JP2014065856A - 抗アレルゲン機能付与のための水性分散液及び抗アレルゲン内装材とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アレルゲンを吸着できる層状ケイ酸塩粉体をバインダー樹脂を用いることなく内装材に固着できて、優れたアレルゲン低減性能を備えた抗アレルゲン内装材を提供する。
【解決手段】水と、該水に分散された層状ケイ酸塩粉体と、を含む水性分散液であって、前記水性分散液中における前記層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経が1.3μm以下であり、前記水性分散液はバインダー樹脂を含有しないものであることを特徴とする抗アレルゲン機能付与のための水性分散液を付着した内装材1の少なくとも一部に、粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂が用いられることなく固着された構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】水と、該水に分散された層状ケイ酸塩粉体と、を含む水性分散液であって、前記水性分散液中における前記層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経が1.3μm以下であり、前記水性分散液はバインダー樹脂を含有しないものであることを特徴とする抗アレルゲン機能付与のための水性分散液を付着した内装材1の少なくとも一部に、粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂が用いられることなく固着された構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、内装材等の付与対象物に十分なアレルゲン低減性能を付与できる水性分散液及び十分なアレルゲン低減性能を有する抗アレルゲン内装材とその製造方法に関する。
近年、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎等の各種アレルギー疾患を多く発症している。アレルギー疾患の原因となるアレルゲンとしては、例えば、ダニの死骸、花粉、カビ等が知られている。
このようなアレルギー疾患の発症を防止する手段としては、生活空間からアレルゲンを低減せしめるべく、マット、カーテン、家具、自動車内装材等の内装材等にアレルゲン低減化物質(アレルゲンを不活性化する物質)を固着せしめることが公知である(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来技術では、アレルゲン低減化物質を固着せしめるのにバインダー樹脂(ポリエステル樹脂等)を用いているので、内装材に固定されたアレルゲン低減化物質の表面はその殆どがバインダー樹脂で覆われており、このために十分に優れたアレルゲン低減性能を得ることができないという問題があった。
また、内装材が布帛等の繊維製品である場合には、バインダー樹脂の固着によって、十分に良好な風合いが得られ難いという問題もあった。
本発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、バインダー樹脂を用いることなく対象物への固着をなし得て、内装材等の付与対象物に十分なアレルゲン低減性能を付与できる水性分散液を提供すること、アレルゲンを吸着できる層状ケイ酸塩粉体をバインダー樹脂を用いることなく内装材に固着できて、優れたアレルゲン低減性能を備えた抗アレルゲン内装材およびその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明者は鋭意研究の結果、内装材に固着させる層状ケイ酸塩粉体の粒子径(乾燥状態)が0.13μm以下であれば、バインダー樹脂を用いなくても内装材等に固着させることができ(即ち層状ケイ酸塩粉体を内装材に直接に固着させることができ)、かつ洗濯耐久性にも優れていて洗濯を多数回行っても層状ケイ酸塩粉体が脱落しないことを見出すに至り、本発明を完成したものである。即ち、本発明は以下の手段を提供する。
[1]水と、該水に分散された層状ケイ酸塩粉体と、を含む水性分散液であって、
前記水性分散液中における前記層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経が1.3μm以下であり、前記水性分散液はバインダー樹脂を含有しないものであることを特徴とする抗アレルゲン機能付与のための水性分散液。
前記水性分散液中における前記層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経が1.3μm以下であり、前記水性分散液はバインダー樹脂を含有しないものであることを特徴とする抗アレルゲン機能付与のための水性分散液。
[2]前記水性分散液は、液化ガス又は圧縮ガスをさらに含み、エアゾールとして用いられるものである前項1に記載の抗アレルゲン機能付与のための水性分散液。
[3]前項1または2に記載の水性分散液を内装材に付着せしめる工程と、
前記内装材を乾燥させる工程と、を含むことを特徴とする抗アレルゲン内装材の製造方法。
前記内装材を乾燥させる工程と、を含むことを特徴とする抗アレルゲン内装材の製造方法。
