JP2014064170A - 無線通信システム、無線送信装置および無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】非線形MIMO通信において、送信電力を抑制しつつ、信号検出性能を向上させることが可能な無線通信システム、無線送信装置および無線通信方法を提供する。
【解決手段】 直交周波数分割多重方式で変調された信号を非線形MIMO方式により無線通信する基地局において、摂動ベクトル加算による非線形プリコーディングを行う際に、モジュロ演算により同等の信号点と見なされる各信号点を展開した拡大された信号点配置は、所定の変調方式の信号点の単位信号点格子を、隣接しあう格子内の信号点が互いに単位信号点格子を鏡像反転した配置となるように、周期的に配された配置である。
【選択図】図6
【解決手段】 直交周波数分割多重方式で変調された信号を非線形MIMO方式により無線通信する基地局において、摂動ベクトル加算による非線形プリコーディングを行う際に、モジュロ演算により同等の信号点と見なされる各信号点を展開した拡大された信号点配置は、所定の変調方式の信号点の単位信号点格子を、隣接しあう格子内の信号点が互いに単位信号点格子を鏡像反転した配置となるように、周期的に配された配置である。
【選択図】図6
Description
この発明は、複数のアンテナを有する基地局と、端末装置の存在する無線通信システムに関し、より特定的には、MIMO(Multiple Input Multiple Output)通信の無線通信システムにおける送信ビームフォーミング技術に関連する、無線通信システム、無線送信装置および無線通信方法に関する。
近年、無線通信での容量増加や通信品質の向上を目的として研究され、複数のアンテナを使用することで性能を高める方法としてMIMO(Multi−Input Multi−Output;多入力多出力)技術がある。
MIMO技術は、その有効性から無線LAN(Local Area Network)(非特許文献1)や携帯電話(非特許文献2)など数多くの通信システムに採用されている。MIMO技術により高い効果を得るためには、一般にはMIMOを構成するアンテナ素子間の相関が低いこと、そのためには受信側の各アンテナ素子に到来する信号の伝搬路による位相や振幅の変化が出来るだけ独立となる事が望まれる。
しかし、送受信のアンテナが互いに見通しとなる環境などでは信号の強い直接波が支配的となり反射波の影響が相対的に減ることから伝搬経路の多様性が失われMIMOの効果が減ることがある。携帯電話等のシステムにおいて周波数の有効利用のために小セル化が行われるとより一層その可能性が高まる。
また、複数のユーザを対象としたMIMO技術として、マルチユーザMIMO技術が提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。マルチユーザMIMOは、基地局(またはアクセスポイント)側に多数のアンテナ素子をもたせるとともに、端末側は比較的少数のアンテナ素子をもたせ、基地局と複数の端末とで同時に仮想的なMIMOチャネルを形成するものである。
また、複数のユーザを対象としたMIMO技術として、マルチユーザMIMO技術が提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。マルチユーザMIMOは、基地局(またはアクセスポイント)側に多数のアンテナ素子をもたせるとともに、端末側は比較的少数のアンテナ素子をもたせ、基地局と複数の端末とで同時に仮想的なMIMOチャネルを形成するものである。
つまり、マルチユーザMIMO送信技術とは、送信局側において複数の送信アンテナから同一周波数同一タイミングで異なる独立な信号を複数の通信相手装置に送信し、複数の通信相手装置に接続されている受信アンテナ全体を巨大な受信アレーとみなして複数ユーザへの同時通信と周波数利用効率の向上を図る技術である。携帯電話システムの下りリンクにおいては、端末機器の大きさからアンテナ素子数が制限される事が多くMIMOによる空間多重効果に限界が生じるが、同一周波数・同一時刻で、複数の端末装置に信号を送信する下りリンクMU−MIMO(Multi−User MIMO)システムは、この様な状況でも大きな伝送容量を達成できる。
このようなマルチユーザMIMOの手法は、たとえば、LTE(Long Term Evolution)や、LTE−A(Long Term Evolution Advanced;LTEの拡張)でも採用されている。(非特許文献3参照)
このようなマルチユーザMIMO技術には、線形MU−MIMO方式と非線形MU−MIMO方式とが知られている。
