JP2014064015A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014064015A
JP2014064015A JP2013230353A JP2013230353A JP2014064015A JP 2014064015 A JP2014064015 A JP 2014064015A JP 2013230353 A JP2013230353 A JP 2013230353A JP 2013230353 A JP2013230353 A JP 2013230353A JP 2014064015 A JP2014064015 A JP 2014064015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductor
circuit
semiconductor device
wiring layer
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013230353A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Nakashiba
康隆 中柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2013230353A priority Critical patent/JP2014064015A/ja
Publication of JP2014064015A publication Critical patent/JP2014064015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48135Connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/48137Connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being arranged next to each other, e.g. on a common substrate

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】送信側インダクタ及び受信側インダクタを設けても半導体装置が大型化することを抑制する。
【解決手段】第1半導体チップ10は、第1基板102、第1回路100、多層配線層400、第1インダクタ310及び第2インダクタ320を備える。第1回路100は、第1基板102に形成されている。多層配線層400は、第1基板102上に形成されている。第1インダクタ310は、多層配線層400に形成され、第1基板102と平行な面内で巻かれている。第2インダクタ320は、多層配線層400に形成され、第1基板102と平行な面内で巻かれており、平面視において第1インダクタ310と重なっている。第1回路100は、第1インダクタ310及び第2インダクタ320の一方に接続されている。そして平面視において、第1回路100の少なくとも一部は、第1インダクタ310及び第2インダクタ320の内側に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力される電気信号の電位が互いに異なる2つの回路の間で電気信号を伝達することができる半導体装置に関する。
入力される電気信号の電位が互いに異なる2つの回路の間で電気信号を伝達する場合、フォトカプラを用いることが多い。フォトカプラは、発光ダイオードなどの発光素子とフォトトランジスタなどの受光素子を有しており、入力された電気信号を発光素子で光に変換し、この光を受光素子で電気信号に戻すことにより、電気信号を伝達している。
しかし、フォトカプラは発光素子と受光素子を有しているため、小型化が難しい。また、電気信号の周波数が高い場合には電気信号に追従できなくなる。これらの問題を解決する技術として、例えば特許文献1に記載されているように、2つのインダクタを誘導結合させることにより、電気信号を伝達する技術が開発されている。
なお、特許文献2及び3には、平面視において、アンテナとして使用されるインダクタの内側に回路を配置することが記載されている。
特表2001−513276号公報 特開2008−283172号公報 国際公開2004−112138号公報
電気信号を、半導体装置に設けた2つのインダクタを誘導結合させることにより伝達する場合、この2つのインダクタを設けることにより半導体装置が大型化する可能性があった。
本発明によれば、第1基板と、
前記第1基板に形成された第1回路と、
前記第1基板上に形成された多層配線層と、
前記多層配線層に形成され、前記第1基板と平行な面内で巻かれた送信側インダクタと、
前記多層配線層に形成され、前記第1基板と平行な面内で巻かれており、平面視において前記送信側インダクタと重なっている受信側インダクタと、
を備え、
前記第1回路は、前記送信側インダクタ及び前記受信側インダクタの一方に接続されており、
平面視において、前記第1回路の少なくとも一部は、前記送信側インダクタ及び前記受信側インダクタの内側に位置する半導体装置が提供される。
本発明によれば、平面視において、第1回路の少なくとも一部は、送信側インダクタ及び受信側インダクタの内側に位置するため、送信側インダクタ及び受信側インダクタを設けることにより半導体装置が大型化することを抑制できる。
本発明によれば、送信側インダクタ及び受信側インダクタを設けても半導体装置が大型化することを抑制できる。