[4]内装材の少なくとも一部に、粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂が用いられることなく固着されていることを特徴とする抗アレルゲン内装材。
[5]内装材の構成繊維の少なくとも一部に、粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂が用いられることなく固着されていることを特徴とする抗アレルゲン内装材。
[6]前記層状ケイ酸塩粉体が、モンモリロナイト粉体である請求項4または5に記載の抗アレルゲン内装材。
[7]前記内装材における前記粒子径が0.13μm以下の粉体の固着量が0.001g/m2〜1000g/m2である請求項4〜6のいずれか1項に記載の抗アレルゲン内装材。
[1]の発明(水性分散液)は、水に分散されている層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経が1.3μm以下であるから、この水性分散液を抗アレルゲン機能を付与したい対象物(内装材等)に付与(噴霧等)することにより、バインダー樹脂を用いることなく、層状ケイ酸塩粉体を対象物(内装材等)に固着させることができる。この水性分散液を噴霧等することにより得られた対象物(内装材等)は、十分なアレルゲン低減性能を有すると共に、水に濡れても固着した層状ケイ酸塩粉体が脱落しないし、洗濯耐久性にも優れていて洗濯を多数回行っても層状ケイ酸塩粉体が脱落しない。更に、この水性分散液は、バインダー樹脂を含有しないので、付与対象物が布帛(カーペット、カーテン、不織布等)などの繊維製品である場合には風合いに優れたものとなすことができる。前記付与(噴霧等)の対象物としては、内装材等が挙げられるが、特にこれらに限定されるものではなく、いかなる対象物にも適用できる。
[2]の発明(水性分散液)では、水性分散液は、液化ガス又は圧縮ガスをさらに含み、エアゾールとして用いられるので、対象物(内装材等)への噴霧等の付与作業がより容易になる利点がある。
[3]の発明(製造方法)によれば、[4]〜[7]の本発明の抗アレルゲン内装材を製造できる、即ち内装材の少なくとも一部に粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂が用いられることなく固着されてなる抗アレルゲン内装材を製造できる。得られた抗アレルゲン内装材は、十分なアレルゲン低減性能を有すると共に、水に濡れても固着した層状ケイ酸塩粉体が脱落しないし、洗濯耐久性にも優れていて洗濯を多数回行っても層状ケイ酸塩粉体が脱落しない。
[4]及び[5]の発明では、内装材に付与せしめる層状ケイ酸塩粉体として粒子径が0.13μm以下のものが用いられているから、層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂が用いられることなく直接に固着されてなる内装材が提供される。アレルゲンは、層状ケイ酸塩粉体に吸着されるのであるが、バインダー樹脂が用いられていないことにより、内装材に固着された層状ケイ酸塩粉体の表面はバインダー樹脂で覆われていない構成であり、従って層状ケイ酸塩粉体は格段に多くのアレルゲンを吸着できる(アレルゲン吸着性能に優れている)。このように十分なアレルゲン低減性能を有する内装材が提供される。
更に、本発明の抗アレルゲン内装材は、層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂が用いられることなく固着された構成であるにもかかわらず、水に濡れても固着した層状ケイ酸塩粉体が脱落しないし、洗濯耐久性にも優れていて洗濯を多数回行っても層状ケイ酸塩粉体が脱落しない。このようにバインダー樹脂なしで層状ケイ酸塩粉体が脱落しないことは、付着粉体の粒子径が0.13μm以下のものであることにより特異的に発現する効果である。
加えて、バインダー樹脂が用いられていないので、内装材が布帛(カーペット、カーテン、不織布等)などの繊維製品である場合には風合いに優れたものを提供できる。
[6]の発明では、層状ケイ酸塩粉体がモンモリロナイト粉体であるから、アレルゲンの吸着性能をさらに向上させることができる。
[7]の発明では、内装材における粒子径が0.13μm以下の粉体の固着量が0.001g/m2〜1000g/m2であるから、より一層多くのアレルゲンを吸着できる内装材が提供される。
本発明に係る抗アレルゲン内装材1は、内装材の少なくとも一部に、粒子径が0.13μm以下である層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂を用いることなく固着されてなるものである。
前記内装材として繊維製品(布帛等)が用いられている場合には、前記抗アレルゲン内装材1は、内装材の構成繊維のうち少なくとも一部の繊維に、粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂を用いることなく固着された構成である。
本発明に係る抗アレルゲン内装材1の一実施形態を図1に示す。この抗アレルゲン内装材1は、布帛の一方の面2の表面及びその近傍に粒子径が0.13μm以下である層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂を用いることなく固着されてなる。