このようなマルチユーザMIMO技術には、線形MU−MIMO方式と非線形MU−MIMO方式とが知られている。
下りリンクにおいて、線形MU−MIMO方式は、基地局装置が送信信号に線形フィルタを乗算して(線形プリコーディング)、端末装置を空間多重する技術である。
一方で、非線形MU−MIMO方式としては、たとえば、VP(Vector Perturbation)MU−MIMO方式がある(非特許文献4参照)。
VP MU−MIMOシステムでは、端末装置が受信信号にModulo演算(剰余演算またはモジュロ演算)という演算を施す。モジュロ演算とは、信号点平面において、モジュロ幅という所定の間隔の整数倍だけ平行移動した点を同じ信号点と見なす処理である。
端末装置が複数の信号点を同一と見なすことは、基地局装置にとってみると、送信信号を選択するときの自由度が高くなることを意味する。基地局装置では、この自由度を利用して、より低電力で送信できる点を選択して送信する。結果として、VP MU−MIMOシステムでは、線形MU−MIMOシステムと比較して電力効率が向上する。
基地局BSは、VP MU−MIMO方式の通信を行う場合、以下の二つの手順によって送信信号を生成する。
1. 適切に選択したModulo幅(以下、「モジュロ幅」)の整数倍の信号(摂動ベクトル)を所望信号に加算する。
2.線形プレコーディングと同じ処理によりMT同士の干渉を除去する。
このとき、加算する信号を摂動ベクトル(Perturbation Vector)という。この摂動ベクトルを全移動端末宛の信号と伝搬路状態を考慮して適切に選ぶと、送信電力を抑圧することができる。VP MU−MIMO方式は線形プリコーディングと同じ線形フィルタを用いるものの、摂動ベクトルの加算という非線形処理を施しているため、非線形処理に分類される。
なお、上述したようなモジュロ演算を行う非線形方式としては、他に、THP(Tomlinson Harashima Precoding)方式も知られている(非特許文献5参照)。
(非線形プリコーディング法:VP法)
以下では、非特許文献4の記載に基づいて、VP法におけるモジュロ演算について、簡単に説明する。このような「非線形プリコーディング法」については、たとえば、特許文献4にも開示がある。
以下では、非特許文献4の記載に基づいて、VP法におけるモジュロ演算について、簡単に説明する。このような「非線形プリコーディング法」については、たとえば、特許文献4にも開示がある。
VP法における非線形プリコーディングでは、モジュロ幅τの間隔で並ぶ信号点の中から、後述する総送信電力を規格化するための係数γが最小となるように、送信信号ベクトルの各成分の実数部及び虚数部に、それぞれモジュロ幅の整数倍の成分を持つ摂動信号を付加する。γの値を小さくすることができれば、平均受信SNRを高め、通信品質を向上させることができる。
より詳しく説明すると、送信側の基地局BSにおいては、送信される原信号ベクトルXに対して、ダーティペイパーコーディング(DPC)に基づく、以下のような演算処理行われ、ベクトルXmodが算出される。
このようなベクトルXmodに対して、特に限定されないが、たとえば、MMSE法によりビーム形成演算を行うこととすると、送信信号Zは、以下のように算出される。
このような信号検出性能の劣化を抑制するために、摂動ベクトルに応じた摂動ビットを加算して送信ビットを生成する技術も提案されている(特許文献5を参照)。
IEEE802.11n Standard
3GPP Standard 36.211 Physical channels and modulation
3GPP Technical Specification 36.211 v8.9.0
Hochwald, B.M. et al., "A vector-perturbation technique for near-capacity multiantenna multiuser communication-part II: perturbation",IEEE Transactions on Communications, vol.53, no.3, pp. 537-544, March 2005;Kusume et al. (2007)
H. Harashima and H. Miyakawa, "Matched-Transmission Technique for Channels With Intersymbol Interference", IEEE Transactions On Communications, Vol. Com-20, No. 4, pp. 774-780, August 1972.