第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 図1に示した半導体装置の平面概略図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面概略図である。 第3の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面概略図である。 図4の変形例にかかる半導体装置の構成を示す平面概略図である。 第4の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面概略図である。 第5の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面概略図である。 第6の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。この半導体装置は第1半導体チップ10を有している。第1半導体チップ10は、第1基板102、第1回路100、多層配線層400、第1インダクタ310(送信側インダクタ)、及び第2インダクタ320(受信側インダクタ)を備える。第1基板102は、例えばシリコン基板などの半導体基板である。第1回路100は、第1基板102に形成されている。多層配線層400は、第1基板102上に形成されている。第1インダクタ310は、多層配線層400に形成され、第1基板102と平行な面内で巻かれている。第2インダクタ320は、多層配線層400に形成され、第1基板102と平行な面内で巻かれており、平面視において第1インダクタ310と重なっている。第1回路100は、第1インダクタ310及び第2インダクタ320の一方に接続されている。そして平面視において、第1回路100の少なくとも一部は、第1インダクタ310及び第2インダクタ320の内側に位置している。
第1インダクタ310及び第2インダクタ320は、信号伝達素子300を構成しており、相互に誘導結合することにより電気信号を相互に伝達する。電気信号は、例えばデジタル信号であるが、アナログ信号であっても良い。
本実施形態において、第1インダクタ310は第1回路100に接続しており、第2インダクタ320は第2半導体チップ20に接続している。第1回路100は送信回路である。すなわち第1インダクタ310は送信側インダクタとして機能し、第2インダクタ320は受信側インダクタとして機能する。第2インダクタ320と第2半導体チップ20を接続する配線は、例えばボンディングワイヤ520である。第2半導体チップ20は、第2基板202、第2回路200、および多層配線層600を有している。第2回路200は受信回路を含んでおり、多層配線層600及びボンディングワイヤ520を介して第2インダクタ320に接続している。
第1回路100は、図2に示すように、デジタル信号を送信用の信号に変調する変調処理部155と、変調された信号を第1インダクタ310に出力する送信側ドライバ回路150を含んでいる。第2回路200は、第2インダクタ320に接続されている受信回路260、及び受信側ドライバ回路250(例えばゲートドライバ)を含んでいる。受信回路260は、変調された信号をデジタル信号に復調する。受信回路260で復調されたデジタル信号は、受信側ドライバ回路250に出力される。
第1回路100及び第2回路200は、入力される電気信号の電位が互いに異なるが、第1インダクタ310及び第2インダクタ320は誘導結合を用いて電気信号を送受信するため、第1回路100及び第2回路200に問題は生じない。なお図1の構成において、「入力される電気信号の電位が互いに異なる」場合として、電気信号の振幅(0を示す電位と1を示す電位の差)が互いに異なる場合、電気信号の基準電位(0を示す電位)が異なる場合、及び電気信号の振幅が互いに異なり、かつ電気信号の基準電位が異なる場合などがある。
第1半導体チップ10の第1回路100は第1トランジスタを有している。第1トランジスタには、第1導電型のトランジスタと、第2導電型のトランジスタがある。第1導電型の第1トランジスタ121は第2導電型のウェル120に形成されており、ソース及びドレインとなる2つの第1導電型の不純物領域124及びゲート電極126を有している。第2導電型の第1トランジスタ141は第1導電型のウェル140に形成されており、ソース及びドレインとなる2つの第2導電型の不純物領域144及びゲート電極146を有している。ゲート電極126,146それぞれの下にはゲート絶縁膜が位置している。これら2つのゲート絶縁膜は、厚さが略等しい。そして第1トランジスタ121,141は、上記した送信側ドライバ回路、例えばインバータを構成している。
ウェル120には第2導電型の不純物領域122が形成されており、ウェル140には第1導電型の不純物領域142が形成されている。不純物領域122には第1導電型の第1トランジスタ121の基準電位(グラウンド電位)を与える配線が接続されており、不純物領域142には第2導電型の第1トランジスタ141の基準電位を与える配線が接続されている。
第2半導体チップ20の第2回路200は第2トランジスタを有している。第2トランジスタにも、第1導電型のトランジスタと、第2導電型のトランジスタがある。第1導電型の第2トランジスタ221は第2導電型のウェル220に形成されており、ソース及びドレインとなる2つの第1導電型の不純物領域224及びゲート電極226を有している。第2導電型の第2トランジスタ241は第1導電型のウェル240に形成されており、ソース及びドレインとなる2つの第2導電型の不純物領域244及びゲート電極246を有している。ゲート電極226,246それぞれの下にはゲート絶縁膜が位置している。そして第2トランジスタ221,241は、上記した受信側ドライバ回路250及び受信回路260を構成している。
