JP2014064343A - モータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定台数のモータを駆動および制御するためのモータ駆動ユニットを少なくとも1個備えるモータ駆動装置において、モータ駆動ユニット同士が連結されたときに装置に振動が加わっても、装置の共振を抑制することが可能なモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】所定台数のモータを駆動および制御するためのモータ駆動ユニット2を少なくとも1個備えるモータ駆動装置1では、モータ駆動ユニット2は、モータを駆動および制御するための回路が実装される回路基板と、回路基板が固定される基板固定部材5と、基板固定部材5が固定されるとともにモータ駆動装置1の上位装置へモータ駆動装置1を固定するための装置固定部材7と、回路基板および基板固定部材5の一部を覆うカバー部材6とを備えている。装置固定部材7には、あるモータ駆動ユニット2と他のモータ駆動ユニット2とを連結させるための平面状のユニット連結面7dが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータを駆動するモータ駆動装置に関する。
従来、同一機能を有する複数のモータ駆動ユニットを連結させることで構成された多軸モータ駆動装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の多軸モータ駆動装置では、各モータ駆動ユニットは、回路基板が固定されるケースと、ケースに固定されるとともに駆動装置設置ベースに固定されるバックプレートとを備えている。ケースは、アルミニウムの押し出し材で形成されている。このケースには、モータ駆動ユニット同士を連結させるための凹溝と凸状突起とが形成されており、あるモータ駆動ユニットのケースに形成される凹溝と、このモータ駆動ユニットに連結される他のモータ駆動ユニットにケースに形成される凸状突起とを係合させると、2つのモータ駆動ユニットが連結される。
特開平8−168293号公報
特許文献1に記載の多軸モータ駆動装置では、ケースに形成される凹溝と凸状突起とを係合させることで、モータ駆動ユニット同士を連結している。一般に、凹溝と凸状突起との間には隙間があるため、特許文献1に記載の多軸モータ駆動装置では、多軸モータ駆動装置に振動が加わると、各モータ駆動ユニットが個別に振動して、多軸モータ駆動装置が共振する可能性が高い。
そこで、本発明の課題は、所定台数のモータを駆動および制御するためのモータ駆動ユニットを少なくとも1個備えるモータ駆動装置において、モータ駆動ユニット同士が連結されたときに装置に振動が加わっても、装置の共振を抑制することが可能なモータ駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のモータ駆動装置は、所定台数のモータを駆動および制御するためのモータ駆動ユニットを少なくとも1個備えるモータ駆動装置であって、モータ駆動ユニットは、モータを駆動および制御するための回路が実装される回路基板と、回路基板が固定される基板固定部材と、基板固定部材が固定されるとともにモータ駆動装置の上位装置へモータ駆動装置を固定するための装置固定部材と、回路基板および基板固定部材の一部を覆うカバー部材とを備え、装置固定部材には、あるモータ駆動ユニットと他のモータ駆動ユニットとを連結させるための平面状のユニット連結面が形成されていることを特徴とする。
本発明のモータ駆動装置では、基板固定部材が固定される装置固定部材に、あるモータ駆動ユニットと他のモータ駆動ユニットとを連結させるための平面状のユニット連結面が形成されている。そのため、本発明では、あるモータ駆動ユニットのユニット連結面と、他のモータ駆動ユニットのユニット連結面とを当接させた状態で、ネジや溶接等によって、モータ駆動ユニット同士を連結させることが可能になる。したがって、本発明では、モータ駆動ユニット同士が連結されたときにモータ駆動装置に振動が加わっても、各モータ駆動ユニットが個別に振動するのを抑制することが可能になり、その結果、モータ駆動装置の共振を抑制することが可能になる。
本発明において、モータ駆動ユニットは、2個の装置固定部材を備え、2個の装置固定部材は、回路基板の厚さ方向に直交する所定の方向において、所定の間隔をあけた状態で配置されていることが好ましい。このように構成すると、2個の装置固定部材の間の隙間を利用して、回路基板に接続される配線を引き回すことが可能になる。したがって、連結されるモータ駆動ユニット間で配線を容易に引き回すことが可能になる。
本発明において、装置固定部材は、ユニット連結面が形成されるユニット連結部と、基板固定部材が固定される固定部材固定部と、カバー部材が固定されるカバー部材固定部と、上位装置に固定される被固定部とを備えるとともに、1枚の金属板が折り曲げられることで形成されていることが好ましい。このように構成すると、装置固定部材が1枚の金属板で形成されているため、モータ駆動装置の部品点数を削減して、モータ駆動装置の構成を簡素化することが可能になる。また、ユニット連結部、固定部材固定部、カバー部材固定部および被固定部が別体で形成されて一体化されている場合には、これらの各部材間の外れや位置ずれが生じるおそれがあるが、このように構成すると、かかるおそれがなくなる。
