JP2014063146A - 注射シミュレータ用模擬剤及び製造方法 - Google Patents

注射シミュレータ用模擬剤及び製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安価で、衛生的な模擬注射剤を密封容器に収容して密封し、製造工数を低減した、省エネルギーな製造装置で必要最小限度の衛生性を有する医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を提供する。
【解決手段】滅菌操作を受けた新鮮上水道水1を、上水道水の新鮮さを損なうことの無いタイミングで、密封容器への分注前に、ボトルトップディスペンサー3を装備する褐色ボトル瓶2に貯留し、続いて密封容器に分注すると共に密封し、予め計画された教育スケジュールに合致して納入し、消費する医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンプル開封トレーニング、注射シュミレータによる注射トレーニングに使用するアンプル及びバイアル等の医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤及び製造方法に関する。
医療用内容物を収容するアンプル及びバイアル等の医療用注射剤密封容器は、材質、構造等でさまざまな工夫をしたものが開示されていて、アンプルにおいては口部、破断部及び頭部を覆うオーバーキャップを備えて、取り扱い性が良好で、流通過程で破断部が不用意に破断することを抑制したアンプルが開示されている(例えば、特許文献1参照)。バイアルにおいては、開閉栓時の安全性に優れると共に薬剤の汚染の懸念がないバイアルを開示している(例えば、特許文献2参照)。又、発光液化する調製剤を使用した注射剤の調製実習用教材を開示している(例えば、特許文献3参照)。しかし、安価な医療研修・教育・実習用の容器密封模擬注射剤の開示及び市販がされていないため、医薬用の容器密封注射剤を、医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤に代替して使用していた。又、薬事法等により、実薬剤が入手出来ない学校が多数存在するが、該学校では、注射の教育・実習を実施出来ない問題が存在する。
しかし、あくまでも医療研修・教育・実習用であるから、患者に注射するための実薬剤入りアンプル及びバイアルを使用する必要と必然性は存在しないと共に学校でも注射の教育・実習することが待たれる。
特開2010−29598号公報 特開2010−110378号公報 特願2011−538308号公報
解決しようとする問題点は、安価で、衛生的な模擬注射剤を密閉容器に収容して密閉し、製造工数を低減した、省エネルギーであると共に既存の製品と技術を利用した簡単な製造装置で必要最小限度の衛生性を有する医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤とすることである。
本発明は、滅菌操作を受けた新鮮な上水道水を、該新鮮さを損なうことの無いタイミングで、密封容器に分注前に、ボトルトップディスペンサー装備褐色ボトル瓶に貯留し、続いてアンプル瓶に充填すると共に密封し、必要に応じて紫外線照射手段で殺菌し、予め計画された練習又は訓練日程に合致して納入し、消費する工程を有する医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を第一の発明手段とする。
又、滅菌操作を受けた新鮮な上水道水を、該上水道水の新鮮さを損なうことの無いタイミングで、アンプル瓶への分注前に、ボトルトップディスペンサー装備褐色ボトル瓶に貯留し、続いて注射剤密封容器に分注すると共に密閉し、予め計画された教育スケジュールに合致して納入し、消費する医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を製造することを第三の発明手段とする。
又、注射シミュレータ用模擬剤を密封容器に分注前に、ボトルトップディスペンサー装備褐色ボトル瓶に新鮮上水道水と共に次亜塩素酸カルシウム等の滅菌剤を添加して医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を製造することを第四の発明手段とする。
又、新鮮な上水道水を密封容器に注入する前処理として該密閉容器に紫外線照射手段で紫外線を照射して衛生的に医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を製造することを第五の発明手段とする。