ウェル220には第2導電型の不純物領域222が形成されており、ウェル240には第1導電型の不純物領域242が形成されている。不純物領域222には第1導電型の第2トランジスタ221の基準電位を与える配線が接続されており、不純物領域242には第2導電型の第2トランジスタ241の基準電位を与える配線が接続されている。
本図に示す例において、第1トランジスタ121,141と第2トランジスタ221,241は、ゲート絶縁膜の厚さが互いに異なっているが、同じであっても良い。
本実施形態では、第1インダクタ310及び第2インダクタ320は、互いに異なる配線層に形成された渦巻き型の配線パターンである。第1インダクタ310は、例えば最下層の配線層412に位置しており、第2インダクタ320は、例えば最上層の配線層442に位置している。
平面視において、第1回路100の全てが第1インダクタ310及び第2インダクタ320の内側に位置している。また第1インダクタ310と第2インダクタ320の間隔は、第1インダクタ310の直径及び第2インダクタ320の直径より小さい。これにより、第1インダクタ310と第2インダクタ320は誘導結合しやすくなる。
多層配線層400は、絶縁層及び配線層をこの順にそれぞれt回(t≧3)以上交互に積層したものである。第1インダクタ310は、多層配線層400の第n配線層に設けられている。第2インダクタ320は、多層配線層の第m配線層(t≧m≧n+2)に設けられ、第1インダクタ310の上方に位置している。すなわち第1インダクタ310と第2インダクタ320は、互いに異なる配線層に形成されている。そして、第n配線層と第m配線層の間に位置するいずれの配線層にも、第1インダクタ310の上方に位置するインダクタが設けられていない。本実施形態において、多層配線層400は、絶縁層410、配線層412、絶縁層420、配線層422、絶縁層430、配線層432、絶縁層440、及び配線層442をこの順に重ねた構成を有している。絶縁層410,420,430,440は、複数の絶縁膜を積層した構造であってもよいし、一つの絶縁膜であってもよい。
配線層412,422,432,442に位置する配線は、ダマシン法により形成されたCu配線であり、それぞれ配線層412,422,432,442に形成された溝に埋め込まれている。最上層の配線には、パッド(図示せず)が形成されている。なお、上記した配線層412,422,432,442の少なくとも一つはAl合金配線であっても良い。なお配線層412,422,432,442に形成された配線は、絶縁層410,420,430,440に埋め込まれたプラグを介して互いに接続している。
絶縁層及び配線層を構成する各絶縁膜はSiO膜であっても良いし、低誘電率膜であってもよい。低誘電率膜は、例えば比誘電率が3.3以下、好ましくは2.9以下の絶縁膜とすることができる。低誘電率膜としては、SiOCの他に、HSQ(ハイドロジェンシルセスキオキサン)、MSQ(メチルシルセスキオキサン)、またはMHSQ(メチル化ハイドロジェンシルセスキオキサン)等のポリハイドロジェンシロキサン、ポリアリールエーテル(PAE)、ジビニルシロキサンービスーベンゾシクロブテン(BCB)、またはSilk(登録商標)等の芳香族含有有機材料、SOG、FOX(flowable oxide)、サイトップ、またはBCB(Bensocyclobutene)等を用いることもできる。また、低誘電率膜としては、これらの多孔質膜を用いることもできる。
図2は、図1に示した半導体装置の平面概略図である。上記したように、第1回路100は、第1インダクタ310及び第2インダクタ320の内側に位置している。第1回路100は、送信側ドライバ150を含んでいる。送信側ドライバ150は、上記したように第1トランジスタ121,141により少なくとも一部、例えばインバータが構成されている。送信側ドライバ150は、第1インダクタ310の一端312が接続されている。なお第1インダクタ310の他端314は、電源配線又はグラウンド配線に接続されている。
次に、第1半導体チップ10の製造方法について説明する。まず第1基板102に第1回路100を形成する。次いで、第1基板102上に多層配線層400を形成する。多層配線層400を形成するとき、第1インダクタ310及び第2インダクタ320が形成される。また多層配線層400内に設けられた配線を介して、第1インダクタ310は、第1回路100に接続する。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。インダクタは比較的大きな面積(例えば直径500μm)を必要とするため、電気信号を伝達するために第1インダクタ310及び第2インダクタ320を第1半導体チップ10に設ける場合、第1半導体チップ10が大型化しやすい。これに対して本実施形態では、第1回路100の少なくとも一部は、平面視において第1インダクタ310及び第2インダクタ320の内側に位置している。このため、第1半導体チップ10が大型化することが抑制される。この効果は、第1回路100の全てが第1インダクタ310及び第2インダクタ320の内側に位置している場合、特に顕著になる。