本発明において、たとえば、装置固定部材は、2個のユニット連結部を備え、ユニット連結部、固定部材固定部、カバー部材固定部および被固定部は、略矩形の平板状に形成され、固定部材固定部は、カバー部材固定部に略直交するように、カバー部材固定部の一辺を形成する第1辺部に繋がっており、被固定部は、カバー部材固定部に略直交するように、カバー部材固定部の、第1辺部に略平行な第2辺部に繋がっており、2個のユニット連結部は、固定部材固定部およびカバー部材固定部に略直交するように、カバー部材固定部に繋がる固定部材固定部の第3辺部に略直交する固定部材固定部の2個の第4辺部のそれぞれに繋がっている。
本発明において、装置固定部材は、ユニット連結部として、第1ユニット連結部および第2ユニット連結部の2個のユニット連結部を備え、ユニット連結部、固定部材固定部、カバー部材固定部および被固定部は、略矩形の平板状に形成され、固定部材固定部は、カバー部材固定部に略直交するように、カバー部材固定部の一辺を形成する第1辺部に繋がっており、被固定部は、カバー部材固定部に略直交するように、カバー部材固定部の、第1辺部に略平行な第2辺部に繋がっており、第1ユニット連結部および第2ユニット連結部は、固定部材固定部に略直交するように、カバー部材固定部に繋がる固定部材固定部の第3辺部に略平行な固定部材固定部の第5辺部に繋がっており、第1ユニット連結部と第3辺部との距離と、第2ユニット連結部と第3辺部との距離とが異なっており、第1ユニット連結部または第2ユニット連結部のいずれか一方は、他のモータ駆動ユニットの第1ユニット連結部または第2ユニット連結部のいずれか他方と連結可能になるように、固定部材固定部の、第3辺部に略直交する第4辺部よりも突出していても良い。
本発明において、ユニット連結部の端面の1つは、被固定部の、上位装置に当接する当接面と略同一平面状に配置されていることが好ましい。このように構成すると、被固定部の当接面と略同一平面状に配置されるユニット連結部の端面の1つを上位装置に当接させることが可能になる。したがって、モータ駆動装置の上位装置への取付状態を安定させることが可能になる。
本発明において、モータ駆動装置は、モータ駆動ユニットとして、回路基板に電力を供給する電源ユニットを有する電源付きモータ駆動ユニットを備え、電源付きモータ駆動ユニットの装置固定部材に電源ユニットが固定され、電源付きモータ駆動ユニットのカバー部材は、電源ユニットを覆っていることが好ましい。このように構成すると、電源ユニット用の装置固定部材やカバー部材を別途、設ける必要がなくなるため、モータ駆動装置の構成を簡素化することが可能になる。
本発明において、モータ駆動装置は、1個以上のモータ駆動ユニットと1個の電源付きモータ駆動ユニットとを備え、電源付きモータ駆動ユニットは、モータ駆動装置が有する全ての回路基板を接地するための接地板を備え、接地板は、その一部が電源付きモータ駆動ユニットのカバー部材から突出するように、電源付きモータ駆動ユニットの装置固定部材に固定されていることが好ましい。このように構成すると、各モータ駆動ユニットに接地板が設けられている場合と比較して、モータ駆動装置の部品点数を削減してモータ駆動装置の構成を簡素化することが可能になる。また、このように構成すると、各モータ駆動ユニットに接地板が設けられている場合と比較して、接地処理が容易になる。
本発明において、あるモータ駆動ユニットと他のモータ駆動ユニットとは、ユニット連結面が形成されるユニット連結部においてネジで互いに固定され、あるモータ駆動ユニットの、ユニット連結部である第3ユニット連結部、または、第3ユニット連結部に連結される他のモータ駆動ユニットの、ユニット連結部である第4ユニット連結部のいずれか一方には、ネジが挿通される挿通孔が形成され、第3ユニット連結部または第4ユニット連結部のいずれか他方には、ネジが螺合するネジ孔が形成されていることが好ましい。このように構成すると、挿通孔の中心とネジ孔の中心とがずれていても、第3ユニット連結部と第4ユニット連結部とをネジで互いに固定することが可能になる。すなわち、挿通孔の寸法精度やネジ孔の寸法精度が低くても、第3ユニット連結部と第4ユニット連結部とをネジで互いに固定することが可能になる。したがって、装置固定部材の製造コストを低減することが可能になる。
以上のように、本発明では、モータ駆動ユニット同士が連結されたときにモータ駆動装置に振動が加わっても、モータ駆動装置の共振を抑制することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるモータ駆動装置を正面側から示す斜視図である。 図1に示すモータ駆動装置を背面側から示す斜視図である。 図1に示すモータ駆動装置からカバー部材および装置固定部材を取り外した状態を正面側から示す斜視図である。 図1に示すモータ駆動装置からカバー部材および装置固定部材を取り外した状態を背面側から示す斜視図である。 図1に示すカバー部材の斜視図である。 図2に示す装置固定部材の斜視図である。 本発明の他の実施の形態にかかるモータ駆動装置を背面側から示す斜視図である。 図7に示す装置固定部材の斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(モータ駆動装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるモータ駆動装置1を正面側から示す斜視図である。図2は、図1に示すモータ駆動装置1を背面側から示す斜視図である。図3は、図1に示すモータ駆動装置1からカバー部材6および装置固定部材7を取り外した状態を正面側から示す斜視図である。図4は、図1に示すモータ駆動装置1からカバー部材6および装置固定部材7を取り外した状態を背面側から示す斜視図である。図5は、図1に示すカバー部材6の斜視図である。図6は、図2に示す装置固定部材7の斜視図である。