又、新鮮な上水道水を密封容器に注入して熔閉した後処理でアンプルに紫外線照射手段で紫外線を照射して衛生的に医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を製造することを第六の発明手段とする。
又、バイアル瓶に模擬用粉末製剤として、クエン酸粉末を分注してクエン酸粉末バイアル入り瓶とし、該クエン酸粉末入りバイアル瓶を転倒防止載架手段に配列し、前記クエン酸粉末入りバイアル瓶の口元上部に密栓用ゴム蓋を静置し、減圧手段で所定の真空度に減圧後に手動指示制御又は自動指示制御手段で作動する重力式又は加圧式一括密栓手段を配設した減圧手段内に配置して一括密栓手段で、簡便にして経済的な医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を製造することを第七の発明手段とする。
そして又、減圧手段で減圧した模擬用粉末製剤分注バイアル瓶を密栓する一括密栓手段で密栓工程を終了した減圧手段の一つの減圧室と、他の減圧手段で減圧する減圧工程直前の他の減圧室とを連結して予備減圧する開閉手段を配設した連通接続管と、前記開閉手段を開閉制御手段と、前記他の減圧手段を本格減圧する減圧制御手段とで構成して、減圧エネルギーを低減する手段で、効率的で省エネルギーな医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を製造することを第八の発明手段とする。
本発明の医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤は、僅かな量の新鮮な上水道水又はクエン酸を分注しているため、模擬薬剤は安価であるだけでなく、上水道水法で規制する残留塩素濃度を0.1ppm以上(結合残留塩素濃度を0.4ppm以上)の余裕ある該残留塩素を保持した状態で、冷暗所に保存すれば、残留塩素の消耗と揮散を抑制出来るので、8日間程度の短期間であれば殺菌効果を保持出来ると共に安価に製造出来る利点がある。
又、上水道水に残留塩素濃度を0.1ppm又は結合残留濃度を0.4ppm以上より僅かに余裕ある濃度に保持するために、次亜塩素酸カルシウム等の滅菌剤を添加補強した上水道水をアンプル瓶に分注して密閉することで長期間に亘り殺菌効果を保持出来ると共に安価に製造できる利点がある。
又、新鮮な上水道水を密閉容器に分注する前処理として紫外線照射手段で紫外光を照射することで、前記密閉容器を簡易に安価に除菌することが出来る。
又、新鮮な上水道水を密閉容器に分注して密閉した後処理操作として紫外線照射手段で紫外線を照射することで、注射剤密閉容器を簡易な操作で安価に確実に滅菌することが出来る。
又、バイアル瓶に模擬用粉末製剤として、クエン酸粉末を計量分注してクエン酸粉末バイアル入り瓶とし、該クエン酸粉末入りバイアル瓶を転倒防止載架手段に配列し、前記クエン酸粉末入りバイアル瓶の口元上部に密栓用ゴム蓋を静置し、減圧手段で所定の真空度に減圧後に手動指示制御又は自動指示制御手段で作動する重力式又は加圧式一括密栓手段を配設した減圧手段内に配置して一括密栓手段とすることで、既存の製品を改造した簡単な装置で短時間に経済的に減圧密栓することが出来る。
そして又、減圧手段で減圧した模擬用粉末製剤分注バイアル瓶を密栓する一括密栓手段で密栓工程を終了した減圧手段の一つの減圧室と、他の減圧手段で減圧する減圧工程直前の他の減圧室とを連通接続するホースに配設した開閉手段を開の状態にすると、密栓工程を終了した減圧手段の一つの減圧室は真空度が減少し、減圧工程直前の他の減圧室は真空度が増大し、前記両室の真空度が平衡した段階で前記両室を連通するホースに配設した前記開閉手段を閉の状態とし、前記密栓工程を終了した減圧手段の一つの減圧室を、減圧エネルギーを消費することなしに中間の真空度に達した段階から所期の真空度まで減圧すればよいので、減圧エネルギーを低減することが出来る。
図1は新鮮水道水を充填して密封している、注射シミュレータ用模擬剤密封アンプル製造の流れを示した概略説明図であり、(a)は充填図、(b)は密封図である。(実施例1) 図2は飲料水に殺菌剤を注入密封している、注射シミュレータ用模擬剤密封アンプルを示した概略説明図である。(実施例2) 図3は飲料水をアンプルに注入して溶閉後、紫外線を短時間照射している、注射シミュレータ用模擬剤を示した概略説明縦断面図である。(実施例3) 図4は図3のA−A視平面図である。(実施例3) 図5は飲料水をアンプルに注入して溶閉後、紫外線を短時間照射している、注射シミュレータ用模擬剤密封アンプルを示した概略説明縦断面図である。(実施例4) 図6は図5のB−B視平面図である。(実施例4) 図7は本実施例の概略作業説明工程図である。(実施例5) 図8は減圧デシケータを手動操作起動の減圧ポンプで減圧する減圧打栓装置の概略説明配置図である。(実施例5) 図9は減圧デシケータ内に、バイアル瓶にゴム栓を打栓する打栓装置を組み込んだ概略説明であって、( a )は(b)のC−C視平断面図であり、( b )は(a)のD−D視縦断面図である。(実施例5) 図10の( a )は図9の( a )における電動減速装置とカム付近の拡大正面図であり、( b )は( a )のE−E 視立面図 ( c )は( a )のF−F 視縦断面図である。 (実施例5) 図11は打栓装置24に、ゴム栓静置バイアル瓶を装填し、減圧後に打栓処理密栓する作業処理工程の概略作業説明工程図である。(実施例5) 図12は減圧デシケータ台を減圧ポンプと三方コックで並列接続した概略説明縦断面図である。(実施例6)
