JP2014065016A - ドレン水中和容器およびこれを備えた燃焼機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、潜熱回収によるドレン水を中和する中和容器で、燃焼排気ガスの流入防止、中和剤の充填量の確保、中和容器のドレン水詰り検知を備えてさらに中和容器の小型化および設計の自由度が向上した、ドレン水中和容器の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、中和容器のドレン水流入部33とドレン水排出部35を備え、ドレン水排出部35の下流域に水封トラップ部36を設けとともに、中和容器の中和剤充填部分の空間が単体で構成され、ドレン水流入部33よりドレン水排出部35の中間領域で且つ、水封トラップ部36の上方位置にドレン水水位の検知装置39が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、潜熱回収によるドレン水を中和する中和容器およびこれを備えた燃焼機器において、中和剤の充填量の確保と、燃焼排気ガスの流入防止トラップと、中和容器の詰りによるドレン水の異常検知機能と、を備え、且つ、中和容器の小型化および設計の自由度向上を図ることができる中和容器およびこれを備えた燃焼機器に関する。
従来、潜熱回収型の熱交換器を備えたタイプの燃焼機器において、燃焼ガスの潜熱回収がなされると、燃焼ガス中の水蒸気が凝縮してドレン水が発生する。このドレン水は燃焼ガスに含まれる窒素酸化物等を含むため強酸性となる。
そこで、中和剤を充填した中和容器を燃焼機器に組み付けて、燃焼機器から発生するドレン水の中和を行うが、燃焼装置設置後、長期間中和性能を維持可能とする中和剤容積の確保と、ドレンパイプを伝わって燃焼排気ガスがドレン排水経路から燃焼機器外部へ流出するのを防止するための封水トラップの設置とともに、この封水トラップの上流側に中和容器の目詰りによるドレン水のオーバーフローを防止する水位検知装置を組み込む方式が用いられている。
前述した方式としては、たとえば特許文献1の図1に示すように、中和容器本体内部においてドレン水の流入口と排出口の間に複数の仕切り板を設けてトラップを形成し、その上流部中和容器本体のドレン水流入口の左右両側に、該流入口を跨ぐように水位検出用の一対の電極を備えた構成が知られている。
さらに、特許文献2の図4ならびに図5に示すように、燃焼機器のドレン受け皿に接続されたドレン配管自体に封水トラップを形成し、その上流部のドレン配管にバイパスを設け、この部分にドレン詰り検知部を備えた構成が知られている。
特開2006−110527号公報 特開2009−115427号公報
特許文献1に記載の従来技術では、中和容器はコスト、成形性、構造等から主にブロー成形品で成形される。そのため特許文献1の図2に示すように仕切り板を複数設けて封水トラップを設ける構造では、仕切り板の数が増えるたびに中和剤を充填する容積を減少させるとともに、各トラップに対応させて中和剤投入口を複数設ける必要があり、結果中和容器が大型化する問題点があった。
また、特許文献1に記載されている水位検知装置は、中和容器内封水トラップの上流側への配置が条件であり、特許文献1の図1ならびに図7に示すように水位検知装置を中和容器のドレン水流入部近傍へ配置する必要があるとともに、中和容器内部には検知部分が通常ドレン水に接しないよう空間部が必要となるために、更なる中和容器の大型化をまねく問題点があった。
特許文献2に記載の従来技術では、ドレン配管自体に封水トラップを設けることで、中和容器内の封水トラップが不用となり、中和剤の充填容量を確保に有効である。ところが、ドレン配管自体にドレン詰り検知部を配置するため、通常使用状態でドレン詰り検知部がドレン水と接触して誤検知しないよう様に、予めバイパスを設けた部分に検知部を設ける構造とする必要があり、部品点数や組立工数の増加をまねき、結果コスト高になる問題点があった。
さらに、中和容器が目詰りした場合にドレン詰まり検知部からドレン受け部までの貯留箇所がドレン配管部分しかなく、ドレン水を貯留する容積が極端に少なく、ドレン目詰り検知による燃焼機器の運転停止後にドレン水がオーバーフローしてしまう虞があった。
