JP5081458B2 - ドレン中和器およびそのドレン中和器を用いた浴室構造 - Google Patents

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本発明は、潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを中和するドレン中和器とそのドレン中和器を用いた浴室構造に関するものである。
浴室の構造には様々なものがあるが、その代表例として、例えば図5に示すような浴室がある。このような浴室30は、比較的古いタイプの浴室であり、浴室30とその外側(例えば洗面所側や廊下側)とは浴室のドア21により仕切られ、浴室30が、その外側よりも、例えば150mm程度低く形成されていることにより、浴室30内の湯水が居室等に入らないように形成されている。なお、図中、符号26は、浴槽を示している。
このような比較的古いタイプにおいて、浴槽26内の湯水の加熱には、例えば図6(a)に示すように、バランス風呂釜50等の燃焼装置が用いられ、浴室30の外壁39に形成された壁穴22に、バランス風呂釜50の給排気筒49が設置されている。壁穴22は、鉄筋コンクリートに塗装した浴室30においては、例えばバランス風呂釜50の釜台(台座)45の上端から壁穴22の開口中心までの高さが466mmとなるように形成されている。また、図6(b)に示すように、ユニットバスの浴室30においては、バランス風呂釜50が高さ20mmの防熱板51(図6(c)、参照)の上に設けられることから、例えば浴室底面から壁穴22の開口中心までの高さが486mmとなるように形成されている(例えば、特許文献1、参照。)。
特開平10−300241号公報
ところで、近年、住宅のバリアフリー化が進み、上記のように、浴室内外で段差がある構造を、改築により段差がない構造にすることが試みられている。また、風呂釜や給湯器等の燃焼装置は、その寿命が住宅の寿命よりも短いために買い換えることが行われるが、その場合、潜熱回収用熱交換器を備えた、より効率の高い燃焼装置を適用することが多くなってきている。このような効率の高い燃焼装置を適用すると、環境問題やエネルギー問題を少しでも緩和できるという利点がある。
そこで、例えば浴室30において、バランス風呂釜50の給排気筒49の代わりに、例えば図4(a)、(b)に示すように、浴室30の壁穴22に、潜熱回収用熱交換器を備えた自動湯張り機能付きの給湯器17等の燃焼装置を設置することが考えられ、このようにすると、燃焼効率を高くできるというメリットと、バランス風呂釜50の配設スペースの分だけ浴槽26を広くできるメリットとの両方を活かすことができる。
しかしながら、潜熱回収用熱交換器を備えた燃焼装置においては、該潜熱回収用熱交換器で発生するドレン(凝縮水の水滴)を回収し、燃焼装置のケース外部に排出しなければならない。例えばマンション等の集合住宅等では、浴室30の外壁がベランダ等の共有部分に面していることが多く、液状のドレンを燃焼装置のケースの下部側に流出させてベランダ等に流出させると、利用者は非常に不快な思いをすることになる。そこで、例えば図3に示すように、ドレン中和器3を浴室30内に配置し、給湯器17等の燃焼装置から流出するドレンを、ドレンの中和剤入りのドレン中和器3を介して浴室30の排水口(浴室排水口15)に導くことが考えられる。
しかしながら、図4(a)、(b)に示す浴槽26と給湯器17との配置構成(浴槽26の短辺側に給湯器17が配置される構成)においては、Bに示す領域にシャワー41やカランの配管が配設されることが多いので、ドレン中和器3を設けることが可能な浴室内配設スペースは、同図のCに示すような、例えばその幅が20cm程度の狭いスペースである。また、前記バリアフリー化により、浴室底面を、図5に示した段差分だけ、例えば150mm程度高くして浴室内外で段差がない構造にすると、燃焼装置の下面から浴室底面までの高さスペースが小さくなってしまう。