医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を安価な素材で衛生に配慮する目的を達成する。
図1の実施例は、本発明における実施例1の製造工程を示した概略説明図であって、図1中の図(a)は、図示してない上水道水栓から新鮮上水道水1を洗浄除菌済みの褐色ボトル2の口元から前記新鮮上水道水1が溢れ出るまで注入し(本操作図示無し)、続いて素早くボトルトップディスペンサー3を装着し、除菌済みのアンプル瓶4に分注する。
図(b)は新鮮上水道水1を分注した前記アンプル瓶4の頭部4aを回転式自動アンプル熔閉器5で熔閉して密封し、図(c)の医療研修・教育・実習用模擬アンプル6が完成する。尚、本実施例では、簡単のために、手動操作での製造装置を例示しているが、医療用注射剤アンプルを製造する既存の自動化装置であっても良い。そして、本実施例では、アンプル瓶としているが、バイアル瓶にクエン酸を分注し、密栓する操作に置き換えることも出来る。
図2の実施例は、新鮮上水道水1を洗浄除菌済みの褐色ボトル2に満たした水中に粉末次亜塩素酸カルシウム7を投入し、前記ボトルトップディスペンサー3を装着して、前記アンプル瓶4に分注する。尚、前記粉末次亜塩素酸カルシウム7の代替としては、次亜塩素酸カルシウム液等とすることも出来る。
図3及び図4の実施例は、アンプル瓶4の除菌を行うために、該アンプル瓶4をトレー8に一層にして配列し、主に内箱9と外箱10とで構成する遮光箱装置11の前記内箱9に紫外線ランプ12を配設していて、さらなる遮光手段として、前記トレー8の出し入れに際して、蝶番13を支点として巻取装置14でスイングして前記紫外線ランプ12を遮蔽と解除を交番に、電動装置15駆動の電動滑車16で前記外箱10の上昇と下降に合わせて、図示してないセンサーと制御装置でカバー17を連動操作する。そして、前記外箱10が上昇すると、前記内箱9に開口している開口部9aが現れるので、ポリテトラフルオロエチレンシート暗幕18の下端部18aより前記トレー8の出し入れを行う。紫外線ランプは、点灯しても直ちに紫外線を発するわけではなく、定常状態に達するのに約5分〜10分を要するので、前記トレー8の出し入れに際して、点灯と消灯を繰り返しては、エネルギーと時間の無駄が生じるので、点灯した状態で前記トレー8の出し入れを継続操作することが望ましい。尚、そして、本実施例では、アンプル瓶としているが、バイアル瓶とすることも出来る。
図5及び図6の実施例は、図3及び図4においては、遮光箱装置11の紫外線ランプ12でアンプル瓶4を除菌しているが、本実施例では前記遮光箱装置11の紫外線ランプ12で医療研修・教育実習用模擬アンプル6を除菌している。尚、そして、本実施例では、医療研修・教育実習用模擬アンプル6としているが、バイアルとすることも出来る。
図7は本実施例の概略作業説明工程図であり、図8は減圧デシケータ19を手動操作により起動して減圧ポンプ20で減圧する減圧打栓装置21の概略説明縦断面図であり、図9は前記減圧デシケータ19内に、バイアル瓶22にゴム栓23を打栓する打栓装置24を組み込んだ概略説明図で、( a )は( b )におけるC−C視平断面図、( b )は( a )におけるD−D視縦断面図である。図10の( a )は図9の( a )における電動減速装置とカム付近の拡大図であり、( b )は( a )のE−E視図 ( c )は( a )のF−F 視図である。図11は、前記打栓装置24に、前記バイアル瓶22にゴム栓23を静置したものを装填し、減圧後に打栓処理密栓する作業処理工程の概略作業説明工程図である。模擬用乾燥粉末製剤のクエン酸粉末25を分注した前記バイアル瓶22の口部22aに密封用のゴム栓23を静置した12組を、前記バイアル瓶22の口部22aを上にし、前記バイアル瓶22の外径より僅かに大きな内径の孔26aを有する円盤状の保持プレート26に挿入すると共に円盤状のテーブル27に載架して配列する。尚、図9aの概略説明平面図では、バイアル瓶22は12個を配設しているが、図9bの概略説明縦断面図では、複雑さを避けるために、2個を記載している。