上記構成に係る抗アレルゲン内装材1は、内装材に付与せしめる層状ケイ酸塩粉体として粒子径が0.13μm以下のものを用いているから、バインダー樹脂を用いることなく層状ケイ酸塩粉体が内装材に直接に固着されている。即ち、層状ケイ酸塩粉体として粒子径が0.13μm以下のものを使用することによりこのような特異な効果(バインダー樹脂を用いることなく固着できる)を享受することができる。
アレルゲンは、前記内装材1の層状ケイ酸塩粉体に吸着されるのであるが、バインダー樹脂が用いられていないことにより、内装材に固着された層状ケイ酸塩粉体の表面はバインダー樹脂で覆われていない構成になっており、従って層状ケイ酸塩粉体は格段に多くのアレルゲンを吸着できる(アレルゲン吸着性能に優れている)。よって、本発明の抗アレルゲン内装材1は、優れたアレルゲン低減性能を有する。
更に、上記構成に係る抗アレルゲン内装材1は、層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂が用いられることなく固着された構成であるにもかかわらず、洗濯耐久性にも優れていて洗濯を多数回行っても層状ケイ酸塩粉体が脱落しない。このようにバインダー樹脂なしで層状ケイ酸塩粉体が脱落しないという効果は、層状ケイ酸塩粉体の粒子径が0.13μm以下のものであることにより特異的に得られる効果である。
加えて、バインダー樹脂が用いられていないので、内装材がカーペット、不織布等の布帛である場合には風合いに優れたものとなる。
なお、本明細書において、「内装材に固着された層状ケイ酸塩粉体の粒子径」は、電界放射型走査電子顕微鏡(Field Emission Scanning Electron Microscope;FE−SEM)で撮影した電顕写真において目視観察により評価できる粉体の粒子径(長径)を意味するものである。
前記内装材(内装品)としては、特に限定されるものではないが、例えば、布帛(カーペット、カーテン、壁紙等)、木板、フローリング、家具、寝具、天井材、ペット用品、衣類、フィルター等が挙げられる。
前記層状ケイ酸塩としては、特に限定されるものではないが、例えばモンモリロナイト、ベントナイト、スチーブンサイト、カオリナイト、雲母、タルク、ハイデライト、ヘクトライト、サポナイト等が挙げられる。
前記内装材に固着された層状ケイ酸塩粉体の粒子径は0.11μm以下であるのが好ましく、0.08μm以下であるのが特に好ましい。なお、前記層状ケイ酸塩粉体の粒子径の下限は、通常は0.001μmより大きい。
前記抗アレルゲン内装材1における前記粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体の固着量は0.001g/m2〜1000g/m2であるのが好ましい。0.001g/m2以上であることで十分なアレルゲン低減性能を得ることができると共に、1000g/m2以下であることでコストを低減できる。中でも、前記抗アレルゲン内装材1における前記「粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体」の固着量は0.01g/m2〜300g/m2であるのがより好ましく、さらに0.1g/m2〜100g/m2であるのが特に好ましい。
前記粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体の内装材への固着の手法は、特に限定されないが、例えば次のようにして行うことができる。
水に層状ケイ酸塩粉体が分散されてなる水性分散液であって、該分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)が1.3μm以下である水性分散液を内装材に付着せしめる。前記水性分散液はバインダー樹脂を含有しない。前記付着の手法としては、特に限定されるものではないが、例えば、スプレー塗布法、浸漬法、コーティング法等が挙げられる。前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は、1.1μm以下であるのが好ましく、0.8μm以下であるのが特に好ましい。
前記体積平均粒子経(メジアンD50)は、全粒子の粒子径及び体積を測定し、小さい粒子径のものから順次体積を積算し、該積算体積が全粒子の合計体積に対して50%となる粒子の粒子経である。
前記水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は、0.001質量%〜50質量%に設定されるのが好ましい。中でも、前記水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は、0.1質量%〜30質量%に設定されるのが特に好ましい。
前記水性分散液は、エアゾールタイプであってもよい。即ち、前記水性分散液は、液化ガス又は圧縮ガスをさらに含んでいてもよい。前記液化ガスとしては、特に限定されるものではないが、例えば、ジメチルエーテル等が挙げられる。前記圧縮ガスとしては、特に限定されるものではないが、例えば、窒素ガス等が挙げられる。前記水性分散液を液化ガス又は圧縮ガスと共に弁付き容器に封入し、弁を開くことによって、内装材等の対象物に前記水性分散液(エアゾール)を噴霧すればよい。
次に、前記付着がなされた内装材を乾燥させることによって、本発明の抗アレルゲン内装材1を得る。前記乾燥は、自然乾燥であってもよいし、加熱乾燥であってもよい。
