ところで、上記の実施形態では、映像回路32(第2の回路)が、第2フィルタ34を介して第1端子T1及び第2端子T2の内の何れかに接続されているが、映像回路32が接続される端子を第1端子T1及び第2端子T2の内の何れかに切替可能としてもよい。
図3はモニタ付き副親機3のブロック図であり、モニタ付き副親機3は、第2フィルタ34の入力端を第1端子T1及び第2端子T2の何れかに選択的に接続する切替スイッチSW1(第1切替部)を備えている。尚、切替スイッチSW1以外の構成は、図1に示すモニタ付き副親機3と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
このように、第1端末たるモニタ付き副親機3には、第2回路たる映像回路32を、第1端子T1及び第2端子T2の何れかに切替接続する切替スイッチSW1(第1切替部)が設けられている。したがって、ユーザが切替スイッチSW1を切り替えることによって、映像回路32の前段に設けられた第2フィルタ34の入力端を第1端子T1及び第2端子T2の何れかに接続することができる。よって、上位端末であるドアホン親機1からの伝送線L1が第1端子T1及び第2端子T2のうち何れの端子に接続された場合でも、ユーザが切替スイッチSW1を切り替えることで、上位端末からの伝送線L1が接続された端子に映像回路32を接続できる。これにより、第1端子T1及び第2端子T2のうち上位端末が接続された側と反対側の端子からは、映像信号以外の第1信号(音声信号及び制御信号)が出力されることになり、信号の反射を考慮する必要が無いから、終端抵抗を接続する必要が無い。また、信号の反射が起こりにくいので、施工者は、第1端子T1及び第2端子T2のうち上位端末が接続された側と反対側の端子に複数台の通話副親機4を分岐接続することができ、複数台の通話用副親機4を送り接続する場合に比べて配線作業の手間を軽減できる。
また、図3に示すモニタ付き副親機3において、第1端子T1及び第2端子T2のうち上位端末が接続されている端子を検出する検出部と、上位端末が接続されている端子に映像回路32が接続されるように切替スイッチSW1を切り替える制御部を設けてもよい。
図4はモニタ付き副親機3のブロック図であり、モニタ付き副親機3は、図3に示す構成に加えて検出部35a,35bと、制御部36とを備えている。検出部35a,35b及び制御部36以外の構成は、図3の回路と同様であるから、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
検出部35aは、第1端子T1に入力される信号(例えば上位端末であるドアホン親機1からモニタ付き副親機3に入力される制御信号など)をもとに、第1端子T1に上位端末(ドアホン親機1)が接続されているか否かを検出する。
検出部35bは、第2端子T2に入力される信号(例えば上位端末であるドアホン親機1からモニタ付き副親機3に入力される制御信号など)をもとに、第2端子T2に上位端末(ドアホン親機1)が接続されているか否かを検出する。
制御部36は、検出部35a,35bの検出結果に基づいて、第1端子T1及び第2端子T2のうち上位端末(ドアホン親機1)が接続された端子に、第2の回路たる映像回路32を接続させるように切替スイッチSW1(第1切替部)を制御する。
このように、制御部36は、検出部35a,35bの検出結果をもとに切替スイッチSW1を自動的に切り替えているので、上位端末からの伝送線が接続された端子に映像回路32を接続でき、ユーザが切替スイッチSW1を切り替える手間を低減できる。
また、図1に示すモニタ付き副親機3では、第1端子T1に上位端末からの伝送線L1が接続され、第2の回路たる映像回路32が第2フィルタ34を介して第1端子T1に接続されている。このモニタ付き副親機3において、映像回路32を第2端子T2に接続するか、終端抵抗に接続するかを切り替える第2切替部を追加することも好ましい。
図5はモニタ付き副親機3のブロック図であり、第2の回路たる映像回路32は、第2フィルタ34aを介して、上位端末側の第1端子T1に接続されている。また映像回路32は、第2切替部たる切替スイッチSW2の共通端子に接続されている。切替スイッチSW2の一方の切替端子は別の第2フィルタ34bを介して第2端子T2に接続され、切替スイッチSW2の他方の切替端子は終端抵抗37に接続されている。尚、第2フィルタ34b、終端抵抗37及び切替スイッチSW2以外の構成は、図1の回路と同様であるから、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
ユーザが切替スイッチSW2を操作して、映像回路32を終端抵抗37に接続させた場合は、上述した図1の回路と同じ回路になる。
一方、ユーザが切替スイッチSW2を操作して、映像回路32を第2端子T2に接続させると、第2フィルタ34aを通過した映像信号は、映像回路32に入力されるとともに、第2フィルタ34bを通過して第2端子T2から出力される。したがって、第2端子T2に伝送線を介して別のモニタ付き副親機3が接続されると、後段のモニタ付き副親機3にも映像信号と音声信号と制御信号とを周波数多重化した信号が入力される。よって、後段のモニタ付き副親機3においてもドアホン子器1との音声通話やモニタへの映像の表示が可能になる。この場合、複数台のモニタ付き副親機3は送り接続されることになり、最下流に位置するモニタ付き副親機3では、切替スイッチSW2を終端抵抗37側に切り替える必要がある。これにより、最下流に位置するモニタ付き副親機3の第2端子T2に接続された伝送線には映像信号が伝送されなくなるから、この第2端子T2に複数台の通話副親機4を分岐接続でき、また第2端子T2に接続される通話副親機4に終端抵抗を設けなくてもよい。
(実施形態2)
実施形態2のインターホンシステムについて図6を参照して説明する。インターホンシステムの概略的な構成は、実施形態1のインターホンシステムと同様であるので、共通の構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