本発明は、上記の従来の問題点を鑑みてなされたものであって、燃焼排気ガスの逆流を防止するトラップを設け、ドレン水流入部とドレン水排出部の配置条件の自由度を向上させ、中和容器への中和剤の充填容量を最大限確保するともに、ドレン水詰り検知装置の中和容器への配置の自由度を向上させ、ドレン水が目詰りしてもオーバーフローする虞がなく、中和容器の小型化と中和容器装置全体の設計の自由度を向上させることが可能なドレン水中和容器、およびこれを備えた燃焼機器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決する手段として、以下の構成を有する。
(1)本発明のドレン水中和容器は、燃焼ガスの潜熱回収に伴って発生するドレン水を中和するための中和剤を充填したドレン水中和容器において、前記中和剤を収容する中空の中和容器本体と、前記中和容器本体へドレン水を流入させるドレン水流入部と、前記ドレン水を排出するドレン水排出部を備え、前記ドレン水排出部の下流域に水封トラップ部を設けたことを特徴とする。
(2)本発明のドレン水中和容器は、(1)項に記載のドレン水中和容器において、前記中和容器本体の内部空間が仕切られていない単一空間で構成されたことを特徴とする。
(3)本発明のドレン水中和容器は、(1)または(2)項において、前記ドレン水流入部より、前記ドレン水排出部の中間領域で且つ、水封トラップ部の上方位置にドレン水の水位を検知する、検知装置を設けたことを特徴とする。
(4)本発明のドレン水中和容器は、(1)〜(3)項のいずれか一項において、樹脂製のブロー成形品からなることを特徴とする。
(5)本発明のドレン水中和容器は、(1)〜(4)項のいずれか一項において、前記中和容器本体の底面にコンプレッションリブが形成され、前記中和容器本体の頂部に筒状の中和剤投入部が形成され、前記コンプレッションリブを挿通可能な長孔を有する板状の下側固定金具で前記中和容器本体底部が支持され、前記筒状の中和剤投入部を受ける突起部を備えた上側固定金具で前記中和容器本体上部が支持されることを特徴とする。
(6)本発明の燃焼機器は、燃料ガスを燃焼するバーナを有する燃焼部と、この燃焼部で発生した燃焼ガスから顕熱を回収する一次熱交換器と、この一次熱交換器を通過した排気ガスから潜熱を回収する二次熱交換器と、この潜熱回収の際に生じたドレン水を中和するドレン水中和容器を有する燃焼機器であって、前記ドレン水中和容器が前記(1)〜(5)のいずれか一項に記載のドレン水中和容器であることを特徴とする。
本発明によれば、燃焼ガスの逆流を防止する水封トラップ部をドレン水排出部の下流側に設けたことにより、ドレン水流入部に対してドレン水排出部は下流域側であれば、自由に設定可能となり、燃焼ガスの逆流を防止する機能を有しながらドレン水中和容器形状のより自由な設計を図ることができる。
また、中和容器本体内に水封トラップ部となる仕切り板を設ける必要がなくなるので、中和容器の中和剤充填容量の最大化をなしえ、仕切り板を不要としたので1箇所から中和剤を充填可能となり、中和剤の充填作業の軽減を図ることができる。
また、中和容器のドレン水流入部よりドレン水排出部の中間領域で且つ、水封トラップ部の上方位置の範囲内にドレン水の水位を検知する検知装置を設置することが可能となり、より自由な設計を図ることができる。
さらに、中和容器の中和剤を充填する部分、ドレン水流入部、ドレン水排出部、水封トラップ部を樹脂製のひとつのブロー成形品で製作することで、コスト低減を図ることができる。
本発明の一実施例である燃焼機器(壁貫通釜)の基本構成と動作原理を表わす模式図である。 本発明の一実施例である燃焼機器(壁貫通釜)の設置図である。 本発明に係わる第1実施形態の中和容器を示す四面図であり、図3(A)は平面図、図3(B)は背面図、図3(C)は側面図、図3(D)は正面図である。 図3に示す中和容器の正断面図である。 本発明に係わる第1実施形態の中和容器の固定構造図であり、図5(A)は側面図、図5(B)は正面図である。 本発明に係わる第1実施形態の中和容器の固定金具単品図であり、図6(A)は平面図、図6(B)は側面図である。 本発明に係わる第1実施形態の中和容器の固定金具単品図であり、図7(A)は平面図、図7(B)は一側側面図、図7(C)は他側側面図である。