上述したように、モジュロ演算を使用する非線形MIMO技術では、QPSKやQAMなどのデジタル変調で使用する信号点を本来配置される空間の外側も使用する事で整数n倍に増やし、これらのn個の信号点の中から適切な信号点を選択して使用する事で、MIMOの性能劣化を防いでいる。しかし、この操作では本来信号点を配置する空間と増加させた信号点が存在する空間との境界までの距離γを受信側で知る必要があり、この推定誤差が性能劣化の原因となる。
上述したような摂動ビットを付加する構成では、必然的に演算量の増大をもたらすので、より簡易な構成で、信号検出性能を向上させることが望ましい。
本発明の目的は、非線形MIMO通信において、送信電力を抑制しつつ、信号検出性能を向上させることが可能な無線通信システム、無線送信装置および無線通信方法を提供することである。
この発明のある局面に従うと、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間で、所定の変調方式で変調された信号を非線形MIMO(Multiple Input Multiple Output)方式により無線通信する無線通信システムであって、第1の無線通信装置は、複数の第1のアンテナと、第2の無線通信装置に対する伝送路のチャネル状態に基づいて、アンテナ指向性を制御するためのプリコーディング処理を実行するプリコーディング部と、プリコーディング部の出力を複数の第1のアンテナから所定の変調方式で送信するための送信処理部とを備え、プリコーディング部が、摂動ベクトル加算による非線形プリコーディングを行う際に、モジュロ演算により同等の信号点と見なされる各信号点を展開した拡大された信号点配置は、所定のコンスタレーションの信号点の単位信号点格子を、隣接しあう格子内の信号点が互いに単位信号点格子を鏡像反転した配置となるように、周期的に配された配置であり、第2の無線通信装置は、第2のアンテナと、第1の無線通信装置からの信号を所定の変調方式に対する復調処理を実行して受信するための受信処理部と、受信処理部からの信号からモジュロ演算のモジュロ幅を推定し、推定されたモジュロ幅により鏡像反転した単位信号点格子の反転を元に戻すための操作を行うとともにモジュロ演算を行うモジュロ処理部と、モジュロ演算された信号に対して所定のコンスタレーションに基づく復号処理を行うための復号処理部とを備える。
好ましくは、非線形MIMO方式は、VP(Vector Perturbation)法である。
この発明の他の局面に従うと、端末との間で、所定の変調方式で変調された信号を非線形MIMO方式により無線通信する無線送信装置であって、複数のアンテナと、端末に対する伝送路のチャネル状態に基づいて、アンテナ指向性を制御するためのプリコーディング処理を実行するプリコーディング部と、プリコーディング部の出力を複数のアンテナから所定の変調方式で送信するための送信処理部とを備え、プリコーディング部が、摂動ベクトル加算による非線形プリコーディングを行う際に、摂動ベクトル加算により同等の信号点と見なされる各信号点を展開した拡大された信号点配置は、所定のコンスタレーションの信号点の単位信号点格子を、隣接しあう格子内の信号点が互いに単位信号点格子を鏡像反転した配置となるように、周期的に配された配置である。
好ましくは、非線形MIMO方式は、VP法である。
この発明のさらに他の局面に従うと、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間で、所定の変調方式で変調された信号を非線形MIMO方式により無線通信する無線通信方法であって、第1の無線通信装置が、第2の無線通信装置に対する伝送路のチャネル状態に基づいて、アンテナ指向性を制御するためのプリコーディング処理を実行するステップと、第1の無線通信装置が、プリコーディング処理後の信号を複数の第1のアンテナから所定の変調方式で送信するステップとを備え、プリコーディング処理を実行するステップにおいて、摂動ベクトル加算による非線形プリコーディングを行う際に、摂動ベクトル加算により同等の信号点と見なされる各信号点を展開した拡大された信号点配置は、所定のコンスタレーションの信号点の単位信号点格子を、隣接しあう格子内の信号点が互いに単位信号点格子を鏡像反転した配置となるように、周期的に配された配置であり、第2の無線通信装置が、第1の無線通信装置から第2のアンテナにより受信した信号を所定の変調方式に対する復調処理を実行して受信するステップと、第2の無線通信装置が、所定の変調方式に対する復調処理を実行された信号からモジュロ演算のモジュロ幅を推定し、推定されたモジュロ幅により鏡像反転した単位信号点格子の反転を元に戻すための操作を行うとともにモジュロ演算を行うステップと、第2の無線通信装置が、モジュロ演算された信号に対して所定のコンスタレーションに基づく復号処理を行うステップとを備える。