以下の説明では、互いに直交する3方向のそれぞれをX方向、Y方向およびZ方向とする。また、X方向を左右方向、Y方向を前後方向、Z方向を上下方向とする。さらに、X1方向側を「右」側、X2方向側を「左」側、Y1方向側を「前」側、Y2方向側を「後(後ろ)」側、Z1方向側を「上」側、Z2方向側を「下」側とする。また、X方向とY方向とから構成される平面をXY平面、Y方向とZ方向とから構成される平面をYZ平面、Z方向とX方向とから構成される平面をZX平面とする。
本形態のモータ駆動装置1は、産業用のサーボモータ(図示省略)を駆動および制御するための機器であり、1台のサーボモータを駆動および制御するためのモータ駆動ユニット2を少なくとも1個備えている。たとえば、モータ駆動装置1は、図1、図2に示すように、左右方向において互いに連結される3個のモータ駆動ユニット2を備えている。このモータ駆動装置1は、モータ駆動装置1が搭載される上位装置(図示省略)に取り付けられて使用される。具体的には、モータ駆動装置1は、上位装置の駆動装置設置部材に取り付けられて使用される。
モータ駆動ユニット2は、サーボモータを駆動および制御するための回路が実装される回路基板4と、回路基板4が固定される基板固定部材5と、回路基板4および基板固定部材5の一部を覆うカバー部材6と、基板固定部材5が固定されるとともに上位装置の駆動装置設置部材へモータ駆動装置1を固定するための2個の装置固定部材7とを備えている。
3個のモータ駆動ユニット2のうちの1個のモータ駆動ユニット2は、電源ユニット8を有する電源付きのモータ駆動ユニット(電源付きモータ駆動ユニット)2である。電源付きモータ駆動ユニット2は、モータ駆動装置1が有する全ての回路基板4(すなわち、3枚の回路基板4)を接地するための接地板9を備えている。この電源付きモータ駆動ユニット2は、モータ駆動装置1の左端に配置され、モータ駆動装置1の左端側部分を構成している。以下の説明では、電源付きモータ駆動ユニット2とそれ以外の2個のモータ駆動ユニット2とを区別して表す場合には、電源付きモータ駆動ユニット2を「モータ駆動ユニット2A」と表記し、それ以外の2個のモータ駆動ユニット2を「モータ駆動ユニット2B」と表記する。
回路基板4は、長方形の平板状に形成されている。この回路基板4は、その厚さ方向が左右方向と略一致するように配置されている。すなわち、回路基板4は、YZ平面と略平行に配置されている。回路基板4には、各種の電子部品が実装されている。また、回路基板4の前端側には、各種のコネクタ端子が実装されている。
基板固定部材5は、アルミニウム合金等の放熱性を有する放熱性材料で形成されている。この基板固定部材5は、略長方形の平板状に形成されるベース部5aと、装置固定部材7に固定される被固定部5bとを備えている。基板固定部材5は、ベース部5aの厚さ方向が左右方向と略一致するように配置されている。すなわち、ベース部5aは、YZ平面と略平行に配置されている。被固定部5bは、ベース部5aの後端から左側へわずかに突出する略長方形の平板状に形成されている。この被固部5bは、ZX平面と略平行に配置されている。
ベース部5aの左側面には、回路基板4が固定される基板固定部5cが形成されている。基板固定部5cは、ベース部5aの後端側に形成されている。また、基板固定部5cは、左側へ突出するように形成されている。基板固定部5cに固定される回路基板4の後端面は、被固定部5bに覆われている。ベース部5aの右側面には、複数の放熱用のフィン5dが形成されている。複数のフィン5dは、ベース部5aの前端側に形成されている。被固定部5bの下端側には、被固定部5bを装置固定部材7に固定するためのネジ10が挿通される挿通孔5eが形成されている。被固定部5bの上端側には、被固定部5bを装置固定部材7に固定するためのネジ(図示省略)の一部が配置されるU溝状の配置溝5fが形成されている。配置溝5fは、被固定部5bの上端から下側に向かって切り欠かれるように形成されている。
カバー部材6は、鋼板等の1枚の金属製の薄板が折り曲げられることで形成されている。このカバー部材6は、回路基板4および基板固定部材5の前面を覆う前面部6aと、回路基板4および基板固定部材5の上面を覆う上面部6bと、回路基板4および基板固定部材5の下面を覆う下面部6cとから構成されている。前面部6aは、ZX平面と略平行な略長方形状の平板状に形成され、上面部6bおよび下面部6cは、XY平面と略平行な略長方形状の平板状に形成されている。また、上面部6bは、前面部6aの上端に繋がり、下面部6cは、前面部6aの下端に繋がっている。すなわち、カバー部材6は、左右両側および後ろ側が開口する略四角溝状に形成されている。