また、第1インダクタ310と第2インダクタ320の間隔を、第1インダクタ310の直径及び第2インダクタ320の直径より小さくすることができる。第1インダクタ310と第2インダクタ320を誘導結合させる場合、第1インダクタ310と第2インダクタ320の直径を大きくすることが好ましく、また、第1インダクタ310と第2インダクタ320の間隔を狭くすることが望ましい。このため、本実施形態のように第1インダクタ310と第2インダクタ320の間隔を、第1インダクタ310の直径及び第2インダクタ320の直径より小さくすると、第1インダクタ310と第2インダクタ320が誘導結合しやすくなり、第1インダクタ310と第2インダクタ320の間の信号伝達効率が高くなる。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面概略図であり、第1の実施形態における図2に相当する図である。この半導体装置は、平面視において第1半導体チップ10の外部接続端子(例えばパッド)12が、第1インダクタ310及び第2インダクタ320の内側に位置している。なお、これ以外の構成については、第1の実施形態と同様である。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1半導体チップ10の外部接続端子12が第1インダクタ310及び第2インダクタ320の内側に位置しているため、第1半導体チップ10に形成された回路と外部接続端子12を接続する配線が、第1インダクタ310及び第2インダクタ320を跨ぐ必要がない。従って、配線の引き回しが容易になる。
(第3の実施形態)
図4は、第3の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面概略図である。この半導体装置は、第1半導体チップ10と第2半導体チップ20が双方向で信号の送受信を行い、それぞれ第1回路100、第1インダクタ310、第2インダクタ320、及び第2回路200を備えている点を除いて、第1又は第2の実施形態と同様の構成である。なお、図2及び図3に示した変調処理部155については、図示を省略している。
すなわち第1半導体チップ10の第1回路100は第1半導体チップ10の第1インダクタ310、第2インダクタ320、及びボンディングワイヤ520を介して、第2半導体チップ20の第2回路200に接続している。また第2半導体チップ20の第1回路100は、第2半導体チップ20の第1インダクタ310、第2インダクタ320、及びボンディングワイヤ520を介して第1半導体チップ10の第2回路200に接続している。
本実施形態によっても、第1又は第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお本実施形態において、図5に示すように、第1半導体チップ10及び第2半導体チップ20それぞれにおいて、第1インダクタ310及び第2インダクタ320の内側に第1回路100及び第2回路200が位置していても良い。
(第4の実施形態)
図6は、第4の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面概略図である。この半導体装置は、2組の第1インダクタ310及び第2インダクタ320の双方が第1半導体チップ10に形成されている点を除いて、第3の実施形態と同様の構成である。なお、変調処理部155については図示を省略している。
第1半導体チップ10の第2回路200には、受信側インダクタとしての第1インダクタ310が接続している。この第1インダクタ310と、この第1インダクタ310と誘導結合する第2インダクタ320の内側に、第2回路200の少なくとも一部、好ましくは全部が位置している。
本実施形態によっても、第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
図7は、第5の実施形態に係る半導体装置の構成を示す平面概略図であり、第1の実施形態における図2に相当する図である。この半導体装置は、第1回路100が受信回路152及び受信側ドライバ回路154(例えばゲートドライバ)を含んでおり、第2回路200が送信回路である点を除いて、第1の実施形態に係る半導体装置と同様の構成である。本実施形態において、第2インダクタ320が送信側インダクタとして機能し、第1インダクタ310が受信側インダクタとして機能する。
第2回路200は、デジタル信号を送信用の信号に変調する変調処理部と、変調された信号を第2インダクタ320に出力する送信側ドライバ回路を含んでいる。第1回路100の受信回路152は、変調された信号をデジタル信号に復調する。受信回路152で復調されたデジタル信号は、受信側ドライバ回路154に出力される。
受信側ドライバ回路154は、第1の実施形態の図1に示した第1トランジスタ121,141を含んでいる。第1トランジスタ121,141はインバータを構成している。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第6の実施形態)
図8は、第6の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。この半導体装置は、第1基板102がSOI(Silicon On Insulator)基板である点、及び第1基板102に第2回路200が形成されている点を除いて、第1〜第5の実施形態のいずれかに係る半導体装置と同様の構成である。すなわち第1〜第5の実施形態において半導体装置は2つの半導体チップに分けて形成されていたが、本実施形態において半導体装置は1つの半導体チップに形成されている。
第1基板102のシリコン層には、素子分離膜104が埋め込まれている。素子分離膜104の下端は第1基板102の絶縁層に達している。素子分離膜104は、第1回路100と第2回路200を絶縁している。このため、第1回路100と第2回路200の基準電圧が異なっていても、第1回路100と第2回路200が相互に影響を与えることが抑制される。
本実施形態によっても、第1〜第5の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1回路100と第2回路200を一つの半導体チップに形成することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。例えば、第1インダクタ310及び第2インダクタ320を平面視において重ならないように位置させても良い。この場合において、第1インダクタ310及び第2インダクタ320は、同一配線層に形成されても良いし、一方の半周が他方の内側に位置し、残りの半周が他方の外側に位置するようにしてもよい。なお、上記実施形態によれば、以下の発明が開示されている。