好ましくは、非線形MIMO方式は、VP法である。
本発明の無線通信システム、無線送信装置および無線通信方法によれば、非線形MIMO通信において、送信電力を抑制しつつ、演算量を抑制して、信号検出性能を向上させることが可能である。
以下、本発明の実施の形態の無線通信システムについて、図に従って説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素および処理工程は、同一または相当するものであり、必要でない場合は、その説明は繰り返さない。
また、以下の説明では、上述したLTE−Advancedで採用されるMU−MIMO方式の送受信の構成を基本的な構成として、例にとって説明することとするが、本発明は、このような場合に限定されることなく、MIMO通信において、モジュロ演算を利用する非線形MIMO方式に適用することが可能である。
(無線通信システムの概要)
図1は、実施の形態の無線通信システム10の構成を説明するための機能ブロック図である。
図1は、実施の形態の無線通信システム10の構成を説明するための機能ブロック図である。
図1を参照して、送信側の基地局1000は、送信信号をデジタル信号として符号化するなどの処理を行う信号処理部1200と、符号化された信号をアナログ信号へと変換して高周波信号にアップコンバートし、アンテナ1002−1〜1002−8から送信するためのRF処理部1100とを備える。
ここで、図1では、例として、基地局1台、移動局(ユーザ端末)4台による8×8MIMO構成を示しており、基地局1000には、アンテナが8本設けられている。基地局のアンテナ本数や、移動局の台数については、このような数に限定されるものでなない。
図1においては、RF処理部1100と信号処理部1200との間の信号伝達は、光通信で行われる構成となっている。信号伝達の方式も、光通信に限定されることなく、たとえば、RF処理部1100と信号処理部1200とが1つの筐体内に収められて、電気的な信号で信号の授受が行われる構成であってもよい。
また、基地局1000においては、RF処理部1100は、アンテナ1002−1〜1002−8により受信した信号をダウンコンバートして、デジタル信号に変換する受信処理も実行し、信号処理部1200は、RF処理部1100からの信号をデジタル信号として復号処理化するなどの処理も行う。
すなわち、RF処理部1100は、アンテナ1002−1〜1002−8にそれぞれ対応して設けられ、高周波信号の送受信のフロントエンドとして機能するRF部1102−1〜1102−8と、RF部1102−1〜1102−8にそれぞれ対応して設けられ、送信号をデジタルアナログ変換し、受信信号をアナログデジタル変換するためのA/DおよびD/A変換部1104−1〜1104−8と、信号処理部1200とそれぞれ光通信で信号の授受を行うための光インタフェース(光I/F)部1106−1〜1106−8とを備える。
信号処理部1200は、RF処理部1100とそれぞれ光通信で信号の授受を行うための光I/F部1202−1〜1202−8と、光I/F部1202−1〜1202−8にそれぞれ対応して設けられ、送信信号の符号化や受信信号の復号化のデジタル信号処理を実行するための信号プロセッサ1204−1〜1204−8とを備える。
信号プロセッサ1204−1〜1204−8の構成については、後述する。
一方、受信側のユーザ端末(移動局)2000−1〜2000−4は、それぞれ、基本的に同様の構成を有するので、以下では、ユーザ端末2000−1の構成について説明する。
ユーザ端末2000−1は、送信信号をデジタル信号として符号化するなどの処理を行う信号処理部2200−1と、符号化された信号をアナログ信号へと変換して高周波信号にアップコンバートし、2本のアンテナ2002−1〜2002−2から送信するためのRF処理部2100−1とを備える。また、ユーザ端末2000−1においても、RF処理部2100−1は、アンテナ2002−11〜2002−12により受信した信号をダウンコンバートして、デジタル信号に変換する受信処理も実行し、信号処理部2200−1は、RF処理部2100−1からの信号をデジタル信号として復号処理化するなどの処理も行う。
図1では、例として、ユーザ端末2000−1でも、RF処理部2100−1と信号処理部2200−1との間の信号伝達は、光通信で行われる構成となっている。