前面部6aの右上端側には、前面部6aをベース部5aに固定するためのネジ11が挿通される挿通孔6dが形成されている。また、前面部6aには、回路基板4の前端側に実装される各種のコネクタ等を配置するための複数の開口部が形成されている。なお、前面部6aの右端側には、切欠き部6eが形成されており、ベース部5aの前面側の一部は、前面部6aに覆われていない。
上面部6bの左右両端側かつ後端側には、上面部6bを装置固定部材7に固定するためのネジ12の一部が配置されるU溝状の配置溝6fが形成されている。配置溝6fは、上面部6bの後端から前側に向かって切り欠かれるように形成されている。同様に、下面部6cの左右両端側かつ後端側には、下面部6cを装置固定部材7に固定するためのネジ12の一部が配置される配置溝6fが形成されている。配置溝6fは、下面部6bの後端から前側に向かって切り欠かれるように形成されている。また、上面部6bおよび下面部6cには、回路基板4等で発生した熱がカバー部材6の内側にこもるのを防止するための複数の貫通孔が形成されている。
モータ駆動ユニット2Aのカバー部材6の左右の幅は、モータ駆動ユニット2Bのカバー部材6の左右の幅よりも広くなっている。モータ駆動ユニット2Aのカバー部材6の前面部6aの左下端側には、電源ユニット8を構成する後述の基板固定部材19を固定するためのネジ13が挿通される挿通孔等が形成されている。以下の説明では、モータ駆動ユニット2Aのカバー部材6をモータ駆動ユニット2Bのカバー部材6と区別して表す場合には、モータ駆動ユニット2Aのカバー部材6を「カバー部材6A」と表記する。
装置固定部材7は、鋼板等の1枚の金属製の薄板(金属板)が折り曲げられることで形成されている。この装置固定部材7は、基板固定部材5が固定される固定部材固定部7aと、カバー部材6が固定されるカバー部材固定部7bと、上位装置の駆動装置設置部材に固定される被固定部7cと、モータ駆動ユニット2同士を連結させるための平面状のユニット連結面7dが形成される2個のユニット連結部7e、7fとから構成されている。
固定部材固定部7aおよび被固定部7cは、ZX平面と略平行な略長方形状の平板状に形成され、カバー部材固定部7bは、XY平面と略平行な略長方形状の平板状に形成され、ユニット連結部7e、7fは、YZ平面と略平行な略長方形状の平板状に形成されている。また、2個の装置固定部材7は、上下方向において、所定の間隔をあけた状態で配置されている。
上側に配置される装置固定部材7の固定部材固定部7aは、カバー部材固定部7bの前端から下側に向かって略直角に折れ曲がるように形成されている。すなわち、この固定部材固定部7aは、カバー部材固定部7bに略直交するように、略長方形状に形成されるカバー部材固定部7bの前側の一辺を構成する第1辺部7gに繋がっている。上側に配置される装置固定部材7の被固定部7cは、カバー部材固定部7bの後端から上側に向かって略直角に折れ曲がるように形成されている。すなわち、この被固定部7cは、カバー部材固定部7bに略直交するように、第1辺部7gに略平行でかつカバー部材固定部7bの後ろ側の一辺を構成する第2辺部7hに繋がっている。被固定部7cの後面は、駆動装置設置部材に当接する当接面7qとなっている。
上側に配置される装置固定部材7のユニット連結部7e、7fは、固定部材固定部7aの左右両端のそれぞれから後ろ側に向かって略直角に折れ曲がるように形成されている。すなわち、カバー部材固定部7bに繋がる固定部材固定部7aの上側の一辺を第3辺部とすると、このユニット連結部7e、7fは、固定部材固定部7aおよびカバー部材固定部7bに略直交するように、第3辺部に略直交する固定部材固定部7aの側辺部7j、7kのそれぞれに繋がっている。本形態では、上側に配置される装置固定部材7のユニット連結部7eは、左側に配置される側辺部7jに繋がり、ユニット連結部7fは、右側に配置される側辺部7kに繋がっている。左右方向におけるユニット連結部7eの左右方向の外側面は、ユニット連結面7dとなっている。なお、本形態の側辺部7j、7kは第4辺部である。
上側に配置される装置固定部材7の固定部材固定部7aの上端側には、ネジ10が螺合するネジ孔が形成されている。カバー部材固定部7bの左右両端側には、ネジ12が螺合するネジ孔7mが形成されている。上側に配置される装置固定部材7の被固定部7cの上端側には、被固定部7cを駆動装置設置部材に固定するためのネジ(図示省略)の一部が配置されるU溝状の配置溝7nが形成されている。配置溝7nは、被固定部7cの上端から下側に向かって切り欠かれるように形成されている。
ユニット連結部7eには、モータ駆動ユニット2同士を連結させるためのネジ14が螺合する2個のネジ孔7pが形成されている。2個のネジ孔7pは、上下方向に所定の間隔をあけた状態で形成されている。ユニット連結部7fには、ネジ14が挿通される2個の挿通孔7rが形成されている。2個の挿通孔7rのそれぞれは、上下方向において、2個のネジ孔7pのそれぞれと略同じ位置に形成されている。