そのため、燃焼装置を長期に渡って利用する間に発生するドレンを中和できるだけの中和剤を収容可能なドレン中和器3を設けることが困難になるといった問題が生じる。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、たとえドレン中和器の浴室内配設スペースの幅や燃焼装置の下面から浴室底面までの高さスペースが小さくても、燃焼装置が使用される間の長期にわたってドレンを中和可能なドレン中和器とそのドレン中和器を用いた浴室構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、本発明のドレン中和器は、バーナの排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを中和するドレン中和器であって、前記ドレンを貯留して該ドレンを中和するドレン貯留室と、該ドレン貯留室の一方側の側部がわに設けられて該ドレン貯留室の側部がわから該ドレン貯留室にドレンを導入するドレン導入部と、前記ドレン貯留室の前記ドレン導入部と反対側となる他方側の側部がわにおいて前記ドレン導入部よりも下側の位置に設けられて前記ドレン貯留室内を通ったドレンを外部に排出するドレン排出部とを有し、前記ドレン貯留室は前記ドレン導入部よりも高い高位位置まで上方に伸設された縦長の形状を有して、その上端部から下端部まで固形の中和剤が充填されており、前記ドレン導入部配設部位近傍の前記ドレン貯留室の側壁と前記ドレン排出部配設部位近傍の前記ドレン貯留室の側壁はいずれも内側に凹む凹壁部と成して、前記ドレン貯留室は前記ドレン導入部配設部位近傍と前記ドレン排出部配設部位近傍の幅がその上側領域の幅よりも小さく形成され、前記ドレン貯留室は前記ドレン導入部より下側に形成されて該ドレン導入部から導入されたドレンが前記ドレン排出部に向けて通過するドレン通過領域と、該ドレン通過領域の上側に設けられて前記ドレンが通過しないドレン非通過領域とを有し、前記ドレン通過領域を通って前記ドレンが中和されることにより前記ドレン通過領域内の中和剤が減少すると前記ドレン非通過領域内の中和剤が前記ドレン通過領域内に自然落下して補填される構成と成している構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明のドレン中和器は、前記第1の発明の構成に加え、前記ドレン貯留室には該ドレン貯留室の上端から下端側に向けて伸設されて前記ドレン貯留室をドレン導入部側の水封室とドレン排出部側の排水室とに仕切る仕切り壁が設けられ、該仕切り壁の下端側には前記水封室と前記排水室とを連通する連通部が設けられており、前記水封室は前記ドレン導入部からドレンと共にドレン貯留室側に流れてくる排気をドレンによって水封して前記ドレン排出部側に流れることを防ぐ排気の水封室と成し、前記排水室のドレン非通過領域には、前記ドレン排出部を浴室排水口に導いたときに該浴室排水口の冠水により前記ドレン排出部が水封されても前記ドレンが前記ドレン貯留室からドレン導入部側に逆流することを防ぐ空気抜き穴が設けられていることを特徴とする。
さらに、第の発明のドレン中和器は、前記第1または第2の発明の構成に加え、前記ドレン導入部とドレン貯留室との連通部位とドレン排出部と前記ドレン貯留室との連通部位は、ドレンは通過できるが中和剤は通れないように狭く形成されていることを特徴とする。
さらに、第の発明のドレン中和器は、前記第1乃至第のいずれか一つの発明の構成に加え、前記ドレン導入部とドレン貯留室との連通部位に、ドレンは通過できるが中和剤は通れない広さの中和剤非充填ドレン通過領域が設けられていることを特徴とする。