(付記1)
第1基板と、
前記第1基板に形成された第1回路と、
前記第1基板上に形成された多層配線層と、
前記多層配線層に形成され、前記第1基板と平行な面内で巻かれた送信側インダクタと、
前記多層配線層に形成され、前記第1基板と平行な面内で巻かれており、平面視において前記送信側インダクタと重なっている受信側インダクタと、
を備え、
前記第1回路は、前記送信側インダクタ及び前記受信側インダクタの一方に接続されており、
平面視において、前記第1回路の少なくとも一部は、前記送信側インダクタ及び前記受信側インダクタの内側に位置する半導体装置。
(付記2)
付記1に記載の半導体装置において、
前記送信側インダクタと前記受信側インダクタの間隔が、前記送信側インダクタの直径及び前記受信側インダクタの直径より小さい半導体装置。
(付記3)
付記1又は2に記載の半導体装置において、
第2基板と、
前記第2基板に形成された第2回路と、
前記第1基板上の前記送信側インダクタ及び前記受信側インダクタの他方と、前記第2回路とを接続する配線と、
を備える半導体装置。
(付記4)
付記3に記載の半導体装置において、
前記配線はボンディングワイヤである半導体装置。
(付記5)
付記1又は2に記載の半導体装置において、
前記第1基板に形成され、前記第1回路と絶縁されており、前記送信側インダクタ及び前記受信側インダクタの他方に接続している第2回路を備える半導体装置。
(付記6)
付記1〜5のいずれか一つに記載の半導体装置において、
前記第1回路は送信回路であり、前記送信側インダクタに接続されている送信側ドライバ回路を含む半導体装置。
(付記7)
付記6に記載の半導体装置において、
前記送信側インダクタは、一端が前記送信側ドライバに接続されており、他端が電源配線又はグラウンド配線に接続されている半導体装置。
(付記8)
付記6又は7に記載の半導体装置において、
前記多層配線層に形成され、前記第1基板と平行な面内で巻かれた第2送信側インダクタと、
前記多層配線層に形成され、平面視において前記第2送信側インダクタと重なっており、前記第1基板と平行な面内で巻かれた第2受信側インダクタと、
前記第1基板に形成され、前記第2受信側インダクタに接続されている第2受信回路と、
を備え、
平面視において前記第2受信回路の少なくとも一部は、前記第2送信側インダクタ及び前記第2受信側インダクタの内側に位置する半導体装置。
(付記9)
付記1〜5のいずれか一つに記載の半導体装置において、
前記第1回路は、受信回路と、前記受信回路に接続されている受信側ドライバ回路を含む半導体装置。
(付記10)
付記1〜9のいずれか一つに記載の半導体装置において、
前記送信側インダクタ及び前記受信側インダクタは互いに異なる配線層に形成されている半導体装置。
(付記11)
付記1〜10のいずれか一つに記載の半導体装置において、
平面視において、前記第1回路の全てが前記送信側インダクタ及び前記受信側インダクタの内側に位置する半導体装置。
10 第1半導体チップ
12 外部接続端子
20 第2半導体チップ
100 第1回路
102 第1基板
104 素子分離膜
120 ウェル
121 第1トランジスタ
122,124 不純物領域
126 ゲート電極
140 ウェル
141 第1トランジスタ
142,144 不純物領域
146 ゲート電極
150 送信側ドライバ回路
152 受信回路
154 受信側ドライバ回路
155 変調処理部
200 第2回路
202 第2基板
220 ウェル
221 第2トランジスタ
222,224 不純物領域
226 ゲート電極
240 ウェル
241 第2トランジスタ
242,244 不純物領域
246 ゲート電極
250 受信側ドライバ回路
260 受信回路
300 信号伝達素子
310 第1インダクタ
312 一端
314 他端
320 第2インダクタ
400 多層配線層
410 絶縁層
412 配線層
420 絶縁層
422 配線層
430 絶縁層
432 配線層
440 絶縁層
442 配線層
520 ボンディングワイヤ
600 多層配線層

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された多層配線層と、
    前記多層配線層に形成された第1インダクタと、
    を備え、
    平面視において、前記第1インダクタは、前記基板に形成された全ての回路を内側に含んでいる半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    複数の外部接続端子と、
    前記多層配線層に形成され、前記第1インダクタと重なっている第2インダクタと、
    を備え、
    平面視において、前記複数の外部接続端子の全ては前記第2インダクタの内側に位置している半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記外部接続端子は、前記多層配線層に形成されたパッドである半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、
    平面視において、前記第1インダクタは、前記全ての回路に含まれる全てのトランジスタを内側に含んでいる半導体装置。