左右方向におけるカバー部材固定部7bの幅は、被固定部7cの幅と等しくなっている。また、ユニット連結部7eのユニット連結面7dとユニット連結部7fのユニット連結面7dとの左右方向の距離は、左右方向におけるカバー部材固定部7bの幅と略等しくなっている。さらに、ユニット連結部7eのユニット連結面7dとユニット連結部7fのユニット連結面7dとの左右方向の距離は、左右方向におけるカバー部材6の最大幅と略等しくなっている。また、ユニット連結部7e、7fの後端面7sは、被固定部7cの当接面(後面)7qと略同一平面上に配置されている。
下側に配置される装置固定部材7は、上側に配置される装置固定部材7を上下反転させた状態で配置されている。すなわち、下側に配置される装置固定部材7では、固定部材固定部7aは、カバー部材固定部7bの前端から上側に向かって略直角に折れ曲がるように形成され、被固定部7cは、カバー部材固定部7bの後端から下側に向かって略直角に折れ曲がるように形成されている。また、下側に配置される装置固定部材7では、カバー部材固定部7bに繋がる固定部材固定部7aの第3辺部は固定部材固定部7aの下側の一辺を構成している。さらに、下側に配置される装置固定部材7では、固定部材固定部7aの側辺部7jは右側に配置され、側辺部7kは左側に配置されている。
モータ駆動ユニット2Aの装置固定部材7の左右の幅は、モータ駆動ユニット2Bの装置固定部材7の左右の幅よりも広くなっている。モータ駆動ユニット2Aの装置固定部材7には、電源ユニット8を構成する後述の基板固定部材19を固定するためのネジ15(図2参照)が螺合するネジ孔が形成されている。以下の説明では、モータ駆動ユニット2Aの装置固定部材7をモータ駆動ユニット2Bの装置固定部材7と区別して表す場合には、モータ駆動ユニット2Aの装置固定部材7を「装置固定部材7A」と表記する。
モータ駆動ユニット2Bの装置固定部材7では、被固定部7cの左右方向における略中心位置の1箇所に配置溝7nが形成されている。一方、装置固定部材7Aでは、被固定部7cの左右方向の両端側のそれぞれに配置溝7nが形成されている。また、装置固定部材7Aの固定部材固定部7aには、接地板9を固定するためのネジが螺合するネジ孔7u(2参照)が形成されている。
電源ユニット8は、電源回路が実装される電源基板18(図2参照)と、電源基板18が固定される基板固定部材19とを備えている。電源基板18は、長方形の平板状に形成されている。この電源基板18は、その厚さ方向が左右方向と略一致するように配置されている。電源基板18には、各種の電子部品が実装されている。
基板固定部材19は、略長方形の平板状に形成されるベース部19aと、装置固定部材7Aに固定される被固定部19bと、カバー部材6Aが固定されるカバー部材固定部19cとから構成されている。基板固定部材19は、ベース部19aの厚さ方向が左右方向と略一致するように配置されている。被固定部19bは、ベース部19aの後端から右側へわずかに突出する略長方形の平板状に形成されている。カバー部材固定部19cは、ベース部19aの前端から右側へわずかに突出する略長方形の平板状に形成されている。
被固定部19bの上端側には、ネジ15が挿通される挿通孔19eが形成されている。被固定部19bの下端側には、ネジ15の一部が配置されるU溝状の配置溝19fが形成されている。配置溝19fは、被固定部19bの下端から上側に向かって切り欠かれるように形成されている。カバー部材固定部19cの下端側には、ネジ13が螺合するネジ孔が形成されている。
電源ユニット8は、モータ駆動ユニット2Aの左端側で装置固定部材7に固定されており、基板固定部材19のベース部19aは、モータ駆動ユニット2Aの左側面を構成している。また、電源ユニット8の前面、上面および下面は、カバー部材6Aに覆われている。
接地板9は、略長方形の平板状に形成されている。この接地板9は、装置固定部材7Aの固定部材固定部7aに固定されている。接地板9の下端側は、図2に示すように、カバー部材6Aの下面部6cから突出している。
以上のように構成されたモータ駆動装置1では、右側に配置される一方のモータ駆動ユニット2の、上側に配置される装置固定部材7のユニット連結部7eのユニット連結面7dと、左側に配置される他方のモータ駆動ユニット2の、上側に配置される装置固定部材7のユニット連結部7fのユニット連結面7dとを当接させ、かつ、一方のモータ駆動ユニット2の、下側に配置される装置固定部材7のユニット連結部7fのユニット連結面7dと、他方のモータ駆動ユニット2の、下側に配置される装置固定部材7のユニット連結部7eのユニット連結面7dとを当接させた状態で、4本のネジ14を挿通孔7rに挿通しネジ孔7pに螺合させることで、モータ駆動ユニット2同士が連結されている。
すなわち、モータ駆動ユニット2同士は、ユニット連結部7e、7fにおいて、ネジ14によって互いに固定される。なお、本形態では、たとえば、右側に配置される一方のモータ駆動ユニット2のユニット連結部7eが第3ユニット連結部となっており、左側に配置される他方のモータ駆動ユニット2のユニット連結部7fが第4ユニット連結部となっている。