さらに、第の発明のドレン中和器を用いた浴室構造は、浴室壁には壁穴が形成され、該壁穴には潜熱回収用熱交換器を備えた燃焼装置が設置されており、該燃焼装置の前面側を塞ぐ態様で浴槽が前記燃焼装置に近接して配置されており、前記浴槽と浴室壁面とにより形成されるデットスペースに請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載のドレン中和器が前記燃焼装置と近接して設けられ、該ドレン中和器のドレン導入部とドレン導出部が共に前記燃焼装置の下端部よりも下側となる態様で配置されて、前記燃焼装置の前記潜熱回収用熱交換器で発生するドレンが前記燃焼装置の底部側から浴室側に導出されて前記ドレン導入部から前記ドレン中和器に導入される構成と成しており、前記ドレン中和器の上端部が前記燃焼装置の下端部よりも上側となりドレン貯留室の下端面は浴室底面と非接触間隔を介して配置されていることを特徴とする。さらに、第6の発明のドレン中和器を用いた浴室構造は、前記第5の発明の構成に加え、前記ドレン中和器はポリプロピレン樹脂により形成されていることを特徴とする
本発明のドレン中和器は、燃焼装置の潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを貯留して該ドレンを中和するドレン貯留室が、ドレンの導入部とドレンの排出部よりも高く上方に伸設された高位位置に設けられており、該伸設領域がドレン非通過領域と成し、ドレンの導入部とドレンの排出部よりも下側のドレン貯留室はドレン通過領域と成している。このように、本発明のドレン中和器は、ドレン貯留室がドレン非通過領域とドレン通過領域とを有し、縦長に形成されていることから、ドレン通過領域が燃焼装置の下面よりも下側に配置されるようにすれば、たとえ燃焼装置の下面から浴室底面までの高さスペースが小さくてもドレン中和器を浴室内に無理なく配設することができ、かつ、ドレンの中和は可能となる。
また、本発明のドレン中和器は、前記ドレン貯留室に固形の中和剤が充填されており、前記ドレンの通過領域を通って前記ドレンが中和されることによりドレン通過領域内の中和剤が減少すると、前記ドレン非通過領域内の中和剤が前記ドレン通過領域内に自然落下して補填される構成と成しているので、本発明のドレン中和器は、たとえドレン中和器の浴室内配設スペースの幅や燃焼装置の下面から浴室底面までの高さスペースが小さくて、ドレン通過領域の容積が大きくとれなくても、ドレン中和により中和剤が使われて減少したときに、ドレン非通過領域内の中和剤により補うことができ、燃焼装置が使用される間の長期にわたってドレンを中和することができる。
また、本発明のドレン中和器において、ドレン貯留室が仕切り壁によってドレン導入部側の排気の水封室とドレン排出部側の排水室とに仕切られ、排水室と水封室とは仕切り壁の下端側の連通部により連通され、排水室のドレン非通過領域には浴室排水口の冠水により前記ドレン排出部が水封されたときに前記ドレンが前記ドレン貯留室からドレン導入部側に逆流することを防ぐ空気抜き穴が設けられているものにおいては、ドレン中和器のドレン排出部を浴室排水口に接続する構成としたときに、浴室排水口の冠水によりドレン排出部が水封されても、空気抜き穴によってドレン貯留室内の空気を外部に逃がすことができるので、排水室が気密状態にはならず、ドレンをドレン排出部から排出でき、ドレンがドレン貯留室からドレン導入部側に逆流することを防ぐことができる。
つまり、この構成のドレン中和器は、ドレンのドレン導入部側への逆流の危惧はなく、燃焼装置の潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを適宜中和して、中和されたドレンをドレン排出口から排出でき、例えば浴室排水口に導くことができる。
さらに、本発明のドレン中和器、ドレン導入部配設部位近傍のドレン貯留室の側壁とドレン排出部配設部位近傍のドレン貯留室の側壁はいずれも内側に凹む凹壁部と成していので、中和剤がドレン導入部やドレン排出部に落下することを凹壁部により防げるので、ドレン中和剤がドレン導入部やドレン排出部に詰まったり、無駄になったりすることを防ぐことができる。
さらに、本発明のドレン中和器において、ドレン導入部とドレン貯留室との連通部位とドレン排出部と前記ドレン貯留室との連通部位は、ドレンは通過できるが中和剤は通れないように狭く形成されているものにおいては、ドレン導入部やドレン排出部に、中和剤やゴミが詰まったりすることを防ぐことができ、ドレンの導入や排出をよりスムーズに行うことができる。