前記保持プレート26とテーブル27は、機械基礎板28と、通しボルト29とディスタンスピース30及びナット31とで構成する支持枠32に保持され、さらに、前記機械基礎板28は前記減圧デシケータ19の底板19aの上面19bに挿入固定体33と防振ゴム34で支持して載架されている。前記機械基礎板28上に配設した電動減速装置35の軸35aに装着したカム36の一周回転に伴って該カム36の外周面36a上を下端部37aが摺動することで、支持ロッド37が案内板38の孔38aに沿って下降し、下限で反復上昇すると共に上限で停止する。前記支持ロッド37の上部37bには、円盤状の打栓錘受板39を固着して装備し、該打栓錘受板39の上面39aに円盤状の打栓錘板40を載架している。前記電動減速装置35の軸35aに装着したカム36に隣接して装着した回転円板41には、円周面41aの一個所に、前記支持ロッド37の上限位置にタイミングを合わせて窪み41bを削孔し、リミットスイッチ42のセンサーローラ42aが前記支持ロッド37の上限位置で前記窪み41bと会合して前記電動減速装置35を停止するように構成する。そこで、前記クエン酸粉末25入りバイアル瓶22の口部22aに密封用のゴム栓23を静置した12組を、前記減圧デシケータ19に装填し、前記打栓錘板40及び前記デシケータ19の蓋19aを載架し、前記デシケータ19の大気に連通するコック43を閉にし、前記減圧ポンプ20付属の起動停止スイッチ20aで前記減圧ポンプ20を起動して前記減圧デシケータ19内の空気を、ホース44を経由して所定の真空度まで吸引排出して減圧し、所定の真空度に達すると、前記起動停止スイッチ20aで前記減圧ポンプ20を停止すると共に一斉密栓用の前記打栓錘板40を前記電動減速装置35の起動停止を制御する制御盤45に付属する起動スイッチ45aで起動すると、前記打栓錘受板39は下降し、該打栓錘受板39に載架した打栓錘板40の重力で前記ゴム栓23を打栓して上昇し、上限で停止する。次に前記コック43を開にして前記減圧デシケータ19を大気に解放後に前記蓋19aと打栓錘板40を除去し、必要に応じて前記バイアル瓶22を装填する次周期工程に移る。本実施例では、前記起動停止スイッチ20aを操作することで、前記減圧ポンプ20を停止しているが、本実施例に限定するものでなく、所定の真空度を感知するセンサーを組み込んで制御を有する制御盤を配設することも出来る。尚、本発明に直接には係わらないアルミキャップ締機を使用してアルミキャップを装着して、前記バイアル瓶22の密栓を終了する。尚、前記制御盤45と減圧デシケータ19間には、電源及び制御配線46を配設している。
図12は本実施例の概略説明組立て図であり、図8における減圧デシケータ19を2台配設し、減圧ポンプ20と前記2台の減圧デシケータ19とに配設するホース44に三方コック47を配設して、前記減圧ポンプ20に対して、前記2台の減圧デシケータ19をそれぞれ並列接続し、コック43を装備したホース44で2台の前記減圧デシケータ19を相互に連通接続している。このように構成することにより、1台の前記減圧デシケータで減圧打栓処理が終了した段階で、他の前記減圧デシケータ19に付属のコック43を閉にすると共に前記ホース44に装備したコック43を開にして真空度を平準化し、前記三方コック47を切り替えると共に減圧打栓を終了した前記減圧デシケータ19の付属コック43は開にし、他の前記デシケータ19の減圧打栓処理を行う。このようにすることで、前記減圧ポンプの動力費を低減出来る。尚、本実施例では、減圧デシケータを2台としているが、3台以上とすることは、何ら制限されない。
医療研修教育用アンプルは、医学科、歯学科、看護学科等の学生用教材として、安価に利用できる。
1 新鮮上水道水
2 褐色ボトル
3 ボトルトップディスペンサー
4 アンプル瓶
4a 頭部
5 回転式自動アンプル熔閉器
6 医療研修・教育・実習用模擬アンプル
7 粉末次亜塩素酸カルシウム
8 トレー
9 内箱
10 外箱
11 遮光箱装置
12 紫外線ランプ
13 蝶番
14 巻取装置
15 電動装置
16 電動滑車
17 カバー
9a カバー
18 ポリテトラフルオロエチレンシート暗幕
18a 下端部
19 減圧デシケータ
20 減圧ポンプ
21 減圧打栓装置
22 バイアル瓶
23 ゴム栓
24 打栓装置
25 クエン酸粉末
22a 口部
26a 孔
26 保持プレート
27 テーブル
28 機械基礎板
29 通しボルト
30 ディスタンスピース
31 ナット
32 支持枠
19a 底板
19b 上面
33 挿入固定体
34 防振ゴム
35 電動減速装置
35a 軸
36 カム
36a 外周面
37a 下端部