本発明の対象となる燃焼機器は、潜熱回収用の熱交換器から排出されるドレン水を中和する中和容器とを備えるものであれば、特に制限はない。
図1と図2は壁貫通型の追い炊き機能付き給湯機(壁貫通釜とも称する。)としての燃焼機器とそれに備えられるドレン水中和容器の一実施形態を示す。この実施形態の燃焼機器は、燃焼ガスからの顕熱を回収する一次熱交換器と、排気ガスからの潜熱の回収を行う二次熱交換器とを備える。熱交換器では、排気ガスからの潜熱回収を行う際に、排気ガス中の窒素酸化物等を含んだ強酸性のドレン水が発生する。このため、熱交換器で発生したドレン水は、ドレン受け皿で集められ、ドレン配管によって中和容器に導かれ、中和剤によって中和された後に排出される。
この実施形態の燃焼機器1について更に詳細に説明すると、図2は、燃焼機器1を浴室に設置したときの設置例を示す図である。燃焼機器1には各種配管が接続される。これらの配管は、燃焼機器1に水を供給する給水配管25と、燃焼機器1で加熱された湯を浴室内に供給する給湯配管26と、燃焼機器1に燃料を供給するガス配管27と、浴槽水を循環加熱するための風呂往き配管28と風呂戻り配管29とからなる。
前記風呂往き配管28と前記風呂戻り配管29は、浴槽30に取り付けられた循環金具31に接続されている。前記給湯配管26は、前記浴槽30の上縁面に設置された水栓32に接続される。前記浴槽30には、脱着可能なエプロン50が取り付けられている。
この燃焼機器1の特徴として、給水、給湯、ガス等の配管類がすべて浴室内で完結され、メンテナンス等も全て浴室内からの作業となる。また、燃焼用空気は、燃焼機器1の屋外側下部に形成されている吸気口35を用いて、屋外から器具本体内に吸気され、燃焼排ガスは、燃焼機器1の屋外側上部に形成されている排気口4により屋外に排出される。
本実施形態の燃焼機器1には、図1に示すように給湯燃焼部13とその上に設けられた給湯一次熱交換器12および給湯二次熱交換器10と、追炊燃焼部19とその上に設けられた追焚一次熱交換器17および追焚二次熱交換器18が設けられている。給湯二次熱交換器10から一方の排気口4に至る部分の底部と給湯二次熱交換器10から他方の排気口4に至る部分の底部にそれぞれドレン受け皿5が設けられ、これらがドレン配管6を介してドレン水中和容器7に接続されている。また、ドレン水中和容器7には排出用のドレンホース8が接続されている。
この例の燃焼機器1において、給湯燃焼部13、給湯一次熱交換器12および給湯二次熱交換器10と、追炊燃焼部19、追焚一次熱交換器17および追焚二次熱交換器18を図示略の筐体の内部に収容して燃焼機器本体1Aが大略構成され、更に燃焼機器本体1Aの筐体内部にドレン水中和容器7が備えられている。このドレン水中和容器7の内部には炭酸カルシウムなどの中和剤が必要量充填されている。
以下に本実施形態の燃焼機器1について、基本的な配管構造に加え、湯水の流れ、ガスの流れ等に関連付けて説明する。
まず、図1に示す燃焼機器1において、給湯機能における湯水の流れについて説明する。湯水が燃焼機器1に設けられている給水配管接続部2から給水され、水量センサ3によって、この湯水が所定の流量に達したか否かが検知される。水量センサ3を通った湯水は、接続配管10Aを介し給湯二次熱交換器10に導かれ、この給湯二次熱交換器10で排気ガスから潜熱を回収する。この潜熱を回収した湯水は、給湯一次熱交換器12に接続配管12Aを介し導かれ、この給湯一次熱交換器12で燃焼ガスからの顕熱を回収する。この顕熱を回収した湯水は、接続配管20Aを介し湯水を浴室内に供給する給湯配管28を接続する給湯配管接続部20を通り、給湯栓から使用される。