さらに、本発明のドレン中和器においてドレン導入部とドレン貯留室との連通部位に、ドレンは通過できるが中和剤は通れない広さの中和剤非充填ドレン通過領域が設けられているものにおいては、ドレン導入部から導入されるドレンを、中和剤非充填ドレン通過領域を通してドレン貯留室に導入することにより、ドレンをよりスムーズにドレン貯留室に導くことができる。
さらに、本発明の浴室構造によれば、本発明のドレン中和器を適用することにより、浴室の壁穴に設置された燃焼装置の前面側を塞ぐ態様で燃焼装置に近接して配置される浴槽と浴室壁面とにより形成されるデットスペースに、燃焼装置と近接してドレン中和器を配置でき、例えば燃焼装置の買い換え等により、浴室の壁穴に潜熱回収用熱交換器付きの燃焼装置を配置し、デットスペースにドレン中和器を配置して、燃焼装置による燃焼効率の良好な燃焼とドレンの適切な中和および排出とを両立できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態例の説明において、これまでの説明に示した例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略又は簡略化する。
図1(a)、(b)には、本発明に係るドレン中和器の一実施形態例の構成が浴室30に配置された状態で示されており、図2には、ドレン中和器3の拡大図が示されている。このドレン中和器3は、燃焼装置(ここでは給湯器17)の潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを中和するドレン中和器である。給湯器17は浴室30の壁穴22に配置されており、給湯器17の前面側を塞ぐ態様で、浴槽26が給湯器17に近接して配置されている。浴槽26と浴室壁面31とにより形成される、例えば幅Wが20cm程度のデットスペースCに、本実施形態例のドレン中和器3が給湯器17と近接して設けられ、固定部27で浴室壁面31にねじ止めされており、ドレン中和器3の下端面は、浴室底面と非接触間隔Uを介して配置されている。
本実施形態例のドレン中和器3を接続する燃焼装置として、様々な構成のものを適用できるが、ここでは、その一例の給湯器17について、図1(b)に基づいて簡単に説明する。なお、この図は、給湯器17の配管構成を省略して模式的に示している。この給湯器17は、横方向の長さが縦方向に長さよりも大きく形成されており、器具ケース40内には燃焼室20が設けられている。燃焼室20内には、バーナ1と、バーナ1の上側に配置されてバーナ1の燃焼ガス中の顕熱を回収するメインの熱交換器(一次熱交換器)4と、このメインの熱交換器4よりも前記燃焼ガスの流れの下流側に位置をずらして並設配置された潜熱回収用熱交換器(二次熱交換器)6とが設けられている。潜熱回収用熱交換器6は、燃焼ガスの顕熱および潜熱を回収する。
また、バーナ1の燃焼の給排気を行なう燃焼ファン5が設けられており、前記バーナ1にはバーナ1に燃料を供給するガス管(図示せず)が接続されている。この給湯器17は、燃焼ファン5の回転によって外部より吸気する空気を、図の矢印に示すように、送風室25を介してバーナ1に送り、この空気と、前記ガス管を通って供給されるガスとによってバーナ燃焼を行う。このバーナ燃焼により生じた燃焼ガスは、燃焼ファン5の回転によって、燃焼室20から排気口8側に送って排気される。
水供給源からの水が潜熱回収用熱交換器6に導かれ、この水が、潜熱回収用熱交換器6とメインの熱交換器4を順に通して加熱され、メインの熱交換器4の出口側に接続された給湯管(図示せず)を通して浴室30内のシャワー41の出湯口や台所等に導かれて給湯される。また、給湯管に浴槽26への注湯通路を接続することにより、浴槽26への自動湯張りが可能となり、追い焚き回路を設けることにより、浴槽湯水の追い焚きも可能となる。なお、バーナ1の燃焼と、燃焼ファン5の回転は、予め与えられたシーケンスプログラムにしたがって制御されるものであり、前記給湯や自動湯張り、追い焚き等の各動作については、周知であり、その説明は省略する。