基地局1000の側と同様に、RF処理部2100−1は、アンテナ2002−11〜2002−12にそれぞれ対応して設けられ、高周波信号の送受信のフロントエンドとして機能するRF部2102−11〜2102−12と、RF部1102−11〜1102−12にそれぞれ対応して設けられ、送信号をデジタルアナログ変換し、受信信号をアナログデジタル変換するためのA/DおよびD/A変換部2104−11〜2104−12と、信号処理部1200とそれぞれ光通信で信号の授受を行うための光I/F部2106−11〜2106−12とを備える。
信号処理部2200−1は、RF処理部2100−1とそれぞれ光通信で信号の授受を行うための光I/F部2202−11〜2202−12と、光I/F部2202−11〜2202−12にそれぞれ対応して設けられ、送信信号の符号化や受信信号の復号化のデジタル信号処理を実行するための信号プロセッサ2204−11〜2204−12とを備える。
信号プロセッサ2204−11〜2204−12の構成については、後述する。
(送信側信号プロセッサの構成)
図2は、基地局1000における信号プロセッサ1204(以下、信号プロセッサ1204−1〜1204−8を総称するときは、信号プロセッサ1204と呼ぶ)の構成を説明するための機能ブロック図である。
(送信側信号プロセッサの構成)
図2は、基地局1000における信号プロセッサ1204(以下、信号プロセッサ1204−1〜1204−8を総称するときは、信号プロセッサ1204と呼ぶ)の構成を説明するための機能ブロック図である。
なお、以下、マルチキャリアによる直交周波数分割多重 (OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を例にとって説明するが、以下に説明する摂動ベクトルの加算の処理は、シングルキャリアの場合に適用することも可能である。
図2を参照して、信号プロセッサ1204は、受信データに対して、OFDM変調方式に対する復調処理(以下、「OFDM復調処理」と呼ぶ)を実行するOFDM復調部1210を備え、復調後の信号は、REデマッパ部1212において、リソースエレメントにデマッピングされる。デマッピングされた情報には、リファレンス信号C−RSが含まれる。
アップリンクチャネル評価部1214は、リファレンス信号C−RSによりチャネル状態情報CSIを取得する。
信号分離部1216は、チャネル状態情報CSIを参照して、各アンテナからの信号に重みづけを行い、複数系統の信号のうちから所望の信号を分離する。レイヤデマッピング部1218により、各ストリームに対応する信号にデマッピングされ後、復調部1220で、たとえば、QAMに変調されていた信号が復号される。デスクランブル処理部1222でデスクランブルされた信号は、チャネル復号部1224により、誤り検出・誤り訂正などの処理が実行される。
フィードバック情報抽出部1226は、チャネル復号化された信号から、端末側で所定の基準に基づいて適切なプリコーディングウェイトとして選択されたウェイト行列に関してフィードバックされた情報を抽出する。
チャネル符号化部1230は、たとえば、送信するデータに、誤り検出・誤り訂正のための符号化を行い、スクランブル処理部1232がスクランブル処理をした後、変調部1234は、たとえば、信号をQAM変調する。
レイヤマッピング部1236により複数ストリームをマッピングした信号と、参照信号生成部1238が生成したチャネル推定用の参照信号DM−RSとに対して、プリコーディング部1240により、後述するように修正された「拡大された信号点配置」に基づいき、VP法における摂動ベクトルが加算され、プリコーディング処理が行われる。
さらに、プリコーディング後の信号に、参照信号生成部1238が生成した端末側でのチャネル品質の評価用の参照信号C−RS,CSI−RSや同期信号などが、REマッパ1242によりリソースエレメントにマッピングされた後、OFDM変調部1244によりOFDM信号として変調処理がなされる。
なお、プリコーディング部1240で行われるプリコーディング処理において、修正された「拡大された信号点配置」に基づいて実行される摂動ベクトルの加算の処理については、後に詳しく説明する。
図3は、ユーザ端末2000における信号プロセッサ2204(以下、信号プロセッサ2204−11〜2204−42を総称するときは、信号プロセッサ2204と呼ぶ)の構成を説明するための機能ブロック図である。