37 支持ロッド
38 案内板
38a 孔
37b 上部
39 打栓錘受板
39a 上面
40 打栓錘板
41 回転円板
41a 円周面
41b 窪み
42 リミットスイッチ
42a センサーローラ
19a 蓋
43 コック
20a 起動停止スイッチ
44 ホース
45 制御盤
45a 起動スイッチ
46 電源及び制御配線
47 三方コック



本発明は、アンプル開封トレーニング、注射シミュレータによる注射トレーニングに使用するアンプル及びバイアルの医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤及び製造方法に関する。
医療用内容物を収容するアンプル及びバイアルの医療用注射剤密封容器は、材質、構造等でさまざまな工夫をしたものが開示されていて、アンプルにおいては、口部、破断部及び頭部を覆うオーバーキャップを備えて、取り扱い性が良好で、流通過程で破断部が不用意に破断することを抑制したアンプルが開示されている(例えば、特許文献1参照)。バイアルにおいては、開閉栓時の安全性に優れると共に薬剤の汚染の懸念がないバイアルを開示している(例えば、特許文献2参照)。又、発光液化する調製剤を使用した注射剤の調製実習用教材を開示している(例えば、特許文献3参照)。しかし、安価な医療研修・教育・実習用の容器密封模擬注射剤の開示及び市販がされていないため、医薬用の容器密封注射剤を、医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤に代替して使用していた。又、薬事法等により、実薬剤が入手出来ない学校が多数存在するが、該学校では、注射の教育・実習を実施出来ない問題が存在する。
しかし、あくまでも医療研修・教育・実習用であるから、患者に注射するための実薬剤入りアンプル及びバイアルを使用する必要と必然性は存在しないと共に学校でも注射の教育・実習することが待たれる。
特開2010−29598号公報 特開2010−110378号公報 特願2011−538308号公報
解決しようとする問題点は、安価で、衛生的な模擬注射剤を密閉容器に収容して密閉し、製造工数を低減した、省エネルギーであると共に既存の製品と技術を利用した簡単な製造装置で必要最小限度の衛生性を有する医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤とすることを目的とする
本発明は、滅菌操作を受けた新鮮な上水道水を、該新鮮さを損なうことの無いタイミングで、アンプル瓶に分注前に、ボトルトップディスペンサー装備褐色ボトル瓶に短時間貯留し、続いてアンプル瓶に分注すると共に密封し、予め計画された練習又は訓練日程に合致して納入し、消費する工程を有する医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を第一の発明手段とする。
又、滅菌操作を受けた新鮮な上水道水と共に次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸ナトリウム又は次亜塩素酸水の中から選択した一つの殺菌剤を添加した該上水道水の新鮮さを損なうことの無いタイミングで、アンプル瓶への分注前に、ボトルトップディスペンサー装備褐色ボトル瓶に短時間貯留し、続いてアンプル瓶に分注すると共に密封し、予め計画された教育スケジュールに合致して納入し、消費する医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を製造することを第二の発明手段とする。
又、バイアル瓶に模擬用粉末製剤として、クエン酸粉末を分注してクエン酸粉末バイアル入り瓶とし、該クエン酸粉末入りバイアル瓶を転倒防止載架手段に配列し、前記クエン酸粉末入りバイアル瓶の口元上部に密栓用ゴム蓋を静置し、減圧手段で所定の真空度に減圧後に手動指示制御又は自動指示制御手段で作動する重力式又は加圧式一括密栓手段を配設した減圧手段内に配置して一括密栓手段で、簡便にして経済的な医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を製造することを第三の発明手段とする。
そして又、減圧手段で減圧した模擬用粉末製剤分注バイアル瓶を密栓する一括密栓手段で密栓工程を終了した減圧手段の一つの減圧室と、他の減圧手段で減圧する減圧工程直前の他の減圧室とを連結して予備減圧する開閉手段を配設した連通接続管と、前記開閉手段を開閉制御手段と、前記他の減圧手段を本格減圧する減圧制御手段とで構成して、減圧エネルギーを低減する手段で、効率的で省エネルギーな医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を製造することを第四の発明手段とする。