前記潜熱回収用熱交換器6による燃焼ガスの潜熱回収は、水蒸気を含んだ燃焼ガスを飽和温度以下の低温伝熱面に接触させて燃焼ガス中の水蒸気を凝縮させることにより行われる。すなわち、水蒸気が凝縮する際に発生する凝縮潜熱を回収するものであり、通常は、燃焼ガスとして給湯器17等の燃焼系の外に排出されてしまう燃焼ガスの水蒸気の持つエンタルピーを回収するものである。
このように、潜熱回収用熱交換器6を備えた給湯器においては、バーナ1の燃焼による燃焼ガスが潜熱回収用熱交換器6を通るときに、潜熱回収用熱交換器6内の水管を通る水が、燃焼ガス中の水蒸気が保有している潜熱を奪って(潜熱を回収して)温度を高め、さらにメインの熱交換器4を通るときに、バーナ1の燃焼火力でもって加熱されて設定温度の湯が作り出されるので、バーナ1によって効率の良い加熱(例えば給湯器において、高位発熱量(総発熱量)ベースで熱効率が約90%以上となる加熱)ができる。
潜熱回収用熱交換器6で発生するドレン(凝縮水の水滴)は、例えば受け皿43にたまり、ドレン管44を介して器具ケース40の外部に排出されて本実施形態例のドレン中和器3に導入される。
ドレン中和器3は、ポリプロピレン等の樹脂により形成され、前記ドレンを貯留して該ドレンを中和するドレン貯留室14を有している。ドレン貯留室14の下端面は、給湯器17の下端面より20cm程度下側に位置し(図1(b)のHが20cm程度であり)、この下端面が浴室底面と非接触間隔Uを介して配置されており、ドレン貯留室14の奥行き(図1(b)のD)は、例えば4cm程度に形成されている。
ドレン貯留室14の一方側の側部がわには、ドレン貯留室14にドレンを導入するドレン導入部12が設けられており、ドレン導入部12は横向きに突出形成されている。また、ドレン貯留室14のドレン導入部12と反対側となる他方側の側部がわには、ドレン貯留室14を通ったドレンを外部に排水するドレン排出部13が、その先端側を下向きにして設けられている。ドレン導入部12とドレン排出部13は、共に、給湯器17の下面よりも下側に配置されており、ドレン導入部12の先端側とドレン排出部13の先端側との落差は約9cmと小さく形成されている。
図2の断面部分(図の左上端部)に示すように、ドレン貯留室14には複数の固形の中和剤7が互いに隙間を介して充填されている。ドレンは、燃焼ガス中の窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)等を含むため、pH2〜4の強酸性であるので、中和剤をドレンに混ぜて中和することが必要となる。本実施形態例では、炭酸カルシウムを粒状にしたものを中和剤7として適用しており、ドレンは、炭酸カルシウムと反応することで中性を示す硝酸カルシウムとなる。
ドレン貯留室14は、前記ドレン導入部12と前記ドレン排出部13よりも高く上方に伸設された高位位置に設けられており、この該伸設領域をドレン非通過領域19と成している。また、ドレン貯留室14は、ドレン導入部12とドレン排出部13よりも下側のドレン貯留室14をドレン通過領域18と成している。そして、このドレン通過領域18を通って前記ドレンが中和されることにより、ドレン通過領域18内の中和剤7が減少すると、前記ドレン非通過領域19内の中和剤7が前記ドレン通過領域18内に自然落下して補填される構成と成している。
また、ドレン貯留室14には該ドレン貯留室14の上端から下端側に向けて伸設されて前記ドレン貯留室14をドレン導入部12側の水封室9とドレン排出部13側の排水室10とに仕切る仕切り壁11が設けられ、該仕切り壁11の下端側には前記水封室9と前記排水室10とを連通する連通部16が設けられている。前記水封室9は、ドレン導入部12からドレンと共にドレン貯留室14側に流れてくる排気をドレンによって水封して前記ドレン排出部13側に流れることを防ぐ排気の水封室と成している。