図3を参照して、信号プロセッサ1204は、受信データのパイロット信号によりフレーム同期を行うためのフレーム同期部2204と、受信データに対して、フレーム同期部2204の生成するタイミングに基づいてOFDM復調処理を実行するOFDM復調部2202とを備え、復調後の信号は、REデマッパ部2206において、リソースエレメントにデマッピングされる。デマッピングされた情報には、リファレンス信号CSI−RSおよび参照信号DM−RSが含まれる。
ダウンリンクチャネル評価部2220は、リファレンス信号CSI−RSによりチャネル状態情報CSIやノイズパワー、信号パワーなどを取得する。一方で、タウ評価部2208は、REデマッパ2206でデマッピングされた参照信号DM−RSにより、モジュロ演算におけるモジュロ幅τを評価し、モジュロ処理部2210は、評価されたモジュロ幅τによりモジュロ演算が行われる。
モジュロ演算された結果に対して、レイヤデマッピング2212が、各レイヤへのデマッピング処理を行った後に、復調部2214において、たとえば、QAM変調されていた信号が復調され、デスクランブル処理部2216で、デスクランブルされる。
デスクランブルされた信号には、チャネル復号部2218において、誤り検出・誤り訂正などの処理が実行される。
後述するように、プリコーディング部1240での修正された処理に対応して、モジュロ処理部2210で行われるモジュロ演算において、従来のモジュロ演算を修正した処理が実行される。
フィードバック情報挿入部2222は、ダウンリンクチャネル評価部2220での評価結果に応じて、適切なプリコーディングウェイトとして選択されたウェイト行列に関してのフィードバックされた情報を生成する。
チャネル符号化部2224は、たとえば、送信するデータに、誤り検出・誤り訂正のための符号化を行い、スクランブル処理部2226がスクランブル処理をした後、変調部2228は、たとえば、信号をQAM変調する。
レイヤマッピング部2230により複数ストリームをマッピングした信号と、参照信号生成部2232が生成したチャネル推定用の参照信号DM−RS、チャネル品質の評価用の参照信号C−RS,CSI−RSや同期信号などが、REマッパ2234によりリソースエレメントにマッピングされた後、OFDM変調部2236によりOFDM信号として変調処理がなされる。
(修正されたモジュロ演算処理)
図4は、修正前のモジュロ演算の概念を説明する概念図である。
図4は、修正前のモジュロ演算の概念を説明する概念図である。
概念の説明のための一例として、16QAMを例にとる。
16QAMでは、16個の信号点を使用している。図4(a)に示すように、以降の説明のために、16個の信号点の角に位置する4点の信号点をそれぞれ○(0011)、△(0111)、□(1011)、星形(1111)で表す。
VP法のようにモジュロ演算を行う場合、モジュロ幅τを格子サイズとした周期で、データは、何れも同じ意味を持つ複数の信号点候補が用意される。
図4(b)では、モジュロ演算の結果、中央の1つの格子サイズ内の16の信号点それぞれに9箇所の候補があることになる。これらの候補のうち,受信側でのストリーム間信号点分離がもっとも容易と考えられる箇所(信号点)が、選択され使用されることになる。
図5は、図4に示す信号点配置に対して、摂動ベクトル加算をしたものを受信した際の復調処理の概念を説明するための図である。
図5に示すように、受信時には,別に送られる参照信号等から格子サイズτ’を推定し、これを商としたモジュロ演算により、摂動ベクトル加算前の信号点を特定して復調する。
しかしながら、実際の受信処理では、モジュロ幅の推定値τ´の本来のモジュロ幅τに対する推定誤差により誤りが発生することになる。
たとえば、図5においては、本来のモジュロ幅τに対して、推定されたモジュロ幅τ´が小さく推定されている。このため、図5でPAで示すように、格子の境界近傍に存在する□で示される信号の一部は、○で示される信号として復調されエラーとなる。また、PBに示すように、星形で示される信号の一部は、△で示される信号に復調されエラーとなる。また、PCに示すように、星形で示される信号の大半が違う値に復調され、エラーとなる。
すなわち、図5に示すように、信号配置に修正を行う前では、受信側で推定する折り返し境界(τ)の推定誤差が復調時のエラーに直結してしまうことになる。
図6は、修正後の信号配置を示す概念図である。
図4に示したように、修正前の信号点配置では、モジュロ演算を行う場合は、モジュロ幅の間隔で周期的に実軸および虚軸方向にずれた点をすべて同じ点と見なす処理が実行されることになる。コンスタレーションダイヤグラムにおいて、このように中央の信号点配置を周期的に繰り返した信号点配置を「拡大された信号点配置」と呼ぶことにする。