次に、図1に示す燃焼機器1において、追焚き機能における湯水の流れについて説明する。燃焼機器1に設けられている循環ポンプ24を運転することにより浴槽30内の湯水が循環金具31、風呂戻り配管29を経由して燃焼機器1の風呂戻り配管接続部23へ給水される。風呂戻り配管接続部23を通った湯水は、接続配管18Aを介し追焚二次熱交換器18に導かれ、この追焚二次熱交換器18で排気ガスから潜熱を回収する。この潜熱を回収した湯水は、接続配管17Aを介し追焚一次熱交換器17に導かれ、この追焚一次熱交換器17で燃焼ガスからの顕熱を回収する。この顕熱を回収した湯水は、接続配管22Aを介し風呂往き配管28を接続する風呂往き配管接続部22を通り、風呂往き配管29、 循環金具31を経由して浴槽30内に供給される。なお、図1に示す燃焼機器1において、接続配管12Aと接続配管17Aが接続配管16Aを介し接続され、接続配管16Aには注湯電磁弁16が設けられている。
次に、図1に示す燃焼機器1において、燃料ガスの流れについて説明する。給湯機能において、燃料ガスは、ガス配管接続部21から給湯ガス電磁弁14を経由して、給湯燃焼部13へ接続配管13Aを介し供給されて燃焼し、高温の燃焼ガスを発生させる。その燃焼ガスは、まず、給湯一次熱交換器12を通過し、その際に顕熱を放熱する。顕熱を放熱した後の低温の燃焼ガスは排気ガスとなる。次に、この排気ガスは給湯二次熱交換器10を通過し、その際に潜熱を放熱する。そして、潜熱を放熱した排気ガスは、排気口4から器具外へ排気されるが一部は以下に述べるドレン水48とともに、ドレン配管6に侵入する。追焚機能においても同様に、追焚ガス電磁弁15を経由して追焚燃焼部19に接続配管19Aを介し燃焼ガスが供給され燃焼し、発生された燃焼ガスが追焚一次熱交換器17、 追焚二次熱交換器18を通過し、排気口4から器具外へ排気され、ドレン水48の一部はドレン配管6に侵入する。
次に、ドレン水48の流れについて説明する。給湯二次熱交換器10、追焚二次熱交換器18で排気ガスから潜熱が回収されると、排気ガスの温度は、200℃程度から約60℃程度まで低下する。これとともに、排気ガスに含まれる水蒸気が凝縮し、給湯二次熱交換器10、追焚二次熱交換器18には結露水が発生する。この結露水は排気ガス中の窒素酸化物成分等を含んでpH3程度の強酸性のドレン水48となる。このため、給湯二次熱交換器10、追焚二次熱交換器18で発生したこれらのドレン水48は、それを回収するためのドレン受け皿5にて回収され、ドレン受け皿5に接続されたドレン配管6を通った後、炭酸カルシウムを充填したドレン水中和容器7のドレン水流入部33に流入する。
図1ではドレン水中和容器7を略記しているが、ドレン水中和容器7は詳細には図3〜図5に示す構造とされている。
本実施形態のドレン水中和容器7は、幅広で縦長の側面壁7a、7aと幅狭で縦長の正面壁7bおよび背面壁7cと、底壁7dおよび天井壁7eとから概略構成された縦長かつ薄型の樹脂製一体もののタンクである。前記正面壁7bの高さ方向中央側にドレン水流入部33が形成され、前記背面壁7cの底部側にドレン水排出部35が形成されている。なお、ドレン水中容器7の外形は縦長かつ薄型のタンク形状に限らず、必要なドレン水の容量や設置するべき燃焼機器の形状等に併せて任意の形状を採用できるので、図3に示す形状には限定されない。
ドレン水流入部33は、流入管33Aと、この流入管33Aおよび正面壁7bの間に形成された溜まり部33Bと、この溜まり部33Bと正面壁7bの接続部分に縦長に形成された流入側スリット部33aから構成されている。流入側スリット部33aは、中和剤11の粒径よりも小さなスリット幅とされ、ドレン水48がこの流入側スリット部33aを介しドレン水中和容器7の内部に流れ込むことができ、中和剤11は流入側スリット部33aを介し外部に出ないように構成されている。
ドレン水排出部35は、背面壁7cの底部に形成された排出側スリット部35Aを備え、この排出側スリット部35Aは背面壁7cの底部中央に縦長に配置されている。排出側スリット部35Aの外側には、背面壁7cに沿って上方に立ち上がるように背面壁7cと一体に管路36Aが成形されている。この管路36Aの上端からU字形に下向きに連続する管路36Bを一体に設けて水封トラップ部36が形成され、管路36Bの下流端にドレンホース8が接続されている。この水封トラップ部36は、ドレン水中和容器7を構成する樹脂からブロー成形時に一体成形されてなる。