前記水性分散液中の層状ケイ酸塩粉体は、水により膨潤していて体積平均粒子経が1.3μm以下になっているが、上記乾燥を経て得られた抗アレルゲン内装材1では、層状ケイ酸塩粉体を膨潤させていた水分が蒸発しているので、内装材に直接に固着された層状ケイ酸塩粉体は、多くのものが粒子径が0.13μm以下になっている。
上記実施形態では、前記水性分散液は、内装材に対して付与(噴霧等)しているが、前記水性分散液の付与対象物は、特にこのような内装材に限定されるものではなく、例えば、花粉等のアレルゲンが飛散してくる可能性のある屋外対象物であってもよく、いかなる対象物にも適用できる。
前記分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)が1.3μm以下である水性分散液は、例えば次のようにして製造できる。
層状ケイ酸塩粉体(モンモリロナイト粉体等)を水に加えた後、吸水、膨潤、分散を十分に行わせて水性混合液を得、この水性混合液を遠心分離機に入れて9500G以上の遠心力をかけて粗粒子を沈降させて、層状ケイ酸塩粉体が水に分散されてなる水性分散液(層状ケイ酸塩粉体の懸濁液)を得る。9500G以上の遠心力をかけているので、得られた水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)が1.3μm以下になっている。前記遠心分離機で遠心分離を行う際の遠心力は9800G以上に設定するのが好ましい。中でも、遠心力は10000G以上に設定するのが好ましく、10500G以上に設定するのが特に好ましい。なお、単位換算は、1G=9.80665m/s2である。
本発明に係る抗アレルゲン内装材1において、「粒子径が0.13μm以下である層状ケイ酸塩粉体」の固着部位は、特に限定されず、内装材の少なくとも一部であればいかなる部位であってもよい。前記固着部位は、例えば、図1に示すように、布帛の片面2のみであってもよいし、布帛の両面であってもよいし、或いは布帛の全体にわたって固着されていてもよい(布帛の内部にも粉体が浸透固着された構成であってもよい)。
本発明に係る抗アレルゲン内装材1は、「粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体」に加えて「粒子径が0.13μmを超える層状ケイ酸塩粉体」が内装材に固着されていてもよい。この場合、内装材に固着されている層状ケイ酸塩粉体における「粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体」の含有率(存在率)は、個数で50%以上であるのが好ましく、個数で70%以上であるのがより好ましく、中でも個数で80%以上であるのが特に好ましい。
なお、「粒子径が0.13μmを超える層状ケイ酸塩粉体」は、洗濯を行うと内装材から脱落しやすい。
次に、本発明の具体的実施例について説明するが、本発明はこれら実施例のものに特に限定されるものではない。
<実施例1>
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて10000Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は2.3質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は0.56μmであった。
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて10000Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は2.3質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は0.56μmであった。
次に、厚さ0.4mmのポリエステル製不織布を前記水性分散液に浸漬した後、100℃で30分間加熱乾燥することによって、抗アレルゲン布帛を得た。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡(FE−SEM)で撮影した写真(図1)を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.01μm〜0.08μmの粒子径のものであることがわかった。
<実施例2>
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて9800Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は3.3質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は0.80μmであった。
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて9800Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は3.3質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は0.80μmであった。