図6はモニタ付き副親機3の概略的なブロック図である。このモニタ付き副親機3は、第1端子T1と、第2端子T2と、音声回路31と、映像回路32と、第1フィルタ33a,33bと、第2フィルタ34a,34bと、第1バッファアンプ38aと、第2バッファアンプ38bとを備える。尚、第2フィルタ34a,34b及び第1,第2バッファアンプ38a,38b以外の構成は実施形態1と同様であるから、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
第2フィルタ34a,34bは、第2信号たる映像信号の周波数帯域を通過周波数帯域とするバンドパスフィルタからなる。
第1バッファアンプ38aの入力端は第2フィルタ34aを介して第1端子T1に接続され、第2バッファアンプ38bの入力端は別の第2フィルタ34bを介して第2端子T2に接続されている。そして、第1バッファアンプ38aの出力及び第2バッファアンプ38bの出力が映像回路32(第2の回路)に入力されている。
このモニタ付き副親機3では、上位端末であるドアホン親機1からの伝送線が第1端子T1に接続された場合、第2フィルタ34aを通過した映像信号がバッファアンプ38aを介して映像回路32に入力され、第2端子T2からは映像信号が出力されない。また、上位端末であるドアホン親機1からの伝送線が第2端子T2に接続された場合、第2フィルタ34bを通過した映像信号がバッファアンプ38bを介して映像回路32に入力され、第1端子T1からは映像信号が出力されない。このように、第1端子T1及び第2端子T2のうち、上位端末であるドアホン親機1が接続された端子と反対側の端子からは高周波の映像信号が送信されないから、この端子には複数台の通話副親機4を分岐接続でき、通話副親機4の配線作業の手間を軽減できる。また、通話副親機4に終端抵抗を備える必要が無いので、通話副親機4のコストダウンを図ることができる。
1 ドアホン親機(上位端末)
2 ドアホン子器
3 モニタ付き副親機(第1端末)
4 通話副親機(第2端末)
31 音声回路(第1の回路)
32 映像回路(第2の回路)
33a,33b 第1フィルタ
34 第2フィルタ
T1 第1端子
T2 第2端子

Claims (5)

  1. 上位端末との間で第1信号と第2信号とを周波数多重化して伝送する第1端末と、前記第1端末との間で前記第1信号及び前記第2信号のうち低周波側の前記第1信号を伝送する第2端末とを備え、
    前記第1端末は、伝送線がそれぞれ接続される第1端子及び第2端子と、前記第1信号を処理する第1の回路と、前記第2信号を処理する第2の回路とを備え、
    前記第1端子及び前記第2端子の内の一方には前記上位端末からの伝送線が、前記第1端子及び前記第2端子の内の他方には前記第2端末からの伝送線がそれぞれ接続され、
    前記第1の回路は、前記第1信号の周波数帯域の信号を通過させる第1フィルタを介して前記第1端子及び前記第2端子にそれぞれ接続され、
    前記第2の回路は、前記第2信号の周波数帯域の信号を通過させる第2フィルタを介して、前記第1端子及び前記第2端子のうちの何れかに接続されることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記第2の回路を前記第1端子及び前記第2端子の何れかに切替接続する第1切替部が前記第1端末に設けられたことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記第1端末には検出部と制御部とが設けられ、
    前記検出部は、前記第1端子及び前記第2端子に入力される信号をもとに、前記第1端子及び前記第2端子のうち前記上位端末が接続された端子を検出し、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記第1端子及び前記第2端子のうち前記上位端末が接続された端子に前記第2の回路を接続させるように前記第1切替部を制御することを特徴とする請求項2記載のインターホンシステム。
  4. 前記第1端子に前記上位端末からの伝送線が接続され、
    前記第2の回路は前記第2フィルタを介して前記第1端子に接続され、
    前記第2の回路を前記第2端子に接続するか、終端抵抗に接続するかを切り替える第2切替部が前記第1端末に設けられたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインターホンシステム。
  5. 上位端末との間で第1信号と第2信号とを周波数多重化して伝送する第1端末と、前記第1端末との間で前記第1信号及び前記第2信号のうち低周波側の前記第1信号を伝送する第2端末とを備え、
    前記第1端末は、伝送線がそれぞれ接続される第1端子及び第2端子と、前記第1信号を処理する第1の回路と、前記第2信号を処理する第2の回路と、第1及び第2のバッファアンプとを備え、
    前記第1端子及び前記第2端子の内の一方には前記上位端末からの伝送線が、前記第1端子及び前記第2端子の内の他方には前記第2端末からの伝送線がそれぞれ接続され、
    前記第1の回路は、前記第1信号の周波数帯域の信号を通過させる第1フィルタを介して前記第1端子及び前記第2端子にそれぞれ接続され、
    前記第1バッファアンプの入力端は、前記第2信号の周波数帯域の信号を通過させる第2フィルタを介して前記第1端子に接続され、前記第2バッファアンプの入力端は、別の前記第2フィルタを介して前記第2端子に接続されており、
    前記第1バッファアンプの出力及び前記第2バッファアンプの出力が前記第2の回路に入力されることを特徴とするインターホンシステム。
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