背面壁7cにおいて水封トラップ部36の上方でドレン水流入部33より下方に詰まり検知部40が形成されている。この詰まり検知部40は、背面壁7cの外方に樽型に膨出するように形成され、ドレン水中和容器7を構成する樹脂からブロー成形時に一体成形されてなる。
ドレン水中和容器7の天井部中央には中和剤投入口を構成する筒型の投入部7fが形成されている。この投入部7fの外周部にはねじ部が形成されていて、この投入部7fには後述するキャップ型の中和剤投入口蓋46が着脱自在に装着される。
なお、ドレン水中和容器7はブロー成形により一体成形されているので、ドレン水中和容器7の前面壁7bと背面壁7cと底壁7dと天井壁7eのそれぞれの幅方向中央部分に沿ってブロー成形時に形成されたコンプレッションリブ42が形成されている。なお、このコンプレッションリブ42はドレン水排出部35の周囲と水封トラップ部36の周囲と詰まり検知部40の周囲にもこれらを囲むように延出形成されている。
ここで、コンプレッションリブ42がドレン水中和容器7のほぼ全周に形成されているので、詰まり検知部40の周囲は部分的にコンプレッションリブ42により囲まれて補強されている。更に、管路36Aと管路36Bも部分的にコンプレッションリブ42に囲まれて補強されるとともに、逆U字形に配置されている管路36Aと管路36Bの間の部分にコンプレッションリブ42の一部が延在して水封壁37が形成されている。
ドレン水流入部33に流入したドレン水48は中和剤11の粒径よりも小さな短辺幅の流入側スリット部33aを通過して、ドレン水中和容器7内部の中和剤充填部34へ流入する。中和剤充填部34の内部では、本実施形態での中和剤11である粒状の炭酸カルシウムと接触することによりドレン水48が中和され、PH7程度となりドレン水排出部35を通過する。ドレン水排出部35の排出側スリット部35Aは流入側スリット部33aと同様に中和剤11の粒径よりも小さいスリット幅を有しており、ドレン水排出部35よりドレン水の流れ方向下流側への中和剤の流出を防止している。ドレン水排出部35を通過したドレン水48は水封トラップ部36を通過し、ドレン水中和容器7の排出部37、ドレンホース8を通過し、ドレン配管貫通部9より燃焼機器1の外部に排水される。
水封トラップ部36はドレン水中和容器7の水封壁37の上端部37aがドレン水排出部35の上端部35aよりも上方に位置することにより、水封トラップ部36に貯留されるドレン水48により水封される。これにより、ドレン水48と共にドレン配管6に侵入する排気ガスが燃焼機器1の外部へ排出されてしまうことを防止できる。水封トラップ部36をドレン水排出部35より下流側へ配置することにより、中和剤充填部34において封水構造をとる必要がなくなり、ドレン水中和容器7の形状の自由度が向上する。
具体的には中和容器形状の封水用の仕切り板が不要となるため、中和剤充填部34は仕切りなどのない単一空間とすることができる。これにより同一サイズの中和容器に対する中和剤の充填量が増加するため、中和性能の向上や中和容器の小型化を実現できる。さらに、中和剤充填部34の内部空間を仕切りなどのない単一空間とすることで、中和剤の投入口も単一とすることが可能となり、中和剤の充填作業の軽減が図れる。
ドレン水排出部35は単一空間の中和剤充填部34において中和剤11とドレン水48との接触面積を確保するため、ドレン水中和容器7の底部側かつ流入側スリット部33aから対角線上の位置に形成されている。ドレン水排出部35をドレン水中和容器7の底部に配置することで、ドレン水排出部35の上端部35aと底面との距離が短いことから、排気ガスのトラップを形成するためのドレン水48の必要な水量が少なくなり、燃焼機器1を最初に使用し始めてドレン水48を貯留し始めてから水封トラップを形成するまでの時間を短縮でき、燃焼機器外部への排気ガス流出量を低減することが可能となる。
ドレン水中和容器7には、中和容器の排水詰まりによるドレン水位上昇を検知する詰まり検知装置39が設けられている。
詰まり検知装置39は排気ガスのトラップより上流側に設ける必要があるが、本実施形態では水封トラップ部36をドレン水排出部35の下流側へ配置したことにより、詰まり検知装置39の位置はドレン水流入部33とドレン水排出部35間のドレン排水領域で且つ、詰まりが発生していない正常時のドレン水位となる水封壁37の上端部37aより上方の領域とすることが出来る。