本発明の医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤は、僅かな量の新鮮な上水道水を分注しているため、模擬薬剤は安価であるだけでなく、水道水法で規制する残留塩素濃度を0.1mg/l以上(結合残留塩素濃度を0.4mg/l以上)の余裕ある該残留塩素を保持した状態で、冷暗所に保存すれば、残留塩素の消耗と揮散を抑制出来るので、8日間程度の短期間であれば殺菌効果を保持出来ると共に安価に製造出来る利点がある。
又、上水道水に残留塩素濃度を0.1mg/l又は結合残留濃度を0.4mg/l以上より僅かに余裕ある濃度に保持するために、次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸ナトリウム又は次亜塩素酸水の中から選択した一つの滅菌剤を添加補強した上水道水をアンプル瓶に分注して密閉することで長期間に亘り殺菌効果を保持出来ると共に安価に製造できる利点がある。
又、バイアル瓶に模擬用粉末製剤として、クエン酸粉末を計量分注してクエン酸粉末バイアル入り瓶とし、該クエン酸粉末入りバイアル瓶を転倒防止載架手段に配列し、前記クエン酸粉末入りバイアル瓶の口元上部に密栓用ゴム蓋を静置し、減圧手段で所定の真空度に減圧後に手動指示制御又は自動指示制御手段で作動する重力式又は加圧式一括密栓手段を配設した減圧手段内に配置して一括密栓手段とすることで、既存の製品を改造した簡単な装置で短時間に経済的に減圧密栓することが出来る。
そして又、減圧手段で減圧した模擬用粉末製剤分注バイアル瓶を密栓する一括密栓手段で密栓工程を終了した減圧手段の一つの減圧室と、他の減圧手段で減圧する減圧工程直前の他の減圧室とを連通接続するホースに配設した開閉手段を開の状態にすると、密栓工程を終了した減圧手段の一つの減圧室は真空度が減少し、減圧工程直前の他の減圧室は真空度が増大し、前記両室の真空度が平衡した段階で前記両室を連通するホースに配設した前記開閉手段を閉の状態とし、前記密栓工程を終了した減圧手段の一つの減圧室を、減圧エネルギーを消費することなしに中間の真空度に達した段階から所期の真空度まで減圧すればよいので、減圧エネルギーを低減することが出来る。
図1は新鮮水道水を分注して密封している、注射シミュレータ用模擬剤密封アンプル製造の流れを示した概略説明図であり、(a)は充填図、(b)は密封図である。(実施例1) 図2は飲料水に殺菌剤を注入密封している、注射シミュレータ用模擬剤密封アンプルを示した概略説明図である。(実施例2) 図3は本実施例の概略作業説明工程図である。(実施例3) 図4は減圧デシケータを手動操作起動の減圧ポンプで減圧する減圧打栓装置の概略説明配置図である。(実施例3) 図5は減圧デシケータ内に、バイアル瓶にゴム栓を打栓する打栓装置を組み込んだ概略説明図であって、( a )は(b)のC−C視平断面図であり、( b )は(a)のD−D視縦断面図である。(実施例3) 図6の( a )は図5の( a )における電動減速装置とカム付近の拡大正面図であり、( b )は( a )のE−E 視立面図 ( c )は( a )のF−F 視縦断面図である。 (実施例3) 図7は打栓装置24に、ゴム栓静置バイアル瓶を装填し、減圧後に打栓処理密栓する作業処理工程の概略作業説明工程図である。(実施例3) 図8は減圧デシケータ台を減圧ポンプと三方コックで並列接続した概略説明縦断面図である。(実施例4)
医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤を安価な素材で衛生に配慮する目的を達成する。
図1の実施例は、本発明における実施例1の製造工程を示した概略説明図であって、図1中の図(a)は、図示してない上水道水栓から新鮮上水道水1を洗浄除菌済みの褐色ボトル2の口元から前記新鮮上水道水1が溢れ出るまで注入し(本操作図示無し)、続いて素早くボトルトップディスペンサー3を装着し、除菌済みのアンプル瓶4に分注する。
図(b)は新鮮上水道水1を分注した前記アンプル瓶4の頭部4aを回転式自動アンプル熔閉器5で熔閉して密封し、図(c)の医療研修・教育・実習用模擬アンプル6が完成する。尚、本実施例では、簡単のために、手動操作での製造装置を例示しているが、医療用注射剤アンプルを製造する既存の自動化装置であっても良い。そして、本実施例では、アンプル瓶4としているが、バイアル瓶にクエン酸を分注し、密栓する操作に置き換えることも出来る。
図2の実施例は、新鮮上水道水1を洗浄除菌済みの褐色ボトル2に満たした水中に粉末次亜塩素酸カルシウム7を投入し、前記ボトルトップディスペンサー3を装着して、前記アンプル瓶4に分注する。尚、前記粉末次亜塩素酸カルシウム7の代替としては、次亜塩素酸ナトリウムとすることも出来る。