各モータ駆動ユニット2の回路基板4と電源ユニット8との間には、電源ユニット8から回路基板4へ電力を供給するための配線(図示省略)が引き回されている。また、各モータ駆動ユニット2の回路基板4と接地板9との間には、回路基板4を接地するための配線(図示省略)が引き回されている。これらの配線は、上側に配置される装置固定部材7と下側に配置される装置固定部材7との間に形成される隙間を利用して、引き回されている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、装置固定部材7に、モータ駆動ユニット2同士を連結させるための平面状のユニット連結面7dが形成されており、互いに連結される一方のモータ駆動ユニット2のユニット連結部7eのユニット連結面7dと他方のモータ駆動ユニット2のユニット連結部7fのユニット連結面7dとを当接させた状態で、ネジ14によってモータ駆動ユニット2同士が連結されている。そのため、本形態では、モータ駆動装置1に振動が加わっても、各モータ駆動ユニット2が個別に振動するのを抑制することが可能になり、その結果、モータ駆動装置1の共振を抑制することが可能になる。
本形態では、2個の装置固定部材7は、上下方向において、所定の間隔をあけた状態で配置されている。そのため、本形態では、上述のように、2個の装置固定部材7の間の隙間を利用して、各モータ駆動ユニット2の回路基板4と電源ユニット8との間、および、各モータ駆動ユニット2の回路基板4と接地板9との間で配線を引き回すことができる。したがって、本形態では、連結されるモータ駆動ユニット2間で配線を容易に引き回すことが可能になる。
本形態では、固定部材固定部7aとカバー部材固定部7bと被固定部7cと2個のユニット連結部7e、7fとから構成される装置固定部材7は、1枚の金属板が折り曲げられることで形成されている。そのため、本形態では、モータ駆動装置1の部品点数を削減して、モータ駆動装置1の構成を簡素化することが可能になる。また、固定部材固定部7aとカバー部材固定部7bと被固定部7cと2個のユニット連結部7e、7fとが別体で形成されて一体化されている場合には、これらの各部材間の外れや位置ずれが生じるおそれがあるが、本形態では、かかるおそれがなくなる。
本形態では、ユニット連結部7e、7fの後端面7sは、被固定部7cの当接面(後面)7qと略同一平面上に配置されている。そのため、本形態では、当接面7qとユニット連結部7e、7fの後端面7sとを上位装置の駆動装置設置部材に当接させることが可能になる。したがって、本形態では、モータ駆動装置1の駆動装置設置部材への取付状態を安定させることが可能になる。
本形態では、装置固定部材7Aに電源ユニット8が固定され、カバー部材6Aは、電源ユニット8の前面、上面および下面を覆っている。そのため、本形態では、電源ユニット8を固定するための装置固定部材や電源ユニット8を覆うためのカバー部材を別途、設ける必要がない。したがって、本形態では、モータ駆動装置1の部品点数を削減して、モータ駆動装置1の構成を簡素化することが可能になる。
本形態では、モータ駆動ユニット2Aに、モータ駆動装置1が有する全ての回路基板4を接地するための接地板9が設けられており、接地板9は、その下端側がカバー部材6Aの下面部6cから突出するように、装置固定部材7Aに固定されている。そのため、本形態では、各モータ駆動ユニット2に接地板9が設けられている場合と比較して、モータ駆動装置1の部品点数を削減してモータ駆動装置1の構成を簡素化することが可能になる。また、本形態では、各モータ駆動ユニット2に接地板9が設けられている場合と比較して、接地処理が容易になる。
本形態では、ユニット連結部7eにネジ孔7pが形成され、ユニット連結部7fに挿通孔7rが形成されている。そのため、本形態では、ネジ孔7pの中心と挿通孔7rの中心とがずれていても、ユニット連結部7eとユニット連結部7fとをネジ14で互いに固定することが可能になる。すなわち、本形態では、ネジ孔7pの寸法精度や挿通孔7rの寸法精度が低くても、ユニット連結部7eとユニット連結部7fとをネジ14で互いに固定することが可能になる。したがって、本形態では、装置固定部材7の製造コストを低減することが可能になる。
本形態では、カバー部材6および装置固定部材7は、金属製の薄板が折り曲げられることで形成されている。そのため、本形態では、上述した特許文献1に記載の多軸モータ駆動装置のように、ケースがアルミニウムの押し出し材で形成されている場合と比較して、モータ駆動装置1を軽量化することが可能になる。
(装置固定部材の変形例)
図7は、本発明の他の実施の形態にかかるモータ駆動装置1を背面側から示す斜視図である。図8は、図7に示す装置固定部材7の斜視図である。
上述した形態では、装置固定部材7のユニット連結部7e、7fは、YZ平面と略平行な略長方形状の平板状に形成されており、固定部材固定部7aの左右両端のそれぞれから後ろ側に向かって略直角に折れ曲がるように形成されている。この他にもたとえば、ユニット連結部7e、7fは、XY平面に略平行な略長方形状の平板状に形成されるとともに、カバー部材固定部7bに繋がる固定部材固定部7aの第3辺部7vに略平行な固定部材固定部7aの第5辺部7wから後ろ側に向かって略直角に折れ曲がるように形成されても良い。すなわち、このユニット連結部7e、7fは、固定部材固定部7aに略直交するように、第5辺部7wに繋がっていても良い。