なお、ドレンは、ドレン排出部13から浴室30内に流出させて排出してもよいが、本実施形態例では、ドレン排出部13から排出するドレンを、図1に示すように、管路29を介して浴室排水口15に導くようにしている。そして、前記排水室10のドレン非通過領域19に、浴室排水口15の冠水により前記ドレン排出部13が水封されたときでも、前記ドレンが前記ドレン貯留室14の水封室9側からドレン導入部12側に逆流することを防ぐ、空気抜き穴23を設けている。この空気抜き穴23近傍には凹壁部42が設けられており、この凹壁部42は、中和剤7の空気抜き穴23への落下を防ぐ壁部と成している。
また、ドレン導入部12の配設部位近傍のドレン貯留室14の側壁と、ドレン排出部13の配設部位近傍のドレン貯留室の側壁は、いずれも内側に凹む凹壁部32,33と成して、ドレン貯留室14は、前記ドレン導入部12の配設部位近傍とドレン排出部13の配設部位近傍の幅がその上側領域の幅よりも小さく形成されている。ドレン導入部12の配設部位近傍の凹壁部32は、中和剤7のドレン導入部12への落下を防ぐ壁部と成し、ドレン排出部13の配設部位近傍の凹壁部33は、中和剤7のドレン排出部13への落下を防ぐ壁部と成している。
さらに、本実施形態例では、ドレン導入部12とドレン貯留室14との連通部位34と、ドレン排出部13とドレン貯留室14との連通部位35は、共に、ドレンは通過できるが中和剤7は通れないように狭く形成されている。この狭く形成された部分の長さは10cm程度で長めであり、それにより、ドレン導入部12とドレン排出部13側への中和剤7の落下や、ゴミの詰まりを充分に防ぐ構成と成している。
また、ドレン導入部12とドレン貯留室14との連通部位には、ドレンは通過できるが中和剤7は通れない広さの中和剤非充填ドレン通過領域28が設けられており、この中和剤非充填ドレン通過領域28も、長手方向の長さが10cm程度に縦長に形成されている。なお、図2の図中、38は、中和剤7を詰めるときの入口部である。
本実施形態例は以上のように構成されており、ドレン中和器3の幅は約20cm弱であり、給湯器17の下面からドレン中和器3の下面までの長さも20cm程度であるので、ドレン中和器3の配設スペースの幅や給湯器17の下面から浴室底面までの高さスペースが小さくても、ドレン中和器3を配設できる。
なお、本実施形態例では、給湯器17の下面より下側にドレン導入部12とドレン排出部13とを設けて、これらより下側をドレン通過領域18と成しているので、ドレン通過領域18の高さも20cm程度であるが、このドレン通過領域18の容積は、ドレンが中和剤7と接触して中和されるのに必要な、最低限の容積と成しており、ドレン通過領域18を通してのドレンの中和は適切に行われる。
また、本実施形態例において、ドレンがドレン中和器3のドレン導入部12からドレン中和器3に導入されると、図2の破線部に示すように、中和剤非充填ドレン通過領域28を通ってドレン貯留室14の水封室9側のドレン通過領域18に入り、連通部19を通って排水室10のドレン通過領域18に導入され、ドレン排出部13から排出されるが、ドレンがドレン通過領域18を通ることで中和剤7による中和が行われて、ドレン通過領域18内の中和剤7が減少すると、前記ドレン非通過領域19内の中和剤7が前記ドレン通過領域18内に自然落下して補填される。
つまり、本実施形態例において、ドレン貯留室14のドレン通過領域18の容積は、大きくないが、このドレン通過領域18の上側のドレン非通過領域19にも中和剤7が充填されており、ドレン通過領域18の中和剤7が減少すると、ドレン非通過領域19側からの中和剤7の自然落下により中和剤7が補填されるので、ドレン通過領域18を通るドレンは、給湯器17が使用される間の長期にわたって適切に中和されて排出される。