次に、厚さ0.4mmのポリエステル製不織布を前記水性分散液に浸漬した後、100℃で30分間加熱乾燥することによって、抗アレルゲン布帛を得た。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡で撮影した写真を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.03μm〜0.08μmの粒子径のものであることがわかった。
<実施例3>
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて9600Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は3.5質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は1.10μmであった。
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて9600Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は3.5質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は1.10μmであった。
次に、厚さ0.4mmのポリエステル製不織布を前記水性分散液に浸漬した後、100℃で30分間加熱乾燥することによって、抗アレルゲン布帛を得た。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡で撮影した写真を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.06μm〜0.11μmの粒子径のものであることがわかった。
<実施例4>
厚さ0.4mmのポリエステル製不織布に代えて、厚さ0.25mmの綿製織物を用いた以外は、実施例1と同様にして抗アレルゲン布帛を得た。
厚さ0.4mmのポリエステル製不織布に代えて、厚さ0.25mmの綿製織物を用いた以外は、実施例1と同様にして抗アレルゲン布帛を得た。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡で撮影した写真を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.01μm〜0.08μmの粒子径のものであることがわかった。
<実施例5>
厚さ0.4mmのポリエステル製不織布に代えて、厚さ0.25mmの綿製織物を用いた以外は、実施例2と同様にして抗アレルゲン布帛を得た。
厚さ0.4mmのポリエステル製不織布に代えて、厚さ0.25mmの綿製織物を用いた以外は、実施例2と同様にして抗アレルゲン布帛を得た。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡で撮影した写真を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.03μm〜0.08μmの粒子径のものであることがわかった。
<実施例6>
厚さ0.4mmのポリエステル製不織布に代えて、厚さ0.25mmの綿製織物を用いた以外は、実施例3と同様にして抗アレルゲン布帛を得た。
厚さ0.4mmのポリエステル製不織布に代えて、厚さ0.25mmの綿製織物を用いた以外は、実施例3と同様にして抗アレルゲン布帛を得た。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡で撮影した写真を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.06μm〜0.11μmの粒子径のものであることがわかった。
<比較例1>
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて5000Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は3.8質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は1.48μmであった。
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて5000Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は3.8質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は1.48μmであった。
次に、厚さ0.4mmのポリエステル製不織布を前記水性分散液に浸漬した後、100℃で30分間加熱乾燥することによって、抗アレルゲン布帛を得た。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡で撮影した写真を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.15μm〜3.0μmの粒子径のものであることがわかった(電界放射型走査電子顕微鏡写真において0.15μmより小さい粒子径のものは実質的に認められなかった)。
<比較例2>
厚さ0.4mmのポリエステル製不織布に代えて、厚さ0.25mmの綿製織物を用いた以外は、比較例1と同様にして抗アレルゲン布帛を得た。