そして、このような拡大された信号点配置の中央において、モジュロ幅の範囲内で実軸および虚軸方向に配置された信号配置の単位を「単位信号点格子」と呼ぶことにする。図4では、中央の単位信号点格子の信号点配置を周期的に格子状に平行移動することで、「拡大された信号点配置」が形成される。
一方で、図6に示すように、修正後の信号点配置では、隣接しあう格子内の信号点は、いずれも互いに単位信号点格子を鏡像反転した配置となるように、周期的に配されることで全体の信号点配置(この場合も、「拡大された信号点配置」と呼ぶ)が規定されている。
図6では、1つの格子内に16個の信号点が配置された16QAMを例示しているが、1つの格子内に配置される信号点の個数は、他の個数でもよい。たとえば、64QAMなどにも適用することが可能である。
図6のような信号点の配置では、以下に説明するように、折り返し境界の両側で同じシンボル(同一データ)となるため符合間距離未満の推定誤差ではエラーが生じないため折り返し境界(τ)の推定誤差に強い復調が実現できる。
図7は、図6に示した修正された信号点配置における復調処理を説明するための図である。
図7においても、図5と同様に、受信時には、タウ評価部2208が、別に送られる参照信号等から格子サイズτ’を推定し、鏡像反転した単位信号点格子の反転を元に戻すための操作を行うとともにこれを商としたモジュロ演算により、モジュロ処理部2210が、摂動ベクトル加算前の信号点を特定し、復調処理が実行される。
しかしながら、図7においても、本来のモジュロ幅τに対して、推定されたモジュロ幅τ´が小さく推定されているものとする。
図7では、本来の単位信号点格子は、点線で示されている。
この場合、図7でPAで示すように、格子の境界近傍に存在する○で示される信号は、周囲の信号点として割り当てられるのが○であるため、仮に推定されたモジュロ幅が実際のものとは誤差を含んでいても正しく復号されることになり、正しい復調確率がアップすることになる。同様に、PBに示されるように、格子の境界近傍に存在する△で示される信号は、周囲の信号点として割り当てられるのが△であるため、仮に推定されたモジュロ幅が実際のものとは誤差を含んでいても正しく復号されることになり、正しい復調確率がアップすることになる。PCに示すように、○で示される信号点についても同様である。
図8は、候補点の個数がより多い場合の信号点配置を示す図である。
すなわち、図4の修正前の拡大された信号点配置および図6の修正後の拡大された信号点配置では、中央の単位信号点格子を3×3の格子状となるように配置することで拡大された信号点配置が構成されていた。
図8(a)では、修正前の拡大された信号点配置として、中央の単位信号点格子を5×5の格子状となるように配置された例を示す。
図8(a)に対応して、図8(b)では、修正後の拡大された信号点配置として、中央の単位信号点格子を5×5の格子状となるように配置されている。
このように、修正された「拡大された信号点配置」において、単位信号点格子の繰り返し数は、特定の数に限定されるものではない。
図9は、S/N比(SNR)とBER(Bit Error Rate)との関係を信号点配置の修正前後で対比して示す図である。
図9では、一次変調方式としてQPSKを採用し、誤り訂正符号化・復号化としてはターボ符号を採用し、符号化率R=0.731429としている。アンテナ数は、8×8とし、プリコーディング方式としては、VP法を採用している。
図9に示されるように、修正した拡大された信号点配置を採用することで、BERに明確な改善が現れることがわかる。
以上説明したように、本実施の形態の無線通信システム、無線送信装置および無線通信方法によれば、複数のストリームについての伝送を安定に維持することが可能である。
今回開示された実施の形態は、本発明を具体的に実施するための構成の例示であって、本発明の技術的範囲を制限するものではない。本発明の技術的範囲は、実施の形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲の文言上の範囲および均等の意味の範囲内での変更が含まれることが意図される。
10 無線通信システム、1000 基地局、1002−1〜1002−8 アンテナ、1100 RF処理部、1200 信号処理部、1102−1〜1102−8 RF部、1104−1〜1104−8 A/DおよびD/A変換部、1204−1〜1204−8 信号プロセッサ、1240 プリコーディング部、2000−1〜2000−4 ユーザ端末、2002−11〜2002−12 アンテナ、2100−1 RF処理部、2102−11〜2102−12 RF部、2104−11〜2104−12 A/DおよびD/A変換部、2200−1 信号処理部、2204−11〜2204−12 信号プロセッサ、2208 タウ評価部、2210 モジュロ処理部。