本実施形態では水封トラップ部36の上方に樽型に突設した詰まり検知部40を設けてそこに詰まり検知装置39を設けることにより、中和剤充填部34の容積を減らすことなく、さらには詰まり検知部40と詰まり検知装置39を設けることによるドレン水中和容器7の幅方向の拡大を防止した構成とすることが可能となる。
詰まり検知装置39はネジや金属棒、サーミスタなどが考えられるが特に限定はしない。樽型に突設した詰まり検知部40と中和剤充填部34との間には、中和剤を詰まり検知部40に侵入させないための詰まり検知スリット部41が設けられている。この詰まり検知スリット部41は、詰まり検知部40に対する中和剤11の侵入を防止するため、先の流入側スリット部33aと同様、中和剤の粒径より小さい短辺幅のスリットを設けることにより構成されている。
樽型に突設して内部を中空とした詰まり検知部40と中和剤充填部34との間に詰まり検知スリット部41を設けていることにより、ドレン水流入部33からのドレン水の大量流入や燃焼機器の運転等による振動に起因するドレン水の水面に発生する跳ね返りや細波の影響を無くすることができる。
本実施形態のドレン水中和容器7は前述したようにドレン水流入部33、 中和剤充填部34、ドレン水排出部35、 水封トラップ部36、ドレン中和器排出部38をブロー成形品として一体化した構成とすることでコスト低減を図っている。
さらに、ドレン水中和容器7の成形方法はブロー成形を用いており、ブロー成形時に生じるパーティングライン上のコンプレッションリブ42が底面部のみ長い構成とされている。具体的には、側面部コンプレッションリブ42bを約2mm以下としているのに対して、底面部コンプレッションリブ42aを5mm程度としている。これは、ドレン水中和容器7の燃焼機器内部での固定に際し、位置を決定するためのガイドとして前記底面部コンプレッションリブ42aを活用するためである。
以下に図5を用いて本実施形態のドレン水中和容器7の固定構造について説明する。
本実施形態では燃焼機器1の内部にドレン水中和容器7を内蔵する構成としており、固定構造はドレン水中和容器7を上下の固定金具にて固定する方式を採用できる。一例として、図5に示す固定金具43、47を用いてドレン水中和容器7を燃焼機器1の筐体に支持させて固定する構造を採用できる。
ドレン水中和容器7を支持するための下側の固定金具43には、ドレン水中和容器7の底面部コンプレッションリブ42aを挿入するために図6(A)に示すようなスリット状の長孔44が設けられており、ドレン水中和容器7の位置決めができる。下側の固定金具43は、短冊状の平板部43Aとその長さ方向左右両端側に折り曲げ形成された起立片43B、43Bからなるコ字型に形成され、平板部43Aの中央部に形成されている長孔44に底面部コンプレッションリブ42aを挿通してドレン水中和容器7の底部を支持できるように構成されている。なお、平板部43Aの幅方向両側縁には折曲片43Cが形成されている。
ドレン水中和容器7は中和剤11やドレン水48により約3kg程度の重量となるが、長孔44周囲の平板部43Aの面45にてドレン水中和容器7の底面を支えることにより中和容器の保持を可能としている。
また、図5(B)に示すように下側の固定金具43によりドレン水中和容器7を支持した場合、平板部43Aの下面側に突出した底面部コンプレッションリブ42aの先端部の両側に前記折曲片43Cが平行に配置される。これら折曲片43Cの突出高さを平板部43Aの下面側に突出した底面部コンプレッションリブ42aの先端部長さより大きく設定しておくことが好ましい。このようにしておくならば、平板部43Aの下面側に突出した底面部コンプレッションリブ42aの先端側を折曲片43C、43Cでガードできる。このため、底面部コンプレッションリブ42aの長孔44からの抜け止めを防止できる。