また、本実施形態例では、ドレン導入部12とドレン貯留室14との連通部位34と、ドレン排出部13とドレン貯留室14との連通部位35を、ドレンは通過できるが中和剤7は通れないように狭く形成し、さらに、凹壁部32,33や中和剤非充填ドレン通過領域28を設けているので、ドレン非通過領域19側からドレン通過領域18側に自然落下する中和剤7がドレン導入部12やドレン排出部13に詰まってしまったり、ドレン導入部12やドレン排出部13にゴミが詰まってしまったりすることを防ぐことができ、ドレンの貯留と通過をスムーズに行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態例に限定されることはなく、様々な態様を採り得る。例えば、上記実施形態例では、空気抜き穴23を排水室10の側部上側に形成したが、図2の破線Aに示す位置等の、排水室10の上端側に形成してもよく、空気抜き穴23の形成箇所は適宜設定されるものである。
さらに、上記実施形態例では、ドレン導入部12とドレン貯留室14との連通部位34と、ドレン排出部13とドレン貯留室14との連通部位35が、ドレンは通過できるが中和剤7は通れないように狭く形成されていたが、連通部位34,35は必ずしも狭く形成しなくてもよく、例えば連通部位34,35にフィルタ等を介設することもできる。ただし、フィルタ等を設ける場合には、その交換等のメンテナンスが必要となる可能性があるので、フィルタ等を設けるよりも、上記狭い領域を形成する方が好ましい。
さらに、上記実施形態例では、ドレン導入部12とドレン貯留室14との連通部位には、ドレンは通過できるが中和剤7は通れない広さの中和剤非充填ドレン通過領域28を設けたが、この中和剤非充填ドレン通過領域28は省略することもできる。
さらに、ドレン中和器3は、ドレン導入部12とドレン排出部13と、これらよりも高く上方に伸設された高位位置に設けられた伸設領域を有するドレン貯留室14とを有するように、その大きさは適宜設定されるものである。また、ドレン貯留室14はドレン導入部12よりも高い高位位置まで上方に伸設された縦長の形状に形成されるが、例えば図2の鎖線Dに示すように、縦長形状のドレン貯留室14の横側にドレン通過領域18の一部突出させた形状にすることもできる。このようにすると、燃焼装置の下面から浴室底面までの高さスペースが、より一層小さい場合でも対応できる。
さらに、上記実施形態例では、ドレン貯留室14は仕切り壁11によって、排気の水封室9とドレンの排水室10とに区切られていたが、例えば燃焼装置側に排気の水封構成が設けられていれば、仕切り壁11を省略した形態とすることもできる。
さらに、上記説明は、ドレン中和器3を接続する燃焼装置として、給湯器17について説明したが、ドレン中和器3を接続する燃焼装置は給湯器とは限らず、風呂釜や、給湯器と風呂釜の両方の機能を備えた複合給湯器等、適宜の燃焼装置にドレン中和器3を接続することができる。
さらに、本発明のドレン中和器は、燃焼装置内に組み込んで設けることもできる。
本発明に係るドレン中和器の一実施形態例を浴室への配置状態で模式的に示す説明図である。 上記実施形態例のドレン中和器を模式的に示す説明図である。 燃焼装置にドレン中和器を接続して浴室内に配置する構成を説明するための模式図である。 浴室配置のドレン中和器の配置位置の制限を説明するための模式的な平面図である。 浴室底面がその外側よりも低く形成されているタイプの浴室構造を説明するための模式的な断面図である。 風呂設置スペースにバランス風呂釜と浴槽とを並設した浴室構造を説明するための模式的な断面図(a)、(b)と防熱板の斜視図(c)である。
符号の説明
1 バーナ
3 ドレン中和器
4 メインの熱交換器
5 燃焼ファン
6 潜熱回収用熱交換器
7 中和剤
9 水封室
10 排水室
11 仕切り壁
12 ドレン導入部
13 ドレン排出部
14 ドレン貯留室
15 浴室排水口
16 連通部
17 給湯器
18 ドレン通過領域
19 ドレン非通過領域
22 壁穴
23 空気抜き穴
28 中和剤非充填ドレン通過領域
30 浴室
31 浴室壁面
32,33 凹壁部

Claims (6)