JP2013230353A 2013-11-06 2013-11-06 半導体装置 Pending JP2014064015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013230353A JP2014064015A (ja) 2013-11-06 2013-11-06 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013230353A JP2014064015A (ja) 2013-11-06 2013-11-06 半導体装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009061276A Division JP5578797B2 (ja) 2009-03-13 2009-03-13 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014064015A true JP2014064015A (ja) 2014-04-10

Family

ID=50618918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013230353A Pending JP2014064015A (ja) 2013-11-06 2013-11-06 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014064015A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59181046A (ja) * 1983-03-31 1984-10-15 Toshiba Corp 半導体集積回路
JPH03263366A (ja) * 1990-03-13 1991-11-22 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
WO1996042110A1 (fr) * 1995-06-08 1996-12-27 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Dispositif a semi-conducteurs
JP2005228785A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Hitachi Ltd コイル状アンテナを有する半導体チップ及びこれを用いた通信システム
JP2007013120A (ja) * 2005-05-30 2007-01-18 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
JP2008283172A (ja) * 2007-04-13 2008-11-20 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59181046A (ja) * 1983-03-31 1984-10-15 Toshiba Corp 半導体集積回路
JPH03263366A (ja) * 1990-03-13 1991-11-22 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
WO1996042110A1 (fr) * 1995-06-08 1996-12-27 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Dispositif a semi-conducteurs
JP2005228785A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Hitachi Ltd コイル状アンテナを有する半導体チップ及びこれを用いた通信システム
JP2007013120A (ja) * 2005-05-30 2007-01-18 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
JP2008283172A (ja) * 2007-04-13 2008-11-20 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5578797B2 (ja) 半導体装置
JP5324829B2 (ja) 半導体装置
JP5496541B2 (ja) 半導体装置
JP5214525B2 (ja) 半導体装置
JP5435029B2 (ja) 半導体装置及び信号伝達方法
JP5658429B2 (ja) 回路装置
JP5238562B2 (ja) 半導体装置
JP5749366B2 (ja) 半導体装置
US8350357B2 (en) Semiconductor device including an inductor that is inductively coupled to another inductor
JP6062486B2 (ja) 半導体装置
JP2014064015A (ja) 半導体装置
JP2013239731A (ja) 半導体装置
JP5968968B2 (ja) 半導体装置
JP5562459B2 (ja) 半導体装置
JP6081961B2 (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140829

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150406

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150413

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20150529