図3は本実施例の概略作業説明工程図であり、図4は減圧デシケータ8を手動操作により起動して減圧ポンプ9で減圧する減圧打栓装置10の概略説明縦断面図であり、図4は前記減圧デシケータ8内に、バイアル瓶11にゴム栓12を打栓する打栓装置13を組み込んだ概略説明図で、( a )は( b )におけるC−C視平断面図、( b )は( a )におけるD−D視縦断面図である。図5の( a )は図3の( a )における電動減速装置とカム付近の拡大図であり、( b )は( a )のE−E視図 ( c )は( a )のF−F 視図である。図6は、前記打栓装置24に、前記バイアル瓶22にゴム栓23を静置したものを装填し、減圧後に打栓処理密栓する作業処理工程の概略作業説明工程図である。模擬用乾燥粉末製剤のクエン酸粉末25を分注した前記バイアル瓶11の口部11aに密封用のゴム栓12を静置した12組を、前記バイアル瓶11の口部11aを上にし、前記バイアル瓶11の外径より僅かに大きな内径の孔15aを有する円盤状の保持プレート15に挿入すると共に円盤状のテーブル16に載架して配列する。尚、図4aの概略説明平面図では、バイアル瓶11は12個を配設しているが、図4bの概略説明縦断面図では、複雑さを避けるために、2個を記載している。前記保持プレート15とテーブル16は、機械基礎板17と、通しボルト18とディスタンスピース19及びナット20とで構成する支持枠21に保持され、さらに、前記機械基礎板17は前記減圧デシケータ8の底板8aの上面8bに挿入固定体22と防振ゴム23で支持して載架されている。前記機械基礎板17上に配設した電動減速装置24の軸24aに装着したカム25の一周回転に伴って該カム25の外周面25a上を下端部26aが摺動することで、支持ロッド26が案内板27の孔27aに沿って下降し、下限で反復上昇すると共に上限で停止する。前記支持ロッド26の上部26bには、円盤状の打栓錘受板28を固着して装備し、該打栓錘受板28の上面28aに円盤状の打栓錘板29を載架している。前記電動減速装置24の軸24aに装着したカム25に隣接して装着した回転円板30には、円周面30aの一個所に、前記支持ロッド26の上限位置にタイミングを合わせて窪み30bを削孔し、リミットスイッチ31のセンサーローラ31aが前記支持ロッド26の上限位置で前記窪み30bと会合して前記電動減速装置24を停止するように構成する。そこで、前記クエン酸粉末14入りバイアル瓶11の口部11aに密封用のゴム栓12を静置した12組を、前記減圧デシケータ8に装填し、前記打栓錘板29及び前記減圧デシケータ8の蓋8aを載架し、前記減圧デシケータ8の大気に連通するコック32を閉にし、前記減圧ポンプ9付属の起動停止スイッチ9aで前記減圧ポンプ9を起動して前記減圧デシケータ8内の空気を、ホース33を経由して所定の真空度まで吸引排出して減圧し、所定の真空度に達すると、前記起動停止スイッチ9aで前記減圧ポンプ9を停止すると共に一斉密栓用の前記打栓錘板29を前記電動減速装置24の起動停止を制御する制御盤34に付属する起動スイッチ34aで起動すると、前記打栓錘受板28は下降し、該打栓錘受板28に載架した打栓錘板29の重力で前記ゴム栓12を打栓して上昇し、上限で停止する。次に前記コック32を開にして前記減圧デシケータ8を大気に解放後に前記蓋8aと打栓錘板29を除去し、必要に応じて前記バイアル瓶11を装填する次周期工程に移る。本実施例では、前記起動停止スイッチ9aを操作することで、前記減圧ポンプ9を停止しているが、本実施例に限定するものでなく、所定の真空度を感知するセンサーを組み込んで制御を有する制御盤を配設することも出来る。尚、本発明に直接には係わらないアルミキャップ締機を使用してアルミキャップを装着して、前記バイアル瓶11の密栓を終了する。尚、前記制御盤34と減圧デシケータ8間には、電源及び制御配線35を配設している。
図12は本実施例の概略説明組立て図であり、図8における減圧デシケータ8を2台配設し、減圧ポンプ9と前記2台の減圧デシケータ8とに配設するホース33に三方コック36を配設して、前記減圧ポンプ9に対して、前記2台の減圧デシケータ8をそれぞれ並列接続し、コック32を装備したホース33で2台の前記減圧デシケータ8を相互に連通接続している。このように構成することにより、1台の前記減圧デシケータで減圧打栓処理が終了した段階で、他の前記減圧デシケータ8に付属のコック32を閉にすると共に前記ホース33に装備したコック32を開にして真空度を平準化し、前記三方コック36を切り替えると共に減圧打栓を終了した前記減圧デシケータ8に付属したコック32は開にし、他の前記減圧デシケータ8の減圧打栓処理を行う。このようにすることで、前記減圧ポンプの動力費を低減出来る。尚、本実施例では、前記減圧デシケータ8を2台としているが、3台以上とすることは、何ら制限されない。