厚さ0.4mmのポリエステル製不織布に代えて、厚さ0.25mmの綿製織物を用いた以外は、比較例1と同様にして抗アレルゲン布帛を得た。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡で撮影した写真を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.15μm〜3.0μmの粒子径のものであることがわかった(電界放射型走査電子顕微鏡写真において0.15μmより小さい粒子径のものは実質的に認められなかった)。
<比較例3>
比較例1で得た水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)100質量部にSBR樹脂(バインダー樹脂)50質量部を混合して十分に撹拌することによって、樹脂含有水性分散液を得た。
比較例1で得た水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)100質量部にSBR樹脂(バインダー樹脂)50質量部を混合して十分に撹拌することによって、樹脂含有水性分散液を得た。
次に、厚さ0.25mmの綿製織物を前記樹脂含有水性分散液に浸漬した後、100℃で30分間加熱乾燥することによって、抗アレルゲン布帛を得た。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡で撮影した写真を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.15μm〜3.0μmの粒子径のものであることがわかった(電界放射型走査電子顕微鏡写真において0.15μmより小さい粒子径のものは実質的に認められなかった)。
<実施例7>
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて10000Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は2.3質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は0.56μmであった。
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて10000Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は2.3質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は0.56μmであった。
前記水性分散液118.8質量部と、窒素ガス(噴射剤;圧縮ガス)1.2質量部とを弁付き容器(缶)内に封入した。
次に、前記弁付き容器の弁を開くことによって、厚さ0.4mmのポリエステル製不織布の片面に前記水性分散液(エアゾール)を均一に噴霧した後、100℃で30分間加熱乾燥することによって、抗アレルゲン布帛を得た。エアゾール噴霧時の噴射圧力は0.8MPaであった。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡(FE−SEM)で撮影した写真を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.01μm〜0.08μmの粒子径のものであることがわかった。
<実施例8>
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて10000Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は2.3質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は0.56μmであった。
モンモリロナイト5質量部、水95質量部を混合して十分に撹拌することによって、水性混合液を得た。この水性混合液を遠心分離機に入れて10000Gの遠心力をかけて粗粒子を沈降させることによって、水性分散液(モンモリロナイト粉体の懸濁液)を得た。この水性分散液における層状ケイ酸塩粉体の含有率は2.3質量%であった。また、前記水性分散液中における層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経(メジアンD50)は0.56μmであった。
前記水性分散液104質量部と、ジメチルエーテル(噴射剤;液化ガス)26質量部とを弁付き容器(缶)内に封入した。
次に、前記弁付き容器の弁を開くことによって、厚さ0.4mmのポリエステル製不織布の片面に前記水性分散液(エアゾール)を均一に噴霧した後、100℃で30分間加熱乾燥することによって、抗アレルゲン布帛を得た。エアゾール噴霧時の噴射圧力は0.8MPaであった。
得られた抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡(FE−SEM)で撮影した写真を観察した結果、個数で約9割の固着モンモリロナイト粉体が、0.01μm〜0.08μmの粒子径のものであることがわかった。
上記のようにして得られた抗アレルゲン布帛のアレルゲン低減性能、洗濯耐久性および風合いを下記評価法に基づいて評価した。これらの評価結果を表1に示す。
<アレルゲン低減性能評価法>