一方、図7に示すように上側の固定金具47は、長方形状の平板部47Aと、この平板部47Aの長辺一側に形成された幅広の折曲部47Bと、その反対側に形成された幅狭の折曲片47Cとを有した略L字型に構成されている。平板部47Aの中央側よりの部分には切り起こし片からなる支持片47Dが所定の間隔をあけて一対形成されている。これらの支持片47Dは平面視円弧状に配置され、支持片47D、47D間に以下に説明するドレン水中和容器7の中和剤投入口蓋46を被着できるように形成されている。
ドレン水中和容器7の中和剤投入部7fに中和剤投入口蓋46が装着されているが、前記支持片47D、47Dはこれらの間に図5に示すように中和剤投入口蓋46を嵌め込むことでドレン水中和容器7の上部側を安定保持することができる。
ドレン水中和容器7の上側の固定金具47により、中和剤投入口蓋46を円周方向に保持することにより、振動などによるドレン水中和容器7への一方向の応力集中を防止できる固定構造が構成されている。
これらの固定金具43、47を燃焼機器1の筐体内部などに取り付けておき、固定金具43、47で図5に示すようにドレン水中和容器7の上下を支持することで、ドレン水中和容器7を燃焼機器1の筐体内に安定支持することができる。
1…燃焼機器、2…給水配管接続部、3…水量センサ、4…排気口、5…ドレン受け皿、6…ドレン配管、7…ドレン水中和容器、8…ドレンホース、9…ドレン配管貫通部、10…給湯二次熱交換器、11…中和剤、12…給湯一次熱交換器、13…給湯燃焼部、14…給湯ガス電磁弁、15…追焚ガス電磁弁、16…注湯電磁弁、17…追焚一次熱交換器、18…追焚二次熱交換器、19…追焚燃焼部、20…給湯配管接続部、21…ガス配管接続部、22…風呂往き配管接続部、23…風呂戻り配管接続部、24…循環ポンプ、25…給水配管、26…給湯配管、27…ガス配管、28…風呂往き配管、29…風呂戻り配管、30…浴槽、31…循環金具、32…給湯栓、33…ドレン水流入部、34…中和剤充填部、35…ドレン水排出部、36…水封トラップ部、37…水封壁、38…ドレン中和器排出部、39…詰まり検知装置、40…詰まり検知部、41…詰まり検知スリット部、42…コンプレッションリブ、43…下側固定金具、44…長穴、45…周囲の面、46…中和剤投入口蓋、47…上側固定金具、48…ドレン水

Claims (6)

  1. 燃焼ガスの潜熱回収に伴って発生するドレン水を中和するための中和剤を充填したドレン水中和容器において、前記中和剤を収容する中空の中和容器本体と、前記中和容器本体へドレン水を流入させるドレン水流入部と、前記ドレン水を排出するドレン水排出部を備え、前記ドレン水排出部の下流域に水封トラップ部を設けたことを特徴とするドレン水中和容器。
  2. 前記中和容器本体の内部空間が仕切られていない単一空間で構成されたことを特徴とする請求項1記載のドレン水中和容器。
  3. 前記ドレン水流入部より、前記ドレン水排出部の中間領域で且つ、水封トラップ部の上方位置にドレン水の水位を検知する、検知装置を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のドレン水中和容器。
  4. 樹脂製のブロー成形品からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のドレン水中和容器。
  5. 前記中和容器本体の底面にコンプレッションリブが形成され、前記中和容器本体の頂部に筒状の中和剤投入部が形成され、前記コンプレッションリブを挿通可能な長孔を有する板状の下側固定金具で前記中和容器本体底部が支持され、前記筒状の中和剤投入部を受ける突起部を備えた上側固定金具で前記中和容器本体上部が支持されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のドレン水中和容器。
  6. 燃料ガスを燃焼するバーナを有する燃焼部と、この燃焼部で発生した燃焼ガスから顕熱を回収する一次熱交換器と、この一次熱交換器を通過した排気ガスから潜熱を回収する二次熱交換器と、この潜熱回収の際に生じたドレン水を中和するドレン水中和容器を有する燃焼機器であって、前記ドレン水中和容器が前記請求項1〜5のいずれか一項に記載のドレン水中和容器である燃焼機器。
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