Claims (6)
- 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間で、所定の変調方式で変調された信号を非線形MIMO(Multiple Input Multiple Output)方式により無線通信する無線通信システムであって、
前記第1の無線通信装置は、
複数の第1のアンテナと、
前記第2の無線通信装置に対する伝送路のチャネル状態に基づいて、アンテナ指向性を制御するためのプリコーディング処理を実行するプリコーディング部と、
前記プリコーディング部の出力を前記複数の第1のアンテナから前記所定の変調方式で送信するための送信処理部とを備え、
前記プリコーディング部が、摂動ベクトル加算による非線形プリコーディングを行う際に、モジュロ演算により同等の信号点と見なされる各信号点を展開した拡大された信号点配置は、所定のコンスタレーションの信号点の単位信号点格子を、隣接しあう格子内の信号点が互いに前記単位信号点格子を鏡像反転した配置となるように、周期的に配された配置であり、
前記第2の無線通信装置は、
第2のアンテナと、
前記第1の無線通信装置からの信号を前記所定の変調方式に対する復調処理を実行して受信するための受信処理部と、
前記受信処理部からの信号から前記モジュロ演算のモジュロ幅を推定し、推定されたモジュロ幅により前記鏡像反転した単位信号点格子の反転を元に戻すための操作を行うとともにモジュロ演算を行うモジュロ処理部と、
前記モジュロ演算された信号に対して前記所定のコンスタレーションに基づく復号処理を行うための復号処理部とを備える、無線通信システム。 - 前記非線形MIMO方式は、VP(Vector Perturbation)法である、請求項1記載の無線通信システム。
- 端末との間で、所定の変調方式で変調された信号を非線形MIMO方式により無線通信する無線送信装置であって、
複数のアンテナと、
前記端末に対する伝送路のチャネル状態に基づいて、アンテナ指向性を制御するためのプリコーディング処理を実行するプリコーディング部と、
前記プリコーディング部の出力を前記複数のアンテナから前記所定の変調方式で送信するための送信処理部とを備え、
前記プリコーディング部が、摂動ベクトル加算による非線形プリコーディングを行う際に、摂動ベクトル加算により同等の信号点と見なされる各信号点を展開した拡大された信号点配置は、所定のコンスタレーションの信号点の単位信号点格子を、隣接しあう格子内の信号点が互いに前記単位信号点格子を鏡像反転した配置となるように、周期的に配された配置である、無線送信装置。 - 前記非線形MIMO方式は、VP法である、請求項3記載の無線送信装置。
- 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間で、所定の変調方式で変調された信号を非線形MIMO方式により無線通信する無線通信方法であって、
前記第1の無線通信装置が、前記第2の無線通信装置に対する伝送路のチャネル状態に基づいて、アンテナ指向性を制御するためのプリコーディング処理を実行するステップと、
前記第1の無線通信装置が、前記プリコーディング処理後の信号を複数の第1のアンテナから前記所定の変調方式で送信するステップとを備え、
前記プリコーディング処理を実行するステップにおいて、摂動ベクトル加算による非線形プリコーディングを行う際に、摂動ベクトル加算により同等の信号点と見なされる各信号点を展開した拡大された信号点配置は、所定のコンスタレーションの信号点の単位信号点格子を、隣接しあう格子内の信号点が互いに前記単位信号点格子を鏡像反転した配置となるように、周期的に配された配置であり、
前記第2の無線通信装置が、前記第1の無線通信装置から第2のアンテナにより受信した信号を前記所定の変調方式に対する復調処理を実行して受信するステップと、
前記第2の無線通信装置が、前記所定の変調方式に対する復調処理を実行された信号から前記モジュロ演算のモジュロ幅を推定し、推定されたモジュロ幅により前記鏡像反転した単位信号点格子の反転を元に戻すための操作を行うとともにモジュロ演算を行うステップと、
前記第2の無線通信装置が、前記モジュロ演算された信号に対して前記所定のコンスタレーションに基づく復号処理を行うステップとを備える、無線通信方法。 - 前記非線形MIMO方式は、VP法である、請求項5記載の無線送信方法。
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