チャック付きポリ袋中に抗アレルゲン布帛(5cm×5cmの大きさに切り出したもの)を投入し、さらにダニアレルゲン懸濁液1mLを投入し、1時間経過後に液を取り出した。この取り出した液についてELISA法(酵素免疫測定法)によりダニアレルゲン量を測定し、当初の(投入前の)ダニアレルゲン懸濁液のダニアレルゲン量と比較することで、アレルゲン低減率(%)を求めた。
チャック付きポリ袋中に抗アレルゲン布帛(5cm×5cmの大きさに切り出したもの)を投入し、さらにダニアレルゲン懸濁液1mLを投入し、1時間経過後に液を取り出した。この取り出した液についてELISA法(酵素免疫測定法)によりダニアレルゲン量を測定し、当初の(投入前の)ダニアレルゲン懸濁液のダニアレルゲン量と比較することで、アレルゲン低減率(%)を求めた。
アレルゲン低減率(%)=(当初のアレルゲン量−試験後のアレルゲン量)÷(当初の アレルゲン量)×100
即ち、上記の式からアレルゲン低減率(%)を求めた。
即ち、上記の式からアレルゲン低減率(%)を求めた。
<洗濯耐久性評価法>
家庭用の一般的な洗濯機を用いて抗アレルゲン布帛を洗剤含有水で洗濯した後、屋外で自然乾燥を行うサイクルを10回繰り返した後、抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡で撮影した写真を観察し、固着モンモリロナイト粉体の数が、洗濯前と比較して、実質的に変化が認められなかったものを「○」、少し固着数が減っているものを「△」、固着数が半分以下になったものを「×」とした。
家庭用の一般的な洗濯機を用いて抗アレルゲン布帛を洗剤含有水で洗濯した後、屋外で自然乾燥を行うサイクルを10回繰り返した後、抗アレルゲン布帛の片面を電界放射型走査電子顕微鏡で撮影した写真を観察し、固着モンモリロナイト粉体の数が、洗濯前と比較して、実質的に変化が認められなかったものを「○」、少し固着数が減っているものを「△」、固着数が半分以下になったものを「×」とした。
<風合い評価法>
抗アレルゲン布帛の表面を手で触れ、その時の感触において、風合いが極めて良いものを「◎」、風合いが良いものを「○」、硬さ感が少し感じられて風合いが悪いものを「×」とした。
抗アレルゲン布帛の表面を手で触れ、その時の感触において、風合いが極めて良いものを「◎」、風合いが良いものを「○」、硬さ感が少し感じられて風合いが悪いものを「×」とした。
表1から明らかなように、本発明の実施例1〜8の抗アレルゲン布帛は、アレルゲン低減率が大きくてアレルゲン低減性能に優れると共に、風合いも良好で、洗濯耐久性にも優れている。
これに対し、比較例1、2の抗アレルゲン布帛は、洗濯耐久性に劣っていた。また、比較例3の抗アレルゲン布帛は、風合いが悪いし、アレルゲン低減率も低かった。
本発明に係る「抗アレルゲン機能付与のための水性分散液」を付与する対象物としては、例えば、布帛(カーペット、カーテン、壁紙等)、木板、フローリング、家具、寝具、天井材、ペット用品、衣類、フィルター等が挙げられ、その他、花粉等のアレルゲンが飛散してくる可能性のある屋外対象物等が挙げられるが、特にこれら例示したものに限定されるものではなく、本発明の水性分散液は、いかなる対象物にも適用できる。
本発明の抗アレルゲン内装材は、優れたアレルゲン低減性能を備えているので、特に限定されるものではないが、例えば、抗アレルゲン布帛(抗アレルゲンカーペット、抗アレルゲンカーテン、抗アレルゲン壁紙等)の他、抗アレルゲン木板、抗アレルゲンフローリング、抗アレルゲン家具、抗アレルゲン寝具、抗アレルゲン天井材、抗アレルゲンペット用品、抗アレルゲン衣類、抗アレルゲンフィルター等として用いられる。
1…抗アレルゲン内装材
2…層状ケイ酸塩粉体の固着面
2…層状ケイ酸塩粉体の固着面
Claims (7)
- 水と、該水に分散された層状ケイ酸塩粉体と、を含む水性分散液であって、
前記水性分散液中における前記層状ケイ酸塩粉体の体積平均粒子経が1.3μm以下であり、前記水性分散液はバインダー樹脂を含有しないものであることを特徴とする抗アレルゲン機能付与のための水性分散液。 - 前記水性分散液は、液化ガス又は圧縮ガスをさらに含み、エアゾールとして用いられるものである請求項1に記載の抗アレルゲン機能付与のための水性分散液。
- 請求項1または2に記載の水性分散液を内装材に付着せしめる工程と、
前記内装材を乾燥させる工程と、を含むことを特徴とする抗アレルゲン内装材の製造方法。 - 内装材の少なくとも一部に、粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂が用いられることなく固着されていることを特徴とする抗アレルゲン内装材。
- 内装材の構成繊維の少なくとも一部に、粒子径が0.13μm以下の層状ケイ酸塩粉体がバインダー樹脂が用いられることなく固着されていることを特徴とする抗アレルゲン内装材。
- 前記層状ケイ酸塩粉体が、モンモリロナイト粉体である請求項4または5に記載の抗アレルゲン内装材。
- 前記内装材における前記粒子径が0.13μm以下の粉体の固着量が0.001g/m2〜1000g/m2である請求項4〜6のいずれか1項に記載の抗アレルゲン内装材。
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2012
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