この場合には、ユニット連結部7eと第3辺部7vとの上下方向の距離は、ユニット連結部7fと第3辺部7vとの上下方向の距離よりも短くなっている。また、上側に配置される装置固定部材7では、ユニット連結部7eが右側に配置され、ユニット連結部7fが左側に配置されている。左右方向におけるユニット連結部7eとユニット連結部7fとの間には、隙間が形成されている。また、上側に配置される装置固定部材7では、ユニット連結部7eの右端側に1個のネジ孔7pが形成され、ユニット連結部7fの左端側に1個の挿通孔7rが形成されている。
上側に配置される装置固定部材7では、ユニット連結部7eの下面は、ユニット連結面7dとなっており、ユニット連結部7fの上面は、ユニット連結面7dとなっている。モータ駆動ユニット2が連結された状態において、上側に配置される装置固定部材7では、連結される一方のモータ駆動ユニット2のユニット連結部7eの下面(すなわち、ユニット連結面7d)と、連結される他方のモータ駆動ユニット2のユニット連結部7fの上面(すなわち、ユニット連結面7d)とが当接している。
ユニット連結部7eの左右方向の外側端は、左右方向において、側辺部7kと一致している。一方、モータ駆動ユニット2同士が連結された状態において、連結される一方のモータ駆動ユニット2のユニット連結部7eのネジ孔7pと、連結される一方のモータ駆動ユニット2のユニット連結部7fの挿通孔7rが上下方向で重なるように、ユニット連結部7fは、側辺部7jよりも左右方向の外側へ突出している。
なお、この場合には、たとえば、ユニット連結部7eが第1ユニット連結部であり、ユニット連結部7fが第2ユニット連結部である。また、この場合であっても、上述した形態と同様に、ユニット連結部7e、7fの後端面7sは、被固定部7cの当接面7qと略同一平面上に配置されていることが好ましい。また、この場合には、各モータ駆動ユニット2の回路基板4と電源ユニット8との間で引き回される配線や、各モータ駆動ユニット2の回路基板4と接地板9との間で引き回される配線を支持する配線支持部材の取付孔がユニット連結部7e、7fに形成されても良い。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、ネジ14によってモータ駆動ユニット2同士が連結されている。この他にもたとえば、互いに連結される一方のモータ駆動ユニット2のユニット連結部7eのユニット連結面7dと他方のモータ駆動ユニット2のユニット連結部7fのユニット連結面7dとを当接させた状態で、ユニット連結部7eとユニット連結部7fとを溶接することによってモータ駆動ユニット2同士が連結されても良い。
上述した形態では、モータ駆動装置1は、モータ駆動ユニット2Aを含む3個のモータ駆動ユニット2によって構成されている。この他にもたとえば、モータ駆動装置1は、モータ駆動ユニット2Aを含む2個のモータ駆動ユニット2によって構成されても良いし、モータ駆動ユニット2Aを含む4個以上のモータ駆動ユニット2によって構成されても良い。また、モータ駆動装置1は、モータ駆動ユニット2Aのみによって構成されても良い。
上述した形態では、回路基板4および基板固定部材5の後面側に、上下方向に隙間をあけた状態で2個の装置固定部材7が配置されている。この他にもたとえば、2個の装置固定部材7に代えて、回路基板4および基板固定部材5の後面側の全体を覆う1個の装置固定部材が配置されても良い。ただし、回路基板4および基板固定部材5の後面側に上下方向に隙間をあけた状態で2個の装置固定部材7が配置される方がモータ駆動装置1を軽量化することが可能になる。
上述した形態では、モータ駆動ユニット2Aに電源ユニット8が設けられている。この他にもたとえば、各モータ駆動ユニット2に電源ユニット8が設けられても良い。また、モータ駆動ユニット2Aに電源ユニット8を設けずに、別途、電源ユニット8を設けても良い。また、上述した形態では、モータ駆動ユニット2Aに接地板9が設けられているが、各モータ駆動ユニット2に接地板9が設けられても良い。
上述した形態では、モータ駆動ユニット2は、1台のサーボモータを駆動および制御しているが、モータ駆動ユニット2は、たとえば、2台または3台の複数台のサーボモータを駆動および制御しても良い。
1 モータ駆動装置
2、2B モータ駆動ユニット
2A モータ駆動ユニット(電源付きモータ駆動ユニット)
4 回路基板
5 基板固定部材
6 カバー部材
6A カバー部材(電源付きモータ駆動ユニットのカバー部材)
7 装置固定部材
7A 装置固定部材(電源付きモータ駆動ユニットの装置固定部材)
7a 固定部材固定部
7b カバー部材固定部
7c 被固定部
7d ユニット連結面
7e、7f ユニット連結部
7g 第1辺部
7h 第2辺部
7j、7k 側辺部(第4辺部)
7p ネジ孔
7r 挿通孔
7q 当接面
7s 後端面(ユニット連結部の端面の1つ)
7v 第3辺部
7w 第5辺部
8 電源ユニット
9 接地板
14 ネジ
X 回路基板の厚さ方向

Claims (9)

  1. 所定台数のモータを駆動および制御するためのモータ駆動ユニットを少なくとも1個備えるモータ駆動装置であって、
    前記モータ駆動ユニットは、前記モータを駆動および制御するための回路が実装される回路基板と、前記回路基板が固定される基板固定部材と、前記基板固定部材が固定されるとともに前記モータ駆動装置の上位装置へ前記モータ駆動装置を固定するための装置固定部材と、前記回路基板および前記基板固定部材の一部を覆うカバー部材とを備え、