  1. バーナの排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを中和するドレン中和器であって、前記ドレンを貯留して該ドレンを中和するドレン貯留室と、該ドレン貯留室の一方側の側部がわに設けられて該ドレン貯留室の側部がわから該ドレン貯留室にドレンを導入するドレン導入部と、前記ドレン貯留室の前記ドレン導入部と反対側となる他方側の側部がわにおいて前記ドレン導入部よりも下側の位置に設けられて前記ドレン貯留室内を通ったドレンを外部に排出するドレン排出部とを有し、前記ドレン貯留室は前記ドレン導入部よりも高い高位位置まで上方に伸設された縦長の形状を有して、その上端部から下端部まで固形の中和剤が充填されており、前記ドレン導入部配設部位近傍の前記ドレン貯留室の側壁と前記ドレン排出部配設部位近傍の前記ドレン貯留室の側壁はいずれも内側に凹む凹壁部と成して、前記ドレン貯留室は前記ドレン導入部配設部位近傍と前記ドレン排出部配設部位近傍の幅がその上側領域の幅よりも小さく形成され、前記ドレン貯留室は前記ドレン導入部より下側に形成されて該ドレン導入部から導入されたドレンが前記ドレン排出部に向けて通過するドレン通過領域と、該ドレン通過領域の上側に設けられて前記ドレンが通過しないドレン非通過領域とを有し、前記ドレン通過領域を通って前記ドレンが中和されることにより前記ドレン通過領域内の中和剤が減少すると前記ドレン非通過領域内の中和剤が前記ドレン通過領域内に自然落下して補填される構成と成していることを特徴とするドレン中和器。
  2. ドレン貯留室には該ドレン貯留室の上端から下端側に向けて伸設されて前記ドレン貯留室をドレン導入部側の水封室とドレン排出部側の排水室とに仕切る仕切り壁が設けられ、該仕切り壁の下端側には前記水封室と前記排水室とを連通する連通部が設けられており、前記水封室は前記ドレン導入部からドレンと共にドレン貯留室側に流れてくる排気をドレンによって水封して前記ドレン排出部側に流れることを防ぐ排気の水封室と成し、前記排水室のドレン非通過領域には、前記ドレン排出部を浴室排水口に導いたときに該浴室排水口の冠水により前記ドレン排出部が水封されても前記ドレンが前記ドレン貯留室からドレン導入部側に逆流することを防ぐ空気抜き穴が設けられていることを特徴とする請求項1記載のドレン中和器。
  3. ドレン導入部とドレン貯留室との連通部位とドレン排出部と前記ドレン貯留室との連通部位は、ドレンは通過できるが中和剤は通れないように狭く形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のドレン中和器。
  4. ドレン導入部とドレン貯留室との連通部位に、ドレンは通過できるが中和剤は通れない広さの中和剤非充填ドレン通過領域が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載のドレン中和器。
  5. 浴室壁には壁穴が形成され、該壁穴には潜熱回収用熱交換器を備えた燃焼装置が設置されており、該燃焼装置の前面側を塞ぐ態様で浴槽が前記燃焼装置に近接して配置されており、前記浴槽と浴室壁面とにより形成されるデットスペースに請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載のドレン中和器が前記燃焼装置と近接して設けられ、該ドレン中和器のドレン導入部とドレン導出部が共に前記燃焼装置の下端部よりも下側となる態様で配置されて、前記燃焼装置の前記潜熱回収用熱交換器で発生するドレンが前記燃焼装置の底部側から浴室側に導出されて前記ドレン導入部から前記ドレン中和器に導入される構成と成しており、前記ドレン中和器の上端部が前記燃焼装置の下端部よりも上側となりドレン貯留室の下端面は浴室底面と非接触間隔を介して配置されていることを特徴とするドレン中和器を用いた浴室構造。
  6. ドレン中和器はポリプロピレン樹脂により形成されていることを特徴とする請求項5記載のドレン中和器を用いた浴室構造
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