医療研修教育用アンプルは、医学科、歯学科、看護学科等の学生用教材として、安価に利用できる。
1 新鮮上水道水
2 褐色ボトル
3 ボトルトップディスペンサー
4 アンプル瓶
4a 頭部
5 回転式自動アンプル熔閉器
6 医療研修・教育・実習用模擬アンプル
7 粉末次亜塩素酸カルシウム
8 減圧デシケータ
9 減圧ポンプ
10 減圧打栓装置
11 バイアル瓶
12 ゴム栓
13 打栓装置
14 クエン酸粉末
11a 口部
15a 孔
15 保持プレート
16 テーブル
17 機械基礎板
18 通しボルト
19 ディスタンスピース
20 ナット
21 支持枠
8a 底板
8b 上面
22 挿入固定体
23 防振ゴム
24 電動減速装置
24a 軸
25 カム
25a 外周面
26a 下端部
26 支持ロッド
27 案内板
27a 孔
26b 上部
28 打栓錘受板
28a 上面
29 打栓錘板
30 回転円板
30a 円周面
30b 窪み
31 リミットスイッチ
31a センサーローラ
8a 蓋
32 コック
9a 起動停止スイッチ
33 ホース
34 制御盤
34a 起動スイッチ
35 電源及び制御配線
36 三方コック

Claims (8)

  1. 滅菌操作を受けた新鮮な上水道水と、該新鮮な上水道水を、新鮮さを損なうことの無いタイミングで貯留したボトルトップディスペンサー装備褐色ボトル瓶と、該ボトルトップディスペンサー装備褐色ボトル瓶に貯留した前記新鮮な上水道水を充填したアンプル瓶と、予め計画された練習又は訓練日程に合致して製造及び納入し、消費することを特徴とする医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤。
  2. 新鮮な上水道水と共に次亜塩素酸カルシウム等の殺菌剤を添加したボトルトップディスペンサー装備褐色ボトル瓶とすることを特徴とする請求項1記載の医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤。
  3. 新鮮な上水道水を密封容器に分注する前処理として、紫外線照射手段で紫外線を照射した密封容器することを特徴とする請求項1、又は2記載の医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤。
  4. 新鮮な上水道水を分注した密封容器と、該新鮮な上水道水を分注した密封容器を紫外線照射手段で紫外線を照射することを特徴とする請求項1、2又は3記載の医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤。
  5. 滅菌操作を受けた新鮮な上水道水を、該新鮮さを損なうことの無いタイミングで、密封容器に分注前に、ボトルトップディスペンサー装備褐色ボトル瓶に貯留し、続いてアンプル瓶に充填すると共に密封し、必要に応じて紫外線照射手段で殺菌し、予め計画された練習又は訓練日程に合致して納入し、消費することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤の製造方法。
  6. バイアル瓶と、該バイアル瓶に注射シミュレータ用模擬剤として分注したクエン酸粉末と、該クエン酸粉末を分注した前記バイアル瓶に密封ゴム栓を静置する準備工程と、該準備工程を経た複数個の前記バイアル瓶を、転倒防止手段及び載架手段を配設し、一括打栓手段を配設した減圧手段で密封することを特徴とする注射シミュレータ用模擬剤。
  7. 注射シミュレータ用模擬剤を分注したバイアル瓶を密栓する一括密栓手段で密栓工程を終了した減圧手段の一つの減圧室と、他の減圧手段で減圧する減圧工程直前の他の減圧室とを連通接続して予備減圧する開閉手段を配設した連通接続管と、前記開閉手段を開閉制御手段と、前記他の減圧手段を本格減圧する減圧制御手段と、前記減圧手段で減圧した前記注射シミュレータ用模擬剤分注バイアル瓶を密栓する一括密栓手段とで構成することを特徴とする請求項6記載の医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤。
  8. バイアル瓶に模擬用粉末製剤としてクエン酸を計量分注すると共に密封用ゴム栓を静置した複数の前記バイアル瓶を、保持手段及び載架手段と、減圧手段と、打栓手段と、減圧手段を配設した容器に装填して減圧打栓密封することを特徴とする請求項6又は7記載の医療研修・教育・実習用の注射シミュレータ用模擬剤の製造方法。

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