    前記装置固定部材には、ある前記モータ駆動ユニットと他の前記モータ駆動ユニットとを連結させるための平面状のユニット連結面が形成されていることを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記モータ駆動ユニットは、2個の前記装置固定部材を備え、
    2個の前記装置固定部材は、前記回路基板の厚さ方向に直交する所定の方向において、所定の間隔をあけた状態で配置されていることを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
  3. 前記装置固定部材は、前記ユニット連結面が形成されるユニット連結部と、前記基板固定部材が固定される固定部材固定部と、前記カバー部材が固定されるカバー部材固定部と、前記上位装置に固定される被固定部とを備えるとともに、1枚の金属板が折り曲げられることで形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のモータ駆動装置。
  4. 前記装置固定部材は、2個の前記ユニット連結部を備え、
    前記ユニット連結部、前記固定部材固定部、前記カバー部材固定部および前記被固定部は、略矩形の平板状に形成され、
    前記固定部材固定部は、前記カバー部材固定部に略直交するように、前記カバー部材固定部の一辺を形成する第1辺部に繋がっており、
    前記被固定部は、前記カバー部材固定部に略直交するように、前記カバー部材固定部の、前記第1辺部に略平行な第2辺部に繋がっており、
    2個の前記ユニット連結部は、前記固定部材固定部および前記カバー部材固定部に略直交するように、前記カバー部材固定部に繋がる前記固定部材固定部の第3辺部に略直交する前記固定部材固定部の2個の第4辺部のそれぞれに繋がっていることを特徴とする請求項3記載のモータ駆動装置。
  5. 前記装置固定部材は、前記ユニット連結部として、第1ユニット連結部および第2ユニット連結部の2個の前記ユニット連結部を備え、
    前記ユニット連結部、前記固定部材固定部、前記カバー部材固定部および前記被固定部は、略矩形の平板状に形成され、
    前記固定部材固定部は、前記カバー部材固定部に略直交するように、前記カバー部材固定部の一辺を形成する第1辺部に繋がっており、
    前記被固定部は、前記カバー部材固定部に略直交するように、前記カバー部材固定部の、前記第1辺部に略平行な第2辺部に繋がっており、
    前記第1ユニット連結部および前記第2ユニット連結部は、前記固定部材固定部に略直交するように、前記カバー部材固定部に繋がる前記固定部材固定部の第3辺部に略平行な前記固定部材固定部の第5辺部に繋がっており、
    前記第1ユニット連結部と前記第3辺部との距離と、前記第2ユニット連結部と前記第3辺部との距離とが異なっており、
    前記第1ユニット連結部または前記第2ユニット連結部のいずれか一方は、他の前記モータ駆動ユニットの前記第1ユニット連結部または前記第2ユニット連結部のいずれか他方と連結可能になるように、前記固定部材固定部の、前記第3辺部に略直交する第4辺部よりも突出していることを特徴とする請求項3記載のモータ駆動装置。
  6. 前記ユニット連結部の端面の1つは、前記被固定部の、前記上位装置に当接する当接面と略同一平面状に配置されていることを特徴とする請求項4または5記載のモータ駆動装置。
  7. 前記モータ駆動ユニットとして、前記回路基板に電力を供給する電源ユニットを有する電源付きモータ駆動ユニットを備え、
    前記電源付きモータ駆動ユニットの前記装置固定部材に前記電源ユニットが固定され、
    前記電源付きモータ駆動ユニットの前記カバー部材は、前記電源ユニットを覆っていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のモータ駆動装置。
  8. 1個以上の前記モータ駆動ユニットと1個の前記電源付きモータ駆動ユニットとを備え、
    前記電源付きモータ駆動ユニットは、前記モータ駆動装置が有する全ての前記回路基板を接地するための接地板を備え、
    前記接地板は、その一部が前記電源付きモータ駆動ユニットの前記カバー部材から突出するように、前記電源付きモータ駆動ユニットの前記装置固定部材に固定されていることを特徴とする請求項7記載のモータ駆動装置。
  9. ある前記モータ駆動ユニットと他の前記モータ駆動ユニットとは、前記ユニット連結面が形成されるユニット連結部においてネジで互いに固定され、
    ある前記モータ駆動ユニットの、前記ユニット連結部である第3ユニット連結部、または、前記第3ユニット連結部に連結される他の前記モータ駆動ユニットの、前記ユニット連結部である第4ユニット連結部のいずれか一方には、前記ネジが挿通される挿通孔が形成され、
    前記第3ユニット連結部または前記第4ユニット連結部のいずれか他方には、前記ネジが螺合するネジ孔が形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のモータ駆動装置。
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